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ライブ・レポート Feed

2017年12月15日 (金)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】SPORTS of HEART 2017の田川ヒロアキ

 
さて、「Will you marry me?」で始まった田川ヒロアキの『結婚スペシャル』も今日が最終回。
シンガリは今年も開催された大イベントでの田川ヒロアキをレポートしよう。
そのイベントとは、今年で3回目の出演となる『SPORTS of HEART』だ。

10   
 
前回までは代々木第一体育館での開催であったが、今回は外へ飛び出した。
代々木公園の野外音楽堂だ。
しかし、よりによって雨…。
下は開催前日のリハーサルのようす。
去年はあんなにいい天気だったのにナァ。コレが反対だったらどれだけヨカッタことか…。
翌日の本番が晴れることを祈った。
20_2この日は10月の中旬にしてはひどく寒かった。

30ステージにはJVM210Hのハーフ・スタックを2台用意。

60今回も鼓の大倉先生との共演だ。

40もう3回目だからね、先生とはスッカリ気心も知れていい感じだ。
おかげさまで私も近しくして頂いている。

50前回同様、三味線チームの「疾風」も合流だ。

100演目も一部は定番曲なので安心、安心。

70v_2完全に手慣れた感じでリハーサルは順調に進んだ。

80v寒かろうが、暑かろうが、後は翌日晴れてもらえば万事OK!

90「晴れろ~!」
85晴れない…。
ダ、ダメだ。
残念ながら翌日は今にも泣き出しそうな曇り空だった。
でも代々木公園の中は何やら大にぎわい。

110「泣ぐ子はいで~が~」とナマハゲが動員されている。
人間椅子も出るのか?

120_2と思ったら(本当は思っていない)…道理で。
『あきた納豆発酵フェス』なんてのをやっていた。

130タイトル通り、秋田産の発酵食品の展示即売会ですな。

140コレは「秋子さん」かな?
それとも「いぶりがっ子」ちゃんかな?

150v_2色んな秋田の食品が展示されていた。
秋田ってのは行ったことがないな~。
NATALを愛用してくれている秋田出身のいいドラマーなら知ってるけど…ショボンちゃんのことね。

160ゾロゾロと並ぶ出店。

170_2今度はナンダ?雰囲気が変わったぞ。

180_2奥の方ではインドネシアの物産展が開かれていた。

190虫?

200vそう、インドネシアの虫の実物を閉じ込めたキーホルダー。
他にも洋品や食品など盛りだくさんだった。
ウチはニンニク味とか生姜味のカシューナッツのお菓子を買ったんだけどおいしかったな。
ビールにピッタリ系のヤツ。

210_2チョットしたステージも設営されていて、バリ舞踏のグループなんかも出演した。
観たかったのだが、時間が合わず断念。
ガムラン、好きなんだ~。

220_2そして、一番奥に陣取っていたのが『SPORTS of HEART』の会場。

230野外会場の利点を活かして色々なアトラクションが用意されていた。

240登るヤツとか…。
よくテレビでやってるけど、コレおもしろいの?わからんな~。

260他にもハネるヤツとか…。
子供さんが来ても楽しめるようになってる。

270昼間からバラエティに富んだプログラムが組まれており、ステージ前にはもう既にたくさんの人が集まっている。
ヒロアキくんの出番は夜だ。

280_2はい、夜になりました。
やっぱり降っちゃったな~。

290_2今日はギターに専念する田川ヒロアキ。
新婚さんだ。
演目は「Seascape」と「君が代」を合体させた「Seaが代」。「君がScape」ではダメ。
あ、「Seaが代」と呼んでいるのは私だけですからヨソでは言わないように。

300v_2鼓は大倉正之助。
先生は今回、袴姿ではなく洋装で臨んだ。
いいね、こういうのも。

2_img_0329 もう1曲はヒロアキくんのオリジナル曲、『Over Drive』収録の「Driving Jam」。

320よくヒロアキくんがライブで取り上げる曲だけど、今日は三味線の激演のおかげでまたいつもとは違う雰囲気。
合うね~、三味線!
ナイス選曲!

3_img_0083 ステージの前方では車イスを使ったパフォーマンスが繰り広げられる。
340v_2スリリングな演奏とパフォーマンスの融合で…

350_2寒さなんていっぺんにスッ飛んだ!

330_2ココで場面が変わり、ヒロアキくんだけがステージ残り、変わりにヴァイオリニストの穴澤雄介が登場。
そして、下手のギターは…

310林文部科学大臣。

365v曲は「見上げてごらん夜の星を」。

370v_2大臣はソロも担当してその腕前を披露した。

380v_2はじめて合わせたとは思えないスムースなコンビネーション!

390_2代々木の雨の夜空に三人囃子(ココ、シャレになってます)が奏でるやさしいメロディが響き渡った。
しかし、ヒロアキくんの音は美しいのう。

360もう1曲。
ピアノに向かった林大臣は「Let It Be」を弾き語った。

410vヒロアキくん、村岡山口県知事に続く「政治家シリーズ」第2弾ですな。
新しい政党を率いて政界に進出するのもそう遠くないかも。
政党名はもちろん「日本マーシャル党」。
比例区の投票用紙には「ニチマ党」で大丈夫。
「アンプは真空管に限る!アンプはMarshall!」ってのが党是。
アタシャよろこんで演説の原稿書きますよ。

420vフィナーレは全員集合!
チーターと一緒に「365歩のマーチ」を歌ったよ。

430SPORTS of HEARTの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

440…というワケで、【田川ヒロアキ結婚スペシャル】はコレにて完結。
書いた~!疲れた~!もうしばらくないよ、ヒロアキくんは!
でもおめでとう!
これからも2人仲良く、そしていい音楽を世に送り出してください。
  

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

50v (一部敬称略 2017年10月14日 代々木公園にて撮影)




2017年12月14日 (木)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】『THEME PARK -テーマ・パーク-』発売記念ライブ

    
Marshallギタリスト、田川ヒロアキの結婚を記念するご祝儀企画【田川ヒロアキ結婚スペシャル】も残すところあと2回。
今日と明日は結婚式から離れて、ライブのレポートをお送りする。
涙はなし。
既報の通り、田川ヒロアキは10月に委嘱作品のコンピレーション・アルバム『THEME PARK -テーマパーク-』を発表した。

10cd今日は10月初旬に開催したそのレコ発ライブのレポートだ。
バックというか演奏はナントTAGAWA!
『THEME PARK』の収録曲をTAGAWAが再現する…「コリャおもしろくなりそうだぞ!」と誰しもが思わざるを得ない企画だ。
  
オープニングは「Victory!」。
下関のボクシングジムのテーマ・ソングだ。
ココから先、演奏する曲が「誰のために、どんな経緯で作られたのか」

興味がある読者は次に2編をご参照頂きたい。
  
『THEME PARK-テーマ・パーク-』を100倍、イヤ10倍、イヤイヤ1.5倍ぐらい楽しむ <前編>
『THEME PARK-テーマ・パーク-』を100倍、イヤ10倍、イヤイヤ1.5倍ぐらい楽しむ <後編>

  
20田川ヒロアキ

30v寺沢功一

40v長谷川浩二

50vメンバーは以上の3人。
バンドの名前は、田川の「TA」、田川の「GA」、田川の「WA」を組み合わせて「TAGAWA」としている。
ヒロアキくんはお気に入りのいつものMarshall。

60vヘッドはJVM210H、スピーカー・キャビネットは1936V。

70v足元のようす。
歪みは100%アンプで作る。
エフェクターは空間系のみでJVMのセンド・リターンに接続。
JVMのフットスイッチはチャンネルの切り替えとセンド・リターンのオン/オフがアサインされている。
シンプルだが、JVMのサウンドと機能をフルに活用した合理的かつ理想的なシステムだ。

80ベース・アンプはEDEN。
ヘッドはWTP-600。
キャビネットはD410XSTが2台の8 x10"バージョンのフル・スタック。

90v「皆さん、こんばんは!2年ぶりのアルバム『THEME PARK』…色々なパターンの曲を選んで、許可を取り付けてようやくリリースすることができました!
今日はほとんど初めてこのメンバーで演ります。
珍しがって頂けたら…と思います。
最後までお楽しみください!」

190v_mcご挨拶の後に演奏したのは「府中に夢中」。

110_fmコレは以前にもTAGAWAで演奏したことがあるナンバー。

120続く「カラムーチョZ」も以前にもTAGAWAで取り上げたかな?
この曲は他のメンバーでの演奏も聴いてきたけど、今日はいかにもTAGAWAらしいドライブ感が気持ちいい。

130v_kmMCをはさんで「酎High KING!」。

140v_chk呉のライブハウス、「ケラウスランブラ」の20周年を記念して作った曲。
お酒とMarshallが大好きなマスターがどんな人か興味のある人は一昨日の『Will You Marry Me? <披露宴:前編>』をご覧あれ。

150v次は『THEME PARK』からチョット離れてTAGAWAのアルバム『Flying Carpet』からのチョイスで「That's Over」。

160_toココはもうリズム隊のお二方の至芸を楽しむ。
まずはてらちんのベース・ソロ。

2_img_0416低音暴力団組長の面目躍如たる暴れよう!

1_img_0135 替わって浩二さん。

180相変わらずのすさまじい狂打!
痛快そのもの!

2_img_0187 早逝した渡辺英樹さんの紹介して演奏したのはもちろん…

100v「遅い春越後」だ。
パチスロ三部作の一角。

200第1部はコレで終了。
  
この日のライブは正式な発売日より数日早かったが、当日は先行発売を実施。
休憩時間の間にもよく売れていた。
実際、正式発売されてからも、かなり高い評価を受け、『THEME PARK』はヒロアキくんのマスター・ピースのひとつになった。

210第2部はまずソロで登場。

220実物を手にしてCDを紹介。
ジャケットの説明も加えられた。
タイトルが私のアイデアだったということにも言及してくれた。

230v第2部のオープナーはバッキング・トラックを流して「ハンバーグのうた」。
可愛い曲だ。

240_hココでカホンの浩二さんを呼び込む。
「直前にこんなことを思いつきましてね~」
「ナンでそんなことを思いつくんだよ~」…といつもの浩二さん節。

250曲は「たんぽぽと風」。
レストラン企業「株式会社 無洲」から委嘱された同社の社歌だ…ということは昨日&一昨日のマーブロを読んで頂いた方はお詳しいわね。

260v浩二さんのカホン姿って初めて見た。
背が高いからかがむのが大変だ。

1_img_0248 ホンワカしたあたたかい曲が、ホンワカした演奏で会場をとてもあたたかくした。

280おお~っと!
ココでホンモノ登場。

290株式会社 無洲の浅野社長が花束をプレゼントしてくれた。

300v次にてらちんを呼び込んでTAGAWAを完成させる。
何とそのTAGAWA、当初のもくろみであった世界進出を果たすことがキマったというのだ。
1月27日、タイでの公演が決定。
そこでタイへの渡航経験があるてらちんから即席「タイ講座」が…。
「タイは蒸し暑いです。でも音楽祭はすごく楽しかったですよ。食事もおいしいし!」
「暑い」のは察しがつくけど、「食事がおいしい」っていうのは未体験者にとってはかなり有力な情報だよね。
反対に「イギリスの食事がマズイ、マズイ」ってみんなあんまり言うもんだから、行ったことのない人まで「イギリスって食事がマズイんでしょ?」っておもしろがってるじゃんね?
行ったこともないのにそんなことを言っている人は実際に行ってみなって、イギリスへ!
マズイなんてもんじゃないぞ!…というのは冗談で、ちゃんとお金を出すモノはおしいですよ。
日本みたいに食べ物がアミノ酸にまみれていないので、安いモノはゴマカシがきかずマズさが強調されるということか?
そういう意味では日本の食べ物のほうがよっぽど「マズイ」。
この「マズイ」は「不味い」のではなく身体に良くないという意味だ。
コンビニで売っている食べ物がいい例だけど、あの値段であの味っておかしいでしょ?
日本の食品事情を知った英米独の友人は口をそろえて日本のアミノ酸地獄(連中は「MSG」と呼ぶ)にビックリ仰天していたからね。
特にイギリスは土からオーガニックにこだわる国だから余計だよね。
イギリスの食べ物に話を戻すと、私の感覚でキツイと思うのは、冷たいモノを平気で食べたりするんだよね。
アイスクリームみたいに最初から冷たいモノはもちろん一向に構わないんだけど、例えばチョットでいいからオーブンで温めれば格段に美味しくなるであろうオープンサンドみたいのも歯が浮いちゃうぐらい冷たいまま食べちゃう。だから味なんかしない。
口の中で温まったころようやく味が出て来る感じ?
そのクセ、ナゼか食器だけはやたらと熱くするんだよね。
ウェイターが「お皿が熱いので注意してください」なんて言いながら運んでくる皿を素手で受け取った日には手にヤケドをしてしまう。
  
さて、タイの話が出たところで『底抜け脱線クイズ!』
下はアジアの国々の名前を漢字で表記したもの。日本式の表記ね。
この習慣は中国から伝わったものだけど、中国とは表記法が違う。
問題…この中で「タイ」はどれでしょう?

印度尼西亜
柬埔寨
孟加拉国
新嘉坡

比律賓
越南
馬来西亜
緬甸
老檛
 
クイズとしては簡単だよね。
一発で「泰」だってわかる。
印度尼西亜(インドネシア)や越南(ベトナム)なんてのはわかりやすい。
比律賓(フィリピン)や馬来西亜(マレーシア)や新嘉坡(シンガポール)あたりも書けないにしても、マァ読める。
しかし、残ったヤツがなかなかに手ごわい。
答えは…
柬埔寨(カンボジア)
孟加拉国(バングラデシュ)
緬甸(ミャンマー)
老檛(ラオス)
 
こんなモン読めるか!知らなきゃ無理だよ。
昔の人はスゴイね。
ラオスで思い出したけど、「羅宇屋(らうや)」って聞いたことある?
昔、そういう商売があった。
この話はまた別の機会に…。
  
このクイズを導入したのは実は理由がある。
以前、ヒロアキくんにインターネットの画面やメールを一体どうやって読んでいるのか尋ねたことがあった。
何でも「読み上げソフト」というものがある…というので試させてもらった。
なるほど、画面の文字をコンピュータがスラスラと読み上げてくれるのよ。
読み上げの速度の指定ができて、ヒロアキくんは慣れているので最速のバージョンで聞いているとのこと。
それを聞かせてもらったのだが、ほとんどカセット・テープのあの早回し状態(「キュー&プレイ」だっけ?)で、一般人には即座に聞き取ることはまず不可能。
さて、このクイズの目的は、これらの複雑な漢字の国名をそのソフトに読んでもらいましょう!という企画。
結果はヒロアキくんが発表してくれるだろう。

310vてらちんを迎えて演奏したのは投書の宛先の住所を読み上げるジングル4連発。
「シンジケート・アドレス」だ!
コレおもしろかったな~。
恐らくコレはこの先滅多に演らないだろうから、観たお客さんラッキー。

330ゲストが登場。
太鼓の壱太郎だ。

2_img_0281実は私、ヒロアキくんと壱太郎さんの共演を目にするのはコレが2回目なんですわ。
前回拝見したのは2013年3月のこと。
その時の様子がコレ。

350他流試合よろしくヒロアキくんのギターと壱太郎さんの白熱の太鼓演奏が絡み合う迫力のパフォーマンスだった。

360v今回はTAGAWAに混ざっての演奏。
曲は「Lofty Tree」。

365「Lofty Tree」は府中名物のタンス太鼓を使った曲だからね、
もちろん壱太郎さんはトレードマークである「フトンタタキ」を使用したプレイも披露。

400v壱太郎さんを得て臨場感あふれる「Lofty Tree」となった。

380v「フトンタタキは、自分としては『日本の生活の音』を出せると思っているんです。
島忠ホームズで普通に売ってるフトンタタキです」
壱太郎さんは太鼓の演奏でカレコレ30か国以上を回って来たそうだ。しかも、極端に費用をかけずに旅行する特技をお持ちなのだそうだ。
「最近は日本の方が変わっている国だと思うようになって来ました」と言う。
日本はですね、変わっている国かもしれないけど、日本だけで自己完結すれば何ら問題のない、とてもいい国なんですよ。
それを海外の価値観に照らし合わせてみんなで寄ってタカっておかしくしてるだけだと思う。
  
壱太郎さん曰く、おかしいことの例として…
「誰もいない駅のホームで『扉が閉まりま~す!』と駅員が言ったりしますもんね」
それを聞いたヒロアキくん…「目の見えない私のような者に言っているんだと思いますよ」
壱太郎さん、ガックシ…!「な~に~、やっちまったな~」状態で会場は大爆笑!
ウマいな~壱太郎さん。
私は駅員の経験はないけど、それは「マニュアルにそうしろ」と書いてあるからだけの話でしょ。
そこが日本人のいいところなのです。
反対に良くないことがマニュアルに書いてあったら平気でそれに従っちゃうのも日本人。
今、その傾向が大企業で露見しまくってるじゃんね。
「マジメなのにおもしろいのは変わってないな~。壱太郎くんは海外の方が合っている感じがするナァ」とは4年ぶりに共演したヒロアキくんの感想。

340v壱太郎さんともう1曲。
『THEME PARK』の収録曲の中でもひと際目立っている「維新の言葉」。
「民謡メタル」だって!

3902曲ともまさに壱太郎さんを迎えるに超ふさわしい迫力のパフォーマンスだったね。

370vものすごく雰囲気を変えて「平和の風」。

410_hkこの曲はTAGAWAのセカンド・アルバム『Wind』に2バージョン収録されているヒロアキくんの愛唱歌だ。
それだけに力のこもった歌声が会場の隅々まで行きわたった。

420本編最後はヒロアキくんのテーマ・ソング「My Eternal Dream」。

430_medもうコレはTAGAWAでも頻出の曲だからね。
3人とも「水を得た金魚」あるいは「水を得ないポイ」のような演奏で本編を締めくくった。

440v

450v

460v「楽しいリリース記念ライブになったと思います!この曲はCDの1曲目に入っています」と
アンコール曲の「キミを乗せて」を紹介。

470『TAGAWA PARK』じゃない、『THEME PARK』のリードチューン。

490お待ちかねの1曲で会場の盛り上がりが最高潮に達した!
そして、アンコールは1回、1曲。
いいね~。
コレでいいんだよ、アンコールなんだから。

480v_2 最後はみんなで記念撮影。
コレは客席側のようす。
そうか、こうなってんのか。

500ハイ、パチリ!

510ちなみに「TAGAWA PARK」、すなわち「田川公園」っていうのが実際にあるのだろうか?
ゴマンとあると思ったんだけど、サラっと調べた限りでは大阪市淀川区に「田川公園」というのが見つかったきりで、どうも他には見当たらない。
そのかわり、西田川、尾田川、村田川、深田川、柿田川、三田川、春田川…と「Son of 田川」はゴマンと出て来たよ。
ご参考までに…。
  
浩二さんに手を引かれてステージを降りたヒロアキくん。
お疲れさまでした!
  
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano
1_img_0383(一部敬称略 2017年10月7日 町田まほろ座にて撮影)

2017年12月13日 (水)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <ウェディング・ライブ・パーティ編>

  
爆音と感動の披露宴も終わり、ヒロアキくんと美瑞穂さんの祝言の場所は芝浦のレストラン「ピアシス」へと移動した。
10ここから先は一般の方々も参加できるライブを主体としたパーティとなる。
入り口の階段に飾ってあったモズライトのウェルカム・ボード。
もうコレだけで盛り上がっちゃう感じ?

20vライブ・パーティの舞台。
まだMarshallは2人を祝い続けてるぜ!
ココではベース・アンプ3510のスタックも助っ人に加わってくれた。

30ヒロアキくんが使うMarshallは披露宴の時と同じヘッドJVN210Hとスピーカー・キャビネットは替わって1936となる。

40v披露宴からのテンションをそのまま持ち込むご来賓の方々。

50竹内藍ちゃんも駆けつけてくれた。

60アレ、Kenちゃんまた写ってる!

70皆さん、まだまだ祝いしきれていない感じで盛り上がり感が生半可じゃない!

80開宴の時間となり『ウェディング・ライブ・パーティ』の司会がステージに上がる。

90司会にはMarshall Blog久しぶりの登場となる三井雅弘と…100v和佐田達彦。
しかし、この2人…わかっちゃいるけど、人間、ココまでおもしろくなれるもんかね~っていうぐらいおもしろい。
「ヘタな漫才よりおもしろい」なんて言ったらこのお2人に失礼だ。
「ウマい漫才よりゼンゼンおもしろい」が適切な表現だ。
110v会場はL字形になっていて、パーティからご参加の方はステージの前の、L字で言えばタテの線のポジションの席に…そして、披露宴から出席している方はステージが直接見えない席、すなわちL字のヨコの線のポジションに席が定められていた。
三井さんは披露宴からのご参加なので、ステージが見えない席にお座りだったのだが、開演前、ステージ側のスペースにガンガン出ていらっしゃる。
そして「こっちの水に慣れとかなアカンな…」としきりに独り言をおっしゃっている。
それを耳にした和佐田さんが「『水』?ナンやねん?『水』って?」と三井さんに訊いている。
「こっち側の『水』や」
「『水』ッ?」
「せや、こっちの『水』に慣れとかなあかんで!」
「『水に慣れる』ってナンやねん?」
「こっち席の『水』に慣れとかんとアカン言うとんのや!」
「だからナンやねん?『水』て?」
要するにステージの見えない奥側の席に引っ込んでいると、ステージ側の席の様子がわからないでしょ?
それでは司会者としてマズイから「こっち側のスペースの雰囲気に慣れておこう」ということなのね。
プロである。
ところが、コレを2人でズッとやっているのがも~横で聞いていておかしくて、おかしくて!
フザけているワケでもウケを狙っているワケでもなく、ごく普通に仕事に取り組んでいるだけなのに殺人的におもしろい。
…と、そうこうしているうちに新郎新婦が会場に到着した。
「新婚さん、いらっしゃ~い!」

3_0r4a7593_2 ヒロアキくん、パワフルに花嫁の手を引いて登場!

120こりゃまたスゲエ拍手だな~!
スタンディング・オベーションをしているのは広島県府中市からお越しの切原さん。
『THEME PARK』に収録されている「府中に夢中」の作曲を委嘱されたご本人。
Marshall Blogの強力な愛読者でもあらせられる。

1302人がステージに上がり歓声がクレッシェンドする。

135さっそくヒロアキくんと美瑞穂さんからご挨拶。

140続いて奥島さんからもおひと言。

165奥島さんは『Ave Maria』のプロデューサーだ。

166cdさらにピアシスを経営するレストラン企業「株式会社 無洲」の社長、浅野正義さんからもご挨拶があった。
この数日後、あるコンサート会場で浅野さんとバッタリ出くわしてビックリした。
もっとビックリしたのは、聞けば浅野さんは私の元いた会社の部下と同級生だっていうのよ~。
最早こういうのは「広い」とか「狭い」じゃないね。
「縁」ってヤツだよ。

166vヒロアキくんたちがパーティの会場をココに決めたのには実は深~いワケがある。
「株式会社 無洲」はヒロアキくんの音楽活動をズッと親身になって応援して来てくれた。
で、昨年7月に会長の浅野勝義や他のご関係の方々に入籍の報告をした際、「チョット話があるんだけど…」と浅野会長が切り出した。
「キミ、ギターの弾き方がおかしいよ」…なんてことは百も承知なのでおっしゃるワケがない。
何のお話かと思い2人が身構えていると…「ココ(芝浦)のピアシスをキミたちにプレゼントするから、キミたちのやりたいような結婚パーティをやりましょう!」とおっしゃってくださったのだそうだ。
ク~!
はいココ、昨日に引き続いて泣くところです。
なんていい人なのかしら。そしてスマートな言い渡し方!
下は披露宴でご挨拶をされる浅野会長。
『THEME PARK』に収録されている「たんぽぽと風」は無州さんがヒロアキくんに委嘱した社歌だ。
ご挨拶をされている背後の可愛いイラストも会長の手によるもの。
3_s41a0025ヒロアキくんがパーティの席上で開陳していたが、2人が身に付けているスーツとドレス、さらにこの食事も無洲さんからのプレゼントだったのだそうだ。
そう、プレゼントは会場だけではなかったのだ。
そのおかげで、皆様から頂いたライブへの参加料は、全額パーティへの運営費に充当することができたとのこと。
このノシ紙っていうのかな?
ココに記されている言葉もあたたかいことこの上ない。
ちなみに「ノシ」って漢字で「熨斗」って書くんだよね。
その内Marshall Blogにまた出て来るので覚えといて。
それと、コレは違うけど、祝儀袋なんかに着いている赤白のヒモね…あの「水引」は国内生産の70%を長野県の飯田市で作ってるんだよね。
アレのことの始まりって知ってる?
室町時代、当時の中国である明から贈られた物品に赤と白のヒモが付いてたんだと。
日本サイドは「フムフム、贈り物にはこういう赤白のヒモを付けるモノなのか…」と勝手に思い込んで、日本国内でも贈答品にその習慣を適用することになった。
ところがさにあらず、明ではただ単に輸出する物品を他と区別するだけのためにその赤白のヒモを付けてたんだって。「贈り物」関係なし!
でもこの勘違いのおかげで飯田市の経済が成り立っているのだからおもしろい。
…という説があることを紹介してショート脱線を終了する。
3_0r4a7648このお重がまたスゴイ。
引き出し式になっている。
司会の和佐田さん曰く「食べ終わった後は机としてご使用になれます!」

3_0r4a7813乾杯の音頭は三井さん。
しかし、何度でも書くけど、なんだってこんなに愉快なんだろうね~。
テクを盗みたいところだけど絶対ムリ!

150「カンパ~イ!」
ココで長渕剛の「乾杯」がBGMに流れ…ない。

160新郎新婦はステージから降りて…

145VIP席に収まった。

170さて、もうココからは狂熱のライブ・コーナー!
最初にご登場願ったのは…

3_0r4a7640竹内藍

190v和佐田達彦

200vはんだすなお

210vドラムレスのトリオで「はじまりの朝」。
何と藍ちゃんの今日の2人のために書き下ろしてくれた曲だ!
イイ感じの滑り出し~。

3_0r4a7646 次に登場したのは新郎。
休んでライブを楽しんでいりゃいいのに、もう出て来た!

215…というのも、出番がTAGAWAだから。
田川なしのTAGAWAじゃしまらない。
浩二さんが見えないけどTAGAWAです。

220寺沢功一230v長谷川浩二

240v曲は披露宴と同じ「Seascape」と「キミを乗せて」。
盛り上がったね~!

3_0r4a7669 盛り上がりすぎてヒロアキくんの髪の毛がこんなんなっちゃった!

260続いては清野明子がステージに上がる。

270曲は『THEME PARK』に収録されている「維新の言霊」の再現だ。
日本は言霊の国だでね~。
言葉が魂を持ってるんですよ。
「口にしたことが本当起こる」という信仰。
だから間違ってもコンサートに行くことを「参戦」だなんて言ってはいけないの!

275cdコレはね、私的にスペシャルだったんですよ。
まずは清野さんの声。
民謡の声ってすごくいいんだ。
理由は至極日本的だということ。ス~っと声を出すでしょ?コレが実に気持ちいい。
よく黒人のマネをして歌っている日本人の若い歌手がいるけど、アレはマジで勘弁して欲しい。
日本人の歌はやっぱりコレだよ。
相変わらず私はジャズもロックも聴いているけど、プライベートでは「和」のものに強い刺激を感じてるんだよね。
民謡にはまだ手を伸ばしていないけど、最近は雅楽や長唄なんかも聴いているのね。
浪曲なんか最高!
280vこのセットのもうひとつの見どころは曲
「よさこい」だ。
別の機会にも書いたけど、この「よさこい」の仕事はヒロアキくんのマスターワークのひとつだと思っていて、ズッと以前から生のバンド演奏で聴きたいと願っていた。
それが今日実現した。
しかもてらちんと浩二さんという最高の布陣で!
290ね?
美瑞穂さんもよろこんでいるでしょ?

