【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。

« Hearts presents Sex Concerto Drive~CONCERTO MOONの巻 | メイン | Marshallで中国語を学ぼう! »

2020年2月 4日 (火)

Hearts presents Sex Concerto Drive~D_Driveの巻

 
2番手でステージに上がったのは…

12hbD_Drive!
 
オープニングは「Attraction 4D」。
ん~、安定のドライビング・ロック・サウンド!

10Seiji

20vYuki

30vToshi

40vChiiko

50vこの日もバツグンのD_Driveサウンドをブッ放してくれていたのは…
SeijiさんのJVM410と1960Aのハーフ・スタック。

60vYukiちゃんのJVM410Hと1960B。
あ、Chiikoちゃんが移り込んでる。

70vToshiくんのEDEN WT-800。

80そしてChiikoちゃんのNATAL。

902曲目は「The Last Revenge」。

100人気曲のリレーで会場は一気にヒートアップ!

110「今日は強烈なイベントに参加させて頂いてありがとうございます!
D_Driveは10周年を迎えて、今『感謝の47都道府県ツアー』を展開しておりまして、今日は埼玉県を踏破ということになります。
色んな所へ行きます。
長いツアーになりますがよろしくお願いします。
さて、Seijiさん作のちょっと変わった感じの新曲を演りたいと思います。
まだタイトルは決まっていません」

120vこの後、タイトルが決まった。
タイトルは「Livingston's Thums Up(リビングストンズ・サムズ・アップ)」。
 
ココから<読み物>。
この曲は『Marshall GALA2』が初演で、客席にいたMarshall社々長のジョナサン・エラリーに直に捧げられたことはGALA2のレポートに記した通り。
その時も当然仮題だった。
その後、Seijiさんと「新曲のタイトルどうします?」なんて話をしていて「やっぱりジョン社長にちなんだ名前がいいですよね?」ということになって2人で色々考えた。
曲調が曲調だけにナニか明るいヤツがいい。
すると2人で気が付いたのが、よくやるジョンの仕草。
「いいよ!」とか「グー!」という意味でジョンはよく両手の親指を立てて見せるのだ。
いわゆるサム・アップね。
コレ。
122tuキタない手で悪かったな…オレの手だ!
ジョンはよく両手でコレをやるので複数形にして、「サムズ・アップ」を使ってナニか考えることにした。
この辺りは私の得意とするところ。
そもそも、このジェスチャーがどこから来ているかを考える。
コレ、その歴史はローマ時代にさかのぼるらしい。
グラディエーターから来てるのね。
ラッセル・クロウの映画にも出て来るけど、戦士が決闘をして、敗者を生かしておく時には親指を立てる「thumb up」。
トドメをさして息の根を止めるときは親指を下に向けて「thumb down」。
ん~、コレを知ったところで曲名には使えないな…。
待てよ…映画でのラッセル・クロウの役名は「マキシマス」。
D_Driveの世界デビュー・アルバムのタイトルは『マキシマム・インパクト』。
コレでナニか作れないか…とも思ったんだけど、ジョンとゼンゼン関係ないもんね。

Gt単刀直入に「Jonathan's Thumbs Up」とすればいいんだけど、それじゃオモシロくない。
どうしてもひとヒネリ加えたい。
「ジョナサン、ジョナサン…」と数日間考えてアイデアが降りてくるのを待った。
 
ハンバーグか? そりゃレストランの「Jonathan's」だ…まさか!
 
