Sara Meets ichiro ! ichiro Meets ASTORIA!
今日はSara Rectorというシンガーソングライターのステージのレポート。
タイトルにあるようにichiroが共演した。
以前レポートした通り、ichiroちゃんにはASTORIA全種を試してもらっていて、どのモデルに対しても高い評価を頂いたがCLASSICにハマって頂いた。
実はSaraさんを撮るのはこれが初めてはない。
2014年の6月のichiroちゃんのコンサートに客演した際にも撮らせて頂いた。
この時の模様は『ichiro Session(アトスインターナショナル刊)』というDVDになっていて、ジャケット写真はすべて私が撮影した写真をご採用頂いた。
さらにShige Blogでもステージのようすをレポートしている。
詳しくはコチラ⇒Shige Blog
オープニングは「Found My Soul 」。
Saraさんとichiroちゃんの共作。
Saraさん、ものすごく楽しそうで、まるでステージに大きな花が咲いたようだ。
2曲目は「Too Many Lovers」。1981年、Crystal Gayleの9番目の全米カントリー・チャートNo.1曲。
Saraさんが幼いころに聴いた大事な曲なのだそうだ。
「みんないる~!!」
客席にたくさんのおなじみの顔を見つけてうれしそう!群馬県人会の方々だそうだ。
Saraさんは生まれは大阪だけど、5歳から群馬で育ったそうだ。
実はウチも群馬に縁がないワケじゃなくてね、苗字と同じ町があるし、そこには城もあったそうだ。
小さな平城だけど、ご先祖様は城主だったらしい。
丹ちゃんが絶妙なバッキングをつける。
前の2曲とは全く異なった雰囲気で、早くも多彩な面を見せるSaraさん。
続いてもSaraさんのオリジナル、「Made Up Mind」。
「人が何と言おうとも自分は自分の道を行くのよ!」という力強い歌。
「次はジャジーな曲を演ります」と紹介された曲は「Water Color Painted Lady」という曲。
これもSaraさんの作だ。
ichiroちゃんのギターでスタートしたのは「Sara's Blues」。
ichiroちゃんのアダルトなプレイとSaraさんのピュアでクリーンな歌声のコンビネーションがすごくいいね。
おなじみ、Arethaの「Chain Of Fools」。作曲はDon CovayというアメリカのR&Bシンガー。
カッコいい曲だよね。
Marshall Blogの読者はすでにご存知だと思うが、私はソウルとかカントリーはまったくと言っていいほど聴かないし、詳しくない。
そんなだから、私はAretha Franklinって日本でもそのジャンルの大スターだとばっかり思っていたが(実は何枚もアルバムを持っているのだ!滅多に聴かないけど)、日本ではウケないんだってね~。逆に言うと、アメリカでは女神さまということ。
だから映画の『ブルース・ブラザース』ってのは日本と違う視点でアメリカでは人気がある。
でも問答無用で「Think!」はカッコよかったよね。
しかし、「Nob Marley」ってのはウマいこと考えたね。
SaraさんもAretha式に熱唱!
第二部はichiroちゃんフィーチュアで始まった。
The Guess Whoの「American Woman」。
古いナァ~。ichiroちゃん、この曲が好きなんだって。
The Guess Whoはカナダのバンドね。「American Woman」は1970年にビルボードのチャートでNo.1になっている。
続けてThe Allman Brothers Bandの「Midnight Rider」。
4人の息の合った演奏が気持ちいい!
このドラム・キット!
青いし、ダンボみたいじゃん?
しっかし、ichiroちゃんのギター、エエ音やナァ~。
ホント、とろけてしまいそう。
Saraさん、お召し換えして登場。
第一部と全く変わらない「楽しい」テンション!
曲は「After All」。オリジナル曲だ。
Saraさん、今度はアコースティック・ギターをプレイ。
「自分の中のカントリー。この曲が自分の音楽の方向性なのかと思っている」という重要なナンバー。
ここでも絶妙なバッキングを披露するichiroちゃん。。
MCでは楽器も話題になった。
というのは、このichiroちゃんが弾いていた黒いストラトキャスターはJimi Hendrixが使用していたものだそうだ。
『Electric Lady Land』のレコーディングでも使用されているとか。
その後、Nile Rogers、Lenny Kravitz、Warren Haynesの手を渡り歩いてきた名器。
スゴク甘い音だったな。
さらに、小山さんが使用している白いプレシジョン・ベースの前のオーナーはWill Leeだそうだ。
話題には上がらなかったが、自分で上げちゃうよ。
…というのはASTORIAの素晴らしさ!
ま、弾き手が超一流のトーン・マスターということもあるが、とにかく素晴らしい音ですよ。
やっぱりダイナミクスがスゴイね。メリハリっていうのかな?
破天荒に好きな音だわ。ichiroちゃんが真剣に欲しがってくれるのがうれしい。
Bonnie Raittの「Love Me Like a Man」。
ブルージー。
1976年のBBCの『Old Grey Whistle Test』で本人が歌っていた。
もちろん私はBonnie Raittも門外漢。でも、Phoebe Snowは好きなんよ。
Saraさんもバッチリと歌いこなして大きな歓声を浴びていた。
いよいよショウも大詰め!
Saraさんの「Feelin' Alright Now」というノリノリの曲でクライマックスを迎える。
お客さんとのコール&レスポンスが楽しい。
「男の人!」、「女の人!」ときて「群馬の人!」で大盛り上がり!
思い切り盛り上がった後、本編の最後飾ったのは意外にもシットリ系の曲だった。
「Let It Rain」という曲。Saraさんの作品でBramlett&Claptonとは同名異曲だ。
「記念すべき日に集まってくれてありがとう」とSaraさんの感謝の言葉が添えられた。
アンコールもSaraさんの「Sweet Heartache」で締めくくった。
イヤ~、私はFrank ZappaとTodd RundgrenとSteely Dan以外のアメリカのロックってホント、普段自分からは一切聴かないんですよ。
今日は1年分のアメリカン・ロックを1年分堪能させて頂きました。
楽しそうに歌うSaraさんを見ていてとても楽しかった。
ASTORIAのすごさも実感。さすがichiroちゃん!
Sara Rectorの詳しい情報はコチラ⇒saraのブログ
ichiroの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
ASTORIAの詳しい情報はコチラ⇒いよいよASTORIAが出るよ!