285vバンド演奏の合間には共同作業。

300パチパチと2人の愛が火花を散らしております。

310浅野社長の出番!
愛器コアのT5を持ってのご登場。

330曲は株式会社 無洲の社歌「たんぽぽと風」。
350も~社員の皆さんのノリもいいこと!
あたたかな風が会場を吹き抜けたよ!

340ますます油に乗る三井さんの司会!
楽しいな~。

360ココでガラリと雰囲気が変わって沖縄チームの登場となる。

370Lino.

380vRAY

390vChris

400vLEON

410vAKIRA
あ、石黒さんだった!
石黒さんは沖縄からお見えになったワケではござらんよ。

420曲はシンディ・ローパーの「Time After Time」。

3_s41a0563 彼の地の仲間とヒロアキくんの関係の緊密さがうかがえるステージだった。

430おまちどうさまでした。
DioKenの出番。
今日はロニーでなくマー坊さんだよ。
当然曲はクリスタル・キングの「大都会」。

440「♪あ~あ~はってしな~い~」

450v「♪うらぎ~りのこと~ばに~」

3_s41a0585 んん~、絶妙なコンビネーション!
名曲を名演で…めでたいなったらめでたいな!
もちろん大ウケ。

460今度は司会の三井さんがマイクを握った!
あ、さっきから握ってはるか。
歌のマイクね。

471リズム隊が入れ替わる。
キーボーズにはんだすなお。
474ドラムスが高インボム。

475vベースは再び和佐田さんだ。
473v曲は「お前今日絶対」。
この演奏もスゴかったな~。

472まるでスズメ蜂の巣をつついたような火の玉ファンク!

476お客さんだってジッと見てなんかいられないよね。
手拍子です。

470ココで世界の二井原実登場!

480ベースは仮谷克之。

510vナニを演るのかと思っていたら、アータ、LOUDNESSの「Let It Go」ですよ!

490v「♪レリゴ!レリゴ!」
おなじみのLOUDNESSナンバーだけあってお客さんも大合唱。
525大恩人、二井原さんとの最高の共演だったね!

520あ~、楽しかったし、おいしかった。
そして、ずいぶん飲んだ~!
何しろ皆さんの熱気で室温が上がり、すぐノドが乾いちゃうのよ。
皆さんも同様でドリンクのコーナーは大盛況だったが、ちっとも待たされることもがなく、ピアシスのおもてなしのスキルの高さにも感動した。
何しろ店員さんも最高に感じのよい方々なんだ!
そういえば、写真を撮っていることを気遣って私の前をかがんで通過してくれた店員さん。
私はそれを知らないでカメラを提げたところ、70-200mのレンズでその方の頭部を強打してしまった。
痛かったでしょう~?ゴメンなさい!
この場をお借りして心からお詫び申し上げます。
  
最後も2人の御礼の挨拶で締めくくった。
コレで終わり…と、思ったんだけど私のアイデアで全員で記念撮影をすることにしたよ。

530せ~の!
パチリ。

540矢継ぎ早にお客さんの送り出し。
パーティにお越し頂いた皆様にも缶バッジをお渡ししなきゃ。

550最後の最後にウチも記念撮影。
家内は披露宴とパーティを通じて受け付けを担当した。
マーブロ仕事を通じてミュージシャンの方々を全員存知上げているからね?(←この文章、謙譲になってるかな?)
しかし、人間って本当にたくさんの人に支えられて生きているんだな~…なんて思ったよ。
感謝、感謝、感謝あるのみ。
さぁ、また今日もがんばろう!

ヒロアキくん、美瑞穂さん…おめでとうございました!

560日頃Marshall Blogにご登場頂く方が一堂に会する珍しい機会でもあったので、祝言全部を「ライブ」と見立てて、3日間に渡り詳細にレポートをさせて頂きました。
披露宴とパーティ、双方にわたってMarshallも活躍したしね!
やっぱりMarshallでヨカッタ!
  

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

570(一部敬称略 2017年11月23日 ピアシス芝浦店にて撮影
ピアシス芝浦店の情報はコチラ⇒Piasisオフィシャルサイト

2017年12月12日 (火)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <披露宴:後編>

   
主役の2人がお色直しをしている間は歓談&お食事タイムだよね。
ミュージシャンの披露宴でもコレは同じ。
この間に新郎新婦のご両親が来客の皆さんにご挨拶して回り、さしつさされつするのはおなじみの光景だ。
「今日はありがとうございます。セガレがいつもお世話になりまして…」
「あ、本日はおめでとうございます!イエイエ、お世話になっているのはコチラの方でして…」
「どうぞどうぞ、イッパイ。イケるクチなんでしょ?」
「イヤ、そんなでも…。ありがとうざいます…」
「あ、ビールじゃなくて。日本酒?」
「どーもすいません。ビール飲むとトイレが近くなっちゃって…」
「イヤ~、一緒ですな~、ガッハッハ。じゃご一献…」
「ウワァットットット…こいつぁ、お口が迎えに行くてぇヤツですな」
「イヤ~、めでたい、めでたい」
…なんてね。
そのうちらくだの馬さんが『かんかんのう』を踊り出ししたりしてね…それはないか。
私もそのウチやるのかな、コレ?

10新郎新婦のプロフィール紹介は欠かせませんわな。
美瑞穂さんのアナウンサー時代の動画も映しだされ、2人の出会いのストーリーがこと細かに綴られた。
美瑞穂さんって、こういうアナウンス仕事になるとメチャクチャしゃべるの上手なんだよね。
プロだから当たり前なんだけど、普段のフンワカしたムードとはゼンゼン違うので、こういうアナウンサー時代の記録を知らない人が目にするとビックリしちゃう。
20ところで、結婚式のスピーチって、どうして「私が新郎の〇〇さんと初めてお会いしたのは~」ってやるんだろうね。
誰かが「出会った時のことを教えてくれ」と頼んだワケでもないのにどうしてもコレになっちゃう。
スピーチをしているのが誰かわからなくてはラチが明かないことはわかるんだけど、1人がそれをやると、続く人もみんなその話題になっちゃう。
ということで、私もやってみると…
「私が新郎のヒロアキくんと初めてお会いしたのは忘れもしない…アレはいつのことだったかいな~。
忘れとるやんけ!」
…とやっておいて、アレは2008年に池袋で開催された楽器の展示会でのことだった。
会ったというよりも、各メーカーのブースでコレみよがしにピラピラとギターを弾き倒している姿を見かけたという程度なんだけど。
ヒロアキくん、金髪のロングヘアだったんだよね。
「ウマいな~。弾き方が完全に間違ってるけど」…なんて思ったが、テクニックなんかよりも弾いているフレーズとその歌わせ方がすごくヨカッタのを覚えている。
音は普通だった。
ナゼならその時に使っていたギター・アンプがMarshallじゃなかったから。
この時の写真を探したんだけど、サスガになかった。その時はまだ「知らない人」だったからね。
翌年の5月、『NAONのYAON』が復活する前、日比谷の野音で『HARDなYAON』というイベントがあって、Marshallで機材のお手伝いをさせて頂いた。
そこにヒロアキくんが出演していたのだ。
「あ、あの池袋の時の変な弾き方の人だ!」
話かけてみると「Marshallが大好き」だと言うではないの。
この頃はもうMarshall Blogをやっていたので、写真撮影の許可をマネージャーにお願いした。
そのマネージャーは「Marshall Blog」という聞き慣れない言葉を耳にして不思議そうな顔をしていたがすぐに快諾してくれた。
そのマネージャーこそ今日の新婦さんだ。

3_2img_1075二井原さんとの共演ですさまじいプレイを聴かせてくれた。
この時のヒロアキくんのサウンドはスゴかったよ。
上の写真の通りMarshallだったから!
で、この時私が撮った写真を気に入って頂いて、ファースト・ソロ・アルバム『FLY AWAY』に使って頂いた。

3_2img_1065この時のことが最近作の『THEME PARK』にまでつながっているというワケ。
だから、あの時勇気を振り絞ってあのおっかないマネージャーに撮影の許可を取ってヨカッタ。
人生、ナニが起こるかわからない。

J10_cd そんな感じでお付き合いが始まりすぐに仲良くなった。
野音の翌年にはヒロアキくんが今でも時折使ってくれているMarshall初のデジタル回路搭載のモデル「JMD:1」のデモ動画の撮影をお願いしたりした。
そうそう!この時、短いデモ曲を3つヒロアキくんに書き下ろしてもらって、私がそれぞれに「J」と「M」「D」で始まる曲名を付けたんだった。
なつかしいな~。
それから、フォトグラファーとして宮古島へ連れて行ってもらったり、昨日触れたボーイスカウトの世界大会に呼んでもらったり、ずいぶん色んな仕事をさせて頂いた。
恐怖の「3時間半押しのイベント」なんてのもあった。
どれも楽しかったナ。
そして、今日!

3_img_0071お色直しを済ませた2人が会場に戻って来た!

30v美瑞穂さんは鮮やかな赤いドレスに身をくるんでいる。
ヒロアキくんはネクタイとベストを替えてリフレッシュ。

40_3たくさんの拍手に包まれて何とも幸せそうな2人。

50vご来客の皆さんの間をユックリと縫って歩き、新郎新婦席に着座。

55普通の会社員でもないし、年齢が年齢ゆえ同世代の友人は所帯を持ってしまい、私はもう滅多に結婚式に出ることなどないので、最近の傾向なんてモノはサッパリわからないが、キャンドル・サービスなんてのは古いのかしらん?
今回のコレは初めて見たんだけど、各テープルには予め何やら液体の入った背の高いグラスが置いてあって、各テーブルごとに決めた代表者が手元の液体をそのグラスに注ぐ。
すると、グラスの中に最初から入っていた薬液と化学反応が発生して大爆発!…となるところが、ウチのテーブルはグラスが美しい緑色に輝いた。3_0r4a7110 お隣のテーブルも爆発を免れ、グラスは赤く輝いた。
あのコンサートの時に頭上で振り回すサイリウムっていうヤツと同じだね。
何でもこのグラスの色は新婦のチョイスで、それぞれのテーブルのイメージを表しているのだそうだ。

3_0r4a7112 なるほど…それで美瑞穂さん、私の髪が生えるようにワカメ色にしてくれたんだな?
やさしいな~。

3_0r4a7111 今度は新郎新婦の番。
ハートの形をした我々のテーブルのグラスの親玉みたいなヤツに2人が液体を注ぐと…。
ピンクのハートになった!

3_20318さて、宴もたけなわ。
披露宴のハイライトでもある「爆音の部」の始まりだ!

100_2ハナっからTAGAWAが登場!
まずはヒロアキくんのライブでおなじみの「Seascape」でスタート。

110_2さっきはスピーチでマイクを握った寺沢功一。

120_2この日、早めにいらっしゃってバッチリと下準備をして臨んだ長谷川浩二。サスガである。130v曲はそのまま「キミを乗せて」。

150vとうとう美瑞穂さんを「ヒロアキ号」に乗せたね~!

155新郎、エラくノッてます!
てらちんもノリノリ!

160結婚披露宴だからといって何の遠慮もない爆音での演奏。
Marshallも背後からお祝いしております。

170_2続いてシットリと「やっと、ずっと」。
久しぶりだな、この曲。

190_2キーボーズは石黒彰。
石黒さんはヒロアキくんのライブでの重要なサポート・プレイヤーであるだけでなく、重要なレパートリーの「Ave Maria」のアレンジャーでもある。
そして、私の「マニアック音楽友達」。
今度どっちが「音楽変態」かを勝負することになっている。200vリズム隊はヒロアキくんには欠かせない重要な音楽仲間、イヤ仕事仲間。
ベースに仮谷克之。

210_2宮古島に一緒にいった高インボム。

220vひとり両手を上げている人がいますが…ココはヒロアキくんの染み入るような歌を堪能。

180_2そして、二井原さんが加わる。

240_2「ヒロアキくんとの出会いは忘れもしない…え~、いつのことやったかな?忘れとるやんけ!」…コチラがご本家。
先回も書いたように、「田川ヒロアキ」をインターネットで発掘し、世間に引っ張り出したのが二井原さん。
それが縁で美瑞穂さんとも出会った。
人生ってスゴイな~。
“Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get until you open it up.”ってヤツ。
こういうことは後から考えるからこそ「スゴい」と思えるんだけどね。
やってるときはみんな無我夢中でしてね。
「将来どうなるか…」なんて考え要るヒマなんかありゃしない。
そして、無我夢中に頑張った人だけがいい思いをするってことよ。
あ、コレは二井原さんのご挨拶とは関係ありませんからね。
二井原さんからはヒロアキくんとの「出会い物語」が披露された。

250_2二井原さんのソロ・アルバム『Ashes to Glory』への全面参加のストーリーだ。

Atg そして1曲。
二井原さんの『歌うたい祭り 寿』からその「寿」。

260_2キーボーズは半田すなおにスイッチ。

3_s41a0234 この曲でヒロアキくんが二井原さんと共演するのを見るのは初めてだ。

270v「♪鶴は千年、亀は万年、ナニ言うてまんねん」

280_2日本のロック界のお宝ヴォイスとヒロアキくんの美しいギターの音が絶妙に絡み合ったね。
やっぱりギター・アンプは真空管に限るね。
「高砂」にデジタルのアンプは似合わねぇ。
人間はアナログでできてるんだから。

290v素晴らしいミュージシャンの熱演に大きな拍手が沸き上がった。

300_2こうして披露宴も最終セクションに移っていった。
アレよ…恐怖の「涙コーナー」よ。

310ご両親への感謝の気持ちを認めた手紙を美瑞穂さんが読み上げる。
プロだからウマい!
結婚式に弱い人はもうここでナミダナミダね。

330v_2そして、お互いのご両親の元へ…。

335披露宴のクライマックス。
いいシーンだ。
でも私は泣かないよ。

340_2両家のご家族が揃ったところでヒロアキくんからご挨拶。

350_2「皆様、ホントにもう何度お礼を言っても言い足りないぐらいです。
私は、よく『見えてる疑惑』とか言われたりして、ヒョイと普通にギター・ケーブルを跨いだり、 ビデオカメラ持って走ったりとか、そんなこともあるので『ホントに見えてないのか?』と言われることもあるんです」
360_2「見えてないのかと言われながらも……今日は……見たかったな~!!で
ひとつ自慢できることがあって…私は一回も両親を恨んだことがないんですよね。 コレが最高の自慢だと思います。
そうでなかったら、多分ココの皆さんとも出会ってないでしょうね。
全然違う人生だったと思うんで…。
そうでなかったら美瑞穂とも出会ってないし、今日の皆さんとも出会っていないから…『ヤヤッ、この人生、最高だな!』と思って。
両親から最高のプレゼントをもらったな…と。
『見えてる疑惑』とみんなにネタにされたりするのもおもしろいし」

370vガサガサガサガサガサ。
涙を拭くハンカチを取り出す音が響く。
会場は全員Marshall!
「1959」、すなわち「号泣」ということね。
そんなこと聞いたら泣くにキマってるわナァ。
恥ずかしながら、ワタクシ、声を出して泣いてしまいました。
せっかくここまでこらえていたのに~!
アタマ痛え~!

380_2そして、披露宴に協力をしてくださった方々への「感謝の言葉」が綴られた。
意外にも今日のようにバンド演奏ができるホテルが少なくて、会場探しにはかなり苦労を強いられたのだそうだ。
まさかMarshallのせいじゃないよね?
最後にようやくコートヤードッ・マリオットにめぐりあったとか。
  
「今日CDを皆さんの引き出物の中にお入れしました…

3_cd2 …全部私が作らせてもらったんですが、1曲目に入っている『二人のMelody』という曲は、実は美瑞穂の誕生日に私がプレゼントした曲なんです。
 今日の曲は、『結婚式ミックス』ということで急遽仕上げました。
オーケストラの音を使って入れたんですけど、本当はピアノの弾き語りの曲なんですね。 夏が誕生日だし、2人の出会いも夏だったので、それを歌詞にしたという…まだ完成していないので、いつか完成したら今度は有料で販売したいと思います!」
コレで今日出席した人は全員買うな。
最後にマイクをハズして…
「今日はありがとうございました!超幸せです!!」

390v_2さてさて、今度はお客様の送り出し。
忙しい、忙しい…ライブの後の物販みたいだね。
あ~アタマ痛ェ。

400お帰りの皆さんにオリジナルの缶バッチをプレゼント。

410_2上に書いたように私はそれほど結婚式に出た経験はないんだけれど、とにかく最高に楽しくて感動的な披露宴だった…と思う。
とてもいいコンサートを見た時の「エ、もう終わっちゃうの?」みたいな。
おかげでメッチャたくさん写真撮っちゃったよ。
  
ヒロアキくん、美瑞穂さん、末永くお幸せに…。
そして、お2人の益々のご活躍をお祈り申し上げています。
さあ、次の会場へGo!

420_2<ウエディング・ライブ・パーティ編>につづく
 
(一部敬称略 2017年11月23日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて撮影)

2017年12月11日 (月)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <披露宴:前編>

    
Will you marry me?  
  
求婚の際、王様から家来までが口にする英語圏におけるプロポーズの決まり文句。
もちろん意味は「ボクと結婚してくださいませんか?」
「marry」というのはとってもカワイイ響きの単語だよね。
名詞の「marriage」の語源はラテン語の「maritare」。
女神アフロディーテの庇護の下に結合する…という意味なのだそうだ。
「Will you marry me?」は、最後の最後にケジメとして登場させる儀礼的な成句とする向きもあるらしいが、それだけに「彼ったら、ちっともプロポーズしてくれないの…」とその瞬間をクビを長くして待っているような彼女がこの決まり文句を告げられると「涙ドバ~」となる。
つまり、求婚相手から「Yes」という言葉が帰って来ることがキマっている時だけに使われる最後通牒というワケ。
で、「Will you~」は、「相手の意思を尋ねる表現」と学校で教わるけど、私の経験で外人と会話をしていて「Will you~?」なんて言われた記憶はほとんどないな。
でも、この決まり文句はいつでも「Will」なんだって。
  
コレが付き合い出して間もないけど、どうにも彼女のことが好きになってしまい、とりあえず「結婚したいニャ~」と自分の意思を伝えておこうという時に「Will you marry me?」ってやっちゃうと相手が「ハァァァァ?」ってなことになる。
こういう時は「Will」をシフトバックさせて過去形にして「Would you marry me?」と言うのだそうだ。
そうすると「もしかしたらでいいから結婚してくれない?」みたいなイメージになる。
どっちも言ったことがないから、アタシャよくはわからないけどね。
でも、The Beach Boysの『Pet Sounds』の1曲目、必殺の名曲「Wouln't It Be Nice」にコレが出て来る。
この「It」は「彼女と結婚すること」。
「もしキミと結婚出来たらどんなにNiceなことか!」という将来の彼女との愛の夢を一方的に歌っているとてもカワイイ曲なのだ。
  
さて、今日の主役のふたり、田川ヒロアキとマネージャーの美瑞穂さん…。
アタシャね、以前からどうも2人の仲が怪しいんじゃなかとニラんでたんだよ。
そしたらホ~ラ!
結婚したっていうじゃないか。図星だったでしょ!
…って、誰しもがいつ2人が結婚するのかヤキムキしてたっつーの!
ヒロアキくんが「Will you marry me?」と美瑞穂さんに言ったかどうかは知らないけど、めでたくゴールイン!
  
ご結婚おめでとうございます!
  
Marshall Blogもそれこそ好き勝手に色んなネタをやらせてもらってきたけど、結婚式のレポートって初めてなんじゃないかな?
タマ~にブライダルの撮影のお仕事を頂戴するけど、それらはMarshalとl関係がないからね。
あの、ブライダルの撮影ってイヤなんだよね~。
失敗したら取り返しがつかないのでものスゴく緊張するのよ。
今回は披露宴にお招き頂きつつの撮影だからまだ気がラク。
その分、私も心からお祝いをさせて頂いた!
「今、Marshallを最も美しく鳴らすギタリスト」のひとりとして、日ごろからMarshall Blogに多大なるご協力を頂戴しているヒロアキくんへのお礼の意味も込めて今週のMarshall Blogはヒロアキへの結婚ご祝儀週間にすることとした。
  
話はやっぱりMarshallから。
2人が披露宴の会場に選んだのはココ、「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」。
新橋寄りの昭和通り沿いにあるポッシュなホテル。
70ココで登場するのがMarshallのJCM2000 TSL100というモデル。

40_21998年の発売で、5月に『Marshall Night in TOKYO』と称したこのモデルの発表会を銀座のライブハウスで開催した。
約20年前…なつかしいな~。
その時に来日したジム・マーシャルが宿泊したのがこのホテルなのだ。
当時は単に「銀座東武ホテル」という名前だったように記憶している。

50コレがその時の様子。
左端の外人がジム・マーシャル。
こうして見ると、ガヴァナーもずいぶん若かったな。
この時、初めてジムにお会いしたのだが、まさかそれから14年経ってMarshall社に勤めるようになるとは当時夢にも思わなんだ。

60そんな思い出があるこのホテル。
この日、ヒロアキくんと美瑞穂さんのご結婚披露宴という強力な思い出が新たに刻まれることになった。
受付ロビーの様子。
開かれたのは11月の23日だというのに早くももうクリスマスツリーが…。

80とにかくみんな祝福の気持ちが抑えられないようで、ずっとヒロアキくんを応援してくれている貴子さんのイラストや沖縄の華ちゃん作のグッズをはじめとした、ファンや友達から寄せられた様々なお祝いアイテムが受付に飾られた。

90その隣にはヒロアキくんのこれまでの作品がズラリと展示された。
ずいぶん色々やって来たね~。

100開宴前、まだ誰もいない会場にチラリと忍び込ませてもらったよ。

110ああ、私がこの席に座らせて頂いたのはいつのことやら…31年も前のことだ~!

120何やら見慣れない装置も…。

130ケーキでかし!
いつか自分たちの結婚披露宴の写真をカナダから来た若い女の子に見せたところ、ケーキの写真を見て「one, two, three, four, five…」と段を数え出した。
すると、私たち夫婦をチョットからかうように「お子さん、3人足りませんね?!」と言った。
コッチは意味がわからずポカンとしていると、「ケーキの段数は、結婚してから設ける予定の子供の数を表しているんですよ!」と教えてくれた。

140v会場内にセットされた特設ステージ。

150Marshallのハーフスタックがセットされた結婚披露宴会場なんてメッタにないでしょう。
ヒロアキくん愛用のJVM210Hと1960A。
ま、言ってみりゃMarshallはいつもと同じ。

155vいつもと違うのはこの2人…

170今日はこんな感じ!

180着替えを済ませ、2人は開演前に記念撮影を済ませた。
ウェディング・ドレスを着飾った美しい花嫁さん。
今日の主役は完全に美瑞穂さんだよ~。

185v受付が開始され、続々とお客さんが集まり始めた。

190浩二さん。
後ろは音楽室DXの賀山さん。

200SUPER BLOODの亮さん。210石黒さん。

220てらちん。

240お~、NAOさん!
久しぶり~。
20周年を迎える広島は呉のライブハウス、「ケラウスランブラ」の親分。

245和佐田さんも到着。

250控室もにぎやかになってきた!
いつもMarshall Blogにご登場頂く方がズラリ。
二井原さんももうお見えになってる。

270「滅多にしない格好」ということで記念撮影。

280いよいよ開宴の時間となった。

290披露宴会場へ移動~。

3002人も会場へと向かうよ。

310v会場の中は賑やかなイルミネーションが雰囲気を盛り上げている。
ヤベッ!ココで私はトイレに行きたくなっちゃってサ…。

320アラま!
「♪ロビーでバッタリ~」
ちょうど新郎新婦がスタンバっいるところだった。

330vこの姿は今ココでしか撮れないのでトイレを我慢してシャッターを切る。

340そしていよいよ…

350新郎新婦のご入場~!
BGMは二井原さんの「Here We Go」。
美瑞穂さんはもうこの時点で胸がイッパイになってしまい涙が出そう~!
それを見たヒロアキくん(実は見えている)ももらい泣き。
また、それを見たホテルのスタッフももらい泣き。
何のこたぁない、ハナっからどころか、ドアが開く前からみんなで泣いてやがる。
しっかりしろ!

360それもそのハズ、この2人を結びつけた当人こそが二井原さんだったのだから!
 
ちなみに私は自分の結婚式の時、まったく泣きませんでした。
それより、うれしくてうれしくて…。

370盛大な祝福の歓声に包まれながら着座。

380新郎新婦からごあいさつ。
「オ~イエ~、オオオイエ~」…と来るかと期待したけどサスガにやらなかった。

390v純白のドレスに白い花のブーケ…花嫁さんってのは本当に美しいですな。
いつもステージの上でギター・ケーブルをクルクル巻いてヒロアキくんの機材を片付けている敏腕マネージャーさんにはとても見えません。

400vハイ、カンパ~イ!
ここで長淵剛の「乾杯」が流れ…ない!

410「やっと、ずっと」だね~。

420ココからご来賓の方々の祝辞やビデオによるお祝いメッセージのコーナーに突入。

425村岡山口県知事もビデオ・メッセージを送ってくれた。

430_1知事とヒロアキくんは一昨年に山口市で開催されたボーイ・スカウトの世界大会で共演していることはマーブロ読者ならご存知の通り。

440私の人生で一番暑かった日。
後で知ったことだが、実際に当日の彼の地は日本で一番高温だったと聞いた。
演奏のことは忘れても、あの暑さは一生忘れんわ。

450ヤッチンからもメッセージが届いた!
心温まる~。
ヒロアキくんは年明け早々の恒例のヤッチンのバースデイ・ライブに出演することになっているからね。
楽しみだ!

460メッセージは海外からも届けられた。
美瑞穂さんがアメリカに留学していた時のホスト・ファミリーから。
スゴイね!大変だよ、コレだけ仕込むの!

470さらに!
「ああ、田川くん!ワシや!今日は行かれんでスマン!」
会場から大爆笑が沸き起こったファンキーさんのメッセージ!
ファンキーさんもヒロアキくんのキャリアに欠かせない重要人物だが、例によって海外に出ていらして残念ながら披露宴には出席できなかった。
ファンキーさん得意の360度画像でイヤがオウにも盛り上がってしまう!

480おふたりさんも大爆笑!
しかし、笑いの絶えない披露宴だ。

485

ご挨拶の実物編では、ミュージシャン仲間代表でてらちん…

490沖縄チーム代表でLinoちゃんがご挨拶。

495vそして地元下関の朋輩、濱崎さん。
濱崎さん、メチャクチャご挨拶が上手でビックリしちゃったよ。
笑いと感動を絡めた内容といい、早口の割には発音がやたらとクリアなしゃべり方といい、「良いスピーチ」の完璧な例以外のナニモノでもない。

500コレもボーイスカウトの時のひと幕。
濱崎さんは「馬関奇兵隊」というよさこいチームを率いていて、このイベントのクライマックスで登場した。
地元の郷土史に造詣が深く、先日、下関で開催されているある行事の興味深い写真を見せて頂いた。
さらに数週間前、五代目古今亭志ん生が昭和31年に芸術祭文部大臣賞を受賞したことで知られる「お直し」を久しぶりに聴いていたら、そのマクラで濱崎さんが見せてくれたその下関の写真に関することに触れていた。
こういうのが重なると俄然現地に行きたくなって来ちゃうんだよね~。
いつか行ってみたい下関なのだ。

510あ…そういえば、シリモンコン・ルーパスパットさんは披露宴に来てなかったな~。
ヒロアキくんの隣のお方。
こんなに仲がヨカッタのに。

520新郎新婦、ご結婚後初めての共同作業でございます…

530ケーキ入刀!

