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2016年10月

2016年10月31日 (月)

お待ちどうさまでした!ついにCODE発売!

おかげさまで『Marshall Blog 1000回達成週間』を無事終了させて頂きました。
膨大な数のアクセス並びに激励のお言葉を頂戴し誠にありがとうございました。
ミュージシャンの方々も一般読者の方々も、記事の細かいところまでご覧頂いていることを知り、「コリャ、ヘタなこと書けんな~」と改めて気が引き締まる思いです。
本日から通常通りのMarshall Blogに戻ります。
これからもご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
  
さて、通常復帰後の第一弾記事はめでたい新商品発売のお知らせ。
…といってもNAMMショウで発表してから10か月も経っちゃった。
そう、CODEシリーズのこと。
お楽しみにされていたお客様にはお待たせしてご迷惑をおかけしました。

C10「Code」とは英語で「暗号」のこと。
Marshallの工場があるイギリスのブレッチリーは、第二次世界大戦中に当時解読不可能と言われたドイツ軍の暗号「エニグマ」の攻略チームが置かれたところ。
アラン・チューリングという天才数学者が発明した「Bomb」という機械を用いて「エニグマ」の解読に成功し、連合軍を勝利に導いた。
「Bomb」はその後、現在のコンピュータへと発展し、アップル社はアラン・チューリングの逸話から会社のロゴ・マークをあの一口かじったリンゴにした。
こういうことはまさにどうでもいいことなんだけど、知らないより知っていた方が人生がはるかに豊かになる。
Marshal Blogはそんな「脱線」を目指しています。
 
そのあたりのCODEの詳しい情報はコチラ⇒BREAK THE CODE!~その暗号を解け!<前編>

C80

さて、私は職権濫用で昨年の5月に工場に行った時、ひと足先に25Wコンボのプロトタイプを試させてもらった。コレがものすごくヨカッタ!

C90

そして、今年の3月。
日本においては、CODEはMarshall GALAで初めてその姿を現した。
その時デモンストレーションをしてくださったのはルークさん。
結果、日本ではルークさんが公衆の面前で初めてCODEを弾いたギタリストということになった。

C20vそして、いよいよ先週発売となったのが~;
CODE25
CODE50
の二種類のコンボ。

C10_2

C35こんな感じのハコに入っているの。

C50

C36コントロール・パネルはモデルによって異なるよ。

9_img_0628 ノブの数が多い分、CODE50の方が操作がラクかな?

C60でも、そんなのカンケーねぇ!
…というのは例のCODEをコントロールするソフト、Marshall GATEWAY。
GATEWAYをスマホにダウンロードして操作すれば、モデルの別を問わずカ~ンタン!
自分だけのオリジナルMarshallサウンドがアッという間に作れちゃう!
「gateway」というのは「出入り口」っていう意味ね。

C70別売りのフットスイッチはこんな感じ。
エ?説明しろって?
ゴメンちゃい、まだイジったことないの。

C75さて、これまでお試し頂いた方々のご感想はというと…
ルークさんも…

C100SAKiちゃんも…

C110

C120vSeijiさんも…

C130Yukiちゃんも

C140

C150vMASHAくんも…

C160v守くんも…

C170vそして御大も…

C180v皆さんから大好評を頂いております!
  
さて、最後にトーン・マッド・サイエンティスト…もとい、稀代のトーン・マスターにしてMarshallソーサラー、Strange, Beautiful and Loudの三宅庸介さんが早速ジックリとCODEを試してくださったので、そのご感想をお聞きすることにしよう。

  

Marshall CODEを弾いてみて
  

MarshallからリリースされたCODE。
マーシャル初のフル・デジタル・モデリングアンプということで、いつもとは違う興味も含め触れています。
Marshallのサウンド・イメージというのは唯一で独特の存在です。
過去に他社から沢山のモデリングアンプが発売されてますが、必ず1959やJCM800、果ては80年代に流行した改造マーシャル、さらにそれを模造した他社ブランド… そういった「マーシャルのつもり」の粗悪なプリセットが 「ブラウン・サウンド」等の似ても似つかぬネーミングで含まれていることを目の当たりにしてきました。
それらは「マーシャルごっこ」としては楽しいでしょうが、当然のことながら決して「本物」であり得ることはできません。

5_img_0037

さて、CODEでは歴代マーシャルのスタンダード・モデル+αが再現されていますが、現在ではそうしたモノの「良い状態の個体」を入手することやプレイすることが困難なケースがありますよね?…特に古いモデルは良い状態の個体が極少ですから。
そういったモデルのサウンドをMarshall社の認識としてどう定義し、提示してるのか?という点に大きな興味がありましたが、実際に試してみると「なるほどね!」と唸るものばかり。

5_img_0050どのモデルもピッキングのダイナミクスと手元のボリュームへの追従性は十分で、真空管の特徴がよく再現されてますが、いくつか僕が試して印象的だったのは、JTM45や1959Plexiの見事なクリーン〜クランチサウンドと、フル・クランチの時の粘りと低域の飽和感の素晴らしさでした。
また、JCM800の素晴らしく音楽的な美しいロックサウンド、これは誰に対してもオススメしたい。
それから、Marshall Blogでよくレポートして頂いている通り、僕はJVM210Hを日常的に使用しています。最も新しいモデルという理由からか、JVM系は相当なレベルで本物に近いサウンドが再現されてるように思います。

5_s41a0004

その他、実機では不可能なプリアンプ・セクションとパワーアンプ・セクションの組み合わせや、様々なサイズ・タイプのキャビネットの選択など、楽しみのオプションも豊富です。
エフェクト・ペダル・モデリングも非常にクオリティが高く、音楽的な効果を最大限に加えることができるものばかりでした。
すなわち、遊び優先のものや音楽的でない不必要なサウンドが一切ないのです。
これは、あくまで「No.1 アンプ・ブランド Marshall」の姿勢を崩さない、素晴らしい事です。

5_img_0046

少しホメすぎましたかね?
ひとつ申し上げておきたいのは、こうしたデジタル・ディヴァイスが決して真空管アンプにとって代わるものではないということです。
真空管のアンプは確かに前時代的なものですが、いくつもの前例が示しているようにどんな近代的な技術を持ってしても簡単に駆逐できるほど軟弱なものではありません。
何しろロックの歴史の一部を作った「楽器」のひとつなのですから!
すなわち、CODEのようなデジタル・ディヴァイスとは住み分けが明確になっているということを認識しておくべきだと僕は思います。
その状況をまず飲み込んでおいてください。
そして、Marshall自らが納得できるテクノロジーで自社の歴史的サウンドの数々を再現し、いつでもギタリストの側にそれらを置いてくれる魔法の小箱があるとしたら?
そんなうれしいことはないと思いませんか?
この価格でそれを実現したCODEはギタリストにとって「魅力的」以外の何物でもない…と思っています。

9_ymcd 僕の試してみていくつか気がついたことを…あくまで僕の意見ですよ!
●プリセットはどれも音のイメージが強調されたものになっていますね。
●それゆえ… まずノイズゲートを一度OFFにして、ギターのボリュームを下げた時にゲートがかかるギリギリの感度に設定し直すとアンプとして自然にプレイできると思います。
(筆者はノイズゲートのかかりがあまりにもよく無音だったので、スイッチが入っていることを忘れて一晩つけっぱなしにしたことがあるので皆さんは要注意ね!)
●どのアンプ・タイプでもプレゼンス/レゾナンスはどちらも3〜4で、ミドルは7〜10まで上げた方がマーシャルらしい。
●キャビネットで4×12"タイプを選択する時は、ひとまず「1960」とするのがよいでしょう。
●一般的にクローズド・バックのコンボ・アンプはモニタリングする位置で音が変わって聞こえる特徴があります。
一度アンプを正面、また、顔に向けて真正面に置いた時の音を聴いてみてからアンプのセッティングをするのが大切でしょう。
  
CODEにはまだまだたくさんの発見と楽しみがありそうです。
でもひとまず、こんなところかな?
早速お買い上げ頂いたマーシャリスト、またご購入を検討中のギタリストのご参考になればうれしいです。


三宅庸介 
  

…と、人百倍トーンにうるさいギタリストからありがたいご評価を頂戴してしまったが、本当なのかしらん?…と思うでしょ?
イヤ、ホントなんスけど、疑問に思う人もいらっしゃるかもしれない。
そんな諸兄に三宅さんが実際にCODEを弾いて証明してくれる機会があるのです。
それはもうすぐ開催される「楽器フェア」でのこと。
  
ゼヒお出かけ頂いてCODEの素晴らしさを体感してくだされ!
  
★三宅さんのCODEデモンストレーションは;
11月6日(日) ①11:15  ②15:00
  

そして、前日にはKelly SIMONZさんがCODEのデモンストレーションを担当する!
こちらも見逃せない!
11月5日(土) ①14:15  ②15:45
 
いずれもヤマハ・エレキギター・ブースにて。
  

楽器フェア2016の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

C190

CODEに関する詳しい情報はコチラ⇒BREAK THE CODE!~その暗号を解け!<後編>

※100Wのヘッド並びにコンボにつきまして発売が遅れておりますことお詫び申し上げます。
皆様のご期待に沿えるようなCODEを発表致しますので、もうしばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

2016年10月28日 (金)

1000のMarshall Blog! <Day5:最終回>

『1000のMarshall Blog!』もいいよ最終回!
おかげさまで毎日膨大なアクセス数を頂戴しております。
しめしめ、これからも毎日誰かからメッセージもらっちゃおうかな?
  
ここまで4回にわたり前書きで、Marshall Blogの「写真」や「文章」について書いてきた。
最終回の今日は、特にテーマを定めずにMarshall Blogを制作していて感じることや思ったこと、思い出したことを書き記しておくことにする。
  
<Marshall Blogアレコレ>
●物故者について
我々は洋の東西を問わず、この4年間で一体どれだけ貴重な、そして偉大な才能を失ったことだろう?
Marshallに関係している方のご不幸には都度「訃報」を掲載しているが、その回数は決して少ないものではなかった。
ジャズ界も含め、Marshallに関係していない方の物故も数え合わせると恐ろしくなってくる。
言い方は悪いが、本当に観れるうちに観ておいた方がいい。
偉大な音楽家あるいは演奏家の芸というものは、人生を賭して膨大な時間と多くは経済的犠牲を費やして成り立っているもので、才能に代えはきかない。
東京に住んでいる人が、「いつでも行かれるから東京タワーに上ったことがないの~」なんて言っているのとはワケが違う。
訃報を掲載するのはいつもツライ。
  
●お祝いごとについて
一方、結婚、出産等、おめでたい話題も少なくない。
かつて、ポール・ギルバートの息子さんも登場したことがある通り、外人はこういうのゼンゼン平気なんだけど、日本のミュージシャンは国民性からか、イメージの問題からか、比較的隠したがる傾向が強いね。
Marshall Blogはおめでたいことが大好きなのでド~ンとやっちゃいたいといつも思っているのです。
誰かやらない?マーブロ婚。よろこんで取材しますよ!
  
●出張取材について
コレはくやしい。
4年、1000回のうち取材目的で東京もしくは東京近郊から離れて取材をしたのは、西から山口、名古屋、三重、栃木、山形だけ。
こうして振り返ってみると、思っていたよりゼンゼン少なかった!
今は出張しなくても高速道路が整備されたおかげで、昔より容易に地方のバンドが東京に出て来れるようになったけど、やっぱり現地には現地の空気ってものがあるじゃない?
フェスティバルは大の苦手なので、そのために遠くへ出向く気はまったく起らないけど、地方のライブハウスの取材なんてやりたいよな~。Marshallがおいてあるハコ。
三重や栃木の時みたいにバッチリ観光ガイドもつけてさ…。
また、大阪なんかでは面白そうなイベントが目白押しだもんね。
チャンスがあれば出張取材は積極的に取り組みたい部分なのです。
  
●Marshall Blogは宣伝
なかなかキツいマーブロ・ドッキリでこういうのがある。
「どうしてMarshall BlogはMarshallを使っているバンドしか取り上げてくれないんですか?」
「すいません!ボクらのバンドもMarshall Blogで紹介して頂けませんか?Marshall使っていませんけど…」
コレに似たヤツで、「ヘッドはMarshallじゃないけど、ハコにある1960をいつも使っています!それじゃダメですか?」とか「対バンがMarshall使ってます」とか…。
もうイッチョ…
「Marshall Blogに出して頂くには何か試験とかオーディションがあるんですか?」
答えはそれぞれ記すまでもないでしょ?
アノね~、Marshall BlogってMarshall関連を宣伝するためのひとつのツールなんですよ。
何でMarshallを使っていないのにMarshall Blogで紹介しなきゃなんないの~?
でもね、これらのお誘いやリクエストはそれだけMarshall Blogの地位が確立されてきたということを如実に表しているワケで、実は私はうれしいんですよ。おもしろいし。
そうだ!いい機会なのでココは商売っ気出させてもらいます。
どうせ取材させてもうらうなら、ヘッドもキャビもMarshallでお願いします!
    
●アクセス数とSNSの関係のミステリー
コレがわからない!
いくら調べても謎が解けない!
コチラではどの記事にどこからアクセスされたか…ということがわかるようになっているんだけど、その傾向が正確に読みほどけないの。
つまり、記事へのアクセス数と記事の下についているfacebookの「いいね!」の数、さらにfacebookの私のアカウントへの「いいね!」の数、それからTwitterのリツイートや「いいね!」の数がどう関連しているのかがサッパリわからない。
規則性が見出せないのだ。
たとえば、アクセス数は何千件にも上るのに、記事の中の「いいね!」の数が数十個というパターンのバンド。
反対に記事の中の「いいね!」の数は多いのに、肝心のアクセス件数が伸び悩むグループ。
最近ようやくわかってきたのは、アクセス件数が伸びるのは、Twitterでの拡散が盛んな時ということと、記事の話題が若いバンドの時はTwitterからのアクセスが多いということ。
それと、記事によるのかもしれないが、携帯よりPCでの閲覧の方が圧倒的に多いといこと。
私はTwitterの取り扱い方というか、精神性が今一つ理解できなくて操作に戸惑うことが多いのだけれど、明らかにfacebookよりTwitterの方が機動力と影響力が強いようですな。
まぁね、上に書いたように確かにMarshall BlogはMarshallの宣伝ツールであって、どなたがお読みになるにしろアクセス件数が多い方がありがたい。
だけど、幅広く音楽の楽しみを知ってもらう…なんていう大義名分も抱えているので、それほどアクセス数には拘泥しないようにしているつもり。
でも、マァ、アクセスが多いに越したことはないわね~。(どっちなんじゃい?!)
テレビで取材でもしてくれないかな?やっぱ宣伝だから。
  
●URLの変更について(お詫び)
以前から謝ろうと思っていたんだけど、途中でURLを変更してしまったため、旧URL時代に頂戴した過去の記事へのfacebookの「いいね!」がすべて消えてご破算になってしまいました。もうだいぶ前の話よ。
昔の記事の「いいね!」が極端に少ないのはそのせいなのです。
この場をお借りして、当時「いいね!」を押して頂いた方々にお詫び申し上げます。
  
●Marshallファミリーについて
長いことやっていると、どうしてもMarshallから離れて行く方も出てくる。
とても残念だし、寂しいことなのだが、追いかけるようなことは一切していない。
楽器は音楽を作るための道具だからして、そのミュージシャンがその道具を必要としない、あるいは違う道具が必要と感じてMarshallを離れることを止めるワケにはいかない。
でも、Marshallはガンコにずっと同じ場所にい続けるでしょう。
そこに集まってくれるミューシャンはMarshallファミリーの大切なメンバーであるからして、できる限りのサポートをして差し上げたいと思っている。
これはちょっとJim Marshallイズムかな?
来たれMarshallファミリーへ!
  
…ということで最終回、
今日もそのステキなMarshallファミリーのメンバーから頂戴したメッセージをご紹介します。
  

  

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ルーク篁 (CANTA)
30v

Marshall Blog 1000回達成おめでとうございます!!!
これは、Marshallのブランド力もさることながら、牛澤さんの人間力の成せる偉業ですね!
本当に素晴らしい!
2000回までの間に、僕も何回登場できるか楽しみです。
出来れば最多出場目指しつつ、堅実な活動をしていく所存です。
アレ、自分の話になっちゃった。。。失礼しました。
「いつも隣にMarshall Blog」そんな気持ちでお互い頑張りましょう!
今後ともよろしくお願いいたします!!! 
  
ルーク篁の詳しい情報はコチラ⇒CANTA Official Web Site
  
<ルークさんへ> 
どうもありがとうございます!
ありがたいことにルークさんともずいぶん長年にわたってお付き合いさせて頂いております。
Marshall Roadshowのお手合わせをお願いしたり、楽屋にウリに会い行ったり、ルークさんのビンテージMarshallコレクションを見せて頂いたり…そして、最近ではMarshall GALAで大熱演をして頂きました。
ソロでも、CANTAでも、聖飢魔IIでもMarshallお世話になりっぱなしなのです…というと何か出てきそうですが、出ていくのは私。
カメラを持ってルークさんのライブにお邪魔するのは大きな楽しみなのです。
こないだのソロもメッチャ面白かった!
そして、ひとたび関連記事をマーブロに上げた時のルークさんファンからの反応のよさ!
とにかくもう~、やってて張り合いがありますわ~。
これからもドンドン出ちゃって頂きたいものです。
Marshallともども今後とも何卒よろしくお願い申し上げます!
  
★先日のソロ・コンサートのレポートは最近すぎるので、反対にルークさんが今のMarshall Blogに初めてご登場いただいた記事を調べてみたら…ナント!これもMarshall Blogに関する記事だった!
それはコレ。ま~、ルークさん&CANTAファンで読んだことのない人はこの世にいないと思うけど、念のためにリンクしておこう。
【マーシャル・ギタリスト対談】マーシャル・ブログを語る <前編><後編>

変則ワザだけど、コレはソロ記事ではないので併せてライブ・レポートのおススメも挙げておこう。
秋CANTA '14 秋の少食健康習慣TOUR~千秋楽 at 新宿BLAZE
早いナァ~、この時からもう二年か…。
このツアーでは雷電sなんがNATALを使ってくださいましてね…お気に召していただいてててもうれしかった。
しかし、このツアー・タイトルってルークさんが考えてるの?
  

   

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高崎晃 (LOUDNESS)

1_Marshall Blog 1000回!
おめでとうございます。
最近アメリカの某アンプを使う時もありますが、自分のサウンドの肝はいつの時代もやはりMarshallで、Marshallが後ろに並んでるだけで…こう、なんというか、安心感があり、どんなでかい野外ステージでも音飛び最高で自分のサウンドを引き出せる素晴らしいアンプです。
特に本場ヨーロッパ仕様のは本当ヤバい位鳴りあげます。
いつの日か僕のシグネチャーモデルが誕生するのを期待しつつ修行を重ねます。
ROCKに精通してる牛澤さんが書くBlogは読み応えがあって、写真も近年素晴らしくいつも楽しみにしております。
英国Marshallから選ばれたその感性で今後も日本のROCKの活性化になるようなBlogを出来るだけ長く続けてください。
  
高崎晃の詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

  
<高崎さんへ>
どうもありがとうございます!
高崎さんとかLOUDNESSの話題になると、どうしても書きたくなってしまうのは、例のヤツ。
欧米で名前が自然に出るロック・ギタリストはAkira Takasakiだけ…という事実。
『Thunder in the East』から30年以上たった今でも音楽家として、もちろんギタリストとして尊敬されている…という現実。
そういうギタリストは高崎さんとジャズでいえば渡辺香津美さんだけだ。
アニメでもコスプレでもなく、はたまたカワイ子ちゃんが「弱いものイジメはダメ!」と歌うワケでもなく、欧米人の文化を、彼らと同じやり方を用いて、彼らを感動させたからこそその名前と偉業が生き続けているのだと思う。
あのね~、本当に気持ちいいもんですよ。
色白の毛むくじゃらでどデカい連中(アタマは薄い場合が少なくない)が、LOUDNESSの話になると「イェ~イ、アッキラ・タックサキ~!」って大騒ぎするんだから!
やっぱり、LODNESSって海外の空気が漂っているんだよね。
例え二井原さんが日本語で歌っても「日本のロック」という感じがしないのね。
またぞろ香津美さんを引き合いに出してしまって恐縮だけど、やっぱり若いころの香津美さんも先輩ジャズメンから「この子のギターは舶来の香りがする」といわれていたらしい。
やはりそういうモノは生まれ持ってのモノなんでしょうね~。
私なんか「マルドメ」ですよ。「丸っきりドメスティック」ってヤツ。
とにかく、そんな高崎さんとお仕事ができて光栄なのです。
それと、写真。
高崎さんもメッセージで触れてくださっているけど、最近はチラホラとオフィシャルで撮らせて頂いてもいて光栄至極なワケです。
これには長いことお付き合いさせて頂いている、現在のマネージャーさんのお気遣いもあるんだけど、やっぱり現場では緊張するね~。
なぜなら高崎さんも写真がお好きなんですよね。
でも、開演前にひとこと「牛澤さんの写真はエエからな~」なんてたとえお世辞でもやさしいひとことをかけてくださる。
するとその緊張も吹っ飛んで、「やったるで~!」という気持ちになるのです。
そんなヤル気満々でシャッターを切った写真が、最近上梓された『高崎晃/ギター・カラオケ(ドレミ楽譜出版社)』スコア・ブックの表紙に使われたのはうれしかった!

9_img_0057これからも世界のLOUDNESSとして、ヘヴィメタルの歴史にその名を刻み続けて頂きたい!
  
★これ以前にもオフィシャルで撮らせて頂いたことはあったんだけど、結構緊張した思い出がある35th Anniversary Year Special Live "SHOCKING DEVIL'S LAND"をおススメさせて頂きましょう。

   
   

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寺田恵子 (SHOW-YA)

Fullsizerender_2Marshall Blog連載1000回おめでとうございます!
雨にも負けず、風にも負けず、蒸し風呂のような暑さや身動きのとれない脚立の上にもかかわらず、SHOW-YAメンバーの決めポーズ、おいしいショットをいつも押さえてくれてありがとうございます!!
感謝しています!!
これからも目線時々送るのでよろしくね!

 
寺田恵子の詳しい情報はコチラ⇒KEIKO TERADA OFFICIAl SITE


<恵子さんへ>
ありがとうございます!
これまでSHOW-YAさんの写真を何万枚撮らせて頂いたかな~。
いくらシャッターを切っても飽きることはないのです。
それは仕事だからではなくて、恵子さんもSHOW-YAもドンドンカッコよくなっているから。
チョット前に『NAONのYAON』をギネス認定に申請しようというのがあったけど、私としてはSHOW-YAそのものがギネスから認証を受けても何の問題もないと思うのです…『世界でもっとも歴史が長く、カッコいいガールバンド』として!
恵子さんはアコギは演るけど、エレクトリックはお弾きにならない。
よってMarshallをお使いになることはないんだけど、恵子さんも声がMarshallだよね。
JCM800なのだ!だからメッセージをお願いしたのです。
これからもガンガン撮らせて頂いて、マーブロにお出になって頂きます!
目線お待ちしております!ドキドキしちゃう~!
  
P.S. : SHOW-YAナベ、教えてくださってありがとうございました!
  
★SHOW-YAの記事はズバ抜けて多い。毎回オフィシャルで撮らせて頂いているし、ナントならば『NAONのYAON』があるからね。6本立てとかだから、スゴイ数になってしまうありがたイベントなの。
富士スピードウェイのF1レースで恵子さんがMARCYさんと「君が代」を歌い、「Starto to engine!」と絶叫したことがあった。コレは2011年の話。
だから記事はもう残っていない。
…ということで素直にSHOW-YAの30周年記念コンサートのおめでたレポートを挙げておきましょう。
あの感動をふたたび!~30th Anniversary LIVE 『SHOW-YA BIG 30』 <前編>。三本立てだ~!

   
   

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TORNADO-GRENADO

Tg_5マーシャル・ブログ連載1000回おめでとうございます!
僕らTORNADO-GRENADE(トルネード-グレネード)は、今時ちょっぴり時代錯誤なヘヴィメタル・バンドなんですが…ある日のライブで声をかけてくださったのが、このマーシャルブログの筆者である、シゲさん!!
あの時はマーシャル・ブログに取り上げてくださり、ありがとうございました!
マーシャルはTORNADO-GRENADEにとって不可欠な存在です。
TORNADO-GRENADEは今年の2月にプロモーション・ビデオの撮影を行ったのですが、マーシャル無しではとても完成し得なかったでしょう。
そのプロモーション・ビデオの撮影風景をマーシャル・ブログに取り上げていただけたことにより、多くの人から「マーシャル・ブログがきっかけでTORNADO-GRENADEを知ったよ!」と言われました。
これからもマーシャルで音楽を演奏し、マーシャルの素晴らしさをたくさんの人に伝えていきます。
これからもよろしくお願い致します!!
 
TORNADO-GRENADEの詳しい情報はコチラ⇒official website
  
<トルネードの皆さんへ>
どうもありがとう!
Heavy metal strikes back!…いいと思うよ~。「時代錯誤」なんてことは決してない。
いいモノはいつでもいいモノなんですよ。いつも記事に書いている通り。
オレなんか70年前のジャズをよろこんで聴いているし、50年前のビートルズを指して「古い」というヤツは誰もいないでしょ。
それにいつも書いているけど、新しいモノがいいモノとは限らない。
そもそも新しい音楽何ていうものは、もうないよ。
新しいかどうかは音楽の内容やリスナーが決めるハズなのに、マスコミが「新しい」と騒いているだけの話。
皆さんや私が大好きなあの70年代のハード・ロックの手法だって50年代のジャズを模しただけ…という指摘があるんだから。
土台、今「新しい」と言われるモノは、時代のあだ花として消えゆくだけだから。レンタルCD店の店頭のワゴンを見れば一目瞭然でしょう。
自分が信じる音楽をとにかくできるだけたくさん聴いていい耳を鍛えてくだされ!
そうして独自に作り上げた音楽をMarshallは裏切ることはないでしょう。
50年以上の間、いいロックの現場にはいつだってMarshallがあったんだから。
TORNADO-GRENADEにはMarshallが良く似合う。
あなた方は、若い人と仕事をすることが楽しいと実感させてくれるバンドです。
これからもよろしくお願いします!
  
★若いだけに進化が激しいので最新のライブ・レポートをリンクしておこう。
塚本"JOE"旭 Presents 平成カレー大戦ぽんぽこ Z
  

   

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植村和紀

9_img_0212マーシャル・ブログ1,000回更新おめでとうございます! 
 私のEMI時代にお互いザッパ好きというご縁があって、最初に牛澤さんにお会いしたのが2008年8月。
マーブロのカテゴリのひとつの項目にして頂いているミュージック・ジャケット・ギャラリー常設展(以下、MJG)のスタートが2008年の10月なので、まさに牛澤さんとの出会いはMJGの歴史そのものです。
ロックはもとよりジャズなどの幅広い音楽や映画の見識をお持ちの牛澤さんによって詳細にレポートされたMJGの軽妙洒脱な文章にはいつも感心させられており、また時に勉強させて頂いております。
私が特に好きな箇所は、牛澤さんがお持ちのCDジャケットやコンサート・プログラムなどに触れた脱線気味の蘊蓄に溢れるユーモラスな文章です。
マーブロのMJGレポートを私のメル友(新聞社の編集委員や音楽雑誌の編集長などを含む約150名)に何回か送った際にも、その内容の面白さと深さに好リアクションがありました。
そして何より驚愕するのは、その膨大な文章量です。
一度会社で全てプリントアウトしたらゆうに300枚を越えており、かなりの冷や汗ものでした。
これもひとえに牛澤さんの音楽への飽くなき探求心や愛情の表れだと思います。
お陰様でMJG常設展は10月(今回は古今東西の絵画をモチーフにしたアート・ジャケットLP135点とアート・パッケージCDボックス12点を展示)で9周年を迎えました。これからも“継続は力なり”をモットーにお互い頑張りましょう!
  
MJGの詳しい情報はコチラ⇒金羊社公式ウェブサイト

  
<植村さんへ>
どうもありがとうございます。
考えてみると、植村さんとの出会いの一番の元はポール・ギルバートなんですよね。
レコード会社のご担当の方が「フランク・ザッパに家に行ったことのある人を紹介しますよ」と、植村さんをご紹介くださった。
赤坂のレバ刺しの店。
そしたら、私も植村さんもレバ刺しが苦手で「ナンだよ!」ってなことになりましたよね…って、アレから8年も経ってるんですか?
世の中変わりますね、そのザッパの家も今となってはレディ・ガガ邸ですもんね~。
ご存知ない方のために植村さんをご紹介させて頂きますが、写真にあります通り、実は二人で一人…ウソウソ、藤子不二雄じゃないってば!
向かって左の方が植村さん。日本屈指のレコード・コレクター。
LPは2万枚、CDは4万枚越え、それとは別に紙ジャケットのCDが5千枚以上。ロックのボックス・セットは地上にあるものすべてをゲットしないと気が済まないという方。
間違いなく病院で強めのお薬を出してもらった方がいいでしょうね。
ウチには今、LPが2000枚、CDが5000枚ぐらいあるかな?ま、「屁」ですよ、「屁」…植村コレクションに比べれば…。
そして、ジャケットの魅力をうったえ続けていたっしゃって、こうして日本経済新聞にもご登場された。               

80それで、植村さんは「Music Jacket Gallery」と称してレコード・ジャケットのギャラリーを主宰されているのは予てからのマーブロ読者であればよくご存知でしょう。
その展示アイテムから抜粋して解説を加えているのがマーブロにおける私の仕事なんだけど、最近はあまりにも時間がないために作業が大幅に遅れていて植村さんにはご迷惑をおかけしている状況が続いている。
…というのも、ジャケット一点一点について情報を集めて文章にするのに膨大な時間がかかるワケ。
また、よしゃいいのに私もキライじゃないもんだから調べ出したら面白くてもう止まらない。
脱線が脱線を呼んで収集がつかなくなってしまうのだ。
そんな具合で止めどもなくアップが遅れていますが、必ず書き上げますから!
ところで、このMJGに関わるようになって、ひとつ驚いたことがある。
記事に書く内容はインターネットから吸い上げることが多いし、ネットがなかったらこんな作業はとてもできやしない。
で、そのソースはほとんど海外なのね。海外の音楽なんだから当たり前なんだけどね。
そこで思い知るのが、日本語で知ることができるロックの情報の少なさよ!
西洋音楽に関しては、日本が圧倒的に辺境の地であることを知ってビックリした。
確かにね、イギリスへ行って現地の年配の方々とブリティッシュ・ロックの話をしていると私ですら大きな劣等感に苛まれるもんね。
そんなことを知ったからこそ、このMJGのカテゴリーで脱線を重ねてもっと日本人のロックに関する知識や経験を上げたいと思っているのです。
こういうのを大きなお世話っていうんでしょうな~。
ところが、正直言ってアクセス件数は、「ライブ・レポート」などに比べるとガタ落ちします。
でもいいの。読んだ人だけ楽しんで頂けて、得をしてくれさえすれば!
    
植村さんの夢はその大コレクションを活かしたジャケットの博物館を作ることだ。
実現することを期待して止まない。
今度、「Marshallジャケット展」やりましょ!
(写真の右側の方はかつて金羊社にお勤めだった奥平さん。ご定年になられて久しいが、カメラがお好きで、お邪魔した時にはいつも写真の話で盛り上がったものだ。奥様が陰陽座の大ファンで、Marshall Blogのレポートをいつも楽しみにしておいでだった。奥平さん、お元気にしていらっしゃるかしら?)                                                

★植村コレクションの一部をご覧になって呆れてください。
The Amazing Uemura Collection~Music Jacket Galleryの源

  
  

Marshall_logo_square_6

梅村昇史
(梅村デザイン研究所)

1_1牛澤さん、祝 Marshall Blog 1000回!
バンドをやっていない、ギターも弾かないオレが何故このマーシャル・ブログの末席に加わっているのか。
実はワタクシ、2010年版のマーシャル製品カタログの表紙デザインをさせていただいておりまして、そのトピックでマーブロに登場しているのです。
その際、ブログ用に写真撮影もしていただいたのですが、マーブロの記事は写真もテキストもとても丁寧で、シゲさんの仕事ぶりに大いに感銘を受けたのであります。
毎回のライブ・レポートを見ると、そのことはよーくわかりますよね。プレイヤーへの愛を感じます。
カタログの仕事は個人的にとてもメモリアルなもので、今後も自分の仕事のアーカイブの重要作の部に生き続けるであろうと思います。
この機会を与えてくださった牛澤さんに感謝。そしてこのデザインをOKにしてくださったことにつきましては感謝1000倍であります。
牛澤さん、お身体を大切に。そしてミュージシャンのみなさんの更なる活躍と相まって、目指せ10000回。
ささやかな記念の品として、『1000回記念CDアルバム』のイマジナリー・カバー・デザインを作成しました。
ジミヘンも参加してます。イマジナリー的に。
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梅村デザイン研究所の詳しい情報はコチラ⇒facebook

 
<梅村さんへ>
メッセージとイマジナリー・ジャケット、どうもありがとうございます!
梅村さんはデザイナーであり、イラストレーターでもある。
コレが梅村さんが手がけた2010年のMarshallの日本語版カタログの表紙。
イギリスからも大絶賛されたし、私は今でも世界で一番カッコいい楽器のカタログの表紙だと思っている。

1_2梅村さんには、このお仕事だけでなく田川ヒロアキの名盤『Ave Maria』のジャケットや現Marshall Blogの初代バナーのデザインをお願いした。
Shige Blogのバナーも梅村さんの作品だ。
梅村さんは、植村さんのご紹介で知り合った(ややこしい!)。
要するにザッパつながりだ。
私も15歳の時に初めてザッパを聴いて、40年以上ほぼ追いかけて来たつもりだけど、梅村さんにはかなわないナァ。
何しろ梅村さんは「この世にあるザッパの音源をすべて聴く」という荒行に取り組んでいるのだ。
私はジャズや現代クラシックにも忙しいもんで、ザッパばっかり聴いているワケにもいかないのね。
…と、いいたいところなんだけど、梅村さんはジャズも現代音楽にも手を伸ばしていて、その知識の深さにいつも驚かされてしまう。
それでね、この方の音楽の批評の切り口が滅法おもしろいのです。
私なんかいつもハラ抱えて笑っちゃう。
リトル・フィートを「なんだかのプログレ」と評してみたり、ビーチボーイズほど悲惨な音楽を作ったグループはいない…とか、正確ではないんだけど、考えてみたこともない評論が次から次へと出てきて愉快痛快!
つまらないことをしかつめらしく書いている音楽ライターなんか一掃して梅村さんに任せれば、音楽評論が俄然おもしろくなると思うよ。
今の音楽ライターにヴァレーズやクセナキスやリゲティを勉強している人なんかいないでしょ?
で、最後に。
私は梅村さんのデザインやイラストがひたすら好きなのです。
色んな作風があってひとことでは「どう」と言えないんだけど、「上品さ」があるんだよね。イラストはすごく可愛いし。
ポートフォリオをミュージシャンに見せるとたいていの人は気に入ってくれる。当然だと思う。
ソフト・マシーンやジミ・ヘンドリックスのジャケをやっているからね。
ミュージシャンの皆さん、ゼヒ梅デ研にご用命を!私が作品を見たいから!
まずはMarshall Recordsのアルバムからかな?
  
★Marshall Blogの記事はコチラ⇒『ウッポニウム・デヴァンダの新しいテキスト』~梅村昇史の作品展
  
  

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Shu(TSP)

1__2Marshall Blog、1,000回達成、おめでとうございます!!!!!!
Marshall Blogといえば牛澤さん! 
牛澤さんといえば、実は学校の大先輩なのです! 
そして、もう公私ともども、ウン十年もお世話になっております。
昔から、私のマーシャルに関しては、牛澤さんがいなければありえなかったと言っても過言ではありません。
そして、生前TAIJIが最後となったTSPのライヴの模様もMarshall Blogで掲載して頂きました。
その時、牛澤さんから言われた「今までごめんね。あんな、すごい音を出すと思ってなかった」というのが僕の中ではメチャメチャうれしい褒め言葉でした(今までどう思っていたか気になりますが/笑)。
これからも、僕のうしろにはマーシャル・サウンドが鳴り響き続けます。
レコーディングでもプラグ・インやデジタル全盛になった昨今ですが、僕は頑なにマーシャル・アンプで鳴らした音を録っています。
録るの難しいです(笑)。
だからこそ、生のアンプの音だと思ってます。
Marshall Blog、つぎは2000回目指して牛澤さんが奮闘してくれることでしょう。
そのうち100回ぐらい登場できたらうれしいです!
これからもよろしくお願いいたします!
   
TSPの詳しい情報はコチラ⇒TSP Official Website
   
<Shuちゃんへ>
どうもありがとう!
そうなんだよね。
Shuちゃんの後輩ぶりはスゴイよ。何しろ中学、高校、大学の三点セットだからね。
まったく同じ仕様で私の先輩には宇崎竜童さんがいらっしゃる。
高校&大学というくくりでは数日前に登場した犬神サアカス團の犬神情次2号。ANTHEMの清水さんも後輩だけど私と担任が同じだった。その担任が今校長やってるんだってよ!
あの英語の先生ね。水泳部の顧問の。
…って、こんな話はどうでもいいにキマってるか?
CLOUD NINEの時代からSHUちゃんのことを見てきているけど、ホント、いつもMarshallを大事にしてくれているのがよくわかる。
とてもうれしく思っています。
JMP-1にEL34 100/100、それにMODE FOURキャビという今となってはなかなか珍しいバックラインを愛用してくれているんだけど、それだけに個性的な音作りをしていたのよ。それで私もビックリしてそう言ったんだろうね。
そう泰司さんの最後のステージ。
今でもよく覚えているよ。
高田馬場のライブハウスで、プレスピットに入っていたんだけど、ショウの最後にベースを振り回してぶっ壊したじゃない?
今だから言うけど、エライ怖かったんよ~。
まずは月賦支払い中のカメラを保護しないと!ってんで逃げ回りながら撮影したんだ。
それから起こったことは本当にビックリした。
泰司さんの訃報を耳にした時、私はSHOW-YAのみんなと富士スピードウェイにいてねsun-goさんと真っ青になったんよ。
TSPもメンバーの変更が比較的多い方で大変だね。
でも、ガンバってバンドをまとめて、ド迫力の音楽をクリエイトし続けてください。
Marshallの方からはバンドを脱退することはありませんから!
(Shuちゃん、ゴメン!登場順を「Y」でやっちまった!)

