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ライブ・レポート Feed

2020年9月28日 (月)

横浜文化プログラム2020の田川ヒロアキ

 
しかし、いい加減マイッたね、コロナには…。
日本は何やら「もう平気なんじゃん?」みたいな雰囲気になってきた感じを強く受けるけど、こんなんでホントに大丈夫なんだろうか?
というのは、イギリスなんかは強力な第2波に見舞われて「7人以上集まったら罰金」とか、「飲食店は10時以降営業禁止」とかでソーホーのパブが早じまいしている光景がテレビで報道されているでしょ?
イギリスの人たちとやり取りをしていると、ロックダウンの時よりははるかに自由にしているけど、ものすごく気を付けているよ。
アメリカも同様。
ラスベガス在住のNATALドラマー、misaiちゃんの話を聞いてもロスなんかはメチャクチャ大変らしい。
いくら地球の裏側とはいえ、マスクの着用率が大きく異なるとはいえ、こんなに違っていいのか心配になるわ。
とにかくもうマスクはイヤだね~。
幸運にして花粉症の気が全くない私はマスクを着用することが今までほとんどなかったので実にツライ。
子供さんなんかがイヤイヤ付けているのを見ていてもとホント気の毒になる。
で、普段は事務所にいる時間が圧倒的に長いので、外出する時についマスクを付け忘れてしまうんだよね。
すると、行く先々で10枚入りぐらいのヤツを買うもんだから、ドンドン溜まってきたよ。
 
さて、先日『横浜文化プログラム2020』というイベントにお邪魔して来た。
「新型コロナウイルス感染症により活動の場を失ったアーティストの支援、市民が文化に触れる機会の創出、横浜市内の賑わい醸成・活性化を主な目的に行われる、音楽とダンスによるステージ」というのがイベントの主旨。
開催は9月19日~11月23日まで。

Ybp お邪魔したのはその初日。
会場は「ランドマークプラザ 1F サカタのタネ ガーデンスクエア」。
サカタのタネの本社は横浜市都筑区だ。
私はどうしてもウィルスを家に持って帰れない深刻な事情があるので(誰でも同じだろうけど)、有客のライブハウスにお邪魔するのはまだ遠慮しているのね。

10代わりに、こうしたオープンなスペースでのイベントや無観客の配信ライブの現場には通い始めている。20今日はハマーシャル。
ステージにセットされているのはJVM210Hと1936。

30v 時間となり、ステージに上がったのは…40田川ヒロアキ
『横浜文化プログラム2020』初日の登場だ!

60v1曲目はオープニング・チューンの定番、「Seascape」。

50ソワソワ~っと流れるバッキングに乗った美しいメロディとギター・サウンド。 S41a0366天井は高いし、雰囲気最高!70そして、一変してヒロアキくんのキラー・チューン「My Eternal Dream」。

S41a0404次々とページがめくられる音のストーリーにちりばめられた華麗なギター・テクニック!0r4a0132 はい、キマった~!
田川ヒロアキを初めて見る会場の人たちはビックリしただろう。90v続いてはまたまた雰囲気をガラリと変えて「Ave Maria」。110これはいいよ…まるで大聖堂で聴いているようなムード!

100こんなん知ってる?
バッハ、ヴェルディ、サン=サーンス、ストラヴィンスキー、ビゼー、モーツアルト、リスト…「Ave Maria」という曲は古今東西(「東」はほぼないか?)色んな人が作曲しているんだけど、コレはそれをひとまとめにしたコンピレーション・アルバム。
ブックオフで100円(税別)だったので、「資料」として買って聴いてみたんだけど、何のこたぁない、ヒロアキくんがMarshallで弾くシューベルトの「アヴェ・マリア」がダントツで美しく、カッコいいってばよ。

11_0r4a0538 残る2曲は歌モノを持って来た。
まずは「キミを乗せて」。120ココは盛り上がったね。
お客さんが踊り狂ったりしたワケではないけど、雰囲気でわかる。

130vそのムードを察してヒロアキくんもハデにポーズをキメちゃうワケ。

140v最後を締めくくったのはロスアンゼルス録音で話題を呼んだ「Sky」。

11_skyjacket感情を十分に注入して歌い込むヒロアキくん。S41a0370その歌声にジックリを耳を傾ける横浜のみなさん。
ん?ケータイをイジってるのか?
そんなこたぁない。
皆さん、ジーっとヒロアキくんの音楽に聴き入ってくれた。
155vそして、泣きのギター。
美しい音だ。

S41a0366_2 以上5曲で持ち時間を消化した。
通りかかって足を止めた人の多くがそのまま最後まで観て行ってくれたのはうれしかったね。
『横浜文化プログラム2020』の初日、「田川ミュージック」の魅力を横浜に炸裂させた午後だった。

170v ヒロアキくん、来月も横浜のイベントに出演する。
『ホッチポッチミュージックフェスティバル』という、その名の通りバラエティに富んだミュージシャンが出演するコンサート。
「hotchpotch」とは「ゴチャ混ぜ」という意味だからね。
場所は今年新しくなった横浜市役所。
10月18日(日)、ヒロアキくんの出演は15:55から。
  
ホッチポッチミュージックフェスティバルの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

11_hpmf帰りはチョット寄り道。
元町もチャーミング・セールの初日だったので、みんなで行ってみた。
春秋に年2回開催されるこのセール。
学生の時によく家内と来たもんでしてね。
元町に来ると必ず立ち寄ったがこのクレープ屋さん、『ドン』。
180初めてここのクレープを食べたのはちょうど40年前のこと…我々2人、もう40年も付き合ってるのよ。
その頃は向かいの元町プラザには中古レコード店があったな。

年は取ったけど、その時と同じオジさんがいまだにひとりでクレープを焼いている。
店の造作もナニひとつ変わっていない。
今回話を聞くと、今年で開店41年なのだそうだ。
だから我々が初めてココのクレープを食べたのはちょうど開店1周年ぐらいの時だったんだね。
41年。
多い時で1日に500枚焼くんだって。
毎日ではないだろうから、平均はその約半分として300枚。
25日店を開けるとして月に7,500枚。
すると年間に9万枚。
41年間このペースで焼いていれば41年間で369万枚!
クレープがおいしいとされる厚さは0.5mmなんだって。
コレを369万枚積み上げると…エ、1,845m?
ちょうど富士山の半分の高さだって。
次、クレープ屋さんのクレープの直径は35~40cm。
ドンのクレープは大きいので40cmとするとその面積は20cm×20cm×3.14で1,226㎠。
369万枚ならべると463,464㎡。
コレ、東京ドームの9.6個分だそう。
スゴイな。
こうなると原材料の延べ重量なんてのも知りたくなってくるがヤメておこう。
 
実は2、3年前にもココへ来て40年来に客であることを告げると、オジさんは大層よろこんでね。
その時はしきりに「チェーン店ばかりになってしまって今の元町はもう『元町』なんかじゃないよ」と残念がっていた。
全く同感。
別れ際にお互いに「お達者で!」なんて…ああ、私もそんな年なのだ。
まだ、2回か3回は食べることができるだろう。
お名前も存じ上げないけど、オジさん、その時は生クリームラムレーズンよろしく。

Don2 さて、Marshall CODEの魅力をプロ・ギタリストがお届けする『BREAk the CODE』、次回はヒロアキくんが登場します!
今、編集作業に楽しみつつ取り組んでおります。
乞うご期待!

190田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

S41a0290 

200

2020年9月24日 (木)

【オンライン 裏Drive】D_Drive新曲リリース!

 
D_Driveの【オンライン】シリーズ3DAYSの初日にお邪魔して来た。
初日は【裏Drive】と題したトークとサウンドチェックを披露するプログラム。
サウンドチェックなんてのは確かにライブの【裏面】だわね。

10「サムネイル出ました!」という現場での声に続き、定刻にステージに登場した4人。
事情があって、私はお客さんが入る現場への立ち入りを控えていて、現在のところ配信だけの現場のみにお邪魔するようにしている…といってもコレがまだ2回目。
慣れていないせいか、やっぱりこの雰囲気はナンカ不思議だな。
「みなさん、見てますかぁ~?」

20Seiji

30vYuki

40vToshi

50vChiiko

60v「今日から3日間、本八幡Route14からお送りします!どんどんメッセージを送ってくだいね!」

70『裏Drive』というぐらいだからD_Driveの「裏」を見せるこの企画。
目玉のひとつはサウンドチェックの一般公開。
まずは使用機材の紹介でドラムスから…。

80ChiikoちゃんのNATAL。
今日はChiikoちゃんが「ワーゲン・バス」と呼んでいるCafe Racerを使用。

90スネア・ドラムは愛用のカスタム・スネア。
ペダル類もNATALだ。

95続いてベース。
当然Toshiくんはイードゥン。100v愛用のアンプ・ヘッドWT-800に今日は4x10"のキャビネットD410XSTが2台のフルスタック。110v次はYukiちゃんのMarshall。120vもちろんトレード・マークの白地に青バラをあしらったJVM410Hと1960Aのコンビネーション。

130vSeijiさんのMarshallもトレード・マークのビンテージ・テイストのJVM410Hと1960A。

140Seijiさん、フレット・クロスの説明までしてくれた。
このタイプのクロスは「EC」。
「EC」は「Extended Check」の略です。

150v対してこういうタイプのフレット・クロスは「LC」。
「Large Check」の略ね。

1960ax ヘッドの上面には紅白のピックがキレイに並べてある。

160ま、私は仕事がらジェフ・ベックやゲイリー・ムーアから(←ココ自慢です)数十人キャパの現場まで数え切れないほど色んなバンドのサウンドチェックを見てきたけど、一般の方々はなかなか見ることができない光景なのでオモシロかったんじゃないかしら。170というのもバス・ドラムのチェックから始まって本当にいつもやっている手順で見せてくれたからね。

180v続いてベース。
その日に使う音色を全部PAさんに提出する。190vD_Driveの音とアンサンブルを操るのはRoute14の杉野さん。
この道35年の超ベテランだ。
久しぶりにお会いできてうれしかったな。
そうなんだよね。
ナンダカンダでライブハウスから9か月も離れているでしょ?
毎月お会いしているような方々にもう9か月も会ってないんだよね。
SNSで見かけるのでそんなに離れているような気はしないけど、この1年は人生の中で一体どういうことになってるんだろう?…なんて思っちゃう。

200v杉野さんの技術力でこういう映像が全国津々浦々まで行き届いたのね。

205次はギター・チーム。
Yukiちゃんから。

210vギター・チームもその日に使うサウンドを申告する。

220Seijiさんも同様。

230vかなり真剣です…仕事だからね。

240では4人のサウンドのチェックが終わったところで全体で音を出してみましょう。
演奏したのは「激しいヤツ」で「Attraction 4D」。
それと、「クリーンな音を試したい」ということで「Unkind Rain」をプレイ。
250_4dギターを持ち替えてもう1曲。280v「Gradation」を演奏。

300この辺りは「リハーサル」ですな。S41a0070事あるごとにメンバーさんの解説が入って来るのがオモシロいじゃないの。290v業界用語の解説までしてくれたりしてね。
代役のことを「トラ」…「エキストラ」の「トラ」とかね。
「C万(ツェーマン)」とか「G千(ゲーセン)」とか音階名で数字を表すこととかね。
いつか、「大無人(ダイムジン)」とか「天無人(テンムジン)」、「王無棒(オウムボウ)」とか「署無者(ショムシャ)」、「吾無口(ワレムコウ)」…なんて数字の言い方をマーブロ説明したことがあったな。
コレ、それぞれ順に「一、二、三、四、五」を表す、昔のそっち方面の方々の符牒。
カッコいいね。
ちなみに、「C万G千」とか、「シースー」だの「ターギ」だの文字をヒックリ返す言い方ね。
コレをジャズ・ミュージシャンのオリジナルだと思っている人が多いと思うんだけど、コレはさにあらず。
元はクラシックのミュージシャンの符牒なの。
だから「ツェー」とか「ゲー」とかドイツ読みをする…のかどうかまでは知らないけれど、音大を出た人から教えてもらった。
それをジャズ・ミュージシャンがマネをしたんだね。
あるいはクラシックで喰えない音楽家がジャズの世界に降りて来て自然と広まったのかも知れない。
大学の時ジャズのオーケストラにいて、メンバー間で「子供」は「ドモコ」になるか、「モドコ」になるかで議論したことがあったな。
まだ携帯電話が一般化する10年以上前のことで、当然「ドコモ」なんてなかった時代の話。

310_grさて、いよいよ本番。
といっても分け目なくそのまま進行したんだけどね。
コレが『裏Drive』!

320サウンドチェック⇒リハーサルと来て、本日の演奏コーナー!
Yukiちゃんが手にしているのは…11_0r4a0050もうおなじみ、7月にリリースされたシングル「Thumbs Up」のイメージ。

345cd海外のレビューでもベタぼめされたこの曲。
やっぱり「他にない」というのが世界に通じたのであろう…と私は思っている。

340作曲者であるSeijiさんから作品の解説。
11_s41a0001事の起こりは昨年の6月にロンドンのノッティングヒルのスタジオでリハーサルの時にSeijiさんが弾いていたフレーズが私の耳に入り、「カッコいい!」と興味を示したことだった。
調整のない全音音階(ホールトーン)を使った曲なんて他に滅多に出くわさないからね。
コノ時ね。
イギリスのプレスの人たちを招いてショウケース・ライブをした時。
暑かったね~。
11_0r4a0333そしてその後、11月の『Marshall GALA2』にMarshallの社長が来ることになっていたので、そこでその曲を披露しては?しようということになった。
「シゲさんがナニがナンでも間に合わせろ!と言いはるんですよ~」
なんてMCで言っていたけど、そんなことは………言った。
本当はそれどころじゃなくて、も~毎日電話をして「まだか、まだか」とSeijiさんのお尻を叩きまくりました!
あの時はゴメンね。
おかげでいいのができた!11_s41a0239タイトルの「Thumbs Up」はその社長がよくするジェスチャー。
無事に『Marshall GALA2』でお披露目できたのでした。
もちろん社長からは「サムズ・アップ」頂きました!
 
最近ではこの曲を演奏する時にメンバーが「サムズ・アップ」をするとか。
350早く大勢の客席のお客さんとコレをやりたいね!
360では、いってみましょう!
今回はスペシャルなライブ・バージョンで。

370やってる、やってる!

380v場面がコロコロと変わり、次から次へと魅力的なメロディが飛び出して来る!

390各メンバーのソロもほどよくフィーチュアされているのがスリリング。

400

410v続きまして…。
Yukiちゃんが次に手にしているのは…

415ちょうどこの日に世界に向けて配信リリースされた新曲「Begin Again」!

420vコレが「Begin Again」のヴィジュアル・イメージ。
「Thumbs Up」と同じく「下町のひとりヒプノシス」、梅村昇史さんの作品。

430cd「Thumbs Up」同様、ニューヨークを拠点に活躍しているAkihiro Nishimuraさんのミキシングを経て、ロンドンはセント・ジョンズウッドのアビィ・ロード・スタジオでクリスチャン・ライトがマスタリングを施した。
トークの時にも出たけど、この写真を撮った時、ナゼか周囲の観光客からホントにやんややんやの歓声を頂戴したんだよな。11_0r4a0031 リリースはもちろんMarshall Records。435ミュージック・ビデオも公開済。
YouTubeの書き込みを見るとやたら評価が高いね。
「Awesome」だの、「Killer stuff」だの、「Great song」だの…ありがとうございます。
ほとんどが海外からのお便りなのね。
やっぱり早いとこ海外へ行きたいね~!

サブスクはコチラ⇒D_Drive fanlink


Spotifyって無料で使えるでしょ?
私は最初からお金を払うヤツに加入したのでわからないんだけど、Seijiさんの研究によると、有料と無料の音源では音質が違うんだって。
もちろん有料の方が音がいいのだそうだ。
まぁ、タダで銭は取らんわな。440v_flそうそう、Spotifyといえば、D_Driveのページ(っていうの?「アカウント」っていうのか?)の「フォロー」というヤツを是非クリックしてくださいませ!
赤い矢印のところね。
コレの数が海外ではモノを言うらしいのよ。
ナニも私だけが頼んでいるんじゃない、D_Driveが頼んでいるんだからよろしくお願いします。

11_spfそしていよいよ実演!
この曲も『Marshall GALA2』で演奏したんだけど、実はそれ以前からレパートリーには入っていた。
でも、世界に音源が飛び出して行ったとなると、聴こえ方がまた違って来るね。450_baYukiちゃんらしい、竹を割ったようなシンプルでダイナミックなハード・チューン。
2018年にToshiくんがD_Driveに加入した時、「新しいメンバーを迎えて再び始まる!」という意気込みで作られた曲。
ずいぶん前に思いついたイントロをスマホに記録しておいて、そこからメロディを発展させていったという。

460vAメロ(この場合Bメロって言うのかな?)が5/4拍子に聞こえるのはスネアを4拍目だけに打っているからか?
480vToshiくんのフレットレスもこの曲のハードさに独特の味わいを与えている。
490vドドド~とスゴイ勢いに圧倒されちゃうんだけど、コレ、構成がスゴイなぁ。
「繰り返しを多用する今までのD_Driveになかった曲」と説明していたけど、確かにそうかも。
ギター・ソリもバッチリ仕込まれていて聴きどころ満載!470Yukiちゃんの新しいマスターピースの誕生だ。

S41a0245 そのYukiちゃん、アメリカの『Alternative Magazine』という音楽誌の「マイクロフォンを必要とせずにステージ・センターを務める20人のメタル・ウーマン」のひとりに選出された!
他にアリス・クーパー・バンドのニタ・ストラウス、オリアンティ、リタ・フォード等々。
記事の中ではこんな風に紹介されている。
「インストのメタルバンドというモノは「鶏の歯」のように珍しい。日本の大阪のD_Driveは2009年からその分野においてトップの座をキープしている。走り出したら止まらないYukiはその中心メンバーだ。驚きのリフの数々、印象的なメロディからなる魅惑のショウで、Yukiは歌詞がないことを忘れさせてくれる。D_Driveは間違いなく観ても聴いても最高に楽しいライブ体験をさせてくれるのだ。」

11_20w新曲の演奏が終わったところでQ&Aのコーナー。

500視聴者の皆さんから寄せられた質問をその場で読み上げて答えるスタイル。

510v機材のことから…

520vバンドのことまで…

530v様々な質問が寄せられて、このコーナーも盛り上がったよ。

540vこの【裏Drive】のようすはまだしばらくアーカイブで見ることが出来るのでゼヒご覧あれ!
 
詳しくはコチラ⇒D_Drive Official Website

550 

200 
(一部敬称略 2020年9月18日 本八幡Route Fourteenにて撮影)

2020年9月 2日 (水)

JEKYLL★RONOVE~Go To A Dream within a Dream

 
久しぶりにバンドの生演奏の場にお邪魔した。
無観客の配信ライブの現場だ。
会場は何度も訪れている新宿のWild Side Tokyoさん。
客席はこの通り。
床に貼ってあるのはソーシャル・ディスタンス・ポイント。10それぞれが動物の足跡になってるの。
私は寅年なのでTigerにしよう。20午年の人はコレね。30蛙年の人はココだよ。

40そういえば先日、カラッカラに晴れた日、事務所の前の道路にこんなヤツがいたんよ。
車に轢かれてペッチャンコになってしまってはかわいそうだし、Tシャツに貼り付かれてももう「ド根性」が出せる年齢ではないので、傘で追い立てて道路の端に避難させた。
結構大きかったけど、ナンていう種類なんだろう。
カエルオタクの人、教えて!
ちなみにカエルは「無事に帰る」に通じることから「交通安全」のお守りになっているんですよ。
「お宅に帰る」ってか。

Photo 開演の時間というのか、放送の時間っていうのか…とにかく準備が着々と進む。
先日D_DriveのYukiちゃんが単独で出演した配信番組というのをMarshall Blogでレポートさせて頂いたが、冒頭に書いた通り、こうしたバンド形態での配信は初めての経験。
もう長年見慣れたこのセッティングの風景。
この後開場の時間になって、この日のライブを楽しみにしていたファンが堰を切ったように場内になだれ込んでくる。
そして、開演。
1曲目が終わって大きな歓声が沸き上がる。
「オマエら最後まで行けんのカァァァァッ!」
途中で帰るぐらいなら、そもそも会場に来たりはしないってば…お金払ってんだから。
…なんて段取りが今日はない。
ものスゴく不思議な気持ちでこの今回はこの光景を眺めていた。50今日はJEKYLL★RONOVEの『Go To A Dream within a Dream』と銘打った配信ライブ。
以前、NATALドラマーのMayoちゃんのフェスティバルでレポートした通り、昨年末にリズム隊の2人がジキロノを離れることになり、今年になって当のMayoちゃんの正式加入が決定したのだ~!
そして、今回はMayoちゃんが参加してから初めての本格的なステージだったというワケ。

60昨年の12月に旧メンバーでリリースした2枚目のフル・アルバム『A Dream within a Dream』。
今日のショウのタイトルはこのアルバムにちなんでのモノ。70cd開演時間になってステージに上がって円陣を組む4人。
わかっちゃいるけど、やっぱりお客さんがいない!
長い間こういう仕事をしていると、コロナ前でもごく稀にコレに似た光景に出くわすことが正直あったけどね~…やっぱり寂しいナァ。

80いよいよショウがスタート!

90Jekyll

100vN★OTO(なおと)110vN★OTOのMarshall。
今日も大愛用の2555X Silver Jubileeと1960BVで暴れまくる。120v新加入のベーシストはYOU。

130vそして、Mayo。

140vお気に入りのバーチ。
コンフィギュレーションは12"、13"、16"、22"。

1501曲目はその最近作から「Seize the Day」。
アルバムのオープナーだ

160_stdMarshallの粘り気の強いサウンドがブラッシングをクールに演出する。

170久しぶりのJEKYLLの歌声!
190ベースのピックアップ・ソロから…

180_2Marshallとレスポールのコンビネーションの素晴らしさをアッピールするかのようなギター・ソロ!

210vバッチリですな…
Mayoちゃんとジキロノ。
そして、NATALとジキロノ。
もちろんコレはMayoちゃんが叩いているから!200vやっぱりJEKYLLの歌はカッコいい!
昨年の11月にMayoちゃんがやっているAZAZELで客演した時の歌もスゴかった。
出て来ていきなり「オメェら、ボケっとしてたらブッ飛ばすぞ、コノヤロ~!おいそこの!耳の穴、よくかっぽじって最後まで楽しんでいきやがれ~!」…なんて乱暴はことはもちろん一切言わないんだけど、歌がそういう雰囲気を醸し出してる。
それがロックの歌だよ。
「ありがとう、ゴメンなさい」がロックであることを許してはならない。
だからこうしてマーブロやってんだ、コノヤロー!…あ、失礼、ついJEKYLLにつられてしまった!220vお客さんの有無なんて全く意に介さない火の玉のようなパフォーマンス!
ま、こうなるとは思ってナンの心配もしていなかったけど…。

230_bs続いてはアルバムの曲順通りに「Biblical Sense」。

250「4つ打ち」もヘヴィにキメて見せるMayoちゃん。
この「♪チッターチッター」というビートをナゼ「4つ打ち」と呼ぶのだ?
誰がそう呼び始めたんだろう?
いつも気になる。

280v印象的なキメのフレーズを挟み込んだソロが鮮やか!

