あの感動をふたたび!~30th Anniversary LIVE 『SHOW-YA BIG 30』 <前編>
待ってた?
もう出ないんじゃないかって思ってたでしょ?
イエイエ、私はSHOW-YAファンを裏切るようなことをしません。
いつも会場で「Marshall Blogを楽しみにしています!」とあたたかいお言葉をかけてくださる皆さんのことを裏切る、だなんて、そんな…。
もう一度あの感動を味わって頂こうと思って温存していたのだ!…というのはウソで、もっと早くアップしたかったんだけど、ご存知の通り、色々あって遅くなっちゃった。
ゴメンなさい~!
でも、本当にあの時の感激をもう一度呼び覚まして頂こうと3本立てで構成したよ。
国際フォーラムに来れなかった方にも楽しんで頂けると思う。
好事魔多し。
以前にも書いたけど、こうした連作は<前編>ばっかりにアクセスが集中してしまって、回が進むごとに徐々にアクセス数が減ってっちゃうんだよね。後半の方が絶対いいにキマってるのにサ。
コレ、どうしてなんだろうね?
エ?内容がつまらないからだって?
そういうことか~!…ッて冗談じゃない!
ま、そんなことがないように今回も一生懸命書くからね!
明日の<中編>のアクセス件数が、もし<前編>より少なかったら<後編>のアップはやめようかな~。
そうでもしないと、あの30年に一度しかないSHOW-YAの激演に対して失礼だ!…なんて思いたくもなるぐらいの一大スペクタクルだった!
(こんだけ言っときゃ大丈夫だろう…)
さて、有楽町…開演前の長蛇の列。
SHOW-YAの30周年を見届け、そして祝おうと大勢のファンが詰めかけた。
開演前、VTRの後、炎のSHOW-YAロゴ。そして、おなじみのオープニングのSEが流れる。
ステージ中央の奥から姿を現したのは…
角田mittan美喜
とうとうSHOW-YAの30周年を締めくくる一大コンサートが始まった~!
その記念すべきコンサートの1曲目に選ばれたのは「OUT OF LIMITS」。
今日は「自分を忘れて、光の速さで限界の彼方へ飛んでくぞ!」ということなのだろう。ノッケから縁起がいい。
背後で限界までsun-goさんにお付き合いするのはMarshall。
キャビネットは愛用の1960BDMと今日は1960Bをプラス。
ステージそでにセットされているのはいつも通りのJVM410H。
ナンダカンダでJVMはSHOW-YAの歴史の1/6ぐらいはお手伝いさせてもらっているかな?
鼻タカダカですわ。
へへへ、今回はさとさんも。
むかって左端に赤いライトが4つ並んでいるのが見えるでしょ?
コレなの。
EDENなの。
EDENのWT-800とD410XSTなのだ!
ステージを自在に行き来するメンバーたち。
記念すべきコンサートにおあつらえ向きの大舞台だ。
3曲目は「LOOK At ME!」。
最近の定番レパートリーで初っ端を華々しく飾る5 人!
「SHOW-YA30周年の記念のライブへようこそ!今日はWOWOWの生中継が入っているので失言できない!」と恵子さん。
「今日は30曲でSHOW-YAの歴史を振り返るよ~!」と観客を狂喜させる。
さっそく上着を脱ぎすてた!
クロマチックなイントロのメロディが印象的な「秒殺Crazy Love」。
曲も胸のすくドライビング・チューンなんだけど、コレ、歌詞がスゲエんだよな。ちょっとドキドキしちゃう?
得意の1弦開放を利用したsun-goさんのギター・ソロが炸裂!
これまたmittanのドラムがグイグイ来ちゃうスピード・チューン。
みんなのコーラスも大フィーチュア。
SHOW-YAのコーラスって好き。
次のセクションでは、「SHOW-YAには30年の歴史があります。なつかしい曲をチョットだけ!」と、まずは1989年のアルバム『Outerlimits』から「TROUBLE」。
お~、正統派ブリティッシュ・ロック・リフ!
問答無用でカッコいいわ!
結局こういう曲を演ってビシッと決まるガール・バンドってSHOW-YAだけなんだよね。
今と違って、当時は機材も前時代的だったので、本当に演奏能力が高くないと人前にでることなんかできなかった。コピー・バンドはライブハウスなんかに到底出られない時代。
ホント、SHOW-YAは『土佐日記』状態だったと思う。
お次は1990年の『HARD WAY』の1曲目の「Metallic Woman」。
これまたブリティッシュ・ハードの権化のようなへヴィ・チューン。
ここでガラリと変わって、また『PROGRESS』に戻っての「Always on your side」。
今日初のバラードだ。
恵子さんの祈るような歌と…
sun-goさんの泣きのギターで会場は一気にセンチメンタルに…。
コレいい曲だな。
恵子さん曰く、「寂しい女のバラード」や「愚痴ぽい女が多かった」とか…。
そんな感じにはまったく見えませんが。
「ここからはシングル曲がイッパイ出てきます。『限界LOVERS』からしか知らない人もいるみたいだけど…(その前にもいい曲がいっぱいシングル・カットされてんだから耳の穴かっぽじってよく聴きやがれ!熟女なめんなよ!)…シングルのコーナーいってみよう!」
あ、( )の中は私の勝手な想像ですから、恵子さん、気にしないでね!
で、人気のシングル・コーナーの最初の曲は1985年「素敵にダンシング」のB面「AU REVOIR」。
B面とはいえ、こんなハード・ロックがシングル盤に収まっていたんだからいい時代だよね。
30年前か…サラリーマンの第一歩を踏み出した年だよ。
時折触れるように、私はsun-goさんと誕生日が一日違いなんだけど(sun-goさんが一日だけ妹)、sun-goさんって私が頭を横分けにしてた時からSHOW-YAやってんだもんな。スゴい。
私はというと、大学出て、地味ながら比較的大きい会社に潜り込んだので、定年まで勤めて、社長とは言わないけど、ま、せいぜい事業部長ぐらいにはなりたいな…なんて思ってたアノ頃。ちっちぇ~夢だったな。
今ではMarshall。イベントの司会までやっちゃって…。
そしてカメラを何台もブラ下げてSHOW-YAのコンサート会場を駆けずり回ってる!…一体今の自分の姿を誰があの時想像できようか…マジで今の自分でよかったわ。
これも音楽の魔力のせいなのだ。そういう意味ではSHOW-YAと同じ…ということにさせて頂こう。30周年でめでたいから。
シングル・コーナーの2番手は1987年の「その後で殺したい」。
そしてこのコーナー最後は今でも時折セットリストに組み込まれる「ONE WAY HEART」。
この曲は1986年のリリースだ。
くどいようだけど、私は仕事で富山にいた頃だ。寂しかったナァ、ひとりぐらしは。もう二度とイヤだ。
この頃SHOW-YAって富山に来てくれたかな?
この頃、富山の総曲輪(そうがわ)のジャズ喫茶にJohnny Griffinが来てビックリした。30年前でチケット代が8,000円もしたので行かなかったけど。
ナゼSHOW-YAが現役でバリバリにできるかを証明したかのようなコーナーだった。
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト