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2020年5月28日 (木)

CASPAはMarshall JVM!

052015年結成のガール・チーム、CASPA。
向かって左から、Toko(b)、Miyu(vo)、そしてNatsumi(g)の3人組。

10ギターのNatsumiちゃんには、2018年の冬に企画したMarshallをテーマにした若手ギタリストたちの座談会に参加して頂いた。

20それから同じ年に開催された『楽器フェア』。
帰りがけにエントランス・ホールを通りかかるとハジけ飛ぶような元気なバンドが演奏していた。
しかも、威勢のいいギターを鳴らしているのはMarshallのフル・スタック!
誰が弾いてんの?っと思ってよく見てみたら…

30v Natsumiちゃん!…なんてことがありましてね。40そして今回、CASPAのレコーディングで全面的にJVMが使われた!
Natsumiちゃんが華奢なのもあるけど、こうして見るとMarshallってデカいな~。
もう45年ぐらいにわたってその姿を見て来たけど、改めてそう思うわ。
私が生きているウチにロックが正気を取り戻して「デカいからいい音が出る」という時代が戻って来てくれるといいナァ。

40vNatsumiちゃんが使用したのは…

50vJVM210H。
そして、別ブースにセットされた、上の写真に写っている1960BV。

60v Marshallにレスポール・カスタム。
男らしい組み合わせ…失敬!…真性ロックのコンビネーションでいい音を鳴らしてくれた。

70 そして出来上がったアルバムがコレ。
5月13日にリリースされたばかりのCASPAのファースト・フル・アルバム『明日の足跡』。
楽器フェアの時に耳にしたハジけるようなサウンドがテンコ盛りの1枚だ。80cdその中のリードチューン「Daybreak」のMVが発表されているので紹介しておこう。
コレ、タイトルがタイトルだけに前の日の夜から日の出まで撮影したんだろうけど、若くないとできないね~。
もう最近は早い時は朝の5時半から事務所で仕事を初めて、夜10時には寝てるんだ。
早寝早起きして免疫能力を高める…コレが一番のコロナ対策だぜ。
イヤ、そんな年寄りの話はどうでもいい。
CASPAの世界をお楽しみアレ!

最後にNatsumiちゃんからひと言…
「MarshallのJVMは1台で何通りもの音色が作れるところが改めて魅力的だと思いました。
あたたかい音、きらびやかな音、厚く芯のある音など…。
クリーンからディストーションまで幅広く、細かいEQ設定もでき、1台あるだけで安心感がゼンゼン違いました。
今回のレコーディングはMarshallなくしては完成しなかったアルバムです」
 
どうもありがとう!
コロナ騒ぎが終息してライブが出来るようになったらカメラかついで遊びに行きます!
 

CASPAの詳しい情報はコチラ⇒CASPA Official Website

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2020年5月 6日 (水)

ただ今留守中!

現在、Shige Blogでイギリスはマンチェスターの方に出張しております。
よろしかったらShige Blog遊びに来てくださいまし!
    ↓   ↓   ↓
Shige Blog イギリス紀行
 

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2020年4月29日 (水)

今日は4月29日…Marshall Blogで野音に行こう!! 

 
今日は4月29日。
ナ~ンの日だ?
そう「天皇誕生日」…我々の世代ならこう答えても不思議はない。
でも今となっては、もう2代も前の天皇陛下のお誕生日になってしまったのね?
じゃ、今「天皇誕生日」はいつだろう…私はわからないな。
この国の人間としてそれではマズイので調べておこう……2月23日だそうです。
じゃ、今日は何の日?
ホラー映画ファンなら429で「死肉の日」なんて答えるかも?
よせやい…『悪魔のいけにえ』ってか?
今日は「緑の日」です。
あぁ、そうだった、そうだった! 
ではなくて、我々にとっては『NAONのYAON』の日じゃないか!
 
2013年に5 年ぶりに開催されてからというもの、毎回Marshallのサポートやオフィシャル・フォトグラファーとしてお手伝いさせて頂き、都度Marshall Blogでライブ・レポートを掲載して来た。
その数、7年にわたって書いたり総計48本!
普通なら1回1本、計7本だよ。
ヒマなのか?って?
トンデモナイ!
楽しい思い出はできるだけ細かく記録しておこうと思ってサ。
最初のウチは5本立てで収めていたんだけど、だんだん本数が増えていって9本立てまで膨らませたことがあった。
  
今年も楽しみにしていたが、皆さんすでにご存知の通り、残念ながら今日という日に開催することができなくなってしまった。
いつも天気が気になって、毎年恵子さんが強引に雨を食い止めてくれていたが、皮肉なことに天気予報を見ると今日は「雨の心配ゼロ」だという。
そんな日に外出すらできない今年の4月29日。
エエイ、それならMarshall Blogで「テレ野音」といこうじゃないか!
 
というワケで、これまでのMarshall Blogの『NAONのYAON』のレポートのリンクを全部並べてみた。
最初から開けてみて復活後の『NAONのYAON』の歴史をたどるもよし、興味のある記事だけ見るよし、誤字脱字を見つけて校正職人気分に浸るもよし、自粛タイムをSHOW-YAの皆さんと少しでも楽しく過ごして頂ければ幸いである。
コレね~、作業が大変だったんよ~。
 
せっかくだから気分を出して、まずは野音に着いたところから…。
 
「いい天気だね~!今日は雨の心配はないらしいよ」

11_0r4a0026「ヨッシャ―!一番乗り~!」

11_0r4a0021「コレを見るとワクワクするよね~」

11_0r4a0036 ハイ、Marshall Blogの中では自粛は無用!
特等席でどうぞ!
11_img_0001 それでは始まり始まり~!
まずは2013年の4月29日からだよ。
 

【NAONのYAON 2013】

350  
vol.1 : SCANDAL、Cyntia、DESTROSE登場!
vol.2 :LoVendoЯ、平野綾、星屑スキャット、Yuki&Chiiko登場!
vol.3 : シシドカフカ、土屋アンナ、夏木マリ、矢沢洋子、杏子登場!
vol.4 : 中川翔子、相川七瀬登場!
vol.5(最終回) : SHOW-YA登場、そしてフィナーレ!

 

【NAONのYAON 2014】

190v_2 
vol.1 : オープニング・アクト~No Rain! No Rain!
vol.2 : 中川翔子、D_Drive、Gacharic Spin、Drop、Cyntia登場!
vol.3 : 中ノ森文子、黒木渚、矢沢洋子、LoVendoЯ、Zwei、稚菜、FLiP、森高千里登場!
vol.4 : シシドカフカ、加藤ミリヤ、杏子、星屑スキャット、八代亜紀、土屋アンナ、相川七瀬登場!
vol.5:(最終回): SHOW-YAとグランドフィナーレ!<追捕版>

 
【NAONのYAON 2015】

180    
vol.1 : オープニング・アクト
vol.2 : 相川七瀬、FLiP、PIGGY BANKS、Gacharic Spin登場!
vol.3 : 仮面女子、ピンクサファイア、田村直美登場!
vol.4 : シシド・カフカ、土屋アンナ、中村あゆみ登場!
vol.5 : 山下久美子、シークレット・ゲスト、YU-KI、杏子登場!
vol.6 : SHOW-YAが〆てグランド・フィナーレ!

 
【NAONのYAON 2016】

340
vol.1:オープニング・アクト (オマケつき!)
vol.2:Gacharic Spin、BAND-MAID & Cyntia登場!
vol.3:Mary's Blood、Zwei & Charisma.com登場!
vol.4 : 岡本真夜、水谷千重子登場!
vol.5 : 加藤登紀子、中村あゆみ登場!
vol.6 : 相川七瀬、田村直美登場!
vol.7(最終回) : SHOW-YA、そしてフィナーレ!

 

【NAONのYAON 2017】

370 

vol.1 : オープニング・アクト
vol.2 : SILENT SIREN、ЯeaL & Chelsy
vol.3 : Gacharic Spin & Cyntia
vol.4 : Mary's Blood & GUITAR GIRLS COLLECTION
vol.5 : スペシャルユニット&夢みるアドレセンス(+SHOW-YA)
vol.6 : はるな愛&相川七瀬
vol.7 : 久宝留理子&小比類巻かほる
vol.8 : 荻野目洋子&SHOW-YA<前編>
vol.9 最終回 : SHOW-YA<後編>&グランド・フィナーレ

 
【NAONのYAON 2018】

310 

vol.1 : オープニング・アクト & SHOW-YA
vol.2 : 神取チーム、Gacharic Spin、GIRLFRIEND、おかまりん&稚菜
vol.3 : DOLL$BOXX、Mary's Blood
vol.4 : STARMARIE、相田翔子
vol.5 : World Guitar Girls Collection、椿鬼奴&金星ダイヤモンド
vol.6 : 早見優、中村あゆみ他
vol.7 : 小柳ゆき、SHOW-YA<前編>
vol.8 : SHOW-YA<後編>、フィナーレ

 
【NAONのYAON 2019】

190 
vol.1 : オープニング
vol.2 : Mary's Blood とGIRLFRIEND
vol.3 : World Guitar Girls Collection とSAKI YAONスペシャルバンド
vol.4 : 平成曲&プリプリコーナー
vol.5 : 浅香唯、阿佐ヶ谷姉妹、他
vol.6 : 永井真理子、YU-KI他
vol.7 : SHOW-YA <前編>
vol.8 : SHOW-YA <後編> & グランド・フィナーレ
 
イヤ~、こうして振り返ってみると色々あったね~。
実はこうして同じテーマの記事を並べると文章のワンパターンがわかっちゃって恥ずかしいんだよね。
 
最後に蛇足ながら…私は毎週イギリスのMarshallのスタッフとSkypeやTeamsで電話ミーティングをしているんだけど、もちろん会話の最初の話題はコロナ。
話を聞いていると、もう日本とはゼンゼン違うんだわ。
ナニが?ってコロナに対する意識がサ。
最近は日本も繁華街から人がいなくなったけど、それ以外のいわゆる「地元の商店街」は普段とそう変わらなかったりするもんね。
ロンドンは、かのオックスフォード・サーカスにもコヴェント・ガーデンにも、レスター・スクエアにもネコの子一匹いないって。
日本はまだスタートラインに立っていない感じがするよね。
だって検査しないんだもん。
まずは政府の取り組みがあまりにも違う。
 
今、日本では医療従事者や関係者が迫害されるような事件が起きているでしょう?
イギリスにはNHS(National Health Service)という国民の健康をケアする機関があるのね。
風邪をひいても「診察は2週間後」みたいに対応が著しく遅く、必ずしもいい話だけを聞くワケではない。
ところが、今回のコロナでは決死の対応に取り組んでいて、国民が大いに感謝しているという。
そして最近こんなことがあったらしい。
朝、入場制限をしているスーパーマーケットに夜勤明けのNHSの職員が姿を見せると、列に並んでいた一般客全員が拍手でそのNHSの職員を迎え、列の最前に順番を譲ったという。
それどころか、その職員がレジでカードを渡そうとしたら、後ろから見知らぬオバサンが走り寄って来て、ダマって自分のカードをカードリーダーの溝に滑らせたっていうんだよね。
日本でもミュージシャンたちが配信ライブなんてのを盛んにやっているけど、イギリスでは演奏の前に「まずはNHSの皆さんに心からお礼を言いたい」ってやってるんだよね。
こういう話を見たり聞いたりすると、い~か~にも「国がひとつになっている」ということを思い知らされるんだな。
 
とにかく皆さん、我々はまずStay home, stay safe!!
近い将来、また野音でお会いしましょう! 

11_0r4a0037

 

200_3

2020年3月30日 (月)

NATALからのお知らせ

  

Natal_v1_letter

今般よりNATAL Drumsの製品は、株式会社ヤマハミュージックジャパンさんに取り扱って頂くことととなりました。
言い換えるとヤマハミュージックジャパンさんが、MarshallやEDEN同様NATALのドラムスやパーカッション、ハードウェアを輸入し、そして楽器店に販売する…ということになります。
ドラマー、パーカッショニストの皆様におかれましては倍旧のご愛顧をお願い申し上げます。
 
そして、今後もMarshall Blogがバックアップさせて頂きますますので現在NATALを日頃よりご愛用くださっているアーティストの皆さん、引き続きよろしくお願い致します。
 
 
ヤマハミュージックジャパンのウェブサイトはコチラ
   ↓    ↓    ↓
NATAL製品の輸入販売業務開始のお知らせ

 

…ということで今一度しつこくNATALについて。
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1965年の創立だからして、Marshallの3年後輩で、元々はアラン・シャープという人が作ったハンド・メイド・パーカッションのブランドだ。
2020年の今年は創業55周年なのだ!

As そのアランが作るパーカッションがあまりにも素晴らしいので、またたく間に当時のイギリスのパーカッショ二ストやドラマーたち愛用されるようになったんだね。
T.Rexのミッキー・フィン、The Rolling Stonesのチャーリー・ワッツ、そしてLed ZeppelinのJohn Bonham等々。

Jb_1 Deep Purpleのイアン・ギランもNATALのコンガを使っていた。
この『Live in Japan』の海外盤、『Made in Japan』のジャケットに写っている黒いコンガはNATAL製なのです。

Dp Fleetwood MacのMick Fleetwoodもそう。
Led Zeppelinの「Black Dog」の原型といわれる「Oh Well」のコンガがNATAL製だったのかもしれない…なんて想像するだけでも興奮しちゃうよ!

Ow残念ながら当時日本には入って来なかったので名前を知っている人は皆無に等しかったけど、イギリスの音楽関係者ならみ~んなNATALというブランドを知ってる。
 
そのNATALがドラム・キットを製造し出したのはMarshallがブランドを買収した2010年以降のこと。
最後発とはいえ、確かな品質と手ごろな価格、そして何よりもブリティッシュ・ロック魂に満ち溢れたサウンドで急速にイギリスで普及し、今では英国を代表するドラム・ブランドに成長した。
おかげさまで大分日本でもその名前が知れ渡るようになって来た←今ココ…大変だった。
NATALを応援してくださっている皆さんには、この場をお借りして心から感謝申し上げます。
ジム・マーシャルも天国で喜んでいるはず。
「日本もいよいよじゃな…フォッ、フォッ、フォッ!」って。
ジムはドラマーだったからね。

Jim そのNATALを紹介する動画がコレ。
 
時は1965年、場所はロンドン。
伝説のパーカッショニスト、アラン・シャープは理想の楽器を編み出すことに没頭していた。
そして、ついにそれを手に入れた。
やがてその楽器は多くの人の知れるところとなり、
レッド・ツェッペリン
ディープ・パープル
ザ・ローリング・ストーンズ
ブラック・サバス
UB40
ボブ・マーレー
…らに重用された。
アランは「ロー・プロファイル・フープ」の開発者。
彼はいつもナニかを作り出そうとしていた。
そして今、我々がそれを引き継いだ。
アラン・シャープのレガシーは生きている

これからもMarshall/NATAL/EDENをよろしくお願いします!
動画に対抗し続けるMarshall Blogもよろしくね。

80 

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2020年3月25日 (水)

田川ヒロアキのB面をチェックしよう!

 
田川ヒロアキのマネージャーの美瑞穂さんから電話があって「今度、田川がいーてれの番組に出演することになって…」とのこと。
「いーてれ」?
最初、チョットわからなかった。
電話のコチラ側で私がピンと来ていないのが美瑞穂さんに伝わったのか「NHK教育」の…と言い直してくれてわかった。
そうなんだよね、今3チャンネルって「教育テレビ」って言わないんだよね?
いつの頃からか?と調べてみたらアータ、2011年からだって!
失礼しました。
それだけ見ていなかったということになるか…。
でもね、昔は「NHK教育テレビ」…イヤ、「Eテレ」さんには結構お世話になったものなんです。
それは英会話関係の番組。
約25年前、一年発起して英語の勉強を始めた時のこと。
テレビでは『3か月英会話』っていう番組だったかな?教本を買って欠かさず見ていた。
それと、案外役にたったのが『ミニ英会話・とっさのひとこと』という短い番組。
ラジオもやったよ。
『やさしいビジネス英語』という番組をよく聞いた。
以前、「さよならマット・ユマノフ!~私のニューヨーク」という記事にも書いたが、当時はニューヨークに行って現地の人たちとコミュニケイトしたいがために1年間死ぬほど勉強したのね。
残念ながら私は海の向こうにも、駅前にも留学することができなかったので、Eテレ(&ラジオ)とブックオフで買った英語に関する古本と映画と音楽で乗り切ってきた。
あの時から25年も経ったところで結果も経過も大したことはないけれど、こうしてイギリスの会社に勤めることができる程度にはナントカなった。
Eテレには感謝&感謝なのである。
 
そして、今日はそのEテレの本拠地からのレポート。
今日はヒロアキくんが『ハートネットTV B面談義』という対談番組の収録。
D_DriveのYukiちゃんがMarshallを携えてNHK総合の『うたコン』という番組に2度ほど出演するなど、ここのところNHKづいているのだ。
10まずはリハーサルにGo!

20収録スタジオはこんな感じ。

30Marshallがあるいいセット!

40ヒロアキくんが使用するJVM210Hと1936。

50足元のようす。

60音声さんにマイクを付けてもらって…

70まずは弾いてみる。

70vチョコチョコっと音を微調整。
モニターの関係でいつもより大分音量が小さいからね。

80ずいぶんいろんなシチュエーションのヒロアキくんを撮って来たけどテレビカメラ越しの姿を見るのは初めてか。

90

100相変わらずのギュイーンぶり!

1101回目のリハーサル終了。
もちろん結果はバッチリ!

1202回目のリハーサル。

130TV用のメイクをしてもらって、黒いトラウザーズに履き替えたよ。

140今度は一部の共演者も合流して本番感が増す。

165v

160気合い入ってます!190v

1702回目のリハーサルも無事終了。

180後は仕上げをごろうじろ!

200番組のメインパートである対談でもヒロアキくんは大活躍。
ハッキリ言って主役。
みなさん、放送をどうかお見逃しなく!
 
『ハートネットTV B面談義』
3月30日 午後8:00~8:30
 
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

0r4a0122 

200 
(一部敬称略 NHKスタジオにて撮影)

2020年3月19日 (木)

Shige Blogの『スタンリー・キューブリック展』レポート完結!

 
 Shige Blogの『スタンリー・キューブリック展』ようやく完結しました。
一部DVDで中身を確認しながら好き勝手に思いのたけを書いていたら存外に大仕事になってしまった!
正直、途中でイヤになっちゃった…だって、アクセス数がチビっとなんだも~ん!
『シャイニング』なんて題名は聞いたことがあるにしても、若い人は「キューブリック」なんて全く知らないだろうし、やっぱり今の日本人はジブリかゴジラかガンダムじゃないとダメなのね~。
イヤ、単に記事の内容がツマらないということか。
でも、改めて数本の作品を観て、気になるポイントを調べて、新しく知識を蓄えたことは楽しかった。
記事の中で言っているように、キューブリック映画はワケがわからない部分があるにせよ、興味のある私にとってはこの展示会、本当にオモシロくてサ…「ロンドンでコレを観た」ということを半永久的に記録に残せたことが何よりもヨカッタと思う。
Marshall Blogのライブ・レポートにご登場頂くたびにギタリストの三宅さんがいつも私にかけてくださるのは「残してくださってありがとうございます」というお言葉。
そうなんですよ。
「残す」というのはとても大切なことだなと思うのです。
だって残さなかったらナニも残んないじゃん?…当たり前だけど。
いいライブやMarshallのオモシロそうな話題を残しにMarshall Blogにまた帰りますが、実は去年の 「イギリス紀行」のネタがゴマンと残っているのです。
マンチェスターやエニグマとアラン・チューリングの話題とか…。
時間を見つけて「残す」作業に勤しみたいと思っとります。 
  
さて、今回の『キューブリック展』のプログラムは以下の通り。
 

★『スタンリー・キューブリック展』に行く!
会場の『キューブリック展』への道のりを例によってクドクドと…。

ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その12 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.1>

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★キューブリック・ストーリー
『THE STORY』と題したキューブリックの足跡の展示。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その13 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.2>

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★キューブリックの撮影
『FILMING』というコーナーではキューブリックの撮影機材や映画作りの手法を紹介。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その14 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.3>

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★作品別展示 その1
『突撃』、『スパルタカス』、『アイズ・ワイド・シャット』、『ロリータ』に関するアイテムを紹介。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その15 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.4>

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★作品別展示 その2
『時計じかけのオレンジ』に関するアイテムを紹介。
これはヨカッタな~。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その16 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.5>103
★作品別展示 その3
『アイズ・ワイド・シャット』に関するアイテムを紹介。
サラっとやってます。
でもこの作品は好き。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その17 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.6>

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★作品別展示 その4
世界で一番怖い映画を目指した『シャイニング』に関するアイテムを紹介。
やっぱりココはミッチリやりたいところ。
コワイですね~。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その18 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.7>

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★作品別展示 その5
世界で一番怖い映画を目指した『博士の異常な愛情』に関するアイテムを紹介。
今回見直して、今一番好きな作品。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その19 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.8>

10 
★作品別展示 その6
『バリー・リンドン』に関するアイテムを紹介。
人生で一番最初に観たキューブリック作品。中学2年の時でした。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓

イギリス紀行2019 その20 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.9>

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★作品別展示 その7
『2001年宇宙の旅』に関するアイテムを紹介。
観なおしてもやっぱりわからなかったヤツ。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その20 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.10:最終回>

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★番外編
フォトグラファー時代のキューブリックの写真を紹介。
デザイン・ミュージアムの他の展示を見学。
 
ココをクリック!
 ↓ ↓ ↓
イギリス紀行2019 その20 ~ スタンリー・キューブリック展 <番外編>

160 
以上です!
お楽しみ頂ければ幸いです。

次回のMarshall Blogは<ライブレポート>。

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2019年12月31日 (火)

I Was Waiting For This! ~ BOOOOZEの最新情報

11_0r4a0006 
ここのところBOOOOZEから遠ざかっていたMarshall Blog。
数日前にうれしい情報が発信されたので紹介しておく。240 アレはまだ暑い盛りだったナァ。
ギターの大貴くんから連絡があって新曲のレコーディングに入る…というのでレコーディング・スタジオにカメラを持って遊びに行って来た。
その時のスタジオでの様子がコレ。
この日はリズム録りだった。
NATALと一緒にパチリ。

11_0r4a0010 翔太くんのEDENも準備万端。

11_0r4a0014もちろんレコーディングにはMarshallがふんだんに使われた。
ギター録りはまだ後なのでJVMやORIGINは待機状態。

11_2mar こうして録音した曲のMVが数日前に発表となったのだ。
「Waiting For」という曲。
「wait for」か…。
基本的なことだけど「wait」って自動詞なんだよね。だから前置詞が必要。
ところがコレが「for」を入れずに他動詞的に使われるからややこしい。
さらにコイツ、「await」っていう他動詞が兄弟にいやがる。
コレ「alive」とか「awake」みたいに形容詞ヅラしてるけど、実は純然たる動詞。しかも自動詞としても働きやがるから始末が悪い。
ま、こんなこと知らなくてもゼンゼン大丈夫だけど…。

「Waiting For」は「アルバムのタイトル・チューン」という触れ込みなので、アルバムのリリースも期待できそうだ。
ではどうぞ!

BOOZEはいつも私が考えているトラディショナルなハードロックと現代の若い人たちの感性がいい塩梅に混ざったロックをクリエイトしてくれていると感じているのね。
今の「ありがとロック」からは「ロック」という音楽の本来の魅力を見い出すことはもはや完全に不可能だし、かといって気候も言葉も食べ物も違う今の若者たちが昔のロックのマネをしたところでサマになるワケがない…BOOOOZEの感覚ってすごくいいと思うのだ。
 

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2019年12月19日 (木)

ロサンゼルスのD_Drive

 
2019年もあとわずか。
しかし、今年は色んなことがあったナァ…D_Driveの話。
2月3日、D_DriveがMarshall Recordsから世界デビューすることを発表。
この時は大変だった。
朝の5時にYukiちゃんから電話がかかって来て「シゲさん、大変です!情報が洩れちゃってます!」って言うじゃない?
発表のタイミングを間違えてイギリスが先走って情報を公開しちゃったんだよね。
その後、5月31日にMarshall Recrordsから世界に向けて『Maximum Impact』をリリースして、その翌日にはイギリスのMarshall LIVEのステージに立って、カムデン・タウンで演奏して…。
10月の上海の「Music CHINA」は大ウケ!
11月9日には『Marshall GALA2』に出演して、その翌日からは「47都道県ツアー」をスタート。
それで年末を迎えようとしているワケだけど、来年はショッパナから大忙し!

