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2016年3月29日 (火)

【Marshall GALA レポート】 vol.11: e-ZUKAチーム

5時ちょうどにスタートしたMarshall GALAももう残すところ2バンド。
フト、時計を見ると8時40分とチョット。
エ~、まだ9時前?
オンタイムとは言わないけど、予想よりはるかに順調な進行!
見たかマイケル・ラング!
ラングは「ウッドストック」のプロデューサーのひとり。
1969年8月のある週末、3日間に渡って開催されたウッドストックのコンサートは進行が大幅に遅れ、日曜日の夜にトリで出演することになっていたJimi Hendrixの出番が、押しに押して月曜日の朝9時にズレ込んでしまった。
多くのお客さんは月曜日には仕事に戻らなくてはならなかったので、40~50万人いた観客は減りに減り、人類史上に名を残す一大イベントのトリであるところのJimi Hendrixがステージに上がった時には2万5千人しかいなかったという。
全出演者中最もギャラの高かったJimiだけに実に皮肉な話しだ。
一方、Marshall GALAはどうかというと、ステージから観客席を見るに、スタートして4時間近くが経過しているのもかかわらず、皆さんニコニコと私のヘタな話しを聞いてくださって、逐一反応してくださる。
そそくさとお帰りになるような素振りは皆無だ。
安心したやら、うれしいやら!

いきなりの脱線だが、急に思い出したのでチョット書かせて頂く。
今回のレポート中でも何回か触れた通り、以前は「Marshall Roadshow」というクリニックをよく開催していた。その時の話し。
コレはMarshallを愛用するギタリストをお招きしてデモンストレーションを交えながら、私が商品や音楽の説明をするという、よくある普通のクリニックであり商品の宣伝のためのイベントなんだけどある時こんなことがあった。
私が真剣にMarshallやアンプの説明をしていると、一番後ろに座っていた若い客が私に聴こえるように…
「チッ、ホントかよ~」
「ケッ、んなの聞いたことねぇよ~」
「ったく、ナニ言ってんだよ~」
「んなこたぁ、知らねぇよ~」
と細々と逐一ツッコミを入れて来るのだ。もちろんそんなことを頼んだ覚えはない。そう広くない会場なのですべて聞こえてくる。
実にやりにくい!
その時は無料だったので、聞きたくなければトットと帰ればいいのに、不思議なことに出て行く素振りをまったく見せない。もちろん周囲のお客さんもものすごくイヤな顔をしている。
しばらくすると店員さんがそれに気づき、すぐに数人でやって来て、そのお客さんにお帰り願った。その後は楽しく過ごすことができた。

もちろんMarshall GALAではそんなことも一切起こらずに順調にここまで来た。
イヤ、ワタシが気が付かなかっただけかな?
イヤ、絶対皆さんいいお客さんだ。

さて、Marshall GALA、トリ前に登場したのはGRANRODEOのe-ZUKAさん!
コレも実に楽しみだった。
ココでしか見れない「V.S.O.P.」。
この言葉も最近まったく目にしなくなった。Herbie Hancockのところで「Very Special One-time Project」とかいう意味で使っていたが、転じてマンネリを指して「Very Special One Pattern」なんてのもあった。
もちろん正しくはブランデーの等級のひとつ、「Very Special Old Pale」だ。「pale」は「透き通っている」ということ。
ちなみに浅草神谷バーの「電気ブラン」の「ブラン」は「ブランデー」の「ブラン」だ。アレは私が飲む限り、「メッチャ甘いブランデー」としか思えないが、大正年間、最新式のものには「電気」という言葉を付けるのがナウかったのでそういう名前にしたしい。もちろんビリビリこない。
で、このチームは「一度限り」にして「最上級」の演奏を我々に見せてくれた。

