金属恵比須~猟奇爛漫FEST vol.6 <後編>
金属恵比須『猟奇爛漫 FEST vol.6』のステージはロクロウくんのフレッシュなご挨拶が終わったところ。
ロクロウくん、「2000年生まれ」だというから昭和で言えば「76年生まれ」か…。
つい先ごろ明治45年生まれで国内男性最年長の方が112歳で亡くなって、大正2年生まれの方が110歳でその座を譲り受けたそうだ。
つまり、とうとう日本から明治生まれの男性がいなくなってしまったということだ。
私が子供の頃は明治生まれの方なんて普通にそこらにいらっしゃったモノだったけどね。
そもそも私の父方の祖父母は明治30年代後半の生まれだったし…。
最近は明治どころかその大正生まれの方にもお目にかからなくなった。
それもそのハズ、「大正15年=昭和元年生まれ」の方は今年はもう98歳ですからね。
大正が終わったのは1926年の12月25日なので、年末までのたった7日間に生まれた人が純粋な「昭和元年生まれの人」なんだよ。
それじゃ…ですよ、江戸時代に生まれた人、すなわち「慶応生まれ」の人っていつぐらいまでいらっしゃったのかしらん?…と思って調べてみると、1976年の11月に113歳で亡くなった方が最後の江戸時代生まれの人だったそうだ。
コレは私が中学2年生の時のことなので、それ以前の子供の頃はまだまだいらっしゃったことになるワケだ。
話を聞いてみたかったナァ。
するとチャンとこういう本がある。
江戸時代に生まれ育った人が江戸時代のことを江戸時代の言葉で語った大正時代の座談会を文字お越しした本。
日常生活から吉原や彰義隊のことまで興味深いことがたくさん語られていて実にオモシロイ。そして時は移ろい、今年は「昭和」で言えば99年。
「昭和ヒト桁生まれ」の方が全員90歳以上にお成りになった。
ときどきスマホでカラカラと年の表示をスクロールして生年を申告するヤツに出くわすでしょ?
アレは最高齢を何歳に定めているんだろう?
現在、国内最高齢の女性は116歳で明治31年、すなわち1898年。
ということはあの生年の画面を一番上までスクロールすると「1898年」の表示が出て来るのであろうか?
19世紀だぜ。
それもにわかには信じがたいが、でも、それがないとすると当該の最高齢の女性がアレで生年を申告する要があった際は困ってしまうであろうに。
イヤ、そんなことよりあの手のモノはデフォルトが必ず直近の「2024年」になっているワケで、そこから自分の生まれ年にたどり着くまでスクロールするのにやたらと時間がかかるようになっちゃったんだよね~。
ロクロウくんなんかたったの24行カラカラすればいいだけでしょう?
こちとら軽くその2.5倍はカラカラする必要がありますからね…こんな時に自分の年齢を実感するわ。
「生年は遠くになりにけり」ってか。
さて、レポートの後半始めます!
「次に演るのは新曲でございます。
でも、あらかじめ言っておきます…プログレじゃないっす。
『火曜サスペンス劇場』のテーマ曲をもし金属恵比須が受注したら…という『もしも』のコーナー。
ホントに展開のない普通の曲を作ってみました。
結構みんなで『火サスだったらアレンジはこうだろう』みたいにガンバって仕上げました。
『雪割草』と言う曲です。
横溝正史にそういう小説がありまして…雪割草は長野の県花ですかね?
