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2018年6月23日 (土)

『ニコニコ超会議2018』に行ってみた! <後編>

  

グワ~、スゴイ人出だよ。
今回、実際に会場を訪れた人の数は16万1千人。
どういう状態を指すのかはわからないが、インターネットで参加した人は612万人だそう。

06612万人がどれぐらいの数かというと、それこそこの超会議が開かれている幕張メッセがある千葉県の人口が622万人だそうだ。
ということは、ディズニーランドでミッキーマウスの着ぐるみに入っている人から、九十九里の漁師さん、習志野の落花生農家の皆さん、鹿野山神野寺の僧侶…と、千葉県民全員とほぼ同じ数の人たちがパソコンやスマホと首っ引きで『ニコニコ超会議』に参加したことになる。
一体全部でいくつのブースが出展されているのかは知らないけど、チョットやソットじゃとても回り切れない!
次のNATALの出番まで、イヤイヤ、時間の許す限り会場をくまなく見て回ろう。

10_2どれもこれも何をやっているのかは、相変わらずにわかには理解しがたいんだけど、とにかく賑やかで見ていて飽きることがない。

20_2しかし!
一見してわかるモノもある。

30_2そう、Marshallね。
この黒と金と白の雄姿。
チャンとココでも活躍してた。

40_2「ば・か」か…そう!
こんなところへ来てもMarshallが気になる「マーシャルばか」なのです。

07コレなんかJCM900時代のコンボだからね。

50_2すごく興味を引かれたのはブースのスポンサーだ。
日本を代表する大手企業ばかり。

60_2このダンスの体験ブースは日本航空の後援。

70_2NTTも。
元はといえば、日本航空は半官半民、NTTの前身の「電電公社」は「専売公社」、「国有鉄道」と並ぶ三公社の内のひとつですからね。
文化だけでなく、ニコニコが日本の経済の一部を動かしていることは間違いない。

80_2NTTなんかマンホールの鉄蓋の歴史まで開陳しちゃって…私はこういうの好きなんだけど、他には誰も見ていなかったナァ。

90_2結構驚いたのはコレ…自衛隊のブース。

100_212式地対艦誘導弾を発射するためのシステム。
ミサイルが全長約5m、重量が700kg。

110_2あまりの大きさにビックリ!
形式は異なるけど、こういう感じのヤツ…一式で500億円だって。
三菱重工謹製。
まいだーりー!

120_2こんなんもあったよ。水陸両用装甲車?
コチラも三菱重工さんの製造みたい。
GDPの1%の一部がコレに使われたんだね~。
これからは2%だよ!

130_2制服を着て記念撮影ができるようになっている。
コレは陸上自衛隊。

140v制服だけでなく、戦闘服を着用することもできる。
うれしそうだね。
160_2こんな感じ。
「#予備自衛官」のハッシュタグを忘れるなよ!
170_2日章旗…コレは断じてLOUDNESSじゃありませんよ。
海上自衛隊だ。
ココのブースで気になったのは壁に貼ってあった「自衛官募集」のポスター。
女性初の士官をはじめ、女性の隊員の写真ばかりが載っている。
そのどの女性自衛官もすこぶるカワイコちゃんばかりなのだ。
そばにいた女性の隊員にこのことを尋ねると、そのポスターのカワイコちゃんにつられて志願する男性隊員も実際にいるのだそうだ。
それを説明してくれた女性隊員もなかなかの美人だった。
 
敢えてこのあたりのことについては意見をさし挟まないことにしておく。
さいなら!

150_2当然といえば当然か?…「テツ」のブースもあった。

180_2ブース内イベントも大人気!

200_2「静岡鉄道」とか「大井川鐵道」とか、ヤケに地方色が濃いところが面白い。

190_2阪神だの阪急だの、エリアが広い!

210_2コレは東京の地下鉄のブース。

220_2車内に掲示している案内板や…

230_2つり革などを販売していた。

240vエ~、ハゲ対策のブースまで?!
あの黒い粉か~!
『ハゲどっと来い!』だって。

250_2コチラは完全に地方色。
ふるさと自慢のブースで『超岩手県2018』。
岩手まで「超」か!?岩手を超えたら青森じゃん?

270_2他にも高知の土佐だの鹿児島の曽於とか…エ、コレなんて読むの?「そお」か…。
下は淡路島の洲本市のブース。
タマネギもらっちゃった!

280_2タマネギを頂いたお礼に洲本市のPR。
コレもブースで頂戴した洲本市の携帯ストラップ。
「アレ?この形、どっかで見たことがあるぞ!」って言ったら、市章がミッキーマウスの逆さまの形なんだって!2_2img_6824ブラック企業のブース。
「ブラック企業には気をつけましょう!」ということね。

260_2休んでる人も多いな…何せ広い!

290_2将棋と囲碁のブース。
ひふみんも来てたよ。
左のピョコッと出ている「叡王戦」というのはニコニコを運営しているドワンゴさんの将棋タイトル。
一番新しいタイトル戦だ。
私は将棋は全くわからないが、棋士には大変に興味がある。
「アタマの中がウニになるほど考えて、考えて考えまくる」というこの競技。
そんなのやっぱり普通の人では務まりませんからね。
ひふみんもスゴイ記録を持っているけど、現役時代には最後の最後、つまり完全に負けが決まる一手を指されるまで「負けました」とは言わなかったとか。
先を読めば勝つ見込みが全くない対局でも最後まで「参りました」とは言わなかった。
ナゼか…。
「負けました」と言わざるを得ない直前に相手が心臓マヒで死ぬかも知れないから…というのだ。
死んだら負けだからね。
「勝負」への凄まじい執念!
そういう人たちが集まっている世界だから面白くないワケがない。
そういえば、Marshall Blogで将棋について触れるのは初めてのことかな?

295_2それにしても将棋ブームだよね~。
聡太くんサマサマ。
そうなんだよね。
相撲なんかもそうだけど、若きスーパースターが出て来ると業界ってのはガツンと盛り上がる。
今、落語もそうらしい。
誰に人気が集まっているかはわからないけど、人気の若手噺家を目当てに若い人たちが寄席に足を運んでいるらしい。
それによってベテランの噺家も若い人の間に名前が浸透しているのだそうだ。
そんな人がヘビメタ界に現れてくれないかね~。

300_2ブースには人気棋士の直筆の座右の銘扇子が展示されていた。
渡辺明永世竜王&永世棋王。

320v佐藤康光永世棋聖。

330vそして藤井聡太七段。
今、「王座」のタイトルに向かって爆進中。あと2勝でタイトル戦への挑戦権獲得。
きっとやるでしょ。
史上最年少「王座」生まれるかも知れない。

340vこの本をご存知?
『花と蛇』等のベストセラーを書いた官能作家、団鬼六が書いた『真剣師 小池重明』という、ある将棋指しの伝記小説。
死ぬほど面白い。
一昨日、久しぶりに本棚から出しで読みだしたら止まらなくなってしまって、昨日3回目を読み終えた。
ジャズ・ミュージシャンで言えばチャーリー・パーカー、ボクシングで言えば矢吹丈のような破滅型にいて規格外に強かったアマチュア棋士の悲惨な物語。
今やロックなどは最たるモノだけど、プロとアマの境目がなくなってるでしょ?
つまり、どの分野でもプロのレベルが低くなり、アマチュアの実力が上がった。
その中にあってどうしてもアマチュアがプロに歯が立たない種目が日本にふたつあるそうだ。
それは「相撲」と「将棋」なんだって。
この小池は素行があまりにも悪く、チャンスが幾度かあったにもかかわらず、終生プロになることができなかったが、バッタバッタとプロをなぎ倒し、対局の後にこう言った。
「ありがとうございました。拾わせて頂きました」
カッコいい!
これが負けた相手のプロ棋士の神経を猛烈に逆なでしたとか。
羽生善治は小学生の時に小池の対局を実際に観ていて、「型破りだが、とにかく強かった」という感想を残している。
聡太くんはチャンとこの人の研究をしているらしい。

3_0r4a8481ガラっと変わって…こういうホラーものも当然取り揃えている。
この子、日がな一日こんなことをしている。

350v「あ、ゴメン!うまく撮れなかった!」と言うと、「ンガ~」と声を出しながら、また別のポーズを取ってくれた。
いいゾンビだ。

360_2さて、やっぱりコレはハズせない…というか、メッチャ面白かったのがコスプレの皆さん!
630コレは館内のコスプレ・ブースに設置されているセット。
640v会場の建屋の間のスペースがコスプレ・ゾーンになっていて、そりゃもう大騒ぎ!
この手のイベントの「花」ですな。

A_380v

A_370v

A_410v

C_550v何を倣っているのかはサッパリわからないが、華やかでとてもよろしいな。
ジックリ見て回っちゃったよ。

B このポーズがいい。
カメラを向けるとシュピっとポーズをキメてくれる。

C_420v_2

C_400vこういう小道具がまたスゴイ。

Dw_440_2そんなに大きなモノどうしたの?
電車で持って来たの?

E_450v

E_455v 私も普段仕事で使っている大きなカメラを持参してもんだから、少しカメラを構えると皆さん積極的にポーズを作ってください。
「イヤイヤ、私違うんですよ!」なんて言うのもヤボなのでガンガン撮らせて頂いた。
一方、マニアの皆さんはスゴイよ!

Fかなり本格的な機材を持ち込んでの撮影なの。

Gで、コスプレの皆さんは、実に柔軟にカメラマンたちのリクエストに応えてくれる。
横で見ていて気が付いたんだけど、ナゼかみんな「座ってくれ」というリクエストを出すんだよね。
アレはどういうことなんだろうか?

H着ぐるみの中にスッポリ入っちゃって全く動かない人たちもいる。

H_510v

H_520vメンズだって負けちゃいない!

Jw_490このヒーローものなんかは結構お金がかかってるんじゃないかしら?

Jw_500この人はやたらと後ろを見せていたよ。

Kvコレなんかは相当大がかり!
シアワセのホワイト・タイガーが覆いかぶさってる。重いだろうにナァ。
Nvとにかくスタイルも十人十色でおもしろい!

L やっぱり可愛いのがいいナァ。

M_560v

M_570v

1_s41a0185

M_580v「コスプレにトライ!」みたいなコーナーもあった。

600_2自由に身につけてアナタもコスプレを楽しんでね!…ってヤツ。

610コスプレ衣装の修理屋さんまで用意されてる。

620コチラはフェイス・ペイントのコーナー。

650ココも人気だったよ~!

660さぁ、第1日目もソロソロ終盤。
イヤ~、しっかしスゴイ人!

670『超演奏してみた』に戻って来た。
ココだって大和証券がスポンサーだからね。

680この日のトリを務めたのは「紅い流星 with 東京アクティブNEETs」。

690トランペットは「ヒロコマン」こと古屋ひろこ。

700vトロンボーンは枡家小雪。

710vテナー・サックスが山石本薫。

720vキーボーズは紅い流星。

730v蒼い刹那のベース。

740vパーカッションに金山敦史。

745vそして、「白いイブリガッコ」こと伊藤ショボン太一。

750vだ~か~ら~、ショボンちゃんのドラムスはNATALね。
素材はウォルナット…クルミ。
フィニッシュはイブリガッコ色のナチュラル。

760ステージはMarshall JCM900 4100の姿も!
使われなかったけど…だって東京アクティブNEETsはギタリストいないんだもん。
でも、ステージにこの黒と金と白の四角いヤツがあるだけでライブ感が倍増するからフシギ。

770「ハイ、お待たせしました!」と浴衣姿の7人が現れると、客席から大きな歓声が上がった!

780もうこのチームは「お祭り」という言葉がピッタリとハマる。
そのハジケぶりが気持ちいい。
ココのお祭りには「影」などない。
いつでも「本祭り」だ。
870流星さんをはじめ、東京アクティブNEETsのほとんどのメンバーはつい先日Marshall Blogにご登場頂いた。
ヒロコちゃんのビッグバンドだ。
今日も仲良しの小雪ちゃんと息の合った演奏でカッ飛ばす!

800

820加えて山石さんのテナーが唸りを上げる。

R_2 しかし、いいね…3管ってのは。
誰が考えたんだか、トランペットとサックスにトロンボーンが1管加わることでものすごくサウンドがふくよかになって、アレンジによってはとてもスリリングなハーモニーを生み出す。
私はジャズ・メッセンジャーズも3管編成の時代が好き。

855流星さんのMC。
「今年でナント10周年になりました!プライベート・スタジオを作っちゃおうかと思います」
おめでとうございます!
そして最初のゲストを紹介した。

1_s41a0601 ヴァイオリンのTAM。
国内はおろか世界中を一緒に回っている盟友。

860v曲はアニメのメドレー。

810v2000年代、90年代、80年代とさかのぼっての選曲と構成。
ん~、わかったのは子供が小さい時に少しだけ見ていた「セーラームーン」と「クレヨンしんちゃん」、それと「ドラえもん」ぐらいか…。
80年代ったって中盤からはもう社会に出て働いていたからナァ。

850しかし、密度の濃いアレンジと圧倒的な演奏で十分楽しめる。

830v「次は2000年以降のアニソン・メドレーを演りたいと思います」

1_s41a0549 もうダメ。
全くわかりませんでした。

880でも、会場のお客さんには大ウケ!

890後半はTAMさんの他にもゲストや飛び入りを迎え盛り上がり度がアップ。

900最後は先日のヒロコマンBIG BANDでも取り上げられた人気曲「Native Face」で締めくくった。
今日もヒロコマンはギンギンに盛り上がってますナァ。
さすが私の後輩!

910v3回のステージをこなして大忙しのショボンちゃんとNATAL。
今日も素晴らしいドラミングだった!

840東京アクティブNEETsの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

920最後、すなわち第1日目の締めくくりは『超踊ってみた』と『超歌ってみた』のブースとのコラボレーションで『超合わせてみた』!
離れている各ブースが一斉に同じ曲を歌って演奏するのだ。
曲は「バラライカ」。
大ホールに鳴り響く歌声!
エンディングには銀テープが宙を舞って大きな感動を演出した。

930さて、最後に…。
もちろん私も『ニコニコ』のことを全く知らないワケではなかった。
が、チョット前まではこうして自発的にイベントに足を向けるなどとは夢にも思っていなかった。
一方、日頃より業界の人たちから、若い人たちの『ニコニコ』への熱中ぶりを耳にしていたので、一度どんなモノかをこの目で見てみたいという気持ちが募っていた…仕事としてね。
そこへ偶然声をかけてくれたのがショボンちゃん。
まずは、そんなチャンスを与えてくれたショボンちゃんにはこの場をお借りして深く御礼を申し上げたい。

1_s41a0246初めての『ニコニコ超会議』…メチャクチャおもしろかった!
正直、こんなジジイでもと~ても楽しむことができた。
反面、ロックの将来について考え、暗澹たる気持ちにさせられてしまった。
 
私は13歳の時、つまり1975年ぐらいからロックに夢中になり出したんだけど、その頃の音楽といえば「歌謡曲」が全盛で、「ロック」はそれとは地面がつながっていない、完全に別の場所にあった。
それは少し大人っぽい所にあって、「ロックを鑑賞する」ことがひとつのステイタスで、独立した趣味分野だった。
「テレビにミュージシャンが出ない」時代とでも言おうか?
ロックを聴くことが「愉しみ」や「嗜み」のひとつとして、切手集めや熱帯魚の飼育、アマチュア無線や骨董品集めと同じ階層にあったように思う。
実際、ハード・ロック、グラム・ロック、プログレッシブ・ロック、ジャズ・ロックにブルース・ロック…パンク/ニューウェイブのブームが本格的になる前までは、掘っても掘っても色んなヤツが出て来てロックを知ることがおもしろくてしょうがなかった。
もちろんお小遣いやバイトの給料は、すべてレコードかギター関連のアイテムに化けたことはご多分に漏れない。
こうなると立派な趣味でしょ?
今の若い人の中にもそういう子はいるんだろうけど、昔ほどの数ではなかろうし、熱気を入れる対象も我々の頃に比べてあまりにも画一的になってしまっているのではなかろうか?
反対にもし、もしですよ…私が今の時代に青春期を迎えていたら、間違いなくロックに夢中になんかなっていなかっただろうね。
『ニコニコ』やアニメに入れ込んでいたことだろう。
だって、アニメを観れば「ロック」がもれなく付いてくるんだもん。
すなわち、クォリティの問題は別にして、世間一般のポジションとして「ロック」はもはやアニメーションやゲームなどのアクセサリーになってしまったということ。
そうなればワザワザ「ロック、ロック」と騒ぐ必要なんかありゃせんわね。
70年代は「ロックの普及のために…」なんてムーブメントが盛んだったが、それから30年、40年経ち、「ロック」というスタイルの音楽が歌謡曲を駆逐し、一般大衆の間に普及した途端に「Rock」というものが無くなってしまった…と観察している。
そこへヒップホップってのが出て来ちゃった。アレは困るんですよ…Marshall使わないから。
 
それとね、このイベント、金がかかっているからチンケなモノがひとつもないの。
私なんかに言わせると、「万博」のイメージかな?
それぞれのブースがアメリカ館でありソヴィエト館であり、太陽の塔であり…。中にはガーナ館とかタンザニア館みたいのもあるけど、総じてやっていることがゴージャス極まりない。
それも日本を代表する大企業がバックに控えてるんだもん、当然のこと。自衛隊のことを考えれば国も介入しているイベントと言っていいかも知れない。
それらの意味で、<前編>の冒頭に書いた通り「社会」の勉強にもなったというワケ。
大企業が決して少なくはないであろう宣伝広告費をこのイベントにつぎ込んでいるのだから、その効果も推して知るべし…すなわちコレはひとつの「経済」なんだよね。
 
私同様、クラシック・ロックで育った同輩のご貴兄、次回お足を運ばれることをおススメします。
日本のエンターテインメントの現状が一発でわかります。
そして、若い子は誰もツェッペリンやパープルに興味を持たない理由が痛いほどわかる。
それと、メタル関係のコミュニティにいる若い人たちもダマされたと思って行ってみるといい。
「社会科」のとてもいい勉強になると思う。
でも、ちゃんとメタルへ帰って来てくれよ!
「ミイラ取りがミイラになる」なんてことのないように…。

940

200  

(一部敬称略 2018年4月28日 幕張メッセにて撮影)

2018年6月22日 (金)

『ニコニコ超会議2018』に行ってみた! <前編>

    
「エッ~?シゲさんがニコニコだなんてわが目を疑うよ!」…ああ、好きに疑うがいい。
しかし、遊びに行って来たんじゃないゾ。
勉強をしに行って来たのだ。
何の勉強かというと…「社会」だな。「経済」と言っていいかも知れない。それと少しだけ「音楽」。
教室は幕張メッセだ。
朝からガンガン人が集まって来る。
まるで『ウッドストック』のワンシーンのようだ。

10グワ~!
わかっちゃいたけど、すごい人!

2010代の若い子ばっかりで、てっきり自分が最年長かと思っていたんだけど、見ると案外そうでもないゾ。

30春だというのに会場の入り口前は完全にハロウィン状態。

40こうなると普通の格好をしている方が恥ずかしくなってくる。

50チョット失礼して皆様よりお先にスタッフの通用口から会場に入ると…

60もう別世界!?
75真っ先に向かったのはココ。
『超演奏してみた』という器楽演奏を楽しむ人たちのブース。
ニコニコをご存じない人には何をやっているんだかサッパリわからないでしょう?
大丈夫、後で説明するから。
最初は私もゼンゼンわからなかった。

70朝一番の出し物にも関わらずもう黒山の人だかり!

80ステージの上にはバンド。
客席のエリアにはオーケストラが入っている。
『ニコニコ大合奏』というプログラム。
ステージの上には…キーボーズに事務員G。
もうMarshall Blogではおなじみでしょう。

90ベースは「蒼い刹那」。

100パーカッションは金山敦史。120ドラムは…全く見えませ~ん!

130見えた!
伊藤ショボン太一!

140っつーことは、ドラムスは当然NATAL。
愛用のウォルナットのキットにステイヴ・スネア。
その素晴らしいプレイとサウンドにこっちが超ニコニコだってばよ!

150おお~!
やっぱりオケのサウンドってのはスゴイもんだな。
まさにスぺクタキュラー!
この時のために公募して集まった楽団員さんたちなのだそうだ。
予め譜面が配布されていて、リハはこの日に1回しただけ。

160棒を振っているのは2014年の『虹色オーケストラ』の時の指揮者。

170話題の米津玄師の「打ち上げ花火」他1曲を演奏。
コレが「米津玄師」の曲か…。
ココでこんなオーケストラ・サウンドが聴けるとは夢にも思わなんだ。
しかもNATAL!
朝からニコニコづくし!

180次のNATALの出番まではまだ時間があるので会場を見て回る。
コレが予想をはるかに上回るおもしろさなのよ!

190要するに、この『ニコニコ超会議』ってのは、インターネットの動画サイト『ニコニコ動画』の文化祭なんだね。

200アニメからゲームから、今の若者の文化のエキスがすべて集る現場…とでも言えばよいのか。
さっきの「超演奏してみた」の他にも、「超歌ってみた」とか「超踊ってみた」とか、趣味を同じくする仲間が集まってガンガン盛り上がろう…というイベント。
この日は「超会議」だからすべてに「超」がつく。
大ゲサに言えば、このイベントを見聞きすれば今の日本の若者の文化がわかるのだ。
…といっても30歳台ぐらいの人もゴマンと来てるけどね。
今の世の中は30代も若者か?

210初音ミク…コレはボカロか?
「初音」と来たら我々の世代だと甘味処なんだけどね。

220物販のコーナーももちろん充実。

240とにかく、カバーしている範囲の広さがハンパではない。ホントに「超」なのよ。
コレはパチスロのブース。

250それぞれの種目(?)に大抵こういうイメージ・キャラクターがついてる。
また、そうしたキャラクターさんたちの愛想がやたらといい。

255vコレはカラオケだね。

260コレは野球。

270そして、各ブース内で色々なイベントが開催される。

280コレは歌舞伎。

290三毛猫の「かぶきにゃんたろう」だ。
こういうキャラクターのモチーフってのはネコちゃんのひとり勝ちだねぇ。
上のパチスロの赤いのもそうでしょ?
にゃんたろうが座っている台座の歌舞伎模様は「森田座」の定式幕。
「黒・柿色・萌黄」の配色は歌舞伎座と同じ。
このあたりのこと『私のディープ浅草 <その4>』で解説しているので興味のある人はゼヒ読んでみて!
300今度はボートレース。

310展示しているボートと記念撮影もできる。

320ブース内はVRのアトラクションで大盛り上がり。

330ああ~、こういうのはホッとするわ。
おそ松くんがフィーチュアされているブースはナゼか三井住友銀行がスポンサーを務めている。

340チビ太もバッチリ登場。
『おそ松くん』はリバイバルされて若い世代に伝承されているんだネェ。

350フード・コーナーもすごい人だかり。

360やっぱり若い人が好んで食べるようなモノが多いね。

370謎肉?

390聞いてはいたけど、コレがそうか~。
カップヌードルの中に入っているサイコロ状の肉風味のヤツでしょ?

400その「謎肉」だけのカップがあるんだって。
でも、大人気でスッカリ売り切れ。
あ、私は大丈夫です。
カップヌードルですらもう何年も食べてないからして…。

410フード・コートはいつもにぎわっていた。
380何しろ色んなブースがあるんだけど、私が個人的にハマったのはコレ。

420可愛いおねえさんの法話の後…

430ステージの照明が落ち…

440ヒップホップとお経のコラボが始まった。

450この左の方がコレのリーダーみたいなんだけど、タマタマこの数日後テレビに出てるのを見たわ。
やっぱりコレを演ってた。

460こんなアトラクションも。

465文字通り仏壇の中に入って写真を撮るんだけど、自分の遺影が仏壇に入ったところを見たことがある人は普通いないからね。
貴重な体験かも知れんぞ。

470しかも順番待ち!

480ココは座禅のコーナー。
座禅は「サイレント」にキマってる!

490ま、座禅といっても結跏趺坐(けっかふざ)や半跏趺坐(はんかふざ)を組むワケではないんだけどね。
広い会場のハジッコで「シーン」とやっている姿が面白い。

495このコーナーも忙しそうだった。

500お坊さんばかりで牧師さんは見かけなかった。
「牧師」といえばプロテスタント。イギリス国教会との関係があるのかしら?
ヘンリー八世の記事が滞ってしまっていてスミマセン。書きたいんだけどね~、時間がない!

510皆さん真剣にご相談なさってる。

513アッチで法要をしているかと思えば、こっちはナント結婚式!

515新郎新婦さん。
ホントにココで結婚式を挙げているの。

516コレは占い。
…と、たくさんのブースやアトラクションを紹介しているが、<後編>もまだまだこういうのが続くよ。
とても1本の記事では収まりきらない。
そして、どうしてココまで細かくレポートしているのか?にはワケがある。
それは<後編>の最後に記すことにする。

520「超演奏してみた」に帰ってきた。
またしてもスゴイ人だかり!

530ステージに上がっているのは「紅い流星」と事務員G。
550『紅い流星・事務員Gの気まぐレッスン』というプログラム。
2人で巷間の音楽を分析するというコーナー。
6thの使い方とか、クロマチックなコード進行とか、楽理的な説明もあってなかなかに本格的な内容。
フーン、アニソンには「89秒の魔法」というのがあるんだって。89秒の中で魅力をアッピールしきるように作られているのだそう。
それにしても…事務員さんのトークにはいつもホレボレしてしまう。

555後半には実演をタップリ。
バンドが加わっての演奏だ。

570ということは、もちろんショボンちゃんとNATALも大活躍!

590その傍らにはMarshall!…使ってないけど。

600事務員さんは8月30日に『Stars on Planet 2018 -星の王子さまにさよならを-』というコンサートの開催が決定している。
会場は東京国際フォーラム ホールA。スゴイな~。
 
詳しくはコチラ⇒事務員G Official Web Site

  
<後編>につづく
 

200  

(一部敬称略 2018年4月28日 幕張メッセにて撮影)

2018年6月21日 (木)

マルコ・ジョルジビックについて

 

この日はチョットした音楽的ショックを受けた。
「ショック」というより「刺激」かな?
昨今の私は、個人的な時間においてはジャズ、近世のクラシック、映画(舞台)音楽、民族音楽、それに古いロック…と比較的色々な音楽を楽しんできたつもり。
しかし、欲張りで飽きっぽい性格のせいか、ここのところ興味のある音楽に出会う機会がメッキリ少なくなった。
チョット前までは毎月欠かさず30枚以上のCDを買って聴かないと禁断症状に陥ってしまう「CD買い中毒患者」だったんだけど、そんなこともスッカリご無沙汰になてしまった…で、それで平気でいられるのが我ながらコワい。
ここのところ買うCDといえば、ブックオフで280円で売っているキテレツなクラシックの中古盤ばかりだ。
コリャいよいよ「ソバ打ち」にでも趣味を転向する時がやって来たか?…と思っていた矢先に出会ったのがこのドラマー。
名前はMarko Djordjevic。
ラスト・ネームを一発で読める人がいたらスゴイ。
私はといえば、Django Reinhardtをハッと思い出して2回目で概ね正しく読むことができた。
そう、「D」は黙字で「マルコ・ジョルジビック」さんとおっしゃる。
「d」と「j」が重なっている字面からポーランドの人かと思っていたらさにあらず。
もう~、この人のドラミングときたら!
彼の演奏を聴いて「おお!まだまだ面白い音楽があるじゃないか!」と再び音楽の世界に引き戻された気にすらなった。
今日はそんな刺激的な1日をレポートする。

10今日お邪魔しているのは西葛西にある「東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校」。
ニューヨークで活躍する日本人ベーシスト、宮地遼によるアンサンブルの特別授業だ。

20授業は遼さんのお話から始まった。
遼さんはニューヨークの音楽学校、Bass Collectiveの卒業生だ。
そこで、「ニューヨーク」という街の魅力や、どうして世界的に有名なボストンの学校に行かずにBass Collectiveを選んだのか…等について語ってくれた。
30v遼さんの説明によると、ニューヨークは街中に色々な音楽があふれている反面、ボストンには音楽の場面が少ない。
それゆえボストンの学校を出ても音楽の仕事にありつくことが難しく、結局「音楽の仕事」を求めてニューヨークに出て来ることになってしまう。
だったら、最初からニューヨークを根城にする方が得策と考えたのだそうだ。
何しろスゴイ人たちが集まっているので、そもそもニューヨークにいること自体が刺激的だという。
以前、グリニッチ・ヴィレッジにある老舗の楽器屋が閉店することになって、「さよならマット・ユマノフ!~私のニューヨーク」という記事を書いたが、私もニューヨーク大スキでしてね。
ほぼ観光客としてしか訪れたことはなく、その滞在期間も最長で1週間程度なのだが、遼さんの「刺激的」という表現はとてもよく理解できる。
でもね、中古レコード屋と食べ物、それに街の清潔さだけは日本の方が格段に上です。

50コレは遼さんがニューヨークで制作した初のリーダー・アルバㇺ『November』。
マンハッタン・ブリッジを背後に従えて愛器を手にした遼さん。
「ニューヨーク大スキ!」って感情がにじみ出ているようですな。
私もこの光景を見たことがある。
どこからだろう?バワリー・ストリートの近くあたりからかな?
近くで見るとスゴくでかいんだよね。
マンハッタン・ブリッジはイースト・リバーにかかっていて、ひとつ下流にあるのが有名なブルックリン・ブリッジ。
初めてニューヨークに行った時、試しにブルックリンまで歩いて渡ってみたことがある。

40cd一方、マンハッタン・ブリッジのひとつ上流の橋がウィリアムスバーグ・ブリッジ。
1959年にソニー・ロリンズが活動を停止してシーンから退いた時、このジャズ界の巨人はウィリアムスバーグ・ブリッジでサックスの練習に勤しんだという。
見てみたかったナァ~。
「ウワ~、音も歌い回しもロリンズそっくりだな~」と通りかかって、顔を覗き込んだらホンモノのソニー・ロリンズ…だなんてね!
そして復帰後、1962年にリリースしたアルバムが、その名もズバリ『The Bridge』だった。
ああ~、またニューヨーク行きたい!!!!

108_2br この授業のテーマは「アンサンブル」…ということで、ピア二ストとドラマーが加わっていよいよ実技の開始となった。

70ピアノはビリー・テスト。

80vドラムスはマルコ・ジョルジビック。

100vそして、もちろんベースは遼さん。
実は遼さんはこの2人の他にギターとサックスを加えたクインテット編成で、『November』を引っ提げた凱旋ツアーの真っ最中だった。
そして、この日はそれとは別にピアノ・トリオで特別授業を開講したというワケ。

90vで、なんで私がこの授業にお邪魔しているのかというと…NATAL。
マルコはNATALプレイヤーなのだ!
3千里もたずねなくても、アナタのNATALはすぐそばに!

1_s41a4008 コレがこの日マルコが使ったNATAL。

110全然シンプルなメイプルのキット。
スネアもNATAL。

120また、私が初めて観た外人ドラマーはRainbowのコージー・パウエルで、UKのテリー・ボジオ、フィル・コリンズ、ビル・ブラッフォード他、数切れない数のロック・ドラマーたち。
ジャズではエルヴィン・ジョーンズ、アート・ブレイキー、ジャック・ディジョネット、ポール・モチアン、レニー・ホワイト、アル・フォスター、トリロク・グルトゥ…残念ながらトニーは観れなかった。
ドラム・ソロではディジョネットとテリー・ボジオ、そして1979年にサンタナで来日したグラハム・リア(ジノ・ヴァネリのところにいた人ね)がすごく印象に残ってるな。
…と、長年にわたって色々なドラマーのプレイを観て驚いてきたけど、この日のマルコのプレイにも本当に驚かされた。
結局はジャズ・スタイルなんだけど、も~レガートの一発目でヤラれた。

140音色もプレイもモノスゴイ個性なの。
といっても、決して奇を衒っているワケでは決してない、でも何かがモノスゴク独特なんだよね。
音楽の種類を問わず、すごいドラマーってバッキングだけで自分の音楽を作っちゃうところがあるじゃない?
まさにソレ。
マルコはDrummers Collectiveという学校で教鞭を執っている遼さんの同僚だ。
こんなプレイを見たら「世界中からスゴイ人が集まって来るから」という遼さんがニューヨークを重視する理由が一発で理解できる。
そうそう、プレイを始める前にマルコは私のフルネームを何も見ずにスラスラと正確に発音し、謝辞と共に「NATALの協力者」として私を受講生たちに紹介してくれた。
こういうところがスゴくシッカリしてるんだよね、向こうの人って。

130v曲は「Wise Man Say」って聞こえたが、変拍子のワタシ好みの曲。

150vまたこのピアノのビリーが滅法スゴイ。
バツグンの構成力でソロを物語に仕立てていく。
なるほど、ビリーは「Village Vanguard Orchestra」のメンバーで、グリニッチ・ヴィレッジの人気ジャズ・クラブ「Smalls」の常連なのだそうだ。
クラシックもOKの今ニューヨークで引っ張りダコの売れっ子ピアニスト。
道理で…。
アレ、どういうワケかニューヨークのクラブでは月曜日になると、ビッグバンドが出演するんだよね。
もうなくなった「Sweet Basil」なんかもそうだったし、敏子さんのオーケストラをBirdlandに観に行ったのも月曜日だった。
各店の常連の腕利きミュージシャンたちが集まって編成されるオーケストラだからして、スゴイにキマっている。
しかも、Village Vanguardは老舗中の老舗だからね、ビリーのニューヨークのジャズ・シーンでの評価が窺えるというものだ。

1602曲目は遼さんのオリジナル・バラードでアルバムのタイトル曲「Novemeber」。

170_nov強靭なテクニックに裏打ちされたプレイ。

180ひとりで本場に出かけて行って、勉強して、自分のコンボを立ち上げて…ホント、スゴイと思うわ。
ボストンの学校へ行って、何年かして帰って来ちゃうのとはワケが違うもんね。
マジで尊敬するわ。
私が20歳若かったら…なんてことすら思わないもんね。

190v20年以上前、最初にニューヨークへ行った時、ヒョンなことからベーシストの中村健吾さんとご一緒させて頂いて、エイブリー・フィッシャー・ホールへにウィントン・マルサリスを一緒に観に行ったことがあった。
まだその頃、中村さんはダンス・クラブのようなところで演奏されていて、ステージの上のウィントンのオーケストラを指して、「いつかこのバンドに入ったろ思とんのですわ」とおっしゃった。
それから数年経って、中村さんは本当にウィントンのコンボに入って『Live at the House of Tribes』というライブ・アルバムに参加しちゃった。
アレもビックリ仰天したよ。CDを見つけてその場で買ったわ。
アータ、ウィントン・マルサリスといえば、ジャズ界のマイコーみたいなもんですからね。
そういうことが起きるのが、また「ニューヨーク」ということなんでしょうな。
東京にいたら一生ムリだもんね。

108_wm3曲目も『November』から「Evan's Wedding Song」。
マルコの作品で、コレにブッ飛んだ。
リズムが変拍子だということは瞬時にしてわかるが、何拍子なのかがどうしても解読できない。
16分がベースになっていることまでは読み取れるのだが…。

200v_wとても「結婚式の歌」には聴こえないスリリングな展開。

210vAREAのデビュー・アルバムの『Arbeit Macht Frei』のオープナー「Luglio, Agosto, Settembre」にも通じる風合いだ。

220vマルコはセルビア共和国の出身だそう。
セルビアはかつてのユーゴ・スラヴィアに属していた国。
太古の昔にスラヴ民族が入り込んだユーゴ・スラビアは、「1つの国、2つの文字、3つの宗教、4つの言語、5つの民族、6つの共和国、7つの隣接国」といわれる大変に複雑な構造を持った国だった。
そういうエリアからは面白い音楽が出てきやすいんだよね。

230vこの曲もそんな複雑な雰囲気を醸し出しているが、聴いていて実に自然で気持ちがいい。
そもそもメロディがとても魅力的だ。
一聴するとテクニカルに聴こえる変拍子はそれを引き立たせるモノでしかない。
そして、マルコのドラミングはまるで故郷の歌を歌っているようだ。
「ドラマー」というより「音楽家」なんだろう。
完全にドラムスのテクニックの向こう側にあるモノに喰い付いている感じがする。
向こうのスゴイ人って大抵そうなんだよね。
どんな楽器のプレイヤーも「音楽>テクニック>機材」の順番で大切にしているように見える。
まず、自分だけの「音楽」を作ることが第一なのだ。

240_23曲の模範演奏を終了したところでQ&Aコーナー…なんだけど、例によって生徒さんたちは恥ずかしがって質問をしない。
しからば…。
「すいません!業者が質問してもいいですか?」と手を上げたのは………ワタシ。
「もちろん!どうぞどうぞ!」と快く応対してくれる遼さん。
「今の曲は一体何拍子だったんですか?」…もう辛抱たまらなくなって質問させて頂いた。
遼さんが教えてくれたのは、「ハハン、今の曲は、15/16拍子と19/16拍子の組み合わせでできているんです」
そんなんわかるワケないっつーの!
パット・メセニーの「First Circle」の22/8拍子ってのも、数えていてイライラして諦めちゃったぐらいなんだから!
19/16というとザッパの『Joe's Garage』の「Keep it Greasy」もそうだったようなことを思い出して、ザッパの名前を出したところ、ヤッコさん、案の定ザッパ好きだった。
私が質問の口火を切った後はもう大丈夫。
次から次へと受講者から色々な質問がマルコに投げかけられた。
ある女子生徒さんなんか、ナ、ナント、「ザッパのおススメのアルバムは何ですか?」なんて質問をするじゃんね。
そういうことは私に訊きなさい。
「さっきシゲが言ったように『Joe's Garage』はおススメです。他に『London Symphony Orchestra』とか…」と答えるマルコ。
エエ~!『London Symphony Orchestra』はないんじゃないの?!
後でマルコにこのことを尋ねたら、彼は『London Symphony Orchestra vol.1』に収録されている「Mo 'n Herb's Vacation」を演奏したことがあるんだって。それでおススメなのだそうだ。
やっぱり聴いている音楽の幅と深さが違うわ。
『London Symphony Orchestra』の2作はロックやジャズとはほど遠い、フランスの大指揮者ピエールが・ブーレーズが取り上げるような純粋な「現代音楽」なのです。
野次として「One Size Fits All!」って言っておいた。そしたらマルコは私を指さして「イエ~!」って。

250Q&Aの後は生徒さんが参加する実技コーナー。
遼さんトリオのメンバーとの共演。
緊張するだろうね~!

260ピアノ・トリオの編成に…

285vギターの生徒さんも交代でジョイン。

270v

280v生徒さんのパフォーマンスにアドバイスを与えるマルコ。
先生業も本職とあって、実に指導がウマい。
まずホメる。
とにかくホメる。
そして、「でも、こうした方がもっとよくなる」というポイントを具体的に説明する。
ボストンの学校で教鞭を取っていらっしゃる方も「ますはホメなきゃ絶対にダメです」とおっしゃっていた。
ああ、ウチの子ももっとホメてあげればヨカッタなぁ。

305vみんな超真剣!当たり前か…。

320v

300v先生はことの他楽しそうだ!
290演奏している題材は『November』収録の「White」という遼さんのオリジナル曲。
『第七銀河』の頃のReturn to Foreverを彷彿とさせるロック色の濃いカッコいいナンバーだ。
譜面を見ながら演奏を聴いている受講者。
しかし、今みんなコレだもんね~。
便利になったナァ。

390遼さんも理路整然としたアドバイスで生徒さんをステップアップに導く。

330

400v

420v

440vもちろんドラムスの生徒さんも参加する。

350

375vその演奏をジ~っと聴き入るマルコ先生。

340コレがNATALですよ~!いい音でしょう?

360v

410v

450v

370v真正面の席に座って演奏に聴き入るマルコ先生とビリー先生。

380充実の授業は先生たちの演奏による遼さんの「Path of the Light」で締めくくられた。
面白かった~!
そして、やっぱりNATALの音ってステキ!

460最後はみんなで記念撮影。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

470私もマルコと。
終演後、「さっき演奏した曲、リズムもスゴかったですが、私はメロディに感銘を受けました。あのメロディはアナタの故郷のバルカンのテイストですね?」と伝えると、「コイツ、わかってたのか?」と私の指摘に少し驚いたように「そうなんだよ!」とうれしそうに答えてくれた。
冒頭に書いたように、ホント、すごい刺激を受けたわ。
今、「そば打ち」をどうしようか迷ってる。

480実は、マルコたちが教鞭を執っているニューヨークのDrummers CollectiveやBass Collectiveの創設者のひとりはロブ・ウォリスという人で、教則ビデオのDCIとかHUDSON MUSICのオーナーでもある。
私、ロブとはとても仲良しだったのね。
コレは2003年ぐらいにフランクフルトで撮った写真。

108_rimg0079 その15年後のバージョンがコレ。
お互い歳を取ったナァ。
しばらく没交渉になっていたけど、下の写真を撮った今年のNAMMを契機にまた時折メールで連絡を取り合うようになった。
また何か仕事で一緒になれればいいナァ。
洋の東西や言葉の違いを問わず、昔の友達って素晴らしい。

310_2  200
 
(一部敬称略 2018年5月16日 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校にて撮影)

2018年5月10日 (木)

Marshall Dinner 2018

 
Marshall社社長ジョナサン・エラリーとエリー夫人が来日。
日頃よりMarshall、NATAL、EDENをご愛用頂いているミュージシャンの方とディナーを共にした。

1_0r4a1982来日の目的はこのディナーの他にもうひとつ。
それはMarshall GALA2開催の打ち合わせ。
Marshall GALA2を来年の後半に開催することを社長自らがディナーの挨拶の中で発表した。
さぁ~、またヤルぞ~!
皆さん、またよろしくお願いします。
 
Marshall GALAとは別に、これからもこのMarshall Dinnerを続けて、Marshall、NATAL、EDENをご愛用頂いているMarshallファミリーのメンバー同士の親交を深めていきたいと思う。

1_0r4a2023  

200 
(2018年5月9日 Hard Rock Cafe UYENO-EKI TOKYOにて撮影)

 

2018年5月 2日 (水)

第3回 がんばっぺ福島!応援の集い <後編>

 
列席者に配布された升。
コレに福島の銘酒を注いで…オ~ットットットットット、そんなに注いじゃイケねぇよ。コイツァ口の方から迎えに行くテェやつだ。
ココいらで酒にちなんだ噺でも一席やりたいところだけど、当日は車で飲めなかったので…なし。
「冷やでもよかった…」と五代目桂文楽のオハコ、「夢の酒」で<後編>はスタート。

10_2休憩をはさんで、ステージには福島県富岡町出身のシンガー、伊藤優大が登場した。

20_2あたたかな歌声…このナイロン・ギターの弾き語りっていうのはサウンドが柔らかですごく魅力的なんだよね。

30v司会のお2人はスッカリお召替え。
ステージはこの辺りからまた雰囲気が変わっていく。

35次に登場したのは、福島三人娘×という名のトリオ。

40_2ボーカルズの唐橋宙子。

50vヴァイオリンに加藤菜々子。

60vそして、ピアノと作曲は奏音(かなで)。

70v福島三人娘×と優大くんのコラボレーション。
歌うはディズニーの「A Whole New World」。

80_2そして、今度は福島三人娘×にハワイアン・ダンサーズがジョインする。

90_2客席はもうハワイ気分?

100_2主催社のひとつである無洲のスタッフも加わって何ともいい雰囲気。
ああ、この手前の無洲の方…ヒロアキくんの結婚式の二次会の撮影をしていた時、まさか誰かが下にいるだなんて思わないから、70-200mmのレンズを装着した飛び切り重いカメラを持った手を無造作に振り降ろしちゃったんだよね。
そしたらちょうどカメラの下を通りかかった彼女の頭をそのカメラで思いっきりブン殴っった形になってしまって…。
「だ、大丈夫ですかッ?」
ヘタをすれば脳震盪でも起こしかねない相当な激痛だったに違いないにもかかわらず、「大丈夫ですよ!」と笑顔で答えてくれた。
その後も心配していたんだけど、今日こうしてとてもしなやかなアクションでフラを踊ってくれていらっしゃる姿を目の当たりにしてホッとした。
本当にスミマセンでした!

110_2ウワ~!
全員で踊ってる!

120_2スパリゾート・ハワイアンズのファイヤー・ナイフ・ダンスチームの「Siva Ola」の2人の演技。

130_2普段は大きなナイフの両端に火を灯してブンブン振り回すスリル満点のダンス。
今日は電気仕掛けのナイフでの激演。

140vドンドン濃厚になって来るハワイ・ムード…ということで私もハワイで脱線させて頂きましょう。
下のCDは、ラスベガスの老舗ホテル、シーザーズ・パレスのボウル・ルームにおけるフランク・シナトラ、サミー・デイヴィスJr.、リナ・ホーン、デューク・エリントン、アン・マーグレット等、アメリカのショウ・ビジネスを代表するようなキラ星のようなエンターティナーの名演を収録したコンピレーション・アルバム。
ヘヘヘ、実は私、新婚旅行の時に同じ場所でサミー・デイヴィスJr.とジェリー・ルイスの共演を観たんですわ。
一生の思い出+自慢+宝物なんです。
で、このアルバムにはもうひとりの大スター、アンディ・ウィリアムスの「ハワイの結婚の歌」が収録されている。
アンディのビロードのような美声で聴くおかげもあるけど、それを割り引いても殺人的にいい曲だよね~。
で、私のアヤフヤな聞き取りで恐縮なんだけど、アンディはMCでこんなことを言っているの。
「この曲は数え切れないほどの歌手がレコーディングしているポピュラーなモノですが、ある時私は歌詞を忘れてしまい、正確な『ハワイ』という地名の発音もわからなくなってしまったことがありました。
そこで、色んな人に『ハワイ』の発音を確かめてみたのですが、「ハ」にアクセントを付ける人、「ワ」にアクセントを置く人、あるいは「ハヴァイ」と発音する人…もう人それぞれなのです。
その後、ハワイに行って確かめるチャンスに恵まれました。
ビーチにいた白髪頭の80歳がらみの現地の男性に私はこう訊いたのです。
『ハワイで一番大きな島の名前は何といいますか?』
するとその男性はこう答えました。
『ハヴァイ島じゃよ』
そうか!『ハヴァイ』と発音するのが正しいのか!
私はとてもうれしくなって彼に『サンキュー!』と伝えました。
即座に彼はこう答えました…『ユー・アー・ヴェルカム!』」
ハイ、アメリカ人はココでドッカ~ンです。
お後がよろしいようで…。

145cdそれではスパリゾート・ハワイアンズ・ダンシング・チームの皆さん、どうぞ~!

150_2ハワイの音楽というと、スラック・キー・ギターのギャビー・パヒヌイ、仕事で覚えたケオラ・ビーマーとレッドウォード・カアパナぐらいしか知らないんだけど、いいもんですな。
しきりに登場するあのターンバックが何ともいえないよね。

170vもうココは書くことなし。

175

180_2ん?
もしかしてフラはMarshall Blog初登場かな?

190

200v

210_2そして、いよいよ~…

220_2ロックの出番!
「五十嵐公太・寺田恵子withフレンズ」がステージに上がった!

230_2五十嵐公太

240v寺田恵子

250v_2満園庄太郎

260vChoji

270v_2I Don't Like Mondays.のChojiくんはMarshall。
JCM900 4100を使用。

280v_21曲目は「学園天国」。
「ふくしま~!まずはオッサンから~!オッサンいくぞ~!」
そんな恵子さんが大スキ。
オッサンたちが小学生から中学生ぐらいの時のヒット曲になるのかな?
ちなみに私は小学校5年生かなんかでした。

290_gt今日もバッチリとアゲアゲの庄太郎ちゃん!

300v容赦なくテンションを上げまくる公太さん!

320v「♪ヘ~イヘイヘイヘ~イヘイ!」…こんなの盛り上がるにキマってる!

310_2Chojiくんのスキルフルなソロがキマった!

340_2怒涛のアンサンブルで一気に盛り上がりの頂点に達するステージ。

330「盛り上がってるか~ッ!」
「オオオオオオ~!」
皆さん、日頃のストレスを根こそぎにするかのような凄まじい反応。
「去年だっけ?公太くんから電話を頂きました。『こういうイベントがあるんだけど出ない?』と誘われました。話を聞いて胸が熱くなって出演させて頂くことにしました。
ひとりひとりが元気でないといけません」と恵子さんが出演に至った経緯を説明した。

1_img_0403 そして、2曲目は元気に「ああ無情」。

350_aaあ~あ~、火に油注いじゃって!
取り返しのつかないことにならなければいいけど…。

360v「♪プワプワプワプワッ」!
わかるわ~。
80年代、どこへ行ってもカラオケはコレだった。その頃、今となっては信じられないことに私もネクタイ締めてスーツ着ていたからね。
あの頃はみんなで食事がてらに居酒屋に行ってガッツリ飲み食いして、そこから行きつけのスナックを2、3軒ハシゴするなんてのが普通だった。
当時はスナックとかへ行くとカラオケって「1曲100円」とかでサ…ビデオ・ディスクとかいうヤツが出だした頃の話。みんなで100円玉を出し合って順繰りに歌っていたでしょ?
その頃、私は地方勤務だったので小さなスナックのカラオケはまだ8トラだった。歌詞カードをビラビラめくってね。
パソコンもスマホもない時代…なつかしいな。
 
チョットチョット、最前列で携帯なんかイジってる場合じゃありませんぞ!

370勝手知ったるアンさんナンバーだからして、恵子さんもすさまじい迫力!
日曜日の『NAONのYAON』もスゴかったよ~!
恵子さんの神通力で天気は晴らしちゃうし、サービス満点のステージ運びで最高のエンタテインメントを見せてくれた。
『NAONのYAON』をMarshall Blogでレポートするのは大きな喜びであり誇りでもあるのだ!

380そんな恵子さんをドライブさせるバック陣!
こちらも激演以外のナニモノでもない!