10ギター/ボーカルにGRANRODEOからe-ZUKA(飯塚昌明)。

20vドラムに四人囃子の岡井大二。

40vキーボードは同じく四人囃子の坂下秀実。

30ベースは引き続いてBARAKAの依知川伸一。

50このセットもまずはア・カペラのギター・ソロでスタート。
GRANRODEOではおなじみの光景だが、今日は舞台がセリ上がったりはしない。
終演後のMCでも触れた通り、e-ZUKAさんも根っからのマーシャリストで、GRANRODEOのステージではいつも12台のフルスタックが並んでいる。

60v幕張メッセでも…

51_2

52さいたまスーパー・アリーナでも…

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54

55別の機会のスーアリでも…

56もちろん野外でも!
コレが正しいロックのステージの姿。
やっぱりロック・ギタリストたるものコイツを背にしてギターを弾きたいものだ。
それなのに、最近じゃヘタをするとアンプの壁はおろか、スピーカー・キャビネットすらステージに乗ってないこともあるからね。
それじゃイカン!ってんでMarshall GALAをやってる。

57 今日もMarshallの壁を背負ってバリバリ弾きまくるe-ZUKAさん。

70ロック・ギターのマグナ・カルタのようなフレーズの洪水!
そして、とろけるような音色!ピッキングが最高に美しい!
「I'm nervous」とか「I wanna go home」とかおっしゃっていたワリには、弾き出したら別世界。

80ひとしきり弾き倒した後は、ロック・ファンなら誰しもが一度は耳にするあのイントロ。
今の若い人は知らないだろうけど、あのイントロ。
「♪スチュ~ン、ゴン、ジャキッ」で始まるあのイントロ。(こうして文字にするとPink Floydの「Money」みたい)
Jimi Hendrixの「Little Wing」だ。

90考えてみると、この日初のバラードなんだよね。

175

そして、e-ZUKAさん、熱唱!
GRANRODEOのステージにはアコースティック・セットもあって、コーラスはバンバン披露してくれるe-ZUKAさんだが、メインの歌を耳にするのはコレが初めてのこと。
かなり緊張されていたようだけど、ナンの迷いもなく、気負うこともなく、真摯にこの名曲を歌いきった。

140vMarshallの壁に投影されたe-ZUKAさんのシルエット…Zuka Hendrix。
森田健一さん撮影の動画から拝借した

A_jh2 e-ZUKAさんがアフロにすればこうなる。
要するにJimi Hendrixだ!
もちろん森田さんはこの1959SLPの宣伝ポスターをご存知で上の動画を撮られていらっしゃる。
写真がないのがとても残念なのだが、森田さんは着用していらっしゃるメガネもMarshall Eyeware。森田さん、Great job!

A_1959 そして、ソロ。
スタートはギターのボリュームを下げてクリーン・トーンでソロリソロリとブルージーなフレーズを並べていく。
2コーラス目はオクターブ奏法でスタートして徐々にクライマックスへ向けて物語を組み立てていく。
結構Jimi Hendrixはオクターブ奏法を使った。

150ギターのボリュームを上げて一期果敢に弾きまくる!
しかし、いい音だな。

160e-ZUKAさんのプレイにピタリと寄り添うように音楽を練り上げるバック陣。
感情をこめて一音一音を丁寧に紡いでいく依知川さん。
今のお気持ちを「書」にすると何と描くのだろうか?

100

キーボードの坂下さんはe-ZUKAさんともう20年を超える長いお付き合いなのだそうだ。
e-ZUKAさんは坂下さんがMarshall GALAにご出演頂くことを知って、2曲目に演奏する曲にご参加を願った。というか、坂下さんがキーボードを弾いてくれるなら…ということで次の曲が決まった。
つまり当初坂下さんは、この次の曲だけに参加する予定だったのだが、ミュージシャンによくある話しで、事前のリハーサルの時に「ご一緒にどうぞ。ハイ、譜面…」という流れでラッキーにも半ば強引に2曲にご参加して頂くことになった。
この曲はたおやかに流れる大河のようなバッキングをオルガンで聞かせてくれた。