540歓談タイムを挟みながら宴は進行する。
そして、2人はココでお色直し。
私もやったよ、31年前!

550v写真タ~イム!
小野原さんも、KENちゃんも、亮さんも、塩湯さんも、府川さんもニッコニコ!
こんなにみんなが楽しそうに新郎新婦の写真を撮る披露宴なんてないんじゃない?
今回の撮影で最も気に入っている写真のひとつなの。

555ヒロアキくんも実にうれしそうだ。
しかし、美しいドレス姿ですな。
美瑞穂さんは上背があるので、こうした洋装がよく似合う。
ちなみにさっきのケーキの段数もそうだけど、この結婚式の装束にもチャンと意味がある。
やっぱり一番目を惹くのは花嫁さんの長いヴェールとドレスの裾だよね。
もちろん、ドレスの裾が長いのは、床の掃除を省くためのアイデアなんだけど…ウソですよ~。
Marshall Blogは冗談は書くけど、ウソは書かないようにしてますからね~。
このヴェールもドレスもビローンと伸びている部分を「トレーン(train)」というんだけど、決してJohn Coltraneのアダ名ではなくて、電車のように「長~く伸びているサマ」を表わす言葉。
古来、コレは家柄を示しているのだそうだ。
つまり、格式が高い家ほど、長くなる。
だから美瑞穂さんはこの長めのトレーンのドレスがよく似合うのだ。
ダイアナ妃だってスゴかったでしょ?ナニせ「Princess of Wales」だから。
ウチは娘がいなくて助かってるけど、我が家は「無トレーン」よ。
また手袋は、キリスト教では肌の露出をしないのが正装とされているため、必ず花嫁は手袋を着用する。コレも長い方が家の格式が高いことを示す。
さらに手袋をつけて「無垢で清い存在」を守るという意味もあるんだって。
そして、結婚指輪をハメる時は手袋をハズすでしょ?
アレは手袋をハズして「私は今からアナタのモノになります」ということなんだと。
また、ヒロアキくんはやらなかったけど、新郎はよく手袋を手に持ってるでしょ?
アレは新婦を守る「剣」の象徴なのだそうだ。
もうひとつ…今、ヒロアキくんが美瑞穂さんの右側に立っているけど、このポジションにも理由があって逆はマズイ。
この状態は新郎が右手に剣、左手に盾を持って、その盾でお嫁さんを守る…という意味が込められているそうだ。
ハイ、ギッチョの人は文句言わない!

560盛大な拍手で送り出される2人。
お色直しの後、披露宴は爆音と感動の後半に突入する。

570v<披露宴:後編>につづく
  
(一部敬称略 2017年11月23日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて撮影 ※一部を除く)

2017年12月 7日 (木)

MR.PG PLAYS 1959

  
またもやって来ましたブードカン。

10今日はMR.BIGの東京公演。

207月にリリースした『Defying Gravity』を引っ提げての来日公演だ。
いつぞやはブタちゃんが飛んでいたけど、今回はゾウさん。
「defy」とは「無視する」とか、「ものともしない」とかいう意味。
するとタイトルは「重力関係なし!」みたいな意味だからゾウが逆さになってる?

30リハーサル後の楽器雑誌向け取材タイム。
ナンカ久しぶりにこの光景を見た気がするな。

70伝統と例によって皆さん、サオものの撮影にご執心。
ま、アンプはおもしろくないからね。
四角くて黒いだけだから。
でも、音を出しているのはアンプだからね。

T_0r4a3537 ということでウチはもっぱらコレ。
アンプ屋ですので。
今回のポールのチョイスは1959のフル・スタック。
つまり、1959SLP、1960Aそれに1960Bのセット。
ナ~ンの手も施していない市中に出回っているのと同じモノ。
何で知っているかというとウチから持って行ってるMarshallだから。

40vアンプの取材はおもしろくないかもしれないけど、よく見てみると色んな発見があるんよ。
例えば、今回ポールは「INPUT IIのHi」を使っていること。
それにボリュームは「2弱」…「less than 2!」とポールは笑ってた。
MIDDLEを「1以下」にしてPRESENCEは「7近く」まで上げている。BASSは「4」。
こんなんだと音がペランペランになりそうなイメージだけど、ゼンゼンそうはならない。
キャビネットは上下鳴らしている。
ギターばっかりマネして、こういうところに目を向けないのはナンセンスだよね。

50足元のようす。

60武道館でMR.BIGを拝見するのは何回目かな?
今回も大入り満員!
開演前には愛息のマーロンくんをお連れになったポールの奥様と再会。
2013年のポールのソロ・バンドの東京公演以来。
マーロンくんは生まれた時の姿を写真で拝見しただけだったので、その成長ぶりにビックリ!

35大歓声に包まれてショウはスタート!

90ニュー・アルバムを引っ提げての来日とだけあって、セットリストはアルバムの収録曲が中心となった。

100相変わらずのショウマンシップに長けたエンターテインメント性の高いステージ。
いかにもアメリカのバンドって感じだよね。

100v曲を引きたてるツボを押さえたソロが素晴らしいね。
決してギター・ソロを聴かせる曲ではなくて、曲を聴かせるためのギター・ソロ。
でも、ジックリ聴いちゃうソロ!

120vステージの後には大型のスクリーンが備え付けてあって、色々なイメージ画像やポールが描いたイラストが映し出される。
さすが、ポール!
ギター・アンプのイラストがMarshallになってる!
「Marshall」とは書いていないけど、どう見てもMarshall。
コレで判別できちゃうMarshallもスゴイ。
そう、オリジナルだからね。
そして、エリックがポールに向かって手を差し出しているのは…

130ドリル~!

140v当然下手側ではビリーもやってる。
やっぱりコレがなくちゃね!

150ポールとは彼がMarshallに戻って来てくれてからのお付き合いなので、カレコレもう結構長くなった。
その間、ずいぶん色んなモデルを使ってもらった。
最初はVintage Modernのコンボ、2266Cだったかな?
JMDのコンボを使ってもらったこともあったし、JVM410HやDSL40Cの時もあった。

160大分前、ポールは私に「シングルコイル・ピックアップの音の特性を強調したいんだ」みたいなことを言っていたことがあった。
今まではそれを考えてのアンプのチョイスということもあったハズなのだが、ナニを使おうといつもそれぞれのモデルの良いところを引き出してくれた。

170そして今回のギターのピックアップはハムバッキング。
1959SLPはそれゆえのチョイスだったのかもしれない。
でもね、今までで一番好きな音だったな、私は。
もう音の輪郭がハッキリしていて、何せヌケる。
それよりもナニよりも、出て来るのが限りなく美しいMarshallの音なのだ!
やっぱりギターアンプは真空管に限る。

190v知り合いも何人か観に来ていて後で話を聞いてみると、皆クチを揃えてポールのギターの音の良さをホメ称えていた。
ま、Marshallですから?!
それとショウの楽しさだよね。
アニメで語られた「パット・トーピー物語」にはやはり涙を流した人たちが多かったようだ。
そのパットがアンコールで「We're an American Band」を元気よく歌ったのにはビックリ!
メッチャ歌うまし。
外人ってのはホントに歌のうまい人が多い。
ポールもそうだけど。
そんな連中が集まってるんだもん、コーラスがキレイにキマってるわい。
「Vocals」と歌のパートが常に複数で表現されることからもわかるように、海外では複数の人間が同時に歌を歌う行為は、古来からごく当たり前のことなんだろう。
そして、海外のロックと日本のロックを決定的に異にしている要素のひとつは「コーラスの多寡」なんだよね。
ホント、素晴らしいショウでした。

180タマにはこんな一枚も。
しかし、背が高い!
マーロンくんもデカくなるんだろうな~。

200vMR.BIGの詳しい情報はコチラ⇒WOWOW ENTERTAINMENT公式サイト

T_0r4a3648(敬称略 2017年9月26日 日本武道館にて撮影)

2017年12月 5日 (火)

KRUBERABLINKA ~ 秋の大演奏会

 

「イヒヒ…」
今日はいきなりCazさんの笑い声から。
ステージに立つのがとてもうれしそう!

10v11月のはじめにヘヴィメタルの重鎮が大阪の野音に集結した『Burn Up The Castle』なる強力なイベントでひと暴れしたKRUBERABLINKA。
早々に和重さんから当該のイベントへの取材のお誘いを頂戴し、私もお邪魔したかったのだが、なかなか大阪までは行かれないのよ~。
東京でもやってくれればいいのに…と思うところだが、東京にお城はないからナァ。
もし、ドクが私のそばにいてプルトニウムが手に入ったら江戸時代にタイム・スリップしてまず吉原を見に行く。
それから江戸城。江戸城見てみたかったナァ。
それでもうサッサと現在に帰って来る。
何やらステキだったと書かれることが多い江戸時代だが、モノの本を読むと、現代に比べて不便は仕方ないにしても、不衛生で危険で残酷で、とても今の人たちが暮らせるシロモノではなかったらしいから…。
ということで、東京のKRUBERABLINKAを楽しもう!
9月末に開催した4か月ぶりの東京公演だ。
今回も新曲を携えてのステージ。
とても楽しみにしていた!

20赤尾和重

30v鈴木広美

35v広美さんはJVM210Hと1936。

40足元のようす。

50鎌田学

60鎌田さんはEDEN。
Terra Nova TN501とD410XLT。

70おかげさまでこのTN-501、いつでもどこでも大好評なのです。

80泉谷賢

90NATALのアッシュ。
フィニッシュはホワイト・スワール。

100和重さんの「イヒヒ」に続いての1曲はいきなり「宇宙は滾れ」。

110セカンド・アルバム『KAIZU』のリード・チューンをいきなり出してくるなんて。
気合いが入ってるようすがうかがえる。
「大富豪」で言ったら一巡目の一1目が「2」か「A」の3枚組を出すようなモノだぞ。
ま、いつものことだけどね。

120続けて最近作『Conicarify』から「場所」。
270v広美さんのソロもジョーカー級の切れ味。
やっぱりこういうロックは真空管アンプのギター・サウンドに限りますナァ。
お望みとあらば、レコーディングではデジタル系の製品をいくら使っても一向に構わないが、やっぱりお客様からお金を頂戴して音を聴かせる生のステージでは真空管のアンプでギターを弾いてもらいたいよね。
だって、「ロック」ってそういう音楽なんだもん。
いくらテクノロジーが進歩しても「自然の法則」をネジ曲げることはできないんよ。

130v「リハの時、ハシゴ車が3台ぐらい走って行ったんです。カッコよかった~」
え、和重さんって「はたらくくるま」マニア?
そう、すぐ近くに四谷消防署があるのです。
アソコ、消防博物館みたいのが入ってるんだよね。いつか見てみようと思ってる。
そして、前回の「メロン」に続くKRUBERABLINKAのこの日だけのスペシャル・カクテルが紹介された。
140今回は「キウイ」。
KRUBERABLINKAのキウイは「変なヤツ」…すなわち鳥のキウイね。
鳥のカクテルだとオロナミンCに生卵を入れて「オロナミン・セーキ」ということになってしまって誰も手を出さないだろう。
だから、ココは当然果物のキウイを使ったカクテルね。
あの「オロナミン・セーキ」…本当に試した人っているのだろうか?
私の周囲でそういう人にめぐりあったことはついぞない。

150「『キウイ』のお味はどうですか~」
テーブルのフチに置いてある黄色いのがソレ。
サッパリしていてとてもおいしかったそうだ。

155v「久しぶりに演ります」と紹介したのは「ZULU SUIT」。
コレも『KAIZU』からのチョイス。

160_zl鎌田さんのソロ。
今日はノッケからフレットレスだよ、
「ニュイーン、ニュイーン」という独特のサウンドがタマらんね。
その音を送り出しているのがEDENちゃん。
このTN-501ってのは成りは小さいクセに本当にスゴイ。
音に深みがあるんだよね。

170和重さんもカシシをフルっての熱唱!

180v続けては『CYPRESS』。
ココまで『KAIZU』と『Conicarify』の収録曲だけで固めてある。

190_cpKRUBERABLINKAの独特な曲調にベストマッチする独特のギター・ソロ。
うまくできてますな。

1_img_0209ココで5月に披露した新曲「CELL DIVISION」を再演した。
この時でまだ4回ぐらいしか演奏したことがなかったとか。

210v_cd変拍子をごく自然に取り入れた複雑な曲調。
転調もゴチャゴチャとからまって実にゴキゲン!
NATALの音がまた気持ちいいこと!

220こういう曲は好きだナァ。
「作るのも演奏するのも苦労のカタマリ」みたいな曲は大歓迎だ。
そも代わり、聴く時は真剣に聴きまっせ!
この曲、次のCDに入れてくれるんでしょうね~?

230MCを挟んで次に持って来た曲も久しぶりだとか…「サイコロ」。
そうかナァ…曲ひとつひとつの存在感が大きくて印象が強いせいか、ナニを演っても久しぶりに聞こえないのよ!

240v_skココで休憩。
第2部に移る前にみんなで「キウイ」を補給。

3_img_0005 そして、第2部。
ここのところ第2部の初めは広美さんのギターをバックにアンプラグドで和重さんと「KIWI」を演るパターンが続いていたいたが、今回はバンド・バージョンで…。

250チョットこの写真ではわかりにくいけど、和重さんが「KIWI」にちなんでお腹のあたりがグリーンの衣装をまとっているの。

260_agこんな感じ。
照明も緑になっちゃってるけど。
ちょっとゴシック調なところがKRUBERABLINKAのレパートリーにマッチしてるね。290v「お待たせしました~!新曲コーナー!
グチャグチャ言わんと聴いてもらいまひょか。気に入って頂けたら我々も続けていけますんで…」
KRUBERABLINKAの新曲はいつも楽しみだ。
このバンドでしか聴くことができない音楽が飛び出してくるからだ。
人のことかと思って簡単に言わせてもらうけど、やっぱりジャンジャン作っていかないと!
そしてそれを続けていかないと!
ファンはいつでも好きなミュージシャンの新しいモノを待っているんだから。

300_mtしかし、やってしまいましたね~、和重さん。
「ナンやねん?」ってタイトルやねん。
あれほどセメント関連は危険だ…と言っておいたにもかかわらず、今回の新曲のタイトルは「モルタル」。
ということで、ここで「モルタル」で大脱線!…しようと思ったけど最小限に止めておくことにしましょう。しかも、以前にもどこかで書いたことだ。
ハイ、「モルタル」とはナンでしょう?
そう、セメントと砂と水を混ぜたモノですな。
そこにジャリを入れるとどうなりますか?
答えは「コンクリート」。
モルタルと砂利が混ざるとコンクリートという材料に呼び名が変わる。
そうした時、砂のことを「細骨材」、砂利のことを「粗骨材」と呼ぶのね。
日本工業規格(JIS)では粗骨材には最大寸法というのが定められていて、土木は40mm、建築は20mmなの。
要するにそれ以上大きな砂利をコンクリートに入れてしまうとJIS製品として生コンクリートを出荷しちゃいけない。
そして、「モルタル」はそれらの粗骨材をつなげる役目をしている…というのがコンクリートの仕組み。
砂利にも色々な仕訳があって、「栗石」とか「籠石」とかデッカイ石も用意されている。一般的に大きければ大きいほど値段も高い。
もうね、石だの砂だのも話し出すとキリがないのでココで止めておこう。
「表面乾燥飽和状態」とか「アルカリ骨材反応」とかなつかしいな。
私も結構勉強したぜ。
モルタルは他にも積みレンガや空洞ブロックのつなぎ、外壁材として使われますな。
ちなみに水とセメントだけの「十割そば」みたいなヤツはセメント・ペーストと呼びます。
以上、大きなマイクでお騒がせしました!

310v_piKURUBARABLINKAらしいファスト・チューン。
しっかりギター・ソロもフィーチュアされて期待通りいい感じに仕上がった!

320「ありがとう!OK!ではもう1曲。コレも新曲です!」
おお~!
大サービス!
370…と、いきなり和重さんから歌い出したのは「PARADISE INFERNO」という曲。

340_ycこれまたゴキゲンのスピード・ナンバー!

360この和重さんの自信ありげの姿を見よ!
演奏し慣れない曲を初めて聴く人たちの前で演奏するってのはやっぱりドキドキもんなんだろうけど、それだけにドカっとウケた時の快感はスゴイものなんでしょうね。

350_sd「ありがとう!楽しい曲やね。楽しいけど大変やわ!」
もちろん2曲とも大ウケ。
「コレだけでも来た甲斐があったわ~!」

330v「チョット大人になってもらおうか…お酒飲みながら聴いてね」
新曲を無事演奏し終わってジックリ演ったのは『Blanko』から「夜光虫」。

2_img_0444 次もライブではあまり取り上げて来なかったという「スゴイダンス」。
このセクションは『Blanko』特集だ。
バラードの次に演ると余計にヤカマしいというけど、コレもKRUBERABLINKAらしい曲だ。

380_drmそして、いよいよ最終セクション。
大人のマイナー・シャッフル「だれも」。
なつかしのファースト・アルバムから。
2011年の11月のリリースか…もう丸6年経ったのですね。
まだ私は40歳台だったのか…。
Tempus fugit!

2_img_0405各メンバーのソロもタップリとフィーチュアされた一大巨編!

390鎌田さんのフレットレス・ベース・サウンドが宙を舞い…

400vボンちゃんの汗が飛び散る!

410vもう1曲。
ファースト・アルバムから「業火」を演奏して本編を終了した。
もんのスゴくキメ細かい気遣いのセットリスト!
和重さんがいかに自分たちの曲を愛でているのが伝わって来る。

1_img_0182 アンコールではおなじみの広美さんのア・カペラのギター・ソロでスタート。

420_tbrそのまま「帳」になだれ込み…

430最後は期待通りのキラー・チューン「Don't be so mad」ですべてのプログラムを終了した。

440

450v

460vそうか…KRUBERABLINKAは2016年はアルバムを出さなかったのか…。
『Conicarify』がつい最近だったような気がしてたもんだから、和重さんにそういわれて初めて気がついた。
和重さん、「来年はスゴイの作りますよ!」とおっしゃっていますぞ!
「CELL DIVISION」入れてくれるかな?
新作が楽しみだ~!

470vKRUBERABLINKAの詳しい情報はコチラ⇒KRUBERABLINKA Facebook

480

<NATAL>について
時は1965年、場所はロンドン。
伝説のパーカッショニスト、アラン・シャープは理想の楽器を編み出すことに没頭していた。 
そして、ついにそれを手に入れた。 
やがてその楽器は多くの人の知れるところとなり、
レッド・ツェッペリン
ディープ・パープル
ザ・ローリング・ストーンズ
ブラック・サバス
UB40
ボブ・マーレー
…らに重用された。
アランは「*ロー・プロファイル・フープ」の開発者。
彼はいつもナニかを作り出そうとしていた。
そして今、我々がそれを引き継いだ。
アラン・シャープのレガシーは生きている。

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。

(一部敬称略 2017年9月30日 四谷Sokehs Rockにて撮影)

2017年12月 1日 (金)

サイケポップメンヘラビーム Vol.6~メランコリック写楽登場!

  
「やっぱり人と同じことをやっていてはダメだな」…ということを実感した出来事が最近ありましてね。
あ…サラリーマンの方は人と違うことをやっちゃダメですよ。
人と同じことをロングランで完璧にやり遂げるのがサラリーマンの最大の任務だから。
エライ人からは「常識をブチ破れ」とか「変化を恐れるな」とかご指導して頂けますが、常識を取り払って、今までやってきた当たり前のことに変化を加えた瞬間………終わりです。
改革をもたらして大幅に社業を発展なんかさせてしまったら先輩の立つ瀬がないでしょう?
もしそういうが浮かんだら先輩なり上司なりに譲らなきゃ。
下っ端のウチは先輩より目立ってしまうのはご法度で、先輩が敷いてくれたレールから電車が脱線しないようにジ~っと監視しているのが一番。
これが組織サラリーマン人生最良の処世術。
溜まったストレスは休みの日にスタジオにでも行って大爆音でマーシャルを爆音で鳴らしてくださいな。
気が済むまでドラムを打擲するのもよし。
それにしても仕事ってのは何でも大変ですよ。
決して楽してお金をもらうことはできません。
  
その中でも最も大変な職業のひとつは芸術家ですな。
「人と違ったこと」をしてナンボの仕事だから。
違ってりゃいいってもんでもないしね。
「オレが、オレが」と人より目立つための「生みの苦しみ」たるや、組織の中で滅私奉公する苦労より何倍も大きいことだろう。
とても「好き」というだけでは務まらない商売だ。
  
さて、我々が育った時代は、「ロック」という新しい文化がまだまだ成長していく途中で、まさにその多様性たるや百花繚乱。
玉石混交、「何でもあり」のクリエイティブな様相を示していた。
それが80年代に入って「売らんかな」のロックが台頭し出した途端に、世の中のロックが全部同じになっちゃった。
時代は下り、その商業的な流れの中で育まれたいわゆる「J-POP」という「ロックもどき」のジャンルに至っては、それを「音楽」として聴いた時、ロックがクリエイティブだったことを知る世代にとっては、どれも同じに聞こえて「苦痛」以外の何物でもないだろう。
「J-POP」の「P」と「P」の間にもうひとつ「O」を入れた方がいいのでは?なんてことを思っていすベテランのリスナーも多いハズだ。(意味は自分で調べてね!)
毎回こんなこと書いてますが…でも、今日はちょっとストーリーがいつもと違う。
 
というのは…最近は若い人たちの音楽の様相が少し変わってきたように見えるのだ。
つまり、色んなのモノが出て来ておもしろくなっているんですよ…と私は感じているのね。
口の悪い連中は私が「慣れただけ」とか、「マヒしてきた」とか、「観念したんでしょう?」とか、「本気で言ってない」とか指摘するけど…それもマァないワケではない。
でもチョット乱暴な言い方をすれば、「ロックがまた少しアクティブになって来た」というイメージがあるのよ。
期待していたところにロックが戻ってきたワケでは決してないのだが、要するに凡百のバンドが出尽くして、その反動で「個性」が追求されるようになって来ているように見える。
マァ、私も上げたり下げたり忙しいこったが、それだけシリアスに、そしてスクエアの若い人の音楽に接しているという風にとらえて頂きたい。
     
今日登場するバンドはそんな強烈な「個性」を持ったチーム。
以前「NATALプレイヤー」というくくりでドラマーを紹介した。
その時はまだCDを聴いただけで、ナマの演奏を耳にしたことがなく、「その機会が楽しみだ」と書いた。
9月末にようやくその機会が訪れ、期待を胸にライブハウスに向かった。
メランコリック写楽の登場だ。
30この日は4枚目のシングル『月夜の超特急』のレコ発ライブ。
シングルといってもメラシャラの「個性」が6曲詰まってる。
ジャケットは1枚目から一貫して米沢チャイナさんが手掛けている。
かぐや姫がベッドに入ってサンショウウオの絵を描いているところか。

20cdメンバーはボーカルス&ギターのももす。

40v甘酒

50v家が甘酒横丁なのかどうかは知らないが…

90_3 アンプはMarshallということは知ってる。

60vベースはノモトクン。

70vドラムはヨコピーTHEブルーヴマスター。

80vヨコピーは「THE NATALマスター」でもある。
この日使ったのはブビンガのキット。

90オープニングはさっそく『月夜の超特急』から「夏の陰口」。

100ギターを力強くストラミングしながら歌い出すももすチャン。
そうそう、この声!
CDで聴いた声…メラシャラの声だ!

110vしかしですね~、ロックに関しては子供の頃から根っから硬派だった自分が、こういう音楽をおもしろいと感じるようになるとは思わなんだな~。
時代のロックを一切聴かないできた私にとっては、このサウンドが「新しい」のかどうかはサッパリわからない。
「イエイエ、シゲさん、コレは〇〇と同じですよ」なんて見方があるのかも知れない。
例えそうであったとしても、私はコレで楽しめちゃうんだから素直に「おもしろい」って書いちゃう。
聴いて素直に楽しめればそれでいい。
オリヴィエ・メシアンやアントン・ヴェーベルンの研究をしているワケではないんだから。
だから「楽曲」なんて言葉を使うのはヤメた方がいい。
だれが持ち込んだ言葉か知らないが、ロックは「曲」という言葉で十分だ。

N_img_0135 2曲目も同じく『月夜』から「マルコ・ポーロ」。
ナンダ、コレ?
「♪マルコ・ポーロの腹いせに 君は這いつくばって血だらけさ…」
こういう言葉を連ねることができる人を尊敬するね。
メラシャラのレパートリーは、詞も曲もももすチャンの作だ。
曲の方も細かいところまで作り込んであって実によろしいな。
 
以前にも触れたことがあるが、瀧口修造という美術評論家、詩人がいたが、この人は朝起きて最初に思い浮かんだ言葉やランダムに開いた辞書のページの右上の言葉をつないで詩を作ったりした。
これがスゴイ。
同じことをやっても、凡人では詩作になるものではない。

115前作の『地球でねむらせて』。
私はコレのリード・チューン「成仏できない」でやられたのだが、3曲目がソレ。

10cdノモトクンの「成仏できない!」のアオリで会場の盛り上がりに拍車がかかる!

130ももすチャンの作る摩訶不思議な曲のイメージを独特な方向に広げているバンドさんもいいんだよ。

120そのバンド・サウンドのカギを握っているのがグルーヴマスター。
若い割には腎臓の働きが人一倍活発だ。

140ご学友ということで、ヨコピーは元TORNADO-GRENADEのギターの真壁六郎太に紹介してもらった。
それは大分前のことなんだけど、ナマの演奏を聴くのはこの時が初めてだった。

2img_4698 メラシャラの皆さんはとてもいい子でね。
何せウチの下の子より若いんだけど、出番前の楽屋でももすチャンを筆頭にキチッと初対面の挨拶をしてくれた。
でも、いつも快活なヨコピーがどうも元気がない。ヤケにおとなしい。
身体の具合でも悪いのかと思い、心配してどうしたのかと尋ねると、本番前はいつもそうだという。
さらに訊けば、「テンションを下げている」というのだ。
ステージの前に「テンションを上げる」ミュージシャンはそう珍しくないが、「テンションを下げる」人とは初めてお目にかかった。

150v演奏が始まってすぐに納得。
コリャ、少しテンション下げた方がいいわ…というぐらいの暴れん坊ドラミング!
「ホメ過ぎ」のそしりは免れないが「平成のキース・ムーン」って感じ?
あんまりスゴイので見てて笑っちゃったよ。

160vそれでいて他のメンバーはお構いなしにシレっと演奏している。
そうだな、The Whoで言えばキース・ムーンの他のメンバーが全員ジョン・エントウィッスルみたいな…それがメラシャラ。

175『月夜』に戻って「四家同風」。
「スーチャトンフォ」か…。
四家同風とは、麻雀のルールのひとつで、第1巡目で全てのプレイヤーが同じ風牌(フォンハイ:「東」、「西」、「南」、「北」の牌のことね)を捨てると流局となること。
と言っても私は麻雀ゼンゼン知らないけどね。
だからナゼ流局になるのかがわからない。
ももちゃん麻雀やってんのかな?

