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2026年8月10日 (月)

Syu Plays 1959MS~GALNERYUSツアー発進!

突然ですが…下はコージーコーナーの「Wシュー」という名のシュークリーム。
今はどうなっているのかは知らないが、以前はこの商品を扱っている店舗とそうではない店舗に分かれていた。
かつて私はこの生クリームとカスタードクリームが2層になっているシュークリームが大の好物で、ワザワザこれを取り扱っている店まで足を延ばし買いに行ったものだった。
ところが今ではトンとご無沙汰している。
理由のひとつは健康を考慮して甘いモノを厳に控えているから。
でもそれより大きな理由は…値段。
以前は税抜きで190円だったのだが、今となっては320円!
その値上げ幅たるや1.7倍!
いくら値上げが大流行りの昨今でもコレはあんまりではないか?
イヤ、こんなご時世では320円を出しても十分に楽しめるお味なんですよ。
しかし「190円」という正体を知っているとなると話が簡単にはいかないのが人情というものでしょう。
今日のMarshall Blogはそんな「ダブル・シュー」の話でスタート。10その「ダブル・シュー」とは『WeROCK』誌、並びにTSPのギタリスト「Shu」とGALNERYUSの「Syu」のこと。
コレがホントの「ダブル・シュー」。
どっちが生クリームで、どっちがカスタード・クリームなのかはわからない。20何の用向きかというとWeROCK誌に掲載して頂くSyuちゃんによるMarshallの「モディファイド・シリーズ」の試奏レポートの制作。30vまずは1959のモディファイド・バージョン「1959MS」から。1959コレは以前Marshall Blogでレポートした6月の「シューキネン」のライブの時にSyuちゃんが使ったモデル。30だから「我が意を得たり」とばかりにバリバリと弾いて見せてくれた…というより、むしろこのモデルの魅力を再確認した感じだったかな?40vそしてShuちゃんからSyuちゃんへのインタビュー。
「生クリームとカスタード・クリームだとどちらが好きですか?」
「どちらかというと生ですね」
という場面はなかったが、Syuちゃんが1959MSの特長や魅力を子細に語ってくれた。
50v当初の予定ではココまでだったんだけど、私の大きなお世話でもうひとつのモディファイド・モデル「2203MS」も持って行ってSyuちゃんに試してもらった。
その理由は、Syuちゃんではないギタリストの実際のライブ現場で2203MSを使ってもらって、その尋常ではない音ヌケの良さにブッたまげたから。
特に激しいバンド演奏の中でそれが際立っていることに気がついたのだ。
そこで「コレはGALNERYUSのライブにピッタリなのではないかしらん?」と思いつき、この日、特に頼まれもしないのに2203MSを持参したのだ。
ということでセット・チェンジ。
楽しいなったらたのしいなッ!60「JCM800 2203」のモディファイド・モデルがこの「2203MS」。2203もちろんSyuちゃんは以前にも2203MSを試したことがあって、このモデルのキャラクターは百も二百も承知している。70弾くわ、弾くわ…微に入り細に穿って2203MSを調べ上げる。
絶対にこうなると思っていたんよ。
まさに我が意を得たり!
実際にスゲエ音なんですよ。80考えるSyuちゃん。
1959か2203か…
どっちをツアーで使うか…
それが問題だ。
90vそしてインタビュー。100v2203MSについてもShuちゃんの質問に真剣に応対するSyuちゃん。110この楽しかったインタビューの内容は…120現在店頭に並んでいる『WeROCK』誌の「vol.114」号に掲載されています。130表紙はコチラ。
ゼヒともご覧あれ!
 
WeROCKの詳しい情報はコチラ⇒音楽雑誌WeROCK ロッキンfオフィシャル・サイト140vそしてとうとうスタートしたGALNERYUSのツアー!
先ごろ発表したニュー・アルバム『THE CRY ECHOES THROUGH THE SKY』を引っ提げての全国10ヶ所10公演。
さっそく初日の川崎でのショウにお邪魔して来た。160コレがその新作『THE CRY ECHOES THROUGH THE SKY(通常盤)』。
このアルバム、本当に素晴らしい出来だと思う。
聴き出したら最後までアッという間だった。Img_5158_2 で、Marshallはどうなったかと言うと…「1959が似合うギタリストになりたい」と言っていたSyuちゃん。
2203MSの誘惑も強力ではあったが、初志を貫徹し1959MSを携えてツアーに旅立った!180vネタバレになるのでショウの内容についてココに書くことは一切しないが、すでに川崎でご覧になったファンの皆さんのSNSへの投稿にあるように徹頭徹尾素晴らしいモノだった。190v 200 210v 220  S0r4a0659_2 「1959MS」と「1960AV」でどこまでも激しく…230vそして時に叙情的に弾きまくるSyuちゃん。280私も職業柄ありとあらゆるギタリストが出すMarshallの音を耳にしてきたが、このSyuちゃんが出す1959MSのロック・ギター・サウンドは最高峰と言っていいのではなかろうか?240何度もステージ中央に躍り出て小野さんとカラんでこのGALNERYUSの音楽を創るサマを見ていて「人間ってスゴイな」と感動してしまった。
これからGALNERYUSを地元で迎える皆さん、どうぞお見逃しなく!250そしてショウの模様はツアー完走後にMarshall Blogでレポートする予定なのでどうぞお楽しみに!260vGALNERYUSの詳しい情報はコチラ⇒GALNERYUS Official Website270  200_2(一部敬称略 2026年7月 都内某スタジオ、8月5日 SUPERNOVA KAWASAKIにて撮影)

2026年7月27日 (月)

伊藤ショボン太一のNATAL~松田聖子『Seiko's Fairyland』より

今年も聖子ちゃんのツアーの季節がやって来た!
6月6日の「有明アリーナ」×2を皮切りに…
「大阪城ホール」×3
「日本武道館」×4
「マリンメッセ福岡A館」×2
「日本武道館」×2
追加公演で「日本武道館」×2
9月19&20日の「大阪城ホール」で千秋楽を迎えるというスケジュール。
素人計算でも総計20万人を超すであろう動員数の超特大コンサートツアーだ。10今回も最初の日本武道館の最終日にお邪魔してきた。S008a0044コレが全ての公演を通じて聖子ちゃんの音楽のリズムをクリエイトするNATALのドラム・キット。
数十万人の人にNATALドラムスのサウンドを聴いてもらえるなんてうれしいネェ。30叩き手は「伊藤ショボン太一」。40ショボンちゃんの大好きなブビンガのキット。
50
コンフィギュレーションは12"、13"、16"、22"。60イスもNATALゾッキ(←群馬地方の方言で「お揃い」という意味)。118a0005 スネア・ドラムも愛用の「ステイヴ」。80バスドラム・ペダルもNATALだ。90そしてもうひとつのアコースティックのセットで使われるNATAL。100チューリップ・ウッドを使った「Cafe Racer」。
コンフィギュレーションは12"、14"、18"。120コチラもNATALをゾッキで固めた。130スネアはメイプルの14"×5.5"。140コチラもバスドラム・ペダルはNATALだ。150完璧な技術と感性で「聖子ミュージック」のリズムをクリエイトするショボンちゃん。
スゲな(←ショボンちゃんの地元の秋田地方の方言で「スゴイですね」という意味」)。160vコレでNATALドラムスで9月20日まで青い風を切って突っ走れ!008a0047 200_2(一部敬称略 2026年7月18日 日本武道館にて撮影)

2026年7月24日 (金)

dookieにドキドキ~1959BJA登場!

Marshallが新製品「1959BJA」を発表した。
昔からのMarshallファンの皆さんであれば少しはこのカバリングの色に驚くことでしょうに。
そうでもない?
そしてパッと見は「1959」、でもよく見てみるとアレ?
1959にしてはインプット・ジャックが2ケしかないやんけ!…みたいな。10SNSを頻繁にご覧になっている皆さんはもうこれが「グリーン・デイ」の「ビリー・ジョー・アームストロング」のシグネチャー・モデルであることはご存知でしょう。
一方、日頃よりMarshall Blogをご高覧くださっている皆さんは筆者がパンク・ロックに疎いこともご存知でしょう。
それゆえグリーン・デイやビリー・ジョーについて私がココに書けることはない…と思ったらひとつあった。20s調べてみるとコレは2005年のことだったらしい。
下の風光明媚な池のほとりに立つ風車小屋を擁する建物は、当時Marshallが来客の宿泊に使っていた「Caldecott Arms(コルデコット・アームス)」というホテル。
私もココに何度も宿泊したが、ある時ものすごく混んでいる時があった。
そのいつもとは異なる様子を不思議に思い、ホテルの受付のおバアさんに理由を尋ねてみた。Img_5132_2するとそのおバアさんは少し考えて、ひとことこう言った「American idiot…」。
私はその2つの単語をテッキリ「アメリカのバカ者がたくさん来ているからホテルが混んでいる」という意味ととらえ、随分失礼なことを言うおバアさんだな…と思った。
それがそうではなかったことを知ったのは結構後になってからのことだった。
この近くには「Milton Keyens Bowl」という65,000人を収容する大きなスタジアムがあって、その時はそこでグリーン・デイのコンサートが開かれた夜だったのだ。
グリーン・デイは2日間出演してナント13万人を動員したのだそうだ。
そう、「American Idiot」はグリーン・デイの大ヒット曲で、ホテルのおバアさんは失礼でもナンでもなく、バンド名が思い浮かばずヒット曲の名前を私に告げたのだ。
つまり、それに気づかなかった私が「Japanese Idiot」だったというワケよ。
しかし、あんなお年寄りでも知っているヒット曲だったとは恐れ入る。
下はコルデコット・アームスの前に立つ24年前の私。
世の中にこんなに美しく心地よい場所があるのか!と余計にMarshallが好きになった瞬間。Img_5134そのビリー・ジョー・アームストロングとMarshallが共同で開発したのが今回の「1959BJA」。
もちろん「BJA」はビリー・ジョーのイニシャル。
そしてこのモデルのニックネームは「dookie」。
グリーン・デイが1994年にリリースし、これまで世界で2,000万枚以上を売り上げたモンスター・アルバム「dookie」に因んで命名された。Bja2だからフロント・パネルの左上には「dookie」のプラークが取り付けられている。
「dookie」というのはアメリカのスラングで「ウ〇コ」という意味なんですってね。
やるナァ、ビリー!
そういえば同名の日本語でライブをやっていた若いバンドがいたけど、元はコレだったのかな?30フロント・パネルのようす。
この青いカバリングはビリー・ジョーの最初のギター「Blue」に因んでいるそうだ。45電源スイッチ、スタンバイ。
コレは普通の1959と同じ。
プレゼンス、ベース、ミドル、トレブルと続くEQの構成も1959と同じだ。50問題はこの辺り。
まず「1959」にしてはインプット・ジャックが「HIGH」と「LOW」の2つしかない。
当然ジャンプはできません。
そして通常であれば「HIGH TREBLE」と「NORMAL」になっている2つのノブが赤い表記で「MASTER」と「GAIN」になっている!
この4つのEQコントロールとマスターにゲイン、2つのインプット・ジャック…この構成要素ってどこかで見たことがあるでしょう?
そう!「JCM800 2203」と同じなの。60搭載されている真空管はECC83×3とEL34×4の伝統のMarshallスタイル。
そして、基盤はハンドワイアード回路だ。Isシルバ―のハンドル・カバーやメッシュが「ベイビーブルー」のカバリングにベスト・マッチ。70リア・パネルのようす。
通常の1959と同じ。80製造はもちろんイギリスのブレッチリ―製。
ビリー・ジョーのシグネチャーもバッチリ入っている。90センド&リターンはなし。
スピーカー・アウトは2つ。
インピーダンスのセレクターは4Ω、8Ω、16Ω。
電圧のセレクターも100V、120V、230Vと従来通りのスタイル。
この2つのセレクターが少しでもズレていると音が出なくなるので気をつけてね。110私はもうこの「1959BJA」の音を2ヶ月ほど前にタップリと聴かせてもらった。
上でチョット触れたけど、このモデルをひとことで言うと…「2203の使い勝手の1959」ということなのね。
「マスター・ボリューム付きの1959があればいいのにな…」と思っていた人には「1959MS」に続いてコレがMarshallからの2つめの答えになる。
ところでどんな音かって?120イヤ、スゴいですよ。
ギンギンに歪むんだけど、音の輪郭がクッキリしていて、とてもデジタル製品にはマネのすることができない音抜けの良さを誇っている。
そしてさすがハンドワイアード。
音の立ち上がりの速さは他の追随を許さない。
だから「歪みと音量をを自由にコントロールできる1959」としてメタル・シュレッダーの皆さんにもバッチリだと思うよ。
それと忘れていけないのはクリーンの音の太さね。
Marshallのクリーン・トーンは本当に素晴らしい。
とにかくハードなギターを弾くあらゆるタイプの貴兄にお試し頂きたいと思う。
 
1959BJAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall公式ウェブサイト

130s 

200_2

2026年6月22日 (月)

SYU AND YUHKINEN~SYU PLAYS Marshall 1959 MODIFIED

つい先日、GalneryusのSyuちゃんとYUHKIさんのデュオ・チーム「SYU and YUHKINEN」のタイのMarshallのライブハウスでのステージの模様をお届けしたが、今日はその凱旋公演のもようをレポートする。
「ただいまJAPAN!! やっぱりJAPAN!!」か…そうそう、誰がナンと言おうと日本が一番いい!10v会場ははじめてお邪魔する飯田橋の「Spacewith」。
寡聞にして存じ上げなかったが、コチラは「菅沼孝三」さんのホーム的なお店だったのかしらん?20孝三さんの他、「王様」や故「仮谷克之」さんに関するアイテムが店内に展示してあって感動してしまった。30この日の屋台村のようす。
SYU AND YUHKINENやAKHAMBRAのアイテムをお取り揃え。40コチラはステージのようす。
ドワッ!Marshallがズラ~リ!
ありがとうございます。
全く知らなかったんだけど…「Marshallのハーフ・スタックのキャスターなし+1936のキャスターつき」と「Marshallのハーフ・スタックのキャスターつき+JC-120のキャスターなし」というのは積み上げるとほぼ同じ高さになるんだネェ。
ま、こんなことに感動しているのは私ぐらいのモノでしょうけど30年近くMarshallの仕事をして来て初めて知ったわ。
ん?そうか…「1960」と「JC-120」って幅が760mmで同じだったんだ?
ともに12"のスピーカーが横に並んでいる構造なんだからそう不思議なことではないんだけど、これまで一度も考えたことがなかった。
12インチのスピーカーをバッフル板に取り付けるとき、2つのスピーカーのこの距離が最も良い音を出すということなんろうな。
…ということをこのステージが教えてくれた。
50ステージ上のMarshallをチョット見てみよう。
いわゆる「JMP時代」の「1959」。
マスター・ボリュームの改造が施されている。60_2コレはランディ・ローズのシグネチャー「1959RR」のハーフスタックかな?
Marshallに回路図が残っていなかったため、私の仲良しだったエンジニアの「ダニー・トーマス」がカリフォルニアのランディの実家まで赴き、ローズ家の倉庫にしまってあったランディが所有していた1959の回路を精査し、どういう風に改造をしていたかを正確につきとめてそれを再現したモデル。
ハンドブックに掲載した「ランディからルディ・サーゾへの手紙」を翻訳したりなんかして、コレの発売準備をしていた頃は実に楽しかった。70v向かって右端のMarshallは私がMarshallに50台限定でオーダーした「ECフレット」をまとったビンテージ・ルックスの「JCM2000 DSL100」と「1960A」のハーフ・スタック。
セット販売ながら、確か予約の段階で売り切れになったように記憶している。
いい時代だった。
D_DriveのSeijiさんやMOONSHINEのCharlie Tanakaさんがこのヘッドを所有しているが、セットになっていたキャビネットはどこへ行ってしまったんだろう?80vそして、ステージ上手の壁際にセットしてあるヘッドにご注目。90Syuちゃんのトレードマークのジャック・オー・ランタンのピック入れとフィンガー・イーズ…ではなくて。110注目して欲しいのは、この日実際に使用したMarshall。Img_42892ハンドワイアード回路の1959に改造を加えた「1959 Modified(型番:1959MS、以下「1959MOD」)」だ。120イギリスのMarshallのスタッフを迎えて5月の下旬に開催された「Tone Sanctuary」という試奏会でSyuちゃんが一発で気に入ってしまったのが上の1959MOD。
写真はその時に撮った写真。
Marshallのアーティスト担当のジョエルとの間にあるのは新しいジミ・ヘンドリックスのシグネチャー・モデル。
Syuちゃんはコレも弾いてくれたけど、それはそれはスゴい音だった!008a0623 そこで日本に帰って来たばかりのSYU AND YUHKINENのライブで早速1959MODを使ってみようじゃないか!とになったのが今回のライブ。130会場は超満員…まさに「立錐の余地がない」とはこのことよ。
写真がウリのMarshall Blogだけど、ナニをどうやってもうまく写真が撮れなかったので今回は撮影を完全に断念。
そこで以下のライブ写真をSyuちゃんに見繕って送ってもらった。140vSYU AND YUHKINENとGALNERYUSのレパートリーをタップリと披露するプログラム。150v前回まではイスが用意されていたとか。
登場した早々YUHKIさんが客席の様子の違いに驚いていた。
Syuちゃんだけでなく実はYUHKIさんとも古いお付き合いでしてね。
その昔、キーボードのスタンドでお世話になっていたことがあったのです。160激演につぐ激演!
時に一糸乱れぬアンサンブルで、時に互いに一歩も譲らないバトルで充実したパフォーマンスを展開する2人。
そしてSyuちゃんの傍らには「1959MODIFIED」。Stコレね。185センド&リターン回路を搭載していないので余計に音が良い。
その代わりにオリジナルの1959に搭載されていないマスター・ボリュームと2つのコントロールを搭載している。
それは「BRIGHT」スイッチとディストーションのキャラクターが大きく変化する「CLIP」スイッチだ。186今回のSyuちゃんのセッティングは左から…
 PRESENCE=3
 BASS=2
 MIDDLE=7
 TREBLE=2
 VOLUME I=10
 VOLUME II=0(ジャンプをしていないので無使用)
 MASTER VOLUME=7
 インプットはブライト・チャンネルのHIGH。
今回は「CLIP」も「BRIGHT」も使用しなかった。Img_68293足元のようす。
基本的にはアンプで歪みを作り、オーバードライブとほんのりブースターを追加。
オリジナルの「半開きワウ・ペダル」も大活躍。210使用したスピーカー・キャビネットは「DSL100EC」セットの「1960A」なので、ユニットはオーナーが載せ替えていなければ普通の「CELESTION G12T-75」だ。200vそれでは演奏後に聞き取ったSyuちゃんの1959MODの感想をインタビュー形式で書き記しておこう。

Marshall Blog(以下「M」):先日試奏をしてもらって、今回いきなり実戦で使ってもらったワケですが、どうでした?
Syu(以下「S」):イヤ~、スゴかったです!
点数を付けさせてもらえるとしたら「100点」の枠には到底収まりませんね。
まさに自分が求めていた音でした。
M:Syuちゃんは「1959ハンドワイアード」の発売を記念して開催した2005年の『Marshall祭り3』にも出演してもらった経緯があるぐらいで、1959ハンドワイアードのことは既に知っていたはずでしょう?
S:はい、でもあの頃はまだ若かったので「音」というモノがよくわかっていなかった…DSLの方がヨカッタんです。
その後、だんだんと音というモノがわかってきて…コンプ感とか、1959のようなビンテージ系のMarshallで音を作ることを目標とするようになっていたんですよ。
M:アラ?それじゃタイミングが超バッチリだったというワケ?
S:ハイ、まさに!
だから今回は心から気持ちよく弾かせてもらいました!
M:どういう点がそんなに気持ちがヨカッタんでしょうか?
S:コレが一番強調したいところなんですが、とにかく音の立ち上がりがメッチャ速い!
どんなに速く弾いても音の粒立ちがよくて完璧に付いて来てくれるんです。
M:やっぱり全然違うよね。
歪みについてはいかがですか?
S:さっきチョット触れたまさに「目標」としていた音です。
今回は時間がなかったのであんまり突っ込んだ音作りができなかったんですが、それでも大満足。
時間をかけてあの2つのスイッチも使ってジックリ研究すればもっとスゴイ音になることは間違いない!
M:GALNERYUSのギター・サウンドとしてはいかがでしょう?
S:もうバッチリすぎるでしょう。
「1959」というとメタルのイメージに結び付かないかも知れませんが、今の若い速弾きの子たちにもピッタリなのではないでしょうか?
シミュレーターなんて使っている場合ではありませんよ!
コレで一生イケます!」
M:ハハハ!どうもありがとう!
今度はGALNERYUSのステージで是非音を聴かせてください。
S:もちろんです!

下の写真は2008年にMarshall Blogに掲載したSyuちゃんへのインタビュー記事に使用したモノ。
うれしそうに、楽しそうに1959MODを語るSyuちゃんの表情はこの18年前時と全く変わりがなかった。220v普段からMarshall Blogで音質の良さを「音抜けが良い」とか「太い」とか「コシがある」とかいう表現を使っているけど、Syuちゃんが弾く1959MODに関しては、そんなことよりとにかく「音の質」自体が大変に素晴らしいと思った。
人それぞれ好みがあるにしても、もしかしたら「これが最上のロック・ギターの音質」ということが言えるのではあるまいか?
弾き手がSyuちゃんということを割り引いても、我ながら本当に素晴らしいサウンドだと思った。
そして同時にSyuちゃんが「当代随一のメタル・シュレッダー」であることを1959MODがつぶさに証明して見せた。170vショウは約2時間にわたってスリリングな展開を見せ、満員のお客さんを大いに楽しませた。1807月15日に2年ぶりの新しいアルバム『A CRY FROM THE SKY ABOVE』の発表を控えているGALNERYUS。
8月5日からスタートする『THE CRY ECHOES』THROUGH THE SKY』ツアーや、SyuはANIMETALでの活動も控えていてこれからも大変に楽しみだ!
   
GANERYUSの詳しい情報はコチラ⇒GANERYUS Official Website240v 200_2(一部敬称略 2026年6月14日 飯田橋Spacewithにて撮影 ※ライブ写真他提供:Syu)

2026年5月21日 (木)

【追悼】高橋ロジャー和久さんを偲んで

高橋ロジャー和久さんの訃報に接しとても驚いた。
以前よりご闘病されていたことはもちろん存じ上げていたが、必ずお元気になってステージに復帰されると信じ切っていたからだ。
全く残念なことでとても悲しい。
 
思い返すに、ロジャーさんとお近づきになったキッカケは「THE SONS」だったように記憶している。
よくichroちゃんがショウのクライマックスで「最高のロック・ドラマー!」とロジャーさんを紹介していたのがすごく印象に残っている。
以降、今のMarshall Blogになってロジャーさんには何度も何度もご登場頂いた。
最初は大谷令文さんとオガンちゃんとのトリオ、TRIO the COLLAGENSのライブ・レポートだった。
下はその時の様子。2013_2_11_12013年2月11日、新宿「Crawdaddy Club」にて。
コレを皮切りに頻繁にコラーゲンズのライブにカメラを持ってお邪魔させてもらった。
スキだったの。
特に3人のメンバーがそれぞれ持ち寄るオリジナル曲が私の好みだった。
コレより以前、まだロジャーさんに顔だけ覚えて頂いていた頃の話。
Marshall Blogの取材でどこかのライブハウスにお邪魔した時、楽屋でそこにいらっしゃったバンド・メンバーの皆さんにロジャーさんが私のことを指してこうおっしゃったのを覚えている。
「ナァナァ、この人…この人!見てみぃ、熱心やで~。ホンマに熱心にやってはる!」
私のナニをご覧になってそうおっしゃたのかはいまだにわからないが、その時は「見ている人は見てくれている」とうれしい気持ちになった。2013_2_11_2ロジャーさんのお言葉通り「熱心」に名古屋で取材をしたこともあった。
2013年8月6日の「ell. SIZE」でのライブ。2013_8_6_1Marshall Blogの写真にしては珍しくモノクロなのは、この時スモークが濃すぎてカラーで現像することができなかったから。
コレもいい思い出だ。2013_8_6_22013年8月9日の「高円寺SHOW BOAT」。
令文さんの隣はゲストで登場した「Mr. Tone」の故「原まさし」さん。2013_8_9「Little Wing」と「Black Rose」を演奏しているところ。170vこの日は「X-RAY」の盟友「藤本朗」さんもゲスト出演された。465 2013年12月6日、代々木「Zher the Zoo」。
この時も対バンで主演したまさしさんと共演した。
この4人のうち、オガンちゃんを除く3人が鬼籍に入ってしまったなんてとても信じられない。2013_12_6_2時折NATALドラムスを叩いてもらったこともあった。
この時もスゴイ演奏だった。
オガンちゃんが歌って「21世紀の精神異常者」を取り上げていた。2013_12_6_12014年7月26日の高円寺SHOW BOAT。2014_7_26_1ちょうどMarshallの連中が来ていて、終演後に記念撮影をした。
楽しかったナァ~。2014_7_26_2こうした活発な活動を下敷きにしてコラーゲンズは『ROUGH & DANGEROUS!』というライブ・アルバムを発表した。
音源は仙台で収録されたが、ジャケットには私が東京の現場で撮った写真をご採用頂いた。
コレもとてもうれしかった。
私の宝物のひとつである。Cd2014年8月1日の『GENKI SESSION』。
私は令文さんに誘われて、恵比須の『LIQUID ROOM』で開催されていた頃より『GENKI SESSION』にお邪魔しているが、ココ『東京キネマ倶楽部』にホームを移してから本格的にMarshall Blogの取材をさせてもらうようになった。2014_8_1ロジャーさんのドラムスと水野雅章さんによるリズム隊は無敵だった。2014_8_2 一方こちらは珍しいイベント。
名古屋の「メリケン・バンド」のシンガー、「ジョーペリー小山」さんが企画した『ROCK'N'ROLL RESEARCH(Marshall編)』。
2015年1月10日、会場は吉祥寺の「ROCK JOINT GB」。
この時はコラーゲンズではなく、トーベンさんをベースに迎えたワンオフのトリオ。
トリで登場して思いっきり盛り上げてくれた。2015_1_10_12015年6月28の「The MANJI」。
新宿「SPACE ZERO」で開催された『伝説のロッカーたちの祭典』というイベントで「めんたんぴん」や「頭脳警察」、「外道」と共演。2015_6_28「エ、なんて?」
ロジャーさんのオハコ「組曲難聴」が大ウケだった。2015_6_28manji2015年8月22日の「GENKI SESSION」。170 この時も「難聴」炸裂!
真ん中のセリフのところでロジャーさんがこうやる。
「ナァ…ナァて!頼むからMarshallの音量を少し下げてくれや!」
「音が大きすぎる」だなんて今ではとても考えられない。
でも我々が若い頃はそれが当たり前だった。
そんなことで私、「難聴」好きだったんだよね。260コレは2016年1月9日の『ROCK'N'ROLL RESEARCH(Marshall編)』の2回目。
再び「令文、トーベン、ロジャー」のトリオでの出演で…2016_1_9この時もNATALを叩いて頂いた。2016_1_9_2中野重夫さんとオガンちゃんとのトリオ「KISS THE SKY」。
2017年2月13日の「下北沢GARDEN」。Snロジャーさんはザ・テンプターズの「エメラルドの伝説」を熱唱した。
この頃ロジャーさんがご結婚されて、開演前にお祝いの言葉を伝えると「あ、どうも…」と小声でお応えくだり、とても照れ臭そうにされていたのが印象的だった。310v 2019年8月23日の『GENKI SESSION』。
この後コロナ期に入り、GENKi SESSIONがしばらくの間開催されなかったので、令文さんにとってはこの時が最後のGENKI SESSIONとなった。2019_8_23ロジャーさんステッカーもとてもヨカッタよね。270時は下って…BURNYに何度か誘われていたのだが、いつもスケジュールが合わずになかなかお邪魔できなかった念願の「ASIAN BLACK」をとうとう観たのは2024年7月1日の吉祥寺「CRESCENDO」でのこと。2024_7_21_1ロジャーさんが叩いているのはNATALの24インチのツーバスのキット。2024_7_21_2この頃に至ってもいつも通りパワー全開の胸のすくようなドラミングを見せてくれた。2024_7_21_3そのひと月後。
8月24日、東京キネマ倶楽部での『GENKI SESSION』。2024_8_24_1コレがロジャーさんの最後のGENKI SESSIONであり、私が最後に目にしたロジャーさんの雄姿になってしまった。2024_8_24_2上に挙げた以外にもロジャーさんには色々とMarshall Blogにご協力頂いた。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
ところで、ロジャーさんがfacebookのプロフィールでお使いになられていた下の写真。
コレは私が撮影した写真で、アチコチでお使い頂いていたことを誇りに思う。
併せて御礼申し上げます。
ロジャーさん、お疲れさまでした。
 
「最高のロック・ドラマー」の早すぎるご逝去を悼み心よりお悔やみ申し上げます2013_12_6_3 

200

2026年4月20日 (月)

勝手にしやがれ!!

