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2020年2月27日 (木)

NAMM2020レポート vol.11~最終日 <後編:さらばアナハイムの巻>

 
2020年のNAMMのレポートも今日で終わり。
ブースやブース内のデモをレポートするだけでなく、イーストLAでの『Showcase Live』や『The 2020 SHE ROCKS AWARDS』など、いつもと違う催しもあってレポートを書いていて楽しかった。
 
私が生まれて初めてNAMMに来たのは1999年だったかな?
たかだか20年チョットの経験だし、必ずしも毎年来ていたワケではないけど、「NAMMも変わったな~」なんて思うことが色々あるワケ。
昔話は老害ののひとつであることはよくわかっているけど、今回はそういう印象を強く受けた。
05大きな変化のひとつはコレ。
下の写真は5、6年前に撮ったもの。
「NAMMは一般の方には公開していません NAMMショウは音楽製品業界に関わる方々のみに限定されています」
かつては築地…じゃない、豊洲の市場みたいなモノだった。
一方、世界で一番大きな楽器の展示会だったフランクフルトのMUSIK MESSEは最後の2日(金曜&土曜日だったかな?)のみ、有料で一般客に公開していた。
だからその2日間は、年末のアメ横か三社祭の浅草みたいな人出で会場内は猛烈にゴッタ返すのが常だった。
NAMMも同じだった。
会期後半の土日になると、若い子を中心に、どうみても業界の人ではなさそうな連中が会場になだれ込み、最終日の閉館時間までギンギンに賑わっていた…というのが私のNAMMの印象。
それが、「去年から」と聞いたが、NAMMショウも後半の2日は一般に開放するようになったというのだ。
「それじゃ土日はフランクフルトどころじゃなさそうだな…」と心配したのだがさにあらず。
日曜日もお昼を過ぎるとスッカスカになってしまうというのだ。
Nm_img_0282_1Marshallの連中も「最終日となる日曜は来客が期待できない」というのだ。
翌日が仕事なのでサッサと帰っちゃうんだって…ウッドストックのジミヘンか?!
そういう私も日曜日は会場へ行かず、朝の便でホテルから直接空港へ向かって日本に帰るなんてことをよくした。
それは土曜日だけでなく日曜日も会場が混み合ってしまって仕事にならないから…という理由だった。
それがどうだ?…日曜日の午後になるとMarshallの連中が言っていたように、会場は見る見るウチに閑散とし出し、昨日までのにぎわいはどこへやら…財津一郎じゃないけど「さびしい~!」になってしまった。
それとも「昔は日曜日もにぎわっていた」というのは私の思い違いだったのかな?
あるいはアノ光景はまぼろしだったのか?
06それと、今回は会期中ほとんどMarshallのブースに詰めていて世間にあまり出なかったせいもあるが、日本からお見えになった関係者の方々にお会いすることがほとんどなかった。
反対にMarshallのブースの私にワザワザご挨拶にお越し頂きました皆様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
以前は日本でお会いすることはなくても「NAMMでバッタリ!」という方々がたくさんいらっしゃったが、今回はサッパリだった。
そして、一般の方も。
数年前まではfacebookで「NAMMへ行って来ます!楽しんで来ます!」とか「NAMMへ来てます!最高!」なんて投稿を山ほど見かけたが、私のfbのアカウントでそういう投稿を見かけたのは、NAMMを至高の喜びとされているようなミュージシャンおひとりだけだった。
みんな、どこへ行ってしまったのッ?

400 それと、会場に遊びに来ているミュージシャン。
繰り返すが、会場内を頻繁に見て回ったワケではないので、私の観察が間違えているのかも知れないが、いつも必ず会場アチコチのブースで見かけるミュージシャンにも出くわさなかった。
リーランド・スクラーとか、トニー・レヴィンとか、ヴィクター・ウッテンとか…(ナゼかベーシストばかりだな。ベーシストはNAMMが好きなのかな?)。
ロベン・フォードも見かけなかった。
ラリー・コリエルも、ホールズワースも、ジョー・ベックも、もう二度とNAMM会場で見かけることはない。
時代の大きな変化を感じてしまう。

0r4a0187 さて、最終日の午後のMarshallブースのデモンストレーションはPRESS to MECOから。
もうスッカリおなじみですね…Marshall Recordsのヘッド、スティーブ・タネットがステージに上がってMECOを紹介した。35MECOのNAMM 2020最後のパフォーマンス。
今回もオープニングは「Familiar Ground」。

40Luke Caley

50Adam Roffey

60Louis Williams

70相変わらず美しい3人のハーモニー。
このチームの最大のウリだ。

100v

90v

110v『Showcase Live』や以前のブースでのデモンストレーション同様、Marshall Recordsからリリースされているアルバム『Here's to the Fatigue』からの曲を次々と演奏する。120ハーモニーだけでなく三人三様の歌声が限りなくレパートリーの幅を広げる。

130

140

150そしてエキサイティングなインスト・パート。

160Lukeはバリバリとシュレッドするようなタイプではないが、よく練られたツボを得たプレイが実に魅力的。

170Adamは時にピック、時に指で弦をはじいてバンドを低音を鮮やかに彩る。

180vリード・ボーカルズが多く、どちらかと言うと歌に注目が行きがちだけど、ルイスのドラム・プレイは素晴らしい。
そのプレイはドライブ感が満点なだけではなく、ひとつひとつのプレイが実にシャープなのだ。

190NAMM初日の前日、MECOの連中と会食したことははるか昔にレポートした
その時、席がAdamの隣になってずいぶん音楽の話をしたんだけど、やっぱり日本の同じ世代のミュージシャンと聴いている、あるいは聴いて来た音楽がゼンゼン違うんだよね。
お国が違うので仕方ないんだけど、Adamは20歳台半ばでもチャンとビートルズはマスターしているし、歴史的なロックをチャンと勉強している。
ま、ロイヤル・ファミリーとシェイクスピアとブリティッシュ・ロック(「UK Rock」という呼び方はNG)はこの人たちの国の莫大な財産だからね。
おっと、Marshallもそうだった。
そこで別の記事にも書いた通り、MECOの音楽は今風ではあるけれども、ベーシックな部分は伝統のブリティッシュ・ロックにシッカリと根差していると思うワケ…とAdamに伝えると大変喜んでいた。

210「Here's to the Fatigue」、「If All Your Parts Don't Make a Whole」、「A Quick Fix」、「White Knuckling」と若さ溢れる演奏を聴かせてくれた。

240Press to MECOは6月6日にMarshall Arenaで開催される第2回目の『Marshall Live』への出演が決定している。

260s_2NAMM2020のMarshallブースのステージの最後を飾ったのはD_Drive。
その前に…ジョンがステージに上がった。
何事かと思ったら、まずはブースにお越し頂いたお客さんへの締めのご挨拶。270そして、スタッフで記念撮影をするのでステージの前を開けてください…というお願い。
「ハイハイ、下がって、下がって~。スイマセンな~」
お客さんがいなくなってからやればいいのに…こういうところがまたオモシロい!

11_0r4a0646 コレがこの時の写真。
Marshall、Marshall USA、Press to MECO、D_Driveが大集合。

280続いてタネさん。
例のアレ。
「フロム・オッサ~カ~、ジャプァ~ン(アメリカ人だと'ジャぺア~ン'になる)…ディィィィ、ドゥラ~イヴ!!!」
「ヴ」ではちゃんと下の唇を上の歯に引っ掛けての正しい発音でバンド名を呼び上げてくれた。

290D_DriveもコレがNAMM2020最後のパフォーマンス。

300Seiji

310vYuki

320vToshi330vChiiko

340vまずは「Cassis Orange」。
最後のセットはレギュラー・チューニングの曲をお届けしたよ。

350_co冒頭で最終日の午後は寂しくなってしまう…て書いたでしょう?
時は3時半。
もう既に2階はどこもガランガランだったの…D_Driveがパフォーマンスを披露するMarshallのブースを除いては!
530正直、「最後はスカスカでも仕方ないな…会場に人がいないんだから」と覚悟していた。
ところがドッコイ!
コレはうれしかった。

3604人もそんなことを考えていたのかどうかは知らないけど、とても楽しそうに演奏していた。

370

380

390続けて「M16」。

400_m最後の最後まで押したり…

410引いたり…

420たくさんのお客さんの前で銃撃戦を披露した。

430ギターだけでなく、毎日換えるステージ衣装でも来場者の耳目を引いたYukiちゃん。

435MECOのメンバーたちもD_Drive最後の舞台をジッと見守ってくれた。

440続いてはGALA2が初演だった「Livingston's Thumbs Up」。

450_ltuやっぱり耳をそば立ててしまう独特のメロディ。
そして、フィーチュアされる4人それぞれの見せ場。

460v

470v

480

490やっぱりこの曲はスゴい。
ウケもいい。
ジョンもホラ、この通り。
コレはホントの「Livingston's Thumbs Up」!
正確には「Livingston's Thumb Up」なんだけどね。
もしジョンがマイクを手にしていなかったら「Thumbs Up」になっていたことは間違いない。
そんな演奏。
 
「Livingston's Thumbs Up」の曲名の由来についてはコチラ⇒Hearts presents Sex Concerto Drive~D_Driveの巻

500最後のデモンストレーションもあと2曲。
まずは「Attraction 4D」。
何度も書いてイヤらしいようだけど、毎回こうしてたくさんの人が集まってくれて本当にありがたかった。

510v_4dお客さんたちはカメラを持ってブース内を駆けずり回ったり、機材の世話をしている私のことをD_Driveのマネージャーだと思うのだろう。
演奏が終わるたびに沢山の人が私に近寄って来て、おホメの言葉をかけてくれるのもうれしかった。
中には「好きな日本の食べものがドーノコーノ」なんてうすらトボけたことで話しかけて来る人もいるのだが、皆さんD_Driveのことを熱狂的にホメてくださる。

520私も大きな興味があったので、こりゃいいチャンスだと思い、そうした皆さんに「一体全体、D_Driveのナニがいいのか」を尋ねてみた。
さほど多くはないサンプリング数なので普遍性は低いかも知れないが、まず皆さん「曲がいい」とおっしゃる。
「曲のナニがいいのか?」と更に問い進めると「メロディがとてもいいんだよ」と何人かに言われた。
その彼らの評価の中にはアニメもゲームも介在しない。
コレがまたうれしい。
海外に行って現地の人と話していて、昨今の日本のロックが話題に上った時、アニメやゲームの話題を避けて通ることができないのが普通なのだ。
まだ「成功した」だなんていうことは口が裂けても言える状態ではないが、このあたりは「D_Driveの音楽」の快挙だと言っていいと思う。
540それと、バンド・メンバーがとても個性的だというのだ。
ある人は4人の印象をこう言い表してくれた。
Seijiさん  :ギターの達人。テクニック最高。ギターに入り込んでいる姿が印象的。
Yukiちゃん :魅力的なルックス。それでいてギターがスゴくてビックリする。
Toshiくん  :いつもニコニコしていてクレイジーで目が離せない。
Chiikoちゃん:あの体躯であのドラミングは信じられない。ワン・アンド・オンリー。
…だそうだ。

550この感想を聞いて、『プロフェッショナル』という古い映画を思い出したわ。
もちろんリアルタイムで観たワケではないけど、この頃のアメリカ映画は本当にオモシロかったナ。
少年の頃、夢中になってテレビで観たよ。

Pf そんな4人のパフォーマンスに接する時、いつでもどこでもタネさんは真剣だ。
D_Driveの音楽は自分の会社の商品だからね。
今回もすべての演奏をこの眼差しで観察していた。535最後の最後は「The Lasr Revenge」。

560最後までよ~ウケた!ウケまくった!
お疲れさまでした。570そして締めもタネさん!
タネさんには今回も色々なことを教わりました。

580終演後、お客さんw送り出してからステージを使ってMarshallのウェブサイト用にSeijiさんとYukiちゃんのインタビューを収録。
そういえばアレどうなったのかな?結構苦労したんよ。

0r4a0936すべて終わったところでステージをバックに記念撮影。

0r4a0939 それを見つけて…おお~っと、タネさん乱入~!590…と思ったらジョンとジョールまで!

600こんなボードまで作ってくれました。

610せっかくなのでイギリスから来ているMarshallのスタッフと。
上海に引き続いて、皆さんにはとてもよくして頂きました。

620夜はこんなん頂きました。
珍しく魚。
House of Bluesの裏というか表にあるフォレスト・ガンプをテーマにしたレストラン、「Bubba Gump」。
東京も春日と豊洲にあるよね。

625「Press to DRIVE」の無言の会話。
お互い携帯の翻訳ソフトを使って盛り上がってるの!

630レストランの前で最後の記念撮影。

640ホテルに帰って私はナイト・キャップ。
D_Driveの4人は翌日のフライトに備え、荷造りをするために部屋に帰っちゃった。
写真の左手はMECOのアダム。
アダムは大酒のみ。強いだけでなく、酒の知識がとても豊かで色々と教わって楽しかった。
あとブリティッシュ・スラング。
やっぱりコレを学ぶのはオモシロい。
コレばかりはこういう時だけしか学べないからね。すぐ忘れちゃうんだけど、メモして来たヤツをまたいつかどこかでお披露目したいと思う。11_img_2800_2さらばNAMM。
また来年!
そう、D_Driveは来年のNAMMにも招待され、Marshallブースで演奏することが決定しましたとさ。
その頃までにコロナが収まっているといいな。
イヤ、その前に上海があるんだ!
どうなる上海!650<おしまい> 

200

(一部敬称略 2019年1月19日 アナハイム NAMMショウにて撮影)

2020年2月26日 (水)

NAMM2020レポート vol.10~最終日 <「ふぃっしゃ~い」ってナンダ?の巻>

  

2020年のNAMMもいよいよ最終日。
しかし、コレつくづく思うけど…コロナが流行る前でヨカッタね~。
この日は館内の写真を撮るために、みんなより早くホテルを出てひとりで会場に向かった。
下の写真を撮っていると…
「ふぃっしゃ~い、ふぃっしゃ~い」…という声が聞こえて来る。
え、ダレ?
「ふぃっしゃ~い」ってナニ?「いらっしゃ~い」じゃなくて?
「ふぃっしゃ~い、ふぃっしゃ~い」…
え、もしかして私?
コレって私に話しかけてんの?
「ふぃっしゃ~い、ふぃっしゃ~い」…
声のする方を振り向いて尋ねた。

11_0r4a0232 「Are you talkin' to me?(私に話かけているの)」
「Yes! Fish Eye, 15mm, F2.8」とか言うのよ。
あ、「ふぃっしゃ~い」って「Fish Eye」、つまり「魚眼レンズ」のことを言っていたのね?
見ると手にはゴッツいビンテージのカメラ。
私のことを同じカメラ・マニアだと思ったのだろう。
近寄ると、ポケットからフィルムの箱を取り出して、頼んでもいないのにそのフィルムについて詳しく説明し出した。
私、写真は撮るけどカメラや撮影機材にはまったく興味がないんですけど…。
なんでも、そのフィルムはひと箱何万円もするそうで、日本へ行くとそのフィルムを買ってくるとか。
「シノゴ」とかいうヤツね。
すると、「そこへ立ってみな。ポーズを付けて!」と言われ、指示に従うと昔式の球のストロボをたいて、手にしていたビンテージ・カメラで私を撮影したのだ。
ボンッ!!
すると、カメラからフィルムを取り出して自分のポケットにしまい込んだ。
ポラロイド・カメラだったのね?
ココでハッと気が付いた。
ああ~、やられた~!私としたことが…。
コレって先に写真を撮っておいて「ハイ、1枚XX円です」って金を取られるヤツじゃないの?
しかもフィルムが高いって言ってたからナァ。失敗したナァ。
ま、1,000円ぐらいなら記念にいいか…と覚悟したけど、5,000円って言われたらダッシュで逃げようとキメ込んだ。20彼はしばらく一方的にカメラの話をして来たが、私は値段のことが気になって話がまったくアタマに入って来ない。
5分も経ったろうか…彼はさっきしまったフィルムをポケットから取り出し、ペロっとシートを剥がして私に見せてくれた。
恐る恐る「H,h,h,how much?」と尋ねると、彼はニヤっとして、片方のポケットから取り出した写真ケースにその写真を差し込み、反対側のページにサインをしながら「It's free」と言った。
11_0r4a0235「た、た、助かった~」
となるとナニかお礼をしなくては…。
「私はMarshallに努めていて、Marshallのブログをやっています。たくさんの人が毎日そのブログを見ているんですよ。よろしかったらアナタの宣伝にその写真を掲載させてください」ぐらいのことを言ってみた。
すると、「それじゃ、こうすればいいじゃん!」と写真の隣に愛用のビンテージ・カメラを置き、例の高価なフィルムも並べてくれた。
朝っぱらから結構ビビったけどいい思い出になった。

写真のケースにしてくれたサインは「LOUIS MENDES」となっていて、その名前をインターネットで調べてみると、確かに「ニューヨーク在住のフォトグラファー」ということであったが、この時の彼とは似ても似つかない風貌だった。
そのフォトグラファーは今年80歳になる黒人だったのだ。
ところが、この人はメンデスさんという人は「スナップフォトの哲学」を旗印に50年近くニューヨークの路上で行き交う人のスナップショットを撮る超有名なフォトグラファーだったのだ。
ウェブサイトの写真の中ではメンデスさんも、このNAMMの彼と同じようなビンテージのカメラを手にしている。
ナンカ、そんなつながりなんでしょうな。
つまり私は通りかかりの「スナップショットの哲学」のモデルになったワケ…ヤッタ!
料金にビビってないでもっと詳しく話を聞いてくればヨカッタ。
今度お目にかかった時には私の方から話しかけてみよう。
30さて、最終日。
こんな来場者を発見。
いい人に違いない。

50会期中の4日間、MarshallのブースのステージにはPress to MecoとD_Drive以外のアーティストも上がり、デモンストレーションを披露した。
例えばニタ・ストラウス。

60ニタはハーフスタックでCODEの魅力を満員のお客さんに伝えた。
お客さんからサンプル・サウンドのリクエストに応えるんだけど、チラリと弾くフレーズが「Eighteen」だとか「School's Out」だったりしてうれしい。「Poison」も演ってたな。
ナニせ、今この人がアリス・クーパーの音楽のギターを担当しているワケだからね。
トリビュート・バンドでも、コピー・バンドでもないホンモノのアリス・クーパーのバンドだもん。

70vお客さんとのQ&Aもタップリ。
また、トークがベラボーにウマいんだよね。
向こうの人は本当に人前で話をするのが上手だ。
子供の頃からそういう訓練を受けてるんだろうね。
こういうイベントでシドロモドロになってしまったり、つっかえつっかえ喋ったりしている人を見たことがない。
そして、必ず笑いを取る。
向こうでは人を笑わせることができる人は尊敬されるからね。
80Marshallのインターナショナル・デモンストレーターもステージに上がってトークに加わる。
スティーブのバーミンガム英語が素晴らしい。
アメリカ人はこのスティーブの英語をどう感じるんだろうナァ。
「英語の故郷の国の英語」だからね。
残念ながら生涯経験することのない感覚だけど、こういうことにものすごく興味がある。100バッキングトラックに合わせてオリジナル曲も演奏した。
カッコいいのよ。
身体をクネらせて、髪を振り乱して…カッコいいことこの上ない。
ロックと女性の色気でムンムンしてる。
いくらガール・バンドが盛んな日本でもこの脂っこさを自然に出せる女性ギタリストってのはいないナァ。90vスティーブももちろんデモンストレーションを担当した。

110人気のSTUDIOシリーズをプレイ。

120vオリジナル曲に乗って華麗なテクニックで素晴らしいMarshallサウンドを聞かせてくれた。130ヨソから帰って来てブースに入れなかったほど盛況だったのは…

140リジー・ヘイルのデモ。
イヤ~、スゴイ人気だった!

150さて、最終日のD_Driveのデモはまたまた10:30から。
この日は午前と午後で2回ステージに上がった。

160Seiji

0r4a0692 Yuki

180vToshi

190Chiiko

0r4a0704 最終日、張り切ってイキましょう~!

220Seijiさんが白、Yukiちゃんがこっちのギターを提げているということはドロップDのセット。

230v1曲目は「Gradation」。
「こんな曲もやってるんですよ~、アメリカの皆さ~ん」とD_Driveの多様性を披露。

240Chiikoちゃんの必殺フィルのイントロから…

250「GEKIRIN-逆鱗-」をブチ込む!

260vNAMM2020の最終日の朝もヘヴィにキメろ!
290v今回も満員御礼!

270続けて「Russian Roulette」。
Seijiさん、Tシャツがいいぞ!

0r4a0737 さらに「1,000,000 hp」。

310今回もギター・チーム2人のアクロバチックな掛け合いにお客さんは口アングリ。

300vこの曲はそうしたD_Driveのアクロバチックな部分をわかりやすくアッピールするのに最適なのだ。

320最後もヘヴィに「Screw Driver」。

340リズム・チームもギター・チームに負けない重厚なプレイで応戦。

350v4人がそれぞれの個性を発揮し、Marshall/NATAL/EDENの魅力を押し出すとてもいいデモンストレーションになった!

330v満員のお客さんが4人を鼓舞したこともあったナ。
ウケるな~、アメリカ!
上海の時のアイドル的なウケ方とは異なり、聴いているお客さんがD_Driveの音楽をお気に召していることがヒシヒシと伝わって来るようなウケ方なのだ。360NAMM2020のデモンストレーションも残すところ午後の1回のみ!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

370ところで…NAMMの悩みのタネのひとつは昼食。
理由は簡単。
高くてマズイ。
私はたいてい抜いてしまう。
もしくは、朝ホテルのビュッフェ(本当の発音はバフェ、「フェ」にアクセント。間違えても「バイキング」とは言わない)でチョイと余分に頂戴して来た菓子パンを持って行って、お腹が空いてガマンできない時にそれをパクつく程度。
昔は10ドルも出して気が遠くなりそうにマズいヤキソバとチャーハンのセットとか、バンズにペロンとハンバーグを挟んだだけのハンバーガーなんかを食べていたが今はヤメた。
今回も「ランチをしようか」的にチャンと摂った昼食はこの1回だけだったかな?
NAMMの会場の裏というかディズニーランド側に出ている屋台(?)のファストフード。
時間をズラしても結構混んでいてね、無難にホットドッグを食べようとしたんだけど、結構並んでいたのでムカっときて断念。140_2一番空いていたヤツにした。
「ピタ」ってヤツ。
しらなかったんだけど、コレってギリシャ料理だったのね?
コレがホントの「It's Greek to me」!
他になかったので仕方なくチョー久しぶりにコーラを飲んだ。
久しぶりに飲むと…ウマいな。380ピタ単体で13ドル。
コレで1,500円ぐらいだからね。どーよ。
上に書いたように、昔はだいたい何でも10ドルだったんだけど、今は何でも13ドル。
それでも美味しかったからよしとするか!…いいや、今回の記事の締めくくりとして気持ちよく終わりたいところだけど、ウソはいけないな。
13ドル損した。390<最終回につづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月19日 アナハイムにて撮影)

2020年2月23日 (日)

NAMM2020レポート vol.9~3日目はフォ~!

