クレイジー★フェスト EXTRA-15 Vt.SP~FullMooN
 
『クレイジー★フェスト EXTRA-15 Vt.SP』のレポートのシメ。
鍋の最後の楽しみはナント言っても「シメ」。
雑炊かうどんで「アッサリ」とシメて「あ~、日本人でヨカッタ!」となるワケだが、この日の鍋はトンデモナイ!
シメにアッサリどころか肉汁したたる分厚いビーフステーキが出て来た!
この日のシメ…じゃない、トリを務めたのはFullMooN。
「皆さん、こんばんは~!FullMooNですよ~!」
 
FullMooNも長いキャリアを持つチームで、Marshall Blogへのご登場はコレが3度目。
最初は2013年10月の鹿鳴目黒鹿鳴館でのイベントで、まだメンバーにキーボーズを含んだ5人グループの時だった。
次が2014年7月の渋谷Rexで開催されたイベント。
この時はすでに現在と同じ4人の体制になっていた。
そして、今日は11年ぶりのMarshall Blogとなる。
1曲目は「世界に一つだけのパーリナイツ」。
青い月…地球の輝きを取り戻すために歌う「ねね」。
ピンクの月…ニコピポップ星から来た暴れん坊将軍「えれん」。
緑の月…ミント星の救世主「りん」。
赤い月…スマイル星から来たパワフルドラマー「葵」。
「アー・ユー・レディッ!?」
客席をアオリまくるねねちゃん。
ノッケからスゲエ熱気!
ピストルを手にしてのギター・ソロ。
えれんちゃんが放つ銃弾にバタバタとお客さんが斃れた!
ちなみにねねちゃんとえれんちゃんの2人は以前のMarshall Blogの記事にも登場して頂いている。
お久しぶりです!
 矢継ぎ早に「ッホイ!ッホイ!」と2曲目の「Reality」へ。
切ないサビのメロディが耳に残るドライビング・チューン。
この曲は昨年8月に発表したニュー・アルバム『SPREAD』からのチョイス。
曲を通じて終始縦横無尽なギターを聴かせてくれるえれんちゃん。
ステージにはMarshall「DSL100H」と「1960A」がセットされた。
「本日は『赤羽ReNY alpha EXTRAヴァージン・オイル、ヴァレンタイン・スペシャル、亜麻仁油、15ぐらい』だと思いますにお越しくださいましてありがとうございます!
今日はトリということなんですが、最後まで皆さんが残っていてくれるか本当に心配だったんです。
本当に皆さんは私のことが大好きみたいです。
私のためだけに本当にありがとうございます!…困っちゃうわ、人気者で」
この日から発売となった新しいFullMooNグッズを紹介。
「大人気なんで売り切れた…イヤ、まだ全然あるんだよ!
買って行ってくださ~い」
「マジかアリスさん…出ましたアリスさん。
なんか赤羽ReNYでやると出て来たがるんだよね。
もう~困っちゃうな~、アリスちゃん。出番は終わったでしょ?
どうしてここにいるの?アリスちゃん。
4匹もいるんですよ。
毎回アリスさんイジリをして申し訳ありません。
赤羽のクレフェスでは恒例だと思いまして…」
 と下を向いてやっているので、「アリスちゃん」とは一体何のことかと思ってねねちゃんの視線の先を観に行くと…お立ち台のハジにコレが乗っかっていた。
続いての曲は冒頭2曲とはガラリと雰囲気を変え、同期のピアノでねねちゃんがシリアスに歌う。
曲は「sugar」。
ねねちゃんの熱唱にはさまれて…
えれんちゃんが情感を込めたギター・ソロを披露した。
続いては「Dear...」。
コレも静かなイントロから…
 葵ちゃんのパワフルなドラミングが大爆発!
ねねちゃんの説得力のある歌声に…
 えれんちゃんがピタリとコーラスを付ける。
そして、りんちゃんのバリッバリのベース・ソロが飛び出して…
曲はクライマックスを迎えた。
ステージはさらにヒートアップ!
続けて演奏したのは「イデア」。
プラトンですな?
客席からの「ッホイ!ッホイ!」の掛け声に包まれてねねちゃんが力唱!