1977年、『勝手にしやがれ!!』という邦題のアルバムが世に出て話題になった時、私はプログレッシブ・ロックに夢中の中学校3年生だった。
その作品は何でも「パンク」とかいう新しいタイプのロックで、そのアルバムをリリースしたバンドの名前が「セックス・ピストルズ」だという。
「そんなバンド名いいのかよッ?!」とビックリした記憶がある。
何しろこっちは14、15歳少年である。当然人前でそのバンド名を口にすることがはばかられた。
私は昔から流行を気にかけるタイプではなかったが、友だちがその話題のアルバムを買ったというので聴かせてもらった。
シンガーの歌い方がオモシロいとは思ったが、ナニについて歌っているのかなどは到底理解できず、子供の耳には総じて普通のハードロックに聞えた。
結果、そのアルバムに興味を持つことはなかった。
ところが世の中は違った。
その後、時を待たずしてツンツンのヘアスタイルをしたバンドが世の中にあふれ出し、「ロンドン・パンク」だの「ニューヨーク・ロック」だのと、フォロワーが雨後のタケノコのように現れてロック界が一気に「パンク」に狂奔しえいるのを横目で見ていた。
Nmb「セックス・ピストルズ=パンク・ムーヴメント」とはそんな風にして出会ったのだがそれっきりで、以降もパンク・ロックに関しては私は全くの門外漢であります。
それゆえその周辺のことに関しては気の利いたことを書くことが一切できません。
最後にチョット書いたけど…。
そんな中、Marshallの新しい仲間を紹介します。
セックス・ピストルズのデビュー50周年を記念し、ギタリスト「スティーヴ・ジョーンズ」に捧げた限定生産の「JCM800 2203」と「1960A」を発表したのだSj黒、白、金のMarshallトリコロールはどこへやら、ピンクとイエローを基調にしたひと目で「アレ」とわかるスゲエ配色!
コレは目立つワァ~。
Head12『勝手にしやがれ!!』の原題はご存知の通り『Never Mind the Bollocks』という。
「bollocks」というのは「クダらないこと」とか「バカげたこと」を意味するイギリスのキツいスラング。
以前、フランクフルトでMarshallの連中と一緒になる時、「学校で教わらないようなナマの英単語や表現を教えてくれ!」とお願いして地元の人たちが日常的に使う英語を学ぶように毎回努めていた。
するとみんなそれをオモシロがっちゃって「シゲ、コレはどうだ?」とか「アレは知ってるか?」と品のない英語をガンガン教えてくれた。メチャクチャ楽しかった。
そうした中、かなり最初の方に出て来た単語のひとつが「bollocks」だった。
意味は確認しなくてもセックス・ピストルズのデビュー・アルバムの邦題のおかげでどういうことかはだいたい理解できたのであった。
『勝手にしやがれ!!』というのはけだし名意訳だと思うのです。
Head22キャビネットと組み合わせると壮観!
Stack今回の発売に際し、Marshallのウェブサイトにスティーヴ・ジョーンズのインタビューが上がっている。
その中でスティーヴが「クリス・トーマス」に触れている箇所がある。
クリス・トーマスといえば、ロキシー・ミュージックの諸作やプロコル・ハルムの大名盤『Grand Hotel』、ポールの『Back to the Egg』、サディスティック・ミカ・バンドの『黒船』他を作った大プロデューサー。
もちろん『勝手にしやがれ!!』もクリスのプロデュース作品だ。
昔、ナニかの記事で読んだことがあるのだが…コレもスティーヴの話だったかも知れない…アルバム収録曲のどこかにギターの音を12回重ねたパートがあって、多重録音を繰り返す間、クリスは絶対にチューニングをさせなかったそうだ
つまり、徐々にディチューンになっていくことでギター・サウンドに厚みを増させるのが狙いだったとか。
シンプルかつ粗野な要素が魅力のパンク・ロックの開祖的なこのアルバムにはそうした緻密な作り込みがあったらしい。
やっぱり音楽の分野を問わず、名盤として世に残る作品にはアーティストだけでなく、関係スタッフの確固たる制作意図がカギとなるんだナァと思った次第。
Nmb2最後に…イギリス人と付き合うようになって驚いたことのひとつに、私と同世代、あるいは少し年長の世代の皆さんのパンク・ロックに対する並みならぬ思い入れの深さがある。
冒頭に書いた通り、パンク・ロックを全く通っていない私にとってコレを知った時はかなり大きな衝撃だった。
日本ではシンプルで激しい曲想、頭ツンツン、安全ピンブスブスといったファッション面の要素が色濃く見えるパンクのムーヴメントだが、イギリスの多くの人にとってはパンク・ロックは絶対に替えが効かない「魂」とか「根性」とか「信念」そのものなのだ。
長年にわたる「英国病」や世の中に対する様々なフラストレーションを吹っとばす格好の手段がパンク・ロックだった。
そして、それこそが「ロック」が「ロック」たるゆえんであり、その雰囲気が連綿と続いているんだナァ。
日本にはそんな音楽なんてないでしょう?
実際にひとつ年下のMarshallの友達にセックス・ピストルズが出て来た時の様子を尋ねてみたことがあった。
その友達はこう言っていった。
「も~、それはスゴかったよ!最高だったよ!まさに『コレだ!』と思った」とうれしそうに語ってくれた。
日本でいちプロッグ・ロック・ファンの少年が「普通のハードロックと大差ない」と感じた音楽は地球の裏側で大変な騒ぎを起こしていた…というワケだ。
そうした背景の中でMarshallが今回の記念モデルを発売するのは至極当然のことと私は思った。
コレが言いたかった。
 200

2026年4月 3日 (金)

石川達也『Unwritten Tomorrows…』と局所性ジストニアを語る

去る2月、我がNATALドラマーの石川達也がクラウド・ファンディングを使って初めてのオリジナル・アルバム『Unwritten Tomorrows…』を発表した。
達也くんは「局所性ジストニア」という厄介な病気に罹患しながらもドラマーとしての活動を継続。
自分が創る音楽が同じ病いで苦しむ人やその周囲の人々、そして前進を試みようと努力している皆さんの心に響くように…という達也くんの願いに賛同した仲間が大勢集まってCDは制作された。0r4a0126 下がその『Unwritten Tomorrows…』。
収録された7曲はどれも粒ぞろい。
それらの曲を通して間違いなく達也くんの願いは叶うことであろう。
今日は達也くん自身にそのアルバムと局所性ジストニアについて語ってもらう。
Img_4994 
ジストニアとアルバム制作

Marshall Blog(以下「M」):達也くんとはQuorumの最初の頃からだからカレコレ13年ぐらい?
結構長い付き合いになってきたね。
石川達也(以下「T」):はい。いつもお世話になっております。
70v2_3Mイエイエ、こちらこそいつもNATALとMarshall Blogへのご協力に感謝しております。
さて、達也くんはある時「ジストニアという手足が不随意に動いてしまう病気に罹った」…という話しを打ち明けてくれました。
まだその時は失礼ながら「ジストニア」というと「どこかの国の名前か?」という程度の認識でした。
ところがその後、ドラマーで罹患している人が多いということを知って驚いたワケです。

チョットその辺りのことを話して頂けますか?
T:局所性ジストニアというのは簡潔に言えばひとつの職業病です。
同じ動作の反復をし過ぎることで脳の電気信号にエラーが発生し、筋肉の硬直やネジれが起きると言われているんですね。
同じようなことをしていても人によって発病したりしなかったりするので、ストレスやプレッシャーなんかも大きく関係してくるのではないかと個人的には思っています。
M達也くんが私のところに来て「ホラ、コレです」と何度かジストニアの症状を見せてくれたけど、アレには本当にビックリした。
T:私が「局所性ジストニア」と診断されたのは2023年のことでした。
当初、ジストニアは「治らない病気」という認識で、もう引退する他ないのではないか?と思っていたほどでした。
実際にその時は頭の中が真っ白になってしまって、今でも当時の状況をよく思い出すことができません。
ただ、その時点でこれ以上悪化させてしまい、請け負ったライブやセッションに出演できなくなることを考慮して出演をお断りさせて頂いていた案件もありました。
143v_2の当時の方々には多大なご迷惑をおかけしました。
Mそれは大きなショックだったことでしょうね。
T:はい。
後日、専門医から話を伺うと『薬で回復した人も、完治した人もいる』と告げられてわずかな希望が見えました。
ところが今にして思うとそこから1年の間に症状は少しずつ悪化していきました。
Mうん、よく電話で状況を説明してくれたことを覚えていますよ。
でもナニもしてあげられなかった。

T:足が思う様に動いてくれなかったり、タムを叩こうとしても腕が前に出なかったり、手首が急にひっくり返ったり…。
ドラムを演奏する時だけでなく、日常の生活にまで影響が出だしたんです。
例えば右脚が前に出しにくくなったり、一時期は右脚を引きずるようにして歩き、階段も一段ずつしか上り下りできないほどでした。
M身体的だけでなく、精神的にもさぞかし苦しかったことでしょう。
T:大変でした。
そんな状況の時に「もしこのままでは本当にドラムスを叩けなくなった時に後悔する」…と考えた挙句に出た答えが「制作をする」ということでした。
 
CD制作時の苦労
Mそんな肉体的精神的逆境の中で「ナニかを作る」?
相当な労苦を伴ったでしょう?
T:はい。見切り発車で始めた企画だったので想像以上に大変なことが多かったです。
170_3性格的な問題もあるのかも知れませんが、誰に何を連絡したのかわからなくなってしまったり、もらったデータを整理するのも私にとっては大変な作業でした。
それに加えて著作権のことに関しても無知だったので、お世話になっている方から力をお借りして、よくわからないながらも曲の登録などをしました。
M「ナニがわからないのかがわからない」ってヤツでしょ?
T:そうそう!
この制作作業とリハビリが同時進行だったこともあり、レコーディング曲によっては睡眠導入剤(リハビリ用の薬)を飲んで録音に臨んだこともありました。
Mそういえば一時期、「睡眠薬に効果があるんですよ」って言っていましたもんね。
あの時はチョット心配しました。
 
レコーディング・メンバー
160vMどのようにしてレコーディング・メンバーを決めましたか?
T:本当はもっともっと大勢のミュージシャンに声を掛けたかったのですが、特に自分の人生においてターニング・ポイントになった人、お世話になった人、憧れた人たちに絞ってお誘いしました。
この企画で初めて出会った人もいます。
自分が高校の頃から好きでその人の音楽を聴いていたんですが、落ち込んでいる時に聴いて元気を取り戻すことも多く、学祭でコピーを演ったこともあったんです。
それで企画を思いついた時期にちょうどSNSでその人を発見して「参加してもらえたらうれしい!」と、これも見切り発車で声を掛けたんです。
その他にも数年振りの連絡にもかかわらず親身になって話を聞いてくれて、ふたつ返事で参加をOKしてくれた方などとにかく皆さんには参加をご快諾頂いて感謝しかありません。
Mそんな憧れの人に参加してもらえるなんてさぞかしヤル気が倍増したことでしょうね。
 
収録曲について
Mアルバムを聴かせてもらってひと言…とてもカッコよかった。
参加メンバーが私もよく知っている人たちばかりなのでニヤニヤしながら聴いちゃった!
各曲について簡単に解説をしてもらえますか?
T:まずは「Driving Me Crazy」
参加メンバーはQUORUMのファースト・アルバムの時のメンバーです。
私が脱退してから10年という月日が流れ、メンバーもそれぞれの道で活躍して忙しい中、企画に参加してくれました。
本当にありがとう!
このバンド、そしてメンバーがいなければ今の私は存在していないとハッキリ言える程の経験をさせてもらいました。
再びこのメンバーで音源を収録できたことを本当に嬉しく思ってます!
MQuorumはMarshall Blogでもよく取材させてもらったもんね~。20 T:2曲目の「Where you are」は、これも私の中では欠かせないメンバーであるSilexのMashaさんに参加してもらいました。
『Marshall GALA』、『Marshall GALA2』と2回のステージを共にしてSilexへ加入…。
Mあ、そうか…Silexには2回のMarshall GALAがキッカケで加入したのか…。15 T:はい。
『Marshall GALA2』のすぐ後にコロナ禍に入ってしまったものの、共に乗り越えた仲間として、やっぱり今回も一緒に音を出したかったんです。
また、その周りで10年以上仲良くしてくれていた和亦(松浦カズマ)とリョータ(寺沢リョータ)。
スタジオでのリハーサルもいつものメンバーでワイワイ楽しく出来たのがうれしかったです。
そして久世さん…あまり世間的にはカラミがなかったものの、実は私が上京した当初からの知り合いなんです。
もちろん久世さんは大先輩で、顔を合わせる度に挨拶させてもらって今日に至るんですが、Mashaさんの作った曲を歌ってもらえたらカッコいいだろうな…というドリーム・チーム的な感じのレコーディングでした。590 MMashaくんとカズマくんのギターの違いもオモシロかった。
それと、久しぶりに久世ちゃんの歌を耳にしたけど、やっぱりカッコよかったわ。130 M次の「Proud To Be Myself」は?
T:さっき触れた高校の時に憧れていたギター/ボーカルの人が今やっているバンドとの共演です。
本当にこの企画を思いつく直前くらいでその方のアカウントを見つけてフォローしたら、なんとフォローバックがあったんです。
普段はこんなことはしないんですが、「いちファン」としてDMを送ってみたら返事をしてくれたんです!
そのDMのやり取りから数ヶ月後、訊くだけならタダと思ってDMで声をお掛けしたら良い反応で、とうとう参加して頂くことが決まりました。
何度も聴いた「あのバンドのあの人」に曲を書いてもらい、歌ってもらえるなんて今後の人生の力になるだろうと思い、もうデモ音源を頂いた時から勇気をもらいました。
レコーディングの様子はAmazonプライムビデオの「MAYKIDZ The Melodymatic Punchlines Tour in Asia」の映像の中で一部観ることが出来ますのでゼヒご覧ください。
Mフーム、それはうれしかったでしょうね~。
インターネットがなければ到底実現しない話ですな。S41a5352 M:次の「Life Is Chain Choices」はBLACO…BLACKCOFFEEですね?
高円寺に観にいったのはもう14年も前のことだよ。
だからZinくんやアキさんとも長くなりました。
T:最近はBLACOの活動ができていませんが3ピースでやっているバンドです。
実は2人との付き合いも上京したての時からで、東京で初めて加入したバンドにBLACOの2人がいたんです。
だから私は18年ほどのお付き合い?
Mナンダ、私とあんまり変わんないのね?
T:そうなんですよ。
2人と演るサウンドに川井さんの音が入ると面白いだろう思って今回のメンバーになりました。202 T:またZINくんの「たっつんのアルバムなんだから1曲くらい自分で詩を書きなよ」というひと言からこの曲では歌詞の原案も担当してます。
Mほんとだ。コレはMiwaさんが補作されているんですね?
となると沢木さんを除いてのLINX総出だ。
で、その歌詞はどんなコンセプトで書き上げたんですか?
T:アルバムのタイトルにもつながる話なんですが、同じ時期にプライベートでも落ち込むことがあって人生真っ暗みたいな状況だったんです。
そんな中で自分の気持ちの置き場所を模索するために色々と考えたり、本を読んでみたりする日々の中、クラウド・ファンディングで「こんなにも大勢の方から気にかけてもらえているんだ!」ということがわかって本当に心の支えになりました。
そうした絶望の淵にいる人に「前を向いて行こうぜ!」って曲ではなく、「状況をどう捉えるかは自分次第だよ!」という感じで原詩は書いたつもりでなんです。440_olc M:いいことを言うね~。「ガンバれ」って言ったってそうはガンバれないもんね。
5曲目の「ふるさと」ではガラリと雰囲気が変わる…。
T:そうなんです。
このアルバムの中では意外な1曲だったのではないでしょうか?
ピアノの史門さんやベースの山口さんは若い頃からとてもお世話になっている大好きなミュージシャンの先輩たちなのでやっぱり今回の企画にはハズせませんでした。
M:それと史門さんは久しぶり!
T:ですよね?
そしてボーカルの小田一葉さんも私の人生のターニング・ポイントとなった1人でもあり、拠点をアメリカに置かれているんですが、今も連絡を定期的に取っている大切な仲間の一人です。
この曲はもともと一葉さんの曲で今回のアルバムではカバー曲扱いになるんですが、バンド・アレンジされた音源がなく、一葉さんに送ってもらった音源を下地にアレンジを考えてメンバーと共有し、みんなの協力を得ながら最終的に今回のような形になりました。
M:アレ?この一葉さんはアメリカで「Kazha」というバンドをやっている方?
そのバンドのドラムスはRAZOR HIGHWAYにいたMASAYAさんですよね?
T:そうです、そうです!
Mそんな関係だったとは知らなんだ!210 Mそしてまたハードな路線に戻って6曲目は「Northernmost」
コレ、ベースは庄太郎ちゃんなんだね。
そういえばJekyll Ronove一緒にやったもんね。
T:この曲は大先輩ばかりに演って頂きとても光栄でした。
特にNOVさんは高校の頃にこれでもか!というくらいCDを聴き、VHSを見ていました。
もちろん小林さんも以前から存じ上げていてCDもよく聴いていました。
満園さんとは上京してから知り合ったのですが、それ以降本当によくして頂いていて。
メンバーがメンバーだけにこの曲自体も自身のルーツを存分に発揮できた楽曲になっているのではないかなと思っています。
M「Northernmost」は「最北の」という意味だからして、アナタのふるさとのことをタイトルにしたのかな?
いわば「ふるさと」の連ちゃんじゃん?
T:その通りなんです。
NOVさんが「歌詞はどんなんがええ?稚内(故郷)について書こう!そうするわ!」と言ってくれて、完成した歌詞をもらったら確かに稚内について歌っている歌詞でした!80_ghh M:そして最後の曲…コレは焼肉としゃぶしゃぶとスキヤキを一緒にしたような…。
T:ハハハ!はい、「My Story」ですね。
私が大好きなプレイヤーたちを集めた+もともとギタリストが大好きだった…ということ。
それとこれだけ色々なジャンルで活躍し、若手から大先輩までが参加しているアルバムなのだからギター・ソロのリレーが聴きたいということで、私のワガママが詰まった一曲なんです。
7分弱の大作となりましたが、個性豊かなプレイヤーたちのおかげで個人的には全く長く感じることなく聴くことができる1曲に仕上がったと思っています!70 
レコーディングこぼれ話

M音楽的な面ではどんなことが大変でしたか?
T:今回、半分位の曲はセルフ・ジャッジだったんですね。
過去のレコーディングはコンポーザーがしっかりいる中でOKかどうかの判断をしてもらっていたことが多かったんですが、今回は自分で良いかどうかを判断しなければならないのが大変でした。
自分の体調と時間をしっかり確認しながらその中に納めるということにも思っていたより神経を使いました。
620vMオモシロかったことは?
T:今となっては笑い話になりますが、1曲完全に録り終えたタイミングでトラブルがあったことが判明し、録り直しになった曲がひとつだけありました。
結果的には録り直したテイクの方がよかったのでOKだとは思っています。
時間はすごくギリギリになってしまいましたけど…。
M:CDを聴いていて特にドラムスの音がとてもアコースティック感に富んでいると感じましたが、レコーディングで音質的に特に目指した仕上がりはありましたか?
またそれは満足のいくものになりました?
T:僕はレコーディング経験が豊富な人間ではないので、「こんな音を作ればこう仕上がる」とイメージすることが少しムズカシイんですね。
そこで、少ないながらも過去の経験で学んだことを反映させながらとにかく「生の音」をうまく録りたいと思って音作りに臨みました。
また、それは回を重ねるごとに録り音もよくなって行ったので、個人的には満足したサウンドで録ってもらえたと思っています。
また、MIXエンジニアにも意図が伝わっていたか定かではありませんが、ご指摘の通り自然な生音が生きるようにとは思っていました。
ラフミックスを聴いた時点で作り込んだ感じのサウンドではなかったので、ミックスに関しても自身の意図とズレることはなく、そういったストレスを感じずにやり取りをさせてもらいました。
本当にそのミックスも細かいところのみの調整だけでスムーズに進められたと思っています。
 
タイトルとジャケット
M:タイトルに込めた思いは?「筋書きなき明日」って感じ?
「明日」は現時点では常にひとつしかないのに「Tomorrow」に「s」がついています。
ナニかこの辺りに思いが込められているのでは?

T:歌詞を考えるウチに自身の中でさっき触れた「与えられた今をどう見るかは結局は自分次第」というひとつの結論を出しました。
0r4a0151それを歌詞やタイトルにも反映させたいと思い、デザイナーにも相談して今回のタイトル『Unwritten Tomorrows…』になったんですね。
今日や現在を軸に考えて未来(明日以降)はまだ描かれてないと言う意味で、真っ黒な絵を描くのも色鮮やかな絵を描くのも本人次第なんだと。
今回私は局所性ジストニアを患った。
この事実を変えることはできませんが、幸いなことに全くドラムスを叩けない状態でもなかったワケです。
その状況でどういう行動を取るかは結局本人の現実の捉え方次第なのかな?と、自分の体験も含めて考えたタイトルです。
Mなるほど。
ジャケット・デザインは?
どういう意図が含まれているんでしょう?
T:実はデザイナーとの打ち合わせの時に今回のアルバムへの気持ちや伝えたいこと、思っていることを伝えただけなんですよ。
それでこのジャケット・デザインなんですが、私が帰省した時に撮った写真なんです。
このジャケットになる前にもいくつか案をもらっていたんですが、最終的にコレに落ち着きました。
完全に意味は後付けになりますが、「明日に向かって仲間たちと飛び立つ雰囲気」になっていて気に入っています。
きっとデザイナーもそういう意図を持って選んでくれたと思っています。
Mアレ?今気が付いたんだけど、このCDには「All Drum is Tatsuya Ishikawa」とあるだけで「石川達也のアルバム」というようなクレジット、つまり達也くんの名前が記載されていないんだね?
するとコレは「石川達也のソロ・アルバムではない」ということ?
T:あ、よくお気づきになってくれましたね!
そうなんですよ。
私の作品であって私だけの作品ではない…つまりみんなで作ったアルバムだと思って故意にアーティスト名をクレジットしなかったんです。
Mなるほどね~。「オレがオレが」ではないところがいかにも達也くんらしい。
納得しました。
Img_5003 
NATALドラムスについて

M:NATALの写真もありがとうございます。
T:どういたしまして。
大好きな楽器ですから!Img_4996 Mそれではその NATALについてひと言お願いします。
T:以前から持っていた印象として、NATALは生音のダイナミクスの表現がすごく素敵です。
小さな音から大きな音の表現の豊かさがレコーディングの時にも発揮されました。
生音だけではなくレコーディングされた音もその豊かさが全面に出ていたんです。
自分の頭の中で鳴っている音と限りなく近い録り音になってくれました。
Mそれはヨカッタ!
50_2 
レコ―ディング時のジストニア

M:ところでレコーディングの最中時にもジストニアの症状に苦しめられることがあったのでは?
240_2T:すでに申しました通り発症してからしばらくの間は悪化の一途でした。
一番ヒドい時には、左手でフロアタムを叩こうと思っても手首が上がらなかったり、手首をネジってしまったり、うまく腕が前に出なかったり、足首が固まったりすることで演奏に大きな支障が出ていました。
それに他の症状も出て来てしまって私生活にも支障が出るほどだったんです。
まだ完治したとは言えませんが、現在は私生活にはほぼ影響もなく、ドラミングについては制限がかかっているプレイ…例えばツーバスをドコドコやったりすることを避けて、時折多少の違和感は感じるにしても以前ほど全面的に不自由を感じることはなくなりました。
Mずいぶん色々と苦労して来たもんね。完治することを心から祈っています
 
リスナーへのメッセージ
Mそれでは最後にCDを聴いてくれた人、またこれからCDを聴く人へのメッセージをお願いします。300vT:まず純粋に曲やサウンドを楽しんでもらえたら幸せに思います。
局所性ジストニアや私自身に興味を持ってくださる方々にこのCDがこうしたバックグラウンドで制作されたことを知って頂き、それが誰かの希望や光になることができたらとても光栄です。
M私の知り合いのドラマーは、まだわからない部分が多いこの局所性ジストニアという疾患の存在を知って自分なりに勉強をして、「コレが原因ではないか?」と言われていることには断固として取り組まないようにして予防に努めています。
そういう自分が避けていることをしなければならないような仕事はお断りしているそうです。

そうした行動を取ることができるのも達也くんのようにジストニアに関する情報を広めてくれている皆さんがいらっしゃるからこそですよね。
だから達也くんが尽力していることは大変に意義があると思います。
T:ありがとうございます。
でもその方は賢明な対応をされていると思いますよ。
罹ってしまったら取り返しがつきませんから。
 
レコーディング・メンバーへのメッセージ
Mそれでは「この場をお借りして」というヤツでレコーディング・メンバーへのお礼のメッセージを伝えちゃいましょう
T:はい!
「石川達也」という無名のドラマーの企画にも関わらず、ふたつ返事で制作にご参加頂き、いくら感謝しても感謝しきれません。
本当にたくさんの方々にお力添え頂きました。
すべて見切り発車から始まってしまったため、至らない部分や不手際も多く、問題も多々あったかと思います。
ですが、皆さんのお力と2年という制作期間を経て、「石川達也復活の1枚」と呼べる作品が完成しました。
この場をお借りして改めまして深く御礼申し上げます。
そして、クラウドファンディングのご参加頂きました皆さん、本当にありがとうございました!
M達也くん、今日はどうもありがとうございました。
T:いいえ、こちらこそ!
Img_4897 去る3月29日深夜、日本テレビの『NNNドキュメント「局所性ジストニアという病~つながらない脳と体~」』という番組で達也くんがスポットライトを浴びた。
短い時間ではあったが局所性ジストニアの実態や、達也くんが奮闘する姿を通じて彼の苦悩と希望が浮き彫りにされたとても重厚な内容の番組だった。
並大抵のことではないとは思うが、これからもこの病気に負けずイキなドラミングで音楽ファンを楽しませて欲しい。
ガンバレ、石川達也!
でもムチャは絶対にダメだぞ!
  