170続けて少し前の作品で「ヨーロッパ返して」。
コレもいいんだ。
しかし、PAシステムの進化ってのは恐るべきものがあるよね。
ライブ会場のテクノロジーが進歩してナニが起こったか…。
激しいロックにおけるシンガーの声がガラリと変わっちゃった。
つまり、昔はボーカルズの声が太くて大きくないと、歌なんか聞こえなかった。
でも今は独特の抑揚で耳元で囁くようなももすチャンの歌もシッカリと客席に届けられるようになった。
つまり、PAシステムの進化がなければライブハウスのステージで聴くことのできなかったかも知れない声なのだ。
テクノロジーの進化が音楽を変えたわかりやすい一例だと思う。
180v新作から「山椒魚」。
コレもスゴイなぁ。
「♪井伏んちは荻窪」って、「井伏」って誰よ?しかもココだがワルツになってるところがカッコいい。
ジャケットの「サンショウウオ」はこの曲に引っ掛けてあったのね?

215そして、新作のリード・チューン「ムーンレフト伝説」。
コレは耳に残るんだよ。
ももチャンが歌うとどれもそうなんだけど、「♪渋っているのよ 月に帰るのを 止めて、止めて」というかぐや姫のセリフのパートね…知らない間に歌っちゃうんだよね。
曲のパワーが生半可じゃない。
最後にややゆったりと「9月と君の墓」。
コレで『月夜の超特急』の収録曲をすべて演奏したことになる。
そして、4人はステージを降りた。

N_img_0030_1

190v

200v

210vあ、『月夜の超特急』には6曲収録されていることになっているが、実は6曲目が終わった後にシークレット・チューンが入ってんだよね。
「♪メメメ、メランコリック写楽」って歌うバンドのテーマソングで、コレがまたカッコいいんですわ。
イカン!今度は「メメメ」が耳にコビりついた!
「メメメ」なんて書くとつげ義春を思い出すな…。

220ステージを降りたかと思ったら降りない。
「いつも同じところにしかいないから…みんなボクのこと知らないでしょ?」とヨコピーが勝手にMC。
知ってるよ!あんだけ派手にドラム叩いてりゃ、誰よりも目立つわ!

230ももすチャンのデザインによるTシャツの紹介があって1曲アンコールに応えた。
一瞬体操服で出て来たのかと思った。

240v結局、最後の最後までテンションが上がりぱなしのヨコピーだった。

250とにかく強烈な「個性」を堪能したステキなロック・イブニングだった。
  
センチメンタル北斎…じゃない、メランコリック写楽の詳しい情報はコチラ⇒メランコリック写楽-official-

260v
ところで、この日はいくつかの若いバンドが出演した。
ひとつビックリしたんだけど、完全にGSを演っているバンドがあったんだよね。
何のひねりも、今風のアレンジもない、我々が幼稚園の時に大流行したあのグループ・サウンズなの。
キャプテンズみたいにモロなのとはまた違って、普通の若い人のルックスなのに音はGS。
それがメジャー・デビューするっていうんだよ。
その話を聞いて何とも複雑な気分になっちゃった。
 
さて、ヨコピー。
何しろNATALにゾッコンで今はこんなキットを使っている。
世間では「浅胴、浅胴」と鈴之助みたいなことを言っているけど、ヨコピーは「個性」丸出しの大口径にド深胴。
やっぱこれぐらいのオリジナリティがなければ日本のキース・ムーンは務まらんて。
頼んだぞ、THEグルーヴマスター!

Nk
※明日もMarshall Blog更新します!

    

<<NATAL NEWS>>

11月上旬に開催されたイギリス最大のドラム展示会、「ザ・ロンドン・ドラム・ショウ」でもNATALは大きな注目を浴びました。

05新しいアイテムを豊富に展示して、連日大勢のお客さんで大忙しだったとか。

20詳しい情報はコチラ⇒LONDON DRUM SHOW 2017のNATAL

106 海外ではすごい勢いでノシています、NATAL。
私もガンバらねば!
ドラム・キット他の新規購入、あるいは買い替えを考えていらっしゃる方は是非候補のひとつにNATALを!

  
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。

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(一部敬称略 2017年9月29日 新代田FEVERにて撮影)

2017年11月30日 (木)

『ULTIMATE vol.3』のKelly SIMONZ's BLIND FAITH

 
今日は11月最後の酉の日。
全国のお酉さんで3回目の市が立つ。
「三の酉」がある年は大火事に気をつけろ…ってんで、皆さん、寒さも本番になってきたので火の元には要注意。

T_img_5005 なんてことはおかまいなしに、街はもうクリスマスだよ。
このライブハウスは11月上旬でもう、ホラこの通りクリスマス・ツリーを飾っていた。
最近は私も年齢を重ねて伝統的なしきたりや歴史に興味を持つことが多くなりましてな。
私は年寄りと生活したことが一度もないので、そうした古い文化は自分で興味を持って調べるしかない。
そして、色んなことを知るにつけ、古来の日本人の鋭い知恵やロマンチックな感性に驚かされることが少なくない。
この辺りの日本人の文化財産の喪失たるや、ロックが若い世代に伝承できていないことなど足元にも及ばないんだよね。
悠久の歴史の国に生まれていながら、そのような古来からある文化を学ばないことは本当にモッタイことだと思う。
日本国民のほとんど年寄りのいない核家族に属している以上、小学校では英語より先に学ぶべきことが山ほどあるハズだ。

20さて、クリスマス・ツリーが飾ってあった場所は新宿のReNY。
『UMTIMATE』というイベントの第3弾が開催された。

10vトリを務めたのが我らがKelly SIMONZ率いるBLIND FAITH!
今年最後のステージだ。

30Kelly SIMONZ

40vKAZ

50vYosuke Yamada

60vそして、YAMA-B。

120vKellyさんはもちろん今日もMarshall。

70v愛用の1959を持ち込んでる。

80vKAZさんはEDEN。

90Terra Nova TN-501を使用。
しかし、評判いんだよ~、コレ。

100最近作『Overture to Destruction』の冒頭、「Overture」から始まったステージ。
そのまま「Road to Destruction」へとなだれ込む。

110私もKellyさんのキネマ倶楽部でのライブをほとんど観ているけどね、今回はそれらとは全く異なるステージで少なからず驚いた。

140v「疾風怒濤」という言葉があるが、まさにソレ。
大怪獣が街を思う存分破壊しまくっている感じ?
まさに「Road to Destruction」だったな。

130間髪入れずKellyさんのライブでは必ず取り上げられる「Toki-No-Kakera」。

150ココでも徹頭徹尾Kellyさんが暴れ回った。
音楽怪獣「シュレッダー」だ!
そんな迫力。

160v一方、KAZさんは冷静。
いつも通りシッカリとした低音でバンドを支える。

170v「Road to 破壊」シリーズで「Road to Ruin」。

180今日はYAMA-Bも激しい感じだぞ!
いつもよりワイルド感アップ!

190Kellyさんはココでも激烈なソロをカマしてくれた!
310vア・カペラのギター・ソロから…
240インストものを一発!
300「Allegro Maestoso」だ!

200vインストものともなるとさらにその激しさが増す。
このYosukeどんの表情を見ればおわかりだと思う。

220v使用電圧が倍ぐらいになったイメージとでも言おうか、「かかって来い!」的な疾走感がタマらない。

245キマった~!
この自信に満ち溢れた表情がいいね~。
250Kellyさんがボーカル・パートを取るのは「I Am Your Judgement Day」。

210vトラディショナル・ロック風味満点のこの曲、いつ聴いても私にはシックリくるのです。

255v再びYAMA-Bを迎えて本編の最後を飾ったのはおなじみの「N.W.O」。

270確かに持ち時間は長くなかったので当たり前なんだけど、あまりにもアッという間だった。
なんかビックリしているウチに最後まで来ちゃったよ!

260vアンコールは4人で「Now Your Turn」。

320x

330v

340v疾風怒濤の30分の中にkellyさんの激しい部分だけを切り離して詰め込んだような「怒」を感じさせるようなステージだった。

290v年内のBLIND FAITHのライブはコレにて終了となるが、Kellyさんは12月9日、東京キネマ倶楽部で開催される『もしもBe ChoirがKAMIJOとコラボレーションライブをしたら』に出演する。
3回目となる今回は今までにも増してスペクタクルな内容になっているようだ。
Kellyさんは「他の人に邪魔にならない程度に弾きまくる」宣言を既に出しているよ!
  
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website

350vさて、一昨日人気のCODEシリーズに新しい仲間が加わったことをレポートした。
100Wのヘッドとコンボ、CODE100HとCODE100だ。
昨日から発売された。

360Kellyさんがグイ~っと引っ張り込もうとしているのは…

28012月3日、次の日曜日に開催されるKellyさんのCODE100のクリニック…と言いたいところだが、すでに定員の20名に到達してしまったそうだ。
残念ながら参加できなかった人は後日のMarshall Blogでお楽しみくだされ!

   
期  日 :12月3日(日) 15:00開演
会  場 :イケベ楽器アンプステーション店内特設会場
定  員 :20名様

詳しくはコチラ⇒アンプステーション公式ウェブサイト

370(一部敬称略 2017年11月9日 新宿ReNYにて撮影)

2017年11月29日 (水)

魔界ソニック(犬神サアカス團&魔将軍チャッキー)~私のディープ浅草 <その2>

  
うぇい、うぇい、うぇい、うぇい、うぇい…『魔界ソニック』だぜ~!

10v魔将軍チャッキーの号令のもと、「魔界から来た」っぽいバンドが結集する一大イベントがこの『魔界ソニック』。
『魔界ソニック』なんていい名前だな。
略して「マカソニ」。
そうそう、あのグラタンに入ってるヤツ…アレは「マカロニ」!
え?じゃ、あの「♪イエスタデイ~」の…それは「マッカートニー」!
ナンチャッテ。

20_2このイベントは過去にも開催されている。
その復活を祝って魔将軍宛に「祝いオバケ」が贈られていた。

30v_2地獄の装束…出演バンドのロゴをあしらったオリジナルTシャツも大好評だった。

40会場は渋谷のDESEOとその地下のCLUB KINOTO。
「きのと」は「乙」だね。
十干十二支の話をしようと一旦書いたけど、ナンダカンダで長くなっちゃうので消した。
で、今日のレポートは、まずその「KERBEROSステージ」と名付けられたKINOTOから。

「うぇい、うぇい、うぇい、うぇい、うぇい…」
あ!その声は魔将軍チャッキー!
会場の後方に姿を現した。
主催者のチャッキーはこの日大忙し。
上と下で全バンドのMCをこなしたのだ。
「ネェ……あ、イケね!知ってる人に声かけちゃった!Marshallの人だ!」…と、すぐ横でメモを取っていたウチの家内にチャッキーが話しかける場面で笑いを取っておいて…
「地獄の底から犬神サアカス團の登場です!」

50イベントの後半で登場した犬神サアカス團。
この日のハイライトのひとつ。

60犬神凶子

70v犬神情次2号

180v_2犬神ジン

80v_2犬神明

100v撮影は私、犬神シゲ…なんだけど、会場はもうパンパンもいいところで、シゲ爺さんが撮影する場所がない。
モノスゴイ熱気!暑い!!
どげんかせんと!ということで、ステージ上手のPAの前に脚立を立ててその上に乗った。
ところがそこはエアコンの真横。
それだけの熱気を冷ますエアコンだけに、冷風がビュービュー当たって寒いのナンノ!
左半身はアツアツ、右半身はヒエヒエで、何のこたぁない「ひとり大勝軒」みたいになっちゃって…。
この仕事をしていると、時々こういう目に遭うんですよ。
すぐ前にいらっしゃった女性のお客さんが「もっと前で撮る時には遠慮なく声をかけてくださいね!」なんて言ってくれた。
うれしいね~。
その節はお世話になりました。
そうそう、敬遠されているのかとばかり思い込んでいた犬神ファン、つまり犬っ子さんたちから、最近ポロポロとお声をかけて頂くようになりました。
うれしいな~。

90_21曲目は「夕焼け」。
これもスゴイ曲ですナァ。
聴いてすぐに連想したのは黒澤明の『赤ひげ』の狂女のくだり。
加山雄三扮する見習い医師、保本が気を許した隙に狂女の簪(かんざし)でノドをズブりとやられそうになるシーン。
狂女を演じたのは香川京子。
この香川京子が可愛いったらありゃしない!清楚で可憐で、まるで小菊のよう。
「私は狂ってなんかいないんです…」と保本に身の上話を持ち掛ける。
大店(おおだな)のお嬢さんで、子供の頃、番頭にイタズラをされたという。
「このことをバラしたら殺してしまうよ。明日もまたおいで…と言われて私コワくて、コワくて…」
コレに抗するべく、やがてそのお嬢さんは番頭のノドを簪(かんざし)で突いて殺してしまったという。
そんな気の毒な身の上話を聞いているうちに…。
ドンドン高まる緊張感と恐怖感。
またウマいのが、この狂女がどうやってその番頭を殺した手順を事前に他の者に語らせて伏線を張ってるんだな~。
観てるこっちはナニが起こりそうかわかっているだけにハラハラ感がハンパじゃない。
黒澤監督はこのシークエンスを1回もカットを入れず、5分半の長回しで撮った。
普通、映画というものは数十秒の細かいカットを編集でつなげて作り上げる。
そうではなく、このシークエンスのように数分間カメラを回しっぱなしにして役者に演技をさせるとモノスゴイ緊張が生まれるのよ。
しかし、役者の方はタマったものではない。
5分半って長いよ~。
チョットでもミスをしたらすべてやり直しだからね。
さて、あれほど愛らしかった少女は、気が触れだした途端、顔つきがガラリと変わる。
メイクをスッカリし直して、額には血管が浮き出、鋭いまなざしに黒澤明得意の手法である強烈なキャッチ・ライトが当てられる。
そこに佐藤勝の不気味なストリングスがかぶさる。
オオっと!

110vあぶなく全部書いてしまうところだった。
まだ『赤ひげ』をご覧になってない犬っこさん達のためでココで止めておこう。
ちなみに、『ロープ』という密室劇があるが、監督のアルフレッド・ヒッチコックはその作品を全編ワンカットで撮影した。
つまり史上初の1回もカットがない長編映画となるハズだったが、どうしてもフィルムを入れ替えざるを得ず、その間だけカットした格好となってしまった。

Rb女性が日本髪を飾る道具として、簪、笄、櫛などがあるが、この真ん中のヤツ読める?
竹かんむりに鳥居みたいなヤツ。
「笄」は「こうがい」と読む。
髪の毛をまとめる道具。
下の写真の左のヤツね。
この棒にクルリと髪を巻き付ける。
棒の両端に飾りを付けてファッション度をアップさせたりするワケ。
右は櫛。コレはおなじみ。
Kk簪もおなじみだろう。

Kzこの曲ではレンガが凶器になっているが、上に書いたように『赤ひげ』では「必殺仕事人」と同じく簪を用いた。
実際、簪は女性の護身ツールのひとつだったらしい。
  
ところで、護身といえば、江戸時代は電気はおろかガスもなかったので、提灯なくしては男でも夜間の外出は大変危険だった。
その危険な理由は辻強盗や追いはぎの類だけではなかった。
何だと思う?
犬だって。
狂暴な野良犬が多かったのだそうだ。それで時代劇なんかには出て来ないけど、町の重要なポイントにゲートを作って犬が自由に行き来できないようにしてあったらしい。
そんな物騒な環境だったので、夜間の女性のひとり歩きなどとても出来なかったらしい。
 
もうひとつ江戸の町でコワかったものに「鳥さし」というのがいた。
コレは鷹匠(たかじょう)に売るエサを取るために、先っちょに強力な餅がついた棒を持っていて、ココぞとばかりにそれを振り回す。
うまくいけばよいが、手先が狂うことがあって往来の人のアタマに餅がくっついちゃったりする。
そうなったら大変。
餅は簡単に取れないので、処理が大変だったそうだ。
そういう意味でこの「鳥さし」というのが恐れられていた。
でも、ちゃんと生活の知恵というモノがあって、この餅はからしの粉を付けると取ることができたらしい。
ああ、「鳥さし」食べたいナァ。
鳥インフルエンザ以降、生のササミが食べられなくなっちゃったからね。
湯がいて食うのと刺身とではゼンゼン違うから。
    
凶子姉さんのあいさつに続いて「一ツ目小僧」。
私は知らなかったが、コレも悲惨な話だよね~。
「人柱」なんかもそうだけど、この「生贄」の風習ってのは実に恐ろしい。

120続けて「虚像の誓い」。
150「楽しい時間はアッという間に過ぎてしまいます。あと2曲です!」
「エ~!」
確かにアッという間に過ぎて「エ~!」なんだけど、例の冷風にさらされた右半身が寒すぎる!
内心あと2曲で「た、助かった~」感はありましたな、今回は。
コレがフルレングスのコンサートだったら凍死して、犬神さんの新曲のネタになっちゃうところだった。
さて、曲はこの時まだリリースされていなかった『新宿ゴーゴー』から。
Cdリード・チューンの「暗黒礼賛論訓ロール」をブチかます!

140犬神さんのこういう歌謡曲と70年代ハードロックが溶け込んだようなサウンドは実にいいよね。
ハッキリ言って究極のハイブリッドだよ。
「ハイブリッド」とは「いいものといいものを合体させる」という意味だ。

160_2曲もさることながら、4人のキャラクターが存分に活かされているところもいいんだよね。
曲がいいからそうなるんだけどね。

170v_2しかし、皆さん何やら楽しそうに演奏してますナァ。

130_2やっぱりフェスは楽しいのね?

190v_2このひと月後には、犬神サアカス團主催のコピーバンド・コンテスト、『犬フェス』が開催された。
そのときのもようも近々レポートするのでお楽しみに!

200v「まだまだいくぞ~!」
最後の曲なのに…。
「赤い蛇」で大騒ぎして出番を終了した。
もっと見たいね。
  
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

210_2うぇい、うぇい、うぇい、うぇい、うぇい…『魔界ソニック』も大詰め!

220_2DESEOの「BLACK DRAGONステージ」で総合トリを演じたのは魔将軍チャッキー率いるUNITED MONSTERS!

230v_3このイベント、午後1時30分に始まって、今午後9時40分だからね。
もうかれこれ8時間!

240そんな大長尺のイベントにもかかわらず、疲れを一切見せずにパワー全開で出番に臨んだところなんざさすが魔将軍!

250_2このチームはバンドはなし。
バッキング・トラックに合わせて魔将軍が歌い、モンスターたちが舞い狂う!
コレが尋常でないパワーなのだ!

260_2魔将軍チャッキーならではの独特の世界観を徹底的にまき散らしてこの大イベントは幕を下ろしたのであった。

270v魔将軍チャッキーの詳しい情報はコチラ⇒UNITED MONSTERS Official Website

280_2  
さてさて、犬神サアカス團の「女火箸殺人地獄」に触発されて前回からスタートした「私のディープ浅草」シリーズ、今日はいよいよ吉原に足を踏み入れることにする。
興味のない人はココでサヨナラ。
興味をお持ちの方は、下で切り離して前回の分と合わせて保存していつでも読めるようにしておいてくださいな。

 
--------------------------きりとりせん------------------------


そもそもナンだって急に吉原の話題が出て来たのかというと、前回登場した「小口末吉事件」の主人公のひとり、矢作ヨネが大正時代の吉原に勤めに出ていたということに端を発している。
コレをお読みの方は「吉原(よしわら)」という所がどういう類の所かを恐らくはご存知であろう。
東京にお住まいでない方の中にはピンと来ない方も多くいらっしゃるかも知れないが、「吉原」は江戸時代に始まり、戦後の赤線地帯を経て昭和33年に廃止された日本最大の遊郭があったエリアだ。
私は年がら年中吉原に通っていましてね…なんていうとビックリされるかもしれないが、そちら方面自体には興味はない。
理由は簡単。
吉原の先、南千住にほど近い、いわゆる「山谷(さんや)」エリアに伊藤広規さんに教えて頂いた素晴らしい飲み屋があって、そこに行くには吉原エリアを突っ切って通って行く最も便利で早いのだ。
大分以前、はじめのうちは世界にふたつとないと思われる一種異様な光景にビビったものだが、近辺で最も安いガソリンスタンドがそばにあることも手伝って、今ではもうスッカリ慣れっこになってしまった。
そして、「小口末吉事件」のことを調べているうち、樋口一葉との関わりや、遊郭の歴史やしきたり等、イモづる式に興味をそそる話が出て来て、そのいつも通過しているエリアが巨大な好奇心の塊に変化してしまったというワケ。
言い換えればココには「江戸の粋」が詰まっていたということがわかったのだ。
そんなことを知ったらもう止まらない。
吉原に関する本を数冊買い込んで、カメラ片手に連日現場に赴いた。
調べれば調べるほど、次から次へと知らないことが出て来るので、現場に行くことを繰り返す必要があったのだ。
結果、今回のシリーズを書くために、この地域内の路地のほとんどすべてを自転車で走破することとなった。
さらに記事の構想を練っているウチに、吉原と私がこの世で一番好きなミュージシャンとの間にも縁があったことを思い出した。
それと落語だよね。
江戸落語には吉原が欠かせない。
…とはいっても、Marshall Blogは遊郭に関するブログではないので、キッカケとなった犬神さんのレポートの回に便乗して自分の気になった、あるいは興味のあることだけを付録的に記していきたいと思う。
では、はじまりはじまり~。
  
コレは台東区の日本堤にある「吉原大門」という交差点。
これで「よしわらおおもん」と読む。
落語ファンならよくご存じだろう。「明烏」のサゲに出て来ますな。
「だいもん」と読むのは浜松町。
ところが、このエリアには正式に「吉原」と名の付いている場所はないのね。
現在の地籍は「台東区千束4丁目付近」ということになる。

290まずはじめにナゼ「吉原」なるものが形成されたのか…。
背景を調べてみると、ソレ系の仕事は「人類最古の職業」と言われている通りで古くから「傾城屋(けいせいや)」と呼ばれる遊女屋が全国に点在していた。
江戸で言えば麹町、鎌倉河岸(今の神田)、京橋等、今となっては考えられない場所がそれに当たる。
「傾城」というのは「絶世の美女」という意味で、君主が絶世の美女に入れ上げ、国が傾いてしまうということに由来している。
さて、吉原…。
1603年に徳川家康が征夷大将軍になり、江戸城の建設が始まると、武士、職人、人足等が江戸に集中し、町はヤロウだらけになってしまった。
ヤダね~、そんな町は!考えただけでゾッとするわい。
そうなると当然、需要と供給のバランスを取るべく、西方からソレ系の女性が江戸に多くなだれ込み、傾城屋は空前絶後の大活況を呈した。
傾城屋たちは徒党を組んで公認の遊女町の建設を幕府に申し入れるが、却下される。
取りあえず問題が起こっていないのでヤ~ダよ、というのが却下の理由だった。
その後1617年、はじめの方にチラっと登場した庄司甚内が幕府公認の遊女町の利点を幕府に説くと、今度はコレを許可。
なんでやねん?
甚内は幕府のお目付けの下に運営される「公認の遊女町」の利点を一体どう説いたのか…。
それはこういうことである。
やはりその手の世界だけあって既存の傾城屋には悪質なモノも多かった。
例えば、客を遊女に夢中にさせて莫大な請求額に膨れ上がるまで放置しておき、強引に取り立てをする。客の方はといえば奉公をサボり、金を工面するために強盗や横領を働いてしまう。
つまり世の中が物騒になる。サラ金みたいなもんですな。
また、若い女性を誘拐してきて見世(店)で酷使する。
コレはヒドイ。
加えて、悪人は明かりに群がる夏の夜の虫のように、そうした場所に出入りすることが必定であろうから、犯罪者の取り締まりにも大変便利である…といったことを主張したのだった。
幕府としては、猛烈な速さで増え続ける人口から、コレを江戸の治安を維持するためのひとつの得策と考えたようだ。
かくして政府公認の遊女町が建設されることになったのだが、吉原は最初から現在の場所にあったワケではなく、オリジナルは人形町(現中央区)に作られた。
…というので、私も早速人形町へと飛んだ。
 
ココが人形町の交差点。
450年前、この辺りには葭(よし)や茅(かや)が生い茂る湿地帯だった。
近所に「茅場町」という地名が残っていることからもその様子がうかがえる。
「葭が生い茂る原っぱ」ということで、「葭」を縁起の良い「吉」に換えて「吉原」と名付けた。
一方、「葦(あし)」が群生していて「葦原」としたが、「葦」は「悪し」に通じるため「吉原」にしたという説もあるようだ。
そんな話を聞くと、毎朝毎晩、往復延べ5,000回以上自転車で通り過ぎたこのあたりが、長い歴史を培ったステキな光景に見えて来るから不思議だ。
…と言ってもそういったことを示唆する古いモノは何にもありはしないんだけどね。

10_3この辺りから写真の左側に広がる堀留町の辺りまでのエリアがそれに該当したらしい。
ココがね~。
この黒っぽいビルの地下の店でプロコル・ハルムの現ギタリストと夜中の2時ぐらいまで飲んだことあるわ。

20_3人形町の交差点にほど近いところにある「末廣神社」。

30_3幟(のぼり)に「元葭原総鎮守」と入っている。
人形町のオリジナルの吉原が「元吉原」。
それに対し、現在の吉原は「新吉原」ということになっている。

40vこの神社は吉原がココにあった当時、地主神(地主の神:その土地の神様)として信仰を集めていたというのだ。
つまり元吉原がココに存在していたという証左だ。
70_3今ではこんなにビルの間というロケーションだよ。
ディズニーの絵本にもあった「小さな家」みたいだね。

80v玉垣に目をやると…
「日山」というのはこの近くにある老舗の肉屋。
「芳味亭」は有名な洋食屋。
今半はおなじみの「人形町今半」。
「浅草今半」とは別。

50_3反対側の親柱には「新田新作」という名前が入っている。
字面は「新」だけど、何だか古いマンガに出て来そうな名前だ。
この方は明治37年生まれの実業家だそうだ。ウチの父方のバアさんと同じ生年だな。
17歳で上京して、終戦直後に裸一貫から「新田建設」を興して成功した。
戦災で焼失した明治座の復興に尽力し、明治座の社長に就任。
また、スポーツの復興にも務め、元関脇の力道山を引き取ってアメリカで1年間修業をさせたのだそうだ。
その後のプロレスブームの立役者となったとさ。

60v元吉原の周囲にはエリアを他と区別するための堀が四方にめぐらされていた。
もちろん遊女の逃亡を防ぐ目的もあったし、不審者を取り締まるのにも都合がよかったのだ。
また、元吉原は昼間しか営業していなかったのだそうだ。
下の写真もその堀の中にあったエリア。
元吉原ができた頃は、周囲に住む人がいなかったが、江戸の人口が爆発的に増えるにしたがい、人形町に辺りにも人家が建ち始め、幕府が治安の悪化を心配していた矢先に起こったのが1657年の「明暦の大火」。
江戸の大半を焼き尽くした、いわゆる「振袖火事」だ。
この大火事をキッカケに元吉原が移転した…とされているが、実はそうではなく、幕府はそれより先に吉原の移転を決定していたのだそうだ。
こうして元吉原は約40年という短い歴史を閉じた。

100_5久しぶりに自転車で人形町に来たので少し、寄り道脱線しましょかね。

110v人形町というのは吉原が引っ越した後も花街として大層栄えた。
昔は観劇と寄席しか娯楽がなかったので、この案内板にあるように、こうした芝居小屋が立ち並んでいたエリアは今から想像できないほどに賑やかだったのだ。
死んだ先代の円楽が寄席の復興を願って「若竹」という寄席を開いたのもここ人形町だった。

120_3甘酒横丁を突っ切った清洲橋通り沿いに「明治座」がある。
この通りを入ってしばらく行った左側に「久助」という焼き鳥屋があって、昼に出す「鳥もも重」が絶品だ。
付属の味噌汁の具がとろろ昆布なのもうれしい。
鯛焼きの「柳屋」も有名。

90_3「鬼平犯科帳」にも出て来る親子丼の「玉ひで」。
とうとう一回も入らなかったナ。

130_3その並びにある「小春軒」は好きだった。
揚げ物がメッチャおいしい洋食店。

140_2さすがに450年も経っていると元吉原の面影などナニひとつ町中に見い出すことはできないが、それでも空襲で焼け残った古い建造物が散見される。

150ココなんか蔵があっていい感じ。
となりのきしめんやは時々食べに行ったな。
私にはチョットおつゆがしょっぱいんだけどね。

160このピンク色の看板建築(後出)の建物もいい感じだ。

170ココは人形町の今半がある通り。
この辺りも元吉原エリア。

310_2今は「やきとん屋」になっちゃっているけど、以前は趣のあるうなぎ屋だった。

340_2コレなんかスゴイよね。
歯医者さんだよ。
今はもうやってないのかな?

