ドイツ大使館のMarshall 2022
ここのところコロナの影響で開催できなかったドイツ大使館のチャリティ・パーティに4年ぶりにお邪魔してきた。
このイベント、正式には下のフライヤーにある通り「BDF German Charity Fund Garden Party」という。
「BDF」とは「ドイツ人支援基金」を意味する「Fonds für bedürftige Deutsche」の頭文字を取った略称だ。
「FBD」ではなくて「BDF」になるのね?
英語名が「German Chrity Fund」となるようだ。
日本に在住する恵まれないドイツ人を救援する団体。
このチャリティ・パーティはBDFの主催で、その会場がドイツ大使館というワケ。
そのパーティの目玉のひとつが生バンドによるダンス・パーティで、今回もドイツ大使館勤務のギタリスト、フランク率いる「FRANK THE BAND」が主演し大いにパーティを盛り上げた。
ということで、4年ぶりに南麻布のドイツ大使館へ。
ハイ、ココはもう「ドイツ連邦共和国」だから。
3年ぶりの海外出張だ!嗚呼、ドイツ…。
私はフランクフルトしか知らないんだけど、とにかく毎年楽しかったナァ。
そんなドイツの思い出をツラツラと記録しておいたのでご興味のある方はゼヒご覧ください。
↓ ↓ ↓
★私のフランクフルト <vol.1:2003~2006年>
★私のフランクフルト <vol.2:2007年>
★私のフランクフルト <vol.3:2008年>
★私のフランクフルト <vol.4:2009年>
★私のフランクフルト <vol.5:2011年>
★私のフランクフルト <vol.6:スピンオフ~前編>
★私のフランクフルト <vol.7:スピンオフ~後編>
さて、今日は雨…どころか「記録的大豪雨」の予報。
これでは大使館自慢の美しい庭園をそぞろ歩くこともできない。ま、「ガーデン・パーティ」というぐらいですからね、普段ならこの庭園でみんなでワイワイやるワケよ。
しかし、キレイな庭園だ。
またイギリス大使館とは全く趣きが異なるからオモシロイ。
昔は高台になっているこの場所から東京湾が見えたらしい。雨でもドリンクやフードを提供するテントの準備は進む。
フードを提供するメインのテント。
ザワークラウトはもちろんのこと、ドイツっぽい料理がズラリと並ぶ。
もちろん食べ放題。コレはビールのテント。
ああ、バイツェン・ビール飲みたいナァ。
ココでは日本のビールを扱っている。公邸のテラスで開宴時間を待つ皆さん。
テラスに面したボールルームのようす。
バンドはいつもココで演奏するんだけど、今回はコロナ&雨対策ということで、ライブの会場は引っ越し。今回のライブ会場は庭園のハジに設営された立派で頑丈なテント。
中はこんな感じ。
チャンといつも通りダンス板もセットされている。お、今回はバンドのバナーも用意されている!
準備万端、あとは開演時間を待つだけ。
一方、開宴時間となった公邸テラスでは開会の儀が始まった。
クレーメンス・フォン・ゲッツェ大使のご挨拶。
ヘア・スタイルに親近感を覚えるが、オイオイ、チョット待ってくれよ…大使って私と同じ歳じゃんよ!
英語、フランス語がご堪能。
イタリア語、トルコ語、スペイン語が「中の上」…ま、外交官だからね。
最近のご経歴では、駐イスラエル大使、駐中国大使を歴任されて、去年の9月から駐日ドイツ連邦共和国大使をお務めになられいてる。
同じ歳とはいえ、自分とはずいぶん違うのう。
でも私は「外交官になりたい」なんて思ったことは人生で一度もないからナァ。
せいぜい「マグマ大使」を喜んで見てたぐらいのもんだわ。
このゲッツェ大使、今は少々コワそうだけど、後でイメージが変わるよ。日独友好の余興で尺八の演奏。
あ、フランクが後ろに立ってる!
やっぱりこのイベントの中心人物なんだな。この方、メチャクチャお上手で、ルードヴィヒの「喜びの歌」などを吹いて聴かせてくれた。
開会式が終わるのを待って特設テント内での演奏が始まった!