  
★最近チョットご無沙汰で最新のTSPをカバーしきれてなくてゴメン!ダメな先輩だ!
とりあえずメンバーが今に一番近いということでコレを…The Unknown World <前編>~TSPの巻

  
  

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山本征史
(STAND、Strange,Beautiful and Loud他)

Photoマーシャルブログ1000回、おめでとうございます。
夜叉の頃からお世話になってますが、SBL、STANDといつも愛情たっぷりのライブレポートを書いて頂いてありがとうございます。
一度僕のベースを江戸落語の名人、八代目三笑亭可楽と三代目桂三木助になぞらえて書いて頂いたことは忘れられない勲章です。
五代目小さんに憧れつつも川柳、円丈、白鳥を追いかけてしまう変態落語ファンの僕なので、古典の名人、それも飛び切り淡麗辛口で格好いい可楽や三木助にたとえられて嬉しいやら恐縮するやらです。
マーブロの魅力は、①演者への深い愛情と、②知識の豊富さに加えて、③ぶっ飛んだ比喩表現と、④ぶっ飛び過ぎて話が脱線して行くところ…にあると思います。
芋づる式に脱線して行く様はまるで人間国宝、柳家小三治の枕さながら。
これからも大いに脱線しつつ愛情たっぷりのライブレポートをよろしくお願いします。
僕は78年製のSUPER BASSを愛用していますが、立川談志よろしく「伝統を現代へ」の精神で、これからもマーシャルを使い続けますので、お力添えをよろしくお願いします。

  
山本征史の詳しい情報はコチラ⇒BLACK CAT BONE

  

<征史さんへ>
どうもありがとうございます!
マァ、そう来るとは思いましたわネェ。
チョット前のSTANDのレポートにも書いた通り、私なんざ、パートタイムの落語ファンみたいなもんで征史さんの足元にも及びませんわ。
昨日もレコード屋で志ん生の定番のCDがお手頃価格で何枚か出ていたんだけど、結局「志ん生」じゃなくて「ウディ・ショウ」になっちゃった。
イヤ、相手が征史さんだから「ボブ・クランショウ」か…。
ありがたいマーブロの分析をして頂きましたが、征史さんこそ音楽や楽器に対する愛情や知識が人一倍で、モノスゴイ熱気を感じさせてくれる人だと思っています。
もちろんSBLでのぶっ飛んだベース・ラインはあのトリオの大きな魅力のひとつ。
前にも書いたことがあるように記憶していますが、私が征史さんの歌声って好きで、STANDも最高に楽しんでいます。
そして、もうひとつ。
征史さんって、あの荒れ狂うベース・プレイからは想像できないぐらい、めちゃくちゃロマンチストでセンシティブな人ですよね。
豪放磊落なSTANDの音楽の中にそれがうまい具合に現れているところが面白い。
また、ベースの音がいいんだよな~。
あの1992とプレシジョンの組み合わせは何物にも代えがたい!
これからもあの音、そのお声で山本征史の音楽を作り続けてくださいね!
  
★コレは珍しんじゃないかと思って選んでみたのはSTANDのジミ・ヘンドリックス追悼のステージ、 『Sound Experience 17』 ~ Tribute to Jimi

    

  …ということで、皆様から頂いたメッセージをすべてご紹介させて頂きました!
皆さん、ご協力ありがとうございました!
ついでにもうひとり…蛇足的にメッセージを送らせてやってください。

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牛澤滋由貴
(Marshall Amplification)

9_img_0185なんか、私が出て来ちゃうこと自体「脱線」ですな…。
  
総勢48名の方々からメッセージを頂戴しました。
この企画を思いついて皆さんに持ちかけたところ、全員にご賛同を賜り、お忙しいにもかかわらず、期日に遅れることなくメッセージと写真をお送りくださいました。
改めましてご協力に心から感謝申し上げます。
また、最後までお読み頂きました読者の皆さん、本当にありがとうございました。
ここまでの1004本すべての記事に目を通して頂いている方ももしかしたら少なくないかもしれません。
そんなことを考えると、とても感激しますが、気が引き締まる思いです。
ところで、この企画、たった5回のシリーズでしたが、思ったより制作に苦労を強いられてしまいました。
頂いたメッセージに答辞を付けるということは最初から決めでいたのですが、実はここまで書き込むつもりはなかったのです。
それこそ「ありがとうございました!これからもMarshallとMarshall Blogをよろしく…ね!」程度にしておこうかと思っていたのです。
ところが、皆さんのメッセージを拝見したところ、まるで転勤に伴う転出者か定年退職者への送辞のように丁寧、かつ心温まるものばかりで、簡単にお答えするなどということがとてもできませんでした。
私もMarshall Blogばかりが仕事ではないワケで、他の用事に取り掛かるとマーブロに費やす時間がそれだけ少なくなり、毎晩の徹夜を余儀なくされました。
ジジイは夜更かしに滅法弱いのです。
でも、皆さんが本当に子細にマーブロをお読み頂いていることがわかってとてもうれしかった。
特に時折気になっていた「脱線」について…。
なんだよ、みんな脱線好きなんジャン!
ま、この脱線も闇雲に話題から反れるのでは面白くなくて、いかにうまく自然に脱線するかに腐心しているのです。
だから四六時中考えています。今からボケ防止のだめに…チガウチガウ!
いつも何かを考えて脳ミソをアイドリング状態にしておくと、「あ、そうだ!コレだ!」という局面に遇いやすい。
つまりネタを発見しやすくなる。Marshall Blogをやっているとボケてなんかいられないのです。
ところが、ココに大きな問題がひとつあって、確かに齢を重ねて記憶力が加速度的に低下しているでしょ?
いいネタを覚えておくことが困難になってきているんですよ。
だから、いつでも小さなノートとペンを首からブラ提げておいて、興味のある話題に出くわした際に片っ端から書いていく…なんてことをやろうかと思っているのです。
え、携帯電話を使えばいいじゃん?って?
イヤイヤ、やっぱり書かないとダメなんですね。携帯で文字を打つのはつい億劫になってしまって細かいところまで記録しておけない。
スケールは大幅に異なるにしろ、コレは私の大好きな井上ひさしも同じ悩みを持っていたようで、情報をノートに書き記しておいたそう。
でも、それだと検索ができないので、小さなカードを作り、情報を書き込み、それをジャンルごとに分けて保管することを試みた。
ああいう人になると、一冊の本を編むのに、関係する本を最低でも大きな書架二つ分読むらしい。
したがって、得る情報の量も膨大なもので、今度はその情報を書き込んだカードを適切に分類することが出来なくなってしまい、カード式もボツとした…なんて話を聞いたことがあります。
ノートに書き込んだ情報にフラグをつけてPCで保管するのが一番いいんだろうね…そんな時間あるワケねーじゃん!
  
目についたのが、「豊富な音楽の知識」というお言葉。
うれしいですね~。
今まで膨大な時間とお金をかけて来た甲斐があったというものです…なんてことは毛頭思っていなくて、ただみんなが聴いていない音楽を聴いているだけなんですわ。
例えていうなら、サッカーのグランドで卓球をやっているようなもの。
マイルス・デイヴィスのアルバムを発売順に並べることはできても、イングヴェイの『Rising Force』の一曲目は何かも知らないんですよ。(…と思って念のために曲名を調べてみたら、コレやばいじゃんか!)
で、ココはもう開き直るしかないと思っています。
皆が知っていることを書いたって意味がないし、にわか勉強をしてもすぐにメッキがはがれるのはわかりきっているので、ムリはもうしないの。
知らないことは「知らない」って正直に言った方がカッコいいと思う年頃になったのです。
その代わりコルトレーンやアーチー・シェップのよさやショスタコーヴィチやペンデレツキのカッコいいヤツだったらいくらでもお教えできます。
素直に「知らない」と打ち明けて、教えてもらって、それが気に入ればまた楽しいじゃない?
反対に私の記述で皆さんの音楽の興味の幅が広がってくれればうれしいと思うのです。
  
次に、ものの見事に皆さんから「次は2000回がんばってください!」とありがたい檄を頂戴しました。
毎日更新して4年で1000回…ということが分かった。
すなわち2000回達成の時には還暦チョット手前。
すると、2500回の時には還暦ですよ!
いいよ、私は頑張りましょう。若い人と仕事をするのはとても楽しいし…。
その代わり、みんなも音楽続けていてくださいよ~!
そして、読者の皆さんも「いいね!」押し続けてくださいよ~!
何か楽しくなってきたね!
私が死んだ時には、撮り貯めた数十万枚の写真ってどうなるんだろね…。
ズッと後になって「古のロック・ミュージシャンの姿をとらえた写真が大量に発見された」なんてニュースになったらおもしろいな。
  
やっぱり毎日あのボリュームをこなすのは大変なんです。
どうしても面倒な時もあります。
やっとのことで一編仕上げるともう次の日の分を編まなければならない。その次の日も、また次の日も…。
それを5回やるとアッという間に週末が来て取材に出かける…それで一週間が終わっちゃう。早いですよ~。
でももう身体がそういリズムになっちゃってる。
この仕事をやっていられるのもMarshall社が全面的に支持をしてくれているからです。さもなければとてもやっていられない。
繰り返しになりますが、しかし何と言っても読んで頂ける皆さんのおかげでMarshall Blogは成り立っています。
読む人がいなければ、やっていても何の意味もありません。
これからもご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
 
最後に…コレは脱線ではありません。
前にも触れましたが、記事を書作るにあたり家内に絶大なサポートをお願いしています。
ショウの記録や、校正、そして、読者としての的確な批評…。
私の写真をいつも見ているせいか(ナンチャッテ!)、思いのほか写真もなかなかのセンスで、時折撮影の手伝いもお願いしています。
今やMarshall Blogの制作には欠かすことのできないスタッフになっています。
人使いの荒いこのブラック亭主によくもここまで協力してくれていると感謝しています。
この場をお借りしまして家内に心から御礼を申し上げたいと思います。
  

さぁ、来週からの記事を仕込まなきゃ!
どうもありがとうございました。
また2000回記念でお会いしましょう!

2016年10月27日 (木)

1000のMarshall Blog! <Day4>

1003本目!
2000回達成まであと997本!大分近くなってきたゾ!
  
Marshall Blogに載せている写真のことについて書いたけど、今日は文章のことに触れることにする。
「ネェネェ、Marshall Blogやっててサ、写真と文章、ホメられるとどっちがうれしい?」なんて訊かれることはないけど、ありがたくも読者の多くの方々から双方におホメの言葉を頂戴して恐縮している。
で、自分から問いかけてみるに…。
写真かな?
イヤ、文章か?
やっぱり写真か?
…結論としては両方にキマってるか!
  
<文章について>
全く大したことない文章をダラダラと書いていることはよ~く認識しています。
それでも、いくつか気をつけていることがあるのね。
それはナニかというと、とにかく「読みやすい文章を書く」ということ。
もうコレが一番大事。
ムリに難解な言葉を使ったり、言い回しが複雑すぎて読み直さないと意味が通らない…なんて文章だけはゼッタイ書かないように注意している。
譜面で言えば、「四分音符」までかナァ?時折シンコペーション。でも転調は多い。
そう、とにかく初見がしやすい譜面を書いているつもり。
「全音符」だけだと曲がつまらないし、変拍子は座りが悪い。でも「脱線」という転調はガンガン取り入れちゃう。
リズム感が希薄で読みにくい文章はまず読者を遠ざけてしまうからね。
それと、とにかく何ごとでもおもしろおかしく書きたい。「ムズカシイことをやさしく、やさしいことをおもしろく」ってヤツね。
おもしろくないモノには誰も寄ってこない。みんな笑いたがってるんだから!
それにしても人を笑わすのはムズかしい。うまいシャレとかオチを考えるのはやっぱり苦労する。
いわゆる「楽屋オチ」、つまり音楽を知っていればいるほど楽しめるような隠しネタも結構入れているんよ。
内容だけでなくて、見た目の読みやすさも相当重視している。
ひとつは、改行のタイミング。
文字をあんまりパンパンに詰め込んだ行を連ねてしまうと、見た目が真っ黒になってしまって、いかにも読む気が起こらないでしょう?
ギュウギュウに文字を詰め込んだ「般若心経」って見たことないでしょう?
でも、コレは携帯で見ている人には不便なのかもしれない。スクロールの手間が飛躍的に増えるもんね。
それと、漢字の乱用を抑えているの。
いつか書いたことがあるけど、大学の時、卒論でスワ留年!という局面に接した。
提出した卒論の良否を決定するために担当教授と面接をしなければならず、あわや「不可(明治大学は『優良可』だった)」を喰らいそうになったのだ。
その面接で教授が「漢字を使いすぎる」と注意された。
「漸く」、「暫く」、「有難い」、「御座います」…なんてのは今の世の中ひらがなで書くもんだよ、キミ~!…って。
向こうは文学博士だからしてどうあがいても対抗できるワケがない。ありがたく薫陶を受けさせていただいた。
そんなことがあったので、今でもいかにも古い漢字表記は避けるようにしている。
反対に「予め」、「具に」、「概ね」なんていう表現は故意に漢字を使うようにしていることをお気づきか?
クイズ番組の影響じゃないよ。大きなお世話だけど、知っておいて損のなさそうなことは取り入れるようにしている。
読者の中には「コイツ、ダラしないな…」と思っている方がおいでかもしれない。それは「表記ユレ」のことだ。
同じ言葉で、漢字とひらがな、あるいは算用数字と漢数字を混同したりしちゃうヤツ。
こんなことを言ったらプロの校正員はアタマから湯気を出して怒り狂いそうだけど…コレはワザとやっているんですよ。
それは読み易さを重視してのこと。
ひらがなが続いてしまったり、その反対に漢字がズラっとならんでしまったりすると文章が実に読みにくくなってしまうでしょ?
これは私が掲げる『とにかく読みやすい文章を書く』のモットーに反するワケ。
Marshall Blogは音楽好きの人のための絵本みたいなものだから、写真を眺めがら、文章を音として頭の中に取り込んでもらいたいと思っているのね。でも「写真集」では決してない。
だから読みやすさを考えてあえて表記ユレをよしとしているのです。
何度も読み直さないと意味が分からない文章の絵本なんてないもんね。
他にも、語順で文章の意味が変わってしまう英語とは異なり、シンタックス、つまり「統語」がほぼ自由な日本語は、言葉の配列いかんでおっそろしく文章のリズムが変わってくる。
いわゆる「文章の座りの良し悪し」ってヤツね。
これは相当気をつけている。
語順を変えた時に変えなければならない適切な助詞の選択とかね。
コレにはいくつかテクニックがあるんだけど、とにかく迷ったときは納得がいくまで書いた文章を声に出して読んで、少しでも自然でスピード感が出る表現を採用している…つもり。
心がけていることが他にも結構あるんだけど、ま、コレぐらいにしましょうか。
校正をしているワリには誤字脱字も多いし、絵文字もなければ「(笑)」もない殺風景な文章だけど、お楽しみいただければ至高の幸せで御座います。あ、この表記マーブロ的にはダメね。

  
今日の<Preamble>の最後に、「脱線」のことについて…。
昔、父に連れられて後楽園ホールで「底抜け脱線ゲーム」の収録を観たことがあった…というのはどうでもよくて、今回、日頃よりお世話になっている多くの方からメッセージを頂戴して、存外に皆さんが「脱線」をお楽しみ頂いていることを知ってうれしかった。
アレはね、書いている方も楽しいのね。
本当にどうでもいい「脱線」した内容だけど、お楽しみ頂いて、少しでも皆さんにナニかが残ればさらにうれしく思う。
  
やめようかと思ったけど、世の中がこんなことになってしまっているのでやっぱり最後に書くことにした。
数年前だったらこんなことは書かなかった。
日本は「言霊(ことだま)の国」。
放った言葉が現実になる…という古来からの信仰が息づいている国です。
コンサートに行くことを「参戦」などと軽々しく表現することを厳に慎みましょう。
今の世情にあって、「参戦」なんて言葉は「戦争」に参加するという意味以外の意味はありません。
音楽と平和を愛するマーブロからの提案です。
「平和でなければ音楽もできやしない」…山下達郎さんの言葉で前置きを締めくくって4日目に入ります!
  
   

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Jimmy Sakurai (Led Zepagain)

9_s41a0452牛澤さん、マーシャルブログ1000回記念おめでとうございます!
”積んでいく”ことがどれほど大変で大切なことか、よくわかります。
これからもロックの伝統のサウンドをキープして下さい!
 
Jimmy Sakuraiの詳しい情報はコチラ⇒MR.JIMMY OFFICIAl WEB SITE
 

<桜井さんへ>
帰国中のわずかなお時間の中でご対応頂きありがとうございました!
桜井さんのことを考えた時、何しろ「継続は力なり」を思い知らされます。
桜井さんの「世界進出」という偉業の足元にも及びませんが、私も見習って頑張っているつもりなのです。ま、ほんの少しだけ「世界」かな?
これからも世界の先頭でJimmy Page道を歩み続けてください!

★先週の来日公演はまた追ってMarshall Blogでレポートします。
ここでは昨年の公演をご案内させて頂きましょう。
LED ZEPAGAIN AGAIN~『Live at Earl's Court』 40周年記念 <前編><後編>

  

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関雅樹

1_img_0031いぇい!マーブロ1000回更新!
思い起こせば5年前、牛澤さんから頂いた一本の電話から始まったマーシャル・アンプ、牛澤さんとのお付き合い。
現在まで定期的に私のライブ・レポート等を、世界的マーシャルアーティストと同等な扱い!!!で掲載して頂き、誠に感謝しております。
「関がマーシャル??」と古くからの友人知人は首を傾げますが、スピード感あるピュアなクリーン・サウンドは他ブランドのアンプでは再生不可能で、Rock、Pops、Jazz...オールジャンルの仕事にマーシャルアンプは必要不可欠なSeki'sアイテムです。
I can't play guitar without Marshall.
1000回更新、それも一回一回が(たまに読むのを省略してしまう程の 笑)牛澤さんの音楽への愛が溢れた、非常に濃~い内容。
シラッとした、熱さ不足の今の時代に牛澤さんの様な真のMusic Manに音楽への思いを発信して頂けるのは、非常に貴重でありがたい事だと感謝しています。
今後も熱~い音楽愛を発信し続けてくださいませ!!
1000回更新おめでとうございます。
 
関雅樹の詳しい情報はコチラ⇒The Website of Masaki Seki
  
<関ちゃんへ>
どうもありがとう!
もう5年も経つのか…。
Marshall Blogでは数少ないジャズ系ギタリストとして関ちゃんに仲良くしてもらっております。
そして、サウンド・メイキングには滅法うるさい関ちゃん。
自身も電気に強いので、色々な局面でお世話になっておりますな。
Marshall Blogには大二さんと組んでご登場される機会が多いんだけど、いつも思うのはギグの選曲の趣味ね。
私と全くテイストが違うんだな~。
家にお邪魔してCDの棚を見せてもらった時、私と嗜好の違いがあまりにも大きいことに愕然とした!
だいたい、ハイラムが大好きっていうんだから、そこからして違う。
それにディーン・ブラウンとかいうんだもん!
それじゃ趣味が合うワケない。
でも、こうして楽しく付き合えるのは、やっぱり関ちゃんの弾くギターが好きだから。
時折チビリとネジ込むジャズ・フレーズや変態ヴォイシングがたまらなくおいしいんだな。
それと、やっぱり音だよね。
本人は2204なんかも持っているんだけど、仕事がらそれを1960につないでジャカジャーンとやる機会はまずない。
小出力のコンボを使うことがどうしても多くなるワケ。そこで飛びっきり上等のクリーン・サウンドを聴かせてくれるんだな~。
Marshallクリーンのよき理解者としては、通過してきた音楽が大きく異なろうと、大切な同志なのだ!
これからもクリーンな関係でよろしくお願いします!

★関ちゃんも色んな現場があるのでおススメ記事を選ぶのに悩んだんだけど、やっぱ山形にすっべ~。
この時は本当に楽しかったな~。
マーブロ読者の皆さんも山形市へお出かけになる機会があれば、是非この店に繰り出してみてくだされ!愉快なママさんが壮絶な山形弁を懇切丁寧に教えてくださいます!
どだなだず、ママさん?
Marshall Roadshow~ASTORIA, ROAD to YAMAGATA(アストリア、山形珍道中)


 

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セミメタルA太郎
(サイバーニュウニュウ)

14689735_1836353386596018_880842139Marshall Blog 1000回更新おめでとうございます!
「あれだけ"お腹イッパイ"なブログを毎日更新?しかも1000回!」…というのが私の率直な感想でございます。
運営されている牛澤氏の音楽に対する愛情や知識に感服しながら毎号拝見させて頂いております。
音楽に対する独自の視点はもちろん、牛澤氏撮影の素晴らしいライブ写真もマーブロの魅力だと思います。
サイバーニュウニュウのライブDVD『20世紀▶︎21世紀 新世紀復活祭』のジャケットにて牛澤氏撮影の写真を使わせて頂きました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

   

数年前、岡井大二氏のライブ会場でNATALドラムのサウンドと牛澤氏のお人柄に心酔し今日に至ります。
これからもNATALと共に、牛澤氏と共にカッ飛んでまいります!
改めましておめでとうございます!

  
セミメタルA太郎の詳しい情報はコチラ⇒ サイバーニュウニュウ公式サイト

  
<A太郎さんへ>
ありがとうございます。
それだけおめでたがられると尚一層うれしくなりますね!
そう、大二さんのNATALの音を聴いてお声をかけて頂き、他にエンドースのクチがあったにもかかわらずNATALにドップリ乗り換えてくださったんですよね。
そして、すぐにアッシュのキットをゲット。その後、メイプルも。
A太郎さんが当時やっていたマルベリーズもその時知って、何度か取材させて頂きました。
私、マルベリーズが気に入っていたので、A太郎さんが脱退されると聞いた時は正直ガッカリしたものです。
でも、15年の長きにわたって住み慣れた古巣を飛び出て、今サイバーニュウニュウで大活躍されているのはうれしい限りです。
どんどんNATALの世界が広がるな~!
とにかくA太郎さんもドラムなしでは生きられない人なので、NATALがそのおめがねにかかってヨカッタ!
DVDの写真もありがとうございました!
ますますのご活躍をお祈り申し上げております。
  
★ココはA太郎さんのメッセージにもあるサイバーニュウニュウの復活コンサートのレポートをおススメします。
サイバーニュウニュウ~20世紀→21世紀 新世紀復活祭

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島紀史(CONCERTO MOON)

1_161011Marshall Blog1000回おめでとうございます!
一口に1000回と言っても、それ以前の形態の時から考えればそれ以上の回数になるわけですから凄い事だと思います。
ひとえに牛澤さんのMarshallと音楽への愛情の賜物ですね。素晴らしい!
Marshallを愛する者として、このblogに登場させて貰えるのは光栄であるとともに、非常に責任も感じます。
Marshallってこんな感じの音ね!って悪く感じられるサウンドでプレイするわけにいきませんから。
これからも、少しでも理想の音とプレイを披露出来るように精進し続けて、またこのblogに登場させて貰えるようにプレイしていきます。
本物のサウンドはテクノロジーではシミュレート出来ないものです。
それを追い求めて参ります。
これからもよろしくお願いします!
  
島紀史の詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

 
<ノンちゃんへ>
ノンちゃん、どうもありがとう!
2005年の楽器フェアで初めてお会いしたので、もうノンちゃんとも10年以上のお付き合いになった。
ノンちゃんともずいぶん色んなことをやったね~。
ちょうどVintage Modernが出て、JMDが出て、何回もロードショウをやったね。JMDの時にはジーノ・ロートが観に来てくれたこともあった。
でも、最も印象に残っているのは神戸でロードショウをやった時のこと。
東京から車で向かってくれたんだけど、名古屋から「申し訳ないのですが、カクカクシカジカで少し遅れます」というお詫びの連絡があった。
そのカクカクシカジカを尋ねると、アータ、高熱を出しているっていうじゃない!
事故でも起こしたら日本のメタル界の大損失になって「日本のメタルをダメにしたのはMarshallのシゲだ!」なんてことになったらイヤだったので、もう「無理しないで休んで!お客さんには私から謝っておくから!」と言った。
でもノンちゃんは「イヤイヤ、平気です!でもチョット遅れそうなので許してください!」…といって電話を切るでないの。
それからものの数十分で神戸の楽器店にギターとエフェクターを手にして現れた!
ま、「数十分」はもちろんオオゲサなんだけど、それほどスンナリ来てくれたということ。
マァ、私にはマネできん…と思ったね。
そして、マネできないのはノンちゃんの音楽へのガッツ。
CONCERTO MOONはお世辞にもメンバーが安定しているバンドとはいいにくい。
でも、メンバーを何度変えて何事もなかったように自分の音楽をまた新しく作り出してくる。
愛情というよりむしろ執念かね?このガッツはホント、尊敬してる。
ただのギター・バカを超えたカッコよさがソコにあるんだな。
でもね~、ノンちゃんのリッチー愛には全く付いていけません!
何しろ口を開けばパープルかリッチー。楽屋の会話の42%がパープル、53%がリッチー(マーシャルとストラト関連含む)で構成されているからね。5%はプロレスだ。
うまいものの話題はなし。
「Nazarethとかよ~聴きませんわ!」とか笑いながら平気で言うし。
「名所めぐり」なんかでタマにパープル関連のことを書く時、実はノンちゃんに情報を分けてもらったりしてるんだ~。パープル関連は便利です。
そんなだから、もしリッチー・ブラックモアに何かあったらどうしよう?結構マジで心配しているのですぞ!
お!それとフルーツ・ポシェット!
大好きなんだよな~、フルポシェ!ま、こっちはノンちゃんというより志栞ちゃんがお目当てなんだけど…。
いつも写真ありがとうございます。
ライブもアー写も、CONCERTO MOONを撮るのはひとつの私の誇りです。
あ、Marshallのこと書かなかったけど、ノンちゃんはいいや!一心同体でどうせ切り離せないから!
これからもよろしくお願いします!


★おススメは現メンバーになって最初のライブ、CONCERTO MOON TOUR 2015~NEW MOON RISING <前編><後編>にしよう。
   
   

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清水保光 (Cyclone他)

9_14697239_1087631927981372_3651691先ずはMarshall Blog 1000回達成おめでとうございます!
ここまでたくさんのMarshalistに愛され、何よりも牛澤さんのお人柄あっての記録達成ではないでしょうか!
次の通過点まで僕も非力ながらお手伝いさせてくださいませ!
「継続は力なり」・・・これは残念ながら一般社会のお話。
我々の世界は「力があってこそ継続できる」なんです。
まさにROCKが生まれてからずっと今日まで僕らの背中で壁となり見守ってくれるUNIT3の神様が証明してくれているのではないでしょうか?!
これからも進化と深化をし続けるMarshall Worldが楽しみでなりません。
今後も僕らの活動に力を貸してください!
これからもお身体に気をつけて2000回、3000回~と続けてくださいませ!
  
清水保光の詳しい情報はコチラ⇒Cyclone's Eye
   
<清水さんへ>
どうもありがとうございます。
なるほどね~、力がなくては継続できませんよね。
また、チンタラ継続していても意味がないし…。
ひとつだけ言えるのは、よく桑名さんが歌っていた宇崎さんの曲、「生きてるうちが花なんだぜ」…齢を重ねた今、コレこそが一番大事なのではないかと実感しています。
清水さんのギター愛こそ「力」でしょう!
清水さんとは楽器屋さんの方のご紹介でお知り合いになりましたね。
確か、2008年の4月に前のMarshall Blogを初めて、最初の10回目ぐらいめまでにご登場頂いていると記憶しています。初台のDoorsの記事でした。
最近では声優さんのライブにお邪魔しましたが、JVMでいかにもMarshallらしくない音を出していることに驚きました。
どう聴いても「UNIT3(1959のフル・スタック)」なんて言っている人が出すMarshallの音ではない。
レインボー大好きな人のギター・サウンドではない。
でも、実にうまく使っていい音を出していらした!
そういう振り幅の大きさが清水さんの魅力でもありますよね。
決してレインボーだけじゃない。
それは大好評だったソロ・アルバムが雄弁に語っていると思います。すごくよかった!(一枚目しか聞けていないのが残念!)
そしてロック・ギターの、そしてMarshallの基礎がシッカリしているからできるんだと思います。
あの調子でガンガン活動を継続していってもらいたいと願っています。
  
★残念ながらCycloneの記事が残っていないので、その清水式JVMサウンドが印象的だった(楠田敏之+近藤佳奈子)×(清水保光+金光健司)=Marshall+NATALを挙げておこう。
  
   
  
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ショボン(伊藤太一)

Shobon 1000回おめでとうございます!
牛澤さんとNATALと出会い、私のドラム人生が更に加速したように感じます。
今ではどこで演奏をしても、「いい音!NATALがショボンさんの音だね!」と言われていまして、うれしい限りです。
最初のバーチのキットもウォルナットのキットも、そして、先日手に入れたウォルナットのステイヴ・スネアもどれも全部お気に入りでいつでも使っていますよ!
これからもよろしくお願いします!
  
<ショボンちゃんへ>
どうもありがとう!
ショボンちゃんはNATALが叩けるバズーカ・スタジオさんのご紹介で知り合ったんだよね。
初対面の時、私より年上かと思ったら、全然若いんでビックリした!(ウソです)
次にビックリしたのはそのドラミング。そのプレイを見て私より年上かと思った!(ウソです)
もひとつビックリしたのは音楽に対するその熱心さ。
何せ、トレーニング用の重くて太いドラム・スティックをひと時も放さない。待ち時間も休憩時間も、見たワケじゃないけど、ウンコする時も!
そのガンコさを知って私より年上かと思った!(ウソです)
ジャズも演ってるっていうじゃない!でも、私の息子ほどの年齢なのだ。
まだまだショボンちゃんへのビックリは続いた。
初めて接したライブの現場がキャパ2,000人の大ホール。
その他にも、行くとこ行くとこ熱狂的な若者がひしめき合う会場ばかり。
ショボンちゃんひとりで数万人の若者にNATALロゴをプレゼンしてくれたんじゃないかしら?
Marshall GALAでのプレイも最高だった!
これからもNATALの普及にジャンジャン活躍してくださいまし!
近いうちにジャズのバンド(コンボ?)も取材させて!
音楽家としての希望溢れる将来にNATALとともにあらんことを!
  
ショボンの詳しい情報はコチラ⇒facebook
  
★最初になつかしの見たステージを…ってまだ2年半前だった。
横須賀芸術劇場での虹色オーケストラ 『少年と魔法のロボット』

  

  

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Kelly SIMONZ (BLIND FAITH、BAD TRIBE)

1_ks_2011祝☆Marshall Blog 1000回更新おめでとうございます。
僕がMarshall Blogに取り上げて頂いたのは2010年ごろと比較的新しいのですが、2011年に上京してからはライブのみならずイベントなどにも駆けつけて頂きました。
今となってはシゲさんは、ライブに関してはオフィシャル・カメラマンとして殆どのライブの写真を撮って頂き大変お世話になっております。
マーシャルのイベントでご一緒させて頂いた時には話が長くなりすぎて肝心のデモンストレーションの時間が無くなりそうにになるといった面白エピソードもたくさんありますが、まぁこの位にしておきましょう(笑)
Marshall Blogの最大の見どころはやはりシゲさんの脱線、いや蘊蓄?ともいえる膨大な音楽データから繰り出されるなかなかにイレギュラーな方向からのたとえ話や、音楽以外の社会情勢や時代背景にちなんだ話題が盛り込まれていることです。
写真は当然素晴らしいのですが、実に内容の濃い「読み物」となっております。
これからも素晴らしい写真とタメになる内容にこだわり続けて更新を頑張ってください!!
上の写真は、僕が最初にシゲさんに撮ってもらった中でもっともサムライスピリッツがあふれているので選ばせて頂きました。
モノクロが似合うと気付かされたのもシゲさんの写真が最初でしたので非常に思い出深いものになっています。
  
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒超絶魂 (現行執筆時、Official Websiteアクセス不通のため)
   
<Kellyさんへ>
ありがとうございます!
新宿の楽器屋さんの店頭イベントへお邪魔した時が最初でしたよね?
そのイベントのレポートを前のMarshall Blogに掲載したところ、どなたが何かにこう書き込んだのをハッキリと覚えています。
「とうとうマーシャル・ブログがケリー・サイモンを見つけてしまった!」
って、アータ、人を遺跡荒らしみたいに…。
とにかくKellyさんのバイタリティはスゴイ。やたらスゴイ。
24時間石炭をくべ続けている蒸気機関車のように前進しまくるのだ!
音楽の創作活動はもちろんだが、SNSを最大限に駆使したPR活動の積極さと緻密さときたら、現在の世に表現者があるべき姿の最良のモデルではなかろうか?
スゴイのはそのひとつひとつのクォリティが高いということ。
例えば私がお世話になっている写真。
ま~、Kellyさんの選択と使い方のセンスのよさと言ったら!
「アレ?こんなの撮ったけな?」なんてこともしばしば。私が撮ったKellyさんのステージ写真がお好きな方がいらっしゃれば、どうぞ、その写真の半分はKellyさんの仕事と思って頂いて差し支えありませんから。
私もKellyさんが期待している写真をほぼわかっているワケ。
ステージの上のKellyさんとプレスピットの私の波長が合うと、Kellyさんはちゃんとそういうポーズを取ってくれるし、私も絶対に撮り逃さない。
だからKellyさんは撮っていて楽しい。スモークがない時はさらに楽しい!
いつかKellyさんがChick Coreaの「Got a Match?」を弾いている動画を見たことがありました。
ヘソ曲がりな私はKellyさんがああいうことをされるのをすごく期待しちゃうんだよな~。
こないだどこかに書いたWynton Marsalisみたいなことをされたらさぞかし私がよろこぶだろうな…と。
とにもかくにも、これからも幅広い活動でファンを喜ばせてくださいまし!
KellyさんがMarshallでヨカッタわ~。
これからもよろしくお願いします!
  
★Kelly SIMONZとクリスマス!インパクト強かった~。Kellyさんのクリスマス・アルバム発売記念コンサートの記事をおススメにしよう。Kelly SIMONZ~HOLY WINTER LIVE 2014 <前編><後編>
この時、『アンプ大名鑑 Marshall編』の発売直前でKellyさんのご厚意に甘えて、会場で先行販売をさせてもらったの。
Kellyさんには甘えっぱなしなのよ!
  
  

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曾我泰久

9_soga_photo2マーシャル・ブログ1000回記念って…すごい数字ですよね。
本当におめでとうございます。
毎回楽しんで読ませてもらっています。
しかし、あの長文を書くのは相当な体力と気力がいるのではないでしょうか?
読んでいるほうも体力と気力を必要としますが・・・(笑)。
それはジョークで、読み始めるとどんどん文章に引き込まれていって、参加していなかったライヴに参加したかのような気分にさせてくれるのって本当にすごいなぁーって毎回思います。
そして何よりアーティスト側の気持ちをわかってくれていて、それを上回る愛情あふれる文章と躍動感ある写真で綴られているマーシャル・ブログが沢山のアーティストに支持されるのも思いっきり頷けます。
これからもシゲさんの愛情あふれるMarshall Blogを心から楽しみにしています。
  
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒Soga21.com
  
<曾我さんへ>
どうもありがとうございます!
なかなか「ヤッチン!」だなんてお呼びできませんでしてね…。
田川ヒロアキ、和佐田達彦、ファンキー末吉の各氏がバックを務めていたことで知り合った曾我さん。
初めてお会いした時、「なんてさわやかな人なんだ~」と思いました。
フランク・ザッパの息子さん、ドゥィージル・ザッパに会った時と同じ印象だったのをいまでもよく覚えています。
もの静かで、落ち着いていて、言葉は思慮深く、絶対に笑顔を絶やさない。
「ああ、こういう大人になりたかった…」と、同じ学年の人には思いたくないような気もするけど、ヤッチンなら許す…あ、つい「ヤッチン」って呼んじゃった!すみません、すいません!
ま~、音楽には飛び切りマジメな人ですからね~。
起きている間中、いいメロディを探している…みたいな。
ビートルズがお好きで…。
私なんかは、曾我さんの曲にチョイとしたビートルズっぽいヒネリを見つけるのも大きな楽しみでしてね…いつもライブを楽しみにしています。
ひとつ、リクエストが許されるのであれば…もっとギター・ソロをやっちゃえばいいのに!
そんな控えめなところも魅力のひとつなんだよね~。
これからも万人に愛される曲をジャンジャン作ってくださいね!
  
★曾我さんのおススメは、実に巧みに作り込んでいた曾我泰久芸能生活40周年 LIVE! LIVE! LIVE!にしましょう。
あの冒頭の部分は最高に面白かったね~!
私もコンサートの台本を書くのがとても好きなので、こういう演出は大歓迎なのです。
  
  

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杉本篤彦

Photo_2マーシャル・ブログ、1000回更新おめでとうございます! 
ライブ、コンサート、フェスティバル出演の際には何度もレポートを書いて頂きありがとうございます。
僕のようなソウルジャズ系のギタリストでマーシャルアンプを使っているギタリストは少ないとは思いますが、僕にとってはとても欠かせないギターアンプです。
マーシャル・アンプといえば歪んだ典型的なロック・ギターのサウンドのイメージですが、僕はマーシャル・アンプのクリーンなトーンも素晴らしいと思っております。
かれこれもう10年以上のお付き合いになりますが、ライブ、コンサート、レコーディングではかなりの頻度でマーシャルアンプを使わせていただいております。
特に最新作『Tomorrow Land』では全曲に使用させていただいております。
微力ながらマーシャルのクリーン・トーンも素晴らしいのだ、という認知度を高めるお手伝いができればと思っております。
今後も2000回、5000回、10000回を目指して頑張ってください!
  