320_2チョコチョコと残っているのが「銅板建築」の木造家屋。
コレらが実にいい。

350v_2こうした銅板で包んだ木材を使用した建物は戦前に建てられたモノ…つまり空襲の焼け残りだ。

360_2そして、こういう四角い正面のルックスの建築物を「看板建築」というのだそうだ。

370_2この辺りは実にいい具合に銅板建築を残しているんだよね。
「いい具合」というのは、銅板の部分をそのままにして、周りの箇所を改装しているということね。

380ただ今「銅板建築」で脱線中。
こうした建物は気にしながら街を見て回るとチョコチョコとあるものなのね。
下は下谷神社の周囲。
この辺りには件(くだん)がいたのか、空襲の被害から逃れた家屋が比較的多かったようだ。(「件」についてはコチラをご参照あれ)

450_2ココはどういうワケか1軒とびに銅板になっている。

500_2このお宅なんかスゴイよね。
メッチャかっこいい。

510こうした銅板を用いた建物は昭和3年に作られたモノが圧倒的に多いのだそうだ。
ナゼ銅で外壁を覆っているのかというと、察しの良い方はすぐにお分かりのことと思うが、火災対策だ。
大正12年(1923年)の関東大震災の教訓を得て、木と土と紙でできた日本家屋を火災から守ろうと不燃材である銅板を外壁に貼りめぐらしたというワケ。

520_2でも、そこは日本人のやること…ただ銅の板を張り付ける作業では終わらない。
手先の器用さを活かした地味な芸術性を忘れていないところが素晴らしい。
このお宅の細部に目をやると…

530施工箇所に合わせて様々な飾りが施されている。

540ココだけで3パターンが採用されているもんね。
おしゃれ~!

550_2戸袋には亀甲模様をつけることが多かったようだ。

560コレらの装飾はこういう銅を扱う店が請け負っていたのかしら?
ところで、皆さんもよくご存知の通り、「赤銅色」なんて表現があるぐらいで、銅ってのは元々赤っぽい色をしているでしょ?
つまり、こうした緑青が吹きまくっている緑色の壁面も80年前には赤銅色だったハズ。

390vこんな感じ?

400町中がこの色だったんだからステキだったろうな~。
昼間は太陽に照らされてそれこそ赤銅色に輝き…

410夜は街頭や屋内灯をロマンチックに反射する。

430この吾妻橋のたもとにある飲食店は、竣工してからまだ1年経ったか経ってない位だが、壁面をよく見るともうすでに茶色い斑点が浮き出ている。
コレ、このままの状態をキープするのは不可能なんだね。
そして、数十年の時を経て緑色に変身するワケだ。

440v神保町エリアにも銅板建築が残っているというので、某出版社にお邪魔した際、少し周囲を見て回ると、なるほど靖国通りからチョット入ったところにすぐ見つかった。

2img_5250我々が子供の頃は、「緑青」と呼ばれる銅が酸化して発生するこの緑色の錆が猛毒であることを教わった。
しかし、現在ではさほど毒性が強くないということが判明しているそうだ。
銅板はこうして緑青を蓄えることによって内部の腐食を防止しているのだそうだ。
ルックスもいいし、コレがホントの「ワビサビ」の世界?

2img_5252こうして街を見て回るとおもしろいものがイッパイありますナァ。
コレなんか看板建築の一種なんだろうけど、アールデコ風でもあり、和風でもあり…。

470v上野の池之端にある「上田邸」と呼ばれる建造物。
かつては旅館だったそう。
建てられたのは昭和4年のことで、当時は洋館が珍しく、見学者が後を絶たなかったそうだ。
この並びに森鴎外が「舞姫」を執筆したという「水月ホテル」という宿がある。
480vコレは神保町の古い建物。
こうしたタイルを外装に使った建物は終戦直後ぐらいに作られているものが多いようだ。

2img_5253さて、いよいよここからが本題。
今の吉原に話題を移す。
  
元吉原からの引っ越しが決まった時、移転先には2つの候補があったという。
ひとつはこの日本堤(にほんづつみ)。
もうひとつは現墨田区の本所のあたりだった。
本所は隅田川を渡らねばならず、当時は今のように橋がいくつもかかっていなかったため(その昔は千住大橋だけだった)不便極まりないことより日本堤が選ばれた。
もちろん、この辺りも当時は何もないただの原っぱだった。
太平洋戦争の前までは東洋一の歓楽街だった浅草も、江戸末期まではただの田圃だった。
290実は「吉原」という地籍は台東区にはない。
先述の通り、吉原があるのは「台東区千束4丁目」と「3丁目」だ。
googleの地図だと、下の赤く囲った部分。
今でも碁盤の目のような規則正しく通りが走っている。
コレで面積は20,700坪。
得意の東京ドームでいうと、約1.5個分。
最盛期には1万人ほどの人間がココに暮らしていたという。
色々な計算法や説があるようだが、アータ、当時の江戸の人口たるやせいぜい50万人だったというから、この1万人という数字は尋常ではない。
それだけ賑わっていたというワケ。

300_2コレは前回紹介した「樋口一葉記念館」から拝借した明治時代の地図。
こっちの方がわかりやすい。
青く囲ってあるのが吉原。
ナニがわかりやすいのかと言うと、周囲に比べて町の向きが斜めになってるでしょう?
コレは、遊女やお客さんが北枕にならないように配慮して、最初からこういうレイアウトにしたのだという。
実はコレは元吉原から引き継いでいる。
このエリアを江戸町一&二丁目、京町一&二丁目、角町といった区画に分けた。
コレも元吉原譲りだったが、その他に「揚屋(あげや)」と呼ばれる遊女と客の仲介業者を集めたその名も「揚屋町」というエリアを新設した。
おっそろしく整然とした区画整理がなされていたのだ。

P今回はココまで。
次回はドップリと吉原の世界に入り込むことにする。

2017年11月24日 (金)

GRANRODEO LIVE 2017 G12 ROCK☆SHOW 道化達ノ宴 <後編>

   
恒例の、そしてお楽しみの器楽独奏コーナーを終わったところで『G12』も後半へと突入する。

10_2ステージに戻ったKISHOW(谷山紀章)。

20v魅惑的なギター・ソロを披露したe-ZUKA(飯塚昌明)。

30vダイナミックにベースを操った瀧田イサム

40v若さ爆発!ワイルドに暴れ狂ったSHiN

50v武道館の第一日目の後半はチョイと『Pierrot Dancin'』から離れたレパートリーでセットリストで構成された。
ますは「move on! イバラミチ」。

60v_sol続けて、お客さんが扇子を手にするのは…

65「SEA OF Stars」だ。

66ステージの中央に歩み出てガッツリと密度の濃いギター・ソロを聴かせてくれるe-ZUKAさん。

70_2間髪入れずにぎやかにステージを彩ったのは「エンドレスサマー」。

75イヤ~、ココはすごかったね~。
もう「何でもアリの宴会」の最後の方みたいになっちゃって!
フラメンコ装束のダンサーやらカラーガーズ(旗を持ってる人たちね)やら、最早ステージのどこに目をやっていいのやら?って感じ。

80_es目を惹いたのはステージのミュージシャンやダンサーたちだけでない。
天井からつりさげられた特大サイズのミラーボールを使った演出がスゴかった!
86vKISHOWさんの頭上まで降りて来てまばゆい光をまき散らす!

85vダンサブルなサンバ調の曲に光の洪水がベストマッチする!

90_2e-ZUKAさんのガット・ギターのソロも鮮やかにキマったね~。
しかし、ナニをやってもウマいな~。

100vココはショウ後半の最初のハイライトだったね。

110v当然、客席は盛り上がりまくり!
こんなに盛り上がっちゃって…この先、どうんすんのッ?!

120_2ってんで、ココは若干テンポを落として「少年の果て」を。

130_shKISHOWさんの思い入れタップリの歌声が日本武道館の隅々まで響き渡る。

140v6月にDiverCityで開催された『Pierrot Dancin'』のレコ発ツアーの時もそうだったが、今回もMCがほとんど入らない演奏づくしのステージ。
正直2人のMCも楽しみなんだけどね、でも、もうコレは誰も止められないよ。
このあたりから本編の最後までほぼノンストップ!

150_tcま~ず~は~「TRASH CANDY」!
イントロが流れた途端客席は大爆発。
見て!この興奮しきった若人たちを!

160またCO2がドバ―っと噴き出したのは「NO PLACE LIKE A STAGE」。

170_nplsみんなで大合唱したよね「♪No place like a stage」!

190vアララ、瀧田さんがこんなことしてますよ~。
私の知る限り、コレってナゼかベーシストがやるんだよね。
私はこれを「又」に「ベース」で、勝手に「又兵衛」と読んでおります。
e-ZUKAさんもやりたそうだな~。

180KISHOWさん、ジャ~ンプ!

200オラオラオラ、まだまだ行くよ~!
「ROSE HIP-BULLET」

210_rhbしかし、いつ聴いてもこの「♪バラ色に染まれ~」のパートはカッコいいな。
GRANRODEOの曲はこうしたフックが実にイナセでカッコいい。

220v7弦ギターの重低音をブチかまして「modern strange cowboy」。

230v_mscしかし、中盤の楽器隊フィーチュア・コーナーを除いてほぼ休憩なしてシャウトしているKISHOWさん。
フェイクしてゴマかしちゃえ…なんてところは一ヶ所たりともない。いつものことだけど。

240v_2スモークを背景にソロをキメるe-ZUKAさん。
そうそう、e-ZUKAさんのピッキング・フォームって美しいな。
そして、この低いギターの位置がうらやましい。
背が高い人じゃないとコレができないんよ。

250_2スピード・チューンを4連続。
コレで本編を締めくくるのかと思ったら…

260v_2照明を落としたステージからKISHOWさんが観客に話しかけた。
「ありがとう。口数少なめに演りました。
毎年毎年来てくれてありがとう…感無量です。帰って来ました、武道館!」
まるでショウの最初に戻ったようなごあいさつ?
「2010年、7年前。初めてココ武道館で演りました。
その時の思い出があります。
皆さんのおかげです。
これからも皆さんに会場に足を運んで頂けるようなバンドでありたいと思います」

280ve-ZUKAさんのピアノでKISHOWさんが歌うのは「We wanna R&R SHOW」。

270_rrピンスポットが当てられステージ上で輝く金星と火星。

1_0r4a2223 ドッカーン!
カッコいい!問答無用でカッコいいッ!
火もボーボーだ!
この曲、「♪欲しがり合いのスパイラル」っていうところがあるでしょ?
この3小節でKISHOWさんの「♪I wanna R&R show」のピックアップがメチャクチャ浮かび上がってくるんだな~。
それと、私なんかには70年代のロックのエッセンスがテンコ盛りになってるように聴こえる。
客席の若い人たちがその手の曲によろこんでいるところを見るとうれしくなっちゃうんだよね。

290本編最後でもう一度Fire Hornsもジョイン。

310最後の最後まで猛烈にバンドを律動させたリズム隊!

320v_2

330v_2しまいには目がチカチカしてきたけど、照明の美しさも筆舌しがたいモノだった。

320そして、この2人はいつも通りのこととはいえ、非の打ちどころがない完璧な大熱演だった!

340コレにて本編終了。

350_2もちろんすぐさまアンコールの大合唱。

360今日はほとんどMarshallが出て来てないな…コレじゃマズイ。
アンコール待ち中にマーシャル・コマーシャル。
e-ZUKAさんのような音でギターを弾くにはMarshallが必要です。
つまり、真空管を使った古式ゆかしいギター・アンプでなければダメ…ということ。
Marshallはロックの歴史を作った、1962年創業のイギリスのギター・アンプ・ブランドです。
終わり。

40 会場の方はというと…やってる、やってる!
「グラン!」…「グラン!」

370「ロデオ!」…「ロデオ!」

380_2そして…

390メンバーがステージに現れた!

410_snアンコールの1曲目は「SUPERNOVA」。

420_2このソロもかなりスぺクタキュラーだよね。
とにかく味が濃い!

430v「アンコールありがとう!明日はしゃべるぞ~!」
上に記した通り、この日、本編ではほとんどMCが入らなかった。
汗が飛び散る、ほぼ演奏しっぱなしの熱血ステージ。
ココで一気にMCの堰が切れ、2人のトークが全開となった。

440「オレ、すっごく猫背だったのでは?まったく筋肉がないんですよね~」
イヤ、胸をパンパンに張ってギターを弾いている人なんでいませんから!

450_2そしてKISHOWさんから「久々にこの曲演っちゃうぞ!コレが集大成ってことで…。オレたちの初期の初期…コレを演って盛り上がろう!」と紹介された曲は…「Go For It!」だッ!

460_2確かに久しぶりの「Go For It!」。

470_2この日、何度もやって来た爆発的な興奮の中でもこの瞬間は指折りのモノだった。

480v_2しばらく耳にしてなかった「♪ア~イジーピーエックス!」。500_2会場は大興奮よ!
みんな飛び跳ねてよろこんじゃてる!

600そして、KISHOWさんも大ジャ~ンプ!

510vやっぱり「Go For It!」はギンギンに盛り上がるね~。

520_2一旦メンバーはステージから姿を消したが、会場の興奮はとても収まりきらず2回目のアンコールに応えた。
最後を締めくくったのは『Poerrot Dancin'』の最終曲「UNDER THE SKY」。

540アコースティック・ギターを奏でるe-ZUKAさん。

550v_2極限まで上り詰めた観客の興奮をクールダウンする子守唄のようなKISHOWさんの歌声。

560v_2GRANRODEOの2人をやさしいリズムで包み込む。

570v

580vFire Hornsも加わり、ロマンチックに、そしてドラマチックに最後の曲を演奏し終えた。

590『Pierrot Dancin'』に始まり『Pierrot Dancin'』に終わった22曲。
今回も最高のロック・ショウで武道館を埋め尽くした観客+私を魅了した。

610_2恒例の終ハグ。

620e-ZUKAさんからはハート・マークがファン全員に贈られた。
次回も楽しみだな~。

630GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

640(一部敬称略 2017年9月22日 日本武道館にて撮影)

2017年11月21日 (火)

GRANRODEO LIVE 2017 G12 ROCK☆SHOW 道化達ノ宴 <前編>

  
「一度でいいから見てみたい、女房がヘソクリ隠すとこ」
笑点で桂歌丸が盛んにやっていたので、今コレをご覧の若い方々の中にも聞いたことのある人がいらっしゃるかもしれない。
ま、あんまりいい「くすぐり」じゃあないな…。
「くすぐり」というのは落語の専門用語で当世風に言うののであれば「ギャグ」ということになるか。
「オイ、蛇ってヤツはなんだい?アレはどうなってんだい?アタマからすぐにシッポになってやがら!」…なんてのはとても優れたくすぐりではあるまいか?
コレは昭和の大名人、五代目古今亭志ん生のくすぐり。
今、落語が若い人の間でチョットしたブームになっているとか…。
私も遠い昔、学生の頃、落語に夢中になったことがあったのでそんな話を聞くとうれしい気がする。
そして、私が「一度でいいから見たかったもの」はコレ。
日本武道館………自体は41年前からもうさんざん見てる!

10そうではなくて、日本武道館のGRANRODEOだったのだ!
さいたまスーパーアリーナや幕張メッセ等、武道館より大きな会場では何度も拝見しているが、ココでのGRANRODEOをこれまで目にしたことがなく、G12でようやくチャンス到来!
2日興業のうち、第1日目の9月22日にお邪魔させていただいた。

20Rainbow、KISS他、日本武道館の舞台でこのMarshallの壁を一体何度目にしてきたことだろう?

30しかし、今日はGRANRODEOのMarshallの壁!
他のMarshallの壁とは異なり、親近感が横溢する感慨深いものだ。

40やっぱりコレですよ、ロックは!
皆さん、Marshallの壁を見ると「カッコいい~!」とよろこんでくれる。
そうです、カッコいいんです。
若い人達は気の毒に…このMarshallの壁を見る機会が極端に減ってしまった。
我々の世代はこの壁だけで「ロックのごはん」を何回でもおかわりできた。
今のコンサートは、まるで砂漠に投げ捨てられた小石のように、どんなに広い会場でも小さなコンボ・アンプがステージの上にポツンと置いてあるだけ。
ヒドイのになると、アンプさえ置いてないステージがあるもんね。
それじゃロックの「口」の字も感じさせない。あ、コレ「口」だ。正しくは「ロ」。
とにかく、コレこそがロック・コンサートの正式な姿なんですよ。
私なんかMarshallの壁は今でもうれしいんですよ。
Marshall Guy冥利に尽きるってものだ。

50出番を待つe-ZUKAさんの愛器たち。
Vはすべて7弦だ。

60足元のようす。
とてもシンプル。
大会場でのコンサートだからといって大ゲサなボードがセットされているワケではない。
Marshallの純正フットスイッチ「PEDL-10001」がうれしいね。

70もちろん会場は満員!
最近、会場の大小を問わずプレスピットに入った際、ときどき最前列のファンの皆さんにスマホの画面を見せて「Marshall Blogを見たことがありますか?」とお尋ねすることにしている。
「あ、知ってる~!写真がカッコいいヤツですよね~!」…なんて言ってもらえるとすごくうれしいね。
そして、「コレ、私が書いているんですよ!」と伝えると「ウッソ~!ウ~ケ~る~!」なんてやってくれる。
若い人は楽しい…明るくて。
反対にもしご存知ない場合には、大きなお世話かも知れないが教えて差し上げる。
要するにMarshall Blog宣伝特攻隊だ。
こんな記事でもファンの皆さんに楽しんで頂いて、Marshallの魅力を知ってもらえればうれしいからね。
この日のGRANRODEOのファンの皆さんはご覧になって頂いている方が多くてうれしかった。
拡散よろしくお願いします!

80なんてことをやっていると客電が落ちる。
大歓声!
おお~、感激~!
大会場でのコンサートで最初に訪れる興奮の場面だ。

90いきなりの爆発音で観客の度肝を抜いた後、黒マントの男女がステージに現れる。

100その数が徐々に増え、和太鼓を使った曲に合わせ、ステージの男女が踊り出す。

110「道化達ノ宴」だ。

120そして、重低音とレーザーに包まれてステージ後方に現れた2つの人影。

130いよいよGRANRODEOの登場だ。

140グワ~!
スゲエ照明!
完全にトリハダよ、トリハダ。
オープニングは「Pierrot Dancin'」。
GRANRODEOのコンサートはロック少年だった頃の自分に立ち返らせてくれる。
初めてロック・コンサートを見た時の感動だ。
場所はココ日本武道館。
その時、ステージにいたのはRitchie Blackmore's Raibowだった。
あの時と同じ感動を今、味わっている!

150KISHOW(谷山紀章)

160v続けて「恋はmirage」。
ステージの上に吊られた照明設備が曲に合わせて動き、変幻自在の光世界を演出する!

170ve-ZUKA(飯塚昌明)

180vGRANRODEOの2人を支えるのは…

190瀧田イサム200vSHiN

210vもう1曲、矢継ぎ早に演奏したのは「Punky Funky Love」。

220_pflおなじみFire Hornsがジョインしてのエキサイトメント!

230なんだか、オープニングの演出といい、Fire Hornsの早い出番といい、3曲目にして早くもコンサートをフルで1本観たぐらいの充実感だよ、コレは!

240vそして、音がいい!
「ロックの殿堂」なんて聞こえはいいけど、昔、ココは音がゴワンゴワン回っちゃってスゴかったんだから。
ヘタをすると音がゴチャゴチャでナニを演っているのか聴き取れない時もあった。
PAシステムの進化で今ではそんなことが全く信じられないぐらいの高音質でGRANRODEOの音世界を楽しむことができる。
それと、今の若い人は信じられないかもしれないけど、40年ぐらい昔はお客さんがイスから立つことも固く禁止されていたんだから。
Ted Nugentというアメリカのミュージシャンのコンサートの時、興奮して立ち上がった外人の客とそれを静止するアルバイトの警備員の間で取っ組み合いのケンカになった、
始めは1対1だったけど、すぐにお互いの助っ人が加わり、アリーナの後ろの方で大規模なケンカが発生したことがあった。
身体がデカいだけに外人が優勢だったな。
私にとってはそんな思い出もある武道館なのだ。

250「武道館へようこそ!昨日まで晴れていたのに安定の雨!会いたかったぜ~、武道館!」

260v「平日…しかも雨。お足元の悪い中ありがとうございます!最後までよろしくお願いします。
ギターのe-ZUKAです!」

270v…と、軽いご挨拶とメンバーの紹介をして次のセクションへ。
グバーっとCO2噴射!

280_gd曲はMarshallのコンボ・アンプをトラックの荷台に乗せたMVでおなじみの「Glorious Days」。
コレもカッコいい曲だよね~。

290vFire Hornsを舞台に呼び戻す。
最近作『Pierrot Dancin'』から「Fake lover's true heart」。

300_flthキメの後のギター・ソロ。
スウィープ、ディミニッシュのアルペジオ、メロディアスなフレーズをカマしておいて猛烈なシュレッディング。
ムダが一切ないストーリー性に富んだソロがe-ZUKA流。
コレをMarshallのトーンでやってくれるワケ。
そりゃ最高なモノができるにキマってるわ。

320vアウトロのソロもいいんだ。
そして意表をついたエンディング。
ごちそうさまでした!

330v同じく『Pierrot Dancin'』から「ナミダバナ」。

340v_nb目にも止まらぬ和風のスピード・チューン。
7弦ギターの出番。
こういうタイプの曲は日本のロックのお家芸であり特権だ。
西洋のロックでは絶対にあり得ない曲調。
ナゼかというと、日本と西洋ではロックのルーツが違うからなんだよ。
しかし、最後のサビのバックのe-ZUKAさんのギター、ヤケクソにカッコいいな。

350「♪ウォ~ウォ~ウォウォ~ウォ~ウォ」の「FAT SHAPER」も『Pierrot Dancin'』から。

360v_fsそうそう、前回のダイバーの時のレポートに「モッパーさん」のことは書いたんだけど、肝心なことを書くのを忘れちゃった。
この曲の歌詞の頭…「モーパッサン、FAT、塊」とあるでしょ?
コレはモーパッサンが1880年に発表した短編『脂肪のかたまり』のことですな?
どこで読んだのか思い出せなんでいたのだが、さっき思い出した!
大学の文学のゼミで読まされたんだわ。
当時やっていたバンドにノメリ込んだせいで、見事にそのゼミの単位は落としたが、『脂肪のかたまり』は読んで結構ショックを受けた記憶がある。
人間のエゴを綴ったイヤな話だよ。
岩波文庫にあるからGRANRODEOファンの皆さんも読んでみるといい。
岩波の文庫は絶版にならない。すなわち、岩波文庫で出版されている小説は「名作」とか「人類にとっての重要文学作品」とかいうことになっている。

370vこの曲は「ライブの目玉のひとつとなるように~、なるように~」作ったかのようなおいしさがにじみ出てるよね。
おふたりの計算通り、この日も大いに盛り上がったのであります!
普通の人間ならこの「♪ウォウウォ」は一緒に歌わずにいられないもんね。

380タオルを手にしたKISHOWさん。

400_mfs雨の日の武道館の思い出にみんなでタオルを振り回したのは「NOT for SALE」。
皆さん、夢中になっていておわかりかどうかわからないけど、こっちは写真を撮ってるでしょう?
見えるんですよ…ピンスポットに当てられたすさまじいホコリが!
武道館ぐらい広ければさほど気にならないけど、小さなライブハウスなんかだと、気管の弱い人はヤラれるぞ!

405舞台せましと走り回る2人。

41051年前にジョン・レノンやポール・マッカートニーが見たのと同じ光景を目の当たりにしている。

420身て!
美しすぎる今日の照明!
こうなるとシャッターを切っている方も楽しいですよ。
露出の調節がムズカシイけどね。

430ココで『Pierrot Dancin'』から離れて「名も無き日々」。

440_nnhこれまたストレートなドライビン・チューン。
演者も観客も照明も休むヒマまったくなし!

450そこでコレだよ、「Can Do」だもん。
もう演っちゃう。
前回のダイバーの時も確かそうだった。

460人気ナンバーだけに客席の盛り上がり方が尋常じゃないだよね。
私だってゴキゲンだもん。

470みんなうれしそうな顔してら!
最高に楽しいんだから当然か!

4_img_0061リズム隊の2人も最高潮!

480v

490v「Can Do」が終わったところでシーンが一転する。
会場は暗闇に覆われ、ステージには仮面姿の男女が…。

500このシークエンスは「道化達ノ宴#2」。
続々と数を増やしていくダンサー。
一糸乱れぬ演舞はコンサートを後半へと導く間奏曲となった。

510Fire Horns登場!

520私がお待ちかねのインスト・コーナー!

530お立ち台の上で猛然と弾きまくるe-ZUKAさん。

540v続いて瀧田さんのソロ。
560v瀧田さんのソロもいつも最高にエキサイティングだ。

550vそしてSHiNさんのドラム・ソロ。

570この表情!
電光石火のドラミング!

580いつも通りの各メンバーのア・カペラのソロからe-ZUKAさんのソロ曲を題材に展開するインスト・コーナーへ。

590v腕達者たちの競演に大きな歓声が浴びせられた。

600vGRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

610<後編>につづく
 
(一部敬称略 2017年9月22日 日本武道館にて撮影)

2017年11月17日 (金)

EUPHORIC MOOD <後編>~ CONCERTO MOON

  
オッ!
こんな光景を見るとどうにもうれしくなっちゃうね~!
このMarshall GALAのTシャツのデザインは最近リリースされた田川ヒロアキの『THEME PARK~テーマ・パーク~』のCDジャケットのデザインを手がけた梅村デザイン研究所の仕事だ。
Tears Of Tragedy主催のメタル・イベント『EUPHORIC MOOD』。
Marshall Blogでは出演の順番を変更してお届けしている。

05もちろんトリは主催者のTears Of Tragedyが務めたが、レポートの最後にお送りするのは当日二番手で登場した大御所CONCERTO MOON。

10_3島紀史

20v_2久世敦史

30v_2中易繁治

40v河塚篤史

50v_2Demon's EyeからのサポートでキーボーズはRyo。

60v_2オープニングは「Angel of Chaos」。

70ノッケから久世ちゃんの「♪Angel of chaos」の絶叫が耳に突き刺さる!