390v_2

400v_2

2_img_0329 「ココでひとりギタリストを紹介します。9年ぶりに再会しました」と恵子さんに紹介されて登場したのはヒロアキくん…あ、世界の田川ヒロアキ
「9年ぶり」というのは、2009年に日比谷の野音で開催した『HARDなYAON』の時のこと。
実は私もこの時初めてヒロアキくんとお近づきになった。
ヒロアキくんは震災の翌年から始まったこのイベントの前身から参加している無洲の福島応援団の重鎮だ。

410vヒロアキくんが加わっての1曲目はバラード。
SHOW-YAの最近作『AURORA』に収録されている「風の電話」のことを歌った「VOICE」。

420_2「風の電話」については以前のMarshall Blogの記事から転載する。
「それは、電話線がつながっていないダイヤル式の黒電話のことで、傍らにはノートが置いてある。
場所は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町…そのある私邸の庭に設置されている電話ボックス。
来訪者はその線のつながっていない電話で亡き人に自分の想いを伝えたり、ノートに気持ちを記載したりする。
ことの始まりは震災前年…その私邸の主人である庭師が、亡くなった年上のイトコともう一度話をしたいとの思いで、海辺の高台にある自宅の庭の隅にその電話ボックスを設置したのだった。
その翌年に発生した東日本大震災の生存者が、震災で失った家族への想いを風に乗せて伝えられるように…と、その庭師は自宅の敷地を整備し、電話ボックスを開放した。
その電話機の横には…
「風の電話は心で話します。 静かに目を閉じ、耳を澄ましてください。 風の音が、又は浪の音が 或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら、あなたの想いを伝えて下さい(註:読点と句読点は筆者。漢字はママ)」
という言葉が添えられているのだそうだ」
恵子さんはこの話を聞いて居ても立ってもいられなくなってこの曲を作った。

430v庄太郎ちゃんはベース・ソロを披露。

435v会場の1,200個の耳が恵子さんの心のこもった熱唱に傾けられた。

450_2ヒロアキくんのギター・ソロが曲をドラマチックに盛り上げる。
短期間で世界から23万回以上のアクセスを稼いだ先日のMarshallのデモンストレーション動画は激しい演奏に終始したが、こうしたバラードでのヒロアキくんの演奏も特筆すべきモノだ。
何しろ音が美しい。
「Marshallを美しく鳴らす第一人者」と呼んでも差し支えないであろう。

450v使用したMarshallはJVM210Hと1960BV。

405v 「最後の曲です」
「エエ~!」
「うるせぇんだよ!」…と、さすがにこの日はやらなかったので、私が今やっときました。

460vChojiくんが奏でるイントロからスタートしたのは…

470v_ayRCサクセションの「雨上がりの夜空に」!

490v_2またまたお客さん大よろこび~。

495ハツラツとしたバンドの演奏には身体を動かさずにはいられない。
仕事柄私は毎晩のようにこういうのだけど、ライブハウスなんかに普段行くことのないであろう皆さんとってはとてもなく大きな刺激だったのではないかしら。
そんな機会を作ったバンマスの公太さん。
実は主催社のひとつ無洲の浅野社長の高校の同級生。私とも同じ年~。

480ヒロアキくんのソロ。
今度は極端に激しいヤツ!

500スーツやワンピースをお召しになった方々のエキサイティング風景。
実にいいもんです。
ナゼか盆踊りの雰囲気を出てしまっているのは、昭和に育った者のだけが成し得る特殊技能か。
こうして人が純粋に音楽を楽しんでいる姿は美しい。

520庄太郎ちゃんのドラゴン・ファイヤーもキマった!
刃のロシア公演も大ウケだったと聞く。
コチラも「世界の」満園庄太郎だ!

530v_2お名残り惜しゅうけど、エンディング!

535「どうもありがとう!」
短いながらも圧倒的なパワーで福島を応援した恵子さん。
やっぱりスゴイわ!

540vココでサプライズ・ゲストとして元雅夢の三浦和人が登場。
「もうオレはいいんじゃない?」
前のステージが派手だっただけにチョットやりにくそう。
「素敵なパーティに呼んでくれてありがとうございます」と代表曲「愛はかげろう」を歌い出すと会場は水を打ったような静けさを取り戻し、三浦さんの歌に酔いしれた。
名曲強し!

560vいよいよクライマックス。
出演者全員が参加してのフィナーレだ。

570ココまで司会で活躍していた浅野社長がギターを手にして登場。
歌うはザ・サベージの「いつまでもいつまでも」。580ホンモノのザ・サベージ、奥島吉雄さんも登場!

590vやっぱりいい曲だね~。
今はこうした後世に残るような、そして老若男女を問わず口ずさめる名曲が全くなくなってしまったのはとても寂しいことだ。

600そして、奥島さんがプロデュースを手掛けた中島みゆきの曲を最後に演奏した。
曲は「時代」。
610恵子さんが本気で歌うとスゴイの!
声が抜けちゃって、抜けちゃって!

620何しろ目にも、耳にも、口にも盛りだくさんな内容の4時間!
この思いは間違いなく福島に届けられたことであろう。
 
株式会社 無洲の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

630終演後、楽屋ではバンドのみんなで記念撮影。
公太さんは次の予定が迫っていて急いで会場を離れたので残念ながら写っていない。

640浅野社長と世界の2人。

6509年ぶりの2人。

660ついでに私も…。
3日前にもご一緒させて頂いた。
私、光栄にも2011年からの長きにわたってSHOW-YAさんのライブのオフィシャル・フォトグラファーを務めさせて頂いておりますが、こんなことしたの丸っきり初めてなんよ!
恵子さん、どうもありがとう!

670 

200 
(一部敬称略 2018年3月3日 ベルサール東京日本橋にて撮影)

2018年5月 1日 (火)

第3回 がんばっぺ福島!応援の集い <前編>

  

東日本大震災から7年。
今も災禍に苦しむ方々がいらっしゃる一方、そうした方々を支援するイベントやそれに取り組む人々がいる。
今日と明日のMarshall Blogは、『がんばっぺ福島!応援の集い』と題したイベントのレポートをお送りする。
今回は、SHOW-YAの寺田恵子や田川ヒロアキ他の人気ミュージシャンを交えての開催となった。
「続けることに意味がある」…このキャッチコピーにあるように、続けることって本当に大変なことだと思う。
「始める」ことより、「続ける」ことの方がはるかにムズカしい。「終わる」こともまた相当にムズカしい。
しかし、始めないことにはナニも始まらないからね。
3回目を迎えたこのイベント、これからもズッと続いて行くことが窺い知れるパワフルなものだった。

10ところで、「福島」というと、私には強力な思い出が2つある。
ひとつは2010年の5月末に郡山の私立美術館で開催された『スウィンギン・ロンドン 50's-60's ―ビートルズたちが輝いていた時代―』という企画展のオープニング・イベントして催された鮎川誠さんとSHEENAさんとの鼎談。
【SHEENA & THE ROKKETS 35周年記念特別企画】鮎川さんとMarshallとわたし』という記事に詳しく記したのでココでは内容については触れないが、この後、SHEENAさんが急逝したこともあって「郡山」は一生忘れられない場所となった。

05そして、その翌年、2011年の10月。
場所はいわき。
長年にわたって山下達郎さんのベース・パートを担当している伊藤広規さんのバンドが「いわきアリオス」に登場し、写真撮影をさせて頂いた。
広規さんも東日本大震災のチャリティに熱心に取り組んでいて、このライブもその一環だった。
この時の演奏が録音され『Relaxin' at IWAKi ALIOS』としてリリースされ、写真だけでなく、私が書いたライナー・ノーツもご採用頂いた。
それからというもの広規さんのオリジナル・アルバムのすべてに寄稿させて頂いていることは私の大きな自慢のひとつだ。
一度消滅してしまったこのコンサートのレポートを、本当に偶然ながら先週アーカイヴ的にMarshall Blogに復活させたのでゼヒご覧頂きたいと思う。
  
記事はコチラ⇒RE-BIRTH WITH MUSIC! ~ いわき街なかコンサート2011

06以上が私の福島の強力な思い出。
そして、この日…場所は日本橋ながら福島関連のイベントとして心に残る楽しい思い出となった。

20会場は著名芸能人の披露宴かと見紛うばかりの大規模なモノ。
600席だって!
もう向こうの方は霞んで見えやしない。
ココで福島の食材やお酒、そして様々な演芸を味わおうというワケ。

25会場のロビーのようす。
福島の名産&特産品がズラリと並ぶ。

140日本酒類の展示が目立つ。
そう、福島は日本酒の生産量が全国第7位の酒どころなのだ。

30福島の日本酒のスゴイところはその生産量だけではない。

50「全国新種鑑評会」という100年以上(!)の歴史を持つ日本酒の品評会で5年連続で金賞を受賞。
そして、金賞受賞銘柄数が日本一多いのも福島県なのだそうだ。

90お、我がいわきからも!

80ワインだって負けちゃいない!

60所せましと美味しそうなモノが並んでいる。

40おお~、「ままどおる」!
ままどおるは郡山は三万石の銘菓。
思い出すナァ、美術館のことを!

95喜多方のラーメンはもう完全に全国区だけど、餃子も頑張ってる?
しかし、全国で展開しているこの餃子の「名物化」合戦もスゴイものがあるよね。
もはや焼餃子もラーメン、カレーに続いて完璧に日本のオリジナルのメニューになった。

70なでしこJAPANからも応援が!

100鮫島彩選手のユニフォーム。

110マグロやカジキの油漬けの缶詰なんてもの用意されていた。

120展示品は食品だけじゃないよ。

130地元の高校生が作ったアクセサリー。

160いわき海星高等学校の生徒さんの作品。

170んッ?
コレは下関産。

180そのご本人はリハーサルを前にアンプのセッティング中。

190vその傍らでポケットに手を突っ込んだままアレやコレやと指図をする態度の悪い鬼コーチ。

200リハーサルが終わったところで出演者並びにイベント・スタッフが全員集合しての記念撮影。

205そして、開場。

210これだけの客席がすべて埋まるのよ。

220このイベントを協賛・後援している企業の数々。
大手ばっかりよ。
そして主催者は毎日新聞社とレストラン企業無洲。

230お客さんが席に収まったところでいよいよイベントがスタート!

240司会はテレビでおなじみ中井美穂。

250v災害の犠牲者の方々に黙とうを捧げた後、主催社のひとつ毎日新聞社国際事業室顧問の常田さんからご挨拶

1_img_0011 次いでイベントの「第1部」として「未来を生きる福島の子どもたちへ」と題された対談が始まった。
マイクを握っているのは内堀福島県知事。

260そして、対談者は東芝ブレイブルーパスの大野均選手。

270v元読売巨人軍の鈴木尚広氏。

280vそして、ココから第2部。
司会にこのイベントの主催社のひとつである株式会社無洲の浅野社長が加わる。

290vこのイベントの合言葉「がんばっぺ福島!」のエールで気合いが入った!。

295するとステージにはズラ~っと福島の作り酒屋さんが並んだ。

296そして、鏡開き。310福島県酒造組合の会長さんの音頭で「カンパ~イ!」。
300テーブルには福島の食材を使った料理が並んだ。

450それには地元の若者からの丁寧なメッセージが添えられていた。

460ステージでは「和の響演」と題したパフォーマンスがスタートした。

320まずは迫力の「山木屋太鼓」。

330v平成13年に発足した福島県川俣町のチーム。
川俣町にある山木屋地区も避難区域であったが、ちょうど1年前に解除になった。

340山木屋太鼓のテーマは「美しい自然、そしてここが故郷」。
昨年には「Blissfest」という北ミシガンの音楽祭から招待を受け遠征したという。

350v続いても「和」。
小湊美和・昭尚姉弟with Friendsというチームで「春よ、来い」。

355三味線の小山清雄。

360ギターに斎藤純一。

370vヴァイオリンの土屋雄作。

380vそして、小湊昭尚の尺八と…

400vお姉さんの小湊美和が加わって「東京ブギウギ」転じての「福島ブギウギ」。
当然福島弁が飛び出してく~る~!

390vさらにお姐さんが加わって「炭坑節」。
ま、炭坑節ってのは田川市が発症と言われているんだよね。

410コレは壮観でしたよ~。
全員立ち上がって踊っちゃったんだから。
子供の頃、盆踊りって楽しかったナァ。

420出演者の席も全員ダンシング!
ウチのカミさんまで踊ってら。こういうの大スキだからな~。

430コチラの姉さんも負けちゃいない!
恵子さん、完璧でした。
ね~、昔はこういうの楽しかったですよね~。

440ガラリと雰囲気が変わってジャズ。
松平恒和ジャズバンドと銘打ったクインテット。

470クラリネットの松平恒和。

480vテナー・サックスの上野まこと。

490vピアノで参加の仁井田真樹さんは300年以上続く郡山の蔵元「仁井田本家」の女将。

500v_2ベースは福澤宏明。

510vドラムスは五十嵐公太!

520v曲はまず「All of me」。
いかにもベニー・グッドマン!
私はモダン一辺倒で普段は聴かないんだけど、スイングもいいもんですな。
ジム・マーシャルとほぼサシで食事をした時、話題に困って「好きなドラマーは誰ですか?」と尋ねたところ、子供のようなうれしそうな顔をして「ジーン・クルーパ!」と答えてくれたのを思い出した。

530v松平さんの法被の襟には「戊辰一五〇年」とある。
「戊辰」とは「戊辰戦争」のこと。
「薩摩・長州・土佐vs.奥羽越列藩同盟」の内戦があったのが慶応4年、この年が「つちのえたつ」だったことより「戊辰戦争」と呼ばれている。
もうひとつ、今年150周年に当たるモノはな~んだ?
そう、今盛んにやってるでしょ、明治維新が150周年。
そりゃそうだよね、幕府が倒れて明治維新が実現したんだから。
で、ナゼ松平さんが「明治維新」ではなくて「戊辰戦争」の150周年の法被をお召しなられているのかというと…このお方は最後の会津藩主、松平容保の曾孫、すなわちひ孫であられるのだそうだ。
楽屋でご一緒させて頂いたんだけど、道理で気品があると思ったんだよ。
この時、徳川の菩提寺、上野寛永寺の北白川宮能久親王(きたしらかわのみやよしひさしんのう)、すなわち輪王寺宮の東北への逃避行を描いた吉村昭の『彰義隊』を読み終えたばかりでサ、ワタシ、興奮しちゃって!
こちとら江戸っ子よ、佐幕派よ。法被を着るなら『彰義隊』って銘を入れちゃうよ。
ナニもお話できなかったけど、ひとつだけ教わった。

540それは葵のご紋。
コレは上野の寛永寺の通用門にひっ付いている徳川家の葵のご紋。
ワザワザ行って撮ってきた。

560かたや、松平さんが羽織っている法被に入っている葵のご紋。
似てるけど、葉脈のデザインがゼンゼン違うでしょ?
コチラは「会津葵」というのだそうだ。
日本のこうしたグラフィック・デザインってのは本当にカッコいいよ思うよ。
シンプルで、清楚で、味わい深く、そして意味が深い。

550vココでシンガーが加わる。

565川澄はるかさんが歌うのは「Tennessee Waltz」。
テネシーにいるのかと思ったポール・ギルバートが飲み屋にすぐにやって来たっていう話しがあってね…ポールがいたのはテネシーじゃなくて田無だったという。ホンマか!
もう1曲はナゼか「Bei Mir Bistu Shein」という原題が定着しているアンドリュー・シスターズの「素敵なあなた」。

570v公太さんのド派手なフィルが刺激的なドラミングも冴えに冴えてジャズのセットは終了した。

580v会場では福島さんの銘酒が存分にふるまわれたが…私は飲めないの、車だから。

1_img_0054 ロックの<後編>につづく
 

200_2 
 
(一部敬称略 2018年3月3日 ベルサール東京日本橋にて撮影)

2018年4月27日 (金)

だから、私は新しいXPERIA。…とMarshall

 
あのメロディが聞こえてくると、ナニをしてても電光石火のごとくテレビの画面に目をやる。
その次に口から出て来るセリフは2に1つ。
「お~!Yukiちゃんだ!」
「なんだ、Yukiちゃんじゃないわ…」
コレはSONYのXPERIAのテレビ・コマーシャルの話。
そんな生活から解放されてしばらく経ったが、またYukiちゃんとXPERIAが大接近した!

10「XZ2」というXPERIAの新機種の発売イベントにYukiちゃんが登場したのだ。

20コレはリハーサルのようす。

30Yukiちゃんの後には当然Marshall。

40コチラは新機種ではないが、Yukiちゃんの愛用機種。
JCM2000 TSL100と1960Aだ。
1960なんつったら「新機種」とはほど遠いけど、電話で例えたら「糸電話」ぐらいの歴史があるからね。

50v_2足元のようす。

60場所はSME乃木坂スタジオ。

70司会は新中さん。

80vこの日、スタジオに集まったお客さんは、東南アジアと中東エリア、南アの関係者の方々。
背後のレコーディング・ブースには同時通訳の方々がいらっしゃって、予めお客さんに渡されたレシーバーからステージでやっている内容が各国の言葉に翻訳されて届けられる。
時折漏れ聞こえて来る外国語…カッコいいね~、同通。
憧れちゃう。
衛星放送なんかで生で通訳している外国のニュースがあるでしょう?
アレって、同時通訳者がコロコロ替わっていくじゃない?
モノスゴク神経を使うので、長い時間やってられないらしい。
ああしたプロの通訳の方々は、修業時代には毎日50個の単語を覚えるんだって。
毎日ですよ、毎日50個!
私なんざ、どうアガいてもできないな。
90まず最初にエンジニアの鈴木さんからスタジオ設備の説明があった。

S41a0224 2001年の開業で設計はLAのピーター・グリューナイセンという人。
徹底してノイズ対策が施されており、床材や壁材、空調のダクトから壁のクロスまで、すべてをアメリカから持ち込んだのだそうだ。
また、振動を遮断するため、床はフローティング状態になっており、壁の厚さも2mに及ぶ。

100電圧も100V、117V、220Vが引かれている。
だからイギリスのMarshallをそのまま持ち込んでもヘッチャラだ。
ケーブル類にはすべてBELDENが採用されている。

110最近のレコーディングの傾向に合わせて残響は少ない設計だが、音の響きがナチュラルで生音がきれいに録音されるようになっている。
もちろん付属機材類にも万全を期しており、レコーディングの要であるマイクもビンテージものが多数用意されているそうだ。
下のモニター・ミキサー(っていうのかな?)も自社の開発品。

120スタジオの説明の後はミキシング・コンソール・ルームへ移動。
一辺には入りきれないので、お客さんは3つの班に分かれた。
ベトナムのグループがあったので、私はそこに加わったよ。
このベトナムの通訳さんもスゴかったナァ。

13072チャンネルのミキサー、Neve8872。

0r4a9622 かなりカスタマイズが施されていて、コネクター部はすべて金を使用。
16年経っても接触不良など皆無。

140vさすが、ルパート・二―ヴ!
御年92歳だそうです。

150スピーカーはTektonというメーカー。
このスタジオのためにオリジナルで製作した。

160以前にも気になって、あるベテラン・ミュージシャンと話したことがあった。
我々の世代は音楽を聴くための装置といえば、ステレオが当たり前で、その媒体はレコードだった。
だから、消費者がステレオで音楽を楽しむ環境だけを考慮して録音をすればよかったのだが、今はゼンゼン違うでしょ?
もはや私みたいにステレオで音楽を聴いている人は極端に少なくなってしまったと聞く。
ポタフェスのレポートを読んでもらえればわかるように、今やイヤホンで音楽を聴くのが当たり前。
他にパソコンで音楽を聴く人も多かろう。
Marshallでもやってるアクティブ・スピーカーも流行りだし、カーステレオで聴く場合も考えなければならない。もちろんステレオのことも忘れるワケにはいかない。
媒体も同じ。
CDの流通量は激減したという一方、レコードやカセットテープが復興しているとかいうでしょ?
そのミュージシャンは、やはりありとあらゆる再生機器で試して、最大公約数的な音作りをしているそうだ。
…というような話が鈴木さんからもあってビックリ。
最高の音質を誇るスピーカーだけではなく、下のような民生機器でも音を確認しているのだそうだ。
大変な世の中だね~。

170さらにXPERIAの技術担当、松本さんから今回の商品の技術的な説明をして頂いた。
アナログとデジタル音声の違いの説明や人間の耳の構造のお話、そしてハイレゾをはじめとした超ハイテクな分野のお話まで、コレがまた面白かった!
そして、同時通訳の方もバリバリだった。お名前はやっぱりグエンさんかナァ?

180最後に数曲を試聴。
その素晴らしい音質は、XPERIAから発されているのであった!

190すべてのお客さんがミキシングコンソール・ルームの説明を聞き終わり席に戻ったところで…

200Yukiちゃん登場!

210vまずはYukiちゃんの紹介と軽いトークから。
後ろのモニターにはXPERIAのプロモーション・ビデオが流れている。
Seijiさ~ん、Chiikoちゃ~ん、映ってますよ~!

215「D_Drive」の説明やバンド名の由来などについて触れた。
280v付き合いが10年近くなるけど、バンド名の由来は知らなかった!
見て!Yukiちゃんのピン止め、「X」になってる!
その下は漢字の「二」。もちろん「XZ2」の「二」だ。

220そして、いよいよ演奏。

230まずはXPERIAのCMでおなじみの「VOICES」。

240v_2いつもよりかなり音量が抑えめだったので、リハの時はチョット勝手が違った感じだったが、Marshallを調整してバッチリに仕上がった。

250いつも通り完璧な演奏に拍手喝采!
330続いてはトーク・コーナー。

270生っぽく聞こえる音や、鮮明に録れる写真など、実際のユーザーであるYukiちゃんからXPERIAの魅力が語られた。
それと動画の撮影についても言及。
Yukiちゃんはライブの最中、マイクスタンドにXPERIAを固定して動画を撮影してるんだよね。

S41a0331 これこれ。

325 ちゃんとMarshallの名前も出してくれましてね~。
Yukiちゃんってトークがメッチャうまいんだよ。
谷原さんの時も立派だったけど、今回も必要なことを、漏れなく、明瞭に、簡潔に、赤ワインなしで「立て板に水」のごとくおしゃべりになられていました。

290v最後にもう1曲。

300今度は「D_Driveの代表曲」と紹介した「Cassis Orange」。

310v「VOICES」とは異なり、「Cassis Orange」は長年引き続けているオハコ中のオハコなので余裕しゃくしゃく!

260今日はひとりなので、Seijiさんのソロ・パートもYukiちゃんが弾いたよ。

325vいつも通りの鮮やかなパフォーマンスを見せてくれた!

255v大きな拍手に「コップンカー」、「カムオン」、「サンキュー」と3か国でお礼を伝えた(ただし、心の中)。

330v最後はフォト・セッション。
当然、携帯で写真を撮っている人はXPERIAです。

340タイ・チーム

350ベトナム・チーム
私のホーチミン』、まだ絶賛連載中です。

360UAE、サウジアラビア、南アフリカ・チーム

370…ということで、だから私はXPERIA…

385v…とMarshall。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

0r4a9588 

200
(2018年4月25日 SME乃木坂スタジオにて撮影)

2018年4月26日 (木)

SPORTS of HEART 2018~記者発表会

 
先週の火曜日(日本時間、水曜日)にMarshallが田川ヒロアキのCODEのデモンストレーション動画をfacebookをはじめとした本国のSNSに投稿したところ、世界中から驚くほどたくさんのアクセスを集め、facebook、Twitter、Instagramの合計動画アクセス数が昨日現在で27万回に及んだ。
ヒロアキくん自身も驚いていたが、当のMarshallの連中もこの反応は期待をはるかに上回るモノだったようでとても気をよくしていた。
今日の本題には直接関係のないことだが、冒頭に少しコレについて書かせて頂く。
動画は一番最初facebookに投稿された。
続いて、TwitterとInstagramにも投稿され、Instagramからのアクセスは2日も経たないウチに10万回に達した。
Twitterはイギリス、あるいはヨーロッパで人気がないということで、なるほど、さした反応は観察できなかった。
まず、Instagramの普及度に驚くよね。
私はど~~~~してもこのInstagramの魅力が理解できず、取り組み方に日夜苦しんでいるんだけど、時代の移り変わりの早さに辟易せざるを得ない。
付き合っている時間が一番長いということもあるが、facebookが一番シックリくるな。
それもそのはず、facebookって、もう若い人はほとんどいなくなってしまって、みんなInstagramへ引っ越ししちゃったっていうんじゃないの!…という話を聞いたのももうずいぶん前の話。
言い換えると、若者の間ではもう「facebookは年配向けのSNS」ってことになっているらしい。
コレが背景。

1_thm2 で、ヒロアキくんの動画がfacebookにアップされた途端、来るわ来るわ、世界からコメントが!
そのどれもが「ジェフ・ヒーリー」じゃん!って…。
そこへヒロアキくんの友人でもある、著名なある日本人ギタリストが反駁のコメントを投稿してくださった。
「なぜ比較なんてするんだ?彼は自分が満足できる方法で『音楽』をやっているだけじゃないか。彼は最高のナイスガイで素晴らしいギタリストなんだよ…JHのようにね」
私が快哉の声を上げたことは言うまでもないが、この後も「ジェフ・ヒーリーだ」のコメントが続いた。
くだらない…とは思ったがハラは立たなかったな…。ま、facebookってのは「自分が知っていること」を発表する場だと思っているから(私も時々やります)。

そんなことよりも、世界ベースで論争の対象になったことの方がうれしかったな。
ディベートの好きな欧米人がよく口にする「controversial(議論のよりがある)」というヤツだ。
それに「ジェフ・ヒーリー」って書き込んだ人は、絶対にあの動画を最後まで見てるに違いない…キヒヒヒ。そして、動画の閲覧回数が1回増える。
話題になるっていうのは得てしてこういうもんだ。
ところが!
途中からその「ジェフ・ヒーリー」というコメントが姿を消し、「Great!」だの「Amazing!」だの「Impressive!」だのいうコメントに変化していったのだ。
コレはやっぱり気持ちヨカッタね。
ヒロアキくんのギターや音楽が勝った…と思った。
そして、片やInstagram。
コチラにも多くのコメントが寄せられたんだけど、驚くことに「ジェフ・ヒーリー」に言及しているコメントがほとんどなかったのだ。
どういうことか…。
恐らくはジェフ・ヒーリーなど知らない若い層しかInstagramをやっていない…ということの表れなのではないか?
よくMarshall Blogで書いているけど、ロックだけでなくSNSも世代間で大きな溝があることをハッキリと悟った。
ついでだからもうチョット書かせてね。
近頃、若者の「パソコン離れ」ってのが進んでいるのだそうだ。
メールを使わず手紙に逆もどりしてるのかと思いきや、もちろんさにあらず。
若い人はパソコンでタイプするのがイヤなんだって。
ローマ字入力ができない子も多いらしい。
なぜか?
スマホのせいだそうだ。
あのスマホの画面をヒュッヒュッってやるヤツ、フリック入力っていうの?…アレじゃなきゃ文字も打てない子が増えて来てるんだって。
言い換えると、スマートホンさえあればナニも要らないんだって。
生活のすべてをスマートホンで済ませるのが若い人たちの理想なのだそうだ。
じゃ、新しい機種にはトイレでもつけてやれ。
売れるぞ~。

05そうして世界デビューを果たした田川ヒロアキ。
2020年のオリンピック/パラリンピックをニラんだヒロアキくんの世界へ向けてのもうひとつの活動が始まった。
それは『SPORTS of HEART』。
「障害のある人もない人も みんなで一緒に楽しむスポーツと文化の祭典」だ。10ヒロアキくんはこのイベントに過去3回参加していて、都度Marshall Blogにレポートを掲載してきた。
2015年の会場は代々木第一体育館。

20もちろんステージにはMarshall。
ヘッドは愛用のVM210H。
キャビネットは1960と1936を組み合わせた「One Half」と呼ばれるセット。

30v翌2016年の会場も代々木第一体育館。
演奏しているのは全然同様「Seaが代」。
ヒロアキくんのオリジナル曲「Seascape」と「君が代」を合体させた大イベントのオープニングにピッタリのドラマチックな曲。

40この時はJVM210Hのフル・スタックをステージに上げた。

50vそして、去年から会場は屋外になった。
開催はいつも10月なのだが、この年は雨が降ってひどく寒かった。
しかし、超満員のお客さんの熱気で寒さを全く感じさせなかったな。
60この時はゲスト・ギタリストが出演したのでJVM210Hのハーフ・スタックが2台用意された。

70そして、オリンピック/パラリンピックを2年後に控えた今年。
「スポーツオブハート」の開催が決定。
前回に引き続いて東京と大分での開催だ。
昨日、その記者発表会が催されたのでお邪魔して来た。
そう、私は記者なんです。
エヘン!田川ヒロアキ永遠の名言ってのがあるでしょ?
「Now Marshall Blog is one of the mass media.(もはやMarshall Blogはひとつのメディアである)」

80会場は渋谷区役所の仮庁舎の中にあるホール。

90もちろんホンモノのマスコミがたくさん来てたよ。

100司会はWエンジンのえとう窓口。
この人、ホントに「窓口」さんっていう名前だったのか!聞き違いかと思ってた。

110開会の宣言のあと、さっそく関係者のご挨拶。

120まずは「一般社団法人スポーツオブハート」の代表理事であり、車いすマラソンのメダリスト、廣道純。

130そして、東京の会場となる渋谷区の区長、長谷部健。

140さらに大分からは市長の佐藤樹一郎。
ヒロアキくんと楽屋が同じだったんだけど、ものすごく腰が低くて気さくな方だった。
同じ九州でも全然違うな…あ、誰と違うかはご想像にお任せします。
「Marshallはイギリスですか!」と興味深く私がお渡しした名刺をご覧になっていた。

150v「それではゲストの皆さんにご登場頂きましょう!」

160vゲストで登場したのは…高橋尚子。
Marshall Blogもさすがに10年もやってるので、これまで様々なジャンルの方にご登場頂いてきた。でも、オリンピックの金メダリストは初めてかな?

170vMay J.

180v鈴木奈々

190vそして…

S41a0071 「世界」の田川ヒロアキ。
♪渋谷でバッタリ~!

220vそして、女優の是永瞳。

230vひとりずつスポーツ・オブ・ハートにかける思いを述べた。

240Qちゃんの「陸上教室」はいつもものスゴイ人気だ。
そりゃそうでしょうね~。

255vMay J.さんは、いつもトレーニング・ジムのトレッドミルで鍛えていて、大分で駅伝に参加されたそうだ。

256v奈々ちゃんと一緒に走ることになっていたが、スタートした途端、奈々ちゃんはサーっと先に走ってっちゃったんだって!
May J.さんは外で走るのとトレッドミルで走るのとは全然違うんでビックリしたとか。

267そんな奈々ちゃんは今年の「ノーマライズ駅伝」では1等賞を狙うのだそうだ。
「ノーマライズ駅伝」というのは、アスリート、芸能人、小学生などで構成されたチームでタスキをつないくスポーツ・オブ・ハートのシンボル的プログラムのこと。

268そして、ヒロアキくん。
皆さん、大注目してる!

250「ギターを持たずに立っているのが手持ち無沙汰だったので、いつもはステージでは持たない白杖を持ってきました。
今年でこのイベントへ出演させて頂くのは4年目になります。
1年目から、私の代表曲の「Seascape」という海をイメージした曲とやはりオリンピックなので「君が代 」の2曲をミックスして、スポーツオブハート特別バージョンとしてアレンジさせて頂いたバージョン…コレがけっこう好評頂いて、毎年演奏させて頂いています。(冒頭の「Seaが代」は私が勝手に言ってることです)
毎回、趣向をこらした演出を演出家の門田頼枚さんと考えていて、先程も『今年はどんなことをやろうか』と話をしていたところでした。
今年は更にスケールアップしてお届け出来るのではないかと思います。」

269さらに…
「ギターを通じて色んなメッセージを発信しようと思います。
今は障害に対して明るい時代になってきたと思います。かつては『生涯にも負けずに』とか『ハンディを乗り越えて』とか、そういうことがクローズアップされて、特別視されていたようなところがあり、どうもそこに垣根を感じていたんですね。
でも当の本人、私は生まれながらに目が見えませんが、私達にとってはこれが普通なんです。それを工夫しながら生活したりすることはであっても、出来ないことをするために、無理に頑張っているワケではない。
当時はそれがなかな理解してもらえず、お互いにずれがありました、
こういったスポーツオブハートのようなイベントが出来たことでドンドン理解が進んで来て、すごくいい取組だと思います」
そして、こう結んだ。
「『ハンディを乗り越えて』とか、そういうことが要らないような時代が来て欲しいな…と思っている中で、いちギタリストとしてどのようなメッセージを発信して、それを皆さんに受け取って感じて頂きたい。
ギターを通じて色んなメッセージを発信しようと思っています。
そして、2020年のオリンピックへ向けて盛り上げて行けるよう、私も頑張っていきたいと思います」
Marshallと一緒に盛り上げてくださいまし!

270vガ~っとヒロアキくんの言葉を記録するホンモノの記者さん。
スゲエ速さ!

280続いて瞳ちゃん。
「奈々さんがお越しになると大分は爆発しませんか?」
爆発するでしょうね~。テレビで見るより元気だもんえ!
と、笑いを取っておきながら、初登場のこのイベントに託す思いを語った。

300vそして、今回のビジュアル。

310すごくいいデザインだと思わない?
「I love you」と「つなぐ」と「つながる」という手話をモチーフにした門秀彦さんの作品。

320vゲストの皆さんからも絶賛の声が寄せられた。

330奈々ちゃんのリクエストでQちゃんの即席ランニング教室も!
長距離を走る時は真正面を見て走るのではなく、5m位先の地面を見るのがコツ。

340そして、少し前傾姿勢を取ってやると足が前に出やすいのだそうだ。
苦しくなったらこの体勢を取って前に進み続ける。
私にはとてもできん。

350最後はフォトセッション。

360その後、競技用車イスの体験コーナーが設けられ、佐藤市長が挑戦。

370それこそ、チョット大丈夫ですか?!
この車輪を回す時、手袋をしていないと、いっぺんに手の皮がムケちゃうんだって!

380スポーツオブハート今年の開催は…
大分会場 : 9月21~23日
東京会場 :10月13&14日 
皆さんもゼヒお出かけくださ~い!
 
スポーツオブハートの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

390 
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano
  
<過去のスポーツオブハート関連記事>
スポーツ・オブ・ハートの田川ヒロアキ
SPORTS of HEART 2016~田川ヒロアキ代々木第一体育館で「Seaが代」再演!
SPORTS of HEART 2017の田川ヒロアキ
 

200_2

(一部敬称略 2018年4月25日 渋谷区ケアコミュニティ美竹の丘にて撮影)

2018年2月 4日 (日)

NAMM 2018 MISCELLANEOUS ~ つれづれNAMMままに <その4>

  

下の写真は会場とホテルを結ぶ近道を歩いている時にみつけたバス。
「ELVIS Monroe」だって。
いまだにプレスリーとマリリン・モンローなんだな~、アメリカって。
私はリアルタイムではないけれど、エルヴィスやモンローに夢中になっていた方々の直下の世代なので何の違和感もない。
日本で言えば「石原裕次郎」や「美空ひばり」みたいなものか?
アメリカの若い人たちはこういうのどうなんだろう?
伝承されているのかな?
  
「2017年のアメリカの音楽市場は、ストリーミングの売り上げにおいては、ヒップホップが優勢で、ロックは最も人気のある音楽ではなくなった」というニュース記事を今年の初めに紹介した。
ストリーミングの統計ということなので、このデータが若者の嗜好を強く反映しているやや偏った結果であることは明かなのだが、私はこのことがすごく引っ掛かっているのね。
その結果、今回のNAMMはそのことをかなり意識して観察してしまった感があるな~。
  

NAMMの初日を翌日に控えた夜、ドイツのディストリビューターとの会食に出席させてもらったことを数日前の記事に書いた。
かつてMarshallの会議でいつも一緒になった古くからの友人であるマークの隣りに座り、お互いの国の仕事や音楽の状況について情報を交換した。
かつてドイツと日本はMarshallの売り上げにおいてはとてもいいライバルだった。
また、以前からマークとは意見の波長が合うのでとても話しやすい。
早速、アメリカのヒップホップ人気のことを話題に出すと、彼はチャンとそのことを知っていた。
そして、こう言った。
「Rock can't rule the world any more」
「rule」というのは、「規則」を意味する「ルール」のこと。
よく新商品のPRなんかに使われる単語だが日本語にしにくい。
ま、「思いのままにする」ぐらいの意味か?
つまり、「世の中の音楽はもうロックの思い通りにならない」という意味で、ロックの斜陽感をうまく表現したと思う。
日本では絶対にでて来ない意見だと思う。
そして、私がアニソンやゲーム音楽、そしてJ-POPのことを引き合いに出して日本の音楽シーンについて語ると、大きく頷きながら私の話を聞いていたマークは、ドイツの音楽シーンについて教えてくれた。
やはり、70年代に隆盛を極めた従来型のロックは完全に死に体で、ロックの軟弱化に歯止めがかからないという。
「スコーピオンズなんてトンデモナイ!」という状況だ。
ドイツには「Schlager(シュラガー)」という人気の高い音楽のスタイルがあるのだそうだ。
「Schlager」というのは英訳すると「hitter」という意味になるらしい。
野球のスラッガー(slugger)に近い言葉だね。「slug」というのは「強く打つ」という意味の英単語。
どういう音楽かというと、「シンプルでキャッチーなメロディー。甘く、非常に感傷的なバラード。歌詞は恋愛関係もの」…要するに、我々の感覚で言えば「歌謡曲」ということになるか?
で、このシュラガーがガッチリとロックに入り込んで、「ロック」という音楽の「ロック」っぽさがドンドン希薄になってきている…というのだ。
コレ、どこかの国と同じだわね?
やはり、ドイツでも気骨のあるロックは衰退の一途をたどっているようだ。
マークは「Helene Fischer(ヘレーネ・フィッシャー)」というシュラガー界のスーパースターの名前を教えてくれた。
早速、YouTubeで調べてみると…コレが結構いいんですよ。
たまたまこのヘレーネの声があまりにも素晴らしいので、魅力的に聞こえるのかも知れないが、マァ、少なくとも私なんかが知っている「ロック」という音楽には及びもつかないわナァ。
  
一方、ヒップホップ。
私がココにヒップホップのことを書く資格はないが、どちらかと言うとプロテスト的な音楽なんでしょう?
つい最近もヒップホップがギンギンに盛り上がっているという中国で、反体制的なことをテーマにしたラップを演じていた子がこっぴどく怒られて謝っていたもんね?
それって、つまり50、60年前のロックの黎明期と同じじゃん?ロックもかつてはそういう音楽だった。
時代が大きく変わっても、やっぱり若い人たちはそういう反抗的なモノに刺激を感じ、そして求めるということよ。
日本のロックもそうだった。でも今は「ありがとう」と「がんばろう」だから。
つまり、「Hip Hop rules the world」になっちゃうのは仕方のないことなのよ。
それだけに今の日本なんかロックにこそチャンスがあると思うんだけどね~。
05さて、今日は土曜日。
NAMMは通常木曜日から始まって日曜日に終了する。
会期中人出はズッと多いが、木&金曜日はまだ大丈夫。
まだまだスカスカ。

1_img_3958 土曜日がピークなのかな?
笑っちゃうほど混み合っちゃうんだぜ。
そんだけ大勢の人が集まるだけあって、マァ、色んな人がいるわね。
ドワッ!

40_2この人、毎日見かけたけどサスガにどこでも目立っていたナァ。
鳥?
蛾?
コレ地毛やってるのかしら?
こんなことしてるんなら毛を分けてくれ!

50_2そ~ら、段々人が増えて来たよ~。
遠くの方…まるでマラブンタが押し寄せて来るようだ!

1_img_3959 やっぱりアーティストが来て何かをやっているところのブースは人だかりが多いね。

60_2ホラ、やっぱりいた、Tony Levin!
NAMMへ来てTonyを見かけなかったことはただの一度もない。
近所に住んでるのかナァ?

70_2しかし、何気に進歩してるよナァ。
ブース内のイベントとなるとサスガにバカでかい音は出せない。
かと言って音が小さかったらデモにならない…ってんで、デジタル関連の商品なんかはよくヘッドホンをお客さんに渡して聴いてもらう手法を取っていた。
この原理は変わらないんだけど、Wi-FiだかBluetoothだか知らんが、今ではこうしてワイアレスだもんね。
コレは便利でしょう。

80_2反対に不便だったのがWi-Fiなし。
こんなところこそWi-Fiを飛ばせばいいのに…ない。
ホテルは無料のWi-Fiが完備しているので、せめてNAMMの会場にいる間は携帯をほったらかしておこうと思っていたんだけど、なかなかそうもいかず困っていた。
すると、昨日紹介した新しい棟の中でココを発見。
このエリアだけはWi-Fiで携帯が使える。
会場の中心からは結構歩くんだけど、陽当たりはいいし、静かだし、日本人はナゼか全く通りかからない。
発見後はココが食堂兼、日に何度かの休憩のための場所となった。

140_2お、こんなモノを展示しているブースが!
 右下の青い解説を大ザッパに訳すと…
「フランク・ザッパの作品は途方に暮れるほど多く、それぞれの内容が大きくの異なっている。そこで我々は、初心者そのどこから手を付ければよいのかをドゥィージル・ザッパに尋ね、指導してもらうことにした。
 
ドゥィージルによれば…
「初めてのリスナーは『Apostrophe(')』か『Over-Nite Sensation』から手を付けるといいと思うよ。それらのアルバムはあなたを何もかもが揃った旅に連れ出してくれるんだ。
それらが気に入ったら、色々と手を伸ばす前に、1966年から始まったザッパ・ワールドの出発点である『Freak Out!』を聴く。
フランクのクラシックっぽい作風が好きなら『Yellow Shark』から始めることをおススメするよ」
  
そうかナァ…。
『Apostrophe(')』や『Over-Nite Sensation』はいいけど、私だったら出し惜しみしないで、『One Size Fits All』、『Roxy and Elsewhere』、『Shiek Yerbouti』、『Bongo Fury』、『You Are What You Is』の5枚を問答無用で買え!って言うけど…。
息子と意見が合わないのは私がZappaをわかっていないということか…。

1_0r4a4493 このブースはシカゴの通販会社なんだって。
中古の楽器屋やレコードも扱っているのだそうだ。
私が中学生の頃はこんなのいくらでも売ってたけどな~。

130_2日本製のギターのコーナーも。
「日本の楽器メーカーは100年の長きにわたって、その素晴らしい品質により世界中の信頼を得て来た」って言ってるよ。
やっぱ日本人は素晴らしい!
しかし、ナンでBarney Kesselのコピー?
ブランドはVentura。
マツモクが作っていたのね…。
南松本の駅の側にある公園って、マツモクの工場の跡地なの?
ナンだよ~、知らなかった!行けばヨカッタ。南松駅へは軽く200回以上は行ってるのに!
今度行ってみよう。

120v さて、宴もたけなわ。
土曜日の午後ともなると、来場者でゴッタ返してくるよ。
でも、新しい棟ができて、展示スペースの面積が広がったせいか、昔よりは混んでいない感じがするな。
それでも今年のNAMMは来場者数が11万5千人で前年比107.6%。
出展社数は2,000社で、コチラも前年の1,779社を大きく上回ったそうだ。

20_2段々年末のアメ横みたいになってきたゾ!
それでも、以前より何となく寂しい感じがするんだよな~。
それは今日の記事の冒頭に書いたようなことが影響している気がしてならない。
つまり、NAMMに元気がないのではなくて、音楽に、もっと言うとロックに元気がないように見える。
私はどんなに楽器が売れたって、「楽器のブーム」というのは基本的に存在しないと思っていて、60年代にエレキギターがバカ売れしたのは「ギター・ブーム」ではなくて「テケテケという音楽」のブームだったと見るべきだと思うワケ。
楽器は音楽がなければ意味がないじゃん。
その点、楽器を使わないヒップホップがもっともっと台頭してきたら一体楽器業界はどうしたらいいの?
そして、演奏する方も聴く方も、60~70年代のロックを愛する世代がいなくなった時、ロックはどうなっちゃうの?
そういうことをモノスゴク考えたNAMMだったナ。

30_2それともうひとつ。
下はNAMM開催期間中の情報日刊誌。
3日目号なんだけど、来場したアーティストの写真を添えて「WHAT A PARTY!」なんて景気のいいことが書いてある。
  
そうかナァ…。何となくむなしく見えるナァ…。
来場しているアーティストの数が激減したイメージがあるのだ。
チョット前はStevie WonderとかHerbie Hancockとかがフツーに遊びに来ていたし、私の好みで言えば、Joe BeckだとかEd ThigpenとかLarry Coryellとか、偉大なミュージシャンがそこら中を歩いていたし、デモをしていたよ。
「ナニ言ってんの、おとっつぁん!アレも来ていたし、コレも来ていたじゃんか!」なんて怒られるかも知れない。
最後の1日を残して会場を離れたのと、私がコマメにブースを見て回らなかったせいもあるからね。
もっともLarry Coryellはもう2度とNAMMには来れないんだわ。
そう、ここ最近の物故者の多さは尋常ではないので、そういうことも関係しているのかも知れない。
   
もうひとつは、期間中に開催されるイベントの数が減ったような気がするのですよ。
「ナントカ Presents カントカ」系の冠イベントだよね。
大分前、「Tribute to Django Reinhardt」みたいなのがあって、「John Jorgensonが出る!」なんて興奮したりしたことがあったよ。メンドくさくなって結局観に行かなかったけど。
メーカーにもそういうイベントの経費を負担する体力がないんだろうね。
何しろ、アメリカの2大ギター・ブランドのひとつが今回欠席したんだから!
あ、私は決して文句を言っているワケではありませんからね。
何となく盛り上がり方が違う感じがして心配しているのよ。

150_2それでは、2018年のNAMMとの別れを惜しんで、会場をもうひと回りしましょう!

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180

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210

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230「家に帰るまでがNAMMですよ!」と言われるかもしれないけど、コレで会場からのレポートはすべて完了!
おわり!
次にNAMMに来るのはいつのことかな?

240実際にはNAMMはもう一日残っているんだけど、私にとっては最後の晩。
カナダのディストリビューターとの会食を楽しんだ。
写真は撮らなかったんだけど、とても仲良しのピーターとずいぶん久しぶりに会った。
以前にも書いたことがあったけど、Marshallの会議で一緒になると、ピーターの部屋でラム酒を飲みながら、彼が持って来たギターを交代で弾くのが恒例になっていた。
ピーターは1970年代の初頭にカナダでプロのバンドで活動し、レコードも出していた。
音源を聴かせてもらうと、メッチャかっこよくて、そのことを以前のMarshall Blogに書いてあげた。
ピーターはそれを大層よろこんで、マーブロの記事をプリントアウトして額に入れて家の壁に飾ってあるらしい。
今回もそのことを口にして、それを知らない人たちに説明してくれるワケ。
うれしいやら、恥ずかしいやら…でも、Marshallの中でもMarshall Blogの認知度や評価が私が思っていたよりはるかに高いことに驚いたよ。
結構、自動翻訳で読まれているんだけど、あの吉原の脱線のところとか一体どう思うんだろうね?
  
下はその会食の時のメニュー。
ナゼこれを載せたのかと言うと…「EAT」はいいよね。「DRINK」もいい。
「MINGLE」ってナニよ?
「mingle(ミングル)」とは「混じる」とか「混ぜる」という意味で、「入り混じる」、「まぎれ込む」という意味も持つことから「〈知らない人と〉話をする」ということになるらしい。
だから、コレは「食べて、飲んで、知らない人とも気さくにおしゃべりしよう!」ということ。
ちなみに、「mingle」はスラングで「彼氏募集中」という意味もあるんだって。

250さて、アナハイムを離れる朝。
2日前に来るときに利用した例のシャトルを予約しておいた。
飛行機は11:30なんだけど、余裕を持って7:40にホテルに迎えに来る車に乗ることにした。
20年近く前、空港からさほど遠くないフリーウェイで車が炎上するという事故が起きて、一度だけ大渋滞に巻き込まれたことがあった。
向こうの高速道路の車線数は日本の何倍もあるからね。渋滞の光景もスケールがデカい。
この事件はテレビでも盛んに報じられていた。
そんなことがあるとマズイ。
飛行機に乗り遅れたら大変だからね。
でも、6年前、夜中の12時と昼の12時を取り違えて自分が搭乗するハズの飛行機を逃したことがあった。
空港の受付の女性が「あの~、お客さま?お客様の飛行機はもうすでに東京に向けて飛び立っているんですが…」
「ああ、そうですか、ハハハ、じゃお昼の便に乗れませんかね?席はどこでもいいです」
なんか、さほど慌てなかった記憶があるな。
で、やはり真ん中の席に空きがあり、そこにネジ込んでもらって成田に帰って来た。
とにかく、空港までの道中にナニかがあって予定していた飛行機に乗れないようなことがあると、それだけアジの開きが遠のいてしまうので余裕を持って空港に向かうのだ。
そして、肝心のシャトルに乗り遅れるともっとマズイので、予定の15分前にロビーに降りてイスに座ってシャトルが来るのを待ってた。
するとひとりの黒人が「キミ、Marshallの人?そこでナニやってるの?」と私に話しかけて来た。
「空港行きのシャトルを待ってるんだよ」と答えると、「チョット、ナニそれ?そんなのあんの?いくらよ?」とかなり驚いた調子で訊いてくる。
どうやらシャトルの存在を知らないらしい。
「17ドルだよ」と教えると「メッチャ安いやんけ!どうすれば乗れるんだい?」と言うので、「一昨日アソコで予約したんだよ」とコンシェルジュの方を指さすと、彼は慌ててシャトルのことを尋ねに行った。
すると、「席に余裕があれば予約がなくても乗れる」という情報を得て、彼はその空席に期待をかけることになった。
9:30の飛行機に乗るというのに、空港まで行く手段すらおぼつかないなんてなんてノンキな人だろう!
そして、「タクシーだとロサンゼルス空港まで100ドル以上かかるんだよ!」…なんてことをやっているウチにスッカリ仲良くなっちゃった。
彼はSteveといって、某ドラムス(ブランド名は忘れた)のデモンストレーターとしてNAMMに来ていて、アトランタに帰るところだと言う。
「Hot 'Lanta?(ハッランラ?)」と私が言うと、「Yeah!!」とうれしそうにSteveが答える。
もちろんThe Allman Brothersが好きなのだろう。
ところが話をしているウチに彼が大プログレ好きだということがわかった。「King Crimson」が大スキだと言うのだ。黒人で珍しいよね?
ナニせGongの名前まで出て来たのには驚いたよ!
彼もストリーミングの売り上げでロックがヒップホップに負けたことを知っていた。
そして、「ラップはイカンよ」と黒人のワリにはヒップホップもストリーミングも否定していた。
ドラマーの話になって、Lenny Whiteの名前を出すと、キッパリと「A legend!」と言ったのが印象的だったな。
それと私が大のZappaファンであることを告げると以前「Wino Man」を演奏したことがあると言っていた。
やっぱ感覚が違うナァ。
専門はフュージョンで、日本にも来たことがあって室蘭と東京で演奏したそうで、「ヤキソーバ」が最高においしかったんだと。
そんなおしゃべりをしていたもんだからアッという間に空港についてしまった。
下はSteveがシャトルの情報のお礼にとプレゼントしてくれたサンプラーCD。
なるほど確かにフュージョンだった。

1_2sg無事搭乗したのはいいんだけど、空港の免税店の中国人がスゴイ!
ナニが?って、爆買いよ、爆買い!
マリリン・モンローやサンタモニカビーチのパッケージのチョコレートをカゴの中に山ほど積み上げた人で免税店の中がゴッタ返している。そして長い長いレジの行列!
私もどうしても義理でいくつかその手のお土産を買う必要があったんだけど、断念。
だってあんな列に並んでいたら飛行機に乗り遅れちゃうもん!
チョット前まで日本人もああだったんだろうけど…なんて言っている本人も30年チョット前の新婚旅行でやってました、ハイ。
その頃って、飛行機の中でまだタバコが吸えたんだよ。
後ろの方が喫煙席になっていて、禁煙席との間にはナニもないからいいように煙が行ったり来たりしていた。
それと思い出したのは映画。
今では前の座席の背もたれの後についている小さなモニターでいつでも自分の好きな映画を見たり止めたり、あるいは見逃した部分に戻ったりできるけど、昔は席の切れ目の壁に掛かっている大きなスクリーンをみんなで見たものだった。
見たくなくても上映しちゃうし、もちろん好みなんて関係ない。
でも最新の映画が見れるというので得した気分にはなれたけどね。
しかし!
ますますヒドイね、最近の映画は!
一体アメリカ映画ってどうなっちゃったんだろう?
ネタは完全に枯渇しているし、チャンとした映画を作れる人がいなくなっちゃったんだろうな。
今回はナニひとつ観なかった。
それとアメリカに文句をもうひとつ。
ビールがツライ!
そうそう、冒頭にも出て来たドイツとの会食の時にマーブロでもおなじみのジョン社長の隣に座ったのね。
彼がIPAをオーダーすると、ウェイトレスが「ビンになりま~す!」と言った。
やっぱりイギリス人は、そうしたレストランなどではビールはビンや缶で飲むものではないと思っているようで、ジョンはあからさまに困ったような表情をして「コレはコないのか?コレは?」とウェイトレスに言いながら、ビール・サーバーのレバーを押し下げるジェスチャーを何度もしていた。
ああ、イギリスのビールが飲みたいナ。
ドイツのヴァイツェンでもいいや…。

260帰りはラッキーなことに3人掛けのシートが全部空いていたのでガッツリと横になって帰って来た!
昔は結構こういうことがあったんだけど最近では相当珍しい。
空港の受付の人にその理由を尋ねると、LA行きが増便になったかららしい。
だからアッという間に成田に着いちゃった。
「寒波、寒波」と騒いでいたので、かなり日本の気温との落差にビビっていたが、それほどでもなかった。

270まぁ、音楽業界の心配事を色々とつづったけど、気持ちは下の写真ですわ。
Every cloud has a silver lining. (どの雲にも銀の裏地がついている)
つまり、「どんなに困難な状況や悪いことにも何かしらの良いことがある」ということよ。
それほど心配なの…ロックのことが。
私はやっぱりロックを支持するよ!
できれば60&70年代風でお願いします。

280ただいま~!
アジの開きじゃなくて、シャケでももちろんOKです!