  

NAMM3日目。
この日はタネさんのリードで近くの「Denny'sへ」行って朝食を摂ることにした。

10この日もスンゲエ混んでた。
「この日」というのは、実はこの前日にも来ていて、オーダーしたまではヨカッタんだけど、あまりの混雑具合に料理がなかなか出て来なかった。
やがて10:30から始まるブースでのデモに間に合わなくなりそうになってしまった。
仕方ないのでタネさんデイブにドギーを頼んで、それをブースでお昼に頂いた…というワケ。
この日は早めに入店したので大丈夫。

20私が頼んだのはコレ。
朝からコレ。
名前は忘れちゃったけど、ハンバーグとポテトを粉々にしてチーズと目玉焼きを乗っけた体のヤツ。
ジョン・ベルーシもビックリだ!(『Saturday Night Live』の「The Olympia Restaurant」なるコントに"I don't want a cheese burger, too early for cheese burger!(朝っぱらからチーズバーガーは喰えんよ!"というセリフが出て来る)
量の多さは織り込み済み。
なんたってこっちにはToshiくんという強力なフードファイターがいるからね。
…と思っていたら案外イケたな。
ところが、味の濃いコト、濃いコト!
減塩生活を導入している最近だったらまず食べられなかったナ。303日目のデモは3:30から。
時間がタップリあるので、D_DriveやMarshallの皆さんと分かれてカメラのCFカードのデータを読み込みカードリーダーを買いに出かけることにした。
私、どうもカードリーダーを持って来るのを忘れやすくて、これまでホーチミンと上海で現地調達しているの。
ホーチミンの時は入手するのに本当に苦労したっけ。汗ダクダクになってね。
興味のある人はコチラ⇒ベトナムへ行ってきた!~私のホーチミン vol.3
 
なので、今回は離日する前にヨドバシカメラで新調した少々グレード高めのヤツを間違いなく持参して、使うのを楽しみにしていたのだ。
ところが前の晩、カードを差し込んで使おうとしたら、パソコンの画面に「これを使うには電力が足りません」みたいなエラーメッセージが出てしまって手も足も出ない。
あの手この手で何度試しても結果は同じ。
そこで、翌日近くのスーパーに買いに行こうと決めていたのだ。Img_2600まず一番近くとはいえ、ホテルから1ブロック離れている「CVSファーマシー」というドラッグストアに。
こんなの数年前にはサッパリなかったんよ。
「CVS」は「Consumer、Value、Service」だって。
しからばサービスして頂きましょう!ということで、小さいながらもPCグッズの売り場で訊いてみると、取り扱いはなし。
「ターゲットに行けばきっとあるわよ」と言われて、ホテルをはさんで反対方向へ歩き、「Target」というスーパーへ向かった。40v私はそのTargetというスーパーに行ったことがなくて、たった「2、3ブロック先にある」と聞かされてゲンナリした。
「House of Blues」の時にも書いたけど、この辺りの1ブロックの距離はスゴいからね。
しかもCVSは反対側に1ブロック。
それが加算されるので結構な距離になる。
50でも行かねばなるまい!
覚悟をキメて歩く。60お、こんなのあるんだ?
トリの照り焼き丼。
スゲエ量だな。
味はどうなんだろう?

80しかし、暑い!
この日、東京では雪が降ったとか、降らないとか。
交差点で信号待ちをしていたオジさんが半袖&短パンという格好していたので話しかけてみた。
「暑いですね~。今日東京では雪が降ったとか…」
「そう?私はインディアナポリスから来てるんだけど、ブリザードで雪が15インチ積もったそうだよ。同じ国だなんて信じられん!ガッハッハッハ!」
だって…負けた。

90あ!この真ん中のメキシコ料理店、Marshallの連中と一緒に大分前に来たことがあるぞ!100着いた~!
コレが私の標的(Target)!

110スンゲエでかいスーパー・マーケット。
昔はアメリカへ来るとスーパーが一番オモシロかったけど今はそうでもなくなったな。
イギリスのスーパーは相変わらずオモシロいけど。
で、さっそく家電のコーナーに向かい、店員にカード・リーダーがあるかどうかを尋ねる。
コレがまた煮ても焼いても食えないようなボケ店員。
「2列向こうの列の一番右に下にあるよ」とかいうので喜んでそこへ行って探してみたんだけど…ない。
近くの棚やカメラ・コーナーを探してみたけど…やっぱりない。
その店員に再確認してみると「カード・リーダーはありません」って平気で言うんだよ。
「じゃ、どこで買えるのよ?」と訊くと「Best Buyなら絶対にあるよ」と教えてくれたのはいいだけど、「ソレ、歩いて行けるの?」と尋ねると「ムリ、ムリ!」だって。
疲れがドッと出たぜ。

120「ああ、それじゃ日本に帰るまで撮った写真データを編集することができないナァ」とガックリしながらトポトポ歩いてホテルを目指した。
エエイ、ヤケ食いじゃ!とばかりに途中でアイスクリームを食べることにした。
「イタリアン・アイス」…ウマそうじゃんね。
やたらと暑いときてるし。
140このアイスクリーム屋さん、隣接しているのが小児歯科というのがスゴイ。
「イタリアン・アイスをタップリ食べて虫歯を作りましょう!」ってか?
「Orthodontics」というのは「歯科矯正」のこと。

160店舗横の窓口でオーダーをする。
たくさんの窓口…コレって夏になるとスゴイ行列ができるのかしら?
お店の中で食べることもできる。

190店の入り口のガラスに貼ってあったステッカー。
いいね、こういうのは。
公共の場での廃煙が徹底的してる。
私もタバコを止めて13年。
タバコのニオイがツライ。
でも今、歳を取って来て思うに…ホント止めてヨカッタわ。

180テッテレ~!
もちろん色んなフレイバーがあるんだけど、基本に立ち返ってバニラにしてみた。
Lサイズで600円ぐらいだったか?
コレが……ウマくない!
ソフトクリームの割には固めで、何と言うか…脂っこい。
ただ冷たいだけでミルクの風味がほとんど感じられないワケ。
アメリカはこういうモノがおいしいハズなんだけどな。日本のソフトクリームの方が断然おいしい。
とても全部食べることが出来なかった。200v「あ~、疲れた」と、万歩計を見ると、もう少しで10,000歩。
こうして朝のウチからヘロヘロになっていたらフォー屋を発見。
イヤ、あるのは知っていたんだけど忘れてた。
この日の夜の予定は自由行動だったので夕食をフォーにすることにキメた。
少し元気がでた。2103:30になって3日目、3回目のデモ演奏スタート!

10_2Seiji

20vYuki

30vToshi

40v_2Chiiko

50v次々とブースに入って来るお客さん。60_2今日は「Cassis Orange」からスタートして…
150_2「Attraction 4D」へとつなげる。80v珍しいパンツ仕様のYukiちゃん。

90v今日も元気いっぱいのリズム隊!

100_4dChiikoちゃんはもう余裕シャクシャク!

110_2今回初めての「Lost Block」。

120_lbD_Driveのシリアスな面をフィーチュアする1曲。

130イギリスでも上海でもあまり演ってこなかったナンバーだけど、こういう場所でのこうした厳しい曲もいいもんです。

140v次…Seijiさんの弾く和風リフをジックリ聴いているMarshallの面々。
特にジョンはいつでも真剣にD_Driveの演奏に接してくれる。

160_m16曲は「M16」。
175vお客さんたちはSeijiさんとYukiちゃんの掛け合いのパートにドップリとのめり込んでいた。

170コレも珍しめの「Mr.RAT Boots」。

0r4a0010Toshiくんに一瞥をくれるYukiちゃん。

180_ratハイ、Toshiくんどうぞ!

190v思う存分弾き狂うToshiくん。
このバンドのベース・ソロは人気のコーナーだ。

200そして、怒涛のアンサンブルパート。
このドライブ感は他の追随を許さないぞ!

200v_2以前にも書いたことがあるけど、この曲って、見どころのベース・ソロの他に、最後にリズムが変わるところが最高にカッコいいんだよ。

210vNAMMのお客さんにそれが伝わったかどうかはわからないけど。220v4人が一丸となってそのクライマックスになだれ込む光景は圧巻だ!

230vジックリと聴き込んでくれた満員のお客さん。
コリャ、どう見てももっと聴きたい顔だ。
腕時計を見るとまだ5分近く持ち時間が余っていたので、タネさんに「もう1曲演らせてもいいか?」と確認すると即座に「Go ahead, go ahead!!」の反応。

0r4a0035楽器を降ろそうとするSeijiさんにストップをかける。
「ん?」
「Seijiさん、もう1曲、もう1曲!」250バンド内に伝令が回り「The Last Revenge」のイントロに入った。

260

270vお客さん、大喜びでした。

280

290

300演奏後はお客さんと記念撮影。
この方、シンガポールだったかな?
「D_Driveは絶対にウケます。ゼヒ私の国に来てクダサ~イ!」って。
ありがたい話です。
アニメもゲームも全く関係ない、音楽だけで勝負しているD_Driveの取り組んでいいることが海外で受け入れられるのはとてもうれしいこと。
だからこそMarshall Recordsからお声がかかったんだけどね。

310おお~っと!
ココで私にとてもうれしい来客が!
写真の向かって左はJC。
名前はMarshall的にちょっとナンだけど、以前アコギの仕事を通じて仲良くなった。
アコギの仕事をしていたのに彼は熱心な真空管アンプ・マニアでね、ウチにも遊びに来てくれたことがあった。
そして向かって私の右の方はマイク・ドイル。
「マイク・ドイル」の名前を耳にしてピンとくる方はれっきとしたMarshallマニア。
今、JCはマイクと同じ職場にいて、今回私がNAMMに来ることを知って、私に引き会わせるためにわざわざマイクを連れて来てくれたのだ。
ジョンはもちろんマイクのことをよく知っているので4人で記念撮影と相成った。11_img_2741 マイクはこの本の著者。
「あの本でたくさんMarshallの勉強をしました」とマイクに言うと「あの前の本は知ってるかい?」と『The History of Marshall』のことを私に尋た。

Lo_2「もちろん!ジミ・ヘンドリックが表紙の本ですよね」と答えるとマイクは満足そうにしていた。
コレね。2jh ビンテージのMarashallの記述に時折『初代のMAJORはそのルックスから「Pig」と呼ばれる』なんてのを見かけるけど、コレは発売していた時にそう呼ばれていたのではない。
1993年に『The History of Marshall』を編む時にマイクがつけたアダ名なの。
コレね。

1967 Nick Bowcottとの共著になっているが、コレがマイクのMarshallに関する最も新しい著書。
一時Marshall Blogでも盛んにPRしたのでこの表紙を記憶されている方も多かろう。Ffyその日本語翻訳本がコレ。
私は翻訳のチェックと全体の監修をさせて頂いたのだが、か~なりシンドイ仕事だった。
普段の勉強不足がたたり、見たこともない慣用表現を読みほどくのに時間がかかり、締め切りが近づくに連れて徹夜の日が続いた。
当時、日本語バージョンが出来したことをマイクもすごく喜んでくれて、アメリカのMarshallのディストリビューターを通じてマイクにも1部謹呈させて頂いた。
「ようやくShigeに会うことができた!日本語版の制作に協力してくれてありがとう!」とマイクは丁寧にお礼を述べてくれた。
イエイエ、こちらこそ!死ぬほど苦労したけど、とても光栄なお仕事でした。

Adコレらの英語版の書籍の出版元はすべて「Hal Leonard Corporation(ハル・レナード・コーポレーション)」。
ハルは北米でのビートルズやディズニーの出版権を保有するミルウォーキーの大手音楽出版社。
全米2位かな?
私は何年かの間、教則ビデオの仕事をドップリとさせて頂いた。
その時の担当が下の写真のブラッド・スミス。
ブラッドに会いにハルのブースを訪ねると、彼は丁度オープンスペースでお客さんとミーティングをして、私を発見するなりハグハグしてくれた。
そして、フザけて「シゲ!オレの代わりにミーティングをしてくれ!」というので、喜んでブラッドが座っていたイスに腰をかけて、「Ok guys, how much are you gonna buy?」と咄嗟にやってみた。
ブラッドはゲラゲラ笑っていたけど、そのお客さんはビックリしていた。
ブラッドは私のノリがいいことをよく知っているのだ。
トンカツが大好きで、2人で御茶ノ水の「いもや」に行ったこともあるし、お互いの子供に土産を買おうと、ポケモンセンターに行ったこともある。
スミスさん…そう、レッチリのチャド・スミスのお兄さん。
おかげで、ウチ家族はレッチリが来日するたびにVIP待遇でコンサートに招待してもらった。Img_2763コレは大分以前のNAMMの時にブラッドが撮ってくれた写真。2cs この日、前日にD_Driveが出演したHouse of Bluesにスティーヴ・ヴァイが出演するということで、D_Driveの4人はタネさんの口利きでゲスト・パスをゲットしてそのコンサートに行くことになった。
「シゲはいいのか?」とタネさんが親切に誘ってくれたんだけどお断りした。
私はザッパ・ファンを長いことをやっているので、「Steve Vai」の名前はかなり昔から知っていて、ズッと観たいと思っていた。
そして、2007年にZappa Plays Zappaと来日した時に初めてその演奏を目の当たりにした。
おいどん、もうそれでスッカリ満足しちゃったばい。

彼の名はスティーヴィー・ヴァイ
クレイジーなヤツさ
11月のことを思い出す
彼は尻を叩いてもらいたがるんだ
なんてね…「Stevie's Spanking」からの一節。
コレね。

T0uそういえば、スティーヴ・ヴァイって誕生日が6月6日で、1966年に6歳になったんだってね。
さて、ナンでこんなことを書いたかと言うと、スティーブ・ヴァイが「Black Page」をコピーしてザッパに譜面を送ったところ、採譜係りとして採用された…という話ね。
そのヴァイが採譜したザッパのギター・ソロ集が『The Frank Zappa Guitar Book』。
最近あんまり見かけなくなったけど、コレもブラッドの所が出版元だった!
どうしてもコイツが言いたかった。
コレね。Zbコンサートに行かなかったもうひとつの理由はコレ。
朝通りかかって思い出したこの店のフォーがどうしても食べたかったの。
いつも書いている通り、海外に来るとこういうダシ系の汁モノが恋しくなっちゃうんだよね~。3307時ぐらいにお店に入ったんだけど、激混み。
「35分お待ち頂きます」と言われたんだけど、そんなのヘッチャラよ。
でもコレがナゼか35分。誰が来ても「35分お待ちいただきます」なの。「30分では空かない」という意味なのかな?
しばらくの間、順番が来るのを立って待っていたら、待合のイスに1人分のスペースができた。
すると、そのスペースの隣に座っていた10歳ぐらいの男の子が私を手招きして「座りませんか?」と誘ってくれた。
その横にいたお母さんがそうするように言ったようだった。
お礼を言ってその男の子の隣に座ると、「どちらから?」とか「何をしに?」と、お母さんとの会話が始まった。
このおしゃべりがベラボーに楽しかった。
その親子はテキサスからディズニーランドに遊びに来たとのことで、「私も34年前に行きましたよ…ハネムーンで!」、「アッラ~!」なんてスッカリ盛り上がってしまった。
ところが、アメリカの政治の話になると途端に真剣になってトランプの問題について語り、今週の大統領選も「対抗馬が弱すぎるので絶望的」とタメ息を漏らしていた。
ものスゴくトランプを忌み嫌っていた。
私も日本の今の状況を説明すると、とても興味深そうに聞いてくれた。
するとその時…340お母さんがズッと私と話をしているせいで飽きてしまったのか、間に座っていた男の子が急に立ち上がって席から離れた。
するとそのお母さんは急に怖い顔になり、その子にこう言った。
「コラ!オジさん(私のこと)にチャンと'前を失礼します'と断ったの?していないでしょう!オジさんに謝りなさいい!」キツく注意したのだ。
今、日本にこんなことをするお母さんはいるだろうか?
私は感動してしまったよ。
向こうの親は自分の子供がエチケット違反をすると、公衆の面前でもシッカリと叱って礼儀を教えるからね。
いつもはとても温和なオーストラリア人の友人が、居酒屋で行儀の悪いコトをした自分の娘をその場でキツく叱ったのを目の当たりにしたこともある。
そんなことを知っていたので、実はこのフォー屋の時、とても申し訳なさそうに私に詫びるその子に対して何て言ったらいいのか困ってしまった。
「Don't worry about that!」となぐさめればお母さんの注意が無駄になるし、反対に「Behave at your age!」とお母さんと一緒になって叱るワケにもいかないし…ま、実際にコレはできないけどね。
「It's OK」ぐらい言ってあげたのかな?
そうこうしているウチに私の晩が来たので、2人に挨拶をして自分の席に向かった。
とても楽しい、アッという間の35分だった。350牛肉のフォーに白飯をオーダー。
フォーは当然パクチー抜き。
コレには苦労した。
ロンドンのハマースミスのベトナム料理屋で「パクチー」のことを英語で「コリアンダー」と言うことを教わって以来、各地でフォーを食べる時「パクチー抜き」に何ら問題が起こらなかったが、ココはダメだった。
「No coriander please」とウエイトレスに伝えると例のアレ。
「ハアァァァァ?」
「ハアァ」じゃねーんだよ。
パクチーを入れるなって言ってんだよ。
でも「パクチー」と言っても通じないどころか、他のウエイトレスを集めて4人ぐらいで「コリアンダーってナンダ?」とヒソヒソやりだした。
誰一人コリアンダーを知らないことがその会議の様子を見て取れる。
ダメだ、コリャンダー。
この後、どうなったと思う?
そのウエイトレス、「コリアンダーは入っていません」とキッパリと言いに来た。
アータ、コリアンダーがナニかわかったの?…と心配になった。
私パクチー、ホントにイヤなんです。
どんなに小さいカケラでも、たったひとつですぐにわかる。
…で、運ばれて来たのがコレ。
フォーは大盛り。
ひとり炭水化物まつり。
結果、パクチーはどうなったか?
コレがね………入ってなかったの!
もし入っていたらチップは出さんつもりだったんよ。360見た目はさほどよくないけど、美味しかった~!
やっぱ、ヴァイよりフォーだわ。
大盛りペロリよ、ペロリ。
フォーって牛肉のお出汁で美味しいよね。
さっきのテキサスのお母さんも「このあたりで一番おいしいモノを出すレストラン」と聞いてやって来たって言ってた。
満足満足。
しかし!チップの習慣はいまだに苦手。370最後に…あのカードリーダーはどうなったか…。
Marshallのブースに持って行ってコンピューターに詳しい人に相談したところ、ピンが曲がっているのではないか?と言う。
「これを使うには電力が足りません」みたいなエラーメッセージが出ているんだからピンは関係ないと思うんだけど…なんてやっていたら、それを聞いていたルークがサッとカードリーダーを手に取って分解した。
カッターナイフを取り出して刃先を何本かのピンに当てて動かした。
それから私から受け取ったCFカードをカードリーダーにハメ込むと、ア~ラ不思議!
何の問題もなくパソコンがカードのデータを読み込み出したのだ。
イヤ~、うれしかったな。
アナハイムの街を歩き回った苦労も一瞬でスッ飛んだよ。
そしてひとつ勉強になった。
ありがとうルーク!380<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月18日 アナハイムにて撮影)

2020年2月20日 (木)

NAMM2020レポート vol.8~THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <思い出編>

D_Driveの演奏が無事終わったところでチョット会場の外に出て周辺を探索。

10_2「Garden Walk」という複合施設。

30_3アチコチがイルミネーションで彩られてなかなかいい感じ。
一番いいのは人がゼンゼンいないことか…。

50_2それにしても、平日の夜とはいえナンだってこんなに人がいないんだろう。
まだそれほど遅い時間ではなくて、お店が全部閉まっているワケでもないのに。

40 立派な竜のイルミネーションが目を惹く。
誰もいないけど。

45思っていたよりかなり広い。

65おお~っと!
オモシロいモノ発見!
もう、今日のマーブロはコレをやりたくて編んだようなもの。
チョット付き合ってください。

70_2ネズミ。
さっきの竜のイルミネーションもそうなんだけど、ココはナゼか中国テイストが濃厚。
こないだ『Marshallで中国語を学ぼう!』なんて記事を書いたけど、コレを発見したらもう居ても立ってもいられなくなってしまい、置いてあったヤツ全部チェックして来た!
見て回った後でわかったんだけど、コレは要するに干支のオブジェなんだね。
まずはネズミから。
日本では干支のネズミは「子」と書くけど、中国ではモロに「鼠」。
ただし、コレは干支のネズミで、ホンモノのネズミは「老鼠(ラオシュウ)」という。
しかしナ~、ネズミもいいけど、どう見てもコレはミッキーじゃん!

80v_2「丑」はそのまま「牛」。
おなじみの「子丑寅卯…」というのは元々時刻を表す記号に過ぎなかったのだが、古代の中国の人たちが覚えやすいように、それぞれの記号に動物をあてハメたという説があるらしい。
 
オイオイ、チョット待てよ!
コリャ、どう見ても「豚」だぞ!ツノが生えた豚。
ちなみに「豚」は中国語だと「猪」になるようだ。
昔は「豨」や「彘」と書いたらしい。後のヤツはもはや字の成り立ちすら解読できん!

90v…と思ったらさっそく出て来た「猪」。
確かに「豚」のルックスになっているし、「豚」を中国語では「猪」というのも知ってるけど、「豚年」なんて干支にはないじゃん?
一瞬コレらのオブジェは干支ではなかったのか…と思ったら、中国の「亥年」は「豚年」なんだって!
「ブタ年生まれ」はチョット抵抗あるな~。
よく名前に干支の一文字を入れることがあるでしょ?「辰也」とか。
昔は「亥吉」とか「卯三郎」とか「寅之介」みたいに昔は結構そういう名前があった。
あれ、ヘタをすると「ブタヤ」とか「ブタサブロウ」とかになっちゃうわけよ。
「姓は車、名はブタ次郎。人呼んで、フーテンのブタさんと発します」なんてね。
ブタはイノシシを家畜化した動物で、日本にも弥生時代に北九州で飼育されていたけど、日本は森林が多くいくらでもイノシシが獲れたのでブタは広まらなかった。
そこへ仏教が伝来して肉食が禁忌とされたため、いつの間にかブタが忘れられてイノシシがメジャーになった歴史があるのだそうだ。

100vコレは「犬」だね。
かつて犬神サアカス團は幟に「狗神大明神」と記していた。
犬好きの皆さん、大型犬は「犬」、小型犬は「狗」と字を使い分けるの知ってた?

110v_3「又」に「鳥」で「ニワトリ」だって!
ま、コレは言われなくてもニワトリに見えるけど。

120v「猴」は「猿」。「ましら」ですな。申。
コレもルックスですぐにわかる。
「猿」はチンパンジーやオランウータンのような類人猿を指し、「猴」はその他の一般的な猿を意味するそうです。

130vコレはわかりやすい。
「羊」は「未」ですな。

140v「马」ってナンだ?
コレには苦労させられた。
見た目ではコイツがナンなのか皆目見当がつかん。
字の形は「鳥」っぽいんだけど、鳥は「鸡」もう出ちゃってるからナァ。
仕方がないので総画数で片っ端から当たってみた。
簡体字とはいえ、妙な形じゃん?まず画数がよくわからない。
「马」って何画だと思う?
3画だった。
そして、何を意味するかというと、ナント「ウマ」。
おおい!角が生えてるじゃねーかよ!
でも言われてみると字のフォルムとしては「马」は「馬」っぽいね。

150v_3コレも一目瞭然…「巳」とわかる。

160v_2コレもサッパリわからなかった。
ルックスでも判別できない。
ま、残っている干支の残りを当てハメればコレがナニかわからないことはないんだけど、それじゃロマンがない。
かといって「龙」なんて字は生まれてこの方見たことがない。
そこで意地で調べる。
やり方はまた総画数を使う。
5画…答えは「竜」だった!
「龙」はドラゴンだってよ。
ま、フィギュアとしてはそう見えなくもないか?

