KAMIJO生誕祭 Rose Fes~KAMIJO編
『Rose Fes』なんていい名前だね。
「薔薇祭り」…我々、もしくはチョット上の世代だと誤解をする人もいるかも知れない。
これはシンフォニック・メタル界の雄、KAMIJOのバースデイ・コンサートなのだ。
KAMIJOさんがMarshall Blogに登場するのは、昨年12月に開催された『KAMIJO×Be choir + Kelly SIMONZ=『もしクワ』@東京キネマ倶楽部』以来のこと。
KAMIJOさんゆかりのバンドが多数駆けつけ、隣接のダンスホール「新世紀」のステージも開放して「バラ」の名にふさわしいゴージャスなイベントとなった。
ところで、「国花」ってあるでしょう?
アレ、日本は何だか知ってる?
桜?
菊?
答えは両方だそうだ…というか、正式な制定はないらしい。どっちでもいいんだって。
ちなみに「菊」って英語で何というか?コレが滅法ムズカシイ。
chrysanthemum…「クリサンセマム」というんだけど、覚えられないで苦労した単語のひとつ。
「th」が予想しない場面で登場するし…。
英語圏の人は「mum(マム)」と略して呼ぶそうだ。
では、反対に「バラ」はどこの国花だ?
イギリスって答えた人…1/4正解。
「バラはイギリスの国花」と思っている人が多いと思う。かく言う私もそうだった。
イギリスではバラの品評会なんてのがやたら盛んだしね。
でも正確には、バラは「イングランドの国花」であって、我々が「イギリス」と呼んでいる「グレートブリテン及び、北アイルランド連合王国」の国花ではない。(そもそもイギリスには「イギリス」という言葉はない)
ご存知の通り「United Kingdom」の名称が示す通りイギリスは4つの国の連合体だからして、それぞれの国を代表する花があるワケ。
参考までに挙げておくと、まずイングランドはバラでしょ。
スコットランドはアザミ、ウェールズはラッパスイセン、北アイルランドはシャムロック(クローバーみたいなヤツ)ということだそうだ。
それではイングランドの国花、バラの世界へ…主役はフランス系たけどね!
トップバッターはKASSTRICK BACTERIA。
続けてRHEDRIC。
DEZOLVE
ビジュアル色、メタル色ドップリの中、このバンドだけナゼかドフュージョンだったのが印象的だった。
ところで、会場となった東京キネマ倶楽部はMarshallのオフィシャル・ライブハウスだからして、Marshallや…
フト、キーボードに目をやるとMaoくん!
Maoくんとは彼がLIGHT BRINGERにいた時に知り合ったんだけど、この日出演することはついぞ知らなかったのでビックリ。
Maoくんとは不思議な関係で、忘れた頃になるとどこかでバッタリ出くわすのだ。
カメラを手にプレスピットを駆けずり回っている私をステージから見て「すぐにわかりましたよ!」…と休憩時間にワザワザ挨拶に来てくれた。うれしいもんです。
このあたりから後半に入る。
ステージに上がったのはKelly SIMONZ'S BAD TRIBE。
すさまじいホーム感!
ホントになんか自分の家に帰ってきたって感じだわ~。耳なじんでいるKellyさんの曲が実にシックリくる~。
思わずKellyさんに「お父さん!お帰り!」って言いそうになったわ!
このステージはすでに単独でレポートしている。
レポートはコチラ⇒KAMIJO生誕祭 Rose Fes~Kelly SIMONZ'S BAD TRIBE編
このあたりからKAMIJOさんがステージにお目見えした。
ステージのKAMIJOさんの動きに合わせ、お客さんも頭がスッ飛んでいきそうなぐらいの狂熱ぶりを見せる!
抜群のパフォーマンスでこの日最初のステージを踏んだKAMIJOさんなのであった!
この後、テツandトモが登場し、「ナンでだろ~」でKAMJIJOさんと共演するコーナーも!
続いてPrincess & Queen。
FleurではKAMIJOさんがギターを手にして登場。
そのギターをバラに持ち替え、ここでもドラマチックな熱唱でファンを完全に魅了した。
「fleur(フルール)」とはフランス語で「花」という意味だからね。
しかし、フランス語は縁遠いな~。とにかく読めん。
何だって読む必要のない文字を語尾につけるん?
でも、「フランス語は神様に話かけることが許されている言葉」なんだって。
反対にドイツ語は「馬に話かける言葉」なのだそうだ。
ヒデェこと言うな~。
フランスにもGong、Magma、Ange、Pulsar、Zao、Atollなんていいロック・バンドがいるんだよね。フランスのロックについて書きたいところだけど、今回はやめときます。
そして最後は『KAMIJO×Be choir=もしクワ』の再演。
Be Chiorのド迫力のコーラスをバックに絶唱するKAMIJOさん。
あの日の感動がよみがえる!
今回のバック・バンドは前回と異なり、KAMIJOバンドが務めた。
ナントもゴージャスなお誕生日…「Rose Fes」の興奮はいつまでも冷めやらなかった!
KAMIJOの詳しい情報はコチラ⇒KAMIJO Official Web Site