290この歳になっても、色んなことに興味深々。
今回も色々なことを学ばさせて頂きました!
これからもMarshall Blogでは、ことあるごとに触れていくことになると思うけど、「新しいMarshall」…みなさんよろしくお願いします。

300_2<おわり>
 
(2018年1月27&28日 アナハイムにて撮影)

2018年2月 3日 (土)

NAMM 2018 MISCELLANEOUS ~ つれづれNAMMままに <その3>

 
またぞろ朝ごはんのお話。
コレは2日目のメニュー。
炒り卵、ソーセージ、ベーコン、ジャガイモの炒め物、バター・トースト2枚をビュッフェで調達。
あ、向こうの人たちは「ビュッフェ(buffet)」を「バフェイ」と「フェ」にアクセントをつけて発音してる。

2153日目。
メニューはナニかな?
炒り卵、ソーセージ、ベーコン、ジャガイモの炒め物、バター・トースト2枚をビュッフェで調達。

2154日目。
メニューはナニかな?
炒り卵、ソーセージ、ベーコン、ジャガイモの炒め物、バター・トースト2枚をビュッフェで調達。
うれしいな~、毎日が安定していて!…って、飽きるんだよ!
コレ、私が好き好んで同じモノしかビュッフェで取ってきているワケではなくて、本当にほぼコレしかない。

2155日目。
チョット変化あり。
オーバーイージー(両面を焼いた目玉焼き。片面だけ焼いたものは「サニーサイドアップ」)にハッシュ・ポテト…結局、卵にジャガイモ。
それにソーセージ、ベーコン、バター・トースト2枚をビュッフェで調達。
本当に海外での朝食はツライ。
それにしても、こういうところに長期で滞在している人たちは一体どうしているんだろう。
まず、考えられるのは、パス。朝食抜き。
もしくは、売店でヨーグルトやカット・フルーツのような簡単なモノを口にして終わり…ぐらいだろうね。
このホテルのレストランの朝のメニューがどうなっているのかどうしても気になったので、ウエイトレスを捕まえて訊いてみた。
そのウエイトレスはフィリピンからの移民で、菅井きんみたいなイメージ。とても愛想がよい。
「コレ、毎朝同じモノが給仕されていますけど、長期滞在している人も毎日それを食べているんですか?」
菅井きんは「アッハハハハハハ!」と大笑い。朝っぱらからやたらと明るく元気がよい。
その大きな笑い声に続けて彼女はこう言った。
「そうなんです。毎日全く同じではさすがに飽きるので、一品だけ変えているんです。この辺りのホテルは皆そうしています。私はフィリピンの出身なんですが、私の国でもこれほど同じモノを毎日食べることはありませんよ!アッハハハハハハ!」………それを私は4日も続けて食べてしまった。
ナ~ンてね。
実はそれは先刻承知で、知ってて食べ続けてみたのだ。
マジでツライよ。
しかも、生野菜を摂らないでこんなモノばかり食べていると便通が悪くなるので、コレの後に果物とヨーグルトをガッツリと頂くようにしている。
ほとんど効果ないけどね。
3_img_5619さて、今日はまず会場の地下を紹介しましょうね。

10以前、この地下の展示スペースは「インディーズ」というか、新興のブランドやホームメイドの零細メーカーのブースが軒を連ねている。
何しろ聞いたこともないブランドが見たこともない商品を展示していて、ある意味ではココが一番面白い。
「こんなの作っちゃって!一体売る気あるの~?」みたいな商品が結構あってね。
それと中国や台湾の業者のブースが多かった。
ようするに「NAMMの登竜門」みたいなエリアだね。
かつては材木を加工する機械まで展示していたんだけど、もうなくなっていたな。
アメリカではもうギターは作らないということか?

20今でもそうしたスペースであることに変わりはないが、チト様子が変わった。

26それは…中国の業者がかなりのスペースを席巻したこと。

30ここも中国…

40チャイナ…

50中華民国…

60CHINA…

70中華人民共和国…

80CHINE…

90中国…スゴいパワーだ。
そういえば、ロサンゼルス空港の入国審査局での場内アナウンスも英語に次いで流れたのは中国語だった。
その後は韓国語。
日本はどこへ行ったんだろう?

100んん~。
どの商品にもなじみがあるような…。

110こういう商品をどこかの国の商社が買いつけるかと思っていたら、そうではないんだってね。
もちろんそういう場合もあるのだろうが、大半はそうではなくて「ウチの工場ではこういうことができます」と、OEMの製造能力をクォリティを示すための商品サンプルなんだって。
納得ナウ。

120そして、いまだに謎が解けないのは、そうした中国の方々が食べているランチ。
中華弁当なんだよ。
エビチリや青椒肉絲に白いご飯…中国の人たちはみんなそういうのを食べてる。
昼時になると、どこからともなくワゴンを押しながら出前がやって来て、中国のメーカーのブースに弁当を配って歩いている。
アレってどこから来るのかね?
一度でいいから仲間に加えてもらいたいわ。どうにもおいしそうなのよ!
で、翻ってみるに、会場内の一角に日本食の売店をやったら相当儲かると思うよ。
だって、少なくなったとはいえ、モノスゴイ数の日本人が来ていて、死ぬほど日本のメニューに飢えているんだから。
そこへおにぎりでも牛丼でも売ってみな?
砂糖に群がるアリのようにワ~っとなって、おにぎりなんか1個300円にしても飛ぶように売れるって!
待てよ…いっそのこと寿司なんかやったら外人もメッチャよろこぶんじゃないの?
それならいっそのこと、天ぷら、すき焼き、しゃぶしゃぶもやっちゃえ!ゲイシャも呼んじゃえ!
以前、楽器フェアで寿司屋のブースを出しているところがあったな…あ、私でした。

1_0r4a4402 そうして中国の企業が地下のスペース集められていたため、かつてそこにあった新興のメーカーの一部が1階に上がって来た。

140コレはとてもいいことだと思う。

150実際、見ていてとても面白いし、伝統のブランドと地続きで見て歩くことができるのはとても興味深い。

160コレも同じスペース。
ブティック・ギターだけを集めたコーナーなんて始めて見た。
ココはかなり面白かった。

170まず入り口で目を惹いていたのはこのピカソ風ギター。

180vコレはギター・ケース。

190v扉を開けるとこうなってる。
商品はすべてOne off。
同じモノは2つとない。
値段を訊くと、さすがにかなりのモノだったよ。

200v同じルシア―の作品。
ボディはメイプルのワンピースかな?

210v一体どういう感覚をしてるんだろう?

220コレはギター・アンプだって!
もう売約済みになってた。

230vコレも同じ人の作品。

240vこの人形はどういう意味なんだろうね?

250vコレは別のルシア―の作品。

260vすごくキレイだったよ。

270vマァ、とにかく自由奔放な発想のギターが並んでいてとても面白い。

290vこんなシェイプなんてどうして思いつくんだろうか?
ギターを作ってるんですよ!

300コレがホントのツーピース・ボディ。

310v回路がほぼムキ出しになってる。

320vコレも好きにやっちゃってるナァ。

330vとにかく他人と同じことはするまい…という気概に満ちているんだよね~。

340vパーツが全部フロートしてる。

350vコレも大胆な意匠ですな~。

360vやっぱりパーツが飛び出しちゃってる。
こういうの流行ってるの?

370マァ、あるわあるわ…色んなのが!

380vコレはどこかで見たことがあるような…。

390v牛ちゃん!

400vZZ Top仕様か?
どんな音がするんだろうか…。

420vこれはパーカッションだけど、ナンだってギターの形にしちゃうのよ!
それともこういうドレッドノート・シェイプにするとレゾナンスがいいとか?

430帰りがけに正面玄関の前の屋外ステージを覗くと…

4401987のハーフ・スタックにBluesbreaker!

450<つづく。次で終わり>

(2018年1月25&26日 アナハイムにて撮影)

2018年2月 2日 (金)

NAMM 2018 MISCELLANEOUS ~ つれづれNAMMままに <その2>

     
昨日の記事の最後に「NAMMの初日のはじまり~」なんて書いたけど、日を追ってレポートをするということはしません。
気になったことや面白いと思ったことを書きながらランダムに進めるので、ほとんど時系列を気にしないで読んでね。
…ってんで今回はチョット別の入り口を使って会場に入ることにするよ。

05この立派なパームツリーの並木道を通って北側の入り口からお邪魔しようというワケ。

06通路の右側には会場のコンヴェンション・センターの歴史を記したパネルが展示されている。
こういうのは好きですよ。
チョット見てみようか?まずは60年代の出来事。
ナニナニ…1955年に開園してバカあたりしたディズニーランドを目の当たりにして、「春と冬だけでなく、一年中観光客でホテルの部屋がイッパイになるような設備を作るべ!」と自ら「Anaheim Visitor and Convention Bureau(アナハイム・ビジター・アンド・コンヴェンション・ビューロー)」と名乗るアナハイムの61人が集まった。
コンヴェンションの施設は大きなビジネスだったが、アナハイムにそんなモノを作ることに関しては懐疑的な意見が多かった。
ナゼなら、それまでコンヴェンションの設備のロケーションといえば、ニューヨークやシカゴやラスヴェガスが当たり前だった。
理由は、コンヴェンション設備の場所は、中年のオッサンが少しの間家を離れ、ウップンを晴らすことができるような場所でならなくてはならず、家族連れを狙ってコンヴェンション設備を作るのはウマくいかないと考えるのが当たり前だったのだ。
大分ハショるけど、大きな賭けではあったが、アナハイムの街を上げて建設に踏み切り、コンヴェンション・センターが1967年の7月にオープンした。
そのオープニング・セレモニーは、それはそれは盛大なもので、ディズニー・ランドとの相乗効果を発揮し、コンヴェンション・センターはその華麗なスタートに見合った大きな成功を収めたのたのだそうですよ。

330vオープ二ング・セレモニーや告知の写真。

340こけら落としに出演したアーティストの1人はボストン・ポップス・オーケストラの常任指揮者、アーサー・フィードラーだった。
フィードラーはアメリカでは超有名な指揮者。
ボストン・ポップス・オーケストラのこの人の次の次の常任指揮者が『ジョーズ』や『インディアナ・ジョーンズ』や『E.T.』の音楽でよく知られるジョン・ウィリアムス。
ココにあるようにこの時、フィードラーはオレンジ郡(Orange County)の市民オーケストラを指揮したんだね。
Zappaファンなら「Orange County」の名前はおなじみであろう。

1_20r4a4629フィードラーの3日後に開催された「ティーンのためのイベント」。
出演はJefferson AirplaneとThe Doors。
このアー写にあるように、Jeffersonはこの年、『Surrealistic Pillow』と『After Bathing at Baxter's』をリリースしている。
このこけら落としのイベントの3か月前にリリースした「Somebody to Love」が特大のヒットとなり、スーパー・スター・バンドになった頃だったんだろうね。
この曲、今でもよく耳にするけど、この世に出てからもう50年!
こういう長年の風雪に耐え得る曲なんてもうチョットやソットじゃ出て来ないだろうね。
一方、Jim Morrisonのところは、1月にファースト・アルバムをリリースして、この2か月後に『Strange Days』を発表するというタイミング。
The Doorsも衝撃的だったんだろうな~。
Morrisonのカリズマティックな魅力もさることながら、クルト・ワイルの「Alabama Song」なんかをカバーするオリジナリティが当時非常に新鮮だったと思う。
ちなみに同じくファースト・アルバムの冒頭に収録されている「Break On Through (to the Other Side)」は私のテーマ・ソングだ。
だって途中でMorrisonが何度も叫ぶでしょ?
「シゲ!」って。
いいよナァ…普段アメリカン・ロックは聴かないと言っている私だけど、こういうのは観てみたかった。
ちなみに1967年というのは、ロック界が大激動した年。
その起爆剤はその年の3月にビートルズが発表した『Sgt. Pepper's Lonly Hearts Club Band』だった。
「この年、ロックの何もかもが変わってしまった」…と、リアルタイムでこのムーブメントを体験された岡井大二さんがおっしゃっていた。
私、この頃は極東の島国で5歳児をやってました。

380これスゴイよ。
1968年の2月のThe Animals。4,851人の観客の前での演奏。
チケット代は5.5~3.5ドルだって。高くない?
この時の前座はナント、JimiHendrix。
Jimiはこの2年後、死ぬ前日もEric Burdonと一緒だった。
ロンドンのジャズ・クラブRonnie Scott'sに出演していたEric Burdon & Warのステージに飛び入り参加して「Tobacco Road」と「Mother Earth」を一緒に演奏した。
コレが生前のJimiの最後の演奏。
翌日、EricはJimiのガールフレンド、モニカから「Jimiが死にそう!」という連絡を受け顔色を失った。

1_0r4a4631リチャード・ミルハウス・ニクソン…懐かしいね。
この人はオレンジ郡の出身。
1969年の大統領選に勝利して凱旋した時のもよう。
私なんかは「大統領」といえば「ニクソン」、「総理大臣」といえば「佐藤栄作」…というイメージがいまだにあるよ。
彼のテーマ・ソングは何と言ってもZappaの「Dickie's Such an Asshole」だ。
Chester Thompsonのドラムスが無限大にカッコいい変形ブルース。
タイトルは「ディッキー(リチャードの愛称)はそんなクソ野郎」という意味ね。
日本でも誰かこういう曲を演ったら?

1_0r4a463270年代に入るとアナハイム・コンヴェンション・センターの需要は増していき、拡張工事を敢行する。
そして、1974年1月に再オープンを果たし、展示会などの用途の他に、エンタテインメントの重要な拠点として積極的に利用されることになった。
この頃、コンヴェンション・センターのアリーナでショウを開催した面々がパネルに記されている。
ジョニー・カーソン(ジェイ・レノの前に30年間にわたって『ザ・トゥナイト・ショウ』の司会を務めた大人気コメディアン&俳優)、レッド・スケルトン(俳優)、ビル・コスビー(黒人コメディアン。長者番付のレギュラー)、ディオンヌ・ワーウィック、エンゲルベルト・フンパーディンク、そしてボブ・ホープ。
要するにアメリカのお茶の間の人気者がガンガンここを使っていたということ。
その中にディオンヌ・ワーウィックの名前が入っているのが意外だな?
この人ってアメリカではそういうポジションだったの?

390vロック・コンサートも盛んに開催された。
その辺りも名前が列記してあって、Elvis、Elton John、Neil Diamond、James Taylor、David Bowie、KISS、Rod Stewart、Deep Purple、Joni Mitchell、Donovan、Jackson Browne、Cat StevensJ、ethro Tull、Jimmy Buffett等々。
結構イギリス勢が名前を連ねているところがうれしいね。
1973年3月のNeil Youngのコンサートは8,508人を集め、完全ソールド・アウトを達成した。
人気あるんだね~、Neil Youngって。
1_0r4a4642_2Elvisは73年と76年にコンサートを開き、ともに約9,000人を集めファンを酔わせた。
そして1977年、Elvisはビルから立ち去った。
「Elvis has just left the building!」ね。

1_0r4a4641 コチラはThe Beach Boys。
1973年11月のコンサートには8,483人を動員した。
一番高いチケットは$6.50。当時のレートだと2,340円。1ドルは360円の固定相場制だったからね。このチケットは高いのか?
1973年の日本の大卒の初任給は62,300円だったんだって。
直近では206,100円だっていうから1973年の3.3倍になった。
それをこのチケット代に当てはめると7,722円。
安いんじゃん?

1_0r4a4640_2この1973年の演奏の3日後にも彼らはアナハイムでコンサートを開いており、その演奏が『The Beach Boys in Concert』の一部になっているらしい。
「らしい」というのは、このアルバムは1972~73年の間に4回行われた北米ツアーの音源で構成されていて、アルバムには詳しいレコーディング・データが掲載されていないのよ。
もう当時はレコーディング・バンドとしての人気は下降していたが、ライブ・バンドとしての人気はギンギンだったらしい。
私も好きでこのアルバムを時々聴くんだけど、「Sail on Sailor」~「Sloop John B.」から始まるヒット・パレードは楽しいことこの上ない。
それと「You Still Believe in me」、「Caroline No」、「Wouldn't it be Nice」等の『Pet Sounds』からの選曲もうれしい。
え?The Beach Boysなんかホントに聴いてるのかって?
イヤ、私も人間ですから…『Pet Sounds』は「人類の宝」だと思っています。

1_2bbおお~!
コレ、ここでやってたのかよ~!
知ってる、「ローラー・ゲーム」?
コレすごい人気だったんだよ。
コレが大流行した時、私は小学校5年生だった。
日光へ行った移動教室の時、宿舎で「ローラー・ゲームごっこ」をやったのでよく覚えている。
「東京ボンバーズ」とか言ってサ。
一番人気のあった「なんとかヨーコ」さんという女性の選手の伝記マンガまであったよ。
…と興奮気味に書いている私はというと、実はコレ、あんまり好きではなかった。
ナニがおもしろいのかがサッパリわからなかった。
そういう人が多かったせいか、アッという間に跡形もなく消え失せた感があるな。
これをモチーフにした『ローラー・ボール』という映画もあった。
アイデアはヨカッタんだけど、ノーマン・ジュイソンにしてはおもしろくなかった。
試合のシーンはメッチャかっこいいんだけど、それ以外のシーンが相当退屈だった記憶がある

1_0r4a4644_2需要度を増すアナハイム・コンベンション・センターは80年に入ると西海岸で最も大きなコンヴェンション設備となった。
その規模においては当時、ニューヨークと全米3位の地位を競っていた。
どうしても抜かせなかったのが、シカゴとラスヴェガスの施設。
そういえばNAMMって昔シカゴでやっていたんじゃなかったっけ?

440vコンサート会場としての人気も衰えず、Lionel Richie、Rush、Barry Manilow、Elton Johnらが大きなショウを開いた。
そして、1984年にはロサンゼルス・オリンピックのレスリング会場として使用された。
このロス五輪はリアルタイムで見たけど、「さすがアメリカ!」と思ったよね~。
オリンピックの後に就職活動を始めたんだけど、面接の時に「最近一番感動したことは?」と質問されると、「ロサンゼルス・オリンピックです」と答えていたのは私だけではないようだ…無難だからね。

1_0r4a464790年代に入っても展示会や会議の場としての需要は衰えず、アナハイム・コンヴェンション・センターはさらなる大拡張を計画し、1997年より現在の建物の建設に着手した。
そう、私が90年代の終わりに初めてNAMMに行った時、現在の会場は工事中で、アナハイムではなくロサンゼルスのダウンタウンにある「ロサンゼルス・コンヴェンション・センター」というところで開催していた。
その前年に東京で撮った写真をジム・マーシャルに届けたのを覚えている。
ちなみにこの会場はエディ・マーフィとジャッキー・チェンの『ラッシュアワー』という映画のロケ地に使われている。
映画を観てビックリしたんだもん。「あ!ココ行ったことある!」って。

460vアナハイム最大の公共の工事となった5回目の拡張工事を経て現在の姿になったアナハイム・コンヴェンション・センター。
ココの人たちは「The Anaheim Way(アナハイム流)」という思想を大切にしているのだそうだ。
それは、自分が人からしてもらいたいことを人にしてあげなさい…というモノ。
業者でも、ゲストでも、アーティストでも、相手を問わず人には優しく…ということなんだけど、あの会場に入る際にパスポートをチェックする係員の対応はどうしても「アナハイム流」には見えないけどねェ。
でもね、コレはもちろんアナハイムの人に限ったことではないし、しかもアメリカだけの話でもないんだけど、向こうの人たちって、ゼンゼン知らない通りがかりの人やエレベーターで、一緒になった人に朝なら「Morning.  Have a good day!」って声をかけるでしょ?
夜ならエレベーターを降り際に「Good night」とか「Have a nice evening!」って言う。
そして、どんな場所でも目と目が合えば、大抵ニコッと微笑みかけてくる。
コレは歴史的に戦争ばっかりやってきた連中が育んだ「私は平和です」ということをアッピールするための習慣なのだろう…と勝手に解釈しているんだけど、こういうことこそ日本人はマネするべきだと思うんだよね。
日本で若い女の子にワケもなく微笑みかけたら絶対イヤがられるか気持ち悪がられるもんね。

480vでは、移動します。
会場の正面を右に折れて進む。
コレはどうも北へ向かうことになるらしい。

07コンヴェンション・センターを北に向かって突き抜けて当たった通りがWest Katella Avenue。

20_2立派なパームツリーのグリーンベルト。

60_2West Katella Avenueを挟んだ向かいはディズニー・ランド。
32年前に新婚旅行で来た時は楽しかったナ。

70_2公の駐車場は1日停めて$14.0。
安い!

30_2一応駐車場の案内はしているけど、そういう公の駐車場はすぐにイッパイになってしまうそうだ。
バスはガンガン走っていても、公共の交通機関なんか無いのも同然。
いくら海外からの観光客が多いといっても基本的には車だのみだからね。
膨大な数の人間が集まる機会となれば、駐車場なんかあふれちゃうにキマってる。
1_0r4a4672するとこうなっちゃう。
コチラはホテルの駐車場。
$40.0~$50.0だって。
東京のど真ん中に一日停めて5,000円だったらまだわかるけど、こんなところまで来て駐車代に$50.0も出すのは癪だろうな~。

40_2コレが北側の入り口。

50_2「The Music Being Here(音楽ココにありき)」がNAMM SHOWのコピー。

80_2そう、これはビジネス専門のイベントで一般人は入れないのよ。
でもね、以前はどう見ても10代としか思えない子供たちが大勢来ていたけど、今回は明らかに減っていたと思う。
コレも若者の楽器離れの表れなのかな?

90_2コレが今回新たにオープンしした新設備。
ズッと工事をしていたって言うんだけど、ゼンゼン記憶にないな~。

100_2敷地内に入ったところに設置されている小型の屋外ステージ。
ジャズを演っていたよ。

110_2コレ何を売っていたんだろう?
余りにも派手な車のフィニッシュに見とれてチェックするのを忘れた。

130_2コレはホットドッグ屋。
グエッ!
1個$11.0だって!ホットドッグ1個で1,300円!

140_2そういえば会場の地下にあるハンバーガーも1個$13.0だったとか言っていたな~。1,500円だよ!
20年ぐらい前は$7.0だった。
そんなだから、いつも昼食は会場の売店で買い食いしないことにしている。
どうするかというと…ココだけの話だよ。
ホテルの朝のビュッフェで菓子パンを数個失敬して来ちゃうのさ!
セコいと思うなかれ。
どうせ体内時計がメチャクチャになっていて、お昼時になっても大してお腹が空かないんだもん。
こんなんで十分。
240_2そして、空いたペットボトルにホテルの水道水を入れて水筒代わりに持参する。
コレまたセコいと思うなかれ。
ま、会場内で売っている水のペット・ボトルが高いということもあるんだけど、まだ水があればいい。炭酸のジュースしかないと困ってしまう…絶対にアレを飲みたくないのだ。
Marshallのスタンドでミーティングをする時に水をもらおうと思ったら切らしていて、残念ながら「ダイエットXXX」しかなかった。XXXはブランド名。コーラね。
その手の人工甘味料を盛大に使った清涼飲料水を何年かぶりに口にしたワケ。
メッチャ喉が渇いていたが、ふた口は飲めなかった。
もう舌に妙に苦いような変な味が残ってしまって…よくこんなモノを以前は飲んでいたナ…とビックリしてしまった。
以前にも書いたけど、こういう化学調味料って慣れてしまうと、全くわからなくなっちゃうんだよね。
コールド・ターキー(意味が分からない人はこの前の回の記事を見てね!)してしばらくするとその不健康感が如実にわかる。
でも、またそういうモノを摂り出すと、すぐにマヒして平気になっちゃうんだよ。
だからコワいの。
ホラ、コレは近所のコンビニ(イギリスで言うところの「コーナー・ショップ」で買った水のペット・ボトル。
スーパー・ボールが近いせいか、NFLのロゴが入ってる!