260「♪ジキルとハイドのように 肌を通して煮えたぎる愛はエクスタシー 愛のふたつの顔をみせてあげる」
このサビの「♪Love is ecstacy」の2小節が実によく耳に残るんだよね~。
『ジキル博士とハイド氏(The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)』を書いたスティーブンソンはスコットランドはエジンバラの出身。

270vエジンバラの博物館に行くと、グラハム・ベルからショーン・コネリー、ベイ・シティ・ローラーズまでいかに多くの偉人をスコットランドから輩出しているかの展示がしてあって、それが「イングランドに負けてたまるか!」と対抗心を燃やしているようでオモシロい。
オッソロシク美しい街だけど、2日半滞在して雨が降っていない瞬間はホボなかった。
 
興味のある方はコチラをどうぞ⇒【Shige Blog】イギリス紀行2012 その7~エジンバラ

6a0163044657d3970d017742e14cd897_2 おお、そういえばモード・ジャズの先駆けとなった名盤の誉れ高いMiles Davisの1958年のアルバム、『Milestones』の1曲目は「Dr. Jekyll」という曲だよ。カッコいいよ。

Photo_2アタマ2曲、ド迫力のプレイで滑り出した!
290_nlgMCも当然普通のライブ通りに挟み込まれるんだけど、コレはさすがにやりにくいよね。
昔持っていた古今亭志ん生の無観客のスタジオ録音の高座のテープを思い出しちゃった。
やっぱり、客席から反応がないので、さすがの志ん生師匠も大変やりにくそうだったな。
JEKYLLはそれにもめげず、ごく普通にこなしていたのはサスガ。
290v次に繰り出したのはまだ音源になっていない新曲の「Never Let me Go」。

296vジキロノらしさ満点のドライビング・チューン!

297MCを挟んでバラードの「Always~The Answer is Blowin' in the Wind」。

310フジテレビのドラマ『ROAD TO EDEN』の挿入歌。
赤坂BLITZでお披露目のイベントが開催されたのはもう3年も前かのことか!
そのBLITZも今月で閉館だもんね~。
まだ山の上にあった頃、イングヴェイを観に行ったり、タクシーでArch EnemyにJCM900を配達したりしたのもいい思い出だ。
もちろんそんな感情は一切抜きにJEKYLLはこのバラードを切々と歌い上げた。

320v『A Dream~』から「Change of Mind」。330_chこれまたいかにもジキロノらしいミディアム・テンポのヘヴィ・ナンバー。
YOUさんのベースと…
350vMayoちゃんのドラムスがガッチリと組み合ってその「ヘヴィ感」を強調する。340vそこへ切り込むギター・ソロ。
コンパクトで中身の濃いソロだ。360この曲はJEKYLLの声の魅力が実にうまく活かされていると思う。
やっぱり「音楽」は「歌」だネェ。
そして「歌」は「声」だネェ。
今、こういう正統な「ロックの声」で歌うロック・シンガー人は男女を問わずかなり少ないよね。
若いバンドさんの中には全く見かけることができない。
もっともこんなカッコいい声で「ありがとう、ゴメンね」と歌われても困るけどね。

370v今度はメンバーを交えてのMC。
「さて、残すはあと3曲になりました!」
「シーン!」
ま、仕方ない。

380しばらく舞台から遠ざかっている間に、衣装がスッカリ縮んでしまったというMayoちゃん。
衣装が縮んだのではなくて、着ている方が大きくなったことは本人に言われなくてもみんな気が付いている。

400v緊張するんだそうです…この手のライブは。
ナゼかというと、PA卓の音がそのまま送り出されてしまうからだという。
つまりミスをするとそれがあからさまにわかってしまうっていうんだな。
ん?ということは、普段はミスしてもヘッチャラということか…。410「When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again(音楽を聴いていて、それが終ると音は空気の中に消えてしまう。そして、それをつかむことは二度と出来ない)」
…とは天才アルトサックス奏者、エリック・ドルフィーの『Lat Date』に出て来る有名なセリフを思い出す。
今、ジャケットはコレじゃないんだけど、私は若い頃コレで親しんだので敢えてこのデザインを挙げておいた。
11_ld そして、ショウは最終コーナーに入る。
最後までブッ飛ばしていくぞ~!420_gooまずは、2018年にリリースした3枚目シングル『Oneness』から「Go Hand in Hand」。

430v開演前は「緊張するぅ~!」の連発だったMayoちゃんだけど、一旦ステージに上がっちゃえば大丈夫。
思いっ切りNATALを鳴らしまくってくれた!

450_kc2男子チームの息もピッタリだ。

460残る2曲はジキロノのキラー・チューン。

470v「Guilt or Innocence」をブチかます!480vYOUさんもノリノリだ!
500vそして、最後は「Helter Skelter」で締めくくった。

4901時間という時間でタップリとジキロノの魅力を爆発させたステージだった。510vMCはさすがにやりづらそうだったけど、演奏に関してはお客さんの有無はあんまり関係ない感じの白熱っぷりだったよ。520こういうのお客さんはナニで見ているのかしらん?
パソコン?スマホ?
パソコンをテレビにつないでいるとか?
とにかく、向こう側のお客さんにバイバ~イ。

530JEKYLL★RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒JEKYLL★RONOVE official site

540さて、今さかんに展開しているのはプロ・ギタリストがCODEのサウンドメイキングを伝授するシリーズ『BREAk the CODE』。
Btcコレに近々ジキロノが登場するのでお楽しみに!
 
BREAK the CODEはコチラ⇒Marshall Blog
550   

200_3 

(一部敬称略 2020年8月22日 新宿Wild Side Tokyoにて撮影)

2020年8月17日 (月)

『LIVE & TALK』のD_Drive Yuki

 

ビデオに使用するためのスチール写真を別にすれば、生きてギターを弾く人の姿を久しぶりに撮影した。
いざカメラを手にしたのはいいけど、シャッターがどこにあるのかスッカリ忘れてしまっていた…とまではいかないけど、と~にかくカメラとは長い間ご無沙汰だった。
一番最後に撮影したライブは1月のNAMMの時のことで、被写体はMrshallのブースのデモンストレーション・ステージで演奏するD_Driveだった。
そして、とうとうやって来た「復活の日」。
現場は『LIVE & TALK』という15日に放映されたインターネットの生配信番組。

107ケ月ぶりにレンズを向けたのは偶然にもD_DriveのYukiちゃんだった。
顔を合わせるのもNAMM以来。

30v何しろ「生放送」だからね。
放映時間に向けて着々と準備が進む。20番組のホストを務めるのは三谷佳之。
三谷さんは楽器系フリーマガジン「DiGiRECO」の編集長としてその名がよく知られている。
実は私、三谷さんとは20年を超える付き合いで、昔々、私が教則ビデオの仕事をしている時に、その通販ビジネスを申し出て頂いた。
「ハァ?ビデオの通販?そんなの当たり前じゃん?」と、きっと今の若い人は嗤うだろう。
トンデモナイ!
Amazonが出て来るはるか以前の話なのだ。
「VHS」っていうヤツ。
黒いケースの中に磁気テープが入っていてクルクル回るヤツ。
三谷さんにはずいぶんご熱心に取り組んで頂いて、今でも感謝至極なのだ。
ここ数年は楽器フェアやライブ会場で本当に時々お行き会いするぐらいであったが、それがまたこうしてYukiちゃんを通じて仕事でご一緒できるなんてとても喜ばしいことだ。

50放映時間がいよいよ迫って来た!
私はこの手の配信関係の現場ってのに初めてお邪魔したんだけど、妙な感じがするねェ。
映像や音声のテストをするにつれて緊張感は高まってくるんだけど、お客さんがいないので「ホントに本番なのか?」みたいな。55三谷さんのオープニング・トークに続いてさっそく1曲プレイ。

60今日は、ギターはいつも通りだけどMarshallは普通のJVM410Hと1960A。
「今なら空いているから」…と、Yukiちゃんは最後の最後までいつもの「Yuki's Blue Rose Special」の三段積みを新幹線に載せて持って来てくれようとしていたんだけど、持って来られてもコチラ側の取り回しが大変なのでナントカ説得して遠慮頂いた。

40v いつもはコレね。

11_0r4a0117 当然バッキング・トラックを用いての演奏。
Yukiちゃんはいつも弾いているパートをそのままプレイ。
ウ~ム、初めからなので、私もD_Driveと知り合って11年になるか…。
D_Driveとはずいぶん色んな場面にお付き合いして来た。
それだけでなく、音楽ゲームの発表会やら、NHKの「うたコン」やら、ケータイ電話の発表会やら、企業のパーティの余興やら、Marshallが必要な現場とあらば、Yukiちゃん単独の現場も何度もお手伝いして来た。
して考えてみると、それらの現場で演奏するのは人の曲を弾くことが多く、Yukiちゃん単独の場面でドップリとD_Driveの曲を弾くのを見たのはコレが初めてかも知らんな。
今までD_Driveの曲を演奏する時はたいていSeijiさんと一緒だったと思うんよ。
そういう意味ではレアなシチュエーション。

70v…ということとは関係なしにバリッバリいつも通り「Attraction 4D」を弾き進むYukiちゃん。

80v両手を駆使したテクニックで「Attraction 4D」の見せ場をアッピール。
85後で聞いたら、「生」ということでエラい緊張していたんだって。
どんな場面でもそれを感じさせないのが彼女のスゴイところ。
NHKホールでもパシフィコ横浜でも、はたまたロンドンでも上海でもアナハイムでも全然ヘッチャラに見えるの。
名前は出しませんけど、どんなに大物でも本番前は人が変わったように険しくなっちゃうアーティストさんもいらっしゃるんですよ。
本番が終わるやいなやいつも通りの優しい人に戻るんだけどね。
その点、D_Driveって4人ともいつもヘッチャラだわ。
本番前⇒本番⇒本番後=全部同じ。

S41a0085「トーク」のコーナーでは、三谷さんの質問に答える形で使用したテクニックを開設するYukiちゃん。
三谷さんはBlack Sabbathを愛するキャリアの長いギタリストなのだ。

90「わたしの速さについて来れる?」でおなじみ、Yukiちゃんは教則ビデオのヒットメーカーだからして、こうしたチュートリアルはお手のもの。

95プロフィールやD_Drive、活動内容についてのトークを経て2曲目のライブ。
Yukiちゃん作の「GEKIRIN-逆鱗-」。

100vYukiちゃんは演奏前に作曲のアイデアを訊かれ、「ドラゴンボール」をテーマにして「GEKIRIN」を作ったことを説明。
「ベジータと悟空が…」と三谷さんに説明していて、「あの、ベジータとかってわかります?」とYukiちゃん。
三谷さんは正直に「わかりません…」って。
そうですよね、わかるワケがない。
「ドラゴンボール」がテレビで始まった頃、我々はもう社会に出て働いてましたからね。
まだその頃、アニメは子供のモノだったんですよ。
ところがこの「GEKIRIN」、海外でも若い人に説明すると、その「ドラゴンボール」のことがバッチリ通じるんだよね。
ホント、「ドラゴンボール」と「ジブリ」のスゴさを実感するよ。
チョット脱線するけど布袋さんのバンドのドラマーのSteve Barneyは堺正章の「西遊記」が大好きで、学校から帰ってテレビで見るのをとても楽しみにしていたと言っていた。
イギリスでのタイトルは「Monkey」。
ただの「猿」だった。
でも「プロゴルファー猿」のことは知らなかった。
140
機材関係のトークがあって、続けて「Unkind Rain」を演奏。
海外でも人気のあるバラード曲だ。S41a0028『Maximum Impact』の紹介もバッチリ。
収録曲の由来を訊かれて「コメント書き込んで下さい!」とブラウン管の向こうで見ているハズのSeijiさんに助け舟を求める場面も!
スゴイ世の中になったもんです。
「ブラウン管」なんて言っているようじゃダメだね。
コレ、何て言うの?
「パソコンの前」とか「スマホのコッチ」とか?130そして、最後の曲へ。150v今回の『LIVE & TALK』を締めくくったのは7月24日に配信リリースされたD_Driveの新曲「Thumbs Up」。
Seijiさんの作曲なんだけど、海外での評判もよく、モーツァルトやベートーベンの交響曲になぞるレビューも現れたのには私も驚いた。
他の人がやらないことをやるオリジナリティを尊ぶ海外の連中の芸術に対する姿勢を目の当たりにした思いだ。

11_tuddミキシング後のデータをアビィロード・スタジオに送ったりして、私もこの曲を何度も聴いているけど、Yukiちゃんのパートを単独で耳にしたのはこの時がはじめて。
フーム、「Yukiちゃんのパートってこうなっているのか…」と感心して聴いていたら、このドヤ顔をしてくれました。160タッピングやクリケット奏法を混ぜ込んで華麗に弾きこなしてくれた。

「Thumbs Up」のサワリはコチラ。


「Thumbs Up」のお求めはコチラ

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website

170Q&Aや雑談のコーナーも交えて盛りだくさんで放映されたYukiちゃんの『LIVE&TALK』。
生配信は終わってしまったけど、アーカイブで見ることができるというので見逃した方はゼヒ!
 
『LIVE&TALK』の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

180そして、YukiちゃんといえばMarshall。
Marshallといえば、STUDIOもあるけど、今はCODE。
YukiちゃんがCODE25の使い方の先生をしてくれる『BREAk the CODE』をゼヒご覧あれ!


こういうのを書くのも久しぶりだったな~。
もう炊きたての新米に質のよい辛子明太子を頂いた時のゴハンのようにサラサラと筆が進んだわ。
やっぱりライブ・レポート書きたいね。
 

200 
(一部敬称略 2020年8月15日 都内某スタジオにて撮影)

2020年6月 8日 (月)

チェリーを三つ入れてください。<後編>~私の三ノ宮

 
今日はまず、北野から。
この辺りに来るのは30年ぶりぐらいか?
前回来たのは箕面に住んでいる時で、上の子が家内のお腹にいた頃になろうか?

10_2「KOBE JAZZ STREET」…マンハッタンで言えば西52丁目ですな?
52丁目は有名な「Birdland」を筆頭にクラブがひしめき合っていた1930~1950年代にかけての世界のジャズの中心地。
セロニアス・モンクに「52nd Street Theme(52丁目のテーマ)」という曲がある。
音楽好きの人に向けてチョット脱線。
モンクは66丁目、今のリンカーン・センターの場所にあったスラム街の住人だった。
リンカーン・センターを造るに当たって、その辺りの住人は問答無用で立ち退かなければならず、行き場がなくて困った貧民がたくさんいた。
そして、リンカーン・センターのオープニング・セレモニーの時のこと。
当局はアーロン・コープランドの「The Fanfare for the Common Man(庶民のファンファーレ)」で景気をつけようと、オーケストラの指揮をレナード・バーンスタインに依頼していた。
バーンスタインは革新系思想の持主で、スラム街の住人を追い出したことを大変不快に思っていたが、その仕事を引き受けた。
そして、大勢の観客やオーケストラの団員を前に、最初から最後まで一度も笑顔を見せずに棒を振って抗議の気持ちを表したという。
 
私もずいぶん前に52丁目に行ってみたけど、「ココはかつて世界のジャズの中心地だった」みたいな標識が1本立っているだけで、後は「ジャズの中心地」だったという痕跡は何ひとつ見出せなくてかなりガッカリした。
ココも確かにジャズ・クラブは見かけたけど、「ん~、なんでやねん?」という感じだった。
52丁目みたいにジャズで賑わっていたのは昔の話なのかな?
…と思っていたら昨日偶然テレビで見た。
日本で最初にジャズが演奏された場所が神戸だったのだそうだ。

20_2モスクがあって見学できるというので見に来たけど、工事中ということもあってか、とても中を覗けるような状態ではなかった。

30vこの辺りの洋館ってホント立派だね~。

40_2神戸ってのはホントに美しい街だと思う。
手塚治虫の『アドルフに告ぐ』にそういうシーンが出て来るでしょう?

At ドイツに来てしまった神戸育ちのアドルフが、空襲されたことを知って「あの美しい神戸の街が火に海になってしまったって!?」と嘆き悲しむシーン。
アドルフのセリフを正確に覚えてはいないが、神戸生まれでも、神戸育ちでもない私にもグッとくる場面だった。
きっと戦前は家並みも古くさぞかし風情のある港町だったのだろう。
残念ながら神戸には三菱重工や川崎重工の造船所があるから空襲は免れない。
そして、1945年の2月4日の無差別絨毯爆撃。
神戸はその約1か月後に実施された東京大空襲の実験台になってしまったのだという。
アメリカ軍はそれまで軍事施設や軍需工場へピンポイントで爆撃してしたが、この神戸への空襲から焼夷弾を使って、焼いて焼いて焼きまくる作戦を摂るようになった。
どうすれば効率的に日本の家屋を燃やすことができるか…アメリカ軍は日本式の家屋を実際に作って研究したというのは有名な話。
そして、3月11日の東京大空襲では、わずか2時間半の間に10万の民間人を焼き殺したのがアメリカのしたこと。
神戸での実験の成果は大きかったのだ。
ゴメンナサイね、こんな話になっちゃって…。
私は「反米主義者」どころか、アメリカ人の親戚やとても仲の良い友達が大勢いるのね。
アメリカを恨んでいるワケでもなんでもなく、ただ歴史を知っておきたいだけなのです。
歴史を知るとモノの見方がガラリと変わるから。
 
さて、神戸。
神戸は阪神淡路大震災にも遭ってしまうが、立派に復活した。
美しいだけではなく強靭な街だ。
「美しいモノ」は強いのだ!

50異人館街へ来たんだけど…前からこんなんだったっけ?
80_2もう観光地化しすぎちゃって、ナンカもはや「沼津秘宝館」のノリっぽい印象を受けたな。
ちょっと覗こうとすると、客引きされる始末。
70_2「イギリスの家、見て行ってくださ~い」なんて言われたけど、「しょっちゅうホンモノのイギリスの家に行っているので結構です!」って言っておいた。
でもね、ホントに築200年の古民家から、デタッチト・ハウス(イギリス独特の二棟長屋)、古い豪華マンション、新築マンション…と色んなイギリスの家にお邪魔してるのよ。



60_2ま、キレイにはしてるけどね。

90_21915年落成の「ラインの館」。
フランスのJ.R.ドレウェル夫人の住居だった。
100_4そこの売店で発見!
今回のイベントのD_Driveの衣装にあしらわれている「KOBE TARTAN」。
「タータン」といえばスコットランドじゃない?
スコットランドといえばエジンバラ。ま、グラスゴーもあるけど。
で、エジンバラに行くでしょ?
ベイシティローラーズのこともあって街の中はタータンだらけ!…かと思いきや、目に入って来るタータン・パターンは完全に土産物屋だけだったわ。
でもエジンバラはキレイなところだよ~、全然晴れないのが玉にキズけど。

110_430年ぶりに来てナニも見ないというのもナンなので、家内のチョイスでこの「Platon Decorative Arts Museum(プラトン装飾美術館)」というのに入ってみた。
家内のこういうところの勘は鋭くて、コレが存外にオモシロかったのだ!

120_2「民家」と呼ぶにはゴージャスすぎるけど、大正初期に建てられた一般の住まいを転用した美術館。
これまで外国の有名企業や個人の借家として使われてきたが、1991年以降はオーナーの一家が実際に住居として使いながら母屋を中心に博物館として開放している。

130_3ナニかオモシロいものはあるかな?

140_2あった!Foujitaの素描。
Foujitaとは藤田嗣治のことね。
美術は藤田、音楽は武満、映画は黒澤…コレが本当に世界で評価されている3人の芸術家。

150vその絵が飾ってあるのが「ザ・サロン」と名付けられている部屋。

160_4ジャン・コクトーなんかも数点飾ってあった。

170_5ココはダイニングルーム。
実際にオーナーさんは機会があると友人を呼んでココで晩餐をされるそうだ。

180_4このイタリア製を中心とした家具も自慢なんじゃ。
でも…ココに置くには狭すぎるって!

190_3お!八っつぁんだ!
なんかもうスッカリ知り合いみたいな感じになってきたよ、ヘンリーとは。

200_4食器類もゴージャス!…なんだけど、やっぱり狭い。

210_3コレもスゴかったよ。
ご主人が世界各地の有名ホテルやカフェへ行って、お茶を飲み終わった後、シレっとバッグにいれて持ち帰って来たカップのコレクション…というのはもちろんツマらない冗談。
11_cup1 係りの人にお尋ねしたところ、もちろんコレらは売り物ではないので、お店に通っているウチに仲良くなって分けてもらったモノのコレクションなのだそうだ。
イギリス、フランス、イタリア…一体どれだけ行ってんの?!11_cup2 早速、ロンドンのモノはあるかいな?と探してみると…。
あった、あった!
ピカデリー通りにある高級ホテル、「The Ritz London」。
私も何度も行ったわ…前を通りかかっただけだけど。

260_3The Ritzの並びの紅茶で有名な「Fortnum & Mason」。
ココは何度もお世話になっている…おトイレをお借りしにね。
男性用は6階だったかな?

Img_2396 「ベッド・チャンバー」と呼ばれている部屋。
「バーちゃんのベッド」じゃないよ、寝室ね。

220_3ピアノやチェンバロも展示してあってステキきわまりないんだけど、やっぱ狭い!
イギリスへ行ってお城やマナーハウスみたいなモノを見学するとこうした立派な家具や装飾品がおいてあって実にピッタリはまっているけど、アレ、部屋が大きいし、天井も高いからああいう風になるんだね。

230_2「地下室もある」というので行ってみた。

270v私にはサッパリわからないが、高級そうなワインがズラリ。
塩尻の五一ワインとはなかったようだ。

280_5ワインセラーにもゴッソリ。

290_4どんなヤツがあるの?
「シャトー・ムートン・ロートシルト」の1953年ものか…。
シャトーというのは、ボルドー地方にブドウ畑を所有し、栽培、醸造、熟成、瓶詰までのワインの製造を行う生産者のこと。
そして、オーク材の木製タンクを使用する製法が「ムートン式」。
「ロートシルト」は「ロスチャイルド」のドイツ読み。
それの1953年製、さてお値段は…。
Yahooショッピングによれば税込み308,000円だそうです。300_4バカでかいトパーズ。
2005カラットですって。
何でも胃腸の病気や不眠に効くそうで…って、どうやって使うんだろう。
見てるだけで胃腸の調子が良くなるのかしらん?

310v_2「ラッセル夫人の肖像」というタイトルの石膏の彫刻。
作者はオーギュスト・ロダン。へ~。

320_3クリスティーズのオークションで入手されたようだ。

330_4もちろん豪邸にはプールがつきもの。

340_4コレは南イタリア風のお庭なのだそうです。
結構ジックリ見てしまった。

350_4場所はガラリと変わって元町。
コレも家内がチェックしておいてくれた中華のお店。

360_3コレを食べてみたかったのだ!
名物のネギそば。
このスープ!
私はドロドロしているスープのラーメンがどちらかというと苦手で、こういうアッサリしているヤツがいい。
でも、スープを飲み干したりなんてことはまずしない。
血圧とかヤバいじゃん?

370_4…と思ったらやっちまった!
こんなのホント、滅多にない。人生で数回。
というぐらいおいしかった~。

380_2帰りがけに久しぶりに元町をブラブラ。

390_3昔この商店街に中古レコード屋さんがあってね、フランク・ザッパのいい海賊版をいくつか買ったな。
東京に比べるとゼンゼン安かったからね。
もうCDは出回っていたけど、まだまだ主流になる前の話。
でも、チャーリー・パーカーの『Royal Roost』がCDでしかリリースされず、CDプレイヤーを持っていなかった私は泣く泣くCDを買って、会社の女の子に頼んでカセットに録音してもらったんだっけ。
「レコードがなくなるかも知れない…」と、この世の終わりぐらいに思っていたけど、今はどうだ?
LPどころか、そのCDがなくなりそうではあ~りませんか!
言っておきますけどね、CDが出て来た時そこら中で「試聴会」なんてのが開かれてね、みんな「ああ、なんていい音なんだ」って涙を流して喜んだんですよ。
私は音の魅力よりもあのサイズがどうもシックリ来なくてしばらくの間は迎合しなかった。
420_4それがナンダ?
「やっぱりアナログに限る」って!
人間の耳なんていい加減なものです。
あ、ひとつ言っておきますが…。
よくコンサートで「イヤ~、はじめ音がヒドくてさ!4曲目ぐらいから良くなった」なんてやっている人がいるでしょ?
ああいうのって、よっぽど音に問題がない限りPAさんって途中で音を変えることはしないんだって。
そりゃプロですから。
リハーサルの時にお客さんが入った状態を計算して完璧な状態にして本番に臨んでいるワケ。
スゴイのは人間の耳で、一旦「音がヒドイ」と認識すると、その人の脳ミソはジャンジャン聴覚を調整して、いい音に聞こえるように働いてくれるのだそうだ。
ま、実際に最後までヒドいコンサートも確かにあるけどね…。

400_3この島村楽器さん。
ノンちゃん(島紀史さん)と『Marshall Roadshow』をやらせて頂いたことがあった。
私は前日から神戸に入っていて、ノンちゃんは当日東京から車で来ることになっていた。
すると当日の朝電話が入り、「高熱を出してしまった」と言う。
私が「キャンセルしよう」と言っても、そんなことをおいそれとOKするような人ではない。
「せめて新幹線で来れば?」とススめても「イヤ、大丈夫です。少し遅れかも知れませんが…」と車で東京を出てしまった。
マァ、こっちは心配だったよね。
途中で「今、名古屋まで来ました。それほど遅れないですみそうです」という連絡が入る。
それから早かったナァ。
アッという間に神戸に着いてほぼ時間通りに開演しちゃった。
ギターを持たせればこっちのもの、熱があろうがナンだろうが、最高の演奏を聴かせてくれた。
この時から私は島紀史のことを「鉄人」と崇め奉っている。

410_2ということで、神戸もおしまい。
短い滞在時間ながら、久しぶりで楽しかった~。430_2一路東京へ…2日後からはアナハイムなのだ。

440_4そして『チェリーを三つ入れてください。』はいよいよ佳境に!

100_5Seiji

110vYuki

120v_4Toshi

130v_2Chiiko

140v_3今回のレポートは「Thumbs Up」からそのままつなげたChiikoちゃんのドラム・ソロから。

150_4ものスゴイ勢いでドンドコ・ビートをたたき出す。

160vポツンと置かれたNATALのフロアタムに近づく由佳梨さん。170_6Chiikoちゃんもフロアタムに歩み寄りスティックを握る。

180vChiikoちゃんのプリミティブなビートに乗って身体をくゆらすダンサーたち。190_4しばしフロアタムだけでソロを披露したChiikoちゃん。

200vそして「Begin Again」。
ソフトにアレンジしたSEから、ホンモノの演奏が続いた。

210_ba_2場内はほとんど闇。
こうやって普通に写真を載せていますが…撮影大変でした。

220_4携帯電話のライトを浴びてソロを舞うのは下野のぞみ。

11_0r4a0792 撮影は難しかったがとても幻想的な光景が印象に残っている。

230_3そしてD_Driveにも携帯電話の光が向けられる。

240_2

270_5そして、ナカジマさんの同時進行の映像とJuandrosさんの同時生成画像が加わり『チェリー』のすべての要素が重なる。

275激しい「begin Again」から一変して曲は「The Shape of Your Life」。
確かこの曲はYukiちゃんが由佳梨さんをイメージして作った曲ではなかったか…。

280v同時進行映像と共演するダンサー。280_soyバラードながら熱気あふれる演奏と…

290v_2携帯電話を手にしたダンサーの緻密な群舞のコラボレーションが展開していく。

300_5

310v_4

320_4

330_62人が寄り添ったりするシークエンスはなかったものの、私の目には曲のメロディに合わせて由佳梨さんとYukiちゃんが踊りとギターで会話をし、共演しているように映った。

340v

350vコレで本編は終了。

360_4ステージに残るD_Drive。
ココからアンコールということになる。
D_Driveが演奏したのはおなじみ「Attraction 4D」。

370_coもちろん曲の後半にはダンサーの皆さんも登場。

380_3続けて演奏したのは「Cassis Orange」。

405ココでは出演した全員がソロを披露してお客さんを楽しませた。
もうこの辺りは最後まで写真で雰囲気を味わってね!

390_4

395v

400_4

410_3

415

420v

430_3

450_3

460_4

470v_2終了~!

480_3そしてカーテンコール。
大きな拍手に包まれて大成功!
ショウは初日にマチネーとソワレ、翌日にもマチネーが開かれて合計3つの公演が大好評のうちに終了した。

490_4そして、この2日後、D_Driveはロサンゼルスに旅立った。10_2 さて…、今回の公演を実現させた「ENTERART」は由佳梨さんが主宰する神戸市に拠点を置くパフォ―マンス・グループだ。Index由佳梨さんはコンテンポラリー・ダンスを中心にニューヨークを基盤に世界中に活動の場を広げ、
メトロポリタン・オペラハウスやオフ・ブロードウェイの舞台や数々の映像作品、CM等に出演している。。
今回の『チェリー』の前、2014年には振付と出演をこなした『「White Sea」-//from the white room』というミュージック・ビデオがロンドンの「レインダンス・フィルム・フェスティバル」に招聘された。
また、ダンスのインストラクターとしての活動積極的に展開している。
ダンスと音楽とマルチメディアを融合させた今回の公演は由佳梨さんの才能や能力が十二分に活かされた、自身のマスターピースになったのではなかろうか。
今後の活動もとても楽しみだ。
 
逢坂由佳梨の詳しい情報はコチラ⇒Yukari Osaka Official Web Site

112_s41a0751 一方…、コロナのせいで47都道府県が頓挫してしまって気の毒だったD_Drive。
でも今、また色々とイギリスとやってるからね。
D_Driverの皆さん、どうかお楽しみに!
それと、上海だよ、上海!
今年も10月にMusic CHINAが企画されていて、既に皆さんにお知らせしている通り、またD_Driveが呼ばれているじゃない。
しかも、今回は大きなステージが用意されることになってるのね。
オイ、コロナ、何とかしろ!
年明けにはNAMMだって控えてるんだぞ!
こちとらせっかく世界の軌道に乗り出したんだから早く消えて失せろ!

11_0r4a0770それと…今週、13日にライブ配信があります。
コチラもよろしく!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

Hs_2   

200  
(一部敬称略 2020年1月11日 神戸アートビレッジセンターにて撮影)

2020年6月 5日 (金)

チェリーを三つ入れてください。<中編>~私の新開地(下)

 
今度は「大開通」を渡って山側を訪ね歩いてみる。
今この「ROUND1」がある場所にはかつて「聚楽館」という劇場/映画館があった。
コレ「じゅらくかん」ではなく「しゅうらっかん」と当時の人たちは読んだらしい。
1913年にオープンした聚楽館は「西の帝劇」と呼ばれ、東京で人気を博した出し物は、ほとんどココで上演された。390こんな感じ。
立派だね~。
ヤッシャ・ハイフェッツやフリッツ・クライスラーがココで演奏したっていうんだからスゴイ。
さらに、サッチモ、ルイ・アームストロングも聚楽館のステージに立った。
新開地スゲ~!
1978年閉館。

Jrk 聚楽館の脇に飾ってあった昔の地図。
ギョギョギョ!「キネマ倶楽部」だ!
前回紹介した淀川さんの本によると、このキネマ倶楽部にはソコロフスキーというロシアから亡命して来たピアノの名手がいて、映画に合わせてそれはそれは素晴らしい演奏を聴かせてくれたそうだ。
もちろんサイレント映画の時代の話ね。440_2新開地二丁目商店街を山側に進む。

400_2「喜楽館」という寄席。
そこら中で宣伝していたのでよっぽど由緒ある寄席が復活でもしたのかな?と思っていたら、2018年のオープンだそうで…。
一応江戸っ子なもんですから私は上方落語を一切聞かないんだけど、新しい寄席が出来るというのは実にいいことだ。

410v_2落語業界ってロック業界より全然進んでるんだよ。
それはどういうことか…。
東京の寄席は若い人が増えているんだって。
若い人が若い噺家を目当てにして足を向るのだそうだ。
そして、その若い噺家目当てで寄席に足を運んだ若者が、そこに出演していたベテランの芸を聴いて感動して、ますます「落語」というエンターテイメントの魅力に憑りつかれるというシステムが成立しているらしい。
理由はどうあれ、文化の伝承がうまくいっているということだ。
最も落語は300年以上の歴史があって、太くなったり細くなったりはしたものの、連綿とその文化が受け継がれてきているのは立派だよね。
ホントかどうかは知らないけど、ホントだとしたらナント素晴らしいことだろう。
クラシックやジャズもそうなんだけど、コレが「古典芸能」の強いところなんだな。
ところがロックはコレができない。
ロックが生まれてたかだか65年。
オッサン/オバサンが喜ぶのロックと若者のロックの間には今の時点では決して渡ることができない深くて暗い亀裂ができてしまった。
ウワベは賑やかに見えるけど、日本のロックと呼ばれている音楽は、温故知新しない限りどうにもならないところへ来ているのではないだろうか?
若い人が若い人のロックを聴いてロックを演ってもいいモノが出て来るワケがない。
出がらしから香りの強いお茶を出すことはどうしてもできないのだ。
若い人がチャンとした昔のロックを勉強して、若い感性で自分たちだけの音楽を作る日が来ることを楽しみにしている。
最終的には「ロックは若い人が作る音楽」だと思っているから。420_2…と、ナマイキなことを言って「どうもすいません」!

430v_2「B面の神戸」という異名を取る「聚楽横丁」というのがあると聞いて行ってみた。450フーム…私なんかには何の違和感もないB面だな。
こういう景色が実にシックリくる。

460_2道路にはこんな銘板が埋め込まれている。
「新開地新世紀」か…。インパクトは強いな。

470要するにお小さな飲み屋がズラリを軒を連ねる庶民的な歓楽街ということね。

480_2昔はさぞかし賑やかだったんだろうネェ。

490_2市営地下鉄が通っている大通りを渡って「水木通り」というところに来てみた。
通りを渡ると酒屋が目立つ。
酒屋といっても、酒類を売るだけでなく、そこで簡単な肴を出して酒を飲ませる店ね。
昔は東京にもそういう店がたくさんあった。酒屋で酒を飲ませることが珍しくなった。
ウチの近くにも1軒あって、子供だった私にはコワい感じがしたよね。

500vココへ来た目的はコレ…ではないんだけど、この銭湯目立つナァ。

520スゴイよ。
外の入り口で服を脱いじゃう人がいるんだから!
コレは神戸式なのかッ?

530そして自転車置き場に貼ってある選挙ポスターは意外にもほとんど革新系。

540さて、ココへ来た本当の目的は、この銭湯の向かって左の、今は駐車場になっている場所を訪れたかったから。
昭和21年、ラバウルから復員した武良茂という人が、東京で3年を過ごした後、故郷の境港へ帰る途中神戸に立ち寄り、宿泊していたアパートの家主と親交を深める。
そして武良さんはその家主からそのアパートを購入する。
そのアパートのあった場所が、その今の下の写真の駐車場のスペース。
武良さんは境港から家族をアパートに呼び寄せて、お父さんや弟、当時「巣鴨刑務所」に入っていたお兄さんのお嫁さんなどと暮らすことになった。
このアパートの住人の中に紙芝居の画家がいて、武良さんは紙芝居を始めることになる。
そして、武良さんはその後漫画家となり、このアパートがあった町名にちなんでペンネームを「水木しげる」とした。
510私の世代は『墓場の鬼太郎(のちの’ゲゲゲ’)』やら『河童の三平』やら『悪魔くん』やらを夢中になって見たクチだろう。
今は知らないけど、「自作マンガが一本テレビ化されるだけで一生食える」と言われている世界で、自分の作品をコレだけテレビ化させた水木さんってケタ違いの大ヒット漫画作家なんだよね。
そうした怪奇マンガもいいけど、水木さんの「戦記マンガ」ってのもスゴイ。
日本は戦争に負けて310万人もの犠牲者を出したクセに、学校で戦争を教えないイビツな教育システムを採っている国だ。
ゼヒ読んでみて欲しい。
若い人たちには、積極的に本でもマンガでも戦争に関する本を読んでもらって、戦争を経験した方々の塗炭の苦しみを知って、この国が二度と戦争に巻き込まれることのないようにチャンと選挙に行って、政治に参加して、しかるべき慎重な行動を取ってもらいたいです。
いいですか、先進国の子供たちはみんな学校で戦争を教わるんですよ!Sm今度はその足で朝通過してきた道を逆行し、湊川公園駅方面へと向かった。
「株式会社いれ歯やさん」?!
スゲエ名前だな。
気になってインターネットで調べてみたら、文字通り歯科技工の会社だった。
電話すると「ハイ、いれ歯やさんで~す!」って出るんだろうけど結構なインパクトだ。550なぜ湊川公園駅まで戻ってきたのかというと…コレ。

560「ミナエンタウン」というこの雑居ビルが大いに気になったのだ!
「ミナエン」?…「湊川公園」の略か…。

590…というのは、こんなナリをしている割にはテナントさんがライブハウスとか音楽系の飲み屋とかばかりで実に楽しそうな雰囲気なのだ。

570ね?

580中はこんな感じ。600ん~、実にいい雰囲気だ!

610そして辻向かいには「人工衛星饅頭」。
コレも気になるじゃんね~。

620v…ということで早速1個買ってみた。
当然「人工衛星饅頭」を作っているお兄さんに名前の由来を訊くよね~。

630先代の社長が作り始めたのが1957年。
「その年にソ連がスプートニク1号の打ち上げに成功して「人工衛星」が大きな話題になっていたので、それに乗っかっておいた」のだそうだ。
だからその歴史たるや63年!
モノとしては大変シンプルなモノだ。
お兄さんは「『空飛ぶ円盤』みたいということもあったかも知れない」と言ってた。

640中身は宇宙食が入っているとかいうワケではなくて、普通のアンコ。
期待通り、予想通りのスペックとコンテンツ。
650ついでに湊川公園を少々ブラついて…

660近くの商店街に足を運んでみた。

670スゲエ、ここのアーケード、二階建てになってる!

6802階はこんな様子。
700お好み焼き屋さん。
エラク派手だな~。

690お、ドムドム・バーガーがあるぞ。
当時日本ではなかった沖縄にできたA&Wというアメリカ資本のチェーン店を除けば、日本初のハンバーガー・チェーンがドムドム・バーガー。
ダイエー(今は「イオン」か?)はマクドナルドと提携してハンバーガー・チェーン店戦略を打ち立てたが出資比率で問題が起こってしまい合弁を断念。
独自路線でスタートさせたのが「ドムドム・バーガー」だった。
当時のダイエーの基本理念「良い品をどんどん安く」から「どんどん」を採ろうとしたが、すでに商標が登録されていたので(うどん屋さんかな?)、「ドムドム」にしたということです。
以前は東京でも見かけたけど最近は見なくなったナ。
大阪の箕面の駅前にあったよね?
去年行ったらなくなってた。
710徹底的な「バーゲン」攻勢!
でも人通りはチョット寂しかった。
以上で「私の新開地」終わり~!

720さて、「チェリーを三つ入れてください。」。
「Gradation」でワイワイやった後はChiikoちゃんの嵐のようなフィル!100_3闇をつんざくヘヴィなサウンドは「GEKIRIN-逆鱗-」!

110_3ダンサーは一糸乱れぬ群舞で表現する。

115Yuki

120v_3Seiji

130_2Toshi

140v_2「静」と…
150_3「動」が交錯するスリル溢れるパフォーマンスだった。

145_2そしてまた「静」…Seijiさんが奏でるのは「Unkind Rain」。

165v由佳梨がダンサーにヴェールを巻き付ける。

170_4Yukiちゃんが紡ぐメロディに乗って…

175vヴェールを付けたダンサーがステージを180_3Toshiくんのベース・ソロ。

190vそして曲はクライマックスに向かう。

220_2Chiikoちゃんのドラムがドラマチックに曲を彩るのだ。

210_2「Lost Block」でステージの様子は一変する。

230_lbソロ演舞は松尾珠里。

240v_2激しいながらしなやかな珠里さんの身のこなし!

250_2こんな「Lost Block」初めて聴いた!そして感じた!

260_2そして、今度はヴェールを手にしたダンサーたちのの群舞。

270_4回す、回す!

280_4曲はシリアスなモノながら薄暗い闇に舞う白いヴェールが美しかった。

300_3そのままSeijiさんだけがステージに残る。

310_2「魔王」と題した今度はSeijiさんのギター・ソロだ。

320vそこに由佳梨さんが加わる。

330_3「グォォォォォ!」
アームを多用したSeijiさんのプレイはまさに大魔王の咆哮のようだ。

340_3時にバッハの「トッカータとフーガ」のメロディを用いて由佳梨さんに襲いかかる。

350_3素早く全身をくゆらして由佳梨さんが迎え撃つ!

360vチェリーの入ったグラスを手にする由佳里さん。

370_3

400v由佳梨さんが背負っているのはYukiちゃん。
390_2しばしの姉妹共演。
380Yukiちゃんがギターに戻ってChiikoちゃんのスネア・ドラムでリードするのは…
440_3「Thumb's Up(旧名:Livingston's Thumbs Up)」だ!

410『Marshall GALA2』が初演となった曲。

420_3他では聴けないメロディが飛び交う!

430ダンスは群舞から…450_2和田芽莉樺のソロへ。

460_3はじけ飛ぶような身のこなしが何ともカッコいい~!

480vジェットコースターに乗っているかのようにドライブする曲の展開にピッタリの振り付けだ。

470_2そして派手にフィーチュアされたToshiくんのソロ!

490_3
520_2縦横無尽に繰り出されるフレットレス・ベース・サウンド。

500v_2ダンサーの皆さんに負けない暴れようは見応え満点!

510_2逢坂由佳梨の詳しい情報はコチラ⇒Yukari Osaka Official Web Site
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

530_2<後編>につづく

  

200  
(一部敬称略 2020年1月11日 神戸アートビレッジセンターにて撮影)

2020年6月 4日 (木)

チェリーを三つ入れてください。<前編>~私の新開地(上)

 
年甲斐もなく新幹線と記念写真を1枚。
新幹線と写真を撮るなんて万博の時以来じゃなかろうか。

10だって久しぶりに来たんだもん、神戸。

20当然、地下鉄も久しぶり。
いつ以来だろう?…前回乗ったのは三宮で『Marshall Roadshow』をやった時かな?
だとすると15年近く経っているか…。
目的地の新開地まで行くのに今回は「湊川公園」というところまで乗ってみた。

30湊川公園駅からソコソコ歩いて新開地に到着。
30年以上前、大阪の箕面に住んでいる時に通勤で阪急電車を使っていたので「新開地」という名前には馴染みがあったが、実際に来たのはコレが初めてのこと。
あの黄色いのはナンだ?孫の手か?40用向きは『チェリーを三つ入れてください。』というロックとダンスとマルチメディアを融合させた舞台の取材。
下のポスターにあるようにD_Driveが音楽を担当したのだ。

50vしかし、驚いたね、新開地。
浅草六区ソックリじゃん!
浅草の方がゼンゼン規模が大きいけど、この寂寥感に確かな共通点を感じる。

45ウワ!「新開地劇場」か…。
浅草でいえば「木馬館」だ!

60木馬館より新しくてキレイだけど。

70…と驚いていたら新開地は「西の浅草」なんて呼ばれていたんだってね。

80こういうお店を見るとあんまりヨソへ来ている感じがしない。

90コレも全く普通の光景だ。
330コレなんか浅草の伝法院通り辺りとナンも変わらん、うれしいね。

100今日の現場。
120何やらイベントをやっていた。

130建物内には今日の公演のポスター。

140本番まで時間があるので、出張時恒例の探検に繰り出した。
スゴイね「新開地ビッグマンストリート」だぜ。
何のことだろう、「ビッグマン」って。

150「ボートピア」…競艇の場外舟券売り場か。
こんなところも似ているな。
浅草はJRA、つまり場外馬券売り場だけど…。
ちなみに今そのJRAのビルが建っているところには、かつて「新世界」というアミューズメント・ビルがあった。
下の階が場外馬券売り場、上の階がゲームセンターやお化け屋敷で子供の頃、そこへ行きたくて仕方なかった。
「新開地」に「新世界」…名前の雰囲気も似てる?

160開催の人は東西南北の感覚に鋭いでしょ?
「亀戸駅ってどこやねん?」と尋ねると、きっと「錦糸町の東や」とか「平井の西でっしゃろ」と方位を使って説明するだろう。
東京の人だったら「錦糸町のひとつ千葉寄り」とか「平井のひとつ新宿寄り」と答えるんじゃないかしら?
あの関西の皆さんの方位の感覚はどうやって育まれたんだろう?
京都とか大阪の中心地が碁盤の目になっているからかしら?
じゃ神戸の人はどうなんだろう?
理由を知りたいナァ。
 
コレもスゴイ。
「山側」、「海側」の表示。
ん?もしかして…と思って調べたら、神戸の人は「山」か「海」で方角を言い表すんですってね~!
知らなかった。
神戸は六甲山系と大阪湾の間にある横長の地形ゆえ、「山」と「海」で表現した方が合理的なのだとか…。
下の表示を見て笑っちゃったんだけど、コレでヨカッタのね?
170こういうチョットした文化の違いを学ぶのはいくつになっても楽しいナァ。
もうひとつ。
会場のすぐ近くにあった喫茶店でのビックリ。

360カレーライス、エビフライカレー、オムライス、チキンライスときて…そば焼き。
なんだ「そば焼き」って?!
もうさすがにコレは我慢できなくてお店のオバさんに訊いた。
そのオバさんによると、焼きそばパンなんかに入っているようなソース焼きそば式のモノを「そば焼き」というのだそうだ。
しからば「焼きそば」はどういうモノかと重ねて尋ねると、中華料理店で出て来るような餡かけタイプのモノを「焼きそば」と呼ぶらしいのだ。
そんなバカな…じゃ「焼きそばパンは『そば焼きパン』じゃないの?せやろがい」と突っ込むと「それもそうやな…知らんけど」とか言うじゃない。
ホンマかいな?
そこで、横でそれを聞いてゲラゲラ笑っている女性のお客さんに意見を求めた。
「イヤ、私、生まれも育ちも神戸やけど、そんなん今初めて聞きましてん」と言うでないの!
「ハハハ、ホンマかいな」と、オバちゃんはナニを言われようともヘッチャラでした。

370商店街のハズレまで来た。
この赤と青のヤツはなんだろね。
「新開地大門」か?

180ナニを表しているんだろう、コレ?
石川県を裏から見たところ?
220v商店街を抜けたところの通りはこんな感じ。
こうして見るとナンの変哲もない道。
ところが、コレはそんじょそこらの通りとはワケが違う。

190この通りは「西国街道(さいごくかいどう)」といって、江戸時代の街道のひとつ。
「山陽道」の別名らしい。
ルートは京都から下関、あるいは大宰府まで。
ん~、ロマンだな~。
その時代の名残はないかと少し見て回ったけど、残念なことにこの辺りにはそれらしきモノがナニにもなかった。

200 チョット旧式のシネマ・コンプレックス?

215vそうなんだってね~。
神戸は日本の映画の発祥の地なんだってね~。
「映画」といっても「キネトスコープ」という箱の中を覗くスタイルの動画再生装置が1896年に日本で初めて神戸に登場したのでそう言われているのだそうだ。
下のポスターは北野の異人館街に貼ってあったモノなんだけど、淀川長治さんが出てるでしょ?
1909年(明治42年)、淀川さんのお母さんは新開地で映画を観ている時に産気づいて、人力車を呼んで家に帰って淀川さんを生んだんだって。
もう生まれる前から映画の人生だったワケ。

210vそこでようやく気が付いたのがこのゲートの形。
チャールズ・チャップリンだったのね!
そしてチャップリンこそが「BIG MAN」だったのか。
私が中学生になるかならない頃、チャップリン・ブームがありましてね。
私はほとんど興味がなかったけど『キッド』だけは観に行ったな。230チャップリンは1932年(昭和11年)の5月14日に神戸港にやって来た。
何とコレ、「五・一五事件」の前日!
遠く離れた帝都東京で発生した軍事クーデターを耳にしたチャップリンは「It's terrible(恐ろしいことだ)」を連発していたそうだ。
チャップリンには高野虎市さんという日本人の運転手がいて、後に秘書として雇われ全幅の信頼を置いていたというから日本にはとても親近感があったんだろうね。
後に高野さんはチャップリンの推挙でユナイテッド・アーティスツの日本支社長になった。
 
それでわかったのが、この「車両通行禁止」のブロック。
コレ、チャップリンのトレードマークのひとつ、ドタ靴だ!260コレもそう。
その後1936年(昭和11年)、チャップリンは『モダン・タイムス』でヒロインを務めたポーレット・ゴダードを伴いハネムーンで再度来日した。
チャップリンと船上で結婚したと言われているが、そうではなかったらしい。

270_2その時、淀川さんはユナイテッド・アーティスツの大阪支社に勤めていて、神戸港に浮かぶ客船の中にいるチャップリンに会いにアポなしで会いに行った。
「アポなし」ということになっているけど、上の高野さんの協力があったのかも知れないね。
「5分だけ」という約束で首尾よく甲板でチャップリンに会うことができた淀川さんは、英語ができないにもかかわらず、自分がチャップリンについて知っていることをモノマネを交えて身振り手振りで伝えた。
すると、その知識に驚いたチャップリンは「ココは寒いから私の部屋にいらっしゃい」と船室に招き、40分も一緒に過ごしたのだそうだ。
そして、「真珠を買いたい」というポーレットの付き添いまでしたそうだ。
うれしかったろうな~。
当時の娯楽の王様は何と言っても映画だからね。
チャップリンの地位たるや、シュワちゃんやブラピやトム・クルーズなんかとはケタも格も違たハズだ。
 
コレもチャップリンの山高帽だね。

280_2その後、チャップリンは大分時間を空けて1961年にも来日を果たしている。
戦前とスッカリ姿を変えてしまった近代的ではあるけれど殺風景となってしまった日本の姿を目にしてチャップリンは落胆し、それ以降来日することはなかったとさ。
アララ…誰がその日本の都市の美しい風景を焼き尽くしてしまったんですかね?
 
コレは横顔かな?

290チョット脱線。
コレは驚いた!
そのチャップリンと一緒に神戸にやって来たポーレット・ゴダード。
この人『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラの役を演ることがほぼ決定していたんだけど、チャップリンと結婚している、していないで身辺がモメでスカーレット役がおジャンになってしまった…っていうんだよね。
なるほど、美しい人だ。Pg そして、スカーレット役を手にし、見事に演じ切ってアカデミー主演女優賞を獲得したのは皆さんもよくご存知のイギリス人女優のヴィヴィアン・リーだ。
当時、アメリカの男性は「オイ、イギリスってのはこんな美人がいる国なのか!」とビックリ仰天したという。
私もヴィヴィアンがスカーレットでヨカッタと思っています、ハイ。
ヴィヴィアン・リーのスゴいところは、その後、『欲望という名の電車』のブランチ・デュボア役で再度オスカー受賞していることだ。
『電車』もとってもヨカッタ。

2vl_2 今回、この記事を書くに当たって淀川さんに関するこんな本を読んでみた。
「岩波ジュニア新書」の1冊なんだけど、恥ずかしながらこのシリーズってわかりやすい上に全然ジュニア向けじゃなくて好き。
淀川さんは「新開地はボクの映画学校だった」とおっしゃっている。
この本には出ていなかったけど、誰かの本で読んだ淀川さんの印象的な話があった。
淀川さんの家は兵庫区西柳原で置屋を営んでいて、お父さんが大変な放蕩者だったらしい。
そのためお母さんが苦労する姿を小さい頃から見ていて、「この家は潰した方がいい」と生涯結婚せず、ホテル暮らしを続け、お母さんが亡くなるまで献身的に面倒を看た。
そして、臨終の際、お母さんが横たわっている布団の四隅に黒いモノが片ヒザを立てて座っているのが見えたという。
よく見ると、その姿はそれこそ映画に出て来る悪魔のような出で立ちで、「お迎えに来ました」と言ったそうだ。
淀川さんは慌てて「そんな、せめてあと半年は待ってください!」と叫んだところ、4体(4柱っていうのかな?)の悪魔は消え失せた。
それからちょうど半年後、お母さんが亡くなったのだそうだ。
淀川さんはあの時たった「半年」と言ってしまったことを大層後悔したという。240もうひとつ、私の淀川さんの本と言えばコレ。
淀川さん、蓮實重彦さん(文芸・映画評論家、元東大の総長)、山田宏一さん(映画評論家、翻訳家)の鼎談集。
「ホントに覚えるのかな?まさか誰も知らないと思ってデタラメをしゃべっているのでは?」と疑いたくなるほどの記憶力で、ふっるい映画をさっき観て来たかのように解説しまくる淀川さんがあまりにもスゴすぎる。
でも淀川さんは生前、「私は映画を観てしゃべっているだけで、映画を作ったことがない。私が死んだらナニひとつ残らない」とおっしゃっていたという。
コレもスゴイ言葉だと思うよね。
淀川さんはテレビを通じて一般大衆の間に「映画」という文化を浸透させたし、「サヨナラ、サヨナラ」という名フレーズも編み出した。
Marshall Blogなんか、私が死んだら本当にすべてなくなっちゃう。(契約を更新しないと1ヶ月で全部跡形もなく消去されちゃうの)
黒澤明も「創るということは素晴らしい」という言葉を残している。
どうなに精巧でもコピーからはナニも生まれないなんだよね。

250港町神戸とだけあって、こうしたチョットした意匠がシャレてるね。
クジラに…

300波。
何せ「日本のファッションはすべて神戸から始まる」と言うからね。
今はどうが知らないよ。

310そうかと思うとコレ!
1泊1,550円!
浅草の中に山谷が入っちゃた格好だ。
チョット失礼して中を覗いてみたけどナカナカの仕上がりでした。

320しかし、ココってロンドンでいえばウエスト・エンドだからね~。
 
うどんは関西に限る。
去年、十三で食べたうどんの味が忘れられん!
お店のオバさんに「東京に店を出して!」と頼んでしまったぐらい。

340「立って呑んでね」…もしかして「立ち飲み」なのに座っちゃう人でもいるのかね?
ココならそういう人もいそうだな。

350到着した時「ナンダこりゃ?」と思ったけど、この黄色いモニュメントもチャップリンのシルエットだったのね?
次回はもう少し足を伸ばして新開地を探検する。380vさて…。
開演時間も近くなったので会場に戻る。
この1階に喫茶コーナーがあって、そこのパン屋に「焼きそばパン」が置いてあった。
お店のオバサンに「コレ、本当は『そば焼きパン』っていうんですよ」と言ったら「そんなん知らんがな!」って。
そのオバサンも「そば焼き」なんて聞いたことがないってよ!

11_venue_2会場がある2階のホールには「D_Driver一同」さんからの祝い花が美しく咲き誇っていた。
いつもありがたいことです。

11_2イベントのプログラム。
右下は公演の開催に協力して頂いた「KOBE TARTAN」のタータン・パターン。

11_0r4a0052開演直前のようす。100_2今日のD_Driveの仕事場。

110_2記念にフル装備で写真を撮らせて頂いた。
 
SeijiさんのJVMフル・スタック。

120vNHK『うたコン』でもおなじみのYukiちゃんのJVMフル・スタック。

130vToshiくんのEDEN。

140vそしてChiikoちゃんのNATAL。

150_2Chiikoちゃんの眺めはこんな感じ。

160_2足元も全部NATAL。

170_3「ロックとダンスとマルチメディア」の融合。
そもそも音楽ってのはダンスのためのモノでもあるワケで、太古の昔からその二つをは切り離すことはできない。
しかし、その音楽がD_Driveの「Driving Rock」とくれば話は一筋縄ではいかないだろう。

180_2Seijiさんから一番最初にこの企画のことを聞いた時、間髪入れずFrank Zappaの「Black Page」のことを思い出した。
1970年後半のザッパのステージは、客席からダンサーを募り、複雑極まりない「Black Page」という曲に合わせて踊ってもらう…というコーナーをハイライトのひとつにしていた。
コレは今『Baby Snakes』というDVDになっているので興味のある人はご覧になるとよろしい。
当然「Black Page」に合わせてダンスなんかは出来るワケないんだけど、ザッパのアイデアがオモシロい。
当時のディスコ・ブームに対する嘲りだったのだろう。
私にはそんな背景があったので、このショウはとても楽しみにしていた。
ちなみにMarshall Recordsの連中にこのショウのことを話すと、とても観たがっていた。

11_0r4a0047オープニングはCD音源による「Screw Driver」。
ステージ情報に据え付けられた紗幕には、阪神・淡路大震災が発生した時間5:46で止まったままの時計や神戸の街の風景を捉えたビデオが投影された。
カクテルを作るシーンは北野にある「Bar Haccho」での撮影だ。
後で紹介するが、本企画の中心人物、逢坂由佳梨が、この舞台の構想を練っている時に一目ぼれして「是非ここで撮影をさせてください!」と申し入れて実現したそうだ。
ポスターやプログラムの表紙も「Bar Haccho」で撮影された。
このパートのビデオの制作は由佳梨さんとギタリストでMarshall TSLの愛用者でもあるYuya Osakaくん。
わかりやすく言うとYukiちゃんのお姉さんと弟さんだ。
190_2そして、ステージにはD_Driveの4人のシルエットが浮かび上がる。
聞き覚えのあるオープニングSE。

210幕が落とされて「The Last Revenge」とともに登場したのは…

220Seiji

230vYuki

240vToshi

250vChiiko

260vワンコーラス終わったところでダンサーの皆さんがD_Driveの演奏に加わる。
290_2

280_3どちらかとかと言うとD_Driveはいつも通りの演奏…当たり前か。

300_2ところが、どうしても目がいつもとは違う所に向かっているので、音楽がまた違って聞こえるのね。
270_3その視線の先はダンスだけでない。
演奏中に紗幕に自動的に生成されるイメージも同様だ。
プロミングを担当したのは「Juandros」。
由佳梨さんがニューヨークで出会って以来、コレまでたくさんコラボしてきているアーティスト。
作曲家・琴の奏者でありながら、絵画やインタラクティブに変化する映像も制作するというマルチな才能の持ち主だ。
今回のD_Driveの衣装の一部に使用した「神戸タータン」の配色を考慮しつつ、「海と緑を感じる神戸の街」をイメージした映像を制作してくれた。

305v演出、振付、ダンス…何から何までを手掛けたこの公演の中心人物、逢坂由佳梨。
Yukiちゃんのお姉さん。

310v感情豊かな振付と舞踏がスゴイ迫力なのだ!

320_2

330_2チョットわかりにくいかも知れないが、左端でカメラを担いでいるのは中継映像を撮影しているナカジマユウ
ナカジマさんも由佳梨がニューヨークで出会った映像作家。
ニューヨークやベルリンでの活動を経て、現在は東京を拠点に国際的に活躍している。
本作では「舞台上や舞台裏で中継映像を撮影する役」として出演。
由佳梨さんが提示する大まかなアイデアに基づいて自由な発想で客席から見ることができない光景をスクリーンに映し出してくれた。

335ナカジマさんの手によって、こうして舞台裏も舞台になった。

340_2そして、進行と音響を担当してくれたのはAkihiro Nishimura。
通称「アッキー」さんはニューヨークを拠点に活動しているサウンド・エンジニア。
Marshall Blog読者の皆さんに一番わかりやすく紹介するとすれば、『Maximum Impact』のミキシングを手掛けた人。
アッキーさん、その節はありがとうございました!

11_miバンドとダンサーがステージを降りると暗転の会場に「Mr. Rat Boots」が鳴り響く。
「バレリーナYuki」ちゃんがソロで登場。
360_2スクリーンの中の由佳梨さんとのデュエットだ。

350_2Yukiちゃんからダンサーの橋本さくらがそのまま「Mr. Rat Boots」を引き継ぐ。

370_2さくらさんは携帯電話のカメラを手にしたダンス・パフォーマンスを披露。

380v_2

390v_1そのままスポットライトはギターを提げたYukiちゃんに…

400Yukiちゃんのソロ・ギター。
JVMの美しいクリーン・トーンを使った静謐なパフォーマンスだった。

410vコレも聴き慣れた潮騒のSE。

420「Gradation」だ。

425曲と…

430v舞踏の見事な融合。
この曲はやりやすかっんじゃないかしら?

440

450v

460

470v

480

490逢坂由佳梨の詳しい情報はコチラ⇒Yukari Osaka Official Web Site
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

500<中編>につづく

  

200  
(一部敬称略 2020年1月11日 神戸アートビレッジセンターにて撮影)

2020年4月30日 (木)

曾我泰久 Special Birthday LIVE~I'm 57 ROCK YOU <後編>

05_2楽しい時間が過ぎるのは早いものございまして~…ヤッチンの57回目のお誕生日コンサートもココから後半。

10ギターを降ろして歌に集中した曲は「再見(ツァイチェン)」。

20_tc現在では入手しづらくなっている曾我泰久の過去の作品のコンピレーション・アルバム『SONG(S) COLLECTION 1990-2020 vol.2』からの1曲。
全曲リマスタリング済み。
しかし、この「再見」だけは音源化を期待するたくさんのファンからの要望に応え新規にレコーディングされた。

11_sc2中国風メロディとアレンジがヤッチンの声にピッタリ!
コレはいい~。
ファンからの要望が多かったというのも十分うなずける。
こういう「蘇州夜曲」とか「夜来香」のようなやさしいメロディの中国風の曲はグッとくるね…「蘇州夜曲」は服部良一の作だけど。

コレで驚いたのが昭和18年の高峰三枝子のヒット曲「南の花嫁さん」。
山下達郎さんのベースを40年以上にわたって担当している伊藤広規さんが、自身のプロジェクトのCDにこの曲を収録した。
私は広規さんのCDのライナーノーツを何作か書かせて頂いており、光栄にもそのプロジェクトのCDのライナーノーツも担当させて頂くことになった。
この曲を知らなかったんだけど、歌詞も曲も可愛くてスッカリ気に入ってしまった。
ライナーノーツを執筆するにあたり、曲について調べていてビックリした。
この曲って、中国の曲だったのです。
 
背景についてはわからなかったが、昭和18年(1934年)と言えば、日本軍がガダルカナルから敗走したり、よもや暗号が連合軍に筒抜けになっていたとは気づかず、待ち伏せされた山本五十六海軍大将が戦死したり、年末には徴兵年齢が引き下げられて満19歳となったり、すでに敗戦ムードが色濃く漂う危険な国情をこうした明るく楽しい曲でゴマかそうとしていたことは間違いない。
「音楽」ってそううことにも使われるんですよ。
それは別に…この時代の曲ってスゴいメロディがたくさんあるんだよね。
月並みだけど、インドネシアのクロンチョンの代表曲「ブンガワン・ソロ」なんて素晴らしいもんね。
そうだ!ヤッチンなんか「ブンガワン・ソロ」をカバーしたらすごく声が合いそうだ。
聴いてみたい。

S41a0290 そういえば、昨年の秋、生まれて初めて中国(上海)へ行ったんだけど、向こうの一般の人がテコでも英語を話さないことを知って驚いた。
「ワン、ツー、スリー」や「サンキュー」すら言わない。
漢字のスタイルが違うので筆談も全くできない。
だからこっちも「謝謝」とか「再見」みたいな誰でも知っている中国語も一切言わないでおいた。
あ、英語は自分の母国語じゃなかったわ!

ヤッチンに丁寧に寄り添うのは野津永恒。
40_st続けて同アルバムからのバラード「Stay」。

50このセクションではSources大活躍。
いつヴァイオリン入れるの?
今でしょ!…みたいな。
ゴメンナサイ、流行は押さえておくタイプなものですから。
 
第1ヴァイオリン、加賀谷綾太郎。

60第2ヴァイオリン、日高隼人。
 
今日は脱線の多いスタートでゴメンナサイ。
先日バーンスタインの「Candide Overture」という大好きな曲をビデオで見ていたら、第1ヴァイオリンが弾いているのかとばっかり思っていたパートを第2ヴァイオリンが弾いているのを発見してビックリした(驚いてばっかり)。
両方のセクションが存在してオーケストラは成立するのでした。

70ヤッチンのコンサ―トの見せ場のひとつ、「歌い込みコーナー」。
今回も客席の皆さん、まばたきひとつせず、ヤッチンの熱唱に見入り、そして聴き入っていた。

80ジャケットを脱ぎ捨て、再びギターを手にしたヤッチン。
ココからはヤッチン・スタンダードのオンパレードのイケイケ・セクションだ!
まずは「浪漫幻夢(Romantic Game)」。

90_rgヤッチンと旅する飛ぶ星座の数々。
この曲もとっても魅力的。
AのペダルトーンのAメロからまたしても魅惑のサビへ…。
ン~、コレってサビに入る前のキメでキーをAからGに転調させているのね?…そうですか、曾我さん?
 
そして、この曲から鉄壁のバック・バンドが戻って来た。
 
田川ヒロアキ100v_2ヒロアキくんは愛器Marshall JVM410Hと1936。110v_2和佐田達彦

120v_2和佐田さんはEDENのベース・アンプを使用。
Terra Nova TN501とスピーカー・キャビネットはD410XSTが2台。

130v_2そして、ドラムスはファンキー末吉。

140v続けて「愛を育てよう」。

145_asヤッチンのコンサートでは割合もうチョット後で出て来るイメージが強い曲だけど、今回はノリノリ・コーナーの前半でプレイ。

150asヤッチンもMarshall。
JVM410Hと今回のスピーカー・キャビネットは1960BV。

160vみんなで手を振り振り、ホッコリ気分。

160お次はガラッと変わってハードに「流されて」。

180_2当然、今回も「鉄壁のリズム隊」を大フィーチュア。
210v_2和佐田さんのランニング・ベースのなんとカッコいいことよ。
この曲は2回演ってもらって、1回目は全体、2回目は和佐田さんのベースだけ聴いていたい。

200ヒロアキくんのギター・ソロも爆発!

190vそして、ヤッチンの激唱。

220v熱演による汗の雨は止まないのだ!

230v_2「さぁ~、皆さん!
タオルの準備はいいですか~!」
お風呂が沸いたのかな~?

240んなワケない!
皆さん、お待ちかねの「Yes! Yes!! Yes!!!」

240_yyy今年のバースデイ・ライブの本編も終盤に差し掛かってきて会場はますます熱気を帯びる。

250_2この曲もヒロアキくんのバッキング・コーラスが大活躍。
もちろんギターも!

260v「ナイス!」…コレは1回目。
このシーンを撮るのはいつもドキドキする。

11_img_0108 とても楽しそうなヤッチン。
MCでもしきりに「楽しい」とおっしゃっていたのが印象的だった。2803回目の「ナイス!」。

270_2続けて「アポロでドライヴ」。

0r4a0474 コレもいいナァ。
ナンカものすごく郷愁をそそるメロディなんだよね。
アポロが月面に着陸した時、ヤッチンや私は小学校2年生だった。
客席の皆さんはどうだったのかな?
あの月面着陸の映像は、スタンリー・キューブリックがスタジオで撮ったものだ…と聞いた時はうれしかったね。
イヤ、ウワサですよ、ウワサ。
キューブリック・ファンの私としては「大好きなウワサ」。
キューブリックといえばこんな記事も書いていますのでお好きな方はゼヒ
  ↓   ↓   ↓
【Shige Blog】イギリス紀行2019 その12 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.1>

310さらに続けて「UP BEAT」。

330_2一昨年リリースされたDVDの時のコンサートではオープニングに選ばれたドライビング・チューン。
今日はこんなに最後の方に持って来た。
350_2どのタイミングで演っても大いに盛り上がる!

340_2「楽しいね~!年のはじめからこんなに楽しくていのだろうか?
ソロ活動29年目の…」
「チガウ~!」…客席から矢のような物言い!
「ありがとう!30年の節目。
あれから30年色々なことを経験して来ました。
それも皆さんがいつもいつも応援してくださったおかげです。
ファンクラブも8月で30周年を迎え明日。忙しくなる30周年ですが、ついて来てくださいね!」

360本編を締めくくったのは「Stand Alone」。

370_2いつものことなんだけど、今日のヤッチンは自分の音楽を演ることをひときわ楽しんでいるように見えたな。
次回も同じことを書いているかも知れないけど…。

390_2「どうもありがとう!」

400アンコール。
「今日はありがとうございます。毎年自分で企画しているんですが、とても幸せです。
ソロ活動30周年の今年も応援よろしくお願いします!
ところで、私のグッズは『普段使い』を目指しています。
『どこのメーカー?』って誰かから訊かれたら『Y'sよ!』って答えてくださいね!
新しいMC中の手のパターン。
物販の紹介だから「もみ手」になってるのかな?

410_2カレンダーなんか「普段使い」のいい例です。
今回も私が撮った写真をたくさんお使い頂きました。
年があけてもう4ヶ月も過ぎてしまいましたが、まだヤッチンのウェブサイトからご購入可能ですのでお持ちでないファンの方はゼヒ!

11_0r4a0561 ココでこの日に発売となった『SONG(S) COLLECTION 1990 - 2020 vol.2』を手にした。
「vol.1は前向きソングが多くかったんですが、vol.2はラブソングが多くなっています」

420そして、本日のスペシャル・ゲストを再度ステージに呼び込んだ。
野村義男さんと衛藤浩一さん!

11_0r4a0627恒例のお誕生日プレゼント!

43030周年を記念してかいつもより葉牡丹が豪華!
「まだまだ歌い足りない人もいるんじゃないかと思って…」

440と、THE GOOD-BYEの「Hong Kong Blues」をプレイ。
もちろんドラムスは衛藤さん!

11_0r4a0654「Hong Kong Blues」って実は他にもあって、1939年のホーギー・カーマイケルの作品がそれ。
ホーギー・カーマイケルといえばアータ、「第2のアメリカ国歌」と言われている「Stardust」の作者ですからね。
『ラ・ラ・ランド』って最近の映画観た?
ジャズ・ピアニストの主人公の家に彼女が遊びに来て、汚いイスに座ろうとすると、「それに座るな!それはホーギー・カーマイケルのイスなんだぞ」っていうシーンがあった…ような気がする。記憶違いだったらゴメンナサイ。
他にも「Georgia on my Mind」とか、「The Nearness of You」とか、「Skylark」とかアホほどいい曲をたくさん作っている。
で、ホーギーの「Hong Kong Blues」ってナゼか、ジョージ・ハリスンがカバーしてるんだよね。
でもTHE GOOD-BYEの「Hong Kong Blues」の方がゼンゼン魅力的だからご心配なく!

S41a0536 ゲストのお2人がステージを去ってアンコールの2曲目は「ハダカノココロ」。

480今年のバースデイ・ライブを締めくくるゴキゲンなナンバー。

460_hkbヒロアキくんは前へ出て来てソロを炸裂させた。
しかし、2人ともいい音だ~!Marshallだからね!

470アンコールの2曲が終わっても鳴りやまない!
すると…
「出てきちゃった…。
ありがとうございます!皆さん、3時間ぐらい立っているんですよ!大丈夫?
皆さんからのエネルギーでまた1年間がんばれます!」
あ、またこの手。

500今年のバースデイ・ライブを締めくくったのは「約束の場所で」。

510v23のヤッチンの音楽世界を織り上げた皆さん+Sourcesのヴァイオリン2人。

520v
550v

530v

540vロック、ジャズ、民族音楽、現代音楽と私も45年近く、私は長い時間をかけて色んな音楽を聴いてきたけど、ナンダカンダ言って、いつでも戻って行ける「安心できる家のような場所」がビートルズなんだよね、私の場合。
心に直結している「安らぎの音楽」みたいな。
ヤッチンの音楽も私にはそういう感じに響く。
実際、音を聴けばビートルズの影響を大きく受けていらっしゃることはすぐにわかる。
すると、気になるのがヤッチンってジョンとポールのどっちが好きなんだろう?ということ。
この「約束の場所で」なんかはジョージとジョンだし…サビはポールかな?
こういうことを考えるのはすごく楽しいし、実際に興味がある。
ひとつ言えることは、「いい音楽を作る人はいい音楽をたくさん聴いている人」なのだ。

560v「本当にどうもありがとう!
最高の誕生日になりました。この思い…1年かけてお返しします!」
と締めくくってステージを降りた。
また来年!

