田川ヒロアキ~MUSIC TRAVELING 2025 <前編>
去る5日、故郷の下関で大凱旋コンサートを開催して成功を収めた田川ヒロアキ。
それよりひと月前にお邪魔したのが久しぶりのヒロアキくんのバースデイ・ライブ…じゃないんだよ、コレが!
下はそのライブの告知資料。
どこをどう見ても「バースデイ」の「バ」の字もなければ、「誕生日」の「誕」の字もない。
あるのはデカデカとした『MUSIC TRAVELING』という14のアルファベット。
そのアルファベットとは…
「ミロスラフ・ヴィトウス」の「M」
「ウルフ・ワケニウス」の「U」
「サン・ラ」の「S」
「アイク・ケベック」の「I」
「セシル・テイラー」の「C」
もういいか…ああ、全部やりたいナァ。
こういうのは「フォネティック・コード(phonetic alphabet)」といって、NATOあたりが定めたモノが世界標準になっている。
例えば「m」は「MikeのM」、「UniformのU」とか…。
上はもちろん私が作った「ジャズ版フォネティック・コード」なんだけど、我ながらオモシロイと思ったのは、私は「I」に「Ike Quebec」というテナー・サキソフォニストの名前を当てたが、NATOは「Q」にカナダの地名の「Quebec」を当てているのだ。
オモシロイね~…ツマんないか?
とにかく、このショウこのライブの建付けは「バースデイ・ライブ」ではなくて『MUSIC TRAVELING』なのだ!
ああ、また「Go Toトラベル」やってくんないかな…。
ちょうどアレをやっている時にヒロアキくんを取材で萩へ呼んでもらったんだっけ。
あの時も楽しかった!会場はいつものバースデイ・ライブと同じ芝浦のレストラン「ピアシス」。
でも今回はバースデイ・ライブじゃないから。…って、会場内は完全に「バースデイ・ライブ」仕様じゃないの~!
どうなってんだ?
この辺りについては<後編>の最後の方でヒロアキくん自身が説明してくれます。誕生日の祝い花の数々。
みんなバースデイ・ライブだと思っているんだな?ヒロアキくんの誕生日は、この日の2日後の6月9日、いわゆる「ロックの日」。
何か歴史的にこの日に大きな出来事が起こっていないか調べてみたが…どうもないね。
約2000年前にローマのネロがオクタヴィアと結婚したとか…。
コレはヒロアキくんには不向きだけど、ちょうど160年前に徳川家茂が2回目の長州征伐で江戸を出発したとか…。
イヤ、あった!
1915年(大正4年)の6月9日にレス・ポールが誕生している!
ヒロアキくんにピッタリじゃん?!
それじゃ~、自慢してもよかですか?下の写真。
左は私が持っているレスポール・スタンダード。
この写真を持って1996年にニューヨークへ行って、「イリジウム」というクラブに出演していたレス・ポール本人に見せた。
ホンのごあいさつ程度だったが言葉を交わし、この写真を見せるとレスは「ああ、キレイなギターだネェ」と言って裏面にサインをしてくれた(私が頼んだんだけど…)。
それが右の上。
もちろんショウをジックリと拝見したが、レス・ポールが出す美しい音色に驚いた。
ヒロアキくんがMarshallのクリーン・トーンで弾く音色と同じぐらいキレイだった。
下はこのレス・ポールの前の所有者のサイン。
この人はかつてボブ・ディランが通ったグリニッジ・ヴィレッジの楽器店「マット・ユマノフ」の店員で、試奏したところ「うまい、うまい」とホメ上げて私にこのギターを買わせてしまった。
でも本当に良いギターで後悔はまったくしていません。
自慢脱線終わり。この日の屋台村のようす。
バラエティに富んだ品ぞろえになりましたナァ。
定刻となり『MUSIC TRAVELING』がスタートした!