フランク・ベルンハルト
このダンス・パーティのオーガナイザー。
演奏する曲もすべてフランクのチョイス。そして、フランクは大のマーシャル好き。
3台持っていて、今日は…おお!JMD501。
プリアンプにデジタル回路を搭載したデジタル/真空管のハイブリッド・モデル。
発売当時、日本で大きな支持を頂戴したが、後にMarshallから聞いたところ、ドイツでもかなり人気が高かったそうだ。おなじみsimoの関雅樹。
最近大のお気に入りのSTUDIO VINTAGE SV20Hと1922、それとJMP時代の1959と1936の2系統のMarshall。
ベースはのまぐちひろし。
先週の土曜日、某ライブハウスのロビーで前のイベントが終わるのを待っていた時のこと。
誰かに見つめられている感じがするナァ…と思ったら、そのロビーに置いてあった下のフライヤー。
のまちゃんに見つめられていた!
Queenやってるからね。ドラムスは阿久井喜一郎。
そして、今回初参加してくれたのがGurislamarのMISAKI。
今回もフランク・チョイスによる人気のロック・ナンバーがズラリと並んだ。
まずは1曲目。
関ちゃんのストラミングでスタートしたのはEaglesのスタンダード・ナンバー「Take it Easy」。2曲目はビートルズの「Get Back」。
久しぶりの演奏でとても楽しそうなフランク。張りのある歌声でグイグイとバンドを引っ張るMISAKIちゃん。
Oasisの「Don't Look Back in Anger」。
レスポールに持ち替えた関ちゃん。
ナニせ4本も持ってきているからんね。
ドコでナニを使うのかも楽しみのひとつ。Survivorの「Eye of the Tiger」。
コレは『ロッキー』の主題歌かなんかだっけ?
このバンドも「One-hit Wonder」だったね。はじめのウチはみんな恥ずかしがって踊らないのが普通。
でも、どっかでタガがハズれるとスゴイことになるのが常。関ちゃん、今度はストラト。
「Edge of Seventeen」…コレはスティーヴィー・ニックスか。
1981年の曲?知らないナ~。
私はクリスティン・パーフェクト派なもんですから…というか、80年代以降のロックは聴いていないに等しいからナ。1回目のセットを締めくくったのは「Still Haven't Found What I'm Looking for」。
1987年のU2…「夢の中へ」みたいだね。
コレは知ってる。
ナッシュビルの偉大なフィンガー・ピッカー、ドイル・ダイクスが日本に来た時よく演ってた。15分間の休憩。
外はまだシッカリ雨が降ってる。
ホットドッグを作っているテント。ひとつ頂いてきた。
コレを見るとフランクフルトを思い出す。
冒頭で紹介したフランクフルト滞在記にも書いたけど、ドイツのホットドッグは日本やニューヨークのような長いコッペパンは使わない。
どうしてなんだろうな~。
「アメリカのマネはしたくない」という意地かね?だったら立派なもんだナァ。
とにかくこういう丸く小さなパンに長いウインナーソーセージの真ん中の部分だけを挟んで作る。
気になるのは食べ方。
ホットドッグというとどこへ行ってもコレが出されるもんだから、正式な食べ方を知っておいた方が良いと思いドイツ人の友人に尋ねたことがあった。
期待に反して特に決まりはなく、大抵は最初にハミ出している部分のウインナをかじってから、パンの部分と残ったウインナを一緒に食べるのだそうだ。この休憩時間を利用して関ちゃんはいつもお手伝いをしてくれるユースケくんと記念撮影。
ユースケくんには私も時折お世話になっております…ユースケくん、いつもありがとう!さて、2回目のセット。
Policeの「Every Breath You Take」からスタート。
関ちゃんはかつて自分のバンドでも大胆なアレンジを施してこの曲を取り上げていた。続いて「Just the Way You Are」。
ビリー・ジョエルかと思ったらブルーノ・マーズという人の曲。いくらテントが頑丈でも、今回は建物の中ではなく外で演奏しているようなモノだから、阿久井さんも音量に気を遣ってのドラミングを強いられた。
でも、そこはベテラン・プロ。
普段ならガツンと演っちゃうであろう「Long Train Runnin'」をうまい具合にまとめていたのはサスガ!ほらほら、踊る人が段々増えて来たよ~!
