Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

« D_Drive in KADARE~『DYNAMOTIVE』リリース・ツアー in 由利本荘<前編> | メイン | 3 stArs Anniversary~茜音愛ファースト・ワンマン・ライブ »

2022年10月 7日 (金)

D_Drive in KADARE~『DYNAMOTIVE』リリース・ツアー in 由利本荘<後編>


秋田のD_Driveのレポートの<後編>はYukiちゃんのMCから。
「どうもありがとうございました。
発表の時期はバラバラですが、私たちの最新作『DYNAMOTIVE』に収録されている3曲をお届け致しました。
今回のアルバムはタイプの異なる曲が集まった盛りだくさんの内容で、あたかも我々が作る『音楽のビュッフェ』のような作りになっております。
ま、この「ビュッフェ」という言葉は英語圏では「フェ」にアクセントを置いて「バフェ」なんて発音しますが、我々は日本風にいきましょう。
そう、次はそのバフェの中から特に『日本テイスト』の強い曲をお送りするんですが、演奏する前に作曲者のSeijiさんに解説をしてもらいましょう」
10v_2「これから演奏するのは『U-Me』という曲です。
ヘボン式ローマ字で『Ume』と書いて『ユーミー』と読みます。
そう『アナタとワタシ』の『ユーミー』です。
コレ、西の方に行きますと『You Me』と表記する広島が本社の『ゆめタウン』というショッピング・センターがあるんですけど、それとは全く関係ありません。
我々の『ユーミー』は文字通り『梅』をテーマにした曲です。
…というのは、日本人ってやっぱり桜が大好きで、『桜』に関する歌はゴマンとあれど、『梅』に関する曲って思いつかないんですよね。
『みんな梅干したべるやろ?』、『梅酒飲むやろ?』と思うんですけど…。
『梅仁丹』なんてよ~食べたもんでしたけどね。
『小梅ちゃん』だって、『男梅』だってあるのに梅の歌がないんですよ。
『ほな作ったろか』と思って作曲しました。
で、『梅』といえばやっぱり日本のテイストを組み込みたいと思いまして、最初のリフは『陰旋法』と呼ばれている日本の五音音階…『ペンタトニック』ですね、コレを取り入れました。
そして、それとは対照的なセンチメンタルなメロディを組み合わせて作ってみました。
アイ~ン!」
ナゼかアイ~ンで締めくくったSeijiさんの曲解説。20vそして『DYNAMOTIVE』から「U-Me」を演奏した。
まずはSeijiさんがMCで触れたセンチメンタルなメロディから…。30v_um陰旋法の独特なリフへと進み、D_Driveならではの世界を由利本荘の大ホールに構築した。40すると、今度はカダーレに冷たい雨が降った。
Yukiちゃんが哀愁のメロディを奏でる「Unkind Rain」だ。
65v曲が進むにつれて「非情の雨」が吹き荒れて曲はクライマックスを迎える。60_2Yukiちゃんの熱演が観客の感動を誘った。50_ur続けて「Lost Block」。
コレも久しぶりだナァ。
イギリスや上海ではよく取り上げられたものだった。
70_lb
早くまたイギリスで演奏したいね~!
何せイギリスのレーベルと契約しているんだから!
80_2「ありがとうございました。
『DYNAMOTIVE』から1曲、そして世界デビュー・アルバムの『MAXIMUM IMPACT』から2曲お聴き頂きました。
さて、秋田といいますと…私たちは『感謝の47都道府県ツアー』でお邪魔して以来です。
アレは昨年の10月17日のことでした。
その節は色々とお世話になりました!
皆さんもご存知かと思いますが、あのツアーは半年ぐらいで終わる予定だったんですが、マァ色々とありまして…ナント、完結するまでに足掛け4年を要してしまいました!
もちろんその『色々』のメインはコロナのせいだったんですが、他にも予期せぬことが起こりましてね~。
でも約1年ぶりに無事にまた秋田にお邪魔することができて大変うれしく思います。
そして、このような素晴らしい会場をご用意頂きまして感無量でございます。
ショウは後半に入りますが、最後の最後まで気合を入れた演奏をお送りして皆さんと楽しい時間をわかち合いたいと思っておりますのでよろしくお願いします!」90v_2ギターを持ち替えた2人。
ココはドロップDゾーン。
まずは『DYNAMOTIVE』に先駆けて配信リリースされた「古き良き街(I Remember The Town)」。
ラジカセでギターを弾いた時の音を模したイントロ。
今日も完璧に再現。
イコライザーの操作だけで作ったサウンドだ。100_irtストレートなロック・ビートが魅力なこの曲、この火の玉リズム隊の2人が作り出すグルーヴが不可欠だ。120次も『DYNAMOTIVE』から「Get Away」。130_gaコロナ禍が生み出したYukiちゃんの新しい曲。
シンプル極まりイントロからブッ飛ばしまくる、Yukiちゃんの思い切りの良さをサウンドにしたようなゴキゲンなドライビング・ナンバー!140目も覚めるような激烈ドラム・フィルが導くのは「GEKIRIN-逆鱗-」。
コレも久しぶりだな~。150_gr今日もD_DriveのDrop-Dコーナーは『Dynamotive』からの曲を含めてDynamicにDriveしたゼ!DoんなもんDaい!160v「ありがとうございました!
今日はタップリとお時間を頂戴しまして新旧のレパートリーを取り混ぜてお送りしていますが、ココからは最後までは『DYNAMOTIVE』の曲をお届けしたいと思います。
ところで、今回も『DYNAMOTIVE』に関連しているグッズを制作しましたので、是非そちらの方もご愛顧くださいませ」

