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2016年6月 3日 (金)

NAKED MACHINE登場!【追補版】

「naked」という単語は「裸の」を意味する形容詞だけど、何となく単語と意味がかみ合っていないような感じが昔からするんだよね。
つまり「naked」という言葉を見たり聞いたりしても、「裸の」という意味が出て来るまでに、何となく頭の中でワンクッション入る感じがする。
普段から英文を書いていて使うことがほとんどない言葉なのでなじみが薄い…というのがその理由なんだと思うけど、これからはなじみの単語となりそうだ。
ナゼならこのNAKED MACHINEというバンドへの期待が大きいからだ。

ちなみに他にも「bare」とか「nude」とか、「裸の」という意味を表す英単語がある。当然それぞれ使い方が違う。
「bare」は部分的に裸になっている状態を指す。だから「素足」は「barefoot」だし、「素手」は「bareknuckle」だ。
一方、「nude」は服があるのに着ていない状態、何かの目的で裸になっている状態を指す。
「NAKED」でヨカッタ。
「NUDE MACHINE」だったらヤバそうだもんね。すぐにおまわりさんに連れて行かれそうだ。

さて、前から一度観たいと思っていたNAKED MACHINE、いよいよMarshall Blogにご登場頂いた!

10里村源多朗

20v杉浦智和

30峯村武憲

40石川達也

50そして、サポートで参加のKAN。

60源多朗さんは他のバンドで何度かMarshall Blogにご登場頂いている。

70vもちろん生粋のMarshallプレイヤーだ。

80実はお付き合いも結構古く、VintageModernのデモンストレーションをお手伝い頂いたのが最初になる。
写真は2007年に配布されたJVMとVintageModernの宣伝用デモンストレーションDVD。
チョット名前は出せないが、豪華なメンバーが出演している。
その中でも源多朗さんはハードロック・ギターのエキスを吸いつくしたかのような華麗なプレイを見せてくれている。
普段から仲よくお付き合い頂いている人、今では世界で活躍する人、ご無沙汰になっている人、残念ながら消滅してしまったバンド…久しぶりに観たけど、破天荒に濃い内容で驚いちゃった。
昔はずいぶんいろんなことをやったな~。何でも夢中で一生懸命やった。今はその時以上だ!

90dvd杉浦さんもMarshall。

100そして、Marshall GALAではTHE SHRED MASTERSルーク篁さんのチームで大活躍してくれた達也くんはNATAL。
達也くんが加入したこともあってNAKED MACHINEのステージを楽しみにしていた。

110vしかも、サポート参加とはいえ、KANちゃんが歌うのだから楽しみは増すばかりだ。

1_s41a0281 この日、複数のバンドが登場したが、NAKED MACHINEの出番になると場内はスシ詰め。
お客さんはノッケから興奮状態で、「待ってたぞ~!」感がハンパではなかった。

120_op 一曲目は「Evil Eyes」。

140

何たる純粋なハード・ロック・サウンド!
まさにMarshallがなければこの世に生まれて来なかった音楽。
そして、Marshallでなければならないロック!

130v_eeこういうロックを聴くとホッとするわ~。
1_img_0031

二曲目は「To the Top」。
KANちゃんの激唱ぶりがすさまじい!

160v_tttそして、冴えわたる源多朗さんのソロ!

210v

その二人をガッチリとバックアップする面々の仕事も見事だ。

170v

180v

190v

イヤイヤ~、達也くん、こうしたメタル・ドラミングはバッチリだね~。
ただでさえラウドでヌケの良い24"のバスドラを豪快に踏みながらNATALを鳴らし切ってくれた。

1_s41a0227「今までコーラスだったけど、昇進した」というKANちゃんのMCをはさんで…
240
「Oh my God」。

230_omgどこまでもメロディアスにソロを紡ぐ源多朗さん。
すさまじいシュレッドぶりだが一音一音の粒立ちがものすごくハッキリしている。

250昇進を果たしたKANちゃんの活躍ぶりも実に見事だった。

260前任のシンガーは男性だったが、まったくそんなことを気にさせない完璧なハマりよう。
恐るべし、KANちゃん!
しかし、いくら以前からコーラスを担当していたとはいえ、キーの問題は大丈夫だったのかね?

270v源多朗さんのソロのたびに大きな歓声が上がる!

280熱狂のステージはまだ続く…「Eternal Moon」。

300変わらぬテンションで整ったフレーズをとめどもなく繰り出す源多朗さん。

310v達也くんのドライブぶりも豪快そのものだ!

320vそして、最後の曲、「Fight to Survive」。

330v_fts正統派メタルむき出しのドライビング・チューン!

340v胸のすくような疾走感。

350vロックの醍醐味とはこういうことなのだ!

360v今回はイベントということで六曲と短いステージではあったが、ハードロックあるいはへヴィメタルの健在ぶりを見せつけてくれるような充実したパフォーマンスであった。
そして傍らにはMarshallとNATAL。
今後の活動がとても楽しみだ!

370vNAKED MACHINEの詳しい情報はコチラ⇒NAKED MACHINE OFFICIALWEBSITE

380この日、トリで登場したのはKNOCK'EM DEAD。
楽屋にお邪魔したら「お~!」なんて声をかけられた。

390誰かと思ったらバーニー!
うれしいね~。
開演前にBAD SCENEやら、シゲさんやら、楽器に関する昔話でスッカリ盛り上がってしまった。
…というのも、バーニーは10月に「野獣」に参加することになっているのだ

1_s41a0346 当然この日もMarshall。
カスタムショップで作った白い1987Xを使用。

400vいつも通り、絵にかいたような王道ギターをバッチリとキメて大きな歓声を浴びまくっていた。
ホント、「ロック・ギターの権化」のような人だ。

410vKNOCK'EM DEADのギタリストとのギター・バトルは最高の見せ場だった!
ありがとうバーニー!

420

【追補】
この記事を掲載した翌日、ビッグ・ニュースが転がり込んで来た。
記事内で「サポート参加」として触れているKANちゃんがNAKED MACHINEに正式加入したのだ!

1_s41a0248 おめでとうKANちゃん!
ますますのご活躍をお祈り申し上げております。
NAKED MACHINEのオリジナル曲で源多朗さんと一緒にジャンジャン日本の正統派HR/HMシーンを盛り上げてくだされ!

1_s41a01281965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年4月16日 目黒鹿鳴館にて撮影)