杉本篤彦の詳しい情報はコチラ⇒Sugimoto Atsuhiko Official Blog

  
<杉本さんへ>
ありがとうございます!
前掲したように私はジャズが大好きなので、杉本さんのライブは仕事そっちのけで楽しんでしまうのです。
杉本さんは以前、トランジスタのエントリー・モデルをMGシリーズをご愛用して頂いていました。
確か出版社の方のご紹介でお近づきになったように記憶しています。
ひと口に「ジャズ」といっても、ロック同様たくさんの種類があって、杉本さんは「ソウル・ジャズ」を標榜しておられる、
私はゴリンゴリンのビ・バップが一番の好みで、双方相入れない部分もあるのですが、共通項にウェス・モンゴメリーがいることにより、杉本さんの音楽を存分にエンジョイさせて頂いています。
ウェスもトランジスタ・アンプの愛用者でした。
最近作『Tomorrow Land』ではJVM210Hと1936をお使い頂き、アッと驚くようなウォームなトーンで素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
そもそも曲がいいのよ!
これからもMarshallでステキな音楽を末永くクリエイトしてください!
     

★杉本さんに『Tomorrow Land』でお使い頂いたJVMといえば、Marshall史上最強のディストーションを提供するモデルなんだけど、実はクリーンも「売り」なのね。
それを見抜いた杉本さんのご慧眼はサスガの一言。
そう、実はMarshallのクリーンってすごく魅力的なのだ!
実物を2度見たというウリが言っていたけど、実際のジミ・ヘンドリックスのMarshallはとびっきりクリーンだったそうです。
私もMarshallのクリーンは好き。
だからASTORIA CLASSICが大好き…てんで杉本さんにも早速お試し頂いた。一発OK!
その時のことをレポートした記事をおススメとさせて頂きましょう。
16th 真夏のJazz葉山~杉本篤彦グループだ!
  
  

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田川ヒロアキ

9_img_3488 祝!マーブロ1000回!
おめでとうございま~~~~~~す!
ギュイ~ン ギュワワワワ~~ン (←ギター)
  
貴重な場所に、度々私を記事に取り上げて頂きありがとうございます。
思いを込めた音楽を牛澤さん迫力とロック愛にあふれる独自の表現で精一杯世に伝えて下さる事は本当に嬉しく、おかげで、「マーブロ見ましたよ~!」と会場で声をかけて下さったり、メッセージを頂く事が多いこの頃です。
「マーブロを見て今日ライブに来ました」という方もいらっしゃいました。
そして、様々なアーティストさんの記事!
写真が見えない私も、牛澤さんの文で爆音が聴こえてきそうになったり、ユニークな表現に笑ったり、脱線が面白かったり、知識を増やしながら楽しませていただいています。
音楽、本、映画の図書館のような幅広いマーブロは、今やテレビや新聞同様の「メディア」だと思っています。
これからも、ますますのマーブロ展開を楽しみにしております。
そして、次回の「マーガラ」も、心待ちにしています。
おめでとうございま~~~す!!

ダカダンッ、、、、、ジャジャ~ン(エンディングギター)
  
<ヒロアキくんへ>
ギターつきメッセージどうもありがとう!
そうなんだよね、いつもヒロアキくんはマーブロのことを「もはやひとつの『メディア』である」と言い切ってくれるのでとてもうれしい。他の人はそう思ってないんかね~。
「ひとつのメディア」か…実にいい響きだ。
『情熱大陸』が知ったら放っておかないだろうな…。
取材に来たら一緒に出ようね。
誰か情報提供してくれないかな?
  
さて、ヒロアキくんのことは、何か楽器フェアみたいなヤツの会場で見かけたのが最初で、「ウワ!弾き方が間違ってる!」と驚いたものでした。
その後、野音での『HARDなYAON』というイベントでキチンと挨拶させてもらってお付き合いがスタートしたんだよね。
アレからずいぶん色んなことをさせてもらった。ヒロアキくんのおかげで人脈もずいぶん広がりました。
『Ave Maria』のジャケットもうれしかった!
いつもは「校歌ロック」なんてフザけているけど、常に前向きに創作活動に勤しむヒロアキくんには脱帽です。
これからも作曲家として、ギタリストとして、歌手として我が道を突き進んでください。
あ、もちろんMarshallといっしょにね!
 
コレは「脱線」ね。
そんな関係で意見のベクトルが合いやすいヒロアキくんなんだけど、こないだメッチャおもしろかった。
「期待しています」という表現があるでしょ?
もちろんいい意味の言葉なのは分かっているんだけど、どこか「今までがダメだったから次を楽しみにしている」という上から目線的な雰囲気がない?…と意見が一致した。
繰り返しますが、「いい意味」であることは理解しています。念のタメに辞書引いたから。
するとヒロアキくんがこう言った・
「そうなんですよ、その言葉ってどこか『もっとしっかりしろ』っていう感じがあるんですよね~、一番イヤなのは、CDを出したばっかりの時に『次のCDを期待しています!』って言う方がいらっしゃるんですよ!」
ライブ会場で買ったそのCDの封も開けていないのに「次作を期待している」とはいかがなものか?もちろんその方に悪気がないのは百も二百も承知しているんよ。
英語では「expect」という言葉が充てられるんだろうけど、コレは「良いことだけを待ち望んでいる」時に使う言葉だから比較的関係がハッキリしている。
日本語はムズカシイ。
  
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

★ヒロアキくんほどおススメの記事を選ぶのがムズカシイ人は他にいないな。
現場のバリエーションがあまりにも豊富で、それぞれに思い出があるから。
でもやっぱり一番は宮古島へ連れて行ってもらった時かな?
戦後二番目に大きい台風にかち合って、海辺ではなくて公民館で演奏した時。今でも家内と時折思い出しては語り草にしています。ぱいながま食堂がなつかしい。
もちろんこの時のこともMarshall Blogでレポートしたけど、もう見れないのね。
しからば…コレにしよう。去年の夏の『世界ボーイスカウトジャンボリーの田川ヒロアキ <前編>』とその<後編>
この時は本当にマイった。もしかしたらこの時が人生で一番暑かったかもしれない。
でも、面白かったね。記事にも書いた「焼き肉屋の悲劇」とか。
Marshall Blogには本当に色々な方にご登場頂いているけど、県知事はコレが初めてだった。
次はドゥテルテ大統領に出てもらいたいナァ。アメリカの大統領は…もういいわ。
ヒロアキくん、何とかして!

<最終回>につづく



 

 

2016年10月25日 (火)

1000のMarshall Blog! <Day3>

ハイ、1002本目!
マイッタなコリャ…2000回記念まで大分あるぞ!我ながらこんなこと1000回もよくやったな~。
自分をホメるなんてことより、もはや呆れるわ。サザエさんはスゴイな~。
さ、とりあえず今日を含めてあと998回は頑張ってみよう!

   
<写真について>
元々比較的好きではあったんだけど、特に写真に凝ったということはなかった。
ま、子供の写真はずいぶん撮ったけど…。
父がホンの少し写真の心得があったらしんだけど、生前に教わったことも、写真の話をしたこともなかった。
私は、ご多聞にもれず、子供の頃からMUSIC LIFEの巻頭に出ているライブ写真を飽きずに見ていたことは確かだな。
そこにはもちろんたくさんのMarshallが写っていたハズだ。
もったいなくも皆さんのメッセージの中で私の写真についておホメの言葉を頂戴しているが、私は子供の頃に見たロック・ヒーローたちの写真をマネているだけなんですよ。
三つ子の魂百まで…というヤツかな?
それでも、撮影技術については結構研究をした。
学校に行ったワケでもないし、撮り方を教えてくれる人が周りにいるワケでもないので、撮ってきた写真を一枚一枚丹念にチェックして、「どうすればもっといいのが撮れるか…」という勉強は今でもしている。
  
「古い写真」と言われたことが一回だけあるんだけど、
私が撮りたいのはミュージシャンの汗でもお客さんの熱気でもなくて、アーティストが作り出す「音楽」そのものなのね。
被写体はアーティストという人間だけど、音を撮るつもりでシャッターを切っているのです。
カ~ッコいい~!
そうするためには、何度も言うけど、あのスモークが邪魔でね~。ホント何とかしてもらいたい。
  
ひとつものすごく残念なことがあるのです。
それは、昨日の<Marshall Blogの作り方>にも書いたように、写真をブログに張り付ける時に、猛烈に縮小してるのね。
5~6MBぐらいのデータを100KB以下にしちゃう。
そうしないとデータが重くなってしまってニッチもサッチも行かなくなっちゃうのは皆さんもようくご存知の通り。イヤ、皆さんの方がゼンゼンお詳しいだろう。
すると何が起こるか…そう、悲劇的に画像のクォリティが落ちてしまう。
元々はポスターにもなるような美しい仕上がりなんですよ。
ああ、大きな画面でド迫力の画像をお見せしたいな~。
写真展のスポンサーになってくださる方が現れるのをお待ちしています!
ナンチャッテ~!
それでは三日目、よろしくお願いします!
  
  

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MASHA (Silex)

1_masha
マーシャルブログ連載1,000回突破、誠におめでとうございます。
連載開始から毎回欠かさず読ませて頂いております。
国内外のトップ・ミュージシャンと音楽ファンを世界一のアンプメーカー『Marshall』が繋いでくれるこのブログ。
こんな素敵なコンテンツを僕は他に知りません。
マーブロの魅力はそれだけではありません。
シゲさんの愛ある熱い文章(愛するあまり暴走することも…)、そして躍動感のある写真がマーブロの大きな魅力であり真骨頂であります。
これからも、ラウドで疾走感溢れるマーシャルブログを楽しみにしております!
…個人的な思い出をひとつだけ。
シゲさんと初めてお会いしたのは2013年の春、場所は東京キネマ倶楽部でしたね。
初対面にも関わらず、僕のマーシャル愛を散々語ってしまいました。
「初めてのアンプは4203、それからずっとマーシャル一筋なんですよ!CONCERTO MOONの島さんとの大阪でのマーシャル・ロードショウも観に行かせて頂きました!」などなど、あの時はつい喋り過ぎちゃいましたね。
全部マーシャルの魔法のせいなんです、ごめんなさい。
そして、今後も僕のキャリアの中で輝き続けるであろう出来事…東京キネマ倶楽部で開催されたMarshall GALA。
偶然にも、初めてシゲさんとお会いしてから3年後の同じ春でした。
これもマーシャルの魔法でしょうかね。
シゲさんはじめスタッフの皆様のご健勝と、英国Marshall社ますますのご隆盛をお祈り致します。
  
MASHAの詳しい情報はコチラ⇒Silex Official facebook
  

<MASHAくんへ>
どうもありがとう!
MASHAくんとキネマ倶楽部で初めて会った時はまだCrying Machineをやっていて、あの時、リハーサルを見ていて「ん?このバンドはヨソのメタル系バンドとはチョイと違うな…」と思ったんだよね。
それはギターのテクニックがどうとかいうことではなかったの。
ある程度の域に達していさえすれば、私はもうギターの巧拙は鑑賞の対象にはしていなくて、そのミュージシャンがどんな音楽をやっているか、いかに魅力的な曲を作り、演奏しているか…ということしか見ていない。つまりどれだけオリジナリティの追求ということね。
だって~、もうこれだけ猫も杓子もピロピロやっちゃった日にはもうそれしかないでしょう?
今、速弾きにどれだけの価値がある?
私は近い将来「速弾き」という言葉は死語になるのではないかと思っているよ。
そんな中にあってMASHAくんの音楽は「オヤッ?」っと思わせる何かを持っていたんだな。
私の読みは間違っていなかったと思ったのは、9月にデビューしたMASHAくんの新プロジェクトSilexの音源を聴いた時だ。
曲作りに重点を置いた姿勢は変わりなく、これからのギターを主役としたロックのメイン・ストリームを歩んでいく可能性を十分に見せてくれたと確信している。
ま~、おとなしい人でね~。
ミュージシャンにありがちな「オレが、オレが」感が大変希薄なのね。だからみんなから可愛がられるんだろうけど…。
これからはドーンとやっちゃってください!Marshallがついてますから!
 
下はMASHAくんが送ってくれた吉祥寺のライブハウスで撮った写真。
二回目に会った時かな?
どうもありがとう。

1_img_2576_2

★満を持して大成功のうちに終了したSilexのデビュー・ライブのレポートを早く皆さんにお見せしたいのはヤマヤマだけど、もう少し順番を待って頂くことにして、今回はMarshall GALAのようすすをご覧頂きましょう。
 

  

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三宅庸介
Strange,Beautiful and Loud)

14805522_1569731989719462_1439087_3 Marshall amp。
子供の頃、それはとてつもなく大きな存在でした。
そして、手に入れたその日からギタリスト人生が始まりました。
その音に育てられ、その音と暮らし… もはや自分自身であると云ってもいいぐらい。
そんなMarshallからオフィシャルに刊行されるMarshall Blogの1000回記念、おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
何度も掲載して頂き、素晴らしい写真を撮って頂き、取材・レポートをして頂き… それは僕の音楽人生の宝でもあり誇りでもあります。
シゲさんとのお付き合いの始めの頃、自分にとってマーシャルのサウンドがどれほど大きな影響があったか、どんな風にマーシャルを鳴らしてきたか…そんな事をとても長い文章に写真を添えて自己紹介として送らせてもらったのを覚えています。
そして、その一つ一つに丁寧にお返事を頂いて…。
それからは、音楽について本当に沢山のお話をさせてもらうようになりました。
もちろん、圧倒的に教えてもらうことの方が多いんですけどね。
週に何度も電話で話すぐらい仲良くさせて頂いてますが、いつも強く感じるのは、僕ですら驚くほどの音楽への愛情、それから人と繋がり、また人を繋いでゆく力とでも云うのでしょうか。
人生で幾つかの「大きな音楽的影響」というものがあります。
それはギタリストとしてだったり、音楽そのものだったり、サウンドだったり。
シゲさんとの出会いもその中の大きなもののひとつです。
「マーシャルの方」というのではなく、1人の「音楽人の先輩」として。
お付き合いさせて頂いて7年になりますが、僕はそういった意味でも、とてもとても感謝しています。
マーシャル・アンプとストラトキャスターと共に僕の音楽の旅はまだまだ続きます。
だからシゲさんも本物の良い音楽を伝え残すために、2000回と言わず10000回を目指してください。
この、世界的にも類をみない「音楽の伝道師としてのMarshall Blog」、ROCKそのものであるマーシャル・アンプのサウンドと共に永遠に続きますように!!
シゲさん、おめでとうございます。

2016年10月吉日 三宅庸介 (stratocaster, marshall amp)
 
三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange,Beautiful and Loud
 
<三宅さんへ>
とても思慮深いメッセージ、どうもありがとうございます。
ナニを、ナニを、何かといつも教わっているのは三宅さんではなくて私の方でしてね。
おっしゃる通りしょっちゅう電話やメールで音楽に関する情報の交換をしているんだけど、三宅さんとは音楽の聴き方がかなり異なるので大変勉強になるのです。
私はジャズを中心に、マイナーなブリティッシュ・ロックから現代クラシック、民族音楽としての声明までドッバ~とやたら色んなものをうっす~く聴いているんだけど…イヤ、うすく取り扱わないと色んなものを聴く時間がないのですわ。
三宅さんの聴き方はすべてがギターに結びついちゃう。
マァ、ホントに呆れるぐらい細かいことまでご存知なのにはいつも驚いてしまう。
でも、そこには不思議と変に凝り固まった「オタク感」みたいなものがなくて、実にカラッとしていているのね。
何しろ、音楽の良し悪しに関しては本当に厳しいよ、三宅さんは。
私なんか時々三宅さんの顔色を想像して好き嫌いをキメるからね…というのはウソだけど、三宅さんのストイックさは尋常ではない。
この世にAKBしかいなくなったら三宅さんどうなっちゃうかな?…あ、オレもか?
そのストイックさがあの厳しい音楽になってくるのは間違いないワケで、そういうことを知って聴くと尚一層面白い。
三宅さんととにかく意見が合わないことがひとつだけあるのね。
それは、アンプのストラップ・ハンドルを飛び出させておくか、引っ込めておくか…。
私は昔から引っ込めておかないと気が済まない方で、最初の頃、三宅さんのアンプのストラップ・ハンドルを引っ込めておくと、いつのまにかそれが飛び出している。
また引っ込めておくと、気が付けばまた飛び出してる。
誰がそれをやっているのかと思ったら三宅さんだったという…。
三宅さんの音楽は確かに万人受けするものではない独特なモノだけど、もっともっと聴かれてしかるべきものだと信じている。
日本人はこういうところが全くダメでね~。
西洋音楽に対する民度はいまだに発展途上だ。イヤ、J-POPの台頭以降、完全にロック後進国になってしまった。
ひとりでも、ふたりでも、三宅さんが取り組んでいるような音楽を聴いて楽しんでくれる人が増えることを願う次第である。
そのためにはMarshall Blogはいくらでもガイド役を買って出ます。
下の写真はMarshallサウンドにはチョイとうるさいネコ、Lizzyちゃん。三宅さんの奏でるMarshallサウンドを毎日聴いて暮らしていたからだ。
先日、天寿をまっとうした三宅さんの愛猫だった。
元気な時には三宅さんの傍らでMarshall Blogを楽しんでいてくれたに違いない。

14801015_1569738233052171_105568655  
★直近のライブ・レポートにも記した通り、Strange, Beautiful and Loudは『Sound Experience』というシリーズを通して定期的にご登場頂いていて、現在は『21』までレポートしている。
そのどれをご覧頂いてもいいのだが、せっかくの機会なので、今のMarshall Blogで一番古い記事をご紹介しておこう。
2012年12月19日の『Sound Experience 6』。令文さんがゲストで出演している。
三宅さんの名誉のために申し上げておくが、記事の下にあるfacebookの「いいね!」がゼロになっているが、コレは途中でMarshall BlogのURLを変更したため、それ以前の記事に頂いた「いいね!」がすべてご破算になったためである。
  
    

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中野重夫
(Jimi Bruce Band、DYNAGON、野獣他)

14699933_701207480020349_32763669_nウッシー!

マーシャルブログ1000回突破おめでとう!
ほとんどのみなさんはウッシーのことを「シゲ」と呼んでるらしいが、ワテも「シゲサン」と呼ばやれるし、最初の出会い(2000年)から「ウッシー」で行ってるので今後もウッシーでいかせてもらいます牧場。
もちろん「シゲシゲコンビ」も気に入ってるけど。

さてマーシャル・ブログはその一回だけを見ても盛りだくさんでユーモアがあり、奥が深い。
おそらく毎回相当な労力をはらっているに違いない!
そして数々の写真には、素晴らしい瞬間をとらえる才能がある!
それが1000回ということは・・・
ワテの得意な二桁の九九(ジュジュが100、ジュゴニジュウゴが375)でもまだ追いつかない。
毎日特別な食事を一日3回して333.335日もかかるのだ!
奥が深いと述べたが、初期のウッシーとの会話でこんな事があった。
ワテが「でけやんやん」と言ったら即座にウッシーは「シゲさん!『やんやん』って何?」
また、「シゲさん!ジミヘンだけでは食っていけないだろうから普段何やってるの?」の質問にワテは「タイヤ屋や!」と答えたら、「『ややや』って何?」と、すかさず訊く!
そう!普段なんとなく流される会話の中でも納得いくまで追求する心構えをウッシーは持っている。
そんな所がマーブロの記事に活かされているのだ。
最後になぜワテがマーシャルを40年間メインで使い続けているかというと、時々自分の技量&イメージをはるかに越えた素敵なサウンドを出してくれるからだ。
しかし、機嫌を損ねたらニッチもサッチもブルドック!
まるで悪い女に捕まった時のようだ・・・しかし、ワテはそんなキャラクターのマーシャルが大好きだ!
そしてこの先も「くんずほぐれつ」しながら永遠にマーシャルとつきあって行くことだろう牧場。 
 
中野重夫の詳しい情報はコチラ⇒facebook

 
<シゲさんへ>
2000年に吉祥寺のハンバーガー屋で初めてお会いしたんだよね。
「ドワ!似てる!」と思ったけど、家族づきあいまでしている今となってはシゲさんはシゲさん以外の何物でもなくなってしまった。
一時はサンタナとナベサダもイケると思ったんだけどな~。
さすが長いことお付き合いさせてもらっているだけにずいぶん色んなことがありましたね~。
先日の還暦記念ライブの記事でシゲさんとの思い出をチョコチョコと記しているのでここには書きません。
コチラのシリーズを見て頂きましょうね⇒ワテは60からだす!!~中野重夫の還暦を祝う
  
頂いたメッセージにあるようにシゲさんにはズ~ッとMarshallを弾いてきたワケだけど、何かココへ来てますます音が良くなっているんだよね。
基本的には1959の人。
ブルース・ロック・ギターのサウンドのおいしい部分がすべて詰まっている感じ。
こないだの野獣も素晴らしかった!
そのサウンドを引っ提げて、ジミヘンからハードロックまで様々な局面で、いつまでも最高のギターを聴かせて欲しいと思います。
これからもよろしくお願いします!

P.S. :その「割り算の九九」ってのシゲさんに教わって調べてみたけど、意味がサッパリわからんやんやん!
今度シゲさん、アレどういうことか教えて!
  
★ココは当然『ワテロク』の記事がおススメなんだけど、既に出してしまった。これはワザとなの。
…というのは、最近、断トツですさまじいステージを見せてくれたのでそちらを紹介しておくことにする。それは、KATAMALI KISSES THE SKY~KISS THE SKY編

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NAKED MACHINE
(代表:里村源太朗、KAN、石川達也)

14572471_959196384192446_1961626523牛澤さん、Marahall Blog 1000回達成おめでとうございます!
Drumの達也は牛澤さんのおかげでNATALと言う素敵なDrumメーカーにも出会うことができました。NATAL Drumで叩く音は極上サウンドです!
メンバー一同いつも楽しくBlogを読ませていただいてます。
バンドの魅力を200%引き出す文章、今にも動き出しそうなLive Photo、また脱線話も奥が深くいつも楽しく見させて頂いてます。
Marshall Ampをこよなく愛する者として、Marshall Blogに取り上げて頂き、またこうして記念すべき1000回目の記事に携われた事がどれほど光栄な事か…
これからも、2000回、3000回と素晴らしい記事と写真でマーブロ読者を楽しませて下さいね!そして、またMarshall Blogに登場出来る様に、NAKED MACHINE一同Marshall Soundと共に頑張ります!
  
NAKED MACHINEの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEBSITE
  

<源太朗さん、KANちゃん、達也くんへ>
どうもありがとうございます!
再編間もないこともあって、まだ一度しかMarshall Blogに出て頂けていないNAKED MACHINEですが今後が楽しみなバンドのひとつとしてメッセージをお願いしたというワケ。
そして何しろMarshallにNATALにKANだからね!
記事にも書いた通り源太朗さんとはもう2007年ぐらいに知り合っていて、イベントなどでは数回顔を合わせては、本格的なバンド活動をされるのをとても楽しみにしていました。
それが最強のシンガーを得て、こういう格好で関わることができるようになってすごくうれしく思います。
別に私の子供じゃないけど、イヤ、年齢としては子供だ!達也くんをよろしくお願いします。
ジャンジャンカッコいいオリジナル曲を作ってハード・ロック復権の旗手として活躍されることを望みます。
ところで、NAKED MACHINEは愛称はどうなっているのかしら?「ネイマ」だとコルトレーンになっちゃうね。
「ネキマ」?
それなら、近い将来「キネマ倶楽部」でMarshallの壁をバックに激演されるのを心待ちにしています。
  
★「ネキマ」はまたチャンスがあればドンドンご登場いただきたいNAKED MACHINEだけど、今のところマーブロにはこのNAKED MACHINE登場!【追補版】一回だけのご登場なので自動的にコレがおススメとなる。

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西村守 (Fury of Fear)

14650447_637774486395842_8388820498Marshall Blog1000回達成おめでとうございます! 
こんな記念すべき時にメッセージを載せて頂けるなんて凄く光栄です。
マーブロはずっと僕も読んでいて、たくさんのミュージシャンの方々の機材、アンプはもちろんマーシャルなのですが、その機種だったり、年代だったり、仕様だったりととても細かく載っていてプレイヤー目線がすご重要視されていていつも参考にしていました。
アンプ以外にもペダルボード、ギターの写真等、もうそのプレイヤー全ての機材を細かく見れることが出来て大変興奮します。(笑)
機材を細かく載せている記事っていうのは意外になくて、そこを大事に扱って下さっているマーブロは他の記事とは別格だと思います。
マーブロを執筆されている牛澤さんとお話する機会があるのですが、その知識量や経験が本当に豊かで、海外アーティストのこと(特にイングヴェイ)等、いつも面白い話が聞かせて頂いています。
この豊かな知識や経験から来る文章がマーブロの面白さなんだなといつも思います。
マーブロはきっとこれからも続いていくと思うのですが、特に若いプレイヤーの方々に読んでもらいたいと思います。
僕もまだまだ若手ですが、僕よりもっと若いプレイヤーに是非おすすめしたい内容です。
必ず自分のためになると思うし、マーシャルアンプが大好きでしっかり活動を続けていればマーブロにも掲載される日がきっと来ると思いますよ!
僕もまさかこんなにマーブロ、大好きなマーシャル・アンプと関わる事ができるようになるなんて全然思っていなかったので…。
これからも僕はMarshall Ampを使い続けてマーブロに掲載して頂けるように活動していきます!
僕の後ろには必ずMarshallがあります。
これからも大好きなMarshallと頑張っていきます!
Marshall Blog1000回達成おめでとうございます!
 
西村守の詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website
 
<守くんへ>
どうもありがとう!
写真まで凝ってもらっちゃって!
LOUD PARK楽しかったね~!
守くんのほうこそおめでとうございました。
若いのにガンコなまでにMarshallにこだわってくれていつもうれしく思っています。
守くんたちのようなスタイルでシッカリしたプレイヤーが最近また増えている実感があって、これまたうれしい気持ちでシーンを眺めています。
「知識と経験が豊富」とホメられたのをいいことにチョット言わせてもらえば、とにかくいろいろな音楽を聴いて聴いて、聴きまくって自分の音楽に活かしてもらいたいと思います。
他とはひと味違ったへヴィ・メタルを聴いてみたいのです!
MarshallやMarshall Blogはよろこんで支援しまっせ!
でも、守くん、すごく研究熱心だもんね。
きっとこの先ひと皮もふた皮も剝けた音楽をFury of Fearで聴かせてくれることでしょう。
楽しみにしています!
  
★LOUD PARKの記事のアップにはもうチョットかかるので、ここではカッコよかったGALAのレポートをおススメ記事とさせてくだされ。
MASHAくんと丁々発止とやり合う姿はホントかっこよかったよ!…とおもったけど、既にMASHAくんのところで出ているので、「ああ、メンバーが定まっていなかったんだよな~」と後に思い出すであろうLOUD PARK前夜の姿を紹介しておこう。
コレ、LOUD ATTACK 2016~FURY OF FEARの巻
  
  

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小笠原義弘
(Chris Duarte Group他)

1_ogan1_2 マーシャルブログ1000回記念おめでとうございます。

マーシャルブログには一体何度載せていただいたのか解らない位お世話になっていますが、牛澤さんとのそもそもの出会いはマーシャルのハンドワイヤードのプロモーションの昔からで、初体験、いや、初対面は大阪でした。
当時参加していたThe Savoy Truffle丸抱えでの出演でした。
あのイベントは楽しかったです。

それから東京の某事務所に某R社GM編集部の◯辺氏にまで号令をかけ、集合してのマーシャルとレスポールをダイレクトにプラグインして密室爆音大会という、ただ単なるギター好きの集まりの会が始まってしまい、ギタリスト以外のメンバーは外で軽く40分は待ったあの日。
ほんまにギターが好きなんだな~~~ースなんて全く興味ないんだろな~~と普通に思っていましたが、お互いの好みがFrank Zappで一致したあの衝撃の日から、マーシャルとは関係なくして(笑)二人の距離は強烈に縮まりました。
遂には私が参加しているChris Duarte Groupが2012年にShrapnel Recordsからリリースした『LIVE in Japan』でジャケ写等の全てを手がけることになり、何故か華々しく牛澤さんはフォトグラファーとしてもマーシャルとは関係なし(笑)にメジャーリーガー・デビューを果たしてしまいました。
私がアメリカ・ツアーする際には愛機EDENの調達もして頂いている今の私にとっては、この上なくimportantなparsonになってしましました。
あの40分待った時にはこうなるだなんて全く思いませんでした。
2016年3月のMarshall GALAの時もいち早くオファーを頂いてはいたものの、こちらのスケジュールがなかなか決まらずで、結局は出演できませんでした。
他にも度重なるご迷惑にも関わらず、いつも私のような者に本当によくしてもらい、いつも心の底から感謝しているという風な関係になるとは、あの40分の待った時に誰が想像したでしょうか??
あ、あ、ややクドイですね~!(笑)
失礼しました。
マーシャル・ブログは自分が登場する回以外でも、ほとんど目を通させていただいています。
その文章の表現力は私にとって星新一先生と筒井康隆先生同等の衝撃と楽しみを与えてくれます。
かなりメガトン級です、超ド級です。ダイナマイトです。
特に音楽的表現は完全に変態です。かなり好みです。
私は現在、Chris Duarte Groupのメンバーとしてアメリカのテキサス州オースティンに活動の場所を移しています。
そんな私にいつも格別のお気遣いを頂き本当に感謝しています。
マーシャル・ブログもそうですが、この先一秒でも長く牛澤さんとマーシャル・ブログのファンの皆様と一喜一憂出来るように頑張ってまいります。
またマーブロで紹介してもらえるように頑張りますんで、その際はよろしくお願い申し上げます~~~(ミーハー的な)。
 
小笠原義弘の詳しい情報はコチラ⇒Dancin' Funky Bass!!!
 

<オガンちゃんへ>
オースティン・テキサスからはるばるどうもありがとう!
そう、某R社GM編集部の◯辺さんのご紹介で知り合ったんだよね。
初のハンドワイアード・モデル、1974Xと2061Xの発表会をアメ村のサンホールでやった時が初対面だった…という感じがしないナァ。12年前?
おかしいな、もっとズッ~と前から知っているような気がするな。
オガンちゃんにもずいぶん色んなところへ呼んでもらったよね~。
そういえばフジ・ロックなんかも行ったもんね。
超売れっ子ベーシストだからして、色んなバンドに参加している関係もあって一緒になる機会も多いんだよね。
変わったところでは、野音のめんたんぴんとか、三宅さんのバンドとか?
Trio the Collagensは言うに及ばず、Shrimpheadsもヨカッタし、突然誘われる数々の小ぶりのギグでもハズレは一切なかった。
それもそのはず、世界に誇るベーシストがそれらのバンドのリズムを支えているからね。
前回のクリスの全米ツアーでは、送り出したEDENがポンティアックで行方不明になってビビったりしてね。
しかしね~、あのマイク・ヴァーニーにはビックリしましたよ。
いきなりメールが来て、「Dear Shige, I'm Mike Verney.  Please sell some photos of Chris that you took in Tokyo.」 みたいに言われて…。
シュラプネルだよ!MVPだよ!
それでリリースされたライブ・アルバムがコレ。

9_cdgl シッカリとフォト・クレジットも入れてくれて、今では宝物のひとつになっている。
コレもオガンちゃんのおかげ!
実はね、コレ、自分でもすごくいい写真がたくさん撮れたとよろこんでいたの。でも、それらは全く使われなかったナァ。
この欧米人との感覚の違い!勉強になりました。
オガンちゃんも音楽の話をしていてすごく楽しい相手なんだけど、私とは方向性がゼンゼン違うんだよね。
話をしていると知らない名前がバンバン出てくる。
みんなアメリカのミュージシャン。
私はMarshallの人間だからして、ロックに関してはイギリス至上主義なワケ。
何でそんなにアメリカがいいのかね~、と思っていたらオガンちゃんがこう言った。
「あのですね~、アメリカにはですね~、自分の求めている音楽があるんですよ~」
世界に羽ばたくミュージシャンはやっぱ何か違うわ。
日本人最高峰のベーシストと仲良くしてもらってうれしいわん!
あ、ちなみに、「私設Frank Zappa同好会」は会長が私でオガンちゃんはただの会員だから。総数2名だけど。

★さて、おススメの記事はどうしたらいいんだろう?
すごい登場回数だし、それぞれ音楽のタイプが違うんだよな。
やっぱりクリスにしよう。
ココはオガンちゃんに謝意を表してちょっとインチキさせて頂いてShige Blogから…。
上のライブ・アルバムになった目黒でのギグ。Chris Duarte Live in Japan 2012 <前編>とその<後編>を選ばせて頂くことにする。
Marshallにはナイショだよ。
ま、クリスも4100とか使うから!こないだJVMのコンボだったし。
しかし、こうして久しぶりに見てみると、やっぱ、我ながらいい写真だな~。コリャ、マイク・ヴァー二ーも欲しがるワケだ…な~んてね。スモークがないだけなのよ!
ミュージシャンの皆さん!スモークさえなければコレくらいの写真はいつでも撮って差し上げますよ!…ナンチャッテ!
  
  

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大谷令文

1_img_0376マーシャルブログ、1000回達成おめでとうございます!
いつも楽しみに見させていただいてます。
ライブ・レポートやアルバム・ジャケット展、いろんなウンチク話しも面白い。
特に建築物が好きで、イギリスのも日本のもどちらも好きです。
こないだのシゲオさんの「伊勢-松阪」の回なんてとても興味深く読ませて頂きました。
でも、特に僕が好きなのは、いつもの英国事情レポートです。
そのうちいつか、BBCコメディ特集もやって下さいね!(『宇宙船レッドドワーフ号』って知ってますか~?
 

大谷令文の詳しい情報はコチラ⇒大谷令文ホームページ


<令文さんへ>
どうもありがとうございます!
「大谷令文とMarshall」…ナント自然なコンビネーションでしょう!
ロックの黄金時代の空気をそのままパックした令文さんのギターは、日本ではなかなか他に類を見ないモノだと思っています。
何が違うんだろうな~、と考えるとやっぱりどうしても「空気」としか言いようがない。
それはMarshallだけが震わすことのできる空気。
テクニックとか理論とかとはかけ離れた「Spirit」と言い換えてもいいかもしれません。
専門学校の普及で若者のギターは「ピロピロ天国」になっていますが、彼らが何人集まっても令文さんのチョーキング(ここは「ベンディング」などとは言わない)一発には叶わないでしょう。
昔、Aurexジャズ・フェスティバルで来日したLong Tall Dex、すなわちDexter Gordonが日本のバリバリのジャズ・ミュージシャンと共演した時、技術の粋を尽くして挑んだ日本人が、Dexterがたったひとつの音をブローしただけで後は何もできなくなってしまった…という逸話と同じことが若手ギタリストと令文さんとの間に起こることでしょう。
あ、もちろんコレにはMarshallが不可欠でしょう。
ところでDexter Gordonといえば、私の愛聴盤に『Someting Different』というSteeplechase盤がありますが、ナゼゆえこのアルバムが好きかというと、ギターでPhilip Catherineが参加しているから。
この一時Focusの一員として来日したこともあるCatherineのことを三宅庸介さんに話すと、「令文さんがその名前を口にしていましたよ」とのこと。
さすが令文さんと思いましたね。
そう、Burnyの時に書いたけど、令文さんとロックの話をするのは実に楽しい。
特にプログレ。
「フォルムラ・トレ」とか普通に通じる人はプロのミュージシャンでも少ないでしょう。
で、いつかWishbone Ashを二人で観に行った帰り、牛角で食事をしたことがあったんだけど、あまりにもヘンテコなロックの話で盛り上がってしまい、カルビ一皿で後は全部飲み代になってしまって店員さんに大層驚かれたことがあったっけな~。
『宇宙船レッドドワーフ号』ってのは知りません。
そういえば『Fawlty Towers』を教えて頂いたのも令文さんからでした。ジョン・クリース大好き!
ニール・サイモンに『Out of Towners』という戯曲があって、古くはジャック・レモンとサンディ・デニスの主演で『おかしな夫婦』という映画になり、その後、スティーヴ・マーティンとゴールディ・ホーンで『アウト・オブ・タウナーズ』という原題通りにリメイクされました。
コレにオリジナル・キャラクターで登場したのがジョン・クリース。いい味でした~!
そういえば、『Fawlty Towers』のジョン・クリースの奥さんの役の人の英語、今のマーシャルの社長の奥さんの英語にソックリなんですよ。
あんまり似ているもんだから、我慢できなくてそのことを社長に言ったら、やっぱり他でも言われるとのことでした。超どうでもいい話だけど…。
令文さん、これからもMarshallとともに、あの時代の、あのロックが一番カッコよかった時代の空気をまき散らしてくださ~い!
  
★おススメの記事…ココはTrio the Collagensでしょう。いくつかある中でも、偶然Marshallのスタッフが観に行った回のTrio the Collagens~Live Album Release tour 『Rough&Dangerous』君に逢いたい2014にしましょう。
そう!ここで紹介しているライブ・アルバムのジャケットに使われている写真も私が撮ったものだのです!
   