570コレで57歳のバースデイ・コンサートはおしまい。
 
さて、昨年の8月に中野サンプラザホールで開催されたTHE GOOD-BYEの35周年を記念するコンサートのDVD『THE GOOD-BYE 35th ANNIVERSARY CONCERT @ NAKANO SUNPLAZA』がついにリリースされた!

11_0r4a0572THE GOOD-BYEの10枚目のオリジナル・アルバム『Special ThanX』のレコ発コンサートとなったショウを完全収録!
付属のブックレットにはステキな写真が満載!
11_0r4a0579写真は表4にも…
私が撮らせて頂きました!
いつもありがとうございます!
11_0r4a0575 そして、ヤッチンは5月24日。
神田明神ホールで『Special LIVE 「Now Here I am」~ファーストソロライヴより30年の時を経て』を開催予定。
できるといいね~。
私、楽しみにしているんです。
ナンとならば、神田明神は私の両親が結婚式を挙げた神社なのです。
 
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com

11_km  

200
(一部敬称略 2020年1月5日 日本橋三井ホールにて撮影)

2020年4月24日 (金)

曾我泰久 Special Birthday LIVE~I'm 57 ROCK YOU <前編>

 
「一年の計はヤッチンにあり」…コレは皆さんのよくご存じのウチの家訓ですな。
今年も仕事始めは1月5日のヤッチンのお誕生日コンサートだった。
もうカメラを担いでコレに行かないと1年が始まらない。
今回も会場はヤッチンのホームと言っていいでしょう、日本橋の三井ホール。
「三井」の祖、三井高利は三重県松阪の出身ですからね。
興味のある方はコチラをどうぞ。
 ↓   ↓   ↓
【marshall Blog】私の松阪 (前編)

10v今回は海外からカワイイお客様をお招きした。
オーストラリアから駆けつけてくれたタリア・ルイスちゃん。
タリアは15歳なのにQueenの「Bohemian Rhapsody」は完璧に歌えるし、フランク・ザッパの「Muffin Man」を知っていたりして、やっぱり海外は違うわ~と恐れ入ってしまった。
「オーストラリアで一番のロック・バンドは?」と尋ねると0.58秒で「AC/DC!」と即答してくれた。
それだけじゃない、キチンと政治の話もできるし、戦争の勉強もチャンとしている。
学校でそういうことを教わるワケ。
果たして日本の16歳の少女がどれだけタリアと同じことができるか?
日本は「英語の早期教育」なんてことより、もっと大切なことを子供たちに教え込むべきなのだ。
ところで、タリアのお母さんは筋金入りのヤッチンやTHE GOOD-BYEのファンであるからして、タリアも知っている曲は「イエス、タカスクリニック!」とか言って一緒に歌って楽しんでくれたそうだ。
マジマンジ?20今回はヤッチンの57歳をお祝いするステージ。
来年は「心機一転、58算でねがいまして~は」
再来年は「59ろうさんでありがとさん」
その次は「60電(ロック充電)還暦祭」
と来るワケだ。
ウソウソ、知りませんよ。
ヤッチン、お誕生日おめでとう!
以前からココに書いている通り、私はヤッチンと同じ学年で、2ヶ月ほどお兄さんなのです。
 
そして、ショウ・タイム!

30曾我泰久

40vヤッチンのMarshall。
愛用のJVM410Hと今回のスピーカー・キャビネットは1960BV。

50v田川ヒロアキ

60vヒロアキくんもJ愛器JVM210H。
それにキャビネットは1936を使用。

70v足元のようす。
元来ヒロアキくんの足元は少量のペダル類でスッキリしているんだけど、ヤッチンの時はややこしい。
それだけ仕事量が多いのだ!75和佐田達彦

80v和佐田さんはEDEN。
今回はTerra Nova TN501ヘッドとD410XSTを2台ご使用頂いた。

90vドラムスはファンキー末吉。
ファンキーさん、今カンボジアにいらっしゃるのかな?

100vSourcesから…
野津永恒

110v加賀谷綾太郎

120v日高隼人

130v今年のオープニングは「Carry on」。

140モーリス・ジャールの『アラビアのロレンス』を思い出させてくれる大陸的なサビのメロディがいかにもヤッチンらしくて好き。

150vストリングスの使い方がまた効果的なんだよね。

155続いてストレートなロック・チューン、「21st Century」。

170vコーラスに…
210vド派手なギター・ソロにと大活躍のヒロアキくん!

180ヤッチンとベスト・マッチの'のっつ'のキーボードも全編を通して重要な役割を果たした。

185初っ端はもう1曲続けて「Please Believe Me」。

190_pbmこれまたゴキゲンなドライビング・チューンで客席はもう大興奮。

200vこの曲の見せ場のひとつツイン・リードのキメ!

220今日もとびっきり爽快なドライブ感を弾き出してくれる和佐田さんと…

230vファンキーさん!
やっぱり鉄壁!

240v「明けましておめでとうございます。2日早いバースデイ・ライブにこんなにも集まって頂きましてありがとうございます。(中略)今年はソロ活動30周年に突入します。
いつもにも増して楽しい企画を展開していきたいと思います」

250MCの時のヤッチンの手。たいていこうなってるよね。
「あって七癖」ってヤツ?
私はコレを「リズム」と呼んでいる。
人は何かをする時にこうして同じ動作をすることによってリズムを取ってるんだね。
リズムに乗れば仕事も調子よくはかどるワケ。
見てごらん、焼き鳥屋でも、ラーメン屋でも、経理部長でも、空き缶集めのオジサンでも…いい仕事をする人はみんなこの「リズム」を持っている。

260「2曲アルバム通りに演ってみたいと思います」と4曲目は「Virgin Snow」。

260_vs「アルバム」とは、この日にリリースされた新作『SONG(S) COLLECTION 1990-2020 Vol.2』のこと。
今となってはなかなか入手しづらかった過去の作品を中心にリマスターした音源をコンパイルした一作。
いい写真がブックレットに使われてるよ~!
いつもありがとうございます!

11_sc2軽快なポップ・チューン。
でもやっぱりサビのメロディはヤッチンだけのモノ! 

0r4a0087 Sourcesの美しいヴァイオリンの音色が足音ひとつない真っ白い雪のイメージを膨らませる。

270そして、ヒロアキくんのギター。
ヴァイオリンの音色に負けない美しいMarshallトーン!

280vMCでの言葉通り、アルバムの曲順通りに「Stepin' Out」を披露した。
さらにテンポをアップさせて会場を盛り上げる。

290「昨年は音楽が充実した1年でした。漢字1字で表すとしたら『音』でした。
THE GOOD-BYEの10枚目のCDを完成させるのが大仕事でしたね。
ソロの音とバンドとしてやっている音は違うんですね。新しい発見がありました。
10枚目のアルバムと、今DVDの編集が進んでいまして、今年発売になります。
そこでうれしそうにドラムスを叩いていた人を今年はスペシャル・ゲストにお迎えしました!」
ヤッチン、手、手!
いいリズム取ってます!

0r4a0127ココでスペシャル・ゲストとして登場したのは…

衛藤浩一

310v「おめでとうございます!
も~、家族みたいなモノですからね!ナニせ年間のスケジュールはぜ~んぶ『ヤッチン』って書いてありますから!

300「まいど!」

320歌詞を用意して…と。
もうステージ前方は衛藤さんオーラに満ち満ちています。

330「とっておきの1曲をバースデイ・プレゼントに歌ってもらおうと思います」とヤッチンが紹介した曲は「笑顔がICHIBAN」。

340THE Good-Byeの30年ぶり、10枚目のアルバムから。

Sx「花のお江戸」じゃない衛藤さん。
熱唱が満員の会場に響き渡ったよ!

350ココからはもうひとりのスペシャル・ゲスト、野村義男さんも加わってThe Good-Byeコーナーで盛り上がった。
まずは「ちょっと待って」。

370_cmSourcesの2人が華麗な舞で雰囲気を盛り上げる。370ドラムスには衛藤さん。
本当にうれしそう!380ヤッチンがギターを持ち替えてバラードの「LOVE」。

390またギターを持ち替えて、「♪アカン、アカン」の「アカンBe Love」。
S41a0131ココで『SPECIAL THANX』から離れてThe Good0Bye旧来のナンバーを2曲。
ヤッチンのギターでスタートするのは「祭り気分でTake a Chance」。
この頃はまさか三社祭りが延期するなんてことになるだなんてまったく想像していなかったね。
でも、この時から20日ぐらい経ってドンドンおかしな事になって来たんだった。

420v_mktこの表情…衛藤さんの熱気あふれるドラミング!

410この曲では野村さんとのギターのカラミをタップリと見せてくれた。
もちろんファンの皆さん、大喜び!

0r4a0155 もう1曲は「赤いポルシェ~TAKE OFF」。

425人気のナンバーが飛び出して来てショウの中盤も大いに盛り上がった!445v曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com

450 <後編>につづく

200  
(一部敬称略 2020年1月5日 日本橋三井ホールにて撮影)

2020年4月13日 (月)

諸星和己 BIRTHDAY LIVE Volt-age 49

 

チョット色々あって大分遅くなってしまったけど、昨夏のかーくんのバースデイ・ライブのレポートをお送りします。
街の中から音楽が消えてしまった今からたった8ヶ月前、このコンサートの時、誰が現在の世界を想像したことだろう。
山下達郎さんのお言葉を拝借して時折Marshall Blogに書いている通り、「平和でなければ音楽を楽しむこともできない」ことがよくわかった。
みんなで肩を並べてかーくんの音楽やおしゃべりを楽しんだあの頃が最早なつかしい。
しばらくはまだツライ生活が続くかもしれないけど、ファンの皆さんはこの記事であの時のことを思い出して少しでも生活に彩りを加えて頂ければ…と思います。
では『Volt-age 49』イザまいらん!
  
ところで!
年を取って来ると「年中行事」のめぐって来るのがナンと早いことよ。
かーくんの「Volt-age」もそのひとつなのね。
何せMarshall Blogは「43」の時から「Volt-age」にお邪魔させて頂いておりますからね~。
私にとってこのライブは、小学校の時の夏休みのラジオ体操か、プール開放か…とにかく「夏の盛り」を意味するのです。
いわゆる「夏の風物詩」なのだ。
 
さて、まず最初に満席のZepp Diver Cityにお見舞いしたのは「TAT/TOO」。

1049回目のVolt-ageの諸星和己。

20ギターは我らのギター・ヒロイン、五十嵐☆sun-go☆美貴。

30vいつでもどこでもsun-goさんはMarshall JVM。
JVM410Hと1960BDMキャビネットの組み合わせが醸し出す轟音はもはや日本のロックギター・サウンドのショウケースのひとつだね。
便利で持ち運びもラク、メンテナンスも必要ないデジタル製品では絶対に出ない音が出ます。
どういう音かというと、どんなに広いコンサート会場でも隅々まで届くギターの音です。
だからsun-goさんのギターの音が魅力的なのね。
Marshallだけが出来る芸当なの。
もちろん「五十嵐☆sun-go☆美貴」のウデがあっての話。

40v下手ギター、香取真人。

50vキーボーズに佐藤真吾。

60vベースは中川量。

70vドラムスは木村創生。

80vそして、パーカッションは中村順一。

90v続いてはステージ上の花火が派手にかーくんをフィーチュアする「Now time Crazy」。

100サングラスをハズし、紫色の帽子を頂いたかーくんは今日も絶好調!

110続いては「Never give up」。

115またサングラスをかけ、左手にはタバコ。
かーくんのワイルドな瞬間。

120図太いsun-goさんのMarshallサウンドはかーくんのワイルドさを演出する。

130vしかし、Volt-ageを重ねるごとにパワフルになっていくなー!

135「ようこそおいで下さいました!
オレの誕生日にこんなに集まって来てくれて今日はうれしいよ!リハの時はイス相手に歌ってツマんなかったんだよ。
今日はオレをシッカリ焼き付けて帰って欲しい。今日もオレのこと、愛しちゃってください!」

140v_mcユッタリと「Gimme Attention」。
昔「ギミアブレイク」というテレビ番組があったけど、この「Gimme a break!」っていう表現ね。
「チョット、冗談はヤメてよ!」みたいな意味なんだけど、コレをネイティブさんに向かって使うと間違いなくウケます。

150v_gaタオルを使ってエキサイトしたのは「God Spell」。
「ゴスペル」か…一時ずいぶん流行ったよね。

160v_gssun-goさんはアコギに持ち替え。

170vちなみに「綴り」を意味すると思われている「スペル」は和製英語です。
「spell」は動詞。
名詞で「綴り」を意味したい時、ネイティヴさんは必ず動名詞にして「spelling」と言います。

180v今回も強烈な照明の連続で撮影のし甲斐があります!

185「Be Happy」に続いてかーくんがタンバリンを手にして熱唱したのは「on my way」。

190_omwこの曲でもsun-goさんはアコギをプレイ。
ところであのdbbでブリッジがフッ飛んだギター…どうなったんだっけ?

200vMCではこのコンサートのひと月前にお亡くなりになったジャニ―喜多川さんについて触れた。
それはかーくんらしい歯に衣着せぬトークで、爽快にして感動的なジャニ―さんへのメッセージとなった。

210_mcMCに続いては「俺の手にSay Good bye」。

220v_sgbsun-goさん、ギター・ソロ!

230v豪快なサウンドでおいしいフレーズを連発!

240vそしてこのアクション。
サウンド、フレーズ、アクションの三位一体の権化が「sun-go」さんなのですよ。

250そんな思い入れMCの後は「君Laしく」。

270v_kla曲の最後でステージを再び彩る花火を背後に熱唱したかーくん。
冒頭に書いたように『Volt-age』の取材も7回目になるんだけど、このコンサートは毎回ステージ・プランがよく練られていて、いつも新しいかーくんを観ている気にさせてくれるんだよね。
とてもスゴイことだと思う。

280ココからはショウの最終セクション。
かーくんもバンドもお客さんも燃え尽きるパートだよ!
まずは「Shake it」。

290v_siこの最終セクションもsun-goさんの素晴らしいサポートぶりが光っていた。

300vマラカスを手にしたかーくんと背中合わせで弾きまくる!310この曲ではベース・ソロや…

315vドラム・ソロも挟み込まれた。

316vそして極めつけはおなじみのコレ。
うまく撮れたんじゃない?
SHOW-YAの時と違っていつやるかわからないからサ…結構ドキドキなのよ。

317ユックリとsun-goさんのサオ回しをご堪能あれ!

318

3195

3196

3197キマった~!

3198ジャンジャン盛り上がるよ~!
矢継ぎ早に「Lovin' You」。

320v_lyこの曲では…

330v上下のギタリストをフィーチュア。

340v佐藤さんの必殺のキーボード・ソロも!
佐藤さんはMarshallの爆音に理解のあるお方…そういう人スキです。

350かーくんはハーモニカをブロウ!

360最終セクションのクライマックス。
もう客席は大興奮以外のナニモノでもない!

370v_cdさらに「Count Down」。

380sun-goさんはセンターに歩み出てますますテンションを上げる。

385vキャノンが炸裂して興奮は完全に最高潮に!

390「Junk Beat」ではギターを持ち替えたsun-goさん。

400_jbスゴイ存在感!
「Volt-age」に「五十嵐☆sun-go☆美貴」は欠かせない!

410vこのコンビネーションを見れば一目瞭然だ。

420v汗みどろになっての大熱演!
いつものことではあるけれど、「コレでもか、コレでもか!」と畳みかけて来るようなステージングが圧巻だ。

425v本編の最後を締めくくったのは「Heaven」。

430_hv「どうもありがとう!楽しかったよ!
立ち止まらずに自分のペースでシッカリと歩んで行ってください。
元気でいてください…元気じゃないと会えませんから!」
…と、かーくんは感動的なメッセージで本編を締めくくった。

450vそしてアンコール。
「どうもありがとう!…年齢感じるわ~。
2階の人!奥の方までよく見えました。ボクの力となりました。ありがとう!」
そして光GENJIのLINEにグループの復活について触れ、再結成について触れた。
やるにしても身体がもたないからローラースケートは1曲だけだって!

460vメンバー紹介。
他の皆さんは紹介されて何がしかの音を出したんだけどsun-goさんはそれをせずに手を振るのみ。

480「ナンか弾かないの?ナンか弾かんと!」とかーくんに言われて音を出したsun-goさん。
「まだまだSHOW-YAも頑張ってるからヨロシク!」と付け加えてくれた。
ありがとうございます。

490そしてケーキの登場!

470「これからも皆さんのスーパースターでいたいと思います!」
本当のスターだから言えるセリフ!

480vそして「やってられないよ」では…

510会場内にタオルが飛び交った!

500今度はギターを手にしたかーくん。
今回はコレが初めてのギターだ。
キタキタ~!…曲は定番の「Try Again」。

520v_ta「Try Again」とくればコレ。
今回は引きで撮ってみた。

530ココも盛り上がったね~!

540vそして最後は、その名の通り「Last Song」。

550まさに熱唱!

560v今回も感動的なステージだった。
『Volt-age 49』おめでとうございます!

570v諸星和己の詳しい情報はコチラ⇒Official Website

580…と思ったら、鳴りやまない歓声に応えて再びかーくんがステージに姿を現した。
そして「あの夏の日」を歌って『Volt-age 49』のすべてのプログラムを終了した。

590vいつも通りサービス満点のコンサートだった。
来年の『Volt-age』は大きな節目になりますナァ!

600vCOVID-19が一日も早く終息し、8月には記念すべき『Volt-age 50』が開催されることを期待しております! 

200 
(一部敬称略 2019年8月12日 Zepp Diver Cityにて撮影)

2020年4月 9日 (木)

LOUDNESS World Tour 2019-2020 THANK YOU FOR ALL Chapter 1:Ampan vs Dragon <後編>


昨日の<前編>をご覧頂きました皆さん、ありがとうございました。
「緊急事態措置」発布後の初日で、さっそく「Stay at Home with LOUDNESS」効果が出たのか、ビックリするほどのアクセス件数を頂戴しました。
今日の<後編>もお楽しみ頂ければ幸いです。
 
さて、コンサートは早くも中盤に差しかかり場面がまた変わる。
『Hurricane Eyes』のセクションだ。

10_2ドラムスは竜さん。
イケイケ~!

20_2まずは「IN MY DREAM」をプレイ。
しかし、汲めども尽きない名曲/人気曲の泉!

30v続いてバラードの贈り物。
LOUDNESSはバラードも大きな魅力だからね。
二井原さんの絶唱が響き渡ったのは「SO LONELY」。
もちろんあのパートではお客さんと大合唱。

40v美しいバラードの余韻に浸る間もなく、二井原さんが「MASAKIくんが歌っていた曲を歌います」と告げると、また違うLOUDNESSが現れた。

50vアルバム『LOUDNESS』のセクションに入ったのだ。
竜さんのドラムスから…

55v_shまずは「SLAUGHTER HOUSE」。
このジャケット、前々から「カッコいいな~」と思っていたら横尾さんの仕事だったのね。60_2ク~、いきなりディミニッシュから入ってドンドン展開していくソロがタマりませ~ん!

70vそして、時折取り上げられる「Black Widow」。
お立ち台に腰かけて歌う二井原さん。

80v_bwもう~、すんごい好き。
コード進行で4度上がるところがトリハダもの…そう、基本的にI-IV-Vので曲が構成されているところがじ~つ~にクールなのだ。

65このソロもスゴかった。
入り口のアイデアなんかは完全に日本人離れしていると思う。
やっぱりいつの時代もロックは洋楽を研究しなければダメだね。

90_2で、コーダするところがトリハダなんだよね。
なんかひとつの物語をキチンと折りたたんで終わらせるみたいな。

100次は『LIGHTNING STRIKES』のセクション。
楽しいね~。
ドラムスはまた あんぱんさんにスイッチ。

110_bso「LET IT GO」かと思うでしょ?
イヤイヤ、「BLACK STAR OBLIVION」なの。
コレもスキ!

120_2疾駆するあんぱんさんのドライビング・ビートに乗って高崎さんが飛ばす飛ばす!

130_2そのまま続けて『METAL MAD』。

140曲はもちろんタイトル・チューンの「METAL MAD」。
リリースされて初めてこの曲を聞いた時、高崎さんがワウをウマく使ったソロがものすごく耳に残ったのを覚えている。

150この曲でもストレート・アヘッドなメタル・ビートにプッシュされた4人の火の玉のような演奏を楽しむことができた。

160鐘の音と二井原さんの「また会いましょう!」のひと言で始まった本編最後の曲。

170_2「鐘の音」といえば…アルバム『THE SUN WILL RISE AGAIN』からタイトル曲。

175_2なんかグランドフィナーレ感がスゴイ!
ドラムスは竜さん。

180チョットこのアルバムがリリースされた時のことを振り返ってみたら…オイオイオイ…もうアレから6年も経っていたのね。
レコ発ツアーはこんな様子だった…
LOUDNESS~WORLD TOUR 2014 "THE SUN WILL RISE AGAIN″

山下さんのベースが鳴り響くオープニングのSEが使われてね、アレもすごくカッコよくて好きだった。

190_2本編最後の高崎さんのソロ。
一瞬たりとも気を抜かない恐るべき集中力が最後まで「高崎ギター」の迫力を醸し出していた。

200_2イヤ~、焼肉とすき焼きをオカズに天丼とトンカツとうな丼をいっぺんに頂いたような内容だった。
でも大丈夫。これで胃液が逆流することはなかろう。
カメラを持って動き回ってクタクタにはなったけどね…でもあmりにもアッという間だった。
今日はアンコールがあるかな?
イヤ、この後にもハイライトが待ち構えていたのだ~!

210アンコール、スタート!

220_kopSEの「REQUIEM」から竜さんのドラムスが爆発!

230_2「KING OF PAIN」だ。
なんじゃコリャ!
まるでもう一回はじめからコンサートが始まったかのようなパワーだぞ!

240山下さんのベース・ソロを経て曲は盛り上がりに盛り上がってエンディングを迎える。

290もう1曲…今度は あんぱんさんがポジションについた。
270_2そうだ、この曲がまだ出ていなかった!
300v_2「S.D.I.」だ!
この曲だって「♪S.D.I.」で大合唱よ。
こういうことができるのもLOUDNESSの魅力のひとつだ。

280vこの期に及んでますます鋭さが増す高崎さんのギター。
ズッと弾いていて欲しい。

250さて「S.D.I.」も出たことだしソロソロかな?…と思うでしょう?
ナンノナンノ!ここからが本題よ。
何せ今日は『Ampan vs. Dragon』だからね。
やっぱり直接対決を期待してしまうでしょう?
大丈夫、ちゃんとプログラムに入っていたよ。
スタンバイ完了の2人。

310_2って、下手は高崎さんだわ!

320上手は あんぱんさん。

330_2まずは「Akira vs. Ampan」のドラム合戦!
高崎さん、去年の『Rock Beats Cancer』のアンコールで「Fireball」のドラムスをプレイした時、気合いを入れ過ぎて、その後の曲でギターを弾くのがシンドかった…なんておっしゃってたからな~。
今日はダイジョブかな?

340v_2満席のお客さんが見守る中、あんぱんさんは全く普通通りの、イヤ常人ではマネの出来ないパワー溢れるプレイで高崎さんを迎え撃った。

350v大きな歓声を浴びる2人のドラマー(?)。

360_2そして竜さんが戻って来て…

370vツイン・ドラムスで「LOUDNESS」!

380「♪ふさぎこむのはヤメにしようぜ!」
この先、日本はまだまだヒドイ状態になると私なんかは見ているけど、ふさぎ込むのはヤメようではないか!
LOUDNESSとMarshall Blogが付いてる!Marshall Blogは余計か…。

390ドラムスの後の高崎さんのソロ…もちろん問題なし!

420そして最後の最後は「CRAZY DOCTOR」。

S41a1066 やっぱりこのソロを聴かないとね!
しかし本当に、「生き残るには今ヤツの手にかからない」ようにしないとね!

