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ライブ・レポート Feed

2017年4月21日 (金)

Loud Vibration~D_DriveとStrange,Beautiful and Loudのダブル・ヘッドライナー

D_Driveと…

10_2

Strange,Beautiful and Loudのダブル・ヘッドライナー。

15いきなり場面が変わって登場した冴えないオッサンはワタシ。
向かって右の信号の後方の馬に乗った銅像に注目。
場所は、ロンドンはトラファルガー広場。

20vそしてコチラはマンハッタンはコロンバス・サークル。
私が手を振っているのが見えるかな?←ああ、探さない、探さない…ウソです。
セントラルパークの南端の59丁目とブロードウェイが交差しているところ。
ああ、久しぶりにニューヨーク行きたいな~。
この二つの共通点は何か…。

30答えはコレ。

40今ならコレ。
ロンドンやニューヨークや東京からの距離程の起点となる場所だ。

50そして、この日本橋から千葉市中央区を結ぶ道路が国道14号線。
今日はその「国道14号線」を店名にした本八幡のライブハウス「ROUTE FOURTEEN」からお送りする。
Marshall Blogで取り扱うのは二回目のライブハウス。
小田原に国道1号線にちなんだ「ROUTE 1」というお店があるので、いつかそこで取材をするようなことになれば同じことをやるので、マーブロ読者の皆様は覚悟しておいて頂きたい。

60_14最初にステージに上がったのはStrange,Beautiful and Loud(以下、「SBL」))の三人。
三宅庸介

70v三宅さんはいつものJVM210Hと1960BV。

80v山本征史

90vヘッドは1992 SUPER BASS。
キャビネットは型番不明。

100v征史さん、今回はこんなモノを用意。
昔はこういうのゴロゴロしてたんだけどね~。
今の若い人たちは想像もできないだろうけど、私が若い頃はディレイなんてなかった。
もっと言うと、「ディレイ」なんていう言葉も一般的ではなかった。
そういったエコー系のエフェクターはせいぜい「リバーブ」ぐらい。それもアンプに内蔵されているヤツね。
やまびこ効果を得るにはこうしたテープ・エコーをゲットするしかなかった。
コレが高くてね~。
とても高校生なんかが気軽に買えるシロモノではなかった。
そこへ出てきたのが「アナログ・ディレイ」っていったっけか?テープの入っていないエコー。
アレはビックリしたナァ。
その頃はまだサイズが結構デカくて、音もすこぶる悪かった。
それが今ではスッカリ小さく安くなっちゃって…。
私は下の写真の上の機種を持っていて、自転車の荷台にくくり付けてスタジオへ運んだものだった。
40年近く前の話。「若い」ってのはすごいバイタリティだよね。

110金光健司

120v今日のNATALはブビンガ。
残念ながらブビンガのキットはもう製造していない。
狙っていた方、ゴメンなさい!
ウォルナットの製造は継続しています。

130一曲目は「mani」。
あらま、珍しい。

140vドッシリとしたへヴィ・ワルツでまずは雰囲気を作る。

150ウワ~、輪郭のハッキリしたブビンガのサウンドが聴いていてとても気持ちがよい。
ただし、SBLのセカンド・アルバム、『Orchestral Supreme』の中でこの曲のレコーディングで使われているのはバーチのキットだ。

160征史さんの1992とプレシジョンの組み合わせによるベース・サウンドもSBLの魅力のひとつ。

170vギター・ソロ。
まずは小手調べといったところか…ま、三宅さんの小手調べは他の人のハイライトぐらいの凄みがあるけどね。
190v
SBLにとって千葉での演奏は初めてとのこと。
三宅さん個人は25年前にcircusmindというバンドで出演したことがあるのだそうだ。
「Little Wing」か…。
「circus mind」はいいけど、あるパフォーマンスを指して「circus production」なんて言うのは大変な侮辱になるので要注意。
ちなみにPiccadilly CircusとかOxford Circusとか、ロンドンの地名に出てくるcircusはcircleということ。
25年ぶりということで、三宅さんすごくなつかしそうに…特にしてはいなかった。
この日、マイっちゃったんだよね…というのは、カメラ一式家に置いて出てきちゃったのですよ。
「あ!カメラ忘れちゃった!」と現場で三宅さんに告げると、「いいですよ、いいですよ、タマにはユックリ観るだけでもいいじゃないですか」と優しく言ってくれるかと思ったらさにあらず…。
「帰って取って来ます…」と言うと、「ハイ」とのお答え。
そして、私はこうして撮影したんだとサ。
あ~あ~、おかげさまでいいのが撮れましたよ~だ!
ま、自分が悪いんだけど。

180二曲目は「devil」。

200まだレコーディングされていない新しめの曲だが最近の三宅さんのステージでは欠かすことのできない人気曲。

210v続けていつもはオープニングに配置されることが多い人気曲の「if」。
前半のクライマックス。

220vやっぱこの曲は聴いてる方も燃えるね!そういう意味ではアタマではなくてこうして真ん中で演るのもいいかも?
Marshall GALAの時も大好評だった。

230vさらに「murt'n akush」。
アラアラ、「devil」、「if」、「murt'n akush」と来たら、天ぷら(エビ)にトンカツ(ロース)、続けて焼肉(カルビ中心)を頂くようなものです。

240後半は「bloom」、「petal」、「virtue」と大人タイム。
コレが三宅さんのやり方だ。
始めチョロチョロと出ていた火が徐々に大火事になっているくような…最後の「virtue」の後半のギター・ソロはショウの中での最大の聴きどころだろう。
こんなの他に演っている人は日本で他にいないんじゃない?
先ごろAllan Holdworthが亡くなり、Marshall Blogで追悼文を掲載した。そこに書いた通り、私は中学生の時からHoldsworthが好きでずいぶん追いかけた。
始めはあの速弾きにあこがれたが、段々音楽がわかるようになってくると、Holdsworthの本当のスゴさはギターを演奏する技術にあるのではなく、彼の音楽の独自性にあるということに気が付いた。
ギターのテクニックはその音楽のためのモノであることも後になって理解した。
音楽は曲芸や鬱憤晴らしをするものではないのだ。
日本にはHoldsworthのようなタイプのアーティストってのが出て来にくいね~。
三宅さんは間違いなくご謙遜するであろうが、「誰も演らない自分だけの音楽づくりに身を捧げる」という姿勢で音楽に取り組んでいるということに関してはHoldsworthと相通ずるところを感じる。
だからしょっちゅうMarshall Blogにご登場いただいている。
曲に関して言えば、正直、Holdsworthのモノより三宅さんの曲の方がカッコいいと思ってる。

250vStrange,Beautiful and Loudの詳しい情報はコチラ⇒三宅庸介facebook

260続いて…「Hyper Driving High」でD_Driveがステージに上がる。

270Seiji

280vSeijiさんはJCM2000 DSL100ECと1960AX。
このキャビ、中身は違うスピーカーが入っているのかとも思っていたが、正真正銘のCelestion G12M-25 Greenbackだったことが判明。
すなわち1960AX。

290Yuki

300vYukiちゃんもいつものJCM2000 TSL100と1960A。

310Shimataro

320vShimaちゃんも愛用のEDEN WT-800を持ち込んだ。

330ドラムはChiiko。

340vD_Driveはもうこのお店の常連さんだからして勝手知ったるところですわな。

350Seijiさんがハデに足をクジいたのもココ。
お立ち台から降りるときにグキってやっちゃったんだって。
その足もよくなったと思ったら、今はアバラ骨と格闘中だそうだ。
アレ、痛ぇんだよね~。
私も酔っぱらってイスのヒジ掛けに脇腹を強打してヒビを入れてみたことがあるけど、何せもうクシャミなんか出ようもんなら一大決心をしてからでないとマズイ。
しかもアレって治療のしようがないんだよね。とにかく骨がくっつくのを待つより仕方ない。
がんばれSeijiさん!

360vSBLもそうだけど、このD_Driveも替えのきかない稀有なチームだ。
男女二人ずつ混合のインストゥルメンタル・へヴィ・メタル・バンドなんて世界のどこを探しても他にないだろう。
そりゃ世界中くまなく探せば出てくるかも知れないけど、珍しいことだけは確か。
とにかくミュージシャンの方々には誰ももやらないことにドンドン挑戦してもらいたいナァ。
「コレは!」と思えばMarshall Blogは応援しますよ~。
あ、もちろんMarshallのファミリー商品を使ってきゃダメよ。
「結局それじゃん!」って?そりゃそうだよ~、宣伝だもん。
でも、ウチはちょいと違うよ、私みたいな音楽バカがやってるから。

370vリズム隊の二人に注目!
この写真、すごく気に入ってるのだ。
うまく撮れた。
カメラを取りに帰った甲斐があったというものだ。

380続いてアルバム『R』から「Advance and Attack」。

390「M16」でアタマ三曲を続けてぶっ放す!

400MCをはさんで新しいシングルから「Shape of Your Life」。
Yukiちゃんがお姉さんに捧げた作品。

410「Runaway Boy」が好き。
一番最初に聴いたD_Driveの曲だから。

420ガンガン行っちゃう今日のステージ。
その新しいシングルから「The Lat Revenge」。

430v何となくどのハコにも「攻略法」みたいなものがあって、ココに出慣れているD_Driveはその攻略法をガッチリ実践しているような感じがする。
私にはその攻略法はわからないが、よく行くライブハウスの照明、それと近隣の駐車場とうまいもの屋はバッチリと攻略してるぞ!(ココはまだ2回目なので無案内)
皆さん、うまいもの屋がないところのハコにはあんまり出演しないようにしてくださいね。

440「Mr. Rat Boots」…
490v
「Attraction 4D」…

470v
「Cassis Orange」…と新旧を取り交ぜたD_Numberが怒涛のように押し寄せる~!
480v
しかし、NATALって音がいいな~。
上に書いたように残念ながらこのブビンガは今のところもう入手できないが、音の傾向はメイプル、バーチ、アッシュと共通だ。
とにかくよ~鳴る!
ドラム・キットを買い換え、買い増しご検討中の方にはこの大英帝国が誇るドラム・ブランド、NATALを選択肢のひとつに加えて頂くことをおススメする。

510v
D_Driveの持ち時間もいよいよ残りわずか!

460きっと後半のクライマックスで出てくる「Russian Roulette」。

500v

Seijiさんの弾くリフが鮮やかにキマる!
この時はアバラ折れてないから!
でもまだ足がしんどかった。

520v「Screw Driver」…

530v「Over REV」ときて終わり!
12曲…スゲエ勢いだったな~。
しかし、どうでもいいけど、ココ、ものすごく音がデカいな~。
こんなにデカかったかな?
Marqueeみたいに建物が動いちゃいそうだよ。

540vD_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

550アンコールのセッションはD_Driveに単身三宅さんが加わるスタイル。
ところで、三宅さんがMCで触れてくれたんだけど、SBLとD_Driveが同じステージに立つのはMarshall GALAが初めてのことだったのね。
そのMarshall GALAは2016年の3月6日の開催。
そして、このライブが2017年3月5日の開催。
スゴクね?

560ナニを演るのかと思ったら、ナゼかクレイジー・ケン・バンドの「泣き虫装置」って曲。
え、違うの?

570ナニ?…コレSteve Vaiの曲なの?
しかも本当の曲名は「The Crying Machine」っていうの?どっかで聴いた名前だ。
え、「ジジイはSteve Vaiなんか知らないんだろう」って?
580
冗談言っちゃイケね~よ。
こちとら大のZappaフリークだぜ。
Steve VaiがZappaのところでStunt Guitarやってる時から知ってんだい!
『Shut Up 'n Play Yer Guitar』の頃だから1981年ぐらいだな。
私がSteve Vaiの名前を知った頃にまだ生まれていないマーブロ・読者もいるんじゃない?
その後すっかりスターになっちゃって…。
一応こんなのも持ってるんだよ。
10インチ盤って持ってるだけでナンカうれしいよね。
でもこの曲は知らなかったので大いに驚いた。
こういう感覚がまたすごく受けるんだろうね。30年以上聴いていないけど、確か下のアルバムでは必死にZappaのマネッコをしているんだよね。

30r4a2375ソロ回しの儀が盛大に執り行われたことに触れるまでもない。590v

600v

610超大爆音の中、すべてのプログラムが終了。
楽しかったね~!
ああ、耳がチョットCryingだわ。

620<オマケ>
D_Driveも愛用しているMarshall HEADPHONES。

2img_0752そのポップ・アップ・ストアが今新宿髙島屋に設置されている。
新宿にお越しの際にはゼヒお寄り下され!


詳しくはコチラ⇒Marshall HEADPHONES~音のあるくらし

0r4a23221965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年3月5日 本八幡ROUTE FOURTEENにて撮影)

2017年4月19日 (水)

WITHIN~NAKED MACHINE、KRUSHGROOVE、YouRaw

自分のアタマが悪いことは百も二百も承知した上での話。
でも、誰しもどうしても覚えられないことってあるじゃない?
私の場合、英語に関して言うと、ひとつは「lay」という単語。
意味は「横たえる」という他動詞。コレがlay-laid-laidと時制変化をして、現在分詞がlaying。
これだけなら何ら問題はない。
不規則に時制変化する動詞にビビっていたら英語なんて到底勉強できない。
厄介なのは、相棒に「lie」なる「横たわる」という意味の自動詞があって、コイツがlie-lay-leinと変化して、現在分詞がlyingとなりやがる。
さらにArgentやThree Dog NightやQueenの「Lier」という曲でおなじみの、「ウソをつく」という動詞の「lie」という裏ワザまで持っていやがる。Steely Danにもいあるね。
こちらはlie-lied-liedと規則変化する。
この中で一番使うのは「横たわる」の「lie」かナァ?
何しろ頭がこんがらがっちゃって、いつまでたっても正しく使うことができない。
さ、今日のMarshall Blog、間違いなくこのあたりで読者が半分になったな。
でも、もう一個やるよ。
それはね、「ロー」なんですよ、「ロー」。
日本語で書くとせいぜい「ロー」か「ロウ」の二通りだけど、英語の「ロー」はすこぶる厄介なんだな~。
こちらは名詞か形容詞なので覚えやすそうなんだけど、それがなかなか覚えられないときてる。
やってみようか?
まずは<L>チーム。
law : 法律
low : 低い
次に<R>チーム。
raw : 生の 
row : 列 
ま、本当のことを言うと、「low」と「law」は確実に覚えているのね。
で、「連続で」という意味の熟語に「in a row」というのがあって、結構よく使うんだけど、「生」か「列」かでいつも悩んでしまうのですよ。
ちなみに同じ音で「roe」というのもあって、コレは「魚の卵」という意味。
厄介なのは発音。
会話の前後があるので意味を取り違えることは実戦の会話の中ではあり得ないんだけど、我々英語学習者の耳にはよっぽど意識をしていないとすべて「ロー」と同じに聞こえる。
ネイティブさんは三歳の子供でももちろんこれらをすべて正確に聞き分けることができる。
日本人も昔は「じ」と「ぢ」の発音を使い分けることができたというが、今コレができるのはヒサヤ大黒堂の社員の方々だけだ…ウソです。
ちなみに「row」は映画『ウッドストック』にも出てくる通り、「漕ぐ」という動詞や、「騒々しいケンカ」という意味もある。
あ~、ややこしい~!
ココまで完全に今日は読者を失ったかも知れんな。
  
さて、なんだってこんなややこしい話をしたのかというと、目黒鹿鳴館でシリーズで展開しているイベント、『WITHIN』に登場したバンドさんのひとつがこの話題に大きく関わっているからなのだ。
この日、三つのバンドが登場したが、そのトップバッターがYouRaw。
ハイ、上を見てください、。
「R」チームの「a」の「raw」は「生の」という意味。
バンド名の由来は存じ上げませんが、こういうことがあると今までどうしても入ってこなかったことがスンナリ頭に刻まれて覚えることができたりしちゃうんだよね。

10シンガーのMasa Oryu

20vギターはH TsunagaとT Nakata。

30

40vベースはShogo Kimura。

50vドラムのRyu Usuki。

60vこういうロックはいいナァ。

70AOM(Adult Oriented Metal)を標榜するツイン・リードを前面に押し出したハードロック。

80やっぱりこういうロックにはMarshallのギター・サウンドが欠かせませんな。

3img_0298 そして、You Raw恐るべし!ものスゴイ動員力でフロアはパンパン!

100v飛び切りイキの良い正統派ハードロックで冒頭からイベントを盛り上げた

S41a0044 リズム隊の二人がかなりお若いようだったが、新旧の交流は大歓迎だ。
若い人たちをジャンジャン取り込んで正統なロックを確実に次世代伝承していって頂きたいと願っている。
  
YouRawの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

110続いての登場はKrushgroove。

120Tetsuya Horie

130vKoutarou "TOMMY" Tominaga
220v
Etsuo Ishikawa

150vYasuo Nagai

160vところで、今日ステージに上がっているMarshall。
時々こうしてAキャビを横にして「Bキャビもどき」で使う人がいるが、二つ積んでいるのは初めて見たな。
コレも日本人の生活の知恵でしてね。
海外のミュージシャンがやっているのを私は見たことがない。この写真をMarshallの連中に見せたらビックリしていた。
AキャビとBキャビの音の違いは、形やスピーカーの取り付けの向きもさることながら、質量の違いが大きい。

180vそして、この上に載っている2203のオーナーはTominagaさん。

3s41a0159
シリアルを見ると1977年製のもの。
JCM800シリーズ以前、いわゆるJMP時代の2203。
「2203」の定義は「100Wのマスター・ボリュームつき、2インプット」。
裏ブタは自家製。
本当に最近まで知らなかったんだけど、2203はこのJMPスタイル、すなわちセンター・コントロール・パネルにフロント・パネルを横切るホワイト・パイピングのモデルが最初かと思っていたら違うのね。
つまり一番最初、マスター・ボリュームのモデルを開発した1976年にはビンテージ・コスメティック(今の1959SLPみたいなヤツ)の2203を作っていたのだ。

190コレがその実物。コレで2203。

3s41a0009 Krushgrooveは今年で結成26年!
ハードでグルービーなロックサウンドをクリエイトすることを是としているが、まさにその通り。

3img_0325 Tetsuyaさんの歌を前面に押し出したメンバー全員が一丸となった演奏は実に気持ちの良い、楽しいものだった。
26年…スゴイ!
210v
Krushgrooveの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

230そしてヘッドライナーが登場。

240_2NAKED MACHINE!

250KAN

260v里村 源多朗

270v杉浦智和

280v峯村武憲

290v石川達也

300vオープニングは「Evil eyes」。

310堰を切ったように一気に押し寄せてくるメタルの土石流!

S41a0225 その響きはあくまでも「正統派」…しれがネイキッド流!

330二曲目は「To the Top」。

340一曲目同様にまっすぐの剛速球。
投げた音玉が曲がる気配が全くない。曲がりもしなければ落ちもしない。

350源ちゃんのソロが冴えわたる。
厳格なソロだ。
そう、源ちゃんのプレイには他人の意見など絶対に寄せ付けない孤高の厳しさを感じる。

360vその源ちゃんのプレイを下手で支えているギター・サウンドもMarshall。
杉浦さんはリズム・ギターでガッチリ!
380v
続けて「Chained Mystery」。
「待ってました」感のテンションが落ちない客席。すごい盛り上がりようだ!

370そして、NAKED MACHINEのステージの見せ場のひとつ…源ちゃんのア・カペラ・ギター・ソロ。

400v_2 出す音ひとつひとつに重みを感じさせるプレイだ。

Img_0465 今年2月に7年半ぶりにリリースしたセカンド・ソロ・アルバム『PAIN OF CREATION』も大好評だ。
415cd
トリッキーなワザを組み込むワケでもなく、ここでも源ちゃんの質実剛健さが発揮されたプレイを見せてくれた。
もちろん割れんばかりの喝采!

410v持ち時間が少ないのでサッサとセットリストの駒を進めるよ…「Standing alone」。

430v半分ネイキッドで熱演を繰り広げている達也くん。
460v
ドラムはNATAL。
おかげさまで「NATAL」の名もだいぶ浸透してきましたよ~!
日本語のウェブサイトもありゃせんのに本当にありがたいことで…。
それもこれも達也くんのようなNATALアンバサダー、すなわちNATALをお使い頂いているドラマーの皆さんのおかげ。
450v
こんなに後からやって来て、どこへ出しても「音がいい!」とホメられて…幸せなヤツですNATALは。
Marshallファミリーのドラ息子、焦らずジックリ取り組んでいきたいと思っている。
ドラム・キットの買い替え、買い増しをご検討のドラマーさんには選択肢のひとつにゼヒ加えて頂きたいと思う。
200
今月はじめにNAKED MACHINEも出演した自身のバースデイ・コンサートで32曲を叩ききった達也くん。
もちろんドラム・キットはNATALだったワケだが、終演後こんなことを言ってくれた。
「NATALでなければ32曲、とてももちませんでした!」
NATALのキットはとてもよく鳴ってくれるので力を入れる必要がなかったというのだ。
ま、下の写真はどう見ても力が入っているようだけど…もちろん力を入れたら入れたなりのパフォーマンスを返してくれる。
440v
名曲「Eternal Moon」。
この曲、一度聴いただけでバッチリ頭に入った。上に記した達也くんのコンサートでも演奏したんだけど、もうメロディが頭の中から出てきたんよ。
こんなことを思うのは私だけだろうから無視してもらって構わないんだけど、Al Di Meolaの「Race with Devil on Spanish Highway」のメロディを感じてしまうんだな。
それもあって、ものスゴく親近感を覚えるのだ。
そういうのを「名曲」と呼ぶ。
またね、魅力的な声でカッチリと歌うKANちゃんがいいんだ~。
420
源ちゃんはいつもは1959派。
普段から寡黙な源ちゃんにはやはり硬派な魅力に横溢しているな。
「言いたいことはオレの指が言ってくれる」…コレはリッチーのセリフだっけ?それが源ちゃん。

470v本編を締めくくったのは「Fight to Survive」。

480全部で6曲と短いステージではあったが、写真を見ての通り…

490「五人六脚」とでも言いたくなるような完璧なまでの一体感が素晴らしい!

500vハードロック、へヴィメタルのコアの部分を受け継いでいってくれるチームであることは間違いない。

510vアンコールに応えて「Walk Don't Run」ですべての演目を終了した。

520v来る5月27日には同じくココ目黒鹿鳴館で『NAKED MACHINE presents 源多朗生誕祭』なるイベントが開催されるのでそれも楽しみだ!