   

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岡田翔太朗 (MAGIC OF LiFE)

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Marshall Blog 1000回更新、おめでとございます!
ライブでも、レコーディングでも、撮影でも、テレビ収録でもNATALを愛用させて頂いております。NATALとシゲさんはMAGIC OF LiFEというバンドには欠かせないサウンドであり存在です。
もちろん僕もマーブロを愛読しております。
シゲさんのもつ愛情の深さ、熱さ、そして真っ直ぐなところがいかんなく発揮された文章が読めて、アーティストの持つ良さを最大限まで伝える写真がとても大好きなのです。
実際に僕が活動する中で数多く撮ってもらってきた写真の中でも、フェイバリットはマーブロの中にたくさんあります。
シゲさんにお会いするといつも背筋が伸びる思いですが、マーブロを読むだけでも「もっと知りたい!」、「もっと鳴らしたい!」、「なんじゃこりゃぁぁぁ!」と向上心を駆り立てられます。
マーブロは本当の「良いモノ」を伝えるための重要なページなのです。
はじめてシゲさんとお会いしたのは、僕が敬愛する某シンバル・メーカーにお邪魔した時で、それは偶然のことでした。
初対面の時から知性と誠実さとロック臭がプンプンしている印象で、そのルックスから僕は少なからず緊張してしまいした。
しかし、はじめましての僕に「これ、よかったら使ってくださ~い」とMarshallのミニ・バッグをくださったんです。
しかもメンバーの分まで。
僕はその時からシゲさんに世話してもらうことが決まっていたんですね!(笑)
ちなみにそのバッグは今もなお大事に使い続けています。
初対面、NATALのご担当として改めて出会った時、そして今、マーブロの中、いつでもどこでもシゲさんはシゲさんのままです。
とてもご多忙だとは思いますが、これからも2000回、5000回、10000回、100000回と更新を楽しみにしています!
  
MAGIC OF LiFEの詳しい情報はコチラ⇒offcial web site
  
<翔太朗くんへ>
メッセージどうもありがとう!
いつもNATALを愛用してくれてうれしいです。
なんとならば、私はあなたのドラミングがとても好きだから!
飾り気など全く必要としないかのような、グルーヴ感やドライブ感がタマらないんだな。
音も申し分ない。
NATALの良いところを最大限活用してくれていると思っています。
それと、いつかNATALの整備を手伝ってくれた時、あなたが色んな音楽を聴いて勉強していることを知ってうれしく思いました。
まったく予想していなかったのに「King Crimson」なんて言葉が出来てきてビックリしたよ。
バンド名を変えてMGAIC of LiFEとなって、ますます活躍の場を広げているけど、翔太朗くんはずっと時間が経つった頃には、ジャズかプログレははたまたメタルかわからないけど、何やらシリアスな音楽を演っているような気がするな…。
その姿を早く見てみたいな。
それにしても、『栃フェス』はおもしろかったな~。誘ってくれて本当にありがとう。
来年もお邪魔させてもらっちゃおうかな…。
これからの活躍をとても楽しみにしています。NATALで活躍してよ!
   
★…ということで、おススメの記事はメッチャ楽しかったMAGIC OF LIFE~Don't Stop Music fes. TOCHIGI 2016にしよう。
  
   

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岡井大二

1_s41a0198ビバ Marshall Blog!!
1000回到達&突破オメデトウゴザイマス!!
少年時代に憧れと感心の的となっていた英国アーティストの傍らに、スタイリッシュに佇むアンプとロゴの存在を覚えてから半世紀かな…?
自分にとっては想像の産物だった音と群像。、
今、その仲間内に加えてもらって含み笑いつきで幸せを感じています。
マーシャル氏のことは 当然 70年代から存じ上げておりました。
そして、マーシャルアンプ開発の経緯も、、。
でも そこまででした。
Marshall Blogで羨ましくも深みを感じ直しています。
牛澤さんにお願いしてご尽力頂けた事により、NATALのキットに囲まれ、地に足がついた、とても落ち着いた響きと一緒にプレイさせて頂いてます。
本当にありがとうございます。
そして、おめでとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。
…しかし…Marshall Blog…濃いわぁ~!
  
<大二さんへ>
大二さん、ありがとうございます!
私の大好きなドラマー。
大仁さんにNATALをお気に召していただいたことはNATALの誇りなのです!
だって、日本のロックを作ってきた人なんだぜ!
そして、英米のロックの変遷をリアル・タイムで具に見て来た人なのですよ。
そのせいか、大二さんのドラミングもモノスゴク外人感が漂っているんだよね。いわゆる「日本人ばなれしている」というヤツ。
初めてお話たのは、四人囃子がプロコル・ハルムと共演した新宿厚生年金会館だった。
エライ緊張したっけな~。
それが今では家にお越し頂いて打ち合わせをしながらイッパイやっちゃったりなんかして…。
それはMarshall GALAの打ち合わせだったんだけど、私が四人囃子のファンであることをご承知の上で、四人囃子の曲を演ることをご提案頂いた時は最高にうれしかった。
しかも「機械じかけのラム」のリクエストまで受けてくださったのだった。
岡井大二-四人囃子の音楽-NATAL…一体他に何を望もうぞ!
これからもよろしくお願いします!
実は、その打ち合わせの時、大二さんにロング・インタビューをお願いして貴重なお話をたくさんうかがってあるのね。
どうにも時間がなくて文字お越しが難航しているんだけど、近い将来ドカンとMarshall Blogにアップするのでお楽しみに!
   
★ココはMarshal GALAの記事をおススメするのが定石なんだろうけど、ジロキチでたっぷりと四人囃子の音楽の魅力を味あわせてくれた稲葉囃子~スキスキ四人囃子! <前編>とその<後編>を挙げておく。
チト、自分のはしゃぎぶりが恥ずかしいんだけど…。
   
   

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SAKI (Mary's Blood)

120v遂に1000回目ですか!
シゲさんのバイタリティ、知識の深さ、そして驚異的な執筆量には驚かされっぱなしです。
それから、いつも最高のショットをありがとうございます。
何度も申し上げておりますが、Marshall Blogには自分の憧れのミュージシャンの皆様がたくさん載っておられて、いつか自分も載りたいなあという想いがあってずっと読んでおりました。Marshall愛とミュージシャンへの敬意に溢れた素晴らしい文章と写真でいっぱいのMarshall Blogにこうして今まで何度も登場させて頂いていることが本当に光栄です!
Marshallは間違いなく世界中のロック・ミュージシャンの憧れのアンプであり、自分のサウンドにも欠かすことの出来ないものです。
自分を通じて一人でも多くの方がその格好良さ、唯一無二の存在感に触れてくれたら本当に嬉しいなあと思っております!
微力ながらこれからも応援させてください。
改めまして、更新1000回達成おめでとうございます~~!
  
<SAKIちゃん>
どうもありがとう!
実はMary以前にもSAKIちゃんを撮影したことがあったんだよね。
日比谷野外小音楽堂で開催された東日本大震災のチャリティ・イベントのことでした。
もっともその時はSAKIちゃんがSAKIちゃんだとは知らなかったんだけど…。
いつもMarshall Tattooを愛用してくれて大変ありがたく存じます。
SAKIちゃんから取材に誘われて初めてMaryをDiver Cityに観に行った時、ワザワザ入り口まで迎えにきてくれたのがまるで昨日のよう…というより本当に最近のことなのね。
そして、あれからアッという間にMary's Bloodがガール・メタル・バンドの最高峰に上りつめたことは至極当然のことなのでしょうが、とてもよろこばしく思っています。
Marshall GALAの時も最高にカッコよかった!
Maryのロックも比較的トラディショナルな要素を大切にしていて、私みたいなオールド・スクールでも実に楽しめるんだな。
この調子で筋金の入ったカッコいいロックをクリエイトし続けてもらいたいと思います。
  
Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

★Mary's Bloodのおススメ記事は私が初めてそのステージを観た時、血のメアリー~Mary's Blood登場!にします。
なつかしい!といいたいところだけど、たった2年前だわ!


つづく

 

1000のMarshall Blog! <Day2>

昨日、かなり書き上げた原稿がスッ飛んでしまって、怒り狂いながらシャカリキになってもう一度書き直していたら家内が仕事から帰ってきた。
「ただいま~」に続いて聞こえてきたのは…「Marshall Blog、1000回おめでとう!」。
そして、見せてくれたのがコレ!
ワオッ!
メッチャうれしいわ~。
Marshall Blogの制作に当たっては、実は家内にもひとかたならぬ協力をお願いしていて、きっと彼女もスタッフのひとりとして「1000回達成」を喜んでくれたに違いない。

9_img_0230_2それから10分経つか経たないかするウチに上の子も仕事から帰ってきた。
「ただいま~」の声に続いて聞こえてきたのは…「Marshall Blog、1000回おめでとう!」だった!
そして、「ヨカッタね~、1000回達成できて!」とニコニコしながら差し出したのがコレ。
オイオイ、君もか!
うれしいったらありゃしない!
大変おいしく頂きました。

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そして、今日は1001回目の記事。
2000回に向けての第一歩だ!
   
さて、最近はコンサート会場に行くと、お声をかけて頂く機会が多くなった。イヤ、毎回かな?
「いつも見てますよ!」
「こないだの〇〇の記事最高でした!」
「今日のライブのレポート、楽しみにしています!」
最高にうれしいのです。
こういうお声であれば、遠慮なく頂戴したい。俄然やる気が出るというものだ。
不思議なことに、「もっと早くアップして欲しい」とかいう類のご意見をお聞きしたことがただの一度もない。
もちろん一日も早くアップしたいのはヤマヤマなんだけど、できないの~!
そう、「毎日大変ですね~!」と案じて頂くことも少なくない。
実際、大変なんですよ!
…ということで、<Day2>の<Preamble>は、「ライブ・レポート」を例に、いつもどうやってMarshall Blogを書いているのかを披露したいと思う。
イヤ、大したこっちゃないんよ。皆様が思っている通り。
   

<Marshall Blogのつくり方>
まずは当然ネタ集め。
カメラを持ってコンサート・ホールやライブハウスに出向く。
去年は1年間で大小合わせて151回と会場にお邪魔させて頂いた。ま、だいたい2.4日に1回の割合?
Marshall Blogには「ライブ・レポート」以外にもゴチョゴチョやっているので、これぐらい行っておけば、毎日更新してもネタに困ることはない。「数本立て」という記事も少なくないからね。
  
そして、本番の写真を撮る。
それにしても最近のスモークはどうにもならないね。誰のマネをしてあんなにモクモクにしてるんだろう?外国はもうこんなことやってないと聞くよ。
Marshall Blogでも時々紹介しているけど、海外のコンサートの写真ってすごくクリアでしょ?
アレ、ノン・スモークだからよ。身体にはよくないっていうし…。
だから、照度不足、スモーク、逆光、前柵なし…の現場は敬遠させて頂いているの。そういう環境は煙とお客さんの後頭部を撮りに行くようばものだから。
ワガママでゴメンナサイね!でも、バンドさんたちは一生懸命演ってるんだもん、なるべくきれいな写真を撮ってあげたいと思っているのです。
  
とにかく、本番中はステージに集中してシャッターを切る。
そうして撮影に夢中になっていると、ショウの内容が頭に入ってこないのも仕方のないことで、そうなると後で記事を書く時に大変な苦労を強いられることになる。
そこで、家内の出番。
客席の後ろの方で、MCはもちろん、ギターの持ち替え、アクション、特効等々、気づいたことをすべてメモしてもらっている。
最近はどんな曲を演ったか、その曲調も時々書き留めておいてもらうのだが、メタルのライブなんかはどうにもならない。
1曲目:速い
2曲目:速い
3曲目:かなり速い
4曲目:速い
5曲目:メッチャ速い
6曲目:速い
  :
 :
こうなるとチト困っちゃうんだよね。
それと、家内はロックは好きだけど、詳しいワケでは全くない。だからMCの聞き取りなんかは知らない言葉を聞こえたままにメモしちゃう。
後でそのメモを見ると滅法おもしろいのよ。
「ディープ・パープルのインプロミネーションの世界」とか「My Eternal Dream」を「マイッタナードリーム」と記したり…。
でも、本人は極めて真剣に取り組んでくれているし、正確でなくても十二分に意味は通じるし、そもそもそのメモがないと手も足も出ない。とても感謝している。
そんなだから、恐らく日本で最もライブハウスに通っているオバちゃんのひとりだと思うよ。
家内が一緒に来れないときは、仕方がないので私が一人で撮影しながらポイントだけ携帯のメモに打ち込んでる。
  
ネタを仕入れて来たら、まず写真のチョイス。
セットリストや家内のメモに沿って、場面場面の最もカッコよく撮れている写真を選ぶ。
ま、自分で言うのもナンだけど、気に入ったものが多すぎちゃうのね。
仕方ないので涙を飲んで取捨選択をし、ま、2時間から2時間半ぐらいのショウであれば、だいたい100枚チョットぐらいに絞る。
コレが写真選択の第1回戦。
絞った写真はブログにアップロードできるよう、縮小加工をしておく。
   
そして、いよいよ記事のプロットを組み立てて、写真をさらに絞って番号を振り、記事に割り付けていく。
写真選択の第2回戦ですな。
実は、全工程の中でこのあたりの作業が一番キツい。
Marshall Blogのライブ・レポートは普通の記事で写真を40~50枚ぐらい掲載するので、ここで写真はほぼ半分に絞られ、その運命が決まる。
すなわち、当選組は数千人の人に見てもらうことができ、落選組は外付けハードディスクの中という無間地獄で一生過ごさなければならない…というワケ。かわいそうでしょう?
でも、ここでサービスして必要以上に写真を選択してしまうと、今度はテキストを書くのが苦しくなってしまう。
写真をかき集めて、「こんなんありました~」と済ますことができればどんなに楽かと思うけど、それは絶対にやりたくない。
フザけた文章にに見えるかもしれないけど、ミュージシャンが一生懸命演奏している姿を収めた写真には、一枚一枚心を込めて何がしかの言葉を添えて差し上げたいのだ。
で、Marshall Blogは一切下書きをしていない。すべてブッツケなのね。
下書きなんかしていたらとても毎日の更新に間に合わなくなっちゃう。
だから、頭の中で記事の進行を組み立てて、チャッチャと写真のレイアウトをキメてやる。
  
写真のレイアウトが決まったら、今度はその写真を決められた順番に沿ってブログにアップロードしていく。
コレが結構面倒なのね。
スパスパ動いてくれれば、あるいはいっぺんにアップロードできれば何ら問題はないんだけどチンタラと時間がかかるんだ~。

写真を張り付け終わったら、タイトルを考える。
ツアーの名称とか極々平凡なタイトルも多いけど、なるべくならシャレたヤツを付けてあげたいんだよね。楽屋落ちのモノとか、音楽に関するモノとか…。
コレがSEO対策にそぐわないことは理解している。
ジャズのネタに助けを求めることも多いんだけど、いいタイトルが思浮かぶと、文章を書くのも気分がいい。
  
後は写真一枚ずつにテキストを書いてやればいいだけ。
皆さんもお気づきの通り、全然関係ない切り口でその日の内容につなげることがあるでしょ?
ま、言ってみればある種トリッキーな書き出し。
コレがうまくいくと立て板に水のごとくスラスラと文章が出てくる。
調子のいい時は、書いていて次から次へと加速度的に言葉の連なりが見えてくるのです。
ところが、その書き出しがうまくいかないと…ツライ。とにかくツライ。
でも、少しでも「書けない」と思ったら絶対に書けない…らしい。コレをキモに命じて毎日取り組んでいるのです。
  
ま、ヘタでつまらない文章ですけど、とにかく書き方には気を遣っているのね。
この辺りの秘密はまた別項に書き記しておくつもりだけど、とにかく読者に「つまらない」とか「読みにくい」と思わせてしまったら一巻の終わりだからね。
皆さんのメッセージにもあるように脱線は止められないの。
「蛇足」にならないように脱線のパートは特に神経を尖らせて書いているのね。
チョット曖昧に思うことは徹底的に調べるし、調べても確かなことがわからなければ書かないようにしている。
そもそもですね~、脱線しなきゃ作業も早く終わるんだけどね。
でも、英語ネタとか、映画ネタ、ジャズネタなんてのはやっぱり書いていて面白いし、「瓢箪から駒」が出ることもある。
勉強させて頂いているつもりで脱線しているんだ~。
  
文章が埋まればそれで終わり。
後はバナーのデザインを考えておく。
だいたい前日のお昼ごろまでに書き終えるようにしているけど、『名所めぐり』とか『Music Jacket Gallery』はこんなもんじゃ全く済まない。
何か月も仕込んでようやく1本書き上げることも珍しくない。
   
そして、翌朝。
ココがマーブロをやっていて一番楽しい工程。
それは推敲と校正の作業なのね。
一晩記事を寝かせておくと、驚くほどその記事を客観的に見ることができるのね。
ヘタをすると一晩で考え方が正反対になってしまうことすらあるから。
自分の書いた文章をツラ~と読む。
「フムフム、ここはうまくやったな」とか「これじゃ読者に一発で理解してもらえないかも」なんてチェックを入れる。
この作業が大好きなの。
どうしても時間がなくてアップする当日に記事を書いたりすることもあるんだけど、そういう時はツマらないね。
このパターンって案外月曜日が多かったりするんだよね。「土日にやっときゃいいじゃんか!」って思うでしょ?
アタシだってマーブロのことを考えない時間が欲しいのよ。
で、マーブロから離れて休息を突取るでしょ?すると、今のライブってやたら土日に集中しているもんだから、すぐにお出かけの時間になっちゃう。つまり取材ね。
これが土日と両日続くと月曜日の朝に真っ青になっていることがある…というワケ。
そして、また毎日記事を書く。
5本書いているウチにアっという間に一週間が終わってしまう。
  
オッと!まだ記事は完成していない。
その日の記事の内容に沿ったバナーを選んで前日のモノと交換する。もちろんその場で新しくバナーをつくることもしょっちゅうだ。
ここで一旦アップして再校正をかける。
コレは私の仕事ではなくて、最強のMarshall Blog評論家にして愛読者、そして記録係であるところの家内がやってくれる。
誤字脱字はもちろん、「ココは意味が通じにくい」等の客観的なアドバイスをしてくれる。
その指示を受けて、必要があれば加筆訂正をして再アップ…。
これで作業が終了!
ま、エラそうに書いたけど、そんなに大したことはやってませんね。
  
さ、今日もMarshall Blog 1000回記念のメッセージを披露することにしましょう。
 
 

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ichiro

9_s41a0318 「1000いいね!」ならぬ、「1000ウッシー」やったね!
これまでに何度も登場させてもらい、とても感謝っす!
知り合ってからどれくらいかな?
まさか、こんないい写真撮るとは!
見かけで判断しちゃいけないね~。
ウッシー、いつもナイスPicsあざす!
My Plexi Marshallをまた弾くので、そん時はよろしくお願いします!
  
ichiroの詳しい情報はコチラ⇒Blues Rock On
  

<ichiroちゃんへ>
2005年に野音で開催された『Lightning Blues Guitar』のリハーサルの時に中野のシゲさんにご紹介頂いてからのお付き合いなので、もう10年チョットか…早いな。
音にうるさいichiroちゃんのことだから、メッセージにもあるように一番の愛機Marshallはビンテージなんだけど、これまでにもVintage Modern等の新製品を試してもらったしたっけ…。
つい先日もASTORIA CLASSICを実際のステージで使って頂いた。
ichiroちゃんのように絶対的な自分のトーンと歌い回しを持っている人に新製品を試してもらうとすごく面白い。
結局、ichiroちゃんの音なんだけど、その製品が彼にマッチしているかどうかがフレーズになって現れるんだな~。
ASTORIAの場合はどうだったかって?
まさに「極上」だった!
Rockamencoも面白かったし、矢沢永吉やGIBIER du MARIもカッコよかった。ソロ・アルバムやユカイさんのレコーディングの現場にもお邪魔させてもらった。DVDのジャケ写も撮らせてもらったし…こうしてみるとずいぶん色んなことに関わらせてもらったわ~。
これからもよろしくお願いします!

★何年前だったか、渋谷のライブハウスでChris Duarteのライブにichiroちゃんが客演したことがあった。
想像通り、ステージは阿鼻叫喚のギター合戦が繰り広げられて、留まるところを知らない。マァ、ふたりのギター・バカ(失敬!)が一緒になればそれも仕方ないんだけど、さんざん弾いた後、ichiroちゃんがポロっと言ったんだよね。
「ネェ、もう止めない?ギター弾くの飽きてきちゃったよ!」って!
そんなあっけらかんとしたところもichiroちゃんの魅力だ。
そのライブも当然レポートしたのだが、今ではもう見ることができない。
代わりにその「極上」のichiroトーンをASTORIA CLASSICで聴かせてくれたライブを紹介しておく…Sara Meets ichiro ! ichiro Meets ASTORIA!だ。

   
   

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五十嵐sun-go美貴
(SHOW-YA、mintmints)

1_p1010824Marshall Blog 1000回おめでとうございます。
コロシアム300TOP&Vintage30の4発入りを20数年愛用してきた私がMarshallに乗り換えるキッカケは2009年mintmintsのスタートでした。
TourでSHARAのTSLを借りて、それまでのJCM・・・苦手(笑)・・・の違いに驚き、その後現在のJVM410Hと1960BDMになり、現在の自分の音、「So cuteなのに極悪」と言われる(笑)Soundの根幹となってます。
mintmintsだけでなく、SHOW-YA、諸星和巳君と取り上げてもらえる様になり、年間を通してウッシーさんの躍動感溢れるStage Photoとレポートが、過ぎ去ったStageが蘇えり、記録として残り、そして記憶を呼び覚ましてくれます。
ウッシーさんの写真は本当にLive感満載で、Rockや音楽好きなのが写真に現れていて、熱が伝わってくるんですよね~。
ファンにも大好評で、私が公認しているファンサイトでは、毎年年末にMarshallBlogでアップされた写真の人気投票が行われている位です。
私と一日違いの寅年蠍座のMarshall伝道師ウッシーさんの健康にドンペリで乾杯~!
2000回、3000回とMarshallのサウンドを文字と写真で綴り続けてくださいね!^^

 
五十嵐sun-go美貴の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Site

  
<sun-goさんへ>
ステキなメッセージをありがとうございます!
沼袋のサンクチュアリね…mintmintsのリハーサルにお邪魔して初めてsun-goさんにお会いしたのでした。
「前に何度も会っている」と勘違いしているんじゃないか?と思うぐらい親しく接してくれたのをよく覚えています。
誕生日が一日違いということがそうさせたんですかネェ?イヤ、それとも運命かな?
日頃よりSHOW-YAのライブ・レポートでイヤというほどsun-goさんのMarshallを紹介させて頂いていて、あたかも譜代マーシャリストのようにお付き合いさせて頂いておりますが、そう、SHARAさんのおススメでMarshallをお使い頂くいただくようになったんですよね~。
sun-goさんほど真空管のギター・アンプが似合う女流ギタリストは世界にも例を見ないでしょう。それならやっぱりMarshallを使って頂かないと!(sun-goさんのメッセージは、今度ドンペリ持って来い!っていう意味かな?)
それと写真!
おっしゃる通りsun-goさんを撮るのは実に楽しい。
O-WESTでプレスピットに入っていて、頭を踏んづけられたこともあったけど…。
いつもは「カッコいいsun-go」を撮るように心がけているんだけど、今年は年間のテーマとして「So Cuteなsun-go」の撮影にチャレンジしています。
今年の人気投票が楽しみだ!(GGSさん、よろしくお願いします!)
これからもsun-goさんを、目と耳で楽しませて頂きます。
  
★おススメの記事はSHOW-YAは別項でご登場頂くことにして、sun-goさんのソロ活動の記事から選ぼう…となるとかーくんかな?
かーくんのステージではSHOW-YAの時とはまた別の顔を見せてくれるsun-goさん。
初めてそのコンサートにお邪魔させて頂いた時のレポートを挙げることにしよう。
今はなき横浜BLITZから諸星和己 with sun-go!~『BIRTHDAY LIVE Volt-age43』を!
   
    

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犬神サァカス團
犬神明

Ai

マーブロ1000回おめでとうございます!
マーブロのが作ってくれた縁でNATALドラムにお世話になっております。
それにしても1000回というのは凄いですね。
いつもマーブロさんは記事の中で犬神サアカス團を褒めてくださるので、読んでいて嬉しくなります。
犬神サアカス團は褒められて伸びるタイプのバンドなので、これからもずーっとお世話になりたいです(笑)。
マーブロが末永く続くことを祈ってます!

  

<明兄さんへ>
どうもありがとうございます!
そうだね~、「死」だの、「地獄」だの、「呪い」だの…20年もその類の作品を放ち続けている明兄さんは紛れもない「天才」だと思います。
しかも、その曲のイメージとまったくかけ離れた明るく優しいご自身のキャラクター。この落差がスゴイ。最初、にわかには信じられませんでした。
そのワン・アンド・オンリーの犬神サアカス團の音楽にNATALが活躍していることはとてつもなく大きな喜びなのです。
英語圏の連中がディランやスプリングスティーンの音楽をダイレクトに楽しんでいるように、我々もせっかく日本語を解するのだから、もっと犬神サアカス團の音楽を楽しまないと損するよ。
おいポール、おいスティーヴ!君たちに「白痴」のカッコよさがわかるか?!
ああ、日本人に生まれてヨカッタ!
蛇骨湯、入りに行きましょうね!


犬神情次2号

Ig2
Marshall Blog1000回おめでとうございます!
Marshall Blogの魅力は、当たり前だけど大御所から僕のアンテナにはまだ引っかかってなかったような若手の方々まで沢山のMarshallユーザーが載ってるところだと思います。
Marshallアンプって、ロックギタリストにおける王道にも関わらず、決して万人に優しいわけじゃないって印象なんですよね。
ちゃんと弾ける人にしか良い音を与えてくれないというか(笑)
僕なんかはだからこそ挑みたいと思ってしまうんだけど、Marshallを使いこなしてる人や、逃げずに挑んでる人が僕は好きなので、Marshall Blogはとても良い情報ツールのひとつです。
だからこそ、1000回も更新を続けられた牛澤さんには感謝しかないですし、毎回の更新の労力を考えると感服します。
今後も末永く、素晴らしいMarshallユーザーの発信者でいてくださることを希望しております!

  
<情次兄さんへ>
「コラ~!情次!」って言ってもいんだよね~。
なんとならば情次兄さんとは高校と大学の先輩後輩の仲なのだ!
もちろんそんなクチはききませんよ~。
大事な大事なMarshallギタリストなのだからして!
メッセージありがとうございました。
情次兄さんとはある方のご紹介で2203をお買い上げ頂いたのがキッカケでお近づきになったのでした。
それからウチは夫婦して「犬っこ(犬神ファンの呼称)」になったのでした。
トラディッショナルなプレイでうまいことJCM800を鳴らしてくれているのはさすが我が後輩!
Marshallのソリッドなギター・サウンドがなければ犬神の音楽は成り立ちますまい。
私もね、Marshallじゃなかったけど、高校の文化祭の時、フライングVを持ってア・カペラでギター・ソロをやったもんですよ。
後輩にだけお見せましょう。
コレがその時の写真!あの講堂で撮った写真です。
ギターの位置がメッチャ高いのは放っておいてください。

9_hsd3この頃はギタリストになりたかったもんだけどネェ。
あきらめてヨカッタ!
今ではこんなMarshallジジイになってしまいましたが、この頃のロック魂はそのままです。
今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いします。
お互いに車の運転だけは気をつけましょうね!

    

    
犬神ジン

Iz
1000回おめでとうございます!
ライヴレポート系のwebサイトは大抵ジャンルで括られていたり大人っぽい事情にも縛られていたりしますが、Marshall Blogは基本的に使用機材という括りで執筆されているという実に独特な立ち位置の存在であります。
なのでジャンルの壁を飛び越えたレポートが載っていて、いつも更新を楽しみにしております。
そんな中に時々ご紹介もしていただき実にありがとうございます。
今後も豊富な熱量のライヴレポを期待しています!

<ジン兄さんへ>
どうもありがとうございます!
聞けばジン兄さんも大学の後輩なんだよね~。
いつもステージ下手で狂ったように暴れ回りながらも、実は冷静にベース・ラインをなぞって低域でバンドをまとめているのがジン兄さん。
それと時折MCで「ボソッ」と発言する内容が奇抜で愉快なんだな~。
ベーシストって他とは違う視点を持っている人が多いんだよね。
「こんなのロックじゃねェ」…よく歌ってくださいました!
これからもEDENを背中に思う存分暴り狂ってくだされ!
 
 
犬神凶子

Ik
マーシャルブログ1000回おめでとうございます。
犬神サアカス團のことを何度も取り上げてくださって、本当に感謝感謝です。
我々はいつでも全力で協力させていただきます。
個人的にはまた牛澤さん家に遊びに行って、貴重なお話や貴重なレコードを聞きたいでーす。
これからもずっとずっとマーシャルブログが続きますよう応援してます。

  
  
<凶子姉さんへ>
どうもありがとうございます。
ウチのパソコンは「きょうこ」と打つと「京子」でもなく、「今日子」でもなく、はたまた「恭子」でもなく…「凶子」と変換されるのは凶子姉さんのおかげです。
犬っことしてはうれしい限りです。
レトルト食品も温めないで食べてしまう凶子姉さん。
まさに犬神サアカス團の唄を歌うためにその素晴らしい声を授かり、そして、この世に生まれてきたのでしょうね。
我々はその声でたくさんの「不幸」で「不吉」な曲が楽しめて幸せです。
しかし、考えてみるとオニユリかアザミか、なたはオトギリソウのような、一度見たら一生忘れないような出で立ちで、何かが憑依したように巻き舌で歌い狂う女性歌手など世界広しといえども凶子姉さんだけなのではないでしょうか?
これからも思いっきり「負」の世界で暴れてください。
応援しています。お身体だけはお大事に!
またいつでも遊びに来てね!
あ、ちなみにオニユリの花言葉は「嫌悪」、アザミは「復讐」、そしてオトギリソウは「恨み」です。
   
  
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
  
  
★毎年下北沢の「楽園」というところで開催している「BAKA EXPO」のレポートもいいのだが、20周年を記念して開催された大コンサートのようすをご覧頂くことにしよう。
祝20周年!犬神まつり千秋楽<後編>~犬神サアカス團登場だ。

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 伊藤広規

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マーシャルブログ1000回 おめでとうございます!
話せば長くなりますが(笑)、私とマーシャルとのエピソードを…。
マーシャルとの出会いは1971年、「Aロック」というバンドコンテストでした。
このコンテストは、日本青年館大ホールで行われ、審査員にはフライドエッグのつのだひろ(ds)、成毛滋(g)、高中正義(b)。
私はLIMEというバンドで出場しました。その当時、私はギタリストでした。
リハ無しの本番で、舞台にあるマーシャル三段積みはカッコイイと思いました。
スピーカーのネットの色が薄緑色で最近は全然見なくなりましたが今でもこの色が一番好きです。1曲目に演奏したのは、まだ輸入盤が発売されてから2週間も経っていなかった『Led Zeppelin IV』から「Stairway to Heaven」。
借りたグレコのレスポール・ゴールドは、ボリュームを下げると音はこもるし、初めて使ったマーシャルは使い方は分からず、音はデカいし、ド二日酔いだし、てんやわんやな状態でしたが見事優勝!
その後、私はナゼかベーシストとしてプロになり、マーシャル・アンプはしばらく使っていませんでした。
いつだったか、竹内まりやのレコーディングの時に「1959 」というマーシャルのギター・アンプをベース用に改造したものをレンタルで使うことになりました。
そのマーシャルの音は往年のレコードの音がして、それ以来マーシャルが大好きとなり、山下達郎のツアーもベース・アンプはマーシャル三段積みを使っています。
マーシャルのミゾオチあたりに来るパンチのある低音がたまらなく好きです。
ここ数年では、エデンのプリアンプもDI Boxとして使っています。
マーシャル・ブログは、いつも様々な音楽の話題が取り上げられていて、いつも楽しく読ませて頂いています。
私の全タイトルのCDを取り上げて頂いたり、イギリスのマーシャルの本社に行った時の珍道中の紀行文やGuitar☆Manライブのレポートなど、マーシャルブログに載ることはロック・ミュージシャンとしてとてもうれしいことです。
ありがとうございます!
これからも、マーシャルがロックに不可欠なモノであると同時にマーシャルブログがこれからの音楽を率先していくウェブ・マガジンであり続けることを願っております。

伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

   
<広規さんへ>
以前、森園勝敏さん、向山テツさんと広規さんで「アート・ロック(古い!)」と銘打ったThlee of Usというトリオがありました。
森さんに誘われて、それを取材しに本牧までお邪魔した時に初めて広規さんとお会いしたんでしたよね。
「オレもMarshallだよ!」と、すぐに親しくして頂きました。
それからは、もう色んな現場に呼んで頂いて…どれも楽しかったな~。
特筆すべきは山谷の居酒屋を教えて頂いたこと。
広規さんの高校の同級生の皆さんに混ぜて頂いたりして腹がよじれるほど笑いました。
達郎さんのコンサートで神戸にお邪魔した時には南阿蘇の「キャラメル・プディング(←激ウマ!)」ご夫妻を紹介して頂いたり、広規さんからの恩恵は計り知れません。
日本を代表するベーシストとこんなにお近づきにされたことは私のキャリアのハイライトのひとつと言えるでしょう。
イギリス珍道中も楽しかった~。
ロンドンの小ぎれいなパブでエールを飲みながらコッソリ食べたスルメの臭さは忘れられない。
ご還暦を過ぎても活動のペースが全く落ちない広規さん、これからもず~っと第一線でご活躍されることを願って止みません。
お身体だけはお気をつけてくださいね。
どうもありがとうございました!
   

★数多い広規さんとのお仕事の中でも飛び切り印象に残っているのはコレでしょう。名盤誕生!伊藤広規ライブ・アルバム『Relaxin' at IWAKI ALIOS』
このアルバムのライナー・ノーツを書いた時は楽しかったナ。
Marshall Blogの私の書いた文章をお気に召して頂いて、執筆を依頼して頂いたのだ。
「いくら書いてもいい」と言われ、アッという間の9,000字。写真もたくさん使って頂いて、光栄至極なのです。
それにしも、このライブ・アルバムからすでにお二人の天才ミュージシャンは天に召してしまったのはことは残念でならない。青山純さんとKAZ南澤さんだ。
本当に短い間だったがご一緒できたことを誇りに思っている。コレも広規さんのおかげ。
『Relaxin'』の後も青山さんとのデュオ・アルバム『A*I』や『Water Color』、『NEBULA』、『FUTURE DAYS』等のアルバムでライナー・ノーツを書かせて頂いた。
もちろんそれらの広規さんのCDはウチの居間の「宝物コーナー」に収まっている。
そういえば『A*I』の制作中、プロデュースをご担当されたホッピー神山さんを交えてライナー・ノーツのためのインタビュー食事会を開いて頂いたことがあった。
その時、青山さんの携帯が鳴り、お電話にお出になられた。
どなたと通話されたのはわからないが、相手の方にこうおっしゃった。
「え?今?ダメダメ!インタビュー中なんだよ!エ?ダレかって?牛越さんだよ!牛越さん!」
ズルッ!思いっきり自信を持ってお間違えになってる?!
「牛島」さんと間違えられるのはいつものことだけど、「牛越さん」は生まれて初めてだったのでビックリした。
「牛越さん」は信州新町の名前かな?実は私の苗字も信州新町に多いので当たらずとも遠からずかな?
ちなみにそうして「牛」系の苗字が多い信州新町は、ジンギスカン(羊)料理が有名だ。
   

  

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金光健司
(Strange, Beautiful and Loud、STAND他)

1_
「ドラムって、細かいパーツが多い!」と笑うシゲさんとドラムの話を始めたのが、つい昨日の事のよう。
時を同じくして、生まれたばかりのNATAL Drumsと出逢って以来、その響きとの対話を心待ちにしている自分がいる。
そして、NATAL Drumsの可能性を最大限に引き出す使命感に駆られるように、夢中に愉しむ自分がいる。
単なるライブ画像と感想文のような、チープな読み物とは全く異なるMarshall blogは、シゲさんという屈指の「体現者」が記す、道しるべのようでもある。
そのファインダーからは、我々、ミュージシャンの全てが見透かされているに違いない…。
1000回目記念、おめでとうございます。2000回目には、ミュージシャン全員でシゲさんを撮りたいなぁ。

<金光さんへ>
ありがとうございます!
いつかまだNATALの取り扱いを始めてすぐぐらいの時、バスドラムのリムをウッカリ忘れてきたことがあって、「シゲさん、せっかくですけど、これじゃヘッドがつけられませんよ!」ということになり、持参したキットとハードウェアすべてが無用の長物になったことがありましたっけね。
ま、長年音楽を聴いているのでドラムのことを全く知らないワケではなかったんだけど、あの時はマジで「なんて手のかかる楽器なんだ!」と実感したのは確かです、ハイ。
だって、Marshallだったら電源ケーブルを忘れて来たとしても、ライブハウスなら大抵何とかなるでしょう?
ドラムの場合、ヘタをすれば、運搬中にビス一個無くしてもキット全部がパーになっちゃうこともあるもんね。
SBLの時も、STANDの時も、猛り狂う猛獣のように、そして、耳元で優しくささやく妖精のように、変幻自在にNATALを操る金光さんのドラミングが好き。
これからもNATALをよろしくお願いします!
  
★横浜は黄金町のCLUB SENSATIONで見たSTANDがスゴかった。汗みどろになって息も絶え絶えに叩き続ける金光さんの姿はドラムの鬼神のようだった。
その時のレポートをおススメしたかったのだが、どうもアレは前のMarshall Blogだったようだ。
しからば、6人のミュージシャンで3バンドが出演した伝説の『- 山本征史プレゼンツ - コウムテン, スタンド&ラウド!!!』にしようかと思ったらコレも2011年で前のマーブロ掲載。
なんの、なんの!心配しなんさんな!金光さんのプレイはいつだって最高だ。
…と意表をついて、田川ヒロアキとの共演にしてみよう。
【Marshall GALA レポート】 vol.4: 田川ヒロアキ
田川オリジナルをギンギンにドライブさせるいつもとはチト異なる金光さんのプレイは最高にカッコよかった!
  