400vド迫力のツイン・ドラムスでの「CRAZY DOCTOR」は格別だった!

440客席は総立ち!
初めからだけどね。
LOUDNESSのお客さんって立ち上がって拳を上げて騒いでいるだけじゃなくて、ものすごく真剣に音楽を聴いている感じがするんだよね。
それが正解。
「コンサート」なんだから音楽を聴かないと!

450「トーキョー、どうもありがとう!!」

460大きな歓声に応える5人。

470お疲れさまでした~!

480あんぱんさん、お大事に!

490スクリーンには「THANK YOU FOR ALL」のロゴと

500今日のタイトルが表われて全プログラムを終了した。
みなさん、しばらくの間はSTAY at HOME with LOUDNESSですよ~!
  
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

510 

200_3 
(一部敬称略 2019年12月28日 六本木EXシアターにて撮影 ※Mr. Kazuo Sumida, thank you very much for your generous cooperation as always!

2020年4月 8日 (水)

LOUDNESS World Tour 2019-2020 THANK YOU FOR ALL Chapter 1:Ampan vs. Dragon <前編>

 

私もいい加減長いこと生きて来たけど「緊急事態宣言」なんてのは生まれて初めてのことだ…というかコレは日本で初めての試みだというから当たり前か?
小学生校時代の夏休み、「光化学スモッグ注意報」が発令されて「外出してはイケません」なんてのはちょくちょくあった。
光化学スモッグ程度ならプールをガマンすれば済んだけど、今回のはそうはイカン。
大地震は覚悟してはいるものの、まさか自分が生きている間にこんなことが起こるなんて今まで一度も考えたことがなかった。
しか~し!
私は毎週イギリスのMarshallのスタッフと電話で簡単な業務ミーティングをしているんだけど、当然話題はCOVID-19になる。
で、彼らの話を聞いていると、緊張感が日本とゼンゼン違うんだよね。
ウエスト・エンドの劇場や店舗はすべて閉まっていて、あのピカデリー・サーカスにもオックスフォード・ストリートにも人っ子ひとりないという。
ちなみに私はほとんど人っ子ひとりいないタイムズ・スクエアというのを経験したことがある。スーパーボウルの日にちょうど大雪が降ったからだ。
アレはなかなかにスゴイ光景だった。
そして、今回あの魅惑のLondon Townも…。
話題を電話ミーティングに戻すと、当然「日本はどうだ?」という話になる。
先週の話にはなるが、「政府から自粛の要請は出ているが、ほとんどの店やライブハウスは開いている」と答えると…
「Oh, my god!!」とかなりビックリ仰天。
そして、「政府からは何の休業補償も提示されていない」と付け加えると即座に…
「Unbelievable!」とまたまた大ビックリ。
「政府が補償しないから店を閉めることができない」と説明すると…
「That's obvious!(そんなの当たり前じゃん!)」という反応だった。
そして、今週の月曜日のミーティングでは、「シゲ、絶対に外に出ちゃダメだぞ。本当にとてつもなく恐ろしいことが起こっているんだぞ!とにかく家でジッとしているんだぞ!」とかなり強く念を押された。
Marshallの社長からもキツい「外出禁止令」が出された。
海外の人は全員そんな意識を持っているんですよ!
いくら「緊急事態宣言」が出されたとはいえ、その内容を見ると日本はまだスタートラインに立ってすらないような気がするのだ。
 
私は元来、太陽の下で身体を動かすなんてことがスキではなくて、家に閉じこもって本を読んだり、音楽を聴いたり、ギターを弾いたりする方が性に合っているので、引きこもりには何の苦痛も感じない。
できれば一日中本を読んでいたい。
しかし、友達のミュージシャンやライブハウスの方々のように、この騒ぎで甚大な経済的ダメージを負っていらっしゃる方のことを考えるととても心が痛む。
とにかくココはイギリスに倣って人と接する機会をなくし、感染の拡大を食い止める局面だろう。
 
そんな折だから、これからの自粛生活を吹っ飛ばす記事をMarshall Blogがお送りするのだ。
まさか「緊急事態宣言」後の第1日目というタイミングに狙って当てたワケでは決してないよ。
タマタマです。
偶然にしろ皆さんを元気づけることが少しでもできればいいな…と思って健筆を奮いました。
オラオラLOUDNESSだぜ、LOUDNESS~ッ!
ふさぎこむのはヤメにしようぜ!
そして、Stay home with LOUDNESS!
(Thanks for your idea, Kazuo!)
 
さて、例年通り『Rock Beats Cancer』の翌日はLOUDNESS。

10今年の仕事納めコンサートのタイトルは『LOUDNESS World Tour 2019-2020 THANK YOU FOR ALL Chapter 1:Ampan vs. Dragon』。
昨年11月からスタートとした「デビュー39周年YEAR」。
向こう1年間に「THANK YOU FOR ALL」というスローガンを掲げ、その先の偉大なる「40周年」に向けてファンへの感謝を届け、そして精力的に世界を回るというプラン。
残念ながら新型コロナという厄介者がLOUDNESSの前に立ちはだかり、若干の計画の変更が余儀なくされてしまいそうだが、ナ~ニ「LOUDNESSの40周年」は逃げも隠れもしない。
みんなでそこに焦点を合わせて祝って行こうではあるまいか!
その第1弾がこのコンサート。
今も脳梗塞の後遺症と戦う「あんぱん」こと鈴木さんと、現在のバンドの屋台骨を支えるサポート・ドラマー「ドラゴン」こと竜さんが、ステージ上でスティックを突き合わせる「Ampan vs. Dragon」なのだ!

20開演前のステージのようす。
赤と青のスポット・ライトの下でセットされた2つのドラム・キット。
ツーバス・キットが2セット並ぶと壮観ですな。
何しろ今日は「Ampan vs. Dragon」だから!

30客電が落ち、「Eruption」のオープニングSEが流れる。

40そして、メンバーが登場しショウがスタートした!

50二井原実

70高崎晃

80v山下昌良

90そして、ドラマーは…鈴木"あんぱん"政行。

100vおなじみの高崎さんの弾く名リフ!

120オープニングは「CRAZY NIGHTS」だ!

110ステージの突き当りのスクリーンには『THUNDER IN THE EAST』のアルバム・ジャケット。
今日はファンへのThanksgivingコンサートだからして、とっておきのナンバーが揃っている。
そして、演奏曲が収録されているアルバム・ジャケットがスクリーンに映し出されるという趣向。
歴史のあるチームじゃなきゃこんなことはできないよ~!

130お客さんの「タッカ~ン!」の呼び声に応えるように高崎さんのソロが炸裂。

140v続けて同じく『THUNDER IN THE EAST』から「LIKE HELL」。

150_lh当然、コブシを上げて二井原さんと「♪Like hell」の大合唱。

160vノッケからスゴい盛り上がりようだ!
ま、いつものことですが。
このお客さんの「この瞬間を待ちわびていた!」とって雰囲気がまたいいんだよね。

170演りなれた勝手知ったる舞台。
メンバーのテンションも高いぞ!

175美しく、そして物悲しいメロディから…

180v_hc_2超ヘヴィなリズム隊が送り出す…

190鋼鉄のトリプレット!

200『THUNDER IN THE EAST』セクションの3曲目は「Heavy Chains」を持ってきた。

210v目の覚めるようなソロ!
ワタシ、大好きなんです「Heavy Chains」。

220もちろん高崎さんの美しいギター・サウンドはいつもの「Takasaki Rig」から。

270v_2

260今日の高崎さんのAxes。

270まずは堰を切ったように『THUNDER IN THE EAST』の3曲をブっ飛ばした!

230「こんばんは、LOUDNESSです!またやって来ましたな…年末が。
今日は2019年の締めくくりです。コレがないと年が越せませんな。
お越しいただきましてありがとうございます。
今日は曲をイッパイ用意して来ましたので最後まで楽しんでいってください!」
二井原さんのごあいさつの後、4曲目は場面が変わって最近作の『RISE TO GLORY』セクション。

280_sofドラムスはDragon、西田竜一に交代。

290v_2アルバムのリード・チューン「SOUL ON FIRE」だ!。

300v最新のLOUDNESSスタンダード。
ココでも高崎さんのギターが会場の空気を切り裂く!

310『RISE TO GLORY』からの2曲目は「I'M STILL ALIVE」。

320_isaドバーっと押し寄せてくる竜さんのドラムス。

360アルバムの中でもメタル度の高い曲が「今」のLOUDNESSをアッピールする。

350この日、新旧のレパートリーで構成されたセットリストが組まれた。
もちろんオールド・ファンにとってスタンダード曲はウハウハものであろうが、こうした新しいレパートリーもすごく楽しみなのがLOUDNESSファンの得なところ。
長い歴史を持つアーティストはとかく過去の人気曲にしがみついてしまいがちだけど、LOUDNESSは「今」がオモシロイのだ。
その長い歴史を貫いているのは高崎さんのギターであることは言うまでもあるまい。
加えて曲のクォリティの高さだ。
いつも次回作が楽しみなのだ!340v『RISE TO GLORY』からのもう1曲は「GO FOR BROKE」。

330印象的な4小節の導入フレーズとは対照的に展開する爆発的なソロが素晴らしい!

370vvココでドラムスは あんぱんさんにスイッチ。

380v_ft場面は『DISILLUSION~撃剣霊化』。

0r4a0167 曲は「夢・Fantasy」。

390v続けて『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章』から「In The Mirror」。

410人気の高いLOUDNESSスタンダード。
もう客席は大爆発!

S41a0723 今日もお客さん、ラッキーだわ~。

420vLOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

0r4a0183_2 <後編>につづく
 

200_3 
(一部敬称略 2019年12月28日 六本木EXシアターにて撮影)

2020年4月 7日 (火)

Rock Beats Cancer Presents LAZY “宇宙船地球号”完全再現ライヴ!! <後編>

 
LAZYの『宇宙船地球号』完全再現ライヴ…ちょっとこのアルバムの背景を見ておこう。
時折Marshall Blogに書いている通り、私は高崎さんと高校が同窓でひとつ後輩なのね。
つまりLAZYとは完全に同世代で、よくテレビに出ていたのも覚えているし、このアルバムのことも知ってはいたけど聴いたことがなかった。
リリースは1980年の12月。
私が高校3年生の時か…ってことは、高崎さんたち、大学1年の年齢でこのアルバムを作ってんのかよ!
四人囃子にもいつも驚かされるけど、畏敬の念を込めて言うが、昔の人は本当にスゴかったナァ。
オリコンの年間ヒット・チャートは3位が「大都会」、2位は久保田早紀の「異邦人」、そして1位が「ダンシング・オールナイト」。
4位にはシャネルズの「ランナウェイ」が入っている。
ちなみに前年は1位から順に、渥美二郎「夢追い酒」、ジュディ・オング「魅せられて」、小林幸子「おもいで酒」…「酒」ばっかりだな…だからね。
ガラっと変わった。
この頃からバンド形態の曲がお茶の間に浸透し出して来たんだね。
でもまだまだ、「ロック」と「歌謡曲」がまったく別の世界にいた時代。
『宇宙船地球号』はそんな時代の確固たる「ロック」の名盤なのだ。(後から聴いておいてエラそうにスミマセン)Uc3曲が終わったところでMC。
口火を切ったのは影山ヒロノブ。
「楽しんでいますか?」
イエ~!
「今日演る曲は一体何年振りだろう…わからない。
でもオレたちもメッチャ楽しいです!」
ココでメンバー紹介。10_2「久々のポッキーです。
『宇宙船地球号』のレコーディングの時のことを思い出しまして…見た目は変わりましたが、気分は80年代です!」20_2「ボクもチョット緊張しているんですけど…。(影山さんを指して)ナンでそんな赤の服を着てるの?…ひとりだけ」
高崎さんがLAZYの最後の衣装を再現しよう、と提案して作った衣装だそうです。30_2アルバム4曲目、「Time Gap」。

40_tg♪ズンズクズンズクと正統派ハードロック・サウンド(当時は正統派しかなかった)に…

50v親しみやすいメロディが乗る。

60vそして曲に合わせてコンパクトにまとめたソロ。
近い将来、こういうサウンドがまた主導権を握るんじゃないか…なんて思ったりするんだよね。
言ってみるとSweetみたいな感じ?

70v_2続けてインストゥルメンタルの名曲、魅惑の地球賛歌のワルツ「遥かなるマザーランド」。

80v_ml影山さんがステージを離れて4人がそれぞれの楽器を歌わせる。
キーボーズ、井上俊次。

90v_2ベースは瀧田イサム。
瀧田さんはGRANRODEOと併せてフル出演!

100_2ドラムスは青山秀樹。
私は幸運にも晩年のお父様のお姿を何度か撮影させて頂いた。

110世にも美しいトーンで壮大なメロディを歌い上げる高崎晃。

120_2いいメロディな~。
高崎さんのギターに感動していたらアッという間に終わってしまった!
 
マスコミは全く取り上げないけど、何でも最近のコロナの影響で世界中の経済活動が停滞し、地球環境がみるみるウチに改善されているんだってね。130vレコードだとココで盤を裏返す。
B面の1曲目だ。140_eaSEに導かれて始まるのは「Earth Ark」。

150vカッチョいいリフがでブッちぎりのドライビング・チューン!

160_2中間部のキメから高崎さんのソロ。
スリリングなフレーズで曲がますますアクセルレイトしていくようだ。

170v_2「楽しんでる?
実は数日前に風邪をひいて、インフルかな?と思って…コンサートが中止になったら大変だと思って病院に行きました。
そしたら普通の風邪って言われました。
いろんなアクシデントがありますよね」
この時はインフルエンザが大事だったからね。
でも、インフルエンザが流行していてもコンサートは開かれていた。
今がどれだけ恐ろしいことになっているか…ということよ。
高崎さんのケンタッキー・フライド・チキンのインタビューの話があって…
「このアルバムは『世界平和』がテーマでした。
40年たった今でもそれは変わっていません」

180前の曲とはガラっと変わってみんなに借りかけるような「僕らの国でも」。

200_2そして「美しい予感」。
ココでも影山さんが感情をタップリと込めて歌う姿が印象的だった。

210_uyギターを持ち替えた高崎さん。
「美しい予感」も高崎さんの作曲なのね。
220vこういうドポップな曲も作っちゃうところがまたスゴイんだよね。
でもアレンジはガチガチのハードロック!235v井上さんのピアノ…。

230_2スクリーンに田中さんや…

240樋口さんの姿が映し出される。

250アルバム最終曲「Lonely Star」。

260_lsこうしてリリースから39年を経て『宇宙船地球号』が5人の手によって完全に再現された。
今年は40周年なのね。
また演って頂かなきゃ!

270

280_2

290_2

300

310v「ありがとう!」

330v_2そして、アンコール。

340「ココでセッション演ります!アマチュア時代の思い出の曲です」
360影山さんと…え、どちら様?

350マジで最初わからなくてアンコールだけのゲストさんかと思ったら、KISHOWさんだった!
声でわかった。

370v曲は「Burn」。

380「♪ぶぁ~ん!」
「Burn」はこれまでの『Rock Beats Cancer』で何度か取り上げられてきた。
以前にもLAZYRODEOの組み合わせの「Burn」があったような気がして調べてみたが、今回が初顔合わせだった。410スッカリ高崎さんとのツイン・ギターにも慣れたe-ZUKAさん。

420この曲を演奏するLAZYがかまやつさんの目に止まったのがデビューのキッカケだった。
1977年のことだったという。
つまり高崎さんたちが16歳の時だぜ!高校生だよ。
栄養がよくなったのか、様式トイレが普及したせいか知らないが、今でこそ「Burn」を平気で演奏するバンドがゴロゴロしているでしょ?
昔はこんな曲を高校生が演奏できる、なんてことはかなりマレだった。
まず、あんなカバーデイルみたいな声なんか出せるワケがない。
クラスにキーボーズが弾ける子がいない。
ドラムの子が少ない上に、とてもじゃないけどあのAメロのバッキングのドラミングなんてできる子がいなかった。
ギターはD難度。そもそもコピーすらできない方が当たり前だった。
だから、その時のLAZYは信じられないぐらい目立っていただろうね。
390v高崎さんとの共演を思う存分楽しむe-ZUKAさん!
KISHOWさんとe-ZUKAさんはこの1曲を演奏してステージを降りた。

400「最後はこの曲です。全てをかけて演奏します」

430印象的な高崎さんのギターのリード・メロディが鳴り響いた最後の曲は当然「感じてナイト」!

440vやっぱり盛り上がるね~!

450今日は最初から最後までフルで出ずっぱりだった瀧田さん。
最後までエキサイトティングなプレイを披露してくれた。

460この年のLAZYを見逃すまいと、最後まで熱い視線を舞台に送り続けた客席の皆さん!
今日はいいモノをご覧になりましたね~。

470LAZYの詳しい情報はコチラ⇒Lantis Web Site

480Rock Beats Cancerの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

490終演後…マーガラ・ガールズの皆さんと。
うれしいな~。
やっぱりMarshall好きはいいロックをご存知なのね!

500 

200 
(一部敬称略 2019年12月27日 六本木EXシアターにて撮影)

2020年4月 6日 (月)

Rock Beats Cancer Presents LAZY “宇宙船地球号”完全再現ライヴ!! <前編>

 
年末恒例の『Rock Beats Cancer』。
LAZYの名盤『宇宙船地球号』の完全再現に加え…

10GRANRODEOが登場し、今回もにぎにぎしく開催された。
大分時間は経ってしまったけど、とても充実したコンサ―トをレポートする。

20会場ロビーにはいつも通り『MHF(樋口宗孝がん研究基金)』の物販と…

30募金を募るスタッフの皆さまのお姿が。
今年もごくろうさまです!

40ショウはGRANRODEOからスタート。

50今回はe-ZUKAさんのギターを冒頭でガツンとフィーチュアして「silence」。

60もちろんe-ZUKAさんはMarshall。
JCM2000 DSL50が2台ステージそでにセットされていた。

70vスピーカー・キャビネットは1960BV。

80vそして、「カナリヤ」。
KISHOWさん、「オープニング・アクトのノリで演らせてもらいたいと思ってます!」なんておっしゃっていたけど、GRANRODEOはもう『Rock Beats Cancer』に欠かせない存在でしょう?

90v続いて昨年5月にリリースしたシングル「セツナの愛」から続けて3曲!100おなじみの「シャニムニ」…

110v「modern strange cowboy」と畳み込むようにプレイ。

130「アキレス腱切っても縁切るな…ってね。オペ終了後3か月、順調でございます!」
痛かったろうな~、アキレス腱断裂。
「2020年は15周年イヤーです。先輩の背中を追い続ける所存でいますが、コレで2019年最後の曲です。
明るい曲を用意しました。
楽しんでください!」

120と、「The Other self」を演奏して出番を締めくくった。
GRANRODEOはアンコールのセッションでまた登場するからね!
 
先月、『飯塚昌明 ANNIVERSARY LIVE “e-XPO 2020”』と『GRANRODEO 15th ANNIVERSARY Startup Live 〜たかが15年〜』が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった。
とても楽しみにしていただけに私もとても残念だった。
その分、6月の『GRANRODEO 15th ANNIVERSARY FES ROUND GR 2020』への期待が大きくなった!
 
GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

140vつづいてLAZY。
大宇宙の様子がスクリーンに投影され…

150『宇宙船地球号』のレコード・ジャケットとともにステージに姿を現した5人!

160影山ヒロノブ

170v高崎晃

180v井上俊次

190v瀧田イサム

200青山英樹

210アルバムの完全再現だからして当然1曲目は「Dreamer」。

220_dr爽快なドライビング・チューン!

230「待ってました」の高崎さんのソロ!

250vもちろんあの「世界の高崎サウンド」。260当然いつものバックラインが高崎さんをサポートしている。

270v

280一気にテンションが上がる~!

290アルバムの2曲目は「Dreamy Express Trip」。
歌うは高崎さん!

310v_det_2ここでも入魂のソロを炸裂させる。

320確かアレも『Rock Beats Cancer』の時だったと思うけど、高崎さん、ボズ・スキャッグスの「We're All Alone」を歌われたことがあった。
メッチャよかったんだよね~。

340歌もスゴイんだけど合間のオブリガードがまたスゴイのだ。

330v「イッチョあがり」で大歓声~!

350v3曲目の「天使が見たものは」ではシットリと…。

360_tmm影山さんのハートウォーミングな熱唱。

370v曲を分厚くドラマチックに演出する井上さんのキーボーズ。

380そして、後半のハードなパートに突入!

390この曲のエンディングはスゴイな。
ドミナントで終わっちゃう。
何となくポール・マッカートニーの「Live and Let Die」の最後を思い出してしまうのです。

400こうして『宇宙船地球号』の物語が綴られていった。 
次回はアルバム4曲目の「Time Gap」から。
 
LAZYの詳しい情報はコチラ⇒Lantis Web Site410<後編>につづく
 

200 
(一部敬称略 2019年12月27日 六本木EXシアターにて撮影)

2020年4月 3日 (金)

MAYO FEST -REBORN- <後編>

370_3今日は当日の物販アイテムの紹介から。

定番のイベントTシャツ。

11_etB面はこんな感じ。
メッチャたくさんのバンド・ロゴ!

11_0r4a0004前売り券をお買い求めのお客さんにプレゼントされたパスとオリジナル・ランヤード。
記念品販売として当日は物販のテーブルにも並んだ。

11_0r4a0020裏面には当日のタイム・テーブルが掲載されていて便利!…ってコレ、『Marshall GALA2』のパクリじゃんか!
イヤイヤ、心配はご無用。
チャンとMayoちゃんは事前に「Marshall GALAのパスのマネをしてもいいですか?」とお伺いを立てて来た。
こういう気遣いができるところが彼女の人望の秘密なんだな。
どうぞどうぞ!どうせ私もあのアイデアはロンドンで開催されたフェスのパスのマネッこですから!

11_0r4a0021いよいよ『MAYO FEST -REBORN-』もクライマックス。
そのままPlusから、TSP。10RIKI

20vShu

25v今日のShuちゃんのMarshall。
JMP-1とJCM2000 DSL100のパワーアンプを組み合わせて使用。

40vYou+50_2HINA

60vオープニングは定番の「MAD CLUSTER」。
おお、「クラスター」!
TSPは近い未来を予見していた?
ピアノの鍵盤をガーンと適当にゲンコツで叩くでしょ?
そうすると当然いくつかの音がいっぺんに出て来る。
もちろんそれは不協な濁った音だけど、それを「クラスター(音塊)」という。
ちゃんとした音楽用語。
「クラスター」という言葉に悪い印象がスリ込まれないように祈る。
こうして意味もなく外来語を使うとロクなことが起こらないのだ。70_2続いて「附和雷同」。

75「2019年のイヤなこと、全部オレが受けてやる!だからもっとかかってこ来い!」と「BREAK MYSELF」。

80vHINAちゃんもいつも通りの大激唱!
「台風通過中」のような盛り上がり!

90_2最後は昨年リリースした『SCREAM & REBELLION』から…

Sr 「LOUD PARTY」をプレイ。

100_3ドッカ~っと演って台風一過。
いつも通りTSPは爆発した!

110この頃になると、ジーさんの体力も限界に達してしまって…。
トリに取りかからせて頂きます。
『MAYO FEST -REBORN-』のトリ…

120_2AZAZELだ!

130まだまだ元気イッパイのMAYO。

140vyuri150_3空也

160v_2このセットでまず最初にマイクを握ったのは爆弾幸気圧のMiyuki。170v_2曲は「HELIX」。

180この日のAZAZELはお祭りらしく、4人のシンガーを迎えてのスペシャル・バージョンとなった。
その名も「AZAZEL AVENGERS」!