170v_2あ~、今回もいい勉強になった。
「寅」と「卯」はなかったな。
夜間は立ち入り禁止になっているエリアにあったんでしょう。
こういう知っていないより知っていた方が良いかどうか怪しい知識を蓄えるのは実に楽しい。
身に付けておかなければならない知識は誰しもが持っているからね。
こんなツマらないことを知っているか否かが案外人間の知的厚みを膨らませているのではなかろうか?
私は薄っぺら極まりないけどよ!180_3さて、ソロソロ会場に戻ろう…と思ってフト入り口のサインを見上げると…おお!

190_2右下に「D_Drive」が入ってる!
「OPENING:D_Drive」だって!
当たり前だけどうれしい。

200_3スージー・クアトロのステージ。
スージーは「Icon Award」というタイトルを受賞。
そして、「Johnny B. Goode」を演奏した。
会場は「♪ゴー!ゴー!」で大合唱。
大いに盛り上がっていたけど、ワタシとしては「The Wild One」を演って欲しかったナァ~。

210_2「Inspired Award」というタイトル。
この人はカッコいいね~。
私は実際の音を聴いたことがなくて、Yukiちゃんに薦められてステージを拝見した。

220_3Halestormのリジー・ヘイル。
240v歌もギターもスゴイわ。
Marshallでヨカッタよ。敵に回したくはないアーティストだ!
そして、後でまた出て来るけど、とても気さくなで魅力的な人なのだ。
この賞のプレゼンテーターを務めた私の友人のADSMが下の写真のステージそでに写ってら。
11_0r4a0854 ステージの大スクリーンにスポンサーのロゴが映し出される。
『SHE ROCKS AWARD』はコレらのスポンサーが以下のショウをサポートしている。

★Dreaming Out Loud Award
★Icon Award
★Mad Skills Award
★Innovator Award
★Trailblazer Award
★Inspire Award
★Champion Award
★Powerhouse Award
★Excellence Award
★Vision Award
★Legend Award
 
Marshallがスポンサーを務めているのは「Opening Act」ね。
このうち、「Vision Award」はジェフ・ベックのサポートをしていたタル・ウィルケンフェルドが受賞した。
彼女はベースで弾き語りを演じたんだけど、出番の前に楽屋で発声練習を熱心にしていた。
コレがスゴく魅力的な声でね。
フト気が付くと、楽屋は私とタルちゃんの2人きりになっていた。
ダマっているのもナンなので、「すごく魅力的な声ですね」と話しかけた。
「アラ、どうもありがとう」とニコニコしながら答えてくれたんだけど、その物腰が信じられないぐらいステキなの。
幼い女の子のようでもあり、成熟した大人の女性のようでもあり…なんかこう、猛烈に人を引き寄せるナニかを持っているんだな。
「私はMarshallに勤める傍らフォトグラファーをやっていて、数年前にジェフと東京に来た時にあなたの写真をお撮りしたんですよ!」と伝えると…
「それはそれは~!どうもありがとう!」と、トロけてしまいそうな笑顔で返答してくれた。250_3イベントも大詰め!
出演者がサインを入れたギターが披露された。
ギターを掲げている女性はミンディ・エイベアという女性サキソフォニスト/シンガー。
Aerosmith、Duran Duran、スモーキー・ロビンソン、グレッグ・オールマンと共演し、グラミー賞に2度ノミネートされた人。

260_3コレをクジで来場者にプレゼントするという趣向なんだけど、ナント、ゲットしたのは『Marshall GALA2』にも来てくれたウチのアレックスだった!
そして、イベントは終了。

270_3「終演後は記念撮影をしますので、自分の出番が終わっても帰らないでください」というお触れが事前が出ていた。
その撮影タイムとなった。280_3コレがグダグダ。
仕切る人がまったくいないので、みんなどこでどうやって撮ったらいいのやら困ってる。
D_Driveも右端のYukiちゃんしかいない!

290_2それでもギンギンに盛り上がってしまうのが向こうの人たち。
仕切りのマズさに文句を言う人なんて誰もいない。
「じゃぁさ、じゃぁさ、今度はみんなで足を上げて撮ろうよ!いっせ~のセッ!(デッ!だったかもしれない)」なんてやってるところ。
なんて脂っこい皆さんでしょう!

300_2D_Driveのメンバーも勢揃い。
2階席で観ていたYukiちゃん以外の3人が、突然始まった記念撮影に驚いてダッシュで駆けつけて来たのだ。
しかし…『SHE ROCKS』だけあって、男性はSeijiさんとToshiくんだけ!

310_2結構メディアが来ていたんだナァ。

320楽しそうな4人。
結構長い1日だったね。

330_2ウワッ!ナンダカンダでこんなに賑やかになってた!

340_2アメリカの東海林さんと。

350_2Yukiちゃんリジーを捕獲!

360_2さっそく記念撮影。
「Please look at the most expensive camera!」と言ったらリジーに大ウケ。
そして、私の方を見てくれたわ!370_2お互いにピックを交換。

380_2

390_2こうして楽しい1日は過ぎて行った。
帰りはUberでホテルに戻った。
で、ホテルのバーでNight Capして終わり。

400vD_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE
 
あ~、楽しかった。
来年はどんなかな?410_2<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム HOUSE of BLUESにて撮影)

2020年2月19日 (水)

NAMM2020レポート vol.7~THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <オープニング・アクト編>

 
前回は『SHE ROCKS AWARDS 2020』の開演時間が迫り、ゾクゾクとお客さんが会場に入って来た…ところまでレポートした。

440Marshallの皆さんもほぼ揃った…かな?

480レッドカーペットも無事に終了して、楽屋ではパフォーマンスの最終チェック。
ビデオでは見れないよ~、こんなとこ。450おお~っと!
またしてもタネさん乱入~!
舞台に上がる前の景気づけ。

470ほぼ時間通りのスタート。
司会の方が…アラ、楽屋でご一緒させて頂いたこの方、司会者だったのね?…D_Driveを紹介。30_2「From Japan, D_Drive!」
 
イケイケ~!

40_2Seiji

50vYuki

60vToshi

70vChiiko

80v黒づくめの衣装に身を包んだ4人のパフォーマンスは「Attraction 4D」で滑り出した!90_4d今年で8年目となるこのイベント。
(多分)初の日本人による演奏。
感動的ではあるまいか!105会場が大きかろうが、小さかろうが、外人だろうが、日本人だろうが、いつもと変わらぬ安定した演奏を繰り広げる4人。

110v_2

120_2

0r4a0985

130_2客席の皆さんは口アングリ。
こんなの今まで見たことなかったんでしょうな~。
みなさ~ん、これがD_Driveの「Driving Rock」ですよ~!

135_22曲目もSeijiさんからスタート。
JVMの美しいクリーン・トーンだ。

0r4a0958 Yukiちゃん作の「Unkind Rain」。
この曲はタネさんの提案でセットリストに組み込まれた。
イベントの性質としてイケイケの若い人たちばかりが集まっているワケではないので、一般の人が普通に聴いていられる曲も演奏するべき…というアドバイスがあり、「そうだ、『Unkind Rain』を演るといい!」ということになったのだ。
実際この曲はイギリスでも評判がヨカッタ。

150v_2Yukiちゃん、入魂の演奏。

160vToshiくんのフレットレス・ベースによるソロも美しく会場に響き渡る。

170vそして後半のドラマチックなパートを劇的に演出したChiikoちゃん。

S41a0666 Marshallのスタッフと相談した結果、今回はMCはまったくなしということにした。
とにかく演奏に集中しようというのがその目的。
そうして矢継ぎ早に演奏した3曲目は「Cassis Orange」。

190_coD_Driveのキラー・チューン。
ドライビング・ロックの魅力を満開させる!

S41a0636

210

220_2

230_2親しみやすいメロディはやっぱりこういう場にふさわしい。

250_2でもポップさに流されないハードな側面もバッチリとアッピールできた。

240_2そして、2人のギター・プレイには、やっぱり皆さんJaw-droppingでしたな。

260_2大喝采!…以上。

270_2お疲れさまでした!
Well done, D_Drive!!
 
この後、私とタネさんはステージに残されたペダル類の撤収で大忙しでございました。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

280_2<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム HOUSE of BLUESにて撮影)

 

2020年2月18日 (火)

NAMM2020レポート vol.6~THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <レッドカーペット編>

 
NAMM2020、2日目。
ナンダカンダでコレが今回のハイライトだったかな~。
ロック界に貢献した女性を称える賞、『SHE ROCKS AWARDS』の授賞式。
以前よりMarshall Blogで騒いでいた通り、とうとうD_Driveがそのイベントのオープニング・アクトとしてステージに上がったのだ。10しっかしね~、今は何でもビデオじゃん?
イベントが終わると、もうすぐにYouTubeに動画が上がっちゃう。
ナント便利な世の中になったことよ…と思う反面、なんてロマンのない世の中になったことかと思うことも少なくない。
こちとらブログだ。
「写真と文章」で勝負してるでしょ?
インパクトとしては、やっぱりどうしても「音と動画」のビデオにはかなわん。
負け惜しみもチョットあるけど、でも、このビデオって「両刃の剣」という側面も否めないのではなかろうか?
理由のひとつは、ライブ・ビデオの場合、どうしても全編を伝えることはできないでしょう?
もちろん皆さん、一番いいところをピックアップしてお見せすることが多いんだろうけど、取り敢えず公開された部分が全てになってしまうじゃん?
他にもいいところがあったかもしれないし、他の部分に興味を示す人も多いかも知れない。
「動画撮影はご遠慮ください」としているライブが多いことは知っているが、ヘタに不本意なモノがアップされて広まってしまったら、その動画がミュージシャンの命取りにならないとも限らない。
最早、「人のビデオに戸は立てられない」からね。
そして、なまじっかインパクトが強いだけに、ビデオで観た部分しか人の記憶に残らないんだよね。
子供のビデオなんかがいい例で、子供が小さい時の記憶って、ビデオで見ているシーンそのままなんだよね。
本当はそのビデオの前後が一番楽しかったのかも知れないのに、ビデオ以外の部分だけが残って、他の部分は片っ端から忘れちゃう。
その点、写真は点で記録せざるを得ず、結果ビデオに比べて情報量が圧倒的に少ないので、その点と点の間のことも記憶に残りやすい。
そこに写真を適切に説明する魅力的な文章があれば言うことない。
簡単にスキップすることもできて時間の節約にも有利だし、長い期間を記録に残すことができるのも写真の特長のひとつだろう。
でも、最終的に一番重要な情報媒体は「文章」だろう。
しかも、日本はイギリスと並ぶ世界一の文学大国だからね。我々には文章を愛するDNAがあるのだ。
そして、本当に優秀な文章は写真にもビデオにも勝るのだ。
 
さて、この『SHE ROCKS AWARDS』も前日のThe House of Machinesでの『SHOWCASE LIVE』も既に動画が上がっちゃってるんだよね~。
なので、Marshall Blogはそうした動画では絶対に見れないシーンをタップリお届けしようかと思ってる。
「見たか、ビデオ!ココまで見せることはアンタにはできまい!」っていう感じね。
さっそく…こっちは会場に向かうところからやるよ!
 
この日、午前中に2回目のデモンストレーションを済ませたD_Driveは、午後になって『SHE ROCKS AWARDS 2020』の会場のHOUSE of BLUESに向かった。
歩いて…。
私はこのホールは初めてだったんだけど、地図で見るとNAMMの会場の前の大通りから1.5ブロック。
この辺りの1ブロックのサイズがやたらとデカいことはもちろん知っていたけど、(過去にコレでヒドイ目に遭ったことがあった。トイレ関係ね)タクシーやらUberを使うほどの距離でもないので歩いて向かった。
結果、D_Driveの皆さんには悪いコトをしたよ。
手ブラで歩く分には何でもない距離なんだけど、ギターやベース、エフェクターに着替えでしょ?
私も重いカメラを背中にしょって…。
コレはシンドかった!
20同行してくれたMarshall RecordsのタネさんもYukiちゃんのギターを運んだりして手伝ってくれたんだけど、着く頃にはみんなをヘロヘロになってしまった。

30コレがHOUSE of BLUESの外観。
なんかボウリング場に来た感じ。

40『Anaheim Garden Walk』という複合施設の中の一角だ。

50入り口の階段を上がった右がHOUSE of BLUES。

60『SHE ROCKS AWARDS』は「Celebrating Women in Music」なのだ!
一応またやっておきますが、「award」は「アワード」ではなくて「アウォード」ですから。
70入り口でパスを交付してもらう。
スタッフは全員女性。
初めての方々だったのであろうか、手順が結構バタバタになっていたけど、感じのいいことこの上なし。

80裏面はスポンサーのロゴがゾロリ。
Marshall、いいポジションだ!
デカくて目立つし。

90コレはプログラム。

100ココにも錚々たるスポンサー・ブランドがゾロリ!

110vMarshallの広告ページ。
リジー・ヘイル曰く「Marshallは私にとってロックンロールのアルファとオメガなの」。
「alpha and omega」というのは「最初から最後まで」という意味。
つまり、リジーのロックンロールはMarshallで出来ているということだ。120その対抗ページには、おお!我らがD_Drive。
「開いた口がふさがらないギターと火の玉リズム・セクションによるユニークなサウンドが織りなすハイ・エナジーのインスト・ロックバンドが日本の4人組D_Driveだ。ギターはSeijiとYuki、べースはToshi。そしてドラムスはChiiko。日本では数枚のアルバムをインディーズでリリース。Marshall Recordsと契約後、世界デビューアルバムである『Maximum Impact』を発表した」
ん~、ちょっと照れ臭い。
というのはD_Driveの音楽を説明しているところには、私が一番最初に書いたD_Driveの英文のプロフィールがほぼそのまま使われているのよ。いいのかね、ワタシなんかの英語で…。
上野で撮った写真も実に思い出深いのだ。

130楽屋エリアのようす。
壁にかかっているのはナニ?スケート・ボード?
写真の下に見えるこの日のホットミールのメインは、グリルド・チキンと、珍しく鮭だった。
あんなところにレスポールが飾ってあるけど、特に珍しいものではなかったようだ。

135我々の楽屋。
ラスベガスで活躍しているNATALの女性ドラマー、misaiちゃん(現在来日中)から教わったんだけど、楽屋のことをホントに「Green Room」って言うのね。
イギリスでは聞かなかった。
フツーに「Dressing Room」と呼んでいたよ。
コレ、気になって調べてみると、本来「green room」というのは楽屋や控室のことではなくて、楽屋とステージの間のスペースを意味していた。
ホット・ミールなんかがセットされている廊下みたいなスペースね。
出演者たちの目を休めるためにこのスペースがかつては緑色だったことが多いからこの名が付いたとされているようだ。
それがいつしかゴッチャになって今では「楽屋」を意味するようになったとか。
 
この楽屋のトイレのカギの調子が悪くて、D_Driveのメンバーにスゴイ事件が起こったんだけど、マァ、ココに書くのは遠慮しておこうか。
こういう事件こそはビデオに撮っておいて欲しかったな…。

140イベントに参加したアーティストのサイン入りギター。

150vスージー・クアトロやベースのTALちゃんのサインはわかりやすいな。
D_Driveのサインはどれだ?160店内を見て回ってみる。

170何しろデカい店だ。
200_2こんな壁画が飾ってある。

180鬼太郎の「妖怪ポスト」でしょう、コレ?
手紙を入れるとどこかで鬼太郎のゲタの音がするヤツ。

185ロビーの壁一面にもスケートボードがズラリ。

190トイレの中にレミーがいた。
先日Marshallの人から聞いた話。
Motorheadが出演したどこかのコンサート会場での話。
その会場は完全に禁煙で、それを無視して施設内でタバコを吸おうものなら1,000ポンド(もっとだったかもしれない)の罰金が科せられるという厳しい取り締まり体制が敷かれていた。
そして、スタッフがレミーの楽屋に行って飛び上がった。
そこでレミーは悠然と紫煙をくゆらせていたのだ。
それを見たスタッフはビックリ仰天して「レミー!ダメだよ、ココでタバコを吸っちゃ!1,000ポンドの罰金を払わされるよ!」
それを聞いたレミー、全く動じず、そしてタバコを吸い続けながら平然とこう言った「ああ~?1,000ポンドォ?高ェタバコだナァ」
スゴい、スケールが違う。
215vまさに『浦安鉄筋家族』の大沢木大鉄である。

Daitetu 店内にはこんな立派なショップも併設されている。

220オリジナルTシャツ他のグッズが所せましと展示されていた。230ステージではリハ―サルが進行中。
女性のためのアウォードとだけあって、受付同様ステージ回りのスタッフもほとんどが女性。
D_Driveが挨拶すると、「ビデオ見たわよ~!」とか「カッコよかったわよ!」なんて気さくに声をかけてくれる人が何人もいた。
でもね、リハーサルは結構大変だった。
というのは、バンド機材を丸抱えで転換するのはオープニング・アクトのD_Driveだけなワケ。
まずは必要な機材が昨日のHouse of the Machinesから運ばれて来ているのを確認しておいて、指示と同時にソデからMarshall、NATAL、EDENを舞台に押し込んだ…のはいいんだけど、バミリがゼンゼン考慮されていなくて、ヘタをするとSeijiさんのポジションが司会者のプロンプターの後になったりしちゃう。
「どうしたらいんだろう?」という局面もあったが、コチラが「こうして欲しい」と言うと「イエッ!」と答えて打てば響くような対応をしてくれる。
で、フト気が付いたらアンプのケーブル類が一切見当たらない!
結構ビビった。
走り回って探したところ、ステージソデの棚にそのケーブル一切合財を入れた大きなバッグがしまってあるのを発見!…事なきを得た。
見たか、ビデオ。
こんなことまでレポートできまい?250D_Driveリハーサル中。
最初は例によって「Too loud」の指示が出たけど、今回は音量については比較的フリーだった。
モニター卓も女性のスタッフが担当していて(美人)、適切な対応でバッチリ中音をコントロールしてくれた。

260さぁて、リハも無事に終わって、日も暮れて来て…開演時間が迫って来た。

270楽屋で待機していたD_Driveにお声がかかった。
長い長い廊下を歩いて指示されたポイントに向かう。
「シゲ、コレって『Spinal Tap』みたいじゃんよ!」とタネさん。490タネさんが言っているのはもちろんコレね。
クリーブランドのコンサート会場で迷ってしまい、出番の時間になってもバンドが舞台にたどり着くことができないシーン。

11_st4「ハッロ~、クリーブランド!」と大声を上げながら陽気にD_Driveをエスコートしたタネさんであった。

10v目的地はココ。
お店の入り口。

280D_Driveが姿を現すと早速サインを求めるファンの方々が!290ワザワザピックガードを持って来てる人もいるわ。

3054人ともバッチリとサインをカマしたった。

300さて、コレはナニかというと「レッドカーペット」と呼ばれる記者会見。

285色んなメディアの人が来て写真を撮ったり、インタビューをしたり。

330コレ、事前に段取りをナ~ンにも聞かされてなかった。
ただ「レッドカーペットがあるよ」ということぐらい。

340でも、4人は堂々とした面持ちで対応していた。
380Toshiくんの隣にいる女性スタッフが手にしている紙には「D_Drive」って書いてある。
このままズリズリと左の方向に移動して行くワケ。
例えオープニング・アクトでも完全に対等な扱い。

350「コッチ向いて下さ~い」
アッチを向いたり、コッチを見たりで結構忙しい。

360後から「ディ~ドゥラ~イヴ!」という声が聞こえて来た。
その声の方面を見ると、ジョンやゲイリーたちMarshallの面々のご到着!

370現地在住の日本人女性のメディアの方もいらっしゃった。

390インタビューに答えるYukiちゃん。

400…ったく、最後の方の男性のインタビュアー、少しは遠慮すればいいのにオッソロシク速い英語でマイッタ!

410D_Driveの4人には初めてのレッドカーペットをお楽しみ頂けたようだ。

420最後はスポンサーのひとつである「HIPPEAS」というお菓子を手にパチリ。
「HIPPEAS」なんていい名前だね。
もちろん「Hippies(ヒッピーズ)」のシャレ。

430「Organic Chickpeas Puffs」というスナック菓子。
「Chickpea」というのは「ひよこ豆」のこと。
HippeasコレはHIPPEASの広告。
ハハハ!「Give Peas a Chance」だって!ウマいね。
ジョン・レノンだね。
他の広告には「Vegan」、「Certified Gulten-Free」と謳ってあった。
ひと袋頂いて食べてみたけど、「Puff」というのは日本で言うところの「カール」みたいなヤツ。
でも、決定的に違うのは「Organic」とあるように、成分をチェックしてところ、やっぱり「調味料(アミノ酸等)」が使われていなかった…ということで安心して頂きました。

Hp2お客さんがゾクゾクと会場に入って来た。
さぁ、『SHE ROCKS AWARD 2020』もうすぐ始まるよ~。

440<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム HOUSE of BLUESにて撮影)

2020年2月14日 (金)

NAMM2020レポート vol.5~NATALとD_Driveデモンストレーションの2回目

NAMM2020の2日目。

10今日のレポートはまず1階から。

15メインの展示場となる1階ホールの入り口。
今回のセキュリティは建物の外でIDを見せて、手荷物検査を受けるシステムだったが、以前はこの入り口でIDを厳しくチェックしていたこともあった。
とりわけ2001年9月の「同時多発テロ」の翌年はセキュリティが死ぬほど厳しかったっけ…。
昔は携行するIDとしてパスポートのコピーもOKだったが、今はもうホンモノでないとNGになった。
パスポートの現物を持って歩くのはイヤだよね~。ホント、イヤ。201階の打楽器コーナーにNATALのブースがある。
ドラムス、シンバル、パーカッションの展示が集中するこのエリアは、かつては工事現場にも似た阿鼻叫喚の雑音地獄だったが、最近はそうでもなくなった。
それでも耳栓をしたけどね。

30NATALのブースでまず目に飛び込んでくるのはこのツーバスのキット。

40どこかで見たことがある感じでしょう?
そう、Marshall仕様なの。

50フロント・ヘッドはソルト&ペッパーのフレット・クロスにプレキシの「NATAL」のロゴ・プレート。

60ゴールドとブラックのコーディネーションはMarshallカラーそのもの。

70

80プレイヤー側からの眺めはこんな感じ。

90

100ま、実際にこんなセッティングはないだろうけど。110色だけでブランドのイメージを表現できるなんて実にありがたいことだ。
これもMarshall(もうすぐ)60年の歴史の賜物!