  

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原田喧太 (KATAMALI他)

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1000回更新おめでとう~~~!!!!!
何度も登場させて貰ってますが、ついに1000回来ましたか!
しか~し、まだ1000回ですな!(笑)
ほんの通過点だよね~、うっしー!
毎回マーブロに載る事を楽しみにしてるミュージシャンは沢山居ると思いますので、10000回目指して下さいませ。(笑)
今後もジャンジャン載せて貰いますぜ~!
  
原田喧太の詳しい情報はコチラ⇒原田喧太Official Website
  
<喧ちゃんへ>
どうもありがとう!
もうカレコレ15年か…。
初めて喧ちゃんに会ったのは私が台本を書いたZildjianのイベントだった。
そうる透さんのチームでMarshallを弾いてくれた。JCM2000 DSLだった。
「弾いてくれた」というのは、それまで喧ちゃんは名うての「Marshallギライ」だったんだよね~。
でも、その時からMarshall。
意気投合して自宅に呼んだりお呼ばれしたり…。
年末の餅つき大会にも何度もお邪魔させて頂きました。
ロードショウも何回もお付き合い頂いたよね~。
喧ちゃんも全く行動範囲の広い人だ。これからもますます活躍の幅を広げることでしょう。
Marshallでお願いしますね~!
   
★やっぱりDVDにもなった原田喧太~SOLO LIVE 『Guitar Circus 2014』がおススメかな?
エ、ジャケ写は誰が撮ったかって?誰でしょうね~。

Kedvd   
 
 

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日下部"BURNY"正則

(Nouvo Immigrato、ABTRA、吉井和哉他)

9_s41a0381ウッシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
Marshall Blog 1000回?
すごいねー! おめでとうございます。
僕が最初に登場したのは吉井和哉の時かな?
その時は『2210』を使ってましたよね。
昔からマスターボリューム付きのアンプは嫌いだったんだけど、この『2210』だけは本当にいい音してた!
『2210』を復活させようとウッシーと話したりもしましたね。
そんな矢先マスターボリューム無しの『1987』に移行しちゃいました!(笑)
まぁ、どちらもやはり最高のトーンが出るし、ギターのボリュームのみでクリーンも歪みも思いのままになるし、最高のMarsall Soundですよ!
Marshall Blogを見てるといろんなアーティストの取材をされていて、エフェクターやら色んな使い方など、これがなかなか参考になるんですよね。
ただ、今はアン直に戻そうかなどと思ったりもしてますが…。(笑)
ウッシーと出会ってもう何年になるのかなぁ?
前職からだから、かなり長いよね。(笑)
次は2000回かな???
続けてくださいね。
また自分が登場できるように、頑張り続けますね。
ウッシーも身体に気をつけて頑張ってください。
1000回 本当におめでとうございます。
  
 
<BURNEYへ>
どうもありがとう!
BURNEYと出会ったのは2000年なので、カレコレ16年。
知り合ってからすぐに佐藤満さんと『マーシャル祭り』に出演して頂いて「King Will Come」を演ってもらったんだよね。
アレから16も歳を取ったね~よ!
BURNEYが初めてMarshall Blogに出てもらったのは、初台のNuovo Immigratoだったような気がするナァ。もちろん前のMarshall Blog。
吉井さんのコンサートにももちろ何回かお邪魔させて頂きました。
そう、昔は2210でね。
誰かに自分のMarshallを説明する時BURNEYはキマって「ウン、シェンカーと同じ。シェンカーは50Wだけどね」って言ってた。
もちろん昔からカッコいいギターを弾く人だと思っていたけど、最近の記事に書いているように、BURNEYの弾く王道ロック・ギターはますます値千金だと信じている。
海外のニオイのするギターで、ドンドンかっこよくなってる!
それはレスポールの時ね。やっぱりBURNEYはレスポールなんだよな~。スタンダードでもカスタムでも何でもいいからレスポール。
そして背後にはMarshall。もちろんこっちは2210でも1987でもなんでもいい。
そうなんよ、ゲイリー・ムーアもジェフ・ベックもマスター・ボリュームがキライなんだって!
もはやBURNEYも同じレベルですな?!
いつか高田馬場の居酒屋で死ぬほどマイナーなロック・バンドの話をして盛り上がったの覚えてる?
一緒にいた人は我々の会話にポカンとしていたけど、BURNEYとロックの話をするのは実に楽しい。ああいう話ができるのは他には令文さんぐらいしかいないからね。
こないだのSebastian Hardieには笑ったわ!
これからも「コレがロック・ギターじゃい!」というプレイを思いい切りカマしてくだされ!
もちろんMarshallでね!
  
★先日は復活・野獣で素晴らしいプレイを見せてくれたBURNEYなんだけど、まだ記事ができていない!
おススメの記事はNOVELAにしようかと思ったけどコッチにした。Nuovo Immigrato ワンマン・ライブ。メッチャかっこよかった。このサンクチュアリももうないんでしょ?
  


つづく

2016年10月24日 (月)

1000のMarshall Blog! <Day1>

第一回目のMarshall Blogの記事を掲載したのは2013年10月26日のことでした。
それ以来、週末や休祭日を除き、基本的に毎日更新を続け、大小の記事、時折発せられる号外等すべてを含め、本日1000回目の更新を迎えました。
日頃よりご協力いただいておりますアーティストの皆様やご関係の方々にはこの場をお借りしまして深く御礼申し上げます。
そして、何よりも毎日しつこく更新される記事をご覧頂いている読者の皆様には心から感謝の気持ちを表したいと思います。
ありがとうございます。

<PREAMBLE>
…と、ここからいつもの口調に戻させて頂く。
敬語体の文章はどうしても字数が多くなってしまうからね。
「Preamble」とは「前文」のこと。Zappaファンならニヤリとされたことだろう。
さて、これまでも記事内で何度か触れている通り、初代のMarshall Blogは2008年4月18日に開始し、930本ほどの記事を書き上げ、2011年12月28日に終了。
念願の「1000回達成」を目前に、離職を理由に脱稿した。
それだけに、今回「1000回達成」という悲願を達成することができて感激している。
  
「930本ほど」…というのは確かな数がわからないのよ。
初代のブログの記事はすべて保管してあって、今回を期にその正確な記事数をカウントしようと思ったのだが、あまりの手間に敢え無く断念。
その代わり、アルバムを見るように昔の記事をいくつか拾い読みしてみたのだが、イヤ~、ヒドイヒドイ!
こんなのよくも読んで頂いていたな~…と読者の皆さんの忍耐力に感心しきり。
写真もヘタだし、文章もつまらん。
よくミュージシャンが過去の作品を恥ずかしがって敬遠したりするが、あの気持ちがよくわかる。
それでも、「Marshallの爆音でガラスが割ることができるか?」とか「High Voltage Festival」とか、後世に残しておきたいと思う記事が散見されるので、全面的に書き直して将来「アーカイヴ」としてご紹介したいと思っている。
  
さて、現在のブログは書いているのは私だが、イギリスのMarshall社が運営している。
後に登場するが、Marshallの社長自らこのブログに深い理解を示し、熱心にバックアップしてくれている。(何せ自分も時々登場するでね)
私が「アジア&オセアニア地区マネージャー」という職責を負っているため、Marshall Blogの英語版を並行して制作しようとしたのだが、本体の毎日更新を完遂するだけでも手一杯なのに、たとえ簡易版でも、それを英訳するなどという時間がなく、現在暗礁に乗り上げているのが残念かつ申し訳ないと思っている。慙愧に堪えない…というヤツね。
反対に日本語版の海外からのアクセスも少なくなく、私の文章がインターネットの自動翻訳でどんな風に変換されているのか、かなりの冷汗モノだ。
そんなこともあって、時間を見つけて何とか近い将来に再稼働させたいと思っている。
   
半面、少しはうまくいったかな?と思っているのはNATALブランドの普及だ。
Marshall Blogを始めた4年前、日本国民1億3千万人のうち「NATAL」というドラム・ブランドを知っている人はおそらく10にも満たなかったのではないかと思う。
Marshallの関係者とウチの家内ぐらいのものだ。
この1000本の記事にこれまで何回NATALが登場したのかはサッパリわからないが、今、NATALという名前を知っている人はおそらく20人は超すだろう。
エ、そんだけ?…というのはもちろん冗談で、最近ではプロのドラマーを含めて、お行き会いする音楽関係者の多くの方々にそのブランド名をご認識頂いていることに驚きを隠せない。
国内版のウェブサイトもないというのに!
コレもひとえにブランド名の普及にご協力頂いている方々のご尽力の賜物と感謝していると同時に、Marshall Blogの影響力の大きさを確信している。

  
最近、取材に出かけて初対面のミュージシャンにお会いすると、「やった!とうとうMarshall Blogに出れる!」なんてことを言われる機会が時々あって、こういうのはうれしいね~。
それと「高校の時から毎日欠かさず見ています!」と若いミュージシャン言われるとか…。
苦労のすべてが吹っ飛びます。
そして、どうをどう見てもMarshall Blogを参考にしているとしか思えないヨソ様のブログを時々拝見するようにもなったけど、コレもすごくうれしいな~。
こうなると、チョット怖いけど一度でいいからMarshall Blogを書き手ではなく、第三者の目で読んでみたい!…なんて思うのだ。
   
さて、「1000回目にはどんな記事を掲載しようか…」と考えていたんだけど、スンナリ決定。
日頃よりMarshall Blogにご登場、ご協力頂いている方々からメッセージを頂戴することにした。
本日から3回にわたってお寄せ頂いたメッセージを披露する。
…と思ったんだけど、心のこもった皆さんのメッセージを拝見していたら、紹介して「ハイ、終わり!」とういうのではあまりにも失礼と思い、それぞれに私から感謝や思い出の言葉を添えさせて頂くことにした。
すると、とても3回では収まりそうにないので、今週一杯はコレの特集にします。
「Marshall Blog 1000回記念週間」ね。
ミュージシャンの皆さんがMarshall Blogをどうご覧になって見ていらっしゃるのか…個性が出ますね~。
是非お楽しみ頂きたいと思う。
皆さん、自分が出ている記事だけでなく、他の記事にも目を通して頂いていることを知ってとてもうれしかったな~。
ちなみに、私の答辞の中の呼称は、すべていつも私が実際に使っているもの。コレでミュージシャンとの距離感をご推察して頂けることと思う。
また、それぞれのメッセージには私が勝手に選んだ過去のおススメあるいは思い出の記事へのリンクを★に記しておいた。
すでにご覧になった方も未読の方も是非チェックして頂きたいと思う。
それでは1000回目の記事スタートです!

(ご登場の順番につきましては、苗字あるいはバンド名のアルファベット順とさせて頂きました。また、頂戴したメッセージは許可を頂いて若干の加筆訂正、段落の組直しをした場合を除き、すべて原文のママです)
   

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赤尾和重(KRUBERABLINKA)

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Marshall Blog 1000回目の更新を達成されましたことを心よりお祝い申し上げます。
ウキウキします。
そして、初めてマーブロの記事になるライブで歌った日のこと、その日に初めてShigeさんにお会いしたことを思い出します。
躍動する音楽そのものが写し出されるShigeさんの写真とライブ・レポートの大ファンになりました。ライブだけじゃなく、このマーブロには『イギリス-ロック名所めぐり』や、偉大なる『ジャケット・ギャラリー』のレポートも…。
文脈が脱線して宇宙まで飛んで行っても、その宇宙の旅がこれまた楽しくて、地球に戻るや「嗚呼、宇宙と繋がってるんだわ」と感動してしまうのです。
そう、マーシャル・ブログって「旅」ですよね。
音楽とその文化を愛するShigeさんの生み出すマーブロの、それが素敵なところです。
偉そうにこんなこと申し上げてる私ですが、実はボーカリストなので、アンプのツマミをイジることはほとんどありません。
でも、バンドを始めて9割以上の時をマーシャルを鳴らすギタリストの隣で過ごしていると思います。子どもの頃から憧れのギタリストは皆マーシャル・アンプの壁の前に居ました。
その頃からロック・ボーカリストの最大の仕事は、如何にしてマーシャル・アンプに負けないパワーを自身に内蔵するかだと思って日々歌ってるくらいなんですよ。
高校生の時から大好きな、そして最大のライバルであるマーシャル・アンプのそばで、今もこうして居られることがとても幸せです。
マーシャル・アンプ、マーシャル・ブログと、まだまだ共に生きる所存です。

Marshall fever will last forever !!
  
赤尾和重の詳しい情報はコチラ⇒赤尾KAZUE AKAO和重 ロック歌手

<和重さんへ>
新宿のライブハウスで初めてお会いしたんですよね。
洋の東西を問わず、80年代以降のロックに疎い私は大変失礼ながら和重さんのTerra Rosaでのご活躍を存じ上げなかったので、その時に初めて和重さんの歌声を聴いたワケです。
ビックリしたワァ、あの声だから…。
光栄にも私の撮る写真をお気に召して頂き、KRUBERABLINKAを中心に何度もコンサートにお邪魔して、都度Marshall Blogにご登場頂きました。
東京キネマ倶楽部でのイベントも楽しかった!
私は、和重さんの独特の言葉を黄金時代のハードロックのエキスがタップリと詰まった曲で聴かせるKRUBERABLINKAの音楽がすごく好きでしてね。
毎回新作を心から楽しみにしているのです。
こういう音楽こそ若者に教えてあげたい。
「コピー・バンド」という形態ではなくて、KRUBERABLINKAのように自分たちで作る音楽で黄金時代のロックの素晴らしさを次世代に伝承していくようにはならないものか?
Marshall Blogはそういうバンドを応援したいのです。
ところで、シンガーなのになんでココにご登場頂いているのかって?
答えは簡単…和重さんの声はMarshallだから!

★思い出の記事は『クルベラブリンカと究極の楽師達@東京キネマ倶楽部はちょっぴりテラローザです~クルベラブリンカ編』だな。
ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンの歌声に乗って登場し、他に類を見ない歌声で独自の「日本のロック」を奏でた和重さんの姿は衝撃的だった。
がんばれKRUBERABLIBKA!
  
  

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Anzi

1_anzi_marshall_ok Marshall Blog 1000回達成おめでとうございます!!
その日のことを昨日のことのように思い出させてくれる素敵な記事、いつも本当にありがとうございます。
しっかりとした意志のあるブログは間違いなく財産です。
これからもちょっとギタリスト寄りな(笑)イケてる写真と記事を楽しみにしています!
  
Anziの詳しい情報はコチラ⇒Anzi Official Blog
  
<Anziくんへ>
どうもありがとう!
何だかんだで結構長いお付き合いをさせて頂いています。
知り合ったのはDELUHI経由だったんだよね。
先日、「摩天楼オペラを離れる」と聞いた時は本当に驚いたけど、今は次のキャリアに大きな期待を寄せています。
シャープでメロディアスなあのギターをまた早く聴きたいものだ。
これからもMarshallとMarshall Blogはどこまでも追いかけますぜ!
ところで、写真いいね~!やっぱりスイスの青空は違うね!
   
★Anziくんの摩天楼オペラの感動的な最後の姿を摩天楼オペラ~飛翔でご覧アレ!

  
  

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BLIND BIRD
桐島直志、山口PON昌人、
河野充生、小松優也

1_201610牛澤さん!

Marshall Blog 1000回達成‼☆
おめでとうございます!!!
いつも楽しくチェックしておりますよ☆
Marshall AMPは僕達BLIND BIRDの音楽をクリエイトするために無くてはならない掛替えの無い存在です!!
今までも、これからも、時代に流されず圧倒的な存在感を放つ素晴らしい相棒を見つけた事、そしてそれを最高の状態で使えるようにサポートをして頂いております牛澤さんとのご縁に感謝!!
そしてMarshall Blogもまた、アンプ同様ブレない本物のアーティスト達を紹介する(世直し的な、、笑)姿勢が大好きです!!
Marshall Blogと言えば‼
NATALドラムスも大事なアイテムですよね‼
BLIND BIRDの2ndアルバム『仮想粒子』のレコーディングからNATALドラムスのエンドースをやらせて頂き3年が経ちました!
国産メーカーには無い独特な鳴りでイッパツで気に入りました!!
ライブでもどんなアンサンブルにも対応可能で、チューニングレンジの広さなど!
これからもガンガン使って行きます!!
Marshall Blogにも一杯載せてくださいね☆彡
これからも益々頑張ってください!!
  
BLIND BIRDの詳しい情報はコチラ⇒BLIND BIRD official web site
  
<BLIND BIRDの皆さんへ>
ありがとうございます!
好きなんだよね~、BLIND BIRD。
PONさんのおっしゃる通り2枚目のアルバム、『仮想粒子』から聴かせてもらっていますが、コレ、聴き込むほどにイイんだよね~。
もちろん次作の『SPICY SWEET』も素晴らしい出来だった。
この仕事をしていて、BLIND BIRDはひとつの楽しみですから!
何がそんなにいいのか?…まず素材、すなわち曲がいいのね。
それがものすごくキチっと作り込んであって、「コレでどうだァッ!」と三下り半を叩きつけてくるような…自分たちのやっていることに対する大きな自信を感じるのね。
メンバーの4人が4人ともいい仕事をしている。
ギターの優也くんなんか故郷から東京に出てきた日から知ってるし…。
そんな親しみもあって応援しているバンドのひとつなのです。
そして、PONさんのあきれるほどにパワフルなNATALサウンドを是非ライブで味わってもらいたいですな~。
これからもよろしくお願いします!
  
★オススメの記事はその『仮想粒子』のレコ発ツアーの千秋楽のようすをカバーしたBLIND BIRD~TOUR FINAL 初ワンマン!!!!!!!!!

  
  

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D_Drive


Seiji

1_img_7009Marshall blog 記事掲載1000回達成おめでとうございます!
マーシャルブログを書いているシゲさんとは、個人的にも本当に長いお付き合いをさせて頂いております。
初めてお会いしてからもう15年近く経ちますね。
D_Driveとしても7年近くお世話になっております。
あれからもう15年か~しかしシゲさんは歳とらないな~~(笑)というのが印象です。
マーシャルブログではD_Driveのライブレポートや個人の活動レポートで何度登場させて頂いた事か・・・数え切れない程取り上げて頂きました。
本当に感謝しております。
そう!マーシャル・ブログには特徴があるんですよね!
本題に入る前にいつも本題とはかけ離れた内容からスタートする事が多いのです。
しか~し!これが面白い!(笑)
でも、気がつけば本題に自然にスル~ッと入っているというシゲさんの知識と経験から現れる文章テクニックがあるんですよね。
素晴らしいです。
そして本題では、アーティストがライブで使用していたMarshallの特徴を含め、その製品の元となったオールド・マーシャルの事や関連する内容までポイントを絞りながらも広く知識を得られるのが楽しいんですよね。
記事だけでは無く写真も必ず載せてくれます!
ライブ・レポートの写真!これがまた素晴らしい。
一言で言うとイキイキしててかっこいい。生々しく会場の熱気が伝わると言いますか、マーシャルの音が聴こえてくる様な感じです!
実際には聴こえてきませんよ!(笑)それだけリアルな静止画って事です。
でも、これだけ多くの情報を毎日記事として書くのって本当に大変だろうな~っていつも思っています。
シゲさんのマーシャルに対する愛情と情熱ですね!嬉しいです。
自分も!そして自分以外のマーシャルユーザーやファンもブログの更新をとても楽しみにしていますよ!
ずっとマーシャルユーザーでありたいと思っていますので、またブログで取り上げて下さいね~!!マーブロ 万歳!
次回は2000回を目指して下さいね~ ^_^
   
<Seijiさんへ>
ありがとうございます!
大阪で開催されたあるバンド・コンテストの審査員席で偶然隣同士になったのがお知り合いになるキッカケでしたね。
記事にも書いたことがありますが、あの時はSeijiさんがあれほどすごいギターを弾くとは思ってもいませんでした。
今だから言うけど、あの時は絶対に自分の方がギターがうまいと勝手に思い込んでいたんだから「知らない」ということは恐ろしい。
そして、完全に度肝を抜かれたのがD_Driveのファースト・アルバム『Something to Drink』。
ギターのテクニックがどうより、「エ~!あの人こんなことやってんの?!」…とD_Driveの音楽にタマげたものです。
あの時から私はD_Driverになりました。
「インストのへヴィ・メタル」は、詞に頼らずにクリエイティビティを追求し続けるけるには手ごわい切り口の音楽だとは思いますが、いろんな音楽のエキスを吸収してD_Driveにしかできない、世界に誇れるエンタテインメントをMarshallとともに創造していってください!
  
  
Yuki

14625337_1147210575353237_170861709 マーシャル・ブログ1000回おめでとうございます!
D_Driveも何年も前からマーブロさんにお世話になっておりまして、今までにも沢山D_Driveの記事を書いていただきました。
ありがとうございます!
いつも素敵な写真と面白い記事で楽しませてもらっています。
これからもマーシャル・ブログを楽しみにしています。
   
<Yukiちゃんへ>
朝、目が覚めると『マーシャル・ブログをはじめなさい…』という啓示があってスタートしたのがこのMarshall Blog…というのはウッソ~。
コレはD_Driverの皆さんならきっとご存知のYukiちゃんがギターを始めたキッカケを語る時のパロディ。
Yukiちゃん、どうもありがとう!
ステージ中央で笑顔を絶やさず、Seijiさんの向こうを張るYukiちゃんのすさまじいギター・プレイはD_Driveの看板であり、愉しみであり、スリルでもありますな。
今後もMarshallで華麗なプレイを見せてくださいね!
私もD_Driveを追い続けます。
でも…私のウンチクについて来れる?
あ、チョコ・ナンのメッチャおいしいところ見つけたよ。今度みんなで行こう!

     
Shimataro

14656300_1181819615212065_832966574Marshall Blog、1,000回突破おめでとうございます!
牛澤さんのとても幅広くて深い音楽知識とミュージシャンと音楽への敬意と愛情が溢れるマーブロの文章をいつも楽しく読ませていただいております。
EDENアンプも各地のD_Driveライブで大活躍しております!
これからも、マーブロの更新を楽しみにしております。
 
<Shimaちゃんへ>
どうもありがとう!
ShimaちゃんがEDENで炸裂させる低音はもはやパニック!
やっぱりスネ毛がかゆくなるぐらいのベースじゃないとD_Driveの低域は守れないよね!
Shimaちゃんは「外人っぽい」という意味でウチの下の子に似ていてね~。
だからというワケじゃないんだけど、ものすごくフォトジェニックなんだな。
撮ってきた写真を見ると、「(失礼ながら)エ、こんなカッコよかったっけ!」と驚くのが常なのです。
いつも記事に使う写真を選ぶのにモノスゴク苦労する。
プレイ、アクション、EDEN…の「カッコいい三位一体」でバンバン活躍してくだされ!
  
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site


★D_Driveの思い出の記事は、『祝!D_Driveワンマン・コンサート!!~Driving Rock Revolution 2014 in TOKYO <前編>』と『<後編>』。
この前年にD_Driveは東京で初のワンマン・コンサートを開催していて、それがDVDになり、ジャケ写は私の写真が使われたり…とそちらも十分に思い出深いんだけど、こっちにした。
この時は何しろマイった。
本文では割りと事務的に書いているけど辛かった~。そして、コワかった。
こんなことは後にも先にもコレっきりだったので、変な「思い出」になってしまった!ゴメンね、D_Drive!…ということで、是非ご一読あれ!
  
   

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Jonathan Ellery
(Marshall Amplification plc)

1_je2 The Marshall Blog goes from strength to strength, from the enormous number of accesses to the 1,000 episode, it has been the dedication from Shige that has made the blog what it is today so I would like to personally thank him for all his hard work.

For all you loyal blog followers and newcomers I hope you enjoy every episode, please keep coming back, as you can see the content is renewed often so there is always new and exciting thing to read about Marshall Eden and Natal.

Wishing you all the very best
Jonathan Ellery

(膨大な数のアクセス数、1,000本の記事、マーシャル・ブログはますます強靭になってきています。
今日のマーシャル・ブログを形成しているのはShigeのたゆみない尽力によるもので、彼のすべての激務に心から感謝する次第です。
すでにご愛読の皆さんも、新しい読者も、すべての方に記事をお楽しみ頂きたいと思いますし、チェックを欠かさないようにしてください。ご存知のように内容はいつも更新されていて、そこには常にMarshall、NATALそしてEDENに関する新しくエキサイティングな情報が掲載されているのです。

皆さまの幸せをお祈りもうしあげております
ジョナサン・エラリー)

   
<To Jon>
Thank you very much Jon!  As you know I ran Marshall Blog some years ago previous to the current one and had to finished it right berefore 1,000 updates. 
But this time finally I made it!  I couldn't get this achievement without your generous support.
Quick decision, well-balanced thoughts, considerate advices, I really respect you as my boss!  I'm really happy to work with you.
Now my target is to update 2,000 and beyond that.  So I'd like to ask for your continuing support.
Thank you for everything.
(<ジョンへ>
ジョン、どうもありがとう!  あなたもご存知の通り、何年か前、今のマーシャル・ブログの前にもブログ運営していましたが、1000回を記事を目前にそれを終了せざるを得ませんでした。
今回それを達成したのです!この業績はあなたの寛大なるサポートなくしてはなし得ませんでした。
素早い判断、適切なバランス感覚、思いやりのあるアドヴァイス…私のボスとして尊敬しています。一緒に働けることをとても幸せに思っています。
今、次の目標を2000回更新、そしてそれ以上に定めました。引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。
いつもありがとうございます。)
  
Marshall Amplificationの本家サイトはコチラ

★ジョンのメッセージをパッと見てうれしかったのはMarshall Blogに「The」がついていたこと。
The BeatlesやThe Mothers of Inventionと同じ「The」…「ひとつしかない」という風に理解した。
この方、やたらデカいし、チョット見ると、ま、コワイよね。
でも、信じられないぐらい気持ちがキメ細やかで思いやりのある人なのです。
コレはShige Blogに書いたことなんだけど、去年ジョンの住まいにお呼ばれして、ちょうどお邪魔する直前に日本にいる妹から父の訃報をホテルで受け取った。
その時はジョン夫妻の結婚十周年というお祝いの場であったため、ジョンにだけ小声で父のことを伝えた。
父の訃報というのもあったが、日本に帰ったら葬式等でしばし仕事を休まざるを得ないというお伺いをするためだった。
もちろんジョンはその場でOKをしてくれたが、その後は私の滞在中、お互いに父のことには触れることは一切なかった。
そして、日本に帰り、翌日の通夜に備えて早々に荷解きをしていると、私のデイバッグのポケットから見慣れぬ封筒が出てきた。
封を開けてみると、それはジョンと奥さまのエリーからのお悔みの手紙だったのだ。
泣いたね……香典が入っていなかったから。
…とうのは冗談で、マジで感激しましたよ~。
普段は私みたいにベラベラと軽々しくしゃべるような人ではないだけに、そのあたたかい心遣いに落涙せずにはいられなかったね。
一方では、上に書いたように、仕事はキレッキレで、何しろ判断が早い。
そして、即答できないことは、「すぐに返事するから」と一旦預かっておいた後、必ず約束通りすぐにキチッとした返事をしてくれる。
今まで、このプロセスが滞ったことはただの一度もないんじゃないかな?
もうとにかく几帳面でサッパリしていてね。
サッパリしすぎていて、メールの英語が判読できないこともしばしば…。
やたら言葉を省略するもんだからどこで文が切れているのか、果たして疑問文なのか…それすらわからないこともそう珍しいことではないのね。
ま、私をネイティブ扱いしてくれていると思ってひとり悦に浸っているんだけど、心配になってある時、イギリスの女性の同僚にこのことを相談してみたことがあった。
「イヤ、私もジョンのメールの意味がわからないことが時々あるのよ!」
メッチャ安心したわ!
大分長くなっちゃったけど、もうチョット書かせて!
私もMarshallに勤め出して早くも丸四年が経ってしまった。この間の光陰の速さたるや「矢」をはるかに上回るもので、もはや本当にあったのかどうか定かではなく、ハッキリと思い出せないような出来事も少なくない。
でも、昨日のようにクリアに覚えているのは、2012年に「ジムの生涯を祝う会」に参加させてもらった時、前の会社を辞めて宙ぶらりんになっていた私に「Marshallで働かないか?」とジョンが誘ってくれた時のことだ。
「Marshallのロゴのついた名刺を持ってMarshallのために働かないか?またあのMarshall Blogをやってくれないか?」とハッキリ私に言ってくれたのである。
なんか、もうジョンには感動させられっぱなしなんだけど、この時は本当に死ぬほどうれしかった。
ひとつはMarshallに戻れること。
そして、もうひとつは、「Marshall Blogが認められていた!」…と、何事もガンバっていさえいればチャンと見ていてくれている人を実感したことだった。
それだけに「The」がうれしかったのだ。
…ということで思い出の記事はジョンの発案で実現した最高に楽しかったイベント【Marshall GALAレポート】 vol.13 : ジョナサン・エラリーとフィナーレ!を選んだ。
   
  

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e-ZUKA (飯塚昌明 GRANRODEO)

2_s41a0336 Marshall Blog1000回更新おめでとうございます!
僕もいつも楽しく拝読させて頂いております。
そしてGRANRODEOのライブ記事では愛のあるレポートと、手元アップ、マーシャルに映る影などマニアック(笑)な写真を沢山掲載して頂き、メンバー、スタッフは勿論、ロデオボーイ、ロデオガールも大変喜んでおります。
改めてお礼を申し上げます。いつもありがとうございます!
これからも素敵な記事を楽しみにしております。

P.S :出来れば、カテゴリ「プロのマーシャル」では以前のようにツマミまで接写して頂けると僕が喜びます!
    
GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

<e-ZUKAさんへ>
メッセージどうもありがとうございます!
Zepp東京で初めGRANRODEOを観た時の衝撃は忘れられないのです。
特にe-ZUKAさんがサラリと弾いてみせてくれたジャズ・ギター。アレには本当に仰天したな。
「ロックとアニソンに何の違いがあろうか?」といつも考えさせられるのがGRANRODEOのコンサート。
何しろあのMarshallの壁!
40年以上前、中学2年の時に武道館で外タレのコンサートを初めて見た時のワクワク感をいまだに味あわせてくれるのがGRANRODEOなのです。
すなわち、ロデオボーイとロデオガール(GRANRODEOファンの呼び名)のみんなはこのオッサンと同類の音楽を聴いて楽しんでいるワケ。
要するに「ロックとアニソンに何の違いがあろうか?」ということ。
その垣根を取り払うのがGRANRODEOではないかと信じているのです。

P.S. 飯塚さん、了解です!そう、以前はよくアンプのセッティングを写真を添えて記していたんです。今後心がけるようにしま~す!
   
★GRANRODEOのコンサートはどれも大がかりでどれも印象的なモノばかりなんだけど、オジサンの「楽しかった夏の日の思い出」ということで『GRANRODEO LIVE 2013 ヤッホー ワンダホー FUJIYAMA!! <前編>』とその<後編>を。
大好きな「Revelation」を弾いてくれた「Marshall GALA」と迷ったんだけどね…。

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グッドモーニングアメリカ
代表:ペギ(ds)

1_ Marshall blog1000投稿おめでとうございます。
すげー!!
そのうちの10回ぐらいは貢献できてますかね?(笑)
いつも感謝しております。
このBlogを読んでいていつも思うことは、筆者牛澤氏のロック知識の豊富さについてで、いつも勉強させてもらっています。
俺もよく、「君は何も知らないね!」って怒られているんですが…。(笑)
情報量が多い世の中で表面しか知らない若い子達が増え、掘り下げていくっていう作業が苦手になってきている世の中。
検索して見える知識ではなく、このBlogは血の通っている知識が吸収できる貴重な場だと思います。
牛澤氏が実際に体感し、考え、そして行動に移し続けた結果から得た知識や情報が詰まっています。
よく言っている「ロックは若者のものだ!」…という言葉にいつも深さを感じています。
俺もMarshallに、そしてNATAL貢献できるよう「プレイヤー」を磨いていきます!
余談の多いところもこのBlogのいいところですよね!(笑)
楽しくいつも読ませて頂いております!
2000回記念は対談でもしましょう☆
これからもよろしくお願いします。
  
グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒Official Site
  
<グドモのみなさんへ、ペギちゃんへ>
どうもありがとう!
チョチョチョ、「君は何も知らない!」なんて言ったことないよ!…イヤ、言ったか?
実はグドモさんには失礼なことをしててね~。
ギターの幸一ちゃんにはその昔、初対面にもかかわらず「最近のロックはなっとらん!」なんて説教しちゃったし…。
でもとにかく今はグドモの音楽を楽しんでいるから!
とにかくペギちゃんにはお世話になりっぱなしで、冒頭で触れた「NATALの普及」ということに関しては、若い人たちの間にどれだけ猛威を振るってくれたかわからない。
実際カッコいいからね、ペギちゃんは。
それとあの竹を割ったような性格。いいものはいい、ダメなものはダメ、と、自分の意見に自信を持っているし、自分の言葉に責任を持っている。
レスポンスは早いし、何よりも大人の事情、すなわちギブ&テイクをよ~く理解している。
私の息子ほどの年齢だが、付き合っていて本当に気持ちのいい若者だ。
そして、グドモのバラエティに富んだ現場が楽しみでしてね。
私にとっては若い世代のロックへつなげてくれる「どこでもドア」だと思っているのです。
  
いつか渋谷でイッパイやった時、金ちゃんが、「ボクらはどういう風に思われようと、どんなに苦しみもがこうと、自分たちの音楽を作っていきたいんです」と言ったことに大変感銘を受けたね。
そんな若者たちと一緒に仕事ができる私はシアワセだと思っている。
そう、歴史を紐解けばわかるように、基本的には「ロックは若者のモノ」だと思っている。
悪いことを言わないから1962~1975年あたりまでのロックをガンガン聴きなさい。
そこに君たちの勝機が隠されているハズだ。
アミノ酸にまみれた化学調味料のロックではなくて、無農薬のオーガニックなロックを楽しみなさい。
ロックが生まれて60年…若者が背負っているロックの将来は現在にはなく、過去にこそあると信じている。

★オイオイオイオイ!あの武道館からもうソロソロ1年が経つよ!ということでそのコンサートを『日本武道館のグッドモーニングアメリカ』で振り返ってみよう!

  
  

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依知川伸一(BARAKA)

1_ichikawa_san <牛澤滋由貴考>

シゲさんがマーシャルを選んだのか
マーシャルがシゲさんを選んだのか

「天職」という言葉がある。
この人ほどこの言葉が当てはまる人はいない。
ステージで、楽屋で、その場にいる誰よりも活き活きとしているのがシゲさんだ。
その佇まいは、初めてのライブを目の前にした高校生のようで、キラキラと輝く瞳でミュージシャンとお客さんの情熱を写し取り、会場の熱気を言葉に変えてしまう。
その写真や文字には“迷い”がない。
膨大な量の音楽を聴き、何千というライブを観てきたからこその直感がはたらくからだ。
音楽に対する造詣は深い。
ロックにとどまらず、ジャズからクラシックに及ぶまで、浴びてきた音の絶対数が違う。
どれほど聴いてきたのか、本人の口から聞いた訳ではないが、二言三言、話をするだけでその奥深さが伝わってくる。
音楽に対する愛情や知識が言葉の端々からもれ出てくるのだ。ぼくがハチャトゥリアンのCDを買ったのも彼のブログを読んだのがきっかけだった。

シゲさんがマーシャルを選んだのか
マーシャルがシゲさんを選んだのか

運命があるとするならば、音楽の神様は迷うことなくシゲさんをマーシャルに遣わせた。
シゲさんの顔がマーシャルであり、その姿がマーシャルだ。
その影はエデンであり、足跡はナタールだ。
1,000という数字は半端ではない。
意地や根性だけで続けることはできない。
中には「もう少しがんばってほしいな」「う~ん、勉強しようか」というバンドもあったに違いない。
それでも、どんなバンドでもいいところは必ずある。そこをクローズアップして見事な記事に仕上げてしまうのがシゲさんの優しいところだ。
だが、1,000という途方もない数字を超えたのだ。
これからは少し辛口になってもらって、若いバンドにアドバイスやサジェッションを送ってほしい。
どれだけバンドのためになるか、それこそ、シゲさんにしかできないことだと思うのだ。

シゲさんがマーシャルを選んだのか
マーシャルがシゲさんを選んだのか

「英吉利」と書いてイギリスと読む。
「亜米利加」と書いてアメリカと読む。
さて、「牛澤滋由貴」と書いてなんと読むか…皆さまのご想像の通りである。

BARAKAの詳しい情報はコチラ⇒BARAKA official website

<依知川さんへ>
お忙しいところ、手の込んだメッセージをありがとうございます!
さすが依知川風人、やっぱり「書」の人ですね。とてもうれしいです。
D_DriveのSeijiさんのご紹介で、初めて依知川さんにお会いしたのは何しろ「書」の展覧会でのことでしたからね。
依知川さんにはEDENをご愛用頂き、BARAKAを取材させて頂き、そしてMarshall GALAでもご活躍頂いたEDENとMarshall Blogの重要人物のおひとり。
これからも多方面にわたってご協力を仰ごうかと思っているのです。
それにしてもQueenのカバー・アルバムはおもしろかったな~。
「フザけているのか真剣にやっているのかわからない」と、もちろんホメ言葉で感想を伝えたところ、「真剣です!」とキッとしてお答えになられた。この真剣さがあの「スゴさ」を生むんだな~。
ジャケットも秀逸だった。
プログレ好きな私にとってBARAKAのワン・アンド・オンリーな世界は格別なものです。
近々のBARAKAのコンサートも楽しみにしています!
「牛澤滋由貴」と書いて、「ロックのガンコオヤジ」と読みます。
   

★ココはBARAKAのライブ・レポートをオススメするべきかもしれませんが、楽しかったMArshall Blogでのご活躍を思い出の記事とさせていただきましょう。コチラ⇒『【Marshall GALA レポート】 vol.10: ルーク篁チーム』と『vol.11: e-ZUKAチーム』。

つづく

2016年10月21日 (金)

SHOW-YA メタメイカン~METALLIC 鹿鳴館~ DAY2 <後編>

さて、『メタメイカン~METALLIC 鹿鳴館~ DAY2 』の<後編>。

440ショウの後半に入る前にお楽しみのMCコ~ナ~!
90v
いつも通りまずはドラマー。
角田mittan美喜

10早口に挑戦するというmittan。
この時はリオの直後だったので話題はオリンピック。
「美しい柔道、美しい水泳…鬼のようなトレーニングをして美しさを追求する日本人に感動。
そして、忍耐力。
コレはご先祖様に感謝しなければいけません。
SHOW-YAも31周年。
戦いながらここまで来ました。
これからも安心してライブに来てください!」
アレ?早口だった?