200


 

2025年12月25日 (木)

SUPERBLOOD~RESCUE ME

 
まだ残暑が厳しかった時分の話。
例によって私はMarshall Blogの取材でいくつかのバンドが出演するライブハウスに入り込んでいた。
やがてMarshallもNATALも使っていないバンドの出演時間となったので、そのライブハウスを抜け出し、そこからそう遠くない撮影スタジオへと移動した。
その数日前にSUPERBLOODの亮さんから「ビデオの撮影をするのでマーブロの取材をしがてら遊びに来ませんか?」とお誘いを頂戴していたのだ。
久しぶりの掛け持ち取材。
スタジオにお邪魔するとこんな光景が目に飛び込んで来た。10撮影に臨んでいたのは…
 
MAD大内20vAXL30vOKAHIRO40vそして、さかもとえいぞう!50vマァ、驚いたよね~。
この時はまだえいぞうさんがSUPERBLOODに加入することを発表する前だったから。
思わず「え?えいぞうさん、もしかしてSUPERBLOODに入ったんですか?」と訊いてしまったよ。
「はい、クビにならない限りは…」
なんて答えてくださったが、加入発表後の活躍ぶりは皆さんも既にご存知の通り。118a0302今回撮影するビデオの題材は2014年に4曲入りCDで発表した「RESCUE ME」。008a0076MADさん作詞、OKAHIROちゃん作曲の深みのあるドライビング・ナンバーだ。60撮影用にセットされていたMarshallは「JCM900 4100」と「1960A」。
やっぱりどんなシチュエーションでもOKAHIROちゃんにはMarshallがピッタリだ。70ハイ、もう1回。80カメラのパターンを変えて何度も演技を繰り返す。90vそうしてテイクを重ねていくのだが、気のゆるみを見せることは当然ない。100vそれどころかテイクの数を増やしていけばいくほどパワーが増していくようだ!110vやっぱりプロはスゴイね。
手を抜くことを一切せずに同じことを繰り返すことができるのが「プロフェッショナル」なのだ。
私だったらすぐ飽きちゃってイヤになっちゃうもんね。
120vタマタマ自分が知っている曲だったので楽しさもひとしおだった。
やっぱり「声」の力ってスゴイよね。
シンガーが替わると曲がこうも変わってしまうのか!という場面をトックリと拝見させて頂いた。
コレが今のSUPERBLOOD…最強だ!
早速『ENTER A NEW PHASE』なるCDを昨日発表したスタートダッシュのSUPEERBLOOD。
タイトルの「NEW PHASE」に付けた冠詞が「THE」ではなくて「A」ということは、まだまだこれからたくさんの新しい局面を迎えていくという意味が込められているハズ。
ますますの活躍を期待している。
OKAHIROちゃん、引き続きMarshallをよろしくです!130 

200(一部敬称略 都内某撮影スタジオにて撮影)

2025年10月17日 (金)

Marshall Blog 2500回更新記念特集 <後編>

 
Marshall Blog『2500回更新記念特集』の「最終回」をお送りします。

<Marshall Blogを振り返って>
初めてご登場頂く方から言われてとてもうれしいこと…「Marshall Blogに出るんですか?ああ、今までズッとMarshallを使って来てヨカッタ!Marshallを信じて来たのは決して間違いではなかった!」
もうコレはMarshallのスタッフとして、そしてマーブロ書きとして気が遠くなるほどうれしいです。
このセリフには3つの喜びが仕組まれています。
それは、①Marshall Blogを知っているということ②単純にマーブロに登場することを喜んでくれていること③Marshallが好きということ。
うれしいのはまさにこっちの方であって「ああ、Marshall Blogを信じてきてヨカッタ!」と思うのです。
そうして新しい友達をマーブロ・ファミリーにお迎えするのはとてもうれしいことなのですが、反対にMarshallを使わなくなったから、あるいは何らかの事情でマーブロにご登場頂かなくなった方も何人かいらっしゃいます。
コレはもう「去る者は追わず」で仕方がない。
昔、一般の読者から「Marshall BlogってMarshallを使っているバンドしか出ないからツマらないんだよね」という仰天すべきご指摘を受けたこともありました。
マーブロは雑誌ではありませんから!
また、Marshallを使っていないのに「オレは絶対にMarshall Blogに出るぞ!」と異様な迫力で決意表明をしてくれた気風の良いギタリストもいらっしゃった…こういう人は好きです。
 
<前編>でMarshall Blogを一番最初に始めたのは2008年のことと書きました。
その頃の記事を見ると驚きますよ。
「ですます調」の文章と写真のマズさには汗顔の至り。
そして、「生き馬の目を抜く」ような業界ですから仕方のないことではありましょうが、もはや影も形もなくなってしまったバンドの多さには愕然としざるを得ません。
それからお悔やみの記事を書くのはいつもツラい。 
大谷令文さんのご逝去にともない大きな追悼特集を組んだことは記憶に新しいところでしょう。
今のマーブロでどれだけの訃報を掲載したのか数えてみました。
国内が19本、海外が14本の計33本。
Marshallの創設者のひとりであるケン・ブランからジェフ・ベックまで、2,500本の記事のウチ1.3%が訃報でした。
偉大な音楽家や音楽関係者を失うことはとても悲しく残念なことですが、たとえ片鱗だけでもそうした方がたの足跡をMarshall Blogに残せたことを誇りに思います。
 
<前編>で家内がメッセージの中に「多い時で年に153回ものライブにお邪魔した」という記述をしていますが、日程が重なり3台のカメラをブラ提げたまま渋谷の街を移動したこともあったし、最高で1日に3ヶ所の現場に取材をしに行ったこともありました。
この頃はまだ大分若かったね。もうできないな…。
そうそう「カメラ」といえば、前回書き忘れてしまったのですが、Marshall Blogに掲載している写真は転用防止を目的に極端にデータを軽くしています。
コレをやると撮影時の照明の色によっては画質が劣化してしまうのが大変残念なんです。
オリジナルの写真は我が目をも疑うようなクリアで美しい仕上がりなんですよ!
いつも皆さんにお見せしたいナァ。
Shibuya2そしてコロナ到来。
ライブの回数が見る見るウチに激減し、2020年には20本、2021には30本程度の取材回数になってしまいました。
この時は更新をしようにもネタがなくて手も足も出ずにさすがにマイりました。
それが原因で毎日更新もストップしました。
にっくきコロナ…何もかも台無しにしやがった!
「三密を避ける」とか言って、ライブハウスでお客さんの居場所が指定されていた頃もありましたが、もうこんなの覚えていないでしょ?
時の経つのはまったく早いものです。
10これまでずいぶん色々な取材をさせてもらいました。
どの記事も分け隔てなく心を込めて筆を揮ったつもりですが、やっぱり自分の中に素養のないタイプの音楽を演るバンドの記事を書くのは苦しかったナ。
テコでも筆が動かないこともあった。
一方、うれしい役得も数えきれないほどありました。
そうして書き上げた記事の数々を脱線部分も含めて「本にすべき」とおっしゃって下さる方が本当に大勢いらっしゃいます。
何と光栄なことでしょう!
しかし、私がMarshall Blogでやっていることは単なる情報の寄せ集めであって、ナニかを作り出しているワケではないのでそれはムリなご注文なのです。
私は電子書籍には反対の立場を採っていますが、今や本がインターネットになっているのだから考えようによっては既に本を上梓していることと大差ないのではないか?
ただマス・メディアで取り上げてもらって読者の数を増やしたい…という欲望はあります。
「〇〇新聞社の論説委員でマーブロが好きな人がいる」とか「△△テレビの人が絶賛していた」とか、そうしたうれしい話しも耳にしないワケではなく、「コリャいつか『情熱大陸』から取材が来るぞ!」などと妄想したこともありました。
しかし土台、Marshall BlogはMarshallの商品を宣伝する媒体なのでマス・メディアに取り上げられるワケがない…ということを理解したのは恥ずかしながら最近のことです。
まぁ、そんなことはどうでもいいね。
Marshall Blogを楽しんでくれる人とそれに協力をしてくれる人がいてくれさえすれば私はハッピーなのだ!
それとこの仕事をしていて楽しいと思うのは若い人たちと交流できること。
「シゲさん、シゲさん」とこんなアマノジャクのジジイにMarshallや音楽のことを相談してくれる自分のセガレよりはるかに若い彼らや彼女らがカワイくて仕方がない。
コレは普通のサラリーマンでは絶対に経験できないことでしょう。
取りあえず我が人生に悔いなし!
  
<Marshall Blogのこれから>
「Marshall Blogがこうであればスゴくいいな」と思うことがひとつあります。
仕方のないことだとは思いますが、やはり読者の皆さんは自分が知らない、あるいはなじみのないバンドの記事を敬遠してしまうことです。
そうではなくて、知らないバンドが出ているからこそ読んでもらいたいのね。
「こんなバンドがあるのか~。フムフム。かなりオッサンだけどオモシロそうだな?今度見に行ってみようかな?」…マーブロには決まって魅力的なバンドが登場しているワケだからゼヒともこうなって欲しいワケ。
昔はサブスクもYouTubeもなくて興味が湧いたバンドの音を耳にするには、一発勝負でレコードを買うしかありませんでした。
当然期待ハズレも多く、散財を重ねたものです。
でも今は、マーブロで知って、YouTubeで下調べをして、気に入ればライブ会場に足を向ける…と、手堅い手段が採れるワケです。
なんてシアワセなんでしょう。
だから未知の「ロック・バンド」を探すツールとしてMarshall Blogを活用して、「マーブロを通じた横の広がり」みたいなモノができたらとてもうれしく思うのです。
有名なバンドを取り扱えば商品の宣伝にはなるかも知れませんが、誰もが知っているバンドに出て頂いたところでオモシロくないでしょ?…みんな知っているんだから!
誰も知らないことを知ることこそが楽しんじゃん?
その点、好きにやらせてくれて来たMarshallには本当に感謝しています。
   
今回メッセージをお寄せくださった皆さんの多数から「次は3,000回!」とか、スゴイのは「10,000回更新を目指すべし!」といううれしいエールを頂戴しました。
盆暮れの休みを考慮せずに週に3回更新するとして、「3,000回更新」を迎えるのは今から4年弱先のこと。
コレは私はMarshallに在籍していればナントカなるかも知れません。
しからば10,000回更新はどうか…計算してみると、それは52年後のことです。
私は115歳…チョットムリか?
ロックはその時一体どうなっているのでしょうね?
これからもたくさんの方々のご助力を頂いて、私個人がオモシロいと思うこと、少しでもタメになること、「ああ、読んでヨカッタ」と思ってもらえる記事づくりを目指したいと思います。
 
この2,500回を記念して新しいカテゴリーを開設することにしました。
新しくて古い…イヤ、古くて新しい。
以前のMarshall Blogでも取り扱っていたことがありましたが、「Marshall Museum Japan」の展示品を紹介する『マーシャル・ブログ博物館』をヴァーチャル開館することにしました。
つまりMarshall Blogに残すことができるモノはすべて残しておいて、いつでも見られるようにしておこうという意図によるものです。
まだナニも手をつけていませんが、スタートした暁にはご支援のほどよろしくお願い致します。9_museum  
では『2,500回更新記念特集』の最終回はNAKED MACHINEの源ちゃんからお願いします!
  
里村源多朗(NAKED MACHINE)

牛澤さん、Marshall Blog2500回更新達成おめでとう御座います㊗️
Marshall Blogにはこれまで幾度となくNAKED MACHINEのLIVEレポートを掲載して頂きました!
牛澤さんのLIVEレポート、写真や文章からまるでLIVE会場のあの日あの時に戻っていると錯覚するぐらい臨場感溢れた素晴らしいレポートだといつも感じております。
曲ごとのキーや転調などについて細かく書かれていて、ご自分でギター片手に時間をかけて分析してくれている事にも感謝です。
あとお馴染みの脱線話し、こちらもシゲさんの情報量の多さでどんどん脱線して行きますが、これまた楽しみの一つとなっております。
莫大な時間を費やし丁寧に書き上げられるマーブロに掲載して頂ける事はMarshall使いとしては何よりの喜びです。
牛澤さん、Marshall Blog3000回更新目指し健康第一で続けて頂けたらと思っております。
改めましておめでとう御座います!Photo_15 
Kan(NAKED MACHINE)

な、な、な、なんと‼️
あの、Marshall Blogが2500回‼️
共に歩んできた私のROCK魂、憧れのBlog、初めて載せて頂いたのはバック・コーラスを専門にやっていた頃でした。
今はNAKED MACHINEでお世話になっております。
息遣いまで感じられそうな写真と臨場感溢れるレポート、イギリスのロックの名所めぐりや、映画のお話など、ライブ・レポート以外にも実に興味深いお話が盛りだくさんなところも楽しみの一つなのです!
何よりシゲさんのファインダーに映り込めることが喜び。
NAKED MACHINEを結成からずっと取り上げて頂けていることはとても光栄です。
雨にも嵐にも負けず、13年前間走り続けてきた賜物。
牛澤さん この度はおめでとうございます
Marshall blog大好き!Kan_2  
依知川伸一(BARAKA)

マーシャルブログ2500回、おめでとうございます。
牛澤さんの“継続する力”と“音楽愛”にただただ感服するほかありません。
2500という数字の凄まじさは、牛澤さんの生き方や思想にも通じています。
「うさぎとかめ」の逸話にもあるように、日本人は、古くから淡々と続けることの大切さを説いてきました。
まさに、継続は力なり。続けることの価値は計り知れません。
“偉業”という言葉の中には、時間的要素も含まれているのです。
それを体現しているのが牛澤さんなのです。
また、驚くべきは牛澤さんの文化的知識です。
音楽はロックのみならず、ジャズやクラシックまで広い範囲で相当数聴き込んでおり、映画は世界の名作(日本映画を含む)を総なめにしていると言っても過言ではありません。
古今東西の文学への造詣も深い。
そんな知的好奇心の塊とでもいうべき牛澤さんの文章の魅力のひとつが“脱線力”です。
とにかく飛躍する別世界の話がおもしろい。そんな所にまで着目するのかと話は縦横無尽に展開され、読者はどんどんと引き込まれていくのです。
音楽が好きで好きでしょうがない牛澤さんは、基本的にはバンドを、音楽をやっている人を、応援しています。
その根底に流れるのは音楽愛です。
これからもミュージシャンを、バンドマンを、音楽愛で包んでいってください。
次の一編を楽しみにしています。Photo_16  
高見一生 (BARAKA)

牛澤さん、Marshall Blog  2500回達成おめでとう御座います‼️
いつも丁寧なレポ、ステージ写真、ゴルゴ13若しくは大藪春彦ばりのむっちゃマニアックな脱線、楽しませて頂いております。
LIVE会場のBGMまで突っ込んで頂き嬉しいです。
どの事柄についても「よ〜知ってはるなぁ〜」と感心させられています。
僕は33年前に1987Xを購入しました。
当時どこの楽器屋にも1987Xが置いておらず、試奏するのに苦労したことを懐かしく思います。
今後も1987、1959引き倒しますので引き続きよろしくお願いいたします。Photo_17  
Jien Takahashi (MAJUSTICE/VIOLET ETERNAL/Michael Vescera)

Marshall Blog 2,500回更新突破、おめでとうございます!
「25」という数字は、銀色のマーシャルを愛するギタリストにとって特別に胸が高鳴る数字ですね。
改めて「2,500」という数字で見ると、その記事数の膨大さにただただ驚かされます。
それだけMarshall Blogがジャパニーズ・ロックの発展やマーシャルの歩みと深く結びついてきたのだと、ひとりの読者として感慨深く思います。
大谷令文さんや足立祐二さんの記事など、いまや生で味わうことのできない音が聴こえてくるかのような臨場感と、知性に満ちたシゲさんのライヴ・レポートは、日本のロック史を振り返る上でも貴重なアーカイヴとなって来ていると感じます。
リニューアルからすでに13年、その前から数えれば20周年も目前ですね。
これから迎えるであろう20周年、そしてその先の「Marshall Blog 25周年 シルバージュビリー」を目指して、日本のロックを見守りながら、その姿を記録し、ホンモノの音を発信し続けてください!
Jien_2  
山口PON昌人(FEEL SO BAD/MOMO & THE SHOCKERS)

Marshall Blog 2,500回更新達成記念‼︎おめでとう御座います‼︎
シゲさん(牛澤さん)にはNATALドラムスのサポートで本当にお世話になっております‼︎
ライブ現場には奥様の美幸さんまで来て頂きまして!
家族の様な最高にHappyな空気で楽しくパフォーマンスさせて頂いています☺️
そのパフォーマンスをくまなく様々な観点からライブレポートしてくれるMarshall Blogは他には無い、見どころ満載な内容で楽しませて戴いております‼︎
アーティストのパーソナリティや各楽器の特性、それらに纏わるウンチクの大脱線‼︎(笑)
なんと言ってもシゲさんが撮影する拘りの写真の数々は最高です‼︎(幾度となくアー写で活用させて戴いております‼︎感謝‼︎)
今後ともお元気で素敵なブログをお願い致します✨
目指せ‼︎ Marshall Blog 3000回‼︎Pon_2  
川島だりあ(FEEL SO BAD)

Marshall Blog バンザ〜イ!!!『2500回更新達成』おめでとうございます。
そしていつも楽器隊はたくさんお世話になり感謝しかございません。
写真と言葉で綴られる Marshall Blog、毎回ワクワク拝見させて頂いております。
何より魅力的なのは牛澤さまの言葉達!! 
毎回楽しみです。時に思わずニヤッとしてしまう。
歯に衣着せぬ物言い!!大好物ですw
ひとつのステージを終えるとそこそこの疲労と脱力。
そんな時Marshall Blogを覗きに行くとステージが隅々まで鮮明に蘇り幸せな時間へと誘ってくれるのです。
そして次へのパワーがなんだかモリモリ湧いてくる魔法のBlogにはひしめき合う素敵すぎるお写真達も…本当にいつもありがとうございます。
これからもバリバリ最強No.1の『Marshall Blog』をよろしくお願い致します!
3000回目指してGO!!Photo_11 
Ryo(1st0)

1st0のRyoです!Marshall Blog 2500回更新おめでとうございます!
ギターを始めた当時からライブ・レポートやコラムなどをひたすら読んでいた記憶がございます!
特に「プロのマーシャル」のシリーズは今はもう手に入らない数々の名機や、Marshall Blogでしか読めないような逸話などが大好きで何回も読み返していました。
Marshall Blogといえば、記事の途中での脱線も醍醐味です。
シゲさんの教養の広さ、深さを窺い知ることができ大変ためになりました (結構長いのでちょっとだけ飛ばしてしまうこともありましたが…笑)。
そんなMarshall Blogを読んで僕もMarshallが大好きになり、いつか自分のバンドで記事を書いてもらいたい!と夢見ておりましたが、今年になり遂にライブ・レポートで登場することに!
駆け出しのRyo少年に伝えたら驚くことでしょう!
これもシゲさんが長年に渡って更新し続けてくださったお陰です!
1回だけでなく、これから何回も記事を書いてもらいたいと思っておりますので、3000回と言わずに3500回、4000回と更なる大台に向けてぜひ突き進んでいただきたいところです!
Marshallサイコー!!Ryo_2  
森はるか(デザイナー・ドラマー/FATE GEAR)

Marshall blog2500更新おめでとうございます!
いつも読者としても楽しく拝見しております。
迫力あるライブのレポートに加え、その他の牛澤さんならではのお話がさらに想像を掻き立てる愛あるブログ。
私はNATALドラムの演奏者として度々ブログに登場させていただきました。
ここぞというライブの時NATALドラムを使用し、撮影と最高の楽器により当日はピリッと引き締まる思い出です。
改めて記事を読むと当時の記憶が蘇り、素晴らしい写真付きの記録を一つ一つ丁寧に作ってくださっていることに大変感謝しております。
初めてブログに掲載くださったときの感動からすでに7年以上は経っているかと思います。
これからも更新を楽しみに、演奏者としても精進して参りますので末長く宜しくお願いいたします!Photo_18  
中村達也(BLINDMAN)

Marshall Blog 更新2500回おめでとうございます!
SNS、blogなどについては無精者の自分からすると途轍もない数字です。
BLINDMANのLIVEも何度も記事にしていただき本当に感謝しています。
Marshall Blogの魅力はアーティストのLIVEの魅力を伝えたり、Marshall製品の紹介だったりが中心なのですが、イギリスの文化や僕があまり知らない70年代以前の音楽のことなども盛り沢山だということです。
「あの1回の文章の長さで2500回ってどんだけ知識もってるんじゃ?」と、Sihgeさんの懐の深さを心から尊敬いたします。
これからも5000回目指して頑張ってください!
BLINDMANもあと何回かは貢献できると思いますので…。

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今井芳継(Voodoo Butterfly)

Marshall Blog 2,500回更新、おめでとうございます!
芸術や文化を愛する人々に向けた内容、
博識とユーモアある語り口を、いつも楽しみに拝読しております。
アーティストの創造源に迫る描写、
本線からアウトする脱線の深さ、
時に美しく!時に歪む!
牛澤さんの自在な語りは唯一無二です。
個人的にもっとも好きな瞬間は、
爆音を浴びながら
アーティストにレンズを向けるシゲさんの姿。

あの一瞬に、すべてが凝縮されているように感じます。
Marshallの神話を未来へと繋ぎ、
リアルを伝える現代の語り部に敬意と感謝を込めてこの輝かしい節目を心よりお祝い申し上げます。Photo_20  
的射場 瑞樹(株式会社都商会)

Marshall Blog2500回更新達成おめでとうございます!
Marshall Blogの私の一番のお気に入りは「イギリス‐ロック名所めぐり」です。
牛澤さん特有のひょうひょうとした文体と豊富な写真でゆったりと楽しめる紀行文ですが、話が音楽、歴史、さらには文学についてどんどんと寄り道していき、ふと気がついたらまたイギリスの街なかに戻っている。
不思議で素敵な読書体験で、読み進めるにつれて時間がどろどろに溶けていきます。最高!Photo_21

Carlie Tanaka(MOONSHINE/梵天)

Marshall Blog「2,500回更新達成記念」おめでとうございます。
いつも素敵なReportありがとうございます。
18の時に初めてMarshall「JCM800 2205」を買って以来「6100,1959,1987,DSL2000」と使い続けて来ました。
しっかり歪んだ音もCleanもどちらもいつもドキドキさせてくれます。
Marshall Blogもぜひ3,000回目指してこれからもドキドキを振り撒いてくださいね。Charlie 
金光健司(MOONESHINE/Strange,Beautiful and Loud)

Marshall blog 2500回達成、誠におめでとうございます。
僕は常々、シゲさんのライブレポートを「音が聴こえてくるような」と形容してきました。
ファインダー越しにその場の空気感や音のバイブレーションまで捉えた見事な画像、良い音を熟知しているからこそ表現できるリアルな文章。
自分のプレイも数えきれないほど取り挙げていただきましたが、そんなところを観てたのか!この瞬間を捉えられたか!と感嘆することが多々あります。
音楽以外にも文化や歴史など多岐にわたって造詣の深いシゲさんの記事は、読み物としての価値も相当なもの。
そんな投稿がすでに2500回にまで達していたとは脱帽です。
これからも密度の濃い記事を楽しみにしております!レポートに値するパフォーマンスを続けられるよう精進します。Photo_22 
藤井重樹(MOONSHINE)
 
Marshall blog 2500回到達おめでとうございます!!
ウチ(MOONSHINE)は金光とチャーリーが常々一方ならぬご尽力を賜り恐縮しっぱなしなのですが、今年は自分も「EmbertonⅡ」で微力ながらご恩返しをした……つもりになっております(笑)
この先も健康に留意されつつ3000、5000とその数字を伸ばして行って下さいね!
期待しています。
そして今後とも末永くよろしくお願い致します。Photo_23 
岡井大二(四人囃子)

牛澤さん、おめでとうございます!
Marshall Blog の優しくて、" 怖さ" まで感じる充実した中身(中味?)を、切れる事なく2500回も続けてこられたのは本当に素晴らしいです。
こういう時こそ「スゴイ!」と言う表現をさせて頂きます。
牛澤さんの 音楽の枠に収まらない博識さを、情熱も愛情も確固たる指針の上に載せて沢山盛り込んで、そして優しいプログにしているのって、「ブログ」というタイトルをつけた書籍としての作品だと思います。羨ましいです。
どうしても、お会いして話していると、私は優しさと怖さの感じ方から牛澤さんは年上の方のような気がしてしまいます。
読む受け手としての僕個人としては、イギリスなどへ行かれた時の訪ねる場所のチョイスと注目するものが、楽しくて、有り難くて、嬉しいです。
3000回もあとちょっとですね⁈
その時と"何がしかの機会"を、あらためて楽しみにしてお待ちいたします。Photo_24 
沢田ZIN天岳(LINX/変異種)