NAKED NACHINEの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIALWEBSITE

5301965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年3月4日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2017年4月11日 (火)

【春のオガンちゃん祭り 2017】 Tomi-Iso Blues Dogs 士農工商犬ブルースマン

【春のオガンちゃんまつり 2017】の最終回は久々の高円寺JIROKICHI。
在米ブルース・シンガー/ギタリスト、Tomi Isobeの登場だ。
JIROKICHIは1975年のオープン。
創業40余年の老舗ライブハウスだ。
ところが私はほとんど来たことがなくて、初めてお邪魔したのはChris DuarteのバックをSavoy Truffleが務めた時のことだから、さほど昔ではない。
考えてみると、初めての時もオガンちゃんだったんだな。
Marshallという商品のキャラクターから、この仕事についてからもお邪魔することがなかった。
正直、今回が人生で3回目か4回目…多分3回目。

10…ってんで、以前は楽屋にも入ったことがなかった。
そして、今回楽屋にお邪魔させてもらって「おお~!」ということになった。
それは壁に飾ってある歴史的なポスターたち。
『生聞』!
残念ながらポスターには開催年が記していないので、いつのコンサートなのかは正確にはわからないが、憂歌団の名ライブ盤、『生聞59分』がリリースされたのが1977年のことだからその近辺だったのだろう。
ちなみにこのアルバムをリリースしたレーベルはSHOWBOAT。おもしろくない?東京エリアの人以外にはピンとこないか…。
高円寺つながりね。そして、高円寺といえば、ウチは「太陽」の煮干しラーメンか「天すけ」の天ぷら定食卵つき。
最近は「セルフ焼肉」とかいうのも登場して話題を呼んでいるようだ。
「渡辺貞夫とのクロス・サウンド!」なんて書いてある。
4:30開場で6:00開演っていうのがスゴイな。
不幸にも塩次さんは亡くなられてしまったが、他は今でもバリバリと精力的に活動を続けている方々ばかり。
その40年前の演奏…さぞかしスゴかっただろうな。

20vこんな憂歌団のパネルも。京都のサーカス・サーカスの時の写真なのかな?
調べてみるとサーカス・サーカスも1975年のオープンだったそうだ。
まだお店がある時分に二度ほどバンドで京都へ行ったが残念ながらお邪魔したことはなかった。
で、ヨソさんのウェブサイトを拝見すると、このい店は終演後「反省会」というものがあって、お店のマスターからバンドの演奏に関して気になるところをズバズバ注意されていたらしい。
つまり、お店の人も真剣にバンドの演奏を見ていたんだろうね。
とにかく今はライブハウスが多すぎるって!
私の感覚では1/50ぐらいに減らしていいのではないかと思っている。
そうすればチョットやそっとじゃライブハウスに出れなくなって「すこしでもいい音楽を作ろう」とか「他のバンドと違うことをやろう」とかいう風潮が強まって音楽がよりよいモノになるのではなかろうか?
そうすればミュージシャンの地位も上がるし。
我々が高校の頃はライブハウスに出演できるなんていうのは、「成功」の部類だったからね。
今は「どこそこに出ている」なんて聞いても何の驚きもないし、そもそも毎日のようにライブハウスができるのでもうサッパリわからん!
ヘタすりゃ武道館で演奏することもさして凄みがなくなって来てるような気がするもんね。
以前にも書いたけど、ラジオを聴いていてブッたまげたことがあった。
バンドは誰だったか忘れてしまったが、ひと通り成功を収めているようで、こんなことを言っていた。
「ボクらがココまでこれたのは、まだロクに演奏できないうちからステージに上がらせてくれた○○というライブハウスのおかげです」
ハ?
The Shaggsか?
「演奏できないうちからステージに上がる」って一体どういうことなのでしょうかッ?
ま、私はそんなのおかしいと思うけどね。観客からお金を取るんでしょうに…。
いくら成功したとしてもそんなの一時的なもので、ナニひとつ音楽的な業績を残すことはないでしょう。

80
このポスターも年が載っていないのでいつのものかわからないが、この年の3月に出演者していたのは…
鈴木茂グループ/エド+シバ/ミッキー吉野グループ/水橋孝/友部正人/渡辺貞夫/金子マリ/
上田正樹とサウス・トゥ・サウス(3日)/大友義雄/本田竹広
…となっている。
ジャズの人が多かったんだね~。

40v20周年記念月間のポスター。1994年とある。
上に記した通り、モノの本によると、オープンは1975年2月となっているので、少し早めに記念したのかな?
ボ・ガンボスに始まって、金子マリ、ムッシュかまやつ、上々颱風、峰厚介、木村充輝+渋谷毅、シナロケ、増尾好秋、山下洋輔、ウエストロード、香津美さんも出演している。
そして締めくくりはNATIVE SONというすごいラインナップ!
このまだ音楽が熱かった時代は一体どこへ行ったんだ?

30v

2000年2月の25周年記念月間。
20周年の時と比較的似たラインナップ。

70v

30周年記念月間。

50v35周年記念月間。
マリさんとか木村さんとかズ~っと参加し続けている方が少なからずいらっしゃるところがスゴイね。

60vそして、今日のポスターがコレ。
「士農工商犬ブルースマン」だって!
ブルースマンの地位は犬より低いということらしい…そんな!
あ、Marshall Blogでは「ブルーズ」という表記を使いません。ミスタイプではないのであしからず。
最近、井上ひさしの本で読んだのだが、「士農工商」といったって、江戸時代のお百姓さんのイジメられようたるや、それはそれは悲惨なモノだったらしい。
なんだかんだ言っては厳しい年貢を課し、そこからまた搾取が繰り返されるという…ま、今も似たようなことが一般市民に向けて形を変えて行われているワケだけど、時に名前は忘れちゃったけど、将軍様に収める米を作る天領の農家は地獄だったという。
何しろ、規定があって、米一俵の中に傷んだコメが数粒以上入っていたらハイもうおしまい。
コレは持ち回り制になっているが、当番に当たった天領の農家は、村人が総出で米を一粒ずつチェックしたというのだ。
でも、こうした米農家より悲惨なお百姓さんがいたのだそうだ。
それは「藍百姓(あいびゃくしょう)」といって、あの青い染料を作る農家のこと。
英語で言えば「インディゴ」なんてカッコいいけど、あの藍を作る農家の生活の辛さは米農家をしのぐ想像を絶するものだったらしい。
興味のある人は井上ひさしの伊能忠敬の伝記『四千万歩の男』をご一読あれ。

90vハワイ在住の日本人ブルース・マン、Tomi Isobeの日本ツアー16本。
その前半の東京公演のうちのひとつのレポートが今日のMarshall Blogだ。

100Tomi Isobe

110小笠原義弘
230v
Marshall Blogでは珍しいリハーサル時のショット。
2img_0019 オガンちゃんの後ろはEDEN。

120先代のフラッグシップ・モデル、WT-800と4x12"キャビネット、D410XST。

130v足元のようす。

140小野秀夫
ツアー中、ドラムスは公演によってはロジャーさんが担当した。

150v稲葉政裕

160vコレもリハーサル時のショット。

2img_0018 稲葉さんが使用するMarshallはASTORIA CLASSIC。抹茶くん。
ASTORIA CLASSICは「私がいい音を出しますから、お好きなエフェクターで安心してギター・サウンドをアナタ色に染めてくださらないこと?」。
そんな高貴なマダムがASTORIA CLASSIC。

170今日、稲葉さん色にASTORIAを染め上げるツールはコレ。

180アメリカ在住のIsobeさんの人生を音楽で語り上げていこうというご自身でも初の試み。
スタートは寒い寒いシカゴ。
シカゴと言えば『お熱いのがお好き(Some Like It Hot)』。もう死ぬほど好きな映画。
あれは殺人事件を目撃したミュージシャン、ベーシストのジャック・レモンとサキソフォニストのトニー・カーティスが女装をしてフロリダへ逃げる話。モンローがメチャクチャ可愛かった。
「Nobody's perfect」という最後のセリフはアメリカ映画の名セリフ100選の48位に選ばれているらしい。
挿入歌「Bye Bye Baby」はジャズ・スタンダードにもなっているし、Barney Kesselは『Some Like It Hot』というジャズ・アルバムを作っている。
「Windy City」の愛称で知られるシカゴってのは寒いんだってね~。
しばらく住んでいた家内の友人から聞いた話では、厳冬期には外出禁止令が出るとか…。無防備に外に出て冷気を吸い込むと肺が凍って死んじゃうんだって!
私は暑いところだったら寒いところの方がいいけど、さすがにそれはチョット…。

190TomiさんのシカゴはLAに向かう国道66号線の起点。
そう、歌うは「Route66」。

200vTomiさんが向かうのはココ。
サンタモニカにあるRoute66の西の終点だ。
以前『名所めぐり』で紹介したので興味のある方はコチラをどうぞ⇒【イギリス-ロック名所めぐり <番外編>】マーブロ聖林へ行く~Mar-Blo Goes to Hollywood <後編>

800 今日の稲葉さんはES-335。
ASTORIA CLASSICとES-175の組み合わせは試したことがあるが、セミアコの音は初めて耳にする。
ん~、「メッチャいい音!」とか言いようがないわ、こりゃ!

210v「シカゴからカリフォルニアに行ったんですが、遊びすぎて奥さんに怒られてブルースに入ります。僕の人生そのものです。『ちょっとヤバくなって来たな~』という歌」

220Lightnin' Hopkinsの「Trouble in Mind」。
Tomiさんの歌声はのびやかでとても味わい深いものだが、ギター・プレイもウォームで実にいい感じだ。

240vピックを使わない指弾きスタイル。
これで16分音符のカッティングを演っちゃう。

2s41a0177 稲葉さんのソロ。
このプレイあってのASTORIAサウンドだな~。
ところで、多分なんだけど、今稲葉さんでMarshall Blog史上初めてのことが起こっている。
ナンだと思う?
同じ週内ではないんだけど、7日間、すなわち一週間のうち、プロのギタリストが親子でMarshall Blogにご登場いただくのは初めてのことではないかしらん?
稲葉さんのご子息は喬之くんといって、先週の金曜日【オガンちゃん祭り】の一本目にご登場頂いた。
ご協力ありがとうございます!

250v「自分の人生にトラブルが入って来た!でも、まだあきらめない。今はダメだけどまた朝日が必ず上ってくる…と思っていた頃の曲」
オリジナルの「I'm Messed Up」。

260vこの曲のオガンちゃんのランニング・ベースがあまりにもスゴかった!
もうトリハダ立ちっぱなし。
オガンちゃんの中でも私が最も好きな類のプレイ。

280

この右手。
何かこう豆をつまむような動きとでも言おうか…チョットぎこちないように見えるんだけど。

290この右手が呆れるほどすさまじいグルーヴを出すんだな~。
フト気が付くと、Art Taylorのプレイとか、右手のシンバル・レガートの「♪チンチキチンチキ」だけ聴いていて1曲終わっちゃったりすることがあるんだけど、このオガンちゃんもそう。
ベース・ラインだけで一曲聴けちゃう。

300「引きこもりになってしまった…昼間からカーテンを閉めてバーボンを飲んで…」
曲は有名な「Woke up This Morning」…「朝起きたらオレのベイビーがいなくなってた」というブルースの基本にして古典的ナンバーをルンバで。
ウシャコダも昔よく演ってたな~。

2img_0052 稲葉さんとの掛け合いが楽しい!

310続けてブルースのスタンダード、「Thrill is Gone」…ウワ!コレも偶然金曜日に出たばかり!
奥さんがいなくなってオレは自由だ!
ということで、Tomiさんはシングル・ファザーになった。
オリジナルで「Single Daddy Blues」。
と、こんな調子でブルースでTomiさんの半生がつづられていく。
第一部を締めくくったのは最後はBilly Paulという人の「Me and Mrs. Jones」という曲だった。

380 
休憩をはさんで始まった第二部もTomiさんのオリジナル曲とブルースのスタンダード曲でショウは展開した。

2img_0045 Freddie Kingの「Sugar Sweet」ではまたしてもオガンちゃんのスーパー・プレイが!
ク~、タマらんぜよ!
360
小野さんとのコンビネーションも最高!
330
そして、この曲での稲葉さんのソロが本当にスゴかった。
フレーズ、構成、音色…どれを取っても完璧以上に完璧!
あまりにもすごいソロに客席から大きな拍手が浴びせかけられた。当然です。

320vイヤ~、この2人、わかっちゃいるけど恐るべし!
アレ?MarshallにEDENじゃん!偶然だな~。

270

Ray Charlesの「Unchain my Heart」。

340v歌にギターにとTomiさんの熱演もすさまじい!

400v
その熱演を支える完璧なバック陣。
370v

390v
「Unchain my Heart」ではバップ・フレーズがガンガン飛び出して来て気持ちいことこの上なし。
これが「イナバップ」か!←コレは私が勝手に言っているだけです。
410v
Tomiさんは21歳ぐらいまで六本木や赤坂のクラブのハコバンをされていたそう。
黒人と自分の声のどちらが大きいか比べたくて何もわからずにジョージアへ行ってしまったという。
そんなバカな!
最後の曲は稲葉さんのルバートのソロで始まった。
350「Georgia on my Mind」
2img_0120
アンコールでは飛び入りゲストをお迎えした。

420シカゴ時代からの盟友、菊田俊介!
菊田さんとは以前Marshall Blogでもレポートした教則DVDの撮影の時以来。
4年ぶりにお会いしたんだけど、一発で思い出してくださってビックリ!
さっそくASTORIA CLASSICにご興味を持って頂いた。

430v菊田さんを迎えてのJunior Wellsの「She Wanna Sell my Monkey」!

440v
ソロが全員に回される!
460v

470v

450v

そして、また菊田さん!

1s41a0236 イヤ、もう演奏もショウの構成も最高に楽しめる素晴らしいライブだった!
  
Tomi Isobeの詳しい情報はコチラ⇒Tomi Isobe Music

小笠原義弘の詳しい情報はコチラ⇒DANCIN' FUNKY BASS!!!

480【春のオガンちゃん祭り 2017】はコレで終了。
また来年!
オガンちゃん、ありがとう!

490(一部敬称略 2017年3月23日 高円寺JIROKICHIにて撮影)

2017年4月10日 (月)

【春のオガンちゃん祭り 2017】 小笠原義弘×濱口祐自 WITH A SECRET GUEST ON DRUMS!!

今日の『春のオガンちゃん祭り 2017』でお邪魔しているのは汐留のBLUE MOOD。
隣は築地の青果市場、そしてチョット先は築地魚市場。
考えてみれば、ココはロンドンのコヴェント・ガーデンとマンハッタンのフルトン・マーケットが合わさったようなところだな。
あ、…出ちまった、フルトン・マーケット。自分で出したんだけど。
そんじゃ今日はまずニューヨークで脱線させて頂くよ。
私にしては珍しいアメリカ・ネタだよ。

10v私はね、ニューヨークは大好きなの。
下は1996年に初めてニューヨークへ行った時、タイムズスクエアのVirginで買った『Leonard Berstein's New York』というコンピレーション・アルバム。
リリースされたばかりで店先にドカンと平置きされていた。
レナード・バーンスタイン…イヤ、ここからは「レニー」と呼ばせて頂きますよ、ミスター・バーンスタイン。
このアルバムは、レニーが手掛けたニューヨークを舞台にしたミュージカル、『On the Twon(踊る大紐育)』、『Wonderful Town(日本未公開)』、『ウエストサイド物語』等の代表曲をコンパイルしている私の大の愛聴盤。
コレで知ったのだが、『Wonderful Town』の挿入曲で「What a Waste(何たるムダ)」というのがある。
成功を夢見てニューヨークにやってくる若者を諭す歌だ。
これが実にいいんだな。
「故郷へ帰りなさい。西へ戻りなさい!お前が元いたところへ帰りなさい!一体どうしてオハイオを捨ててきたんだ?」と始まる。
おもしろい曲なので歌詞をチョット訳してみようか?
「目を輝かせたキミのようなたくさんの若者が毎日街にやってくる。
天下を取るんだと言ってね。
ピューリッツァー賞を獲るんだって言ってね。
でもヒドイもんだよ。みんな厳しい現実にビックリしているよ。
結果は…トムもそうだった、ディックもそうだった。
そして私もそうだった…っていうのが関の山だ…」
とここから成功を夢見てニューヨークへやってきた若者の経験談が始まる。
 
「ダルースの生まれながらの作家。
7歳で本を出した天才タイプだ。
学校では演劇の台本を書き、新聞を作っていた。
もちろん学校は主席(summa cum laude)で卒業…でも、そんなことはどうだっていいこと。
ニューヨークにやってきた。
出版社のスタッフで働かせてもらった。
チャンスと言えばそれだけさ。
それからいうもの私は一言も書いていないよ。
何たるムダ!(What a waste!)
何たる時間と金のムダ!」
自分のことだったんですな。
  
「デトロイトの素晴らしいアーティスト。
ピカソが驚いた。
フランスに渡ってベレー帽を買った。
モンマルトルに住んでガッチリ勉強した。
ニューヨークにやってきた。
個展を開いた。
ケチョンケチョンに叩かれた。
今ではバスの中の歯磨き粉の広告のデザインをやってるよ!
何たるムダ!
何たる時間と金のムダ!」
おもしろいナァ、もうチョット付き合って!
 
「ケープ・コッドの若者は漁師の家の出だ。
よく通るバリトン・ヴォイスの素晴らしい歌手。
ボートを借りて練習したけど、チャンとした歌の勉強がしたくて仕方ない。
ニューヨークにやってきた。
オペラをやるためだ。
望み通り『リゴレット』を歌った。
今はフルトン・マーケットで『さかな、さかな~!』って叫んでるよ。
何たるムダ!
何たる時間と金のムダ!」
  
ココでフルトン・マーケットが出てくる。
一度見に行ったけどエラクにぎやかだったナァ。
ところでこういう物語調の曲ってのは日本人は不得手だよね。
ま、音楽と物語の融合ということで言えば日本は浪曲という強力なエンターテインメントがあるけどね。
それと、ロンドンもそうなんだけど、自分たちの街を賛美する歌。日本はまったくコレに弱い。
日本では大阪の人たちは比較的そういう曲を好むけど東京勢は…「東京ワッショイ」ぐらいか?
ま、コレもね、関東大震災と東京大空襲がなければ「東京の唄」ってのがもっとあったのかも知れないよ。
東京だけじゃなくて「♪鬼無里~、鬼無里~」なんて歌があってもいいと思うんだけどね。
  
もうチョット…レニーと言えば、『ウエスト・サイド』。
無理して『エレミア』や『不安の時代』なんて交響曲も聴いてはいるけど、やっぱり『ウエスト・サイド』。
大ゲサではなくて、人類にとって『ウエスト・サイド物語』の曲たちよりいい曲を作ることは不可能だと私は考えている。
レニーの生きた時代に生まれてラッキーだった。
で、「多分」なんだけど、先日佐渡裕さんを高円寺でお見かけした…ような気がする。
一度だけオーチャードで佐渡さんが棒を振るのを観たことがある。
演目はショスタコーヴィチの「交響曲第5番」と「ウエストサイド」のメドレーだった。
カッコよかった。
佐渡さんはレニーの最後のお弟子さんだ。
もひとつ、1967年11月、小澤征爾が指揮をする武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」の初演をカーネギー・ホールで聴いたレニーは「なんと強い音楽だ。人間の命の音楽だ」と目に涙をためて語ったという。
    
私はね、死ぬまでにとにかく少しでも多くの色んないい音楽を聴きたいと思ってこんなことをしてるんですわ。
実際、面白いし。
でもね、年寄りはやっぱりダメ。死んでいくだけだから。
ミュージシャンもリスナーもとにかく若いうちに色んな音楽を聴いておくべきだよ。
「What a waste!」なんてことにならないようにね。
そう思ってこんなことを書いているの。
内容があるような、ないような変なオープニング・トークでした。

Img_0130さて、本題。
この日のことは、もちろんオガンちゃんから事前に情報をもらっていたんだけど、正直ナニをどういう風にやるコンサートかあまり要領を得ないでいた。
でも、オガンちゃんが演奏するならなんだっていい音楽にキマっているので、安心して出かけて行った。
ライブの見出しはオガンちゃんと「濱口祐自」という人。それに謎のドラムのゲスト。
どうなってるんだろう…謎の出演者を含む下のチラシの三人が一緒に演奏するというこか?
イヤ、やっぱり不安になって来た!

20で、行ってみた。
ショウがスタートすると、まずは濱口祐自がソロでステージに上がった。
そういうことか…。

30濱口さんは2014年、還暦を前に久保田麻琴さんのプロデュースによる『From KatsuUra』でメジャー・デビューした話題のフィンガー・ピッカーだ。

Fk 「KatuUra」とは和歌山の勝浦のこと。
濱口さんは那智勝浦で生まれ育ち、80年代にはマグロ漁船に乗ってパプア・二ューギニアへ遠洋漁業に行き、その後様々な職業に就き、ドイツやフランス等でストリート・ライブを展開し、そして音楽の表舞台に現れた。
那智の滝って社員旅行で行ったな~。カッコいい滝だった。
で、この濱口さんが最高だったの!
時折Marshall Blogで触れることがあるが、私は以前の勤め先でアコースティック・ギターの仕事に携わったことがあったが、アコースティック・ギター・ギター・ミュージックを自発的に聴いたりすることはまずもってないんだよね。
無理して言えば、Doyle DykesとかSteven KingとかGuy Van DuserとかPete HuttlingerなんかのCDをホントに時々引っ張り出してきて聴くぐらい。
ところが、濱口さんと来たら!
思いっきり自然にギターの音が耳に入って来てグイグイと引き込まれてしまった!

40vまずはボトルネックを使った土臭いプレイ。
「Rollin' and Tumblin'」かな?
「Amaging Grace」のアレンジが素晴らしい!

50足台がピンク色でかわいい。

60ブルースものをフィンガー・ピッキング・スタイルで…。
70v深みのある歌もとてもいい感じだ。

80濱口さんの魅力は音楽だけではない。
「すまんのう。弦が切れてしもたのう。弦が切れてしもた。エライ、すまんのう。」…口で真似することもできないのに、文字で表現することなど到底かなわないが、濱口さんの語り口は今まで耳にしたことがないものだった。
特段おもしろいことをしゃべっているワケではないのだが、殺人的におもしろい!
「那智弁」とかいうのかどうかは知らないが、関係者の方にお聴きすると、濱口さんの言葉は那智勝浦のごく限られたエリアでしか使われていない方言なのだそうだ。
独特の口調があまりにも楽しい。
この方言も含めて、会った瞬間にグッと人の心を惹きつける強力な何かを持っていらっしゃるのだ。
そして、一旦音楽を奏でるとコレが底抜けに美しい。

90vレパートリーもすこぶる魅力的で、ケルト風にアレンジした日本の童謡や、サティの「ジムノペディア」のフィンガー・ピッキング・バージョン等々、次にナニが出てくるかが本当に楽しみなのだ。

S41a0052 濱口さんのステージの最後に例の謎のゲスト・ドラマーが登場。
そのドラマーとはYonrico Scott。
この人のこと後で詳しく紹介する。

100アコースティック・ギターとドラムのデュオ。

120曲は濱口さんアレンジの「Caravan」。
あのDuke Ellingtonとエリントン楽団のトロンボーン奏者、Juan Tizolの共作の有名な「Caravan」。

130Yonricoはブラシで猛烈にスイング!

140この濱口さんのアレンジがメッチャかっこいい。
そして、つけ入るスキのない完璧なプレイ!

150最高にスリリングな「Caravan」だった。
もっと聴きた~い!

160当日、濱口さんはラインでアコースティック・ギターを鳴らしていたが、Marshallのアコギ・アンプ、AS100Dを紹介したところ大きな興味を示して頂いた。
日本のアコギに関するPAはライン天国だが、海外は違うからね。
アコギ・アンプを使うのがスタンダードだ。
その理由は音にパンチ力が出て、手元で音が作れるから。
さっそくこの日の一週間後にAS100Dを濱口さんにお使い頂くチャンスがあったのだが、コチラがつかずやむなく断念。
近々、AS100Dで濱口さんのステキなギター・サウンドを耳にすることを期待している。

1as100d濱口祐自の詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

170vそして、ステージは次の展開に進む。
冒頭、トーキング・ドラムを奏でながら登場したのはさっき濱口さんと共演したYonrico Scott。
185
今度はYonricoのバンドの出番だ。

180Yonrico Scott

190v小笠原義弘
今日のオガンちゃんはこのバンドでの登場だ。

200vアンプは当然EDEN。
キャビネットはいつものD410XSTだが、上に乗っているヘッドの様子がチト違う。

210v今日オガンちゃんはTERRA NOVA TN501を使用。
コレで500W。
現在ヒット中のEDENのアンプ・ヘッド。
オガンちゃんはこの日初めて使用したが、すぐに自家薬籠中のモノにしていた。
さすが!

Tn501_2ギターは森達哉。

220vキーボードは工藤舜也。
二人とも若い!

230vYonricoはThe Derek Trucks Bandのドラムスを長きにわたって務めている。
他にもStevie Wonder、Whitney Houston、Sammy Davis Jr.、Aretha Franklin、Buddy Guyらと共演してるスゴ腕ドラマー。

240昨年『Life of a Dreamer』というアルバムをリリースしたばかりだ。
ショウはそのタイトル曲でスタート。

250フュージョン・タイプの16ビートのワルツ。
オガンちゃんのダイナミックなベース・ラインが気持ちいい!

260v続いてはFreddie Hubbardの「Povo」。FreddieのCTI時代の作品、『Sky Dive』のオープナーだ。

330

プロ・ミュージシャンに向かって失礼なんだけど、しっかし向こうの人って歌ウマいよな~。
昨年亡くなったB.B. Kingに捧げて「The Thrill is Gone」。
何でも「Yonricoは歌って叩けるドラマーが夢だった」そう。
「その夢がようやくかなった!」なんて喜んでいたけど、普段歌ってないの?ウソでしょ?!

260コルトレーンの急速マイナー・ブルース「Mr. P.C.」。
オガンちゃんはこの曲はChris Duarteのところで演っているハズ。
「P.C.」とは50年代のジャズの黄金期の低音域を支えた偉大なベーシスト、Paul Chambersのこと。
オガンちゃんの4ビートもまたよき哉。

270ピアノがすごくヨカッタ!
まだ相当若いだろうに、カッコいいフレーズがジャンジャン出てくる!

280一曲はさんで「Red Baron」。
オガンちゃんによるとYonricoはBilly Cobhamが好きなんだって。
さっきのFreddieの『Sky Dive』のドラムスもCobhamだ。
この後、「Stratus」が出てこなければいいのだが…。

290いつになく真剣っぽいオガンちゃん…に見えるが至って普通。
もうアメリカ人が繰り出すリズムは完全に吸収しちゃってるから!