07v1月の4日にはLOUDNESSの高崎さんや山下さんと大阪で共演して、その1週間後にはニューヨークから来日しているYukiちゃんのお姉さんのYukariさんと『チェリーを三つ入れてください』でコラボ。
その翌々日には、NAMMに出発。
まだまだ先だと思っていたけど、もうひと月もないじゃないの!
今日はそのアメリカでの活動の話題。
10D_DriveがNAMMで演奏するのは今度は2回目。20今回はMarshall Recordsのアーティストとして、Marshallのスタンドでデモンストレーションして頂きます。

30自分で言うのもナンですけど、NAMMショウでの『Marshall』ですからね。
このステージ…「世界」感が生半可ではありませんな。

40NAMM開催中の17日には、ロックの発展に貢献した女性ミュージシャンを表彰する『SHE ROCKS AWARDS』のオープニング・アクトとして授賞式のステージに立つ。
 
実は昨日、元Marshallの社員で、NWOBHMの雄、Grim Reaperの創設者であるニックが…
「ヘイ、TDMF(Tokyo Dwelling Mother Fxxkerの略。彼は親友のザック・ワイルドの'SDMF'をモジって私のことをこう呼ぶ )!おいおい、SHE ROCKS AWARDのオープニングで日本のバンドが演奏するっていうじゃないか!シゲは来るのか?」
とコンタクトして来た。
「お~!ADMF(Arizona Dwelling Mother FXXKerの略)!そうなんだ!D_Driveといってギタリストとドラマーが女性、もうひとりのギタリストとベーシストが男性のインスト・ヘビィメタルバンドなんだ・もちろん私もNAMMへ行くよ!」と説明した。
すると「ヨッシャ!実はオレはその授賞式のプレゼンターのひとりなんだ。コリャADMFとTDMFコンビの再結成だな!楽しみにしてるぞ!」ってな具合。

50もちろんD_Driveは4人で出演するが、ココでの主役はYukiちゃんChiikoちゃん…ということになるだろう。
楽しみだ~!
17日6:30からNAMM会場近くのライブハウス「House of Blues」にて。
55コレだけかと思っていたら、もうひとつ演奏の機会が舞い込んで来た。
それはロンドンでもやったんだけど、マスコミ関連の人たちの前で演奏する「Showcase Live」というモノ。
こちらはSHE ROCKSの前日の7:30からハリウッドの「The House of Machines」というところで。
アナハイムからハリウッドまで結構あるんだよね~。
時差ボケの老体にはキツイ仕事になることは間違いないけどカメラを持って頑張って来る!

60出演はD_Driveの他にMarshall Liveでもご一緒させて頂いたレーベル・メイトのPress to MECO。
コチラも楽しみだ。

11_records_showcase_press_to_meco_p 来年も忙しそうだぞ、D_Drive!

 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website

80v

200

2019年10月 7日 (月)

D_Drive、今度はアメリカへ!

 

05_2昨年Marshall Recordsと契約。
結成10周年の今年、5月31日に世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』をリリース。
6月上旬に『Marshall Live』、『Camden Rocks Festival』に出演。
Marshallのレコード・レーベルが契約した初の海外アーティストにして「歌なしのインストゥルメンタル・バンド」ということが話題を呼び、ウェブサイトや雑誌を通じて、本国イギリスだけでなく、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、オランダ、スロヴァキア…あとどこだ?…等々ヨーロッパの広い範囲で「D_Drive」の名前が知られるところとなった。
ヨーロッパはひとまずOKと…。
そして、今週末には世界最大規模の楽器ショウ『music CHINA』でMarshall/NATAL/EDENのデモンストレーションをして頂く。
中国、アジアもOKと…。
ま、この「music CHINA」はフランクフルトの「Musick Messe」がスライドしている格好なので、中国やアジア地域だけでなく、全世界から集まって来た楽器関係者にD_Driveの音楽をお披露目することになるだろう。
あとはアメリカ大陸か…。

Mi…と思っていたら、お声がかかりました~!
それもNAMMでの再演!

10昨年はスキップしたけど、私も2年ぶりにお邪魔して来る。
NAMMは昔の仕事仲間と顔を合わせることができるのがとても楽しいのだ。

20_4NAMMへのお呼ばれということになると、「music CHINA」同様、デモのお仕事かと思いきや、それだけじゃなかった!
コレには驚いたね。
NAMMの期間中に開催される『SHE ROCKS AWARD』という賞の授賞式のオープニング・アクトにD_Driveがパフォーマーとして選ばれたのだ!

30_2この『SHE ROCKS AWARD』は「The Women’s International Music Network (略称the WiMN)」という文化団体が運営していて、音楽産業の発展に貢献した女性に与えられる賞で今回で8回目を数える。
開催は2020年1月17日。NAMMの会場の近くの「House of Blues Anaheim」。
ヨカッタね近くて。
ハリウッドなんていったら大変だからね。もう移動するだけで眠くなっちゃうよ。
ライブ演奏、感動のスピーチ、スターの登場、オークション等々盛りだくさんの内容になるようだ。
今回の受賞者の中にはスージー・クアトロの名前も見える。
 
SHE ROCKS AWARDの公式ウェブサイトはコチラ⇒SHE ROCKS AWARD

40sこのウェブサイトの中のD_Driveの紹介文がまたいいのいよ!
「This year’s opening performers will be Japanese act D_Drive, hosted by Marshall Amplification. Consisting of Seiji and Yuki on guitar, Toshi on bass and Chiiko on drums, they play high energy, instrumental rock music with a combination of jaw-dropping guitars and a fireball rhythm section delivering a unique sound.」
とある。

チョットやってみようか?
「今回のオープニング・パフォーマーはMarshall Amplificationの招聘によりD_Driveが務めるでしょう。
ギターにSeijiとYuki、ベースにToshi、そしてドラムスにChiiko。開いた口がふさがらないギター・プレイ、そして火の玉のようなリズム・セクションからなるハイ・エナジーなインストルメンタル・ロックでユニークなサウンドをお届けします」

いいね~。
ナゼいいのかと言うと、文中の「開いた口がふさがらないギター・プレイ、そして火の玉のようなリズム・セクション(jaw-dropping guitars and a fireball rhythm section)」というのは私が考えた表現なのだ!
ネイティブさんが私ごときの英語をそのまま使ってくれるなんてうれしいじゃんよ!
 
この4人がどんなパフォーマンスを見せてくれるのかがとても楽しみだ。
今、プレス・パスを申請中。
それがうまくいけば後日タップリと凱旋レポートをお送りしたいと思っている。

50v

60v

70v

80vさて、D_DriveのNAMMでのお仕事はそれだけではない。

90コレは一昨年のMarshallのブース。
通称「Marshall Room」。

100会期中、全世界からアホほどたくさんの人が訪れる。

110これがMarshall Roomのデモ・ステージ。
ああ、ココにD_Driveが立つことになろうとはな~。
ま、正直2年前には想像すらできなかったよ。

1202013年にも国内ギター・ブランドのデモンストレーターとしてNAMMで演奏したD_Drive。
運営組織の方から「その年のNAMMで最もウケたデモンストレーション」と評価されたそうだ。

130今度は世界のブランド「Marshall」でのデモンストレーションだ。
必ずや大きな反響が巻き起こるに違いない。
そして、飛躍的にその知名度が世界で上がることだろう。

140そして、明日からは上海。
楽しみだな~。みんなビックリするぞ~!
関西空港から出発するD_Driveの皆さんとは現地集合だ。
できれば現地からマーブロ・レポートをお送りしたいと思っております。

680そして11月9日は『Marshall GALA2』に出演して頂く。
新しいトレーラーを見てくだされ!

Marshall GALA2の最新の情報はコチラ⇒Marshall GALA2の見どころ、楽しみどころ、味わいどころ

まだもう少しチケットが残っているようです。
ホント、見逃さないで欲しいです。
11月9日、D_Driveと一緒に東京キネマ倶楽部でお待ちしています!

27nb 

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2019年10月 3日 (木)

出伊下線運転演奏中「音楽中国」於上海(D_Drive Play in 'music CHINA' in Shanghai)

 

27nb_2 今年一番の繁忙期だわ。
日本一の出荷量を誇る北海道は北見のタマネギ農家の最盛期もこんな感じなのであろうか…チガウカ。
ルーティン・ジョブに加えて、Marshall GALAの準備やらナンダカンダでMarshall Blogに取り組む時間が全くなくて更新ができない!
そこらへんの字も小さすぎて読めない!
 
もう何年も「ヒマだな~」ということがない。週末も盆暮れも関係ない。
全くありがたいことではあるんだけど、朝起きてすぐに仕事に取り掛ってもアッという間に夜になっちゃうし、床に入れば一瞬で朝になっちゃうし…。
1日もう3時間あると大分違うだろうな。
さもなければ、もう1人自分が欲しい!
でも、こんなワガママでアマノジャクで、文句ばっかり言っているようなヤツとは絶対に一緒に仕事はできないだろうな…ま、半日と持たないだろう。
とにかく自分の思い通りにできないとイヤなんだから。
そこへ行くとウチの家内はエライよな~。尊敬するわ。
で、そんなゴチャゴチャな中でタイミング的にどうしてもMarshall Blogに載せとかないとマズイというのが今日の情報。
  
ハイ、Dさん、来週から上海です。
今や世界最大級の楽器の展示会にナンナンとする上海の「music CHINA」でMarshall、NATAL、EDENのデモンストレーション。
下がその告知ポスター。
D_Driveの写真が一番デカいですわ。
写真がいいからだな…誰が撮ったんだろうね?
イヤイヤ、写真じゃない。D_Driveがヘッドライナーだからですわ。
場所は「ナントカ主舞台」。
「主舞台」っていうから「メイン・ステージ」なんでしょうな。
この「algam CHINA」というのは中国のMarshallの代理店。
昨年はRewsが主舞台に上がって大きな反響を得たというので、D_Driveのデモも上へ下への大騒ぎとなることは必定だ。
世界から来た人たちのジョウ・ドロッピングにしてブレス・テイキングな反応を観察するのがとても楽しみだ!
2algam_2また冒頭の話に戻っちゃうけど、6月の『Marshall Live』なんてもう江戸時代ぐらい昔のことのようじゃない?
「そんな事件があったのか!」みたいな。
早いわ~。8_9d_drive_social_imageカムデン・ロックス・フェスティバルも当然同じ。
アッという間に終わっちゃった。
大阪十三のGABUで開催した3月末の「10周年記念公演」の中でYukiちゃんが紹介したのがウソみたいだ。

8_0r4a0940そのGABUの時にYukiちゃんが初めて触れたのが今日紹介した「私たちD_Driveはmusic CHINAに出演しま~す!」というヤツ。
10月のことなんてもうズット先…「1984年」とか「2001年」ぐらい先のことのような感じがしたけどもう来週だよ!
コレもアット言う間に終わっちゃうよ。
ま、とにかく行って来ます。
詳しくはMarshall Blogで!
イヤ、できれば現地からレポートしたいと思っています…だからSeijiさんに教わってイモトでポケットWi-Fi借りたわ。
ちなみに、Marshallの社長の名前は、今は「Marshall」さんじゃありません…社長の名前はエラリーさん。

8_0r4a0958それが終わったら11月9日のMarshall GALA2!
まだ少しチケットがあるようなので迷っている方は是非お越しください。
もう断言しちゃうけど、こんなに「ホンモノのロック」が聴けるヘンなコンサートは今時ヨソで観ることはできませんから。
まだ決定ではないんだけど、ココでもD_Driveは一発何かをやらかしてくれそうだよ。
その段取りがまた私の仕事量を増やしてる!

27nbMarshall GALA2の詳細はコチラ ↓  ↓  ↓

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

8_0r4a0222フ~、とりあえず更新したゼ…。

 

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2019年9月26日 (木)

リズム&ドラム・マガジンのスティーヴ・バーニー


8月一杯で3カ月にわたる大ツアー『GUITARHYTHM VI TOUR』を終了した布袋寅泰さん。
その全公演のドラムスを担当したのがイギリスはリヴァプールからやって来たSteve Barney(スティーヴ・バーニー)。
彼がNATAL Drumsを愛用してくれていることは既にMarshall Blogでもレポートした

10そのスティーヴのインタビューが今月売りの『リズム&ドラム・マガジン』に掲載された!

20残念ながら当日は他に用事が4つあって、後から日取りが決まったこのインタビューの現場に立ち会うことができなかったのは大変残念であったが…

30こうしてタップリと見開きカラーでインタビューを掲載して頂いて感謝感激!