120v

バラードだろうが、アップテンポだろうが抜群のグルーヴでバンドを律動させる大二さん。
このスケールのデカさ…いつ聴いてもタマらんわ~。こんなドラムでギター弾けたら気持ちいいだろうな~…といつも思う。
こういうのを「日本人離れ」しているというんだろうね。まるで外人が叩いているようだ。
ロックンロール、ロカビリーの後のロックの第一世代の人達だけがなせるワザだ。

130v

ジャム・セッションなんかで最近やたらと「Little Wing」が取り上げられる機会に出くわすが、この曲って、ギター・バトルなんかのフォーマンスのネタになりやすい。
その場合、するとたいてい何回もソロを受け渡しして、盛り上がったり、シブくなったりを繰り返すものだから、「やたら長くなる」というイメージがあるんだよね。
「Little Wing?じゃ、長いな?」みたいな。コレは私の「Little Wing」のトラウマ。
ちなみにJimi Hendrixのオリジナル・バージョンは約2分半だ。
e-ZUKAさんは冗長になることなく、手を緩めず最後までバリバリに弾き切った!
しっかし音いいな~。
Jimi HendrixはMarshallの永遠のシンボルだからして、選曲もバッチリなのだ!

170v「いつもは歌わないんだけど、ギターだけだとお金が頂けないんで今日は歌ってみました。歌ってみたら余計お金が頂けない…という」とご謙遜のMC。
カッコつけることのない、心のこもった歌はヨカッタよね!

180
そして、坂下さんのご参加を得て演奏できることになった2曲目はYellow JacketsのRussell Ferranteの「Revelation」。
も~、ヤケクソに好きな曲。
ギター・ファンにはRobben Fordのアルバム、『Talk to Your Daughter』でよく知られるところ。
今だからバラすけど、e-ZUKAさんから選曲のご相談があった時、「Little Wing」は固かったのだが、実は2曲目にはもうひとつ候補があった。
コレを書いてそちらのバンドのファンの方々をガッカリさせてもナンなので、バンド名と曲名は伏せておくが、とにかくe-ZUKAさんが弾く「Revelation」が聴きたくてね~。
大二さんにお願いして半ば強引に坂下さんにお付き合い頂いて「Revelation」に誘導しちゃったワケ。
e-ZUKAさんがこの曲でどんなアドリブ・ソロを弾いてくれるか、どうしても聴きたかったのだ!
職権乱用でスミマセン。
…ということで坂下さんにFerranteのイントロをバッチリとコピーしてきて頂きましたん!
坂下さん、ご協力ありがとうございました。

190v坂下さんのエレピに導かれてゴスペル調のテーマをe-ZUKAさんが弾く。

200コレが実に味わい深いくていいメロディなんだ。
ベンドやグリッサンドを多用して感情豊かに歌い上げるe-ZUKAさん。
何回も書くけど、いい音だわ~。

210リズムは軽いシャッフル。
ベテランの楽士たちにはお得意のリズムだろう。
久しく書いていなかったが、また書こう。
近ごろの若い人達の音楽では、このシャッフルやブギのような三連符を基本としたリズムが絶滅している。
テレビに出ている若いバンドが♪ザッコザッコって演ってるの聞いたことあるかい?ないハズだ。
シャッフルやブギが古臭いって?
バカ言っちゃイケない!(言ってなかったらゴメンなさい)
それじゃジャズなんか一生楽しめないわな。
ロックの基本ですよ。
イギリスに行けばブギ一筋50年のStatus QuoなんていまだにブギだけでO2アリーナ(キャパ20,000)をイッパイにしてるんだぜ。(本当はQuoは初期の頃は普通のブリット・ポップを演っていたので50年は言いすぎ。ただデビューして今年で54年を迎えるもんですからそれぐらい言っても許されるでしょう)
そうしたイギリスの状況は、ロックが盛んになる前にはブルースやスキッフルが愛でられ、演る側にも聴く側にも連綿とその素養が伝承されているからだ…と私は分析している。
翻って、日本はあくまでも歌謡曲だ。結果はテレビを見れば一目瞭然。今日はこれ以上は言わない。