田川ヒロアキ
石黒彰
寺沢功一
そうる透
1曲目は最新アルバム『THE ROAD SEEKER』のオープナー「Open Road~旅のはじまり」。
そう、音楽の旅の始まりなのだ!今日のヒロアキくんの「Marshall号」はいつもとチト違う。
アンプ・ヘッドはいつもの愛器「JVM210H」なのだが、スピーカー・キャビネットを1x12インチの「1912」2台に替えてみた。
このスピーカー・キャビネットは故小川銀次さんが「世界で一番低音が出る1x12"キャビ」と評価していたモデル。
ケースが小ぶりなので、少々コンボっぽいコンパクトな鳴りとなるが、バランスの取れたほどよい低音の出具合がヒロアキくんのギターの音色を尚一層美しく演出した。
ホントはね、2x12"キャビの「1936」も持っていったんだけど、1912を弾いた瞬間、「あ、コレがいいです!」と一瞬でキメてしまったのです。
JVMにはパワー・アンプがひとつしか搭載されていないので、いくらキャビを2台セットしたところでステレオではありません。
しかし、キャビネット間の距離を取ることで、会場内に広くヒロアキくんが奏でるMarshallの生音が届けられた。続けて『FACE』収録の「ZERO」。
透さんの景気のよいカウントからスタートする疾走感溢れるリズムに…早くもお客さんたちがノリノリ!
てらちんと…
石黒さんの鉄壁のバッキングに乗って…
ヒロアキくんがノビノビとメロディを歌い上げ、必殺のソロをブチかます!
やっぱり旅の出発はこうして賑やかでないとね。
湿っぽい旅立ちはまっぴらゴメンだ!「皆さん、こんばんは~!ようこそお越し頂きました。
今年も始まりました『MUSIC TRAVELING』…皆さんのお越しをメンバー、スタッフ一同でお待ちしておりました。
我々との音楽旅行をゼヒとも最後までお楽しみください。
一緒に乗り物に乗ったり、景色を見たり、皆さんそれぞれがご自由に感じて楽しんで頂けたらうれしく思います」「では、さっそくこういう乗り物に乗ってみようかなと思います。
透さんのカウントで一斉に行きましょうか。
まず田町から出発しますましょう…電車だぁ~」
「こういう乗り物」って電車か!
ピアシスの最寄りの駅は山手線の田町なのです。
そういえば昔はコレ、「やまてせん」って言っていた。
いつ「やまのてせん」に読み方が変わったのか調べてみてドッキリ!…1971年3月だってよ!
いい加減古いナァ、私も。『ようこそ田川ナイトへ』から「Train」。
♪ダダンダダン…
♪ドドンドドン…
電車の鉄輪がレールのジョイントを通過する時の音を模したイントロが楽しい。
この曲にはとても印象に残っている演奏がありましてね…2014年3月、高円寺のショウボート。
それと、ヒロアキくんは2010年から2012年まで生産していたMarshall初のデジタル・アンプ「JMD:1」を愛用してくれていて、「Denbigh Road Run Down」というウェブサイト用のデモ・ソングを作ってくれた。
「Denbih Road(デンビー・ロード)」というのはMarshallの本社工場の前の道のことね。
「Train」はその曲と雰囲気が似ていて、いつも思い出してしまうのだ。
ヒロアキくんと2人でJMDのスピーカーを入れ替えたりしたこともあったっけナァ。
思い出はいつも楽しい。「石黒さんのソロ駅」を過ぎるともう終点。
「ふくしま~、ふくしま~」
エエエ!ずいぶん遠くまで来たな~!