20vつづいてベース、仙波さとみ

30「元気ですか~?ホント、mittanってかわいいよね~。」とmittanが巻き起こすお笑いエピソードを披露。
さとさんは後ほど大フィーチュアする。

40v_3キーボード、中村美紀

50「爆笑、爆笑の後でやりづらい!
昨日、こうしてしゃべろうと思っていたことを忘れてしまって…。今日も思い出せなかった!
段々覚える能力が衰えていくのを実感しています。sun-goがmittanに向かって『さとチャン!』って話しかけてたけど…。
色々あるけど、この五人でしかできないSHOW-YAをこれからもよろしくお願いします!」
ホント、何かを覚えることが大変になってきた。
特に困るのがコンピュータの操作。ほんの数分前にしたことをしようとしても、もう忘れてる!

60v_2ギター、五十嵐sun-go美貴

70「このメンバーになったSHOW-YAが初めて演ったのがこの鹿鳴館だった。」…と切り出し、先ごろお亡くなりになったった鹿鳴館の社長に弔意を表した。
続けて、「ミキちゃんはあと三年で還暦。他のメンバーも五十台半ばになってきた。
この先何が起こるかわからないのでライブは一本も逃さず観に来てくださ~い!」
そして、昨日sun-goさんが歌った八代亜紀の「舟歌」のバトンを今日はキャプテンに渡した。

80v「♪お酒はぬるめの燗がいい~、お酒はぬるめの燗がいい~、お酒はぬるめの燗がいい~、お酒はぬるめの燗がいい~、」…いつも恵子さんがやってるヤツね。

100v_fuいつもは恵子さんのア・カペラだけど、今日はハードにバンドで演奏。
ムムム、カッコいい!

120_wll
キャプテンの大熱唱に客席から惜しみない大喝采が贈られた。

110ハイ、ここで脱線。
冒頭、私はmittanのことを「ドラマー」とお呼びしましたね?
「ドラマー」とか「ゴルファー」とか、名詞を変形させてその動作をする人を表す言葉を確か「動作主名詞」って言った気がするんだけど、楽器を弾く人で「-er」を付けて動作主名詞を作れるのは、パッと思いつくのはdrumとtrumpetだけなんだよね。
すなわちドラマーにトランぺッター。
トランペットは「トランペッティスト」という呼び名もあるようだが、楽器の場合は「~イスト」が普通でしょ?
コレには、「一音節の動詞は動作主名詞にしてもよい」という基本的なルールがあって、例を挙げると、スイマーとかスキーヤーみたいなヤツ。
これらは「swim」、「ski」といった一音節の動詞が元になっているからそういう形をとる。
「バスケット・ボーラー」とか「アーチャラー」とか言わないでしょ?「バスケット・ボール・プレイヤー」とか「アーチェリスト」と呼ぶハズだ。
一方、楽器はどうかというと、楽器名そのものが動詞になっていることはまずないので、一音節の名詞でも「~イスト」となる、と考えてもよさそうだ。
「guitar」は二音節だから「ギタラー」にはしない。
でも「bass」は一音節だから「ベーサー」でもよさそうなもんだけど「ベーシスト」っていうでしょ?
コレは「bass」という動詞がないから。
さて、この辺りでタネ明かしをすると…「drum」という言葉には「太鼓を打つ」という動詞があるんですよ。
だから「-er」を付けて「ドラマー」という呼び方ができるワケ。
おもしろいでしょ~?
それじゃトランペットは?
そう!トランペットもナント動詞がある。
「トランペットで~を知らせる」という意味になる。おそらく太古の軍事用語だったんじゃないかね?
だから「-er」を付けて「トランぺッター」と言える。
…ってんで、他の楽器についても調べてみると、「チューパ」は何というか…「チューバー」?
いいえ、「tuba」には動詞がないので「tubaist(チューバイスト)」となる。
同様に「オーボイスト」、「クラリネッティスト」、「ピッコロイスト」等になる。
ユーフォニウムはチョット例外で「ユーフォニウミスト」と言わずに「ユーフォ二スト」となるらしい。
ところで、「キーボーディスト」なんていうのを時々見かけるけどアレって何か座りが悪い言葉だよね?「キーボード・プレイヤー」の方がいい。
そう、このようにどう呼んでいいのかわからない場合は「~・プレイヤー」としておくのが安全。
「チューバ・プレイヤー」とか言っても何ら問題なし。
こういう話はまだあるんよ、「ボーカル」と「シンガー」の違いとかね…コレはまた別の機会に…。
ハイ、脱線終わり!

楽しいMCコーナーの次はコピー・コーナー!

05_2

まずは「Whole Lotta Love」。
「胸いっぱいの愛を」はいい訳だ。

130_2Led Zeppelinが立った同じMarqueeのステージでギターを弾くことができて最高にうれしかったというsun-goさん。
そりゃそうだ!
とくれば一層気合が入る!

★sun-goさんとのMarqueeのインタビューはコチラ⇒【イギリス-ロック名所めぐり】vol.20~Marquee物語 <後編>

140v続いて「Burn」。

150_b恵子さんが歌詞を読むのが大変だ…という話をしていたけど、ホント、日に日に細かい字やインクが薄い文字、黒字に赤い文字とか読めなくなってくるんだよ。
皆さん、名刺にメールアドレスを印刷するときはフォントの級数をガツンと上げて頂きたい!
フォントが小さいと「i」「l」「1」や「6」「8」「9」が解読できないので~す!
アタシャ、Marshall Blogをやるようになって飛躍的に目が悪くなったわ。
朝から晩まで写真を見て、文字を打ってりゃ仕方ないよね。
一方では、あの老眼鏡の快適さはなんだ!クッキリときて気持ちいのなんのって!
今度の免許の更新は間違いなく「眼鏡等」の条件が付くわ。

170v_mcさて、SHOW-YAの鹿鳴館もいよいよ最終コーナーだぞ!

180_gamまずは「ギャンブリング」。

190_2この辺りからは瞬きもできないからね。
脚立から落ちないように気をつけなきゃ!
そういえば昨日の記事、「脚立」を「三脚」って書いてたでしょ?三脚にはさすがに乗れません。訂正しておきました。

続いて「私は嵐」。

230v

ライト・ハンドをフィーチュアしたギター・ソロがさく裂!
それにしても何とヌケのいい音!

2_s41a0897 オラオラ、さとさんのベース・ソロを喰らいやがれッ!

235vちょっとコピーしてみた!
♪ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゴゴゲゴゴゲゴ、ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゴゴゲゴゴゲゴ!

240vそしていつもの「嵐」ポーズ。

250_2キマった~!

260v_2みんなで合唱「♪私は嵐、私は炎」…楽しいね~「嵐」は!

P

矢継ぎ早に「FAIRY」だよ!

270_frいつ聴いても名曲だね~。

280フェアリー・ポーズ!
コレね、おふたりをうまく撮るのが実に難しい。

290激演による汗で濡れた髪をかき上げお客さんを見つめる恵子さん。

300vキーボーダー、キャプテンのソロ!
470
そして興奮のフォーメーション。

320いつも通り、それこそ「嵐」のようなパフォーマンスで本編の幕を降ろした。

330本編14曲。
いつもとは異なるセットリストにお客さんも大よろこび!
心配していた室温も何ともなくてカメラの動きも絶好調。私も大よろこび!

340_3さて、アンコール。
恵子さんから物販の紹介。
今回、目を引いたのは…

350_mcコレ。
ネギを入れる袋で「ネギ袋」。
SHOW-YAのロゴ入りだぜ!

Photoネギは大層身体によい…と恵子さんのご推奨で、以前「SHOW-YA」と呑み屋の「庄や」のコラボレーション企画の時に、恵子さんが「SHOW-YAなべ」というネギとショウガをタップリ使った鍋料理を紹介してくれたことがあった。
コレがものすごくおいしくて、コピーさせて頂いた。今でも頻繁にウチの食卓に上がっている。
自然農法のショウガを取り寄せて(香りも触感も色もスーパーのヤツとは全く違う!)、五、六本の長ネギを全部白髪ネギにして、ダシを入れた鍋に豚のバラ肉とともに入れ、ラー油をチョット足して頂く。
これがバカうま!
うちでは豆腐を入れたり、時々くずきりを入れたりしてアレンジをして楽しんでいるが、何でもかんでも入れちゃって最終的に「寄せ鍋」になっちゃわないように気をつけている。
私が撮った恵子さんの写真を使って作られたこの大きなキャンペーン・ポスターもうれしかったけど、このSHOW-YAナベも大ヒットだった。
恵子さん、ありがとうございました~!

370vさて、ステージ。
♪ハッピバースデイトゥ~ユ~…。
そう、この日はさとみさんのお誕生日だったのだ!

380恵子さんがケーキを持ち込んで、フゥ~。
でも、何か様子が変だ…。

390「あのケーキ、ヤキソバなんだよ~!」

400vこんなの!
何でさとさんの時はやきそばなの?
でも干支のウサちゃんがかわいくウインクしてるよ。
…っていうか、コレ完全にケーキじゃないじゃん!
誰がこんなこと考えたの?メッチャおもしろい!

420

でもさとみさん、うれしそう!

410_2…ということで記念撮影。
ヤキソバ手にして記念撮影なんて…コレ、ローソクがささってなかったら、さとみさんがお好み焼き屋さんでも始めたのかと思っちゃうじゃん?
「祝開店!SHOW-YAのお好み焼きとヤキソバ!…限界まで食べて!その後に殺しちゃうよ~!」…みたいな。
店名は「五三」?ウチの近所に「七五三」っていうお好み焼き屋が本当にあるけどね。

430_2さて、ヤキソバは後で頂くことにして…アンコールは「限界LOVERS」!

440大歓声にこたえて最後まで激演を繰り広げた五人!

450

460

160v_2

490さとみさん、お誕生日おめでとう!

480

楽器が当たっちゃうと危ないので、竿回しはひとりずつ回す。

1_img_0245_2 mittanの顔!スッカリ見慣れていると思うんですけど…。

9_img_0247 sun-goさんも!

9_img_0243 竿もスムーズに回って無事フィニッシュ!
500SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

510お客さんとの別れを惜しむメンバー。
サービス満点だよ!

520

530v

540

550こうして二日間にわたるSHOW-YAの熱狂の鹿鳴館が幕を閉じたのであった。

次は12月4日の六本木EXシアターの『メタロッポン~METALLIC ROPPONGI~』。
今年最後のコンサート。
お見逃しのないように!

560vところで恵子さん、一昨日、13年ぶりに7枚目のソロ・アルバム『PIECE OF MY HEART』を発表した。
今、それを記念したツアーを敢行中。
22日の東京公演が千秋楽となる。
ギターは原田喧太。
私もお邪魔してきます。楽しみ!

寺田恵子の詳しい情報はコチラ⇒KEIKO TERADA OFFICIAL SITE

570cdまた来年もSHOW-YAが鹿鳴館に帰って来てくれますように…。

580P.S. 実は、この記事、Marshall Blog的にすごいタイミングで掲載させて頂きました。
そのココロは…月曜日をお楽しみに!

(一部敬称略 2016年8月28日 目黒鹿鳴館にて撮影)

 

2016年10月20日 (木)

SHOW-YA メタメイカン~METALLIC 鹿鳴館~ DAY2 <前編>

SHOW-YAのデビュー30周年を記念した原点回帰コンサート『Return to 鹿鳴館』が開かれたのは一年前のちょうど同じ時分。
コンサートの模様はDVDとなり、残念ながら実際に会場に来れなかった人もその熱狂ぶりに接して頂いたことであろう。
もちろんMarshall Blogでもその二日目のようすをコッテリとレポートさせて頂いた。

10dvdそして、今年もSHOW-YAが鹿鳴館に帰ってきた。
今回は、題して『メタメイカン~METALLIC 鹿鳴館』!
今年も二日間にわたっての開催となったが、これまた去年同様ど~~~しても二日目しかお邪魔できず、今日はその<DAY2>のレポートということになる。

20_2寺田恵子

30v五十嵐sun-go美貴

40v中村美紀

2_s41a0257 仙波さとみ

60v角田mittan美喜

70vもちろんsun-goさんはMarshallといっしょ。

80ヘッドはJVM410H。

90キャビネットは1960BDM。
しかし、この「1960BDM」という言葉は、Marshall Blogが世界で一番多く使ってるんじゃないかね~?
「あ~、あ~、あ~!コレ、鹿鳴館じゃないよ!」なんて指摘されてもイヤなので、正直言っときますが、これらの機材の写真は別の場所で撮ったモノ。
でもまったく同じMarshallだってばよ。

100<DAY2>のオープナーは、コレは珍しい!
「その後で殺したい」だ。
1987年のシングル。

110_sak鹿鳴館にはプレスピットがないので、今回も客席の後ろに脚立を立てて、その上から撮影した。
当然客席は立錐の地がなく、ひとたび脚立に上がったら最後、もう降りることすらできない。
トイレなんかもっての他!
ウンコしたくなったら、後ろのお客さんには鼻っ先で申し訳ないが、その場でもらすしかない。
だから万全を期して、前日からは飲まず食わずで身体から水分も抜かなくてはならない。
…というのはさすがにオーバーだが、な~に~し~ろ~身動きが取れない。
でも、そういう現場は他にないワケではないし、実際前回のEARTHSHAKERとダブルヘッドライナーの時もそうだった。
それより、手ごわいのは暑気である。
前回は終演直後に「ウワ~、チョット~!すごい汗!」と汗ダクのメンバーの皆さんに驚かれたほどに暑かったのだ。
コレも覚悟と準備をして臨んだ。
キンキンに凍らせたペットボトルの水を何本も持ち込んだのだ。
結局、撮影に夢中になってしまい、それを持ってきたことはスッカリ忘れちゃったんだけど…。
仕事だからして辛いのはガマンできても、カメラに根性がないのよ。
あんまり暑くなると、誤動作を起こして言うことを聞かなくなってしまうのがコワいのだ。
でもね、今回は涼しかったんですわ。
身動きが取れないのは仕方ないにしても、色々な工夫が奏功して大変快適な環境で仕事に熱中することができた。

120vメンバーの皆さんも同様だったようだ。
ま、元々熱いSHOW-YAのこと、暑いだなんて言ってられんけどね!

130二曲目は1990年の『HARD WAY』から「Make It Up」。

140_miuSHOW-YAらしいストレートにしてダイナミックなハード・ロック・ナンバー。
180v_mds
sun-goさんのギター・ソロが鋭く切り込んでくる!
しかし、客席から近い。
私のところからはいつも倍以上なんだけど…どうにかしてよ!

150三曲目は「Medusa」。
昔、沖縄にMDUSAっていうバンドがあったよね。喜屋武マリーさんね。
なにコレ、調べてみると、いろいろな解釈があるようだけど、「メデューサ」ってのはステンノー、エウリュアレーというお姉さんたちからなるゴーゴンの三姉妹の一人なんだって?
知らなかったな~。
姉妹ゲンカしてガンを飛ばしあったらどうなるんだろうか?
よく知っているのはAlan Holdsworthが在籍したJon HisemanのTempestの1973年のファーストアルバムの一曲目が「Gorgon」で、HoldsworthがPeter Ollie Halsallに代わった二枚目のジャケットもゴーゴンだったということぐらいか?
しかし髪の毛がヘビじゃ頭洗いにくかろうにナァ。
私なんかヘビでもいいから毛が欲しい…なんてね。

160v今日の恵子さんの衣装!
安全ピンだらけ!
強力な磁石があったら身体ごと引っ付いちゃいそう!

170とにかく快調極まりない滑り出し。

190普段のコンサートとは全く異なる選曲、構成にメンバーも大張り切り!

200

210v

220v「『メタメイカン』というタイトルでへヴィメタルな曲を期待して来てるでしょ?この『メタ』はメタボリックの『メタ』だよ!」
チョ~ット、恵子さん、こっち見て言わないでね~!
「久しぶりの曲とか、初めての試みとかを考えてる」とのMCに大反響!

230v_mc1コレはおなじみ、キャプテンによるフランスの手回しオルガン風イントロから…

240v_rssun-goさんのギター・リフ。
「♪ゲンゲロンゲンゲロンゲンゲン、ゲンゲロンゲンゲロンゲンゲン」…

250そして恵子さんの歌…

260v「回せ~!」の「流星少女」!

3_img_0013 おお~、すごい風!ホコリもすごいぞ!
でも、そんなこと言ってられない!
こちとら「ロックンロールの真っ最中」だ~!←これはサンハウスね。

270続いて「Metallic Woman」。
こっちは当然メタボリック・マンだ!

280v_mwこれもアルバム『HARD WAY』から。その一曲目だ。

290vミディアム・スローのへヴィなナンバー。

300さとみさんとmittanのリズム・コンビネーションが徹底的に重くのしかかってくる!

310v

320vそして恵子さんはこの日最初のバラード「何故」を熱唱した。

325_nzココで恵子さんコーナー。

330v_mc2しっかり仕込んできたお笑いネタを披露。
もしかして、コレがさっき言ってた「初の試み」ってヤツなのかしらん?

340これからこのコーナーで演ったネタをどこかで経験される方もいるかもしれないので、ネタバレを防ぐために恵子さんが何をしたかは書かない。
でも、ヒントがわりに私もひとつやってみるか…あんまりいいのが思い浮かばないな…。
「ウチの娘、結婚したがっているんだけどなかなかいい相手がいなくて困ってるのよ~」
「アラサっと」
なんてのはどうだろう。
私が何をしようとしているかは、この日鹿鳴館にいらした方にはよくご理解頂けたと期待している。
今、パッと考えたヤツなのでもっといいのができたら差し替えておくね。

350今日は恵子さんが最初のMCで触れたように最近のステージでは演らないような曲が出てきているが、この場面もそう。
あ、コレが初めての試みってことか!
それは「Blues Session」と題して、12小節のブルース・コード進行に乗せてsun-goさんとの出会い物語が歌われた…イヤ、語られたのだ。
よくMCで恵子さんが語るヤツね、ハンバーガーごちそうしたとかいう…今日はブルース・ミュージカル仕立てになっていたということ。

360v_bssun-goさんの渋いブルース・ギターもフィーチュアされた。

370そして、「Blue Rose Blues」。

380v_brb2013年7月27日の赤坂BLITZで開催された『QUEENS BIRTHDAY』で演奏したのが、その昔恵子さんがSHOW-YAを脱退した時以来ということだった。
私の記憶が正しければ、この曲がかかるのはそのBLITZ以来のハズ。
前回はsun-goさんのアコギとのデュエットだったが、今回はバンドでの演奏となった。

390v思い入れたっぷりに歌い込む恵子さん…。

400そして、sun-goさんの魂のギター…。
前半の見どころのひとつだったと言えよう。

410SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

420v『SHOW-YA BIG 30 -THE BOX-』もよろしくね!

詳しくはコチラをご覧アレ!⇒『SHOW-YA BIG30 -THE BOX-』が出た!

50cd<後編>につづく

(一部敬称略 2016年    8月28日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2016年10月19日 (水)

Sound Experience 21~ Strange,Beautiful and Loud編

『Sound Experience 21』の後半は、いつも通り三宅庸介のStrange, Beautiful and Loudが登場する。

10三宅庸介

20v山本征史

25金光健司

26vリズム隊が使用している機材は昨日紹介した通り。
MarshallとNATALだ。
三宅さんの機材についても紹介するまでもないが…

30vMarshall~!
JVM210Hと1960BV~!

40v足元~!

50昨日、このSound ExperienceをMarshall Blogで果たして何回レポートしてきたか?…なんてことを書いたが、ひとつの答え方として、「スケジュールが合えば全部取材した」ということが言える。
三宅さんを取材するのはこのシリーズだけではないので、Marshall Blogへの登場回数はかなりの頻度に上る。
早速三宅さんと連絡を取り合って調べて頂くと、一番最初にココGrapefruit Moonで取材をしたのは、2009年の10月のことだったそうだ。
その時は、リズム隊が金光さんと河野充生(BLIIND BIRD)で、三宅さんは1960ではなく、1936Vを使用していた。
そういえばそうだった!
ところが、その時は『Sound Experience』というタイトルではなかったとのこと。
『Sound Experience』名義を使いだしたのは、2010年11月2日、令文さんのブラックタイガーとの共演の時からだそうだ。
SBLではなくて、Orchestra Fourというユニットで三宅さんが出演された際も『Sound Experience』の名前が使われた。

60調査の結論をまとめると、7年間にわたって三宅さんの活動や、Strange,Beautiful and Loudを定点観測していることになるワケ。
ナゼ、そんなことをしているのかというと…三宅さんに何かをもらっているワケでも、弱みを握られているワケでも、はたまた親戚縁者というワケでもない。

S41a0126 私とて人の子、イヤ、人よりも音楽に関するワガママがキツイことは日頃からお付き合い頂いているは方々はよくご存じの通り。
でもね、Marshall Blogのネタに関しては、ホンのごく一部の音楽を除いて極力横断的に何でも取り扱おうと努めている。
その中にあって、三宅さんがやっていることが最も替えが利かない音楽なんだよね。
ユニークということ。
ア、ユニーク(unique)という言葉は、日本では「変わっている」という意味で使われている感じだけど、言葉に「uni」が含んでいる通り、「ひとつしかない」という意味なんですよ。
他にも「たったひとつ」という意味では、「only」とか「sole」という単語があるが、コレらは同じ。「ひとつだけ」という意味。
「unique」は「一種類しかない(one of a kind)」…すなわち「他とは違っているからひとつしかない」という意味なのだ…と思う。
ま、「変わってる」ということか?
こんな説明を聞かされるより、三宅さんの音楽を聴けば一発でその意味がわかるであろう。
(ちなみにFreddie Hubbardの「One of a Kind」という曲はやたらカッコいい!)
80私はジャパメタ・ブームというもの経験していないものだから、Terra Rosaの音楽やそこでの三宅さんの活躍を知らなかったワケ。
それで、初めて聴いた三宅さんのプレイは、いきなり今の三宅さんの音楽だったの。
アレは…令文さんの音頭で、ゆかりのあるミュージシャンが大勢集まり、ジュンペイさんを壮行するコンサートでのことだった。
確か三宅さんが一番最初に登場したように記憶している。

90それで、前に触れた通り三宅さんのことを知らなかったので、そのパフォーマンスを目の当たりにしてショックを受けた。
「なんじゃコリャ?」
私もクラシックから民族音楽まで、いい加減いろんな音楽を40年以上聴いてきたので大概の音楽にはもう驚かないつもりだが、こういう音楽を演っている日本人がいることに驚いた。
それは一聴するとマイケル・ランドウのようでもあったが、その後、何回か演奏に接しているウチにそんな印象は完全にスッ飛んでしまい、「三宅ミュージック」が残った。

100vそこで、世間ではコレを「大きなお世話」というのだろうが、Marshall Blogではこの他で決して聴くことのできない音楽を徹底的に紹介しようと思いましてネェ。
それで、毎回レポートを掲載しているというワケ。
大きいコンサートはいくらでも情報を掴むことができるけど、こうした小規模な会場での演奏はよっぽどの縁がない限りめぐり合うことすらできない。
それならMarshall Blogがめぐり合わせて差し上げましょう…ということなんだな。
この毎回薄皮を剥ぐようにして、命を削るようにして演奏される音楽はもっと多くの人に聴かれて然るべきだと思うのですよ。
実物を見て、そして聴いて、「誰もやらないことをやる」ということがどれだけパワーを持っているかを確認してほしいのだ。

200

さらに、三宅さんがMarshallをMarshallとして鳴らしてくれる人であることももちろん視野に入れている。
三宅さんのようにMarshallを鳴らす人はもう若い人の中からは出てこないだろう。
それは時代や世代が違うのだから当然だし、不可避のことだ。よくわかってる。
だからこそ、こうしてヘタな文章とはいえ、その演奏を紹介することにより、興味を持ってもらい、実際の三宅さんのMarshallの音を聴きにきてもらいたいのだ。

240

もちろん三宅さんだけではない。
三宅さんの音楽に心酔したリズム隊の二人のパフォーマンスも同様だ。

110v一曲一曲、音のひとうひとつに自分の命を注ぎ込むような演奏を是非楽しんでもらいたいと思うのだ。

120さて、ステージの中盤では、STANDの時とは反対にSBLにノンちゃんが加わった。

130この二人が選んだ曲はRoy Buchananの「The Messaih Will Come Again」。「メシアが再び」ね。
Royがオフィシャルのファースト・アルバムで取り上げ、後に『The Street Called Straight』で豪華になってよみがえった日本人好みの泣きのバラード。

140vかなり意外な選曲!
でも、SBLバージョンは聴いた途端、私が知らないGary Mooreの曲かナンかかと思った!

150…というのはウソで、予めノンちゃんからこの曲を演ると聞いていたので、「ハハン、コレか~」とニヤリとしてしまった。
この曲の特徴である最後の演歌っぽいリフレインを弾かないもんだから余計にメシアっぽくない。
私は高校の時、ホンモノ観てるでね。
もちろんコレはコレでふたりの個性が出ていてとても面白かった。
三宅さんがMCで触れていたが、家でこの曲を練習していたら奥さんが「ゲイリー・ムーアかナニか?」と尋ねたとか…さすが三宅さんの奥さま、ナイス・フィーリング!

160「ノンちゃんとロイ」なんて人生で一度も連想したことなんてないけど、こういうバラードでのノンちゃんのプレイは素晴らしい。
キチっとフレーズを折りたたんでいくサマを見ているのが快感なのだ。

170一方、ひたすら本能的にフレーズを綴っていくのが三宅さん。
決して気を衒ったりすることはないのだが、やはりユニークな歌い回しだ。
ロック界にメシアは来るのか?!

180v今日はいつもの記事とは違う展開になっていることは皆さんすでにお気づきの通り。
三宅さんの音楽に関するエッセイみたいにしてみた。
コレがホントの「エッセイ・ミヤケ」だ…ナンチャッテ!
当日のメニューを紹介しておくと;
1. solitary past〜 devil
2. bloom
3. murt'n akush
4. The Messiah Will Come Again
そして、ココから後半に入る。
まずは三宅さんの愛奏曲「petal」。

190続いてSBLの代表曲の一角「if」。

210vそして、最後は「virtue〜 solitary past secret of view」。

220STANDの時とは精神性が異なるプレイに終始するリズム隊のテクニックと適応性も特筆しておくべきものだ。

230v
草食系ロックやコピー・バンド、勢いだけの粗雑な音楽に辟易している、ギター好きでシリアスな音楽がお好みの方は是非足を運んで頂きたい。
それと若い人ね。
特にギターを演っている人。きっとギターに対する考え方が変わると思う。

250三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange,Beautiful and Loud

2601965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 前半:2016年8月25日 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにて撮影)

2016年10月18日 (火)

Sound Experience 21~ STAND編

Sound Experienceの第21回目。
三宅庸介のこのシリーズは、前のMarshall Blogから追いかけているワケだけど、第何回目からレポートし出したのかな?
前回の「20」は他と予定が重なってしまってお邪魔することができなかったし、以前にも同様のことが何回かあったハズなので、残念ながらコンプリートということにはなっていない。
それでも一体何回ご登場い頂いているのだろうか?

   

<業務連絡>
あ~、三宅さん、三宅さん、レジ入ってもらえますか~?
チガウチガウ!
これまでSound Experienceの記事を何回Marshall Blogに掲載しているかおわかりになりますか?
もし数えていらっしゃったら教えてください。

あ、それとノリッチのRobin Trowerありがとうございました!
ホント、いまだに新作を出し続け、ツアーを組んで自分の音楽道を前進する姿には尊崇の念を抱かざるを得ませんね。
そして、我ながら…やっぱりMarshallのサウンドってカッコいい!
来日が実現するといいですね。

   

さて、ほぼ毎回ゲストを迎えてのSound Experience…21回目はSTANDをお迎えした。
…となるとご存知の通り、Strange, Beautiful and Loudのギターが入れ替わって、2バンドで出演者が4人という「人員抑制型エコノミー対バン・システム」。
このシステムを使って、人間椅子の和嶋さんの和嶋工務店を組み込み、3バンドが登場して出演者5人という離れ業をやってのけたこともある…と、ここまで書いて思い出した。
36、37年前、名古屋のなぞなぞ商会が東京に来た時、前座のバンドが登場したことがあった。アレって屋根裏だったかな?ロフトだったかな?
スケジュールには前座として4つのバンド名が記載されていて、「ずいぶんたくさん出るな~」と驚いていたら、ナント4人編成のバンド・メンバーはそのままに、ボーカルを持ち回るだけというからくり。
すわわち、4バンドで出演者が4人というケタ違いに経済的なシステム。
「次は〇〇の番で~す」、「次は××が登場します!」と言いながら順番をボーカルを回していくというワケ。
その中には今でも活発に活動を続けているバンドも含まれていた…というか、そのバンドが核になっていたんだろうけど…。
「こんなのアリなの~?」と高校生だった私はビックリしたわ。

さて、今日のトップバッターはSTAND。

10山本征史

20v金光健司

30島紀史

40vこの三人が織りなすプリミティブでストレート、でもひとひねりしてあるロックがSTANDの音楽。

Img_0112 正史さんはSTANDでもMarshallだ。

60v愛用のSUPER BASS1992。

70v金光さんはNATAL。

70コレまたなじみの深いバーチのタバコ・フェイド。

80そして、ノンちゃんも当然Marshall。

90vスッカリおなじみのMAJOR1967。

100v足元のようす。

110一曲目は「From The Bottom To The Top」という曲。

120vみなぎるパワーを気前よく吐き出すパフォーマンス。

130vまるで志ん朝の「粗忽の使者」のような気風のよさがSTANDの魅力だ。

140v…なんて強引に落語を引き合いに出したが、征史さんは大の落語マニア。
私も父の影響で落語が好きで、大学の頃よく聞いた。それで、時おり征史さんと落語の話をするのだが、私など足元にも及ばない。すぐにメッキがはがれて地金が出ちゃう。
何しろiPodを見せてもらうと「火焔太鼓」、「寝床」、「明烏」、「妾馬」、「文七元結」、「芝浜」、「宿屋の富」、「佃島」、「黄金餅」、「藪入り」等々の題名がギッシリ!
どう考えてもこれはロックやブルースではあるまい。
私も志ん生のCDを買ったりするし、家でゆっくり聞いている時間がないので、iPodに噺を入れて車の中で聞こうとすることもある。
しかし、アレだけ揃えているのには驚いたよ。
そういえば上野で征史さんにバッタリ出くわして、「おい、山本の!おまいさんどこへいくでい?」、「へぇ、これから寄席へ…」なんてこともあった。
今のは『甲府ぃ』という噺のパクリのつもりなのだが、コレはあんまり有名なモノではないだろう。征史さんのところの本当のセリフは「甲府ィ、お参り願ほどき」という。
コレが切れ味の鋭い秀逸なサゲになる。サゲだけでこの話が好きになった。
ところで、イギリスにも落語好きで、有名な噺の題名をバンド名にしているプログレッシブ・ロックの名門グループがあるよね。
ダ~レだ?
ヒントはこないだ来日した。
そう、「キャメル」!
「ラクダの馬さん」、スゴイ話だよね~、死骸に「かんかんのう」を踊らせちゃうんだから。
昔、三笑亭可楽の「らくだ」をよく聞いた。
今、こんなストーリーを思いつく脚本家はいないだろうナァ。
おあとがよろしいようで…

S41a0070間髪入れず「Into You」。
160
STANDは三人の火の玉のような演奏がもちろん大きな魅力なのだが、征史さんの独特のヴォイスと練り込まれた詞も十分に楽しむべきだ。

150「Strange, Beautiful and Loudとの共演は五回目ぐらいかな?」というサッパリしたMCに続いて比較的新しい曲だという「Sweet Midnight」。
「共演」と言っても、言っている本人が両方出ているのだから面白い。

170ゆったりした曲でもノンちゃんのギターはいささかも鋭さを失わない。
STANDのノンちゃんはCONCERTO MOONの時とはまた違う味わいがあるのだ。

180v続いてはLightnin' Hoplinsもビックリのアルバム『煩悩Good!』からタイトル・チューンを!
久しぶりだな~。

190代表曲のひとつとあって征史さんの演奏にも力が入る!
265v

ここでゲストとして三宅さんを迎え入れた。

210曲はSTANDの「インキュベーション」。

S41a0107 「incubation」とは「孵化」という意味。
へヴィな雰囲気が三宅さん入りのSTANDを際立たせる。

255

プライベートでも仲のよいノンちゃんのこと、もちろんイキもピッタリだ。

250vノンちゃんのピッキングは親指の第一関節を曲げ伸ばしするアクションが特徴だ、
あれだけ速く弾くにはピックを短く持った方が有利だと思うが、我々が学んだ成毛式ピッキングとは異なり、ノンちゃんのスタイルだとコレぐらい長く持った方が弾きやすいのだろう。

S41a0175_2スーパー・スロー・カメラでもう一度見てみよう。
ピックをこんなに斜めにを弦に当てているんだね~。

S41a0177_2 強引にMCを振られた金光さん曰く、「このふたりの共演はレア。ありそうでなかなかない」。
Marshallが服を着てストラトキャスターをぶら下げているようなふたりだからして、レア度だけでなく、演奏の濃さも特筆すべきものであった。

Img_0059 続いては新曲。
我が道をひたすら突き進む、尊敬する三宅さんに寄せる思いを曲にしたという。

270v曲は「A Sound In Miracles」。
目も覚めるようなピュアなへヴィ・メタル!

280vストレートさを身上とするSTANDの面目躍如といった作品。
これからもSTANDの重要なレパートリーにひとつになることだろう。
またね~、SUPER BASSとプレシジョンの組み合わせが何とも言えない音なんだよね~。
他ならぬ「山本征史の音」だ。
310v
そして最後は『煩悩Good!』を締めくくるへヴィ・ワルツ「スパイラル」。
320

ノンちゃんのメロディアスなソロが容赦なく斬り込んで来る!
CD聴けるソロもスゴイが、燃えるようなライブでもパフォーマンスも最高!
そして、いい音~!

290v留まるところを知らない曲の盛り上がり!
すごく起伏に富んだカッコいい曲だ。

300v
STANDの魅力を十分にまき散らして全七曲を演奏し終えた。

S41a0030

山本征史の詳しい情報はコチラ⇒BLACk CAT BONE

330<Strange, Beautiful and Loud編>につづく

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 前半:2016年8月25日 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにて撮影)

2016年10月17日 (月)

SPORTS of HEART 2016~田川ヒロアキ代々木第一体育館で「Seaが代」再演!