220vもう書くのが失礼なぐらい「完璧」な大二さんのシャッフル。
それぞれが独立した生き物のように華麗に動く4本の手足は、見ているだけでウットリさせられる。

230この日、このセットではソロは一切なかったが、坂下さんのプレイと存在感はバツグンだった。

235テーマの後はお待ちかねのアドリブ・ソロ。
245v
まずはメジャーとマイナーのペンタトニックで軽くジャブを打っておいて…キタキタキタキタ~、「ターンバック」って言えばいいのかな?サビからAメロに戻 るところ…『TO CHI KA』の「Manhattan Flu Dance」の香津美さんのソロを彷彿とさせるバッピッシュなフレーズ!こういうのを待ってた。
思わずコピーしたくなるようなデリシャス度300%のスリリングなフレーズ。

240あ、また!
2コーラス目に入るとますますe-ZUKAさんらしさが増して、例の箇所で美味しいフレーズ!…というかコレは完全にParker系のビバップ・フレーズ。
タマりまへん!

250それをごく自然にゾワ~っと盛り上げる大二さんがヤケクソにカッコいい!

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ステージそでのモニター卓の人も頭フリフリ、気持ちよさそうにe-ZUKAさんのソロを聴いている。
とにかくゴキゲンなソロなのだ!

260vGRANRODEOのステージでも時折ジャズ・ギターの妙技を見せてくれるe-ZUKAさんだが、何でもBireli Lagreneがお好きだとか…。
Breli Lagreneは純粋なロマ(ジプシー)の出身で、8歳の時にDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)のレパートリーを弾いたという。
12歳でリーダー・アルバムを発表した天才ギター少年。今はオッサン。
ま、最近は小学生で目の覚めるようなメタル・シュレッディングを弾いて見せてくれるスーパー・ギター・キッズもそう珍しくなくなって来たが、マヌーシュ・ギターでジャンゴの複雑なフレーズを、歪みの全くないトーンで高速で弾く方がはるかにムズカシイだろう。それをやってのけたのがBireli。
その後、Jaco Pastoriousとの活動でロックっぽいことを演ったり、ソリッド・ギターでバリバリのビ・バップを演ったりと、超絶なテクニックを武器に多彩な活動をしている人気ギタリストだ。
ちょっと意外だったが、わかるような気もする。
私も好きでゴチョゴチョとアルバムを持っているが、Vic JurisやDiz Disleyt組んだ1984年の『Live at the Carnegie Hall』と1994年のフランスはマルシアックのジャズ・フェスティバルのライブ盤『Live in Marciac』が好きでよく聴いているが、案外いいのは、その12歳の時に吹き込んだ『Route to Django』かもしれない。

270e-ZUKAさんのストレートアヘッドなジャズのライブがあれば絶対観たいな。
その時のMarshallはASTORIA CLASSICでキマリ!

A_img_0451 長くもなく短くもなく、濃い~フレーズをタップリ詰め込んだ素晴らしいソロで稀代の名曲、「Revelation」をまとめ上げて頂いた。
そう、コレが観たかったのだ!
できれば客席でユックリ、ジックリ観たかった!