田町から福島まで296kmだぞ!『FACE』から「Spacecraft」。
いきなり山手線から宇宙船!ギターとキーボーズの掛け合いで進行するサビのメロディがとても印象的だ。
メロディアスにまとめ上げたソロが曲全体の雰囲気にマッチし、最後は短いながらも強烈なカデンツァで締めくくった。
「ありがとうございます。
というワケで続けて私の曲を聴いて頂きました。
お持ちの方もいらっしゃると思いますが、コロナ禍の時に作った『FACE』と、昨年は『THE ROAD SEEKER 』というアルバムを続けてリリースしました。
私はCD他、過去に10何枚かの作品を発表していますが、おかげ様でこの2枚が1番売れているアルバムになりました。
本当に皆さまのご協力のおかげでございます。
今演った『Spacecraft』は『アストロサーブ』という会社のテーマ・ソングとして作った曲です。『FACE』も『THE ROAD SEEKER』も結果的にワリとこうしたテーマ曲とかタイアップ曲が多く収録されている感じに仕上がりました」「『FACE』の制作がコロナ禍の頃から始まったので、ミュージシャンとスタジオにこもって…とかいうことがなかなか出来ませんでした。
そこで1人でスタジオでドラムを叩いて、ベースを弾いて、歌って、マスタリングも自分でして…もう2度と演らない!というぐらいコレがスゴく大変だったんですが、ウッカリもう1回『THE ROAD SEEKER』でもそれをやってしまって!
結局懲りていないんじゃないか?とか、学習能力がないとか言われています。
ま、ナニかを作ること自体は子供の頃から好きではありました。
待っていてくださる方がいらっしゃると思うとガンバって作れるんですね。
アルバムの制作はそういう感じでしたが、今日はこんなに素敵なメンバーが揃ってサポートしてくれています。
そこでメンバー紹介をしたいと思いますが、今年はチョット趣向を変えて私が担当楽器を言いますので、皆さんでその楽器の担当者の名前を答えてください。
そういうお客さん参加型のメンバー紹介です」「恥ずかしい…」
「みんな『てらちん!』って言ってるじゃないの~。
はい。大きい声でね。オン・ベース!…」お客さんから元気よく「てらち~ん!」の呼び声がかかった。
「皆さん、ありがとうございます!寺沢です…よろしくお願いします」
てらちんはもう100本を数える『ベース1本一人旅』というソロのツアーを展開していて、話題がそのことに。
「田川くんの曲も演奏させてもらっています。
田川くんの悪口を言っています」
と冗談を交えながらのトークを展開。「次は透さんですが、『オン・ドラムス』の次に皆さんからどう呼んで頂くのが一番いいのかな?と思ったんですが…『とおる~!』がいいのかな?」
透さんのOKが出て…「オン・ドラムス!」「とおる~!」
透さんはヒロアキくんのほぼ初めてのソロ・ツアーでドラムスをプレイした長いおつきあい。
10連チャンで全国を回ったこともあった。
「ネ~、10連チャン懐かしいね!」
1月に仕上がったという新しいドラム・キットを紹介。
時折ココに書いているけど、私も透さんとは長くて、初めて見たのは45年ぐらい前の池袋のパルコの屋上だった。
初めて仕事でご一緒させて頂いたのは、私が台本を書いて2001年に今はなき六本木のスウィート・ベイジルで開催したジルジャン・シンバルの記念イベントの時だった。
だからもう24年。
透さんは全国を回られて珍しいMarshallを見つけると今でも「ウッシ~、こんなMarshall見つけたよ~」と写真を送ってくださる。
私の家内は家内で、この日全く止まらないセキに苦しんでいると、透さんがその様子を見るに見かねて「コレ、効くよ~!」といくつもアメを分けてくださった。
何でも「OKストア」で売っているというプロポリスのアメで、実際家内はそのアメに助けられた。
翌日、さっそく浅草のOKストアにそのアメを買いに行っていたわ。
この場をお借りして…透さん、ありがとうございました!