ドワ!大使!
いい腰つき!Bon Joviの「It's my Life」。
Queenの「Radio Ga Ga」。
のまちゃん、Queen出ました!
日頃の成果炸裂!第2部もコレで最後。
2曲でしか使わなかったThin Lineモデルに持ち替えた関ちゃん。
曲はMaroon5の「Sunday Morning」。
大分ノリノリになって来た第2部。
次のセットで大爆発すること間違いなし。15分の休憩。
外はまだガンガン降ってる!ボール・ルームではお楽しみの抽選会の最中。
コレが終わるまで第3部は始まらない。みんな忘れていたようだけど、あまりの雨にテントの屋根に溜まった雨水が心配でサ…重みに耐えかねてドバ~ってならないか気が気でなかった。
ホラ…大分タマって来てる。
ドバ~っとなってハラホロヒレハラとなるところを見たいような気もするけど…なんて言ったら怒られるか?
結果、私の取り越し苦労でゼンゼン問題ありませんでした!抽選会が終わってまた大勢の人がテントに戻って来たよ。
こりゃ、今日も相当盛り上がりそうだな~。
写真の右側のテーブル席もビッシリなのよ!それでは最後のセットいってみましょう!
地下鉄のオジさんの歌で有名なBon Joviの「Linin' on a Prayer」。
やっぱり皆さん、大合唱でした。
♪ドンドンパで「We Will Rock You」。
のまちゃん、またQueenですよ!
うれしそう。今度はAC/DCの「Highway to Hell」。
関ちゃん、ノッてます!
「♪は~いうぇいとぅへ」
大使のノリが素晴らしい!
そしてサマになってる~。「Summer of 69」はブライアン・アダムス。
ホントに色んな曲が出て来るナァ。 関ちゃん、今日はホントにノッてます!
最後を締めくくったのは絶対盛り上がるヤツ。
「♪いつものラーメン」でおなじみの「Born to be Wild」!やっぱりギンギンに盛り上がりましたナァ。
こうなると演っている方も大変楽しいもんです。当然、コレで収まるワケがなく、「アンコール!」の嵐。
絶大な「呼び戻し」に応えての1曲目は「Smoke on the Water」。
久しぶりとあってバンド・メンバーも実に楽しそうだ!
フランクのソロ!
リハーサルの時にシッカリ練習していたからね。
結果、バッチリOK! 「♪タシシタシシタシ、タシシタシシタシ…」
同じみのドラム・フィルで始まったのは…Led Zeppelinの「Rock n' Roll」。
いつものことだけど、もうナンでもあり!アンコールでもノリまくる関ちゃん。
時間は大丈夫か?!
この日の最後を締めくくったのは4 Non Blondes(←ダレ?)の「What's Up!?」。イヤ~、今回も盛り上がりましたな~!
フランク、お疲れさまでした!
今回もどうもありがとうございました!最後はみんなで記念撮影!
まだ、雨降ってるよ。今回も日本のドイツでMarshallが活躍させて頂きました。
■□■□■□■□■□お知らせ■□■□■□■□■□■□
Marshall Music Store Japan
Marshallのレコード屋さん「マーシャル・ミュージック・ストア・ジャパン」営業中です!
Marshall Recordsのバンドの作品を販売するお店。
日本が誇るインストゥルメンタル・バンド、D_DriveはMarshall Recordsの契約アーティストです。
<Thumbs Up>
<Begin Again>
そのD_Driveの世界デビュー盤『Maximum Impact』が全部売れちゃってただ今入荷待ち!
またすぐに入って来るのでよろしく! 帯と豪華ブックレットが付いている国内盤仕様の『Maximum Impact』はD_Driveのライブ会場でお買い求めください。
Marshall Music Store Japanはコチラ
↓ ↓ ↓
Marshall Music Store Japan