今年は雨ばっかりで「秋がない」なんて言ってたけど、それが一転してウソのようなこの晴天!
夏のへヴィな暑さと湿気から解放された、カラっとした日本の秋の晴れ空は本当に気持ちがいいね。
チョット前にキャノンボール・アダレイ・セクステットが1963年に来日した際のライブ音源を聴いていたら、コンサートのMCで、「フゥ~、東京はスゴイ湿気だね~」とキャノンボールが迷惑そうに言っていたのを聴いて吹き出してしまった。やっぱりそれだけmuggyな国なんだな~。
ジョン・コルトレーンは1966年の7月に来日した時、朝から晩までアイス・キャンディを何十本も食べていたという。
コルトレーンはこのちょうど一年後に肝臓ガンで他界したが、間断なくアイスを食べていたのは糖分を要求するガンという病気のためだけでなく、当時はエアコンもロクに浸透していなかった日本の蒸し暑さに耐えられなかったのではなかろうか?
いきなり脱線で申し訳ないが、このコルトレーンの来日時にすごくいい話があるので紹介しておこう。
新井和雄さんという、当時19歳の熱烈なコルトレーン・ファンがいた。お金を貯めて自費でコルトレーン一行の巡業について回った。
今でいえば「オッカケ」というヤツ。
バンドのメンバーと何度も顔を合わせているウチに仲良くなり、スタッフとしてローディのような仕事をさせてもらうようになり、朝食を一緒に摂るようにもなったという。
メンバーのなかではベースのジミー・ギャリソンと一番仲がヨカッタらしい。
で、ある朝、いつもいるハズの新井さんが食卓にいないことに気が付いたコルトレーンがその理由をスタッフに尋ねると、資金が底をついてしまったため、新井さんは同行を中止せざるを得なくなってしまったことを知る。
するとコルトレーンは、自分が出したということを絶対に伏せておくようにスタッフに命じ、残りの旅程にかかる新井さんの同行費用をすべて負担したという。
いい話しじゃないの~。
コレとほぼ正反対のことをした有名なギタリストも知ってるけどね。
脱線終わり。
さて、いい天気に戻って…ここで普通だったら「厳しい冬の寒さの前のしばしの安息」ぐらい書くんだろうけど、夏ギライの私は、Marshall Blogで気候の話になるといつも冬を擁護しているのでそうも書けまい。
今日はそんな秋晴れの一日を楽しいイベントで過ごしたというお話だよ。
明治神宮もたくさんの人でにぎわっていたね~。

10すぐお隣の原宿駅。
皆さんもご存じの通り、この駅舎が取り壊されることになった。

20vコレは1924年(大正13年、関東大震災の翌年。ジム・マーシャル1歳)に落成した東京で最も古い木造の駅舎なのだそうだ。

30私が「たけのこ」をやっていた頃(ウソですよ~)は、ずいぶん足繁く通ったものだが駅舎なんか気に留めたこともなかった。
でもこうしてマジマジと見てみると実にシャレた建物だ。

40オリンピックに向けての計画らしいが、こうした歴史的な建造物を平気で取り壊してしまうのはイギリスやアメリカでは考えられない「愚行」だ。
イギリスにおいては「鉄道発祥の地」だけあって、巨大なターミナル駅は言うに及ばず、ローカルな無人駅でも長年の風雪が駅舎にいい風合いを与えていて実に味わい深い。
何か「改装」、「増築」のような形でこのい駅舎を残すことはできないか…ま、しないだろうだろうな、日本人は。
そう思い、近い将来に姿を消す前にこうしてその風貌をMarshall Blogに残しておくことにした。
同じことを考えているのか、多くの人が駅舎を写真に収めているようすが目についた。

60今日の現場はココ。

70昨年もレポートした『SPORTS of HEART』が今年も開催されたのだ。

80『SPORTS of HEART』とは;
パラリンピアンの呼びかけによりスポーツ選手・ミュージシャン・文化人たちが共鳴し合い、団体・企業・省庁協力のもと「すべての人たちが共に分かち合い、心豊かに暮らせるニッポン」をめざすプロジェクトとして誕生しました。
「障がい者も健常者も一緒に楽しめるスポーツと文化の祭典」を通して障がい者アスリート・アーティストの凄さや魅力を発信し、彼らの社会的な知名度の向上を目指しています。(公式ウェブサイトから抜粋)…という三日間にわたって開催される国レベルの大イベントなのだ。

100そのオープニング・セレモニーに今年も田川ヒロアキが登場して田川流の「君が代」を披露した。
ヒロアキくんはカーレースをはじめ、全国各地で国歌を演奏してきたが、その多くはメタル・ギターを礎にしたギュインギュインのソロ演奏だ。
しかし、この『SPORTS of HEART』の舞台では共演者を得て、また違うスタイルの「君が代」を聴かせてくれる。

110定刻になり客電が落ちるとステージ後方の電光スクリーンのイメージ画像とともに、下手の着物姿の三人にスポットが当てられる。

140「イヨッ!」の掛け声とともに鮮やかなバチさばきで見事な津軽三味線のアンサンブルを見せてくれたのは「疾風(HAYATE)」の永村幸治、柴田雅人、杉山大祐の三人。
リハーサルの時、失礼ながら黙って後ろでチューニングの様子を拝見させて頂いたが、「B」、「F#」、「B」としていた。
私は詳しくはないが、三味線にはいくつかのチューニング方があって、ルート、五度、ルートという調弦法は「二上り」といって今回はそれに従っているようだった。
普通はキーは「C(あるいはD)」にすることが多いと聞いていたが、今回は「B」。
このことをヒロアキくんに尋ねてみると、開放弦を多用する三味線は、曲に合わせてキーを変えてチューニングをすることが珍しくないそうだ。
三味線はカポを使わないからね。(ちなみに英語で「カポ」は「ケイポゥ」と発音する)
そこで今回も曲のキーに合わせて土木的にチューニングを変えたそうで、とても考えられた調弦の選択だ…とヒロアキくんが説明してくれた。

150そしてスポットライトが上手に移動。

160そこには昨年ヒロアキくんとデュオで演奏した大倉正之助の姿が!

170こちらは「イヨ~!」とフェルマータ気味の掛け声だ。
乾いた鼓のサウンドが実に気持ちいい。

180vそして、センターステージには田川ヒロアキ!

190_2ヒロアキくんも「イヨ~!」と元気よく声を張り上げながら…ウソウソ!
この巨大な空間にいつもの田川トーンが鳴り響く!

200vお共は当然Marshall!
JVM210のフルスタックだ。
ヒロアキくんは歪み系の一切使わず、空間系のエフェクターをセンド&リターンにつないでいるだけ。
歪みっ気のサウンドはすべてJVMが作り出していて、ギターのボリュームでその歪み具合をコントロールしている。
その分、フットコントローラーを駆使していて、今回はフットスイッチのチャンネル1にOD/ORANGEを、そして、クライマックスで使うOD/REDをチャンネル2にアサイン。
さらにチャンネル3はミュートとしてCLEAN/GREEN。
そしてチャンネル4には、ループにつないだエフェクトのオン/オフをアサインした。

9_jvm2 演奏したのは「君が代」なのだが、それはさっき触れたように田川流の「君が代」だ。

220よくヒロアキくんのコンサートのオープニングで演奏される「Seascape」から「♪ち~よ~に~」から「君が代」になだれこむアレンジ。
すなわち「Seaが代」。
あるいは「君がScape」。
このアレンジ、大倉先生や今回楽屋でご一緒したヴァイオリンの古澤巌さんから大絶賛されていた。

230前回は大倉先生とのデュエットだったが、今回は強力な三味線チームも加わり一層スリリングな展開を見せる。
ステージ中央から疾風をあおるヒロアキくん。

240猛然とバチで弦を叩く三人!
「さわり」ってのはいいもんだね~。
この日本独特の文化であるところの「さわり」についてはまた別の機会に詳しく触れたいと思う。

250そして、ステージ下手を向くヒロアキくん。

260「イヨー!」、「ヨー!」と恐ろしくヌケのよい声とともに鼓を打ち込む大倉先生。
先生の声もかなりMarshall。クリーン・チャンネルね。
大倉正之助さんは、「重要無形文化財総合認定保持者 能楽師 囃子方大倉流大鼓」…と、肩書はすさまじいが、とても気さくな方で、楽屋でもとても気安く接してくださる。
今回二回目ということもあって親しくお話をさせて頂いたが、私のことを完全カメラマンだとお思いだったとのこと。
そして正体を明かすと…「だからMarshallのシャツを着ていたんですね!」とおっしゃる。
何と先生、Marshallをご存知なワケ。驚いた!
やっぱり何かひとつのことに長けている人の知見はスゴイと思った。

S41a0004それで、調子に乗って楽器について少しお話をうかがった。
鼓は、本体(ドラムで言えばシェル)とヘッドであるところの革を「調緒(しらべお)」と呼ばれる紐で張っているだけの構造。
ま、ドラムやラテン・パーカッションとまったく同じ構造なのだが、その音ヌケのヨサたるや尋常ではない。
それで、先生がお使いの楽器の本体は江戸時代につくられたモノだそうだ。
「へ~!」と驚いていると、「こっちはね…」ともうひとつ見せて頂けたのが「安土桃山時代のモノですよ」と来る。
あーた、安土桃山といったら500年前、織田信長の時代ですからね~。
58年や59年製のレスポールなんかで驚いてなんかいられない。
また500年前の楽器が形も一切変えずに今も使われている…というところがスゴイのだ。

270二回目とあって大倉先生との息もピッタリのヒロアキくん。

290vいよいよギター・ソロの番だ!

295JVMの野太いトーンを自在に操り手に汗握るプレイを見せてくれた!
疾風が加わったせいか、はたまたスッカリ慣れちゃったせいか、昨年よりもはるかにハードなプレイだ!

300三者三様の個性が十分に盛り込まれた破天荒にドラマチックな4分間の「君が代」。
写真を撮る方は大変なのだよ!撮り逃しは許されないからね~。

320今年も大イベントのトップバッターという重責を見事にこなしたヒロアキくんなのであった。

330v最後は出演者全員がステージに勢ぞろい。

340いたいた!
帽子をかぶっているのがヴァイオリンの古澤さん。
楽屋では例のハチャトゥリアンの「ヴァイオリン協奏曲」の話で盛り上がっちゃった!古澤さんも演奏されたことがあるそうで、やっぱい「アレはカッコいいよね!」とおっしゃっていた。

360しかし、いろんな現場の仕事が多いよね~。
Marshall Blogで取材させて頂くという大義名分でくっついて歩かせてもらっているが、他流試合も多いヒロアキくんのこと、私もずいぶん色んなこと経験し、勉強させて頂いている。
東京に住んでいれば戦後二番目に大きい台風を宮古島で経験するなんてことはおいそれとはできないからね~!
そういえば宮古島のレポートも今は見れないんだよね。
またいつか時間が出来た時に書き直してMarshall Blogにアップしたいと思っている。

390v終演後、出演者の寄せ書きボードにサインを入れるヒロアキくん。

410ついマネージャーの美瑞穂さんも!

420チョット失敗したか?イヤイヤ上出来、上出来!
小さく「ギター」と書かれた美瑞穂さんの解説がおもしろい!

430思い返してみるに、あのアレンジ。
「君が代」をグワ~っと弾くなんてことは誰でも思いつくだろう。ギタリストならジミヘンのやったことをみんな知っているからね。
しかし、「君が代」をブッたぎって、自作の曲と何の違和感もなく、しかも壮大なスケールでヒッつけてしまった。
一歩間違えば大事故にもなりかねないような所業だ。
そこはヒロアキくんのこと、バッチリとキメてくれた。
ところで当日、このアレンジに感銘を受けて絶賛した人がもうひとりいた。
その方は、段取りの都合で残念ながらヒロアキくんの実際の演奏を見ることがかなわなかったが、聞こえてくるステージの演奏に耳をそば立て、終演後、ヒロアキくんを捕まえて「素晴らしいアレンジだった!」とその感動を伝えたという。
その人とは、誰あろう山本寛斎。
デヴィッド・ボウイにも音楽のインスピレーションを与えたに違いない世界のトップ・ファッション・デザイナーからの思いもかけぬ惜しみないおホメの言葉にヒロアキくんも大層喜んでいたことをつけ加えておく。

440

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

SPORTS of HEART 2016の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

S41a0083 (一部敬称略 2016年10月15日 代々木第一体育館にて撮影)



2016年10月14日 (金)

【イギリス-ロック名所めぐり】 vol.23~BrightonでRock!

ソロソロまたカメラを持ってイギリスへ行きたくなって来たな~…ということで久しぶりの「名所めぐり」。
今回は旅だよ。
スタートはまたしてもヴィクトリア駅。カンタベリーへの旅の時もココが起点だった。
今日はココから南へ向かうのだ。
行先はブライトン!

9_rimg0131 ヴィクトリア駅発の電車のお楽しみは何と言ってもコレ。

20何回も登場させて申し訳ありませんが…好きなものは好き。
バタシー発電所ね。
駅を出て5分も経たないウチに左側に見えてくる。
だから必ず進行方向左側に席を取る。

30少し前に再開発工事により煙突が一本取り除かれている姿をインターネットで見た。
手入れをしてまた取り付けるような話を聞いたが、その頃には周囲にバカでかいビルディングが立ち並んでしまい、この光景は二度と見ることができないであろう。
この写真はもうだいぶ前に撮影したものだ。

バタシー発電所の詳しいレポートはコチラ⇒【イギリス-ロック名所めぐりvol.9】 バタシー発電所

40しばらくしてロンドンの南で停車した駅。
オ~!クロイドン!
こんなところだったのか!
数年前の黒人の暴動が発生し、日本のテレビでも盛んにこの名前が叫ばれていた。
でも私は違う理由で感動したのね。

50その理由とはこのCD…ここクロイドンにある「Fairfield Hall」というところで1965年に録音されたオーネット・コールマンの二枚組のライブ・アルバム。
正式なタイトルは『An Evening with Ornette Coleman』だけど、通称は『コロイドン・コンサート』…と思っていたら『Croydon Concert』というタイトルで発売してみたり、ジャケットにやたらと種類があったりでワケがわからない盤。
私が持っているCDはかなり質素なでき。本当はオーネットがヴァイオリンを弾いているジャケットのヤツが欲しかったんだけど…。
内容は、我ながらよくもこんなキテレツな音楽を好んで聴いてるな…と自分で自分をホメてあげたくなるようなシロモノ。
オーネットはフリージャズ・アーティストだけど、このアルバムにはクラシックの現代音楽に近いパフォーマンスが収められている。
電車で通過しただけだったけど、とりあえず来れてうれしかった。

60ついた~!ブライトン駅。
何か熱海みたいだな。
ま、ここもイギリスきっての保養地だからして…。

70熱海ほど急峻ではないにしろ、海に向かって坂になっている地形が余計にそう感じさせるのかもしれない。
80v
駅を背にして駅前の目抜き通りを下る。
90v
天気がいいな~。
110
海辺が近いせいかなんか、景色がやたらとキラキラして見える。

100v海に出た~!

120ココは熱海とは全然違うな~。
干物屋とかないもんね。
そういえばウチの家内のご両親の新婚旅行は熱海だったとか…。近すぎる!
ウチの両親は京都。
我々はアメリカ西海岸。
調べてみると、ある旅行会社のデータによると、今の人気ベスト5は;
1位 : ハワイ
2位 : イタリア
3位 : フランス
4位 : スペイン
5位 : モルディヴ
なのだそうだ。

130コレは6月の風景。
別にまだ暑いワケでもないのに結構な人出だ。

140何かいいよね。
日本の浜では拝めない光景。

160向こうの方に見えるが有名なパレス桟橋(Palace Pier)。

170_2ブライトンは、モッズ少年たちの青春を描いた『さらば青春の光』の舞台の一部となったところ。
皆さんよくご存じの通り、The Whoの『四重人格(Quadrophenia)』が原作ですな。
『さらば青春の光』だなんてあまりにもヒドイ邦題!
Vespaに乗ってモッズのあんチャンたちがブライトンに集まってケンカするヤツね。
私にしてはツッコミが浅いでしょ?
Can you see real me?
そう、実はこの映画があんまり好きじゃなくて一回しか観たことないの。『トミー』の方がケタ違いに好き。
あ、もちろんThe Whoの『Quadrophenia』は好きよ。
下はそのサントラ盤。

180cd裏ジャケにはパレス桟橋が写っている。
『トミー』にもブライトンが出てくるの知ってる?
それは映画ではElton Johnが歌った「ピンボールの魔術師」。
「♪I've played the silver ball from Soho down to Brighton」とある。
ピートはプライトンが好きだったのかね?

190cd桟橋の先端がチョットした遊園地になっている。
潮の加減か、深さの関係か、防波堤はあっても日本の浜にはこういう桟橋はないね。
先っチョまで行きたかったんだけど、もう足が言うことを聞かなくて断念。
すごく後悔している。
無理をしてでも、這ってでも行けばヨカッタ。
そして海の側から大英帝国の写真を撮ればヨカッタ!
滅多に来れないところはもちろん、仮にしょっちゅう訪れているところでも「また来ればいいか!」は旅には絶対に禁物だ。
何でも見れるときに見ておかないと必ず臍を噛む思いをする…ということは百も二百も承知なんだけどね~。
「好奇心」と「足」がケンカして疲れて「好奇心」が負けちゃった。
「捨てる神あれば疲労神あり」ってヤツ。

230

周辺には『さらば青春の光』通り、豪華なホテルがズラリと並んでいる。
主人公のジミーがスクーターをブッ飛ばして崖から飛び降りるシーンは、ここからチョット東に行ったセブン・シスターズというところだ。
あの白い壁の崖で有名なところね。
しかし、こっちは海の家もシャレてるね~。もちろんラーメンもカレーライスも置いていない。
260

この海の向こうっておフランスなんだよね~。
ステキね~。
Eric Johnsonは思い出さないよ。
いつかも書いたけど、イングランド最北部のサウス・シールズに行った時も感動した。
目の前にあった海は北海で、その向こうがスウェーデンだっていうんだもん。
「ずいぶん遠くまで来たな~」って思った。

210浜は砂ではなくて細かい砂利。
裸足で歩くとチト痛い…のではなかろうか?私は試していません。

220マァ、何せきれいで気持ちいいことこの上ない。

240コレも日本では見かけない…というか見たことがない。
サンタモニカなんかにもあるけど、浜辺に遊園地を作っちゃう。
コニー・アイランドなんかもそうなのかな?
さて、The Whoの後はQueen。
当然お題は「Brighton Rock」でしょう。
『Sheer Heart Attack』をかけると最初に聞こえてくるSEはこのメリーゴーランドの音なのかな?
実は私、ロックを聴き始めた頃、Queenが苦手だった。
別に彼らの音楽がどうのというワケではなくて、硬派な私としては、女の子にキャーキャー言われているのが気に入らなかったんだな。
やっぱり男はZeppelinやPurpleだよ…てな具合。
でも、みんなには秘密ですごく「いいな」と思っていた曲が当時ふたつあった…それは「Keep Yourself Alive」と「Brighton Rock」だった。
子供の頃は「ブライトン」ってのが地名だとは知らなかったので、何かのロックの一種類かと思っていた。
…なんて言うと、今ではこの曲とタイトルの関係がわかっているかのように取られそうだけど、いまだにわからないでいる。
恥ずかしながらどんなに調べてもわからないのだ。

250では「Brighton Rock」とは何か?
言葉の意味としては、ブライトンで売られている飴のこと。
数年前にMarshallの社長夫人がウチに遊びに来てくれた時に頂いたお土産の中にも入っていたんだけど、金太郎アメをもっと頑丈にした、ともすれば凶器にでもなりそうなゴツいキャンディだ。
恐らく向こうの人はコレをバキンバキン噛み砕いて食べちゃうんだろうけど、こっちはムリをして歯をおかしくしちゃうのが関の山なので、金づちで砕いて少しずつ頂いた。
味はいわゆる普通のアメちゃん。
「ブライトン・ロック」の意味がこれでわかった。

Br次。
歌の内容と言えばジミーとジェニーのある日の浮気物語でしょ?
コレ、一部が「木綿のハンカチーフ」みたいになっていて、フレディがジミーのパートは地声で、ジェニーのパートはファルセットで歌っている。
歌詞の中で「ブライトンへ行った」みたいなことは一切触れていない。
「rock」という単語は出てくるが、「rock of ages」というひとかたまりのフレーズとして出てくる。
何年か前に同名のミュージカルがあった。「永遠の岩」のような解釈がよくされるが、本当は「神様」を指す表現なのだそうだ。だからこの曲の「Oh rock of ages」は「Oh my God」ということになる。
わかったのはコレだけ。
コレらがゼンゼン結びつかないでいる。
ま、細かいことを気にしないでタマにはMarshall以外のギター・サウンドを楽しんでいればそれでいいか!
Brian Mayのギター・サウンドはあまり人の口に上らないが、私はかなりユニークなものとしてそれなりに評価しているつもり。でもMarshall Blogには出られないよ。
あのギター、「100年前の暖炉の木で作られている」と聴いて当時は驚いたものだが、そんなの何でもない。
だってイギリスの人は200年以上も前に建てられた家にごく普通に住んでいるんだから。
そんなことを知った今となって思うのは、もしかしてブライアンが言ったのは、その木が古いということがスゴイということではなくて、そんな古い暖炉を保存しかおかず、ブッ壊してギターにしてしまったところがスゴイと言っていたのはなかろうか?
地震がまったくない国に住むイギリスの人たちは古い建造物を大事に保存し、本当に大切に使っているからね。
日本だって地震と戦争さえなければな~。

200v

ハイ、海は十分堪能したね。
陸に上がることにしよう。

270vブライトンは町も十分に魅力的だ。

280v街が発展したのはジョージ四世と18世紀に流行した海水浴のおかげらしい。それまでは小さな漁村だった。

290また、ロンドンまで一時間かかるかかからないかの距離なので…「か」ばっかりで読みにくいな、言い直そう。
また、ロンドンまで一時間要するか否かぐらいの距離なので(向こうの電車は滅法速い)、ロンドンのベッドタウンとしても機能している。
いいな~、こんなベッドタウン!

305
「お仕事ですか?」…いつだったか、ヒースローで一緒になった上品そうな日本人のオバさんが私に話かけてきて、少し会話をしたことがあった。
話を聞くと、そのオバさんはイギリスに住んでいるという。
「私はイギリスが大好きなんですよ。だからうらやましいですね~。どちらにお住まいなんですか?」と尋ねると…
「(小さく)エヘン!ブライトンなんですよ。だからヒースローから面倒で…」と、訊かれてうれしそうに答えてくれた。
ま、自慢したくなる気持ちもわかるわな…実際に来てみると。
有名なレコード市はあるし…。

300おもしろいのはこの「The Lanes(ザ・レーンズ)」と呼ばれる細い路地。

330v

やたらめったら狭い路地に洋品店、宝飾品店、アンティーク・ショップ等のファッション系のお店がひしめいている。

320v

あっち行ったり、こっち行ったり…歩いてみるとその様子はさながら迷路を巡っているようで、お店には興味がないものの存外に楽しい。
「アレ!こんなところも入れるわ~!」みたいな。

340v

あのCath Kidstonもこんなに小ぢんまり佇んでいる。
ところで、この「Cath Kidston」、家内が結構好んで使っていて、本家だけあってイギリスには日本に入って来ていないアイテムが多いらしく、以前は命を受けてよくお土産に買っていた。
で、日本ではコレ、「キャスキッドソン」って言うでしょう?
それが気になっていたので、マリルボンのお店に行った時、お店の女性に正しい発音を聞かせてもらった。
「キャ~ス、キッ~ド、ストン」、つまり「キャス・キッドストン」とちゃんと「t」を発音していた。
脱線ついでに…「COSTCO」っていうのあるじゃない?バカでかい荒物屋みたいの。
今、「荒物屋」なんて言葉は使わないか?
日本人は「コストコ」って呼んでいるけど、アレ、「コスコ」って発音するんだよ。
コレは本当に外人に笑われた。
「シゲが『コストコ』とか言ってら!バカで~!」みたいに。
この下の写真なんかスゴイでしょ。
こんな狭いのに立派に公の通路になってる。

310vホント、どこの路地もビックリするほど細くて、上の写真のようにハラの出たオッサンが向かい合ったら道がふさがっちゃうような箇所も結構あった。

350v道の隙間から見えるイギリス海峡。
すごくキレイなの。

360v保養地、観光地だけあってシャレた建物も多い。

370vこの時、発見したんだよね~。
もう、何かおつゆにつかった麺が食べたくて、食べたくて…。
ことあるごとに触れているけど、海外で発生するこの衝動は「麺恋し」ももちろんあるけど、その実体って「ダシ」なんだよね。
魚とか鶏から採ったダシ。
どうにもダシのモノが食べたくなる。
で、思いついたのが東南アジアの料理。
日本料理店はなくてもベトナムとかタイの料理店は比較的どこにでもあるし、そう高くもない。
私は「食の冒険」が苦手なので、日本ではエスニック系の料理を食べる習慣がない。
それでイギリスに行ってもそれらの料理を敬遠していたんだけど、「麺とダシ」の禁断症状に負けてココで入ってみた。
どこの国の料理だったか忘れちゃったけど、おいしかったナ~。
あんまりおいしそうに食べていたのでウエイトレスに笑われちゃった!
大発見だった。
この時以来、ダシと麺に困ったらベトナム料理店に入るようにしている。フォー!

380v…と食べたかったモノを首尾よく頂いて町を散策する。

390vもちろん普通のビジネス街もある。
アップタウンっていうのかな?
イギリスには「アップタウン」とか「ダウンタウン」という言葉は聞かないな。
その代わり目抜き通りのことをよく「ハイ・ロード」なんて呼んでるね。

400

コレはブライトン博物館&アート・ギャラリー。
入らなかったけど。

410vコレがスゴい。
見るのを楽しみにしていた。
「ロイヤル・パヴィリオン」といって、ジョージ四世の別宅だったところ。

420何だってこんなデザインにしたのか…趣味悪し。
このジョージ四世ってのがヒデエ野郎だったらしくて、アダ名は「快楽の王子」。
「飲む・打つ」狂いで、宝石や骨董に目がなかったというのだからタマったものではない。
洋服にも遠慮なく金を使い、「ダンディ」の元祖はジョージ四世という話もある。
このロイヤル・パヴィリオンも金に糸目をつけず作らせたという。
440v
内部の写真が一枚も残っていないところを見ると、中は撮影禁止だったのかもしれない。
ま~、どこもかしこもアホほど豪華絢爛で見ごたえは十分だった。
ヘンリー八世の家、ハンプトンコートもスゴかったけど、やはりここのバンケットルーム(宴会場)のデカさには舌を巻いた。
熱海の大ホテルの宴会場とは雲泥の差だ。
18世紀の中頃まではイギリス西部のバース(「bath」の語源となったところ)が紳士淑女の一番の人気スポットだったが、このパヴィリオンが出来てからというもの、海水浴人も手伝って、その人気はブライトンに打って変わったという。

430ロイヤル・パヴィリオンを後にして近隣の商店街を進む。

310

このあたりもすごくいい感じ。

480海外からの観光客が多く、結構にぎわっている。

490vお、前方に趣味の悪い建物を発見!

500ド~ンとレスポールが飾ってある。
もちろん楽器屋さん。
「GAK」というお店。「ガッキ」という意味ではないよ。
看板に書いてある通り「Guitar」、「Amp」、「Keyboard」の頭文字だ。
そ、そんな名前にしちゃって本当にヨカッタのッ?!

510しかも、この色!
ま、目立つには目立つけどね~。

520vお、プラークを発見!

540Tom Sayer…知らないな。
職業はPugilist。
Pugilismとはボクシングのこと。
『あしたのジョー』でも段平オッチャンだったか白木財閥のジーさんだったかが説明しているように、昔のボクシングは素手でぶん殴り合ってた。いわゆる「ベア・ナックル」というヤツ。
で、このトム・セイヤーというのは1926年生まれのその時代の健闘のイギリス・チャンピオン。まだ体重の階級別が導入される前の時代、自分より大きな相手をガンガンやっつけてしまうというので「The Brighton Boy」と呼ばれ大変人気があったそうだ。
その生家がココ…だと思う。

550それで、ナゼここを取り上げているのかというと…ボクシングは全く関係ない。
実は、ココは生前のゲイリー・ムーア御用達の楽器店だったのだ。
ゲイリーは不幸にしてスペインで客死したが、ブライトンに終の棲家を定めていた。
雑誌などで新商品に興味を持つと、たまにこのお店に来て試奏することがあったそうだ。
ゲイリー・ムーアがそこらの楽器屋さんで試奏してるのに出くわしたらかなりの確率で腰を抜かすよね!
だからイギリスはおもしろい!

530v
ま、お店も休みだったし、いくら待っていても二度とゲイリーが現れるワケでもないのでこの場を早々に離れることにした。

560もう「足が棒」もいいところ。駅までの坂がツライ!
でも何とかたどり着いた~!

570駅の横のコンビニで水を買った時に隣の保険屋のウインドウで見かけたポスター。
イギー・ポップが車の保険の広告に出ている。
「Saving it ROCKS」なんてキャッチ・コピーがつけられているけど、イギーはイギリスでは裕也さんみたいな存在なのかな?

580v…というのがブライトンへの旅。
にわかジミーを味わった一日だった。
また行きたいな~。

590v

<オマケ>
今日のバナーに写っているのはかつてロンドンの神保町、チャリング・クロス・ロードにあったMacari'sという老舗楽器店。
もう10年近く前に撮った写真だ。
このすぐ近くにはロンドンのお茶ノ水、デンマーク・ストリートがあって、このチャリング・クロス・ロードにもいくつかの楽器屋が軒を並べていた。
今、それらの店はほとんど姿を消してしまった。
このMacari'sは私がMarshallと仕事をするようになって最初にお世話になったスティーヴが業界でのキャリアをスタートさせたお店で、一緒にお店に行ったこともあった。
ロンドンの楽器店というと真っ先にこの店を思い浮かべる。
そのスティーヴももう天国へ行ってしまった。
Macari'sは規模を縮小して今でもデンマークストリートで営業を続けている。
そのデンマークストリートも近い将来なくなってしまうらしい。

9_macarris

2016年10月13日 (木)

GRANRODEO LIVE TOUR 2016 TREASURE CANDY 野音 <後編>

お楽しみのソロ・コーナーも無事終わってダンサーさんと華やかに共演するのは「SEA OF Stars」。

560_sosジュリ扇がバッチリとマッチするKISHOWさん!

570v続いて「サマーGT」~「恋のHEAT WAVE」。

580_2ここは中盤の盛り上がりどころ!
にぎやかなことこの上なし。

600

とりわけ歓声が上がったのはこの場面。

610

恒例の二人のダ~ンス!

615キマった!
e-ZUKAさんのドヤ顔が素晴らしい。
ダンス、まんざらでもないのかな~?

620そして「Lovers high」。
新作『TRASH CANDY』のカップリング曲のうちのひとつだ。

640e-ZUKAさんのギターによる「♪Happy birthday to you」に導かれて、ココでKISHOWさんのお誕生日会。

555

「ライブで誕生日を祝ってもらうのは2006年か2007年ぶりとかかも!」というKISHOWさん。
バカボンのパパと同じ年齢になったとか!

556

そのままアコースティック・コーナーに移る。

10_2固唾をのんでジックリと二人の演奏に聴き入る観客。
定番の人気コーナーだ。
30_2
曲は「今より先を」。

20v昨年、結成10周年を記念してリリースした2枚組ベストアルバム『DECADE OF GR』への書き下ろし曲。
「ステージで死ねたら本望ですけど、『今より先を』を演奏している最中には死にたくないですね」とはあるインタビューでのe-ZUKAさんの弁。

40_2
そして、「TRASH CANDY」!

50_tcTVアニメ『文豪ストレイドッグス』の主題歌。
80v
昔、Emerson, Lake & Palmerに見いだされてテキサスからイギリスに渡ったStray Dogというバンドがいた。
二枚しか出していないアルバムの一枚目しか聴いたことがないが、「Fasten your seat belt!」と始まる規格外に骨太のハード・ロック・サウンドが最高にカッコよかった。
その曲、タイトルを「Tramp」という。
すべてが何とタイムリーな!

70v

骨の太さではGRANRODEOもまったく引けを取らない!
この曲も目が覚めるような切れ味鋭いハード・ロックなのだ。
「TRASH(クズ)」と「CANDY」…この曲のタイトルはOxymorron、いわゆる「撞着」になっているそうだ。

60ve-ZUKAさんご愛用のMarshall JCM2000 Dual Super Leadから始まるMVがうれしい「Rose Hip Bullet」。

90v_rhbあのイントロのSEが流れただけで、休出の経産省のオッサンもビックリの大歓声。
この辺りはもうコンサートの終盤に入っていて盛り上がりもハンパじゃなくなってきている。

100_2そこへもってきて「カナリヤ」投入!
火に油が注がれた~。
ギターリフの使い方がすごくステキ。
そしてサビがいいんだよね。
もっと言うとサビの14小節目のメロディにゾクっとしちゃう。

110_2猛烈にハジけている客席を睥睨するKISHOWさん!

120_2お待ちかねの「Go For It!」。

130_2●初めてGRANRODEOのコンサートに来た人
●ツアーの初日に来てくれた人
●外~!
●チョット蛾は苦手な人(VALさん)…などなど
今日も様々な「IGPX」が出てみんな大騒ぎ。

135「ロデオボーイで水着を着ている人~!」
「ハ~イ!」
ドワ~、いた~!

S41a0701 そんなこんなで、GRANRODEOのお客さんってみんなズッ~とニコニコしているんだよね。
それを見ているとこっちもすごく楽しい気分になるのさ!

136…と思ったら、オオ~っと、今度はステージ両脇から噴水!
今晩はコレをやるにはチョット涼しすぎるかッ?…と思ったけど、熱気で水なんかすぐに乾いちゃう!
濡れては困るお客さんのために各席には予めビニール合羽が用意されていた。
あ、私は「カメラ防衛」で高台に避難させて頂きました。

150_2ジャ~ンプ!

160_2続けて「modern strange cowboy」でたたみ込んできた!

170v終盤に入ってますますヒートアップするe-ZUKAさんのギター・ソロ!
ファンは全員ノックアウト…もはやギターが「音楽凶器」と化している!

180v「みんな盛り上がってる?楽しんでる?ボクたちも最高!夏なら野音。野音やるなら夏。ボクの衣装にはソデを付けてもらえないからね~!」
いよいよ本編最後の曲!

190_mem昨年の6月にリリースした『黒子のバスケ』の主題歌、「メモリーズ」だ!
爆発的なパフォーマンスで客席も盛大に燃え上がっている~!

200vそして、再度ジャ~ンプして本編が終了した。

210「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、
「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、
「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、
「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロデオ!」、「グラン!」「ロ」…。

220「Y.W.F」でダンサーとともにステージに上がる。

230_ymfコレも人気の曲。
「Y.W.F」って「良い子・悪い子・普通の子」の略なのか!勉強不足でスミマセン。
恥ずかしながらずっと「ヤッホー・ワンダホー・フジヤマ」かと思ってた。
だってあの時楽しかったんだも~ん!もうアレから三年経ったんだね~。

240v「ROM専で〇〇セン(Marshall Blog使用禁止用語)」って…スゴイ歌詞だな。
歌詞もスゴいけど、e-ZUKAさんの盆踊り風舞踊もスゴい!

250v_2ゴージャスなギター・ソロ!
「クシクシクシクシ」と遠慮なくピックが弦に擦れる音が気持ちいい!コレこそ正統派ロック・ギター・サウンドの魅力のひとつなんだよね。

260アンコール、もう一曲は「シャニムニ」。

270_shn「やっちゃおうぜ~!」
これまたコンサートでは定番の人気曲。
「♪シャニムニ、ユイイツムニ」で大合唱!

290vアンコールでのジャ~ンプ!

300_2もちろんコレでは収まらず二度目のアンコール。
曲は「Can Do」!
やっぱり来たね~!

310_cdイヤ~、いつ聴いても惚れ惚れしてしまうスーパー・ヴォイス!

360今日も華麗だったe-ZUKAさんのギター!

330v

そして鉄壁のリズム陣!

340v

350v

やっぱり野音でもGRANRODEOは最高だった!

380GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

390<オマケ>
先日、ある電子部品を買いに久しぶりに秋葉原に行って偶然発見!
新業態のカフェ、『アニON STATION AKIHABARA本店』だ。

400_2中には、ランティスさんが提供する世界初のアニソン体験型エンタテイメント空間『ランティスステーション AKIHABARA』が設置されていて、e-ZUKAさんのサイン入りギターが飾ってあるのよ。
Marshallもセットで並べて欲しいな~。

詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

Eg(一部敬称略 2016年8月13日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2016年10月12日 (水)

GRANRODEO LIVE TOUR 2016 TREASURE CANDY 野音 <前編>

中学校二年生の時分にロックに夢中になってからというもの、お小遣いやアルバイトで稼いだお金のすべてをレコードや楽器や本等、音楽に関するモノに使ってきた。
もうさすがにMarshallを買ったりすることはないにしても、こんなジジイになった今でも自分で自由に使えるお金のほとんどは音楽に関することに費やしている。
中学から大学に入るぐらいまでにかけては、コンサートにもずいぶんお金を使ったナァ。
まったく後悔していない。
もし、後悔するとしたら、親に頼み込んで借金をしてでももっと色んなコンサートに行っておくべきだった…ということだ。
コンサート会場に行くまでのあのワクワク感がタマらなかった。
日本武道館に向かう九段坂。
「遠いな~」と文句を言いながら新宿厚生年金に向かう靖国通り。
駅から近くて助かる中野サンプラザ。
昔はあんなにゴミゴミしていなかった渋谷公会堂に続く公園通り。
あの頃のダフ屋の皆さんももうずいぶんとお歳を召したことだろう。
そして、日比谷野外大音楽堂に向かって日比谷公園を歩く時もワクワクのカタマリだった。

10今はもう楽屋口からしか中に入らないが、この正門をくぐる時は興奮したものだ。

20開業は1923年(大正12年)7月だから満93歳。
ジム・マーシャルの生年と同じ。
開業の2か月後に関東大震災が発生している。
この正門、昔どうなっていたっけナァ。
野音もずいぶん様子が変わって、私が高校の頃は楽屋がまだ木造だった。
今の姿になったのは1983年のことだそうだ。私もずいぶん古くなったもんだ。

30正門から入ってチョット上がったところ。
ここまで入るとステージ建屋の屋根が少し見えてくる。

40そして歩を進めると…

50いよいよステージが見えてきて…

60ドーンだよ!
「来たぞ野音!」…コレが野音のワクワク感!

70そして、ステージにはMarshallの壁。
興奮する~!

80やっぱりいいね。

90野音の舞台にはMarshallの壁がピッタリだ。

100今日は、『TRESURE CANDY』と題したGRANRODEOのツアーの東京公演の模様をレポートする。
「千秋楽」ということではなくて、全14公演中10番目。
東京では既にZepp Diver Cityで2公演を済ませている。
GRANRODEOの野音を観てみたかったもんでコチラにお邪魔させて頂いた。

110もちろん会場はロデオボーイ&ロデオガールで超満員!

120みんな風船持ってるでしょ?

130コレがその風船なんだけど、どうしても使い方がわからなくて…。
というのは、ナゼかは知らないが、オジちゃん、膨らませて飛ばすものだとばかり思い込んじゃったのね。
皆で空に向けてピューって飛ばすにキマってる!と思ったのですよ。
だから「その瞬間は絶対に撮り逃せない!」と勝手に気合を入れていたというワケ。
そこで、開演直前に近くにいたロデオガールにどうすればよいのか尋ねてみた。
「この風船いつ飛ばせばいいのかしらん?」
「ハァ~?飛ばす~?コレ飛ばすんですか~?わかんな~い!」…なんてやっていたら~。

140ダンサーがステージに登場!

150何のことはない。
風船は膨らませて、かざして楽しむものだった。

160いよいよショウがスタートせんとするこの瞬間が何とも言えん!

170すると、破裂音が一発!

180ステージに煙幕が張られ…

190ひな壇の上にGRANRODEOの2人が現れた!
ものすごい歓声!
休日出勤している経産省の連中も上から見ていたに違いない。
通産省時代、ずいぶんJISがらみの仕事をしたもんだ。
皆でかざす風船が色とりどりでキレイだこと!

200KISHOW(谷山紀章)

210v_2e-ZUKA(飯塚昌明)

220v_21曲目は「バラライ」。

230今回はガツンとしたドライビング・チューンではなく、ハッピーハッピーな曲をアタマに持ってきたけど、とてもいい感じ!
今日も「バラ色」にノリまくる二人を支えるのは…

240ベースに瀧田イサム。

250vそしてドラムは長井VAL一郎!