280「メチャクチャ緊張しちゃった!帰りたかった、もう!」ですって!
いつもは何万人ものお客さんを前に弾いているのに一体どうしたことでしょうね?
e-ZUKAさん、本当に緊張されていたようで、事前のリハの時からあんなに寡黙だったのに、本番が終わった途端ドバ―っと堰を切ったようにシャベリ出した!
実際にポケットから携帯電話を取りだして、待ち受け画面がMarshallであることを見せてくれたり、当日販売していたiPhoneのケースを買い占めてしまったことに触れたり、Marshallへの敬愛ぶりに大感謝。
「Marshallとの出会いは?」なんて質問を投げかける前に自分から話してくれたのは…「初めてMarshallのロゴを認識したのはジミヘンを弾いているコンディション・グリーンのシンキさんなんですよ。で、Marshallってデカいんだ~!と思ったら…」と、今では三段積みが自分より小さいことをデモンストレーションしてくださった。
300
で、まだ尋ねてもいないのに2曲目に演奏した「Revelation」をナゼ選んだかをお話し頂いた。
「ボクは80年代に矢島賢さん(郷ひろみの「男の子女の子」や野口五郎の「私鉄沿線」、百恵ちゃんの「プレイバックPART2」や「ロックンロールウィドウ」等々70~80年代の歌謡曲全盛時代を支えた名スタジオ・ギタリスト。昨年惜しまれつつ逝去)のボーヤをしていたんですね。」
「ボクの人生初のMarshallはLEAD12(1980年代に発売された小型アンプ)だったんですけど、21歳ぐらいの時に矢島さんが譲ってくださったのがJMP時代の2203だったんです。」
「で、その矢島さんが好きでよく弾いていらした曲が、『Revelation』なんですよ」
…とここまでしゃべったe-ZUKAさんに客席から声がかかる。
お客さん「落ち着いて!」
e-ZUKAさん「エ?」
ハハハ、怒られてやんの…冗談ですよ!
でも、e-ZUKAさん、終わって本当に緊張が解けたような感じだったな。
ところで、e-ZUKAさんはいつもはJCM2000 DSL50をお使いになられている。本当はDSL100を使いたいのだが、今となってはベスト・コンディションのものがなかなか見つからないのでDSL50を弾いていらっしゃる。
でもさ、全然今日お弾きになられたJVM410Hでイケると思ったんですけど、ご覧になられた皆さんいかがお思い?
文中に何度も書いたけど、リハーサルの時にパッとセッティングしてこのトーン。
それと歪み系のエフェクターがひとつ。
これで少し時間をかけてJVMを少しイジくればもうバッチリでしょう。
楽しみがまたひとつ増えたぞ!

290ココで私からもひとつ…。
「Marshallを並べているすごいギタリストがいますよ!」…とある方の紹介で私が初めてGRANRODEOのコンサートにお邪魔したのは、忘れもしない…アレはいつだっけナァ…忘れとるやないけ!(←スミマセン、二井原さんの影響でコレをやらないと気が済まない)
2011年のZepp東京だった。
「Marshall Blogです」と楽屋にご挨拶にうかがうと、e-ZUKAさんがガバっと立ち上がって、「ヤッタ~!ついにMarshall Blogが取材に来てくれた!」と快哉の声を上げてくれたのだ。
うれしかったのはこっちの方だったんですけど…。
取材をよろこんで頂けるのはMarshall Blogをいつもご覧になって頂いているワケだし。
このことを今回話すと、「今日もそうなんですど、ボクはアニソンでチョット他の方とはジャンルが違うのでMarshall Blogさんなんて相手にしてくれない…と思っていたんです。ところがまさか!」
イエイエイエイエイエイエ、あれだけステージにMarshallを並べて、クールなギター・リフにテクニカルなギター・ソロ、KISHOWさんのカッコいい声にVALさんと瀧田さんのへヴィなリズム隊…コレってロックそのものじゃないですか!
アニメと出自は異なるかもしれないけど、GRANRODEOのコンサートに来ている若い人たちがロックに単体に興味を持ってくれて、SweetでもBudgieでもNazarethでも聴くようになってくれればスゴイことだ…と真剣に期待しているのです。

320

そのGRANRODEOも昨年10周年を迎えた。
その記念コンサートのもようはMarshall Blogでもドバっとレポ―トさせて頂いた。
下はその10周年を記念する豪華クロニクル。
写真満載でおもしろいし、私には大変勉強になる。

B_img_1984 最後に…e-ZUKAさんが早々とご自身のブログにMarshall Blogの感想を書いてくださっている。
コチラをご覧くだされ。e-ZUKAさん、ありがとうございます!

GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

C_dsc_7135 つづく

(一部敬称略 2016年3月6日 東京キネマ倶楽部にて撮影 ※撮影:Nica Azuma ※Special Thanks: Ai Ohnuma of Neo-Zonk)