120他にもドラム・キットを展示。
 
イメージ・キャラクターのひとりジェイミー・モリソン。
Stereophonicsが渋谷のO-EASTに出演した時にジェイミーに会ったけど、すごく感じの良い若者だった。

140v展示のキットは7プライ、チューリップ・ウッドの人気のシリーズ、Cafe Racer。

130NATALのラメのフィニッシュは大変美しゅうございますからね…こんなスローンもありでしょう。

150Ray HearneはHakenというバンドのドラマー。
「Haken」って「ハケン」?それとも「ヘイケン」?
まさか「派遣」の「Haken」じゃないだろうな~?
2007年に結成したロンドンのプログレ・メタルのバンド。
気になったので調べてみると、なかなかにカッコよかった。
来日したら喜んでサポートさせて頂きますよ~。

160上位機種の「Originals」のキット。

170ショーン・ムーアはManic Street Preachersのドラマー。
去年の来日公演は私が用意したNATALをプレイしてもらった。

180vコレはお求めやすい価格帯のシリーズ、ARCADIA(アルカディア)。
そして、よく売れているというNATALのカホン。

190スネアいろいろ。
真ん中の茶色いのはチューリップ・ウッドのスネア。
その隣はARCADIAのメタルの14"x8"スネア。

200ビギナー向けモデルDNAのキットと…210スネア・ドラム。

215NATALブースを守るためにイギリスからやってきたゲイリー(左)とジョージ(右)。

2201階をひと通り見て回った後、2階のベース・キャンプに戻る。

230Marshallが支給してくれた名前入りの水筒。
ペットボトルのまま水を飲んでいるのはみっともないということね。
Ryan、Stephen、Joel、Thomas、Philippaと来て…Shigeだよ、シゲ。
カッコ悪ぃナ~。
コレ、今気がついたんだけど、Steveの水筒が「Stephen」だし、Tomのヤツが「Thomas」になってるじゃんね。
すると私のはShigeじゃなくて「Shigeyuki」になってもいいハズなんだよけどな…ま、ワケもわからずに長いだけの日本人の名前なんかどうでもいいか…。
ってんで「譲二」さんとか、「健」さんなんてお名前がうらやましかったりする時がありますな。

240さて、ブースのステージはというと、2回目のD_Driveのデモンストレーション。

250Seiji

260vYuki

270vToshi280vChiiko290v今日もノリノリ!

300…というのは、やたらとお客さんが多いのよ!
正直、完全に想像以上。
ま、私が言うのもナンだけど、ブースがにぎわうのはせいぜい土曜日ぐらいかと思っていたのです。
コレ…開催2日目、金曜日の朝っぱらだよ!

0r4a0707以前の回に書いた通り、Marshallのブースは2階にあって、下の大ホールでのデモと違って、通りがかりの人が寄っていく…ということが起こりにくい。
2階までワザワザ上がって来てくれるのはMarshallの展示かデモ演奏を目当てにしているお客さんが多いことは間違いない。
もちろんMarshallを見に来て偶然D_Driveのデモに出くわすというケースが少なくないことはあろうが、熱心にD_Driveの演奏に見入るお客さんの姿を見ていると、どうもそうでもないようなのだ。
つまりD_Driveの演奏を目当てに来てくれているということ。
♪な~んでか………知ってる?、「なんでかフラメンコ」の堺すすむ。

90もちろんインターネットを通じて、D_Driveのアメリカでの認知度がある程度確立されていることがある。
もうひとつはコレだったのではなかろうか?
NAMMに関する速報がテンコ盛りに掲載されている『UpBeat』という会期中に日刊で発行されるフリーペーパー。
近隣のホテルの部屋には毎朝コレが差し込まれる。0r4a0009_2その中の1ページ。
Marshallのブースの宣伝。

0r4a0010_2_2その右下に毎日Press to MECOとD_Driveのデモンストレーションの情報が掲載されたのだ。
コレを見て来た人も多かったんじゃないかと思う。
だって、ナンの情報もなしに時間通りに2階のMarshallのブースに大挙してお客さんが押しかけて来るなんてあり得ないもん。
3、4日目にはリピーターさんも結構いたしね。
D_Driveがどうしょうかいされているかと言うと…
「『ドライビング・ロック』いう独自のスタイルを持つ日本のインスト・バンドがD_Drive。ハードロックとメタルをミックスした複雑なメロディによって生まれるスリリングなパフォーマンスは見逃せません」
コレ、誰が書いたのかな?私ではないけど、よくわかってらっしゃる!
で、見逃したくないお客さんがドドっと集まって来たというワケなの。

0r4a0014_2 今日の1曲目はYukiちゃん作の「GEKIRIN-逆鱗-」。310v朝っぱらからMarshallのブースにはおおよそカリフォルニアらしくないヘヴィなサウンドが鳴り響く!
コレでいいのだ!

320続いては「Russian Roulette」。
またヘヴィ・チューン。
そう、2人のギターを見ればわかるように、この回はドロップDチューニングのナンバーを並べて演奏したのだ。
330_rrいつもならショウの後半の激しいパートで演奏する曲ばかり。

340リズム隊の2人も遠慮なくヘヴィに演じてくれた…まだ朝の10:40なんだけどね。350でもココでガラリと雰囲気を変える。10:46ぐらいかな?
Seijiさんのギターでスタートしたのは…

360vD_Driveのポップ・チューン「Gradation」。
皆さん「ホホウ…こんな曲も演っているのか~」と思ったのかどうかは知らない。
とにかく『Maximum Impact』を聴いて欲しい。
この曲が入っているから!
370_gdコレがD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』。

MiYukiちゃんとのツイン・ギターで奏でる美しいメロディはカリフォルニアっぽいではないか!
「カリフォルニアっぽい」といえば、こんなこともやったっけな~⇒マーブロ聖林に行く

390奇抜なエンディングもバッチリキマった。
このパートこそみんな聴いててどう思ったかな?

380vオラオラオラオラ~!
景気よく「1,000,000 hp」でも行ってみるか~!
今、まだ朝の10:50。

4102人のアクロバチックなギターの掛け合いにみんなビックリ。

420こんなにお客さんが入ってるんだからと、Seijiさんに「ミリ音頭をやったら?」と合図を出したんだけど、「イヤ」だって。

0r4a0793暴れまくるToshiくん。

430v「Crazy Bassist」の名に恥じないハジケっぷり!440今回、Chiikoちゃんのドラミングへの評価は生半可じゃなかった。

450また別の機会に書くつもりだけど、どこで演っても聴衆の度肝を抜いたよ。460最後もヘヴィに「Screw Driver」。

470_sdこのデモンストレーションも盛大にウケまくった!
お昼を挟んで、この日は現場を変えてもうひと仕事!
Work hard D_Drive!480v_2

490v

500v

510vD_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

530_2<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム・コンベンション・センターNAMM会場にて撮影)

2020年2月12日 (水)

NAMM2020レポート vol.4~Marshall Records Special Showcase <後編>

 
前回からお届けしているMarshall RecordsのSHOWCASEライブのレポート。

Scl 会場となったイースト・ロサンゼルスのTHE HOUSE OF MACHINESの店内の様子を紹介しておきましょう。10_2ステージが組み上げられる前の店内の様子。
30_2ステージ側から見た店内。
結構広い。20_2天井からは無数のバイク・ヘルメットが吊るされている。40_2お店のロゴサイン。
「THOM」はもちろん「THE HOUSE OF MACHINES」の頭文字。50_2ドカンと掲げられた「DON'T BE A DICK」のサイン。
「Dick」なんて言葉が使われているので変な意味かと思うけど、コレで「イヤなヤツになるなよ」という意味。70_2「マシンの家」というぐらいなので、もちろんバイクも展示されている。
展示というよりガレージかな?

80_2ステージの背後がそのガレージになっている。

100…という感じのお店。

90_2今日のレポートはD_Driveの次にステージに上がったPress to MECOの出番。

110_2外はスッカリ暗くなっていい感じ。

115またタネさんがマイクを握ってPress to MECOを紹介した。 

120vPress to MECOを観るのは昨年6月の『Marshall Live』以来。

130_2Luke Caley

140vAdam Roffey

150vLewis Williams

160v_2オープニングは「Familiar Ground」。170まずはルイスのリード・ボーカルズから。
このバンドは3人とも歌うことができるからね。
ルイスは歌だけじゃなくてシャープなドラミングも素晴らしいの。
S41a0350ルイスにピッタリと寄り添うルークのコーラス。

210vそしてヘヴィなアダムのベース。
もちろん他の曲ではリード・ボーカルズを聴かせてくれた。

200vそんな3人だけあって、とにかく分厚くて美しいコーラス・ワークが素晴らしい。
もうね、CDを聴いているみたいに3人とも音程が完璧なの。
英米と日本のロックの決定的違いのひとつはコーラス・パートだよね。
まさに音楽的ルーツの違いを感じるポイントのひとつだ。
この「音楽的ルーツの違い」ね…コレについては別のPress to MECOのレポートの時にまた書かせて頂く。
0r4a0606ステージはMarshall Recordsからリリースされたアルバム『Here's to the Fatigue』からのレパートリーを中心に進行する。

Htf外からは丸見え!

215_2骨太なシャッフル「Here's to the Fatigue」。
私が知る限り、こういうサウンドは日本の若いバンドさんからは絶対に出て来ない。240_2ルークの耳に目をやると栓をしてるでしょ?
本人に理由を確かめたところ、コレ、うるさいからではなくて自分の声をモニターしやすくしているんだって。
方式は違えど目的は鶴田浩二の手と同じだね。
ああ、私はなんて古いヤツなんだろう。
でも新しいモノはあんまり欲しがらない。

230_3「If All Your Parts Don't Make a Whole」もコーラスが最高。

0r4a0569 イヤイヤ、この曲、すごくいいナァ。
時折出て来る5/4拍子でハッとさせられ、サビのサブ・ドミナントマイナーでホロっとさせられる。
アレンジもすごく凝っていてMECOの魅力がテンコ盛りだ。250他にもアルバムから「A Quick Fix」や「White Knuckling」をプレイ。260_2とにもかくにも演奏がウマい。
サウンド自体は今の若いバンドのそれに相違ないが、やっぱり「イギリスのチーム」だけあって、かぐわしきブリティッシュ・ロックの香りが感じられ、日本の若いバンドとは根っこが全く違うことを感じさせられる。

S41a0366

280v_2  290vPress to MECOの詳しい情報はコチラ⇒Press to MECO Official Site220締めもタネさん!

300v「ショウケース」の主旨通り、2バンドともそれぞれの音楽の魅力を十分にアッピールしたライブとなった。290_2帰りは大型バスでみんなでアナハイムへ。
後にジョンが写ってる。
あの人たち、こういう帰りのバスの中って必ず歌合戦になるんだよ。
アレ、ナンなんだろうな。
次から次へと曲をかけて、それに合わせてみんなで歌う。
イッパイ引っ掛けて気分良くなって「歌でも歌うか!」ってなところなんだろう。
そういう気分に洋の東西の違いは関係ないようだ。
でもイギリス人と一緒にいると『時計じかけのオレンジ』の冒頭のシーンを思い出さなくもないが…(ソロソロShige Blogで『キューブリック特集』やります!)。
当然、全編英語だからほとんど加わることができない…どころか、知らない曲ばっかりなの。
でもみんな楽しそうに歌っている。
こういうところでも日本と西欧諸国の間で「音楽」の存在缶や価値観が大きく異なることを実感するね。
 
ちなみにコレはUberではなくてチャンとしたバス。
数日前の新聞に出ていたけど、Uberって7四半期連続で赤字なんだってね。
今回のレポートの最初で「アメリカではUberが大活躍」なんて書いたけど、実情は厳しいらしい。
そこへもって来て今「個人事業主扱い」となっている運転手を近い将来「従業員」扱いにしなければならず、そうなると社会保障費の負担がそのまま会社の財政を圧迫して会社はますます苦境に立たされることになるのだとか。
タクシー業界とか例のシャトルバスだとかの業界がロビイストを使って政治家を動かし、逆襲したのかな?…なんて思っちゃうね。
こんなところでも従来型の事業形態とIT革命後の事業形態の摩擦が見て取れますな。

320_2<つづく>  

200_3

(一部敬称略 2020年1月17日 ロサンゼルス The House of Machinesにて撮影)

2020年2月10日 (月)

NAMM2020レポート vol.3~Marshall Records Special Showcase <前編>

  
NAMM初日の午前中のブースでのデモンストレーションがうまくいって胸をなでおろしていると、すぐにお出かけの時間になった。
NAMMの会場があるアナハイムからイースト・ロサンゼルスへ向かうのだ。
用向きはコレ。
レーベル・メイトのPress to MECOとのダブル・ヘッドライナーでMarshall Recordsのショウケース・ライブに出演するという寸法。
ロンドンでも演ったいわゆる「顔見世興行」。

11_11_records_showcase_combined_pagアナハイムから40分ぐらいかけてやって来たのはこんなところ。

10お世辞にも「品が良い」とは言い難い雰囲気じゃない?

20そこら中にこうした壁画が描かれている。

60すぐ近くにワーナー・ブラザーズの施設がある。
今は他の会社に吸収合併されちゃったけど、昔、ワーナー系の音楽出版社とはよく一緒に仕事をしたものでしてね。
その時の先方の担当者の女生徒とはいまだに時々連絡を取り合っている。

50こういうのキックボードって言うんだっけ?
コレに乗っている人をこの辺りでよく見かけると思ったら、「貸しキックボード」なんてのがあるんだね。
ロンドンなら「ボリス・バイク」か。70夜の部の現場はココ。

40「The House of Machines」というライブ・レストラン。

30

80ホラ、入り口にこの日のライブ告知がしてある。
D_Driveの写真は上海のホテルの入り口で私が撮ったモノ。

90店内に飾ってあったロサンゼルスの地図。
赤い部分が今我々がいるところ。
どうやらハリウッドあたりからは大分東にいるようだ。
東京でいうと葛西ぐらいのイメージか?
チガウカ?ロサンゼルスはアホみたいに広いでネェ…と言っても広さは東京23区の2倍程度なんだって。
ゼンゼンたいしたことないのに、実際に行ってみるとエラク広く感じるな。

100vお店のお兄さんに「今晩出演するバンドです。機材を搬入してもいいですか?」と尋ねると、すごく親切に対応してくれて、このホールに案内してくれた。
左に見える大きな木の扉は必ず閉めておいてください…と言う。
隣の事務所にいる大きな犬が入って来ちゃうんだって。
自分たちの機材を搬入してひと休みしているD_Drive。

110予め舞台にセットされていたのが、ナゼかSTUDIOシリーズとOriginのコンボ。

11_img_2518何でだろう?
このレストランの所有物なのかな?
さすがSTUDIOシリーズ。
アメリカでもスゲエ人気なんだな、きっと。

Img_2517 我々の機材はコッチ。
1202日後に『She Rocks Award』で使う機材が届いていた。

130NATALもバッチリ。
で、テッキリこのホールで演奏するのかと思っていたら大間違い。

140時間になるとステージ屋(っていうのかな?)がやって来て、表のレストランに簡易ステージを作ってPAをセットしてくれた。
今晩のステージはコチラ。

150Seijiさんが使用するJVM410Hと1960BV。

160vコチラはYukiちゃんのJVM410Hと1960A。

170vToshiくんのEDEN一式。
Toshiくん、このセットに大感激。
何でも初めてEDENを所有した時のヘッドと同じ機種だったとか。

180vNATALはメイプル・オリジナルズ。

190順調にリハ終了。
この日、PAを担当してくれたお兄さんがまたスゴクいい人だった…名前は忘れちゃったけど。
ロスにやって来て演奏する日本のバンドの音響を何度も担当したことがあるって言ってた。
その彼、D_Driveの演奏にブったまげていたよ。200_2開演まではリラックス・タイム。
日本に来た時のアレックスの写真て談笑するメンバー。

215この毛むくじゃらとその隣の人…現地のD_Driveファンで、わざわざイラストを描いて持って来てくれたの。
うれしいね~。
この人たち、本番中にモッシュしてた。
Seijiさん曰く、後にも先にもD_Driveの音楽でモッシュしてる人を初めて見たとか。
220_2 そして定刻になってショウがスタートした!

210冒頭、ステージでマイクを握ったのはMarshall Recordsの親分、スティーブ・タネット。
我々は親しみを込めて気安く「Tane-san、Tane-san」なんて呼んでるけど、タネさん、こう見えても70年代中盤のロンドン・パンク・ムーブメントの時流に乗って、Menaceというバンドでギターを弾いてブイブイいわせてた。
MenaceはWardour StreetのMarqueeに出演していたんよ。
 
ロンドンのMarqueeについてはコチラをどうぞ。
   ↓    ↓    ↓
①【イギリス-ロック名所めぐり】vol.19~Marquee物語 <前編>
②【イギリス-ロック名所めぐり】vol.20~Marquee物語 <後編>

230「フロム・オッサ~カ~、ジャッパ~ン……ディ~ドゥライヴ!!!!!!!」240ド迫力のタネさんの紹介に続いてのオープナーは「M16」。260よかよか、この曲のD_Driveならではの「和風メロディ」がまさに「ショウケース」に持って来いだ。

270v弾き慣れた曲で滑り出しは好調!

280vSeijiさんとYukiちゃんが掛け合いで表現する「銃撃戦」のシーン。
外はいつ銃撃戦が起こっても不思議はなさそうな物騒っぽいエリアでの演奏だけに迫力も増すゼ。290「物騒」といえば…ココからそう遠くない南カリフォルニア大学の向かいに「Shrine Auditorium(シュライン・オーディトリアム)」というキャパ6,300人の大ホールがある。
1926年に再建され、かつてはアカデミー賞やグラミー賞の授賞式に使われていた由緒正しい施設。
ハイハイ、ボケてないですよ~。
以前にも書いたことは覚えています。
せっかく近くまで来たのでまた書いておこうと思ってサ。
エキゾチックなルックスなので「Shrine(神社)」というのかと思っていたら、コレ、フリーメイソンの内部の組織の名前なんだってね。
Shrine 内装も荘厳でそれはそれは素晴らしい。
というのは、20年近く前、NAMMの時に一度入ったことがあったの。
そりゃカリフォルニアの冬はとても温暖だけれど、会場内はギンギンに冷房をきかせてあって、とても居られる状態ではなかった。
出し物もマイケル・マクドナルドで私の好みからかなり遠くかけ離れていたので、暖を取りに会場の外へ出た。
周囲は特に賑やかなワケでも、閑散としているワケでもなく、ま、黒人が多いかな?程度で何の気なしにブラブラと歩いてシュラインに戻った。
後で聞いて青くなった。
その辺りは黒人の大暴動があって、数年経った当時でも「夜間のひとり歩きは危険」と言われているエリアだったのだ。
今はどうか知らないけどね。
一応、私、海外では「君子、絶対に危うきに近寄らず」を標榜しているもんですから。Inside 脱線ついでに…。
このシュラインでライブ録音されたアルバムをご紹介。
まずはテナー・サックスのスタン・ゲッツの『Shtan Gets at the Shrine』。
ゲッツも若い頃は滅多に聴かなかったけど、今はよく聴くようになった。

Getsz ロック・リスナーにはコレ。
みんな大好きGenesisの1974年の超名盤『The Lamb Lies Down on Broadway』ではなくて…

Lambコレ。
1998年にリリースされた未発表音源を集めた4枚組のボックスセット『Genesis Archive 1967-75』。
このセットに1975年1月の『The Lamb Lies Down on Broadway』を全曲完全再現したライブ音源が収録されている。
うれしいなったら、うれしいな!
そして、この音源を録音したのがこの「シュライン・オーディトリアム」なのよ。
どうだ!驚いたか?
驚かないか…こんなことで喜んでるのはいつだって私だけなのね?Arc_2 ウン、マーブロらしいいい脱線だった。
 
銃撃戦に勝利したかのような自信に満ちたSeijiさんの表情!
実は旅の疲れが出てさっきまであんまり調子がよくなかった。
ところがひとたびネックを握ればこの通り!
どんだけギターが好きなのよ?
でもね、D_Drieの良いところのひとつは、これだけのギター・バカ…失敬!マーブロで使う「ギター・バカ」という表現はギタリストに対する畏敬の念を込めたホメ言葉です…がやっているバンドの割には「ギター・ギター」していないところなんだよね。
「ああ、またギター・ソロか…」というところがひとつもない。
そういうところが海外の人に認められた要因のひとつだと思う。
だってコレだけ「速弾き」が氾濫し、成熟した今、これ以上シュレッダーは必要ないでしょう。
肝心なのはシュレッディングの技術を使って、いかに自分だけしかできない独創的な音楽を作るということでしょう。
295v続けてD_Driveの最古のレパートリーのひとつ「Cassis Orange」。300これまた演りなれた曲だけあって、演奏は「立て板に水」の如し。

310_2ギター・チームの完璧なコンビネーションに初めて見る人はジョウ・ドロッピング!

320「We are D_Drive from Japan!」
Yukiちゃんの英語のMCも板についてきた!

330vそのままYukiちゃんフィーチュアで「Unkind Rain」。340_urToshiくんの哀しみのベース・ソロ。350vこの曲もすごく評判がいいのよ。S41a0241ココで新曲「Livingston's Thumbs Up」。360_ltuギター・チームが奏でる印象的なテーマ。

370v

380vそして、トリッキーなギター・ソリ。
毎回書いてるけどヤッパリ素晴らしい。

390そしてベース・ソロ。
右に写っているのは例のモッシュの人たち。

395目の前で暴れまくる連中を鼓舞する激しいプレイだ!

400軽快なバッキングと…

410ところどころに挟み込まれたピックアップ・ソロがスリリングなChiikoちゃんのドラムス。

415vもちろんジョンは両手の親指を立てていた…に違いない!?
最後は「Attraction 4D」で締めくくった4人。
もうこの曲はMarshallの連中にもおなじみで、Seijiさんがイントロを弾くと「コレコレ~」みたいな感じになるのです。

420_4d

430

440v

450vロサンゼルスでのShowcaseライブ無事終了!