40もちろんインタビューの他にスティーヴ愛用のNATALのドラム・キットも詳しく紹介してくれている。
おかげさまでNATALは本国のイギリスではもう当たり前のドラム・ブランドになってるようだけど、日本はまだまだなのでこういう機会はとてもうれしゅうございます。
イギリスでは比較的知られた歴史のあるパーカッションのブランドでも、7年前に私がMarshallに入社してNATALをが日本に入れた頃、「なた~る」なんてドラム・ブランドを知っているのは一部のMarshallの関係者とウチの家内ぐらいだったからね。
「ネイタル」と読まれたり「コロコロチキチキペッパーズ」の「ナダル」と間違えられたり(コレはウソです)…完全にゼロからのスタートだったワケ。
それがおかげさまで、最近はバツグンに名前の通りがよくなって来ましたです。
すでにご愛用頂いているドラマーの皆さん、そして協力を頂いている皆様にはこの場をお借りして心から感謝申し上げます。
今日もNATALを使ってくれているMacnic Street Preachersの現場に来てるんですよ~。

50さて、スティーヴ。
3か月の日本滞在の間にコンサートにお邪魔したり、オフの日には2人で天ぷらを食べに行ったりしてとても楽しかった。
ものすごく気さくな人で、どんな話でも熱心に私のヘタな英語に耳を傾けてくれた。
ずいぶん色んな話をしたけど、ビックリしたのはコレ。
コレは六本木ね。
スティーヴはこの付近に投宿していて、下の写真のローソンがある場所にかつては日本を代表する「ピットイン」というジャズのライブハウスがあって、私もずいぶん通った…なんて話をした。
20_2そして、アラン・ホールズワースがココで演奏したライブ盤があって、下のジャケ写を見せながら、「ココが入り口だったんだよ」なんてことを教えてあげた。
しかし、六本木のピットインがなくなってからもう15年も経ったんだね。
向かいの中華料理店もなくなってた。

Ah_2後日、スティーヴに会った時、「シゲ、ちょっとコレを読んでみて!」と、携帯に入っている英語のメールを見せてくれた。
大変に筆マメの人が書いたメッセージらしく、ずいぶん長いメールでね。
そして、差出人の名前を見てブッたまげた。
そのメールの送り主は何とゲイリー・ハズバンドだったのだ!
スティーヴはゲイリーととても仲が良く、ピットイン跡の写真とともに近くに投宿していることをゲイリーに話したんだね。
上のライブ盤のドラムスはチャド・ワッカーマンだけど、ゲイリーも1994年にホールズワースのバンドでピットインに出演していて、その時の楽しかった思い出が長々と綴られていた。
 
そして、ドラム・マガジンのインタビューの前の週に事務所に遊びに来てくれた。
この時もエラく楽しかったナ。
スティーヴがいきなりゴダイゴの「Monkey Magic」を歌い出したりしてね。
マチャアキの『西遊記』はイギリスで大人気だったんだって。
子供の頃それを見るのが楽しみで仕方なかったらしい。当然「ガンダーラ」も知ってた。
それで「西遊記」のイギリスでのタイトルはただの「Monkey」だったんだって。
「猿」なんてドラマのタイトルは日本では考えられないよナァ。
 
もうひとつテンション上がったのはGenesis。
仕事柄、私もずいぶんたくさんのイギリス人と付き合っているけど、インタビューにもあるように、「Genesisがスキ」というイギリス人に会ったのはもしかしたらスティーヴが初めてかも知れない。
「Afterglow」のチェスター・トンプソンのフィル(ザッパの「More Trouble Everyday」)の話で盛り上がっちゃったりして!
私が観た1978年の『And Then There Were Three』ツアーの東京公演のプログラムを見せるとスティーヴは大興奮。
その時に撮影したのが下の写真。
納豆以外は何でも大丈夫だそうで、家内の手料理をとても美味しそうに食べてくれた。
ホント、楽しかったナ~。

60vまた日本に来れるといいね。
その時のNATALも任せておけ!

70v

200 
(一部敬称略 ※奥さん、村上さん、横尾さん、そしてステイーヴ、絶大なるご協力をありがとうございました!)

2019年9月12日 (木)

Updating D_Drive

 

06loもう3か月…。
あのD_Driveのイギリス公演から1年の1/4の月日が過ぎちゃったよ!
全く信じられないな~。
実際、1日がオッソロシク早いもんね。
どんなに朝早く目が覚めてもすぐにお昼が来て、日が沈んで夜になって、寝て、すぐに朝が来ちゃう。
ギターの練習をしよう、本を読もう、英語の勉強をしよう…色々と考えていてもナニひとつできない。
コレだもん、ゲームやスマホに夢中になっている人はそれに忙しくて他のことなんてとてもできやせんわな~。
でも、あのゲームの中毒性は理解できないこともない。
オジサンこう見えても、毎朝100円玉を何枚も用意して、学校へ行く前にゲームセンターで「スペース・インベーダー」やってたんだから。
朝だとゲーセンが空いてるでしょ?ああいうモノのオモシロさは夢中になった者にしかわからないもんだ。
しかし!大きなお世話だけど、とにかくゲームとマンガだけで終える人生だけは避けた方がよろしいかと…。
なんでこんな話になった?…あ、「光陰矢の如し」か。
で、アレから3か月も経ったので、今日はD_Drive情報をアップデイトさせてくだされ。

10
<Yuki情報>
「♪ぶんかほ~そ~、ぶんかほ~そ~ ジェイオーキューア~ル」って知ってる?
今でもこのジングルって使われているのかな?
ラジオを全く聞かない私がこのコレを知っているのは、父のせい。
父は大工で、仕事をしている間、ズッ~と文化放送をかけていて、その父の仕事を手伝っているウチに自然に刷り込まれた。45年ぐらい前の話だけどね。
おかげで「知っているコールサインは?」と尋ねられたら「JOQR」だけは答えることができる。
ところで、こないだテレビでやっていたニュースをチラリと見てビックリ仰天したんだけど、将来的に中波放送が廃止になって超短波放送、すなわちFMラジオに統一されるかも知れないんだって?
スゲエな~、今、首都圏で聴くことができるFM局っていくつあるのかな?
私が「FMレコパル」を買ってロックの勉強をしていた時分、コレもやっぱり45年ぐらい前の話なんだけど、当時は「NHK FM」と「FM東京」の2曲だけだった。
一方、私は全く聴かなかったけど、AM放送の方はオールナイトニッポンとか、谷村新司の番組とか、テレビにそう引けを取らない人気番組が目白押しで、夢中になって聴いている友人が私の周囲に何人もいた。
それがなくなるかも知れない…って。
しかし、スゴイよね。
ラジオは戦前に新聞を駆逐し、戦後になるとテレビがラジオの地位を奪い、そして今インターネットがそのメディアの王様であるテレビの地位を脅かし、もう数年経つとテレビもなくなってしまうのは必定だろう。
インターネットの後は一体ナニが来るんだろうね。
  
で、Yukiちゃんが毎週土曜日 27時00分~27時30分、文化放送の地上波で放送している『森久保祥太郎 presents IronBunny's ロック ロッカー ロッケスト』 という番組にゲスト出演した。
20vこの番組は『全てのハードロック好き・ヘヴィメタル好きに向けたロック・バラエティ』で、毎回ゲストをお呼びする。
そのゲストはアーティストだけでなく、タレントでも、芸人でも、俳優でも、ジャーナリストでも、企業の宣伝部長でもロック・メタル好きであればどんな人でもご出演可能…という趣向。
「ロックが好きだ!!」という想いを語り、「オススメのロック名盤」を1枚ご紹介頂くという内容。
コレで驚いたのがYukiちゃんよ。
D_Driveの最初からだから、いい加減Yukiちゃんとも10年付き合っているワケだけど、「エ~、そうなの?!聞いてないよ~!」という1枚が選ばれてやがんの。
 
番組のパーソナリティは、"未来からきたサイボーグギタリスト"の「Ediee Ironbunny」と、そのCVを担当する人気声優・森久保祥太郎。
そして、Ediee率いるロックユニット「IRONBUNNY」の女性ボーカルであるHina・Kotono・Minamiの3人。
 
森久保さんも2度ほどMarshall Blogに出て頂いてますからね…
森久保祥太郎 LIVE TOUR 2014 心・裸・晩・唱 〜PHASE4〜
と…
-おれパラ- 10th Anniversary ORE!! SUMMER~私の富士山 <後編>

8_rrr番組は、文化放送地上波では音声のみ。
そして、文化放送アニラジ専門チャンネル「超!A&G+」と「YouTubeチャンネル」では動画付き番組として配信されている。
もはやメディアの多様化が凄まじくて、テレビとラジオで育った世代の私にはこういうのを聞いてもどうもピンと来ない。
その動画コレ。
Yukiちゃん、どうもありがとう。
Marshall Recordsのことのみならず、『Marshall GALA 2』についても触れてくれています。

そして、番組の冒頭でも触れているジャム・セッションの動画がコチラ。
「全ツッパでロックンロール」だ!

 
<MAXIMUM IMPACT情報>

もうイヤというほど紹介しているけど、Marshall RecordsからリリースされたD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』ね。
しょーがねーんだよ、宣伝だから。
今一度チャンと紹介させてもらいたいのです。
ナゼかと言うと…ようやく私の手元に『Maximum Impact』に関するすべてのアイテムが揃ったからなのです。30コレは世界標準発売されている『Maximum Impact』のLP。
向こうでは「ヴァイナル」なんて呼んでいるけど、アレはどうしてもなじめないな~。
ナニせこちとらドップリの「レコード世代」だからよ。

0r4a0242 ダスト・ジャケットはこんな感じ。
後の建物もいいでしょ?

50そして今回、日本だけの企画がコレ。
国内盤には帯がついている。
帯はいいな~。
帯はロマンなんだよ。
レコードにも帯を巻きたくなるのは我々、着物の国の人間の習性なんだよ。
見たか、配信!
オマエらにこの帯が巻けるか?ってんだ!
あ、『Maximumn Impact』は各種配信でもお求めいただけます。

60帯を巻く(実際には「取り付ける」)とこんな感じ。
グッと締まるね。
やっぱりレコードはこの出で立ちでないとイカン。
コレはレコード…コレをヴァイナルだなんて呼んで欲しくない。

8_0r4a0246_2 裏面はこういう感じ。
LPは収録可能時間の関係でCDより1曲少ない仕様になっている。

75同じく…コレは世界流通バージョンのCD。
それぞれ商品の色目が微妙に違って見えるかも知れないけど、コレは写真のせい。
もちろん実際の商品はどれも同じ。
コレね~、チャンとした照明で撮らないと色を正確に出すのがすごくムズかしい。
ダニエルのイジワル~。

80CDはデジパック仕様。

90もちろん国内バージョンにも帯が付く。

8_0r4a0284そして、LPとCDに共通でついているのが20ページ豪華ブックレット。
コレをやりたかったんだ~。
表紙がまずいいね。

110帯とブックレットのデザインをご担当頂いたのは「下町のひとりヒプノシス」、『梅村デザイン研究所』の梅村昇史。
梅村さんは日本屈指のザッパ研究家で、「死ぬまでにフランク・ザッパのすべての公演を聴く」という荒行に挑んでいる人。

115vザッパやロックだけでなく、ジャズや現代音楽まで造詣が深く、ウチに来た時、Phil Woodsの『Greek Cooking』というゲテモノ盤(私はすごく好き)をかけたら、チャンとそれも聴いていて驚いた。
時々、私も電話をして音楽のことで教えを乞うたりしてるのです。

Pw それだけに梅村さんのポートフォリオも濃い。
Soft Machineの国内盤のジャケット。
他にもジミ・ヘンドリックスから弘田三枝子、在日ファンク等々、色んなアーティストの作品のジャケット・デザインを手がけている。

116

117書籍のデザイン。

Be GRANRODEOのコンサート・プログラム。
160
最近はビートルズのイラストのお仕事もされていた。
梅村さんの描くイラストは、どれも上品で、可愛くて、高級感があってすごく好き。

118

119最近はとても手が回らなくて記事の制作ができずに大変失礼してしまっている、ウチの『Music Jacket Gallery』のネタをご提供してくださっていたレコード・コレクターの植村さんが西荻窪に開店した喫茶店『MJG』のロゴ・サイン。
コレも梅村さんのお仕事。

Mjg_2 かつてMarshallのカタログの表紙をお願いしたこともあった。
このシゲ・ブログのバナーも梅村さんにお願いした。1march_sbそれと田川ヒロアキの『Ave Maria』と『THEME PARK』のデザイン一式。
写真は私ね。

120cd

130cdそして、今回LAで録音して来た新作『Sky』も梅村さんの作品。
写真はマネージャーの美瑞穂さんによる撮影。
CDと…

140cdDVD。

150dvdそんな梅村さんがデザインを担当してくれたのが、今回の『Maximum Impact』のブックレット。
私の文章がまたいい!(そうか~?)