80_2キタキタキタ~!
ノンちゃんの必殺ソロ。
子供の頃から聞き慣れているクラシック音楽の有名なメロディを聴いた時のような安心感を抱かせてくれるわ。

90vそれはノンちゃんのプレイもさることながら、やっぱりこのMarshallのサウンドだよね。
みんなこの音で育ったんだ。
やっぱりギター・アンプは真空管ですよ。

95今日も愛器1967MAJORを持ち込んでいる。
キャビネットは最近新調したモノ。
音に鋭さが増した。

110v続けて『Savior Never Cry』から「The Shining Light of the Moon」。

2_img_0427ノンちゃんからイベント参加に関するお礼と挨拶があって…「ニュー・アルバムから1曲演ってみます」とアルバム中もっともテンポが速いという「Light in the Shadow」を披露した。
前曲とは「Light」つながりですな。
130下が10月25日にリリースされた、2年ぶり12作目となるCONCERTO MOONのニュー・アルバム『Tears of Messiah』。
『Between Life and Death』からもう2年経ったの?
まぁ、どんなハードなスピード・チューンでも時のうつろいの早さにはかなわんナァ。
もう発売になってほぼひと月が経つワケだけど、お聴きになったファンの皆さんはどう思ったかしら?
私は一聴して「円熟」という言葉を思い浮かべた。
なんか、ノンちゃんがドッシリ腰と気持ちを落ち着けて丹念に作り込んだって感じ。
もちろん他の作品も時間をかけて煮込んだスープのように、心血を注いで作っていることは百も二百も承知だ。
でも、このアルバムはそれらとは違ってスープというよりも、つぎ足しつぎ足しした開業100年以上のうなぎ屋のタレみたいな感じがする。
それは今までの作品とはチョット違う随所に見られる「トラディショナル感」かな?…イヤ、私にとっては「ノスタルジー感」っていうのかな?
私にはそう聞こえる。
タイトル・チューンや7の「Running Out of Time」、それに続く「Don't Wanna Cry no More」や「Stick It Out」なんてモロにそれ。
聴いていてすごく心地よい。
4曲目の「Lift my Life」なんても実にいい。CONCENRTO MOONのファンク・チューン?
それと、「島紀史」というカリズマティックな個性を擁するバンドだけに、どうしてもギターが前面に出てしまう傾向は否めなかったが、いよいよ久世ちゃんの存在感が増して「2大個性の対決」的な雰囲気がすごく好ましいと思う。
やっぱり「声」というものはスゴイ力を持っているものだ。
日本のロック界を代表するギターとヴォイスのコンビネーションがココにある。
そしてそれをグイグイとプッシュするリズム隊。
高齢化&少子化の進む日本のヘヴィメタル界にとって、このアルバムが「Messiah」の1枚になってくれることを期待して止まない。
そうそう、それと気づいたのはCOCNERTO MOONの曲のタイトル。
いわゆるネイティブが普段使うことのない「Big words」がないんだよね。
いつもわかりやすい単語を並べて曲名にしている。
でも「Stick it out」なんて意味がわからないでしょう、普通。
そう、実はこういう意味をたくさん持っているやさしい単語を並べる「英語のやまと言葉」とも言うべき表現ってノン・ネイティブには不可解極まりないんだよね。
その点「Big words」はたいてい意味が限定されるのでノン・ネイティブにとっては覚えるのが楽なのだ。
Frank Zappaの『Joe's Garage ActII』にも「Stick It Out」という曲があるが、コレは「最後までがんばる」という意味。

CdCDでは最高に美しいギターのハモりを聴かせてくれるこの「Light in the Shadow」だが、もちろんライブでは完全再現はムリ。
その代わりワイルドなギター・ソロをお見舞いしてくれた。
アルバム中、随所にスリリングなツイン・リードが出て来るんだけど、コレ、ノンちゃんって一発でキメちゃうんだよね。
どういうことかというと、まずメインのソロを録音しておいて、そのプレイバックを聴いて、ハモリのメロディを何の準備もなしに弾いてっちゃうワケ。
「アレ?ここおかしいか?」…なんてことは一切ない。
アレ、どうなってるんだろうな。
ヨコでその作業を見ている感じだと、そのサマはプロゴルファーが何年も前のラウンドの何ホール目の何打目を何番アイアンを使ってどこへ打ったって覚えているような感じだ。
将棋指しが何番もの棋譜を完全に頭に入れているのにも似ている。140v一気に旧作に戻って「It's Not Over」を矢継ぎ早に演奏。

150_2「なくてはならないこの曲」…久世ちゃんが紹介したのは「From Father to Son」。

160_2ノンちゃんはギターをお召替え。

170v_2このギターでもう1曲演奏したのは「Black Flame」。

120「火がついて来たぞ~!あと2曲です」
「エ~!」
…というお定まりのシーンがあって「Change My Heart」。

180ココまで6曲。
ま、確かにアッという間ですな。

1751曲1曲、すさまじいまでのシュレッディングで曲を攻めたてるノンちゃん。
すごい集中力だ!

190v_2最後は人気の「Savior Never Cry」。
イベントの場合、最近はこの曲でクローズすることが多い。
究極的に盛り上がるもんね。

200v_2短い時間なれど、思う存分暴れまくった4人!

210v_2

220_2

230v

240…とノンちゃん。
来年は2018年…CONCERTO MOONは『From Father to Son』のリリース、すなわちメジャー・デビューから20年を数える。
その20周年の前祝いとニュー・アルバムの発売を記念したツアーが11月25日から始まるのでお見逃しなく!

250CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

260_2(一部敬称略 2017年9月18日 渋谷CLUB AISIAにて撮影)

2017年11月16日 (木)

EUPHORIC MOOD <前編>~矢島舞依 & Tears Of Tragedy

 
『EUPHORIC MOOD』…「絶頂気分」って感じかな?
9月中旬に開催されたTears Of Tragedyがオーガナイズしたメタルのイベントのタイトル。
しかし、ヘヴィメタルの方々はどこで探してくるんだか知らないけど、濃い英単語を見つけて来るな~。
「Vengence」とかね。
使ったことはおろか、Judas Priest以外ネイティブさんが口にしているのも聞いたことがない。
この「euphonic」も同様。
「euphonic」は形容詞。名詞は「euphoria」。
日本語にすると「多幸感」とか「幸福感」とかいう意味で、「陶酔」という意味を表すときには「ecstasy」の同義語だそうだ。
変わって「euphony」となると「音調がよいこと」という意味になる。
ユーフォニウムっていう金管楽器があるでしょ?
チューバの弟みたいなヤツ。
確かにあの楽器は耳障りのいい音色を持っているよね。
調べたワケじゃないけど、間違いなく「euphony」から来てるんでしょうな。
こういうのね。

Eu2 戻って「euphoria」というのは性的な快感や、賭け事で勝った時、あるいは薬を用いた時の「幸福感」を指すようだ。
語源はギリシャ語で、「eu(良い)」と「pherein(運ぶ)」から成り立っている。
しからばクイズ。
英語の「euthanasia」とはどういう意味でしょう?
コレは「ユーサネイシア」と読む。
「eu」は「良い」でしょ?
その後ろの「thanatos(タナトス)」はギリシア神話の「死を象徴する神」。
この2つがコレが合体して「enthanasia」になると、「安楽死」になる。
なんかコワくね?
下はBrand Xの『Unorthodox Behavior』というアルバム。
原題が「オーソドックスではない行為」という意味だから『異常行為』という邦題が付けられていたが、実にこの題名を的確かつ直截的に表現したデザインだ。
さすがHipgnosis。
最近このデザインと酷似したジャケットをどこかで見たナァ。
何だったかな…?
このアルバムの2曲目が「Euthanasia Waltz」…「安楽死のワルツ」だ。

Ub『EUPHORIC MOOD』の出演バンドは3つ。
まず最初に舞台に立ったのは矢島舞依。

10_2矢島舞依

20v松浦カズマ

30vTORNADO-GRENADE時代から引き続きカズマくんはもちろんMarshall。
この日はJCM2000 DSL100を使用。

40下手のギターはShinyA。

50vベースはつよぽん。

60vドラムスはカンちゃん。
楽屋に挨拶に行くと「シゲさ~ん!」と元気よく声をかけてくれた。
仮面を付けていたので顔は見えなかったのだが、ノリですぐにカンちゃんだとわかった。
★伝言です⇒カンちゃん、NATALよろしく!
70v私は舞依ちゃんのステージを拝見するのはコレが初めて。
ホントにガール・パワーってのはスゴイ!
思い起こしてみるに、昔の女性ロック・ミュージシャンというと、どうしても男性を追いかけている立場にあったが、今はゼンゼン違うもんね。
女性のロック・ミュージシャンがチャンと自分たちの世界を作り上げている。
舞依ちゃんもそのひとり。
80そんな歌姫をサポートするギタリストたちをサポートするのがMarshallだ。
やっぱりパワフルなボーカルズを支えるには真空管アンプが出すガッツのあるトーンが不可欠だ。

90時に激しく…

110時にジックリと…緩急自在なレパートリーを取り混ぜて独自のステージを練り上げていく。

100カズマくんの指も絶好調。
ここぞ!とばかりに煙が出て来るほど猛烈なシュレッディングを随所で聴かせてくれた。

130vヘヴィ・メタルというと宇宙戦争の映画に出て来る武器や乗り物のような名前のチームの多い中、「矢島舞依」というネーミングもいいね。

140来る12月6日に3枚目のミニ・アルバム『Innocent Emotion』がリリースされる。
すごいジャケットだナァ~。
コレ、抱えているのは心臓?
それこそ心臓が飛び出すような曲が詰まっているに違いない!

Ymcd ものすごい存在感で会場を沸かし、そしてステージを後にした。
 
矢島舞依の詳しい情報はコチラ⇒矢島舞依Official Site

150続いてステージに上がったのはCONCERTO MOONだったが、このレポートでは順番を替え、トリで登場したTears Of Tragedyのパフォーマンスを先に紹介させて頂く。

160HARUKA

170vTORU

1_img_0545YOHEI

190vHAYATO

200vHIDEYUKI

210vMarshall Blogへの登場は2回目となるTears Of Tragedy。

220TORUくんはもちろん今日もMarshall。
240v愛用のJCM800 2203を従えての登場だ。
やっぱり真空管アンプだよ。
ピッキングのひとつひとつに魂がこもっているかのようなコシのあるサウンドは真空管アンプならではのモノ。

230以前の記事でも書いたが、ゴリンゴリンのメタル・チームながら、このバンドもHARUKAちゃんのキャラクターを前面に押し出した他にない味わいを持ってるんだよね。

250vHARUKAちゃんやTORUくんの一挙手一投足に歓声が上がる。

260そしてめくるめくシュレッディング。
この人もよ~弾くわ~。
長くて美しい髪の毛がうらやましいわ~。

280コチラもバラエティに富んだレパートリーの連続でひと時もステージから目を離すことができない。

270ところでこのTORUくんのプレイのスムーズさは一体何だろう?
人間が弾いているとは思えないほどの「滑らかさ」…っていうのかな?
ギターの心得がない人がTORUくんのプレイを見たら絶対こう思うよ…「ネェネェ、ギターを弾くのって簡単なの?」って。
冗談言っちゃぁイケねーぜ!
凄まじいまでの鍛錬がこういうプレイを可能にしているのだ。
この人にはそんな滑らかさとしなやかさがある。
180v_2そして、HARUKAちゃんの舞い。
曲に溶け込んで自在に身体を動かす姿がとても魅力的だ。

290vさすがトリの風格。
会場を沸かせに沸かせたイベントは大成功だった!

310Tears Of Tragedyの詳しい情報はコチラ⇒Official Web

320<後編>につづく
 
(一部敬称略 2017年9月18日 渋谷CLUB AISIAにて撮影)

2017年11月14日 (火)

SHOW-YA~『AURORA』発売記念ミニライブ&握手会

  

昼間は滅多に来ることのない川崎ラチッタデッラ。
このイタリア語の小さい「ッ」の後のラ行の音は実に発音しにくいね。
小学生の頃、『青い体験』というイタリア映画が日本に入って来た。
ジャンルで言えば「お色気コメディ」ということになろうか、当時の小学生にはかなり刺激的な内容だった。
主演女優の名前を「ラウラ・アントネッリ」といった。
クラスの男の子たちはこの「ネッリ」の発音に四苦八苦していたっけ。
でも、イタリア語って、すごくロックに合うんだよね。
神に話しかける言葉のフランス語も馬に食わせるためのドイツ語もダメ。
イタリア語の響きは曲によっては、英語のそれに負けない。
ロマンチック度が高いんだよね。
以前NAMMショウでベッペ・ガムベッタというイタリアの弾き語りの演奏を観たアメリカの女性が…「イタリア語って素敵ね~」と私の横でメロメロになっていたのを思い出す。
イタリアが世界最高峰の音楽の国にでいられるのもこのイタリア語のおかげ。
ヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ…すなわちイタリア・オペラの存在だ。
映画『アマデウス』でヴォルフガングが皇帝にドイツ語のオペラを作りたいと言うと、「オペラはイタリア語に限る」と言われるシーンがあったが、そういうこと。
3Bをもってしてもオペラに関してはドイツはイタリアの後塵を拝さねばならないのね。
でも、あの映画って英語でしょ?
今度はドイツやオーストリアで音楽を勉強した人はアレがものすごく気持ち悪いらしい。
つまり、ヴォルフガングが英語をしゃべっているということが許せないのだ。
あ~、日本人でヨカッタ~、ヨカッタ。10ラチッタデッラのメイン・ビルディングの前の広場、「ピアッツァ・センターレ(でいいのかな?)」。
こういう形の、つまり円形劇場を見るといつも思い出すアルバムがある。

201979年の長谷川きよしの『遠く離れたおまえに』という作品。
コレって民族音楽の収録みたいに、スペイン、モロッコ、ギリシャの街角でいきなり演奏して、それを録音して1枚に仕上げたライブ・アルバムなのね。
だから街のノイズが盛大に入っていて、すごい臨場感なんだよね。
その中にギリシアだかどっかの古代に作られた円形劇場で演奏した曲が収録されていて、その劇場についての解説にこうあった。
「古代に作られた劇場ながら、音響が驚異的に素晴らしく、ステージで針を一本落とした音が劇場の隅々にまで響き渡る」
正確ではないが、こんな感じ。
昔の人ってのは本当にスゴイよね。
Khさて、今日この円形広場に登場するのは我らがSHOW-YA。

1_img_10229月27日にリリースされた2年ぶり、11作目となる『AURORA』の発売記念ミニ・ライブ&握手会だ。

30cd広場の前には『AURORA』の即売所が設けられた。

40_2SHOW-YAの登場を首を長くして待つファンの皆さん。
開演は午後2時だが、一番乗りの人は朝7時から場所をキープしていたとか…。
チョット風が冷たかったのでさぞかし身体が冷えてしまったことだろう。
風邪を引いていなければいいんだけど…。

50vそして、定刻通りにSHOW-YAが登場!

60寺田恵子

70v五十嵐s☆un-go☆美貴

80vsun-goさんは今日はアコギ・オンリー。
JVMのコンボ、JVM215Cにつないでプレイ。
JVM215Cはsun-goさんがいつも使っているJVM410Hの弟&コンボ・バージョン。
50Wの1x12"という仕様。

90中村"captain"美紀

100角田"mittan"美喜

110v以上…って、ファンの皆さんは先刻ご承知だととは思うが、今日は4人。
まずは恵子さんがそのあたりの事情を説明した。
「ベースのさとみが左手首骨折のため欠席です。今日は4人で演ります。最後までお楽しみください。
ニューアルバムからの曲を演りたいと思います」

120タンバリンを手にした恵子さん。
1曲目に選んだのは「ALL TOGETHER NOW」。

130vCDでは小気味よくドライブするストレートな8ビート・ナンバー。
今日はアコースティック・セットゆえホンワカ・ムードでのパフォーマンス。
わかっちゃいるけど、ずいぶん変わるもんだよ。

140「4人で演るのは初めてでございます」と恵子さんが4人を紹介。
例によってまずキャプテンからひと言ずつごあいさつ。
「お天気もよくてヨカッタ。みんなで一生懸命作ったアルバムよろしくお願いします!
今日は短いミニミニ・ライブですけど楽しんでいってください!」

150ナゼかツボにハマって1人で笑い込んでしまったキャプテン。
一体ナニがおもしろかったのか、いまだにわからない。160「みんなで一生懸命作ったアルバムです!
聴けば聴くほど味が出るような作品ですので、是非隅々まで何度も何度も聴いてくれたらうれしいで~す!」

170v「みんなで一生懸命作った…もういいか!
冬の屋外はミュージシャンにとってはキツいんです」
そう、指がかじかんじゃうからね。
真夏は真夏でシンドイし…ミュージシャンというのは大変なお仕事でございます。

180恵子さんからはアルバム・タイトルの説明があった。
「『アウロラ』というのはローマ神話の『曙の女神』という意味なんだけど『戦いの女神』でもあるのね。
で、『SHOW-YA』とは何ぞやと訊くとmittanが『戦いの女神』って言うワケ。
それを聴いた瞬間からタイトルは『コレでいこう!』と決めました。
『オーロラ』でもいいんだけど、敢えて『アウロラ』にしました。
アルバムからもう1曲。妄想的な恋の歌」

190vアルバム4曲目の「そうよRunaway Home ~人類は愛でしか救われない」。

200この曲も硬派なエイト・ビート・ナンバーなんだけど、まるで別の曲のようなパフォーマンス。
こういうのもいいね。

210vsun-goさんはストラミングに徹する。

220vギターを手にした恵子さん。
「寒い?少しあったまりましょうか!
お子さんもいるので一緒に遊んでみようかな?」
270v…と言った途端、たまたま小さい子を連れたお客さんが会場を離れようとするのを恵子さんが見つけて…
「帰らないでッ!お姉さん、コワくないからね!」
イヤ~、こんなガラのスパッツはコワイでしょう。
クモのボディがシャレコウベになってんだぜ!
280歌い出したのは「♪あ~る~日」。
スゲエ声!
聴いてるこっちの背筋が伸びます。
曲は「森のくまさん」。
メッチャ強そうなクマさん!

240お客さんとの掛け合いで盛り上がる、盛り上がる!
mittanのカホンと…

250vsun-goさんがギターのボディを叩く即席パーカッションで、リズミカルで楽しい「森のクマさん」になった。

260「人にはそれぞれ色んな人生がある。
今まで切ない悲しいバラ―ドが多かったけど、前向きなバラードを作ったので聴いてください」
300vアルバムの最後を飾る「ON MY CROSSROAD」。

290キャプテンのコーラスはいつも完璧。
素晴らしい。

310v「それでは最後の曲…」
「エエ~!」
「うるさいッ!」
いつものヤツがあって最後の曲。
コレがまさに寒さをスッ飛ばす激演!

320曲は恵子さんのソロ・コンサートではおなじみの「Rock and Roll~アッチェレランド・バージョン」。
Led Zeppelinね。

325さとみさんの不在をカバーするかのような心のこもった演奏だ。
さとさん、早く帰って来て欲しいね。

330v

340v

350v

360vオラオラオラオラオラ、どんどんテンポを上げるぞ~!
「アッチェレランド」ってのはクラッシックの音楽用語で「だんだん速く」という意味ね。
385vコレは珍しい、恵子さんとsun-goさんとの「絶叫対決!」。

380暴れに暴れて終了!
あったまった~!

390v終演後は握手会。
メッチャ長い行列ができたよ。

400「ありがとね~」

410メンバー4人、ひとりひとりと握手していく。
お客さん、みんなうれしそうだった。

420v

430v

440v

450vさて、さてさて、あと4日後に迫った『AURORA』リリース・ツアーの千秋楽。
11月18日、場所は品川インターシティホール。
この日は演奏はできないが、さとさんが合流してステージからあいさつをする予定になっている。
そんなSHOW-YAも見逃せない!

30cdそして、その1週間後はまた川崎だ。
CLUB CITTAで『CLASSIC ROCk JAM』とMarshall Blogでもレポートした『WORLD GUITAR COLLECTION』のダブルヘッドライナーが開催される。
SHOW-YAからは恵子さん、キャプテン、mittanが参加。
他にもMaryのSAKIちゃんも登場する。
コレも楽しみだね~!

Crjさとみさん、とにかくお大事に!
Marshall Blogも一日も早いご回復をお祈り申し上げております。
  

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

460(一部敬称略 2017年11月12日 川崎ラチッタデッラにて撮影)

2017年11月13日 (月)

vistlip~Umi & Yuh Birthday ONEMAN LIVE

 
今日のライブ・レポートは時間が経ってしまったが新宿BLAZEから。
  
ウ、ウワ~!
なんじゃコリャ~!
景色が変わってる!
ココは「シネシティ広場」っていうの?
昔はね、元あったコマ劇場を背中にこの方向に目を向けると、ボーリングのピンと共に総合娯楽ビルがドーンと目に入ったもんですよ。
アラ~………なくなっちゃったね~。
中学から高校を卒業するまで毎日電車で通っていたものの、若い頃からどちらかと言うと新宿は苦手だった。
だってコエ~んだもん。
今でもMarshall Blogの取材でライブハウスに行く時はほとんどと言っていいぐらい寄りつかないのね。
家内も同様で、仕事以外で新宿に行くことはまずありえない。
その2人が37年前に初めて会った場所が新宿だっていうんだから人生ナニが起こるかわからない。
私にとって、そのほとんど愛着を感じない街の「原風景」でしてね。
ココにあったその娯楽ビルには「ミラノ座」という1956年開業の座席数1,500の大きな映画館があった。
1,500席だよ!
昔は1,500人の人が同じ映画を一度に観ていたんだからね。
私は小学生の頃から外国映画に夢中で、1974年、そのミラノ座でかかっていたクリント・イーストウッドの『ダーティハリー2』に親戚のオバさんが連れて行ってくれたことがあった。
『ダーティー・ハリー』のハリー・キャラハン刑事といえば「44マグナム」でしょう?
それに絡ませて、映画館のロビーには「MGC」というモデル・ガンのメーカーが即売所を設けていて、オバさんが6インチの44マグナムを私に買ってくれたんですわ…誕生日でもないのに!
それがうれしくて、うれしくて、昔のココの景色がアタマにこびりついているのです。
前回BLAZEに来た時はまだあったんだよね。
私に何の断りもなしに壊しちゃうんだもん!そりゃ驚くわ!

10_2広場のBLAZEの対角線上にあるこのビル。
ここには今恵比寿で営業しているLiquid Roomがあったんだよね。
移転してもうどれぐらい経つんだろう?

20vさて、BLAZEの前は開場を待つ女性でイッパイ!

30_2今日の出演はvistlip!

50_2

60vYuh

70v

80v_2瑠伊

90vTohya

100v_2Tohyaさんはこの日NATALを使用。
あるライブハウスで初めて体験してお気に召して頂いた。

110_2キットはアッシュのホワイト・スワール。
12"、13"、16"、22"のコンフィギュレーション。

120YuhさんのラックにはMarshallのステレオ・パワーアンプ、EL34 100/100がセットされていた。
このパワーアンプってすごくよくできていてね、オーディオで使用している人がいるほどの音質の良さなのよ。

130_2オープニングは「偽善MASTER」。
智さんの「ブチかませ、トーキョー!」の叫びとともに、ぶっ続けで5曲がブチかまされた!

140_2圧倒的な激演でアッという間に5曲を終了。
「楽しんでますか?
最初に言っちゃいます…お誕生日おめでとう!」

150vそう、実はこの日はYuhさんと海さんのバースディ・コンサート。
vistlipの10年の歴史の中で初めての企画なのだそうだ。

40…ということで、この日は海さんと…

160v_2Yuhさんの曲でセットリストが組まれた。

170_2失敬ながら、私はこの日初めてvistlipのサウンドを耳にしたが、起伏に富んだハードな曲調がどれも気持ちいいですな。

180vそんなエキサイティングな曲にTohyaさんが叩くNATALアッシュの乾いたサウンドが実によくマッチする。
アッシュは他のドラム・ブランドでは見かけない素材で、多くのドラマーさんに興味を持って頂くが、ヒッジョーに評判がよろしくて、私も鼻タカダカなのだ。

190v_2オープニングに5曲、次のセクションで4曲、そしてMCを挟んでまた4曲…と、ガツ~ン、ガツ~ンとまとめて爆弾を落としてくるような構成がヘヴィでいいね。

1_img_0206 ファンはもう大熱狂!

195仕事柄、色々なタイプのバンドさんのライブに出かけ、ファンの皆さんのノリ方を観察しているんだけど、このヴィジュアル系バンドのファンの皆さんがやるこの手の動き…なかなか覚えられない。
広げた指の手のひらをクネクネと回す独特の動きが魅力的だ。

196ヘヴィな曲ばかりでなく、シットリ系の曲も交えてジックリと自分たちのパフォーマンスを積み上げていく。
そして最後のセクション。
「あり得ない数のお客さんとバースデイ・ライブがやれてシアワセです!
ココからは盛り上がっていくゾ~!」
2_img_0099 …と最後のセクションでまた5曲を立て続けにプレイ。
220v_2アンコールではTohyaさんのスペシャルなかくし芸が大いにウケてたね~!
そして、濃いナンバーを3曲立て続けに演奏した。

240vこのバースデイ・ライブ、実にサッパリしててね、いいんですよ。
ケーキすら出て来ないんだから!
まさか、用意するのを忘れちゃったのかな?
当然モデルガンのプレゼントもない。
でも最後は主役の2人からメッセージが送られた。
「(メッセージは)特にない。
ありがとうございます。来年はやらない。
でも、チケットが完売したと聞いたからまた考えてもいいかな?」
…と海さん。
やっぱりサッパリしてる!

210v_2Yuhさんは…「誕生日が7月28日なの。
幼稚園、小学校、中学校、高校…ずーっと誕生日は夏休み中だから友達に祝ってもらえなかった」
いたいたそういう子!
「しかも、越境していたから地元の友達がいなくてみんなでワ~っとやったこがなかった。
だから今日はみんなが集まってくれてうれしい思いした!
ありがとうございます!」
1_img_0410「最後、みんなでジャンプしようぜ!
さぁみんな手をつないでくれますか?最後まで2人を幸せにしてあげましょう!」
…とお客さんと一緒にジャンプしてvistlipの5人がステージを降りた。

2_img_0126vistlipはCDとDVDが合体した19番目のシングル『It』を先週リリースしたばかり。
コレは<初回生産限定盤>の『It 【LIMETED EDITION】』。

250cdコチラは通常盤の『It 【vister】』。
他にCDのみバージョンの『It 【lipper】』がラインナップされている。

260cdvistlipの詳しい情報はコチラ⇒vistlip official website

270_2

<<NATAL NEWS>>

この度、NATALは権威あるイギリスのドラムス雑誌、RHYTHM Magagineから賞を2つ頂戴しました!

T_rmひとつは『BEST DRUM IN 2017』の栄えある「BEST drum kit」という部門。
受賞モデルはまだ日本に入って来ていない「Cafe Racer」というシリーズ。

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もうひとつは同じく「BEST snare drum」部門。
対象は「Acrylic Series」。
こちらは日本の楽器店にも並んでいます。

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As 海外ではすごい勢いでノシています、NATAL。
私もガンバらねば!
ドラム・キット他の新規購入、あるいは買い替えを考えていらっしゃる方は是非候補のひとつにNATALを!