MarshallBlog 2500回更新おめでとうございます!
牛澤さんにはMV撮影などで日頃から大変お世話になっており心より感謝申し上げます。
また、自身のバンド活動やサポート現場においてもご協力いただき本当にありがとうございます。
2500回という数字はSNSなどでは簡単に到達できるものかもしれません。
ですが毎回ご自身で撮影された写真を添え、ライブの臨場感を余すことなく伝えながら、音楽観を反映した洒脱で熱量あふれる長文を更新し続けることは並大抵の努力では成し得ないことだと思います。
そこにはMarshall製品、そしてアーティストへの深い愛情、さらには牛澤さんのお人柄が表れていると感じます。
人生何が起こるか分かりませんが、次は3000回のお祝いをお伝えできる日を楽しみにしています。
Marshall使いとして、私自身もこの偉大なアンプをさらに押し上げられるよう精進してまいります。
学生時代に師匠から「お前はMarshall小僧だな」と言われたことがありますが、きっとこれからも一生Marshall小僧であり続けると思います。
Marshall AMPがある限りそれを鳴らしきれないのは自分の力不足――そう思えるほど、私にとってMarshallは大きな指針であり基盤です。
改めまして2500回更新、本当におめでとうございます。
そしてこれからも末永くよろしくお願いいたします。Zin 
深澤AKI(RAZOR HIGHWAY)

Marshall Blog 2,500回更新達成記念、心よりおめでとうございます!
運営の牛澤氏ご夫婦には毎回お世話になりっぱなしです。表現し切れない程の感謝の気持ちでいっぱいです。
ここまで長い年月このブログを継続して来られた努力は並大抵の胆力では成し得なかったものと尊敬の念しかありません。
大変お疲れ様で御座います!
更にいついつまでも続けて頂けたらと切に願うばかりです。
さて、Marshall Blogとの個人的なお付き合いは、板倉ジュン氏が関西に帰る時に大谷令文氏が企画した2009年のコンサートの時以来ですからもう16年以上前になるんですよね!
光陰矢の如し、まるで昨日のことのようですよ!! 
最近ではオリジナル・メロディックHR/HMバンド、Razor Highwayでの活動を同ブログにて何回も取り上げて頂いておりまして、その詳細で嘘偽りの無いピュアなライヴ・リポートと素晴らしい躍動感を捉えたライヴ・フォトによって唯一無二なブログとして、一読者として毎回楽しみに拝見&拝読させて頂いております。
振り返って想うのは過去のブログを読み直す必要のない程、僕の傍で光り輝いてきた数々のギタリストは皆デカいスタックからユニークで個性的で、そして一聴してわかるオンリーワンの爆音をMarshallを通して奏でていたという揺るぎない事実です。
時に余りに爆音過ぎて難聴を煩うメンバーもおりましたがw、 このドライブ感は周知の事ではありますが、昨今の流れとは明らかに異なる「リアルにドライブされたサウンド」であって、デジタルでは再現出来ないアナログの素晴らしき「美音」だと今も思っています。
これからもきっと僕の斜め後ろには必ずやMarshallのヘッド&スタックが牙を剥きつつ吠え続けていくことと思います。
そしてステージ上でのその爆音との、ある意味「心地良き戦い」は間違いなく続いていくことでしょう。
今一度、MarshallとMarshall Blog に感謝を!!
ありがとう御座います!Hell Yeah!!!Aki 
田中"OMMY"輝臣(RAZOR HIGHWAY)

この度は、2,500回更新達成おめでとうございます!
Marshall Blogは、Marshallの話だけではなく、記事に添えられる牛澤さんの知識や経験談から背景までをも遡ることが出来る文化財的資産価値を持つBlogだと思っております。
一言でいうなれば、最新の記事を読む、過去の記事を遡る、読み物として懐が深く、とても楽しめる、そんな数少ない貴重なBlogです。
素晴らしい写真と一緒に綴られる歴史の1ページをこれからも楽しみにしています!Ommy 
PEPE(目黒鹿鳴館) 
 

鹿鳴館オーナーの山口(PEPE)と申します。
先ずはMarshall Blog2500回更新おめでとう御座います。
2500回とは改めて本当に凄い事だと思います!仕事という事だけじゃなく好きでないと…いや、愛がないと続けられる事ではないと思います。
やはり牛澤さんの愛の賜物なのでしょう。
Marshall Blogさんには、鹿鳴館では数多くのバンドの取材をはじめ、移転発表後では僕にまで取材していただいた上に、しかも連載までしてくださり感謝しかございません。
鹿鳴館のメイン・ギターアンプは勿論Marshallで、HEADは「JCM2000、JCM900、JVM210、DSL100Hを揃え、CABINETは1960A×2」です。
ヘッド共に壊れては修理に出しつつかれこれ40年近くお付き合いさせていただいております。
10年程前からはドラム・セットにNATALを取り入れて演者からも高評価をいただいております。
この先、鹿鳴館移転した後も何卒よろしくお願い申し上げます。Pepe 
小松優也(LOADED DIAPER)

マーシャルブログ2500回おめでとう御座います!
マーシャルブログと牛澤さんには初期の頃から大変お世話になっております。
いつもいつもライブハウスにカメラ機材を担いでやって来て、汗だくになりながら細やかに確固たる哲学を持って取材をされているお姿にアーティストとしても嬉しくなっちゃうし、ただただ脱帽です。
こんな僕みたいな下々のミュージシャンへも沢山の愛と誠意を持って対応して下さり光栄ですし感謝しかありません。
また、ロック雑学にイギリス話しも(時に脱線するのもまた面白い。笑)山程ネタを持っておられてブログがどんな切り口で始まるのか毎回楽しみです。
そんな牛澤さんだからこそ皆に愛されているのだと思いますし、楽器メーカーの方でこれほどに熱心にアーティストと向き合って下さる人は他に中々いないのではないでしょうか?
特に印象に残っているのは僕が東京最後の時のさよならライブですが、一ミュージシャンのさよならライブをこれほど熱く取り上げて下さるとは、、、涙。
そして離れていてもいつも家族にまでお心遣いを頂き感謝です。
これからもマーブロ連載と牛澤さんのご活躍を応援しております!!Yuya 
今回の特集で頂戴したメッセージは以上です。
皆さん、ご協力誠にありがとうございました。
これからもMarshall、NATAL、そしてMarshall Blogをご愛顧賜り度く。
そして読者の皆さん、相変わらずのご支援をよろしくお願い申し上げます。
最後に…私に怒られつつも献身的にMarshall Blogづくりを手伝ってくれている家内の美幸に心の底から感謝の気持ちを捧げたいと思います。
アナタなくしては2,500回更新は到底実現できなかった。
これからもよろしくお願いします!
 
来週は更新を休ませて頂きます。
チョット骨休み!
 200_2(一部敬称略) 

2025年10月16日 (木)

SUPERBLOODの新たなる旅立ち

 
先頃、オリジナル・メンバーのフロントマン「RYUSUKE KAWAMOTO」さんが脱退し、その動向が注目されていたSUPERBLOOD。
Marshall Blogが初めてSUPERBLOODに接したのは2014年10月、富士スピードウェイで『富士6時間耐久レース』が開催された時のことだった。
御殿場ということもあったけど、寒い日だったナ~。
この時にはRYUSUKEくんを除くメンバーのことはすでによく知っていたので、初めて見るような気がしなかったことをよく覚えている。
この時からもう11年。
メンバーがスッカリ安定しているかと思ってばかりいたので、RYUSUKEくんが脱退を表明した時には驚いたわ。05そして今晩、その新体制が発表された。
 
OKAHIRO
マーブロ2,500回記念のメッセージありがとう!10vRYO20v大内MAD貴雄…ここまでは従来通りのSUPERBLOOD。
問題は新しいボーカルズだ。30vナント!…さかもとえいぞう!40v新しいSUPERBLOODはこういう顔ぶれになった。
「新しい」といってもこの写真の通り、もう百万年前ぐらいから仲良しだったかのような緊密な雰囲気。50私はえいぞうさんとは古いんですよ。60v2005年にビクターエンタテインメントが企画した『Marshall Nite vol.2』というイベント以来なのです。だからカレコレもう20年。
「渋谷BOXX」か…なつかしいね。70vそしてこの4人でこれから大暴れしようという寸法。
実はね、私はこのことは知っていたの。
ま、RYUSUKEくんが脱退したのも驚いたけど、えいぞうさんの話を聞いた時にも驚いたわ~!
でもすぐにコリャうまくいくな…と思ったよ。
80vそして、このSUPERBLOODに新たなる旅立ちに際しビデオ「Enter a New Phase」が公開された。

ね~、バッチリでしょ?スゲエ迫力!
なんか、えいぞうさんが最初からSUPERBLOODにいらっしゃらなかったことの方が不思議な感じすらするもんね?
今度はこの新しい4人で暴れ回ってSUPERBLOODだけの音楽世界を作り上げてくれることだろう。
とても楽しみだ!90v 100v 110v 120v早速来月から来年の9月までのツアー・スケジュールが発表されてヤル気満々だ!

SUPERBLOODの詳しい情報はコチラ⇒SUPERBLOOD Official Website

130 

200(一部敬称略 ※写真提供:RYOさん)

Marshall Blog 2500回更新記念特集 <中編>

Marshall Blogの2,501本目の記事のはじまり、はじまり~! 

<Marshall Blogのつくり方>
★写真について★
写真の撮り方について誰かに教わったことは一度もありません。
ただ、お手本は山ほど頭の中にあります。
それは50年ほど前に舐めるようにして眺めた「ミュージック・ライフ」等の音楽雑誌に掲載されていた海外のミュージシャンたちのライブ写真です。
今からさかのぼること17年、最初のMarshall Blogを始めるに当たって子供の運動会を撮影するような入門者用の一眼レフカメラを買い入れました。
そのカメラであるライブの写真を撮り、写真の心得のある人に見せたところ大層なおホメの言葉を頂戴したのです。
それはCANTAの時のルーク篁さんの写真でした…要するに被写体がカッコよかっただけの話。
ところが、そこから私の勘違いが始まったのです。
その勘違いのおかげでたくさんの大きな写真の仕事を頂戴することになったことは、一種の椿事である反面、私の人生における誇りのひとつです。
昔はシャカリキになって「ナンとしてもカッコいい写真を撮るぞ!」とガツガツしていたものでした。
でも、今は少しでも良質なマーブロの記事を書くための素材を確保するべくしてシャッターを切っています。
少々カッコをつけて言ってみれば、記事の構成や文章を考えながら写真を撮っているのです。
古い人間ゆえ、ITだのAIだののテクノロジーに抵抗感を覚える私ですが、デジタル・カメラだけはありがたいと思っています。
さもなければMarshall Blogなどとてもできなかった。
 
ただひとつ…写真で心底悩んでいるのはライブハウスのスモークです。
私が「ミュージック・ライフ」で見た写真には、荒天時の富士山頂でライブをやっているようなモノは1枚もありませんでした。
どれもアーティストの鼻毛までが見えるクリアな写真ばかりだったのです。
ですからステージに充満した煙にLED照明が当たった「模様」ともつかぬ写真を撮ることが辛くてなりません。
いつからこんな風になってしまったんだろう…。
写真を撮るためのライブではないことは百も承知しておりますが、「照明効果がどうの」といっても、お客さんは煙を見に来ているワケではないので、モクモクじゃない方が見やすいに決まっていると思うんです。
それゆえいつも「ノン・スモーク」のリクエストをお願いしているワケですが、そのワガママにお応え頂いているバンドの皆さんにはこの場をお借りして心より御礼申し上げます。
 
私は撮影機材にも全く無頓着で、カメラのことは最低限のことしか知りません。
自分が思うように撮ることができるカメラであればそれで十分。
他の人が持っているカメラにも、最新の技術にも何の興味もな湧かないのですが、それでも下の写真にあるように、これまでコレだけカメラを買いましたよ。
とにかく高いですからね~。ドエラい散財ですわ!
ちなみにコレらのカメラで撮影して2,499本の記事に掲載した写真の数は135,766枚に上ります。
単純に平均すれば記事1本あたり54枚の写真を使っている計算になります。
さらに乱暴な計算をすると、2時間のショウですと800枚ぐらい撮ることが多い。
そしてMarshall Blogの約7割がライブ・レポートで、それ以外の記事で撮った写真の数を加えるとこれまでザっと150万回以上シャッターを切った計算になりましょうか?
もっと多いかも知れません。
その間、どのカメラも故障したことは一度もありませんでした。
私の人差し指もなかなかに頑丈に出来ているようですが、日本の工業製品の優秀さを実感するばかりです。
今、一度やってみたいのは、スモークもLED照明も使わず、お客さんもいない状態で単焦点のレンズだけを使ってライブ写真を撮りまくること。
誰かやらせて!
9_img_4281 
★文章について★
<前編>の家内のメッセージにある通り、時間さえあれば本を読みます。
だからといって上手な文章が書けるワケではないことは承知していますし、書いているつもりもありません。
とにかく初見で意味が通じる文章を書く…つまり読み直す必要がない文章を書くことだけを心がけています。
あんな文章でも何度も何度も口に出して読んで、文の成り立ちを確認しているんですね。
そこで登場するのが家内です。
永井路子の大ファンの家内もなかなかの読書家なので、記事を書き上げるとまず家内に見せて誤字脱字をチェックしてもらい、読んで一発で文章の意味が通ったかどうかを尋ねます。
そして、もしマズイ箇所があれば文章を書き改めます。
こんなことを毎回やっています。
ところでMarshall Blogの文章を読んでいると、ひらがなが多いことに気がつきませんか?
コレは大学の時の卒論指導の教授から学んだことです。
この教授は無礼にも私の卒論に「可」を与えましたが、この「ひらがな」に関する注意には感謝しています。
もしかしたら大学で学んだことの中でこのことが一番有益だったかも知れない!
そして、カタカナを多用するのも読みやすさを考慮してのことです。
表記ユレが多いのも同様の理由からで、漢字か?ひらがなか?カタカナか?どれが一番目に入りやすいか?ということを常に考慮して臨機応変に対応しているのです。
さらに、以前は海外の固有名詞は原型通りのアルファベット表記をしていましたが、最近はコレを止めて作品名や曲名だけにアルファベットを適用することにしています。
昔はアルファベットを使うことがカッコいいと思っていたのですが、「GuitarをPlayする時のAmpやEffectorは…」のよう文章は全体を俯瞰した時に美しくないと思うようになったんです。
もうひとつ…文章で笑いを取りたい!そのために常時ない頭をヒネっています。
「わかる人だけわかってもらえればいい」的な「楽屋落ち」の文章が少なくないことをお許しください。
書いていて断トツでムズカシイと感じるのは「接続詞」ですね。
これには随所で苦労しています。
まぁ、それだけ考えいてもこの程度の文章なんですわ。
やっぱり漱石は偉大だ!
好きな作家はたくさんいますが、記事の構成といい、語彙といい、筆致といい、エッセイで言えば「井上ひさし」や「中村とうよう」や「藤原正彦」のようにMarshall Blogの文章を綴りたいといつも願っています。

★脱線について★
Marshall Blogは脱線なしではやっていられません。
また、脱線がなければMarshall Blogではありません。
中には脱線を邪魔に思う登場アーティストや読者もいらっしゃるでしょうが、筆者の一種のカタルシスと思ってご容赦頂きたい。
下世話な言い方をすれば、好きなことを書いてウサを晴らしているんです。
でも、今回頂戴したメッセージを拝見すると、ことのほか脱線が歓迎されているようでホッとしました。
コレね、どうやって話題を結びつけるか考えるのがオモシロイんですよ。
時には強引に話題を寄せ付けて脱線しちゃう。
そもそも、脱線抜きのMarshall Blogなんて考えてもご覧なさい。
雑誌のギグ・レビューほど固くはないにせよ、無味乾燥でツマらないでしょう?
正直、私も脱線のおかげでかなり色々なことを勉強させてもらっています。
コレもITの恩恵のひとつかな?
何か知らないことに突き当り、そのことを調べてみると何がしかの知っていることに結びつく。
つまり知識と知識の間に橋が架かる…コレが楽しくて仕方がない。
そうして蓄えた知識で、(今、脱線中!)旅行先のボランティアの観光ガイドさんを駆逐するのが実に楽しい。
萩、木曽を始め各地で善戦していた私ですが、長崎の「県立図書館」では勝利を収めたものの「大浦天主堂」のオバさんには完膚なきまでに叩き潰されて赤っ恥をかいたこともありました。
最近は記憶力がいいように減退していて調べたことを片っ端から忘れてしまうため、橋を架けにくくなってしまっているのがツラい!
もっと若い頃にMarshall Blogをやっていたらナァ。
  
さて、『2500回更新記念特集』の<中編>はStrange, Beautiful & Loudの三宅庸介さんから頂戴したメッセージでスタートです。
  
  
三宅庸介(Strange,Beautiful and Loud/TERRA ROSA/MARINO)

マーシャルブログ「2500回更新達成記念」おめでとうございます。
13年間、2500回の更新、Marshall Amplificationの名の下に残し続けて頂いていることに感謝いたします。
個人的にも沢山残していただきました。
Strange,Beautiful and Loud, Terra Rosa, そして、その日そのときの貴重なsession…。
Marshall ampsの音と共に生きてきた一人のギタリストにとって、どれほど嬉しく名誉なことでしょう。
時間は過ぎ、人は老いて、世の中も驚くスピードで変化しています。
でも、ここへ来れば自分の大切な歴史がある。
そして、令文さんにも逢える。YOUさんにも逢える。
書き続ける御苦労は想像に難くありませんが、心より敬意を表します。
そして、心より感謝いたします。Photo_25 
杉本篤彦

2,500回おめでとうございます。
マーシャル並びに牛澤さんには長年お世話になっております。
僕は基本ジャズ系のクリーントーンでマーシャルを使わせていただいております。
牛澤さんが執筆されているマーシャル・ブログはジャンルを超えて色々なアーティストの近況を牛澤さんの楽しい文章で楽しませていただいております。
また今年2025年の葉山福祉文化会館で開催されたジャズフェスティバル「真夏のJAZZ葉山」で使わせていただいたセットはご来場いただいた方々から、同じステージにいたミュージシャン、スタッフまで大好評のサウンドでした。
僕自身も人生最高とも言える音でした。感謝の気持ちでいっぱいです。
今後もマーシャルの愛好者が増えますよう頑張ってください。
<杉本さんが文中で触れている葉山で使用したMarshalは「JVM210H」と「1912」が2台です>
Photo_26 
大谷保泉(SEVENTH SON)

Marshall Blog 2500回更新達成おめでとうございます!
個人的にはライブ・レポートは勿論、機材関連と歴史物に触れる記事をとても楽しく読ませていただいております。
音楽以外の記事が楽しめるのもMarshall Blogの魅力だと思っています。
そして本家Marshallの話になるとかなり深い話になるので「そうだったの?」と毎回勉強になります。
写真の腕前も流石で、撮って頂いた写真はプロフィールなどにたくさん使わさせていただいてます。
次は3000回更新達成ができるようにくれぐれもお身体にお気をつけください。
また牛澤さん夫妻とライブ会場で会える日を楽しみにしています!Photo_27  
曾我泰久

マーシャル・ブログ2500回更新達成おめでとうございます! すごいですね〜…あの分量の記事を2500回も書いたんですね〜。
シゲさんすごいです! 
臨場感あふれるライヴ写真とライヴ当日の熱気が手に取るように事細かく伝わってくる文章にプラスして、脱線した時のどこまでも広がっていく生き生きとした文章も最高です。
音楽の知識はもちろん、時代を問わず、映画や本、そこにまつわる土地での出来事などから引っ張ってくる脱線文章も毎回の楽しみになっています。
行っていないライヴや行ったことのない外国なんかも行ったかのような気にしてくれるマーシャル・ブログ。
これからも愛のあるライヴ・レポートを楽しみにしていますね〜!Photo_28 
田川ヒロアキ

2,500回更新達成、おめでとうございます…と同時にありがとうございます。
Marshall Blogには、これまで私の記事を数多く掲載していただいています。
そのジャンルも多種にわたり、牛澤さんご夫妻がいかに私達の現場まで熱心に追っかけてくださっているかが伝わります。
テレビ番組/野外のサーキット/アルバム紹介&エピソード/アメリカへのプロジェクト/オリンピックやパラリンピックへ向けたイベント/数々の式典での大役/ライブハウスやツアー/その他様々な場面…
もうここまでくると、私の活動記録係のよう。
会場へ「この前のマーブロ読みました」と駆けつけて下さる方もいるほどです。
挙げればキリがありませんが、中でも思い入れ深いのは、私とマネージャー美瑞穂との結婚式の記事。
1週間、全て結婚スペシャルの特集としての掲載でした。
生涯の大切な日をマーブロに収めていただけたこと、非常に嬉しく光栄に思っています。
また、『THEME PARK』のジャケット制作秘話の記事、ギターではなくお腹を抱えて大爆笑しながら読んでいたことも印象深いです。
そして、私のアルバムタイトルを牛澤さんに命名していただいたことも大事なエピソードで、『THEME PARK』、『THE ROAD SEEKER』は今でも好評の作品たちです。
特に、その命名に至るエピソードを短編小説の記事として執筆されているのがもう大傑作!
あまりにもお見事で、アルバムよりこの小説の方が話題になるのではと嬉しい危機感になる記事で、私達も時折読み返すことがあります。
未読の方はこれを機会に隠れ名作を発掘するようなつもりでご一読下さい。
ところで、私は全盲のため点字ディスプレイや音声読み上げアプリでマーブロを読んでいます。
つまり、指と耳で文章のみを読んでいるのです。
牛澤さんが培ってきた膨大な知識やリアルな情景描写、鋭い洞察からユーモアまで網羅されていて「読み物としても楽しめるMarshall Blog」だと感じます。
また、近年ではAIの進歩により画像を文字で解説してくれるアプリが増えてきました。
牛澤さんが汗して撮影・選定した写真がAIの説明で楽しめているのです。
時折、AIの解説が詳しすぎることもあり、これはマーブロに対抗しているのか?と思うことも。
さて、思えば私がロックギターを始めた少年期から「Marshall」は憧れの存在でした。
その音が現実となり、今では「田川ヒロアキのサウンド」として各地へ響かせられるようになっています。
純粋なライブ会場以外の現場も多い為、「ここにマーシャルを持ち込んだ方は初めてです」と言われることも多々あります。
そのサウンドの全面的サポートであるMarshall公式のブログへの度重なる掲載が更なる意欲となっています。
これからも読者の皆さんと様々な記事の更新を楽しみにしながらここにお祝いコメントとさせていただきます。
牛澤さん、美幸さん、改めまして2,500回おめでとうございます。
最後に…「Marshall Blogはひとつのメディアだ」!Photo_29 
Kazuma Matsuura(Damian Hamada’s Creatures、伝々夢史)

Marshall Blog!2500本達成おめでとうございます!
ギタリストのKazumaです!
ShigeさんにはTORNADO-GRENADE時代から大変お世話になっておりまして、気がつけば10年以上のお付き合いです。
その間にはもちろん色々なことがあり、音楽を諦めそうになった時期などもありましたが、Shigeさんはいつも『とにかく続けることに意味がある』と応援して下さいました。
本当に感謝でございます。ありがとうございます。
私はこれからもMarshallアンプと共に"本物"の音を奏でていきたいと思っていますので今後とも末永くよろしくお願い致します!
マーブロ最高!!Photo_30 
魔王 ダミアン浜田(Damian hamada’s Creatures)

マーシャル・ブログでの公開記事が2500本に達したらしいな。
めでTiger!
13年間で2500本ということは2日に1本以上のペースで公開してきたということだな!
素晴らしいぞ!
そなたのブログは自らが汗を流して撮影した写真を豊富に掲載し、うんちくを傾けたこぼれ話を添えて大変読み応えがあり、ブログを読むといつも感心させられておる次第だ。
非常に詳細なライヴ・レポートばかりなので、一体、何字くらい書いたのかなと思い、そなたが公開してくれたDamian Hamada's Creaturesの初ライヴ「魔界小学校入学式典」の字数を調べてみたのJaguar、約5600字であった。
単純にこれに2500をかけると1400万字となる!
東京都の人口より多いぢゃないか!
こ、これは、もしかしたらギネスブックに記載されるのではないかね?
魔っ、仮に現時点で世界記録として認定されなくても、いつか認定されるくらいの勢いでこれからも励んでもらいTiger!
そして、そなたのライヴ・レポートは我々が目指す完全なる地球魔界化の推進力にもなっているので、私は常々感謝しておるぞ。Photo_31

JILL岡垣(TERRA ROSA/JILL’S PROJECT/APHRODITE)

牛澤さん!マーシャルブログ2500回記念おめでとう御座います㊗️
私はキーボーディストながらマーシャル・アンプの大ファンであり、高校生の時からマーシャルの壁が聳え立つステージで演奏するのが夢であり、アマチュアの頃から組んだバンドのギタリストは必ずマーシャルを愛用、そのルックスと真空管が生み出す温かく深い歪み、パワフルな中域に魅了されながらキーボードを弾くというのが日常でした。
そんな憧れのマーシャルブランドのブログにTerra RosaをはじめJill's Project、Aphroditeなど自分のバンドのライブレポートを度々掲載して頂き心より感謝しております!
まだまだ牛澤さんに取材して頂けるよう、マーシャルサウンドが鳴り響くライブを続行して参ります。
そして3000回のお祝いメッセージも用意しておきますね‼️Photo_32 
Shu(TSP/幻覚)
 
Marshall Blog、2,500回更新達成おめでとうございます!
創設時からお世話になりっぱなしで、TSPでは何度も取材していただきました。
ずっとマーシャルを愛用している僕にとっては、とても光栄なことなので、心より感謝いたします!
しかし! 中学〜高校〜大学の先輩である牛澤さんとは、おそらく30,000字以上は会話させて頂いてると思いますので、250,000回突破を目指して、よりマーシャルという素晴らしいアンプを日本に広め続けてください!Shu 
Seiji(D_Drive)

Marshallブログ2,500回更新達成おめでとうございます!
シゲさんと初めて出会ったのが20年ほど前の事になるのですが、大阪で開催された関西の高校生が集まった軽音部の大会でした。
自分は大阪の某音楽専門学校の代表として審査員で出席し、とてもレアなMarshallのTシャツを着て行きました。
他にも各楽器メーカーさん代表としての審査員の方が数名出席されていました。
休憩時間になり、突然自分に「そのTシャツはどこで手に入れられました?」と訊いてくる方がいました。
「同じ学校で教えているギタリストの住友(俊洋)さんからサイズが合わないのでと言う事で貰いました」と言うと「そのTシャツは私が住友さんに差し上げたTシャツなんです」と。
「え?」…その方がシゲさんだったのです。
そんな偶然のきっかけが20年近くのお付き合いになるなんて(笑)
MarshallブログはD_Driveを結成して間もない頃から取り上げていただき、もう何度お世話になった事か?
これまで数えきれないほど掲載して頂きました。
詳し過ぎるレポート内容や、その時の様子を収めたライブ写真、時々脱線するユーモア溢れる記事など本人達はもちろん、楽しみにしているファンも多くいらっしゃいました。
MarshallブログのD_Driveの記事をMarshall Records担当者が見てくれたことがきっかけでアルバムのリリースやイギリス、アメリカ、中国などの公演でワールド・デビューすることができました。
Marshallブログ(=シゲさん)に感謝です。
ブログでは各アーティストさんのレポートを毎回あれだけ多くの情報量で掲載するんですからとても大変な事ですよね。
それがなんと2,500回更新達成!って本当に驚きです。
でも自分はずっと前から思っていた事があります。
シゲさんは古くからMarshallに携わる「Marshall社の日本人」です。
Marshallについてあれだけ過去の歴史から現在までを詳しく語れる知識があり(まぁ、シゲさんは仕事だから当然ですと言うと思いますが…)、そして物事を説明する時の優れた文章力、ユーモアを交えて語る事にも優れている話術力など、本当にシゲさん自身が財産だと思います。
Marshallブログとして文章で記録するのも財産ですが、やはり今の時代ですから動画として記録を残す形の財産を自分は求めます。
そうYouTubeです!
『Marshall チューブ』(仮名)…「YouTube」と「真空管」に掛けています(笑)
次はMarshallブログ3,000回更新も楽しみですが、是非動画もご検討頂けますと嬉しいです。
改めましてMarshallブログ2,500回更新達成おめでとうございます。
ずっと応援しています~!Seiji_2 
YUKI(D_Drive/EAST of EDEN)

マーシャル・ブログ2500回おめでとうございます!
私はD_DriveやEast Of Eden、そしてソロの活動でもたくさん取り上げていただいております。
本当にありがとうございます。
いつも素敵な写真と共に詳しいライブのレポートを書いてくださっています。
脱線話もためになることだったり、面白いことだったり。笑 
いつも笑いながら楽しく読ませてもらっています。
シゲさんがマーシャル・ブログに記事を残してくださるので、私自身も自分のライブをマーシャルブログを通して振り返ることができています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
このまま3000回を目指して突き進んでください!Yuki 
Toshi(D_Drive)

Marshall Blog2500回更新達成、おめでとうございます!
いつも素敵な写真と聡明かつエンタメ性のある文章で心を楽しませてくれてありがとうございます。
シゲさんが書いたマーブロを読んでいると継続と人徳の大切さを学べます。
このまま10,000回更新突破して200歳くらいまで元気に頑張ってほしいと思います!
これからも健康第一で楽しみ頑張ってください!Toshi 
Chiiko(D_Drive)

シゲさん!Marshall Blog2500回更新達成おめでとうございます!
シゲさんは、私の音楽人生の大多数に関わって下さっている重要な存在だなぁと思っておりまして…。
NAONのYAONに出させて頂いた時や、個人でのドラムイベント【DRUM VIEW】関東編もレポしてくださったり、何より私の所属バンド・D_Driveでは、写真付きのライブレポはもちろんの事、私達とイギリスのMarshall Recordsとの架け橋になって頂いておりますものね!
イギリスや中国やアメリカなど、海外でのライブや思い出は私達だけではとても体験出来ないことばかりでした。
そう思ってMarshall Blogの記事を振り返っていたら、本当に色々なことが記録されているなぁとしみじみ…。
わたしが音楽と共に生きた証、その時の『今』をたくさん残していて下さっていて…嬉しい限りです!!
これからもMarshall Blogに、色々な『今』を残し続けていって下さいね!
今後ともよろしくお願い致します!