3_img_5602 左の丸い建物から館内に入るよ。

150_2中はこんな感じ。
ココでは以前は舞台照明の機材なんかを展示していたけど、今はほとんど空。

160_2本館に移る。

165照明機材の展示はこっちへ移って来たんだね。
スモークですぐにわかる。

175ココまで来てスモークか…。
ま、ライトの効果をデモするために仕方ないんだよね。
でもすぐ隣に照明機材屋さんではないブースがあって、関係ないのにモクモクで気の毒だったな。

180_2以前と比べて勢いが尚一層強く感じられたのはDJ関係の機材。

190_2ナニがおもしろいんだか、「キュッキュキュッキュ」とアチコチでやってる。

200_2このあたりもそれに付随する機材だね。

210_2こういうのも仲間だろう。

230_2チョット話は戻るけど、コレはさっき紹介した新しい建物の中の展示。
コンピューター・ミュージック関係のブースが並んでいる。

250こっちも盛況だったナァ。
以前と比べて今回のNAMMは「楽器の形をしていない楽器」の人気が高まっているように感じた。

260_2チョット外を覗いてみようか?
広~!
地平線までバッチリ見通せる。
こんな所でやってんだぜ!

270_2もちろん従来型の商売も健在だ。
例えば音楽出版。
Hal Leonardはディズニーとビートルズの北米での出版権を保有する大音楽出版社で、以前ずいぶん仕事でご一緒させて頂いた。

280_2「シゲ~!」と私を見つけるなりスッ飛んで来てくれたのはティナ。
彼女はいつも私のことを「人気者」と持ち上げてくれる。
考えてみると実際には一度も一緒に仕事をしたことはないんだけど、とても仲良しなのが不思議。
ココの会社の人はみんないい人でね~。

290_2エ~、今OMNIBOOKSってこんなに種類があるの?
Charlie Parkerだけかと思っていた。
OMNIはアドリブ・ソロの採譜本。
CannonballからColtranemGetzからJoe Passまであるんじゃんよ!
ジミヘンまで出てる!
持っていてもどうせやらないから買わないけど。

300ああ~、この人にも会いたかったんだ~!
Rob Wallis。
Drummers Collective InstituteやDCIビデオの創設者。そして今はHUDSON MUSICのオーナー。
Robも昔のことをよ~く覚えていてくれて、ずいぶん盛り上がった。
ナンダカンダで20年の付き合いだ。
それに、自分で言うのもナンだけど、オレ、一生懸命やったからナァ。
向こうも私の音楽の知識をとても尊重してくれたし、私もずいぶん色々なことを教わった。

310_2Warner Brothers Publicationsを合併して、今では全米で一番大きい音楽出版社となったAlfredのクリスティーナとはホテルのレストランでバッタリ!
クリスティーナも知り合ってからカレコレ20年になる。
最初は独身だったんだけど、今では5人の子供のお母さん。
6年ぐらい前に有楽町でイッパイやって以来のおしゃべり。
浅草の天丼屋でカードが使えずにヘコンでしまったのは彼女。このことをブログに書いたと言ったら大笑いしていた。
  
昔の中間っていいナァ。
でも不思議なんだよね~。
何年も会わなくても、こうして昨日会っていたかのように接することができる仲良しがいる一方、同じく緊密に仕事をしていた仲間でも、シレ~っと付き合いが無くなっちゃう人がいる。
この他にもそういう仲良しがいるんだけど、なかなか会えなくてね。
NAMMに来ていることはわかっていてもブースを留守にしていたり、接客中だったり、ミーティング中だったり…。
ま、また会えるでしょう、仲良しなら。

1_cp1コレは静かでいいな。

320_2こういう楽器を見るとホッとするよ。

330バス・クラリネット…音は不気味だけどカッコいい。

340vサキソフォン・カルテットによるデモンストレーションには黒山の人だかりができていた。

350黒人で、アルトサックスで、ガタイがいい、というだけでもうJulian Cannonball Adderleyに見えて来る。
バップ・フレーズをバリバリ吹いていた。音が太くてヨカッタ! 

360_2それと、ディストリビューション会社、つまり楽器商社のブースが増えたように感じたナァ。
メーカーが自分のブランド名でブースを出すのではなく、販売店の一角に自分の商品を展示してもらうというやり方。
それとebayのような通販会社のブース。
コレも昔はなかった。
そのウチ、全部amazonになっちゃうんじゃないの?

370Marshallは単独のブースを設けたが、NATALに関してはアメリカのディストリビューターに展示を任せるやり方をしたことはレポートした。

380_2打楽器ゾーン。
このSABIANのディスプレイは見事だったね。
コレ、基礎の処理が大変だと思うよ。

385何と言ってもノイズ量最大。
もちろん耳栓を持って行ったよ。

390特にシンバルがスゴイんだよね。
ドシャメシャ、ドシャメシャ、一日中やってる。
それにしてこのエリアも知らないブランドが増えたね~。

400さて、この日は会食の予定がないので、近くのスーパーへ買い出しに出かけた。
前日にこの通りを歩いていたら、バス停のベンチにパンやハム等の新品の食材が置いてあるのに気がついた。
ベンチの場所を取っているならそれらを袋に入れておくのが普通だろうから、とても不思議に思っていた。

410この日、その答えがわかった。
バス停のベンチで生活をしている人たちがいるのだ。
こんな悲惨な生活なのに、愛想がとてもいいの。

420_2朝晩は結構冷えるからね~。
気の毒である。

430目指したのはココ。
あ、いきなり暗くなったワケではござらんよ。
この写真は別の日の夜に撮ったもの。
ちなみに10年近く前にはココにこんなモノはなかった。
CVS/pharmacyという薬屋さんなんだけど、食材も取り扱っているスーパー。
アメリカで最大の薬局のチェーン店で、41州で6,800店舗もあるんだって!

440ココでね、驚くべきことが起こったんですよ。
向こうのスーパーってよく1列に並んで「何番のレジにどうぞ」なんてやるでしょ?
ご存知の通り、こういう所の店員は黒人やヒスパニック系の人が多く、不愛想なこと、この上ない。
フト、いくつか並んでいるレジに目をやると、実にニコニコと明るく、愛想よくお客さんに接している若いカワイコちゃんがいるじゃんよ。
「ああ、この人のレジに当たるといいナァ」と思っていたらラッキー到来!
そのカワイコちゃんのところで精算することになった。
早速彼女が明るい口調で何やら話しかけて来る。
ところが…。
ナニを言っているのかわからないのだ。
イヤ、全部は聞き取れない、なんて生易しいモノではない。そんなことは慣れっこだ。
ナニを言っているのか皆目見当がつかないし、そもそも単語がひとつも聞き取れないのだ。
進歩はないにせよ、私も長いこと英語を勉強しているつもり。
彼女の英語(だったと思う)は私の英語学習史の中で恐らくダントツで歯が立たなかったリスニングのひとつだったのではなかろうか?
どうも「ビニール袋は要りますか?」ということを言っていたようなのだが、その質問に使用されるであろう英単語はひとつも聞こえて来なかった!
別にショックは受けないけどね。ただ彼女に悪いことしたと思ってさ。

450_2この日の夕食。
野菜が好物ではない私でも2、3日海外にいると無性に生野菜が食べたくなる。
それとおかず代わりのポテチはハズせないナァ。

460ナントならば、この「Lays」というポテト・チップス、アミノ酸(グルタミン酸)を使用していないからだ。
チョット塩気が強いんだけどね。

470イギリスではコレがクリスプスという食べ物の名称に替わってブランドが「Walkers」になる。
もちろんアミノ酸抜き。

1_index 原材料を見てみようか?
ジャガイモ、植物油(ひまわり油、コーン油と/またはキャノーラ油)、食塩…以上。
ポテトチップの原材料は基本的にジャガイモと塩で十分なワケ。

490_2私にとってポテチはが最も好きな食べ物のひとつ。
でもアミノ酸は摂りたくない。
これ以上バカになったら困るから!
そこで、日本ではアミノ酸が入っていないポテチをワザワザ時々取り寄せて食べている。「Lays」もドンキなんかで売ってるけどね。
下のポテチはできたてを工場から直送するというヤツ。
味がやや薄くてとてもおいしいんだけど、届いて早く食べないとドンドンおいしくなくなっていっちゃう。
コレはたまたま「のり塩」なので原材料に青のりが含まれているが、やはり使っている材料はジャガイモ、植物油、食塩だけ。

510コレは成城石井に売っているヤツ。
これも同様にジャガイモと植物油と食塩だけで作られている。
チョット高いけど、ジャガイモの味が濃くてとてもおいしい。

520大手企業が作っているポテチはどうか?
「うす塩」味なのに、こんぶエキスパウダーなんてのが使われていて、デキストリンとアミノ酸をガッチリと含有している。
ポテトチップスというモノはジャガイモと食塩だけで作られるハズなのに…。
困っちゃうのはコレがまたおいしいんだよね。
マァ、今の時代、いくら気を付けていても化学調味料を完全に絶つことなんかできないのはよくわかっている。
だからこそ自主的に防衛できることはやっておこうかと思ってね。
ナゼ、このアミノ酸(グルタミン酸)絶ちをしているのかというと、コレは「MSG」といって、欧米ではかなり危険視している成分であることを知ったから。
だからポテチに入っていないというより、法律で使用が禁止されているんだって。
摂りすぎるとアタマおかしくなって狂暴になっちゃうらしい。
アメリカ人って黒色人種を中心に極度に肥満している人が多いでしょ?
アレも相当身体に良くないにキマっているけど、それよりMSGの方が危険っていうことなんだよ。
長いことアメリカに住んでいた人に聞いた話なんだけど、あの肥満にはまたそれなりの原因があるんだって。
その話はまたいつか…。

<つづく>

(2018年1月24&25日 アナハイム他にて撮影)

2018年2月 1日 (木)

NAMM 2018 MISCELLANEOUS ~ つれづれNAMMままに <その1>

   
月曜日の夕方、無事にNAMMから帰って来た。
4日間というアッという間の滞在で、時差ボケに陥る間もない感じ。
もう少し若い頃は海外に行って時差ボケになって、身体が向こうの時間に慣れる頃に帰って来て、また日本で時差ボケなんて調子だったけど、もはや時差ボケの方が老体に寄りつかなくなって来たよ。
さて、NAMMでのMarshallについては既に現地からレポートさせて頂いた。
そこに書いたように、かつてNAMMといえば、「超多忙の重労働の場」という印象がトラウマになっていて、私にとってはとてもじゃないが「うれしい!楽しい!大スキ!」で訪れるような場所ではないのね。
それでも今回は、リフレッシュしたMarshallと対面して、公私ともにMarshallに関して新しい世界が広がったことはとてもうれしかったし、2014年以来のNAMM往訪で久しぶりに会う友人も多く、そういう連中との交流は最高に楽しかったとも言える。
NAMMに行きたくても行かれない方々のために失敬なので「大スキ」かどうかは書かない。
そして、4年ぶりのNAMM SHOWは様々な点において、色々な変化を目の当たりにさせてくれた感じがしたな。
そのあたりのことをツマらんウンチクを交えながら今日から数回にわたってお届けしようと思う。
もう肝心なことはレポートし終わっているので、「全体が脱線の旅日記」のつもりでリラックスして書かせて頂くのでお楽しみ頂ければ幸いである。
♪明るく陽気にいっきましょう~…と。
ちなみにタイトルの「miscellaneous」とは中古レコード屋さんのカテゴリーの分類なんかで見かける「misc.」っていうヤツ。
「種々雑多の」という意味ね。
  
出発は成田から。
羽田より慣れた成田の方がいい。
さて、今回はいきなり「ラッキー」が待っていたのです。
年明けにMarshallの社長から「NAMM行きのチケットをすぐにゲットしなさい」と言われ、「そんな…今頃言われてもチケットが取れないでしょうに!」と恐る恐る格安チケットのウェブサイトで空席情報をチェックすると、空席は少々残っていることが確認できるのだが、やっぱり3人掛けの真ん中しかない。
トイレ近いじゃん?
呑めないじゃん?
ま、タマにはそんな空の旅もいいか…と諦めていたのだが、搭乗24時間前のネット・チェックインでもう一度空席の状況をチェックしてみると、あるじゃないの~、通路側の席がッ!
しかも、あの足元が広いエコノミー・エリアの先頭の列だ!
コレで安心。
翌日、意気揚々と成田のカウンターへ赴いた。
10すると、チェックイン・カウンターの若い係員がこう言う。
「通路側ではありませんが、今でしたら無償で『プレミアム・エコノミー』の席にお移りになれますが、いかが致しましょう?」
その係りの方が言うには、例え通路側でなくても「普通のエコノミー席よりはるかにラク」だと言う。でもこっちのカードはエコノミーの先頭の通路側だぜ!…と、少し迷った。
「本当に楽なの?アナタ、名前覚えたよ。もしラクじゃなかったらクレーム申し入れて、その上Marshall Blogに悪口書くよ!」とフザけていうと、大笑いしながら「絶対大丈夫です!」と言う。
今まで私はそのプレミアム・エコノミーの席を一度も利用したことがないので、4人掛けの内側のロケーションではあったが、それを利用させて頂いた。
結果…メッチャ、ラクだった!
経済的にビジネス・クラスにはとても手が届かないけど、コレ、少しぐらいの値段の差だったらゼンゼンいいんじゃない?
食事はエコノミーの席と同じだけど、耳栓だの、アイマスクだの、スリッパだののサービスが付く。
ま、そんなモノは特段うれしくはないけれど、座面がチョット広くて、リクライニングの角度の大きさとフット・レストの有無が普通のエコノミー席と比べて信じられないぐらいの快適性を発揮するのよ。
あの成田の係員さんに感謝だわ~…名前忘れちゃったけど。
しかし…機内食は年々ヒドくなっている気がするな~。
ANA名物と聞いた温かいおしぼりのサービスもなくなってしまった。
20信じられないぐらいアッという間にロサンゼルス空港に到着。
シートのせいかな?
ホントに早かった。
そして…ま~~~相変わらずの入国審査の行列。ヒースローもヒドイけど、ココもヒドいな~。
グルグルグルグルグルグルグルグル、スペースマウンテンだってこんなにグルグル並ばないつーの。
コレ、列に並んでいるだけで相当歩いてるよ。
この列の中にいるといつも思い出すのが『ゴッドファーザーPartII』のエリス島のシーン。
幼いドン・ヴィトー・コルレオーネがシシリー島からやって来て、エリス島の入国管理官の差し出す書類のサイン欄に「×」をする場面。
で、どんなもんかと思って、このエリス島に行ってみたことがあるんだけど、明治時代に日本からたったひとりでアメリカに渡った女子がいたっていう話がフィーチュアされているんだよね。
アレには驚いたナァ。
Ei もうひとつ驚いたのは、入国手続きの機械化。
あるでしょ、「オッハヨゴーザマス。何しに来たの?何日の滞在なの?アラガトガザマス」っていうヤツ。
あれが機械になっていて…つまり無数に設置されている機械の画面を見ながら、適切な答えを入力していき、写真を撮って、かつ指紋を取る。
すると、今撮った顔写真(自分でいうのもナンだが、コレがなかなか男前に撮れている)が載ったお札みたいなペラペラな紙が出て来る。
それを受け取って次のセクションに進む。
この作業ででモタモタしているヤツがゴマンといるから行列がドンドン長くなる。
そこへまた新しい飛行機が到着するもんだから、そこはもう阿鼻叫喚の行列地獄よ!
機械の画面には何種類もの言語が対応しているんだけど、お年寄りなんかはやっぱりちょっとキツイかもしれないよね、こういうのは。
ま、実は私も少しビビりましたが?イヤ、機械の操作にビビったのではなく、行列の中から機械を操作している人たちを見ていてが一体ナニをしているのかと思ってね。
で、ですよ。
次にセクションに進むと入国審査官が何人か並んでいて、ビジターたちは順番にその前に立つ。
すると驚いたことに、その審査官が「オハヨーゴーザマス。何しに来たの?何日の滞在なの?」と訊いてくるではないか!
「ハァァァ!? オマエ、一体ナニ訊いてんだよ!さっき機械に打ち込んだだろうが!」…なんて文句を言う度胸も必要も全くないので「デヘヘ、NAMMで~す!5日で~す!あざーす!」とやりとりしておいた。
何せ相手の親分はトランプだ。
怒らせたらナニをしでかすかわからない。
外に出れないように家の周りに壁でも作られたんじゃかなわないからな。
いずれにしてもコレでもう手続きは終わりだろう…と思ったら大間違い。
  
この後、カルーセルで荷物を受け取って、ココからまた大行列だよ!
もう後は外に出るだけだというのに、向こ~の方までモノスゴく長い行列ができている。
「2列、2列!」と大声を上げている行列の整理をしてい兄ちゃんは、何やらその行列を長くすることに快感を感じているようなのだ。
「疲れてんだよ、こっちはよ~!」…なんて文句を言う度胸も必要も全くないので、荷物をただただ無言でガラガラと押しながら列の最後尾につく。
ジリジリと順番が繰り上がり、最後の地点でさっきの機械から出て来た紙を係員に渡して釈放。
覚悟はしているけど、ヒドイな。
いくらなんでももうチョット何か他のシステムがあるだろうに…。
やはり入国審査に時間がかかる悪名高いヒースローよりヒドイ。
この季節に、あんな狭いところにモノスゴイ数の人間が詰め込まれて、インフルエンザでも伝染されたらどうすんの!
実際、5年前のNAMMがそうだったからね。
早く外の新鮮な空気が吸いたい!
  
…と、外に出ると凄まじい排気ガス!

30空港からNAMMの会場があるアナハイムまでは「シャトル」と呼ばれる乗り合いのタクシーを利用する。
安いからね。
利用者を全員各々のホテルまで送り届けてくれて17ドル。
4年前は16ドルだった。
コレにチップを乗せなきゃダメね。
チップは何回やってもイヤだな。この習慣は本当によくないと思う。

40下の写真の左の青いユニフォームを着ているのがいつも利用しているSuper Shuttleという会社のスタッフ。
大抵ゴッツイ黒人が受付をやっていて、行先と名前を訊いて、持っている小さな端末にその情報を打ち込む。
そして、順番が回ってくると名前を呼んでくれる。
大変威勢がよくて話しかける時はいつもビビってしまうんだよね~。
「タナ~カ~!」とか「スズゥ~キ~!」とかいう名前が飛び交っている。
私の名前は複雑なので、呼び出す時に必ず何回かつっかえるのですぐに「自分だ!」とわかる。
メッチャいい加減に采配を振るっているようなんだけど、なかなかどうして見事な仕事っぷりだといつも感心しちゃうんだよね。

50フリーウェイをブッ飛ばして40分も走ればアナハイムに着くかな?
今回は2番目にシャトルを降りることができたのでかなり早くホテルに到着した。
これが、個人宅へ行く人が紛れ込んでいると街中を巡回するのでエラく時間がかかるのよ。

60今回は前々回もお世話になったDouble Tree Suites by Hiltonというデカいホテル。
Marshallの工場のすぐ近くにこのチェーンのホテルがあって、そこと企業間で契約をしているのでアナハイムでもDouble Tree。
NAMMの会場までは1ブロック+アルファなので悪くない。

70ホテルのロビーの壁に掛かっている警告文。
法律でコレをやることになっているんでしょ?
「この施設は喫煙を許可していますが、カリフォルニア州ではタバコの煙は癌の原因、出生異常、そして生殖機能障害を引き起こすことを認識しています」
要するに、「この施設にはタバコが吸えるところはあるけんども、吸ったらアンタの身のためにならんぞ」ということ。
今、日本政府でもオリンピックに備えてタバコの件でスッタモンダしてますな。
自分が吸わないということもあるけど、居酒屋を含むレストラン等の公共の場で喫煙が許されているのは、先進国の一員(のつもり)として大変恥ずかしい。
頼むから公の場は完全禁煙にしてもらいたいわ。
同時に愛煙家のために喫煙が可能な場所を確実に確保して、紫煙が行き来しない設備の整備をドンドン進めるべきだと思うんだよね。
タバコの楽しみを知ってるからね…私は。愛煙家のことも考えてあげなきゃ!
でも私はもう二度と吸わない。

80で、ナンでここでタバコの話をしたのかと言うと、実はお詫びしたいことがあるからなのです。
私は11年前にMarshallに行った時、イギリスのタバコの値段が当時の為替レートでひと箱1,500円以上もしたため、バカバカしくて止めた。
禁煙するつもりはなかったんだけど、タバコを買うお金もなかったの。
それほどヘヴィなスモーカーではなかったので大したことはないだろうと思っていたんだけど、イザ止めてみると、その禁断症状のツラいこと、ツラいこと!
数日間、もうどうにもならないぐらい苦しかった。
それでみんなで会食をした時、そのつもりはなかったんだけど、苦しい表情がにじみ出ていたんだろうね。
それを見たダグ・アルドリッチが「シゲ、大丈夫か?どうしたんだ?」と声をかけてくれた。
するとそばにいた当時のMarshallの副社長が「シゲは『コールド・ターキー』なんだよ!」と私に替わってダグに答えてくれた。
それを聞いていて、「おお~!『コールド・ターキー』か…ジョン・レノンじゃん!カッコよくなったもんだな、オレも!」と思った。
そして、その「cold turkey」という言葉を「禁断症状」という意味のスラングかと思った。
だってサ、ジョンの歌を聴けばそう思っちゃうじゃん?
このことを以前の記事に書いた。
ところが、「cold turkey」の正しい意味を新聞を読んで今朝知ったのだ!
「cold turkey」というスラングは禁断症状を意味するのではなく、「意思の力によって、何かをスパっと止めること」なのだそうだ。
だからその副社長はダグに向かって「シゲはタバコをキッパリ止めたところなんだ」と言ったワケ。
ジョン・レノンの「Cold Turkey」は1969年のシングルで、後に1975年のジョンのベスト・アルバムに収録された。
このアルバム、実は私が生まれて初めて買ったLPレコードなの。
13歳の時かな?クラスメイトの松尾くんから600円で譲ってもらった。
ココから始まった。
ちなみに今はこのアルバムはウチにありません。

85cd部屋からの眺めはこんな感じ。
広いね~。

90ベッドの脇のナイト・テーブルの中にはホ~ラ、「Gideon's Bible」。
下には「Placed by The Gideons」とある。
「国際ギデオン協会」という団体がキリスト教を広めるために、無料でこうして聖書を配布している。

100ビートルズ・ファンならポールの「Rocky Racoon」でおなじみでしょう?
どうしても耳に付くのが「♪Only to find the Gideon's Bible」というくだり。
私もこの曲で「Gideon's Bible」という言葉を知った。
それだけに、この曲においてはコレがよっぽど大切な意味を持っているんだと思っていた。
ポールはインドに行った時、ジョンとドノヴァンとギターを弾いていた時にこの曲のアイデアを思いついたというのだが、2008年にイギリスの音楽雑誌「Mojo」のインタビューでこう語っている。
「この曲には『Gideon's Bible』ってのが出て来るだろ。どのホテルに泊まっても目にするヤツさ。引き出しを開けると必ず入ってるヤツ!
このギデオンって一体誰よ?今でもコイツが誰だか知らないんだよね。きっとメッチャ善意の人なんだろうね」…だって。
このインタビューを読む限りではこの言葉に意味がないようですな。
それよりスゴイことを発見してしまった。
この聖書を配る団体は日本にもあって、「日本国際ギデオン協会」という。
この協会は1950年に設立され、やはり聖書を無料で配布し、キリスト教を広める運動をしているのだが、初代会長が五十嵐文雄さんという五十嵐健治さんという人のご長男。
「白洋舎」っていうクリーニング屋さんのチェーン店があるでしょ?
この五十嵐健治さんは、日本で初めてドライ・クリーニングの開発に成功したその「白洋舎」の創始者なのだそうだ。
チョット来歴に目を通すとなかなかに波乱万丈の人生を送られた方で、三浦綾子が伝記を書いているというので読んでみたくなり、さっそく注文しておいた。
で、この健治さん、人生に行き詰って自殺を考えた時にキリスト教が思い留まらせてくれた。
その感謝のしるしに…とこの事業を始めたということだ。

105cdコレはNAMM開催の前日のようす。

110既にレポートしたようにバッジがスイスイとゲットできたので、挨拶をしにMarshallのブースへ。

120_1会場は設営のクライマックスを迎えている。

130ホホウ、今回はこんな感じか。
このパネルを目にしただけでイメージが変わったことが理解できる。

140もうスタンドの中は準備万端。

150

160Steveのデモのリハーサルにも力が入る。

170この日はドイツのディストリビューターとの会食にお呼ばれ。
ドイツのディストリビューターには古い友人も何人かいるので久しぶりに会うのを楽しみにしてくっついて行った。
会場は近くのレストラン。
しかし、この辺りもずいぶん変わったね~。

180NAMMに初めて来たのはカレコレ20年近く前のことだけど、新しい建物が増えて大分にぎやかになった。

190昔、この明かりがついているファストフードの長屋に奇妙な麺類屋があってね。
うどんともラーメンともつかない、世にも奇妙な食べ物を出していたんだけど、結構おいしかったな。
とにかく海外へ出ると恋しくなるのが出汁を使った食べ物。
たとえそれが化学調味料リッチなものであったとしても「海の家のラーメン効果」にも似た「海外の出汁もの効果」ですんなりイケちゃうのだ。
イギリスのニューキャッスルで食べたラーメンなんて味の素の味しかしなかったけどおいしく感じちゃうのよ。
今はとてもムリだけど。

200この晩ごちそうになったのは鶏。
ドイツ・チームの親分がこの付け合わせのブロッコリーを「tree」と呼んで笑いを取っていたが、おいしかった。
みんなイギリス式に「Starter」と「Main」の2品を注文していたが、Starterでスゴい量なのは先刻承知なので、私は1品だけ頂いた。
丁度いいわ。

3_img_5597 ハイ、翌朝。
今日もいい天気~!
日本はこの時、猛烈な寒波だったんでしょ?
アナハイムも朝晩はさすがに寒くなる。
半袖では少しキツいぐらいかな?