460そして、再びタネさんのMCがあって、D_Driveは大歓声に包まれつつ出番を終えた。
あのPAのお兄さんもヤンヤヤンヤの拍手だった!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE470<後編>につづく
 

200_3

(一部敬称略 2020年1月17日 ロサンゼルス The House of Machinesにて撮影)

2020年1月31日 (金)

NAMM2020レポート vol.2~MarshallブースとD_Driveデモ初日

 

1月17日、いよいよ『NAMM2020』がスタート。202年ぶりのNAMM。
やっぱりこの出で立ちを目の当たりにするとエキサイトするナァ~…なんてことは全くない。
ただただ「仕事!」って感じなのだ。

30入り口の前の様子もいつも通り。

40建物の中に入る。
フト左に目をやるとNAMMの役員の顔写真が並んでいるボードが目に入った。

50コレだ。
ナントはなしに役員の皆さんのお顔をひとつひとつ覗いていくと…

60vオワ~、ダグ!
そうか、ダグ・レディがNAMMの役員になっているのか…。
以前はダグの務めるミルウォーキーの大手音楽出版社Hal Leonardの社長のラリー・モートンが務めていた役をダグが継いだのかな?
ダグはキーボード・プレイヤーでね、来日した時に地下鉄のなかでSteely Danの話になったことがあった。
何の曲だか忘れちゃったけど、みんなで小声で歌っていて、音を伸ばすパートになると、ダグが「シ~シックス~」とコード名で歌ったのがとても愉快だった。
こういうことはいくらでも覚えてるな。
おめでとうダグ!701階ホールの入り口…には行かないで…

802階に上がって来た。
階上は比較的大きなブランドのブースが多く、それぞれが独立した部屋になっている。
だから歩いていて「お!〇〇のブースだ」とタマタマ見つけるよりも、「〇〇のブースが2階にある」と認識してお見えになるお客さんが多い…ハズ。

90そんなエリアにMarshallのブースはある。

120入り口の左側にはイメージ動画のためのスクリーン。
『Marshall Live』の時のD_Driveの姿も会期を通じて盛んに映しだされていた。

140右側はJCM800のスタック。

150中はこんな感じ。

160広さの割には展示アイテムが少ない。

170私だったら少しずつでもいいから総花的にすべてのシリーズを並べちゃうよ。
どんなにギューギューでも押し込んじゃう。

180フィーチュアされていたのは…
昨年のNAMMで発表されたSTUDIOシリーズ。

210一昨年リリースされたORIGINシリーズ。
こんだけ~。
アレは「どんだけ~」か。

220昨年もシャレでベース型やら六角形やらのMarshallを参考展示していけど、今回はコレ。
ORIGINシリーズの変種。

230「J.Scott Studios」の作品。
J.Scott Studioは、Marshallでグラフィックデザインを担当しているJay Scottが運営するデザイン・チーム。
ウーム、ジェイってこんなことしていたのか…知らなかった。
前回Marshallに行って事務所で仕事をしていた時、「Shige, cuppa?」と声をかけて紅茶を入れてくれたのがジェイだった。

240前にも書いたけど、「Cuppa」は「Cup of a tea」の略。
The Kinksの『Muswell Hillbillies』に「Have a Cuppa Tea」という曲がある。
いい曲よ。
サビの歌詞が「♪Have a cuppa tea」と「♪Halleluja Rosie Lea」となっていて、恐らくレイは「tea」と「lea」で韻を踏ませたのだろう。
で、この「rosie lea」。
意味は「バラの草原」なんだけど、調べてみると「Rosie Lea Tea」という紅茶のブランドがあるようで、それがこの曲に出て来る「Rosie Lea」に関係しているのが定かではないが、うれしい。
というのは、この「Rosie Lea」なるブランドを私は知らなくて、ウェブサイトで調べてみたら、コレが実にいい感じ!
私、紅茶とかハーブ・ティーが大好きなのよ。
インターネットでオーダーもできるんだけど、そんな無粋なことはしたくない。
今度イギリスに行く時のお楽しみのためにガマンしておくのだ。

Mhしかし、ジェイすごいな。

250右のグレイのヤツはまた別モノね。

260リアはこんな感じ。
「THE NOT-SO-BLACK BOX」か…。
「それほどブラック・ボックスじゃないよ」、つまり「変なことはしないよ」とMarshall製品のスタンダード・カラーが「黒」であることへのダブル・ミーニングになっているのかな?

270コントロール・パネルもすごくいい!

280_2笑っちゃったのが、ワンオフのこの手作り「OWNERS CARD」。

290「よくやった!『THE NOT-SO-BLACK BOX』を手に入れたね。
コレにゃメッチャ時間がかかったよ。
だからキミには心の底から楽しんでもらいたい。
 
愛をこめて
ジェイ」ってなことが書いてある。

300vコレはクリストファー・ブラウンというアーティストの「Far from Home」という作品。

310作品のキャプションに「暗闇で起こることのパノラマ」とある。

320何やら重苦しい感がしないでもないが、デザインはとてもいい。

330_2もうひとつは「The Journey」というORIGIN。

350作者はエミリー・ボーというアーティスト。

260_2このタグもイラスト。
「Nathan」というのはリーズのミュージシャン、Nathan Syaersのこと。

370このモデルの制作過程をドキュメントした動画がMarshallのウェブサイトにあっているので紹介しておくね。

日本では導入されない予定だが、デザイン・ストアのSTUDIOシリーズのカスタム・オーダーが今夏から始まる情報が開示されていた。

390例えばこんなヤツとか…

400vこんなヤツ。

0r4a0109蛇ガラね。

0r4a0113 アンプ類の展示と言えば他に…
DSLシリーズ…

410CODEシリーズ…

420MGシリーズのそれぞれのハーフ・スタック…以上。

430Tシャツゾロリ。

440「Jim Marshall製品は工場メンテナンス要員に有能な人材を募集しています。人事のウッド夫人にご連絡ください」という人材募集広告をあしらったデザイン。

450こうした商品が出て来るたびに書いてるけど、Marshallも変わったよナ~。

490ほんのちょっと前までは、デザインといえばドクロ、ヘビ、ライオン、鋼鉄あたりが相場だった。

480今やコレもんだからね。
ん~、どこをどう見てもMarshallっぽさを感じさせないな~。

470もちろんLifestyle製品も勢ぞろい。

520バッグやら…

530

540Bluetoothスピーカーやら。

550今年のMarshallのブースはザっとこんなところ。
あ、それともうひとつ…

560_2このデモンストレーション・ステージね。
Marshall、NATAL、写真には写ってないけどEDENで固めてある。

200いよいよD_Driveの出番。

570NAMM初日、朝11:30~12:00。
コレがD_Drive最初のデモンストレーションの予定。
初日、つまり木曜日の午前中だぜ!
しかもロケーションは2階。
そんなんで人が集まるのかよ⁈と心配していたら…バッチリだった!
ギューギューでブースのドアが閉まらないぐらい…と言ったらウソになるが、十分を十分上回る人出!
アタシャ、ホッとしたよ~。
そして、コリャ大丈夫だな…と思った。

0r4a0342 Seiji

580vYuki

590vToshi

600vChiiko

610vD_Driveの竿チームは今から7年前、日本のギター・メーカーのブースでデモをしたことがあったが、バンドでNAMMに出演するのはコレが初めてのこと。
そこで…というワケでもないが、「コレがD_Driveでっせ!あんじょうよろしく頼んまっさ、アメリカはん!」という名刺がわりに、以前演っていた「Hyper Driving High」で初めて「Over R.E.V.」で締めくくる、というセットリストを採用した。知らんけど。

650D_Driveは

そして「M16」。

630真ん中の銃撃戦のシーンでは、お客さんがSeijiさんのYukiちゃんの掛け合いを固唾飲んで見入っていた。
初めてD_Driveを観た人(ほとんど全員だと思うけど)は驚いたと思うよ。
1曲終えた時の大歓声の大きいこと、大きいこと!
その歓声はあたかもアメリカがD_Driveを歓迎しているように聞こえた。

640_2矢継ぎ早に「Cassis Orange」。

660v

700v

670v

680v円熟のキラー・チューン。
親しみやすいメロディに一層大きな歓声が上がった。
うれしいな~。

690MCはなしで「Attraction4D」から…

710「The Last Revenge」へ。

720v

730v

740

750そして、すでに書いた通り「Over R.E.V」で締めくくった。
大歓声!
大成功!
正直、D_Driveの音楽はヨーロッパの方がウケるかと思っていたけど、コリャ、アメリカだな。
ナンカそんな印象を持ったNAMM2020の初日だった。
次回も楽しみだ。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

760<つづく> 

200_3 
(一部敬称略 2020年1月14~20日 アナハイムにて撮影)

 

2020年1月29日 (水)

NAMM2020レポート vol.1~激レアさんがやって来た。

 
2年ぶりにNAMMに行って来た。
しかし、新型コロナには困ったネェ。
日本を発ったのは2週間前のことで、まさかこんな大きな騒ぎになるとは思いもよらなんだ…というより、その時にニュースになっていたかさえも定かではない。
もし、今現在に行くことになっていたらどうだろう?
アメリカだからヘッチャラ?
イヤ、やっぱあんまりいい気はしないよ。
そういえば何年か前のNAMMのこと…。
NAMMから日本に帰った直後に40度近い高熱を出したことがあった。
同じくNAMMに行っていた同業他社の仲良しも全く同じだったと後に聞いた。
すると、Marshallの連中も12人中10人、イギリスに帰って高熱を出して寝込んだというのだ。
こうした災厄は以前にもあったらしく、人はコレを「ナム風邪」と呼んでいると教わった。
私が初めてNAMMに行ってから20年が経つが、後にも先にもナム風邪に罹ったのはその1回限り。
巨大と言えども窓のない設備に、世界中から来た何万人の人が一堂に集うんだから風邪のひとつも流行しても不思議はなかろう。
おかげさまで今回も全く大丈夫だった。10ロサンゼルス空港到着。
今回は機内で全く映画を観なかったナ。興味をそそる作品がナニひとつなかった。
着陸の数時間前から隣に座っていたオーストラリア人のオジさん(と言っても私よりゼンゼン若いが…)と政治や日本の歴史についておしゃべりをしていたらアッという間に着いた。
その人、東南アジアから成田経由で現在住んでいるロスに帰る途中で、日本には来たことがないという。
その私との会話で日本で大変興味を持ったので、今度必ず行ってみる…というのだ。ホンマか?
しかし、政治の話を英語でするのはムズカシイなぁ。自分の語彙の少なさに愕然とする…のでいつも勉強しようと思うのだがなかなかできんね。
下の写真にYukiちゃんが写っているように、D_DriveがMarshallのブースでデモンストレーションをしたり、イベントに出演したりで、今回は怪しい通訳、兼頼りないロードマネージャーとしてバンドに同道した。

20いつもは空港を出た所にいるSUPER SHUTTLE」という乗り合いのワゴンを使うんだけど、今回はD_Driveの楽器もあるのでMarshallのエマがチャーターしてくれた大型ワゴンでアナハイムへ向かった。
それが…

30後で聞いて驚いたんだけど、この「SUPER SHUTTLE」って昨年末で廃業しちゃったんだって!
そう言われてみれば、下の写真の青い車を見かけなかったような気もする。
Uberだって。
Uberが急速に普及して絶滅してしまったそうだ。
タクシーも壊滅状態らしい。
チョット調べてみると、アメリカでは日本の感覚で言うところの「白タク」行為が認められているため、車を持っていてヒマな人はみんなUberに登録して運転手を始めちゃうんだって。
日本は道路運送法で自家用車に第三者を乗せて大火を得ることには国の許可が必要だからね。
今では日本にもUberはあるけど、アメリカの状況とはワケが違う。
でも、先日ある若い女性ギタリストが事務所にMarshallと取りに来ようとしたんだけど、あいにく身体の具合が悪くて車の運転ができない。
そこでスタッフがアレンジしたのがUber。
指定したJVMと1960が詰める大きさの車がやって来て積み込んで行った。
コストにもよるけど便利といえば便利に違いない。
しかし…インターネットが出始めの頃、立花隆先生が「インターネットが世の中のすべてを変える」と予見していらしたが、全くその通りになったな。

40今回も宿泊は定宿のDouble Tree by Hilton。
イギリスのMarshallのそばにあるDouble Treeの関係。
写真は窓から見える景色。
左端にNAMMの会場が見える。

50着いた日は特にナンの予定も入っておらず、夕方、みんなと近くのイタリアン・レストランで会食。

60店内にはソフィア・ローレンのようなイタリアの世界的スターの写真が所狭しと飾ってあった。
印象的だったのは、フランク・シナトラの写真がやたら多かったこと。
シナトラの両親はイタリア系アメリカ人だからね。
また『ゴッドファーザー』観たくなってきたぞ!
下の写真、右端の遠くの方でMarshall Recordsのヘッド、タネさんがしっかりアッピールしながら写り込んでる。

70翌朝の朝食。
どうだ!キタねェだろ~!いろどり画が最悪だろう!
いつも家内から「シゲちゃんの朝ごはんは殺風景ね!」と笑われてしまう。
我ながらヒドイと思うわ。
マーブロでは何度も海外での食事のことを書いてきているけど、本当にツライ。
朝ごはんが一番ツライ。
このホテルは長期滞在者のためにビュッフェのメニューを1品だけ毎日変えているのだそうだ。
でも2日目にはゲンナリ…。

75それと海外に出た時の家内の言いつけ…ヨーグルトを食べるように。
元来あまり好きではないヨーグルト…やっぱりウマくない。
762日目、パスを交付してもらう。
係の人が「アナタ日本人?私、京都生まれなのよ!」なんて言いながら対応してくれた。
この写真、パスを見せたいワケじゃない。
見せたいのは2連のMarshallのランヤード。特製のNAMM用だ。
125np1D_Driveの皆さんはMarshallのブースのステージで明日から始まるデモンストレーションのためのサウンドチェックとリハーサル。

100サササと手早くセットしていつもの演奏。
海を渡ってもお手の物です。

105別の回で詳しくお見せするけど、今回のMarshallのブースはこんな感じ。
今、最終仕上げ段階。

110その傍らでガンガン演っちゃうよ~。

120「タネさん!演るよ!」
タネさんはその新曲を大層気に入っており、新曲を演奏するというので呼んできた。
マンツーマンで聴いてき頂いてメッチャ喜んでた。
そういえば、タネさんこのMONCLERの薄手のダウンジャケットをず~っと着てたな…。
上海のフェイク・マーケットで買ったんだぜ。

130細工は流々仕上げを御覧じろ…ってか?
120Vでゴキゲンの竿チーム。

140この日の夕食はタネさんアレンジで近くの新しく出来たステーキハウスに。
私のフィレ・ステーキ。
レアで焼いてもらった。
コレが美味しかったんだけど、「オレはライオンか?」と思うほど中はマジ卍の生状態。
コレがホントの『激レアさんを連れてきた。』だった!
ものすごく柔らかくて美味しかったけどね。
ちなみに肉が柔らかいことを表現する形容詞は「soft」ではなく「tender」。
私コレ、ジム・マーシャルから教わった。
してみると…ですよ。
エルヴィスの「Love me Tender」って名曲があるでしょ?
アレってどうして「Love me Tenderly」にならないんだろう。
ココは副詞の「tenderly」になるハズ。
コレは「Poetical License」といって、英語は詩の場合、文法よりも言葉のリズムを優先する慣習があって、それに則っているのだそうだ。
ビートルズの「Ticket to Ride」なんかも平気で「She don't care」なんてやってるもんね。
ビートルズの場合は黒人英語に憧れての話なのかもしれないけど。
Zappaにもあるよ、「She don't wanna get drafted, she don't wanna go(彼女は徴兵なんかされたくない)」って。このメロディ、とても「She doesn't」では歌えない。
コレでオモシロいが「If you speak English good, you don't speak it well(英語を'ウマク'話しているなら、アナタは英語を'うまく'話していない)」ってヤツ。
コレ、文法的に正しくは形容詞の「good」ではなくて副詞の「well」にしてやらないと。
イヤミなひと言ですな。
文法は実にオモシロい。

150D_Drive、レーベルメイトのPress to Meco、そしてMarshallで記念撮影!
今日はコレでおしまい。
短いでしょ?
連載の構成上、ココで1回切っておきたかったのです。
160<つづく>
 

200_3_2 
(一部敬称略 2020年1月14~20日 ロサンゼルスにて撮影)

2020年1月22日 (水)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.7 <最終回>

 

11_0r4a0806昨夕、NAMMから戻りました。
ホント、年々時差ボケがシンドくなりますな。
おかげさまでD_Driveの音楽はどこへ行っても大盛況。
正直、こんなにウケるとは思わなかった。
Marshallの連中も驚いたのではないであろか?
…と、いうことで早速NAMMのレポートと行きたいところだけど、ダメよ、ダメダメ!10まだこっちが残っているのです。

20『Music CHINA』も開催4日目、最終日の午後。
いよいよD_Drive最後の「演示(=デモンストレーション)』がスタート!

30でも、今回は様子がいつもと違う。
D_Driveの「♪ハッピーバースディ」の演奏に導かれてステージに登場したのはスティーブ・スミス!
スティーブ・スミスといってもFocusやJourneyやVital Informationのドラマーじゃないよ。
Marshallのインターナショナル・デモンストレーターのSteve Simith。
コレ、正真正銘のサプライス。
ジョンが「シゲ、カクカクシカジカで、D_Driveに『Happy Birthday to You(本当のタイトルは知りません)』を演奏するように頼んでくれ」というので、早速D_Driveのメンバーと打ち合わせ構成をキメて、その通りバッチリ演奏してもらった。
本人はエラくビックリして、うれしいやら恥ずかしいやら…。
私なんかはモノスゴク気持ちが悪いんだよねコレ…実は。
というのは、コレ、何の前触れもなく、全く説明もなく、主役がいきなり舞台に遭って「お誕生日おめでとう!」ってやるワケ。
つまりお客さんはスティーブのことを知らないので、一体今ナニがステージで起こっているのかがわからないワケ。
私だったら「皆さ~ん、いきなりすみません!実は今日はカクカクシカジカで、みんなでスティーブのを祝ってあげてください!」ってやらないと気が済まない。
パーティの時なんかも同じで、ナンノ挨拶もなくナントなく始まって、いきなりスポンっと終わっちゃう。
文化の違いのナント面白いことよ!
おめでとうスティーブ!

11_hbssそして、D_Drive。
バッコンバッコンと今日はChiikoちゃんのドラムスでスタート。

200続くSeijiさんのリフ。

80vYukiちゃんもドロップチューニングのギターに持ち替えて演奏するのは「1,000,000Hp」。
アクロバチックなパフォーマンスがウケるのでは?と私からリクエストさせて頂いた。

90v案の定4人の超絶アンサンブルにお客さんは口をアングリさせていたぜ!
ただし、Seijiさんのアレはなし。

100vPAのジェフも最後のサポートに力が入る!…そうでもなさそうか?

11_0r4a0182 2曲目は「Russian Roulette」。

210前の曲に続いてまたしてもハードな展開に携帯でビデオを撮るお客さんの手に力が入る!…って、ビデオなんか後で見るにしてもせいぜい数秒でしょうに!
最近はコンサートへ行ってもステージを見ないで携帯の画面を見ている人ばっかりだもんね。
そんなのモッタイない!240vさらに「Screw Driver」を重ねて来た!

220最後のデモ・ステージはドロップ・チュー二ングを得て徹頭徹尾ヘヴィにキメたぜ!

230vD_Driveの硬派な面をアッピールする(D_Driveの曲は全部硬派だけど)とてもハードな展開。260vコレが上海での最後の演奏かと思うと寂しいが、ガマン、ガマン。
ナントならば、来年も出演が決定したのだ!
次回は別のもっと大きなステージで演奏する可能性も出て来た。
だって、お客さんが多すぎちゃってココじゃセマすぎちゃうんもんね。

2504日間、お疲れさまでした!
Seiji

40Yuki

50Toshi

60Chiiko

70今回最後のお客さんとの記念撮影。
「ハイ、奶酪!」
チーズは中国で「奶酪(ナイ)」と言うらしい。

270ハイハイ、すぐに撮影コーナーへ!
グエ!すでにモノスゴイ行列!

280ドワ~!

290一体いつからD_Driveはこんな人気者になったの?…と、思わずわが目を疑いたくなるような光景!

300ジョンも傍らで見守ってくれている。

310タネさんも真剣なまなざしだ。
次のアルバムのことでも考えているのかしらん?それとも全英ツアーか?

315みんなうれしそ~!

320D_Driveはこのブログで発掘されたんですよ~!
ところで中国でMarshall Blogって見ることができるのかしらん?

330控室に帰っても忙しい!

340コレはナンカのウェブサイトの取材。
流暢な中国語で質問に答えるYukiちゃん…さすがにそんなワケなくて、アチラさんに日本人のスタッフがいたの。

350色々と面倒をみて頂いた中国のMarshallのディストリビューター、algam CHINAともコレでお別れ。

375Seijiさんのお隣はフランスalgam社々長のジェラルド・ガルニエさん。
実は、今から18年前、Marshallの創立40周年記念パーティの時にガルニエさんご夫妻とテーブルをご一緒させて頂きましてね。
その時、奥様がまるでロイヤル・アスコットの時にイライザ・ドゥーリトルが被っていたような帽子をお召しになられていた。
今回、関係者全員が集まったパーティの時に社長にこのことを話すと「おお~!あの時の!」とうれしそうで懐かしんでくれた。
うれしかった。
360PAのジェフとも。
まったく、開催前日のサウンドチェックの時はどうなることかと思いましたぜ!

11_0r4a0020そして楊さん。
楊さんは日本語がベッラベラ、我々のでずいぶん面倒をみて頂いた。
2日目辺りからお願いしたオープニングのMCもとてもありがたかった!

11_img_1575私も楊さんと。
楊さん、私の古い友人の真ちゃんによく似ていて、すごく親近感が持てた。
そして、とても感謝しているのは、楊さんの爆音に対する気遣い。
やっぱり、この会場にも「サウンド・ポリス」なる過剰な音量による演奏を取り締まる人たちがいて、D_Driveのデモが始まると毎回「音が大きすぎる」と指摘されているようだった。
イヤ、わからない。
そうでなかったのかも知れないが、サウンド・ポリスが来ると楊さんが一手に対応を引き受けてくれて、気持ちよくいつもの音量で弾くことができるように最後の最後までD_Driveを守ってくれた。
ま、音量を下げればいいだけの話なんだけどね。
そして、下の写真を「Marshall Blogに掲載してもよろしいですか?」と許可を願い出ると「もちろんです!とても光栄なことです!」ととても喜んでくれた。
今年も10月にお会いできることを今からとても楽しみにしている。
なんか、肩を組んでいるワリには2人の間が離れているように見えるが、コレは後ろのalgamのロゴが写るように…という私の配慮です。
くっつくのをイヤがっているワケでは決してありません!

370v夜はMarshallの皆さんとドイツ料理の店へ!
「グワッハッハッハッツハッ、ディ~ドラ~イブ!」…タネさんがいると、いつでもその場の雰囲気が最高に明るくなるのだ。

380翌朝、チャーター・バスに乗ってみんなで空港へ。

390これから初めて上海へいらっしゃる読者の皆さんにいいこと教えてあげる。
私、空港で荷物検査にひっかかったの。

全日空の受付のお姉さんにスーツケースを渡してその場でX線検査機に通したところ、「荷物検査が必要です。お手数をおかけしてすみませんがアチラに行って頂けますか?」とやさしく言われて「ハイハイ」とその女性が指差す「行李検査室」というところに入って行った。
すると中には見るからにケンカの強そうな軍服のような制服を着た屈強な検査官がいて、私の分も含め、検査を通過しなかったいくつかのスーツケースを前にしてモノスゴイ形相と怒声で何か叫んでるワケ。
恐らくは「ハイ、荷物を開けてください」とか言ってるんだろうけど、中国語の発音ってキツイじゃない?
どう考えても激怒しているようにしか思えない。
もう完全に『ディアハンター』のあのベトナムのジャングルのロシアン・ルーレットのシーンみたいなワケ。
「マオッ!」ってやつね。
一昨年はベトナムにも行ったし、上に書いたようにD_Driveには「Russian Roulette」っていう曲もあるし、去年は「マオちゃん」というお友達もできたし…ヤレヤレ、よくできた話だと思ったよ。
そして、マズこのままじゃ日本に帰れないと思ったね。
荷物を開けたものの、どうしていいかわからない。
オッサンはただ怒鳴るだけだし。
部屋の中には他にも日本人の方がいらして、するとその中のひとりが「バッテリーがダメなのではないか?」と言い出した。
大正解。
何でもカメラやビデオのバッテリーをスーツケースに入れて預けることができないらしい。
慌ててカメラやビデオからバッテリーを摂り出して、係員に提示して手荷物にしまって見せた。
すると若い係員が出て来て「OK、OK」とやって荷物をベルトコンベアに乗せて無罪放免となった。
って、アタシャナニも悪いコトしてませんから!残念!

MaoD_Driveは関西国際空港、私は成田…ということで別々の搭乗ゲートを利用したんだけど、成田便はなんとタラップ式。
とにかく空港がアホみたいに広くて、駐機場所まで乗るバスの時間がナント長いことよ!