「♪タタタタタッタン」というキメがオモシロいね。
スリリングなワルツへのリズム・チェンジもバッチリ!
上へ下へとダイナミックなベース・ラインで曲に強力なパンチを加えたりんちゃん。
「ありがとうございます!いい曲だったね!
ちょっとカッコよかったナァ。
ココでライブのお知らせがあります。
それは緑の女からお伝えします」
「緑の女」とはりんちゃんのこと…ミント星から来てくれているから。
去る2月22~24日に開催されて大盛況のウチに終了したワンマン・ライブの案内をした。
そういえば「ミドリのオバさん」っていうのはまだいるのかネェ?
「まだまだラストまで盛り上がっていくぜ~!」
…と、飛び切り景気よく飛び出して来たのは「effector」。
 ヘヴィでカッコいいバッキングに乗ってねねちゃんがまくし立てるように歌っているかと思うと…
「皆さん楽しんでますカァ~?もっと皆さんの声がもっと聞きたいのでねねの後に続いて#◎$%&ね~!(聞き取り不能)」
シリアスに歌うパートとアオリのパートの差が大きいのが見ていてとてもオモシロイ。
そして、ねねちゃんの「ホイホホイホイ」のリードでお客んがパワフルに#◎$%&した!
メンバーもホイホイ。
しかし、この「♪ホイホイホイ」という掛け声ね、今ではコレを曲に取り入れていない若いバンドはひとつもないと言っても決して大ゲサではないでしょう?
少なくとも今回レポートした3つのバンドすべてが「ホイホイ」したでしょ?
コレは誰が、そしていつ始めたのかネェ?
このことがとても気になって、一線で活躍しているミュージシャン何人かに尋ねてみた。
「ビジュアル系からではないか?」という考察が出て来たものの、今のところ明確な答えを得ることがゼンゼンできていない。
若い人たちも知らないって。
私が若い頃はダ~レもやっていなかった…と言っても40年以上も前のことなんだけどね。
試しにインターネットで調べようとして「ホイホイはいつ誰が始めた」で検索すると、「ゴキブリホイホイ」に関することしか出てこないのよ。
誰か教えて~!
…なんてことを考えていたのはこの場で私ひとりだったことでしょう。
とにかく皆さん「ホイホイ」ととても楽しそう!
コレでいいのだ!
いよいよクライマックス!
納得の激烈ドライビング・チューンは『SPREAD』から「Until the End」。
随所にちりばめられた「ホイ!ホイ!」が曲を執拗にエキサイトさせる。
 
「最後は全員でコブシを上げていこうゼ~!」
出番の最後を飾ったのは「Shut Out」。
出番の最後を4人が火の玉と化したような攻撃的な演奏だった!
 
最後はねねちゃんが大ジャンプ!
イヤ~、盛り上がったね~。
早速アンコール。
「もう遅い時間になってます。
残ってくださった皆さん、どうもありがとうございます!
メッチャうれしい。愛してるわよ!
みんな、ワンマン来てくれる?
通し券買ってくれる?
じゃあ、もう1曲聴いてください。
最後はこの曲でいきたいと思います」
ねねちゃんが口にした「通し券」とはコレ。
3日間、3公演を楽しむためのチケット。
このライブの最終日の模様もMarshall Blogでレポートする予定。
アンコールで取り上げた曲は「絆」。
「ありがとうございました!ハッピー・バレンタ~イン!」
 
そして今日も青い月の平和は守られたのであった。 
だがしかし!また油断はできない。
ブラック・ムーンの魔の手はキミの後ろに迫っているかも知れない。
行けFullMooN!
スーパージェットで飛び出せ~!
 
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<おしまい>
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<K.B.B.>
 
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