そこで思いついたのが「カモメ」!
今の若い人は知らないだろうけど、アメリカで1970年に出版された『カモメのジョナサン』という世界的なベストセラー小説があったのを思い出した。
1973年には映画化されてコレも大ヒット。
私も映画館に観に行ったけど、ピンと来なかったな。
とにかく、この小説の原題は『Jonathan Livingston Seagull — a story.』という。
コレだ!と思い、カモメのジョナサンの名字である「Livingston」を「Thumbs Up」にくっ付けたというワケ。
恐る恐るSeijiさんにこのアイデアを伝えると一発でお気に召して頂いて決定。
そして、先日のNAMMで当のジョナサンにこのことを説明すると…さっそく両手の親指を立ててくれた!
Bookどうせだから<脱線>。
最近は「サム・アップ」が浸透して「OKサイン」をする人が以前に比べて少なくなったような気がするが、この「OKサイン」、場所によっては危険なジェスチャーとなることはよく知られているでしょ?
危険ではないんだけど、こんな話を思い出した。
ベテランのロック・シンガーから昔々直接お聞きした話。
レコーディングで熱唱していて、ディレクターがミキサー室のガラス越しに「OKサイン」を盛んに出して来る。
それに気が付いたベテランのシンガー、ナニを思ったのか「ナンダ!ナンだってこんな時に小銭を出せなんて言ってくるんだ!」と考えた。
その曲が終わると、そのシンガーは半ば怒り気味にミキサー室に足を踏み入れ「ホラよ!」とポケットから数枚の100円玉を取り出してそのディレクターに突き出した。
それを見てポカンとしているディレクター。
それもそのハズ、ディレクターの「OKサイン」は「バッチグー!」を表していたのだった。
…と文字にしてしまうとオモシロくも何ともないが、現場では相当ウケただろうな~。
122okjそして、コレは本当にオモシロくない話。
このOKサイン。
向きを変えるとこうなる。
このサイン、今では「白人至上主義」を表すんだってね。
122wpj中指、薬指、小指で「W」、すなわち「White」を意味し、人差し指と親指で作った輪は「P」の輪を示す。
「P」は「Power」の「P」なのだそうだ。
合わせて「White Power」。
世の中、加速度的におかしくなってる。

Wpilさて、「Livingston's Thums Up」。

130_lt以前にも書いたがホールトーン・スケールやディミッシュ・スケールを駆使してメロディをつないだ息もつかせない「ローラー・コースター・ソング」。

140v次々に出て来る魅力的なメロディ、トリッキーなプレイを組み込んだ息もつかせぬギター・ソリ。
コリャ、ジャズで言ったらまさしくToshiko Akiyoshi & Lew Tabackin Big Bandのサックス・セクションですな。150最近のアレンジではベース・ソロも追加。

160ドラムスのピックアップ・ソロも鮮やかだ。

170Marshall Recordsのヘッドのタネさんも一発で気に入ってくれて、NAMMで生演奏を聴いて大喜び。
もちろんこの曲を捧げられたジョンも最高にお気に召してくれた。

175しかし…コレばかりはSeijiさんの作曲能力を賞賛しないワケにはいかないでしょう。
昨年の6月のロンドンのショウケース・ライブの時にチラチラと弾いていたフレーズの断片がこんな名曲になるとは!
間違いなくSeijiさんのマスターワークのひとつになったと思う。
この調子でジャンジャン曲を作りなさ~い!

200v続いて2番目に新しい「Begin Again」はYukiちゃんの作品。220vYukiちゃんらしいハードでドラマチックな展開がこれまた大きな魅力の1曲。
250ur続けてバラード「Unkind Rain」。
この曲はことのほか海外でウケが良い。S41a0770中盤でフィーチュアされるToshiくんのソロ。
フレットレスに持ち替えて雰囲気倍増。260「あと3曲…ココから飛ばしていきます!」

270ギター陣は竿を持ち替え。
ここからドロップDゾーン。

280_gr壮絶なドラム・イントロは…

290_gr「GEKIRIN-逆鱗-」だ!
コレもYukiちゃんの作品。
3曲続けてYukiちゃんの曲を続けた「Yukiちゃんコーナー」でした。
先日の細川たかしとの共演も無事に終わってヨカッタヨカッタ!300「1,000,000 hp」でたたみ込む。

300v_hpこの「一体ナニが起こったんだ?」と思わせるバカ騒ぎぶりがいい。

310_2竿の関係で頻繁には演らなかったが、NAMMでもウケがヨカッタ。320vToshiくんも大暴れ!

360最後は「Screw Driver」。
340長年弾きこんだD_Driveの愛奏曲のひとつ。
そのエキサイトぶりは4人とも尋常ではなかった!
コレがMCでYukiちゃんが言っていた「強烈なイベント」の所以?
330_sd

340v

S41a1016

350ToshiくんへのSeijiさんのヘッドロックもキマっていた。

S41a1052次回のD_DriveはまたNAMMレポートで!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

05_2 <おしまい>
 

200_3
(一部敬称略 2019年11月29日 西川口Heartsにて撮影)