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2016年7月 6日 (水)

Sara Meets ichiro ! ichiro Meets ASTORIA!

今日はSara Rectorというシンガーソングライターのステージのレポート。
タイトルにあるようにichiroが共演した。

10_2Sara Rector

20vichiro

30vichiroちゃんはASTORIA CLASSICを使用。

40v以前レポートした通り、ichiroちゃんにはASTORIA全種を試してもらっていて、どのモデルに対しても高い評価を頂いたがCLASSICにハマって頂いた。

50_2足元のようす。

55Nob Marley

60v小山尚希

70v丹菊正和
丹ちゃん、久しぶりの登場!

80v実はSaraさんを撮るのはこれが初めてはない。
2014年の6月のichiroちゃんのコンサートに客演した際にも撮らせて頂いた。
この時の模様は『ichiro Session(アトスインターナショナル刊)』というDVDになっていて、ジャケット写真はすべて私が撮影した写真をご採用頂いた。
さらにShige Blogでもステージのようすをレポートしている。
詳しくはコチラ⇒Shige Blog

Dvd オープニングは「Found My Soul 」。
Saraさんとichiroちゃんの共作。

90vコーラス・ワークもバッチリのポップな曲。

100Saraさん、ものすごく楽しそうで、まるでステージに大きな花が咲いたようだ。

110v2曲目は「Too Many Lovers」。1981年、Crystal Gayleの9番目の全米カントリー・チャートNo.1曲。
Saraさんが幼いころに聴いた大事な曲なのだそうだ。

120「みんないる~!!」
客席にたくさんのおなじみの顔を見つけてうれしそう!群馬県人会の方々だそうだ。
Saraさんは生まれは大阪だけど、5歳から群馬で育ったそうだ。
実はウチも群馬に縁がないワケじゃなくてね、苗字と同じ町があるし、そこには城もあったそうだ。
小さな平城だけど、ご先祖様は城主だったらしい。

130v3曲目は自作のバラード、「So Beautiful」。

150丹ちゃんが絶妙なバッキングをつける。
140v
前の2曲とは全く異なった雰囲気で、早くも多彩な面を見せるSaraさん。
190v
続いてもSaraさんのオリジナル、「Made Up Mind」。
170
「人が何と言おうとも自分は自分の道を行くのよ!」という力強い歌。

160vバックの演奏もメチャ力強い!

180v 「次はジャジーな曲を演ります」と紹介された曲は「Water Color Painted Lady」という曲。
これもSaraさんの作だ。
S41a0069

ichiroちゃんのギターでスタートしたのは「Sara's Blues」。

200vichiroちゃんのアダルトなプレイとSaraさんのピュアでクリーンな歌声のコンビネーションがすごくいいね。 

210vおなじみ、Arethaの「Chain Of Fools」。作曲はDon CovayというアメリカのR&Bシンガー。

245

カッコいい曲だよね。
Marshall Blogの読者はすでにご存知だと思うが、私はソウルとかカントリーはまったくと言っていいほど聴かないし、詳しくない。
そんなだから、私はAretha Franklinって日本でもそのジャンルの大スターだとばっかり思っていたが(実は何枚もアルバムを持っているのだ!滅多に聴かないけど)、日本ではウケないんだってね~。逆に言うと、アメリカでは女神さまということ。
だから映画の『ブルース・ブラザース』ってのは日本と違う視点でアメリカでは人気がある。
でも問答無用で「Think!」はカッコよかったよね。
しかし、「Nob Marley」ってのはウマいこと考えたね。

230v

SaraさんもAretha式に熱唱!

240v以上で第一部が終了。

250v第二部はichiroちゃんフィーチュアで始まった。
The Guess Whoの「American Woman」。
古いナァ~。ichiroちゃん、この曲が好きなんだって。
The Guess Whoはカナダのバンドね。「American Woman」は1970年にビルボードのチャートでNo.1になっている。

260v続けてThe Allman Brothers Bandの「Midnight Rider」。

270あ~、今日はどっぷりアメリカやな~。
あ、ジャマイカか…?
460v

4人の息の合った演奏が気持ちいい!
このドラム・キット!
青いし、ダンボみたいじゃん?

300vしっかし、ichiroちゃんのギター、エエ音やナァ~。
ホント、とろけてしまいそう。
290v
Saraさん、お召し換えして登場。
第一部と全く変わらない「楽しい」テンション!
曲は「After All」。オリジナル曲だ。

310v

Saraさん、今度はアコースティック・ギターをプレイ。

320コレもSaraさんのオリジナルで「Home」。

330「自分の中のカントリー。この曲が自分の音楽の方向性なのかと思っている」という重要なナンバー。
340v
ここでも絶妙なバッキングを披露するichiroちゃん。。

350v
MCでは楽器も話題になった。
というのは、このichiroちゃんが弾いていた黒いストラトキャスターはJimi Hendrixが使用していたものだそうだ。
『Electric Lady Land』のレコーディングでも使用されているとか。
その後、Nile Rogers、Lenny Kravitz、Warren Haynesの手を渡り歩いてきた名器。
スゴク甘い音だったな。

370xさらに、小山さんが使用している白いプレシジョン・ベースの前のオーナーはWill Leeだそうだ。

S41a0106話題には上がらなかったが、自分で上げちゃうよ。
…というのはASTORIAの素晴らしさ!
ま、弾き手が超一流のトーン・マスターということもあるが、とにかく素晴らしい音ですよ。
やっぱりダイナミクスがスゴイね。メリハリっていうのかな?
破天荒に好きな音だわ。ichiroちゃんが真剣に欲しがってくれるのがうれしい。

390Bonnie Raittの「Love Me Like a Man」。

400ブルージー。
1976年のBBCの『Old Grey Whistle Test』で本人が歌っていた。
もちろん私はBonnie Raittも門外漢。でも、Phoebe Snowは好きなんよ。

485v
Saraさんもバッチリと歌いこなして大きな歓声を浴びていた。

430vいよいよショウも大詰め!
Saraさんの「Feelin' Alright Now」というノリノリの曲でクライマックスを迎える。

450vお客さんとのコール&レスポンスが楽しい。
「男の人!」、「女の人!」ときて「群馬の人!」で大盛り上がり!

470v

思い切り盛り上がった後、本編の最後飾ったのは意外にもシットリ系の曲だった。
410v

「Let It Rain」という曲。Saraさんの作品でBramlett&Claptonとは同名異曲だ。
「記念すべき日に集まってくれてありがとう」とSaraさんの感謝の言葉が添えられた。
480v
アンコールもSaraさんの「Sweet Heartache」で締めくくった。


イヤ~、私はFrank ZappaとTodd RundgrenとSteely Dan以外のアメリカのロックってホント、普段自分からは一切聴かないんですよ。
今日は1年分のアメリカン・ロックを1年分堪能させて頂きました。
楽しそうに歌うSaraさんを見ていてとても楽しかった。
ASTORIAのすごさも実感。さすがichiroちゃん!

490Sara Rectorの詳しい情報はコチラ⇒saraのブログ
ichiroの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
ASTORIAの詳しい情報はコチラ⇒いよいよASTORIAが出るよ!

500v(一部敬称略 2016年5月26日 原宿CROCODILEにて撮影)