165D_Driveの「だるまさんがころんだ」の出だしはメジャー9thのサウンド。
イントロで演じるストップモーションがトレードマークのナンバーは『DYNAMOTIVE』のオープナー「だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)」。_dsc3010 イギリスでは「Grandmother's Footsteps」という曲名になるとかならないとか…。
ハイ、Yukiちゃんも動いちゃダメよ。170v_rlgrそして、このシャープなメロディ!
ドラマを音にしたような旋律だ。180v秋田でも「だるま」と組曲のようにして演奏した「Begin Again」。
この流れはヤッパリ最強だ!190_baD_Driveの10周年のタイミングで発表された曲。
それから早くも3年が経過して今では重要なスタンダード・ナンバーとなった。200_2ココで7弦ギターに持ち替えていよいよ最後のセクションに突入した。
まずはYukiちゃんの哀愁のメロディから「Be Yourself」。
210_byコロナ禍にテーマを求めたこの曲はすぐにおどろおどろしいヘヴィなリフに移行する。
7弦ギターならではの効果がバッチリと現れた!220続けてナチュラル・ハーモニクスを使ったSeijiさんの必殺リフが炸裂する「Breakout」。
230_bo4曲立て続けに『DYNAMOTIVE』からの曲をプレイして本編を締めくくった。
さぁ、アンコールが始まる前に物販へ急げ!
『DYNAMOTIVE』の特別国内盤仕様をゲットするのだ~!240_2そしてアンコール。
カダーレのアンコールに選んだのは「Cassis Orange」。
250_co演奏し慣れた曲だからね…260みんな余裕で暴れまくり!275こういう時に目が離せないのがToshiくん。280ドラム・ライザーに上がってMarshallの上に愛器を乗せた。
ナゼかミュージシャンはエキサイトすると高いところに登りたがるのだ。295この公演、フト気がついてみると『DYNAMOTIVE』に収録されている全ての曲を演奏していた。
よしよし…でも、もっともっと新しいD_Driveナンバーを世に送り込んでもらいたい!
この秋田の地からサード・アルバム制作の意欲を見せた4人だった(ホンマか?)。300_2終演後は関係者のみんなで記念撮影。
秋田の皆さん、お疲れさまでした。完全にD_Driveは「かだれ」ましたな。
ありがとうカダーレ!320

■□Marshall Music Store Japanからのお知らせ■□

快挙!
D_DriveのSeijiとYukiのビデオがイギリスで人気のギター・雑誌『GUITAR WORLD』のウェブサイトに登場しました!
 ↓  ↓  ↓
GUITAR WORLD PLAYTHROUGH

Gw  

このビデオの曲が収録されているD_Driveのインターナショナル・アルバム第2弾『DYNAMOTIVE』を絶賛販売しております。
おかげさまで、中身もジャケットも皆さまから大変好評を頂戴しています。53000x3000コチラはリード・チューンのひとつ「だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)」。

また長らく欠品しておりましたインターナショナル・アルバム第1弾『MAXIMUM IMPACT』も入荷しました!7_d_2Marshall Music Store JapanでCDをお買い上げのお客様にはMarshallスクエア・ロゴステッカー3枚をプレゼント!
 
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan
Simg_9727

200 (一部敬称略 2022年9月23日 秋田県由利本荘市 文化交流館 カダーレにて撮影 
※撮影:Kiyotaka Sato/Kadare Yurihonjo & Hideshi Arakawa/Sennenji Yurihonjo 写真のご提供誠にありがとうございます