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2023年3月16日 (木)

直訳ロッカー 王様『ツェッペリン研究会ライヴ 』<前編>

 
この1月、10年ぶりにお邪魔した王様のライブは『深紫研究会』だった。
それから1カ月もたたないウチに今度はレッド・ツェッペリンの研究会を開催するというではないか。
パープルやってツェッペリンやらず…なんてことはできないでしょう。
ということで直訳ロッカー王様の『ツェッペリン研究会ライヴ』に行って来た。
最高にオモシロかった!
前回と同じく、今回も自分の研究結果を交えてつぶさ(Blow by Blow)にレポートしてみたいと思う。

10v
いつも通りエルガーの「威風堂々」でステージに上がったメンバー。
50_2さっそく私の研究結果発表から…。
ココはロンドンの中心からチョット北のセント・ジョンズウッドという地下鉄の駅から歩いて7~8分の世界一有名な横断歩道。
ココは結構な交通量でネェ。
ココは歩行者優先が厳しく定められた横断歩道なので、世界中から集まって来ては4人で横断されるのは車にとってはエライ迷惑なのだ。
コレの向かって左にあるのが…15世界一有名であろうレコーディング・スタジオの「アビィ・ロード・スタジオ」。20その玄関の左の壁についている緑色のプラークには…
「サー・エドワード・エルガー 作曲家1857-1934  1931年11月12日この設備をオープンし、レコーディングを行った」と書いてある。
40この人がサー・エドワード・エルガー。
「威風堂々」の作曲者だ。
イギリスには歴史的に有名な作曲家が少ないのでかなりのヒーロー的存在。
ヘンデルは元はドイツ人だし、他と言えばホルストとブリテンぐらいだもんね。
そのエルガー、もちろんスタジオのオープンに当たっては「威風堂々(Land of Hope and Glory)」を演奏した。
ところで、アビィロード・スタジオはビートルズのために作られた施設では全くない。
ロンドンにフル・オーケストラとお客さんがスッポリ入って演奏し、録音する設備がなかったので、EMIが一念発起して建設したスタジオなのです。30v一般の人は中に入ることはできないが、今はもう完全に観光地化していて、グッズショップまで作っちゃいやがんの。
昔はセント・ジョンズ・ウッド駅の売店でビートルズ・グッズをチョコッと売っていただけだったんよ。
コロナの前の年に行った時、せっかくなのでガイドブックを買って来た。35「威風堂々」といえば、毎年年末にロイヤル・アルバート・ホールで開催されるニュー・イヤー・コンサートのハイライトで演奏され、満員のジイさん&バアさんが腰に手を当てて、膝を曲げ伸ばして踊るシーンが有名でしょ?
他でもイギリス人はナニかの儀式があると必ず「威風堂々」なワケ。
そんな具合なので「威風堂々」は「God Save the King」に次ぐイギリスの「第二の国歌」ぐらい大切な曲なんだけど、コレには強力なライバルがいる。
それはエマーソン・レイク&パーマーの『脳ミソサラダの外科手術(Brain Sald Suegery)』でグレッグ・レイクが朗々と歌い上げている「エルサレム(Jerusalem)」。
コレ、ELPのオリジナル曲ではありませんからね。
で、皆さんはどっちの方が「第2のイギリス国歌」とされていると思いますか?
コレ、気になって実際にマーシャルのイギリス人数人に尋ねてみた。
結果は…「エルサレム」。
ウィリアム・ブレイクの歌詞が影響しているのかも知れないね。
「威風堂々」より「エルサレム」の方が「第2のイギリス国歌」という研究結果でした。Bss2 「お待たせしました~!
ようこそお越しくださいました。
ワタクシ、洋楽ロックを日本語に翻訳し続けて27年…この恥ずかしいカッコをして27年。
今年で63歳。
直訳ロッカー、王様です。よろしくお願いします。
今日はレッド・ツェッペリンをタップリ2時間、日本語で、ヤ~ナ雰囲気で、後味最悪で演ります!」
60_2「変な日本語訳がタマに入ってますからねッ。
でも本物の来日公演の時に王様の日本語で口ずさんだりしたら周りから白い目で見られますからね。
例えばガンズ&ローゼズの『Welcome to Jungle』ね。
オレは『♪ニー、二―!』のところを『♪ヒザッ、ヒザッ!』ってやってるの。
ガンズのライブで『♪ヒザッ、ヒザッ!』ってやったら『なにコイツ?』って思われますよねッ?」
80v_2「そういう感じでオレの日本語が耳に残るようであって欲しいですよねッ。
レッド・ツェッペリンですから、そういうことがいくつかあるかもしれませんけどねッ。
王様という濾紙を通して自分だったらこう言うな…みたいなねッ。
言葉を選ぶ難しさって言うのがありますからね。
そういう所を経て絞り出されたレッド・ツェッペリンの日本語バージョンですからね。
それは違うだろ~!みたいなことがいっぱいあるかもわかりませんが、そういう気持ちで心を込めたおもてなしをしたいと思います」
70今日も「王様お笑いトリオ」の一員として活発な王様のフリを受け止めるリョータくん。
80「早く結婚しろ」とか色々イジられていたけど、リョータくんは王様と活動を初めて10年経つんだって!
ビックリ!
私が10年前に熊谷まで王様のライブに行った時には故渡辺英樹さんがベースを弾いていたので、あの後すぐぐらいから一緒に演っているということか?
90v_2長いオープニング・トークが終わったところで…
「先ずはファースト・アルバムから『人生ラクもあれば苦もあるさ』いってみよう!」110もちろん曲は「Good Times, Bad Times」。120_gtbtさっそくこのポーズ。
今日の王様はコレ専門!130vベースは寺沢リョータ。140v_2ドラムスは乙部ヒロ。150vレッド・ツェッペリンを演るからには…160当然Marshall!
JCM900 4100と1960A。170v足元のようす。
今日も時計を置いてパンクチュアルな進行を心がける!180さっそく私の研究結果第2弾。
ココはロンドンの西の中心ウエスト・エンドのソーホーにある中華街。190その入り口近くにあるこのビル。