220一体何の敵を討つのやら…というのは、「avenge」というのは「復讐する」とか「敵を討つ」とかいう意味だから。
最近は「revenge(リベンジ)」という単語が日本語化したけど、「avenge」とどう違うのか?
それは復讐する環境によって言葉を使い分けられる。
みなさんよく「再挑戦」みたいな意味合いでこの言葉を口にするけど、ネイティブさんはそういう時にこの言葉を使わない。
ナゼかと言うと、「revenge」は個人的な恨みをはらす時の「復讐」という意味で、言葉にポジティブなイメージを含まないから。
またひとつ外来語の思わしくない使い方が増えてしまった。
じゃ、どういうかと言うと、多分単純に「try again」とか言うんじゃないかな?
一方、「avenge」は不正や悪事に対する正義感から復讐する場合に使う。210v空也ちゃんは今日もMarshallで徹底的にアベンジ!

200_2Miyukiちゃんはもう1曲、「Untamed Heart」を謳ってくれた。190_2続いてのAvenging singerは…230_2JEKYLL!
またやってる!

390_2曲は「DISCLOSE」。

260_3さすがの貫禄。
やっぱりこの声で歌われるとゴッソリ持って行かれるね。

240v_2「ジキゼル」はこの前の月のイベント『Woman's Power』に出演したばかり。

250v_3それだけにバッチリとイキのあったパフォーマンスを披露してくれた。

270v_2お客さんも大喜び!

280_2その盛り上がりに「敵討ち」ならに「追い打ち」を仕掛けたのがこの2人。
330_3Mamiyaと紗良!

350_2曲は「Fall Down」。

300_2この曲を2人で歌いたい…とMayoちゃんにお伺いを立てたらしい。

340_2するとMayoちゃんは「いいよ!」と快諾。

310v_2そんな経緯があっての大熱唱!

S41a1037 Mayoちゃん、ヨカッタね~!

360_2最後は恒例の風船地獄!

370_4曲は「Song for」。

380_3最後までパワー全開!

390_3パンパンとアチコチで風船の割れる音。
これが『MAYO FEST』の締めくくりのサウンド。

400_2お疲れさまでした~。

410_3「(ガラガラ声で)皆さん、ありがとうございました!今日は長丁場でしたが楽しんで頂けましたでしょうか?」

420と挨拶したところで紗良ちゃんがケーキを搬入。

430_3「フゥゥゥ~!」
ケーキの中にはMayoちゃんの好物のゆでアズキが入ってるんだって。
ハハハ、ケーキの傍らにタバコが置いてあるじゃんか。

440_2お誕生日おめでとう!…でも、タバコだけは止めなさい!
悪いこと言わないから。
私も長年吸ってたけど、本当に止めてヨカッタと思ってるぞ!

459「(ガラガラ声で)18バンド…皆さん、どうもありがとうございました!」
お疲れさまでした。
 
またこんなことができる日が早く戻って来ますように…。
 
Mayoの詳しい情報はコチラ
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460<おわり>
  

200 
(一部敬称略 2019年12月22日 大塚Hearts Plus & Hearts Nextにて撮影)

2020年4月 2日 (木)

MAYO FEST -REBORN- <中編>

 
Hearts PlusのThe Blues Dogに続いてはHearts Nextから。

30v_2Nextの2番手「RagDöllz(ラグドールズ)」。

100_2ウムラウトってのは結構人気があるな。
バンド名に時々「ö」や「Ä」を使うチームを見かける。
ドイツのパソコンのキーボードって見たことある?
下がそう。
毎年フランクフルトに行っていた頃、ホテルの部屋にあったキーボードの写真を撮っておいた。
日本のパソコンだと「L」の隣は「+」とか「;」だけど、赤丸のところ…「ö」になってる。その隣が「Ä」。
ま、どうでもいいことなんだけど…。

12dkrMayoちゃんのために大阪から駆けつけてくれた3人。
 
Remi110vYuika

120vmomo

130v_2そして、サポート・ドラマーさん。

S41a0344 デス・ヴォイスの激演とアニメチックなMCのコントラストがスゴイ。
皆さん、本当におしゃべりが上手ね。
昔のロック・バンドはMCがヘタクソ…というか、ほとんどできないのが普通だったんだぜ。
おしゃべりが上手なのは「フォークの人たち」と相場がキマっていた。

140_2今では考えられないこの盛り上がりよう!

11_rdc チョット体力がついていかないので、いくつかスキップさせて頂いてそのままNextから「MERRY FREAKS」。
0r4a0142Ma-yu

0r4a0171Reiri

11_0r4a0135_2 つよぽん!
先日のSilex以来。

160vそして、カンちゃんが出てた!
手裏剣を頭にブッ刺しての熱演。
この2人に会えてヨカッタ。
カンちゃんにはもう何度もNATALを叩いてもらっている。
コレが歯切れが良くていい音なんだわ!

170vゴキゲンなリズム隊に乗ったMa-yuちゃんとReiriさんの魅力的なフロント陣て…

150_2めざせ世界征服!
Marshallがついてるぞ!

11_0r4a0144引き続いてPlusから…

紗良!

190v紗良ちゃん、Marshall Blogへは2回目のご登場。
前回はそれこそ、渡辺さんのThundersnakeでの〇〇ZELの「サラゼル」でのお目見えだった。200ギターのニコラスはMarshallで爆裂!

210_2この人、右手のスタイルが独特。
ジッと見入ってしまった。230紗良ちゃんは歌って、しゃべって、完璧にステージを切り回す名人芸を披露。

240「Firebird」、「KICK ASS」、「unchain」、「Gravity」、「Ready」の5曲を紗良りと歌いきった。

250v_2久しぶりにPlusに戻っての~…

180v_2JEKYLL★RONOVE!

260_2JEKYLL

270vN★OTO

280vSEI

290vキャプテン★いえっち

300vN★OTOくんはMarshall。

310_2どんな時でも愛用のSilver Jubilee 2555Xと1960B。

320vヘッドの上で守護神Slashが見守っていてくれるのだ!

330_21曲目は「Guilt or Innocence」。
435ストレート・アヘッドなハードロック!
やっぱりこういうロックにはJEKYLLのような声が必要だ。
すなわち「ロックの声」だ。

4002曲目は「Biblical Sense」。
このステージの16日前にリリースした2枚目のフル・アルバム『A Dream Within a Dream』から。
「A Dream within a dream」…ポーの詩か。3_ded ドッチードッチーとタテにハードに乗りまくれ!
JEKYLLの声で「♪Love is ecstasy」とヤラれるとメロディがメッチャ耳に残るんだよね~。
やっぱり「歌」は「声」だね。

360メロディアスに展開するN★OTOくんのソロ。
やっぱ「ギター」は「Marshall」だね~。
ヌケとコシが違う!

350歌詞には一度も「Biblical sense」という言葉が出て来ないけど、「in the biblical sense」で「〇〇関係を持つ」という意味。
「〇〇」のところは漢字が一つずつ入るので自分で調べてみてください。
あ、この曲がそれを指しているのかは知らないよ。
でも歌詞を聞けばわか~る。
英語だけど。
CDを買ってブックレットの歌詞を見ながら曲全体を楽しんでね。370_2「年間は数あるライブの中から…(N★OTOくんに向かって)ネェ、大事なモノ用意した?…MAYO FESTに来てくれてありがとう!
最高で~す」

375v「最高で~す」!
出た~!
「大事なモノ」ってそれか!
ま、実際「最高」だからいいか!380_2しかし、プロ野球もどうなるんかね~。
私は間違えても野球中継なんて見ることはないけど、楽しみにしているN★OTOくんが気の毒だ。
あ、そうだ、N★OTOくん…この表紙の女の子、「勇子ちゃん」っていうんだけど、知ってる?
アナタと話が合いそうだね~。

YkそのN★OTOくんが歌うハッピーでとてもわかりやすい「Don't Stop R&R」。
絶唱&絶叫。

420v_2そして『A Dream~』からもう1曲「Anemone」。

0r4a0223 問答無用のドライビング・チューン!
ココでもJEKYLLのロック・ヴォイスの魅力が大爆発だ。
410_2この疾走感!
スカっとするぜい!
450最後を締めくくったのはジキロノのキラー・チューン「Helter Skelter」。

430_2そして、一番前で応援していたMAYOちゃんに…
440「ハッピー・バースデイ、MAYO!」…今回も「MAYOがオバさんになっても」をプレゼント!

340そして、エンディングに向けて突っ走る!

460v

470v実は、この日はこの4人の東京での最後の舞台だった。
SEIくんといえっちは、この後の2月の大阪でのライブを最後にバンドを去っていった。
お疲れさまでした!
そして、新生ジキロノ…楽しみにしています!

480ところで!
こういう偶然はうれしいね~。
本日、4月2日はJEKYLLのお誕生日なのです!
MAYOちゃんのお誕生日イベントのレポートが超仲良しさんのお誕生日に掲載されるなんて何たる偶然!!
やっぱ、ついてるなMatshall Blogは!

JEKYLLちゃん、お誕生日おめでとう!

11_s41a0157 <後編>につづく 
 

200 
(一部敬称略 2019年12月22日 大塚Hearts Plus & Hearts Nextにて撮影)

2020年4月 1日 (水)

MAYO FEST -REBORN- <前編>

 
ナンカ…あんな時があったなんて信じられないね。
「あんな時」というのは、ライブハウスでの「密閉、密集、密接」が当たり前だった頃。
さすがに私みたいな年寄りにはツライこと極まりない環境だが、こうなってみると不思議となつかしい。
イヤ、カメラをかついで夜な夜なコンサート・ホールやライブハウスに出かけていたころがはるか昔のことのようだ…と言うか、そんな日々があったことも信じがたい。
当たり前のことが突然できなくなることの恐怖。
外出禁止令が出ている街中を歩く一般市民が警察に殴打されたり、拘束されたりしているパリやインドの様子を見ていて思い出すのは、戦時下においてドイツがユダヤ人にした「蛮行」に他ならない。
今のところ日本はそんなことに至っていないのが幸いだが、「個」の感覚が希薄で集団心理に滅法弱い日本国民のこと、もう少しことが進んだ時には同じ光景が東京や大阪で展開してしまうかも知れない。
本当に恐ろしいことになった。
 
ところで若いミュージシャンの皆さん、今回のことでよくわかったでしょう。
「音楽の力」とかなんとか言っても、イザとなると社会から真っ先に切り落とされるのが芸術であり、エンターテイメントなんです。
山下達郎さんの「平和でなければ音楽なんてできやしない」という言葉は間違いなく正しい。
そして、その「平和」を実現するのは政府や政治家ではなく、実は民主主義国家においては我々主権者なんですな。
お若い皆さんにはピンと来ないかも知れないけど、コロナだけではなく何かにつけて世の中がドンドン悪い方向に向かっていると思いませんか?
音楽をやりたいのであれば、どうぞスマホやゲームをイジる手を休め、本を読んで歴史を勉強して、選挙に行って、平和な国を作って、思う存分音楽を楽しんでください。
ナニも「大化の改新」やら「平安京」だのを学び直す必要はない。
江戸から明治への転換期の頃から第二次世界大戦の終わりまでで十分。
日本がどういう状態にあって、どう変わり、世界に対して何をしたか、何をされたかをシッカリと再認識できればそれでよし…このあたりのことは学校でほとんど教えてくれないから。
いいですか、欧米諸国の子は学校でミッチリ政治と戦争を勉強させられているんですよ!
今日から3回にわたって掲載するレポートにはMarshall Blogにしては若手の皆さんが登場するので、Marshallジジイからチョットだけツマらないことを言わせてもらいました。
平和も音楽も未来も、作っていくのは皆さん方です。
ハイ、おしまい。
 
さて、昨年に引き続き…イヤ、一昨年に引き続き、去年の末にも『MAYO FEST』に参加させて頂いた。
ナンカ前回「もうやらない」と言っていたような…。
でも『-REBORN-』と銘打って復活!
「ハイハイ、今日で最後ですよ。閉店セール!店内全ての商品が3,000円」よりはゼンゼンいい!

10v_2今回の会場は大塚の『Hearts Plus』と『Hearts Next』。
下は会場のホールに貼り出されたタイムテーブル。
赤い方がHearts Plus。
青い方がHearts Next。
イッパイ出るな~。
しめて「18マン」。
「十八番」ってラーメン屋はよく見かけるけどね~。
浅草の「十八番」はとんねるずの『きたなシュラン』で紹介されて「酸辣湯麺」が有名になっちゃったけど、何と言ってもニラそばが一番。
そしたら…

25こんな動画を見つけた。
ウチは父の代からこの店に通っていて、お運びのおバアさんも父のことをよく知っていた。
そんなもんだから、1人でニラそばを食べに行くと、「お父さん、お元気?」と様子を窺ってくれる。
ウチの父は5年前に死んでいるので、「どうもありがとう…でも、〇年前に死んだんですよ」と答える。
すると「アラま~、いいお父さんだったのに…残念ね」と偲んでくれるのはいいんだけど、今でも行く度に「お父さん、お元気?」と声をかけてくれる。
「イヤ、だ~か~ら~、死んじゃったんですよ」と答えると「アラま~、いいお父さんだったのに…残念ね」とまた偲んでくれる。
最近は塩分の摂り過ぎに注意しているので滅多に行くことはなくなったが、今でも行けばあのおバアさんが「お父さん、お元気?」と声をかけてくれるハズ…そんな温かいハートの店です。
おバアさんこそ元気にしていて欲しい。
塩分がヘッチャラのお若い方々、ニラそばがおススメです?
今回、イベントの開催が日曜日で「ぼんご」が休みだったので、おにぎりの代わりのラーメンネタでした。

さて、スタートは「Hearts Plus」から。

180vロビーには立派な祝い花。
Mayoちゃんってのはスゴイ人望だよな。

50コレがPlusのステージの上手がわ。
MarshallとNATAL。

60NATALのバーチ。
昨日発表した通り、NATALは今春よりヤマハミュージックジャパンさんが輸入&販売することになりましたからね…楽器店で見かけることも増えるかもしれなので、皆さん、ゼヒよろしくお願いします。

70Mayoちゃんはスネア・ドラムもNATAL。
メイプルの14"x5.5"。
布袋さんのバックを務めるスティーブ・バーニー絶賛の品。

80まず時間ピッタリにステージに現れて演奏をしたのは「Akko Machine」。

90Mamiya Jesse

100Akko

11_s41a0042 Y.O.U.子

120そしてMayo。

130v出だしからパワー全開!
出だしだからこそ「パワー全開」できるのか?…後のことは知らんということだな?…そんなことはないか?

140すぐ取れてしまうトナカイのカチューシャが気になる!

150Akkoさんも1曲歌を披露。

110v前回に引き続いて景気の良い演奏で一気に会場のテンションを引っ張り上げた。

155滑り出しバッチリの『MAYO FEST -REBORN-』じゃないの~!

160演奏が終了するとお客さんはとなりのNEXTへ大移動!
雨の中、行ったり来たりで熱心なお客さんはコレを17回繰り返したというワケ。
え、私?
ムリムリ。
なので、Marshallを使ってくれているバンドさんを中心に撮影させて頂きました。
身体がもたないのです。
この先のレポートは出演バンドさんのすべてにご登場頂いているワケではありません。
「ナンだよ!オイラ(あるいはアタイ)もMarshall使ってるのに出てねーのかよ!」ということもあるかも知れませんが、ゴメンなさい…次回の『-REREBORN-』とか次々回の『-REREREBORN-』でゼヒ!
「REREREBORN」なんて「レレレのオジさん」みたいでいいね。
 
アレ?右下…どっかでお見かけしたことのある女性が…。
 
「ハイ、Heats Nextさん、Hearts Nextさん…聞こえますか?そちらの様子はいかがですか?」
170「ハイ、コチラ、Hearts Plusです。
いつでもお客さんをお迎えできる状態になってま~す!」

30v 「Next」のステージのようす。
MarshallにNATALのアッシュ。
この写真を撮っていたら後ろから私の名前を呼ぶ女性の声が…

190おお~、EITA姫!

200vEITAちゃんはNextのオープナーを務めた「FullMoon」で出演。
Nextも時間通りにスタート!

300ねね

220vりん

230v一二三

240vそしてトラで参加のEITA。

250vFullMoonはMarshall Blog通算3回目のご登場。
前回は2014年の渋谷のイベントだったのでほぼ6年ぶり!
ずいぶん雰囲気が変わったな…と思ったらその時のメンバーで残っているのは、ねねちゃんだけなのね?
それとギターのえれんちゃん。

210ところが、そのえれんちゃんがインフルエンザで欠席というアナウンス。
何でも前回もインフルで出演できなかったとか?
そんな人っているのね。お気の毒に…。
この後でまさか「コロナウイルス」なんて厄介なヤツが登場するとは夢にも思っていなかったね。
ちなみに!
「virus」をウイルスと読むのはラテン式ですからね。英語は「ヴァイラス」ね。
ついでにやっておくと…コロナウイルスのワクチンが早く完成して欲しいところだけど、この「ワクチン」は英語で「vaccine」と書く。読み方は残念ながら「ワクチン」ではなくて「ヴァクシン」。
260下はロンドンの街中のクリニックで見かけた看板。
「Travel Vaccinations Available(旅のワクチン接種できます)」…ワクチンを接種することを「vaccination(ヴァクシネーション)」という。
オークランドのTower of Powerという有名なファンク・バンドに「Soul Vaccination」という曲があるよね(カッコいいけど、私はまず聴かない)。
ナンでこんなことを書いているのかというと、日本は「早期英語教育」なんて騒いでいるけど、まずは外来語を整理なきゃダメだと思っているから。
「virus」にしても、「vaccine」にしても、最近平気で使う「chaos(ケイオス)」にしても。「ウイルス」や「ワクチン」や「カオス」と読んだんじゃアメリカ人やイギリス人に通じないよ。
どうせ使うなら初めから英語式の読みからで覚えさせればいいじゃないか。
そうすれば少しは英語を勉強する苦労が軽減されること間違いないんだよ。
どうせ「早期英語教育」は国と教材業者が癒着しているだけでしょう。
だって、いくら小さいウチに学校でチョコチョコ英語を勉強したところで絶対に英語なんか喋れるようにはならない。
ナゼか?
答えは簡単。日常生活で必要ないから。必要のないことはまず身につかないと考えた方がいい。
こんなことは東大での頭のいい官僚さんたちは百も二百も承知のハズでしょう?
ただ、何と言っても「言葉」を作っているのは単語だから、「単語を覚える」という意味合いであれば若いうちから徹底的にイギリス英語の発音で子供に英単語をスリ込むというのは大変有効だと思う。
単語なんですよ、単語。
反対に「lockdown」だの「overshoot」だの「evidence」だの…こんなことは日本語で言え、バカ!
とにかく今の日本語はヒドすぎる!
ゴメンナサイ、私、英語の勉強で苦労して来ているから…つい。

11_s41a0573 EITAちゃんはもちろんMarshall。
ロックに真空管アンプのいい音をヴァクシネーション!

280「Mayoさん、お誕生日おめでとうございます!
私が知る限り、人生No.1の元気な人です。
いろんな意味で尊敬しています!」
Mayoちゃん、スゲエな~。
ホントにみんなの尊敬を集めてる。
後はタバコ止めるだな。
290そして、「3日前という直前のオファーにもかかわらずすべてを察してくれて引き受けてくれた」とEITAちゃんを紹介。
さすが、百戦錬磨のEITA姫!
一緒にMarshallのクリニックをやっていた頃がなつかしいね。S41a0103 Nextの1発目もFullMoonでいいように盛り上がった!

270「もしもしPlusさ~ん、コチラ大分盛り上がったところでそちらにお返しします!」
30v「ハイNextさん、ありがとうございます。お疲れさまでした。大分盛り上がったようですね~」
「コチラもイキますよ~。次の出し物は~」

180v男っぽくThe Blues Dog!

310Masayuki Watanabe

320Zakk Mylde

330Makoto

350v大柴

340vそして、Mayoおじさん。
以上、5人の男くさいラインナップ。

360vこのチームは80年代ハードロック。
やっぱりいいナァ。
演奏に加えて渡辺さんによるパワフルな英語のMCがすさまじい。
コレ、大好き。
恥ずかしがらずに成りきっちゃうところが最高!

370当然ギター・パートもバッチリとフィーチュア!

380「今歌っている人は厚木のThndersnakeのオーナーさんです!
Thundersnakeにも遊びに行ってくださいね~!」
と渡辺さんを紹介。
律儀な人だ。
こういう風に気配りできるところが彼女の人望を厚くしてるんだな。

11_s41a0276 その渡辺さんがお召しになっているWhitesnakeからは「Crying in the Rain」を熱唱。

390正統派トラディショナル・ハードロック・ドラミングもバッチリのMayoちゃん!
男らしい!

400v善明さんのテクニカルなソロが炸裂しまくり!

410最後もWhitesnakeの「Fool for Your Loving」で締めくくった!420vMayoの詳しい情報はコチラ
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430<中編>につづく 
 

200 
(一部敬称略 2019年12月22日 大塚Hearts Plus & Hearts Nextにて撮影)

2020年3月24日 (火)

四人囃子 再発プロジェクト・コラボレーション "稲葉囃子" <後編>

「先月Marshall GALAに出演しましてね…他の出演はメタル系の人ばっかりで、みんな若くてカッコいいんですよ。
それで、進行がピッタリ時間通りなんですよ。
メタル系の人たちは、ああいう細かいの演ってますからね、時間に厳しいんですかね?
みんないい人たちでした」
違います、違います。
台本をキチっと書いて、皆さんがその内容に沿って忠実に時間を守ってくださるからですよ~!
メタルだから時間に正確なワケではありません。
とてもいいことですけどね。「Punk」は滅法ニガテですけど「Punctual」は好きです。
そう、Marshall/NATAL/EDENをご愛用の皆さんに悪い人はいません!
「次は『'73 四人囃子』にも入っている私の大好きな曲」

80vこれまたドラムからのスタート。
リズムはワルツ。

10_seそこにヘヴィなリフが乗っかって…

20

30おなじみのギターのメロディが入り込んで来る。

40ホラ円盤が飛んできた!
お待たせしなかったでしょ!

50「おまつり」の歌詞を指して「不思議な歌詞」と稲葉さんがおっしゃっていたが、ホント、末松さんの歌詞は独特の世界感を演出する。
変に小難しくなく、やさしい言葉の連なりで、その情景がありありと頭に浮かんでくるところがスゴイ。
「♪映画に出たことのない人は乗せてあげられないって 円盤はすまさそうにそう言ったよ」
この「なんでやねん!」の感じがタマらない。
でも、そう言ったのは「円盤」ではなくて、円盤に乗っている「宇宙人」のような気もするのだが…。
あ、私としたことが…失礼しました!

60vそしてこのポップで楽しい曲調。
いい歌詞といい曲といいアレンジといい演奏といい音のすべて合わさるとこうなる。70稲葉さんもとっても楽しそうだ!
0r4a0143大二さんからご挨拶。
「2000年を超えてボックス・セット(『From the Vaults』のこと)とかをリリースさせてもらって、デビュー・アルバムも45周年…色々なテイクを出させてもらいましたが、『納得した形でやったらどうか?』ということで今回やらせてもらっちゃいました。
懐かしいメンバーやいいスタッフに囲まれてなんてシアワセなんだろうと思います。
またガンバリ始めました。
自分たちで責任を持てるのが最後だと思って来年(2020年)1年ガンバリます!」
イヤイヤ、まだまだゼンゼン大丈夫だと思いますけど。

90v「ココからは歌のない曲をいくつか演ります」と稲葉さんが紹介したのは「Lady Violetta」。100_lvこの美しい名曲を、大二さんが叩く…

120vNATALで。

130山崎さんが低音を奏でる…

140EDENで。

150そして、稲葉さんがギターで歌う…

160vMarshall ASTORIAで聴く。0r4a0017 このシアワセ!…わっかるかナァ、わっかんねぇだろうナァ。
ああ~、役得、役得。
その感動に追い打ちをかけるのが坂下さんのピアノ・ソロ!