260vさらにMarshallの壁!
280_2
ギア・チェンジをしたかのように今日の雰囲気がガラリと変わって「tRANCE」で猛然とドライブする。
270_bl
ダウンチューニングのへヴィなギター。サウンドが気持ちいい!
290v_tr

もう客席はドップリ興奮状態!

300そして、めくるめくソロ。

305vもうこの時点でGRANRODEOの魅力が大爆発。
誰が何といおうと「ロック」!
九段坂を、靖国通りをワクワクしながら歩いた後に目にしたモノと同じだ!

310_2もういっちょへヴィに「アウトサイダー」。

310_osおいしいメロディを完璧なテクニックでコンパクトに詰め込むのがe-ZUKA流ギター・ソロ。

320e-ZUKAさんって左右の手の動きがすごくキレイなんだよね。

330特に右手のストロークは、成毛さんの赤いカセットつき教則本の手本のように美しい。

335「♪コザマサイダー」のところはお客さんも大合唱ね!

340「今日はタクシーで来たんだけど、運転手さんに『日比谷の野音お願いします』と言ったら渋谷に連れて行かれた」というe-ZUKAさん。
気をつけないとダメですよ~。「ドヴォルザークのシンバル事件」みたいになっちゃいますよ~。
この「日比谷vs.渋谷」はかなりポピュラーなネタだけど、もうひとつマイナーなパターンで「日比谷 vs. 入谷」という日比谷線対決がある。
私の友人が奥さんと「入谷」で待ち合わせをしたけんだけど、待てど暮らせど奥さんが現れない。
さすがに心配になって携帯で奥さんの居場所を確認すると、スッカリ「日比谷」でその友人を探しているという…。
当然この後、「入谷と言った」、「言わない」で壮絶な夫婦ゲンカが勃発したことは言うまでもなかろう。コレは事実です。
さてe-ZUKAさん、「外~!」と会場に入りきれなくて外で聴いているファンに絶妙なタイミングで幾度となく呼びかけるのがメッチャおもしろかった。
コレも昔からある野音の醍醐味!

350_mc1続いて「欲望∞」。
コレもゴキゲンな真正ロック・チューン。
「∞」の形って、竜が自分の尾っぽを咥えているところだって知ってた?

360_yb矢継ぎ早に「Darlin'」。ムネのすくようなストレート・チューン。

380v
ここでもe-ZUKAさんのシャープなギター・ソロが飛び出す。
それにしても今日のe-ZUKAさん、ギターをよく持ち替えるな~。

370_dar_2ベース始まりのこの曲は「日常ホライズン」。

390v_nhこの曲、コード進行がめっちゃカッコいいな。
マイナーの曲でドミナント・モーションする時にV7の#9thからb9thへテンションを移動させるのはジャズの常套手段だ。
さすがe-ZUKAさん。

400今度はドラム始まりで「帰結する共犯者」。

S41a0214ク~、アンガス~!
この曲も超カッコいい!
ロックはコレでいいんですよ、コレで!イヤイヤ、コレがロックの楽しさなんですな!

430

4月にリリースしたシングル「TRASH CANDY」のカップリング曲。

420_kkまたKISHOWさんの声がトコトン素晴らしい!
450

GRANRODEOにはロックの黄金時代の純粋なエキスがタップリ含まれているんだな。
だからアニメをまったく知らない私のようなジジイでも存分に楽しめる。
…ということは、この野音に集まっているロデオボーイもロデオガールも「ロック」を楽しむ素養が十分に備わっているとも思うワケ。

440お楽しみのソロ・コーナー。好きなの。
まずはVALさんから。

460GRANRODEOのソロ・コーナーって比較的序盤に出てくるじゃない?
コレすごくいいと思うの。

470v

ドシャメシャドシャメシャ、パワー全開でキットを叩きまくるVALさんが凛々しい!
しかし、デカいな~、VALさんって!
あのNATALのイベントは楽しかった!

480続いて瀧田さん。
500v

ステージ狭しと激しく暴れまわるソロはいつも通り!

490

スリリングできらびやかなテクニックの連続に大歓声が上がる。

510vそしてコンビネーション。
GRANRODEOの鉄壁のリズムがこの二人がクリエイトしているのだ。

520そして、お待ちかねのe-ZUKAさんのソロ。

530テクニックはもちろん、フレーズよし、音よし、十分にヴァーチュオーゾぶりを披露。

540スゲェ速さでリムスキー・コルサコフをプレイ。
ん~、ウィントン・マルサリスと共演するところを見てみたい!
意味わからないでしょ?…それがマーブロ。
ウィントン・マルサリスは史上最高のテクニックを誇ると言われるジャズ・トランぺッターでクラシックもこなすジャズ界のマイケル・ジャクソンみたいな存在。
この人が普通の人間ではとても吹きこなせないような無茶な難曲ばかりを集めたアルバムを出していて、その中で「熊蜂の飛行」を超速テンポで演奏している…というワケ。
e-ZUKAさんも実にクールに弾いて見せてくれた!

550GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

420v

<後編>につづく

(一部敬称略 2016年8月13日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2016年10月11日 (火)

FATE GEARのMV完成!

世の中ってのは、ホントにいろいろと変わりゆくもんですな~。
私がロックに夢中になりだした1975年頃、歌謡曲以外にも「女性歌手」というのはゴロゴロいたけど、「女性バンド」というのは私が知っていた限り皆無だった。
当時スージー・クアトロが大人気だったけど、ガール・バンドではなかったし。
私はファンではなかったけど、今聞くと「Can the Can」とか「The Wild One」とかヤケクソにカッコいいね。
ま、Mike ChapmanとNicky Chinという一流のヒット・メーカーが曲を提供していたからね。
そんな人気の中「洗濯機」と結婚することになって、その後急激に人気が衰えたイメージがあるけど果たしてそうだったのだろうか?
その後、1977年、颯爽と現れたのがThe Runawaysだった。
「女の子だけのロック・バンドだってよ~!」と学校でもずいぶん話題となり、多くの生徒が「チチチチチチチチ」ってやってたな。
男性雑誌のGOROにまで出ちゃって。
このThe Runawaysムーブメントの後、楽器屋さんが運営する街のバンド・コンテストでもタマに女の子だけのバンドを見かけるようになったが、それでもかなりマイノリティだった。
そのころの女の子のバンドって、たいてい歌とコーラスは問題なくても、何せドラムとリード・ギターがボロボロだった。
あれから40年近くの時間がアッという間に経過して…今はどうだ?!
あの当時、誰がこんなんなると想像したろうか?
どんなに著名な音楽評論家でも「将来女性のバンドが活躍する」などとは予見できなかったのではないか?
ノストラダムスだって予言できなかった。
さらに驚いてしまうのは、もはやガール・バンドが珍しくなくなってから久しく、最近ではその淘汰が始まっているではないか!
学校や教材の普及、音楽の画一化が進み、どのガール・バンドも演奏技術のレベルが格段にアップして、「上手くて当たり前」となった現在、勝負どころはその音楽。
いかに魅力的な曲を作って刺激的に聴かせるか…。
ガール・バンドは、まさに男性のバンドと同じ命題を抱え、音楽の将来を背負うところまで来たのだ。
今日、登場するのはすでにMarshall Blogに何度か登場してくれているFATE GEAR。
「運命の歯車」は音楽の将来を背負うべくしてまた回転を進めた。

10…というのはFATE GEARが最新のMVを公開したのだ。
その撮影現場に潜入してきた。
そういえばコレ、「PV」って呼んでたヤツがいつのまにか「MV」って言葉に置き換わったね。

20撮影は都内の某所。
ロケーションに選ばれた現場は繁華街のど真ん中。
「エ~、中はこんなんなってんの~?」
ヘンリー八世のハンプトン・コート宮殿の中かと見紛うような豪華な内装にビックリ仰天!

30やってる、やってる!
何という絶景!

40撮影に採用された楽器たち。
ドラムはNATAL。
24"のツーバス・キット。

50ベースアンプはEDENのWT-800とD410XSTが2台。

60vそして、Mina隊長は当然Marshall!
JVM410Hと1960Aだ。

70vやっぱりロックの背景はこうでなくてはイカンね。
Marshallのある風景こそが「ロック」なのだ。
110
各シーンとも撮影は順調に進んだ。

90メンバー全員、大熱演で広い現場なのに熱気でムンムンだった。

100vそして出来上がったのがコレ。
曲は「Scars in my Life」。
いかにもFATE GEARらしいメロディとスピード感に満ち溢れた一曲。
各パートのそれぞれの魅力がフィーチュアされていて、ギターとキーボードの掛け合いのパートなんざ実にカッコいいね。
とにかく見てみて!

この映像はMVのフル・バージョンと15分超のメイキング映像収録し、DVDとしてリリースされる。
発売開始は10月23日渋谷La.mama公演より。価格2000円だ。
80

その渋谷La.mama公演は『熱キ音ノ響キ』vol.2と題したイベント。
最新のFATE GEARが皆の前に登場する!


FATE GEARの詳しい情報はコチラ⇒FATE GEAR OFFICIAl SITE

120v

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

2016年10月 8日 (土)

KAMIJO生誕祭 Rose Fes~KAMIJO編

『Rose Fes』なんていい名前だね。
「薔薇祭り」…我々、もしくはチョット上の世代だと誤解をする人もいるかも知れない。
これはシンフォニック・メタル界の雄、KAMIJOのバースデイ・コンサートなのだ。
KAMIJOさんがMarshall Blogに登場するのは、昨年12月に開催された『KAMIJO×Be choir + Kelly SIMONZ=『もしクワ』@東京キネマ倶楽部』以来のこと。
KAMIJOさんゆかりのバンドが多数駆けつけ、隣接のダンスホール「新世紀」のステージも開放して「バラ」の名にふさわしいゴージャスなイベントとなった。

ところで、「国花」ってあるでしょう?
アレ、日本は何だか知ってる?
桜?
菊?
答えは両方だそうだ…というか、正式な制定はないらしい。どっちでもいいんだって。
ちなみに「菊」って英語で何というか?コレが滅法ムズカシイ。
chrysanthemum…「クリサンセマム」というんだけど、覚えられないで苦労した単語のひとつ。
「th」が予想しない場面で登場するし…。
英語圏の人は「mum(マム)」と略して呼ぶそうだ。
では、反対に「バラ」はどこの国花だ?
イギリスって答えた人…1/4正解。
「バラはイギリスの国花」と思っている人が多いと思う。かく言う私もそうだった。
イギリスではバラの品評会なんてのがやたら盛んだしね。
でも正確には、バラは「イングランドの国花」であって、我々が「イギリス」と呼んでいる「グレートブリテン及び、北アイルランド連合王国」の国花ではない。(そもそもイギリスには「イギリス」という言葉はない)
ご存知の通り「United Kingdom」の名称が示す通りイギリスは4つの国の連合体だからして、それぞれの国を代表する花があるワケ。
参考までに挙げておくと、まずイングランドはバラでしょ。
スコットランドはアザミ、ウェールズはラッパスイセン、北アイルランドはシャムロック(クローバーみたいなヤツ)ということだそうだ。
それではイングランドの国花、バラの世界へ…主役はフランス系たけどね!

20トップバッターはKASSTRICK BACTERIA

30

続けてRHEDRIC

40
DEATH METERU

50

DEZOLVE
ビジュアル色、メタル色ドップリの中、このバンドだけナゼかドフュージョンだったのが印象的だった。
60

ところで、会場となった東京キネマ倶楽部はMarshallのオフィシャル・ライブハウスだからして、Marshallや…

25EDENがふんだんに使用された。

26夢劇場

70フト、キーボードに目をやるとMaoくん!
Maoくんとは彼がLIGHT BRINGERにいた時に知り合ったんだけど、この日出演することはついぞ知らなかったのでビックリ。
Maoくんとは不思議な関係で、忘れた頃になるとどこかでバッタリ出くわすのだ。
カメラを手にプレスピットを駆けずり回っている私をステージから見て「すぐにわかりましたよ!」…と休憩時間にワザワザ挨拶に来てくれた。うれしいもんです。

80vYosuke王子はCROSS VEINで大熱演!

100vこのあたりから後半に入る。
ステージに上がったのはKelly SIMONZ'S BAD TRIBE。
すさまじいホーム感!
ホントになんか自分の家に帰ってきたって感じだわ~。耳なじんでいるKellyさんの曲が実にシックリくる~。
思わずKellyさんに「お父さん!お帰り!」って言いそうになったわ!
このステージはすでに単独でレポートしている。
レポートはコチラ⇒KAMIJO生誕祭 Rose Fes~Kelly SIMONZ'S BAD TRIBE編

110薔薇の末裔

120このあたりからKAMIJOさんがステージにお目見えした。
ステージのKAMIJOさんの動きに合わせ、お客さんも頭がスッ飛んでいきそうなぐらいの狂熱ぶりを見せる!
抜群のパフォーマンスでこの日最初のステージを踏んだKAMIJOさんなのであった!

9_rose_fes4 この後、テツandトモが登場し、「ナンでだろ~」でKAMJIJOさんと共演するコーナーも!
続いてPrincess & Queen。

170FleurではKAMIJOさんがギターを手にして登場。
そのギターをバラに持ち替え、ここでもドラマチックな熱唱でファンを完全に魅了した。
「fleur(フルール)」とはフランス語で「花」という意味だからね。
しかし、フランス語は縁遠いな~。とにかく読めん。
何だって読む必要のない文字を語尾につけるん?
でも、「フランス語は神様に話かけることが許されている言葉」なんだって。
反対にドイツ語は「馬に話かける言葉」なのだそうだ。
ヒデェこと言うな~。
フランスにもGong、Magma、Ange、Pulsar、Zao、Atollなんていいロック・バンドがいるんだよね。フランスのロックについて書きたいところだけど、今回はやめときます。

9_rose_fes3 そして最後は『KAMIJO×Be choir=もしクワ』の再演。
Be Chiorのド迫力のコーラスをバックに絶唱するKAMIJOさん。

250あの日の感動がよみがえる!
今回のバック・バンドは前回と異なり、KAMIJOバンドが務めた。
ナントもゴージャスなお誕生日…「Rose Fes」の興奮はいつまでも冷めやらなかった!

9_rose_fes1 KAMIJOの詳しい情報はコチラ⇒KAMIJO Official Web Site

290<つづく>

(2016年7月18日 東京キネマ倶楽部にて撮影 ※協力&写真提供:東京キネマ倶楽部)

2016年10月 7日 (金)

諸星和己 BIRTHDAY LIVE Volt-age46

おなじみ、かーくんのバースデイ・コンサート。
かーくんのVolt-ageも今年で46。
Marshall Blogでは43の時から四年連続でお邪魔させて頂いてきた。
回を追うごとに充実度が増すそのショウは見ごたえ十分!
毎年楽しみにしているの。

今回はバンドのみの演奏でショウはスタート。

10今回のバンド・メンバーは…
五十嵐sun-go美貴

20v田中”TAK”拓也

30v佐藤真吾

40v梅田潤

50v楠瀬拓哉

60vそして、主役が舞台に現れる。

70諸星和己!

80vかーくんを支えるギター陣は…今年からオールMarshallなんだナァ、コレが!

90sun-goさんはSHOW-YAの時と同じJVM410Hと1960BDM。
sun-goファンとSHOW-YAファンにはもっともなじみのあるMarshallのモデル・ナンバーだろう。

100v足元のようす。
こちらはSHOW-YAの時よりチョッピリ複雑。

110下手のギターのTAKちゃんもMarshall。
今年からMarshall!

120ヘッドはSilver Jubilee 2555X。
キャビネットは1936V。

130v足元はこんな感じ。

140かーくんの登場で会場の熱気が一気に上昇!

150一曲目は「JUNK BEAT」。
前回は本編の最後に演った曲が今回はオープナーに選ばれた。

160_jbすさまじいテンションでショウはスタート。
コレがかーくんのロック・ショウ!
05
sun-goさんもこの雰囲気の中ノッケから超ノリノリ!

180v続けて「CAN-NA-BIS」。

195

この曲ではTAKちゃんのソロがさく裂!

190_cnb冒頭に書いた通り、今回で四回目となるが、かーくんの気迫にもいつもよりパワーを感じる。
このアクション!

196TAKちゃんもスゴイ気合!
この気合はMarshallになったから…だな!

200vこの曲ではサイドにまわっているsun-goさんも上手で大暴れしている!

210vブッ通しで三曲目に持ってきたのは「DO YOU KNOW」。
あまりの力演に早くも汗がほとばしってる!

210v_dykキタキタ~!
sun-goさんのソロ。

220これこれ!sun-goさんが奏でる耳慣れたJVMサウンドとフレーズ…落ち着くな~。

230v絶好調の滑り出しに余裕のかーくん!
マイクが踊ってますから!

225v

ココでMC。
かーくんのMC大好きなんですよ~。まったく遠慮のない毒舌が愉快痛快!
「オマエらどう見てもオールド・ファンじゃんかよ!」だって!…今回もバッチリです!
実際、ファンの皆さんもコレを楽しみにしている。

240_mc最初の爆笑MCの後はチョット雰囲気を変えて…

250_slh…「SOMETIME LOVE HURT LIKE NOW」。

260vアコギに持ち替えたsun-goさん。
ハワイで収録した2000年のこの曲のミュージック・ビデオにsun-goさんも出てるんだよね~。
だからかーくんとはスゴイ長いお付き合いなのね~。

270昨年も取り上げたチェッカーズの「夜明けのブレス」。

280またお楽しみのMCで爆笑した後は、しっとりムード。
ロマンティックで美しいピアノ・ソロ。
開演前の楽屋でお聞きしたのだが、佐藤さん、たまにストレス解消で練習スタジオへ行って大爆音でMarshallを鳴らすことがあるとか…。
スゲエなMarshall。セラピストの役目も果たしちゃう。

290_mld曲は「メロディー」。

300vここでゲストが登場した。

310vニューヨークからピアニストのArthur。
330v

まずは「GIMME ATTENTION」でジックリと歌い込む。

320_gaファンキーに、そしてダークに「TAT/TOO」。

340v自然に身体が動きだしてしまうようなグルーヴにsun-goさんもエキサイト!

345vたたみかけるように「NEVER GIVE UP」。
この曲のサビ、すごくいいんだよね~。

350vTAKちゃんの火花散るハードなソロ!
Jubileeいい音してる~!

360そして、今年も「限界LOVERS」!

370vgl限界までシャウトするかーくん!

380vさすが本物だけあってホンモノ~!
もちろん個人的にも聴き慣れている曲だけど、違うシチュエーションのsun-goさんを目にするのがまた楽しい。

390光GENJIで「WINNING RUN」。

400_wrココでまたTAKちゃんのソロが爆発。

410vコレもんの大サービス!
しかし、ギターのうまい人だ。

420『Volt-age 46』もいよいよ大詰め。

430v_cd胸のすくようなハードなイントロからかーくんが熱唱するのは「COUNT DOWN」。

450今度はsun-goさん…

Img_0138 「ハードなロックは任せなさい!」と言わんばかりのドラビイング・ソロ!

460バッチリきまった~!

Img_0128 アコギを手にしたかーくん。
485

本編を締めくくるのは「TRY AGAIN」。

480この曲のルーティンの「四者揃い踏み」もキマった!

490こうしてVolt-Age46の本編は大興奮のうちに終了した。
470v_ta
お客さんも大興奮~!

500アンコールはビートルズの「Birthday」で始まった。

510vかーくん、お誕生日おめでとう!

520v「ヒロユキ~!おい、来てんだろ~!」と本当に観に来ていただけのヒロくんをステージに引っ張り上げて「スターライト」、「ガラスの十代」、「パラダイス銀河」等の光GENJIナンバーを披露。
1987~1988年のヒット曲。
私はもう社会に出て働いていたが三曲ともよく知ってる。それだけ流行った名曲ってことだ。
ここも盛り上がったね~。

530SHOW-YAはその二年前のデビュー。
1987年には「その後で殺したい」、「水の中の逃亡者」等のシングルをリリースしている。やはり今でも時折演奏している名曲たちだ。

535vヒロくんがステージを降り、「LOVE SHOW」。

540ここでバンド・メンバーとご挨拶。
これで終わりかと思ったら…

550もう一曲…かーくんは弾き語りで「SONG FOR YOU」をお客さんに語り掛けるように歌いすべての演目を終了した。
今回はゲストの登場も絞り、かーくんの魅力とロック・テイストあふれる極上のエンターテインメント・ショウになった。
Volt-age47も楽しみだ!

560諸星和己の詳しい情報はコチラ⇒KAZUMI MOROHOSHI Official Website

570sun-goの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ

Img_0001(一部敬称略 2016年8月11日 ZEPP Tokyoにて撮影)

2016年10月 6日 (木)

Marshall & NATALでVamp! Bamboo! Burn!

タイトルの『Vamp! Bamboo! Burn!』は「ヴァン!バン!バーン」と読む。
現在上演中の劇団☆新感線の最新作ミュージカルだ。
東京は全公演をソールド・アウトさせて終了。今は富山で公演中。
例によって職権濫用で東京公演前日のゲネプロを拝見したのだが、コレがも~メッチャクチャ面白かった!
細かい内容についてここでは一切触れないが、少々トリッキーな筋立てに、隅々まで丁寧に練り込まれた笑いを誘う言葉が素晴らしい。
さすがは宮藤官九郎さんの脚本。
そして、主演の生田斗真くんと小池栄子ちゃんの大熱演!
まったく一時も舞台から目を離せないのだ。
そして、この一編をさらに魅力的にしているのはその音楽。
劇団☆新感線の真骨頂だ。
私のようなオールド・スクールは聴いていてニヤリとさせられる曲も数少なくなくて、これまた最高に楽しむことができた。

10_2そのステキな音楽をサポートしているのが…まずはMarshall。

20こちらはMarshall Blogではおなじみ劇団☆新感線の音楽キー・パーソン岡崎司さんのMarshall。
いつも通りのJVM410Hと1960Aで安定かつ完璧なギターサウンドをクリエイトする。
40
今回参加しているもう一人のギタリストは前川紘毅さん。
同じくJVM410Hとこちらは1960B。
現在の公演ではJVM210Hを使用している。

30そして、ドラマーは松田翔さん。
今回もバッチリNATALだ!

50シェルはアッシュ。
フィニッシュはグレイ・スパークル。
翔さんはNATALのツイン・ペダルも大のお気に入りでいつも愛用してくれている。

60「ミュージカルの楽団」というと黒子に徹していることが多いが、今回はムフフ…NATALにうれしいことが!

70機会があれば是非ご覧ください!…と言いたいところだけどなかなかチケット取れないもんね~。
すいません、自分ばっかり。
でも、究極的におもしろかった!
やっぱりMarshallもNATALも最高だわッ!

Vamp! Bamboo! Burn!の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(2016年8月16日 赤坂ACTシアターにて撮影)

2016年10月 5日 (水)

Dream Kingdom夏祭り~Angelic Angelica登場!

Marshall Blogで何回も挙げている話題のひとつに「バンドの名前」がある。
いいバンド名をつけるのはムズカシイ…なんてことを、おとといの晩も若手ギタリストと大好物の「ニラそば」を囲んで話していた。
チョット話は反れるが、「固有名詞」って同じ音が繰り返されると、その名前に強い印象が加わり、時として少々ユーモラスでになる…と私は勝手に分析している。
例えば結城勇気さんとか、南美波さんとか、人見ひとみさんとか…。なるほど強烈な印象が残るでしょう?
女性は結婚して姓が変わるので、こういうことが起こる危険性が結構高いよね。
外人でもいるじゃない、有名なところではクリス・クリストファーソンとか、スティーヴ・スティーブンスとか…。あるいはジョー・ジョーンズ(Count Basie Orchestraの名ドラマー)とか。
バンド名ではデュラン・デュランがあるし(今日は『バーバレラ』には触れないよ)、地名ではドイツにバーデンバーデンがある。温泉で有名なところですな?
日本には上高地の入り口にCONCERTO MOONの本拠地×2とでも言うべき、「新島々(しんしましま)」という場所がある。
映画ではダスティン・ホフマンの主演で『アルフレード アルフレード(1973年、原題:Alfred, Alfred)』というちょっとエッチなイタリア映画があった。
今日紹介するチームはそんな類の名前を持ったガール・バンド。
その名前を初めて聞いた時に「いい名前だな!」と思い、とても印象に残った。私の分析はあながち間違いではないのではなかろうか?
Angelic Angelica(アンジェリック・アンジェリカ)、Marshall Blog初登場!

Drawimg1Angelic Angelicaは4人編成のガール・バンドだ。
呼び名は「アンジー」。
「Dream Kingdom」という川崎のコンテンツ制作会社のイベント、『Dream Kingdom夏祭り』に出演した際の彼女たちをキャッチした。

10 メンバーはボーカルのSala。

20ギターはManami。

30vベースにAyaka。

40vドラムはGekirin。

50実はドラムのGekirinちゃんとは以前からの知り合いで、他のバンドで数回Marshall Blogにもご登場頂いている。
今回彼女が「パーマネントなグループに参加している」ということと、そのバンドの「ギタリストがMarshall大好き!」ということを聞いてすっ飛んでいったというワケ。
Gekirinってナニ?
私もZetsurinに名前を変えようかな?こんなこと書くと彼女の逆鱗に触れるか?
ところで、竜には81枚の鱗が生えているんだってサ。それにちなんでRon CarterがMiles Davisの『E.S.P.』という名盤に「Eighty-One」というカッコいいブルースを提供した…ということはないだろうな。
さて、竜はその81枚のうち1枚だけ逆さに生えている鱗を触られるのをどうしてイヤがるか知ってる?
痛いんだってさ。
よく「課長の逆鱗に触れちゃってさ~」なんて言うけど、竜の場合はスゴイらしいよ。
竜ってあんなコワイ顔をしていても普段はすごくおとなしくていいヤツなんだって。
ところが「逆鱗触り」だけは絶対に許さない。触ったヤツは必ず殺すんだって!
そういえば私が小学校2年ぐらいの時、右足の親指の付け根に魚の目ができてしまって、痛くて困っていた。
それで、運動会の行進の練習(昔はこういうのよくやらされた)かなんかで、前のヤツが私のその親指の付け根を思いっきり踏んづけやがってサ…もう痛くて目を白黒させながら、私は「竜」と化したね。
コリャGekirinちゃんにそぐわない話だったか!ゴメンちゃい!

60vManamiちゃん、今日のMarshallはJCM2000 DSL100と1960A。

70v1曲目は『age-198X』。

80「『くだらねぇ』と言いたくなる世界でも、考え方を変えたら何か見えてこない?あの頃みたいにちょっと無邪気になってみようよ!」…そんな前向きな気持ちを軽快なミディアム・テンポに乗せて歌った曲。

90メンバー全員で歌う力強いサビが魅力的だ。

100ガール・バンドってのはコーラスがうまいね!コレは昔からの定番だ。

110vこの曲名、私なんぞはすぐにPANTA & HALの名盤、『198X』を思い浮かべちゃうが、1980年代はアンジーの皆さんはまだ赤ちゃん?

115私なんかアータ、「X」に「5」を代入すれば社会に出た年になっちゃうよ!
スーツ着て、ネクタイ絞めて…。
アンジーの歌には悪いけど、「あの頃」にはもう戻りたくないな…。

120続いては「scream」という曲。

125どんな曲かというとこの写真の通り。
130
そう、日常に疲れて無気力!でも「最高だ」って言える未来に向かってるんだ!…そんな強気な負けん気を描いた曲。

140vミディアム・テンポでメンバー全員で横ノリしながら歌うフォーメーションがステキだった。

150vあのね~、チョット待って!
私が知っているGekirinちゃん(呼びにくいな~)が叩くドラムはこういうのじゃなくてもっとギンギンなヤツバッカリだったんですよ。
だから実際に見る前まではAngelic Angelicaも頭フリフリのへヴィ・メタルかと思っていた。
そしたら見事に予想を裏切られた!
でも、こういう明るくポップなヤツもバッチリですぜ!

160雰囲気が変わって…「drop」。

170v満たされない欲求と変えることのできない現実に葛藤するメンタル的苦悩の歌。

180vこれもミドル・テンポのナンバーだが、エモーショナルな展開が見ものだった。

190v中盤では物販宣伝コーナーも!
カッコいいタオルだよね。

200このバンドはちょっと目にすると明るくポップポップなイメージが強いけど、なかなかに深遠なテーマを曲に据えたりもしている。
4曲目は「dome」というナンバー。あの後楽園とかの「ドーム」ね。

210vミディアム・テンポのハードロック。
こういうタイプの曲はGekiちゃんの独壇場でしょう?

220v「自由を奪われた時、人は何を求め考えるのか…」というのがテーマの曲。
「突然、出ることのできないドームに覆われて、限られた世界に閉じ込められたとしたら…」という架空のストーリー仕立てなのだ。
私ならとりあえずMarshall Blogの更新を休んで寝るな…。

230随所にちりばめられるギター・ソロに歓声が上がる!

240vそして、最後の曲は「Smoke」。

250これまた「ガンバって前進するぞ!」系のナンバー。
「霧の濃い世界でやるせない想いに溢れているけれど、どうしても捨てきれない期待と希望。いつか霧が晴れて光が射すだろう」…そんなポジティブな姿勢を歌った曲。

255v最近の若い人は「負けるな!」とか「がんばれ!」系の曲がお好みようだけど、アンジーは直截的にそういう雰囲気を出さないところがよろしいな。

260v何でもAngelic Angelicaで一番最初に出来た曲で、これから前進していく自分たちに向けたエール曲でもあるそうだ。なるほど。

270ここでもMinamiちゃんのエモーショナルなギターが大活躍だ。アンプはMarshall!

280vとにもかくにも煙の出るような熱演で持ち時間をにぎやかに楽しく、そしてパワフルなパフォーマンスを見せてくれたAngelic Angelica。
これからの四人の活躍に期待している。

290v

300v

310v

320vところで、冒頭のLINEスタンプにでもなりそうな可愛いポップなイラストはGekirinちゃんの作品だ。
そういえば、男のクセにやたら可愛くデフォルメしたイラストをTシャツやステッカーにしたりするでしょう?
ま、世代の違いで仕方ないんだろうけど、アレ恥ずかしくてしょうがないんだよな~。
ああいうのを見るたびにこの国に「硬派」という言葉が消滅したことを知るね。
女の子はいいですよ、ゼンゼン。
「男は度胸、女は愛嬌」なんてうまいこと言ったもんで、むしろドンドンやってもらいたいぐらいだ。
そして、この下のファイナルファンタジーでお馴染みの天野喜孝風のアンジーのイラスト。
コレもGekiちゃんの作品。
ずいぶん器用だね~。

330vさらにこんなんも!
コレはビックリマンチョコ風のアンジー。

Before_2 変身するとこうなる!
しかし、うまく描けてるな~。
お見それしました!
コレらはアンジーのライブ会場の物販でゲットできる。
ビックリマンチョコってのもずいぶん流行ったんでしょう?

After この記事のために特別に分けてもらった。
Gekirinちゃん、どうもありがとう!
340v
蛇足ながら…。
我々の世代にもビックリマンみたいなお菓子があった。
「チョコべー」っていうの。20円だったかな~?
「♪チョ~コべ~」というCMを覚えてるな。

Chokobay オマケで「べェシール」という、子供たちの下の名前に「~べー」とつけたキャラクターのステッカーが入っていてコレが楽しみよく食べたけど、「シゲベー」ってのはついに見かけなかったな~。
今ココに「シール」と「ステッカー」という言葉を併記したけど、今「シール」なんて言う子はいないんだろうね。

9_bay Angelic Angelicaは12月には『Fun Collection vol.2(略して「ファンコレ」)』と題するワンマン・コンサートが決定している。

詳しい情報はコチラ⇒Angelic Angelicaオフィシャルサイト

350(一部敬称略 2016年8月9日 クラブチッタ川崎にて撮影  ※記事制作協力:Salaちゃん  イラスト制作:Gekirinちゃん  ご協力ありがとうございました!)

2016年10月 4日 (火)

LOUD ATTACK 2016~FURY OF FEARの巻

そういえば昔、『ラブアタック!』っていうテレビ番組あったね。
どんなんだったっけ?
マドンナ獲得を目指してチャレンジャーがゲームかなんかするヤツかな?
ま、どうでもいいね…。
さて、コチラは『LOUD ATTACK』。
いよいよトリの登場となる。
Fury of Fearだ!

05…と本題に入る前に…。
会場前方にこんなお客さんを発見。
うれしいね~!
他の機会でも時折お見掛けしますが、皆さんありがとうございます!

4_s41a0164_2 さて、現在Fury of Fearのメンバーは二人。
チョット寂しいけど、助っ人の力を借りて「トリ」という大役をこなした。
ギターの西村守。

20vボーカルの西村直人。
ココは偶然にも苗字が同じ。ラモーンズみたいだ。今ではOKAMOTO'Sって言うべきかな?
いずれにしても二人は血縁ではない。
ちなみに私が社会にでて初めて仕えた支店長のお名前も「西村さん」だった…エラく関係ないけど、その方は業界では知らない者がいないほどの豪傑だった。

30vドラムで助っ人に入ってくれたのはUndifeatのIkka。
ベースは打ち込みで乗り切った。
もうチョット時間があれば何とかなったのであろうが、止むに止まれぬ守くんの決断だったのだろう。
私が弾いてあげればよかったんだけど、歳だけにアタマを振れないから諦めざるを得ない。

40vうれしいことに守くんも真のMarshallフリークだ。

50vこの日もMarshall GALAで使用した愛機1959を持参した。
最近、富に腕のいい若手のMarshallプレイヤーの活躍が目立つようになってきた。
うれしい限りである。

60vFury of Fearは元来カルテットだからして、この二人…というのもチョット変なんだけど、積極的に創作活動に取り組んでおり、この七月にもミニアルバムをリリースしている。

70これがその六曲入りのミニアルバム『Tales of the End of the World』だ。
このジャケットはよく見ると…「焚書」ということなのかな?
「『世界の終わりの物語』なんてよせやい!」ということかしらん?
ちなみに核戦争の勃発などによる人類の滅亡までの時間を表す「世界終末時計」は2016年で三分前。
1953年にアメリカとソ連が水爆の実験に成功した時が最も終末に近づいて二分前だった。
その後、最長十二分前まで改善されたが、1984年に米ソの軍拡により二分前までに再度短縮。
後に軍縮が実践され改善したが、現在はまたしても核軍備拡大により状況が悪化し、三分前までになってしまっている。
こんなカタイ話ヤダよね~!

80cd典型的なメタル・チューン「Hunger Never Filled」で幕を上げたトリのステージ。
サビのポップな展開が意外といえば意外。
典型といえば典型。
美学と言えば美学!

90堰を切ったかのような音の洪水!
イケイケ~!思いっきり切り刻め!

100v続いては2014年にリリースしたミニ・アルバム『Crest』からタイトル・チューン。
ひたすら突き進むへヴィなナンバー。

110_crワウを効果的に使ったギター・ソロが印象的だ。

120_ost2013年の最初のフル・アルバム『Lost Innocence』収録の「Beyond the Gate」。

130v_bgドラマの主題歌にでもなりそうなキャッチーなナンバー。
しかし、作りはどこまでもへヴィだ。
それがFury of Fear!

140「僕らがCONCERTO MOONの後でいいんでしょうか?」と控えめなMC。
ま、そりゃそう言っちゃうのが自然だよね。しかも、今日は片肺飛行だし…。
でも、そんな逆境を乗り越えて堂々としたステージを展開したのは立派だった。
ココからはニュー・アルバムからのレパートリーだ。
170_lt
トラディショナルなブリティッシュ・ハードの芳香ただよう「Attack」。

150v_at「Attack」が出ちゃうとな~。
ゴメンね、どうしてもコレに触れないと。
1956年の異色戦争映画『攻撃』。
原題を『Attack!』という。
私の生涯ベスト10映画に入るかな?
観てない人は生きているウチに是非!特にサラリーマンの皆さんにおススメします。

Attack
打ち込みベースを用いてひとりでリズム隊をこなしたIkkaさん。
今は「打ち込み」って言わないのかな?「同期」か?

160v

機械相手のベースじゃウネらないというか、ドライブしにくいというか、ノリを出しにくいよね~。
でも、持ち前のパワーとテクニックで完璧に乗り切った!

4_s41a0476 続けてニュー・アルバムから「Lightning」

180この曲はBメロの展開がおもしろいね。

190そして、開放弦を使った「♪コガネムシは金持ちだ」みたいなパートにドッキリ!
さらに阿鼻叫喚の弾きまくり。
ウン、この曲はHit the mark!
200v_oa

いよいよFury of Fearのステージも大詰め。
ニューアルバムから『Once Again』。
サビ前のキメがカッコいいな~。

220v
ディレイ・トリックのようなフレーズを全部弾ききっちゃうソロもかなりスリリングだ。

4_img_0444そして最後の曲はファースト・アルバムのタイトル・チューン「Lost Innocence」。
220_li

最後の曲らしく思いっきり爆走に爆走を重ねるスピード・チューン。
鮮やかにソロも弾き切って本編の幕を降ろした。

230

アンコールで再びステージに上がった三人は一曲をプレイしてイベントを締めくくった。

210

さて、さてさてさてさて、このFury of Fearの守くんと…

240v直人くん…。

250v今週の日曜日、10月9日のLOUD PARKのオープニング・アクトを務めることになっているのだ!
おめでとうFury of Fear!

オープニング・アクトを選考するオーディションで、殺到する応募者の中から見事勝ち残った二組のうちのひとつとなのだ!
当然のことながらメンバーはもう決定していて、通常のカルテット編成であの大ステージに上がる。
ドラムには現Naked Machineの石川達也が参加することになっている。
達也くんはNATALプレイヤーだから尚うれしいね!
守くんと達也くんの組み合わせはMarshall GALAがキッカケになっている。
GALAのおかげというとまるでラーメンのダシになってしまうが、こういうことがあると本当にMarshall GALAをやってヨカッタと思いますよ。
シッカリ演ってこいよ~!

260Fury of Fearの詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website

270(一部敬称略 2016年8月20日 柏Thumb Upにて撮影  ※アーティスト写真撮影:ワタシ)