でも、それとは関係がありません。
あ、コレだけは言っておきますが、初めて歌詞に『愛してます』って文句を使いました。
作った時は恥ずかしかった!」
「歌詞が来た時、チョット恥ずかしかったもん。
私がコレを歌わなきゃいけないんだ…と思って!」
新曲「雪割草」。
教会のパイプ・オルガンのような壮大な塚田円のキーボーズが曲を導く。情感豊かにメロディを歌い上げる稲益宏美。そこにホンの少しクランチがかったアルペジオを重ねる高木大地。Marshallってこういうサウンドもすごくいいんだよね。
何も激歪みサウンドだけがMarshallじゃない。
高木さんの愛器「1959SLP」と「1960A」。
幅広い音域のベース・ラインで曲をドラマチックに演出する埜咲ロクロウ。そして、バラードでもバツグンのグルーヴを提供する後藤マスヒロ。マスヒロさんがプレイしているのはNATALドラムス。
<前編>で触れたように今回NATALサウンドの良さを再認識しました。最後に「♪あなたを割って咲くわ ようやく春ね」と稲益さんがルバートで歌い… 曲が終わったかと思ったら、大分間を開けて塚田さんがピアノで「♪チャーン」と不協和音を奏でて完全に曲を締めくくった。「雪割草って雪を割って出て来て春の訪れを知らせる花らしいんですけど、この曲は雪のように覆いかぶさって来る男のお腹をブスっと割る歌なんですね。
作った時、マスヒロさんに『コレ合唱曲?』って言われました。
確かにピアノだけで伴奏を付けてメロディをやったら合唱曲みたいだったんですよ」
イヤ~、実に素晴らしい曲のコンセプト!
曲やアレンジもさることながら「サスペンス」だったのは歌の内容だったのね?
「ボクは他のバンドの曲づくりのプロセスがすごくがあるんですが、金属恵比須は一応スコアを示してくれるじゃないですか?
で、重要なパートには指定があるんですよね。
最後の『火サス』にもそれがあって、『曲が終わって11秒経ってから弾いてくれ』っという指定だったのでその通りに演りました。
とても金属恵比須らしく仕上がったのではないですか?
稲益さんが歌うと何でも恵比須っぽくなりますよね」
ちなみに中間部に対する指示は「Asiaっぽく」だったそうです。
ひとつ…私は7年半もの間長野に住んでいたことがあるんだけど、長野の県花が「雪割草」だとは知らなんだ。
と思って調べてみると、雪割草は「新潟県の草花」で、長野県の県花は「竜胆」だそうです…「りんどう」ね。
ああ、高木さんヤッちゃったナ。
イヤイヤ、県花違いのことではなくて「竜胆」に結び付けちゃった!
<後編>では大型の脱線を避けるように心がけていたのに「竜胆」が出てきたら素通りできない。
それはナニかと言うと、1971年『男はつらいよ』の第8作「寅次郎恋歌」。
マドンナは柴又帝釈天・題経寺の横で小さな喫茶店を営むシングル・マザー池内淳子。
御多分に漏れずウチも寅さんが好きでしてね、2年前に柴又へ行って来た。大正末期から昭和9年までの歳月をかけて造られ、本堂の外壁に取り付けられた「説話彫刻」という彫刻群があまりの見応え充分で驚いた。
私は初めてではなかったのだが、コレは全く覚えていなかった。
そりゃそうだ、前回来たの小学校4年ぐらいの時だったので50年以上も前のことなんだもん。 さて、その『寅次郎恋歌』にこんなシーンが出て来る。
博(前田吟)のお父さんの志村喬扮する飈一郎(ひょういちろう)が寅次郎に「本当の人間の生活とは?」を説く。
それはこうだ。
飈一郎が長野の安曇野の田舎道を夕暮れにひとりで歩いていた時に目に入った光景が、「庭一面に咲いた竜胆の花。あかあかと灯りのついた茶の間。にぎやかに食事をする家族たち」で、コレこそが本当の人間の生活ではないか?と思ったら涙が出てしまった…というワケ。
コレを聞いた寅さんの頭には例によって「竜胆の花」ばかりがコビりついてしまって笑いを誘う。
さすが東大出にして黒澤組出身の山田洋次。
竜胆が長野の県花であることをこの時知っていたに違いない。この8作目はシリーズにとって大きな節目となった。
森川信が「おいちゃん」を演じた最後の作品となってしまったのだ。
二代目の松村達夫も、結果的にもっとも多くの作品で「おいちゃん」を演じた下条正巳(下条アトムのお父さん)もいいんだけど森川信には遠く及ばなかった。
森川さんはとても自然に江戸言葉が話せて渥美さんと対等に渡り合うことができたからね。
昔は「森川信一座」の座長で活躍し、モノスゴクもてたんだって。
それだけの個性を持った人だったから山田さんは「おいマクラ、サクラ出してくれ」とか「バカだね~、まったく」なんてパンチ・ラインを他のおいちゃんに決して言わせなかった。
この人、一時短期間、戦前からのスター女優の水戸光子と夫婦だったんだよ。 「皆さんが大好きなこのフレーズから始めさせて頂きます」とマスヒロさんがひと言加えて叩いたイントロ・フィルは「Stargazer」。もちろん「Stargazer」を演るワケがなくて、曲はマスヒロさん作の「う・ら・め・し・や」。
ブリティッシュ・ハードロック・テイストが横溢するヘヴィ・ナンバー。ベースとドラムスのピックアップ・ソロに続いて高木さんのソロ。コーラス中の「Cat Food」風ピアノ、中間部の高木さんとのアンサンブル、最後のオルガン・ソロ…
この曲でも塚田さんが大活躍だ!意表を突くエンディングのキメもスリリング!