Chiiko 
吉永GOKI訓春 (DEALS)

いつもお世話になってるマーシャル・ブログの牛澤さん、ありがとうございます!
あなたの記事のおかげで私のギターもまるで「ロックスターの血」が通っているかのように熱く響いています。マーシャル・アンプの魅力をわかりやすく、でもちょっぴり笑いも交えて伝えてくれるその腕前に感謝感激雨霰です!
これからもあなたの言葉で僕たちギタリストの魂に火をつけ続けてくださいね。Goki 
雨宮敬義(DEALS/3Law)

Marshall Blog2500回更新達成記念、心からおめでとう御座います
少年の時からロックに憧れた俺達にとってMarshallは合言葉の様について回る憧れでした。そしてMarshallを使うようになって計り知れない時が経ちましたが、僕はMarshallのスタックの前に立ち、Marshallの音を浴びて観客にパフォーマンス出来る事に生まれて来た意味を思い出します…コノ音だ!と。ヘッドのノブを操作できる時は歓喜に震えます…行くぞって感じでね!
オレはMarshallがあれば何も怖いものが無いのです!コレからもMarshall=ロックの神様!俺を刺激して下さい。
ところでMarshall Blogとの出会いは2022年。
Marshall Blogの中でDEALSのことを「日本の最後のロックンロール・バンド」と評価して頂き、その表現を使わせてもらっています!Taka 
徳留羊亮(東京ネイルキャッツ)

Marshall Blog 2500回更新達成おめでとうございます!!
毎回本題のLiveレポートは勿論ですが、本題にたどり着くまでのつかみの文章を楽しみにしているコアなファンですw。
筆者と牛澤さんとの出会いは、やはりMarshall「1959HW」を通じての出会いでした。
2006年頃でしたのでまもなく20年のお付き合いになりますね。
Blogを見て頂ければわかる通り、牛澤氏のボキャブラリーや知識には関心致します。
毎回お話する度に色々な事を教えて頂き勉強になっています。
僕自身のバンド、東京ネイルキャッツも何回かMarshall Blogにのせて頂きましたが、臨場感のあるLiveレポートは、決して流れ作業ではなくその場所の空気感みたいなものを言葉にできる牛澤氏の力量を凄く感じました。
この先も3000回、4000回と頑張って下さい。
今後も楽しみにしております。Photo_33 
栗谷秀貴(那由他計画)

Marshall Blog 2500本更新、おめでとうございます!
Damian Hamada’s Creaturesに参加した折に牛澤さんからお声がけいただいたのがご縁で金属恵比須から、現在参加している那由他計画までご取材いただき大変光栄です。
Marshall Blogのライブレポートは、本筋からの寄り道と徹底した掘り下げ、そして現場の空気が生々しく伝わる写真で構成されまるでプログレの楽曲のような読み心地だと感じています。
これからも変拍子多めの音楽を演奏し続けますので、どうぞよろしくお願いいたします!Photo_34 
臼井孝文(NERVOUS BREAKDOWN/ OZMA-X/LOVEROCK VIOENT)

Marshall blogの2500回更新達成おめでとうございます。
2011年に初めてROCK CHILDで掲載していただき、それ以降も自分の関わるオリジナルバンドやイベントを取材して頂きました。
Marshallユーザーではない僕が掲載されるのは、Marshallサウンドを愛するギタリストと共に活動してきて、僕自身もそのサウンドに心酔してるいからに違いないと感じている次第です。
Marshall blogの特徴は、何と言ってもその緻密なライブの模様の再現度にあります。
それも筆者牛澤さんの観点からの情報の取捨選択がなされて実際のライブ以上に流れが良かったりします(笑)
的確な画像と共に構成されているので、当該のライブを観ていなくても観た錯覚にさえ陥ります。
僕は毎回取材してもらったら掲載される時までその日が楽しみでなりません。
牛澤さんの目はどのようにライブを捉えたのだろうという関心度が主ではあり、自分のライブを第三者視点で客観的に再考する的確な資料にもなっています。
また、時に本文に戻って来られるのだろうかというくらいの脱線っぷりも大好きです。
僕にとっては映画のウンチクがやはり大好物なんですが、牛澤さんの好きな部分と自分のそれとが重なる時などは音楽以上に嬉しかったりします(笑)
これからも、冴え渡る観察力と素晴らしい画像とで独自のブログを続けて下さり、ミュージシャンサイド、ファンサイドの双方を楽しませてくだされば嬉しいです。
そして、奥様の美幸さんの堅実なアシストも忘れてはならない側面だということを付記しておきます。Ozma 
堀真路 (NERVOUS BREAKDOWN)

この度はMarshall Blog 2500本達成、おめでとうございます!!
LIVEの熱量や臨場感が伝わってくるフォトレポート、Marshallの歴史や文化にまつわるエピソードなど、盛りだくさんな内容でいつも楽しく読ませて頂いております♪
これからもMarshall Blogを通じてたくさんの方々にMarshallの素晴らしさが伝わりますよう願っております!2_3 
中間英明

Marshall blog 2,500回更新達成、おめでとうございます。
Finally you did it!!!
大変な偉業を成し遂げてしまいましたね?
僕が10代の頃から使い始めたMarshall Ampが今や、若い世代は勿論、あらゆる分野で多くの人々に受け入れられているのは、陰で支える人々の尽力があった事に他ならないと思います。
これからも、3,000回達成を目指して頑張って下さい。Photo_35 
Neat KC(NEAT001)

Marshall Blog 2500回更新達成おめでとうございます!
他には無い存在感をギラリと放つマーブロ。
私が最初にマーブロの存在を知ったのは、かつて訪れたロンドンの街を検索した時でした。
ヒットしたのがマーブロ。
移り変わる街の風景や建物のみならず、関わったミュージシャンやアルバムにまつわる話、それから派生する映画、絵画、歴史的背景。
どうやってこんなに調べられるんだろう?という驚きと、異様に濃密な記事に圧倒される。
普通じゃない、確固たる意志。実にロック!
Marshallサウンドにインスパイアされ、ロックは生まれ、それを聴いて育ち、今がある。
2025年の今も鳴り続けるMarshallサウンドの現在進行形が読めるマーブロなのです。
臨場感あふれる写真&記事で綴られるライブ・レポートは素晴らしく、貴重な記録。
Shigeさんいわく、文中記事での脱線エピソード。
気になる脱線ポイントを自分なりに掘っていくと一層楽しい!
破天荒な記事から始まる、ワクワク感と広がる未来。
そこにマーブロの魅力が凝縮されてるなあと思います。
「継続は力なり」と言うけど、実際に積み上げ結果を残すのは本当に凄いこと。
Marshall愛好者として誇らしい限りです。
Shigeさん、本当にありがとうございます!!Kc皆さん、どうもありがとうございました!
<後編>につづく
 

200(一部敬称略)

2025年10月14日 (火)

Marshall Blog 2500回更新記念特集<前編>

<ごあいさつ>
本日、この記事をもってMarshall Blogは2,500回目の更新を達成致しました。
本来であればもっと区切りのよい3,000回をもってして記念記事を編むべきなのかも知れませんが、今の世の中、先行き何が起こるか皆目見当がつきませんので祝える時に祝ってしまおう!という魂胆で本特集を組む決心をしました。
 
日頃よりMarshall Blogをご愛読頂き誠にありがとうございます。
また、関係者の皆様方におかれましてはいつも多大なるご協力を賜り心から御礼申し上げます。
皆さま方のご支援なくしては、2,500回の更新を実現することなど到底できませんでした。
さて、このMarshall Blogは私がMarshall社に直接世話になり始めた2012年に始まりました。
前職を辞し、浪人としてしばらくの間を過ごしましたが、当時のMarshall社の社長から「ウチで働かないか?そしてあのブログをまた始めたらいいじゃないか」というお誘いを受けたのです。
2008年4月にスタートした以前のMarshall Blogを高く評価していてくれたのです。
こんなことをやっているMarshallの関係者は世界で私ひとりでしたから。
その以前のブログでは916本の記事を書き上げたものの、残念ながら1,000回目の更新を目前にして私の退職とともに2011年末に終了し、やがてインターネット上から完全に消滅してしまいした。
初期の頃は記事の内容も簡素なものでしたが、新旧のマーブロの記事を合計するとその数は3,416本に上ります。
そして、2012年に今のMarshall Blogを始めてからコロナになる前までは長年にわたり週末、盆暮れを除いて毎日更新を実践しました。
現場へ行って、ライブ写真を撮って、現像して、ストーリーを組み立てて写真を並べ、それぞれにテキストをつけていくことはなかなかに手間のかかる作業です。
また、何か脱線をしようにもいい加減なことは書けないので、裏を取るのにかなり時間を要することもあります。
これらは面倒極まりない作業で、毎日更新をしていた頃は朝の6時から夜中に1時までパソコンに向かっていることもそう珍しくはありませんでした。
そうしているウチにいつの間にかもはや記事を書かずにいるとウズウズしてくる体質になってしまいました。
Marshall BlogはMarshallの商品を宣伝するためのツールのひとつです。
つまり「コレはいいよ~!」と商品を褒めたたえる惹句を並べていれば事足りるハズなのですが、現場でアーティストの皆さんの熱演を目の当たりにするにつけ、MarshallやNATALを使って自分たちだけの音楽を創っているバンドやアーティストをMarshall Blogを通じて応援することを思いつきました。
コレがMarshall Blogの『ライブ・レポート』のキモです。
ナンと言っても「音楽」あっての「楽器」ですから。
そして、私がMarshallの仕事を通じて経験したことや、他で学んだことをオモシロおかしくたくさんの人に紹介したいと考えたのが『イギリス-ロック名所めぐり』や『私の〇〇』です。
結果、完全に「宣伝ツール」の枠を逸脱してしまいました。
それゆえ田川ヒロアキさんが「Marshall Blogはひとつのメディアである」と表現してくれた時はとてもうれしかった!
また、この仕事の別の意義を教えてくれた人がいました。
それは三宅庸介さんです。
三宅さんのバンドのライブ・レポートを掲載したある時、彼は私に「シゲさん、残してくださってありがとうございます」とおっしゃったんです。
「『残す』?『残す』って一体ナンのことだ?」と、その時は一瞬不思議に思いました。
それはどういうことかと言うと、どんなにミュージシャンが心血を注いで熱演したステージも、終わってしまえば二度とその様子を取り戻すことはできません。
いわゆるエリック・ドルフィーの名言ですな。
せいぜい演者や観客の頭にその様子が刻まれるだけで、きっとその記憶も次第に薄れてしまうことでしょう。
場合によっては残されて困ることもあるかも知れませんが、Marshall Blogにレポートが掲載されていれば、たとえヘタな写真とツマらない文章でもそのステージの様子が半永久的に記録される…というワケです。
コレはには全く気がつきませんでした。
三宅さんのご箴言を得てからというものライブ・レポートの制作にはMCの文字起こしを交えるなどして一層その再現に努めるようになりました。
Marshall Blogを一番最初に始めてから17年、最近では現場で脚立の上がり降りにも(特に降りる時)細心の注意を要するようになりましたが、続けられる限り健筆を揮っていきたいと考えております。

本特集では勝手ながら自主的に2,500回目の更新を記念させて頂き、昨今Marshall Blogにご登場頂いている皆さまから頂戴したメッセージを向こう3本に渡ってご紹介させて頂きます。
どれも拝読すれば涙が出るような温かいお言葉ばかり!
本来であれば頂戴したメッセージのすべてに答辞をお送りしたいところなのですが、紙幅が膨らみすぎてしまうので自重しました。
この場をお借りしましてメッセージをお送りくださいました皆様に深く感謝申し上げます。
尚、掲載に際しましては所属団体名とソロ活動名義の五十音順とさせて頂き、軽い文字校正を施した以外はオリジナルの文章をそのまま掲載致しました。
それではまずはアンバー・ランバーのアキラさんからお願いします!
   
森永JUDYアキラ(アンバー・ランバー)

Marshall blog様、祝2500回!おめでとうございます!
私は相方がMarshallを使っているご縁でアコースティック用のアンプを使わせてもらい、年に何度かレポートをしていただいています。
写真もアー写に使わせていただいたりして大変お世話になっています。
マーブロといえばライブのレポートはもちろんですが、シゲさんの豊富な知識が爆発して横道に脱線しまくって本線に戻れなくなりそうになっていることもよくありますよね(笑)。
今回はどんな道にそれるか?というのもひそかに楽しみだったりします。
とにかく物知り!シゲさんの頭の中は宇宙!(笑)
そして改めて考えるとあのボリュームのブログを2500回!? すごすぎます。
これからも私の知らない世界を教えて下さい!
マーブロばんざーい!Photo 
山本征史(アンバー・ランバー)

マーシャルブログ、2500回おめでとうございます!
アンバー・ランバーではライブの度にエッセイを書き下ろして配っているんですが、今のところ430回目あたり…マーブロは2500回!あのボリュームでこの回数、全く頭が上がりません。
「頭が高い!ひかえー!ひかえおろー!」でございます。
マーブロは脱線が楽しいですね。個人的に特に楽しいのが落語がらみの脱線。
牛澤さんと僕との共通の趣味です。
可楽、三木助あたりの淡麗辛口の江戸前の噺家と僕のベーススタイルが似てると書いて貰ったこと、とても嬉しく思っています。
歳を重ねての変化もあり、またバンドによって枝葉の部分を変えるので、今は川柳、円丈、白鳥スタイルに近い部分もありますが、芯の部分は可楽、三木助リスペクトなのは変わりません。
これからも芯を守りつつ進化して行きたいと思います。
マーシャルのベースアンプ、1978年製の「1992SUPER BASS」を30年以上愛用していて、夜叉、STAND、SBL、アンバー・ランバーと色々なバンドで取り上げて貰っています。
3000回、5000回、10000回と末永く、みゆきさんと仲良く続けて下さい。
これからも楽しみにしております。Photo_2<征史さんが2,500回を記念して描いてくださったネコ大仏>Nd 
犬神明(犬神サアカス團)

祝Marshall Blog 2500回達成!
初めてマーブロさんに犬神サアカス團を取り上げていただいたのは2013年、下北沢の芝居小屋での単毒公演「祟神」でした。
それ以来、牛澤さんご夫婦とは家族同然の濃厚なお付き合いをさせていただいております。
牛澤さんに会うと毎回「明さん〇〇って知ってます?」とこちらのオタク気質を刺激するよな話を切り出してくるんです。
私も負けじと「ほほう、じゃ牛澤さんこれ知ってます?」と応戦します。
最初は音楽の話なんですが、いつしか健康から歴史から政治から宇宙から民俗学に発展して、はてさてどうなることやらと白熱しても最後は「いやぁ〜昔は良かったですなぁ!」と意気投合して落ちつくのです。
まあこれが楽しいのなんのって(笑)。
考えてみたらそれってマーブロの内容そのものなんですよね。
これからも刺激をいただきたいです。
末永く楽しいお付き合いをよろしくお願いします。
この度はおめでとうございます。Photo_3  
犬神凶子(犬神サアカス團)

Marshall Blog 2500回連載おめでとうございます!
我々犬サアカス團も何度もライブ・レポートを載せていただいて大変お世話になっております。
演奏についてだけではなく、犬神サアカス團の歌詞の世界観をより深く掘り下げてくださったり、毎回読み応えのあるコラム記事で楽しませてくれるMarshall Blogさんに感謝感激しております。
また、ご自宅に招いていただいた時は美味しい食事と音楽の話で盛り上がり、楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
あの日以来フランク・ザッパにほんのしばらくハマって皆を驚かせました(笑)…はい、にわかです。
本当にありがとうございました。
これからも素敵なMarshall Blogを応援しています。
今後ともよろしくお願いします。2 
ONOCHIN(犬神サアカス團)

Marshall Blog2500回連載おめでとう御座います!
自分は2つのバンドで載せていただきました。いつも素敵なレポートをありがとう御座います!初めて買ったアンプが新発売当時の「JCM900+1960BV」でした。
途中HIWATTに浮気しましたが…(笑)。
HEESEY WITH DUDESというバンドでデビューした時、ステージでは「JCM800 2203ZW」を使わせていただき、その後JCM800から現在使っている「JMP2204」と、Marshallと共にギターを弾いてきて、Marshall Blogさんの歴史の中のほんの僅かな時間でも取り上げていただいたことに感謝しています。
コレはMarshallユーザーとしてはとても光栄なことです!
表現のされ方が的確で時には面白おかしく、雑学も含めとても「読み甲斐のある」Marshall BlogはMarshallユーザーのみならずたくさんの方々に読んで欲しいですね!
これからも楽しくちょっと(だいぶ)ためになるBlogを書き続けていってくださいね!
3000回お祝いしましょう!
こちらも最高のパフォーマンスでお応えいたしますね!
いつも無理なリクエストにお応えいただきありがとう御座います。
これからもよろしくお願いいたします!
今回は2500回おめでとう御座いました!Onochin 
Adam Jang (YETI VALHALLA)

“Congratulations to the greatest blog of the greatest amp company on Earth, The Marshall Blog!!  This great blog, headed by the amazing Shigeyuki Ushizawa, is an extremely helpful and caring part of the Japanese music community.  It is a pillar of greatness, measured equally to the greatness of the company that it belongs to,  the greatest amp company in the world, MARSHALL !!  Nothing beats a Marshall.  Thank you for everything that you have done for our band, Yeti Valhalla, and every other band that has been featured.  You Are Rock And Roll.”

(地球上で最も偉大なアンプの会社の最も偉大なブログ、マーシャル・ブログ、おめでとうございます!!驚くべきShigeyuki Ushizawaの手によるこの素晴らしいブログは日本の音楽コミュニティにとって極めて有益です。そのスゴさの支柱は、ブログを運営する世界のMARSHALLに比肩されるものです。Marshallには誰も適いません。
マーシャル・ブログが我々Yeti Valhallaや他のバンドにしてくれたことすべてに感謝します。
あなたはロックンロールだ)Adam 
石川達也

2,000回記念の時にもコメントさせて頂き、その後も牛澤さん夫妻には公私共とてもお世話になっていて、今回も光栄なことにお声がけ頂きコメントさせて頂きます!
改めてMarshall Blog 2,500回おめでとうございます!
2,500本の記事を投稿するには、毎日1つの記事を投稿するにしても約7年の月日を要します。
2,500本の記事を書き上げるだけで想像を絶する労力があったかと思いますが、その内容も一つ一つがとても濃密!
それも牛澤さんの知る音楽とそれに伴う知識はもちろんですが、音楽以外のことの見聞の広さ、深さからくるものと思います。
Marshall Blogでは「脱線」と表していますが、一つの曲やアーティスト、土地からその脱線が始まるので、そこと繋がる知識を持っていなければ始まらない話ばかり!
プライベートでお話しさせて頂く時もいつも僕が知らない素敵な音楽を教えて頂いたり、音楽以外の色々なことも教えて頂いてます!
今後も脱線を含めた濃密な記事を楽しみにしています!
次は3,000回目指して頑張ってください!
3,000回の時も声をかけて頂けるように僕も音楽活動を頑張って進めていきます!Tatsuya 
伊藤"ショボン"太一(東京アクティブNEETS/i3K)

マーシャルブログ2500回おめでとうございます!
牛澤さんとは10年以上の付き合いになりますね、いつもお世話していただきありがとうございます。
初めて記事を書いていただいた時の事、今でも覚えています。
こんなに詳しくたくさん書いていただけるなんて!嬉しい!!(心の声)
マーブロは読んでいても牛澤さんのエッセンスがとても面白いのですが、写真がまたすごくかっこいい!
これぞライブ!というビシッと決まった写真をいつも撮影してくださいます。
私はちょくちょく体系や見た目が変わるという特徴をもっておりまして、昔からの記事を見返しますとこれまた変化がすごい!
当時撮っていただいた写真を見てその時の自分はこんな感じだったなぁ、なんて見返すのも楽しいのです。
これからも牛澤さんのマーシャル・ブログを、楽しみにしています!Shobon 

牛澤美幸(Marshall Blog)
 
シゲの家内の美幸でございます。
マーシャル・ブログが2500回の更新を達成しました。
ご愛読並びにご協力頂いている皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
さて、私は主人がライブの写真を撮っている間、ステージの様子を記録し、主人がそのメモを参照にして記事を書いています。
皆さんのMCの文字お越しも私の担当です。
出来あがったブログをいち早く読むことができるのは私の特権で、同時に誤字脱字がないか、また文章が読みにくくないかをチェックしています。
ところがそのメモが問題で、私は若い頃に特にロックを聴いていなかったためわからないことも多く、メモを見た主人から「この曲は誰のリフで始まったの?」と訊かれても「リフ」の意味がわからなかったり、「青いギターはどの曲で弾いた?」と確認されても照明の加減でステージ上のギターの色がわからなかったりするのです。
ですから大きな会場で何本もギターを使用したり、ツイン・ギターのグループの時はドキドキなんです。
そういう時はいつもより一生懸命ステージを見て、音を聴いてメモしています。
いつも遅くても開場の30分前には現場に入り、出演者や関係者の方々にご挨拶。
そして、セットリストやギターの確認をして本番を待ちます。
たくさんギターが並んでいる時は写メを録っておきます。
このようなことを繰り返し、コロナ前には年に153回ものライブにお邪魔したこともありました。
どこへ行っても関係者やお客さんがとても親切に接してくださり心から感謝しています。
お陰さまでとても楽しい時間を現場で過ごすことができます。
今やどの現場でも最年長の私たちですが、どうかこれからも末永く仲良くお付き合い頂ければとてもうれしいです。
少々口が悪くわがままな主人ですが、仕事に関してはとても真剣で、24時間Marshallのこと、アーティストのこと、そして音楽やロックのことを考えているようです。
そして時間さえあればいつも本を読んでいます。
「本当によくもそんなに!」というほどなんですよ!
マーシャル・ブログが少しでも皆さまのお役に立てるようにこれからも頑張りますので、どうぞ我々ともどもよろしくお願い致します。9_mm2_2<家内がライブ中に書き記したメモ。コレが大きな段ボール箱満杯になりました>9_0r4a00102  
日下部BURNY正則(ASIAN BLACK)

Marshall Blog 2500回更新達成 おめでとうございます!
始められた時から拝見していますが、13年も経つんですね。
話したいことは山ほど有るのですが、書ききれないのでここではやめておきます(笑)
2000年の第一回目のMarshall祭りで Jim Marshall ご本人に会えたのが嬉しかったです。
彼に「4 Inputのマーシャルで、きれいなクリーントーンが出るAmpは無いのか?」と聞いたところ、「マーシャルからきれいなクリーントーンが出てきたら気持ち悪いだろ?(笑)」という会話が忘れられません(笑)
きれいなクリーントーン、出ますけどね。
ELK→YAMAHA→Marshall と旅をし、他にいろいろなAmpにも出会いましたが、気がつくとMarshallに戻るんですよ。
迫力があり気持ち良いBacking、歌声のようなソロ、これはMarshall しか出せないサウンドです。
牛澤さんとも25年の付き合いになりますね。
健康にご留意しつつ、Marshall Blog 10000回更新達成されることを楽しみにしています。Burny 
Ken Kishi(CALAVERAS,TILT,OZZIKI OSBOURNE)