200vごく普通の中華料理屋に見えるが、ココはごく普通の中華料理屋。
ところが、ごく普通の中華料理屋とワケが違うのは、レッド・ツェッペリンの4人はこの地下で初めてリハーサルをしたそうだ。
スタジオかなんかあったのかどうかはわからないが、予約表には「齐柏林飞艇」と記名してあったとか、ないとか…ないよ。210「じゃあ、セカンド・アルバムにいくよ!
『Ramble On』…抒情的な歌だね。
コレとか『Out on the Tiles』とかね。なんか、だいたいツアーの曲だね。
オールマンブラザーズの『Ramblin' Man』とかね…♪ピロピ~ってね。
グレイトフル・デッドとか、オールマンブラザーズとか、みんなツアーからツアー。
アメリカは広いからね」
220「そういうオレはもう、旅、旅、旅、音楽…みたいな。
この『Ramble On』もまた旅が続いていく…っていうかね。
ライブ・ツアーは続くっていうことだね。
そのライブの先々で色々な人と知り合いって…ねッ。
これからだぜ、リョータも」Img_5315 セカンド・アルバム収録の「旅は続く(Ramble On)」。250v_roレッド・ツェッペリンにカッコいい曲は数多くあれど、この曲ってかなり上位に入るのではないか?と個人的に思っている。260そのココロは何と言っても「♪ラブロン!」の後のドラムスと…270vベースのキメね。
このアルバムでいうと「Lemon Song」もそうなんだけど、JPJって本当にカッコいい。
私は2度ほど会って会話をしたことがあるんだけど、大人しくて実に感じのいい人だった。280v_2私の研究結果第3弾。
Marshallの50周年の時、すなわち2012年の秋に2週間ほどイギリスに滞在した。
いつもロンドンばかりなので、地方の都市にも足を伸ばしたかったのだ。
その時に行き先のひとつがニューカッスル。
1968年10月4日、かつて下の写真の場所にあったとてもゴージャスなクラブ「The Mayfair Ballroom」でレッド・ツェッペリンは初めて人前で演奏した。
この時、The New Yardbirdsの名前でブッキングされていたが、バンドはツアーから戻って空中分解。
この出演契約を消化するために、ジミー・ペイジが代わりに新しく結成したバンドで舞台に上がった。
その時からそのバンドが「レッド・ツェッペリン」となった。
セットリストはツェッペリン・ナンバーだったそうだ。
ウィキペディアをはじめ、この辺りは色々な情報が交錯しているようだけど、私のはイギリス仕込みです。290ニューカッスルに行った足で友人の地元のサウスシールズという小さな港町へ赴いた。
小さな町とは言え、1950~60年代は炭鉱と造船で大いに栄えたところで、モハメド・アリ(当時カシアス・クレイ)とジミ・ヘンドリックスが来たことが自慢。
下の写真の場所にあった「Cellar Club」という店でジミヘンやクリームが演奏した。
スゴイね。300そのサウスシールズの週末の夜。
ロンドンの真ん中は別として、イギリスは週末になるとパブにバンドが入って、男性はエール、女性はジンを片手にワイワイやりながらみんなで古のロックを歌うのが楽しみのひとつ。
もうオジさん&オバさんで盛り上がっちゃってスゴイんだわ。310_2で、店に入ってビックリ!
ナニを演奏しているのかと思ったら「Ramble On」だったの。
オジさんもオバさんもみんなで「♪ラブロン!」ってやってんだよ。