今回はマスヒロさん作の「道連れ」と「う・ら・め・し・や」が塚田さんのリクエストによって上演された。
そこでこの曲の前のMCでマスヒロさんが「ひとつのコンサートでボクの曲を2つ演奏するのは初めてかも知れない」とおっしゃった。
すると「コンサート」という表現がそぐわないのではないか?的な意見が出たのだが、私は断然「コンサート」という言葉を支持します。
「コンサート」という言葉は「大きなホールでの演奏会」を意味するイメージがあって、こうしたライブハウスでの公演には当てはまらないような気がしないでもない。
便宜上私も「ライブ」という言葉を使ってはいるが、なるべくなら使いたくないんだよね~。
「ライブに行きたい」とか「ライブが好き」とかいう発言を時折耳にすることがあるけど、どうしてもそれがシックリ来ない。
ナゼか?
「ライブ」という言葉が「ロック」とイコールになっておらず、そこに音楽の不在を感じさせるんだよね。
「盆踊りに行く」ということと大差ないように聞こえてしまう。
♪わっかるかな~、わっかんネェだろうな~。
70年代から熱心にロックを聴いて来た方にはこの感覚を理解して頂けるのではなかろうか?
私は高校1年生の時から渋谷の屋根裏や新宿のロフトに足繁く通う当時にしては比較的早熟な「ロックバカ小僧」だったんだけど、その頃ライブハウスでの公演を何と呼んでいたか?
どうしても思い出せないのだが、少なくとも「ライブ」という言葉は使っていなかったような気がする。
学校から帰って、着替えて、母に「ちょっとライブへ行ってくるね!」なんてことはただの一度も口にした記憶がない。
「コンサート」という言葉を使ったような気がするんだよね。
恐らく1980年代に入ってロックが大きな商売になり出した頃から「ライブ」という言葉が浸透したのではなかろうか?
うれしいことにマスヒロさんも「コンサート」で「ロック」を楽しんだクチなのだ。矢継ぎ早に「みつしり」。
この「みつしり」という言葉がわからん!
京極夏彦に関係しているんですか?タイトルの意味はわからなくても何ら問題なし。
高木さんと稲益さんが2人で歌う最高のドライビング・チューンなのだから!ロクロウくんと… マスヒロさんのコンビネーションがとにかく疾駆しまくる! 9/4拍子のキーボーズのパートがシャープに入り込み…痛快なリズムに乗って稲益さんが熱唱すると…
高木さんのソロが炸裂する。…な~んて喜んでいたらアッという間に終わっちまった。
ああ、こういう曲を演ってくれるバンドがもっとが増えてくれるといいんだけどナァ。
ココでマーケティング・リサーチ。
「今日初めて金属恵比須のコンサートにお越し頂いた方はどれぐらいいらっしゃいますか?」というヤツね。
結果…リピーターが増えて来ているという良い傾向がわかった。
ヨカッタ、ヨカッタ。
そして、高木さんと稲益さんがステージを降りた。
ステージに残った塚田さんがマイクを握る。
「今日はどうもありがとうございます。
もう10年前になりますが『ハリガネムシ』という作品が出た時に『コレはゲーム・チェンジャーだな』と思いました。
日本のプログレって80年代に某レコード店の働き掛けのお陰で盛り上がったんですが、それってちょっと新興寄りが多かったんですね。
その後、あんまり数がなくて、世の中は『シアター系』みたいなのが席巻していた時期でした。
で、どうなるのかな~と思っていたら日本でもプロダクティブなバンドが出て来て、そのひとつが金属恵比須だったんですよね。
皆さんも『ハリガネムシ』をご存知だと思うんですけど、アレってなんか聴いたことあるな~って思うかもしれませんが紛れもなく金属恵比寿の音ですよね。
あの作品の後にスゴく変わって、作品ごとに違うことにチャレンジしたり、新しい試みに取り組んでもやっぱり1本筋が通っている『金属恵比須の音』がしますよね。
ゲストに呼ばれたから言うワケではなくて、そういった意味でボクがとっても好きなバンドなんです」
「私は予てより金属恵比須をよく聴いているって言っていたので、今回は高木大地が色々企んで呼んでくれた思うんですよ。
呼ばれたからにはボクも『色物』で演ってやろうって思って色々と仕掛けました。
と言うワケでソロを演りますけど2人には残って頂きます。
ソロの最後に適当なフレーズ弾きますのでチョット合わせてみてください。
それでバシっと合ったらオモシロくないですか?