180「この曲は森園とのセッション以外に何人もの人と演ってるから、これまで何回演奏したかわからないね。
こんなにみんなに愛される曲を作るアイツはスゴイよ」

230vこの曲のコンピレーション・アルバムが発売される情報等、ココで大二さんと稲葉さんで「Lady Violetta」談義。
「コレはパリジェンヌの絵?…から作られたんですよね?」と稲葉さん。
「オレも森に聞いた」
「絵から曲を作るなんてあり得ないですよね~」
この辺りの詳しいコトは森さん自身にインタビューして、前のMarshall Blogに掲載したことがあった。
アーカイヴ記事として皆さんにお見せできるといいな。
ところで、フランク・ザッパは子供の頃、絵が譜面だと思っていたとか。
それでミュージシャンになった時、何人かの演奏家に共通の絵を見せて演奏させてみたらあまりにも出て来た音がマチマチでガッカリしたとか…。
稲葉さんが続ける。
「森さんね~、新宿のDUGのワッフルがすごくウマくて2人で食べに行ったもんですよ」

200DIGとかDUGとかいえば、中平穂積さん。
スゴイよね~、あの写真は。とてもマネできん。
被写体のカッコよさもあるけど、写真の中の空気がとにかく違う。
大二さん曰く「その絵の辺りのことを森に教えたのは末松さんだと思う」
320vそして、トークの間に稲葉さん、シャツを脱いで次の曲に向けて気合いを入れた!

240vさすが稲葉さん、やっぱりクラプトンか~。

12b …と思ったらチト変だ。
よく見たら違う人!
私はクラプトンにウトいもんですぐにはわからなかった!
この方は広島のクラプトン研究家、Gen 'Eric' Wadaさんというお方。
よくできてるな~。265演奏したのは「なすのちゃわんやき」。
他のモノを決して寄せ付けない難曲に集中する4人の真剣な姿を見よ!

250v_nc

260v

270v

280v「プログレッシブ・ロックがどうの」とかそんなことはホントにどうでもよくて、日本のロック・バンドってこういう曲を作って演奏するチームがあまりに少ないし、少なかったと思う。
今、Dream Theaterに影響を受けたバリッバリでドロッドロのインスト曲を演っている若いバンドさんが散見されるけど、アレとはゼンゼン違うんだよな~。
「シンフォニック・メタル」とかいうようだけど、私のようなジジイには「音楽の心」みたいなモノをアソコから感じ取ることができないんだよね。
なんかゲームみたいで。
ムズカシイことをやってるな~、というところまではいいんだけど、その「ムズカシさ」はフランク・ザッパの曲のソレとは似てもに似つかないモノなワケ。
やっぱり「ブルース感覚の有無」によるところなんだろうね。

290ココでもASTORIAはいい仕事をしてくれた。
よくやった。でかした、でかした!
295vそういえばこの日、Player誌さんが取材に見えて4人のインタビューをされていた。
そのインタビューを掲載した雑誌はとっくの昔に刊行されているんだけど、見逃してしまった方はまだバックナンバーがゲットできるのでコチラからどうぞ⇒Player ON-LINE

11_pl それと、「Player」+「稲葉政裕」+「Marshall ASTORIA」という局面では以前こんなこともしましてね。
この時の音色は忘れられん。
でもコレからもう4年も経ってるのか…。
稲葉さん、信じられます?4年前ですって!
コレとはコレです ↓  ↓  ↓

"Cafe de Player vol.1"~Inaba Plays Les Paul with ASTORIA編

Playerさん、その節は素晴らしい音の機会をありがとうございました。
アレ?稲葉さん、この時もクラプトンTシャツだったんだ?!
しかし、稲葉さんは4年の間に全く変化がないね。うらやましい。

210「なすちゃ」が無事終了し、何事もなかったかのように再びシャツを身にまとう稲葉さん。
あ、ただ暑いだけでしたのね?300そして、ショウは最後の曲を迎える。
「稲葉くんの森に対する思いとデラックス・エディションのリリースにちなんで『初期の曲を演りましょう』と言ってくれたんだけど、来年は色々やります。
ボクらで良ければ演りますので、よかったら来てください!」
「ボクらでよければ」って、ホンモノじゃないですか!コレ以上のモノはないでしょう。

340v「大二さんの曲も演るんですよね?」

310「あ~、アレはダメダメ!
ラジオの交通情報の曲だから」
演りましょうよ「ブエンディア」!
私はすごい好き。

220v最後を締めくくったのは当然アルバムのタイトル・ナンバー「一触即発」。

350_is「日本のロック史に永遠に残り続けるであろう名曲」…なんて言うと当たり前すぎてツマらんね。

360vそれなら「45年の風雪に耐えた曲」だ。
コレも演歌みたいで変か…。

370要するに「オリジナリティに富んだカッコいい曲」ということなのよ。

380で、調べてみると1974年という年は、洋楽では『Burn』、『Country Life』、『Diamond Dogs』等が発表された年(スミマセン!この年って『It's Only Rock'n'Roll』とか、『On the Beach』とか、『Planet Waves』とか、『461 Ocean Boulevard』とか、世間一般で「名作」と言われているアルバムがたくさん出ているんだけど、私が苦手なヤツばかりで、ココの部分とても書きにくいのです)。
歌謡曲では「なみだの操」、「うそ」、「くちなしの花」、「襟裳岬」…まだ演歌が強かった。他に「学園天国」、「傷だらけのローラ」、「花とみつばち」。
ニューミュージックでは「神田川」、「こら、テツヤ!」、「岬めぐり」等々。
「一触即発」はこの年より前に作られていたのかも知れないけど、とにかく世の中がこういう雰囲気だった。
そうした「音楽が盛んだった時代」に出て来た曲なんですな。
この頃は一般の人は「ロック」を聴いていなかったので、よっぽど個性が強くないバンドでないとレコードを作ってもらって世に出てくることは出来なかった。
また、レコードを出すしか自分たちの音楽を広く聴いてもらえる機会がなかったんだから大変だ。
だから45年もの間、元気に生き残って来たんだネェ。
 
この期に及んで脱線して1974年のジャズはどうだったのかスウイング・ジャーナルのジャズ・ディスク大賞を調べてみると…金賞がキース・ジャレットの『Solo Concert』…いわゆる「ブレーメン&ローザンヌ」。
銀賞が敏子さんの『Kogun』…よしよし!
だそうです。

390「♪あ~ああ~ 空が破ける」…稲葉さん熱唱!

400vアクロバチックなインスト・パートはいつ聴いてもスリル満点!

395何度か間が空いているにせよ、45年にわたって稀代の名曲を奏で続けてきた2人。

410vこの日も完璧な演奏!

420いよいよ曲はクライマックスへ!

450終演後、ステージに立った大二さんと坂下さん。
お2人から最後のご挨拶。

460「皆さんも知っての通り、人間いつまで生きるかわかりません。
私としては四人囃子と何十年か前に作った曲をいい形で皆さんにお届けできればいいと思っています。
そして、若い人にもボクらの音楽が届いてくれるといいな…と思っています」と大二さん。

11_0r4a0250坂下さん…
「ラクに『できる』と言えている間はやっていきたいと思います。
来年の春にはまたやるみたいなので皆さん、どうぞご期待ください」

11_0r4a0256 そして、ペトゥラ・クラークの「Downtown」が流れる中2人はステージを後にした。

11_0r4a0258 さて、最後のご挨拶で坂下さんが触れた「来年の春」というのがコレ。
「スピンオフ四人囃子 feat. 根本要&西山毅」。
開催は4月30日、会場は六本木EXシアター。

4ex コレは一昨年の5月に名古屋のBottom Lineで開催したコンサートの再演だ。
この時は楽しかったな~。
 
2年経った今でも「どうして名古屋だけなんだ!東京はどうなってんだ、東京は!」と、パニック状態に陥ってしまいそうなので、いよいよ東京で開催することになった…ってところか。
490_1その名古屋公演のレポートはコチラ。
毎回Marshall Blog名物のグダグダとした「私の〇〇」のオマケつき。
   ↓   ↓   ↓
スピンオフ四人囃子 #3 <前編>:The BECK's と∞Z~私の有松
スピンオフ四人囃子 #3 <中編>:スピンオフ四人囃子~私の猿田彦様
スピンオフ四人囃子 #3 <後編>:スピンオフ四人囃子~私の光太夫

500さらにこの時は『Fullhouse Matinee』のDVDの鑑賞会を兼ねて同窓会も開いた。
コレも楽しかった~。

510v詳しくはコチラ⇒スピンオフ四人囃子のスピンオフ!

510その東京公演開催の話を耳にして怒ったのが大阪!
「ナンやねん!名古屋と東京だけて…ホンマ。大阪でやらへんのかいな!しまいにゃシバくで~、知らんけど」と、パニック状態に陥りそうだったので5月8日の大阪公演も決定した。
後は双方の公演が実現するのを待つだけ。
コロナくるな!

480v四人囃子の詳しい情報はコチラ⇒①Official Web Site ②facebook

Z5  

200
(一部敬称略 2019年12月13日 二子玉川GEMINI Theaterにて撮影) 

2020年3月23日 (月)

四人囃子 再発プロジェクト・コラボレーション "稲葉囃子" <前編>

05実はまだ昨年のライブのネタがいくつも残っている。
年が明けて出張が重なった後、プライベートで天地を揺るがす大事件が勃発(今はほぼ解決)。
今年に入ってゆっくりブログを書く時間がなく、それでもその後、NAMMのレポートに取り組んでいたりしたら今度は新型コロナ。
アッという間に世界の様子が変わってしまったネェ。
恐ろしいもんだ、アッと言う間だよ。
とにかく一日も早く終息して欲しいものだ。
さもないとコロナより恐ろしいことが起きてしまいそうだからね。
またココで思い出すのは達郎さんの言葉…とにかく「平和じゃないと音楽なんかできない」ことがよくわかった。
 
さて、しばらくは「まさかこんなことが起こる」なんて想像すらしていなかった頃のライブのレポートをお送りする。
まずは四人囃子の名盤再発に関連するコンサート…「稲葉囃子」のステージのもよう。

10v昨年の10月に『一触即発』のデラックス・エディションがリリースされた。
オリジナル・マスターテープの発掘により、このアルバムで初めて明らかになった音源やコンプリートなライブ音源にファンは歓喜の涙を流したことだろう…イヤ、流したのだ!

Asd パッケージを開くとこんな感じ。
いいね~。
23そして3枚のCD。
音がゼンゼン良くなったことは以前にも書いたね。

22それにしても、ジャケットがいいよね。
いちいち名前は出さないけど、昔は日本のロックもレコード・ジャケットに秀逸なモノが多かった。
ジャケットがいいから中身がよく聴こえるのか、イヤ、もちろん中身がいいからジャケットもステキに見えるんだろうけど、まさに見た目のと音のコラボレーションだった。
21cd11月にはアナログ盤もリリース。
(写真は私が持っている46年前のオリジナル盤ですので仕様に違いがあったらゴメンナサイ)
コレが再発プロジェクトの第2弾。

11_20r4a0543第3弾が3月11日に発売となった東宝レコード時代のその他のアルバム。
まずは『二十歳の原点』。
恥ずかしながらこのアルバムだけは聴く機会がなくて最近初めて拝聴した。
実にいい!20cdjデビュー前の音源を収録したライブ盤『'73四人囃子』。

11_73そして、もう一回『一触即発』!
『デラックス・エディション』とは異なるマスタリングのスタンダード・バージョンだ。

Asd_2 …と四人囃子の周囲がにぎやかでとてもよろこばしい。
 
そして、昨年末のライブ会場に戻る。
ロビーでは第1弾&第2弾のアイテムに加えDVD(後出)を販売。
40特製Tシャツも。

50会場の客席上空には「円盤」!

60「空飛ぶ円盤」といえばやっぱりこの形だよね。

70シングル盤ジャケットの円盤を忠実に立体化。

Seでも、こっちは大二さんと坂下さんのサイン入りなのだ!

80さて、「稲葉囃子」…この時、私にとっては約1ヶ月ぶりのステージ。
この日に先立っての11月9日。
東京キネマ倶楽部で開催されたMarshallのイベント『Marshall GALA2』に「SPIN OFF 四人囃子#1」名義でトリでご登場頂いたすぐ後だったのだ。

その時の様子はコチラ ↓   ↓   ↓
【Marshall GALA2】vol.9:SPIN OFF 四人囃子#1

85定刻になり、まずステージに上がったのはピアニストの秦万里子(はたまりこ)。140とにかく言いたいことはひとつ…素晴らしい演奏だった。

150v若い頃から四人囃子を追いかけていたという秦さん。
「泳ぐなネッシー」、「ピンポン玉の嘆き」、「カーニバルがやってくるぞ」の変奏をちりばめたピアノ・ソロ。

190大二さんにお聞きしたところによると、演奏は鍵なく即興なのだそうだが、構成力に富んだ、美しくも厳しい演奏はトリハダものだった。
また聴きたい~!

170v第2部は、1989年のMZA有明のコンサートのもようを収録した『FULL HOUSE MATINEE』の鑑賞会。
今回のプロジェクトでめでたくDVD化された。
四人囃子リイシュー・プロジェクト・キュレーターの灘井敏彦さんの解説付きだ。
収録されている演奏はもちろん素晴らしいが、四人囃子の5人とホッピーさんの若いお姿がとっても凛々しい!

200v そして、いよいよ稲葉囃子の4人がステージに上がった。

210岡井大二

220大二さんのNATAL。
メイプル・オリジナルのフィニッシュはホワイト・スパークル。

100スネアドラムは同じくNATALの「ハーフ・ビーデッド・スチール」。
ゴツイ見た目に比べて音はウォームだ。

110坂下秀実

230v稲葉政裕

240v稲葉さんはMarshall ASTORIA CLASSICが2台。
ステレオで使用した。

90山崎洋250山崎さんはEDEN。
WTP-600ヘッドとD410XSTキャビネット。

120vいつも書いてしまって恐縮だけど、今回も書かずにはいられない…大二さんの魅惑のシンバル・レガートでスタートしたのは…

260v_om「おまつり」

270原曲を忠実に再現する稲葉さんのボーカルズから…

300激情のインスト・パートを経て…

310祭りは締めくくられる。
いいナァ~。
やっぱり、いいナァ!
とてもシアワセな気分になる。
しかし、今年は三社さんできるのかナァ?
私は祭りマニアではないけれど、下谷も、小野照も、鳥越も心配だネェ。

S41a0033

2曲目も大二さんのドラムスでスタート。

330v_cy楽しい楽しい「カーニバルがやって来るぞ」。
私の四人囃子初体験は『一触即発』ではなく『ゴールデン・ピクニックス』だった。
「Flying」が終わってこの曲が始まった時、ノックアウトされた。

340v特に中間部の「Paris Canaille(パリ野郎)」のパートが好きだった。
1953年のLéo Ferréのシャンソン・スタンダード。
350私は映画音楽やミュージカルからロックに入ったこともあってドラマ仕立てのシアトリカルな音楽が大好きなのです。
今でもコレを聴くと心ウキウキ!気分ワクワク!!

S41a0142そしてイケイケのギター・ソロ!

360ん~、やっぱりいい音。トロけちゃいそう!

370vこの黒のカスタム・メイドのASTORIAは日本初公開。
残念ながらMarshallはもうASTORIAは製造していない。
モッタイないよな~。
ギターを弾くことの喜びを教えてくれるモデルだった。

380クリーンしか出ないのがASTORIA CLASSIC。
稲葉さんはこの足元でサウンドに彩を添えた。

390「四人囃子の音楽を聴いてくれて、喜んで頂ける人がいらっしゃる限り演っていきたい。
そんな機会を作ってくれた稲葉くんに感謝しています」
そう、「稲葉囃子」は稲葉さんのひと言で始まったチームなのだ。

400vその稲葉さんがバンドのメンバーを紹介。
 
「キーボーズの坂下秀実と申します」
410「お年寄りたちをダマって支えてくれています。お母さんとお顔が同じです」と紹介されたのは山崎さん。
わかるような気がする~。「お母さんとお顔が同じ」だなんて素晴らしいことです。
11_s41a0225「今日はしゃべらないつもりでガマンしていたんですけどツラくて、ツラくて!」
そんなのダメダメ!
稲葉さんのトークは絶品ですからね。
ドンドン語るべし!
ココでは「おまつり」と「カーニバルがやって来るぞ」についてオモシロおかしく説明してくれた。420にぎやかなMCから一転してシリアスな雰囲気で3曲目はスタート。

430_sk「空と雲」だ。

440大二さんと坂下さんがリレー・コーラスを披露。

0r4a0164坂下さんのソロに…

S41a0430 稲葉さんのギターが絡みついていく。

470曲のすばらしさを噛んで含めるように聴く者に染み入ってくる演奏だ。

480四人囃子の詳しい情報はコチラ⇒四人囃子オフィシャル・ウェッブ・サイト

490<つづく>
 

200
(一部敬称略 2019年12月13日 二子玉川GEMINI Theaterにて撮影) 

2020年2月21日 (金)

WOMEN'S POWER SPECIAL 2019~ AZAZEL+JEKYLL

 
日本を代表する女性ロック・バンドのイベントのひとつ、『WOMEN'S POWER』に久しぶりにお邪魔して来た。

10v今回のお目当てはコレ。

20『Marshall GALA2』で暴れまくってくれたMayoの…

150 AZAZELが仲良しのJEKYLLをボーカルズに招いたパフォーマンス。
AZAZELとJEKYLLが合体して「ジキゼル」。30ステージに上がったのは…
 
空也

30vYuri

40vMayo

50vそして、JEKYLL☆RONOVEからJEKYLL。

60v「アー・ユー・レディィィィィッ?」

70出て来るなりものスゴイ迫力で観客をアオるJEKYLL。

0r4a0175この声、この迫力!
猛烈なロック・フィーリングをまき散らす!

230v空也のリフからスタートしたのは「EGOIST」。
もちろんMarshallで。
こういうスタイルの曲はMarshallでないと音も見た目もサマにならない。

90vトラディショナル風味満点のドライビング・チューン。

100ヘヴィなドラムスがグイグイ引っ張る今風のハードロックだぜ!

110vそしてJEKYLLの魅力的な歌声が炸裂!
カ~ッチョいい~!
やっぱりロック・ボーカルズは「声」じゃのう。

120v「まだまだイクぜ~!」
2曲目は「Bloom」。

130この曲も空也のギター・リフで滑り出す。
クラシックには「メヌエット」とか「ロンド」とか「ソナタ」とか曲の形式を表す言葉ってあるでしょ?
それと同じように、「ロック」というのはギター・リフとギター・ソロがある音楽の形式を指すんだよ。
そして、そういう音楽が死に絶えようとしているのだ。
ああ、何とかしてこの「ロック」の伝統を守りたい!140vyuriのデス・ボイス爆発。

0r4a0155当然Mayoのドラミングが曲をハードに演出する。
実に男っぷりのいいドラミングだ!

150v「AZAZELです!
みんな、平日でも来てくれるなんて…」170「最高でーす!!」
ソレってN★OTOくんのタオルじゃないのッ?
「Carp」って書いてあるし。

210「Women's Power、やっと出れました!30年以上も続いている伝統のイベントですからね」
第1回目が1991年だそうです。
スゴイよね。
「今日はMIYABIの代役を頼まれました。
いつもはJEKYLL☆RONOVEというバンドで汚い人たちと演っています。
この機会を頂きありがとうございます。
仲良しのAZAZELと一緒でテンションが上がっています!」
今日はJEKYLLとAZAZELで「ジキゼル」になっているけど、紗良ちゃんをボーカルズに迎える時には「サラゼル」になる。
先日、AZAZELのライブの予定を見ていて腹を抱えて笑った。
まだボーカルズがキマっていないらしく、その予定に「だれゼル?」と表記してあったのだ。
おかしくない?S41a0155 「姉さん、とっても忙しいので今日引き受けてくれるなんて思いもしませんでした!」

S41a0091…と、手に持っていたモノを頭上に掲げた。
「12月6日にJEKYLL☆RONOVEのニュー・アルバムが出ました!」
頼みもしないのにサプライズでジキロノの新作の宣伝をしたのだ。
いい人だ~!

190vコレがそのニュー・アルバム『A Dream within a Dream』。
ワタシも聴かせてもらったけど、いいのよ~。
もちろんN★OTOくんのギターはMarshallだし。
こういうロックを演っていてくれる若いバンドがいてオジちゃんとてもうれしいわ。

200cd出番は早くも後半に突入。220Mayoのバスドラムが容赦なく迫りくるのは「DISCLOSE」。

S41a0100 そして、またデス・ボイス。

S41a0090 その間を突き抜けて来るJEKYLLの歌声!

80この曲もロックの伝統に根差したゴキゲンの1曲だ。

240何周も回って、そろそろこういうハード・ロックのブームが起こってもいい頃だと思うんだけどな~。
イヤイヤ、「ブーム」はヤメとこう。
消費税増税前の駆け込み需要のように、そんな一時的な盛り上がりがあるから落ち込みが大きいんだ。
ハードロックというスタイルはクラシックでいえばモーツァルトやベートーベンのような「古典派」、絵画で言えばモネやルノワールのように、「ロック」という音楽スタイルの幹でいてさえくれればいい。

245vステップを揃えて「HELIX」。

0r4a0043 観客をアオりながら歌ってますます会場のテンションをあげるJEKYLL。

260v空也とのカラミもバッチリ!

270Mayoは後ろで叩き狂ってるし…。

280vやっぱり仲良しのバンドのコラボレーションというのはいいモノですな。

290出番の最後を締めくくったのは「Song for」。
全曲アップテンポで狂熱のステージを披露した4人だった!

300v

310v

160v

340vみなさんはMarshall Blogには後日の『MAYO FEST』のレポートにご登場頂きま~す。
360『MAYO FEST』ではMayoはNATALを叩いていますからね。
お楽しみに!
 
AZAZELの詳しい情報はコチラ⇒AZAZEL OFFICIAL WEB SITE

180vJEKYLL☆RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒JEKYLL☆RONOVE official site

350vそれと、本日!
ジキロノの2人、JEKYLLとN★OTOは「THE GOLD DIGGERS」というチームで吉祥寺のCressendoに出演する。Ms_2 ドラムスはロサンゼルスをベースに活動するDOLLFACEのドラマー、misai。
misaiちゃんはNATALプレイヤーだ。
まさにゴールドな組み合わせが楽しみだ!Ms_1_2 「gold digger」というのは「金鉱堀り」か
でも、さすがmisaiちゃんですな。
The Golddiggersはかつてラスベガスで活躍した女性のエンターテインメント・チームの名前。
ちなみに170年以上前にカリフォルニア集まった金鉱堀りを「49ers(フォーティナイナーズ)」という。
コレは1848年に金鉱が発見され、その翌年に殺到したから。「49年組」ってところか。
もちろんNFLの「サンフランシスコ・フォーティナイナーズ」の由来はコレ。

49_2 それとついでに…「金鉱堀り」の映画をご紹介。
1948年、ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガート主演の『黄金』がそれ。
『黄金』なんてクソみたいな邦題が付いているが、原題は「シエラ・マドレの宝物」という。
かつてスティーブン・スピルバーグが何かのインタビューで「夢中になって観た」と言っていた。
「They sold their soul for the treasure of Sierra Madre」とある通り、砂金を見つけて欲に目がくらみ、ドンドン頭がおかしくなっていく金鉱堀り達の物語。
もうアカデミー賞に意味がなくなって久しいが、コレはアメリカのエンターテインメントが世界一だった頃の作品。
ちなみに、この作品は監督賞と助演男優賞(ウォルター・ヒューストン)がオスカーを獲得している。
残念ながらボギーは主演男優賞を獲れなかった。
『ハムレット』のローレンス・オリヴィエにかなわなかったんだね。
ローレンス・オリヴィエはイギリスのシェイクスピア男優。『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ、つまりヴィヴィアン・リーの旦那様だった。
とにかく、コレは72年前の映画(黒澤明で言うと『酔いどれ天使』が公開された年)だけど、観ずに死んでいくのはあまりにもモッタイナイ!
私は父の影響で、子供の頃にこういう映画を観て育ちました。
ああ、また観たくなって来た!
Treasure_2
200 
(ほとんど敬称略 2019年12月11日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)