本家でもそう演奏する機会がなかったというこの曲の実演を北海に面した小さな港町で耳にするとは!
他にThe Whoの「The Seeker」なんかを演っていた。
こうしたロックは彼らのモノであることをモノスゴク実感したね。
日本と音楽の状況が全く違う。
もちろんギターアンプはMarshallでした。
320で、この時のことを思い出して事前にリョータくんに「Ramble on」をリクエストさせてもらった。
そのリクエストを王様にかなえて頂いたのかどうかはわからないが、日本語歌詞で聴くことができてうれしかった!0r4a0104 「旅をすると色んな人と出会うからねッ。
オレなんか全部の都道府県に領土があるよ。
それでそこに行けば必ず家来がいるからね」
380v「次は『移民の歌』だよ。
「移民の歌」は、オレたちには海賊のDNAが流れていて、これからアメリカへ、アメリカへ、みたいなね。
今オレたちは、船ではなく飛行機というモノに乗って、ロックという武器で海賊のようにアメリカから金銀財宝を奪い取るぞ!イザ、戦いに行くぞ!という歌。
これから突撃するぞ!って歌っているんだねッ」240「2週間前のディープ・パープル研究会で最後に『Smoke on the Water』を演ったね?
アレは『Smoke on the Waterをアレンジしてみよう!』の研究発表でした。
四畳半バージョン、ボサノバ・バージョン、そしてスモークオンザ音頭と3つのアレンジで演ったんですよね。
もうイヤイヤ演りましょう」
Img_5446「イヤイヤ、ちゃんと演奏しますけどね。
まずはこういうバージョンでどうでしょうか?
コレは去年のサッカーのワールドカップを見ててね…やっぱりブラジルだ!と。
あの暗さが全くないバージョンの『移民の歌』も良いんじゃないかと。
『移民のサンバ』ねッ!」
340乙部さんの繰り出すサンバ・ビートに乗って…Img_5355 「♪あ~あ~あ~」
370サンバに欠かせないホイッスルはリョータくんの担当。
ムズカシかったって。
350v「夏はみんなでコレで踊ってもらってリオのカーニバル状態!
それじゃあ、もう1個。
コレが出来るか?!っていうねッ!
それじゃあ乙部さん、お願いします」
100v♪ドンドンドンカラカッカ。
やっぱり出て来た「音頭バージョン」。
360「♪あ~あ~あ~、ア、どっこい」
400「♪あ~あ~あ~、ア、どした」
410「♪寒い国からやって来た~」
完璧!
420…ということで普通の「移民の歌」。440_is「♪寒い国からやって来た~ 白夜の大地に温泉が湧き出る」
コレは昔から演っている王様のレパートリーのひとつで、はじめて聴いた時からこの冒頭の歌詞が耳にこびりついてしまった。
ロバート・プラントはホントにこういうことを歌ってるのよ。450v_2研究結果の第4弾。
この曲の歌詞に「Valhalla(ヴァルハラ)」というのが出て来て、王様は「ワルハラの神殿」と訳している。
この「Valhalla」というのは「兵士が戦いで死んだ後に行く場所」というノルウェイの言い伝えなのだそうだ。Img_5442 ナンでコレを知ったのかというと、つい最近facebookを通じて「Yeti Valhalla(イェティ・ヴァルハラ)」というカナダとアメリカの混成トリオ・チームと知り合ったから。
リーダーのアダムに直接「Valhalla」に意味を教えてもらったのだ。
12月に来日したので観に行ってみると、コレがすごくいいバンドだったのよ!