300v今度は「Red Clay」。
Yonricoさん、CobhamというよりFreddieファン?
Freddie Hubbardといえば当然ハードバップ期からつい最近までジャズ界を代表し続けた「オレが、オレが系」の名トランぺッターだったが、2008年に鬼籍に入ってしまった。もう10年近く経つのか…。
Freddieって作曲家としても一流で、このジャズ・ロックの代表曲の他にもカッコいい曲を結構残してるんだよね。
カリプソ・メロディの「Breaking Point」とかVSOPで有名な「One of a Kind」とか。
Blue Noteに名盤がたくさんあるけど、ヘソ曲がりな私は1969年のドイツのMPS盤、『The Hub of Hubbard』が大好き。だって気持ちいいんだもん!ものすごいドライブ感でさ。
まさにジャズのスピード・メタル!
ああ、Freddieで思い出してしまった。
最近見かけなくなったけど、よく「クマさん」というスキンヘッドで着物を着たオジちゃんがよくテレビに出ていたでしょう?
「ゲージツ家」の篠山勝之さん。
この人、吹けないんだけど趣味でトランペットをやっていて、ポケット・トランペットという小さなトランペットを持って歩いていた。
海外のジャズ・フェスティバルかなんかで、それを見つけたある黒人がクマさんに近寄ってきて、「キミ、トランペットをやっているのかい?」と尋ねた。
「まぁな…」と答えたクマさん。
その様子を遠巻きに見ていたお付きの人が後でクマさんにこう訊いた「クマさん、あの人を知っているんですか?」。
「いいや、知らネェんだよ。ラッパやってんのかって訊いてきたんだよ」と答えたクマさんに向かってそのお付きの人が言ったのは、「『知らない』って、あなた、あれフレディ・ハバードですよ!」
「エエッ?! バカ、それを早く言え!」
と驚いたという話を聞いたことがある。
この曲は例のニュー・アルバムでも取り上げていてギターがハードにテーマをキメている。

310vドラム・ソロでは素手のドラミングも披露。

320「Footprints」も出てきたよ!
なんかいいね~、60年代から70年代のかかりぐらいのレパートリーで固めるジャズも!

340vYonricoの指示をうかがう三人。
実は、リハーサルが大変だったのよ。
かなり細かいところまでYonricoが指示を出すので、言葉の問題もあって緊張の連続だったの。
オガンちゃんはまったくいつも通りだったけど…。
でも、そのYonricoの様子は「とにかくいい音楽を作るんだ!」という気魄に満ち溢れたものだった。
いつも思うんだけど、外人と日本人のミュージシャンの大きな違いのひとつとして、外人はまず「音楽」。ナニがあってもなくても自分の「音楽」を作ることを優先する。
反対に日本人は、まず「楽器」(「音」と言ってもいいかもしれない)が先に来ているような感じがするナァ。
外人は楽器に無頓着というワケではなくて、「楽器なんか後からついてくる」…というか、どんな楽器でも自分流に鳴らしちゃうんだよね。
プロなんだから音がよくて当たり前。そこからどういい音楽を作るか?あるいは聴き手を楽しませるか…コチラの圧倒的に重点が置かれているような印象をいつも受ける。

350_2

オリジナル曲をはさんで、あ~出てしまった…「Stratus」!
今日はオガンちゃんがこの延々と続く同じベース・ラインを弾くのか!

370もう「耳タコ」状態の「Stratus」だけど、コレはすごい演奏だったな。

380v「♪デドデドドデデド」と百万回ぐらい弾くオガンちゃんもまたよき哉。
TERRA NOVA、音いいわ~!

390vアンコールには濱口さんも迎え入れてのブルース・セッションだった。

400またココでもYonricoが渋いノドを披露。
ホントに楽しそうに歌っていたよ。

360v

濱口さんはディストーションをカマしてのブッ飛びプレイ!

410こんなんオガンちゃんじゃなきゃ務まらんね。
いつもながらのオガンちゃんの最高のリズム・パフォーマンスだった!
 
小笠原義弘の詳しい情報はコチラ⇒DANCIN' FUNKY BASS!!!

420(一部敬称略 2017年2月23日 汐留BLUE MOODにて撮影)

2017年4月 7日 (金)

【春のオガンちゃん祭り 2017】 KISS THE SKY 1967 to 2017 tour~ KISS THE SKY編

ようやくあたたかくなってきましたな~。
春ですわ~。
「春」といえばオガンちゃんですわ~。
今日から三日間、『春のオガンちゃん祭り』。
広規さんから続いて日本を代表するベーシストにご登場頂いてシアワセですわ~。
今日のオガンちゃんは中野のシゲさんとのKISS THE SKYでの登板となる。
昨日から連載している『KISS THE SKY 1967 to 2017 tour』の東京公演のトリですわ~、ホンマ。

10中野重夫

20小笠原義弘

30そして、今回のドラムスはロジャー高橋。
パートの名を表す時、ボーカル、キーボード、ドラムは常に複数形ね。

40vKISS THE SKYはもちろんJimi Hendrixの「Purple Haze」の歌詞が元になっていて、「重夫」の「S」、清の「K」、義弘の「Y」の頭文字を並べて「SKY」に当てられた。
アレ、ヘンだな…「清」ってダレだ?
ウソ、「K」はGargoyleのドラムス、KATSUJIさんの「K」だ。
今回はKATSUJIさんが欠席で、ロジャーさんが代わりに参加してくれた。
ご心配なく!
ロジャーさんの下の名前は「和久」さん。「K」だ…うまくいった。
ジミヘンには『Kiss the Sky』というコンピレーション・アルバムもありますな。

50シゲさん、東京公演ではココ下北沢GARDEN自慢の1959を使用。

60vコレね。

70v足元はこんな感じ。
UNI VIBEにFUZZ FACEとワウ。
UNI VIBE以外は代替わりはしたもののアイテムとしては昔と変わらない。

80コレはシゲさんと初めて会った吉祥寺のハンバーガー屋。
17年前のこと。先日前を通りかかって思い出してしまった。
この時からシゲさんの上の足元は変わっていないのだ。
17年前か…シゲさん40台半ば、アタシャ30台後半だよ!
それなのに還暦のお祝いが去年終わっちゃったんだもんナァ~。この時の早さ、信じられん。
初めて会った頃はホントにジミヘンみたいで驚いていたけど、私にはだいぶ前から完全に「シゲさん」だ。
一時サンタナに見えたこともあったが、もう「シゲさん」以外には考えられない。
当時はMarshallのクリニックで札幌から福岡まで回ってとても楽しかったナ。

1img_3085 で、変わったのが音!昔より断然グレードアップしたと思う。
今回は特にスゴかった。
ちょっと音がデカすぎたような気もしたけど…1959だから!

90研究に研究を重ねたトラクション・コントロール・ピッキングが花を開いたというか…

115

そもそもこんなピッキングでよく弾けるナァ…というか。

116

どんな音かと言うと、「パチーン!」、「パキーン!」、「ピシーン」、「コキーン!」…と書き表すよりしょうがない、Marshall 1959とストラトキャスターの組み合わせの音。
この組み合わせの人は山ほどいるが、こういう音を出している人は極端に少ないな。
私の感覚で一番この音に似ていると思うのはUli Jon Rothだ。
何年か前に来日した時、市販の普通の1959SLPを貸し出したことがあったのだが、まさにこういう音だった。
「パチーン!」、「パキーン!」、「ピシーン」、「コキーン!」ね。

180

当然、このMarshallは用途がら無数のギタリストに使われているワケだが、ハコのスタッフの方がシゲさんのプレイを見てボソっとおっしゃったのを私は聞き逃さなかった。
「このMarshallをこんなに鳴らす人を見たのはコレが初めてだ…」
ホンモノのJimiのMarshallの音を聴いてみたかったね~…イヤ、この音が近かったのかもしれない。
Uliは「本物のJimiを2度観た」と言っていたが、ものすごく音がクリーンだったそうだ。

240v

そして、迎え撃つオガンちゃん。
オガンちゃんは愛用のEDENを持ち込んだ。

100EDEN WT-800とD410XST。

110vこのEDENでまるでアップライト・ベースのような、最高に優雅な音を聴かせてくれる。
ホントにそう思ったのかどうかは知らんけど、昔、Joe ZawinulがJacoと知り合う前、ベースの音だけを聴いて「ウッド・ベースを弾いているのかと思った」らしいが、まさにそれ。
とにかくウッディなんだよね。
170v
この時ではないんだけど、オガンちゃんのベースって特に音が大きいワケでもないのにすごくよく聞こえてくるのは「Freddie Green効果」なのではないか?と思った。
Freddie GreenはCount Basie Orchestraのギタリスト。
オケの中で最も音が小さい楽器であるギターをマイクなしでギンギンに響かせていたという。
相手は管楽器13人にドラムス、ベース、ピアノだよ!
いわゆる「ジャズ界の七不思議」の一角だ。
一説によると、コレは誰も音を出していない瞬間を狙ってコードを刻んでいる…というのだ。
そんなバカな!
でも、ベルリン・フィルの弦楽器セクションは、必ずコントラバスの音を先に出しているというからね。
そういう音の魔法があることはあるに違いない。
こういうベースを弾く人ってやっぱり日本には少なくて、オガンちゃんがアメリカで通用する理由がうなずけるというモノだ。
オガンちゃんのベースだけで一曲丸ごと聴けるもんね。
そんな人にEDENを使ってもらえて光栄だ。

225v

もうね、この日は「よい音の博覧会」みたいなものだった。
ロジャーさんが叩くNATALも最高だった。

350

このキットはブビンガ。
リハーサルの時、「やっぱ要らへんな…」とつぶやいて、ロジャーさんはバスドラムに入れていたミュートを全部取り出してしまった。
大二さん、雷電さん、ロジャーさん、みなさんNATALのバスドラムにはミュートを入れないのです。

130とにかくロジャーさんが叩く一打一打の音が最高に気持ちヨカッタ!
やっぱりNATALのドラムって音がいいと思う。すごく音楽的。
細々とやっておりますが、すごくいい楽器だと思うのですわ。

140演目は当然Jimi Hendrixスタンダート。

150「ワシらの演奏でみんなが元気になってくれればそれでいいです!」と言うシゲさんが一番元気!
還暦祝いのコンサート、『わてロク』からこっち、また元気になったような感じ?
ライブの前半はとにかくやたらと威勢が良い。

160v始まってすぐにコレもんですから!

250

こういうのとか…。
330
珍しく「Drivin' Sounth」を…Rolloverの時にほとんど演っていなかったレパートリー。

190やっぱりノッテるシゲさん!

380

今回はオガンちゃんの歌も。
「Blowin' in the Wind」…もちろんBob Dylanのアレね。
一昨日も書いたけど、ノーベル賞受け取ったってサ!

280v

原曲とは程遠いKISS THE SKYのロック・アレンジメント。
Chrisのところではコーラスでガンガン活躍しているけど、オガンちゃんのリード・ボーカルズもいいもんです。
何しろ「21世紀の精神異常者」歌ってるの聴いたことあるぐらいなのよ。

290v

「Red House」。
シゲさんのブルース実に味わい深い。
そういえば今回はFrank Marinoそのまんま弾いてな~。
ところでシゲさんの後ろに見えるのは、そうASTORIA CUSTOM。通称「あずきのアストリア」。
今回は使っていません。

200v

ASTORIAが発売になった時、シゲさんがCUSTOMを弾いてみたい!と言っていたのを思い出してお試し用で持ってきた。
シゲさんが東京に来た時でないと試して頂くチャンスがないやんやん。(←まっさか弁)

210v結果はもちろんバッチリ!
でも本番の1959の前では(実際は横)意味がなかろうということで今回はお飾りで登場した。
ハイ、露出に必死で~す!

220v当然ロジャーさんリード・ボーカルズ曲も!
今回は「難聴」ではなく得意のGS。
日本のロックの原点。

300v

熱唱されたのは「エメラルドの伝説」。
ザ・テンプターズやね。
1968年、50万枚を売ったヒット曲。
「♪湖にキミは身を投げた 花のしずくが落ちるように 湖は色を変えたのさ 君の瞳のエメラルド」
私はまだ小学校に上がったぐらいの時分だったけど、リアルタイムで経験しているので、あのメロディにはこの歌詞が当たり前に聞こえる。
でもコレ、今歌詞だけ見るとスゴイよね。
今の若い人たちの「ありがとう」と「ごめんね」の歌を100曲集めたところでこの「エメラルド」一曲の輝きにはかなわないでしょう。
若い人たちにはまだまだ楽しみが残されているということだ。

310v

もう後は名曲&名演のオン・パレード。

230お定まりの「Foxy Lady」…「Power of Love」

195v

当然の「Fire」…

260v「Hey Joe」も当然出るわね。

S41a0294 「If Six Was Nine」は演らない。シゲさん、この曲は昔っから演らないんだよ。
その代わりでは全然ないんだけど、「Power of Love」の一体感はスゴかったね!

270「Spanish Castle Magic」やら「Voodoo Chile」やら。

315今回は「アメリカ国歌」なしで「Villanova Junction」。

Img_0197 そして、Hendrix本人よりも数多く演奏しているという「Purple Haze」で「Excuse me while I kiss the sky」!

320もう後は野となれ…

325ジミとなれ…。

340ベース・ソロ…
370v
ドラム・ソロも鮮やかに炸裂!

360すべてやりきったスガスガしい表情で本編を締めくくるシゲさん!

390アンコールでは本編のオガンちゃんの「風に吹かれて」に呼応したように「All Along the Warch Tower」を演奏した。

400名曲と…

410v激演、そして極上の音質…素晴らしいコンサートだった!

420vシゲさん、今日も大阪のS.O.RaでBand of Gyapanysの本番。ロジャーさん、清水興さんと一緒。明日はホームのまっさかM'AXA。
今月はKASTUJIさんが戻ってのKISS THE SKYも控えている。
で、5月は昨日登場したJimisenとダブル・ジミヘン。
そして早いもんだよ~、同じ月にまた野獣。鹿鳴館が楽しみだ。

Yajuu 9月にはRolloverも復活するんだって!
ここへ来てメッチャ忙しいよ、シゲさん。身体は大丈夫なのかッ?!
  
一方、オガンちゃんは一昨日、Tomi Isobeさんとのツアーが終わったところやね。お疲れさまでした。
オガンちゃんは一年中、日米で忙しいから…。
そして、【春のオガンちゃん祭り 2017】は来週も続く。

中野重オ夫の詳しい情報はコチラ⇒Official facebook
小笠原義弘の詳しい情報はコチラ⇒DANCIN' FUNKY BASS!!!
ロジャー高橋の詳しい情報はコチラ⇒高橋ロジャー和久OfficialSite

  
※今日のバナーの意味がわかった人、スゴイ。

4301965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年2月13日 下北沢GARDENにて撮影)

2017年4月 6日 (木)

KISS THE SKY 1967 to 2017 tour~神風&TheDoomS編

以前すさまじいステージを紹介したKISS THE SKYが再度ツアーを敢行した。
東京公演には複数のバンドを招きにぎやかなイベントとなった。
今日はそのレポート二本の一本目。
まず、ステージに上がったのは前回の公演でもオープナーと務めたThe DoomS。

10ボーカルズ/ギターの佐伯遼平。

20ドラムスの室町公哉。

40v_2サポート参加のギター、稲葉喬之。

50v同じくサポート参加の後藤匡宏。

30v稲葉くんはMarshall。この日はJCM900 4100と1960Aをプレイ。

60vThe DoomSはブルース・ロックのコンセプトを基本にしているようだが、実際のサウンドはおしゃれで都会的だ。

70vそこへガツンと組み込まれる遼くんのソウルフルなギター。
昔、Christopher Crossってのいたでしょ?「Arthur's Theme (Best That You Can Do)」という特大ヒット曲を出した人。
あの人、歌を歌うだけかと思っていたところ、ギター・ソロを引き出したらヤケクソにすごくてビックリしたことがあった。
「都会的サウンド+ギター・ソロ」ということでは、あの時のことを思い出す。
90v
ということでこんなギター・バトルのシーンも。

80随所にちりばめられたソロやバッキングで堂に入ったプレイを見せてくれた稲葉くん。
今日はサポートでの参加だが、普段はベースの後藤くんと一緒にAwesome Handsomesというバンドで「稲バウアー」として活躍している。

S41a0042 「稲葉さん」と聞けば、「うさぎ」より先に、シンガーより先に、我々はあの方を思い出しちゃうよね。

S41a0006 そう、喬之くんは稲葉雅裕さんのご子息なのです。
いいよな~、生まれた時からお父さんがギターの名手だなんて~。
音楽に直結じゃん?
私も父が大工なもんで、小さい頃から釘はよく打たせてもらったわ。

70 遼くんはアコースティック・ギターもプレイ。
実はこの日、しょっぱなから弦が切れるトラブルが発生。
終演後、遼くんに「Roy Buchananという人はステージで弦が切れた時、少しも慌てず、お客さんの前でビールを飲みながら弦を張っていたよ」と言った。
私の子供より若そうな遼くんのこと、Roy Buchananなんか知らないと思ったら…「え~、ホンモノ観たんですか!」と驚いてくれたことに驚いた。
チャンと勉強してるのね!

110しなやかなパフォーマンスを、見えてくれたリズム隊!
130

後藤くんはさわやかにスラップのソロを披露してくれた。

120…と、堂々とした演奏で今回もオープナーの務めを完璧に果たしてくれたThe DoomSなのであった!
 
The DoomSの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

140ひとバンドスキップして…三番手に登場したのは、神風。

150_2神風1号 Jimisen

210v

神風2号 Noggy

170v神風3号 Toshi

180v神風はへヴィ・ファンクを標榜するトリオ。
重めの16ビートにシンプルな歌詞やリフを乗せてそれを繰り返すスタイル。
コレがなかなかに協力だ!

190「神風」は「The divine wind」と英訳されるが、「kamikaze」として英単語の一つになっていて、それがSpellig Bee(英単語の綴りの正確さを競うコンテスト)の問題として出題される…ということを以前Marshall Blogに書いた。
それを思い出して今一度その記事を読んでみたのだが、コレが滅法おもしろい。自分で言うのもナンだが、やっぱりMarshall Blogは面白い。「脱線がすごく楽しい」というのも我ながらうなずける。
その記事はコチラ⇒IMPELLITERI~LIVE in JAPAN
 
下は神風のセカンド・アルバム『The 2nd kmkz』。
英語のネイティブスピーカーが「神風」を発音する時、「kamikaze」とするより「kmkz」という表記して読ませたほうがより自然な「神風」の音に近いからだそうだ。
「kamikaze」だと間違いなく「キャーミキャーズィ」になっちゃう。
まさにへヴィ・ファンク満載の一枚。
ちゃんと「Divine Wind」という曲も収録されている。

1img_0632 一曲目はそのアルバムに収録されている「Zero fighter」。
指のジェスチャーがちゃんと「0」になってる。

160v

一曲目からノリノリのJimisen!
本当は本名で呼びたいところ。「Jimisenさん」っていうのもナンかヘンなので「Jimisen」で行かせてもらいます!

240v

もちろんMarshall。

200二曲目はNoggyの歌。

320

独特のアクション。
ポジションを低くして、猛烈に動き回るサマは神風の音楽のイメージにベストマッチしている。
写真に収めやすい人だ!

220v今回は9か月ぶりのライブとなった。
そして、次は8年ぶりだというドラムスのToshiさんのラップ曲。
270v
…と、へヴィ・ファンク調だけでなく、色々なパターンのレパートリーを繰り出してくる。
でも、そのどれもがへヴィで濃い。
こういっては失礼になるのだろうけど、「ヤケクソ一歩手前の計算が緻密に働いている」とでも言えばいいのかな?
250
しかし、いろんなことをやる人だ。
当日は「禁ジミヘン」のお触れが出ていたJimisen。
イヤイヤ、kmkzバッチリ!

230v猪突猛進、痛快なベースソロも披露した神風2号!
300v

徹頭徹尾、へヴィなビートを叩き出した神風3号!
310v
5月4&5日に中野重夫とのジミヘン競演が控えている神風1号…イヤ、Jimisen!
330v
イヤ~、へヴィなロックの一陣の風だった。
  

Jimisenの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

290<つづく>

(一部敬称略 2017年2月13日 下北沢GARDENにて撮影)

2017年4月 5日 (水)

THE CLASSY ROCK GIG / Koki Tetragon <後編>

休憩の間も広規さんはステージに居座って「クリスマス・イブ」のベース弾き語りを披露するというサービスぶり!
「本物だ~!」とお客さんは大喜び。歌はさておいて、ベースは本物!
ところで、<後編>になってからでナンですが、このギグに「THE CLASSY GIG」というタイトルがつけられた経緯は…CDのライナー・ノーツをご参照あれ!

20_3さて、「固い、固い」と言っていた第一部もアッという間に終了し、Koki Tetragonの「THE CLASSY ROCK GIG」も第二部に突入する。

30窪田晴男

40v_2松川純一郎

50v_3岡井大二

60v_3伊藤広規

70v_3第二部のオープニングは「Red Baron」。
Jeff Beckが取り上げてからというもの「Stratus(ストラトゥス)」が一種のスタンダードになっちゃったね。
下手すると「Stratus」がJeff Beckの曲だと思っている人もいるようだけど、違うからね。
この「Red Baron」も「Stratus」もBilly Cobhamの『Spectrum』収録のナンバーだ。
オリジナルのギターはTommy Bolin。
ベースはLealand Sklar。
LeeってNAMMへ行くと毎日会場をウロウロしていて、やたらと見かけるんだよね。あの猛烈なヒゲなもんだからすごく目立つ。
『Spectrum』のドラムスって誰だっけ?…ってBilly Cobhamか!

Img_0341最近Billy Cobhamの『The Art of Three』というピアノ・トリオ・アルバムを聴いたんだけど、これが存外にヨカッタ。
ナゼかというとピアノがKenny Barronなのね。好きなピアニストなのだ。
ベースはRon Carter。
Billy Cobhamも実にいいんだけど、ドラム・ソロになるとあの調子なもんだからズルっと来ちゃう。でも、それが彼のスタイルだからね。
「Red Baron」と「Kenny Barron」を引っ掛けてみた。
あ、イカン、今日は脱線しないつもりだったんだ!

171bu3miul_sl1500_松川さんと話したんだけど、もう猫も杓子もの「Stratus」はチトご勘弁…ということで「Red Baron」を選んだそうだ。
「Burn」、「Spain」は私の「家では聴かない曲」の東西の横綱。それに引っ張られてロドリーゴの「アランフェス協奏曲」も第一楽章しか聴かない。こうなると第一楽章の方が断然カッコいい。
そんな「Red Baron」を艶っぽく弾く松川さんの相棒は…

90_2Marshall ASTORIA CUSTOM。

100_3窪田さんの後ろにおいてある緑のASTORIA CLASSICとセットで「抹茶とあずき」って言ってた人がいたけど、うまいこと言うな~。

80_rb

「Stratus」のいつ終わるかもわからない、果てしなく延々と続く単調なベース・ラインから逃れた広規さん。
自在に曲の中を泳ぐ。やっぱり「Red Baron」で正解。
この曲はアルバムに収録されていないので、お聴きになりたい方は初回盤特典で音源をゲットするべし!
130_2
窪田さんのスペイシーなソロがスリリング!

120_2ここでも重量感に満ちた円熟のドラミングを聴かせてくれる大二さん。

140_3大二さんのドラム・キットはNATALのメイプル。

150_3スネア・ドラムはNATALの人気商品Staveシリーズのアッシュだ。Staveとは「桶」という意味。

160v_2続いてはそのTommy Bolinの「Teaser」。

170v_ts早逝した天才アメリカ人ギタリストの人気アルバムのタイトル曲。
若い頃、『Come Taste the Band』を聴いて、Ritchie Blackmore在籍時との変わりように「Tommy BolinがDeep Purpleをおかしくした」とTommyをウラんでいるヤツがいたけど、そんなバカな…。
それに『Come Tastes the Band』ってすごくいいアルバムだと思うんですけど。

180vKoki Tetragonバージョンはオリジナルよりチョイとハードな演奏。
その気風の良さが買われてのことか、アルバムのオープナーに選ばれている。

190v_2広規さんのMC。
「固さもチョットはチョットほぐれた感じがあるね…」
お客さん拍手←なんで?
「レコーディングしていることをスッカリ忘れてました。忘れちゃうぐらいじゃないとダメだよね。そうじゃないとチャンと弾こうとしちゃう危ない自分がヤバいよね。」
え~ッ?
窪田さん、「広規さんはどれだけマジメにならないかということで今までの人生やって来られたんですよね?」
広規さん「(即答で!)そうなの!どうでもいい気持と的確なプレイがいいものを生むんですよ。ところが、『どうでもいい気持』ってのがまた難しいんですよ」
…と、何だかわかるような、わかんないような…。含蓄があるような、ないような…。

270v_2

大二さん、それを聞いて後ろで大爆笑!大二さんもそうなんでしょう?
そこかしこに挟まれた脱力系MCがまた最高に面白かった。
「みんなノッてるか~?」なんて絶対やらないから。
せいぜい「みなさんのアルコール血中濃度の方は上がってますか?(窪田さん)」ぐらい。
でも、広規さんも大二さんも、演奏中は全身全霊を自分の出す音に傾けていることはよ~くわかっていますから!