牛澤さん、マーシャルブログ2500回記念おめでとうございます㊗️
牛澤さんと出会ったのはSHRIEKERの時で2003年だったと思います。
以来20年以上の長いお付き合いになりますが、音楽に対する眼差しの深さも、人としての温かさも、出会ってきた中で群を抜いており、最も信頼できるライターだと感じております。
何度も掲載してくださったCALAVERASの記事では、ステージの熱量を正確に捉え、文字に変えて届けてくださり、単なるレポートではなく自分たちにとって“もう一つのライブ”やなって思ってます。
これからもその筆で音楽を照らし続けてください❗️❗️
アンプ?
ロックはライブもレコーディングも今までもこれからもマーシャル一択です!
Ken 
Doug Wilson(CALAVERAS)

Congratulations, Shige san, on reaching your 2500th blog post! Your dedication and hard work have truly paid off, and you've built a successful blog that inspires and engages everyone in our industry. Its always an honor to be featured and its always exciting to see you come into the venue. Your posts are extremely detailed and accurate and really defines the feeling of the show. I wish you the best of luck going forward and its an honor to be part of the Marshall Blog!  Calaveras Vox-Doug Wilson

(シゲさん、2500回目のブログへのご投稿おめでとうございます!
あなたの献身と勤勉さの賜物です。あなたは我々の業界に刺激と活力を与えることに成功しているブログを書き続けているのです。
マーシャル・ブログに載ることはいつも名誉なことであり、会場でアナタに会うことはいつもエキサイティングなことなのです。
マーシャル・ブログが伝える内容は究極的に詳しく、そして正確で、リアルにショウの雰囲気を伝えてくれます。
アナタが前身し続けることを祈っています。
そして我々はMarshal Blogの一部であることを誇りに思います)Doug 
高木大地(金属恵比須)

Marshall Blogは音楽メディア界の「黒死館殺人事件」である。無論、異端の探偵小説家・小栗虫太郎が弦楽奏者をテーマに書いた奇書のこと。Marshall Blog、音楽はもちろん、文学や映画、そして歴史や風土まであらゆるジャンルを網羅した一大叙事詩だ。科学的で博識でありながらも、ケムに巻いたような衒学的な文学の要素も内包している。
探偵小説の大家・江戸川乱歩が「黒死館殺人事件」に関して寄せた「序」をMarshall Blogへの賛辞としてお送りしたい。
論理の貴族主義者、抽象の詩人の比類なき情熱と、驚嘆すべき博学と、凄愴なる気魄とをもって(中略)あらゆる流派を超越した一つの地位を要求することが出来るであろう
Marshallはギタリストという弦楽奏者のためにある。衒学(ゲンガク)的な弦楽(ゲンガク)を紡ぎ出すべく、これからも邁進していただきたい。
ひょっとしたら総文字数、「黒死館」より遥かに上回るのでは?
出典:『黒死館殺人事件』(教養文庫、1977年)小栗虫太郎著、江戸川乱歩による「序」より。Daichi 
後藤マスヒロ(金属恵比寿)

伝統のMarshall Blog、記事の数が2,500本に達したという事で誠におめでとうございます。
プロ野球で言ったら名球会に入れるような、あるいは殿堂入り出来るような数でこれま素晴らしい!!
わたしはドラマーなのでMarshallブランドのNATAL DRUMSを愛用しています。
Marshall Blogさんとは2021年頃にはじめてお近づきになり、2年後の2023年から本格的にNATALを演奏するようになりました。
圧倒的な鳴りの良さとリバウンドをはじめ、演奏する上での操作性の素晴らしさにすっかり魅了されたドラマーの1人であります。
私が出演するライブ(もといコンサート)にも度々足を運んでくださり、素敵なレポートを何度も書いて貰っています。(そうかぁ~、俺が出てる記事も2500分の何回かなんだなぁ~~、実に感慨深い!!)
ライブ・レポートでは、他の媒体とは比べ物にならない位、詳細な取材と圧倒的な情報量で、自分でも忘れていた部分まで思い出させてくれる事に感謝!!
また、その日演奏した楽曲や土地に因んだ豆知識も豊富で色々と勉強になります。
これからも3000本安打…じゃなくて3000更新!
いや4000、5000、1万、いや10万(あれ?魔界の誰かみたいになっちゃった…)を目指して突き進んでいってください!! 
ばんざ~~い!!(^^♪Mas 
ユキ(Crimzon Flare、Anatomy、LuLu)

牛澤さん!Marshall Blog2500回記念!
本当におめでとうございます!
牛澤さんには何度も直接お話させていただいてるのですが、2008年でしょうか?…島紀史さんとのMarshall Roadshowを観に行ったことが牛澤さんとの一方的な出会いでした。
そのRoadshowをみてすぐに「Vintage Modern 2466」を手に入れ、自分はそこから「2203」や「1959」等、ずっとMarshall人生を歩んでいます。
その後、三宅庸介さんの現場で初めて直接お話させていただき、「Vintage Modernを使っています!」とご挨拶させていただいたのをずっと覚えています。
そしてその後、LuLuというバンドで初めてMarshall Blogに取り上げていただいた時にはとてもうれしく光栄で、1つの目標を達した様な気持ちになりました。
そしてこれはいまもずっと変わりません。
牛澤さんとお会いする度に自分の背筋はピンっと伸びます。
そうです、これは自分が第1回目から読み続けている、「憧れのMarshall Blog」なんです。
自分の大好きな、憧れのギタリストだけが載っている、「憧れのMarshall Blog」なんです。
これからも3000回、10000回と続いていくことを願っております!
そしてこれからも、「憧れのMarshall Blog」であり続けてください!
本当におめでとうございます!Photo_4 
ケリー・サイモン

シゲさん、マーシャル・ブログ2500回達成おめでとうございます!
思えば僕とシゲさんは古いようでそんなに古くないお付き合いかと思います…というのも僕は高校生の頃初めてマーシャルの「LEAD12」というプラクティス・アンプを買ってから、その後渡米して夢のマーシャル「1959」や「1987」をゲットし、色々と試して来たのですが、帰国してからはバンド活動がなかなかできない環境だったのでライブをしていませんでした。
すなわちシゲさんと出会う機会がほとんどなく、音楽学校の講師などをした後の40代から改めてバンド活動を再開したところから、とある方の伝で僕の事を知るようになった…という経緯だったと思います。
殆どのミュージシャンは若い頃からシゲさんにお世話なって年齢を経ていくという事を考えると非常にレアなケースでしょう(笑)。
初めてマーシャル・ブログに登場したのも楽器店のイベントでしたし、そこで「ついにマーシャル・ブログがケリー・サイモンを発見したといわれたよ!」というシゲさんの言葉を思い出します(笑)。
その後は僕がホームとしていた「東京キネマ倶楽部」でのライブ写真を毎年撮影していただき、沢山の素晴らしいショットを残してくれました。
僕は30代は音楽活動をほぼしていなかっため、写真など殆ど取ってもらったことがなかったのですが、シゲさんに撮ってもらってからは選ぶのに困る程のベストショットが増えて紹介するのに困るまでになりました。
シゲさんを通してマーシャルを愛する仲間も増え、同年代の島紀史氏率いるコンチェルト・ムーンとのダブル・ヘッドライナーのツアーなどはまさにシゲさんのお陰で実現する事が出来たといっても過言ではなく、それ以外もMarshall GALAなども含め様々な世代のマーシャルアーティストと繋がることが出来ました。
日本はもちろん、海外でもマーシャルの壁を構築してライブをするアーティストは少なくなりましたが、やはり誰もが憧れたものであり、多数のフル・スタックをバックにギターを弾く憧れの写真もたくさん撮って頂きました。
僕はもともとバンド活動だけでなく楽器店でのワークショップや様々なフォーマットでライブ・イベント活動をしてきた分、スタック・アンプを常に鳴らして爆音で演奏するというわけではありませんが、常に頭のなかにあるプリ・セットは「シングルコイルP.Uにはプレキシ(1959,1987)、ハムバッカーP.UにはJCM800(2203)」という揺るぎないものがあります。
そのリファレンスを元にこれからも伝統のマーシャルトーンを後世に残せるよう一層努力してまいります。
シゲさんのマーシャルブログもさらに3000、4000回と記録を更新し続けてもらえる様、僕もハイゲインのフル・アップ(ベースは下げ目)で弾き続けて参りますので、これからもどんどんシゲさん独自の含蓄を交えた面白い記事を書き続けてください!Photo_5 
MASHA(Silex)

マーシャル・ブログ2,500回突破おめでとうございます!
臨場感あるレポートと写真、マーシャルにまつわる話、まつわらない話(?)、いつも楽しく拝見させていただいております。
"継続、情熱と努力の積み重ね"…これは僕がシゲさんから教わり、今も胸に刻んでいる大切な言葉なのですが、この度のマーシャル・ブログ2,500回突破はまさに継続と情熱の積み重ねがもたらした偉業だと思います。
改めまして心よりお祝い申し上げます!
ところで、日本のロックシーンの最前線を伝える音楽ブログであるだけではなく、歴史資料としての価値も大変高いマーブロですが、流石に2,500回超ともなると過去のアーカイブから気になる記事を探すのは大変かも…とお思いのアナタ!
マーブロ索引サイト「マーさく君」を活用することで、過去のアーカイブをさくさくと読むことが可能ですよ!
これからもマーシャル・ブログの更新を楽しみにしております!
自分も沢山掲載していただけるように音楽活動に勤しみます!
読者の皆様も末長く楽しまれてくださいませ!2_2 
関雅樹(simo)

Marshall Blog 2500回更新、誠におめでとうございます。
マーシャル(牛澤さん)とのご縁は 2011 年にご連絡をいただいた時からで、ほぼマーブロの歴史と重なります。
私のバンド「simo」をはじめ、セッションギタリストとしての活動や、様々なアーティストやタレントのサポート現場など、多くの場面を取材していただきました。
素敵なライブ写真、MC の一語一句までもれなく記録された読み応えある本文、時間をかけて丁寧に綴られた文章は、もはやブログの枠を越えた「作品」と呼ぶにふさわしいものです。
また、牛澤さんご自身が幅広い守備範囲を持つハードコアな音楽ファン(マニア?)である点も、私にとっては大変嬉しいことです。
私自身もギタリストである前に一人の音楽ファンですので、音楽を愛する者同士だからこそ、10 年以上のお付き合いが続いているのだと確信しています。
昨今のデジタル技術の進化によって、私たちミュージシャンも大きな恩恵を受けています。
しかし、初めて「1959」 にプラグインしたときの音圧と感動に勝るものはありません。
Viva Marshall! Viva マーブロ!!
3000 回更新の際には、ぜひ4発キャビを壁にして記念ライブを!
ますますのご活躍とご清栄を心よりお祈り申し上げます。Seki 
清水保光

Marshall Blog 祝2500回!
しかしマァ、気付いて読者となり自分も何度か登場させて頂きましたがこの偉人百科事典、いつ読んでも牛澤さんの色と毒で満たされた飽きのこないブログ。 
古典落語を時事的音楽解釈に絶妙にアレンジを施し、「水戸黄門」や「太陽にほえろ!」のような安定のお約束の話術、特に僕が愛してやまないのが取り上げたアーティストへの記事がスタートするまでの枕詞の長いこと長い事!
これでいつ本題に入るのだ?と思いきや、いつの間にか本題に入り、ちゃんとオチがありお後がよろしいようで、となる。
これは僕の愛してやまない様式美ではないか!
そう!このBlogはまさしく様式美なのでR。
今後も次世代へ繋がることなんて恐らく考えていないだろうと思われるこの愛してやまないBlogの繁栄を陰ながら応援させて頂きます!Photo_6 
Jekyll(JEKYLL★RONOVE)

2,500回更新達成おめでとう御座います。
いつもMarshall Blogに、私供JEKYLL★RONOVEのLIVEの模様を掲載して頂き、大変光栄に思っております。
躍動的な写真や牛澤さんならではの心に響く文章で、LIVEの熱さや盛り上がりを表現して頂いております。
お馴染みの脱線話も、いつもクスッと笑ってしまったり、へぇーと勉強させて頂いたり、楽しく拝読致しております。
素敵な奥様とお二人で心一つに、いつも私達バンドマンを支えて頂き、心より感謝を申し上げます。
これからも何卒宜しくお願い申し上げます。Jkl 
N★OTO(JEKYLL★RONOVE)

このたびは2500回更新達成、誠におめでとうございます。
思えば我々 JEKYLL★RONOVE の活動初期より記事に取り上げていただき、その後も幾度となくご掲載いただきました。
いつも迫力ある写真と臨場感あふれる記事を楽しみに拝読しております。
Marshall Blogを通じて多くの音楽ファンの皆様と出会えたことに、改めて感謝申し上げます。
今後も3000回、4000回と末永く続いていかれることを心よりお祈り申し上げます。
我々もこの節目を励みに、より一層精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。9_naoto 
五十嵐★sun-go★美貴(SHOW-YA)

Marshall Blog2500回更新&突破、おめでとうございます♪
私の場合、うっしーさんとの出会い=Marshall=今の自分のギターサウンドです。
SHOW-YAではブギーColosseum300とVintage30だったのが、mintmintsのツアーの時、SHARAのMarshallを借りて回ったのがきっかけで、うっしーさんと知り合い、その出会いから今自分がメインとしているサウンドに欠かせないMarshallのJVM410Hと1960BDMになってます。
長時間の試奏後、テックと美味しいインドカレーをご馳走になったり、代官山のカフェで取材と撮影をしていただいたり、本番中に撮影しているうっしーさんの頭を踏んづけてしまったり💦、Marshall GALAやMarshall社長とのParty等、想い出も一杯です。
今年NAONのYAONの小柳ゆきちゃんのセットで今では製造中止となって手に入らないMarshallのアコースティックギター・アンプAS100Dもお借りして、リハなし、モニター状況も見えない中でBestなサウンドメイクが出来たと思っています。
長年、SHOW-YAやかー君Liveを写真と文章で紹介して頂いて来ました。
Liveに参加出来なかった人たちも臨場感溢れる写真と文でLive追体験でき、内容によってはイギリスのLive音楽史や時代背景なども交え、読んでいて楽しいものですし、Liveレポートという枠を超えているMarshall Blogは貴重だと感じます。
これからも、身体に気をつけてMarshallサウンドとRock史を綴っていってください。
その1ページに自分も存在して生き続けていけたら嬉しいです。

9_sng
岡田弘(SUPER BLOOD/DENIAL)

僕がギター弾きになろうと思った時、憧れの人達の後ろにはいつもMarshallがあった。
僕はROCKギタリストはMarshall背負ってナンボっていつも思ってる。
Mr.Marshallのウッシーさんとの出会い…ある日のステージ、僕がいつもの様にMarshallの爆音で無心に弾きまくってる時、カメラを構えてグッと親指を立ててくれたのが最初でそれ以来の交流。
以来Marshall Blogにもたくさん載せていただいいた。
こんな光栄な事はありません。
そんなMarshall Blogが2500回の節目!
こんな素晴らしいタイミングでコメントさせていただける幸せ。ウッシーさんおめでとうございます!
そしていつもありがとうございます!
永遠に続けてくださいね!
次は3000回の祝福が出来ますように!Photo_7皆さん、どうもありがとうございました!
<中編>につづく
 

200(一部敬称略)

 

2025年9月18日 (木)

【追悼】BARAKA平石正樹さんのこと

 
結成28年を迎えるBARAKAのドラマーでオリジナルメンバーの平石MAX正樹さんの訃報に接した。
本当に驚いた。
平石さんは早生まれの私と同じ学年で、3か月チョット前にお会いした時にはとてもお元気でいつもと変わらない様子だった。
ライブの会場でご一緒する程度のお付き合いだったが、BARAKAのメンバー3人のウチ一番最初にSNSでつながったのは平石さんで、Marshall BlogにBARAKAのライブ・レポートを掲載すると毎回真っ先にシェアをしてくださっていた。
その3か月前のLINE CUBE SHIBUYAの時は、開演前に男子トイレで一緒になって、少し世間話をしたのだが、それが平石さんとの最後の会話になってしまおうとは一体誰が想像できようか。
予てよりガンと闘っていたなどということは全く存じ上げなかった。
010Marshall Blogで古参バンドのひとつであるBARAKAはD_DriveのSeijiさんのご紹介だった。
私がプロッグ・ロックの類の音楽が好きなことを知っていて、ベースの依知川さんと知り合いのSeijiさんが顔つなぎをしてくれたのだ。
A10初めてBARAKAの演奏の場にお邪魔したのは2015年4月18日にシルバーエレファントで開催したBARAKAの500回目のライブを記念するタイミングだった。A20SeijiさんがBARAKAを紹介してくれた理由はもうひとつ。
高見一生さんがMarshall。A30依知川伸一さんが当時Marshallが取り扱っていたEDENを愛用してくれていたからなのであった。
210平石正樹さんはNATALではなかったが、気にしない、気にしない。
プロッグ・ロックにMarshallにEDEN…「コイツぁ、コタえられネェ!」とばかりによろこんで吉祥寺に足を運んだのであった。A50vSeijiさんのおススメに間違いはなく、1回で気に入ってしまったBARAKAを次に取材したのは結成20周年を目前に控えた2016年11月11日。
場所は渋谷の「PLEASURE PLEASURE」。F10この頃のBARAKAはビートルズとクイーンのカバーアルバムをリリースしたばかり。
Bcd2つのバンドが残したロックのスタンダードの数々をBARAKAの3人の人智を超える大胆なアレンジで聴かせるステージはまさに圧巻だった。F20 F35 F40そして今度は600回目のライブの記念公演。
2019年3月20日、会場はまたシルバーエレファント。B70この時も他のバンドでは到底考えつかないようなBARAKAだけの音楽をノビノビと演奏して観客を圧倒した。B20 B30 B402022年11月30日、六本木のEXシアターで結成25周年を祝った。C10このチームは結成してから一度もメンバー・チェンジをしていない。
このワンアンドオンリーの音楽が3人の気持ちをまとめ上げるのか、お互いに弱みを握っているのかは存じ上げないがこの団結感もスゴイと思う。
C25v C30v C40メンバーがマイクを握ってトークをするのはBARAKAのステージのルーティンのひとつ。
いつも最初に依知川さんが「いらっしゃいませ」のご挨拶をして、平石さんがBARAKA全体の話をし、一生さんが終演間近にアクロバチックな話で爆笑を誘う…概ねこのようなトークの流れになっていた。20_2 そして、もうひとつのルーティンは平石さんのドラム・ソロ。
毎回後半でタップリとその鮮やかなスティックさばきを見せてくれた。C60「25周年があるなら26周年があってもいいじゃないか」ということで渋谷PLEASURE PLEASUREにBARAKAが戻って来た。D10この時「Superior Force」を初めて生で公の場で演奏した。D60 D50 
D20vこの時の平石さんのトーク。
「去年25周年を記念してEX Theaterで演りましたがあの時もありがとうございました。
普通25周年の次は、30周年、35周年、となるんでしょうどBARAKAは26周年。
そしてまた、結成した時と同じ日にライブを演るという…こう見えて意外と3人ともマジメなんです」
C50vもちろんこの時もバッチリと平石さんはドラム・ソロをキメてみせた。D70そして結成28年を迎えた今年の5月。
アルバム『Superior Force』リリースを記念するツアーの千秋楽。
会場はLINE CUBE SHIBUYA。008a0032 この日、一生さんは数日前に左手を骨折する大ケガを負ってしまい、手をパンパンに腫れ上がらせた状態でステージに上がった。
開演前にそれを知らされてとても心配だったが、まさかこの時、平石さんのお身体の調子が悪いなどとはツユほども思わなかった。D15v_2 E20v 
E30vツアーの千秋楽ということで、この時のトークのコーナーで平石さんはツアーの醍醐味を語り、「とにかくステージに立って皆さんの前で演奏することがとても好きなバンドですので、そういう感じでまた1年間ガンバっていきます。
これからも応援よろしくお願いします」
と言っていたのに…。E40vそしてショウの後半でいつも通り元気にドラム・ソロを披露した。E50vまさかコレが私にとって平石さんの最後のドラム・ソロになろうとは…。E60熱演に送られた大喝采に応える平石さん。
E70v上に書いた通り、28年間もの長い間メンバーを変更することのなかったBARAKAの一角が欠けてしまったことは大変に悲しく残念なことだ。
しかし平石さんとともに3人で創り上げてきたBARAKAの音楽は間違いなく継続していくことであろう。
E55名ドラマーのご逝去を心から悼み謹んでお悔やみ申し上げます118a0125 そして今夕、10月16日にZepp Shinjukuにて『BARAKA28周年記念ライブ』として開催される予定であった公演を急遽『平石正樹追悼ライブ』とすることが発表された。
 
詳しくはコチラをご参照ください⇒BARAKA Official Web Site
E80 

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2025年8月26日 (火)

マーシャル・ジン正規販売開始!

2023年6月2日の記事でMarshallのジンが発売されることをお知らせした。
意気込んで例によって色々と書いたものの、残念ながら諸般の事情によりその時点で日本国内で流通することはなかった。
その時の記事はコチラ
  ↓  ↓  ↓
Marshall London Dry Gin発売!

それから早くも2年が経過してしまい、その間並行輸入品も散見されたようだが、今般いよいよ「正規輸入品」として日本国内で販売される運びとなった。
イザ初陣!…ナンチャッテ。
Long 名称は「Marshall LONDON DRY GIN」。
略して「マージン」…と呼ばれるかどうかは知らない。
60「ドライ・ジン」というのは、19世紀に発明されたそれまでとは異なる蒸留機を使用して作られたジンのことで、それまでの「オールド・トム・ジン」と呼ばれていた甘みを含んだ旧来のジンとは異なり、辛口で雑味の少ない良質なジンを指す。008a0046しからばどんなお味なのか?…ココはお酒のプロである輸入販売元「都商会」の言葉をお借りることにする。
口当たりはなめらかで、ジュニパーとコリアンダー・シードの風味が心地よく広がり、シトラス・フルーツの複雑なニュアンスが味わいに奥行きを与えます。
香りはふくよかで、ほんのり甘く、やさしい滑らかさが印象的。
クラシックなジンの骨格に繊細なバランスと洗練された余韻が宿っています
私も頂いてみたが、まさにそういう感じ。
2023年の記事にも書いたが「ジュニパー」というのは「Gin」の語源だからしてジンがジンある最も肝心な成分。
Fr_2ジンの原材料としての場合は違うのかもしれないが、イギリスへ行くと「パクチー」のことを「コリアンダー」と呼ぶ。
私はホントにパクチーが大のニガテで、どんなに小さなカケラでもひと粒でも入っていればすぐにそれとわかる。
ロンドンに行ったある時、ツユもの、ダシものが恋しくなるとベトナム料理店へ行ってフォーを食べればよいことに気がついた。
ところがダマっていると遠慮なくパクチーをブッ込んで来る。
そこで2回目は当然「パクチーを絶対に入れないでね」と給仕のボーイに頼んだ。
ところがどうしても「パクチー」が通じない。
「The green stinky leaves」とかさんざん説明すると、ようやくそのボーイが「Ah! You are talking aboht the coriander, aren't you?」となって事なきを得た。
こういう英単語は一発で覚えるね。 Cad数年後、NAMMに行った時のこと。
アメリカに行ったとてやはりツユもの、ダシものが恋しくなる。
すると、ホテルの近所にフォー屋が出来ているのを発見した。
ある晩、Marshall Recordsの関係でThe Policeの元マネージャーから「House of Blues」でのスティーブ・ヴァイのコンサートに誘われたのだが、私はその晩は「絶対にそのフォー屋に行く!」と心に決めていたのでその誘いを断ってひとりでフォーを食べに行った。
ウェイトレスが寄って来てオーダーを取る。
もう大丈夫!意気揚々と「コリアンダーは入れないでね!」とウインクかなんかしてみせた。
反応はアレ?…ダメなの、ゼンゼン通じないの。
そのウエイトレスはテーブルを離れて仲間のところへ行き、ヒソヒソ話しながら小さく私の方を指さしている。
「あのオッサン、『コリアンダー』とかなんとか言っているけどアタマがおかしいんじゃないかしら?」ぐらいのことを言っていたのであろう。
そう間を空けずしてそのウエイトレスは私のテーブルへ戻って来て「コリアンダーは入っていません!」とキッパリ宣言した。
ホントか~?
運ばれて来たフォーを見ると…パクチーはまったく入っていなかった。
結果、今でもアメリカでパクチーのことを正式に何と呼ぶかは知らないままにしている。
脱線終わり。Img_2755_2ところでこのジン、そもそも見た目がいい。
側面はこのようにMarshallのスクリプト・ロゴのエンボス加工(?)が施されている。80vコレは背面のようす。
アルコール度数は43%。
内容量は700ml。
「Dr. Jim Marshall OBE」のサイン入りだ。
ま、私の記憶ではジムがジンを飲んでいるのを見たことがないが…。
ジムはスコッチ派だったから。
90v黒に金に白…Marshallトリコロールが映えるボトルは飾りとしてもバッチリ。
110現在は「発売記念セール」としてアンプの意匠を施した化粧箱入りのセット販売も展開している。

90s6本入り。
飲みすぎ注意。
ジンは口当たりがいいからネェ。
「ウィリアム・ホグワース」という有名な風刺画家が描いたように、18世紀の前半にロンドンでは「Gin Craze」というアルコール禍の時代があったぐらいだから。100これがそのホグワースの版画。
街中みんなヘベレケ。
30vs ところで、上掲の都商会はMarshallビールの輸入販売業者。
ビールも相変わらず大好評だそうだ。
実際、メチャクチャおいしいもんね!
170v_2ジンもよろしくお願いします!
  