きっとね、マスヒロさんも手伝ってくれるよ」
学校の先生のような説得力のあるお話で、ロクロウくんを絶賛。
ロクロウくんのお母さんが握ってくれるオニギリの中に好物のヒジキではなくて虫が入っているかも知れない…なんて冗談も交えていた。
そういうマンガがありましたよ…日野日出志だったかナァ?
昼食の時間、新聞紙で隠して弁当の中身を絶対に見せない子がクラスにいて、ある時イヤがるその子をみんなで押さえつけて強引にナニを食べているのかを調べてみると、弁当箱の中にはビッシリとイモ虫が詰め込んであった…という。
あ、ゴメンなさい、こんな話。
私は小学生の時にコレを読んで結構ショックを受けたものですから。
替わりに塚田さんが触れていたプログレッシブ・ロックについてかつて書いたことがあるのでゼヒ下の記事の後半をご覧あれ。
故郷のイギリスではプログレッシブ・ロックではどう扱われているか…というレポート。
↓ ↓ ↓
プログレッシブ・ロックってナンだ?~D_Driveの新作『DYNAMOTIVE』が教えてくれたこと
ゲストの塚田さんのキーボーズをフィーチュアするコーナー。ピアノで静かに奏でる幽遠なフレーズ。マスヒロさんが銅鑼で情景を広げる。一転、シンセサイザーの音が静寂を引き裂く!これは11/4拍子って言うのかな?
3/4を2つと5/4拍子を組み合わせたリズムでマスヒロさんとロクロウくんが入ってくる。寸分のスキもないマスヒロさんの激しいドラミングをバックに…歪ませたベース・サウンドでロクロウくんが弾きまくる。
塚田さんのリードでヘヴィなキメがキマってクライマックスを迎えていると…いつの間にかステージに戻っていた高木さんと稲益さんが合流してそのまま次の曲へ。昨秋リリースした金属恵比須の最新ベスト盤『邪神覚醒』からタイトル・チューン。高木さんのボトルネックのバッキングに…
「わたしはプログレを許さない!」感タップリの稲益さんのボーカルズが重なる。シンセ、メロトロン、オルガンとココでも塚田さんがバーサタイルなキーボーズのプレイを見せてくれた。またリプライズのインスト・パートのカッコいいこと! 「次は最後の曲になります。
最後は『虚無回廊』のオープニング・テーマで終わらせたいと思います」
またやってら!
「ボクはアノ曲が一番好きなんだけど、気合を入れて作る曲は大概人気がないんだよな。
『魔少女A』なんて2日で出来たのに『虚無回廊』のオープニング・テーマは構想から1ヶ月以上かかって作りましたからね。
かけた労力と人気は比例しませんね」 本編の最後を締めくくったのはいつも通りの「猟奇爛漫」。「♪猟奇爛漫、猟奇爛漫」
とても楽しそうにタンバリンを叩いて歌う稲益さん。
そうか!コレは「♪キミのおウチのお風呂のお湯になりたい」って歌っていたのか!
乱歩の「人間椅子」っぽいね。
でも尊敬・謙譲・美化の「お」という接頭辞を3回も使っているところをみるとこの曲の主人公は「猟奇」ではなくて「良家」の育ちなのではなかろうか?