275v
お次はそれこそJeff Beck。
JeffとTony Hymasの共作で「Brush with the Blues」。
これもCDには収録されなかった一曲。

230_bb

演奏の直前、「あ、ゴメン!晴男ちゃんにこの曲のコードを書くの忘れてた!」と松川さんの告白が!
それを聞いた広規さん、「じゃ、演ろう!」

1img_0702_2 ま、何ら問題なく演っちゃいましたが…。
今度はジミヘンで「The Wind Cries Mary」。

200_wcmこの曲はCDをお聴き頂ければおわかりのように、ほとんどオリジナル通りの演奏となった。

210ジミヘン・スタンダードの中ではどちらかと言えば地味な部類に入るが、そういえば、この曲をガツンとアレンジして演っている人って見たことがないな。
Gil Evansも取り上げていないし。
小品ながら完成度が高いということなのだろう。

220v_2いくら音楽の化学反応を期待する偶発性の高いギグとはいえ、基本的な曲順はキマっていた。
しかし、次の場面は違った。
松川さんが「どうしようかな…『ウエイト』しようか?」と言ってダンベルでも持ち出すのかと思ったら(ウソ、ホントは思いませんよ)、The Bandの「The Weight」をプレイ。

240v_wtいくら人気のある有名曲とはいえ、一番の聴かせどころのコーラスまでバッチリなのには驚いた。
残念ながらCDには収録されなかったが、第一部の「The Joker」に呼応したかのような第二部のいいアクセントになった。

250_3そういえば、こんなシーンも…。

130_ld_jc「え、コレな~に? ’D'なの?」…とその場でコードを確認。
広規さんのバンドなのにゼンゼン曲が頭に入っていない!
で、笑っちゃったのは譜面のこと。
松川さんの「もったいないから五線紙は使わないで広告のウラにサインペンでコードを書いている」という話。
こういう皆さんはセッションの時、コード進行とキメだけを書いた簡易な譜面を使っているのね。
曲を知っているので、そういう譜面はほぼ備忘録のような役割にすぎない。
で、広規さん、「だいたい、オタマジャクシが書いてあっても読めないからね(←コレはご謙遜でしょう)。
だってさ~、ヘ音の譜面なんて’ラ’が’ド’だなんて信じられる~?オレなんか「毎回(ラのところから)ドレミファソラシドって勘定しているんだから!幅で読んでるのよ、幅で。」
これには大爆笑。
そうなんだよね。ま、しくみと気持ちはわかるけど、あのヘ音記号の譜面ってのは、ト音の楽器をやっている人には実に煩わしいんだよね。
私もハコバンをやっていた時にずいぶんベースの譜面を書いたんだけど、初めのうちは、知らない間に途中からト音で記譜しちゃたりして。
でも、他に「ハ音記号」ってのがあって、ヴィオラが使うことは知っていたんだけど、コレは「ソプラノ記号」とか「アルト記号」とかそのパートによって基音となる「ド」の場所が移動させて使うんだってね~。
そんなの意味があるのかと疑問に思うが、記譜する方も読譜する方も慣れると使いやすいんだろうね。
反対にサックスの連中がフルートの譜面を読むのがすごく面倒だ…というのもわかる。
でも、「幅で読む」というのは本当らしいね。
マァ、とにかく広規さんほどの大音楽家がそんなことを言うもんだからひとり吹き出しちゃったよ!

140_2 先ごろ亡くなったLeon Russellが好きだという松川さん。
何かLeonの曲を演ろうと思って取り上げたのが「I Got the Same Old Blues」。
それで、よくよく調べてみたらJ. J. Caleの曲だったという。

280v_sob
9小節のブルース。
Lynard SkynardやBryan Ferryもカバーしている不思議な曲。そんな半端な小節数がまったく気にならない。
Lynardの演奏はまるで自分たちの曲であるかのようにメッチャかっこよく演ってる。
Koki Tetragonの演奏はナチュラル。
ココにこなければ生涯知ることのなかった曲。
そういう曲に出会うのもこういうギグの大きな楽しみのひとつだ。

320

ギグもいよいよ佳境。
コレもこのメンバーなら出るべくして出たといってもおかしくはないであろうJoe Walshのスタンダード、「Rocky Montain Way」。

330_2「Teaser」が終わった時、「Tommy Bolinできたから今日はもういいや!」なんてご満悦な松川さんだったけど、この曲って何となくすごく松川さんっぽいイメージがあるんだけどいかがなもんだろう?
ASTORIA CUSTOMのハードな部分がすごくうまく活かされたギター・サウンド!

340vザッコザッコと快適なビートに乗って皆さん気持ちよさそうだ!

350vやっぱりこうした3連の曲にリズム名人の至芸が現れますな。

360v大二さん、今日も終始ニコニコとゴキゲンのドラミング!

370v最後を締めくくったのは、Bob Dylanのバラード、「To Make You Feel My Love」。
Billy JoelとAdelにカバーされたラッキーな曲だ。
そうそう、浅草博徒一代のDylanもとうとうノーベル賞を受け取ったんだってね。
(浅草博徒一代とボブ・ディランの関係が気になる方はShige Blogをどうぞ)

390vシットリと締めくくった本編。
それに続くアンコールも味わい深いバラードだった。
Princeの「Purple Rain」。
分厚いコーラスもすこぶる素敵だったが、延々とリフレインされる二本のギターのフレーズが最高に感動的だった。

400しかし、アメリカだったね。
今日のブリティッシュ勢の要素といえば、元はアメリカとはいえEric Claptonアレンジの「Steady Rollin' Man」、最初にロンドンでブレイクしたJimi Hendrixの「The Wind Cries Mary」、後はAdelぐらいか…これとてDylanのカバー。
イギリス人が作った曲はゼロだった!
イザとなるとアメリカ勢はやっぱり強いか…。
今度はThe Kinks、The Who、Dave Clark Fiveあたりの60年代の名曲を特集したTHE CLASSY ROCK GIGもいいな。ね~、大二さん!
最後はワザワザ熊本から駆けつけてくれた広規さんファンも交えて会場に残ったお客さんと記念撮影。
お疲れさまでした~!

410さて、<中編>、<後編>と二回にわたってお送りした「THE CLASSY ROCk GIG at Yokohama STORMY MONDAY」。
その様子を具にとらえたCDとDVDは本日正式発売です!

420で、ココで<前編>に戻ってアイテムをチェック!

1dvd広規さん、改めまして40周年おめでとうございます!

80_5

せっかくの機会なのでMarshall BlogとShige Blogの過去の広規さん関連の記事のリンクをココに記しておきますので未読の方はゼヒ!
  

★Shige Blog 2012年5月1日初出
名盤誕生!伊藤広規ライブ・アルバム『Relaxin' at IWAKI ALIOS』 

★Marshall Blog 2012年12月5日
ミート・ザ・リズム・セクション~A*I(青山純&伊藤広規)登場!

★Shige Blog 2012年12月5日初出
青山純&伊藤広規『A*I』のライナー・ノーツと撮影

★Marshall Blog 2013年10月30日
本日発売の伊藤広規ニュー・アルバム、そしてチャリティ・コンサート

 

<広規さんとのイギリス珍道中はコチラ>
★Shige Blog 2012年8月23日初出
Relaxin' in London 伊藤広規、ロンドンを往く 1 <マーシャルとアビィ・ロード>

★Shige Blog2012年8月24日 初出
Relaxin' in London 伊藤広規、ロンドンを往く 2 <いつでもどこでもリラキシン!>

★Shige Blog2012年8月31日 初出
Relaxin' in London 伊藤広規、ロンドンを往く 3 <ウォータールー・ブリッジにて>


★Shige Blog2012年9月11日 初出
Relaxin' in London 伊藤広規、ロンドンを往く 4 <バトラーズ・ワーフでシェー!>

   
1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月30日 関内LIVE CAFE STORMY MONDAYにて撮影)

2017年4月 4日 (火)

THE CLASSY ROCK GIG / Koki Tetragon <中編>

さて、いよいよ始まったKoki Tetragonの「THE CLASSY ROCK GIG」。
昨日も書いたように、ライナー・ノーツに記したことをココで繰り返したくはないのだが、ま、ほんの少し重複させて頂くことをお許し願いたい。
  
今回もバンド名をつけることになって、私の方から「Koki Tetragon」という名前を提案させて頂いた。
「4人」、「40周年」と、「4」にちなんだ名前がふさわしい…というお題を頂戴していた。
とくれば「Quartet」というのが最も一般的だ。
でもそれでは面白くも何ともない。
そこで「四角形」の意味を持つ「テトラゴン」という単語が思いついた。
怪獣みたいで強そうでしょ?

10v実うぃ言うと、この単語はいきなり頭に浮かんで来たモノではなくて、テナー・サックスの名手、Joe Hendersonの1968年のアルバム『Tetragon』が先に脳裏をよぎったのだ。
Marshall Blog読者ならAllan Holdsworth好きの方も多かろう。
彼が独自の解釈でジャズのスタンダードを演奏したアルバム、『None Too Soon』に収録されている「Isotope」と「Inner Urge」はJoe Hendersonの作品だ。ナゼにAllanがジョーヘンの曲を2曲も選んだのかが知りたいところだが、理由は不明。ま、好きなんだろうね。ちなみに『None Too Soon』はDuke Ellingtonの曲、「All Too Soon」のモジリだ。
渡辺香津美さんは17歳の時にリリースしたデビュー・アルバムでこの「Isotope」を演奏している。
この『Tetragon』、学生の時に聴きたかったんだけど、当時はLPからCDへの移行期で、どうしても手に入らなくて臍を噛む思いをした。
それだけに「tetragon」という英単語が印象に残っていたというワケ。今はCDで入手できるようになったが、結局いまだに聴いたことがない。

Tetr もうひとつ、ナゼゆえ今回のような狭隘なスペースでライブ・レコーディング並びにビデオ・シューティングをしたのか…コレもライナー・ノーツに書いたんだけど…。
それは、演者と観客がフレンドリーな空間でしか起こりえない「音楽の化学反応」のようなものを記録したかったからだ。
もちろん、音楽の化学反応を起こさせるにもってこいの材料と道具が用意された。
15_2そして、見事にその化学反応の瞬間をとらえたのがこのCD『The Classy Rock GIG at Yokohama STORMY MONDAY』と…20_2DVDの『The Classy Rock GIG at Yokohama STORMY MONDAY』だ。

1img_0769 それでは当日の演奏の模様をレポートしていくことにしよう。
オープニングはThe Metersの「Cissy Strut」。

30_cs松川さんのギターのカッティングから始まり…

40v広規さんのベースがそれに絡みつく。

50v_2そして大二さんのドラムスが加わった時には、普通の人ならトリハダが立っていることだろう。

60v_2そして窪田さんの繊細にしてダイナミックなソロ。

70v_21曲目から広規さんのソロもタップリとフィーチュアされた。
80_2
さすが、キャリア40年の重みはダテじゃない!
スラップもハーモニクスも出てこないベースらしい王道ソロだ。
しかし、音がいいナァ~。広規さんとMarshallのコンビネーションの音だ。

76v昨日も記した通り、今年は広規さんの音楽生活40年の大きな節目の年だ。
3年前にはMarshall Blogでもレポートした還暦のお祝いを開き、今年は40周年。
ノリにノッてる広規さんなのよ!

そうそう、最近こういうのを教わった。
Marshall Blogに登場するARESZという大阪のへヴィメタル・バンドのシンガーの瑠海狐(るみこ)さんが曲間のMCでこうガナリたてる…「女は80歳~、男は110歳からぁ~!!』…コレが気に入っちゃって!
瑠海狐さん的には人生のスタートラインは、女は80歳。そして、男は110歳からで、皆さん、まだまだ人生が始まってないですよ!スタートラインにも立ってないですよ!…ということ。
長ェ助走だな~。私ですら人生のスタートまで50年以上あるわ!
でも、なんか元気が出てくるセリフだな…と思って気に入ってるの。
ケンタッキー・フライド・チキンのオッサンも60歳になってアレを興したっていうもんね。
80 2曲目はRobert JohnsonのオリジナルをEric Claptonが『461 Ocean Boulevard』でカバーした「Steady Rollin' Man」。

90v_srmCDでも2曲目に収録されている。
広規さんは1曲目が終了した途端、「固いね~。緊張したときはHなことを考えればいいんだよ~」なんて変なアドバイスをされていたが、果たしてそうかな~?
早くもなかなかのレイド・バック状態で演奏を練り上げた。

100_2窪田さんの音頭でお客さんと「カンパ~イ」!

125
こんなことアータ、東京ドームじゃできないよ~!
「音楽の化学反応」もさることながら、もうすっかりアルコール反応が出ている?
まさに企画の勝利!

126

3曲目は「Lady Day and John Coltrane」という曲。
演奏する直前に「コレ、どういうヤツだっけ?」なんてセッション・リーダーである広規さんがおっしゃってマンマとお客さんの爆笑を誘っていたが、コレは私も全然知らなかった。
Gil Scott-Heronという「ジャズの詩人」を標榜する人の作品…と思ったら、ちょっと前にロフト・ジャズの中心人物であったアルト・サックスのArthur Blytheが亡くなり、その調べごとをしていたところ、この「Gil Scott-Heron」という名前を発見した。
ロフト・ジャズの人なのね?
ロフト・ジャズというのは1970年代にニューヨークで起こった、自分たちの解釈で伝統的なジャズを演奏するムーブメント。

160v

「つらいことがたくさんあるけど、ビリー・ホリディとジョン・コルトレーンを聴くと元気が出るということを歌っている」という松川さんのコメントに窪田さんも「そうかな~?!」
窪田さんに激しく同意。
何か音楽を聴いて気持ちを入れ替えようなんて時にコルトレーンを聴く人なんているのかね?
ミンガスなら経験があるけど。
何しろ「私の人生にレジャーはなかった」と言った音楽の求道者がコルトレーンだ。その音楽を聴いて「修行するぞ!」という気持ちならわかるよ。
香津美さんは後年のフリー・ジャズ期のアルバム『OM』を聴く時、体中に油を塗って電気を消して聴いてみたとかおっしゃっていた。
「何だってでそんなことをしたんですか?」とお訊きしたところ、「イヤ、そうすればコルトレーンの考えていることがわかると思って…」とのお答え。コレは修行の一種でしょう。
私も『Expression』あたりでそれをやってみようかと思っている。
120
ハイ、ライナー・ノーツからゴソッと切り捨てたパートにガッツリ加筆してここで大脱線してみたいと思います。
Marshall Blogには滅多に名前が出ることがないJohn Cortraneだからして、ココでロック・ファンの皆さんにおススメの「聴いて元気が出るかも知れない」コルトレーンのリーダー・アルバムの名盤5枚をレーベル別に紹介させて頂こうと思う。
 
【Soultrane】
まずは1959年代後半のPrestige期。
この時期の作品は「ジャズを聴く」という観点ではどのアルバムも楽しい。
「こんなのホントにあんの?」なんて曲がテンコ盛りで勉強にもなるのね。
『Traning In』とか『Lush Life』にしようかと迷ったが、Prestige期最強の人気盤にして名盤の『Soultrane』には負けるか…。

St
【Blue Trane】
このアルバムは今でもよく聴くんだけど、ビートルズで言えば『Sgt. Peppers』、Zappaで言えば『One Size Fits All』、Fleetwood Macで言えば『Rumors』をいつも連想しちゃんだよね。
要するに非の打ちどころがないんだな。
録音は上の『Soultrane』より先なのだが、ズッと先進的なイメージがあるのは曲調もさることながらやはりBlue Noteというレーベルの効果か?
「-trane」だの「Train」だの言っているのは彼のニックネームが「トレーン」だったから。

Bt
【Giant Steps】
Atlantic期。
Elvin不在のRoy Hanesによる「My Favorite Things」がさく裂する『Selflessness』は確かに聴いて元気がでそうな気もするが、やはりコレはハズせないだろう。
2拍ずつ転調する「Giant Steps」のカッコよさもあるが、コルトレーン・スタンダードが数多く収録されているという魅力も捨てきれまい。
この時期、『Coltrane Jazz』も『Coltrane Sound』もいいんだよな~。
この写真!
サキソフォニストの写真を撮る時には必ず何枚か真似してしまう構図。

Gs
【Ascension】
問題はImpulse期。
コルトレーンの代名詞的活動時期なだけにアルバムも宝の山で、一枚を選ぶことに無理があるが、黄金のカルテットの絶頂期とフリージャズをカギに選ぶと自然とコレが浮かび上がらざるを得ないんじゃない?
グジャグジャのフリー状態からイン・テンポになって、猛然とハードにスイングしていく瞬間は何度聴いても感動するわい。
「ascension」とは「上昇」という意味。
あと、『Larks' Tongue in Aspic』あたりのKing Crimsonファンには『Kulu Se Mama』なんかがハマるかもしれない。
どこにでも出てくる『A Love Supreme』や『Live at Village Vanguard』は故意にハズした。

As
【Kenny Burrell & John Coltrane】
最後、5枚目…Marshall Blogなのでギターものを1枚。
Kenny Burrellとの双頭アルバム、『Kenny Burrell & John Coltrane』。
昨日紹介したTommy Flanaganの変形ブルース「Freight Train」はこのアルバムの1曲目。
フリー期のコルトレーンがWes Montgomeryを自分のコンボに誘ったが、「イヤ、無調の音楽チョット勘弁してチョ…」と、断られたという話が残っているが、果たしてコルトレーンってギターが好きだったのかな?
ちなみに、ザッと考えてみると、コルトレーンのリーダー・アルバムに参加しているギタリストって…ひとりもいないんじゃないかな?
さぁ、これで元気になったでしょ?
え、Billy Holidayはどこへ行ったのかって?ごめん、私Billie Holidayって数枚のアルバムは持っていてもほとんど聴かないのですわ。

Kb さて、Koki Tetragon。
「Lady Day and John Coltrane」はこの日一番のアップ・テンポ・ナンバー。
イヤ、スゴかった。
ウネちゃって、ウネちゃって!

150_2

広規さんと大二さんのコンビネーションがすさまじいのなんのって!

Img_0192今、現存する日本のリズムでは最強のチームのひとつではなかろうか?

110v♪チンチキチキチン、チンチキチキチン…「機械じかけのラム」でおなじみの大二さんお得意のシンバル・レガートが気持ちいい~!
ココも間違いなくトリハダ・ポイント。

165広規さんのMCをお借りして、コルトレーンだけじゃなくてLady Dayにも触れておこう。
あ、「Lady Day」というのはBillie Holidayのニックネームね。
ビリーが時の大統領フランクリン・ルーズベルトにちなんで、恋仲だったテナー・サックスの巨人、Lester Youngに「Prez(=President)」というアダ名をつけたところ、レスターはビリーに「Lady Day」というニッネームをお返ししたという。
何でも広規さんがダイアナ・ロスが演った映画『ビリー・ホリディ物語』を観に行った時に併映していたのが『ジョニーは戦場へ行った』だったそう。先に『ジョニー』をご覧になった。
ドルトン・トランボね。
現代は『Johnny Got his Gun』というんだけど、コレ、『Annie Get Your Gun(アニーよ銃をとれ) 』にひっかけていたのかな?
「アニー」はアニー・オークレーという女流射撃名人を主役に据えたミュージカル。
「There's no Business Like Show Business(ショウほど素敵な商売はない)」や「Doin' What Comes Naturally」、英米の子供ならきっと歌える「Anything You Can Do」といった名曲が収められた楽しい作品。
映画はジュディ・ガーランドが体調不良を理由に途中で降板し、ベティ・ハットンが主役を務めたが、ジュディの声でアニーを観てみたかった!
一方、「アニー」ではなくて「ジョニー」…この映画を観たことがある人ならおわかりの通り、そう、あまりに悲惨。
その悲惨なインパクトがあまりにも大きすぎて、広規さんは『ビリー・ホリディ物語』のことをナニひとつ覚えていらっしゃらないという。
わかるわ~。
私が小学生か中学生の時に観た際も二本立てだった。新小岩の西友にあった第一劇場で観たのは覚えているんだけど、もう1本が何だったかをサッパリ覚えていない。
ジョニーが自分の身体の状態を知るシーンはかなりのショックだったし、看護婦さんがジョニーの胸に字を書いて意思疎通を図るシーンは印象的だった。
大人も夢中になってる幼稚なマンガ映画などではなく、戦争によって「ありのまま」ではいられなくなった若者を描いた、こういう悲惨な社会的な映画を今の若い人たちにドンドン見せるべきだと思いますよ。

S41a0495今回のギグはメンバーの楽器の音にも十分に注目して頂きたいのだが、松川さんのギターの音!

170vASTORIA CUSTOMのいいところが存分にフィーチュアされている。
輪郭のはっきりしたクランチ。音の芯の太さはやっぱりMarshallならではのもの。
こんな音をほぼ生音で体験できるのもこうした規模でのライブならではのことだ。

180_2「A」でスローなブルースを1曲。
本番前には「Red House」というウワサもあったように記憶しているが、違う曲だった。
曲名はわかりません。ブルース疎いから。
今度松川さんに訊いとかなきゃ!

190_sb楽しそうに演奏しているのはSteve Miller Bandの「The Joker」。
こりゃタマらん。
アメリカン・ロックをあまり好んで聴かない私だけど、Steve Miller Bandは大好き!

200_jkコレ、平坦な歌詞を覚えるのが結構大変だと思うんだけど、松川さんは正確に歌われていた。

210v_2ギター・ソロガッツリかますちょっとハードな「The Joker」もまたよきかな。

220v松川さんは選曲に歌にギターにと超大活躍!Junichiro Tetragonでもあるぞ!

230_3もちろんこのミディアムテンポの名曲でもグイグイとグルーブを送り込む広規さん!