6月にまた来日するそうなので、ハードが好きな方は要チェック!
12月のライブのレポートはコチラ⇒YETI VALHALLA(イェティ・ヴァルハラ)にロックの原点を見た!
290_mm ギター・ソロもタップリ!
もうこの王様の表情を見ればどんな演奏だったかがわかるんじゃない?460「それじゃあもう1曲サード・アルバムからね…今度はフザけないよ。
ブルースね。
ツェッペリンはやっぱりブルースをやっておかないとダメですね。
「シンスアイヴラビングユー…現在完了進行形なんだよ。
邦題は『貴方を愛し続けて』。
一途な愛みたいなキレイな物を想像しちゃダメだと…口を酸っぱくして言います。
悪い女に手を出したお前が悪いんだってね。
例の『Heartbreaker』とかね。
好きになった女が、あっちでチョロチョロ、こっちでチョロチョロ…浮気女だったんだよ。
でも、あの女に惚れてしまった。それ以来オレの人生はもうメチャクチャだ!みたいなねッ。
そういう悪い女に惚れてしまった歌…ねッ」
490v「一応設定としては吉祥寺のキャバ譲に惚れてしまったっていう。
で、働いちゃあお金を貢いでいたんだけど、別の男ともチチくりモンぐりしてた。
でも忘れられないんだよ。
で、この曲には1つ提起したい問題があって『オレは毎晩7時から11時まで働いた』っていうんだけど、4時間しか働いてねぇのかよ?って!
それはない。
でも、コレは昼間の仕事ではないのではないか?…と。
ロバート・プラントがハコバンかナニか夜のバンドの仕事していて、夜の7時から翌朝の11時までの30分のステージを何回か演っているのではないか?
普通の果物屋とか八百屋とかで働いてはいないんじゃないか?という見方があるという…ねッ」470v_2あの有名なイントロのギターのフレーズをフェイクした王様。
とてもいい感じ。
そして長いイントロが終わって…500v_sibl「♪ベロベロベロベロベロベロ~!」
本当にこうやって歌った。510vこれには腹がヨジれるほど笑ったわ!
イエ、多くの人がご存知の通り、ホンモノは全然違うんですよ。
ところが、この曲の歌い出しってまさに王様が演ったようなイメージがあって、それをそのまま演ってくれたもんだからメチャクチャ面白かったのです。
0r4a0098 そんな大爆笑のボーカルズをヨソにシリアスでヘビィなリズムを送り込むリズム隊の2人。520vこっちもとてもいい感じ!530v王様のギター・ソロも思い入れタップリの極上プレイだった!
550v_2私の研究結果第5弾…と言ってもコレはまだ研究の途中。
私が考えるにこの「7時~11時働き通し」は朝の7時から夜の11時までだと思う。
多分、昼間に肉体労働かなんかをして、夕方からパプあたりで働いたのではないか?…と推察するのは「11時」という表現。
イギリスは法律で普通の飲食店の営業時間が「11時まで」と決められている。
「11時まで働いた」ということを耳にすると「ハハン、コイツ、パブで働いているんだナ…」みたいなことになる。
一方、ナイトクラブはコレとは別で朝の4時ぐらいまで営業しているんだけど、店が閉まってから午前11時までナニかの仕事をするとは考えにくい。
なので、「朝7時から毎晩11時まで働いているところ」というのが正しい解釈なのではないか?…と思った次第。
一応、音楽業界のイギリス人の友達に確認をしているので、ナニかわかったらどこかで報告します。
 