210出た~!
朝ゴハン。
初日はいいよ…おいしく頂きます。
これが向こう4回続くワケよ。
泣きたくなるぐらい飽きるのよ。
ひとつ発見したんだけど、オレンジ・ジュースってどうして別格扱いされているんだろうナァ。
レストランに入って席に収まると、ウェイトレスが「コーヒーですか?オレンジ・ジュースですか?」と大抵訊いてくる。
イギリスのホテルもそう。
写真に写っている赤いのはグレープフルーツ・ジュース。
サーバーがビュッフェに置いてあって自由にお代わりできるんだけど、このホテルではオレンジ・ジュースがそこにないんだよね。
隠してんの。
もちろんウェイトレスに頼めばいくらでも出してくれるんだけど、不思議だ。

215まだ時間が大分早いので少しホテルの周りを散歩する。
ガソリンスタンドにコンビニが組み込まれている光景は最近では日本でも見かけるかな?
以前、天井から給油のホースが下がっている日本のガソリン・スタンドを見たイギリス人が大変感動して写真を何枚も撮っていたが、確かに海外ではああいうのを見ないね。

220モーテルね。

230日本では「モーテル」なんて言葉もスッカリ聞かなくなった。

240向こうに見える人たちはNAMMの会場に向かっている。
ずいぶん遠くから歩いてくるんだな~。
朝はいいけど、帰りはツライぜ~。

250v空気が日本と違うのかね?
海外では飛行機雲をよく見かけるような気がするな。
高い建物がないので、その飛行機雲の長いこと、長いこと。
「空が広い」ってことね。

260こういうのを見るとこのアルバムを必ず思い出しちゃう。
John Abercrombieの『Direct Flight』。

Df湿気がなくて、朝は空気もよくて本当に気持ちがいいね。
アメリカに住みたいとはそうは思わないけど、湿度の低いのだけは本当にうらやましい。270開場前の会場にも行ってみよう。

280まだほとんど人がいない。

290おまわりさんはもう今から待機。

310バッジをホテルの部屋に置いて来てしまったんだけど、バッジがないともうこれ以上会場に近寄れないのよ。
キビしい~!

320そして、一旦ホテルに帰って出直し。

325NAMMの初日の始まり~。
実はホテルの部屋でMarshall Blogを書いていて、オープニングのセレモニーには間に合わなかったの。
まだ木曜日だからそれほどは混んでいない。
土日はスゴイよ~!

490<つづく>

(2018年1月23&24日 アナハイム他にて撮影)

2018年1月28日 (日)

SATURDAY MARSHALL in NAMM SHOW 2018

   
イヤ~、今日は暑かった!
とても長袖なんかじゃいられない。
会場の中は冷房が入っていたよ。
もう1日残っているんだけど、明朝、愛する祖国に帰るぞ~!
今、日本はものすごく寒いんだってね。
楽しみだ!
そんな話をカナダの人と話していて大笑いしたんだけど、連中は-5℃になると半袖に短パンになるっていうのよ!

ホンマかいな?
でも、以前他のカナダ人から聞いたのは、気温が5℃になると「暑い!窓全部開けろ!」ってなるらしいからまんざらウソでもあるまい。
そうかと思うと夏は40℃を超えるところも珍しくないとか…。
まぁ湿度が高いのはツライけど、やっぱり日本が一番いいね。
 
さて、今回も色々なことを勉強した。
そのあたりは帰ってからユックリとMarshall Blogでレポートさせて頂く。
少し間が空くかもしれないけど待っててね。
今ひとつだけ書いておくと、Marshall社の中でこのブログのステイタスが私が思っているよりはるかに高いことを知った。
それもこれもご愛読頂いている皆様と、制作にご協力頂いている皆様のおかげです。
  
アジの開き、納豆、生卵、豆腐の味噌汁、そして白く輝くご飯…食べるぞ!
ネ、私の場合、海外に出て恋しくなるのは必ず朝ご飯のメニューなの。
  
さらばNAMM 2018!

F0r4a4789 (2018年1月27日 アナハイム・コンベンションセンターにて撮影)

2018年1月27日 (土)

FRIDAY MARSHALL in NAMM SHOW 2018

 
あ~~~、足が痛い~~~!
特段NAMMのためというワケではないんだけど、少しでも運動不足解消にと、ここのところ毎日10km近くのウォーキングをしていた。
ダメ!効果なし!
コレってもしかして、知らないうちに10km以上歩いてるのかな?
長距離をあるくことより長時間立ちっぱなしなのがキツいのかな?
しかも、マーブロの書き直しで昨日は3時間ぐらいしか眠れなかったのでシンドイのなんのって!
食べ物のせいもあるんだよね~。
あともうチョット!
  
ところで、タイトルに使っているのは、以前にもどこかでやったことがあるんだけど、Miles Davisの『Miles Davis at Fillmore』から拝借している。
1970年にLaura Nyroの前座でMilesがFillmore Eastに出演した時のライブ・アルバム。
LPでは2枚組で、片面1曲ずつ。
それらの曲のタイトルが「Wednesday Miles」から始まって「Saturday Miles」で終わる。
カッコいいナァ。
今回のNAMMには開催1日前の水曜日から入っているのでちょうどいいと思って…。

Mdaf…ということで第2日目。
おなじみの光景。
しかし、いい天気だナァ。
でも、2013年か前回の2014年に来た時雨が降ったんだよね。

10_2ま、私も新婚旅行からはじまってLAにはずいぶん何度も来ているけど、アレは初めての経験だった。
「雨のロサンゼルス」で思い出すのはビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』。
主人公の売れない脚本家、ジョー・ギリスが雨の日にこう独り言を吐く。
「ロサンゼルス何もかもがデカい。雨もそうだ。ココでは雨は滅多に降らないが、一旦降り出すとすさまじい大雨になるのだ」
正確ではないけど、こんな感じ。
私が体験したアナハイムの雨はマァ大したことがなかった。

Sb ギンギンの晴れ空が背景の見慣れた風景なんだけど、今朝はチョット様子がいつもと違う。
開場を待つ一般の人々を前にスゴイ音量で音楽が鳴り響いているのだ。
その開場を待つ人たちと言えば、みんな会場の建物の上を見上げている。

20_2みんなの視線の先はテラス。
ビートルズのルーフトップ・コンサートよろしく、ココでライブ演奏をしていたのだ。
こんなの初めて見た。
ま~色々と考えますな~。

30_2昨日だか一昨日だかに会場のセキュリティの話をしたけど、なんとメタル・ディテクター動員!
つまり金属探知機ね。
昔はこんなこと絶対しなかった。
ヒデェ国だナァ。

40_2Marshallのブースでは今日もセッセとSteveがデモンストレーションにいそしんでいる。

50v_2ウン、やっぱりORIGIN、いいよ。
Marshallだけのヴィンテージ・トーン。
自分だけの声を持ってるんだな~、Marshallは。
歌と同じで、楽器ってそういうことじゃない?
どんなにデジタルの技術が進化したとしても、オリジナルのサウンドにはかなわないよ。
このことが改めて見直される時は近いと信じている。

60_2仕事とはいえエライなぁ。
毎日数回、同じことを繰り返してる。
それも人柄からか、ものすごく丁寧なんだよね、Steveは。
キチ~っと仕事をこなしている。
デモに適用しているオリジナル曲がまたいいのよ!

70vSteveの後、ステージに飛び入りで上がったのはこの9歳のボクちゃん。
足にMS-2をくくりつけているのが可愛い!
途中でORIGINにアンプを変更したんだけど、結構いい音出すのよ!
メタリカの曲らしいんだけど、ギター・ソロはなし。
ん~、ゴメンね。
日本のキッズの方がテクは上なのよ~。

80_2アメリカで活躍しているドラマー、Misaiちゃんが遊びに来てくれたよ。
Misaiちゃんが参加しているバンド、DOLLFACEはラスベガスを中心に全米で年間110回を超すライブこなしている忙しバンド。
Misaiちゃんのアメリカでの活動の話は本当におもしろくて、同時にショウビジネスの本場のすごさや厳しさを窺い知るね。
Misaiちゃんのナントたくましいことか!
私も見習いたいぐらい。

100_2場所を階下に移す。
…と、そこにもMarshallが…。
ココはアメリカのディストリビューターのブース。
NATALはココに展示されている。

105

Marshallの壁の人気は相変わらず。110もちろんEDENも展示してある。120今回は2階のMarshallの単独ブースに力を入れたため、NATALの展示はかなり軽め。

130NATALオリジナルの他…

150おいしくご飯が炊けそうなブラスの深胴スネア。

160人気のCafe Racerや…

140DNAという…

170新しいシリーズの展示されている。
お、このスネアはマーブロでも紹介したスチールね。まだ日本に1台しか入ってきていない。

180Misaiちゃんのキットも早く出来上がってくるといいね!

90_2またMarshallのブースに戻る。
昨日チラッと登場したAlice Cooperのギタリスト、Nita Straussがステージに上がっていた。

190残念ながらギターは弾かないが、NitaのMarshallに対する愛情トークがそこにいる者の耳をとらえて離さなかった。
「School's Out」、「Billion Dollar Babies」、「Under my Wheels」、「Eighteen」、「Cold Ethyl」、「Black Widow」…Alice Cooperの名曲やヒット曲を挙げたらホントにキリがない。
Nitaがそうした曲をレパートリーにしているのかも不勉強で存じ上げないが、やっぱりそうしたロックの史に残る名曲は絶対にMarshallの音で演ってもらいたいよね。
Nitaのトークはそのあたりのことを完全に理解したギタリストととしてのモノだった。

200v_2アメリカのディストリビューターに勤めるRyan。
こんなでも、彼、フルネームを「ライアン・ローズ」という。メッチャかっこよくない?
Ryanとももうずいぶん長くなった。17年ぐらいか?
冗談を言うのが大好きなんだけど、ものすごい早口なもんだから、英語を聞き取るのにいつもスゲエ苦労する。
ギターもものすごく上手で、2000年にAVTシリーズを発売した時、ショウケースCDにギタリストとして参加していた。
名前が名前だけにてっきりランディ・ローズとと関係があるのかと思ったら同業者だった(当時)ので、ビックリした記憶がある。
今日は、「このブースと企画が大変よくできましたで賞」を獲得し、記念の盾をゲットした。
おめでとう、ライアン!

210v_2あ!
今日初めて気がついたんだけど、このプラグ、Marshallロゴが入ってんじゃん!
ウチのには入ってないぞよ。
今度取り替えてもらおうっと!
ナンダカンダ言っても、私はMarshallミーハーなのです。

220ブース内の打ち合わせ室の壁に飾ってあった1960年代の工場の写真。
この一番前の白いシャツの人、ケン・ブランかな~?
と思いつつ今日はココまで。

230(2017年1月24日 アナハイム・コンベンションセンターにて撮影)

 

 

2018年1月26日 (金)

THURSDAY MARSHALL in NAMM SHOW 2018

    
いよいよ今日から始まった2018年のNAMMショウ。
昨日も書いた通り、私は2014年に来て以来で、今回色々な変化が目についたナァ。
細かいところではANAが温かいおしぼりを出さなくなった…とか。
そういうのは最後にまとめて書くとしてさっそく会場に向かおう。
Harbor BlvdはNAMMを開催しているコンヴェンション・センターの前の通り。
数ブロック先にディズニー・ランドがある。
ココの「数ブロック」って結構あるからね。
ニューヨークのストリートと違って、1ブロックがメッチャでかい。
Blvdは「Boulevard」の略ね。
この単語、なかなかに発音が手ごわい。

05_2コンヴェンション・センターはHarbor Blvdから少し引っ込んだところにある。
その途中にある…つまり会場に一番近い巨大なホテルがこのマリオット。
一度だけ泊まったナァ。
まだジム・マーシャルが元気な時に、このホテルのオープン・テラスでイッパイやったことがあった。
なつかしいナァ。
このホテルの向かいのもうひとつのバカでかいホテルはヒルトン。
今は知らないけど、そっちはロビーにいくつかステージが設置してあってやかましいことこの上ない。

10_3我々が入場パスを手に入れるひとつの方法として関係者からメールでバーコードを送ってもらって、それをNAMMの開場の窓口に提出してパスを発行してもらう。
便利になったよな~。
その窓口はいくつかあって、以前はヒルトン・ホテルの地下でそれをやっていた。
スゲエ行列でね~。
ちなみにココではそのパスのことをCreamじゃあるまいし、「バッジ」と呼んでいる。

20_3コレね。
もちろんMarshallのランヤードは自前ね。
昔はこのバッジさえつけていれば会場にスイスイ入ることができたんだけど、例のNYCのテロ以来、バッジと同時に写真のついたIDを見せないと会場に入れなくなった。
現地の人は運転免許証でいいんだけど、我々はそういうワケにいかないでしょ?
連中は漢字がわからないんだから。
するとどうしてもパスポートということになる。
それも最初のウチはパスポートのコピーで受け付けてくれたんだけど、いつの頃からか、「本物のパスポートじゃないとダメ」ということになった。
パスポートを持って歩くのはホントにイヤでね~。
困ったもんです。
コレ、ご覧の通りデカデカと愛称が印刷される。
私は外人には「SHIGE」と呼んでくれと言っているので、「SHIGE」と入れてもらってる。
コレがさ~、外人だとやっぱりカッコいいんだよね。
「Jeff」とか「Brad」だとか…。
見てくれは全然ジェフっぽくないのにね~。
でも、コレはいいシステムだと思うね、特に最近では。
相手がコレを提げていれば相手の名前を思い出すのに苦労しないから。
英米の人たちなら問題ないんだけど、数年に1回しか会わない、聞きなれないドイツ人やフランス人の名前なんかなかなか覚えられませんよ。
で、今回気がついてしまったんだけど、この「SHIGE」の読み方ね。
連中は見慣れないアルファベットが並んでいる単語はまず自分たちの読み方や知っている単語に当てはめて読んでしまうクセがある…といつか書いたことがある。
例えば「KIMURA」さんだったら、「キンバリー」という女性の名前の愛称の「KIM」を見つけて、まずそれを読んでしまう。
次に来るのは「U」。
連中は普通これを「ウ」と読まずにそのまま「ユー」と読むのが普通だからここまで「キムユー」となる。
「RA」はどうやったって「ラ」しかないので、最終的に「キムユーラ」になっちゃう。
で、私の「シゲ」。
よく「シギー」って呼ばれるんだけど、「シュイギ」って読む人が多いことに気が付いたのだ!
「SH」をまず「シュ」と読んでおいて、母音の「イ」、それに「ゲ」という発音がないので(多分)、「ギ」に近くなって「シュイギ」みたいな。
ま、どうでもいいことなんだけど。
チョットした発見がうれしかったのです。

20_4で、今回は会場の入り口にでかいテントを張って、そこでバーコードを読んでバッジを発行していた。
下は昨日の様子。

30_3そして、コレが今日。
スゲエ~行列なの。
ヨカッタよ~、昨日やっといて!

40_3会場はいつも通りのルックス。

50_2反対はこんな感じ。
右手にはいつも屋外レストランがあったんだけどね。
今回はなかった。
ナンダカンダで色々と変化が散見される。

60_3会場の建物に入ったところ。
地上3階、地下1階まで全部楽器だの舞台関係の機材が展示されている。
今回、Marshallのブースは2階に設置された。

70_3以前は一番大きい1階で、アメリカのディストレイビューターのブース内で展示していたんだけど、今回はMarshall単独でブースを設営した。
2階以上は比較的大きなブランドが集まっていて、階下とは異なりとても静かだ。

80_3入り口で待ち構えているのはMarshallの50周年コンサートにも出演したStone SourのCorey TaylorとAlice CooperのNita Strauss。

90_2「音楽のスタイルがどうであろうと、Marshallがそれ以上のものにしてくれるって」

100_2「混じりけのないクリーンから破壊的なリード・トーンまでゼ~ンブ入ってる」

110_2室内はやや暗し。
入ってすぐに目を惹くのは真ん中の島でフィーチュアされている新シリーズのORIGIN。

120_2左側は壁。
やっぱりコレは必要だよね。

125vでも今回はギッチギチに積んで並べるのではなく、なんとなくスタイリッシュだ。
コレもイメージ・チェンジの一端かな?

130_2反対側の壁は…

135_2LIFESTYLEのアイテムたち。

140_2いいディスプレイ!

150キーホルダーやスピーカー…

160_2もちろんHEADPHONESもゾロリ。

170_2MarshallのBluetoothスピーカーは世界中で人気なんだって。

180_2コレは以前Marshall Blogでも紹介した「マルチ・ルーム・システム」。
要するに、Bluetoothではなく、Wi-Fiで稼働させるシステム。

190_2室内の一番奥はデモンストレーション用のステージが設置された。

200_2すぐ隣はEDEN。
今回、NATALは階下のディストリビューターのブースでの展示となった。

205_2その向かい、入り口の右の壁には昨日レポートした「新しいMarshall」のイメージ。

210_3ま、やっぱりコレか!
ORIGINね。

230_2ORIGINのラインナップは小さい方から:
ORIGIN5 (5Wコンボ)
ORIGIN20H (20Wヘッド)
ORIGIN20C (20Wコンボ)
ORIGIN50H (50Wヘッド)
ORIGIN50C (50Wコンボ)
…とおいしさイッパイの「幕の内弁当」状態。
同時発売のスピーカー・キャビネットはなし。
コレはORIGIN20H。

240_2「POWERSTEM」という出力コントロールがORIGINの特徴のひとつ。
五極管を三極管にしたりするのはまた別の新しいテクノロジーを採用している。

250_2シンプルなコントロール。
余計なモノがない。
ひとつ、気になるのは「TILT」というノブ。
1959のような4インプットのモデルを使うときによく「リンク」ってするでしょ?
そうしておいて、VOLUME1とVOLUME2の混ぜ具合でトーンを決める…これをTILT一発で片づけちゃう。
良さそうでしょう?

260_2リアパネルのようす。
スピーカーアウトは16Ωがひとつに8Ωが2つ。
4Ωアウトはなし。

265_2こっちはORIGIN50H。

270_2コンボのルックスがまたいいね!

280コントロール部は当然こうなる。

290リアパネルのようす。

300コレはORIGIN50C。

31050Cにはベンチレードが2ケついている。

315ORIGINは音だけでなく、ルックスもビンテージにこだわっている。
コーナーガードはなし。

3301959と同じゴールド・ストラップ。

32ビーディング(表面に埋め込んである線)はなし。
パイピングはゴールドに統一された。
発売が楽しみ!

340また、MGも「MG GOLD」の名のもと、昔のスタイルになって帰ってきた。

350「G」が大きくなった!

360またDSLの小出力モデルに改良が加えられ、JCM2000のDSLのサウンドにより近くなったということだ。
以上、ORIGIN、MG GOLD、 DSLが今回のキモとなった。

37010時の開場と同時にお客さんが詰めかけてきた。

380土日にはコリャ大変なことになりそうだぞ!

390インターナショナル・デモンストレーターのSteve Smithのデモ。

400バッキング・トラックに合わせ、オリジナル曲を華麗に弾いてみせるSteve!

410デモンストレーションのアイテムは、CODE100C、ORIGIN20C、そしてDSL40C。

420集まったお客さんはSteveの説明に熱心に耳を傾けていた。

430各モデル、1曲。
次々とアンプを替えてそれぞれの魅力と特長を弾き出していく。

440vん~、ORIGINはとてもいい感じだよ。
ビンテージ系のアンプが好きなら試す価値大。
しかも、値段もいい感じになりそうなことを聞いている。

445また新しいMarshallの新しい時代がやって来そうだ。

450ウワ!ホンモノ!

460また明日!

470(2017年1月24日 アナハイム・コンベンションセンターにて撮影)

WEDNESDAY MARSHALL in NAMM SHOW 2018

 
そうなの。
来ちゃってるの、NAMMショウ。
元旦早々、社長から連絡があって、「NAMMへ来い!」と。
飛行機と宿を自力で探せ!というワケよ。
飛行機はマァ、何とかなるにしても、宿は無理でしょう。
だって、前年に来た人たちがみんな翌年の分も予約していくというじゃない?
インターネットで探せば、空いているホテルがあるにはあるけど、殺人的に高いところか、とても人間の足では歩けないような遠くのロケーションと相場が決まってる。
それでも何とか飛行機もホテルもゲットできて、3年ぶりの参加と相成ったワケ。
NAMMは今日(1月25日木曜日)が初日。
下の写真は、さっき朝ご飯を食べた後に散歩がてら会場に行って撮った1枚。
オープン前だからまだ静か。
今回は耳栓を持ってきたよ。

10前回来たのは2014年のこと。
コレで何回目になるかナァ?
一番最初に来たのはカレコレ20年前のことで、会場はLAの市街地だった。
実は、NAMMショウってのは、私あんまり得意ではないんだよね。
前の会社で来ていた時、あまりにも忙しかったのがトラウマになっちゃってて…。
開催中の4日間、朝から晩までズ~っと打ち合わせで、もうクタクタのヘロヘロになっちゃうワケよ。
オマケにかなりノイジーなところで大声で英語を話すもんだから余計にシンドイ。
で、夜は夜で会食なんかがツマっているでしょ?
そして大敵…強烈な時差ボケだよ。17時間も時差があるんだから調子狂っちゃう。
音楽ファンが「あ~!リーランド・スクラーのヒゲはスゴイぞ!」とか「お!トニーレ・ヴィンの頭蓋骨は語りがいいな~」なんてやってる分には最高に楽しいところではあるんだけどね。
今回は完全に趣を変えての参加なの。
実はMarshallはブランドのイメージを一新しようというプランを立ててきていて、いよいよその内容をこのNAMMショウで公開することになっていた。
もちろん私はもうずいぶん前から知っていて、一部参画もしていたんだけど、今回この方向転換について、Marshall Blogで情報を拡散してくれ…ということになった。
MarshallもMardhall Blogに出たいんだね~。
それが私は今アナハイムにいる理由。

20NAMMに来たことがある人にはおなじみのNAMM情報誌UpBeat。
コレが毎朝ホテルのドアの前に配布される。

30そこにもホラ…。
「マーシャルがリフレッシュする」という見出しでこのことに触れている。
もちろん今回のNAMMで発表される新商品の情報も。

40今回はMarshallだけで単独のブースを設営した。
昨日、関係者向けに公開されたのでお邪魔してきた。

60
新商品については別の機会に詳述するが、今回新たにラインナップに加わったシリーズがコレ。

名前を「ORIGIN」という。

どうしても我々日本人にはお弁当屋さんのイメージが付きまとってしまうが、その名の通り、見た目もサウンドもかなりのヴィンテージ。

デジタル時代へのMarshallからの回答の1つというとのろかな?
S0r4a4208
ヘッドとコンボが用意されているが、50Wがもっとも大きなモデル。

100Wモデルがないのは時代を反映しているということになるのかしらん?

その他の新しい商品についてもまた別途詳しく紹介する。
S0r4a4125まぁ、リフレッシュといっても栄光のスクリプト・ロゴを止めちゃうとか、黒い製品はもう作らないとかそういうことでは一切なくて、ITの活用を中止とした、いわゆるマーケティングへの新しい取り組みということになるかな?
例えばウェブサイトのURL。
長年にわたって使ってきた「marshallamps.com」は終了。
今後は「marshall.com」となる。
コレはとてもいいことだと思う。

70そして、今から約2時間前、新しいMarshallのウェブサイトがスタートした。
URLはもちろん…

marshall.com

今までは「amps」が入っていたから…というワケでもないのだが、別々になっていたEDEN、NATAL、LIFESTYLEらと同居することになった。
コレもってもいいことだと思う。
ゼヒご覧くだされ。

75ナゼこうしたかって?
我々はMarshallだから!

80久しぶりのNAMMで色々と思うところもありましてな。
今回から始まった速報と得意の紀行文と、これからごちょごちょとNAMM関連に記事をアップしていきますのでよろしく。
ホンじゃ会場へ行ってきま~す!

(2017年1月24日 アナハイム・コンベンションセンターにて撮影)

2018年1月25日 (木)

ガルパライブ&ガルパーティ! in 東京

 
今日は東京ビッグサイトから。
エ?…ココへ来るのは一昨年の楽器フェア以来か?
ということは1年と3ヶ月ぶりぐらいか…例によって早いな~。
今年も10月にココで楽器フェアが開催されるそうだけど、そんなのアッという間に来ちゃうね。

10今日はビッグサイトの東7番と8番のホールにお邪魔している。

15開催しているのは『ガルパライブ&ガルパーティ! in 東京』というイベント。
「ガルパ」というのは『バンドリ! ガールズバンドパーティ』の略称で、スマートフォン向けの『BanG Dream!(バンドリ!)』の音楽ゲームのこと。
それに登場するバンドのライブと「ガルパ」にちなんだアトラクションをドバっと展示した「ガルパーティ in 東京」が組み合わさった立体的なイベントというワケ。

20開催は1月13日と14日の2日間。
その初日にお邪魔してきた。
初日は朝の9:00に開場して17:00まで「ガルパーティ!」を楽しんで、夕方の5時からライブに参加するというまさに「ガルパ」漬けの一日。(14日のライブは3時からのスタート)
このレポートでは「ガルパーティ!」のようすをレポートする。

55入場者には色々オマケがもらえるのよ。
左は「キラキラチケットケース」。
真ん中は「ライブスタッフパス風シール」。
今時「シール」なんてナァいいね。私なんかには「ステッカー」なんて言葉より全然シックリ来る。
右はイベント案内のリーフレット。

30「ハロー、ハッピーワールド!」のキャラクター、ミッシェルのお面。

40コレはデッキホルダー。組み立てて使う。
13日はPoppin' Party、14日はRoseliaのデザインだった。

50さて、イザ会場へ。
いきなり目を惹くのは巨大な「ガルパ」キー・ビジュアルの壁!
可愛いね~。

60ゴージャスな祝い花!