400イヤ~、しかし、国際線でこんなタラップで飛行機に乗るなって一体いつ以来だろう?
昔、フランクフルトであったような…。
こうなると、もうビートルズ気分を味わいたくなるね。
誰かANAの法被を持って来てくれい!

11_img_1602お土産報告。
家内のリクエストでお茶をゲット。
先日紹介した「豫園」のようなところに行けば、観光客用のチャンとしたお土産用のお茶を買うこともできるが、それじゃオモシロくない。
地元の人が日頃から飲んでいるヤツの方がよかろうと、D_Driveの女子チームと普通のスーパーマーケットに行ってみた。
「コレ本当にお茶かッ?」と我が目を疑いたくなるようなシロモノもあってオモシロイから片っ端から買って来た。
スーパーのオヤジ、ニンマリしてた。

410その中でスゴかったのがコレ。
「檸檬茶」の名の通り、レモンを乾燥させて作ったお茶。
コレがスゴイ。
少しレモン以外のニオイが気になるが、慣れれば酸っぱくてスゴクおいしい。
家内もこういったハーブティの類がが好きなので「おいしいね!」なんて言いながらレモンの味を楽しんでいた。
ところが…。
夜、寝る前に飲んだところ大変なことが起きた。
2人ともオシッコが止まらなくなってしまったのだ。
何回トイレに行ったかな?
それも、チョロチョロではなくて、トイレに行く度に力まなくても何リットルもジャバジャバと盛大に出てしまうのだ。
もう、身体中の水分が出きってしまうのではないか?と心配になった頃ようやく収まった。
このお茶のせいではないのかも知れないと、安全を見て昼間1人で事務所で淹れて飲んだところ、やはり明らかにトイレに回数が増えた。
皆さんもお気をつけあれ!
え、他のお茶はどうだったかって?
梅干しのタネみたいヤツとか、菊の花のヤツとか…あ、もう買いません。

11_2lt それとコレ。
女性用のハンドクリームなんだけど、どこへ行っても見かける。
パッケージがいかにも中国らしく、値段もお土産に手ごろなのでいくつか買ってみようとYukiちゃんたちと小さなコレの専門店に入ってみた。
色んなグレードがあるんだけど、お手頃なシリーズにはパッケージのデザインが全部12種類あった。
下の写真は外箱で、中に缶が入っている仕組み。
従って色や香りを外からチェックすることができない。
そこで、12通りの中身が同じなのか、違うのか店員のお姉さんに英語で確認してみた。
まったく英語ダメなの。
外人が頻繁に来るような店以外では「ワン、ツー、スリー」すら英語を口にしようとしない。
ナンカ英語に恨みでもあるのかな?
ま、確かにイギリスはアヘン戦争で徹底的に中国にアコギなことをしたけどね。
それで困って、「そうだ!我々は漢字があるじゃないか!」と筆談することを思いつき、Yukiちゃんにペンを借りて、メモ用紙にこう書いて店員のお姉さんに見せてみた。
「是内容全部同様的?」
もちろん適当な漢字の文章だけど、ゼッタイに通じると思った。
ところが、そのお姉さん、まったく読めなった。
「読もうとしなかった」のではなくて、真剣にメモを見て、「ん~~~~」みたいな感じ。
しかし、ひと文字を読めないようなのだ。
イヤ、私はどちらかというと達筆な方ですから…字が汚くて読めないということはない。
コレには結構ビックリしたよ。
後で中国に詳しい人に訊いたら、年寄りはOKだけど、若い人たちは簡体字以外の漢字…すなわち我々が日常的に使っている漢字を読むことが不可能なのだそうだ。
もっとも日本の若い人も旧字体が読めない子が多いだろうね。
私は漢字のことを英語で言い表す時「Chinese character」とか「Chinese letters」と言っているが、コレはね「Japanese Kanji」と呼んだ方がよさそうだね。
オリジナルではないけど、作った人たちが最早使ってないんだもん。
でも、そのお姉さん、私が5個買ったら1個オマケしてくれた。
それじゃあ、ということでもう5個買い足したらまた1個オマケしてくれた。
そうこなくちゃ!
漢字は苦手でも商売は上手なようである。

420そして、いくらもしないトランプを4種買ってみた。
左上から時計回りに…中国の軍人の肖像をあしらった「中國将師」。
文化大革命で活躍した人物を集めた「文革风伝人物」。
「毛沢東語録」、コレは説明不要。
そして「民国老照片」というのは昔の中国の古い写真を集めたモノ。
だからナンだ?と訊かれれば「自分への土産だ」としか答えられないアイテムね。
イヤ「风」はチョットしたクイズだったよ。
日本のパソコンで簡体字を入力することってできないでしょ?
ただ、我々の漢字を簡体字に変換してくれるウェブサイトはいくらでもあるので、「云」の前にナニが来るか…。
エライ人を称える図柄だから…はじめは「伝説」と想像したんだけど、ゼンゼン違う。
で、「評伝」という単語が思いついたら一発で「風伝」という答えを得た。
「風かんむり」だしね。
オモシロかった。

11_cards在这个时间,系列記事完成!
コレでNAMMレポートに移れます。
 
あんなにイヤがっていた上海行きだったけど、今年も楽しみにしている私です。
D_Driveさん、次回もよろしく!

11_0r4a0695 <おわり> 

 

200_3 
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2020年1月16日 (木)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.6

 

さて、早くもMusic CHINA最終日。
この日は当初1回の演示(デモンストレーション)が予定されていたが、開催直前になって2回演奏することになった。
結果、大正解。
2回とも大変なにぎわいを見せた。
その前に…。
昨日までのデモンストレーションでD_Driveの人気が期待以上に大きいことがわかり、サイン入りポストカードをまずは大量に増産。10朝、控室に入るなりスタート。

20セッセセッセ…。

30そして、第1回目のデモ…の前にMarshallチーム全員で舞台で記念撮影を撮ることに。

40コレ、写真を撮っている私の後ろにはもうお客さんがゴマンといて、演奏の開始を「今か今か」と待ってるのよ。
平気でこんなことしちゃう。

50そして、スタート。
いきなり出て来てシレっと演奏するのも不愛想なので、数回前からalgam Chinaの楊さんに中国語で呼び込みしてもらうことにしていた。
中国語で「スタートする」ことを「開始」っていうのかな?
どうも私には「D_Drive開始!」って聞こえたんだよね。
楊さんの隣の少年はもう耳をフサいでる。オイオイ、これからからだぞスゴイのは!

55v楊さんのメンバー紹介で…
「セ~ジ~!」

70v「ユ~キ~!」

80v「トシッ」

90v「チ~コ~!」

100v「開始!」

60今日も1回目のデモはレギュラー・チューニングのナンバーを演奏。
Seijiさんのディレイ・トリックを使ったイントロから…

110Yukiちゃんがリフを切り込む。

120v「The Lat Revenge」だ。
そうだ、今日は上海Last Dayだからね。

130暴れまくるToshiくんの後ろ…ジョンがシッカリ見てくれてるよ~。
エライな~。
毎回必ず演奏を傍らで見守ってくれる。

140Chiikoちゃんも余裕のパフォーマンス。

150vやっぱり『Maximum Impact』収録の曲を取り上げよう…ということで「M16」。

160そして最後はおなじみをカマして「Cassis Orange」。

170

180

190v

200v今回も大ウケの演示となった!2101回目の記念撮影。
もうたくさんの人がこの裏の撮影コーナーへ移ってD_Driveがやって来るのを待ってるよ。
そして、あのポストカードをプレゼントすつというワケ。

220さて、今回は本場の上海を離れて東京は根津の上海へやって来た。
ココは「海上海(はいしゃんはい)」というその名の通り上海料理を取り扱う中華料理店ね。
LOUDNESSのマネージャーの隅田さんに教わって以来スッカリ気に入っちゃって、家族でしょっちゅうお邪魔している。
チョット変わったメニューも良くて、ナニを食べてもとてもおいしいの。
上海から帰って数日後、GALAの準備を手伝ってくれたスタッフを伴ってお邪魔した。

230それだけ気に入ったお店だけあって、もう何度も来ているんだけど、全く気が付かなかったのが店内の壁に飾ってあった古い写真。
恐らく80年ぐらい前に撮ったモノであろう。
ま~、驚いたね。

240私は数日前に見てきた景色と変わらないのだ。

245コレはどこかはわからないけど、おそらくは実際に見てきた光景であることは間違いない。

250コレ!
この前を歩いたよ。

260v上海初の近代建造物と云われている「Broadway Mansion」。

270vそして右下の「Garden Bridge」橋も全く今も同じ!

360_2 スゴイよね。
浅草あたりは別として、80年前の東京の写真を見せられて「ドコソコ」と言い当てることなんてほとんど不可能であろう。
いつも言っているように関東大震災とアメリカによる無慈悲な空襲により東京は完全に昔の姿を失ったからね。
 
そしてこの夜景も80年前のまま。
もちろん照明の進歩で夜景の見え方は変わっているだろうけど、基本的は変わらない。
繰り返すが、東京にこんな光景はほとんどない。
浅草?
もう羽子板市の光景もほおずき市の光景も「風前の灯」だ。
そう言う意味では関西の方がマシだろう。
いまだに千日前や新開地の景色は50年前の浅草にソックリだ。

280実際、この夜景の中を歩くのは素晴らしくロマンチックだよ。

290正直、あまり気が進まなかった上海行きもこの夜景で完全に自家薬籠中に入った感じ。

300それだけに川辺の散歩道はものスゴイ人!
320そうかと思うとモダンな建物が入り込んでくる。

310v川の向こうは対照的に近未来的な光景。
360いいね~、「我♥上海」。

370vこのナイト・クルーズはさぞかし見ごたえがあるだろうね。
両岸がスゴイから。

340川ベリもライトアップした噴水でデコレートされている。

350しからばココでMarshall+D_Driveで記念撮影。

390以前紹介したギューツラフ信号台も夜になるとこうして美しくライトアップされる。

390v見れば見るほど感慨深い。
というのは…、

400v読んだのです。
この信号台を作ったドイツ人キリスト教宣教師、カール・フリードリッヒ。オーギュスト・ギューツラフが登場する小説を!
それは『氷点』でおなじみの三浦綾子の『海嶺』という作品。
あのね、問答無用でオモシロいです。
文庫で3巻組、1,000ページチョット…一気に読んだ。
主人公はギューツラフではなく、天保年間の岩松、久吉、音吉という3人の伊勢の漁師。
江戸に向かう途中、遠州灘で嵐に遭い。1年2か月太平洋を漂流した挙句、アメリカ/カナダ国境に漂着し、現地のインディアンに助けられたのはいいが、奴隷としてこき使われる。
それをイギリス人に救出されてロンドンまで行ってしまうという実話。
もう、とにかくオモシロい。
うれしいのは物語の中に幼少の頃のラナルド・マクドナルドやハリー・パークス出て来るところ。
ラナルド・マクドナルドは日本に憧れ単身来日し、オランダ語一辺倒だった鎖国時代に日本の通詞(通訳)に英語を教えた人。
ハリー・パークスは幕末から明治初期に駐日英国公使を務めた人。

420b私は三浦綾子をよくは知らないが、以前読んだこの『夕あり朝あり』というクリーニング業大手の『白洋舎』を創始した人の物語はヤケクソにオモシロかったので『海嶺』にも安心して飛びついた。
基本のテーマはキリスト教、もしくは「神」です。
でも、全く押しつけがましいところがなくて気持ちよく読める。

430しかし、漂流モノといったら何といっても吉村昭(また出た!)。
この『大黒屋光太夫』も最高にオモシロかった。

440bそして、吉村昭は前掲のラナルド・マクドナルドの物語も執筆している。
『海の祭礼』という作品。
コレも最高にオモシロかった。

450b…いうことで夜の散歩もおしまい。
公共厠所へ寄ってホテルへ戻った。
しかし、いつから「便所」なんて言葉を使うようになったんだろうね?
昔の日本人はトイレのことを「厠(かわや)」と言った。
中国に教わったんだね。
「厠」のままでよかったのに!
「机上、枕上、厠上(きじょう、ちんじょう、そくじょう)」…コレ、最も勉強に適した場所。
すなわち、人間が最も気持ちを集中しやすい場所なのだそうだ。
孔子だか、老子だか、孟子だか、養子が行った言葉。イヤ、養子さんは言わないか…。

460<最終回につづく>

200_3 
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2020年1月 9日 (木)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.5

  

開催3日目。
この日は土曜日とだけあって、来場者の数がどれだけスゴイことになるのかビビっていた。
会場の入り口はさすがにかなり込み合っていたが、中に入るとそれほどでもない。
NAMMの土日なんていうと、ハラが立って来るぐらいの混み合いようだが、ココはそうでもなかった
わりかしユッタリ。
それだけ会場のスケールが大きいのだ。

10土曜日と日曜日のデモ演奏は2回ずつ。
1回目が始まった!

20Seiji

30vYuki

40vToshi

50vChiiko

0r4a0759今日も快調に『Maximum Impact』からの曲を演奏する。

70「Attraction 4D」…

80たまにはバラードということで「Unkind Rain」。

0r4a0469 「Mr. RAT Boots」…

90「Cassis Orange」…等々のおなじみのナンバー。

100お客さんは全員ケータイでビデオを撮ってる。
こんな世の中に誰がした!

110でも、スゴイ熱気で盛り上がってる!

120デモの後は撮影会。

130ま~、とにかくスゴイ人気!

140この人はアコギのデモンストレーターね。

150ハイ、1回目終わり~。

160控室に戻ってサイン入れ。
そこへ通りかかったジョンが「ジャンジャン働け~!」と言って…いない。
180セッセセッセ。
実は、当初デモの後にサイン会をする計画にしていたのだが、直前になって来訪者が途方もなく多くなることが予想されたため、急遽プランを変更。

170ハガキ大のブロマイドに予めサインを入れてファンに配ることになったのだ。

190そして2回目のデモ。

200もう1回メンバー紹介だよ。

Chiiko

240vToshi

230vYuki

210vSeiji

220v気がついた?
そう、SeijiさんとYukiちゃんのギターが変わったね。
ドロップ・チューニングの曲を弾くために現地調達したのです。

250もうこの頃になるとYukiちゃんは中国語はベラベラだ!…是真実又嘘?

260vということでココまで披露して来なかった曲をプレイ。

270v

280v

290v

60すなわち「GEKIRIN-逆鱗」…

310「Russian Roulette」…

340v

350v「Screw Driver」などだ。

330v

320vドロップ・チューニングとだけあってヘヴィなナンバーが多く、重厚なステージとなった。

330ハイ、記念撮影。

340すぐ裏に移動して撮影会。

350またまたスゴイ人!

360皆さん、とてもうれしそうでした。

370

380Marshallの皆さんとも。
毎回デモが大盛況で気分上々!

3903日目もお疲れさまでした!

400夕食を頂いた後は高層ビルのテッペンのバーに行こう!ということになってご一緒させて頂いた。
ジョンが下の写真のビルの最上階だ…と教えてくれたけど違った!
しかし、このビルもスゴイな。
コレ確か警察署の向かいだったな。

410v正しくはコッチ。
1階に受付がある。
この後、高速エレベーターでギュイーンと最上階まで上がるんだけど、Marshallの連中が口々に「Baby shark」と言っている。
「Baby shark」?
「Mud shark」なら知ってるけど…あるいは「Baby snakes」?

420階上に上がって意味がわかった。
このバーでは水槽で小さなサメを飼っていたのだ。

430窓の外はこんな感じ。
皆さん、飲み物をオーダーする時、しきりに「No ice please!」とやってらっしゃる。
私もウエイターにそう告げたのだが、運ばれてきたジントニックには盛大に氷が入っていた。
仕方なしに飲んでみたけど、とりあえず何ともなかったよ。

123mt ココでも記念撮影。
D_Driveは女子チームだけ。
Seijiさんは『GALA2』に向けて部屋で作曲作業中…かな?

440さて、ダンスとD_Driveミュージックとマルチメディアの融合『チェリーを三つ入れてください。』がいよいよ今週末に迫ったよ!
楽しみだ!
 
詳しくはコチラ⇒ENTERART OFFICIAL WEBSITE

12small_origそして、『チェリーを三つ入れてください。』の後、一日空けてD_Driveはアメリカへ飛ぶ。
NAMM期間中にハリウッドで開催されるPress to Mecoとのショウケース・ライブも楽しみだ。
新しいイメージが出来上がって来た。

121bf217ba23274ef4812324cf4b136a92<つづく>
 

200   
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2020年1月 3日 (金)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.4

 

開催2日目の『Music CHINA』。

10「W5」がD_Driveが演奏するMarshallのブースが入っている建屋。
見るからにデカそうでしょう?

20v会場の中庭。
こんなに広い。

30何でもデカい。

40コレは無料で配られる『中国(上海)国際楽器展覧会』のガイドブック。
「指南」はわかる。
「观众」はナンダ?英語で「Visitor」となっているから「来客」か?…それにしては字が違いすぎる。
調べてみると「观众」は「聴衆」という意味だそうです。

50会場の見取り図。
下の列の一番左が我々のベースキャンプ「W5」。
「電子電声総合館」となってる。
多分、コレ1つか1つ半あれば東京の「楽器フェア」全部が収まっちゃうのではないか?というサイズ。
それが12棟もある。
「楽器フェア」は隔年の開催だけど、コレは毎年開催だからね。
イヤイヤ、デカけりゃいいってもんじゃない!と言いたいところだけど…イヤ、まさにその通りだと私は感じたな、悪いけど。

60Marshall Recordsの親分にしてD_Driveの発見者、スティーブ・タネット。
いわゆる「タネさん」。
イヤ~、本当にオモシロかった。
…というのは、タネさん私より5つ年上の生まれも育ちもロンドンの生粋のロンドナー。
しかも業界で長いキャリアをお持ちの方だ。
70年代のロンドンのロック・シーンの話をタップリとお伺いした。
伝説的なバンドはもちろん、信じられないようなアーティストの共演を山ほど観て来ているワケ。
しかも「ああ、レインボーで観たな~」とか「マーキーで何回観たかな~」とか「もうヤメてくれ!」というぐらいの羨ましさ!
「屋根裏」だ「ロフト」だなんて言ったところでかなうワケがない。
古いロックだけじゃなく、映画の話も絡んできて、ま、向こうも「シゲ!ナンでそんなこと知ってるの?」と少しは舌を巻いて頂いたんだけど、とてもとても!
日本に来るチャンスがあったらMarshall Blogでインタビューをやらせてもらうことになってるの。

70で、タネさんと2人でブラブラと会場を歩いて見て回った。

80この辺りは「電子電声総合館」。
日本風に言うと「LM館」みたいな感じ?
110なんかどこかで見たことがあるようなデザインだな。

90ま~、だいたいこういう展示会なんてのは世界中どこへ行っても同じだわな。

120しかし、とにかく広い!

130世界最大と言われるフランクフルトのMusik MESSEよりデカいな。
もっともアレが上海へシフトしているワケなんだけど。

140

150

160そう、目立ったのはアコースティック楽器のデモンストレーション。
ひと昔前風に言うならフォーク・ミュージックっていうヤツ。

100そこら中でアコギをかき鳴らして歌っている。
それがまたやたらとデモンストレーターが若いんだよね。
まだ、ロックは夜明け前なのかな?
明後日ファンキーさんにお会いするのでこの辺りの状況をお尋ねしようかと思ってる。

170管楽器ももちろん大量に展示してある。

180この人なんかバリバリのビ・バップを吹いていたよ。

190まだまだ歩くよ~。
実はクタびれちゃってタネさんと2人でベンチで休み休み見て回ったのだ。
それぐらい広い。

200ピアノもスゴイ!
呆れるほどたくさんのメーカーがジャブジャブ展示してる。

210タネさんと「お、アレを見に行ってみよう」と訪ねたのが…

220「民楽館」っての?
「Traditional Chinese Instruments」の展示。

260入った途端「♪ビエ~」ってスゴイの。
何ていう名前か知らないけど、あのダブルリードの篳篥みたいな笛の音。
アノ音が脳天を突き刺すワケよ!

230ココはひたすら大蛇の革の展示。
二胡に使うんだね。
こんながいる国なんだもんナァ、中国って。
日本とゼンゼン違う。

240琵琶の展示もなかなかに壮観ですよ。
この楽器ってネックとボディがワンピースの単木削り出しなんだね。
知らなかった。

250展示を見ていて頭の中に浮かんできたのは1997年のパット・メセニーのアルバム『Imaginary Day』。
このアルバムってメチャクチャ上手に中国音楽のエッセンスを取り込んで独特のメセニー・ミュージックをクリエイトしてるでしょ?
「芸術性」と「娯楽性」と「大衆性」と「独創性」というそれぞれが相反する要素をすべて包含した偉大が音楽がメセニー・ミュージックだと私は思っていて、音楽の種類は異なれどD_Driveもこういうクリエイティビティを目指してもらいたいと思っているのです。

Pmとかなんとか考えたり、おしゃべりに夢中になって歩いていたら2人ともスッカリ迷ってW5に帰れなくなっちゃた!
 
ドワ~、なんだアリャ?
あんな高ェところにナニかたくさんブラ下がってる。

270タネさんと私はの頭に浮かんだのは「♪Always look on the bright side of life」。
イヤイヤ、平和な楽器の展示会で磔刑(たっけい)なワケなくて、コレPAスピーカーの実演設備なの。280「今、〇〇番が鳴ってます」とサウンドのサンプルを提示しているワケ。
こんなの東京じゃ絶対ムリ!

290イヤ~、何とか帰って来た。
軽く1万歩は歩いたな。
しかし、正直、こんなにデカい必要あるのかね?
地球上の資源の心配をしたくなるような規模だよ。300屋外のステージではこんなキッズ・ミュージシャンが「Fky me to the Moon」を歌っていた。
中国もこうなのね。

310やっとのことで控室に戻って来た。
Yukiちゃんは勉強中。320実は昨日の演奏の時にYukiちゃんが英語でMCをしても完全に無反応で、コリャ英語はダメだ!と判断して日本語が話せる中国人スタッフの方にカタカナで中国語の挨拶を書き留めてもらったのだ。

3302日目ともなるとスタッフの皆さんとも打ち解けてこんな雰囲気。

340皆さん、ものすごく親切で気持ちのいい方々ばかりだった。

350私は出陣前にジョンと談笑。

315さあ、今日も現場演示でMarshall/NATAL/EDENの素晴らしさをお見せいただきましょう!

355D_Drive!

360Seiji

370vYuki

380vToshi

390vChiiko

400v1曲目はSeijiさんの人力シーケンサーで始まる「The Last Revenge」。

410Yukiちゃんのリフを経て…

420vToshiくんのCrazy Bassが唸って…

430Chiikoちゃんがドライブさせる!
といういつもの図式。

440「ニーハオ!ウォーメンシ ディードライブ!」
オオ!Yukiちゃんってこういうのスゴイうまいんだよね。
英語の挨拶の時もそうだったけどイッパツで覚えちゃう。

405アラ…足元にナニか落ちてますけど。

406「The next song is 'M16'」と次の曲を英語で紹介。

0r4a0309 通じようが通じまいが、ンなこたぁ関係ない。
もうスゴイ盛り上がりなのだ!
おお!タネさん、一番前で観てる。
ジックリとD_Driveを観察しているのだ。

450上海の皆さんにはこの2人の掛け合いのシークエンスがどう映ったのだろう。
多分こんなの見るの初めてでしょうに。

460ステージ下手狭しと暴れまくるToshiくん。
こんなCrazyなベーシストも滅多に見たことないハズ。

465vそして、Chiikoちゃんのドラミングには度肝を抜かれたことだろう。

466そしてYukiちゃんもバッチリとエンディングをキメて見せた!