240v_2それを受けての大二さんのドラムスにうっとり。
叩き手の良さはもちろんだけど、NATALってやっぱり音がいいナァ~。

250v…とここまでで第一部は終了。
前半は割合軽く流した感じ?いえいえ、中身はかなりハードでした。

260_3『THE CLASSY ROCK GIG 』のCDとDVDの発売は明日です! Cddvd

<つづく>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月30日 関内LIVE CAFE STORMY MONDAYにて撮影)

2017年4月 3日 (月)

THE CLASSY ROCK GIG / Koki Tetragon <前編>

Gregg Allmanが口の中でゴニョゴニョ歌うせいにしてしまっては熱心なオールマン・ファンに怒られること必定だが、「Stormy Monday」って「♪They call me stormy Monday」と歌っているのかと長いこと思っていた。
だって「オレのこと、『嵐の月曜日』って呼んでくれ」なんてカッコいいじゃんね。ハウンドドッグみたいだ。
コレは完全に私の思い違いで、Albert Kingの「The Hunter」と混同していた。
T-Bone Walkerに謝らなくちゃいけないね。
この「Call me ~」は他でも赤っ恥をかいたことがあった。
以前にも書いたことがあるのだが、初めてMarshallに行った時、時の重役たちや関係部署の担当者たちと中華料理店で昼食を摂った。
「そうだ、自己紹介ではコレを言おう。きっとウケるぞ~!」と事前に仕込んでおいたセリフを披露した。
食事の間に「チョット自己紹介させてください」と切り出しておいて、こう言ったのだ。
「I was born in 1962.  Please call me 'Bluesbreaker'」
ドッカ~ン!大ウケ~…となる予定だったのだが、席にいた全員がビックリして私のセリフに凍り付いた。あのシラケぶりは本当にスゴかった。一世一代のドッチラケだった。
英語は通じていても、全く意味が伝わらないようだった。アータ、Marshall初のコンボ・アンプ、「Bluesbreaker」の正式な型番は「1962」じゃないのよ!
ビックリしたのはこっちだよ。
話を戻すと、この曲の正しくは正式な題名は「Call it Stormy Monday (But Tuesday is Just as Bad)」」といって、歌もこの通り歌っている。
「Stormy Monday進行」なんていうブルース・コード進行のバリエーションが有名だが、オリジナルは至ってシンプルな12小説のブルースだ。
変形ブルースだったら、Charlie Parlerの「Blues for Alice」とかTommy Flanaganの「Freight Train」の方が何枚も上手だけどね。ロックの人、誰かこのコード進行でブルースを演奏しないかナァ。
さて、「Stormy」…ここではチョット歌詞について触れたいんだけど、「一週間」っていう歌があるじゃない?「♪日曜日は市場に出かけ~」っていうヤツ。
この「Stormy Monday」って、同じようなコンセプトの歌詞で、失恋の一週間を歌っているんだよね。
月曜日は「嵐」!
火曜日は「悪」。
水曜日は「マァ、悪」。
木曜日は「哀しいわ~」。
金曜日は「鷲が飛ぶ」。
土曜日は「遊びに行くぜ!」。
日曜日は「教会へ行くのだ」。
面白いよね~。
ココで知っておかなければならないのは金曜日のこと。
歌詞は「The eagle flies on Friday」となっているんだけど、なんでいきなり「鷲」か?
コレ、「The eagle flies」とはアメリカの表現で「給料が出る」という意味なのね。
アメリカの紙幣に鷲のデザインが施してある(あった?最近見てないからわからんな)ことから、そういう表現をするようになったらしい。
だから土曜日には遊びに行けるワケ。アメリカはかつて週給がポピュラーで、金曜日が給料日だったからね。
そこで湧いてくる疑問はTraffic。
『When the Eagle Flies』というアルバムがあるでしょ?アレ、給料日の歌だったの?
イギリスの紙幣はエリザベス女王の姿が印刷されていても「鷲」の姿は見当たらない…と思って歌詞を調べると、少なくとも「給料」は全然関係ないもっと文学的な内容だった。
「給料」ということとは関係なしに、The Kinksの「Rainy Day in June」とかElton Johnの「Skyline Pegion」とか(訂正!コレは「鷲」じゃなくてもちろん「鳩」。「翼を広げてどうのこうの…」という歌詞が似通っているのでつい混同してしまった!)、「鷲」に関する歌詞の曲ってイギリスにも結構あるんだよね。
それにしても、この人、日曜日にチャンと教会に行くところがエライね。
「金持ちの彼女ができて遊んで暮らせますように…」とお願いするのだろうか。
今日のオープニング・トークは脱線が脱線を呼んでおりますが…。
いつも言っているように私は本当におつきあい程度にしかブルースを聴かないので、あんまりノメリ込むとすぐにメッキがハガれてしまうのでそろそろ結論。
  
Muddy Watersに「The Blues Had a Baby and They Named it Rock and Roll」という曲がある。
「ブルースには子供がいて、その子たちは『ロックンロール』と名付けられた」…まったく題名の通り。
この曲も歌詞がすごく面白い。
Muddy Watersも、James Brownも、Ray Charlesも、John Lee Hookerも、Otis Reddingも「ブルースには魂がある」と言ったとサ…その子供がロックンロールなんだよ」という歌なんだけど、ヴィクトリア女王そう言ったことになっているところがスゴイ!
今では現エリザベス二世女王がイギリスの在位期間最長の国家元首になったが、この曲が作られた頃まだヴィクトリア女王がトップでイギリス最強の女王だった。
もちろんコレはシャレだけど、Muddy Watersが言っていることはすこぶる正しい。
「魂」が宿る音楽がブルース、そしてその子供が「ロック」なワケ。
コレはどうしようもない事実。戸籍は歴史的な音源を聴けば容易に調べることができる。
どこでどうおかしな血が混ざってしまったんんだか、今のロックは絶対にブルースの子供じゃないよね。80年代以降、血脈が途切れて「ロック家」はお金持ちの家からやってきたヨソの子ばっかりになっちゃった。
コレが言いたかっただけ。
ブルースって歌詞がスゴイんだよ。
とにかくスゴイ。
あの歌詞がダイレクトに理解できないのは悔しいナァ。
曲は何しろ全部同じなんだから、歌詞を理解しないでブルースを聴くのは、その魅力の半分も味わっていないことになるのではなかろうか…コレが私の最新のブルース感。
何かの突然変異で今の若い人たちが若い感性で積極的にブルースを取り入れたら面白いだろうナァ…これが私のリスナーとしての最近の夢。
  
さて、今日から3日間、横浜は関内、LIVE CAFE STORMY MONDAYからお届けする。

10ドワッ!
ステージにMarshallのフル・スタック!
それにASTORIAにNATAL。
いい光景だ…私の眼がよろこんでる。
このステージに立つのは…

20ベースに伊藤広規。

30vドラムスは岡井大二。

50v下手のギターに松川純一郎。

70v
ステージ上手は窪田晴男。

60vMarshall Blogでもおなじみの日本を代表する低音にしてグルーヴ・マスターの広規さんは、今年で音楽生活40周年を迎えた。
例によってやってみるか…40年前の出来事。
40年前は1977年。昭和で言えば52年。
私は中学3年で、ハード・ロックに飽きてきてプログレッシブ・ロックに夢中になり出した頃だった。
ラーメンが260円、銭湯が120円だったって(今は460円)。コーヒーは260円。
国鉄の初乗り運賃は60円!都バスは90円、タクシーの基本料金は380円だったって。
米ドルはこの年291円に始まって、241円で終わっている。円が50円も上がった。まだグイグイと日本が国力をアップさせていたいい時代だ。
英ポンドは460円ぐらいか…今は145円/£ぐらい。Marshallがまだベラボウに高かったのもうなずける。
レコードは2,500円だった。コレはハッキリ覚えてる。
ああ、「青酸コーラ事件」ってのあったね。
このころは「ロッキード事件」で大騒ぎしていたんだ。飛行機が学校になっただけで、あの方々のやることとレコードの値段は今でも変わらんね~。
総理大臣は福田赳夫。アメリカ大統領はこの時就任したカーター。
映画は「ロッキー」に「未知との遭遇」、「幸せの黄色いハンカチ」。今みたいにマンガ映画なんか全くお呼びでない。まだ大人のエンタテインメントと子供のそれが分かれていた時代とも言えよう。
ヒット曲はジュリーの「勝手にしやがれ」と「憎みきれないろくでなし」、そして何といってもピンクレディーのオンパレード!
「ペッパー警部」、「S.O.S.」、「カルメン'77」、「渚のシンドバッド」、スゲエな…「ウォンテッド」もこの年だ。
それとキャンディーズの「やさしい悪魔」とか。
「北の宿から」や「津軽海峡冬景色」も1977年。
まだ「花の中三トリオ」も大活躍。
ダメだ!とても書ききれない!
今の音楽界とは比べ物にならない。土台、曲のクォリティが今の音楽とはケタ違いだ。
誰か、今の音楽界を忖度してやってくれよ!
こんな年から広規さんはプロでベースを弾いている。
コレは広規さん40周年記念イヤーのロゴ・サイン。三上雅浩さんのデザイン。

80広規さんはその40周年という節目にライブ・アルバムを制作した。
それが上のSTORMY MONDAYで収録した『The Classy Rock GIG at Yokohama STORMY MONDAY』。

90まず、ジャケットがいいよね。

140

ジャケットは、2012年の『Relaxin' at IWAKI ALIOS』以降、広規さんのアルバムのデザインを手掛ける「やましたみか」の作品。

100

内部に使用されているライブ写真は、今回も私が撮ったモノをご採用頂いた。

130当日、みかさんから撮り方のリクエストを頂戴してはいたのだが、撮影スペースや照明の関係でなかなか思うようにいかず大苦戦を強いられた。
しかし…
160
その状況を忖度して頂き、バッチリと写真を収めこんでくれた!

145みかさんとの仕事はこれで6作目となる。
シンプルで上品、それでいて深みのあるデザインがいつも素晴らしい。

150私はと言えば、写真の他に今回もライナー・ノーツを担当させて頂いた。
そして、またやっちまった!
制作スタッフの皆さん、ゴメンナサイ。
あれほど「3,000字」と言われていたのに、例によって書き出したら止まらない。
少しずつ長くなっていって、一時は9,000字近くまで膨らんでしまった。
John ColtraneやSteve Millerのこととかをもっと書いたんだけど、考えてみりゃ「Marshall Blogがあるわ…」と思ってバッサリとカットした。
それでも削りに削って、7,000字。
かかる状況を忖度して頂き、何とかすべて収めこんで頂いた。
この世は「忖度」でできているんだナァ。
ナニが書いてあるかはCDを買ってのお楽しみ。Marshall Blogとの重複はホンの少し。

110_ln

120_ln収録曲は全部で10曲。

170

バンド名はKoki Tetragon。
僭越ながら私のアイデアをご採用頂いた。
ナゼ、そんな名前か…はライナー・ノーツに書いてあるのでそちらをご参照いただきたい。
アッレ~、コレ、この分だと案外マーブロに書くことなくなっちゃうな…。
とにかく!広規さんを中心とした音楽達人の名人芸がテンコ盛りだ。

180まずはそのCDに収録されている極上サウンドの素を紹介しておく。
最初に触れるべきは広規さんのMarshall。

190vヘッドは1979年製の1992 SUPER BASS。
「JMP」と呼ばれているこのルックスは1981年にJCM800シリーズに移行するまで。
1972年までは「T1992」というトレモロつきのモデルも生産していた。

200vスピーカー・キャビネットはJCM800時代のベース用4×12"の1984。
「JCM800時代」というのは、この型番はベース用のキャビネットとして何度も使われており、その歴史はとても古く、最古の1984はストレート・タイプの1960として、何と1964年に登場している。
この1984は3代目のモデルで、このあと第5世代まで生産された。

1s41a0980 大二さんのNATALはメイプルのF20というキット。フィニッシュはシー・スパークル。
会場の規模を考慮し、20"バスドラムのキットが使用された。

210vキットのオーナーはサイバーニュウニュウのセミメタルA太郎氏。
この場をお借りしてご厚意に深謝申し上げます。

220_2スネアはNATALのステイヴ・シリーズ。
大二さんが叩くと説得力の塊のようなサウンドが飛び出してくる。

230_2そして松川さんはMarshall ASTORIAを使用。

240v赤いヤツね。
ASTORIA CUSTOM。
1チャンネル・モデル。
ビロードのような美しいディストーション・サウンドが身上だ。
その奥に見えるのはお店のVALVESTATE…なつかしい~!

250_2松川さんの足元のようす。
基本的にディストーション・サウンドはASTORIAで作っておいて、ブースター系のペダルでサウンドに色付けを与えていた。

260_2

窪田さんの後ろにもASTORIA。

270vこちらはクリーン・サウンド専門のASTORIA CLASSIC。
実際には使用されることはなかった。

280_2そして、広規さんのライブに欠かせない物といえば…この南阿蘇のキャラメル・プディング。
当日会場でも大人気だった。
ソロソロ食べたいな~、オーダーしよう、そうしよう!
  
キャラメル・プディングの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ

285_2会場はこんな感じ。
写真ではよくわからないかも知れないが、会場の奥には数台のビデオカメラが設置され、動画の撮影も敢行された。

290そして、その動画もDVDとなってCDと同時に発売される。
タイトルはCDと同じ『The Classy Rock GIG at Yokohama STORMY MONDAY』。

1img_0769 装丁もCDと同じ鏡開きのデジパック仕様。

1img_0782 こちらの方でも光栄なことに私が撮った写真をご採用頂いた。
1img_0777
ライナー・ノーツはバンド・メンバーの対談だ。

1img_0779
ん~、みかさんうまいことやったな~。
…というのはね~、ここの現場はメンバーさんのポジションによって光の量が極端に違うんですよ。
カメラというモノは明るいものと暗いものを同時に均等に撮ることはできないでね~、どちらかに露出を合わせなければならないことになる。
それをシャッターを切るたびに考えて、判断して、カメラを操作してるんだけど、そう簡単にいくとは限らない。
要するにこのステージの場合、松川のところだけが明るすぎちゃうんだね。
それをデザイナーのみかさんが勘案してうまく写真を料理してくれたというワケ。
ですので安心してお買い求め頂けます。
1img_0775
収録曲はCDと同じ。

1img_0772で、ですね、ライブ会場やCDショップ(TOWER RECORD、HMV、ディスクユニオン)でCDやDVDをお買い上げの方には「オマケ」がつくよ!
例えば、表がKoki Tetragon、裏がSTORMY MONDAYの特製ピック。

S_1235104678_n

S5_n

または、CDジャケ・デザインの缶バッジ。
さらにCDやDVDに収録されなかった曲を収録したCDなども用意されている。
すべて初回プレス盤のみの早いもの勝ち特典。

1img_0788_2

さて、実況を元に戻して…向こう正面の私!
「はい、私です。こちら狭いです!」
  
カメラの設置場所などを確保する必要などもあったので、お客さんは20人限定。
ナゼ、こんなにタイトな環境で演奏したのかの理由は次回に譲るとして…それでもさすがにキツイ!

300広規さん、客席に入りこんじゃって…ソロソロ始めまっせ~!

310さあ、いよいよ演奏が始まったぞ!
  
伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒ITO KOKI official web site

330『THE CLASSY ROCK GIG 』のCDとDVDの発売は4月5日です!

Cddvd <つづく>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月30日 関内LIVE CAFE STORMY MONDAYにて撮影)

2017年3月31日 (金)

Sound Experience 24

お騒がせしてしまったパソコン事件も何とか落着。
今日からまたMarshall Blogを再開します。
が!
パソコンって、普段何気なく日常的に仕事で使っているアプリケーションやデータが知らない間に山ほど蓄積されていて、OSの再インストールをしようものなら、今回みたいに「イザ復活」と相成っても、「あ、アレがない!」、「ウワ、コレも消えてる!」と不自由なことばかり!
そもそも元々ナニがあったのかがわからないんだから!
「完璧なコンピューター音痴」を自負する私でもずいぶん色んなことをしていたんだな~…と感心してしまう。
…なんてノンキなことは言っていられない。
え、データをバックアップしていなかったのかって?…イヤ、そんな面倒なことできないできない!
アレ、プロはその日の最後にその日にやったことをすべてバックアップしてるんでしょ?
そんなことはとてもできないよ。
その時は「データがなくなりゃまた何とかすりゃいいさ!」ぐらいのことを思っているからさ。
  
Marshallの社長はコンピューターのエキスパートでもあるんだけど、前回来日していた時に「シゲは撮った写真のデータをどうやって保管しているんだ?」と訊いてくるので「イヤ、外付けのハードディスクに撮った日毎に分類して保管しているんだよ」と答えた。
すると、「じゃ、もしそのデータがスッ飛んでしまったらどうするんだい?」と尋ねてくる。
私は「もうその時は覚悟するより仕方ない」と考えていたんだけど、一応「イヤ、考えたことがない。何かいい対策はあるの?」と訊き返してみた。
答えは「イヤ、特にない」だった。
そんなデータが消えてしまうことばかりを考えていたら、それこそ落語の『水屋の富』みたいになっちゃうでしょうよ。
データが心配で、心配で夜も眠れない。
何かの拍子にそのデータが全部消えてしまって、「ああ、ヨカッタ!これで安心して眠れる」というヤツ。
実は私、一回コレをやったことがあって…その肝心の外付けハードディスクが壊れちゃったのね。電源が入らなくなった。
困っちゃってサ…でも、すべてMarshall Blogで既に使ったヤツなので、一応の覚悟はできていた…でもそう簡単に諦めきれない。
何せ心を込めてシャッターを切った写真が数万枚も入っているんだから。
それで、その復旧にどれだけ費用がかかるかをインターネットで調べてみると、場合によっては数十万とかいうじゃない!
それで完全に諦めかけようとしたところ、妹が耳寄りな情報を与えてくれた。
妹もコンピューターがなければ手も足も出ない仕事をしているのだ。
何でもあの外付けのハードディスクなるものは、外側の装丁がメーカーによって異なっているだけで、中身はどのメーカーも同じだという。
そして、その中身に電源ケーブルと通信ケーブルをつなげばデータが取り出せる…っていうワケ。
そのケーブルセットってのは1,000円チョットだっていうし。
半信半疑だったんだけど、ご丁寧なことにYouTubeでそのハードディスクの分解法なんて動画まで見ることができる。
それでやってみたところマンマと大成功!
かくして数万枚の写真が命びろいしたのだった。
  
とにかくひとつだけパソコンに言いたいのは「お願いだから壊れないで!」ということぐらいだよ。
壊れたらこちとら手も足も出ないのっつーの。
ハイ、PCの話はコレで終わり。
復活後の第一弾は、「25」というビッグ・ナンバーを直前にした三宅さんのSound Experience。

10vステージはこんな調子。
Marshallのハーフ・スタックが3セットにNATAL。
3台のMarshallということはゲスト、あるいは対バンあり…ということ。
そう、私のPCよろしく、今回のSound Experienceは対抗バンドを迎えたいつもの状態に戻っての開催となった。

20その対バンとはギターの白田雄人率いるトリオ。

30v白田くんのロゴ・マーク。
メッチャよくない?!
ところで、「白田」くんは「はくた」くんと読む。
この姓は山形と茨城に多いらしい。
そして山形では「しらた」と読み、茨城では「はくた」と読むそうだ。
どだなだす?
この業界にいるとRudyのイメージがあるせいか、「しろた」と読んでしまいそうだが、全国的確率で見ると「はくた」と読む家が過半数なんだって!

Yutoベースは人時。
人時さん、久しぶりだわ~…と思ったけど、こないだ森友嵐士さんの時に会ったんだわ。

40vドラムは「DEATH-O」こと吉川修。

50v雄人くんはMarshall。

60若いのに70年代の1959を愛用している。
三宅さんと共通の友人の紹介でこのステージに立つことになった。
雄人くんの1959は1973年製のハンドワイアード期のもの。
三宅さんもかつて73年製の1959を愛用していた時期があって、そんなことも手伝って一気に意気投合したようだ。70vチョット深めのひずみで縦横無尽に弾きまくる。
トラディショナルなフレーズが次から次へと出てくる保守派系ギタリストだ。
コレは昨年の12月にリリースしたソロのインスト・アルバム。

Hy 派手なテクニックにとらわれることなく、ロック・ギターの伝統的なツボをキチっと抑えてのプレイは素晴らしい。
これからもMarshallでガンガンいっちゃって!
  
白田雄人の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ウェブサイト

80休憩を挟んでStrange,Beautiful and Loudが登場。

90三宅庸介と…

100vJVM210Hと1960BV。

110v山本征史と…

120v1992 SUPER BASS。

130v金光健司と…

140vNATALのバーチ。
安定のバックライン体制。

150オープニングには珍しく「petal」を持ってきたよ。

160続いては2曲目に来ることが多い「murt'n akush」。
激しい曲調に雰囲気が一転する。

170v今度は「bloom」。

180vそして、「if」。
ハハン、三宅さん、今夜は緩急緩急と交互にセットリストを組んだな。

190だって、また次が「垣根」だもん。そう「solitary past」。

200vそしてまた激しく「devil」。

210v最後に「緩」の「virtue」を持ってきた。
テンポは早くはないが、内容はすこぶる激しい。
この曲のインプロヴィゼーションで三宅さんがどれだけギターと絡み合い、どれだけ曲に入り込むかはステージの大きな見どころになっている。
要するにショウのハイライトだ。
特に真ん中のクリーンのソロから徐々に激しく、燃え尽きていく過程は見るものに息をつかせない。

220vそしてその三宅さんを鼓舞し続けるリズム隊。
今日も最高の仕事ぶりを見せてくれた。
この2人があってこその三宅ミュージックだろう。

230アンコールは白田くんも加わってのセッション。
まずは「People Get Ready」。
1965年のThe Impressions、あるいはCurtis Mayfieldのヒット曲。
Curtis Mayfieldって『Superfly』は持ってはいるものの、コレと「Freddie's Dead」しか知らんわ。
この曲はスゴイ人気だよね~。
でもJeff BeckとRod Stewartでしょ?
まさかThe Impressionsが好きでこの曲を選ぶギタリストはいないでしょう。
「Stratus」もそうだけど、本当にBeckの影響力ってのはスゴイね。

240ユッタリとしたムードで繰り広げられる…

251v2人のギター合戦!

260v2曲目は三宅さんの歌で「Foxy Lady」。
サラっとやる三宅さんの歌がいい、

270でもギターは激しいよ!
曲調に合わせてギンギラギンに弾きまくる!

275その2人のギターに呼応してエキサイトするリズム隊。

290vこのリズム隊はホントすごいバーサティリティを持ってるよね。

300v渾身のJimiスタンダードで燃える三宅さん!

310v一歩も引かない雄人くん!

320v楽しそうなKK!
何とも充実したギター・バトルだった!
次のSound Experienceはいよいよ「25」のシルバー・アニバーサリー!
  
三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange Beautiful & Loud

3301965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月20日 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにて撮影)

2017年3月28日 (火)

METYA-METYA-EEYAN!!~犬神サアカス團編

イケね、イケね、「気をつけてなきゃ」…と思っていたのにやっぱりやっちまった。
というのは1,100本目の記事。
去年の10月にMarshall Blogの記事が1,000本を突破して、早4か月。
3月中には100本の新しい記事をを加え、1,100本に到達するな…と思っていたらそれもアッという間。
気が付いたら今日のこの記事で1,106本目になってた。
車の走行距離のキリのいい数字を見逃した気分だわ。
  
さて、そうして楽しい時間はアッという間に過ぎるものでございまして…と言ったかどうかはわからないが、当日総合MCの一角としてステージに上がったのは、イベントのトリを務める犬神サアカス團のジン兄さん。
何で最後に登場するパフォーマーを「トリ」っていうか知ってる?
私は知ってる。いつかマーブロに書いたから。
その理由が知りたい人はゼヒ過去のマーブロをチェックしてみてくださいね、全部。

10で、アッという間にトリの出番。
犬神サアカス團!

20犬神凶子

30v犬神情次2号

40v情次兄さんは当然Marshall。
JCM800 2203と19600Aね。向かって左のヤツ。

45ベースは犬神ジン。
この日はMCでも大活躍。
そして、この後、彼にはスペシャルな出来事が待っていた!

50vところで今日のジン兄さん。
EDENのTERRA NOVA N501を使用している。
実はジン兄さんはこの日初めてTERRA NOVAに触ったのだが、音を出した瞬間から「Yes, fall in love」。
お試しのつもりがガッツリ本番でも大活躍というワケ。
TERRA NOVA、評判がいいだけのことはありますな。

60犬神明
今日はイベントなのでNATALは持ってきてないの。

70vさて、犬神さん、先日Marshall Blogでレポートしたように、この日の約2週間前に同じステージに上がったばっかり。

80_tiその時は、この『黄金郷』のレコ発巡業の千秋楽だった。

90cd1曲目は早速その『黄金郷』から「虎の威を借る狐」。
昭和のテイストながら、さりげなく7/4拍子のリフを挟み込むところが何ともカッコいい。

100v典型的なミディアム・ファストな犬神チューン。凶子姉さんの声がバッチリ以上にマッチする。
125

この曲の大きな聴きどころは真ん中の凶子さんとバンドのキメのコール&レスポンス。

120そして、情次兄さんのソロが暴れる、というワケ。

Img_0697 続けて代表曲「命みぢかし恋せよ人類!」が続いた。
こんなに早くこの曲が出てくるパターンは珍しいんじゃないの?
チョット、普段から気になっていることがあるんだけど今ここに書いてもいい?
え、いいですか。
じゃ書きますね。
コンスタントに曲を作ってアルバムを発表している犬神さん。そのポートフォリオたるや素晴らしいものがありますわな。
掘っても掘ってもバラエティに富んだレパートリーが尽きないのは、日本のバンドでもかなり珍しい部類に入るでしょう。
でもですね、収録曲をゼンゼン演奏しないアルバムがある。
それは『夜行列車極楽行』。
ま、私はそれほど昔からお付き合いさせて頂いているワケではないけど、ここ数年、東京で開催される単独公演はすべてお邪魔してきたし、結構な回数の舞台を拝見しているつもりなんだけど、私が知る限り、このアルバムの曲を取り上げたこと一回もないのではないか?
2013年の『不確定性原理の悪夢』もかなりきわどいが、レコ発公演を観ているので収録曲を演奏したことはわかっている。
ま、他にもそういうアルバムがあるのかも知れないが、他のアルバムにはそれぞれ頻出するキラー・チューンがある。
『スケ番ロック』からは「平成デモクラシー」、『セタカムイ』からは「ドグマの呪い」、『ビバ!アメリカ』と『死ぬまでROCK!』からはタイトル曲、『恐山』からは「浅草心中」、そして『夜行列車極楽行』からは…ない!
もしかして「演らずのCD」?
さぁて、次回の単独公演が楽しみだ。(「開かずの踏切」を歌ってるのはジョニーちゃん?ナマで聴いてみたいな~)
「夜行列車」がいいかな~、「猫町」がいいかな~、イヤイヤ、何でもいいや。いい曲いっぱい入ってるんだよ。

130v_imそのすさまじいまでに犬神Vaultを構築している中心人物が明さん。マジで尊敬するわ。

135vまた『黄金郷』にもどって…

130「死に行く日に」。
私の最近の鼻歌曲。

110v
情次兄さんのソロでスタートするのは近作『玉椿姫』から「虚像の近い」。

150v_kc犬神サアカス團が得意とするところの演歌ヘヴィ・ロックの真骨頂のような曲。
4人の4人による4人しか実現し得ないアンサンブルが素晴らしい。
日本には他にも演歌チックなロックを演っているバンドがあるが、歌詞の内容も含めてこれほどさりげなくカッコよく、そしてヘヴィに演奏するバンドを犬神以外に私は知らない。
そういえば、40年ぐらい前になろうか、小林幸子が再デビューする時、「演歌ロック」を標榜していたんだけどね(あるいは「ロック演歌」だったかもしれない)。アレはどういうサウンドだったんだろうか?
その後、結局「思い出酒」かなんかがヒットして演歌の世界に帰っていった…ハズ。
当時、Charさんが「歌謡界へ殴り込みだ!」なんてこともやっていたな。
いつも書いているけど、それはロックと歌謡曲がハッキリ分かれていた時代。
最近はまったくその「別」がなくなっちゃった。
まだロックが大人のモノだった時代…いい時代だった。

160v

170v

175v

180vここでサプラ~イズ!
情事兄さんが手にしているのはバースデイ・ケーキ!