170アルバムの解説に加えて、メンバーから集めた収録曲への思い入れや演奏の説明を、私が推敲してがまとめた。
書き始めたら滅法楽しくて1日チョットで仕上げることができた。

180そして写真タップリ。
このブックレットのために一時期の東京公演すべてに足を運び、一生懸命撮り溜めたのだ!

190そんな帯とブックレットが付いているのが『Maximum Impact』のヴァイナル(1回ぐらいそう呼んでおこう)と…

8_0r4a0245CD。
このふたつはD_Driveのライブ会場でしか入手できません。
今後もその予定です。
じゃ、「D_Driveば来げんところに住んでいる我々ばどうやって買えばいいですたい?」とか「D_Driveこらんねどごはどだいすっど いいべ?!」ってなことになるわね。
ご心配なく!
100D_Driveは「47都道府県すべてを回るツアー」で出ます。
いわゆる行商ですな。
第1回目はD_Driveの関東のホームのひとつ11月10日の厚木サンダースネイク。
GALA2の翌日だ。
そこから向こう46都道府県をMarshall、NATAL、EDENと共に回りまくっちゃう。
あ、連続ではありませんからね。
トビトビです。
お近くにD_Driveがお邪魔した際にはライブにお出かけ頂いてゼヒ!CDかLP、または両方お買い求め下さるようお願い申し上げます。
ちなみにレコードは限定生産で、今イギリスにある在庫がなくなったら二度と手に入れるチャンスが訪れないハズなのでご留意ください。

D47logo 
<music CHINA>
泥短下線开车打算在展览会上对麻亜者琉鉈瑠江電进行公开演示!

200来る10月10~13日に上海で開催されるアジア最大の楽器の展示会『music CHINA』。
Marahall社のご指名により、MarshallのブースでD_Driveの4人がMarshall、NATAL、EDENのデモンストレーションを披露する。
昨年はレーベル・メイトのRewsが出演して大ウケだったらしい。
モノスゴイ活気だっていうからね~。
D_Driveもウケるだろうな~。
楽しみだ。
詳しくは後日Marshall Blogにて!Mc 時間があれば街にでて『私の上海』の取材もしたいと思ってるんだよね~。
ムリかな~。
少なくともカメラを持って外灘というエリアにある租界時代に造られた建物群は見て来たいと思っている。

210 
最後に…既報通りD_DriveはMarshall GALA2に出演します。

225GALAのために来日するMarshallの社長に日本でのD_Driveの雄姿を見せてやってくれい!
ファンの皆さん、応援よろしくお願いします!

230しかし、自分で企画しておいてナンだけど『Marshall GALA 2』ってスゴいイベントだと思うんでけど。
こんなヘンなの今時世界で2つとないと思うよ。
世の中のイベントで当たり前になっていること反対の全てをやってみようとしている…というか、単にへそ曲がりというか…ひとりでも多くの方にご覧になって頂きたいと思う。
少なくとも懐古趣味にとらわれず「ロックってこういうモノだ」ということを再認識して頂ける内容にしているつもり。
当日はMarshall GALAオリジナル・グッズを会場限定で販売もさせて頂きます。
 
Marshall GALA2の詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA 2の詳細を発表します!
11月9日、東京キネマ倶楽部でお待ちしています!

(一部敬称略 ※一部方言指導:山形「Lover Soul」Erikaママ…実際には、過去D_Driveは酒田にはお邪魔しているそうです。Lover Soul関連の記事はコチラ

9mr

200

2019年9月 7日 (土)

Marshall Records、グランド・スラム達成!

 

Marshall Recordsがまた新しくイギリスのバンドと契約を交わした。
契約は新しいがバンドは古い。

7_mr_2 それは「GRAND SLAM」というバンド。
私は知らなかったんだけど、Thin Lizzyが終わった後、フィル・リノットがやっていたバンドなんですってネェ。
このプロジェクトを当時のGRAND SLAMのギタリスト、ローレンス・アーチャーが復活させてMarshall Recordsと契約したというワケ。
当然、フィルはいないけど、ローレンスがフィルと一緒に作った曲をよみがえらせるというのだから楽しいじゃないか。
ローレンス・アーチャー…私は知らなかったんだけど、カッコいい名前だな。
「ラリー・アーチャー」にしないところが何となくイギリスっぽくていい。

Gslogo しからば、ローレンス・アーチャーとはどんなキャリアを持っているのか……勉強させて頂きました。
LAUTREC、STAMPEDE、WILD HORSES、TARZENというバンドに在籍。
WILD HORSESってのはブライアン・ロバートソンがやってたのね?
そして、このGRAND SLAM。
1986年には『L.A.』なるソロ・アルバムをリリースしているそうで。
コレのオリジナル盤CDは激レア中の激レアで、帯付き美品なら中古市場で10万円はくだらなかったとか。
メッチャ、マイナーということかッ?
その後、再発されて聴けなかったファンを喜ばせたそうな。

La それと、このお方、UFOにもいたんですってね。
なるほど1992年の『High Stakes & Dangerous Men』というアルバムにクレジットされていた。
聴いてみたかったんだけど、Spotifyに見当たらなかったので諦めた。

Ufo そして今、GRAND SLAM。
時空を超えてそのデビュー・アルバムがMarshall Recordsからリリースされる!
タイトルは『Hit the Ground』。
収録曲は全部で10曲。
1. Gone Are The Days
2. 19
3. Hit The Ground
4. Military Man
5. Crazy
6. Dedication
7. Long Road
8. Sisters Of Mercy
9. Crime Rate
10. Grand Slam

この内の5曲がフィルとローレンスの共作。
他の5曲は新しいナンバーだ。
Thin Lizzyファンがうらやましい!
発売は2019年11月22日(グリニッチ標準時)。

7_gsそれに先立ってアルバㇺ・オープナーの「Gone Are the Days」が9月6日に先行配信された。
「Gone are the days」…思いっきり倒置が起こっていますな。
でも、コレは文法の理屈を勉強するより決まり文句として覚えた方がよさそう。
「Gone are the days when~」と「when節」をともなって「~は遠い昔になってしまった」という昔日を振り返る時にピッタリの表現。
「Gone are the days when the prog rock was going around」ってか?
コレに続けたくなるのはデューク・エリントンの超名曲「Things Ain't What They Used to Be」。
「物事は元のままにあらず」という意味から「昔はヨカッタね」という訳が当てられる。
けだし名訳!
 
そして、GRAND SLAM。
この「Gone Are the Days」を聴いてみる。
イヤイヤ、昔のままじゃないか!
もしフィル・リノットが歌っていたらThin Lizyyと言っても何の違和感もない。
この曲が『Bad Reputation』あたりに入っていても何らおかしくない。
そりゃ本人がいたバンドなんだから当然なんだけど。
とにかく、遠い昔になってしまったアレは、元のままだった!

私は1977年の『Bad Reputation』からThin Lizzyをリアルタイムで聴いたんだけど、ものスゴく好きだったな~。
今でこそ、リノットだ、ライノットだってやってるけど、その頃、私の周りではThin Lizzyを聴いているヤツなんて1人もいなかったよ。
ピンク・レディとかキャンディーズばっかりだった。
ロックと歌謡曲が分かれていて、共にクォリティが滅法高い音楽をクリエイトしていた時代。
これこそ私の「Gone are the Days」。
 
私はね、コピーを演るのではなく、こういう所業こそが「ロックの伝承」、もっと言うと「ロックの魂の伝承」だと考えるのだ。
つまり従来型のロックの魅力をオリジナル曲で表現するということ。
そういう意味ではとてもいいサンプルが出て来た。
今ごろ胸を張ってこんなロックを世に送り出すMarshall Recordsに快哉の声を上げたい。
そして、コレをできるのがビートルズの国、「イギリス」なのだ。
ナンダカンダ言っても音楽を作る側と受け取り側のレベルに雲泥の差があるんだよね。
最近、音楽業界にいる私に近い世代のイギリス人と偶然何人か一緒になった。
話題は当然ロック。
世代が近いので話が合い、とても楽しいおしゃべりとなる。
こないだはGenesisで大いに盛り上がっちゃったからね。
私は当時のロックの知識に関しては、そう簡単に人後に落ちないつもりなんだけど、やっぱり敵わない…音楽を聴く環境がロンドンと東京では全然違うんだよね。
今からその辺りのことを勉強してるというワケ。コレが滅法楽しい。
それで学んだことのひとつが彼らの「パンク・ロック」に対する感じ方なんだな。
コレはいつかエッセイにして開陳したいと思う。
 
さて、GRAND SLAMの今回のデビューには関してはMarshall Recordsも気合いが入っていて、LPは通常の黒バージョンンの他にこんなゴールド・ディスク・バージョンまで作っちゃった!

3gs1 CDはこんな感じ。

2gs2Tシャツと直筆歌詞カードがついたバンドル商品もリリースするそうだ。
もちろん配信も完備。
 
GRAND SLAMの詳しい情報はコチラ⇒Official Website(英語版)

2gs3 こういう情報はMarshall Recordsから「プレスリリース」という形で送られて来るんだけど、それの最後にこんなことが書いてあったので紹介させて頂く。
Marshall Recordsについて:Marshallは単なるアンプ・メーカーのブランドではありません。『Marshall』は『音楽』のブランドです。ジム・マーシャルが音楽に注いだ情熱こそがジムの業績を作り上げたのです。
このジムと同じ情熱がMarshall Recordsの精神です。
Marshall Recordsはミュージシャンたちが自分たちの音楽を作り、録音し、製品化し、宣伝する活動をサポートします
いいこと言うじゃないの~。7_mr_2いつも古臭いことをガミガミ言っている私ですが、「Marshall Recordsのチョイスってすごくいいな」…と思ってるんだ。
上に書いたことを他のバンドでも実践していると感じるワケ。
 
例えばKing Creature。
Daveの歌声は実に男性的でカッコいい。
70年代丸出し…それでいいのだ。

1ブギをキメまくるBad Touchも同様。
スティーブ・ウエストウッドのこのカッコよさは一体なんだ?
洋の東西を問わず、ここ数年で見たロック・シンガーの中では群を抜いてカッコいい。

3新しいタイプの音楽ではまずRewsがいい。
チョットひねった曲作りが魅力的なのに加えてショウナの激しさと可愛さがタマらん!
考えてみると、ガールバンドの音楽の方が洋の東西に差がないような気がするな。
彼女たちが演っていることが海を隔てて近いようなイメージがある。
ロック精神が通底しているっていうのかな?
早く日本に来ないかな~。ショウナに浅草を案内する日を夢見ているのだ…ハイハイ、エロオヤジでスミマセンね。

2もうひとつはPRESS to MECOでしょうな。
コチラはかなり今風のロックなんだけど、演奏や音楽の密度が、やっぱり今の日本のそこらへんの若手バンドよりロックを感じさせる。4そして、コレがダントツで風変りだ。
我らがD_Drive!
そもそもこんなインスト・バンドに目を付けて本当に世界デビューさせちゃうところがあまりにもスゴイじゃないか!
 
それじゃアニメ関連以外のバンドがナンだって海外へ行って受け入れられているか?っていうんでしょ?
日本のバンドをイギリスに紹介している本職の人にこのことを訊いたんですよ。
それは「イギリスにないから」なんですって。
私は「folklore music」という言葉を使ったんだけど、「まさにその通り!という反応を得た。
どうもね~…J-POPみたいのは「日本の民族音楽」と捉えているフシがあるんだよね。
イギリスやアメリカは日本と違ってブルースから派生して成長したロックの基礎ができているから、聴衆の耳も肥えていて、「何か体験したことがないロックはないもんかいな?」と思っているところにJ-POPみたいのは持って来いらしい。
それも日本語でやっておいて、定着したら英語で歌わせる。
その英語も拙い方がウケるのだそうだ。
もちろん、ガールバンドとなると、華奢で可愛らしいという魅力も加わるようだ。
ま、コレは普遍性の高い分析ではないけれど、間違えてもいないだろう。
間違いないのは彼らのビジネス感がスゴい…プロだからね。
もちろん日本のバンドやライブハウスを徹底的に研究している。

5だからD_Driveってのはスゴイと思うよ。
「他にない」ということでは海外へ進出している他のバンドと同じかも知れないけど、歌なしで器楽演奏だけでアレだけウケたんだから!
皆さん、海外もいいけど、まずはお足元の国内から。
D_Driveの世界デビューアルバム『Maximum Impact』をよろしくお願いします。
CDだけじゃなくてLPも是非!音いいよ~!
 