<調査結果>
実際にイギリス人に確認してみた。
王様が問題提起した「I've been working from seven to eleven every night」は「朝の7時から夜11時まで働いている」のか、「夜の7時から朝の11時まで働いている」のか…
この「working seven to eleven every night」というのはハードな仕事環境を表現する時の一種の「決まり文句」のようなもので、状況は決まって「朝の7時から夜の11時」を指すそうです。
もし、この曲の主人がロバート・プラントで、ハコバンで毎晩夜通し働いているのなら「I sing every night from seven to eleven」のように具体的に歌うのではなかろうか?…というのは私の蛇足。
以上。
Img_9478 「サンキュ~!
チョット入り込み過ぎました。
こういう歌だったんですねッ。
やっぱり、場所を日本にして立場を自分にを置き換えると自分なりのアドリブが出て来ますね。
ロバートだったら、こんなかな~って。
楽しいよ~、奥行きが出るね~。
あんまりわかっていないで演っちゃうとただのモノマネになってしまうんだねッ。
それじゃあ、4枚目」
Img_5446「『黒い犬には気をつけろ』ってね。
こんなことはツェッペリンはしてませんけど、王様は5枚目のアルバムに入っている『クランジ』という曲から犬にブチぶち込もうぜ!という感じでお願いします」560『The Houses of Holy』に収録されている「The Crunge」でスタート。
コレは9/8拍子かな?
乙部さんのシャープヘヴィなドラミングが快感!580_crそこにリョータくんが絡んで…590王様のファンク・ストラミングが入って来る。Img_5509 そして「黒い犬」へ。
コレも昔からのレパートリー。600v_2重要な曲ではこのジミー・ペイジ・ポーズが出て来る。
乗っている証拠だ。
610v_2王様が執拗にこのポーズをキメることを不思議に思ったレッド・ツェッペリンを詳しく知らない家内にライブのDVDを見せたところ、ヒックリ返って笑っていた。
「王様の方がカッコいい!」って。620v_2研究結果第6弾。
この曲はフリートウッド・マックの「Oh Well」が元になっているというんだけど、コレをああいう風にしちゃうのがスゴイね。
「Oh Well」もアホほどカッコいいけど。
ミック・フリートウッドが使っていたパーカッションはウチのNATAL(ナタール)です。
630_ep「前半、後半に分かれた王様のライブの前半の最後です。
最後は「天国への階段」で。
短いバージョンじゃありませんよ。
ショート・バージョンは『天国への脚立』って呼んでいますからね」
640v「この曲も色々な解釈ができると思いますが、王様の解釈は『人生輝けば何してもいいんじゃないの?』的な人がいて、安易に薬に手を出してしまう。
そして、薬で輝いてしまう。
ねッ、1970年代の頃はジャニス・ジョプリンとかジム・モリソンとかジミヘンとかっていう人たちが輝いてはサッサと天国へ行ってしまいましたからね。
そんな、生き方じゃダメだ!というねッ」650『レッド・ツェッペリン研究会ライヴ』の第1部を締めくくったのは「天国への階段」。670v_swh「名曲」の誉れ高い1曲だけあって、演奏するにも気合が入る!680おなじみのギター・ソロもバッチリ!Img_5291 王様がMCで触れたようにフル尺での演奏。690vクライマックスでの迫力がスゴかった!700v_2ひとつずつ歌詞の解説を交えての演奏。
タメになるね~。
後半も楽しみだ!730私の研究結果第6弾。
この曲が収録されているアルバムはイギリスの『CLASSIC ROCK』という60~80年代のロックの専門誌で『ブリティッシュ・ロックベスト100』の第1位に選ばれているんですよ。
レッド・ツェッペリンがやりたかったことのすべてが詰め込まれている…とか。740cdそれにしてもリョータくんのアンプの上に置いてある「テルミン」が気になる…。
 

王様の詳しい情報はコチラ⇒王様のROCK'N'ROLL TOWN

750 

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120

200(一部敬称略 2023年2月1日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)