190ジン兄さん、この日がちょうどお誕生日!
おめでとう、兄さん&後輩!
そう、「兄さん」なんて書いてるけど、私と同窓で後輩なのだ。
この業界、結構いるんだよね、同窓生が。
今度、同窓のミュージシャン集めて同窓会しようかな?Marshall、NATAL、EDENのいずれかを使っていないと出席できないの。イジワル~!

200ケーキをひと口いただいて…

2101曲熱唱!
曲は「気ままな旅を」。

220vマラカスを手にしてメチャクチャ楽しそうな凶子姉さん!

230vジン兄さんの歌は凶子姉さんが欠席していた「Z」の時の「こんなのロックじゃねぇ!」以来。
独特の声でいい味出していらっしゃいました。

240そして、最後も『黄金郷』から「生存狂騒曲」!

250_skブッちぎりのドライビング・チューンを喰らえ!

260vすさまじい音のウネリにみんなゴキゲン!

270v今日の主役はことさらゴキゲンだ!
そういえば、歌う時、ゼンゼン緊張していなかったようだったナ。

280vトリでの出番なのでアンコールがついた。
曲はヨッシャ!「白痴」!

290_hcこれまた胸のすくようなスピード・チューン!
4人がひとつの巨岩となって急坂を転げ落ちる!

300

310

320

330vこういう曲は好きだ…あ~、あ~、どうせアタシはバカですよ!

340ハイ、〆のジャ~ンプ!
キマった~!
イベント終わり!

350_2前回紹介したグッズも好評だったよん。
  
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

360(一部敬称略 2017年1月18日 高田馬場 club PHASEにて撮影)

2017年3月27日 (月)

METYA-METYA-EEYAN!!~ARESZ&つしまみれ編

1月に高田馬場Club PHASEで開催された6日連続のイベントの3日目。

10v久しぶりのつしまみれ!

10まり

20vやよい

30vみずえ

40v以前はよくMarshall Blogに登場してもらっていたのだが、ここのところずいぶんご無沙汰だった。

50相変わらずの3人でうれしかった名。

60…といいたいところだけど、この時はこの3人に大きな変化が加わろうとしていた。
それは、この日の次のステージを最後にみずえちゃんが、つしまみれを脱退してしまうということだった。
アルバム、『あっ、海だ。』をリリースするチョット前ぐらいからのお付き合いかな?
だからカレコレ8年が経っている。
みずえちゃんのタイトでダイナミックなドラミングが好きだった。
NATALを叩いてもらったこともあったっけ。

70vつしまみれの3人は1999年、学生の時の結成以来のメンバーだからね。
大変な出来事が目前に迫っていたが、狂熱のステージはそのまま。80「おじいちゃんのおズボン」とか「脳みそショートケーキ」とかつしまみれスタンダードを交えてのセットリスト…なつかしい~!

90「タイムラグ」では頭クラクラ~!
そうだ、このやよいちゃんのアクション!相変わらずカッコいい~。
昔は「♪梅ウマい、種デカい」なんて鼻歌をよく歌っていたもんよ。

100vまりちゃんもこの通り!

110ステージの後半から猛烈にヒート・アップして…

115vやりたい放題!…がつしまみれのステージの魅力。
つしまみれはこうでなきゃイカン!

120vみずえちゃん、最後なのにこんな写真しか撮れなくてゴメン!
これからも頑張ってくだされ!

140vそして、つしまみれの今後の活動に大期待!

つしまみれの詳しい情報はコチラ⇒つしまみれオフィシャルウェブサイト
130v
そして、ARESZ。

20瑠海狐<るみこ>

30v_2那都己<なつき>

40v_2雅己<まさみ>

50v翔己<しょうい>

60vこのバンドはドラムスが不在ゆえ、「猫の手」と称して庸ドラマーが参加する。
「猫」というより、バンドの場合は「虎」という感じだが…。
今回ステージに上がったのは鉄兵。
今日、ココまでのところスモークとLED照明のせいでドラマーの写真が撮れん!

701曲目は「BATTLE MODE」。

80_bm「戦闘型重鋼楽団」の名にふさわしいメタル・チューン。

90vさっそく翔己くんのタッピングでARESZ特有のアンサンブルを醸し出す。
翔己くんはMarshall 25/50 Jubilee Bass Series 3560を愛用している。

100v_2そして、遠慮なくギター・ソロ炸裂!
Marshall JCM2000 DSL100と1960Aを使用。

110v思い切り過ぎるぐらい思いっきりカマしてくれたオープニング。
じゃかましいことこの上なし!
しかしそれが「暴れ系Live BAND」の醍醐味!

120v_22曲目は「Come on baby☆ロック魂」。

130_cbr2013年にFEEL SO BADの倉田冬樹がプロデュースした5枚目のアルバム『Skill』からのチョイス。

Skillタイトルに「Come on baby」なんて言葉が入っていると、ついRitchie Valensあたりの雰囲気を勝手に想像してしまうのは年寄りの悪いクセか?
「Come on Let's Go」から50年も経つと「Come on」と言われてもそう簡単には近寄れそうもないドヘヴィなナンバーになる。

140でも比較的トラディショナルなハード・ロックな曲調。
ツイン・ベースの重量感がいい味を出している。

150v「♪ロック、ロック、ロック、ロック、たましい~」…わかってます、わかってます!

160v曲調に合わせたトラディショナルなギター・ソロ。コレもいい感じだ!

170vイヤ、まったく…ロック魂がほんの少しでも欠けていたら、とてもじゃないけどできないパフォーマンスの連続だ。

170

「連続」といえば…ARESZの物販コーナーに貼ってあった告知ポスター。
イヤイヤ、おみくじの方じゃなくて…

180このカレンダー。
公演日とチケットの発売日が記入してるんだけど、この週末の連続公演!
スゴイな~。
大阪からやって来て3連チャンとか…。4公演連続なんてこともある。
2013年、Steve HackettがGenesisの曲だけを演奏しに来日した時が3公演連続だった。
この時、最終日にオフィシャルで撮影に入らせて頂いたのだが、トイレでバッタリ一緒になったシンガーと少しおしゃべりをしたのだが、「3公演連続だなんてバカげてる!」と真剣にその苦労を訴えていた。
ご存知の通りGenesisの音楽はボーカルズのパートよりインストゥルメンタルのパートの方がはるかに長い。
そこへいくと、上演時間が短いとはいえ、ARESZは「♪ありがとう~」とか「♪ゴメンね~」とか歌ってるバンドとはまったく違うからね。
瑠海狐さんの全編ガナリっぱなし、アタマ振り回しっぱなし、MCではしゃべりっぱなしだ。
楽団さんも同様の決死のパフォーマンスだからね。
その上で3連チャンなんてラクラクこなしちゃう。
長年の訓練ってのはスゴイものだ。
でも、健康管理と車の運転だけには気を付けてね!

190東京アナウンス学園を優秀な成績で卒業しているとしか思えない瑠海狐さんの「立て板に水」のMCをはさんでファースト・ミニ・アルバムから「Going to Hell」。
「地獄へ落ちろ~!」

200_gthオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ~!
見てるだけで目が回ってくるぞ、オジちゃんには!

210地獄からの地響きのようなディストーション・ヴォイスが観客の耳に突き刺さる!

220メロディアスかつコンパクトにまとめられる那都己くんのソロ。
ARESZ程よいソロ・サイズがありがたい!

230vこの曲、元々はベースがひとりのアレンジだったが、ミニ・アルバムに収録するにあたりツイン・ベースにアレンジし直したのだそうだ。
効果バツグン。
ブリンブリン、ゴヨンゴヨン、これまた地獄の底から鳴り響いてくるかのような極悪低音サウンド!
そういえば、「極悪サウンド」というとたいて低音だよね。
「トレブリーな極悪サウンド」って聞いたことがない。実際、耳にはこっちの方がはるかに悪いと思うんですけど。

240ARESZの代表曲のひとつ「破壊殺戮洗礼の獄」はサード・アルバム『衝撃波』のオープナー。
Sgh
これまたヘッド・バンキングの真骨頂曲。
何せ動画『ARESZの暴れ方講座』の題材にもなってるからね。
しかし、私、このバンドだけは絶対に入れないな。

250_hssもちろん曲はヘドバンにピッタリの高速ヘヴィ・チューン。

260vどうしようもなく獰猛に疾駆するバンドに乗って瑠海狐さんが叫び狂う!

270あまりの熱演に何かに翔己されて、イヤ、憑依されてしまった那都己くん!

290vあ、戻って来た。
そしてシャープなソロをお見舞いする!

300v機関銃のようにツーバス砲をブチかます鉄平くん!

310v「邪道も極めれば王道也」…とにもかくにも続けることが大切なのね。
ARESZは今年で結成23年。和製メタルの王道を進め!

320vステージの最後を飾ったのは同じく『衝撃波』から「闘争本能」。

330_th「♪クラッ~~~~~シュ」のところもモチロンなんだけど、「♪ひらりひらりと」の陰旋法にも似たメロディが印象に残る、ステージでは必ず取り上げられるであろうARESZ代表曲のひとつ。

340vそして瑠海狐さんの「♪クラッ~~~~~シュ」の掛け声からのジェスチャーの指示。

390v「タコ焼きふたつ!」

400「人形焼き!」…その他モロモロ!
これが楽しいよね!

410vそしてメンバーの全員が燃え尽きる!

350v

360v

370v

380v

X 全5曲…え、5曲しか演ってないの?
ホンマかいな?すごいボリューム感だな~。
今日もすさまじいステージでした!
未体験のメタル・ファンはゼヒご体験あれ!

  

ARESZの詳しい情報はコチラ⇒official website of ARESZ

420<つづく>

(一部敬称略 2017年1月18日 高田馬場 club PHASEにて撮影)

2017年3月24日 (金)

これがこれかたたがわのこれかたがわだわ

今日のレポートも今回初めてお邪魔したライブハウスから。
横浜は関内の大老舗、「Stormy Monday」。
普段近しくして頂いているミュージシャンが数多く出演していらして、以前から一度行ってみたいと思っていたハコだが、若干遠いこともあって、なかなかお邪魔する機会に出くわさないでいた。
それが突然のチャンス到来…。

10取材のお相手は「これかたがわ」。
Marshall Blogには二回目の登場だ。
ちなみに今日の記事の題名をどう読んだ?
正解は「コレが是方田川の『これかたがわ』だわ」。
漢字ってスゴイでしょ?
この視認性の高さは、とても英語にマネできるシロモノではない。
コレがまた漢字だらけになっちゃうと読みにくくなっちゃうからおもしろい。いわゆるBlack Pageね。
先日、三軒茶屋のとんかつ屋に入った時、隣のテーブルに座った外人の女性がノートを手にしながら、日本人の男性相手に夢中になって日本語の練習をしていた。その手にしていたノートはお手製の辞書。おそらく実際に出くわした日本語の表現が書き込まれているのだろう。
聞くともなしに彼女の話に耳を傾けていると、相手に話しかけているのは、すべて日本語に関する質問。まったく休むヒマなく質問の雨アラレ。
特に、動詞の変化で時制を表す英語と、文尾の数文字でソレを表現する日本語とのシステムの違いに苦労しているようだった。
「します」とか「しました」とか「するでしょう」?
現在と過去は「し」なのにどうして未来になると「する」になっちゃう?
そして、食事を先に済ませた彼女達が席を立つ時に「勉強がんばって!」と英語で話しかけると、ニッコリと微笑みながら、まだ食事をしている私の隣にドッカと座って、いかに日本語の勉強が大変かを説明し出した。
その苦労を英語で話すことができるのがとてもうれしかったらしく、ものすごい勢いだった。
彼女がまず口にしたのは「ひらがな」と「カタカナ」の煩わしさだった。
私は「イヤイヤ、ひらがなとカタカナだけでも、反対に漢字だけでも日本語は読み書きができないんだよ。そして、その三つがあるから日本語は世界でももっとも美しい言語なんだよ」と言わせて頂いた。
それと、日にちの呼び方がサッパリわからないと言っていた。
つまり「ついたち」、「ふつか」、「みっか」、11からはシステマチックに変化するのにナゼ20になると「はつか」なのか?とか…なるほど、そう言われてみりゃそうだ。こういう話を聞くのは実におもしろい。
彼女、アッという間に日本語がペラペラになるだろうな。
ナゼなら現地に住んで、疑問に思うことを好きなだけ質問できて…これぞ外国語習得の王道。
ま、それよりも何よりも、彼女の日本語がすぐに上達するだろうな…と確信したのは、彼女が日本語を勉強することを心から楽しんでいるようだったからだ。
さ、私もまた英語の勉強しなきゃ!

20v是方博邦と田川ヒロアキのギター・デュオ・チーム。

60その間にドッカリと構えているのはMarshall ASTORIA。

70

グリーンのヤツがクリーンのCLASSIC。
ブルーが2チャンネルのDUAL。
合わせてクラデュア、またはデュアシック。

80是方さんがASTORIA CLASSICを使用。
ASTORIAが徹底的に美しいクリーン・トーンを作り出しておいて…

90v_2足元のペダルで色付けをする。

100ヒロアキくんはASTORIA DUAL。

110ヒロアキくんはASTORIA DUALのクリーン・チャンネルの方だけを使用して、この足元のペダルで音を作っている。
いつものJVMでは歪みのチャンネルでクリーンを作っているがASTORIAの時は反対のことをしている。

120さて、一曲目は「Eのブルース」。
曲の内容は当然キーがEの12小節のノーマルなブルース。

130_eヒロアキくんの足元でもうひとつ紹介すべきは右足に取り付けたフットタンバリン。
これでシャンシャンやってた。

140そしてハーモニカも!
ちゃんととベンドを多用した本格的なプレイ。

150vそしてハーモニカをそのままネックの上で滑らせてボトルネック。

160v腕時計の前例があるように、どうもヒロアキくんは金属製のモノを持ってギターを弾くとすべてスライド・バーにしてしまう習性があるようだ。

170是方さんの濃い~ソロ!
ヒロアキくんと是方さんの出会いは、長年ヒロアキくんがシリーズで展開している『田川ナイト』のゲストに…とファンキーさんが紹介してくれたことからなのだそうだ。
その初対面の時に初めて是方さんと演奏したのがEのブルースだったのよ。

180その『田川ナイト』は明日開催。
場所は八王子のLive Bar X.Y.Z.→A。
もうしばらくするとお店が閉店していまうため、カウントダウンのライブとなる。
そういえば、前回「これかたがわ」を取材させてもらったのはX.Y.Z.→Aだった。
遠いので私は数えるほどしかお邪魔できなかったが、雨後の竹の子以上に増え続けるライブハウス業界の中にあって、ミュージシャン・マインドに富んだ名物ライブハウスがひとつ減ってしまうのは本当に残念なことだ。

250v

他方、ヒロアキくんはタモリのテレビ番組で是方さんの演奏に接して感動。
当時すぐにCDを買いに走ったそうだ。
是方さんは是方さんで、和佐田さんからヒロアキくんが演奏する動画を見せられて「山口にスゴイのがいる!」とブッ飛んだらしい。
だから当然の出会いだったのかもしれない。
260_kd
二曲目は即興。
今日のテーマは「春夏秋冬」。
ということでまずは冬。ナゼか冬から。
今、冬だからね。
冒頭、是方さんがディレイで雪を舞わせる。

190_snそこにヒロアキくんがテーマ・メロディをアドリブで乗せていく。

200vその雰囲気を咀嚼して是方さんがギターで語り返す…という展開。

210vJeff Beckの大ファンの是方さん、この時、Jeffの来日が間近だった。
三回の東京公演すべて観に行かれるとおっしゃっていた。
そして、もう春。
即興でもう一曲。
ヒロアキくんの即興といえば、SPICE FIVEなつかしいナァ。 

230_ipv続いては「Little Wing」をインストで。
是方さんのメロディのなぞり方がカッコいい!

240_lwココで歌特集。
ヒロアキくんの歌で「海岸通り」。
季節は夏になったのかな?

265もうひとつ…是方さんの定番、「アジアの純真」。
いつもそうなんだけど、な~んの飾りつけもなくサラっと歌うところが気持ちいい。

270v_aj休憩をはさんで第二部。
第二部のアタマはソロで演奏することになっとる。

280v_wnw今回の是方さんのチョイスはディズニー。
「A Whole New World」は『アラジン』か…。
こうしたソロ・バラードでもギュイーンとやっちゃうんだよね。そのギュイーンに深い味わいがあるんだな~。

290対するヒロアキくんは何とマイコーの「Beat it」。
ギター・ソロは完コピ。

300_biそして、メッチャ派手なカデンツァ。
バッキング・トラックを使っての演奏だったんだけど、そのドラム・パートはヒロアキくんが実際にドラムスを叩いて録音したのだそうだ。
よ~、やるわ!
それにしてもASTORIAの音の素晴らしいこと!もちろん70%は弾き手のおかげ。

310vMCではヒロアキくんからASTORIAの説明があって、「今日はMarshall対決!」なんて話してもらった。
是方さん、ガットに持ち替えて「Garota de Ipanema」=「The Girl from Ipanema」。
ああ、ブラジルの娘、リリちゃんどうしてるかナァ。会いたいナァ。

320_imヒロアキくんはギターを叩いてパーカッショ二スト役。

330vまた何やら鈴みたいな打楽器もプレイしたよ。

360v_tg

是方さんは是方さんでエレガットをASTORIAにつないじゃった。
コレがハウリングもまったくなくて、ウォームで実にいい音なんだ!ラインの音より全然いい。
日本人はアコギ・アンプを使わなさすぎる。
あ、ASTORIAはアコギ・アンプではござんせんからね。

340この曲、ホンワカな雰囲気とは裏腹に、サビがガンガン転調して厄介なんだよね。
是方さんをそこをガッツで乗り切っちゃう感じ。
硬派なイパネマが気分爽快!

350vヒロアキくんの歌で、これまた定番の「切手のないおくりもの」。
コレはいい曲だね。素直にそう思います、ハイ。

S41a0118さて、ショウもたけなわ。
やっぱりコレが出てこなきゃ…「Ave Maria」。

S41a0060 ヒロアキくんが弾く美しいメロディ。是方さんの含蓄に富んだフレーズ。
曲想がドンドン広がっていく!

380vそして最後は「Superstition」。 

390v_ssココはギター・バトルで燃えるとこ。

370v_am

ホラホラまた腕時計ハズしてる!!

400はい、スライド・ウォッチ!

410v是方さんのアドリブ・ソロってホントに濃いんだよね、味が!
グイグイと頑丈なフレーズが押し出されてくる。一音でも聞き逃したら損をする。

420vアンコールはスパイク・リーの映画『モ’・ベター・ブルース』から「Mo' Better Blues」。
この映画、音楽はBranfordも担当してるのか…。
スパイク・リーの映画って観ないな~。『マルコムX』ぐらいか?「コインの贈り物」ってか?
20年以上前にニュー・ヨークに行った時、現地のツアーに参加してハーレムに連れて行ってもらった。ガイドさんが「ココでスパイク・リーの最新作、『クルックリン』のロケが行われたんですよ!」なんて説明してくれたけど感動しなかった。
でもコレはいい曲だ。
「モ・ベター」か…小森のオバちゃまの訃報って聞いた記憶が全くないのは私だけであろうか?

430_mbbな~んでも自然に弾きこなしちゃうヒロアキくん。
当然この曲でも美しいプレイを聴かせてくれた。

440ギターという楽器の魅力満載のいいライブだった!
  
是方博邦の詳しい情報はコチラ⇒是方博邦Official HP
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

450ちなみに…Stormy Mondayさんは高速の入り口がやたらと近くてすごくうれしい。
 
(一部敬称略 2017年1月22日 関内Stormy Mondayにて撮影)

 

 

2017年3月23日 (木)

EITA PARK 2017~ D_Drive & 時空海賊SEVEN SEASの巻

ひとつはさんでこの日四番目に登場したのはD_Drive。
EITA PARKへは初の出演となる。

10Seiji

20v_2使用MarshallはJCM2000 DSL100ECと1960AX。

30vYuki

40v_2 JCM2000 TSL100と1960A。

50v_2Shimataro

60v_2ヘッドはEDEN WT-800。

70_2Chiiko

80v実はD_Driveの四人には先日紹介したMarshallの事務所に既に遊びに来てもらっていて、Jimとの記念撮影をさせて頂いた。

90_2 しかし、D_Driveもいい加減モノスゴイ数の東京のライブハウスで演奏してきてるよね~。
でも、ココは今回が初めてとのことだ。
その初めてのハコではじめに演奏したのは「Hyper Driving High」だった。

100_2このフィードバック音が交錯する混沌としたところからイン・テンポになって…

110v_2息の合ったツイン・リードのテーマに入って行くところは何度聴いてもタマらんね。
コレを初めて聴いてから何年経ったかな~?

1_s41a0773 二曲目は『R』収録の「Advance and Attack」。
珍しい展開じゃん?

130v_2ヘヴィな曲をヘヴィヤーに演奏するヘヴィエストなリズム隊。
一応説明しておくと、heavy-heavier-heaviestということね。
比較級、最上級は中学で教わる英語の基本表現だけど、本当にうまく、英語らしく自然に使うのはすごくムズカシイ。
「クラスで一番背が高いのはジョンくんです」とかやって終わっちゃうからダメなんだよね。
ネイティヴの人は等級の「as ~ as」の「~」に句を入れたり、「The 比較級, the 比較級(~であればあるほど…だ)」なんて比較級を使って実に巧みに自分の気持ちを表現しますな。
アタシャ、モノスゴク考えちゃってゼンゼンだめ。

140再び『R』から「Now or Never」。

150_2チョット、ここで「思い出し訂正」。
元のネタは2015年11月のD_Driveの単独コンサートのレポート
それはココで演奏した二曲が収録されているD_Driveのサード・アルバム『R』のこと。
コレね。

20cd 他にタイトルがアルファベット一字のアルバムとしてジャズ・ギタリストのJimmy Raineyの『A』を紹介した。

30cd その時、他にもあるような気がするがすぐには思い出せない…としたが、あったよ。
ナゼこの時スルっと出てこなかったのか我ながら情けない。
それはJethro Tullの『A』。またしても「A」。
コレをどうしても付け加えたかった!

Jt_a さて、MCをはさんで最新シングルから「Shape of Your Life」。

160_2Yukiちゃんのペンによるハード・バラード。
こうした曲調もD_Driveの魅力のひとつ。

170v_2持ち時間はもう後半。
同じシングル収録の「The Last Revenge」。

180コチラはSeijiさんの作品。
でもこの人ね~、こんなポーズ取っちゃってるけど、MCの告知コーナーでつい「ツーマン」という言葉を使ってしまって、大勢のお客さんに「ダブル・ヘッドライナー!」って訂正されたんだよ。
しかも、2回も!
ハッハッハッ!…私に隠れて普段は「ツーマン」という言葉を使っているのがバレでしまったね…Seijiくん。

190v_2残り二曲はDスタンダードの「Attraction 4D」と「OverRev」。

200v_2インヤ~、すんごい熱気で出番なんかアッという間だったよ!