来月は葉山でよろしくお願いします。「今日は以上のメンバーで…」
「オイオイ~!」…という定番の展開から「あきら~」と紹介された石黒さん。
「ありがとうございます。
コレ1年に1回なんですよ…誕生日だから当たり前ですね。
帰って来たって感じがありますね。
田川くん、もうすっかり立派になられて…。
こんなにちっちゃい時から…それを思うともう感慨深いですよ」
こんな具合に気心知れた仕事仲間同士で好き勝手なことを言い合う楽しいトーク。「コロナ禍の頃、皆さんも経験があったかと思いますが、その時にナンとかして音楽を作りたいと思って作曲しました。
それが次の曲です。
私は3歳の頃には太陽の光がちょっと目に痛いぐらいの記憶はあったのですが、虹を見た記憶がありません。
虹には7つの色がついていて、言葉から仕組み的にはナンとなくわかるんですが、実際にはどういう風になるのかな~?と思ってマネージャーの美瑞穂に色々と教えてもらい、虹の様子を想像しながら作りました。
赤とかだいだい色とか、青とか…虹の7つの色をドレミの絵具のようにして曲を彩ってみようと思いました」ココでヒロアキくん最初の歌。
曲は『FACE』から「ニジノート」。正式音源は琴や他の和楽器まで取り入れて凝った作りとなっている愛らしい1曲。
歌のメロディのパターンを減らしたことで、反対にその歌のメロディの印象がグっと強くなった。コロナの真っ最中、東京都が主催した『アートにエールを』というキャンペーンに出品。
ナンカあれもモノスゴク昔のことのように感じるネェ。
私はこの曲が好きで「田川バラード」を代表する1曲だと思っている。続けて元スティーブ・ミラー・バンドのボズ・スキャッグスの1曲。
ボズといえばまず「We Are All Alone」だわネェ。コレはギターでメロディを歌わせることにかけては大名人のヒロアキくんにもって来いの1曲。
音がまたヨカッタ!石黒さんのメロウなエレピのソロを交えながら…
最後の最後まで名曲のメロディをギターで丁寧に、そして切々と歌い上げた。
ボズ脱線。
1971年のボズのアルバム『Boz Scaggs & Band』に「Here to Stay」という曲が収録されている。
この曲って四人囃子が日本のロック史に残した名曲「Lady Violetta(レディ・ヴィオレッタ)」と丸々全くコード進行なのね。
この曲を収録したアルバム『ゴールデン・ピクニックス』の発表が1976年なので四人囃子の方が後追いになるのだが、ボズは歌モノ、四人囃子はインストゥルメンタルで曲の雰囲気はかなり異なる。
ボ~っと生きていたら恐らくわからないだろう。
ところが、コピーしてみるとコード進行だけではなくてキーも同じなのだ。
コレはどういうことかと言うと、全くの偶然なんだって。
作曲した森園勝敏さんご本人がおっしゃっていたので間違いはあるまい。
ま、コード進行としてはアリがちなパターンではあるんだけどね。
個人的には四人囃子の方がズッと好き。
ボス失脚す…ナンチャッテ。 「ありがとうございます。
色々なメニューでお届けしております今年の『Music Traveling』です。
皆さんに景色を思い浮かべて頂くにはどういう風にするのがいいかな?と考えました。
私も旅をするのが好きですし、美瑞穂と2人でギターを持って全国を回ったりする中で、こういうことを仕事にできるというのは幸せなことだナァとタマに思うワケです。
そして各地で待っていてくださる方にがお会いできるのは何よりも大きな楽しみなんです。
そして、東京に戻って来るとこうして大勢の方に集まって頂けて…つくづくうれしく思いました。
ありがとうございます!