「人間椅子」ってのは最後「ウッソよ~ん!」みたいな書き方をしているけど、アレは本当にやっちゃったということなんでしょ?
ディシプリン・フレーズのピックアップ・ソロ。高木さんのソロから… 緊張感あふれるバンド・アンサンブルへ!
塚田さんがリードする7/4拍子のパートはこの曲のひとつのハイライトだ。それではこの曲では恒例の…
「はい、今日はどうもありがとうございました。
リピーターの方が多いのでココでナニをやるかおわかりですよね?
じゃあみんなで楽しくやりましょう!
UK!、UK!、UK!
あのUKのライブ・アルバムって最初は『UK!、UK!、UK!』なんですが、終わる時は『UK……UK……UK!』なんですよね。
それじゃあ、その『終わりバージョンをやってみましょう!
UK!……
UK!……
UK!……」
ギャハハ、コレは高木さんウマいことやった!でも…ウーム。
実は私は高校2年生の時、あのライブ・アルバムを収録した日本青年館の客席にいたんですよ。
ところが高木さんがおっしゃるように「UKコール」の練習をしたなんて記憶が全くないんですわ。
それには理由があって、ひとつは直前に発表した2枚目の『Danger Money』がポップな仕上がりになっていてかなりガッカリして色メガネをハメてコンサートに臨んだこと。
加えて一番の理由は、毎朝お茶の水の駅で見かける女子美の付属校に通うカワイ子ちゃんが客席にいるのを発見してドキドキしてしまいUKどころじゃなかったこと。
覚えているのが今では「エクステンデッド・バージョン」という商品で聴くことができるけど、とにかくテリー・ボジオのドラム・ソロがスゴかったこと。
楽しみにしていた「Alaska」があまりパッとしない演奏だったこと。
もうチョット正直に言うと…実はさほどUKというバンドがシックリ来ず、加えてホールズワースが脱退してしまって興味が薄くなっていたんだね。
この2年後に浅草の国際劇場で観たキング・クリムゾンの初来日公演の方が断然ヨカッタ。
世界中で歴史的にどんなにヒドいことをしてきたかということを知っていても「UK」という国はいまだに好きです。
「皆さん上手じゃないですか、毎回恒例のUKコール。
初めての方いらっしゃると思うんでココで猟奇爛漫体操というモノをやってみたいと思います。
手をブラブラしまして…」
「『♪猟奇爛漫、猟奇爛漫』ってリズムに合わせちゃダメですよ、猟奇的にやるんだから!」
「ボクいつもあっち側にいるんですけど、こっちから見るとホントに…アレですね。
身体にいい感じがします。
もっとおやりになったらいいと思います!」
「♪猟奇爛漫、猟奇爛漫…盛り上がってる、盛り上がってる!
確実に盛り上がってる!」
盛り上がった~!高木さんと塚田さんの掛け合いを経て…エンディングのヘヴィなパ―トへ。 そして、高木さんは〆のルーティンに取り掛かる。「コレでもか~!」 『猟奇爛漫FEST vol.6』の本編、無事終了! 「UK!UK!UK!UK!UK!」
お客さんのUKコールに迎えられてステージに向かう金属恵比須…ナンでやねん!
金属恵比須はお客さんもイカしてるぞ!
今後のスケジュールを紹介してアンコールの曲に入る。
今回は最後まで「UK、UK」やっていたのがとてもおかしかった。 アンコールで演るのはコレが初めてのことだという「ハリガネムシ」。「♪お母さんがロクロウくんに差し入れをしたオニギリの具はヒジキじゃなくて…」
「♪ハリガネムシ、ハリガネムシ!」ベースを持ち替えたロクロウくん、「それはイヤだ!ヒジキがいい!」と言わんばかりの激烈ソロ!ボトルネックを交えてソロをタップリと!シンセサイザー・ソロ。
稲益さん、特等席!
最後の最後まで気合の入ったドラミングを聴かせてくれたマスヒロさん!イヤ~、今回も満員のお客さんと一体となって盛り上がった~!NATALドラムスもご紹介頂きました!次回のシルバーエレファントは8月3日。
今から楽しみだ!
金属恵比須の詳しい情報はコチラ⇒Kinzoku-Yebis Office Web
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