Img_0400D_Driveは今週の金曜日の24日…明日!高円寺SHOW BOATでStrange, Beautiful and Loudと共演する。
ダブル・ヘッドライナーね。「ツーマン」じゃないからね、Seijiさん。
どちらもいつもMarshall Blogで騒いでいる現在のギター・インストゥルメンタル・ロックの最高峰だ。
ご覧になったことのない人には「花まつり」と「クリスマス」を同時に楽しむ絶好のチャンス。ゼヒお出かけくださいませね。

  
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

210この日のヘッドライナーは当然時空海賊SEVEN SEAS!

220Marshall、イヤ失礼、またやっちまった!
Marshal K

220v_2EITA
最後の出番だよ~!
360v
Prince Yo-

240vYo-くん、冗談かと思っていたら、本当にTSL60に直つなぎ!ギターとMarshallの間はギター・リードだけ!
だから音は素晴らしいよ。「極太」の権化。

250たつほわ将軍

254vそしてドラムはMajyu Lee。

255vすなわち前回のMarshall Blog登場時と変わらぬ黄金メンバー。
昔、ドラムはロシアのスパイ、ガチニコフだったんだよね。「ガチニコフ」ってすごくいい名前だと思っていたので覚えてる。ガチニコフ、どうしてるんだろう?

260vオープニングが「Toroi」。
もうこの曲だけで盛り上がりが最高潮!

270続けて「SHE」。
以前、SEVEN SEASってウチの近くのスタジオで練習しててね、当時中学生だった私のセガレがファンだったこともあって一度遊びに行ったことがあった。
「せっかく来てくれたから」と息子のために演奏してくれたのがこの曲だった。

280ナニげに久しぶりに演奏したという「Parallel World」。
演奏自体が久しぶりなんだから、どれも久しぶりにキマってる。

290次々と出てくる代表曲にお客さんは大喜び。

300vYo-くん、今日はアンプを持参していないけど、普段JVM410Hを使ってくれている。
実は彼は日本で最も早い時期にJVMを買って使い始めてくれたギタリストのひとりなのだ。
つまりもう10年は経っているということ。

310vコレも久しぶりに取り上げたという「Fly to the Heaven」。
見て!EITAちゃんの笑顔!
とにかくメンバー全員楽しそうだ!

320そうだよ、手旗だよ…「The Pirates' Flag」。
いつか書いたっけかな?私、手旗信号ホンの少しできるんよ。イヤ、もう忘れちゃったか…普段あんまり使わないからナァ。

350vもう最終コーナー。「Feel」を演奏。
独特のアクションも健在の将軍。プレイも着実だ!
340v
疾風のように現れて疾風のように去って行ったMajyu Lee。
それだけにドライブ感もバツグン。そしてNATALを魅力的に響かせてくれた。
330
〆は「Chasing Light」。
「♪振り返ればいつも」…ああこのメロディ、心にしみると言うか、時の流れを感じると言うか…。
自分より20歳以上も若い連中を捕まえて「昔の仲間」なんて呼んでは失礼かもしれないけど、楽屋でメンバーと一緒にいたら昔の話が次々と出て来てとても懐かしかった。
強引に言わせてもらうけど…「昔の仲間」ってのはいもんだナァ。

Zアンコールは「The Wind of Tomorrow」。
しかしね、スゴイ人気なんだよ、いまだに。
「メンバーが忙しかったりでなかなか集まれないので、次回ライブはいつになるか未定ですが、もしみんなの都合がつくようならまたライブやりたいですね」…なんて、EITAちゃんは中学の同窓会の幹事の〆の挨拶みたいなことを言っていたけど、またジャンジャンやればいいじゃん。
もうあの頃とは時代も変わってるし、また昔とは違った活動ができるんじゃない?
「昔の仲間」として楽しみにしているぜ!
  
EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITAぶろぐ

3701965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月15日 新宿Cat's Hallにて撮影)

2017年3月22日 (水)

EITA PARK 2017~Acoustic SEVEN SEAS & EITA (+TAKAEITA)の巻

それにしても行ったことのない都内のライブハウスってのはまだまだあるもんだな~。
東京23区内に「ライブハウス」と呼ばれているものは一体何軒あるんだろう?
マンハッタンとロンドンのウエスト・エンドにあるライブハウス(イギリスでは単に「club」と呼ぶ)を足した数より多いだろうね。
「閉店した」という話より「また新しくできた」ということを耳にする方が多いような気がするな。
だからきっとまだまだ増え続けているのだろう。
今日のレポートは初めてお邪魔した新宿のライブハウス「Cat's Hall」から。
コレが入り口。
機材を搬入出するルートは他にない。
マジでバスドラムが下ろせるのが心配になったが無事通過!

20v

このハコは以前、ボクシング・ジムだったのだそうだ。
だから天井にはサンドバッグを吊るしたフックが残っている。
おもしろい作りになっていて、表にもう一軒あるライブハウスと地下の楽屋でつながっている。
昭和のスキー宿みたいに、楽屋にあるドアを開けると、そこは隣のライブハウスの楽屋だ。
スキーか…。
そういえばマーブロでスキーについて書いたことないな。
私、10歳の時、すなわち45年前に初めてスキーを履きましてな…こう見えてもスキーとくれば、「普通」です。
スキーの道具やあり方もずいぶん変わったよね。私が始めた時、靴はまだヒモだったからね。ストック(今は「ポール」って呼ぶのかな?)は竹製だった。
ま、こんな話をし出すとキリがないので別の機会に譲ることとしよう。

302014年10月以来となる『EITA PARK』のレポート。
今日レポートする回は今年の1月のモノだから、前回から2年と3か月も経ってしまったのか…相変わらず時の流れが早い。
Marshall Blogのレポートとしては大分ご無沙汰してしまったが、その間にも『EITA PARK』は開催されていた。
  
さて、シンプルに『EITA PARK 2017』と題された今回の『EITA PARK』もEITAちゃんを中心に、ゲストを招いて充実の内容で催された。
冒頭に登場したのはAcoustic SEVEN SEAS。  
40ピアノをプレイするEITA。

50vMarshal K。
ウワ!
一日何回も「Marshall」ってタイプする生活を何年も続けているでしょ?
「Marsha」と来て、「l」を一回しかタイプしないというのはモノスゴク過酷だ!自然に、本当に無意識に「Marsha」まで来ると「l」のキーをトトンと二回叩いてしまう!

60v一曲目は「風、渡る、キズナ」。
名前の通り、時空海賊SEVEN SEASのナンバーをシットリとデュオでプレイするチーム。

70「Replica」と続いた。

80「けーちゃんの歌は合わせていて楽しい」というEITAちゃん。
最後を「Sky」で締めくくった。

90EITAちゃんが再び登場したのはEITA(+TAKAEITA)。
要するにEITAソロ・バンド。

100メンバーはEITA。
ギターに持ち替えたよ~!
アンプはJVM210Hと1960A。

110vもう一人のギターは真琴。

120vベースは、つよぽん。

130vドラムはカンちゃん。

140vキットはNATALアッシュ。
またカンちゃんがいい音出すんだ~!
カンちゃん曰く、「NATALを知らない若手ドラマーはもういないですよ!」…そうか~?
ま、例えそれがお世辞だとしてもうれしいもんです。
カンちゃん、ありがとう。

150雰囲気をガラリと変えて弾け飛ぶEITAちゃん!

160最近歌うのが楽しい…という彼女が最初にお見舞いしたのが「絶対零度」という曲の歌ありバージョン。
170v
下は2017年1月15日発売、すなわちこのイベントの当日にリリースされたEITAちゃんのソロのベストアルバム『by myself』。
結果的に今回のEITA PARKはレコ発でもあったというワケ。

165cdそのニュー・アルバムにも収録されているインスト・ナンバー「The Terminal」が後に続いた。

180vEITAちゃんのインスト・ナンバーはよく作り込まれていて複雑だ。

190v「インスト・ナンバーが難しすぎる!」という苦情がメンバーから出るそうだが、ナンノナンノ、どの曲も皆さんラクラクこなす、

210v

『be myself』にはピアノ曲として収録されている「鳳仙花」。

200v花とか植物の名前って全くウトいな…。小学校低学年の時にはヒヤシンスとかクロッカスとか習ったのにナァ。
鳳仙花ってどういうんだっけ?と気になって調べてみた。ああ、こういうヤツか。
英語で「バルサム」っていうんだって。
バルサムといえば、マーチン・バルサム。色々観たけど、ヒッチコックの『サイコ』のアーボガストという私立探偵の役がメチャクチャ印象に残ってるな。
アーネスト・ボーグナインとかリー・マーヴィンとか、ジョージ・C.スコットとか、ロバート・ライアンとか、バート・ランカスターとか…男臭く、シブい役者がスッカリいなくなった。
女優はエリザベス・テイラーや、デボラ・カーや、グレース・ケリーや、ヴィヴィアン・リーのような、正統派で本当に美しい女性がもてはやされなくなった。
アメリカ映画が幼稚でつまらなくなった原因のひとつはコレだ。映画もロックも子供のモノになってしまった。その子供向けエンターテインメントを大人が喜んでいるんだから救いようがない。日本も同じ。

Balsam コチラの「鳳仙花」は歌入りバージョン。
プロに向かって失礼だけど、ま、長い付き合いだから許してもらうこととして…EITAちゃん、歌うまくなったナァ。道理で歌うのが楽しいワケだ。

215またインストに戻って「Fireworks」。

220vなるほど、この曲も小難しいキメが満載だ!
225
MCで「次に演奏するのは新曲」と発表されると大きな歓声が沸き上がった。

S41a0600 「Tsunagu」という曲。この日が初披露。
歌詞がTAKAEちゃんのことを歌ったものになっている。
演奏していて色々と考えるところもあったそうだが、ガツンと盛り上がるシーンとなった。
230
元気のいいポップ・チューン「Rolling Days」でさらに盛り上がる!

Img_0290 短いMCをはさんで最後の曲。
『by myself』にボーナス・トラックとして収録されている「オルタナディブ」。

S41a0561 EITAちゃんの歌とギターが炸裂して大盛り上がりで出番を終了した。

S41a0592ジャーンプ!しておわり。

EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITAぶろぐ

240<つづく>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月15日 新宿Cat's Hallにて撮影)

2017年3月17日 (金)

THE NINTH APOLLO pre "本当のチケットフリーイベント"

「タダより高いものはない」、「タダより怖いものはない」…割と大切にしている格言かな?
無償で何かの施しを受けるのは。後々何かと厄介なことが起こるケースがあるからね。
で、この格言を英語で言い表すとどうなるのか調べてみると、こんなのが出て来た。
 
There is no such thing as a free lunch.(タダの昼メシなんてものはありゃしない)
 
ナゼか「昼メシ」。
どうして豪華なディナーじゃないんだろう?
私の知る限り、西欧の人たちのお昼ご飯はかなり質素なものだ。リンゴ一個とかね。
サンドイッチにコーラに小さなポテトチップ…Marshallの連中はみんなコレ。
ハハン、そうか…そんな質素な食事でさえタダということはありえないということか。
  
でも、このイベントは本当にタダ。
「無料でひたすら音楽を楽しむ」というイベント。
大阪のインディーズレーベルTHE NINTH APOLLOの主催だ。

10会場はTSUTAYA O-EAST。
いつものステージの他に客席にサブ・ステージが設置され、メインに6バンド、サブに4つのバンドが交互に登場した。

20双方のステージでMarshallファミリー製品が大活躍した。

30終盤で登場したハルカミライ

40Marshallのギター・サウンドで満員の観客を猛烈にエキサイトさせた!

1_img_0008続いてトリのひとつ前にメインステージに登場したのはYONIGE。

50今、注目のバンドとあって熱気がスゴイ!

60コチラのステージではNATALとEDENが大活躍。

70牛丸ありさ

80vごっきん

90vNATALサウンドは今風のテイストの音楽にもバッチリとマッチする。

100vYONIGEの詳しい情報はコチラ⇒yonige OFFCIAL WEBSITE

1201965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
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★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
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(一部敬称略 2017年3月1日 渋谷TSUTAYA O-EASTにて撮影)

2017年3月15日 (水)

KRUBERABLINKA~クルベラブリンカ 新春ロックショウ

『新春ロックショウ』と銘打った、赤尾和重率いるKRUBERABLINKAの東京での今年最初のステージ。
会場はコレで二回目となる四谷三丁目のSokhes Rock。
この辺りは、何だか知らないけどやたらとラーメン屋が多いんだよね。
その分競争が激しいのだろう、久しぶりに来たら隣のラーメン屋が閉店していた。
で、ラーメンもいいんだけど、近くにすごくいいフランス料理店があってね。
もちろん私はフランス料理より、レバニラや半チャンラーメンの方がはるかに性に合っているんだけど、約10年前、日本に住むアメリカ人の友達に教えてもらってからというのものその店が気に入って、決して頻繁ではないが食べに行っている。
ゼンゼン気取っていなくて、値段もリーズナブルでね…教えてあげたいけど、ゴメンナサイ、お店の名前がわからないのよ。
皆さんも偶然見つけたらゼヒ!って行けるワケない!
細い路地からチョット引っ込んだところにあるので絶対わかんないよ。
  
さて、今日もピエロの前でMarshall、NATAL、EDENがステージに上がってる!
絶景かな、絶景かな~!

10前回はアルバム『Conicarify』の発売記念ライブだった。
今回は『新春ロックショウ』ね。

20cd 赤尾和重

30v鈴木広美

40v広美さんはJVM210Hと1936。
2x12"を使用しているのは音圧を会場の規模に合わせるためだ。

50v足元のようす。

60鎌田 学

70v鎌田さんは先代のフラッグシップ・モデルのEDEN WT-800。
キャビネットはD410XLT。

80v現在のEDENのフラッグシップ・モデルはWorld Tour Pro WTP900だ。

9_wt900pro2

で、今メッチャ人気なのがTERRA NOVA N501。

9_stn501_hr_2

泉谷 賢

90vNATALのアッシュ・キット。
フィニッシュはシルバー・スパークル。

100オープニングはサード・アルバムのタイトル・チューン「Blanko」。
和重さんと後ろのピエロの手がユニゾンになってるの。

110_blCDでは「Brighton Rock」のようなSEでスタートするこの曲。
ライブではアタマっからガツンとカマしてくれる。
ガツンとKRUBERABLINKAだ!

120vコレ、コレ、こういうロックに頑張ってもらいたいのよ!
私が思うところのロックの黄金時代のサウンド…70年代ロック!

130母に便乗して昼の洋画劇場で観た一本がバート・ランカスター、トニー・カーティス、ジーナ・ロロブリジータの『空中ぶらんこ』。
監督は『第三の男』を撮ったキャロル・リード。イギリス人なんだけど、この映画はアメリカ映画。
原題はDeep Purpleファンもよろこぶ『Trapeze』という。
「trapeze」とは曲芸用のブランコのことだが、普通のブランコは英語で「swing」という。
「ブランコ」の語源は種々あるようだが、私はポルトガル語の「balanco(バランソ)」から来ているという説を採りたい。
ナゼなら仲良しのブラジル人女性の友達がいるから。リリちゃん、元気かナァ…。

140続けて「マンダリン」。
今度は中国語の「満大人」。「中国の役人」という意味。
皆さんはベラ・バルトークの「中国の不思議な役人(英題:The Miraculous Mandarin)」という曲を聴いたことがありますか?バルトークはハンガリーの人。
ココだけの話…メッチャかっこいいよ。
そこら辺のヘタなロックより全然スリリングだから。
ロックもいい加減飽きてきたけど、ジャズは苦手だナァ~…なんて人がいたらおススメ。
ロック感覚で聴けます。
ダメならまたDeep PurpleかRainbowかWhitesnakeでガマンしてくださいな。
豆知識をチョコっと…ハンガリーの音楽というと、まずフランツ・リスト。そしてこのバルトーク。それにリゲティ。リゲティもメッチャかっこいい。
他に、ブロードウェイ・ミュージカルの作曲家、ジグムンド・ロンバーグ。
ジャズ・ギタリストのがボールザボ。ジャズでは「枯葉」で有名なジョセフ・コスマもハンガリー人だ。
ロックではOmegaとかSolarisっての日本でも有名か?
このOmegaは東欧を代表するバンドとされ、ヤケクソに人気があって、現地ではラクラクとスタジアム級でコンサートをしているらしい。
双方代表作を買って聴いてみたけど、まあ一回聴けばいいってとこか?
最近After Cryingというバンドの『Fold Es Eg』ってのを聴いてみたけど、コレはヨカッタ!

150_madさて、「Mandarin」は前回も演奏したが、2014年のクリスマスに配信のみでリリースした『冬のクルベラ』の中の1曲だ。

160タンバリンを手にした和重さん。
ディアム・ファストでちょっとファンキーなフィールのナンバーはkruberablinkaの中にあっては若干異色?

170vMCをはさんで再び『BLANKO』から「ピエロの心臓」。

180v_psドシッと腰を落ちけたような三連のヘヴィ・ナンバー。

190v的を得た広美さんのソロがバッチリと曲にマッチする。

200vMCからシットリとバラード、「砂山」につなげる。
ファースト・アルバムをリリースしてからもう5年も経ったのか!
そういえば、あのアルバムではオガンちゃんがベースを弾いたんだよね。
しかし、改めて聴くとすごくいい曲だ。
210v_syココで鎌田さんのベースがフィーチュアされた。
今日はフレットレスがメイン。Modulusね。なつかしい。

1_s41a0148 そして、定番の広美さんのア・カペラのギター・ソロへ。

230_gs

はじめチョロチョロ、中盤から鬼神のごとく弾きまくる広美さん!
客席から大きな拍手が沸き上がっていた。
あ~、やっちまった。とうとう撮っちゃった…広美さんの後ろ。
にぎやかなところに集まるって言うからね。

240v

そのままセカンド・アルバムの『海図』収録の「帳」へつなげる。
ちなみにこのアルバムのジャケットに使われている写真は、私がマーシャル公認のライブハウス、東京キネマ倶楽部で撮影した時のものだ。
イヤ、時々言っておかないと…。

250キレッキレのドライビング・チューン。コレもカッコいい曲だ。

255この曲で和重さん、ダラブッカなるパーカッションを持ち出してギター・ソロのバッキングや叩き語りを披露!
ダラブッカというのはドゥンベクと同じ。エジプトの楽器かな?
ジャンべとかこのダラブッカのような形をした打楽器の総称を英語で「ゴブレット・ドラム」というそうだ。なるほどね。

256v三度『BLANKO』から「案外」。

270_agKRUBERABLINKAの特徴的な言葉の使い方が表れた曲。
310
しかし、サウンドはすさまじい。
「案外」なんて言葉をフィーチュアする曲想なんで普通出てこないよね。
そんな独特な言葉の使い方のセンスが発揮される一曲なのだ。
280v
そんな曲だからして、ホラ、後ろのピエロの手が和重さんの天使の羽みたいになってる!このままどこかへすっ飛んでいきそうだ。

1_img_0181 ブリティッシュ・ハードのひな形のようなストレートなナンバー。

290vこんな曲だもん、当然、広美さんのソロがバッチリとフィーチュアされる。

300v…と、クルベラ度200%で前半のステージを終了した。

260v

しばしの休憩をはさんでステージに戻った和重さん。

315vコレも恒例の広美さんとの完全アンプラグド・コーナー。
まずは『海図』から「野ばら達へ」。

320_ac大人しいフリをしている曲だが、ユニークなコード進行に乗せた歌詞がまたスゴい。

330vもう一曲は「変なヤツ」でおなじみの「キウイ」。アコースティックによくマッチするナンバー。
MCでも説明していたけど、「キウイ」は食べる方じゃないからね。

340MCでは使用しているMarshallファミリー楽器の紹介とその日のライブがMarshall Blogでレポートされることが発表された。
それが今日のコレ。
和重さん、ありがとうございます!
1_img_0208
そして、バンドはんが合流して演奏したのは「サイコロ」。
コレも『BLANKO』から。
『BLANKO』、人気だな~。

220

そして、ココで『Conicarify』からのチョイス。
「サイプレス」…ゴッホですな。「ゴッホ」は英語で「ゴッ」と発音することは以前にも書いたね。「ホ」を発音しちゃうと通じない…のをメトロポリタン美術館で見たことがある。
日本人だった。必死に「ゴッホ~、ゴッホ~」と案内の人に訴えていたが、サッパリ通じない。で、その係員がハッ気が付いて「もしかしてあなたは『ゴッ』のことを言っているんですか?」ということで一件落着。アレは勉強になった。
ついでに…「エッフェル塔」は「アイフル・タワー」ね。
「サイプレス」は「糸杉」。
フィンセントもテオもビックリの、これまたクルベラ度満点のヘヴィ・ナンバーだ!

1_img_0186広美さんがカマすディミニッシュが強烈だな。

1_s41a0008MCをはさんで最終コーナーに突入する。
『海図』から「Zulu Suit」。

1_s41a0144和重さんが手にしているのはカシシという楽器。
カゴでできたマラカスみたいなもんやね。
結構小道具が活躍するのよ。
350_zs

鎌田さんのベース・ソロ再び!

370vEDENとModulusのVJの組み合わせがクリアでド迫力のベース・サウンドをクリエイトする!
「VJ」だなんて詳しいでしょう?二度ほどサンフランシスコのModulusの工場に行ったことがあるんだ~。20年も前の話よ。

380ショウをスタートした時からまったくテンションを変えずにシャウトし続ける和重さん。
全速力で走り続ける蒸気機関車の火室がノドに組み込まれているようだ!
日本が誇る「ロックの声」のひとつだ。
360v
もう一曲『Conicalify』から「Caldera」。390_cd「笑う」、「悟る」、「嘆く」…コレはとにかく和重さんのボーカルズが耳に残る曲。

400そして、ドラマチックな曲展開。
久しぶりのKRUBERABLINKAの東京公演の本編最後を飾るにふさわしい一大スペクタクルだった!

450vアンコール。
まずは「業火」。
記念すべきファースト・アルバムの最後を飾ったミディアム・ファストのヘヴィ・チューン。

455_gk余裕シャクシャクでシャウトする和重さんが実にカッコよろしいな!

460vそして、やっぱり最後はコレ。
KRUBERABLINKAのキラー・チューン、「Don't be so mad」!486_dbsm問答無用で疾駆する四人!

1_s41a0486

460

490v

480今日も日本のハードロックをタンマリと堪能させてもらいました!
やっぱりこういうロックはいいね。
KRUBERABLINKAにはこれからもジャンジャンとユニークはハードロック作品を世に問うて頂きたい!
次回の東京公演は同じくSokhes Rockで5月27日。
楽しみ~!
 