70ESPさんのブース。

80当然キャラクターたちが使用している楽器が展示されている。

90キャラクターの等身大のポップの展示。

100「ガルパ」に登場するキャラクターがズラ~っと並んでいる。

110クレーン・ゲームも人気だった。
「クレーン」ってどういう意味が知ってる?
鳥の鶴を英語で言うと、「crane(クレーン)」。こんなこと誰も教えてくれ~ん、ナンチャッテ。

120コレがね~、いまだにわからないのですよ。
「ガルパーティ!キラキラガチャ♪」というアトラクション。

130すごい人気なのよ。

170「ガチャ」っていうから、いわゆるガチャガチャかと思ったらどうも違う。
若い係の男の子に尋ねてみると…
  
男の子「イヤイヤ、リアルなガチャガチャではないんですよ~」
私「リアルじゃない…?」
男の子「はい、ガチャガチャとレバーを回してカプセルとかが出て来るリアルなヤツじゃないんです」
私「じゃ、ガチャガチャじゃないんじゃないの?」
男の子「そう、リアルではないんですけど、ガチャなんですよ」
ん~、出川哲郎とおしゃべりをするとこんな感じなのか?
結局、わからずじまい。

150で、家に帰って下のセガレに訊いたところによれば、ナニ、ゲームの中のヴァーチャルなガチャガチャなんだって?
わからん。
ところで、あのリアルなガチャガチャってのは私が子供の頃にはもうあったからね。
50年以上の歴史はあると思うよ。

160…となると、調べずにはいられないのがMarshall Blog。
ガチャガチャはアメリカから入って来たのだそうだ。
アメリカではピーナツの販売機として利用されていたらしい。そういえば、昔は丸いガムを出すガチャガチャがそこら中にあったな。
国産のガチャガチャが登場したのは1965年のこと。ね、50年経ってるでしょ?
最初は10円だったんだけど、1973年のオイルショックの時に20円になったんだって。
私なんか、完全に10円の世代だよ。
今、「カプセル・トイ」っていうのか…。
「ガチャガチャ」じゃクツワ虫みたいだもんな。

140コレは「TVアニメ振り返り上映会」。
みんな熱心に見入ってたね。

180ファンにはタマらない原画の展示。

190各バンドへのメッセージを貼り付けるボード。

200Poppin' Partyのところを覗いてみると…
「世界はバンドリ!」…ウン、野菜さんのおっしゃる通りですな。

210アクセサリー類の展示も充実!

Img_0026フィギュアはマストでしょうな~。

Img_0030SDキャラクターのスタンディングポップ展示。

Img_0031SOACEステージフォトスポットというコーナー。
この前に立って写真を撮る。

Stage やってみた。
ギターも貸してくれたよ。

Img_0044おかげさまでこういうことを人前でするのが恥ずかしくない年頃になりました。

Img_0048そうらもう一丁!
今日はタッピングに徹してみました。
ナンカ、めっちゃ楽しそうだな、オレ。

Img_0047ライブでの衣装や楽器など実物の展示も豊富だ。

Img_0050実はコレを見に来たのです。

Img_0058ホラ、Marshall ASTORIA CUSTOM!

Img_0053戸山香澄役の愛美ちゃんが使用するMarshall。

Img_0055ギターとおそろいの赤がカッコいいでしょう?

Img_0057コレは物販コーナー。
デカい~!
もうライブが始まる時間なので人出は少ないが、昼間は大変なにぎわいだった。
これ以外にも魅力的なアトラクションが用意されていて、ガルパ・ファンは大いに楽しめたことと思う。

Img_0072この後はガルパライブ。
昨年末の「バンドリ!ガールズバンドコンテスト!」で優勝した宮崎のトリオ・バンド、magnetが冒頭に登場した後、Glitter*Green、ハロー、ハッピーワールド!、Roselia、そしてPoppin' Partyが登場し、熱狂的なライブが展開した。
まさにパーティのような一日!
楽しかった!

 

バンドリ!ガールズバンドパーティの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

Live(一部敬称略 2018年1月13日 東京ビッグサイトにて撮影)

2017年12月22日 (金)

だから私は、Marshall。~私の居酒屋について来れる?

 
久しぶりに仕事で来る港ヨコハマ。
天気ワル~。

10今日はパシフィコ横浜にやって来たのだ。
ココへ来ると必ずジム・マーシャルのことを思い出す。
まだ楽器フェアをこの隣の展示場でやっていた2003年、ジムはこのホテルに滞在した。
この時がジムの最後の来日になった。

20詳しくは『ありがとうジム・マーシャル!<中編>~I Remember Jim! 2』という記事に書いたが、この車寄せで車を待っている時に、前日のしくじりをジムに詫びた。
この時のことを本当にハッキリ覚えている。
私の前に立っていたジムは、振り返って私をチョット見上げ、「フォッ、フォッ、フォッ」とニッコリ笑いながら「Never mind!」とおっしゃった。
もちろん「気にしないで!」という意味なんだけど…と、いうことは忘れてないんじゃん!というワケ。

30以前にポータブル・オーディオの展示会のレポートを『あなたが知らない世界』と題してお送りしたことがあるが、今日も「私が知らない世界」へと足を踏み入れる。
1_img_0279今回は『居酒屋甲子園』というイベント。
何なのソレ?…という方も少なくないだろうが、イベントのタイトルからおおよその察しを付けることができるだろう。
そう、全国の居酒屋の最優秀店を決める「居酒屋の甲子園」なのだ。
それに加え、売り上げを伸ばしているお店のノウハウを勉強することができる居酒屋さんの一大研修会とでも言おうか…。
え?そこへ何でMarshallが来てるのかって?
実は…居酒屋「ま~しゃる」を始めるので勉強しに来たの。
なんてことはないワケで…

50このおふたり。
D_DriveのSeijiさんとYukiちゃん。
熱心にも「居酒屋でぃ~どらいぶ」のために研修を受けに来たのだ。
…なんてことはないワケで、「このイベントを盛り上げるためにD_Driveの音楽が必要」…と、お呼びがかかったのだ。

60_2まずは前日のリハーサルのようすから。
ステージ裏でプレイを確認するふたり。

70_2会場はこんな感じだからね。
明日の本番は5,000人の居酒屋関係者でココが満席となる。
スクリーンのすぐ右隣りに注目!

80寄るとこうなる。

90演奏する曲は「The Lat Revenge」。

2_img_0016 泣いても笑ってもコレ1曲。

1_img_0091 ふたりが目にしている光景はコレ。
いつも演ってるライブハウスより幾分広い感じかな?

120今回は演奏する場所が狭いこともあり、いつものMarshallのハーフスタックはなし。

130v_2その代わりASTORIAを用意した。
ふたりは楽器屋さんでASTORIAのイベントをやってくれるほどこのモデルに詳しいからね。
いつものハーフ・スタックでなくても何の問題もない。
その代わりMarshallでないとダメね。それも真空管のモデルじゃないとダメ。

140Seijiさんは…

150v2チャンネルのブルー・ハワイ、ASTORIA DUAL。

160足元のようす。
190Yukiちゃんは…
110v_2歪みが得意なアズキちゃん、ASTORIA CUSTOM。

180足元のようす。
YukiちゃんはASTORIAの純正のフットスイッチもセットした。

165リハ―サルは続く。

170_2ふたりが演奏するのは上に書いた通り、「The Last Revenge」だ。
「Shape of Your Life」とカップリングされた1年前にリリースしたシングル曲。

200_2ナンだってこの場で、この曲を演奏することになったのか…。

220vそれは…このイベントのプロデューサーがD_Driveのファンで、表彰式の選手(?)入場のシーンでどうしても「The Last Revenge」を使いたくてホンモノ半分だけを呼んでしまったというワケ。

230v_2念入りにリハーサルやったね~。
今晩見る夢は完全に「♪タラッタ~タラッタ~タラタラタラッタッタッタ~」だぜ。
本番は翌日。
「細工は流々、後は仕上げを御覧じろ」ってか!

240_2ハイ、翌日。
この『居酒屋甲子園』はアニュアルのイベントで、今回で12回を数える。

250_23階まで満席。
皆さん、売り上げを伸ばしている他店の成功例やノウハウを吸収しようと真剣なのだ。

255プレゼンをするお店のスタッフは前日から熱心にその練習に没頭していた。
アチコチから様々なスローガンや自店の心意気を表した言葉が聞こえて来る。
「『おいしかった』より『楽しかった』を!」…な~んて実にいいじゃない?
1_img_0380ロビーには『居酒屋甲子園』のオフィシャル・グッズも用意されていた。
270_2「What is your core?」が今回のテーマ。
私はナンだろな…やっぱりMarshallだな。
衣料やアクセサリーだけではなく、過去の大会の様子を収録したDVDなどもラインアップしてあって、みんなそれを見て勉強するワケですな。

280_2予選を勝ち抜いてきたお店のブースも設置されている。

260_2

290_2

300

310

320

330

340大会が始まった。
まずは『居酒屋甲子園』の主旨や選考方法についての説明がなされる。

350コレすごいんだよ。
1年かけてジックリ選ぶんだから。
審査員が一般のお客さんの体でお店に赴き、ありのままのお店の様子をチェックする。
いわゆる「覆面調査」ってヤツ。
コレを何回か受けた後、プレゼンや面接を経て、1756店の中から5店舗を抽出する。
そして、その5店がいよいよ今日のこの場に臨み日本一の居酒屋の座を獲得せんと火花を散らすワケ。
何せこの大会で優勝しようものなら、翌日からは予約がゼンゼン取れなくなってしまうほど全国から注目を浴びることになるのだ。

2_img_0085 過去の受賞者の体験談や成功事例などもタップリと紹介される。

370イヤ~、大変なもんですな~。

360コレ見ちゃうとね、「唐揚げひとつ」おろそかには食べられなくなるよ。

380客席では皆さんプレゼンに耳を傾け、熱心にメモを取っている。

375そして、『第12回居酒屋甲子園』決勝大会のエントリー店がステージに集結する。

390ココで登場するのがSeijiさんとYukiちゃん!
イヨッ!「居酒屋でぃ~どらいぶ」!

400曲は予定通り「The Last Revenge」。

410「♪タラッタ~」が会場の10,000個の耳に突き刺さる!

440そして、ふたりが演奏している間にエントリー店が続々とステージに現れる。

490チョットこの曲だとハード過ぎるのでは?と思っていたがゼンゼン!

500エキサイティングな雰囲気を実にうまく醸し出していた。

420v

430v選手(?)の入場が遅れたりしたら先に曲が終わってしまいバツの悪いことになってしまうからね~。

510でもそんな心配はご無用。
昨日の念入りなリハーサルが奏功してバッチリと収まった!
しかし、ココにいるお客さんはXperiaのCMを見て、Yukiちゃんのことを「あ!『居酒屋甲子園』の女の子だ!」って思っただろうな。
違います。
「居酒屋甲子園の女の子」ではなくて「D_Driveのギタリスト」です。
540ハイ、お疲れさまでした~!

520v2日間、ご苦労さまでした!

530vSeijiさんとYukiちゃんの熱演でスッカリ盛り上がった居酒屋甲子園。
ここからは最終選考に残った5店のプレゼンとなる。

550皆さん、ホントにアツい!

560「私たちはー!」
繰り返しになるけど、こんなに情熱を傾けてお店をやっているのかと思うと、ホント、客の方も真剣に飲み食いしなきゃいけない気になるよ。

580まさに『七人の侍』の島田勘兵衛状態よ…「このメシ…おろそかには食わんぞ」ってヤツね。

590最終的に第12回居酒屋甲子園の栄冠は…
北関東地区から選出、埼玉県の「三好屋商店酒場 深谷店」さんの頭上に輝いたそうだ。
おめでとうございます!
 
居酒屋甲子園の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

600やっぱりASTORIAいいな~。
だから私は、Marshall。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

140(一部敬称略 2017年11月13&14日 パシフィコ横浜国立大ホールにて撮影)

2017年12月20日 (水)

『ROAD TO EDEN』のJEKYLL★RONOVE

   
EDENがMarshallの傘下に加わって6年経つのかな?
我々は「エデン」と発音するけど、ネイティブさんたちは「イードゥン」みたいに発音するんだよね。

10logo_2おかげさまで、このTerra Nova TN-501という500Wのモデルの評判が大変よろしくて喜んでいる。
今日はEDENの話…。
といっても、ベース・アンプのEDENではない。

20

同じEDENでも、今日はフジテレビが制作する『ROAD TO EDEN』というテレビドラマの話題なのだ。
というのは…ナント!
JEKYLL★RONOVEの曲がそのドラマの挿入歌に採用されたのですよ!
そして、そのドラマが地上波で放映されることになり、昨日それにちなんだ『試写会&トーク・イベント』が開催された。
今日のそのイベントのレポート。
  
まずはその第1回放送分をみんなで鑑賞した。
地球とは別の荒廃した惑星が舞台のSF劇。
人類を支配する「ニュークローン」という連中との戦いを背景に、主人公の出生の秘密を明らかにしようとエデンを目指す…というお話。

30試写の後、司会者が舞台に登場。

40司会はフジテレビのアナウンサー、渡辺和洋。

50vステージ上手にはMarshallのハーフ・スタックが2セット。

60そして、主演の皆さんがステージに現れた。

70主役の柄本佑。

80v久松郁美

90v松田慎也

100v桜田通

110v三浦真耶

120v台湾でのロケがスゴイの。
CGもタップリと導入されて『ターミネーター』とか『バイオレンス・ジャック』とか、その手のモノが好きな人にはタマらない作品だろう。
撮影の裏話をタップリと聞かせてもらった後はフォト・セッション。
JEKYLL★RONOVEや主題歌を担当したUse With Cautionも登場。

130前日、「緊張している」と言っていたN★OTOくんだったけど、ナンダよ、ゼンゼンいつも通りじゃん?

140この作品を音楽で支えた2つのチームからもメッセージが発された。

R_img_0035 JEKYLL★RONOVEはJEKYLLちゃんがご挨拶。
155「ただ光栄です。これまでバンド活動をしてきた中で色々な方のお力添えを頂いたおかげでここまで来ることができました」
2_img_0062「ドラマのメッセージがバンドの思いと同じで、一緒に理想郷のEDENを探し求めて頂けたら…と思います」
…と、まるでスミレのように清らかなメッセージがJEKYLLちゃんから発っせられた。150「トーク」のコーナーを終えてイベントは「ライブ」のコーナー。
最初に演奏したのはUse With Caution。
アダ名を「ゆず胡椒」というそうだ。
ずいぶんウマいことを言うヤツがいたもんだ。まるで「掘ったイモいじるな」じゃんか!
Use With Cautionはドラマの主題歌を提供している。

160ヨシスエコージ

170ジニー早﨑

180芳賀慎司

190熊澤伸義

200ギターの 早崎くんは普段からMarshall。
曲想にピッタリのディレイ・トリックを効果的に使っていた。
コレぞ今時のギター・スタイル。

210平均年齢22歳!
メンバーには現役の大学生がいるのだとか。
完全に今のロック・サウンドで、ドラマの主題歌「EDEN」を含む3曲を熱演した。

  

Use With Cautionの詳しい情報はコチラ⇒【四人組ロックバンドゆずこしょーの公式サイト】

220続いてJEKYLL★RONOVEの4人が登場。
アングルが似通っているのは、ご用意頂いたプレス席から移動ができなかったからです。
横着しているワケではありません。

230Jekyll

240N★OTO

250SEI

260キャプテン★いえっち
410N★OTOくんは自前のMarshallを持ち込んだ。

280Silver Jubilee 2555Xと1960BVだ。

290Jubileeの上には敬愛するSLASHが…。
向こう側はジャック・スパロウだって。

3001曲目はアルバム『E=mc2』から「Guilt or Innocence」。
ゆずこしょーとは正反対のハードロック・サウンド!
こんなに違ってて大丈夫なのかッ?!

310前回観た時は半分コピー曲だったでね。
今日は3曲といえども全部オリジナル。
こっちの方がゼンゼンいい。

3202曲目にはドラマの挿入歌「Always~The answer is blowin' in the wind~」を熱唱。
Bob Dylanか…こういうクラシックなネタをガツンと組み入れるのもこれからのひとつのやり方かも知らんな。
ドンドンやるがいい。
先日もあるフェスに出ていた若いバンドが「Purple Haze」をモチーフにしたオリジナル曲を演奏していたけど、すごくいい感じだった。
若い人は過去の音楽を徹底的に勉強して新しいモノをジャンジャン作り出してもらいたい。
現在の音楽には未来はないからね。過去の音楽のなかにこそ未来がある。
ま、このJEKYLLちゃんの作品は、曲自体は「Blowin' in the Wind」とは毛色が全く違うけどね。

330試写で観た第1回目のエピソードの中でも実に効果的に使われていた。
JEKYLLちゃんの声が実にいいんだな。
キャストの三浦さんはイントロを聴いただけでナミダが出てしまう…という。

340最後はこれもアルバム『E=mc2』に収録されている「HELTER SKELTER」。

350グリングリンのハードロックでイベントを大いに引っかき回す!
しかし、タマらないね、この声は!
チョット鼻にかかった芯のシッカリしたサウンドはまさにMarshall Jubilee!

380最後の曲だけギターを持ち替えたN★OTOくんも最後まで大熱演!

390オイオイ、あんまり近づくとまたボコっとやられるぞ!

400鮮やかなベース・ソロも見せてくれたSEI。
次回のベース・アンプは間違いなくEDENだろうな…。

370いえっちの豪快なドラミングも素晴らしかった!
やっぱハードロックはいいね~!
360JEKYLL★RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒official site

420『ROAD TO EDEN』は毎週水曜日24時55分から。
初回の放映は2018年1月17日。
ドラマだけでなく、ブラウン管から流れて来る…今はブラウン管じゃないか…テレビから流れて来るこの2バンドの音楽がどんな場面で使われるのかも楽しみだよ。
  
それと!
今日ナマで披露したJEKYLL★RONOVEの「Always」とUse With Cautionの「EDEN」の音源が配信されることが決定している。
開始は2018年1月18日から。
配信される曲目は;
JEKYLL★RONOVEが…
1. Always~The answer is blowin' in the wind~
2. VENOM
3. HELTER SKELTER
そして、Use WIth Cautionが…
1. EDEN
2. タイトルバックの続きを
…となっている。
さらに!
「Always」とEDEN」が同時に収録されたCD。つまり物体も2月21日に発売されることが決まった。
こういうの「スプリット・シングル」っていうんだって。昔の「両A面シングル」って感じかな?
コレらの音源でEDENへの道をたどろうではないか!
双方よろしく!

Rte (2017年12月19日 赤坂BLITZじゃなくて、マイナビBLITZ赤坂にて撮影)

2017年12月17日 (日)

ポタフェス2017 -WINTER AKIHABARA-

   
スゴイね~。
どこかの企業の差し金の投稿かナンか知らないけど、巷間では生活空間でCDを再生する装置がないのが当たり前で、最早CDから音楽を聴くってことがないのが普通なんだって?
すなわち、「CDが売れない」とか騒いでいるレベルではなくて、「CDを売っていること」が不思議な時代なんだってさ。
マァ、以前から耳にしてはいたけど、私はダメ。
音楽のダウンロードということは一切したことがないし、ストリーミングとかいうのにも興味のカケラすらない。
ところが、先日とうとう「やっちまったな~!」だったのがUSBってやつ。
しかもよりによってフランク・ザッパだよ。
1977年のニューヨークでのハロウィンの公演をすべて収録しているてぇヤツ。
CD版も同時に発売しているけどUSBの方が圧倒的に内容が濃い。
そうなると、買いたくないけどUSBで買わざるを得ない。
で、買った。
そして聴いた。
どういう風にして聴いているのかというと、PCからBluetoothを使ってMarshall HEADPHONESのWOBURNを鳴らしているのね。つまりいつもCDを聴いている状態といっしょ。
音質にはさほどうるさくない方だし、WOBURNは素晴らしい音で鳴ってくれるので、耳に入って来る音自体は何ら気にならない。
しかし、気になるんだよね。
川上が…。
コレが!しかも地球上で最もカッコいいザッパのこのロックが!LPやCDではなくてUSBってェもんから出て来ていることがどうにも気になってしまう。
ありがたみがないんだよナァ。
それにコレクションのし甲斐ないよ、こんなチューインガムみたいの。
「慣れ」とかそういうことではなしに、あまりに味気ないじゃん?
   
私は知っている。
ナゼこういうものを受け付けたくないのかを…。
それはね、我々世代はレコードであの素晴らしいロックを体験したからなんだよ。「ヴァイナル」なんて言葉がない時代。
それがCDに変わったまではヨカッタ。小さくはなったが、ジャケットもあるし。
ナニよりも盤が回ってるから。
我々はトーマス・エジソンの子でしてね。
カセットテープにしてもそうだけど、音楽を聴く時は何かが回ってないとダメなのよ。
だから「このUSBなるものからはいい音楽が流れ出て来ない」という一種の刷り込みがあるんだな。
こんなこと考えてるのは私だけかもしれないけど、この「CD古し」の話は、何か、こう、音楽が破滅に向かう道を発見してしまったような不吉な印象を覚えるんだよね。
ちなみに日本で最初に蓄音機を出した場所って知ってる?
それはね、「鹿鳴館」だったんだよ。目黒ではなくて、今の内幸町にあった明治時代の社交場ね。
1889年だったというから明治22年のこと。
音が悪すぎてみんなドン引きだったらしい。
それから約130年。
音楽は内容も装置も、進化どころか退化しているように思えてならないのだ。
この「CD絶滅」の話がフェイク・ニュースであって欲しい。
チョット今日の話題にはふさわしくないオープニング・トークになっちゃたな…。
  
先日、夏の回をレポートしたと思ったらもう冬のポタフェスがやって来ちゃった。
開催は昨日と今日。

10場所はいつものベルサール秋葉原。

20今回も1階、2階、地階と3フロアを独占しての開催だ。

50マァ、最初に「ポタフェス」と聞いて、一体何のことだ?と思ったが、3回目めともなればもうヘッチャラ。

60展示の内容もますます濃くにぎやかに、そしてバラエティに富んできている感じ。
もうね、昔のオーディの話なんかしてられんよ。

70訪れるタイミングもあるのだろうが、来場者も毎回増えて行ってる感じだよ。
コレは昨日、つまり初日の2時ぐらいだったんだけど、マァ、すごい人出だった。
Marshall Blogの効果ってスゴイね…ウソこけ!

751階のエントランスのドデカいヘッドホンもバッチリ人目を惹いていた。

30アラ?
その隣にはおなじみのロゴ・サインが!

80そう、Marshall HEADPHONESのスタンド。
前回あまりにも大きな音でデモンストレーションをしたもんだから、今回は「もう外でやってくれ!」ということになったんだって。
コチとらMarshalldデェ、やっぱりそう来なくちゃイケねぇよ!

90…というのは残念ながら冗談でもあり、本気でもあり…Marshallの轟音で道行く人をポタフェスに呼び込んで欲しいということなんだって。
昨日は晴れてたからいいけど、曇りや雨だったら寒いぞ~!
今日も完璧な晴天でいい感じだね。

R_img_0215 お時間のある方は是非ポタフェスにお出かけくだされ。
今日の夕方5:30まで入場を受け付けてるから。
入場無料。

R_img_0194…というのは、今回Marshall HEADPHONESで商品を体験された方には特製Marshallマグネットか缶バッチがもらえるから!
色は2種類。

180コレは今回初めて紹介するモデル、「Major」。
Majorは以前からあったモデルだが、コレはBluetoothバージョン。
デザインも一新されてカッコ良くなった。
音質はもちろん極上なのでご心配なく。

130Bluetoothスピーカーもちろんゾロリと展示されている。
先頃、「マルチ・ルーム・ワイアレスWi-Fiシステム」というWi-Fiを使用するスピーカーを発表したが、アレはまだチョット先になる。

110しかし、いつの間にかディスプレイの台が全部1960になっちゃったね。
そのうち1960サイズのスピーカーも出て来るんじゃないの?

120ASカバリングのSTANMORE。
ウチのSTANMMOREは夜間に大活躍している。
いつもはWOBURNなんだけど、周囲が寝静まった時間に使うと、どんなにボリュームを下げても音が大きすぎるのよ。
そんな時はSTANMORE。
小さな音量でも豊かな低音で実に伸びやかに鳴ってくれる。

150ヘッドホン類も勢ぞろい。

160イヤホンも…。
その横はMarshallのスマートホン、LONDON。

170オサレなカタログを2種類用意してお待ちしております。

175Marshall HEADPHONES製品の詳しい情報はコチラ⇒NAVYS
 
英語版はコチラ⇒Marshall HEADPHONES Official Web Site

190※明日のMarshall Blogの更新はお休みです。記事の仕込みをしなきゃ!
 
(2017年12月16日 ベルサール秋葉原にて撮影)