田川ヒロアキ~ダイバーシティ駅伝 in TOKYO
「中央通り」…起点の新橋から終点の上野まで、銀座、京橋、日本橋、三越前、神田、御徒町という歴史ある商業エリアを通過する「道路界のスーパースター」。
「246」なんてチャンチャラおかしいぜ。
マンハッタンなら「Fifth Avenue」、ロンドンなら「Oxford Street」、大阪なら「御堂筋」、長崎なら「春雨通り」ってとこか?
何せ中央通りは「日本国道路元標」、すなわち日本の道路の起点を示す「日本橋」を含み、そこから新橋までが「東海道」、反対方面は室町三丁目までは「奥州街道」、そこから神田須田町までが「中山道」、須田町(関東大震災までは東京市内でも指折りの繁華街だった)交差点から万世橋を経由して上野までの道が「御成街道」と呼ばれていた大フュージョン状態なのだ。
下の写真はその中央通りの「銀座二丁目」交差点から四丁目方面を眺めたところ。パッと振り向いた銀座一丁目方面はというと…今朝はこんな光景が広がっている。
アーチにあるのは「ダイバーシティ駅伝」の表示。「大阪万博」の開催を間近に控え、機運醸成を目的にダイバーシティ駅伝がココ銀座で開催されのだ。
ダイバーシティ駅伝は田川ヒロアキが毎回出演しているパラスポーツの一大イベント「SPORTS of HEART(以下ところどころ「SOH」)」のシンボル的プログラムだ。今回は中央通りの銀座一丁目から二丁目までがその駅伝の会場となったというワケ。
待機するブラスバンド。
ステージ・カーが設置され、9:30から催しがスタートした。
トップでステージに上がったのは…
ヴァイオリニストの穴澤雄介さん。
そして我らが田川ヒロアキ。
各々が演奏したのは各々の「君が代」。
ヒロアキくんはMarshall「JVM205C」を使用。
50W、2×12"のJVM2のコンボ・バージョン。
100Wヘッドの「JVM210H」を長年愛用しているヒロアキくんにとっては、形は異なれど完全に自家薬籠中のモデルだ。ヒロアキくんが演奏したのは、私が勝手に「Seaが代」と呼んでいる自作の「Seascape」と「君が代」を巧みに織り交ぜた日本国国歌。
かつてヒロアキくんのこの曲を演奏するのを耳にした故山本寛斎さんが「素晴らしいアレンジですね!」と賛辞を寄せてくれたことがあった。
2015年のSOH初出演の時に披露した曲で、今では「この曲でないとSOHが始まらない!」とまで言われているそうだ。ヒロアキくんが操るMarshallから繰り出される最高に美しいギターのサウンドが中央通りにコダマする!
その美しい音色で海の情景と君が代のメロディを交差させるのが田川流「君が代」。
私は子供の頃から映画が大好きで、かつて一丁目にあった「テアトル東京」や「テアトル銀座」に足繁く通った。
テアトル東京で映画を観たのは51年前(!)のスティーヴ・マックイーンの『パピヨン』が最初で、その後、13歳の時に『七人の侍』を観た時はかなり大きな衝撃を受け、それ以来30回は観ていると思う。
そんな思い出の地、「銀座」にヒロアキくんが弾く我がMarshallのサウンドが飛び交うなんて!
このどデカイ感動、決して誰にもわかるまい!
そういえば、一丁目と京橋の間の首都高のガード下にあったレストランでMarshallの創始者のジム・マーシャルを迎えたこともあった。 時にセンチメンタルに、時にダイナミックに、エレクトリック・ギターという楽器の魅力を詰め込んだ国家の演奏。
フィニッシュのポーズもバッチリとキマった!
そして、佐藤ひらりちゃんが登場。
ひらりちゃんはあの美しいこと極まりない歌声で正調の「君が代」を披露してくれた。
その場に居合わせた人たちはひらりちゃんの歌にも引き込まれていた。3人が紹介された後、ダイバーシティ駅伝に向けてひと言ずつメッセージが発せられた。
ヒロアキくんのメッセージ…
「皆さん、今日はお越し頂きましてありがとうございます。
私はこの『SPORTS of HEART ダイバーシティ駅伝』に参加させて頂いて、ちょうど10年になります。2015年当時の会場は代々木第一体育館でした」コレが2015年の時のステージのようす。
上でも触れたようにこの時に初めて「Seascape~君が代」を披露した。
Marshall Blogはこの時からレポートをお送りしている。「それから10年を経てパラリンピック、そしていよいよ大阪関西万博まできたナァと思っていますが、こうして様々なジャンルの方々が集ってひとつのステージを作り上げるという…本当にコレは世界でこの『SPORTS of HEART』だけなのではないか?と思うぐらい独自性の強いイベントになった思います。
こうしてステージを観に来てくださっているお客様と一緒に体験して、どんどんタスキを未来につないで行きたいと思っています。
今日から始まって私はこの後5月の5日の山口県、そして9月、27、28日の大阪万博に行きたいと思いますので皆さんゼヒとも一緒に楽しんで頂きたいと思います!」
「SOHの音楽部門のアンバサダー」との異名を持つヒロアキくんならではのご挨拶。 「君が代」に続いてステージに登場したのは…
はるな愛さん高橋尚子さん
SOH代表理事で車いすアスリートの廣道純さん。
SPORTS of HEARTではおなじみのこのお三方。
ダイバーシティ駅伝や大阪万博に際する様々な思いが語られた。
そして、そのトークの内容が手話通訳された。大阪万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」登場。
来賓のご挨拶。
林官房長官がご登壇。
林さんがMarshall Blogにご登場頂くのはコレが2度目。
前回もSOHの舞台で、ギターと歌を演奏されたことをレポートした。
今回はご挨拶だけ。日本橋中学校吹奏楽部の演奏。
ナニを演ったと思う?
ディープ・パープルの「Burn」に「Smoke on the Water」だよ!バリトンの彼、大熱演!
この後、見事なマーチング・ドリルを見せてくれた。
私、マーチング・ドリルが結構好きで、一度でいいから「ドラム・メジャー」をやってみたいと思っています。いよいよ駅伝のスタート。
槇原寛己さん、岩崎恭子さん、照ノ富士関等、アスリート走者の皆さんがステージに集合。スタートを待つ参加者の皆さん。
段平オッちゃんも南千住から駆けつけてくれた。壇上から檄が飛んでいよいよダイバーシティ駅伝スタート!
出走するチームは8つ。
第一走者は車イスランナー。スゴいスピードなのよ!
続いて小学生。
芸人、外国人、アスリート、デフアスリート、LGBT、パラスポーツ、リームリーダー、タレント/アイドル、ブラインドランナーの皆さんが熱戦を展開。
下は出番を待つ走者の皆さん。壇上からは熱戦の様子が見守られる。
そして、フィニッシュ。
走り終えた芸人ランナーさんたちが盛大な声援を送る。
オレンジチームのブラインドランナー、イッチャンがゴールテープを切った!
レースの後、手話による11月に東京で開催されるデフリンピックについての紹介があった。
ヒロアキくんは万博会場でもMarshallで素晴らしい演奏を聴かせてくれることであろう。
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPianoヒロアキくんはこのまま新幹線に乗って仙台へ向かい、翌日『【マツダファンフェスタ2025】in 宮城スポーツランドSUGO 』でMarshallとともにレース・コースに登場した。
忙しいです。
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<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>
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