Marshall LONDON DRY GINの詳しい情報はコチラ⇒都商会公式ウェブサイト 
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2025年8月18日 (月)

【ショ盆まつり】伊藤ショボン太一~松田聖子『Sing! Sing Sing!』のNATAL

 
お盆の時期は過ぎたけど、Marshall Blogのお盆はまだ続く。
ナンとならば今週は「ショ盆まつり」と題してNATALドラマーの「伊藤ショボン太一」にスポット当てるのだ!
まずは松田聖子の日本武道館から。
聖子ちゃんはデビュー45周年を迎え、6月7日の「さいたまスーパーアリーナ」を皮切りに全国各地を回るツアーの真っ最中。
10ツアーのタイトルは『45th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2025 Sing! Sing! Sing!』。「ベニー・グッドマン」が耳にしたら喜ぶこと間違いなし!
ベニー・グッドマン楽団には「ジーン・クルーパ」という大スター・ドラマーがいた。
そして、聖子ちゃんのバンドには「伊藤ショボン太一」がいる。
NATALドラムスを引っ提げて日本武道館、大阪城ホール、マリンメッセ福岡A館を経て、Aichi Sky ExpoホールA、追加公演の武道館2Daysまで走り抜けるツアー。
今回の日本武道館は6月、7月、9月の凱旋追加公演、それぞれ2回ずつの計6回だ。
以下の写真はその7月の武道館公演のようす。
30ショボンちゃんは2023年のツアー『Parade』から聖子ちゃんのバンドに参加し、今回で3回目。
前の2回ではウォルナットのキットを使用していたが今回はブビンガのキットで臨んだ。2012"、13"、16"、22"のコンフィギュレーション。40ショボンちゃん側から見るとこんな感じ。
80スネア・ドラムもブビンガの14"x5.5"。60ペダルはもちろん、一部のハードウェアもNATAL製だ。70このNATALラインナップで聖子ちゃんの数々の名曲のリズムを叩き出すのだ!
50そして今回もアコースティックのセットで活躍している「Cafe Racer」の小口径キット。
125コンフィギュレーションは12"、14"、18"。
シェルの素材は「チューリップ・ウッド」。
90スネア・ドラムはメイプルの14"×5.5"。110もちろんコチラのキットでもペダルはNATALを使用。120この2セットのNATALで「スーパー大物歌手」の14公演をこなす。100ヨレない、ブレない、間違えない…という理由で、どうもショボンちゃんは現場では「ターミネーター」と呼ばれているらしい。
スゲな(←秋田弁)。
そんなターミネーターのお仕事を手伝うことができてNATALの創始者アラン・シャープもさぞかし喜んでいることだろう。
ところで、以前にも書いたことがあったらゴメンよ。
大分前に読んだ音楽雑誌で読んだ「スティーブ・ガッド」へのインタビュー。
その中で聞き手が「アナタの夢は何ですか?」と問うとガッドはこう答えていた。
「私の夢はビッグ・バンドでフランク・シナトラのバックを務めることです」
かのスティーブ・ガッドでもそうなんですよ。
つまり、偉大な歌手の伴奏を務めることは楽器を奏でるモノとしての至福の喜びなのです。
今、ショボンちゃんはそれをやっている。130残すところあと4公演。
がんばれショボンちゃん!南の風に乗ってNATALで突っ走れ!140<『ショ盆まつり』はつづく>
 

200(一部敬称略 2025年7月12日 日本武道館にて撮影)

2025年7月27日 (日)

【訃報】クレオ・レーンのこと

  
またしても強力な「虫の知らせ」に驚いている。
一昨日、「MIDDLETON II」という新しいMarshallのBluetoothスピーカーが発売となり、メディアの方々を招待して発表会が催された。
私は「Marshallの歴史」の講義を依頼され、そういう仕事が嫌いではないので喜んでお引き受けした。
ただ、普段やる専門学校での講義であれば2~3時間かけてミッチリやるところを「15~20分に収めて欲しい」とリクエストされて、超短く内容をまとめ上げるのに四苦八苦してしまった。
結局、時間を持ち時間を少々オーバーしてしまいご迷惑をおかけしてしまった。
「Marshallの歴史」とくれば「ジム・マーシャルの人生」に他ならないので、その講義の内容にジムとのお別れ会のことを少し盛り込んだ。
その会が開か入れた場所はMarshallの工場からほど近い「ウィルトン・ホール」というところ。
Img_5850時は2012年5年27日。
会は「A celebration of a legendary life(伝説の人生を祝福する)」と題され、日本人どころか列席した東洋人は私ひとりだけだった。
Img_5966この時、私は前職から離れ、浪人の身だった。
とてもイギリスへ行く旅費を持ち合わせていなかったが、先代の社長からお誘いを頂戴し、「コレはナニがナンでも行かなくては!」と当時持っていたギターを9本ほど売りさばいて何とか旅費をヒネリ出した。
Img_5794一昨日の講義の持ち時間の中では細かい説明は一切できなかったが、資料を用意するために13年前のこの時の写真を引っ張り出しては懐かしく眺めていた。
Img_5790ジム・マーシャルはチャリティ精神に満ちた篤志家として有名だった。
生前は恵まれない子供たちの施設、病院、慈善団体に莫大な寄付を施して社会に貢献した。
その功績が認められて「大英帝国勲章(OBE=Order of the British Empire)」の称号を得た。
この時、そちら方面の関係者が大勢この会に集い、ジムに最後の謝意を表した。
その中にはジムがギター・アンプを作っていたことを知らない人も少なくなかったらしい。
この辺りのジムの所業を一昨日の講義で説明したかったワケ。Img_5927上に書いたようにこの時私はMashallから離れていたが、かつての仲間が大歓迎してくれてとてもうれしかった。
これは今年Marshall勤続40年を表彰されたスティーブ・ヒルとカール・タッカー。
Img_5803_2ケン・ブランと。
一度お会いしたかったのでこの時は本当にうれしかった。
そのケンもこの時から6年後に亡くなってしまった。
Img_5796前述のように音楽関係者より福祉関係の出席者が多かったのだが、ディープ・パープルのニック・シンパ―も出席していた。
私は元より顔を知らなかったのだが、エンジニアのスティーブ・ドーソンが「おいシゲ、ニック・シンパ―が来ているぞ!」と教えてくれたのだ。
ピート・タウンゼントからビデオ・レターも届いていた。
そうして音楽や楽器業界の関係者や福祉関係の方々が次々に登壇し、ジムへ感謝と惜別の言葉を贈った。
下はニコ・マクブレインのスピーチ。
親子ほども齢が違うニコは同じドラマーとしてジムからとても可愛がられ、この日のニコは司会の大役も務めた。
Img_5816そうしているウチに司会者から紹介され、壇には上がらず自分の席でスピーチをした女性がいた。
司会者が口にした女性の名前は「Cleo Laine DBE」。
「DBE」は「Dame Commander of the Order of the British Empire」の略。
いわゆる「デイム」。
すなわち男性の「ナイト(Knight)」に相当する女性への敬称だからかなり地位の高い人。
イヤイヤ、そんなことよりも、私にとってはイギリスの大御所ジャズ・シンガーの「クレオ・レーン」なのだ!

もちろん歌手としての人気も高く、後で知ったことだがデイム・クレオ・レーンは1974年のメロディ・メーカー誌の人気投票の「国際女性歌手」という部門で第2位を獲得しているそうだ。

この時の第1位は「アメリカで1番ギャラが高い歌手」、エラ・フィッツジェラルドだった。

Img_5837私も詳しいワケではないが、シェイクスピアの言葉を題材にしたアルバム『Shakespeare and All That Jazz』というアルバムや…008a0003メル・トーメと共演したコンコルド盤『Nothing Without You』なんてアルバムを聴いていたのでこの時はビックリしたね。008a0002そのクレオ・レーンが24日に94歳で亡くなった。
ちょうどその日、上に書いたように資料を作成するためにこのあたりの写真を目にしていたので本当に驚いた。
Img_5835_21927年(昭和2年)の生まれでジムの6歳年下。
周囲の人にジムとはどういう関係なのかとこの時尋ねたところ、「幼友達らしいよ」という答えが返って来た。
確かにスピーチではそんな昔話をしていた。
 
デイム・クレオ・レーン…
イギリスの大ジャズ歌手のご逝去を心より悼み謹んでお悔やみ申し上げます
Img_5836会の詳しいレポートはコチラ⇒ジム・マーシャルの生涯を祝う会Img_5851 

200_3 (敬称略 2012年5月27日 Bletchley Wilton Hallにて撮影)

2025年7月 9日 (水)

THE GOOD-BYE 40周年記念コンサートDVD付属マーブロ写真館<B館>

 
「THE GOOD-BYE40周年記念イヤー」の最後を飾るコンサート・ツアーの東京公演の様子を丸々収録したDVDが発売された。
今日は前回に引き続き、Marshall Blogが勝手に開館したそのDVDに付属する写真館の<B館>をご案内。0r4a0092ショウは中盤。
バンドがステージを離れ、THE GOOD-BYEの3人によるアコースティック・セットが始まった。
野村さんがベース、ヤッチンはアコースティック・ギター、そして今回の衛藤さんはウクレレではなく、ブラシを手にして「エド・シグペン(Ed Thigpen))ばりにスネア・ドラムを操った。
エド・シグペンは長年にわたってオスカー・ピーターソンのバックを務めた名ドラマー。
やっぱり「Ed」と「花のお江戸」でつながっているんだネェ。
そういえば…エドはもう15年前に亡くなってしまったが、それよりズッと前のこと、NAMMショウで誰も気が付かないエドを見かけて「あ、エド・シグペンだ!」とひとりで色めき立っている私にエドも気づき、微笑みながら私に向かってパチリと片目を閉じてくれたことがあった。
それがすごくカッコよくて、うれしかった。
今だったらスマホで一緒に写真を撮ったんだけどナァ。
「男性のウインク」なんて日本人がやったら絶対に気持ち悪いよ。30_2そんな衛藤さんのブラシ・ワークと歌で2019年に30年ぶりに発表した10枚目のアルバム『Special ThanX』から「笑顔がICHIBAN」を披露。20_eiMCをはさんで加賀八郎さん作の「僕らの祈り」。50_bi情感豊かに歌い上げるヤッチン。60_2衛藤さんはハーモニカも披露した。
3人の加賀さんへの想いが込められた感動的な演奏だった。70_2バンドがステージに戻って、添田さんの柔らかなシンセサイザーのサウンドをバックに…90_2のっつがシタールの音でエキゾチックなフレーズを重ねる。80_oot曲は「OUT OF THE TIME」。
ココから「裏グッバイ」。
「グッバイってこんな曲を演るの?」というような曲を取り上げるコーナー。
コレがいいのよ!
100_2ナポレオン・ジャケットを身にまとった3人がまず演奏したのは…110ポップ度をゆるめたロック要素が濃いナンバー。
120_2こういう曲もまたTHE GOOD-BYEの音楽の大きな魅力だ。130_2そのまま次の曲へ。
和佐田さんの重く太いベースが唸るのは…140「白夜のREVOLUTION」。150_brワウワウ・ペダルを踏み、歌詞に出て来る「Purple Haze」をクォートする野村さんのソロ。160さらにヤッチンのギター・ソロも飛び出してくる。180ヤッチンはいつも通りMarshall。
この時はMarshallのフラッグシップ・モデル「JVM210H」と「1960A」をプレイした。190v_2そしてツイン・リード・ギターのパートに突入。
ハードなTHE GOOD-BYE…すごく好き。200_2続けては再びキーボーズ・チームの出番。
例のエキゾチックなアンサンブルから…
210v_awヤッチンのストラミングが加わって「Another World」。
240vこの曲もヤッチンがソロのコンサートで時折取り上げる1曲だ。230バッチリとキマりました!245v_omakeジャケットを脱いで「Mass-Communication」。250_mcTHE POLICEっぽいサウンドにシリアスな歌詞。
「♪Mass-communication people」のコーラスがバツグンにカッコいい。
260衛藤さんのビート・スタートによる次の曲は…290_cm『Special ThanX』から「ちょっと待って」。
エキサイティングな野村さんの歌に…
300_2ヴァイオリンを弾かないsourcesの2人の「♪ちょっと待って」のコーラスが鉄壁の布陣でかぶさってくる!310_2ヤッチンのソロ!を交えて…320「♪帰えらなきゃ!」
野村さんと完璧に同期するフォーメーションはお見事!330再び衛藤さんのビート・スタート。118a0098同じく『Special ThanX』から「アカンBe love」。
実際に何かよっぽど「アカンこと」でもあったかのように、ヤッチンがクレッシェンド気味に歌っていく「♪アカン、アカン、アカン、アカン」のパートには強い気魄が感じられた。
350そんなアカンほど熱のこもった演奏に客席は大興奮!
340_ablコーラスや振り付けでも大活躍のsourcesのヴァイオリンの綾太郎くんと…360v_2隼人くん。
今回はほとんどの曲に2人のヴァイオリンのバッキングが加わり、そのカッコいいアレンジが曲を華麗に彩った。370v添田さんが弾く愛らしいメロディのピアノが導くのは「Real Me」。118a0748ゴキゲンなロック・ビートに乗って野村さんがストレートに歌い込む。380_rmヤッチンのソロ。
芯がシッカリしたとても良い音色だ。
390_2曲の最後はお客さんの掛け声を得て大エキサイト!400_aiaiさぁ、いよいよクライマックス!
ヤッチンのソロのライブでも欠かすことのできない「YES! YES!! YES!!!」が続く。118a1217 「♪Nice!!」420衛藤さんのコーラスも大活躍して…118a0488 「♪Nice!!」440野村さんのソロから…450v_2最後の「♪Nice!!」
3回ともバッチリとタオルが宙を舞った!460「祭り気分でTAKE A CHANCE」はヤッチンが弾くイントロ・リフでスタート。
ムムム、コレもカラっとしていてとてもいいギターの音!118a1153ボーカルズを分け合い、そしてハモる。
野村さんが歌うハモリのパートがまたどの曲もカッコいいんだよね。470_mktcスリリングなバンド・アンサンブルからのっつのシャープなシンセサイザーのソロ。490_2曲がブレイクするとヤッチンがステージの前に歩み出てリフをプレイ。0r4a0091_2すごい歓声!
500一方、下手では野村さんも前に出て来てソロをブチかます!510ステージの両端でギタリスト2人が大きな喝采を浴びた。520アッと言う間に本編最後!
『Special ThanX』から「LOVE」。530_lvココでも2人でボーカルズを分け合った味わい深い演奏を聴かせてくれた。540_lv本編全18曲。
シングルA面、B面、レア曲、最新曲、最高な盛りだくさんなプログラム。
ヤッチンがピックを遠投してメンバー全員がステージを離れた。550そしてアンコール。
全員お揃いのツアーTシャツに着替えてステージに登場し、まずは1989年7月発表のシングル「25ans」を演奏。560_25続いて同じく1989年にリリースしたアルバム『Revolution No.9』収録の「Hong Kong Blues」。
この曲を発表した頃は香港ってまだイギリスの租借地だったんだよね。
キャリアを感じるナァ。570_hkb最後のTHE GOOD-BYEの40周年記念コンサートの東京公演を締めくくったのはこの曲。580_krg「♪You!」…590v「悲しきRadio Girl」だ!600THE GOOD-BYEの40周年おめでとうございました!610完璧な演奏で3人を盛り立てたバンド・メンバーの皆さん。
素晴らしい演奏だった!
620v 630v 640 650感動のエンディング!660「どうもありがとうございました!」670最後に野村さんがベースを片手に加賀八郎さんを紹介した。680大きな大きな歓声を浴びてステージを去って行くTHE GOOD-BYEの3人。690お客さんは手を振りながら3人を送り出し、「THE GOOD-BYEのテーマ」を大合唱した。
ああ、実にいいコンサートだった!
 
THE GOOD-BYEは8月30日の札幌を皮切りに全国7ケ所を回るツアーが予定されている。
それも楽しみ!
700曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com710vDVDのお買い求めはコチラ⇒Guts EntertainmentSleeve<おしまい>
 200(一部敬称略 2024年8月18日 昭和女子大学人見記念講堂にて撮影)

2025年7月 7日 (月)

THE GOOD-BYE 40周年記念コンサートDVD付属マーブロ写真館<A館>

  
2023年、THE GOOD-BYEはデビュー40周年を迎え、それを記念するコンサートが開催された。0r4a0035東京公演は9月10日、場所は昭和女子大学人見記念講堂。
その様子はMarhall Blogでレポートした。35そして、年が明けて2024年。
その40周年記念イヤーを締めくくるコンサートが催された。008a0005_2 場所は同じ、昭和女子大学人見記念講堂。
人見に始まり、人見に終わるいかにも「元気」が出そうな企画だったのだが…THE GOOD-BYEファンやヤッチン・ファンの皆さんのうち、1人か2人は気が付いていらっしゃるのではなかろうか?
イヤ、気が付いてチョーダイ!
そう、そのコンサートのレポートがMarshall Blogに載らなかったのである!
コレは大事件でしょう?
エ、そうでもない?
20理由はコレ。
その2024年8月18日の公演が全編収録されていて、この度その模様が2枚組DVDとなって発売されたのだ。
要するにいわゆる「ネタバレ」を避け、このDVDの発表を待ってMarshal Blogにレポートを掲載するという段取りだったのだ。0r4a00027 さて、そのDVDが出来上がってジャケットを見てビックリ仰天有頂天(←コレは古すぎるか?)!
私が撮影した写真がジャケットの表裏合計でナント108+1枚も使われているではないの~!
どうもありがとうございます!15Marshallアンプをご愛用頂いているヤッチンの流れから、THE GOOD-BYEを初めて撮影させて頂いたのは30周年の時のこと。
それからもう10年に渡ってシャッターを切らせて頂いているんです。
上質の音楽をこの上なく楽しく聴かせてくれるTHE GOOD-BYEやヤッチンのコンサートの様子を写真に収める仕事に私が大きな誇りを抱いて臨んでいることは改めて申すまでもないでしょう。10さて今回のDVD、ショウの内容が本当に丸々収録されている。
ココまで充実した内容ともなるとファンの皆さんが羨ましいね。
もちろん競っているワケでは全くないけれど、こうなると動きもしなければ音も出ないMarshall Blogのレポートは到底DVDに太刀打ちできませんな。
そもそもDVDで観られる内容をワザワザ写真と文字で綴ったところでファンの皆さんがよろこんでくれる道理はあるまい。
ということは…DVDで見ることができないモノをMarshall Blogでお見せすればいいんでないの?とハタと閃いた。
で、考えた。
その答えはジャケットに使われていないロング(=ヒキ)とヨコ組みの写真と見た!
メンバーのソロのタテ組の写真は虫メガネ片手にジャケットで楽しんで頂くとして、今回のMarshall BlogのTHE GOOD-BYEの「40周年記念ファイナル・コンサート」のレポートは、記事のタイトルにあるようにDVDに付属している「写真館」というスタイルでお届けします。
 
さあ、開場の時間が近づいて来ましたよ~!30ハイ、満員御礼!40「右、左、右、左」…開宴時間となり、「赤いポルシェ」のインストゥルメンタル・バージョンをBGMに、隊列をなしてステージに姿を現したTHE GOOD-BYEとサポート・ミュージシャンの皆さん。501曲目は「赤いポルシェ~TAKE OFF」。50_ap野村義男60曾我泰久70衛藤浩一8040周年イヤーを締めくくるTHE GOOD-BYE。901曲目からいきなりハイライト!100背中を合わせてギター・アンサンブルを奏でる野村さんとヤッチン。110vそして、奥の方からは衛藤さんの歌声。120チョット照れた感じも初々しく、楽しそうにこのアクションを決めた2人。130MCを経て曲は1983年9月に発表したデビュー・シングル「気まぐれOne Way Boy」。
DVDには楽しいMCも丸々収録されていますからね。
ココからしばらくはTHE GOOD-BYEのシングルA面の特集。
140_kowbヤッチンがキメのフレーズを弾いてエンディングへ。118a0402ヤッチンはいつも通りMarshall。
この時はMarshallのフラッグシップ・モデル「JVM210H」と「1960A」をプレイした。160vギター・アンサンブルのイントロがうれしい「涙のティーンエイジ・ブルース」。
150_ntbこの曲は1983年のシングル…40年前にはこんな3連リズムのロック曲がシングル盤として世に出されていたんだネェ。
まだまだいい時代だった。170vスインギーなベースがゴキゲンな「モダンボーイ狂想曲」。
加賀さんのパートを担当したのは今回も名手・和佐田達彦。
190vTHE GOOD-BYEのバックを固めたのは…
 
添田啓二180vsourcesの3人、野津永恒…200加賀谷綾太郎…210日髙隼人。220「モダンボーイ狂想曲」は1984年3月の3枚目のシングル。
しつこく同じようなことを書いて恐縮ですが、こうしたジャズ・ビートの曲で勝負に臨むことができた時代でもあったんですナァ。
というか、THE GOOD-BYEってホントに色んなことをやっていたんだよね~。230_mbk「モダンボーイ狂騒曲」の4か月後にリリースした「YOU惑-MAY惑」。
歌詞は野村さん、曲はヤッチン。
私は大学4年生でジャズに狂ってロックは全く聴いていない時期だったんだけど、この曲は知ってる。
うまいことやるナァ…とタイトルに感心したことを覚えている。240_nnその4か月後の「にくめないのがニクイのさ」。
コレもリリース当時に聴いた記憶がある。250_nnTHE GOOD-BYEって、歌詞もメロディもシッカリしたフックを曲の中に組み入れるのがとても上手なんだよね。
「フックのある曲ってナンですか?」て問われたら、最近私は「ブックオフへ行ってごらん」と答えるようにしている。
店員さんが「いらっしゃいませ、こんにちは!」と歓迎してくれる店内に流れているBGMは古今のヒット曲なんだけど、何となく人の耳に残りやすいパートを持っている曲ばかりを選んでかけているように思うのね。
イギリスでいえば「Old Grey Whistle Test」を通過した曲とでもいいましょうか?
この曲でいえば、歌の最後のつい口ずさみたくなっちゃう「♪にくめないのがニクイのさ」のパート。
40年前に耳にしたこのパートが今でもスッとでて来るワケ。
コレがフック。260v以上5曲、ヤッチンがシングルA面ナンバーをリリース順に演奏したことを説明。
もちろん客席は大盛り上がり!270v替わって今度はシングルB面曲特集。
まずは「Dance×3」。
「気まぐれOne Way Boy」のB面。
A面の作詞&作曲家が手掛けた曲だが、「Dance×3」は野村さんとヤッチンのコンビで作られた。
B面曲とはいえ、もうデビューシングルの時点で自作曲を世に問うていたんだね。
作者にしてみれば、本当はこっちをA面にしたかっただろうナァ。
280_dddヤッチンのスカ・ビートのスクラミングから「二人だけのクリスマス」。
「涙のティーンエイジ・ブルース」のB面。
も~、本当に律儀というか、さっきリリース順に演奏したA面曲に呼応する形でB曲も演奏しているの。290_2ch中間部のストリングスのパートがステキ!
310次も楽しい「浮気なロンリーガール」。
380「Da Doo Ron Ron」を思い出しちゃう。
つまりコレも3連曲。
今、テレビを見ていても3連のリズムの曲って流れて来ないでしょう?
やっぱりチャンと伝統に根差したバンドって3連の曲を演るんだよね。
300「YOU惑-MAY惑」のB面「Love Again」。340コレも実にいい曲。370_dmmb衛藤さんも絶好調!
実に楽しそうだ!
360vシングルB面特集の最後は「Don't make me blue」。
320_urgこの曲はヤッチンのソロでも時々取り上げられるからよく知っています。
350_la野村さんのソロがハードに炸裂!400v「シングルのA面よりB面の曲やアルバムの方が評判がヨカッタ」と毎回ヤッチンがMCで説明してくれるけど、両方いいわ。
言い換えると、今演奏したどの曲をA面に据えても十分に通用すると思う。
「どっちをA面にするか?」…バンドも制作サイドもリリースの際には毎回悩んだのではないでしょうか?390しばし3人でトーク。
ココもオモシロかったね。008a0240次のセクションはTHE GOOD-BYEのミュージカル『ラ・ボエーム'85 ミュージカル 原宿物語』からの2曲。
1996~2008年までロングランしたブロードウェイのミュージカル『RENT』の下地はプッチーニの「ラ・ボエーム」ですからね。
このミュージカルが始まった頃、ちょうどブロードウェイに行ったんだけど、チケットを手にれるために何日も寝袋で過ごす若い人が劇場の前にたくさんいてビックリした。
THE GOOD-BYEは『RENT』より10年以上前に「ラ・ボエーム」を演っていたんですな。
まずは「ペパーミントパティTelephone」。420_pptオールディーズっぽい曲調がうれしい。430続けて「Two Nights」。440v_tnこれも問答無用でいい曲。
このミュージカル、観てみたかったナァ。
また演ってくれないかナァ?450v綾太郎くんのソロ、カッコよし!118a0248このあたりから衛藤さんコーナー。
「衛藤さんコーナー」といえばヤッチンのファンク・ストラミングから始まるコレ。480vヨイショっと!
おなじみの「花のお江戸は華盛り」!
470衛藤さんが歌にトークに盛り上げに盛り上げてコンサートの前半を終了した。
 
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com
  
DVDのお買い求めはコチラ⇒Guts Entertainment490<B館>につづく
 

200(一部敬称略 2024年8月18日 昭和女子大学人見記念講堂にて撮影)

2025年3月19日 (水)

バリバリ最強No.1が帰って来た!~祝FEEL SO BAD復活


アレから9年近くも経ったのか…道理で懐かしいワケだ。
2016年12月、FEEL SO BAD(以下「FSB」)が自らのレーベル「TURBO DREAMS」を発足し、その発表会を開催した。10v当然、発表会ではFSBがエキサイティングなライブ演奏を披露。30川島だりあ40v倉田冬樹50vChris60v翔己70そして山口"PON"昌人。80vNATALのツーバスのキットがPONさんにとてもお似合いだった。90当時ピアノをやっていたウチの上の子が『地獄先生ぬ~べ~』の大ファンで、彼に頼まれて番組テーマ曲の「バリバリ最強No.1」の譜面を書いてあげたことがあった。
それゆえ曲は知ってはいたものの、恥ずかしながらそれがFEEL SO BADというバンドのモノであることは知らなかった。
そして、PONさんがNATALドラムスを使ってくださるようになってから、彼が「ぬ~べ~」のドラマーだったということを知った次第なんですわ。
その後、このレーベル発足記念会を期にMarshall Blogの取材でFSBのライブにお邪魔するようになった。
手を変え、品を変えの充実したステージで毎回とても楽しかった。
ところが好事魔多し…この発表会からわずか3年で冬樹さんがご逝去され、活動停止を余儀なくされてしまった。
下は冬樹さんが作ってくれた私の名前が入った「FSB CREW」の認識票。
認識番号が「1962」になっているのは私の生年でありMarshall「Bluesbreaker」のモデル・ナンバー。
私の宝物のひとつなのだ。110それからというもの、PONさんと色んな現場で一緒になると時折「またFSBが復活するといいのにね」なんて話をしていたら…
100復活!
去る3月17日、FEEL SO BADがTBSの朝の番組『ラヴィット!』に出演したのだ!
130もちろん演奏したのは「バリバリ最強No.1」。140ナント29年ぶりにこの曲をテレビで生演奏したという。
だりあさんは「ホントに古い曲」とおっしゃっていたが、ゼンゼン古くならないね。
それだけ曲の完成度が高いのであろう。
150PONさんもバリバリに暴れまくった!160PONさんが使ったドラム・キットには「NATAL」のロゴ・サイン。
うれしいね~。170Chrisは後ろにMarshallを従えてバリバリ!
「JCM2000 DSL100」と「1960A」。180翔己くんも相変わらずのテクニックでバリバリ。190そして誰よりもバリバリだったのはだりあさん!
210こうしてこのメンバーでFSBが活動を再開することが決まったというではないの!
うれしいね~!
200PONさん、楽しみにしていますゼ!
バリバリやってください!220v(一部敬称略 写真提供:山口"PON"昌人)