Marshall Recordsの詳しい情報はコチラ⇒Marshall.com
6cd

まだ秘密なんだけど、GALA以外に考えているイベントがありましてね…その稟議書(こんな言葉使ったの久しぶりだ!)をイギリスに提出したところ、Marshallから「イッパツOK」、「全面サポート」の返事を頂戴しましてね…。
微力ではあるけれど、Marshallのやり方で「ロックの伝承」に取り組みたいと思っているんです。
乞うご期待!
 

200

2019年8月13日 (火)

酷暑お見舞い申し上げます

しかし、暑い。
早く冬になってもらいたい。
ところで…フト気が付いたんだけど、「暑中見舞い」って、プライベートで出してる?
私はここ数年出していないんだけど、そのせいかパタリと誰からも来なくなったな。
もしかしてこの慣習は絶滅したのかしらん。
それともウチが仲間外れにされているのかな?
ま、毎日フェイスブックで顔を突き合わせていりゃ「ご元気ですか?」もないもんだわな。
インターネットのおかげで風情がドンドン消え失せて行きますな。
でも消えないのは夏休み。
…ということでMarshall Blogも今週イッパイ更新をお休みさせて頂きます。
 
が!…
 
代わりにShige Blogは更新していきます。
よって私は休みなし。
コチラのお題は『イギリス紀行 2019』。
台風も近づいていることだし、家でゴロゴロされている方は是非ご覧くださいまし。
イヤね、ナンでコレをやっているかというと、早くShige Blogでスタンリー・キューブリックのことを書きたいのよ。
 
今日&明日はロンドンのパブのことを書いています。
ビール好き集まれ!

Shige Blogはコチラ⇒イギリス紀行2019 その4 ~ パブがスキ!<前編>

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2019年8月 2日 (金)

スティーブ・バーニーのNATAL~布袋寅泰『GUITARHYTHM VI TOUR』から

 

市川市文化会館…ものすごく前に一度来たことがあるような、ないような…。
で、楽屋に荷物を置かせて頂いた時にスッと思い出した。
20年近く前、和田アキ子を観に来たことがあったのだ。
私の親友がアキ子さんのバンドでサックスを吹いていて、当時市川に住んでいたこともあり「近いんだから遊びにおいでよ」と誘われてお邪魔したのだった。
開演までの間、楽屋でその親友とズ~っとおしゃべりしてたので楽屋の様子をハッキリ覚えていたのだ。

10_2今日は布袋寅泰さんの『GUITARHYTHM VI TOUR』にお邪魔している。

25会場のロビーはゴージャスな物販コーナーが設置されていてファンの方々で大盛況。
「Welcome 2 "G VI" Tour!!!」と布袋さん直筆のメッセージが入ったタペストリー。みんな記念撮影をしていた。

20v 記念撮影といえばコレ!
「『GUITARHYTN VI』のロゴをバックに布袋さんのギターと写真を撮ろう!」のコーナー。
昔はこういうのハズかしくて絶対にできなかったんだけど、今は見つけたら率先してやっちゃうのです。
カッコいいべ?30さて、さてさて、どうして私が布袋さんのコンサートにお邪魔をしているのかというと…実はツアーを通して使用されているドラムスがNATALなのだ!

40叩き手はイギリスから出張して来たスティーブ・バーニー(Steve Barney)。

7_sb2 キットはMAPLE ORIGINALS。フィニッシュはホワイト・スパークル。

65シェルのコンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。60スネアは14"x8"のアルミニウムと…

7014"x5.5"のメイプル。

80ハードウェアもすべてNATAL。

90このバスドラムを薄切りにしたようなシェルはスティーブが「ゴング・ドラム」と呼んでいるもの。
スティーブはワザワザこれだけイギリスから持って来た。
最初、布袋さんサイドの方と「Gong Drum」ってなんだ?という話になって「ドラのことじゃないですか?」なんて散々悩んだんだけど、結果はコレでした。
効果的に叩いてドラミングにアクセントを付けていた。

100 コンサートは、よく私も使う表現だけど、「ステージと客席が一体となったような」っていうヤツ。
まさにソレ。
演者と観客の阿吽の呼吸が出来上がっているというか…。
何しろお客さんたちの布袋さんの音楽への入れ込みようが手に取るようにわかるエキサイティングなショウだった。
スティーブはこのNATALで8月24日の神奈川県民ホールでのツアー・ファイナルまで布袋さんをサポートしまくるのだ!
がんばれ!

7_sb4 実は大分前にもスティーブとやり取りをしたことはあったんだけど、実際にお会いするのはコレが初めて。
も~見た通りの気さくなオジちゃんで、私に会うなり「Marshall Liveどうだった?!」なんて言ってくれた。
布袋さんが選んだドラマーだけあって、もちろん腕は第一級!
NATALのいいところをギンギンにプッシュしてくれていた。
まだ、ツアーは8本残っているので、コレから行く予定にしているファンは是非ドラムスにも注目してね!
おかげさまでNATAL、ガンガン広まってます!

110v 

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(一部敬称略 2019年7月6日 千葉県市川市文化会館にて撮影 ※協力:YUTA TSUNODAさんからスティーブの写真をご提供頂きました)

2019年7月23日 (火)

ヨーロッパのD_Drive

 

27nb「ヨーロッパ」といえば「哀愁」?
イヤイヤ、やっぱり「ソースカツ丼」でしょ。さもなくば「パリ丼」。
前にも書いたことがあったけど、コレは洋食屋さんの「ヨーロッパ軒」の話。
昔勤めていた会社で富山に赴任していた時、福井や敦賀に出張するたびによく食べに行った、ということを以前書いた。
イヤイヤ…。
今「ヨーロッパ」といえば、サンタナでもカツ丼でもなくて、D_Driveですよ。

05世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』が5月31日に発売され、D_Drive一行がイギリスに渡り、『Marshall Live』や『Camden Rocks Festival』で演奏してイギリスの音楽ファンの度肝を抜いたことはすでにMarshall Blogでレポートした。
この世界デビューに際し、ヨーロッパ各国の様々なメディアにバンドやアルバムが紹介された。
今日はそんなお話。
同じ海外がらみでも、イベントやフェスで演奏して帰って来る…というケースとは大きく異なり、Marshall Recordsのレコーディング・アーティストのひとりとして社運をかけて音源を制作し、フィジカル・プロダクツをリリースしたとなると、プロモーションの熱の入れようが違うのだ。

Miまずはベルギーの『ROCK TRIBUNE』というメタルやオルタナティブにスポットを当てる雑誌の185号。
ベネルクスで流通しているそう。
ハイ、「ベネルクス」の3つの国はどこでしたっけ?
そう、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグね。

10v184号にはサンプラーCDがオマケで付いていて、『Maximum Impact』からシングルカットされた「Attraction 4D」が収録されたようだ。

20v_2もちろんCDの紹介もされている。
左列の上から3番目。

30vそしてCD評。
コレはオランダ語か?まったく読めませ~ん!
ボカシがかかっているのは一応著作権保護ということで…。
オランダ語がご堪能の方もいらっしゃるからね、ね~、パトラッシュ!
ちなみに『フランダースの犬』のベルギーが舞台なんだけど、作者はイギリス人なんだよ。
それとオランダ語!
北欧とかドイツの人は英語がうまいってよく言うけど、私の経験ではオランダ人がダントツでウマい気がするナァ。
まぁ、言語のルーツは同じだし、個人さも大きいんだろうけど、私が知っているや電話で話したオランダ人はヤケクソに英語がウマかった。
もちろん、オランダ語でアルバムをホメてもらっているようなんだけど、「Seiji」とか「Yuki」とかが文中に出て来て何やら不思議な気分。
10点満点の8.5点!
ワケのわからん日本のインストゥルメンタル・バンドのデビュー作にしては超上出来なんじゃないの?35vそして、もうひとつROCK TRIBUNE。

5_rt フルページ、フルカラーでD_Driveを紹介してくれている!
うれしいね!
チョコはベルギー、チューリップはオランダ…我々もPRしておきます。

5_2rta  
コレはフランスの『METAL OBS'』というフリーペーパー。

40v先方のご指名でYukiちゃんのインタビューが掲載された。
Yukiちゃん、フランス語ベラベラです。「ジュマペール、ユキ」ってか?
 
この頃はやることが山積みで、そこに完全にこの締め切り厳守のインタビューの仕事が上乗せになっちゃったもんだから大変だったんだわ~。
英語で質問が来て、和訳してSeijiさんやYukiちゃん、あるいはメンバー全員に日本語で答えてもらって、それを英訳してイギリスに送り返す。
Marshall Recordsのピーターが私の英文を添削、またはAnglicize(この単語は今回のD_Driveの仕事で初めて知った。「イギリスっぽくする」とか「西洋風にする」とかいう動詞)してくれて、それを各国の出版社に送ってもらった。
要するに「ブリッジ通訳」ってヤツね。
これが一つや二つじゃなくて、ジャンジャン送られて来てね~、似たような質問ばっか!
ま、とてもいい英語の訓練になりました。

50v次はオーストリア。
この『SLAM』という雑誌はドイツ全土にも流通しているそう。

60vドイツ語で全然読めませ~ん!
ボカシがかかっているのは一応著作権保護ということで…。
ドイツ語がご堪能の方もいらっしゃるからね、ね~、クララ!

70コレも上の関連かな?

80v広告にも登場した。
黄色いところ、THE BOTTOM LINEというのもMarshall Recordsのバンド。
D_Driveのレーベル・メイト。イギリスだとレーベル・マイト。

85vさっきからこのオジちゃんスゴイね。
ヨーロッパの犬神サアカス團か?
この『Rock Hard』は2つの国で流通しているロック雑誌。
2つの国とはチェコ共和国とスロヴァキア共和国。
昔はひとつだった。
『Rock Hard』はウェブサイトのバージョンも展開していて、スゴイ人気らしい。

100vココもインタビューをやってくれたの。
この辺の作業をしていてSeijiさんと驚いたんだけど、みんなスゲエ勉強しているの。
要するにD_Driveのことをよく知ってるんだわ~。
インタビューをするとなれば、音源を聴き込んで来ることぐらいはエチケットなんだろうけど、ライブDVDを見ていてくれて、冠さんの名前まで出て来たこともあったぐらい。
そういう姿勢だったらコッチもしっかり対応しちゃうよね。
私も丁寧に翻訳しますよ。ま、その英文もピーターの検閲で直されちゃうんだけど。

110vコレは『Rock Hard』のアルバム評。
Seiji & Yuki(gitara)、Toshi(basgitara)、Chiiko(bicle)だって。
フーン、チェコ語で日本のことは「Japonsko」っていうのか…。
チェコといえば、ミロスラフ・ヴィトウスだよね。
プラハってのは一度行ってみたい…イギリス以外で唯一行ってみたいと思う海外の土地。
後はもういいや。日本が一番いい。
評価は4/5…上出来だ!

120vもうひとつチェコ。
チェコ最大のメタル関連雑誌『Spark』。
ナント!満点頂きました!
ますますチェコへ行きたくなったぜ!
「アホイ!」と「デコイ!」は覚えたぜ!(「こんにちは」と「ありがとう」)
「ユメノイッサ、シゲ!」もイケる(「私はシゲです」)。
何かココからはまたインタビューが来るらしい。

130vそういえば、時間がなくてロンドンのホテルのロビーでインタビューの答えを作成したこともあったな。
基本的にリーダーであるSeijiさんに答えてもらっているんだけど、Seijiさんの答えはブレないし、私があんまり言うもんだから、だんだん英訳しやすい日本語で答えるようになって助かっている。
先週はスペインとオランダのインタビューが終わったところ。
以上がヨーロッパの雑誌関連。
 
次にウェブサイト。
コレがまたスゴイ。
リンクを貼っておくので、是非チェックしてみてチョーダイ。
 
<イギリス>
おなじみ!
★METAL TALK
  Seijiさんインタビュー
  アルバムリリース情報
<フランス>
★DISTROLUTION
      シングル盤紹介
  アルバムリリース情報

<ドイツ>
JaME WORLD

<スペイン>
ZONA ZERO
O'KUROKU

<ベルギー>
★GRIMM GENT
  Marshall Recordsとの契約  
  シングル盤紹介
FRONTVIEW MAGAZINE

<国籍不明>
ROCK YOUR LYRICS

 
フランスやドイツのラジオでも「Attractoion 4D」がオンエアされた。
コレはそのウチのひとつ。
RADIO PULSAR 95.9FN

もちろん日本の媒体でもバッチリ取り扱って頂きました。
Playerさんはいち早く6月売り号でナント6ページの大特集!
見逃した人、ゴメンね、もう売り切れでバックナンバー在庫のないの!
でも8月1日売り号にはD_Driveのポスト・カードが付いてるから要チェック!
7月売り号から大幅に誌面に変更を変えたPlayer誌。
その目玉のひとつであるポストカードに早くもD_Driveをご起用頂けるとは光栄な話。
どんな図柄かは見てのお楽しみ!