ココで終わりかい!? みたいな感じですけれども…」「先ほど2枚のアルバムの話をしました。
『FACE』は2022年のリリース、その後に『THE ROAD SEEKER』を作りました。
私は『マツダファンフェスタ』のようなサーキットとかレース場のイベントによく出演しているんですね。
そこで乗り物とかレースをテーマにした曲を集めたCDも作っちゃおうと思って出来たのが『THE ROAD SEEKER』です。
私はこのアルバムのタイトルがすごく気に入っていまして…実は私がずっと長年愛用してるギター・アンプのMarshallの牛澤さんに考えてもらったんです。
皆さんはもうお馴染みかと思いますが、Marshall Blogを執筆している某牛澤さんですね。
『道の探求者』…ね。まさに私そのものだナァと。
私だけではなくて、皆さんもきっとそうだと思いますし、毎日色んな道を模索して明日に向かっている。
この共通点からもすごいくいいタイトルだなと思っています」
ご紹介ありがとうございます。うれしいことに、私は時折ミュージシャンの皆さんからバンド名とか曲名とかのご相談を頂戴するのね。
「THE ROAD SEEKER」の命名についてはオモシロがって「短編小説」に認めたけど、美瑞穂さんからご相談の電話を頂戴して、彼女の「ああでもない、こうでもない」という誘導尋問に引っ掛かる感じで「じゃ、ROAD SEEKERってのはどうよ?」とツルっと出て来たように記憶しています。
今でも活躍しているバンドの名前のアイデアを乞われた時は30個近く考えたからネェ。
今回は美瑞穂さんの話の持って行き方がウマかったに違いない。
コレが『THE ROAD SEEKER』。
ジャケットのデザインは『Ave Maria』や『THEME PARK』、『Sky』を手掛けた「梅村デザイン研究所」の作品。
やっぱりいいデザインだね。
ちなみにD_Driveのセカンドアルバム『DYNAMOTIVE』も梅村デザイン研究所の作品で、イタリアの音楽雑誌から「ステキなデザイン」とおホメの言葉を頂戴したんよ。「では、続いて今度は皆さんと一緒に空の旅をしてみたいと思います。
私の郷里である下関の海上自衛隊には飛行機の勉強をしてパイロットを目指す学生たちの『ホワイト・アローズ』というアクロバット飛行のチームがあります。
3年ぐらい前に作ってそのチームに提供した曲で、これがアメリカ他の番組のエンディング・テーマになったりとかしておりまして、私自身はまだ行ったことがありませんが、最近ではカナダとか、ハノイとか、世界の色んなところに私の曲だけが行っています…後は本人が行くだけだ!みたいな?」曲はアクロバット飛行のチーム名をそのまま冠した「WHITE ARROWS」。
急上昇、急降下、急回転しながら大空を優雅に飛ぶWHITE ARROWSの姿を描く。
今、てらちんが急上昇中!そしてアクロバチックなギター・ソロで急降下!
大空を飛び行くヒロアキくん!
「それでは前半の最後にもう1つ海外に行った曲を聴いて頂きます。
皆さんに参加して頂くパートがあります。
実は次の曲はカナダ人とか日本人とか多国籍の100人以上のメンバーで構成しているカナダのよさこいチームに提供した曲です。
今、結構流行っているらしいんですが、日本語と英語の歌詞を現地の人たちが作って私がそれに曲をつけました。
曲の途中でみなさんとの掛け合いのパートがあります。
例えば私が『笑え!』とが歌うと皆さんは『スマイル!』と叫ぶ。
その後に、『叫べ!』と歌ったら皆さんは『シャウト!』。
そして『踊れ!』は『デァンス!』…この3つです」するとてらちんがひと言…「デァンスでいいんでやんすか?…デァンス、デァンス」
ずっと「デァンス」と言っているてらちんにお客さん大爆笑。「はい、というワケでこのバンドが和風の曲を演奏したらどうなるか?
とにかく適当に付いて来てくれれば…そんな感じでお楽しみください!」「ところで『デァンス』の発音の話はどうなっちゃったの?」
まだ言ってるてらちん! 透さんのカウントに続いて三味線で奏でるリフが飛び出した。
曲は「APPARE YOSAKOI VANCOUVER(アッパレよさこいヴァンクーバー)」。 三味線とてらちんの豪壮な低音でリフが奏でられると…
ヒロアキくんの力強い歌声が響き渡り…
曲は予想外の展開を見せる。
「バンクーバーは雨が多い。それではお手を拝借!」
『マイ・フェア・レディ』かと思ったら…ココで完全にお祭りムードに!
そして「踊れ!」
「デァンス!」
おお~、キマった!前半を締めくくるにふさわしい盛り上がり!
Marshall Blogで毎回レポートしている『がんばっぺ福島』の司会でおなじみの無洲の会長、浅野さんに手を引かれてステージを降りたヒロアキくん。
ン?ナニかあるのかな?「ありがとうございました~!」
振り向くとこんな仕掛けが!
果物を満載したワゴンでヒロアキくんのバースデイをお祝いしたのだった!
今日はバースデイ・ライブではないんですけど…ま、いっか!<後編>につづく
(一部敬称略 2025年6月7日 レストラン ピアシス芝浦にて撮影)