2024年12月28日 (土)

目黒鹿鳴館物語<その5:最終回>


アイドルについて
S:ところで、アイドルの方はいつ頃からブッキングするようになったんですか?S41a0101_1
P
:14~15年前ぐらいですか。
S:ナニか特別なキッカケがあったんですか?
P:BABY METALですね。
それまではゼンゼン関係なかったんですが、彼女たちがデビューする時にプロデューサーの方から「イベントをやりたい」という連絡をもらったんです。
「BABY METALはXをモチーフにしているので、活動のスタートは鹿鳴館でなければダメだ」ということだったんです。
Xと同じ流れで鹿鳴館からスタートにして、武道館でやって、ドームでやって、それでウェンブリーをやったんですよ。
S:へぇ~、完コピしないと気が済まないというワケですね?
P:そうなんですよ。
で、連絡をもらった時には正直よくはわからなかったんですが、とにかく「主旨はわかりました」ということにしてイベントをやってもらった。
当日を迎えて、リハーサルを見て、並んでいるお客さんを見て、本番を見て…自分が考えていた「アイドル」というモノとはゼンゼン違うじゃないか!コリャ勉強不足だったな!と感じたんです。
そうしたら、アイドルの運営の人たちがBABY METALが鹿鳴館で演やったことを聞きつけて「鹿鳴館でアイドルが演ってもいいんだ?」ということになった。
S:「ナンダ~、ペペさんってアイドルに理解があるんだ~?ウ~ケ~るぅ~!」というワケですね?
P:そうそう!
それで問い合わせが増えて来て、その中で「BELLRING少女ハート」というアイドル・グループが自分たちのホームグラウンドを探しているんだけど紹介していいか?という話があったんです。
「それはもうゼヒ」ということで、出てもらったら「昭和のイメージでやっているので鹿鳴館の雰囲気は理想通りです!」とスッカリ気に入ってもらったんですね。
もう解散してしまったんですが、それからBELLRING少女ハートは結構大きなハコで演るようになって、今から10年位前ですけど「地下アイドルのひとつの到達点」と言われたんです。
だからBELLRING少女ハートは他のアイドル・グループの憧れの的で、対バン希望者もたくさんできて、結果「アイドルに鹿鳴館あり」みたいになっていったんです。
S:なるほど、そうやって始まったんですね。
 
シーンを作るのはライブハウスではない
P:コレは他の取材でも話したことがあるんですが、これまで鹿鳴館が「ジャパメタやるぞ」とか「ヴィジュアル系にするぞ」とか「アイドルで喰っていくぞ」みたいに舵取りをしたことって1回もないんですS41a0116_1よ。
S:時代がそうさせてきた?
P:そうなんですよ。だからカッコをつけて言うワケじゃありませんが、よく言う「ライブハウスが音楽シーンを作る」なんてのは絶対ウソですよ。
やっぱりシーンを作るのはライブハウスに出ているバンドのジャンルの勢いなんですよ。
S:ライブハウスは出てもらっているだけ?
P:そうなんです。でも、出てもらうからにはこっちも必ず出演者に向き合った仕事をします。
ヨソではアイドルを出すと恥ずかしいと思うようなところもあるようですが、ウチの場合は「鹿鳴館に出ている」ということがひとつのステイタスになっているようなんです。
だから「鹿鳴館がアイドルを取り扱うようになってくれて本当にヨカッタです」とよく言われますよ。
S:すると「鹿鳴館のアイドルの歴史」ということになると、BABY METALが一番最初だった…という風に考えていいんですね?
P:そうですね。ボクの気持ちが切り替わったのはBABY METALからです。
 
************<コラム21:鹿鳴館を記録する>************
コレは目黒鹿鳴館ではなくてチッタ川崎。
NATALドラムスが使われたのでMarshall Blogの取材にお邪魔した。
ステージに上がっているのは「RED-i」というアイドル・グループ。
『赤く塗りつぶせ』という、戦前・戦中だったら間違いなく大変なことになっていたであろうタイトルを冠した単独公演のようす。
以前、告知ポスターが目に入ってこのチームが目黒鹿鳴館に定期的に出演していることは知っていた。
426当日、会場内を歩いて回ったところ…おお!客席にペペさん発見!(こんなことなら写真を撮っておけばよかったな)
ちゃんと応援に駆けつけていらっしゃってスッカリ感心してしまった。
こういう気持ちが出演者に伝わるんだろうネ。480   
ロックの今後
S:しかし、はじめの方の話に戻るようですが、ペペさんってこのビルに37年いらっしゃるワケでしょS41a0144_1う?
今回そこから離れなければならないなんてどうしようもなく寂しいんじゃないですか?
P:まだ実感がないんですよ。次の計画もだいたいのところは決まっているんですけどね。
とにかく休みたくないとは思っているんです。
S:ペペさんはそうしてロックの現場の真っただ中に長い間いらっしゃるいわゆる「ロックのプロ」ですが、これからのロックってどうなって行くとお考えですか?
P:漠然とですけど、「個人個人の中にあるロック」で残っていけばそれでいいと思うんですよね。
その人が「ロック」だと思えば「ロック」なワケで…。
ま、日本のロックに関して言えば、少子化の問題もあってもうコレ以上繁栄はしないと思っています。
最近は現場に行かない連中がSNSで世の中の「ロック」という音楽に対してゴチャゴチャ文句をつけたりしているでしょ? S41a0114_1_2
もうロックの定義なんてナンセンスだと思うんです。
好きにやるのがロックであって、「あんなのロックじゃネェ」とか言っている連中がロックじゃないワケです。
そういう連中に限って「全ての音楽を聴いて来た」ぐらいのことを言いたがるんです。
でも多分そういう連中よりボクの方が断然音楽を聴いていますよ。
ボクはタワー・レコードより「No Music, No Life」ですから!
通勤の時に聴いて、鹿鳴館で聴いて、Pepe Trickで聴いて、家に帰って聴いて、寝る時にまた聴いていますから!
S:アッハハ!職場がロックだからどうしたって聴く時間が長くなりますよね。
P:ロックだけではありませんからね。あらゆる音楽を聴いています。
新しい発見があるんです。さっきのアイドルもそうです。S41a0147_1
で、気に入ればジャンルの分け隔てなくお金を出してCDを買います。
サンプル盤のような無料でもらったCDにはあんまり価値を感じないんですね。
もう一種の職業病みたいなものなのか、サンプル盤は「仕事」として聴かなきゃならない感じになってしまって純粋に楽しむことができない。
まだ知らない名盤とかがあってワクワクしますから!
S:うらやましいな…。
ところで、ロックの高齢化はどういう風にご覧になっていますか?
P:ウ~ン、やっている方が還暦を越えて絶滅危惧種みたいになって、お客さんもアラフィフになって来ましたよね。
でも若い人もタマにいるにはいるんですよ。
LAメタルが好きな若者が仙台にいて、「仙台にいてもどうにもならない」と思って東京に出てきたら、状況が仙台とまったく変わらなかった!…でも逆にそれで火がついてしまった。
結果として仙台にいるままだったら決してつくことのなかった火ですね。
ただ、そういう若い人たちは幻を見ているところもあって、ボクはドンズバでLAメタルを聴いていましたが、彼らが今想像しているのと当時の実際の状況は大きく違っていましたからね。
当時のロサンゼルスのことはわかりませんが、日本では彼らが想像しているより盛り上がっていなかったんだよ…みたいな。
S:一方ではデジタル技術が進歩して音楽制作の現場の様相が大きく変わってしまった。
P:今はAIを使うので曲を作るペースがものスゴク速いんですよね。
そんなんで「作曲」なんて言えるのかどうか…。
S:まったく。
目黒の鹿鳴館とはもうすぐさよならになってしまいますが、今後もペペさんの音楽に対する姿勢は変わることがなさそうですね?S41a0139_1
P:はい。
自分でも楽しみながら、新しい鹿鳴館から皆さんが楽しめる音楽を強力に送り出していきたいと思っています。
S:楽しみですね!今後ともMarshallとNATALをよろしくお願いします。
P:もちろんです!
S:本日はお忙しいところ誠にありがとうございました。
P:こちらこそ!
S:最後にひとつ…ペペさんが一番好きなバンドは誰ですか?
P:そりゃもうKISSです。
S:絶対にそうだと思いましたよ!S41a0005_1 ペペさんも昔のことをとてもよく覚えていらっしゃってね~。
当初「1時間もあれば大丈夫ですよね?」なんておっしゃっていたが、ナニをナニを!
フタを開けてみたら3時間近く語って頂くことになってしまった。
約40年分の話がまるで昨日のことを話しているかのように次から次へと飛び出してくるのだ。
今では話に出て来る皆さんのほとんど全員を存じ上げているので聞いていてとてもオモシロかったし、驚きの連続だった。
3時間がアッという間だった。
 
************<コラム22:鹿鳴館の思い出>************
最後に私自身の「鹿鳴館の思い出」を添えて『目黒鹿鳴館物語』の幕を降ろしたいと思う。
 
まずは…食べ物。
ライブハウスの近所においしいモノを食べさせる店があるかどうかはとても肝要なことでしてね。
目黒はJRの線路に向こうにあるこの「こんぴら茶屋」という讃岐うどんのお店がお気に入りで、鹿鳴館に行く前、かなりの確率でココで腹ごしらえすることが多かった。10カレーうどんがウリのようなのだが、私はカツオ昆布だしの普通のおツユのうどんが好きだった。
下はお店の名前を冠した「こんぴらうどん」。
ナンだか知らないけど、ココはトッピングのお餅がすごっくおいしいのよ。
「そういえば、昔のお餅ってこうだったよな~」みたいな。
ココのうどんももう「思い出」になっちゃうだろうナァ。202さて、うどんの次はお詫びと訂正。
イヤ~、マイったわ。
このシリーズの冒頭で「初めて目黒鹿鳴館にお邪魔したのは2010年の『メガトン・クラブ』だった」と断言してしまったが、それが誤りであったことが判明した。
しからば、私が生まれて初めて目黒鹿鳴館に足を踏み入れたのは誰が出演した時だったか…答えは田川ヒロアキだった。
ヒロアキくんは<その1>を読んでくれて、私が誤りに気付いてソロソロ確認の連絡がある頃だろう…と思っていたって!
もちろんこの公演のことは覚えていたが、一番最初の鹿鳴館だったとは気が付かなかった!
もうこの時には「JVM210H」を使ってくれていたんだナァ。
まだJVMが「新商品」だった頃。
それから15年の間ズッ~と使ってくれている。
ヒロアキくんのギターの音の良さの秘密がココある。
30_2「覚えていないんじゃ『思い出』じゃないじゃん?」と言われそうだけど、とりあえずソレはほうっておけ。
2009年11月21日、『メガトン・クラブ』に先立つこと約1年、ヒロアキくんが『FLY AWAY』というリーダー・アルバムをリリースした時の記念ライブがそれだった。2tagawaヒロアキくんが上京して、初めて大きな単独公演を開催した場所がこの目黒鹿鳴館だった。
みんな目黒鹿鳴館から始まってるんだネェ。
イベンターの人に見込まれ、Summer Sonic、Loud Park、そしてこの目黒鹿鳴館の3本立ての企画で、
以前からアルバムのリリースを計画していたので、この鹿鳴館の公演を発売記念ライブにしたのだそうだ。
メンバーは和佐田達彦、長谷川浩二、はんだすなお。2tagawa2 私もこの時に初めて鹿鳴館でシャッターを切ったことになるワケだが、撮ったウチの1枚が制作サイドの方に気に入られ、しばらくの間(今でも時々)ヒロアキくんのオフィシャル・ポートレイトとして使用された。
それが下の写真。目黒鹿鳴館で撮影したのだ。40v次がその勘違いしていた2010年12月21日の『メガトン・クラブ』。
スゲ~人だったナァ。
既にこの時はイスがあることを知っていたので「座って観られるのは助かるナァ」なんて思ったのも束の間。
それはトンデモナイ間違いで、長丁場の最初から最後まで始終立ちっぱなしでクタクタになってしまった。50この時、白田さんが出演されていた。55この後、白田さんにはアチコチでご一緒させて頂いたが、最近は全くご無沙汰で、数年前にメールのやり取りを少ししただけだった。
お身体の調子が思わしくないということは耳にしていたが、去年、いきなり訃報が飛び込んで来て本当にビックリした。60v2013年3月20日に開催された女性シンガーを主役に据えた『QUEENS OF NOISE IN TOKYO』というイベント。
出演したのはTAKAEITA。63EITAちゃんは最も付き合いの古いギタリストのひとり。
このイベントとは別に『EITA PARK』という自らの名前を冠したイベントを鹿鳴館で何度か開催している。50v_5この時、TAKAEちゃんは元気イッパイに声を張り上げていた。64vイベントではKRUBERABLINKAが後に続いた。66一風変わった歌詞と独特な曲づくり、そして卓越した演奏で私はこのバンドがとても好きだった。
ゼヒまた活動して欲しいバンドのひとつ。67vそしてイベントのトリを務めたのはRAJAS。
何度も書いて来た通り、私はジャパメタを全く通っていないのでこのバンドを存じ上げなかった。68反対にRAJASの福村さんのことはEITAちゃんが属していた「時空海賊SEVEN SEASのマネ―ジャー」として古くから存じ上げていた。
ところが、ドラマーだったということは噂程度にしか耳にしていなくて、失敬ながら福村さんがココでスティックを握っている姿を初めて目にしてすごく驚いた。
69v鹿鳴館はタマにしかお目にかかることができない東京近郊以外に在住しているミュージシャンに会うことが出来る場所でもあった。
下は2013年6月14日の『EITA PARK』に出演したEBONY EYES。
69_1この時、久しぶりに金谷幸久さんにお会いした。
金谷さんは関西を中心に活発な活動を展開し、今でも熱心にMarshallをお使い頂いて素晴らしいギター・サウンドを出してもらっている。
ありがたいことである。69_3_2013_6_14鹿鳴館のステージをMarshallで埋め尽くしたこともあった。702013年11月、今はもうないバンドのビデオの収録だった。
100アレ?今と床の色が違っていたんだネェ。
ね?こういうことは案外覚えていないものなのよ。
80コレ、始まりの時間が遅くて、ひと通り終わったのが真夜中だった。
夜に滅法弱い私はヘロヘロになって帰宅したことを覚えている。
でもやっぱり「Marshallの壁」ってのはいいもんだな。
鹿鳴館のステージにピッタリだ。902013年12月1日。
コレは2回目の『様式美大作戦』。120この時から『様式美大作戦』の東京公演は目黒鹿鳴館がホームとなった。Ysb ゲストとして足立"YOU"祐二さんが出演した。
私はYOUさんの訃報をいち早く三宅庸介さんから受け取ったのだが、その時は本当に信じられなかった。
130PONさんのメッセージにあったようにBLIND BIRDの初の単独公演も目黒鹿鳴館だった。135私はこのバンドが好きだった。
メンバーの個性が際立っていて、歌詞も曲もアレンジも他の凡百のバンドとは異なる私好みのサウンドだったのだ。
PONさんのドラムスは言うに及ばず、優也くんのギターもカッコ良かったし、何と言ってもベースが河野さんだったから。
そしてあの独特な直志さんの歌声が曲にベストマッチしていた。
だからライブがあると欠かさずMarshall Blogの取材にお邪魔した。
136v直志さんはステージで数曲ギターを弾くのでギター・アンプを自ら持参していたが、それはMarshallではなかった。でも私はそれを気にすることは全くなかった。
ある時、渋谷のライブハウスの楽屋で直志さんが真顔で私にこう尋ねて来たことがあった。
「あの~…ナンでそんなに我々に親切にしてくれるんですか?」
直志さんは後に私が取材の請求書でも送り付けて来るのではないか?と心配していたのであろうか?
模範的な回答としては、「PONさんがNATAL、優也くんがMarshallを愛用してくれているので、ブログでライブのレポートをするとブランドの宣伝になるんですよ」となるのだが、私はそうは答えなかった。
本心からとっさに「BLIND BIRDが好きだからですよ!」と返答した。
事実だから仕方がない。
そして…その後のことだったように記憶しているが、直志さんのギター・アンプがMarshallの「JCM800 2203」に替わった。
直志さんはそんな人だった。
PONさんから訃報を耳にした時、あまりに突然すぎて意味がわからなかった。
137こんなショウにもお邪魔したことがあった。
『ALICE in The DEAD WORLD FINAL HALLOWEEN Party』というイベント。
実はコレは鹿鳴館のスタッフのしきちゃんからのリクエストだった。
「Satan」という2人組のチームのギタリストが「Marshallを使っているので取材をして欲しい」という話だ。
1402014年の10月31日だからハロウィンの日だね。
鹿鳴館の入り口の階段の壁に左右の目にそれぞれ異なる色のコンタクトレンズを入れた男が写っているポスターが貼ってあって、予てからそれがチョット気になっていた。
それがSatanだった。
そんなこともあったのでしきちゃんのご要望に応えるべくお邪魔した。
すると…コレが大変に楽しかったのだ!
170お客さんがみんなこんな格好をして来てフロアで大騒ぎ!150終演後には仮装を施したお客さんたちの記念撮影をさせてもらったことも今となっては楽しい思い出だ。160鹿鳴館の令文さんも何度か取材させて頂いた。
コレは2014年11月2日の『BATTLE OF FORCE』というイベントのひと幕。180令文さんはMARINOで出演。
私にとっては2008年に中野サンプラザで観た『JAPAN HEAVY METAL FANTASY 関西なぐり込みギグ』以来2回目のMARINOだった。190中間さんのHURRY SCUARYやMEDUSA他が出演し、会場はパンパンでホール下手の壁際に設置した脚立の上に乗ったきり最後まで一度も下に降りることが出来ない有様だった。
その位置からは2階席の一番前が丸見えで、大谷一門会の門弟であるノンちゃんがうれしそうな表情で師匠の演奏を見守っている姿がよく見えた。
200v令文さんはこんなことをやっているけど、実は開演前はゼンゼン「グ~!」じゃなかったんですよ!
何が起こったのかは、令文さんと仲のヨカッタ方ならだいたいの察しがつくことだろう。
しかし演奏はスゴかった!
その開演前のイメージもあって、まさに「ギターの鬼神」と呼べるかのようなパフォーマンスだった。
195vああ、令文さんが出すMarshallの音が聴きたい!
ロック・ギター界は今こそ令文さんが必要なのだ!
私もリアルタイムでMARINOを知っているワケではないのでエラそうなことは言えないが、これからはこの令文さんのMarshallの音を聴いたことがない世代の連中ばかりになってしまうことがとても心配だ。210vペペさんが鹿鳴館をホームにしているバンドのひとつとして「高橋ヨシロウ」さんのお名前も挙げていらしゃった。
下はヨシロウさんのバンドで出演した時の令文さん。
2014年12月21日、ACTIONのデビュー30周年を記念する公演。220この時、私は写真の仕事を頼まれて、撮影スペースを確保するために前柵を設置してもらった。
ド派手な演出で、我ながらとてもいい感じに撮れてうれしかったね。
こうしてCO2もブッ放したんだよ。230それだけではなくてこんな赤い花ビラも舞わせたりして、それはそれはゴージャスなショウだった。240モチロン令文さんの「アクショ~ン!」もバッチリだった!260ちょうどこの頃、私が監修を務めた『アンプ大名鑑[Marshall編](スペースシャワーネットワーク刊)』という本が上梓されて、令文さんからご注文を頂戴し、この時に鹿鳴館でお渡しした。
下の写真はその時に鹿鳴館の楽屋の廊下で撮ったもの。
ちなみにこの本、定価は4,500円だったが、現在はインターネットで12,000~21,000円ぐらいの値段が付いていてちょっとビックリ。
私の苦労代が今頃上乗せになったんだな?
270vやっぱりペペさんも「本当にうまいギタリスト」として、令文さん、YOUさん、白田さんのお名前を挙げ、そのご逝去を本当に残念がっていらっしゃった。
250SHOW-YAが目黒鹿鳴館のステージに帰って来たのは2015年8月30日のこと。
この時も当然パンパンで、客席の後ろに立てた脚立の上でできる身動きと言えばカメラを持ち替えることだけだった。
ま、そういうことは今でもタマにあるもので、10年前のこの頃はそんな環境にも耐えることができた。
一方、とても耐えられなかったのは場内の気温。
も~、殺人的に暑くて、開演直後から着ていたシャツがすぐさまビチョビチョになってしまった。
終演後、楽屋で私の汗ダクの姿を見たSHOW-YAのメンバーからも「チョット大丈夫?」と心配されてしまったぐらいだった。
286この時の様子がDVDに収められ、私が撮影した写真をジャケットにご採用頂いた。
DVDを観ると、1曲目の「限界LOVERS」を歌い終えた恵子さんが「ものすごく暑い!」みたいなことをおっしゃっている。
そう、本当に暑かったのだ!
この後ぐらいにホール内のエアコンが入れ替わったのではあるまいか?
280この後も、Concerto Moon、BLINDMAN、様式美大作戦を中心に様々なライブにお邪魔してMarshall Blogの取材をさせて頂いた。
そして、コロナがやって来た。
Marshall Blogの記録を調べてみると、上に挙げたように2013年と2014年に最も足繁く通っていたようだが、コロナ騒ぎが始まった2020年はナント「0回」!
この年、目黒鹿鳴館に行くことは一度もなかった。
その沈黙を破ったのはやはりConcerto Moonだった。
翌2021年の7月17日、『Rain Fire』のレコ発公演だ。210717_rf2021年は他に11月21日のREACTIONの『FAREWELL』にお邪魔した。
Marshall Blogに掲載された2021年の鹿鳴館でのライブのレポートはこの2回だけ。2111212022年になって…やはりConcerto Moon。
1997年にリリースしたデビュー作『Fragment of the Moon』のリリース25周年を記念したアルバム再現ライブを5月7日に開催。
ね、コロナの期間中はこうしてステージの前を開けてくれていた。
コレが我々写真班にとってどれだけありがたいか…。
私も40度の熱が1週間続いて死ぬかと思ったコロナを憎んだが、この「前柵(英語では"Press Pit")」というコロナがもたらした恩恵に喜びを隠し得ないことが何度かあった…というのは正直なところ。
ところで、私はコーヒー牛乳を片手にペペさんが担当する照明が好きだった。
ピンスポットの当て方がキメ細やかで、とてもキレイな写真を撮ることができたからだ。
やっぱりぺぺさんは昔から様々なコンサートをご覧になっていて、ステージの上で起こっていることをいかに奇を衒うことなくお客に上手に見せるか…ということを体得されていたでしょうナァ。
220507その1週間後のBLINDMAN。
アルバム『Expansion』のレコ発公演の2回目。
コレも前の柵の中から撮影している。2205158月6日にはNAKED MACHINEが『Vanity of the World』のレコ発を開催。22080611月には再びBLINDMANが登場し…221103この年の最後にConcerto Moonがファンからのリクエスト曲を演奏する『Request of the Moon』を開催した。
2022年は5回。
結果、Marshall Blogとしてはコロナの全盛期だった2020年~2022年までの3年の間に目黒鹿鳴館で開催されたライブはこれらの合計7回しかレポートすることができなかった。
3年間でたったの7回だよ!
もちろん、コレはMarshall Blogの取材に限った話で、実際にはその他のショウが目黒鹿鳴館で数多く開催されていたのであろうが、ペペさんもさぞかし大変なことだったろう。221217こうして軌跡をたどってみると目黒鹿鳴館はMarshall Blogにとっても大事な大事なホームグラウンドであったことを実感するナァ。302この連載も今日で最後。
来年1月19日の最終日まで行く用事はもうなさそうだ。
310_2となると、鹿鳴館がホントに遠くへ行ってしまったようでとても寂しい。320Marshallを使った数えきれない名演・激演が繰り広げられたステージ。
37年の間Marshallが、そして10年の間NATALがお世話になりました!
 
最後に手前ミソながら…今回、Marshall Blogをやっていて本当にヨカッタと思った。
こうして目黒鹿鳴館の歴史と姿を半永久的に残すことができたし、ココで繰り広げられたライブの様子をいつでも、そしていつまでも見返すことができるのだから。
そんなことができるのは恐らく世界でもMarshall Blogがある日本だけではなかろうか?…知らんけど。
新しいモノだけが良いモノと妄信しがちな日本人とは大きく異なり、伝統こそを重んじるイギリス人のやり方なんかを見ていると、「残す」ということは「創る」のと同じぐらい大切だということを思い知る。
目黒鹿鳴館はファンの皆さんの心とMarshall Blogの中で生き続けるのだ。
そんなつもりで展開しているMarshall Blogに全面的な協力をしてくださった目黒鹿鳴館には心から感謝申し上げる次第である。Stage 末筆ながら、いつでもご親切にしてくださったペペさん、小関さん、しきちゃん、スタッフの皆さんに心から御礼を申し上げます。
そして新しい「鹿鳴館」に移ってもMarshall、NATAL、Marshall Blogをよろしくお願い申し上げます。
ペペさん、お忙しい所全面的なご協力をどうもありがとうございました!
330v<おしまい>

************<コラム22:鹿鳴館を記録する(番外編)>************
本記事を脱稿した後、ペペさんが昔の鹿鳴館の写真を発掘された。
目黒鹿鳴館を記録することがこの記事の大きな目的のひとつなので、それらの写真を拝借してココに掲載することとした。
1991年頃の様子だそうだ。
 
入り口から降りて来た階段の踊り場。
10_3ホール入り口のロビー。
自動販売機が置いてあったんだネェ。
昔の鹿鳴館はドリンクを取り扱っていなかったからね。
20「ALL NIGHT STUDIO」のサインを出しているところを見るとまだこの頃はスタジオが営業していたんですな?30_3コレは階席。
こんなに広かったのか!?40奥の楽屋。
まだ鏡が壁に取り付けられていなかった。50_2舞台へ上がる階段を上から見下ろしたところ。60v_2

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200 (一部敬称略)