140vWeROCKさんはCANATAが表紙のVol.071で。
コチラも大きく紙幅を割いて頂きバッチリとPRして頂きました!

150vそしてYOUNG GUITARさん。
インタビュー+譜面+ビデオで『Maximum Impact』の奏法を徹底分析しちゃおう!という大立体企画。

160vそのビデオはコチラ。

イギリス本国のMarshall Recordsではもうどの誌面もおおよろこび!

しかし、スゴイと思わない?
ゼロとは言わないけど、アルバムを出す前は極々限られた人しかヨーロッパでD_Driveの名前を知る人がいなかったのに、こうして今では何ヶ国もの音楽ファンにその名前を知られるところになったんだから。
信じられないぐらいの前進だよね。
そして、チャンスさえあればこれぐらいのことが瞬時にできしまう。
その分、アーティストにとっては競争が激しくなり、消費者にとっては選択肢が増える。
つまり、いかに人と違った、自分たちにしかできないことをやるかにかかってくる。
ま、ロックってのは元々そういうモノだから。
D_Driveはとにかくコレからもカッチョいい曲をたくさん作って世界を驚かせて欲しいと思う。
 

さて、既報の通り11月9日に東京キネマ倶楽部で開催されるMarshallのイベント『Marshall GALA 2』にD_Driveが出演します!

550_logo前回に引き続いての出演。
今回はMArshall Recordsレコーディング・アーティストとしての登場だからね。
シッカリ頼んますよ~!

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5_chiikoMarshall GALA 2の告知動画はコチラ。

MarshallやNATALやEDENを使った音楽をジックリ楽しんで頂こう、とイス席なのね。立ち見ナシ。
まだチケットが残っているようですので、ソールドアウトしないウチにお求めください!
 
詳しくはコチラ⇒Marshall GALA 2の詳細を発表します! <マーガラ情報 vol.1>

560タネさん、ピーター、サム、どうもありがとう!
あ~、しかし、この記事作るの死ぬほど大変だった…。
 

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ウワサのNATAL ~ FUN RUMOR STORY登場!


先月、イギリスのマンチェスターに行った時、Fleetwood Macのミック・フリートウッドが夜のテレビ番組にゲストとしてごく普通に出演しているのを見てかなり驚いた。
イギリスではQueenのブライアン・メイがBBCの朝のワイド・ショウとかに平気で登場しちゃうからね。
ところで、今Fleetwood Macなんていうと日本での知名度や浸透度はどうなんだろう?
出だしはコッテコテのブリティッシュ・ブルース・バンドだったが、アメリカ人をメンバーに迎え、次々と音楽性を変えた結果、スッカリ英米混成のポップ・バンドと姿を変えてしまったが、今でもイギリスでは「超」がアタマにいくつも付く国民的人気のスーパー・グループだ。
こんな話、若い人にはチンプンカンプンなのは百も承知。
でも、ひとつだけ付け加えさせてもらうと、Fleetwood Macというのは「コブクロ」の大先輩なのよ。
残念ながら音楽のことではなくて、バンド名の話。
この「Fleetwood Mac」というのは、上に挙げたドラムスのMic Fleetwoodの「Fleetwood」とベースのJohn McVie(ジョン・マクヴィー)の「Mc=Mac」をくっ付けて出来たバンド名なのです。
「コブクロ」もそうでしょ?
以前、「コブクロ」を「池袋」や「沼袋」と勘違いして「コブクロってどこにあるの?」と真剣に尋ねた人がいたけど…。
さて、そのFleetwood Macの最大のヒット・アルバムが1977年に発表した『噂(Rumours)』。
世界で4,000万枚を売り上げた「ロック史上最も成功したアルバムのひとつ」に数えられる大名盤。
LA周辺だけで100万売れたんだってよ!
究極のヘソ曲がりで音楽変態の私ですらこの捨て曲皆無の名作は認めざるを得ない。
ココが大切なところなんだけど、そのミック・フリートウッドはNATALのパーカッションを愛用していたんだネェ。
いいですか、構図としては「NATAL⇔フリートウッド・マック⇔Rumours」ですからね。
 
そして、ココからが今日の本題。
今日紹介するガール・バンド…名前をFUN RUMOR STORYという。
そのセカンド・シングル「キミ、虹、メロディー」のMVの撮影にNATALが起用されたのだ!
ね、つながったでしょ?

10_2メンバーは5人…
 
ボーカルズのTaKey(タキ)。

20vギターのRuchia(ルチア)。

30vベースはMami(マミ)。

50vキーボーズはSherry(シェリー)。

60vそしてドラムスはLin(リン)。

70vLinちゃんが撮影に使ったのはNATALの人気シリーズ、Cafe Racer。

80フィニッシュは人気のシーフォーム・グリーン。

90_2よくMarshall Blogに登場するキットだけど、何か雰囲気がゼンゼン違って見えるから不思議だわ。

100_2この可愛らしいフロント・ヘッドのおかげか?
でも、私にはチョット違和感があるの。
クセというのは恐ろしいモノで、普段私はもう自然と「rumour」と「o」と「r」の間に「u」を入れてイギリス式にキーを打っっちゃうんだよね。
「honour」、「favourite」、「colour」、「humour」、「flavour」と遠慮なく「u」を入れちゃう。「Programme」とか「theatre」とかね…徹底してイギリス式でやってる。
だって会社がイギリスだから仕方ない…というか、ホント知らないウチに慣れたな。
だから今後バンド名の綴りを間違えてしまうことがあっても許してね!

110_2で、この8月7日発売のセカンド・シングル…「キミ、虹、メロディー」。
tvkの『音楽缶』という番組の8月のオープニング・テーマに採用されるのだそうだ。

120_2いかにもガール・バンドらしいポップな仕上がり!
そのMVがコレ。

そして、コレが「キミ、虹、メロディー」のジャケット。
発売は8月7日!
「花の日」ね。

5_kimi 今回の撮影では使われなかったけど、ギターのRuchiaちゃんはMarshallが好きだっていうし…また楽しみがひとつ増えた!
 
FUN RUMOR STORYと「キミ、虹、メロディー」の詳しい情報はコチラ⇒Official Site

130_2 

200 
(一部敬称略 都内某スタジオにて撮影)

2019年7月12日 (金)

D_Driveと歩くロンドン <後編>

 

27nb_46月4日、Marshall Blogですでにレポートしている、「Showcase Live」と称した音楽ライターさんたちをスタジオに招いてのお披露目演奏の日。
この日は朝から雨風が強く、すごく寒かった。
でも演奏は火鍋にタバスコを溶かし込んんだようにアツアツだった。10_2D_Driveの滞在はあと2日残っていたけど、Marshall Recordsの2人とはコレでお別れ。
Marshall Live、カムデン、そしてこのショウケースと熱心に、そして温かくD_Driveの演奏を見守ってくれたタネさんともバイバイ。
次に会えるのは上海かな?420D_Driveの機材の運搬からスタジオやリハ場所の手配、ビデオ撮影等々、ピーターも大変だった。
何事もイヤな顔ひとつせず、お願いしたことに何でもすぐに対応してくれた。
いつか一緒に全英を回れるといいね。
もちろん車の運転はSeijiさんだ!
あ、私もやります。
右ハンドル&左側通行だから…でもラウンドアバウトをうまくこなすには慣れが必要です。

430 朝と昼はあんなに天気が悪かったのに演奏が終わってスタジオを出る頃にはスッカリ青空になった。
朝、昼、晩がまるでお互いに知らん顔をしているように1日の天気がコロコロと変わるのがイギリスの天候。
はじめの頃はあまりの変化に驚いたけど、今ではその変化がだいたいわかるようになってきた。

…ということでスッカリ晴れてしまった同日の夜の部。
大英博物館の前のパブにやって来たよ。
実はこのパブ「Museum Tavern(ミュージアム・タヴァーン)」といって、以前から一度入ってみたかったお店だったのだ。

20_3中はこんな感じ。
やっぱりパブはこうでないと…。
というのは、中には普通の喫茶店みたいなパブもあって、そんなのゼンゼンオモシロくないじゃんね。

30老舗のパブはどこもカウンターが見事。
そして現金と引き換えに品物を出してくれるCOD(キャッシュ・オン・デリバリー)方式もシンプルでうれしい。
でも今はみんなクレジット・カードだね。
もうホントにキャッシュレス。
日本みたいにお店の人にカードを渡して読み取り機に入れてもらってPINコードを入れて…なんてことはしない。
オーダーをすると店員さんがキャッシャーに注文を打ち込むのを見計らってレジにある読み取り機に自分でカードを突っ込んでPINコードを入れて、引っこ抜いて終わり。
お店の人はオツリを渡す必要もないからとてもラクだ。

40この回はChiikoちゃんが代表してカードを突っ込んでくれた。
イギリスの場合、普通ワリカン(Dutch account)はせず、Round方式と言って、誰かが代表して他の人の飲み物も併せて買う。
そして、その代表して買う順番を回していき、全員にその順番が回ったところでお開き。
結果的にワリカンになるんだけど、こんなの10人とかで行ったら10パイント飲まないと帰れないワケで、それはムリな話。
そういう時は次回へ持ち越しするよりしょうがない…というより、そんな大人数でパブへ来ている集団は見た記憶がない。
私も4人で行って3パイントぐらいまでしかやったことがない。
え、それじゃ「1人払わなかったヤツがいるじゃないか?」って?…そう、オレ。
 
この時は「半ラウンド方式」。
代表して買って、都度テーブルでワリカンにしました。
60_2オーダーすると店員さんは「♪コッキコッキ」とこのハンド・パンプでパイントグラスに並々とエールを注いでくれる。
ラガー・ビールの場合はただビール・サーバーでジャ~とグラスに注ぐだけ。
よくイギリスでラガー・ビールなんか飲むな~、と思うんだけど、見てるとイギリスの人はかなりラガー・ビールを好んで飲んでるよね。
そんなの日本でいくらでも飲めるじゃん!っていつも思うんだけど、反対に彼らはいつでもこのおいしいイングリッシュ・エールが飲めるんだもんね。

50窓の外には大英博物館が見える。
「Dog and Ducks」という名前でこの店がオープンしたのが1723年。
関東大震災やジム・マーシャルの生まれた年のちょうど200年前!
その頃はこの辺りは完全な湿地帯だったらしい。
1858年、真ん前に大英博物館ができた時に「Museum Tavern」という名称に変更して現在に至っているのだそうだ。
何しろかつてはカール・マルクスや『シャーロック・ホームズ』のアーサー・コナン・ドイルが足繁くこのパブに通ったらしい。
というのは、かつては大英図書館は大英博物館の中にあって、そこへ勉強しに来ていたというのだ。
ね~、やっぱり人間本を読まなきゃダメなの。
マルクスやドイルの時代にインターネットがあったとしても、彼らは電子書籍なんかを読んで勉強したりしなかったハズだよ。
人間の知性は「本」からでしか吸収できないし、「本」というモノは紙に字が印刷されたモノを指すのだ…といつも思っているの。
その割には本を読みだすとすぐに眠くなっちゃうけどよ。

70ところで、様々なパブがあるけど、実はそこで出されているエールはどこも同じようなモノなのよ。
つまりどんなに歴史がある荘厳な出で立ちをしたパブも、喫茶店みたいなパブもみんなどこかの大手のビール会社(ブリュワリー)が運営していて、当然それらの系列店はそのブリュワリーで作った同じ銘柄のエールを出すワケ。
生コン屋のセメントの銘柄がキマっているようなものだ。
「すいません、ウチ、ビールはアサヒになっちゃうんですよ」ってヤツ。
それだけではなくて、料理も同様なの。
例えばこのパブは「Greene King」というブリュワリーの系列で、他の「Greene King」」のお店に行くと全く同じメニューが置いてあるの。
言っちゃ悪いけど、予め出来上がっている料理を温めたり、揚げたりしているだけなんだね。
よく言えば、同じ系列のパブに入れば、どこでも同じ料理が楽しめるというワケ。
この日、テーブルに並んだのは、ステーキ・パイ(ビーフシチューをパイ生地に詰め込んでオーブンで焼いたモノ)、フィッシュ&チップス…

80_2私はロースト・チキンのハーフ。
好きなんです、コレ。
ところがナイフを入れてみると、中がヒヤヒヤ~!
あ~あ、チンの時間がチョット短すぎたね~。
さすがにコレはクレームを付けて返品。
「同じものを温めて持ってきてくれればいいよ」と言ったのだが、一から作り直してくれるという。
ところが、しばらくすると同じウエイトレスがやってきて、「さきのチキンが最後だったので、同じモノをお出しすることができません」という。
「値段はお気にせずに何でもお好きなモノをメニューから選んでください」というので、ま、一応一番高いヤツということで…

90_2このコンビーフが入ったハンバーガーにしてみた。
だってコレが一番おいしいって言うんだもん。
味は、「まんま見た目通り」…と説明するのが一番適切だろう。
こういうお味。
とにかくお腹イッパイ!