467vもう1曲は「Mr. RAT Boots」。

470Toshiくんに死ぬほど暴れて頂いて…と。

480Chiikoちゃんが思いっきり〆る!

490v今日のデモも大成功!

500例によって演奏の後の撮影&握手会も黒山の人だかりだった!

510お疲れさまでした~。
さすが紳士の国の人、タネさんがサッとYukiちゃんのギターを手に取って車まで運んでくれた。

520メンズはご自分でお願いします!

530この晩、D_Driveの希望者を募ってまた例の豫園へ行ってみた。

535おお~!

540夜のいよいよ横浜中華街!

545なんてモンじゃない!

550コレはなかなかのスぺクタキュラー。

560昼間見る景色とゼンゼン違う!

580_2

590
660

600

570Seijiさんからの情報で「ストローで食べる小籠包」がおいしい…というので食べてみた。
コレがですね~、かなりの危険物なの。
というのは、確かにスープ入りの饅頭なんだけど、そのスープが殺人的に熱い!
私は熱いモノにはかなり自信がある鉄舌なんだけど、コレはアブナイ。
ストローで一気に吸い上げようモノなら間違いなく口の中の皮がムケます。
味はどうかというと…正直、化学調味料の味しかしませんでした。
「調味料(アミノ酸等)」がお好きな方はどうぞ!

Srp この反り返った屋根がまたステキでね。630屋台もたくさん出てる。
すると照明が突然消えて…

640太鼓を使ったパフォーマンスが始まった。

650あの池のあった場所。
私が持っていたカメラが目に入ったのだろう、ココで日本人女性から声をかけられて写真を撮って欲しいと一眼レフカメラを渡された。
もちろん快く引き受けたんだけど、カメラの設定がとてもシャッターを切るだけの状態になっていなかった。
私が感度や露出のことを口にすると、一緒にいた男性が「ああ、それじゃもういいです。ありがとうございます」とか言って立ち去って行った。
きっと「だからああいうカメラオタクってイヤなんだよね~」とか言ってたんだろうな。
別にハラも立たないけどよ。

680前回、あの「照明が七色に変わる」と書いた建物。

690ね。
赤くなった。
池の水面に映った姿が美しい。

700ハイ、それをバックにパチリ!

710v<つづく>
 

200   
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2019年12月30日 (月)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.3

  

さて、滞在3日目…いよいよ『Music CHINA』のMarshllブースでD_Driveが演奏する時が来た!
イザ、会場へ!
『Music CHINA』の会場は「上海新国際博覧中心」という多目的展示場。
コレ、「上海新国際博覧」はわかるじゃん?
でも「中心」って一体ナンダ?と最初は思ったよ。
それで街のショッピング・センターの看板を見て気がついた。
「中心」…すなわち「センター」だよ。
イギリスなら「Centre」、アメリカなら「Center」。
王様もビックリの直訳なのだ!
ホテルから東浦江を渡って車で15分ぐらいかな?
こんな感じ…

最後オモシロかったでしょう?
 
コレが「中心」の入り口。

10入り口はゼンゼン大したことない。

20やや厳重な保安検査を経てゲートへ向かう。

30パスをセンサーにかざして顔認証をするんよ。

40結構厳重だわ。

50場内に入るとこんな感じ。
詳しくはまた別の回で。

60場内の巡回バス。
歩行者に注意を促すように音楽を鳴らしながら走るんだけど、コレが驚いたことにそのメロディがJRのドアが閉まるときに流れるヤツなの!
こんなメロディぐらいオリジナル曲を使えばいいだろうに…。

70後ろの「W5」がMarshallのブースが入っている建屋。

80記念に撮影ポイントでも撮っておきましょう。

90飛ぶ人。

100vおお~っと、タネさん乱入!

110Marshallは「艾鸽商贸(上海)有限公司」という中国のディストリビューターのブース内で展示されている。
140「艾鸽」というのはフランスのディストリビューター「Algam(アルガム)」のこと。
しかし「艾鸽」でホントに「アルガム」って読むのかね?

130大きい通路に面したデモンストレーション用のステージ。
もうD_Driveのロゴが出てる。

150ブース内の商品展示。
ORIGINにCODE。

160AS50D。
ASが単独でフィーチュアされている理由はこの後知った。

165DSLに…

170MG他。

180ココにもORIGIN。

190試奏には当然MArshall Lifestyleのヘッドホン。

195vEDENコーナー。

200

210来場者へのプレゼントの告知かな?
「好札」というのは「良い贈り物」という意味のようだ。

230vデモンストレーションの案内ではD_Driveがドンと真ん中で紹介されていた。
黒田さんも喜んでいることだろう。
「黒田さん」とは洋画家の黒田清耀のことね。

240ミーティング・ルームの壁。
ジェフにニタにコリィ。
280コチラは防音完備の試奏ルーム。

260v本社から来たインターナショナル・デモンストレーターのスティーブがココでデモンストレーションを実施するんだね。

300

270フランスのディストリビューターが運営しているだけあって奥はフランス語の看板だ。

290デモンストレーション・ステージのすぐ裏。

310ん~、飾りとはいえ、この1960Bのでぃうプレイは見事だな。

320その下はMarshall Design Store(デザイン・ストア)の展示。
340

330やっぱりコレか…。
ん?
コレってトリコロールの中にユニオンジャックなんだ!

350コレはナンだろう?

360v昨日ミッチリとサウンドチェックをしたし、今日は演奏するだけ。
その前に記念撮影しておきましょう。

365初日と2日目は日に1回の登板。

370vn出番の時間になりセッティングをするメンバー。

375中国の電源タップ。
やたらと忙しい!
全く知らない日本人はコレを電源タップと思わないのでは?

380v振り返ったら…ギクッ!
すごい人!

390それでは初デモンストレーション、スターティン!

400中国のD_Driveは…
 
Seiji

450v中国でもJVM410Hと1960。
フル・スタックだぜ。

410vYuki
460vYukiちゃんもいつも通りのJVM410Hと1960。
驚いたことに2人の1960…上下両方鳴らしてる!

420vToshi

470vToshiくんもいつも通りのEDEN。
WTP-600にD410XSTが2台…ではなくて、コレ、キャビは8x10"のD810XST。
どれぐらい重いのかは知らないで終わった。

430vChiiko
480vChiikoちゃんのNATALはメイプルのオレンジ・スパークル。440v_2 それではコテ調べに「Attrction 4D」から。

530安定のキラー・チューン。

500大陸に渡っても、電圧が違っても…

510絶好調!

520来場者の皆さん、目がテンになっております!

540続けて「Cassis Orange」。

550そして「The Last Revenge」。

570v1回あたりの持ち時間20分なので、チョット余裕を見て3曲。

580ジョンもタネさんも真剣に観てる。

5603曲とはいえ、中身の濃い~演奏に会場は大盛り上がり。
600v歓声は大きんだけど拍手は少ない。
ナントならばみ~んな携帯でビデオ撮ってるんだよ。
そんなの撮ったって後に見ないでしょうに…。

610コレで終わりじゃない。
演奏後の握手&撮影会。
ナンってこった!

620ものすごい人気!

630その様子を見るタネさんの目は真剣だ。
タネさんがD_Driveを見る目はプロの目なのだ。

640でも乱入~!

650第1日、大成功!

660<つづく>
 

200   
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2019年12月28日 (土)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.2

 

昨日のレポートで紹介したMarshall一行の投宿先のWaldorf Astoria(ウォルドーフ・アストリア)ね。
車寄せがある方の玄関は近代的な建物に見える。

60v中の様子もこの通り。
30「五つ星ホテル」の評価にふさわしいゴージャスな設備。

40吹き抜けのダイニング・ルームもとてもいい雰囲気。
コレらを通り抜けるとホテルの反対側に出る。

50反対側の黄浦江沿い側の玄関がコレ。
前を走っているのは「中山东二路(「东」は「東」ですな)」という大通り。
この通り沿いに前回紹介した歴史的な建造物が並んでいる。

10_2実はこのウォルドーフ・アストリアもその歴史的建造物のひとつ。
ま、こっち側のたたずまいを見ればわかるか…。
元々はイギリスが1861年に建造した3階建てのレンガ造りだったが、再建され1910年に現在の建物になった。
だから築109年か…。

20コレが入り口。

160_2せっかくなんでD_Driveの皆さんにモデルさんになって頂いた。
4人が立っている階段にはカーペットが敷かれているが、その下はシチリア産の白大理石だそうだ…知らんけど。

11_0r4a0787 その入り口から入ってすぐのホールはかつてのダイニング・ルーム。

140v_2この建物は「上海クラブビル」と言われ、上海に住むイギリス紳士の社交場だった。
要するに「イギリス県人会」みたいなヤツ。
1941年から太平洋戦争が終結する1945年までの間は日本軍が接収したそうだ。

80暖炉をしたがえた奥の部屋。
すごくいい感じ。
ココを抜けるとさっきの新しい方の建屋になる。
60ま~、どこかの宮殿かと思えるほどの荘厳さ。
でもかつてはココにケンタッキー・フライド・チキンの上海第1号店が入ってたんだってよ…興覚め。

70_2折角だからこのホールでも撮っておいた。
コレ、Toshiくんだけ服の趣きが違うのには理由があったんだよね~。
全員、黒で統一しようとしていたんだけど、ナントSeijiさんとToshiくんの部屋が水びだしになってしまって、Toshiくんが撮影のために用意していた黒い洋服がビチョビチョで着れなくなってしまったのです。
災難だったよね~。
もちろんホテルからはマネージャーがスッ飛んできて大陳謝。
グレードが高い部屋を用意して謝意を表してくれた。
そのマネージャー、部屋にあった楽器を発見してSeijiさんとToshiくんがどんなことをしているのか知ったんだろうね。
ひと度この事件が落ち着いて、廊下に出て私と2人きりになった途端、「私、J-POP大好きなんですよ」と英語で興奮交じりに切り出してきた。
「チャゲ&飛鳥、長渕剛…」、あといくつか名前を挙げていたけど忘れちゃった。大好きなんだそうです。
もうこのことを話したくてしょうがなかったんだろうね。

11_30r4a07262階に上がるには…

90_2この手動式エレベーター。
100年モノだぜ。カッコいい!
もちろん今でも稼働している。100_2コロラドの山奥にスティーヴン・キングの原作の『シャイニング』のモデルになった「The Stanley Hotel」というホテルがあって、一度泊まったことがあった。
そこのエレベーターもかなりの骨董で、全米で1番古いとか言っていたが、コレもなかなかにスゴイ。

110v2階には…バンケットルームなのかな?
こんな部屋があって、結婚パーティが開かれていた日もあった。

130_2コレは入り口の両脇にあるスペースなんだけど、一体何のためのモノなんだろう?

120トイレのドアは「押」ではなくて「推」だ。
コレ、もしかしてドアを「押す」んじゃなくて、中に誰か入っていないか「推す」ということ?
そんなこたぁないか。

150_2滞在2日目のこの日はとても天気が良かったので、『Music CHINA』の会場に行く前にまたホテルの近くを散策してみた。
コレが黄浦江。
川幅は平均400m。隅田川は花火会場の近辺で160mだって。

170_2やっぱりこの光景はスゴイよ。

180_2川沿いの遊歩道もこんなに広い。
さすが大陸だけあって何でもデカい。

190中山东二路沿いの建物を堤防から眺める。

200_2コレがまた見応え満点。210_2この日は午後から仕事だったので、体力を温存しておくためにいちいち建物の近くまで行って観察することはしなかった。
でも遠目でも十分楽しめる。

220遊歩道についていたタイル。
さすが中国。
ラーメンみたいでしょ。
コレは「雷紋」というデザインで、何も中国だけのモノではないんですよ。

230vこの牛、マンハッタンにある有名な「チャージング・ブル」と同じ人の作品なんだって。
善光寺の「おびんずるさま」みたいに顔ばっかり触られるものだから地金が出て来て胴体と色が違って来ちゃってる。

240vイヤ~、ホントにスゴイ。
ロンドンのウエストミンスターに来ているみたいだ。

250_2でもそんな背景をバックにロンドンとはゼンゼン違う、共産主義国家っぽいアイテムがズラリ並んでいる。
それはこの花壇。

260_2花壇に付けられている標語が気になってひと通り全部チェックしてみた。

270このあたりの単語はまったく問題ありませんな。

280_2「和諧」という言葉は、日本語にもあるようだが、我々は普段使わないね。
中華人民共和国がスローガンに掲げるのが「和諧社会」。「矛盾のない調和のとれた社会」なのだそうだ。

290「敬業」ってのは「勤勉に働くこと」だそうです。

11_0r4a0346 このあたりは大抵出て来るでしょうね。

300しかしこうして見ると、わかってはいるけど、我々はずいぶん中国から言葉を借りているナァ。
タマタマこの通りにあった道路標識で見つけたんだけど「隧道(ずいどう)」なんてのもそうだもんね…「トンネル」のことね。

310_2写真のちょうど中央に写っている建物がウォルドーフ・アストリア。
今度は反対側へ来たというワケ。
この角のビルのハス向かいにイタリアンのレストランがある。

330この「Goodfellas」という店。
滞在中Marshallの連中と2度ほど行った。
下品な店名だし、私にはチョット味が濃すぎる感じだったけど、「仲の良い男友達が集まる」おいしかった。

Gfv 下の写真はインターネットから借りてきたお客さんがいない時の店内の写真。
店内はいつも欧米の人たちで大賑わい。
「イタリアン」ということもあるが、欧米の人たちが馴染んでいる食事の段取りができる点でこの店の人気が高いような気がしている。
我々がみんなでイッパイやって食事をする時には大抵それぞれが好きなモノをオーダーしてシェアするじゃない?
そして最後に「シメ」と称して腹持ちのよい炭水化物を摂るでしょ?
もう私は卒業したけど、さらに帰りにラーメンなんてことも珍しくはない。
向こうの人は違うのよ。
まず、レストランに行く前に、あるいは食事をする前にバーでイッパイ引っ掛ける。好きな人はどうだろうビールなら2パイントや3パイントは飲んじゃう。
それからレストランに行って、まず「Starter(スターター)」と呼ばれる前菜を食べる。
それから「Main(メイン)」を頂く。
結局主役は肉よ、肉。
「ゴハンとおかず」あるいは「パンとおかず」という意識がないので、ずっとオカズを食べているイメージ。
パンは置いてあるにしてもオマケ程度のモノだ。
そして、デザートを必ず食べる。
コレで終わりかと思ったら大間違いで、レストランを出るとまたバーへ戻って「Night cap(ナイトキャップ)」と称して「寝酒」をキメこむ。
ま、軽く12時とか1時とかにはなるわね。
しかし、途中で失礼しても一向に問題ない。
「エ~、もう帰っちゃうの?ああ、いいよ、いいよ。そういうヤツだったんだな!」なんてことを言う人は絶対にいない。
「I'm leaving」と挨拶をすると「See you tomorrow!」…コレで終わり。
ま、コレはホテルに滞在している前提の話なので、ロンドンのど真ん中でイッパイやる場合はもう少し簡単になるだろう。

コレ、東京でやろうとするとできないんだよね。
まず、普通のレストランだと「前菜+メイン」のバラエティが貧弱で、肉料理のラインナップがやたらと少ない。そして、意外に魚のメニューが多い。
デザートの種類も少なく、店を出た後に適当なバーを探すのもひと苦労なのだ。
そもそもバーのないホテルばかりだからね。
でも、この上海は違う。
毎晩異なるレストランを使って上と同じプロセスで夕食を摂ることが容易にできる。
「郷に入っては郷に従え」ということもあるが、欧米の生活様式を基準にすると、東京を「国際都市」と呼ぶのにはまだまだムズカシイと思うことがたくさんあるのだ。
Gf2このレストランのランチョン・ペーパー。
『Some Like it Hot(お熱いのがお好き)』のマリリン・モンロー。
大好きな大好きな映画のひとつ。
うれしくて持って帰って来ちゃった。

Mm上の紙をたたんでいたら「シゲ、コレも持って帰ればいいじゃん!」と誰かが渡してくれた。
さすがイギリス人!
でも、ショーン・コネリーは映画の中ではイギリス諜報部(MI6)に勤める公務員だけど、イングランド人ではなくてスコットランド人なの。
しかし、イギリス人とこの手の話をすればするほど、イングランドとスコットランドが別の国であることを実感してすごくオモシロイ。
北アイルランドなんていったら尚更よ。それがBREXITのコアな問題になっているんだからコレまた皮肉なものだ。
ウェールズはほぼイングランド扱いしているようなんだけどね。

Jb中山东二路を進む。
左側に現れた「灯台」、正確には「信号台」だそう。
天文台が観測した気象情報を黄浦江を行き交う船舶に伝え事故を減少させた。
1960年まで実際に使われていた。
世界に2つしか残っていない「Atonobo建築スタイル」の建造物のウチのひとつ…だっていうんだけど、この「Atonobo」という建築様式がどんなものなのかが調べてもどうしてもわからなかった。
「外灘信号台」というのがコレの名前なんだけど、英語表記では「The Gutzlaff Signal Tower」という。

349「Gutzlaff」というのは中国で活躍したドイツ人宣教師カール・フリードリッヒ・オーギュスト・ギュツラフのこと。
このギュツラフという人、実は世界で最初に聖書を日本語に翻訳した人。
19世紀の前半、ギュツラフは太平洋を漂流した漁師3人をマカオで引き取り、日本語を学んだという。
マカオに移送されるまでに大変な目に遭っていて、ナント、日本人で最初にロンドンの地に降り立ったのはこの3人の漁師だったという。
もうコレに関する本を読むしかないじゃんね!
で、探してみたらあった。さっそくAmazonにオーダー(←今ここ)。

350v信号台本来の役目を終えた1960年からは河川の警察署として使用されたそうだ。

360v_2カッコいいし、そもそもデザインがオシャレじゃん?

365川沿いの中山东二路から離れて街中に入る。

370中国っぽいじゃんね?
歩道の上まで居住スペースが飛び出しているこれらの建築スタイルは日本では見かけないモノだ。

380適当に道を曲がって進む。

390するとこんな大通りに出た。
しかし、広い!
右側は工事現場なんだけど…

400入り口が中国仕様でオモシロイ。

410正面に広がる光景。
通りを渡って行ってみる。
420ドデカイ土産モノ屋がズラリと並んでいるぞ。

430いよいよ本格的に中国っぽくなってきたアルよ。

440そうでもないか…コリャ横浜の中華街と変わらないアルね。

450と思ったら、スゴイのザックザック出て来たよ。

469中国~!

470無限に続くお土産屋さん。

480白い煙はミスト。
特段暑くはなかったけど盛大にシュパシュパやってた。

490「豫園(よえん)」という明代の名庭園が近くにあって、その周りにこうした土産物屋が立ち並んで大きな観光名所になっている。

500覗いた箱の中にナニが映されているのは知らんけど、この右端のオジちゃんの弁士っぷりがド迫力で笑ってしまった。

510スタバはこんな感じ。

520「星巴克珈琲」…「星」と「珈琲」はわかる。
「巴克」は何だろう?と思って調べると、この2字で「バックゥ」と発音するようだ。

530ハーゲンダッツは「禿立冰淇淋」。
「冰淇淋」は「アイスクリーム」のこと。
オイオイ、「ハゲが立つ」はないだろう!

540ウソウソ!
ハーゲンダッツは中国語で「哈根達斯」と綴るそうです。
下は渋谷で出くわした焼き鳥屋さん。
なんで店名に「ハゲ」なんて言葉を使うかね~。
それとも「ハゲ」ってめでたい言葉なのかしらん?
少なくともハゲてる人は入りにくいよな~。
私は行きません。

11_2thすごいお土産屋さんの数なんだけど、ありがたいことに客引きをしていないんだよね。
ホーチミンなんかスゴかったからね。
でもね、自転車に売り物を積んで日本人を見つけるとしつこく「時計を買え」と追いかけて来る出っ歯のババアがいたな。
「ナニが欲しい、時計か?」
「ナニも要らん!」
「じゃ、ナニが欲しい、時計か?」
「ナニも要らないってば!」
「じゃ、ナニが欲しい、時計か?」
と繰り返し攻め込んで来た今生だけは認めておこう。

550vこれが「豫園」なのかな?
夜になると七色の照明を浴びて、池の水面にその姿を映す。
ま、なかなかのモノでしたよ。

560コレも中国っぽい風景じゃない?

570例の棒を外に突き出して、中には布団を干している猛者もいる。

580しかし、コレって1回に干せる洗濯物の数って相当少ないよね?
かなりマメに洗濯しないとマズそうだ。

590救急車は意外にソフィスティケートされたデザインだった。

600さて、この日は『Music CHINA』開催の前日で、午後からD_Driveがデモンストレーションをするステージでサウンドチェックとリハーサルを実施した。

610準備中の4人。

620「現場演示」か…わかりやすいな。
ちゃんとD_Driveのロゴも入れてくれてる。640サウンドチェックが大変だった。
なかなか音がキマらず、Chiikoちゃんは30分ぐらいズッとバスドラムを踏み続けるハメになってしまった。
お疲れ様でした。
私も色々なシチュエーションで数限りなくこうした現場に立ち会って来たけど、多分人生で最長のサウンドチェックだったな。

650待ちきれなくなって他のデモンストレーターも準備し出しちゃった!

710ええい、もう一緒に演奏しちゃえ!

660でも、一旦音がキマったら後はスイスイ。

680v

690v

700v

710v演奏は何ら問題なし…いつものD_Drive。
しかし、音デケェ~!
こんな爆音で大丈夫なのか?

740それを聞きつけてこの通り。

750コラコラ、職場に戻りなさい!

760この人たち、もう仕事が終わったのか、サウンドチェックからリハーサルまでズ~っと見て行ったよ。
しかし、こんなところのビデオを撮ってどうすんのかね?

770本番は明日!
楽しみだ!

780夜はMarshallのみんなとディナーへ行ったよ。
別のホテルのビュッフェだったんだけど、上海蟹を頂いた。
私はもういいです、アレ。
それより麺を入れて頂く鶏ガラのスープが置いてあってね…要するに「鶏そば」なんだけど、コレが浅草橋の「水新菜館」で出す大好きな鶏そばと同じ味のスープなのよ。
ところが麺がズイマでね~。
スープだけお替りさせてもらいました。

790食後はそのホテル屋上にあるバーへ。

800コレは本当に絶景だった!

810

860

840ウチのホテルが見える。

850

870vもちろん、上に書いたようにこの後はホテルのバーで「ナイト・キャップ」を頂きました。
時差がないのでヨーロッパやアメリカへ行った特に比べて身体がゼンゼン楽だわ~。
…ということで明日から思いっきりドライビング・ロックで暴れて頂きます。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

880<つづく>
 

200   
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2019年12月26日 (木)

山吹りょう バースデー・イベント

 

秋葉原のソフマップAKIBA4号店 アミューズメント館のイベント・スペース。
珍しいでしょ、Marshall Blogがこういう所へ来るのは…。
でも見て、このステージ!
Marshallですよ、Marshall!
右の黒いヤツが気になるでしょ?