  
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。

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(一部敬称略 2017年7月24日 新宿BLAZEにて撮影)

2017年11月10日 (金)

FEEL SO BAD~25th Anniversary Kickoff Party

 
池袋って子供の頃から行く機会が本当に少ないんだよな~。
昔は中古レコード屋もライブハウスもなかったからかな?
イヤ、あったのかも知れないけど、両方とも行った経験がない。
人生のウチで一番集中して池袋を訪れたのは、楽器フェアをサンシャインシティでやってた時だな。
だから池袋は今でもかなり不案内なのね。
で、今日のレポートの現場に初めて行って「オオオ!」となった。
だって、テレビに時々出て来る激安売りのメガネ屋さんがすぐそばにあったんだもん。
もう最近ホントに細かい字がツラくてね~。
ウチのオヤジは82歳で死ぬまで、裸眼で新聞を読んでいたんだけどな。
ま、私も新聞ぐらいなら裸眼でヘッチャラで読めちゃうんだけど、チョット暗くなっただけですごく読みづらくなる。
そこで老眼鏡の出番が回って来る。
イヤ~、アレ気持ちいいよね~。
細かい文字があまりにもクッキリ見える!
名刺のメールアドレスの「i」、「l」、「1」、または「8」と「6」、「6」と「b」、「O」と「0」…全部解決。
この快感は若者にはわかるまい!
あ、イカンイカン、年寄りの身体劣化情報はなるべく書かないようにしているんだった!
よく、電話でアルファベットを確認する時に「アメリカのA」、「ブリティッシュのB」とかやるでしょ?
アレは相手に当該の文字が正確に伝わればいいので、国名、都市名、人名等、挙げるサンプルが厳格にキマっているワケではない。
でも、どうしても国か都市の名前でやっちゃうことが多いんだけど、今度アレをやる機会があったら全部バンドかミュージシャンの名前でやってやろうと思っている。
「ロックとジャズ、どっちがいいですか?」なんて最初に訊いておいてサ。
「Alice Cooper、Art Pepperの『A』」
ちょっと通ぶって「Arti & Mestieri、Anthony Braxtonの『A』」なんてのもおもしろい、
「Brand X、Booker Ervinの『B』」
「Curved Air、Charkie Parkerの『C』」
という具合。
コレでできない文字ってあるかな?
ジャズは「X」が困るな…。
なんてことばかり考えているから時間がいくらあっても足りないのね?
 
でも、コレすごいよ。
ガーッとなっているのは全部ホンモノのメガネのフレームだからね。

10さて、デビュー25周年、すなわちSilver Jubileeを迎えたFEEL SO BAD。
今日はその記念すべき年のキックオフ・イベントなのだ。
では、早速そのレポートをば。

20拍手に迎えられてステージに登場したFSBのメンバーたち。まずは上手に座った3人。
コレから歯の治療…。
歯医者の待合室でニコニコしている人って絶対いないもんね。
今ちょうど久しぶりに歯医者に通っているんだけど、ドリルを使う直前に「痛かったら左手を上げてくださいね」とか先生が言うでしょ?
アレ、メッチャ恐いよね。
痛いにキマってるもん。
もっとコワイのが「どうしてもガマンできなかったら教えてくださいね」。
昔は本当にそれぐらい痛いのが普通だった。
今はゼンゼン違うのね。
何しろ麻酔の注射のための麻酔をかけるんだから過保護にもほどがある。
そんなことをしなくたって、その麻酔の注射だって昔に比べて針が格段に細くなったのでほとんど痛みを感じない。
昔は麻酔の注射だけでイヤになったもんですよ。
今はSNSで「アソコの歯医者は痛い!」と書かれたら一発で終わりだもんね。
あ、ゴメンナサイ。
この写真がそんな風に見えておもしろかったもんですから…。

30メンバーが揃ったところでスタート。
今日のプログラムは、まずみんなでDVDを鑑賞するのです。

50そのDVDとはコレ。
先月リリースされた『PENTAGON.dvd』。

40dvd はじまりはじまり~。
…と言っても、DVDをそのまま観たって意味がない。
リリースされたら自分の家でユックリ何度でも観ればいいんだからね。
そうではなくて、この上映会ではDVDに収録されていない未公開シーンを中心に上映した。

60未公開シーンといえば、NG特集だよね。
ジャッキー・チェンみたいなヤツ。70それぞれに解説や思い出や言い訳を加えていくという趣向。

80v収録時のハプニング…

90旅先でのトラブル…

100v過払い金の相談…。

U_img_0051司会はARESZの瑠海狐さん。
エ~、ダイエットしているのは知ってるけど、やり過ぎじゃん?
メッチャ細くなった!
「コレじゃ普通の人じゃん!」と言ったら前はナンだったっていうことになるけど、見違えた。
「歌うMarshallの壁」どころか、「歌うMarshallのコンボ」になっちゃったじゃん!
私も見習わねば!

110もちろん今日も「立て板に水」の瑠海狐トークなんだけど、ホラ。
瑠海狐さんは台本なんか無くたって何時間でも、何日でもしゃべり続けることはできるハスだ。
しかし、先輩のFSBに失礼を働いてはイカンということで、今日はこうして念入りに下調べをして本番に臨んだのだ。
そういう人なんだよね。
また字がエラくきれいだ。
「字がきれい」というだけで人間がシッカリしていると思われるからね。
大切なことだ。
右肩下がりの字を書く人には「金を貸すな」って言うの聞いたことある?
返ってこないらしいよ。

130爆笑シーンの連続で会場は大盛り上がり。
このDVD、タイトルに「PENTAGON」と謳ってはいるが、再活動をスタートしてからココまでのところの「総まとめ的」な内容で、25周年に向かう発射台のような印象だ。
詳しい内容についてはFSB TURBO DREAMSのウェブサイトをご覧頂きたいが、とにかくバラエティに富んでいるこの上なし。

140Marshall Blogでレポートした『FSB TURBO DREAMS発足パーティ』の模様も収録されている。
「ギター・アンプと言えばMarshall!」なんて、メンバーが使用している機材、すなわちMarshall、NATAL、EDENを紹介する場面を収録してくれてるのよ!
その中で「シゲさ~ん!」と私のことを紹介してくれて、客席の暗がりでカメラが私に向けられているんだけど、アアアアアア、何たる私の軽さ!
ヘラヘラ、ペコペコしやがってよう!
威張る必要は何もないんだけど、もっとこう、歳相応にドシっと構えてやがれ!
…と思うんだけどイザとなるとダメなんだよね~、軽くて。
でもとてもうれしいです。

150このDVD以外にもFSBの皆さんには色々とブランドのPRのご協力を頂いていてホントに感謝しております。
サポートのし甲斐があるってもんです。
コレも!
私が撮ったワケではないけど、お気に入りの1枚。
だりあさん、重いところありがとうございます!

160vそれとね、このDVD、Marshall Blog制作チームも写ってるんだよ。
客席の後ろでカメラを構えているのがワタシ。
チョットわかりにくいけど、その前で座りながら一生懸命メモを書いているのがウチのアシスタント。
このメモを元にしてMarshall Blogのテキストが作成される。
そう、つまりこのDVDは『メイキング・オブ・Marshall Blog』でもあったんですね~…そんなワケないか。

170みんなで楽しくDVDを鑑賞した後はFEEl SO BADのミニ・ライブ。

180川島だりあ

190v倉田冬樹

200vFuyukiさん、とうとうJCM800 2203を引っ張り出してきた!
キャビは1960BV。

210v山口PON昌人

220vPONさんはNATALのアッシュ。

230ゴージャスなグレイ・スパークルのフィニッシュがPONさんの派手なプレイににピッタリだ。

240Chris

250vChrisはJVM410H。
珍しいことがココで起こってる。
ナンとならば、Chrisのスピーカー・キャビネットも1960BVなのだ。
アータ、1960AVならイザ知らず、BVが一度に並ぶってモノスゴイ低い確率ですよ。
私の記憶が確かなら、この仕事していて多分コレが初めてのことだと思う。
やっぱりFSBは規格外だわ!

260v足元のようす。

270翔己

280v翔己くんはMarshallとEDENの連合軍。
今日はMarshallのキャビは使用せず。
EDENのD410XSTを2台積み上げて両方鳴らした。

290vヘッドは長年愛用しているMarshallの3530とEDENのTerra Nova TN-501。
しかし、このTN-501は評判いいよ~。小さいのに頼もしいわ~。

300コレが全然「ミニ・ライブ」じゃなくて「デカ・ライブ」だったのよ!
今までイスに座ってDVDをご覧になっていたお客さんは全員総立ち。

310オープニングは「オタンコナス」。
すごいタイトルだね~。
ナンセンスで楽しい歌詞を強烈な曲に乗せる…こういうの大歓迎なんだよね!
ナゼかって?Zappaだから。
例のアレよ。
Does humor belong in music?ね。
私の答えは「Should be!」

32022年前にリリースした作品。
もう長いこと演奏していないというが、そんなことを全く感じさせないイキの良さ!
すごく軽いノリでこの曲の誕生秘話なんかも開陳されたんよ。

330v「オタンコナス」とか「スットコドッコイ」とか「ヒョーロクダマ」とか言わなくなったよね~。
ケチョンケチョンに暴れまくるPONドラミングが迫りくる!

340続いては今年発表した『PENTAGON』から「未来への責任」。

350v今日も翔己くんのピロピロが大暴れ!
PONさんとの噛み合い方がゴツイ。
鉄粉を削り出しながら特大の鋼鉄の歯車がゴリンゴリンと回り続けているようだ。

360FEEL SO BADのSilver Jubileeを祝うファンを目の前にしてノリノリのだりあさん。
いつもノリノリだけど…。

3701996年の『In Trance』から「勝負だ!!」。

390なるほどコリャ勝負だわ!
PONさんにはアッシュがバッチリだね。
アッシュの乾いた音が勝負を完全に有利に導いている。

430v活動を再開してからのFSBのステージは当然のごとく『PENTAGON』からのレパートリーが中心になっていたが、今日はガッツリとFSBクラシックが混ざり込んでいる。
カッコいいね~。
アタシャ、その当時のことを知らないから「なつかし感」はゼロ。
とても新鮮だわ。

380v新しい2人のメンバーは何の違和感もなくまるで当時から在籍していたかのように堂に入った演奏を聴かせてくれた。

U_img_0056 そろそろ35km地点だろうか?
汗だくのだりあさん。
しかし、そのストライドはますます大きく、速くなる!

400v「グレチャウゾ」ではFuyukiさんはボトルネックを指にハメた。

410vステージから姿を消したと思ったらナース姿で帰って来ただりあさん。

420vナース姿と言えば…病気。
万病の元といえば…風邪。
そう、ここへきて最初の『PENTAGON』ナンバーの「KAZE」だ!

440スリル満点の超高速ブギ!

450DVDにも収録されているコミカルな病院仕立てのMVで主役を務めているのはPONさん。
「The Mad Doctor」の役どころだ。
「Crazy Doctor」は年末に大阪あたりで?

T_img_0224FuyukiさんとChrisのギター・バトル!

460こんなこともしてました。

470最後はまた『In Trance』から「THEME of D.K.」。
この「D.K.」はナニ?
「第一勧銀」?
40.8kmまで来ただりあさん!
まだ走り続けると思ったら…

T_img_0304 ジャン~プッ!

J0それも1回や2回じゃない!
だりあさんならトライアスロン連続5回やってから、その足で冬季七大陸最高峰単独登頂、3日休息を取って「千日回峰行」に取り組んでも難なく成就させることができるだろう。

J1

J2

J3
コレ、連写しているワケじゃないのです。
だりあさんがジャンプしたところを1回1枚ずつ撮ったのだ。

J4

J6

J7

「ミニ」と銘打っておきながら全7曲。
密度が濃いのでそれ以上演奏した感じがしたわ。
だから「デカ・ライブ」と書いたのだ。

480アンコールでは翔己くんをフィーチュア。
Ozzyの曲を元にしたバースディ・ソングが翔己くんに贈られた。
この2日間後が翔己くんの誕生日だったのだ。

490「やっぱりコレを演らなきゃね!」と最後は「バリバリ最強No.1」で締めくくった。

500

510v

520

530v

540vおめでとう翔己くん!
おめでとうFELL SO BAD!
コレからの活躍を楽しみにしております。
Marshall、NATAL、EDENと一緒にお願いしまっせ!

 
FEEL SO BADの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

550

<<NATAL NEWS>>

PONさんご愛用のNATAL(ナタール)は1965年創業のMarshallのドラム・ブランドです。
U_img_0032この度、NATALは権威あるイギリスのドラムス雑誌、RHYTHM Magagineから賞を2つ頂戴しましたん!

T_rmひとつは『BEST DRUM IN 2017』の栄えある「BEST drum kit」という部門。
受賞モデルはまだ日本に入って来ていない「Cafe Racer」というシリーズ。

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もうひとつは同じく「BEST snare drum」部門。
対象は「Acrylic Series」。
こちらは日本の楽器店にも並んでいます。

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As 海外ではすごい勢いでノシています、NATAL。
私もガンバらねば!
ドラム・キット他の新規購入、あるいは買い替えを考えていらっしゃる方は是非候補のひとつにNATALを!

  
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。

M_natal_square
(一部敬称略 2017年10月21日 池袋monoにて撮影)

2017年11月 9日 (木)

Welcome on Board!~ JEKYLL★RONOVE久々の登場!

  
またステキなMarshallファミリ-の一員が増えたよ。
以前、一度Marshall Blogに登場してくれたJEKYLL★RONOVEのギタリスト、N★OTOくんのこと。

10もっと早くライブにお邪魔したかったんだけど、いつも見事にスケジュールが合わなかった。
そして、9月中旬の『Crush for Diet』というイベントでついにジキロノをキャッチ!
過去だから「コウト!」か。

20Jekyll

30vN★OTO

40vSEI

50vキャプテン★いえっち

60v前回Marshall Blogに登場してもらった時はN★OTOくんは他のブランドのギター・アンプを使用していたが、ついにMarshallにスイッチ!

70Silver Jubilee 2555Xと1960BVを使用している。
BVのチョイスは「わかってるね~」感満点。
でも重いんだよ、「V」系は。

80v足元のようす。
右上の赤い小さな箱が気になる?90オープニングは「Guilt or Innocence」。

100_goi快調にドライブするバックキングに乗って、JEKYLLが小粋にシャウトする。
JEKYLL…ナンカ呼び捨てはイヤだな。
この業界での呼び名は「呼び捨て」がスタンダードなんだろうけど、どうも慣れ慣れしすぎると思うし、そもそも何となく気恥ずかしい。
Marshall Blogではどうしているかと言うと、最初に出す名前はフルネームで敬称なし。
一応、フルネームで呼ぶことは失礼に当たらない…という英語圏の慣習的な?
2回目以降は敬称をつけるか、もしくは使っている呼び名で記すようにルールを定めている。
ま、たまには例外もある。
そこへいくと外人はいいよね。
自分の呼び名を自分で伝える習慣があるから。
日本の場合のアダ名や呼び名は、ただ「みんながそう呼んでいるから」というのが圧倒的に多くて、「何でそう呼ばれてるの?」と確かめても理由がわからないなんてことがよくある。
そういえば、こんなのがあった。
「ボクの名前はアレキサンダー。呼び名はアレックス」
「黙りなさい!呼び名は私がキメるよ」…と孫が預け先のイジワルなお婆さんにバシッと言われちゃうシーンが出て来るのはニール・サイモンの『ヨンカーズ物語』だったかな?
「ジキル」…ん~、まさか「ジーちゃん」っていうワケにもいかんしな。
今回はご無礼を承知で「JEKYLL」とプレーンに呼ばれて頂こう。
120vそして、N★OTOくんのシャープなギター・ソロ。
ハード・ロックの王道サウンドだ!
130この曲はジキロノのファースト・アルバム『E=mc2』のクローザーなんだけど、いいね~、このアルバム。
飾り気のないハード・ロック。
でも今の風味もチャンと加味されている。
一部の英語の歌詞にはチャレンジ精神を感じるな。
タイトルの「m」はメンバーの「m」。
光の速さの2乗を乗じてとてつもないエネルギーを生み出している…ってことか?ナンチャッテ!
 
この「何乗」っていうのあるでしょ?「べき乗」っていうのかな?
さて、英語で何というか。
JEKYLLはこのアルバムのタイトル名を「E equall mc squared」と読んでいた。
「平方」だから「sqaure」だ。
じゃ、コレが3乗になると「squared」がどう変化するか…。
今度は「立法」なので「cubed」になる。
変則的なのはココまで。
あとは「10の5乗」だったら「10 to the 5th power」と言う風に「power」を使う。
面倒だよね~、コレ。
数字だけは日本語の方がラクだと思うよ。
かつて長野に住んでいた時、日本に留学していたオーストラリア人の女の子とどっちが数字を速く読めるか…という競争をしたことがあったが、勝った。
ただ、あの千の位に入れるカンマがあるでしょ?
「Thousands separator」って言うんらしいんだけど、アレって就職した時、職場で大きな数字を使う時が多くて、慣れるまで結構苦労したんだよな。
「千」、「百万」、「十億」と覚えてしまえば何でもないんだけど、思いっきり日本の慣習に合致しないシステムを取り入れているのは滑稽だ。
明治時代かなんかの西洋のモノマネだったんだって。
英語は「thousand」「million」「billion」「trillion」と千ごとに「,」によって桁に名前をつけているので「,」がないと数字が読めない。
「trillion」の次は何だか知ってる?
「quadrillion(千兆)」ときて、「quintillion(100京)」となる。
ココでも「bi-」とか「tri-」とか「quad-」という接頭辞が使われているんだね。
日本は「万進法」だから、コレが合わないんだな。
本当は「23億5340万9365」とか、漢字を混ぜるのがいっちばんラクだし便利。計算には使えないけど。
だから、昔の和算の大家の関孝和とか、伊能忠敬とか、スゴイと思うよ。
漢字で計算してたんだから。
ところで、この「,」ってドイツへ行くと、今度は「,」「.」がヒックリ返るのよ。
ま、コレは表記だけの問題なんだけど、「1.749.6634,34」ってなっちゃう。
スゴク気持ち悪い。
もうチョット脱線いい?
英語の会話をしていて、厄介なのがお金の計算なのよ。
「円が強い」なんて言ったって、所詮は三流国のマイナーな通貨だからね。
長いこと日本に住んでいた人か、よっぽど日本人と深くビジネスをしている人でないと、まず「円」の感覚を全く持ち合わせていない。
するとどういうことが起こるかというと、相手の通貨に合わせてひたすら為替レートの掛け算と割り算ですわ。
私の場合は、Great Britain Pound、あるいはSterling、もしくはquid(コレ全部イギリス・ポンドのこと)がメイン。
ドルみたいに100円チョットという計算がしにくい。
やっとの思いで計算して、今度は英語でその数字を表現するのがまたメンドくさい。
連中ね、相手がドルだと計算しないんだよ。ドルの感覚が身についているみたい。
ちなみに大事な国際会議なんかでは数字専門の通訳が付くんだよ。数字だけ聴き取ってメインの通訳に表示する。
それほど厄介だし、間違いが許されないってことなのね、数字は。

110cdさて、続いてもオリジナルの「Hand in Hand」。

140_hhチョット鼻にかかったハスキーなJEKYLLの声がタマらんね。
そして、クールで気風のいい歌い回し。
江戸前を感じるわ!

150vここまでワザワザ「オリジナル曲」と書いたのは、この後はしばらくコピー曲が続いたからだ。
何でもこの企画、元々は外タレが出演する予定になっていたのだが、ドタキャンになってしまったとか。
それで、バンドをいくつか集めてカバーのイベントに早変わりさせたとのこと。
最近、外タレのキャンセルってよく聞くね。
Sladeも来なかったんでしょ?

160で、ジキロノはナニを取り上げて演ったのかと言うと…
Exileの「Ti Amo」。

170v「この曲がわかる人?」なんて訊いてたけど…わかりません。
でもMarshall+レスポールのサウンドはわかるぜ!

180v「1曲目でガンバリすぎた」なんて言ってたけど、ダイジョブダイジョブ!
続けて「Lady Marmarade」という曲。

210Lablleという女性コーラスグループの1974年のヒット曲を映画『ムーラン・ルージュ』でChristina Aguirelaらが焼き直した。
Labelleは知らない。私にはムリです、この手のヤツは。
『ムーラン・ルージュ』は観たどころか、豪華版のDVDも持っているけど、この曲は全く印象にないんだわ。
ニコール・キッドマンの美しさしか覚えてない。

220「♪ギチギチヤヤダダ、ムカショコラタヤヤ」となまめかしく歌うJEKYLLもニコールに負けてはいない!

2_img_0086 こういう曲を選んじゃうところがまた面白いね、このチームは。
「これぐらい短く潔い曲が作れたらいいね!」なんて言っていたけど、「ハードだ、メタルだ」って言っておいてこういう曲をブチ込むのはおもしろいんじゃない?

300おお、次の曲はいかにもソレらしい!
Halestormの「Love Bites (So Do I)」…と言っても、曲もバンドも知りません。ゴメンね。
ソリッドなハードロック!
「So do I」とか「So am I」とかってすごく英語らしい表現で好き。
ジョン・レノンが「Cold Turkey」でウマいこと使ってるじゃん?
「♪Me feet are so heavey, so is my head」ってヤツ。

2_img_0266 こういうコピー企画にはもう「Smoke on the Water」は出て来ないのね?
オジちゃん、ココまでのところ、全曲知らないのよ。
このバンド、JEKYLLちゃんの歌でFleetwood Macの「Oh Well」なんかを演ったらカッコいいんじゃないかね?
やっぱり「ちゃん」づけにする。

250ここでジキロノ名物「お金」のコール&レスポンスで盛り上がっておいて…

2_img_0230 最後の曲は「Ultra Soul」。
コレは知ってる!

260お客さんもよく知っているので盛り上がったね。

310vやっぱりMarshallとレスポールの組み合わせってのはいいね。
イヤイヤ、それよりもやっぱり真空管のアンプだよね。
アレ?…

280N★OTOくんのリストバンド…こんな楽器のブランドあったっけ?…とよく見てみると、「Carp」!
大ファンなんだって。
最近の野球のシステムっておかしくない?
私は野球に関しては全く興味がないので、文句を言える立場ではないが、今年は広島がセ・リーグで勝ち抜いたんでしょ?
広島の優勝が決まった時、「おめでとう!」ってN★OTOくんにメールしたもん。
なのに最後の最後になんだって大洋ホエールズ、じゃなくて今なんていうチーム?…それに日本シリーズの出場権を持って行かれちゃうワケ?
あれ、よくクイズのコントでやってる「ラスト・チャン~ス!この1問に正解すれば優勝です!」という今までの苦労が水の泡になっちゃうヤツじゃん?
アメリカのマネをしているとか聞いたけど、日本人の国民性には合わないでしょう?
  
カープと言えば「鯉」じゃん?
大分前に、ブリッジで有名なウィルキンソンの社長の家のホーム・パーティに出席させてもらったことがあってサ。
ロケーションがイングランドの北の真ん中あたりだったので日本人が珍しいのか、近所のオジさん、オバさんが私のところへ集まって来て、やたら「鯉」の質問をしてくるんだよ。
「鯉」のことなんかさすがに何の知識もない。
「鯉」がNGだとわかると、次は「将軍」だよ。
いない!っつーの将軍なんてもう!
というのは、「鯉」も「将軍」もテレビドラマかなんかで見たんだって…って、いつの話だよ!島田陽子じゃんか!
古すぎます。
…なんてことがあったナァ。

245「バキィィィ!」
ウワ!こんなの初めて見た!
JEKYLLちゃん、N★OTOくんにコーラスのマイクを差し向けたら、狙いがモロにハズれてN★OTOくんの眉間を強打!
SURE SM-58の真芯でとらえたからタマらない。
山本浩二も衣笠祥男もビックリのナイス・バッティングだ!
思わずN★OTOくん、脳震盪を起こして救急車で運ばれた!…なんてことはないけど、アレ、相当痛かったと思うよ。
一時、そのシーンを含んだ動画をアップしていたけど、あんまりおもしろくて、そこのシーンだけで10回以上見ちゃった!

340そんなハプニングを交えて、アンコールにはオリジナルの「Helter Skelter」をプレイ。
「人の曲は盛り上がるじゃん?」なんてN★OTOくんがMCで言ってたけど、何のことはない、オリジナル曲の方がゼンゼンかっこいいよ!
皆さんは音楽を作るのが仕事なんだから、コピーなんか演る必要はない!
ま、今日はそういうイベントだから仕方ないけど。

350v

240v_2

190v

200実は前からこのバンドはいいな…と思ってたので、N★OTOくんがMarshallファミリーに加わってくれてうれしいわ。
また楽しみがひとつ増えた。
Welcome on board!

360JEKYLL★RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒official site

370(一部敬称略 2017年9月15日 吉祥寺CRESCENDOにて撮影)

2017年11月 8日 (水)

座・犬神サアカス團~私のディープ浅草 <その1>

  
10月にリリースした『新宿ゴーゴー』が大ウケの犬神サアカス團。
ああ、覚えてるナァ、こういう雰囲気。
ゴーゴーが流行ったのは私が幼稚園の頃だった。
そういえば、私が小さい頃、全く悪びれた感覚なくして、ごくごく自然に自分のことを「あたい」って呼んでた女の子が近所にいたナァ。
そんなことを思い出してか、いいんだぜ~、このアルバム。
12月のレコ発ライブの千秋楽もレポートもすることだろうから、今はもうココではコレ以上は触れない。

Cd今日はまだ暑い盛りのライブのレポート。
もう冬だっていうのに、ココまで引っ張ったのには理由がある。
それはこのレポートの後半で説明する。
 
コレが今回のライブ会場。
いつもとゼンゼン雰囲気が違う。
場所は南青山の『MANDALA』。
テーブル席ですよ。
ポッシュですよ。
ココで演奏をするのは今回で2回目と聞いたが、ホントにマァ、色んなことをやりますナァ、犬神さんは。

10♪ブッパン、ブッパン、いつもと変わらないのは楽しい物販。
ショート・プレミアム興業のライブDVDがゾロリ。

20加えておなじみの缶バッジに…

30アクセサリー類ね。

35そして、今日はスペシャルがあるよ。
まずは限定販売の「犬カレー」。
ビーフ、ポーク、チキンとはチョット違う味わいがタマらない!

40そしてこの日だけのスペシャル・カクテル。
向かって左の白いのは「白痴」。
ちなみに私のパソコンは「はくち」と打っても「白痴」と変換されない。
真ん中の赤いのは「ブラデイ・メアリー」。
スペインからワザワザ輿入れしたキャサリン・オブ・アラゴンとの間にメアリーという娘がいたが、男の子が生まれず、後の2番目の妃となるアン・ブーリンに心惹かれるヘンリー八世。
アンと再婚したさに、離婚を認めないカトリックから離反し、イギリス国教会を設立。
母の無念、晴らさでおくべきか…「おのれオヤジ!」とばかりに父の死後、徹底的にプロテスタントを血祭に上げたのがそのメアリー。
ブラディ・メアリーの「赤」はメアリーが流した当時のプロテスタントの血だ。
この白と赤のふたつのカクテルを混ぜると…結局は「白血(はくち)」になる。
右の黒いのは不明。

50ステージはいつも通り。

60NATALのアッシュ・キット。

70EDENのTerra Nova TN-501とD410DXT。

80vオ!
ギター・アンプがいつもと違う!
そうなのよ。
コレはMarshall初のブティック・アンプ、ASTORIAシリーズのウチのCLASSICというモデル。
「ブティック・アンプ」というのは金に糸目をつけない、とにかく最高の音質・品質を目指した高級モデルのことね。
ゼンゼン歪まない、オッソロしく音のいいアンプ。
ま、色々な見方はあるにしても、今、アンプ・マーケットの中では最も音質の良いモデルのひとつと言えるだろう。
真空管アンプにしか出せない温かみのあるサウンドがタマらないのだ。
ヘヘヘ。結果的ではあるが、私のアイデアが元になってるんだゼ。

90アララ、場所に合わせてサオも様子が違う。
ギターはセミアコ。

100ベースもセミアコだ!

110ジャズ・クラブっぽい場所だけに「A night in 地獄」とか「Relaxin' at 冥土」とか「Cry me 三途の川」なんてレパートリーが出るかと思ったけど…そんなワケないか。

120犬神凶子

130v犬神情次2号

140v犬神ジン

150v犬神明

160vセット・リストは「犬カレーに合わせて辛めの曲で構成した」とのこと…辛めというより、チョット渋め?

