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2025年11月26日 (水)

BLINDMAN~TOUR 2025 ーAFTER RAIN COMES A RAINBOWー<後編>

 
私の最後の目黒鹿鳴館…イヤイヤそんなことはどうでもいい。
BLINDMANの結成30年と新作『After Rain』のリリースを記念するショウは後半に入ってますます熱気を帯びた。10峻くんのスピード感溢れるドラミング。20v達也さんと…30遠藤さんのソロに客席が沸き上がる。40曲は「♪Rising sun!」。50vRayさんのアオリでお客さんも~…60vコブシを振り上げて「♪Rising Sun!」
この通り猛烈に盛り上がっています!
70遠藤さんが出す深遠なシンセサイザーの音色。
もう1曲『TO THE LIGHT』から「Blue Butterfly」。
400vロマンティックなハード・ワルツ。410v繊細かつパワフルにスティックをさばく峻くんのドラミングが実に小気味よい。420達也さんのソロから曲は激しさを増していき…Img_4070手の込んだアウトロで幕を閉じる。440今度は遠藤さんが物悲しいピアノを奏でる。450すると、ストレートなロック・ビートが入るのとまったく同時にRayさんが歌い出す。
大変にクールなアイデアで始まるのはニュー・アルバムのタイトル・チューン「After Rain」。
460達也さんの情感豊かなソロ。Img_3501 ハードな中に何ともいえない「憂え」みたいなモノが含まれていて、その絶妙なサジ加減が曲中でうまい具合に表出している。480「ありがとう。
今度のアルバムのタイトルにもなってる『After Rain』でした。
ニューアルバムを出しましたが、戸田ちゃんいい仕事してますよね?」
80「さっきオレが『誰も自分のことなんか褒めてくれないんだよ』なんてボヤいていたんです。
俊がホメてくれないかな~…あそこまで言うようになりましたからね!
でもドラマーの實成俊さんはいつも元気で明るくて、みんなが落ち込んでる時の元気の源ですから!」
それに峻くんは礼儀正しく、とてもキチっとしている人です。
きっとご両親が厳しい躾をされていたのでしょう。
90vそして達也さんから物販の紹介。
100早いモノでココから本編最後のセクションに突入する。
まずは『EXPANSION』のリード・チューン「Love Drifter」。110Rayさんが力を込めて歌う「No matter構文」の歌詞が耳に残るドライビング・ナンバー。120v電光石火のギター・ソロ!
折り目正しいフレーズの連続が気持ちいい。130v遠藤さんのキーボーズが分厚くするバンド・アンサンブルも最高!
140もうイッチョ『EXPANSION』から。
この一度聴いたら忘れないイントロ!150v峻くんのスネア・ドラムが特徴的な「Promise of Love」。
160爽快に疾駆するバンド・アンサンブルに乗せる美しいサビのメロディ。
170vそして、無駄な音が一切含まれないギター・ソロ。
典型的なBLINDMANスタイルに酔いしれる。180vもちろん、そんな達也さんのギター・ソロのサウンドはMarshallから!
愛用の「JCM800 2203」と「1960A」。190v本編を締めくくったのは『Reach for the Sky』の2曲目の「Now or Never」。
「一緒に歌おう!」
Rayさんのアオリで客席が燃え上がる!200v実は私も脚立の上でカメラを構えながらRayさんと一緒に歌っています。
「♪Every day, every night」…ま、歌えるのはココだけなんだけど。
数多いBLINDMANの好きな曲の中にあって、今のところこの曲が一番のお気に入り。210その一番の魅力は一度しか出て来ない大サビ。
「Perfect World」同様サブドミナント・マイナーの手法を使ったこのパートが私にはグッと来まくるのよ!220もちろん達也さんのソロも絶品!
470私のために「Now or Never」を本編の最後に持ってくるなんて感謝感激!…そんなことはないか。
230とにかく『After Rain』からの曲と従来のレパートリーを巧みに混ぜ合わせて最後までスキのないセットリストで本編を終了した。240コレがBLINDMANの最新アルバム『After Rain』。
超力作です。250cdアンコールはまずは遠藤さんのキーボーズから「Love so Blue」。260vRayさんのみバンドロゴTシャツにお着替え。270vこれにてニュー・アルバムに収録されているすべての曲の演奏が完了。280「本当にどうもありがとう。
去年のことになっちゃうんだけど、『最後の鹿鳴館』といって12月にココでライブを演りました。
最後じゃなかったんだけど…今日も最後じゃないんだよね。
実は鹿鳴館には11月28日にもう1回来るんだよ。
若い高知のバンドが『一緒に演ってくれませんか?』って誘ってくれて…若いエキスを抜き取ってやろうかと思っています。
オレらにはそれが必要なんだ!
そんなとこかな?言い残したことはないかな?
じゃあ、もうチョット演ろうね!
行くぞ~!」
290v達也さんのひと言の後、BLINDMANスタンダードを2曲演奏した。
まずは「Why Did You Come Back?」。350昔からの人気ナンバーに…360お客さんは大喜びだ。Img_3995 最後は5人一体となって「Living a Lie」を激しく演奏した。
300v Img_4074  320v 330v 340vこうしてBLINDMANの30周年とニューアルバム『After Rain』のリリースを記念する、最後ではない目黒鹿鳴館でのショウが盛り上がりに盛り上がって終了した。380一方、私はコレが最後の目黒鹿鳴館。
こんな素晴らしいショウで鹿鳴館の舞台を見収めることができてとてもラッキーだった!
390「本当にありがとね。
これからも頑張ってやっていくんでBLINDMANよろしくお願いします!」
 
BLINDMANの詳しい情報はコチラ⇒Official X
9_img_4117 <おしまい>
 200(一部敬称略 202510月11日 目黒鹿鳴館にて撮影)