10ステージにはMarshallのスクリプト・ロゴをあしらったデザイン・パネル。

20v似た感じのMarshallハーフ・スタック用のフライト・ケース。

30vそれにピンクの豹ガラのペダルボード。

35物販コーナーの設営も進む。
デザインが素晴らしいTシャツ。

40vそれに白いパーカー。

50v背中がこうなってる。
ウン、とてもセンスの良いデザインだ。

60vそして、イベントがスタート。
タイトルにあるように今日はエルフリーデの山吹りょうちゃんのお誕生日イベントなのだ。

36さっそく主役が登場し、ステージ上手に置いてあったモノから黒い布をハズすと…

70テッテレ~!
Marshall JCM800 2203と1960Bの「デザイン・ストア」製ハーフ・スタック!

80v実に魅力的なデザイン!
ホワイト・レヴァントのカバリングにゴールド・パイピング。

1290 コーナー・ガードもいいアクセントになってる。

100でもやっぱり目を惹くのはフレットクロスにプリントされたカラフルな模様だろう。
その模様の具合が実にいい感じだ。

110Marshallサイドの担当は私の親友、ステーブ・ヒル(左)。
その隣は同じくMarshallに勤めている息子のジェイムズ。とてもいい青年だ。

Sj この日、まずはメディアの関係者を対象にお披露目が行われた。
まずは写真撮影。

200

120v

210そして、記者団からの熱心な質問の嵐に答える形でりょうちゃん自らMarshallの説明をしてくれた。
「Marshallがスキで全部デザインして注文しました。これからライブで使う予定です!」

130「好きなモノと嫌いなモノをデザイナーさんに伝えてデザインしてもらいました」

140v「可愛いモノが好きなのでハートを入れてもいました。
りょうちゃんのお誕生日は当日ではなく、今回が3回目のバースデー・イベントだったとか。
何しろこのMarshallの到着に合わせて日程を決めて頂いたのだ。
そして、このイベントに合わせてウェディング・ドレスを着てくれた。
もちろん白いMarshallにマッチさせるためだ!

150エルフリーデのサウンドプロデューサーの小田内さんからもこのJCM800を説明して頂いた。

160コレも偶然の話でね~。
今年の3月、D_Driveの取材で西川口のHeartsへ行った時の対バンのひとつががエルフリーデだった。
そこでりょうちゃんがMarshallを使っているのを見て小田内さんに接触したところ、「Marshallが好き」って言うじゃない。
そこから今回のプロジェクトが始まったんですわ。
あの時、Heartsに行っていなかったら今回のイベントはなかったかも知れない。
イヤ、なかったに違いない。
 
その時のエルフリーデのライブ・レポートはコチラ
  ↓    ↓    ↓
Marshall Blog】NK. Feelgood<後編>~エルフリーデ & D_Drive

20_2メディアの取材の後はファンの方々の撮影会となった。

170スゴイ熱気!
190v皆さん、りょうちゃんだけじゃなくてチャンとMarshallも撮ってくれたかな~?

180さらに、時間を空けて一つ下のフロアのイベント・スペース「STELLAMAP CAFE」でりょうちゃんのミニ・ライブが開催された。

220vココもMarshall一色!

230なんか照れるニャ~。

240「今日は私のバースデー・イベントにお越しくださりありがとうございます!
早くみんなに見せたかったんですが、やっとお披露目できます!
え?ウェディングドレスじゃなくてこの黒い方!」

290vさん~、に~、いち~!

250ジャジャ~ン!
「おお~!」ってな具合。

260さっきと同じMarshall…当たり前か。
もう一度やっておくと、上に乗っかっているアンプヘッドはJCM800 2203というモデル。
下は12インチのスピーカーが4つ入っているスピーカー・キャビネットで1960というモデル。
もう完全に世界一有名なのキャビネットね。
それのBタイプなので「1960B」というモデル。
この「B」は「Base」の頭文字。
この上に乗っかるのはアングルが付いた「1960A」というモデル。
もちろんこの「A」は「Angled」の頭文字。
そうしてヘッド+Aキャビ+Bキャビと3つ重ねた状態を「Marshallの三段積み」と言います。
英語では「Full Stack(フル・スタック)」と呼ばれています。
しからば今回のようにヘッドもキャビネットもひとつの時は何というか…もちろん「二段積み」と言いますな。
英語では「Half Stack(ハーフ・スタック)」となる。
そして、このヘッド、JCM800 2203は1981年の発売。
世界中であんまり売れちゃったもんだから、Marshallの創設者の1人であり、当時の社長だったジム・マーシャルはエリザベス女王から「Queen Elizabeth Award」という賞をもらっちゃった。
それぐらいすごいギター・アンプなの。
それを選ぶとは、さすがりょうちゃん!

270vもしもこの辺のことに興味を持った人がいれば、私が執筆/監修した…
『Marshall Chronicle(マーシャル・クロニクル/シンコーミュージック刊)』か…

Mc 『アンプ大名鑑[Marshall編](スペースシャワーブックス刊)』をご覧くだされ。

AdココでもりょうちゃんからMarshallの説明をして頂いた。

280このMarshallのデザイナーさんにもご登場頂いた。
「エルフリーデのステージで、暗い時でも映えるようなデザイン、また照明が当たった時に後ろで映えるようにと考えてデザインしました」とのこと。
3か月を要した労作!

300vそして、撮影会。

310最後にお待ちかねのりょうちゃんのミニライブ。

320バッキングトラックに合わせてバリバリと弾いてくれた。

360v会場は大盛り上がり!

340もちろん音も最高!

350りょうちゃんとMarshallの魅力に満ち溢れたバースデー・イベントでした!
しかし、いいデザインだ。
 
山吹りょうの詳しい情報はコチラ⇒山吹りょうオフィシャル・ブログ

370v 

200_3_2 
(一部敬称略 2019年12月21日 ソフマップAKIBA4号店 アミューズメント館にて撮影)

D_Drive Drove Music CHINA 2019 ~ 私の上海 vol.1

 
10月上旬の成田空港。
ナンダナンダ、予想よりはるかに混んでるぞ!

10海外へ行くのは仕事の時だけで、繁忙期に来ることがないので閑散とした眺めが私の成田空港なんだけどな…。
だから、私にはこれでも相当混んでいるように映る。
20今回は生まれて初めての中国。
D_Driveのロード・マネージャー兼通訳、Marshallのスタッフ、Marshall Recordsのいちアーティスト担当として、上海で開催される楽器の展示会『Music CHINA』に行くところなのだ。

30海外渡航のお供はコレ。
田川ヒロアキくんとパートナーの美瑞穂さんがタイに行った時にで作ってプレゼントしてくれたパスポートケース。
40いつも書いているので今回も書くと、このパスポートケースを見るといつもコレを思い出してしまう。
ポーランドのSBBというグループの『Welcome』というアルバム。
旅に出るモノにとってはピッタリのタイトルではなかろうか?
ヒロアキくん、美瑞穂さん、ありがとう…使ってます!

Sbbハイ、着いた。
3時間半のフライトと1時間の時差…ラクだね~。
関西空港からやって来るD_Driveとは上海の空港で待ち合わせ。
先に到着していたD_Driveメンバーさんたちの「シゲさ~ん」の声に迎えられて「初めての上海」スタート。

50宿泊先はココ。

60v外灘(ワイタン)と呼ばれる上海随一の観光エリアの中心に位置するウォルドーフ・アストリア。
マンハッタンのウォルドーフに泊まるのはとても無理だろうから上海で勝負!
下の表札(?)にある「the BUND(バンド)」というのは外灘の英語式呼び名。
「bund」とは「築堤」とか「埠頭」を意味するウルドゥー語が英語化したものなのだそうだ。
イギリスの旧植民地には「bund」という地名が他にもあるが、「The Bund」と定冠詞を付けると、上海の「bund」すなわち「外灘」を指すそうだ。

70部屋からの眺め。
古いビルだナァ。

80そうかと思うとユニークな高層ビルもすぐそばに立っている。

90心配したコンセントの形状。
〇〇カメラの海外旅行グッズコーナーでアダプターを買おうとしたが、「何通りも用意しておいた方がいい」ぐらいのことを言われてビビったが、ナンのことはない、日本の2芯のプラグが上の方のヤツに入るんでやんの。
電圧は220Vだから要注意だけど。

100着いた日は特別予定がない空き日なので、荷物を置いて少し休んでから早速外へ出てみた。
「簡体字」とかいう漢字を解読するには少々の想像力が必要だが、街中の看板は案外読みほどくことができる。

110ホーチミンほどではないが、ミニバイクの数がスゴイ。
コレ危ないのよ。
というのはホーチミンと違って、上海のミニバイクは電動なのね。
つまり無音で走りまくるものだから結構コワイ。
そばに走り寄って来るバイクに気づかず「ウワァ!」なんてことが何回かあった。

130ん~、コレはいいぞ。

120この街並み!
ほとんど下調べをして来なかったんだけど…ステキ!
この外灘地区は19世紀の半ばにイギリスの租界となり、その後英米の共同租界となった。
そして、外灘は東アジアの金融のハブとなり、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、日本、オランダ、ベルギーといった各国の銀行が入り込み、それらしい立派な建物を作った。
その当時の建造物がそのまま残ってるんだね~。
こりゃジックリと見て歩かなきゃ損じゃんね!
さあ、歩きますよ~!

140元「Asia Realty Co. (アジア不動産)のビル。1922年の竣工。関東大震災の1年前だね。大正11年。ネオクラシカル・スタイルという様式らしい。

150コレなんかステキじゃない?

170横の店舗スペースには楽器屋が入っている。

0r4a0018レリーフも凝ってる。
1903年の完成で、イタリアン・ルネッサンス様式というそうだ。
設計は平野さんという日本人。
この建物、元は三井物産の社屋だった。

0r4a0021ナンでそんなことがわかるのかというと、コレ。
この辺りにある古い建物は「優秀歴史建築」として市の保護を受けていて、そうした建造物にはこうしたプラークが付いているのね。
まぁ、何とも簡素な説明なんだけど、ないよりは全然いい。

11_20r4a0023ロンドンで言えばコレね。
 
毎度毎度書いているけど、東京だって関東大震災と東京大空襲がなければ、こういう歴史事業に力を入れて大きな観光財源に育てることができたのにナァ。
東京って観るところないよ。
「海外からの観光客が過去最高」なんて言っているけど、結局お目当ては食べ物と100円均一と渋谷のスクランブル交差点だけでしょ?
シーフードを好まない外人が来たら東京なんて楽しむところなんて何もありゃしない。

11_jp コレは「The Joint Savings Society Bank」という元銀行。
1926年竣工の鉄筋コンクリート、いわゆるRCづくり。
ジョージアン様式。

180「The Ta-Ching Government Bank」という銀行。
1908年に完成した建物。
コレ中央銀行だったのかしら? 

190「Ta-ching Government Bank of China」の紙幣がコレ。
浅学にしてこの辺りのことはよくわからないのでコレ以上書かないが、真ん中に「壹萬圓」ってあるでしょう?
ゼンゼン知らなかったんだけど、現地では「〇〇円(イェン)」って言うじゃない?
通貨マークも「¥」だし。
「元(ゲン)」っていうのかとばかり思っていた。
ちなみにテレビなんかでよく「中国はもうほとんどキャッシュレスになっている」とか言うでしょ?
私の経験ではゼンゼンそんなことなかったナァ。
マウスを持って行くのを忘れて、買いに行ったお店では「キャッシュ・オンリー、キャッシュ・オンリー!」と言われたし、他の土産物屋もそうだった。

Tachingコレは「Liang-Chuan」という開運会社の社屋。1916年の竣工。

200こんな風体の建物もある。
コレ、漢方薬屋だったかな?

210いいね、アールデコ調。

220部屋の中からニョキニョキと外に棒が伸ばして洗濯物を干している。
チャイナ感満点の光景じゃない?

230「北京アパート」という1920年代の建物。

240この建物はまだチョットしたベランダみたいな手すりが付いているので棒は飛び出していない。

250こんな光景もチャイナ感があってなかなかいいものだ。
「手机」ってナンのことか知ってる?
どう読むのかは知らないけど、「携帯電話」のことだって。

260看板の青い文字ね、「電動工具」はわかる。
その左側は「業」の上だけでしょ?
一番左はわからんナァ。
280ホテルの前の通りをズ~っと歩いて行って出くわしたのが「Shanghai General Post Office」。

2901924年の竣工で現在も郵便局として使われている。

300vその向かいは「Asia apart」という1930年代の鉄筋コンクリートの建物。
このRがいい。

310通気口のフタも以下したデザインだった。

3201907年に建造された上海初の長大橋「Garden Bridge」を渡る。
ちなみに現在隅田川に架かっている橋で一番古いのは永代橋で1926年の建造だ。360橋床は今でも木造。

0r4a0129右を見るとこの景色。
薄曇りではあるけれどなかなかの絶景で「おお~!」と少々喜びながら、いつもライブの撮影で使っているキャノン5Dで写真を撮っていたら「あの~、日本の方ですか?」と中年の女性に声をかけられた。
若干アクセントや発音が不自然だがかなり流暢な日本語だ。
「ハイ、そうです」と答えると「持っているカメラを見ればすぐに日本人かどうかはわかります」と言う。
そうなのか…。チョットこわいな。
「私、ずっと日本に住んでいました。多摩の方です。私はコッチへ帰って来ましたが、娘が日本人と結婚して日本国籍を取りました。
私、日本語忘れちゃうので、こうやって日本の人を見つけると声をかけておしゃべりをして、日本語の練習するあるね」
ウソ、「あるね」は言わないけど、そういう事情で声をかけて来たのだそうだ。
マァ、コレがとにかくよくしゃべるオバさんで、ジッと話を聞いてやり取りをしているウチにハッと気が付いた。
ヤバい!
肩にかけていたバッグを慌てて前に持って来て荷物を確かめた。
セーフ。
オバさんは私の心配に気がつかなかったようだが、自分の気のチョットしたゆるみに一瞬ゾッとしたわ。

330橋を渡ったところに立っている「Broadway Mansions」という19階建てのホテル。
1934年、上海発の近代建造物として長年にわたって上海の象徴とされてきたそうだ。

350現在も5つ星の「Broadway Mansions Hotel」として営業している。

340vその向かいのレストランの前では新婚さんだろうか?…カメラマンを雇って写真撮影をしていた。
こういう人を結構見かけたよ。

370今度は「黄浦江(こうほこう)」という川沿いを歩く。
この辺りには「全国重点文物保護(保管)単位」、英語で表現すると「A Major Historical and Cultural Heritage Protected at the National Level」ということになるらしいのだが、国単位で保護している重要文化財扱いの建造物が並んでいる。
0r4a0158例えばコレ。
元「Jardine Matheson Building」。
ジャーディン・マセソンというのは香港に本社を置くイギリス系コングロマリット。
前身は「東インド会社」でアヘンの密輸と茶の貿易で得た金をイギリスに送るための銀行が元になっているそうで、当然アヘン戦争に深く関わっていた。

380有名な長崎の「グラバー商会」は「ジャーディン・マセソン商会」の代理店だったらしい。
現在、登記上の本社は英領バミューダ。
ムムム、コレものすごい胡散臭いね~。
なんかこの会社に関するオモシロい本はないもんかね?
あれば読みたい!

4001924年完成の「旧横浜正金銀行上海支店ビル」。11_0r4a0181チョットしたこういうデザインがいいんだよね。
「横浜正金銀行」は日本の半官半民の貿易金融や外国為替の専門銀行だったってよ。

11_0r4a0183ホラ、ココでも。
お婿さんどうしたんかね?

11_0r4a0179「旧中国銀行ビル」の入り口には…

410vホラ、狛犬。
ちゃんとコッチは「あ」。

420vコッチは「ん」と言ってる。
ベロが出ちゃってるけど。
え?
何で「あ」と「ん」なの?
日本語を形成する50音の最初と最後の文字である「あ」と「ん」で「すべてがココにある」みたいな意味ってどこかの神社で聞いた記憶がるんだけどな。
もちろん中国には50音なんてありゃしない。
…と思ったらコレ元はサンスクリット語で、「阿吽」のことなんだそうだ。
だから向かって右の狛犬は「あ」と言っているのではなくて「阿」と言っていて、左は「ん」ではなく「吽(ウン)」なんだって。
どうすんだよ、さんざん外人を浅草神社に連れて行って「あ」と「ん」って説明しちゃったぞ!

430vホラね、ココでも。
さっきのピンクの人は例外で、お嫁さんは間違いなく赤いドレスを着ている。
もちろんコレは「めでたい色」だから。
反対にめでたくない色は何だ?
「白」なんだって。
哀悼の意を表すらしいよ。
 
ところでこうして写真を撮っている横を通り過ぎると、スゲエんだよ。
スタッフ全員が穴のあくほど私が持っているカメラを見るんだよね。
そんなスゴいカメラじゃないんですけど。

440ひと通り歩いたらおなかが空いたのでD_Driveのメンバーに声をかけてラーメンを食べに行った。

450私が食べたのはコレ。
肉ラーメンみたいなヤツ。
全てのラーメンに高菜が乗ってる。
スープは日本にはない風味だったけどおいしかった。
ただ、麺がね~。
なんていうのかな?
少なくても我々が「ラーメン」と思っているモノとは明らかに違う。
私たちの感覚だと、ナンていうか、ソーメンの太いヤツっていうえばいいのかな?
ちょっとモチモチしていてこのスープにマッチしないように感じた。
280円ぐらい。
店員さんは一切英語を話さず。

460D_Driveが1回も登場しなくてゴメンね。
次回からジャンジャン登場します。

<つづく>

200_3 
(2019年10月8日~14日 上海にて撮影)

2019年12月17日 (火)

田川ヒロアキのSPORTS OF HEART 2019

 

恵比寿。
この地名からビールの銘柄が出来たのではなくて、その反対ですからね。
エビスビールの工場があったから恵比寿という地名になった。
ま、恵比寿ほどメジャーではないにしても、実はこのパターンってゼンゼン珍しくないって知ってた?
例えば富山のNACHI不二越がある「不二越町」とか、わかりやすいのでは大阪のダイハツ町とか。
富士重工の工場がある群馬の太田にはスバル町ってのもある。
 
そのJR恵比寿駅からすぐのところ。10こんなオシャレなところがあるんよ。

20_2それは「MLBカフェTOKYO」。

30「MLB」は当然「Major Baseball League」のことね。
いわゆる「大リーグ」。
しかし、「大リーグ」という言葉は使われなくなったね。
今は「メジャーリーグ」か…「大リーグ」なんて実にいい訳だと思うけどな。
それじゃ「消える魔球」は「メジャーリーグ・ボール2号」か…。
星飛雄馬が残念がるぞ。
「大リーグ・ボール2号」の方がゼンゼンかっこいいじゃん?

40_2エントランスには、大リーグの…イヤ、メジャーリーグのチームのロゴが飾ってある。
全然わからんな…右下の「カープ」と「ドラゴンズ」しかわからん。
あ、ヤンキーズとソックスは知ってる。「C」は「シカゴ・カブス」か。アスレチックスも知ってるわ。

50ナンでこんなことを言うかというと、私、NFLのチームはほとんど知っているから。
都市名を言ってくれればそのフランチャイズ・チームの名前を言うことができるのだ。
例えば…「ミネソタ」なら「ヴァイキングス」。
「カンザス・シティ」なら「チーフス」。カウント・ベイシーのアダ名は「Chief」だ。
「ボルチモア」なら「コルツ」。
「ピッツバーグ」なら「スティーラーズ」。
「ヒューストン」なら「オイラーズ」…だった。今は違う。「ヒューストン・テキサンズ」だ。
だってコレらを覚えたのは小学校5年か6年の時なんだもん。
45年前か…昔覚えたとは本当に忘れない。
このNFLチームのロゴをあしらった「グルービー・ケース」ってのがアホほど流行ってね。
それで片っ端から覚えちゃった。
コレって「Groovy Case」だったのかな?誰が名前を付けたんだろう?
スゴクね?ジャズだぜ。

Gc コレがそのピアノ・トリオの名盤の誉れ高いレッド・ガーランドの『Groovy』。
しかし、いつ見てもカッコいいジャケットだ。
ベトナム戦争が泥沼化する前のアメリカの一番ヨカッタ時代の文化。
Gv さて、中へ入ると…そう円形なの。

55ステージの正面には「10th Anniversary」の飾りとその下のはMarshall。
JVM210Hと1960A。
JVMはよく働くな~!
前回来た時は今のJVMがある場所にVintage Modern2466と425Aが置いてあって、その前にはSlashが立っていた。
Slashには3回ほど会ったことがあるけど、いつもすごく感じがいいステキな方だ。

60今回の『Sports of Heart』の東京会場は恵比寿。

70_2共通の主宰者ということで、MBLカフェの10周年記念イベントとして「前夜祭」がココで開催された。

75その前夜祭のオープニングを務めたのは…

80_2三味線の匹田大智。

90_2ヴァイオリンの穴澤雄介。

100_2おなじみ能楽師の大倉正之助。

110_2そして我らがガータワ…

120v_2田川ヒロアキ!

130_2演目は最早このイベントのオープニングには欠かせない「君が代」の変奏曲。

140ヒロアキくんが自身の「Seascape」と「君が代」を合体させたいわゆる「Seaが代」。
山本寛斎が絶賛した名アレンジメントだ。

S41a0275 いつも通り♪ギュイーンとヒロアキくん。

150_2大倉先生の「イヨ~、ポン!」にも力がはいる!
この鼓の音抜けのいいこと!

160v_2同じ「和」サイドからの三味線もド迫力だ。
180_2そして、穴澤さんのヴァイオリンの美しい音色が重なる。

170v美しい音色ならヒロアキくんも負けちゃいない。
JVMからキレイな音を出すことにかけては人後に落ちないヒロアキくんなのだ。

190_2今回もイベントのオープニングにふさわしいゴージャスなパフォーマンスを見せてくれた。

230vMLBカフェさん、10周年おめでとうございます。

210_2この日、期せずして全員Marshall装束だったので楽屋でマネージャーの美瑞穂さんにも入ってもらって記念撮影をしておいた。

11_23soh2 さて、LAに渡ってレコーディングして来たオリンピック/パラリンピックのウェルカム・ソング、「Sky」。
無事にCDもDVDもリリースされてめでたし、めでたし!

250cdその英語版、イヤこっちが本チャンか…。
「Sky」のMVが公開されているので紹介しておく。

そしてDVD。
コレもスゴイよ。
音楽DVDといより、「制作ドキュメンタリー」だな。
何しろ成田空港に行くまでの道のりまで記録されている。
LAで滞在したアパートでギターを弾く場面ではMarshallのマイクロ・アンプMS-2が登場する。
日本からワザワザ持って行ってくれたんだって!
ヒロアキくんはアメリカのMarshallのスタッフ、Hughが送り出してくれたJVM210Hと1936Vでレコーディングに臨んだ。
DVDには収録されていないけど、現地のスタッフもMarahallのサウンドを耳にして「メッチャいい音!」と何度も言っていたそうだ。
Marshallだけじゃなくて弾き手がいいんですわ。260dvdジャケットのデザインはマーブロでもおなじみの梅村デザイン研究所。
写真は美瑞穂さん!
CDはブルー、DVDはピンク…どちらもゼヒどうぞ!

270それと!
ヒロアキくんが以前より取り組んで来たマツダのイベント『マツダファンフェスタ』の公式テーマソング「Ride the Wind」のMVも公開になった!
この曲もLAでの録音。
お楽しみアレ!

 

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano 
 

200 
(一部敬称略 2019年9月27日 恵比寿MLBカフェにて撮影)