KRUBERABLINKAの詳しい情報はコチラ⇒KRUBERABLINKA Facebook

5201965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月14日 四谷Sokehs Rockにて撮影)

 

2017年3月14日 (火)

犬神サアカス團 ~『黄金郷』レコ発巡業

あけましておめでとうございます。
そうなんです。
マーブロがようやく新年を迎えました…というのは、今日の記事が2017年の一発目のライブだったのよ。
いくつかすでにレポートしている2017年のライブやイベントもあるけど、何しろ今日が本格的な年明けなのですわ。
いつもは2月ぐらいにマーブロの新年が明けるんだけど、年末に大型のコンサートが続いたことや「名所めぐり」をいくつか突っ込んだせいもあって例年より遅くなってしまった。
ライブ・レポートだけ先にアップしていっちゃえばいいじゃん?と思うかもしれないけど、同じ作業ばっかりやってるとどうしても飽きて来ちゃって筆の進みが遅くなっちゃうのよ。
そこで合間にロンドンに行ったりして気持ちを切り替えて、またライブ・レポートを書く。
そうして文章を書くストレスを文章を書いて解消している…と言えば少しは「文豪」っぽいか?そんなバカな!ってか。
とにかく、そんなことをカレコレ2,000回以上やっております。
2,000回といえば、去年の10月に「1,000回記念」ということでたくさんの方々からお祝いのメッセージを頂戴したけど、あれからもうソロソロ100回だよ。もうすぐ1,100回!早いよな~。
で、今日は犬神さま。

10早いのはマーブロの更新が重ねる回数だけじゃなくて、犬神サアカス團のアルバム・リリースもかなりいいペースだね。
2015年の10月に『ここから何かが始まる』をリリースしたかと思ったら、もう次作。
最近作『黄金郷』を発表したのは昨年の11月のこと。
でも、もう1年経っちゃってるのか~。
あの寺山さんのイベントなんか、もうずいぶん昔のような感じがするよ。
今日のレポートはその新作『黄金郷』のレコ発ライブの千秋楽のもようをお送りする。
ところで、1年に1作、着実に新作を発表するなんてのは大変なことだ。
でも、それがミュージシャンの本来の仕事だからね。
大工が家を作るのと同じく、「音楽をつくる」のがミュージシャンの生業だ。
人前で生演奏をするのも大切なことだけど、それも最終的には音源を売るためのPR手段だからね。
少なくとも昔はそうだった。
ミュージシャンの本当の仕事は、昔はレコード、今でいえば「CD」を作ることであって、ロゴ入りTシャツや携帯のケースを売ることではまったくない。
そういうのは部のスタッフの仕事であって、音楽家は真っ先に音楽を作らなきゃ!誰かのコピーでもマネッコでもない、自分たちだけの音楽を作るんだから本当は悪夢のような仕事のハズなんですよ、ミュージシャンってのは。
でもそうなっていないのが今の音楽界やミュージシャンの大きな悲劇だ。
多くのミュージシャンが音楽だけで喰えるようになって、独創的で魅力的な音楽にあふれた日々がまた戻って来るといいねェ。
音楽の「黄金郷」を期待している。

20cdそれまでの間は物販もやむなし。
今回も物販では新しいアイテムを引っ提げて来たよ~。

30新年だからね。
年の初めは手帳が用意される。
今年は「その日暮らしの手帖」だって。
ちなみに「手帳」と「手帖」は同じ。「帖」という字が当用漢字ではないので「手帳」が普通に使われるようになったらしい。

40新しい缶バッジは「見世物小屋」のキャラクターのイメージなんだって。
いつかどこかに書いたのを覚えているけど、私が若い頃はお酉さんなんていうと、たいてい見世物小屋が立ったもんですよ。
昔は浅草にもあった。アレは常設展だったのかな?
バッジを見ると…
明兄さんは「おかま芸者」
情次兄さんは「電気人間」
ジン兄さんは「学者犬」…という役回り。
そして、凶子姉さんは「へび女」。
へび女は見た記憶がないけど、アリス・クーパーみたいにクビ蛇を巻き付けるオバさんは見世物小屋に出ていたことがあるような気がする。
他にも「人魚」とか「タコ女」ってのがいたけど、中身は男だった。コレはハッキリ覚えている。
子供ながらに一番ビックリしたのは、浅草で観たパフォーマンス。
ビーチクに丸く切った金色の折り紙を貼った上半身裸の太ったオバさんがステージに登場して、ポリバケツを紐でつないだ5円玉を目にハメて、今のヘドバンよろしく、一心不乱に頭を振りまくる…という芸だった。バケツの中には少量の水が入っていたような…。
今から50年以上前に見たライブなので細部に誤りがあるかもしれないが、すごく衝撃的だった。
お父さんが「新世界」の場外馬券売り場に馬券を買いに行っている間、そんなライブを観ながら待っていたんだよね。
今にして思うと一体どういう親なんだっつーの!コレも前に書いたか?
ま、多少の思い違いは入っちゃっているだろうけどね…。

50ストッキングの新作。

60vモチーフは「死と天女」?シューベルトみたいだな…アレは「死と乙女」か。
「死と乙女」はシューベルトの弦楽四重奏曲第14番のこと。この第一楽章はメッチャかっこいいよ。イタリアン・プログレなんかが好きな人は一発でハマると思う。
このストッキング、絵柄がとてもよくて欲しいんだけど、穿くワケにいかないもんナァ。

70「腐乱腐乱」ね。よ~やるわ!
犬神様には「腐乱のあなた」なんて曲あるもんね。
80
CDの冒頭と同じ音源が流れメンバーが登場。
このCDのオープニングがまたいいんだ。
研究熱心な明兄さんのセンスが光りますな。

90犬神凶子

100犬神情次2号

110v情次兄さんはJCM800 2003と1960A(向かって左)ね。

120足元のようす。

130
犬神ジン

140vジン兄さんはEDENの旧フラッグシップ・モデル、WT-800とD410XSTをふたつ。

150v現在のEDENのフラッグシップ・モデルはWorld Tour Pro WTP900だ。

9_wt900pro2で、今メッチャ人気なのがTERRA NOVA N501。

9_stn501_hr_2足元のようす。

160そして明兄さんは…

170v赤いバスドラム・ヘッドがまばゆいNATALのバーチ・キット。

180明兄さんが叩く最高にヌケのよいNATALのドラム・サウンドは犬神サアカス團の重要なポイントだ。

190オープニングは『黄金郷』3曲目の「パンディモニアム」。

200超ストレートな典型的ノリノリの犬神チューン。

210v以前にも書いたが「pandemonium(パンデモ二アム)」とは「大混乱」という意味で、「伏魔殿」とか「悪魔の巣窟」とかいう意味。
「pan」は「すべて」、「demon」は「悪魔」、これがくっついて「pandemonium」というひとつの単語になっている。
悪魔が全部集まっちゃった状態を表す。

220続いては「サキュバス」。この2曲はCDと同じ流れ。
「サキュバス」についても以前書いた。
アレを書いた後、下の子(「子」といってももう大人)と『ローズマリーの赤ちゃん』をまた観ちゃったよ。

230_sc前の曲とは異なる急速調のドライビング・ナンバー。

240この曲は凶子姉さんの美しい声が実によく映える。

250v「今日はデート気分で黄金郷を探しに行こう!」というMCに続いて「ビザール」。
2011年の『死ぬまでROCK!』からのチョイス。珍しい。

260_bzヨーロッパ調のマイナー・ワルツ?カッコいいわ~。
こんな曲演奏しているバンド、日本には犬神様の他に決していまい。
「殺人鬼ビザール」という歌詞がでてくるが、「ビザール」とは「bizarre」。「奇怪な」とか「異様な」という意味。普通に使う英単語。
ちなみに1967年にFrank Zappaが興したレーベルを「Bizarre Records」という。

270v続けて「黄泉の国」。
コレも初めて聴いた。2003年の『神の犬』から。
何せスゴイ数のレパートリーだからね、犬神様は。

280v_ykコレはおなじみ、「ビバ!アメリカ」。
「♪アメリカ、アメリカ、憧れの国 アメリカ、アメリカ、呪われた夢」か…。
アメリカってどうなっちゃうんだろうね。そして、その奴隷の日本はもっとどうなっちゃうんだろうね。
ま、マーブロは政治には触れないことにしていますんで…ハイ。

290_va情次兄さんのコンパクトなソロが炸裂!

300v「今、アメリカ、黄泉の国、ビザール、ヨーロッパへ行って来た。次、どこへ行きましょうか?」
え?! コレ、そういう企画なの?…あ、そうだ、デート感覚で黄金郷を探しに行くんだった!
で、「赤痣の娼婦」。
20年ぐらい前の凶子姉さんの頭の中へ行ったのだった。

310v_as2010年のシングル『Dead End Kids』のカップリング曲「天変地異」。
コレも珍しいんじゃないの?
プリプリ以来こういうリズムの曲ってなくなったな~。The Supremesの「You Can't Hurry Love」みたいなの。
いい曲だ。

320_tp「天変地異までデートで行っちゃったね!」
ココでニュー・アルバムに戻って「死に行く日に」。
340
この曲は発表前から演っていたので、もはやおなじみですな。
コレも凶子さんの声をジックリ味わう曲。

330v_sih同じく『黄金郷』から「骨壺」。

350v_ktこうした物悲しいミディアム・スローの曲も犬神様らしさにあふれている。
昔、『墓場の鬼太郎』だったかな~。「幽霊列車」みたいな話があって、その駅名のひとつが「骨壺」っていうんだよね。アレは漫画だったかな?テレビアニメだったかな?ま、「荻窪」のパロディだったんだろうね。

360MCをはさんでニュー・アルバムからの曲を続ける。
「病葉」…コレ「わくらば」って読むの?
歌詞は犬神ワールドの真骨頂。

390_kg

この曲は中間部のヘヴィなキメがカッコいいんだ。
380_sk

そして、ギター・ソロを経て…

365テンポ・アップ!

366アレ?!
このバンド、すごい!
ギターとベースを合わせてもノブが2つしかない!

367コレは結構レアだよ。

368前作『ここ何』から「生命の起源」…

400_ti『黄金郷』から「ケガレ」。
新旧行ったり来たりで忙しいったらありゃしない。

410v_skkMCをはさんで最終セクションに入って畳みかけてくるのは『黄金郷』から「虎の威を借る狐」だ。
この辺りはもう「桃源郷」。

415ニューアルバム中の最速チューン「生存狂騒曲」で大盛り上がり!

480
続けて『セタカムイ』収録の「ドグマの呪い」。
この曲、メッチャかっこいいな~。
みんな楽器の音が曲想に完璧にマッチしている。
情事兄さんの2203はクールなギター・リフを実に色っぽく演出する。JMP2203が登場したのは1975年のことだからね。2203の回路にはブリティッシュ・ハード・ロックの酸いも甘いも詰め込まれている。

420ギターとのオクターブ・ユニゾンでリフを弾くパートなど、EDENの輪郭のハッキリしていて音ヌケの鋭いサウンドが爆発的な威力を発揮する。

430そして、正統派大英帝国ドラム・サウンドのNATAL。
ブリティッシュ・ハードの伝統を和風に引き継ぐ犬神サアカス團の曲に合わないワケがない。
ようするに70年代のロックの黄金時代のサウンドだ。

440凶子姉さんもいつになくアクションが大きいぞ!

450v左に…

460v右に大暴れ!

470vそして、いつの間にか本編最後。
デートの末にたどり着いたのは「エル・ドラード」。

1_s41a0159 こうして黄金郷探しの旅は終わった。
明兄さんはこんな格好で旅に出ていたのであった。

490vそして、アンコール。

495アンコールの1曲目は「花嫁」。

500そして、「ロックンロール・ファイヤー」へとつなげた。

510メンバーは全員おそろいのTシャツ。

520v例の「腐乱腐乱」だ!

520ジン兄さんの充実の物販ガイドも挟み込まれたよ。

540さらに定番「命みぢかし恋せよ人類!」を披露。

550実はコレ、3回目のアンコールなんだけど、「死ぬまでROCK!」。
ジン兄さんのオリジナル・アクションをみんなで楽しんだね!

560「死ぬまでロック~!」

1_img_0080そして、ジャンプもキマった!
2人ともよく飛んでる!

570今日はすごいサービスだったね!
十分犬神様参りをさせて頂きました。
今年もジャンジャン楽しませてくだされ!Marshall、NATAL、EDENと共にお願いします。
  
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

5801965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年1月5日 高田馬場CLUB PHASEにて撮影)

2017年3月13日 (月)

Sound Experience 23 ~ Strange,Beautiful and Loud

三宅庸介率いるStrange,Beautiful and Loudのレギュラー・ライブ、『Sound Experience』の第23回目。

10_2三宅庸介

20vいつものJVM210Hと1960B。

30v足元のようす。
今回は緑のヤツのようすが違うね。

40_2山本征史と1992 SUPER BASS。

50_2金光健司

60v_2金光さんのNATALはいつものバーチのキットだ。
その金光さんのドラムからスタートしたのは…

70_2ファースト・アルバム『Lotus and Visceral Songs』のオープナー、「stratify」。
この曲をアタマに持ってくるのは久しぶりじゃないかしらん?

80v続いてはセカンド・アルバム、『Orchestral Supreme』から「murt'n akush」。

110v_2
連続するキラー・チューンで三宅さんの音楽を一気に開花させる鉄壁のリズム隊。

90v決して替えのきかない三宅さんの身体の一部だ。

100_2比較的新しい曲、「devil」もSBLの屋台骨になっていくであろうキラー・チューン。
三宅さんのステージは前半で思いっきり攻め込んでくるのが特徴。

120_2そして、真ん中で思い切りジト~っとヘヴィに沈殿する。
今日は「bloom」と「solitary past」。
先日三宅さんとこんな話をした…というのは、「三宅ナンバーを異なるインストゥルメンタリゼーションで演ったらどうか…」って。
インストゥルメンタリゼーションというのは、どの楽器をどのパートに割り当てるかということ。例えば三宅さんが弾くメロディをヴァイオリンに弾かせたり、征史さんのベースラインをバス・トロンボーンが吹いたりとかね。
すごいアレンジャーが三宅さんの曲をオーケストラにアレンジしたものを聴いてみたいというワケ。
そしたら、三宅さんも似たようなことを考えていたようで、バッチリ話が合ったんだけど、この「solitary past」なんて一番面白くなるんじゃないかしら…なんて私は思うのである。

130_2続けて「ring」。
このギター・リフは日本のロック史に残したいナァ。

140v_2ここで「if」。
快調に飛ばす三宅さん!

160_2三宅さんの愛奏曲「petal」。
JVMから繰り出されるサウンドがいつも通り素晴らしい。

190_2

最後を締めくくったのは「virtue」。

180v

最近、「virtue」で締めくくることが多い。

170v_2

「命を削るようにして演奏する」…この表現が三人にピッタリと当てはまる演奏だ。
後半の緊張感は見ている方も息が詰まりそうになってしまう。

150

今日はね、ワザとゴチャゴチャ書かなかった。
言いたいことがひとつだけだから。
それは…「皆さん、いい加減SBLを一度観に来てみてくださいね!」
コレが言いたかったの。
YouTubeなんかじゃ全然ダメ。
現場に来て、この三人の演奏の溶岩のような熱気とMarshallの風を直に感じて欲しいのだ。
今時こんなギターの音は他では決して聴くことはできまい。
そして、タッピングがどうとか、速弾きがどうとか、そういうこととは異なる「ギターが作り出す音楽の世界」がココにあるから。
大きなお世話だろうが、日本人はもっともっといろんな音楽を幅広く聴くべきだ。
200_2対バンもしくはゲストを迎えるのがこのシリーズのやり方。
ゲストはたいていギタリストなんだけど、今日はシンガーをお招きした。

210久保田陽子

まずはBeck, Bogert and Appiceの「Black Cat Moan」をパワフルに熱唱!

220v続いてはLed Zeppelinの「Since I've Been Loving You」。
この曲の歌い出しの元ネタはMoby Grapeの「Never」という曲。
Zeppelinは「毎日朝の7時から夜の11時まで働いて…」と歌う。コレは大変。
ところが、元ネタのMoby Grapeの方は「朝の11時から夜の7時まで働いて」…コレは文句言えないでしょう?
三宅さんのJimmy Pageもまたよき哉。
260

そして、「The Bell Of Silence」と「A Song Of Oblivion」というオリジナル曲をふたつ演奏した。
ロックの伝統を踏まえた魅力的な曲たちだ。

1_img_0223

240_2

250今日はヤケに簡単だな?と思う方もいらっしゃるかも知れない。
写真が撮れなかったんですよ!この照明だと!
フォトグラファーがみな口を揃えて言っているように、LEDの照明はホントに厄介だ。
このピンク(元は赤だったかな?)のライトはソラリゼーションがかかってしまってロクな写真が撮れない。
あと青も困る。みんな紫色になっちゃうんだよ~。

230v

Strange,Beautiful and Loudのライブ会場でお会いしましょう!

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange Beautiful & Loud

1_img_00111965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年12月26日 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにて撮影)

2017年3月10日 (金)

LOUDNESS 『35th Anniversary Year Special Live - FAN'S BEST SELECTION~We are the LOUDNESS~』 <後編>

さて<後編>。
『SAMSARA FLIGHT』限定盤のDisc2を聴きこんだお客さんは次に出てくる曲がお見通しだったかもしれないが、次に何が出てくるか知っていれば知っていたでまた楽しいものよ。
それに演奏する曲を全部知っているというコンサートってのは案外少ないものだ。
私も40年チョットの間に数えきれないほどのコンサートに行っているけど、完璧に全部の演奏曲目を知っている公演っていうのはほとんどない。
もちろん全曲知っているようなアーティストだから大枚はたいてコンサートに行くワケなんだけど、、ハッキリとすべての曲名を言い当てられたのは10ccとZappa Plays Zappaだけかな?King Crimsonの初来日もそうだったかも。
たいてい新曲を演っちゃうんでなかなかコンプリートは難しいんだよね。
今日は演奏曲目すべてを愛聴しているというお客さんばかりだったでしょうな~。
そりゃ盛り上がるにキマってるわ!

10二井原実

20v高崎晃

30v山下昌良

40vさぁ~ジャンジャン行くぞ~、ベスト・ヒットLOUDNESS!
鈴木政行のドラムから発進するのは…

50_21992年の『LOUDNESS』から「Slaughter House」。

60_alハード・ロックの粋を集めたような曲と演奏。
やっぱりいいね、こういうロックは!

70vココでグッと落として「Ales' Lament」。
高校の時、ケンカだったら誰にも負けないロック好きの友達がいた。
ソイツはDeep Purpleなら「Child in Time」、Scorpionsだったら「We'll Burn the Sky」、UFOは「Martian Landscape」という風に、ハード・ロック・バンドのバラードが大好きだった。
私は(今でも)派手なスピード・チューンの方が好みなので、意見が対立したが、そいつが癇癪でも起こしてブッ飛ばされてもかなわないので、最終的にはいつも折れたが、ナニ、そうしたバラードをジックリ聴いてみるとなかなかにいいもんでしてな…結果、ソイツにそうしたタイプの音楽の魅力、すなわちハードロック・バンドのバラードの良さを教わったことになる。
もちろん、バラードの良し悪しはスピード・チューンにも増して曲のクォリティが明暗を分けるワケで、結果、いいバンドにはいいバラードのレパートリーが必ずある。
もうわかりますね。
この「Ales' Lament」がLOUDNESSの「それ」だということ。

100v

そんな名曲だからして最後の部分は会場のお客さんと大合唱。

80_2「Ales' Lament」からベスト10圏内に入って次は「Like Hell」。
前曲と打って変わっての剛速球チューン。
このコントラストが結果的に実にうまくできている。

90v_lhここでも「♪Like hell!」の大合唱。
高崎さんの炎のプレイが続く。
この曲のリフもカッコいいよな~。とにかくロックはまずリフよ!
LOUDNESSを発掘したかまやつさんは「フリフリ」、LOUDNESSは「リフリフ」。こんな所にも符合を感じたりするのは私だけか?

110vあんぱんさんのドラム・ソロが続く。

120_2中盤に出てくるこのパートもLOUDNESSのコンサートに不可欠のものだ。

130v「あんぱ~ん!」の掛け声が飛び交う中、猛然とスティックをさばき、ペダルを高速で踏みまくる!
もちろん大ウケだ!

140_2ドラム・ソロの終盤でメンバーがステーにジ戻る。

150vこれまたイントロ・リフだけでバカでかい歓声が沸き上がった。

180v
曲は「Gotta Fight」!
この曲なんか丸っきり外国の曲に聴こえる。
最近のメタル系の音楽、「メロスピ」とかいうの?アレ、どっからああなっちゃったの、ヘヴィ・メタルって?
残念ながら私にはいいメロディには聴こえないし、どのバンドも同じに聴こえちゃうんだよな~。
メロディアスというよりも「合唱コンクールの課題曲」?
演奏はガチャガチャすごいけど、ロック・フィーリングを見出すことはムズカシイ。従来の「ロック」と呼ばれていた音楽にはないメロディだから。
「年」なだけか…オレが。
やっぱりパンクとかニュー・ウェイブの血脈(けちみゃく)ということになるんだろうか?
「ヘヴィ・メタル」ということでくくれば同じところへ入ってしまうのかも知れないが、LOUDNESSの音楽とは似ても似つかないモノだ。

160vとことんワイルドながら、曲調に合わせて余計なことは一言も漏らさない高崎さんのソロ。
240

そしてアームをキカせたギターからこのリフ!「LOUDNESS」!

210v

タイトルとは関係なしに、私なんかはこの曲にものすごくLOUDNESSを感じてしまうんだよね。

190_2クールなリフ、最高のギター・サウンド、ド迫力のボーカルズ、ヘヴィでコンテンポラリーなシャッフル・リズム、シンプルなキメと仕掛け、印象に残るメロディ…

200_2加えて猛り狂うギター・ソロ。
Who could ask for anything more with rock?(他にロックにナニを望もうぞ? ※George Gershwinの有名な「I Got Rhythm」の一節より)

170v

MCをはさんで「Soldier of Fortune」。

230v_sof

コレも人気のある曲だよね。
今6位。

220「みなさんまだまだイケますか~!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
いよいよベスト5に突入するよ!

250「♪ズガガガガガガガガガガガガ」…すさまじいイントロから「Dream Fantasy(夢・Fantasy)」。

3_s41a0720 1984年の『DISILLUSION~撃剣霊化~』から。
このアルバムはすごいね。
オリジナル盤に収録されている9曲のうち、4曲も今回の人気投票にランクインしてる。
LOUDNESSのマスターピースのひとつだ。

260_dfこのソロのキメのメロディもスゴイな。短いフレーズを繰り返すところ。
こういうのこそ「メロスピ」なんじゃないの?
高崎さんがつくるメロディは「ロック」そのものだ。
「ジャズっぽい」とか、「ナントカっぽい」というのがどこを切ってもみじんも出てこない。
切っても、砕いても、搾っても、すり下ろしても、とにかく「ロック」しか出てこない。

270vその象徴とも言える曲が続く…

280_sdi「S.D.I.」だ!

310v_2
こういう人気投票モノのセットリストって、絶対元気のいい曲が多くなるので演奏する方は大変だ…という感じはしないナァ。
力を込めて声を絞り上げる二井原さんの姿に思わずこちらもシャッター・ボタンを押す指に力が入る。
お客さんはみんな拳を握ってしたハズだ。

300v_2
疾風怒濤、獅子奮迅、電光石火、目の覚めるようなギター・ソロ。
しかし、いい音だな~。何よりも音が美しい。

290vとうとうベスト3に入るよ~!
「In the Mirror」。
コレもイントロドンで客席ド~ン!

320_imやはりこの辺りになると今でもライブのたびに演奏されるLOUDNESSスタンダードで固まってくるね。
「In the Mirror」が第3位ということは、残りの2曲がわかっちゃいそうだけど、それはそれでワクワクじゃん?
ココは素直に二井原さんの激唱を楽しむ。
曲を追うごとに声量が増す日本が世界に誇るヴォイスだ!

330v鬼気迫る高崎さんのソロは、テンションを落とすということを知らない。

350_2

MCで二井原さんからファンへのお礼の言葉が述べられ、ショウはとうとう最後のセクションに入る。
残すところあと2曲…まずは「Crazy Nights」。

360v_cdLOUDNESSのコンサートでは必ずといっていいほど取り上げられる曲だが、今日はなんだか感慨深いな。

370サングラスをはずし客席をあおる二井原さん。

380v客席はもう大騒ぎ!当然だよな~。真ん中のところね。

390そこへダブルストップのベンドでギターが切り込んでくる。
この曲の真ん中のアウト・スケールのタッピングはいつ聴いてもスリリングだ。
また、こういうプレイが高崎さんに似合うんだよね。

400v最後の曲、すなわちLOUDNESSファンに最も人気のある曲…「Crazy Doctor」。

410_cdこの曲で35年を燃やし尽くした4人!

420v

430v

440

450v_2泣いても笑ってもデビューから35年目、最後のソロだ!

460v鮮やかにキマった~!

470コレですべて終了。
アンコールはなし。カッコいい~。
最高のショウだ、もうこれ以上演る必要はないのだ!

480_2大歓声に包まれるメンバー。

490そして、ごあいさつ。

500後ろのスクリーンには35周年イヤーに実施されたすべての記念事業を列記した。
スゴイね~、Marshall Blogもいくつも参加させて頂いた。

520最後にステージを降りたのは高崎さん。

530いつまでも手を振るファンのみなさん。
終わっちゃったね~。寂しいね~。
次は40周年だね!
560
メンバーとスタッフ一同からのメッセージでコンサートが締めくくられた。

540はい、Marshallもご苦労さまでした!

550さて、ニギニギしく過ごした35周年イヤーも終了し、LOUDNESSは休むことなくバイタリティあふれる活動を続けている。
36年目となる2017年は、ビルボードのチャートにおいて、名盤『THUNDER IN THE EAST』を凌いでLOUDNESS史上全米最高位をマークした『LIGHTNING STRIKES』のリリース30周年記念イヤーとなる。
その記念盤もすでにリリースされている。

Ls そしてその30周年を記念した国内ツアー『「LIGHTNING STRIKES」30th Anniversary 8117』が4月2日の広島を皮切りにスタートする。
このツアー後には、また海外フェスに出演するため日本を離れる予定で、年末までライブはないかもしれないって!
じゃ、観なきゃダメじゃん!
4月13日のツアー千秋楽が終わったら19日のシカゴを振り出しに7か所、7回公演の全米ツアー。
そして5月6日は恒例のOUTRAGEとの『LOUD∞RAGE FEST 2017』。
  
…とまた2017年もLOUDNESSの周囲はにぎやかだ!  
  
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

   

(一部敬称略 2016年12月30日 EX THEATER ROPPONGIにて撮影 ※All Photos by オレ)