170オープニングは「恐山」。

180v「箱バン」みたいに演りたかったという凶子姉さん。
チョット大人みたいな感じのパフォーマンスね。

280凶子姉さんはすぐさまジン兄が持つベースがいつもとは異なり、セミアコを使っていることに気づく。
そして、楽器の話題に。
ジン兄はEDENの説明もしてくれた。

330また、凶子姉さんは情次兄さんのギターもアンプも普段と違うことを指摘。
300すると今度は情次兄さんがASTORIAの説明をしてくれた。
「そう、いつもは100Wなんだけど、コレ30Wなの。でもスゲエ高いの。だから借りたの」

340そう、スゲエ高いけど、スゲエ音がいいから貸したの。
ASTORIAシリーズは抹茶、アズキ、ハワイの3種類。
情次兄さんが今日使っている抹茶はまったく歪まないモデル。
どこまでも美しいクリーン・トーンを出しよる。
本当はオーバー・ドライブ・トーンのアズキを頼まれたんだけど、オジちゃん、間違えちゃったの。
ゴメンね、ジョニーちゃん。

Astところが、だね。
コレがまたモノスゴくいい音だったのよ!
結果超オーライ。
情次兄さんのお気に入りの歪み系のエフェクターでディストーション・サウンドを出したワケなんだけど、コードを弾いてもひとつひとつの弦の音がハッキリと聞こえて来るようなリッチなサウンド。
ふくよかで、深みがあって…タマらんゼイ!

270v「明兄さんは?」
「そうだネェ。いつものNATALと木のスティック」
ソレでいいのだ。

3502曲目は「樹海」。

220それに「人肉スープ」と続く。
なるほど、いつもとは違う展開だ。
重苦しい。

190v「知っている人もいると思うけど、今日はこんな曲ばかり演ります。スゴイ速い曲ではないモノばかりを演ります。
別にいいんだよ。静かにしてなくてもいいんだよ。好きな曲の時はパーッとやってね。
みんながおとなしいと恥ずかしくなっちゃう!」
2001年の『暗黒残酷物語』から「瘡の妙薬 」。

2302000年の『赤猫』から「けもの道」と続く。

200v実はこの日は昼夜の2回興業で、今レポートしているのはマチネー。
つまり昼の部。
夏の晴れの日に、昼間っから地下のライブハウスにこもって犬神の音楽を堪能するとは何てゼイタクなことだろう。
ソワール(夜の部)はまた別のセットリストで臨んだとのこと。
さすが犬神サアカス團、新旧織り交ぜてのレパートリーは無尽蔵だ。

210v2000年、2001年の曲が続いて、今度は最近のレパートリー。
『玉椿姫』からタイトル曲。
…と言っても、このアルバムってもう3年前なのッ?!

240v『待ちわびた日~形而上のエロス外伝』から「夏の日」。
知らんな~。
ホント、掘っても掘っても知らない曲が出て来る。
ま、私なんざ、「犬っこ」なんてもんじゃなくて、「ヒヨっこ」ですからね。

250vココで新しめの曲。
「空の色は何色ですか」と「ココなに」でおなじみの「ここから何かが始まる」だよ。

260v私の知らない曲がドンドン出て来る。
「ビザール」、そして「マッチポンプ」。
とにかくレパートリーがスゴイ。まるでFrank Zappa。
これも20年以上にわたり、間断なく新作を世に問うてきた成果だ。
やっぱりミュージシャンは曲を作らないと!
さて、犬カレーもスッカリ食べ終わった客席は完全に「ジックリ聴く」モード。

295そこへ一発ド派手なヤツを!
『新宿ゴーゴー』のリード・チューン「暗黒礼賛ロックンロール」だ!

360シンプルでストレートなハードロック犬神風味。
この曲はMVが仕上がっているので是非ご覧頂きたい。
明兄さまのドラムキットに注目だぜよ!

渋め渋めに演ってはいても、ハードなところはハードにキメるよ!

370

380v

390v

400vその他、「エルドラード」や、アンコールでは「紅雀」を演奏して『座・犬神サアカス團』のマチネーを終了した。
 
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

410さて、今日の記事のタイトルに『私のディープ浅草<その1>』とあるでしょう?
今からそれをやります。
<第2部>ととらえてくだされ。
ココから先はグロに弱い人はご遠慮頂いた方がいいかも…。
反対に猟奇的な話が好きな人にはドンズバかも…。
ナニをやるのかと言うと、ベテランの犬神ファンは知っているかも知れない……「小口末吉」という名前を。
  
ある時、機材の打ち合わせで明兄さんと凶子姉さんがMarshallの事務所にお越しになった。
出し抜けに明さんがこう切り出した。
「竜泉というのはこの近くですよね?」
私が「そうです」と答えると、明さんが二の句を継いだ。
「『小口末吉事件』ってご存知ありませんか?」
寡聞にして私はその名前を知らなかった。
すると明さんが説明をこう付け加えた。
「犬神サアカス團のステージにはいつも赤い幟が立ってますでしょ?」
「あの『狗餓身稲荷』っていうのと『女ナントカ』っていうヤツ」
「そう。『女殺火箸地獄』です。それがその『小口末吉事件』のことなんです」
「ハァ?」
「『女殺火箸地獄』というのは、その事件を題材にした私たちが作ったロック・オペラのタイトルなんです」
そして、「その事件」の大まかな内容を聞いて驚いた。
明さんたちがお帰りになった後、この事件をインターネットで調べて全容を知った時、少々気分が悪くなった。

420vまた、同時に興味が湧き、明兄さんが言っていた事件の現場へさっそく足を運んでみた。
現場とは台東区竜泉。
つき当りは日光街道だ。
今年も酉の市が6日、18日、30日と開かれる鷲神社のほんのチョット先に行ったエリア。
440コレが鷲神社。
「わしじんじゃ」じゃないよ、「おおとりじんじゃ」ね。
みんな「おとりさま」って呼んでるわね。
ウチの家族は「とりいさん」って言ってたような気がするけど、それじゃ「サントリー」になっちゃうじゃんね?
ここから先、チョット漢字が多くなるよ。
読みにくくてゴメンちゃい。
日本神話で天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天之岩戸(あまのいわと)に隠れる話があるでしょ?
世の中が真っ暗になっちゃって、「コレ、ヤバくね?」と天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、岩戸の前で舞った。
「おびき寄せ」作戦ね。
その時、弦(げん)という楽器で舞のバッキングをした神様がいたんだって。
パフォーマンスがよっぽど素晴らしかったのか、「私がココへ入り込んでいる以上世の中は真っ暗なハズなのに何やら外は楽しそうじゃん?」…と外の様子が気になって天照大神が岩戸を開ける。
おびき出し作戦はマンマと成功。
天手力男命(たじからをのみこと)が岩戸を「ウオリャァァァ!」とブン投げて、めでたく世の中が光を取り戻す。
その時、弦の先に「鷲」が止まった。
すると神様たちは、その鷲のことを「世を明るくした鳥」だとよろこんで、この弦をプレイした神様に「鷲」の一字を入れて天日鷲命(あめのひわしのみこと)と命名したそうだよ。
で、天日鷲命は諸国の土地を開き、開運、殖産、商賣繁昌に徳の高い神様とされ、日本武尊(やまとたけるのみこと)とともにこの鷲神社でお祀りしている。
ちなみに、天宇受売命(あめのうずめのみこと)は「日本で最初のダンサー」なんだって。
それと、この天岩戸は奈良とか九州に存在したという説があって、天手力男命(たじからをのみこと)がブン投げた岩戸は、遠く信州まで飛んで行ったという。
今ならメジャー行き間違いなし。
その岩戸の着地点が「戸隠」なんですよ。
戸隠はすごく好きなスキー場だった。
中社のそばは美味しいし、「ランプ」という喫茶店で作っているカチンカチンのチーズケーキが激ウマだった。
イカンイカン、何重にも脱線しとる!
この手の神話の勉強をしたいんだけど、ナニせ神様の名前が読めん!
それで挫折しちゃうんだよね。
しかし、その「弦」というのはどういう形なんだろうね。
きっとギターっぽいヤツなんだろうけど、ヘッドに鷲がとまってみなよ。重くて演奏できないよ、フツウ。

430そして、鷲神社といえば、「酉の市」。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征討の際、この社に立ち寄って戦勝を祈願。
ウマい具合に成功してここへ帰って来てお礼参りをした。
その日が11月の酉の日だったので、この日を鷲神社の例祭日と定めた。
それが「酉の市」ってワケ。
このことから日本武尊もこの神社に祀られるようになったとさ。
時々こうしてまとめておかないと自分でもナニを書きたいのかわからなくなっちゃう。
  
いいですか~。
今、第2部の脱線の最中ですからね~。
  
で、今でも11月の酉の日には「市」が立ち、それらは順に「一の酉」、二回目の酉の日を「二の酉」、三回目を「三の酉」と呼んでいる。
今年の11月の最初の酉の日は6日…というので行って来た。
まぁ、樋口一葉の『たけくらべ』にもあるように、スゴイ人出よ!

T_img_5005商売繁盛を願って長くて太い参詣者の列ができる。
まず入り口で「ぬさ」を振ってもらってお清めをするんだね。
今年の11月の次の酉の日は18日。
そして、もう一回…23日に三回目の酉の日が巡って来ちゃう…アチャ~!
「三の酉がある年は火事が多い」って言うんだよね。
コレはどうも、11月の末ともなると寒くなって火を使う機会が増えるので、「くれぐれも火の元には注意しなさいよ」という戒めらしい。
もしくは、旦那衆が酉の市にかこつけてすぐ近くにある吉原に遊びにいくのを引き留めるための一種の脅しだったとか…。

T_img_5006でも、コレらはおかしい。
だって三回目の酉の日があろうとなかろうと、この時節には必ず寒くなるんだから、酉の日は関係ないハズだ。
また、一の酉や二の酉の時は吉原へ行かないのか?ということになる。
で、少し調べてみると、どうも2日間にわたって江戸のほとんどを焼き尽くしたという1657年の「明暦の大火」があった年の11月には酉の日が三回あった。
それに当てているらしい。
それにしてもココの例祭はスゴイよ。
大正12年の関東大震災の年も、戦時中や終戦の年も執り行われ、一度として休んだことがないのだそうだ。

T_img_5016酉の市といえば、「熊手」だよね、「Fortune Rake」。
開運や商売繁昌のお守りとして「酉の市」の時だけ販売している。

T_img_5015神社でのお参りが終わって歩を進めると、そのままこの熊手の商店街に突入する。
ナンで熊手か…。
この習わしは、上に記した東夷征討戦勝のお礼参りの際に、日本武尊が社前の松に武具であった「熊手」をかけたことに由来しているそうだ。
T_img_5019♪シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン。
大きい熊手が売れて、アチコチで景気の良い三本締めの音が聞こえる。
いいね、風勢があって。
ウチは父も祖父も大工だった。
昔、よく建前に連れて行ってもらってね~。
材木の香りがプンプンする中、あのにぎやかな雰囲気がすごく好きだった。
そういえば「建前」なんてやってるの見たことないし、聞きもしないな~。
プラモデルみたいなへーベル・ハウスじゃ雰囲気でないもんな~。

T_img_5017さて、竜泉に話を戻す。
ココからが第2部の本題だよ。
ま、どこにでもある都会の街の風景。
昔はこのあたりを東京市下谷区龍泉寺町といった。
場所は特定できないが、今からちょうど100年前、ココでその『小口末吉事件』が起こった。
 
大正6年3月、龍泉寺町の町医者が小口末吉という大工から往診を依頼され、その先にうかがったところ、吉原で働く(遊女ではない)内妻の矢作ヨネが布団で臥せていた。
診察のためにその布団をめくって医者はビックリ仰天。
ヨネの全身は焼けただれ、手足の指が数本欠落していた。
また、背中や腕に「小口末吉妻」と焼け火箸で書かれたヤケドの跡があった。
その2日後にヨネは敗血症で死亡(太ももの動脈からの失血死という記録もあり)。
24歳だった(他説あり)。
「女」、「殺」、「火箸」、「地獄」…コレが犬神サアカス團の「女殺火箸地獄」の出自だ。
末吉がヨネを折檻して死に至らしめた…と思ったのは当然で、その医者は警察に届けを出し、末吉は殺人の疑いで逮捕された。

450コレが今も残る龍泉寺。
末吉の仮住まいはこの近辺の肉鍋屋(すき焼きに似ているが、料理法が違う)の2階にあったという。

470検死の結果、警察があることに気付く。
ヨネの身体につけられたキズがあまりにも整然としており、ヨネが極めて能動的でなければそんな所業が成し得ない…ということだ。
そして、末吉を取り調べているうちに驚愕の事実が浮かび上がってくる。
ヨネは折檻されていたのではなく、自分から末吉に頼んで身体にキズを付けてもらい、めくるめく快感を味わっていたのだ。
要するにマゾヒズム。
同じ「ひずむ」でもMarshllが「歪む」のとはワケが違う。
だからヨネはワザとバレる浮気をしたり、「キズを付けないと別れる」と脅して、強制的に末吉に折檻させていたというのだ。
時にはノミで手や足の指先を切断させたりした。
本格派である。
気合いの入り方が違うのだ。
「やらないなら別れるよ!」と脅される末吉。
ノミを当てて末吉が槌を当てると、ヨネの指先がポーンとスッ飛んだという。
最初、コレを知った時「ゲゲゲ!」と衝撃を受けたが、他のことを調べているウチにそうでもないことがわかった。
…というのは、これらの行為はヨネがオリジナルで考案したモノではなく、江戸時代の吉原の遊女が上顧客をつなぎ留めておくための手段のひとつであったことを知ったのだ。
身体に愛人の名前を刻むのも同様。
江戸時代からあった行為で、ヨネは焼け火箸を使ったが、吉原の遊女たちは入れ墨で同じことをした。
吉原に勤めるヨネは恐らくこれらのワザを知っていたのであろう。
このあたりのことは、また別の機会に別の形で記す。
ヨネは真っ赤に焼けた火箸が皮膚に食い込み、部屋中に肉が焼けこげるニオイが充満しても悲鳴ひとつ上げなかったという。
筋金入りである。
  
しかし、この末吉はアホでしょ?
普通の男だったら、いくらなんだって絶対こんなことはできないよね。
それもそのハズ、この小口末吉というのは一種の「愚鈍」だったらしい。
それゆえ、「妻」という字が書けず、ヨネに教わりながら火箸を肌に当てて動かしたという。
ヨネは初めて末吉に合った時、すぐに彼の頭が少々足りないこと見抜き、「コイツだったら私の言いなりに自分をイジめてくれるだろう」と目星をつけ、前妻と別れさせた。
末吉はその後、懲役10年が求刑されたが、判決が下る前に脳溢血でこの世を去った。

480コレが『小口末吉事件』。
「日本で最初のSM殺人事件」とされているそうだ。
本当はコレにまつわるエグイ話がたくさんあるのだが、この手の話の行先は間違いなく「ヘソ下三寸」となる。
ヘソ下三寸には人格はないが、ブログには格があるだろうから、そのあたりのことは割愛させて頂く。
だって、もしココにそういうことを書いてMarshallの連中がGoogle翻訳かなんかで読んだら大変なことになっちゃうでしょ。
「男女」の話だけに、目を「シロクロ」させちゃう!
興味のある人はインターネットで調べれば、そのあたりに関する記事がゾロゾロ見つかるであろうから、ソチラを参照して気持ち悪がって頂きたい。
ちなみにそんなに頻繁ではないが、犬神サアカス團が今でもライブで取り上げている、『地獄の子守唄』の「鬼火」、『セタカムイ』の「骨」、さらに『怪談 首つりの森』に収録されている「涅槃に咲く白い花」等はこのオペラ『女火箸殺地獄』からの作品だそうだ。
 
さて、もう少し竜泉周辺を散策することにする。
古い番地掲示板を発見。
このデザイン、なつかしいね。
ね、町名の表示が「竜泉寺町」になっている。

490この辺りは東京大空襲ですべて灰になったのだろう。
戦前のモノと思われる建物はほとんど見当たらないが、チョット裏に入るとこうした昭和30年代あたりの雰囲気を漂わせる木造建築はゴロゴロしている。

500v_2「明るくすみよい」か…。
その割には首をくくるためのロープが備え付けられている…そんなことはないか…。
「竜北」というのは「竜泉寺北」を表す町会名だろう。
510古い銭湯だな。
最近、風呂屋の煙突って見かけなくなったでしょう?
それは燃料が薪から灯油やガスに代わったからだそうだ。
水をただ温めるだけの灯油やガス式に対し、湯釜を温める薪式の銭湯は遠赤外線効果があって身体の芯まで温まるのだそうだ。
この恵比寿湯は煙突が示している通り薪の銭湯だが、今は休業しているらしい。
私は銭湯が大好きなのだ。
  
もちろん、小口末吉と矢作ヨネの話は美談でも何でもないので、たとえ竜泉に来てみたところでその痕跡を見つけることができるワケではない。
100年も経っているし、どこが事件の現場だったかすら全くわからない。
たとえ通りかかる近所の住人に尋ねてたとしても知っている人などいないだろう。
そうしたことは初めから十分わかっていたが、その現場を訪れてみる…というのは何とも言えない臨場感が味わえるモノなのだ。

460龍泉寺のすぐそばにあるのがこの千束稲荷神社。
樋口一葉の『たけくらべ』に出て来る神社がコレ。

690読んだことある?『たけくらべ』。
「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯ぐろ溝(ドブ)に燈火うつる三階の騒ぎも手に取るごとく…」ってね。
古い日本語をユックリジックリと噛みしめながら読むってのはなかなかいいもんですよ。

540…ということで、女優の紺野美沙子が『たけくらべ』を朗読するCDまで買っちまった。
今、気になっているのは主人公の女の子、「美登利」という名前。
いつも混んでる美登利寿司ってあるでしょう?
アレって『たけくらべ』から採ったのかな?
でも、アレは本店が豪徳寺で千束とは関係ないもんナァ。

560念のために書いておくけど、作者の樋口一葉は5000円札の人ね。
ファンでも何でもないのに、私のところへ来がちなのはどちらかというと英世なんだな。
一葉の方が好き。
諭吉はもっと好き。
で、ですね、今までの日本の紙幣に登場する人物って、ズッと男性だったんだよね。
ジイさんばかりだった。
そこへ登場した初の女性が樋口一葉。
そんなに一葉がスゴイのか?!
そう、スゴイんだけど、紙幣への採用となった理由は彼女の業績だけではなく、偽造防止技術の進化が絡んでいたのだそうだ。
というのは、今までは偽造をしにくくするために、複雑な絵柄が好まれた。
要するにジイさんだとシワくちゃで、たいていヒゲをたくわえているので、図柄が込み入ってくる。
図柄が複雑であればあるほど偽造がしにくいというのだ。
そこへ新しい偽造防止の技術として、ホログラムやマイクロ文字なんていうものが導入されたため、登場する人物のルックスが重要視されなくなったワケ。
ご覧の通り、5000円札の一葉はツルっとしてる。
何せ24歳で早逝しているからね。
シワができる前のようすだ。
ところで、5000円札の肖像画の候補としての女性は他に、与謝野晶子や津田塾大学を創設した津田梅子、思想家の平塚らいてう、作家の林芙美子が挙がっていたらしい。
与謝野晶子が最も有力だったが、孫が国会議員をやっているので政治色を出してはマズイと却下された。
津田梅子なんて人もかなりスゴイよ。
しかし、同世代の女性教育家には大妻大学を創設した大妻コタカなんていう人もいるので公平を期して却下されたのかも知れない。
余談だが、数か月前、この津田、大妻両女史の足跡展のようなものを見に行ったのだが、とてもおもしろかった。
だから知ってるの。
そして、結果的には消去法で樋口一葉が優勝したそうだ。
そりゃそうだよね、「樋口一葉」と言われて出て来る作品名は「たけくらべ」。
そして、マァ、「にごりえ」。
後は「…」。
失礼ながら3番目が出て来る人はかなりの読書家なのではなかろうか?

55024歳で早逝した一葉は結核でこの世を去るまで、作家としての活動が1年チョットしかなく、その間に20数編の小説を著した。
それにもかかわらず、「たけくらべ」や「にごりえ」で確固たる名を残した一葉は日本文学界のジミ・ヘンドリックスと言ってもいいかもしれない。
一葉記念館」というモノが竜泉にある。
日本で初めての女性作家単独の文学館だ。
以前は町の公民館みたいな建物だったが、2006年に建て替えてエラク立派になっちゃった。

570周囲はとにかく文豪に乗っかっちゃえ!というので「一葉」だらけ。
一様に「一葉の名前がついてい商店が立ち並ぶ。
いっちょう、一応見て回るか…
休んでいるけど、コレは人形の工房。

590「一葉煎餅」を売る店。
こういうモノには煎餅、まんじゅう、だんごの類が欠かせない。

600コレはワインですな。

610記念館の前は「一葉記念公園」と名付けられたチョットした公園がある。
昼間っから数人のオジさんがベンチでボーっとしてる。

620そこには「たけくらべ」の記念碑と…

630v一葉を称える菊池寛の言葉を刻んだ石碑が設置されているが、公園のオジさんたちは全く興味がなさそうだ。

640館内に入る。
お酉さんの近所らしく、入り口には立派な熊手が…。
さっき説明したヤツね。
6601階は一葉の生涯や昔の吉原を説明するコーナー。
日曜日には「一葉のことならバッチリ!」というボランティアの方々が1階の展示の説明をしてくれるのでお願いするといいだろう。
私もお願いした。
ナゼかと言うと、「小口末吉」について質問したかったからなのだが、その方はご存じなかった。
よって上に書いたようなことを私が説明した。
ところで、ナゼここに樋口一葉の記念館があるのかというと、長くはない間であったが、一葉はこの近辺に住んでいたからだ。
父も兄も亡くした一葉は若くして家長となり、小説を書くかたわら、家で母と荒物屋をやっていたそうだ。
しかし、「私は小説書いてるから、ツマらない仕事はしませんから」と案外身勝手で、洗い張りや店の仕事を母に押し付けて苦労をかけたという話も残っている。
一葉の生涯についてはいくらでも調べがつくのでココにはいちいち書かないが、何しろアタマがヨカッタんだと。
650一番の代表作、『たけくらべ』の舞台は一葉が営んでいた荒物屋の住まいから目と鼻の先の吉原だ。
吉原周辺に暮らす思春期の男女の恥じらいを描いた小編だが、先に書いたように23歳の女性が書いたとは思えない味わい深い立派な筆致と、手の込んだ隠喩が豊富に含まれている。
その辺りが森鴎外や幸田露伴から高い評価を受けたようだ。
コレは一葉の生原稿のレプリカ。
おっそろしく達筆である。
680しかしですね、一葉って120年も前の女性にしては、こうしてみると結構カワイイじゃない?
カッタカタの当時の文学界にあって、一葉はまるで「掃き溜めに鶴」以上の存在で、鴎外なんかは結構デレデレになっていたんじゃないか…なんて想像しちゃうんですよ。

670実はですね、先の「小口末吉事」件や『たけくらべ』のことを調べているウチにどうしようもなく江戸時代の吉原に興味が湧いてきちゃってね。
気が済むまでひと通り昔の吉原のことを調べてみた。
調べたら誰かに話したくなるのは人情でしょう?
そこで、今回から数回にわたって犬神サアカス團のライブ・レポートで「第二部」的にその研究結果を発表したいと思う。
それゆえ、犬神さんのレポートをため込んでいたのが、今回の『座・犬神サアカス團』のレポート掲載が遅くなった理由というワケ。
ということで『私のディープ浅草』は次回に続く。

580_2『私のディープ浅草』はつづく
 

2017年11月 7日 (火)

BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館

  
日本武道館…柔道や剣道をやったことがあるワケでもないのに、この姿を見るといくつになっても興奮するナァ。
一番最初ロックのコンサートでココへ来たのはRitchie Blackmore's Raibowの初来日の時だ。
41年も前の話。
それからAerosmith、KISS、Cheap Trick…毎回お小遣いをはたいて一体どれだけのコンサートを観て来ただろうか?
初体験は、母に連れて来てもらった木馬座の公演。
「木馬座」と言っても今は誰も知らないかもしれない。
ケロヨンというカエルのキャラクターが主人公の人形劇だった。
モノスゴイ人気で、観客が武道館の周辺を埋め尽くしたという。
何でもサッカー解説者の松木安太郎さんはこのケロヨンの相棒の「もぐらのモグちゃん」の中に入って舞台に上がっていたらしい。
それから、大学生の時には『世界社交ダンス選手権』のダンス板を床に敷くアルバイトをして、作業後会議室で一夜を明かしたこともあった。
そして、今日…

10辺りは若い男の子で熱気ムンムンムンムンムンムソムンムンムンムン!(一ヶ所間違いがあります。どこでしょう?)

20こんなところにも!

30今日の武道館は…

40BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館』というコンサート!
ココでMarshall Blogの読者でアニメに縁のない方のために説明しておこう。
バンドとともに成長していく彼女たちの本気が物語になる”プロジェクト「BanG Dream!(バンドリ)」。
今日はそんな、キャラクターとリアルライブがリンクする「BanG Dream!」に登場するガールズバンド「PoppinParty」のコンサートなのだ!
つまり、各キャラの声優が各パートを担当し、実際(リアル)に演奏しているというワケ。
バンドの名前は「Poppin'Party」。
略して「ポピパ」。
メンバーは向かって左から…
Ba. 西本りみ (牛込りみ役)
Dr. 大橋彩香 (山吹沙綾役)
Gt./Vo. 愛美 (戸山香澄役
Key. 伊藤彩沙 (市ヶ谷有咲役)
Gt. 大塚紗英 (花園たえ役
5人。

60ま~、開演前から手の施しようのないぐらいのテンションの高さ!
客電が落ちた途端、アリーナに組まれた円形ステージを囲んだ11,000人のファンが、雄叫びにも似た大きな歓声を発する!
「ウォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
天井からつるされた電工スクリーンにメンバーからのメッセージが流れ演奏に突入する。
色とりどりのペンライトがキレイだこと!
こっちもツラれて興奮しまうぜ!

65で、ナンでMarshall Blogが取材にお邪魔しているのかというと…。
ボーカルズとギターを担当する、赤がイメージ・カラーの愛美ちゃん(戸山香澄役)はMarshallプレイヤーなのだ。

80v「赤」とくればASTORIA CUSTOM

90青いASTORIA DUALと共にシッカリとステージ下にセットされているのだ!
そうそう、アニメの中のギター・アンプ、アレはJCM900 4100なのかな?

100次から次へと見どころが続く。
ステージに何か起こるたびごとに耳が割れんばかりの大歓声だ。
51年前、ビートルズが同じ場所でコンサートを開催した時、歓声で演奏が聞こえなかったと聞くが、まさにコレがそれなのか!
115恐縮ながら、演奏を拝見するのも音を聴くのもこの時が初めてだったのだが、どの曲も愛らしく、元気があって、フックが効いているのですごく楽しいのよ!

110円形ステージの利点を活かしたステージングも見ものだった。

120アコースティック・セットも交え本編16曲。
アンコールの銀テープで最大のクライマックスを迎え、大興奮のうちにミラクルなパーティは終了した。

130さっすがに今回は私、客席で最年長だったな。
でも、若者に囲まれてスッカリ若返ったぜ!
ありがとうポピパ!
Marshallよろしく!

140vBanG Dream!の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

 
(一部敬称略 2017年8月21日 日本武道館にて撮影 写真提供:株式会社ブシロードミュージック)