100_2夜の大英博物館。ラブリッ!

110_2ロンドン名物の赤い電話ボックスは街中にまだまだたくさん残っている。

120ホテルの帰り道、サウザンプトン・ロウで煌々と明かりをつけていた「SPINK」というナニかのお店。

130_2ナント、看板には創業が1666年と書いてある!
日本では四代将軍、徳川家綱の時代。
古いよ~。
あんまり偉そうに照明をつけていたので調べてみた。
何の会社かというと、オークション業の老舗で、切手とかコインを得意としているようだ。

140_2さて、明けて5日。
この日は最初から空き日だったのでみんなでアビィ・ロードへ。
コレもすでに「名所めぐり」でレポートしているのでココではカット。

150_3バスでシャーロック・ホームズの住まいがあることで有名なベイカー・ストリートへ。
シャーロック・ホームズは架空の人物ですからね~。
ホームズって作品の中ではヘロイン中毒の設定なんだよね…もちろんその当時は違法ではなかった。
私はシャーロック・ホームズをほとんど読んでいないのだよ、ワトソンくん…。

12img_4897いつでも観光客でにぎわっている向かいのマダムタッソーの蝋人形館の前を過ぎる。
今歩いている通りは「Marylebone Road(マリルボーン・ロード)」。

12img_9120こっちサイドには「St. Marylebone Parish Church(聖メリルボン教区教会)」という1817年に創設した教会。
チョット覗かせて頂く…ちゃんとパイプオルガンが設置してあってラブリッ!

5_img_9121少し行くと通りの向かいにはエルトン・ジョンの母校、「Royal Academy of Music(王立音楽院)」。
ココの博物館はとても面白いよ。
行くのが面倒な人はMarshall Blogの記事で行った気分になってください⇒【イギリス-ロック名所めぐり】vol.21~メリルボーン周辺

12img_9122もう少し進むとチャールズ・ディケンズが住んでいたという建物に当たる。
ディケンズはそこで代表作となる6つの小説を書いたのだそうだ。
「6つの代表作」といったらナンだ?
『クリスマス・キャロル』『オリバー・ツイスト』、『デヴィッド・コパーフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』…後は出ないな。
その建物には、ディケンズとそれらの作品に出て来るキャラクターを彫り込んだレリーフが飾ってある。
どれが「スクルージ」だ?
お、そういえば皆さんお好きの「Uriah Heep(ユーライア・ヒープ)」ってのは、『デヴィッド・コパーフィールド』の登場人物ですからね…読んでないけど。

Img_9124ひと通り聴いてはいるけど、私はUriah Heepって夢中になったことがありませんでね。
でも、ヘソ曲がりも手伝って、1977年、私が高校の時にリリースされた『Firefly』は結構聴いたかな?
「Do You Know」って曲が好きだった。
2010年にロンドンでUriah Heepを観ましてね…かっこヨカッタです。

Ff そのディケンズの家辺りを右に折れて「Marylebone High Street(メアリルボーン・ハイ・ストリート)」に入る。
するとこんな建物が…

Img_9126コレは学校。
なんとレオポルド・ストコフスキーが通っていたそうだ。
ストコフスキーといえば大変な指揮者ですからね。
ディズニーに詳しい人なら『ファンタジア』なんかでその名前をご存知かも知れない。
ロンドンに生まれてアメリカで活躍した人だけど、世界で初めてステレオのレコーディングをした人。
それだけじゃなくて、マーラーやストラヴィンスキーやショスタコーヴィチらの当時現役だった人たちの作品をアメリカ人に紹介した
マーラーの交響曲第八番「千人の交響曲」の世界初演を指揮したのはストコフスキーで、客席グスタフ・マーラー本人がいたんだって。
「春の祭典」もファリャの「恋は魔術師」もアメリカで初演された際にはストコフスキーが棒を振った。
こういうプラークは地元の人たちが事実に基づいてコミュニティとして勝手に引っ付けているんだけど、こういうのがポコっと出て来るのが大変面白い。
東京もコレをやればいいのにナァ。
タマに立派な石碑やら句碑なんてのを見かけるけど、そんな大層なヤツでなくていい。
現在の住民の許可を取って、例えば「林家彦六がココに住んでいました」と記した板をスコっと壁にかけさせてもらうだけでいい。
そこにはQRコードとかURLが載っていて、スマホでその業績をチェックすることができるワケ。
芸人だって政治家だって普遍性の高い人物ならなんでもいい。

Img_9125 さて、さっきから私は「Marylebone」というこの地区名のカタカナ表記を「マリルボーン」、「メリルボン」、「メアリルボーン」としてきた。
コレは表記ユレをしているワケではなくて、果たしてどの発音が「Marylebone」に一番近いか?ということを問題提起していたのです。
実際日本語のガイドブックの表記がまちまちなのだ。
私は「メリルボーン」派だったんだけど、現地の友人に発音を確認したところ、どうも「マリルボン」が一番近い感じがする。
少なくとも「メリル」ではなかった。
 
そのマリルボン・ハイ・ストリートにある「Daunt Books(ダント・ブックス)」という本屋さん。
ロンドンにいくつか店舗を持っているが、このフラッグ・シップ店は1912年の開業。
世界で最初の自家製の本屋なのだそうだ。
ホント、いつ来てもカッコいい。
でも本は買ったことがない。
洋書は「読むぞ!」と意気込んで買ったところでどうせ読まずに本棚の肥やしになるだけだから。
イヤ、ウチはもう本棚もイッパイで、段ボールに入れて倉庫に積んであるんだけど、コレはダメだね。
よく作家の書斎や学者先生の仕事場にドバ―って本が飾ってあるでしょ?
アレ、見せびらかしているワケではなく、本は「1回読んで終わり」というモノでもなくて、ああしていつも表に出しておいて、調べごとで必要になった時にすぐに取り出せないと困るんだな。
こんなツマらん文章を書いて喜んでいる私ですらそう思う。
「だったら、電子書籍にすれば検索が容易ですよ」というデジタル派諸兄のオススメもあるかも知れない。
もちろんエライ先生方もインターネットも活用しているだろうけど、基本は絶対に「紙」ですよ。
まず「紙」でできた本を読まないとアタマに入らないと思う。

160_2え?…ビックリした!
店頭でフィーチュアされている新作のタイトル…「SHIGE」かと思った!
正しくはマイケル・ウォルフというジャーナリストの『SIEGE:Trump Under Fire』。
「トランプ集中砲火」みたいな…トランプ大統領の批判本だ。
前作の『炎と怒り:トランプ政権の内幕』はニューヨークタイムズによって「第1位のベストセラー」と報じられた。
トランプ・ビジネス絶好調!
我々も必ず来週選挙に行きましょうね!ロック・ファンの皆さん、よろしくお願いします!

170_2みんなでやって来たのはこのフィッシュ&チップス屋。
4年前に来てすごく美味しかったのでD_Driveの皆さんをお連れした。
看板も直してキレイになった。
 
前回来た時、地下のトイレのカギが壊れていて、閉じ込められちゃったのね。
トイレの中から「Somebody help me out!」と大声を出したところ、誰かが外からドアを開けてくれたの。
ドアが開いた時、開けてくれた人にお礼を言おうと思ったのに誰もいなかった。
アレは幽霊が助けてくれたのかも知れない。

 
…なんて話をウエイトレスにしたら、「そうよ!私もアソコに閉じ込められたことがあるんだけど、誰かが開けてくれたの」だって!
案外コエ~んだよ、ココ。
180_2ココはイタリア人がやっているようなんだけど、不思議なのは「フィッシュ&チップス」ではなくて、「フィッシュだけ」&「チップスだけ」なの。
つまり、別々にオーダーするシステム。
どこに行っても付いて回るジャガイモのフライにはもうウンザリ!…という人にはありがたいよね。
写真では油が滴り落ちているけど、外サクサク&中シットリでまったく脂っこくなくておいしい。
我々がこんなシンプルな料理を見ると、素材の魚と油が新鮮なら誰が作ってもおいしく出来る…なんて思いがちでしょ?
でも、現地の人に言わせると、揚げる人の「腕」なんだって。
そうかナァ~。
にわかには信じられないけどそういうことにしておこう。
私のコレはcod(タラ)。

190このお店で扱っている魚の種類は2つ。
Codと…

5_codHaddock。
違いがわからん。
Hodはタラなのは知ってる。
Haddock調べてみると「コダラ」だって。
なんじゃい両方タラかい!

Haddock

魚の種類を注文するとサイズを訊いてくる。
コレがわからん。
一体どれがラージでどれがスモールなんだ?という感じ。
でもおいしいわ。

200_2おいしいフィッシュ&チップスを食べた後は、自由行動。
Seijiさんはホテルに帰ってギターの練習。
Toshiくんは行方不明。
D女子会はウチ私夫婦と合流してココへ。
前回初めて見た家内が息を飲んだ光景がコレ。
地下鉄サークル線、あるいはディストリクト線の「Tower Hill駅」を降りて改札を出たところ。
ロンドン塔、「Tower of London」ね。
昔は王族のお城だったんだけど、しまいには処刑場になっちゃった。
当時、「お前、いっぺんロンドン塔へ行ってみっか?」というのは「死刑」を意味した。
今でも霊感の強い人は具合が悪くなってしまって、とても入れないらしい。
それにしても、駅の改札を出るとこの光景って…。
江戸城があればナァ…九段下駅やら二重橋前駅で地上に出ると天守閣がド~ンと見えんねん。

210_2ジュリアス・シーザー。
ロンドンの東のエリアにはローマ時代の遺跡がチョコチョコ残っているからね。
ちなみにシーザーも暗号をやっていたんだよ。
「カエサル・シフト」という単純な文字の入れ替えだけど。
そういうのは同じ暗号でも「code」ではなく「cipher」という。

220_2ロンドン塔の横丁をチョイと曲がるとこの景色ときたもんだ。

12img_4937タワー・ブリッジを渡るD女子会メンバー。
Chiikoちゃんはナニを叫んでる?
「早くパブに行きた~い!」だな。

240_3タワー・ブリッジの真ん中あたりからロンドン塔の方を眺める。
相変わらずスゲエ人だな。
みんなナニを見に来てるんだ?…というと、恐らく「Crown Jewels」と呼ばれる王室の宝物でしょう。
普通に入れば入場料は3,600円ぐらいするんよ。
それにしても後ろの高層ビル!
私が初めて来た時はほとんどかったんよ。
景色がゼンゼン変わっちゃった!

230_210年前でコレ。

5_img_1059タワー・ブリッジを渡って今人気のスポット、「Butler's Wharf(バトラーズ・ウォーフ)」へ。
「wharf」は「波止場」ね。
かつては、テムズ川を使って船で運ばれて来た荷物を保管しておく倉庫街だった。
それが近年、おしゃれなレストランやブティックがテナントで入って来ておしゃれなスポットになってきた。
横浜の赤レンガ倉庫みたいなモノね。
ホントはココでD_Driveのメンバー4人のアー写を撮影したかったんだけどね…天気も悪かったので仕方ない。

250v_2タワー・ブリッジをバックに河口側から。
ホントに天気が悪くて残念だ!
この後、しばらくすると晴れるんだよ。

260_2天気がいいとこんな感じになる。

5_img_0806 反対に上流側から。

270_2さて、ココからしばらくテムズ川の南岸を歩きます。
280_2川べりの散歩道はロンドン・ブリッジの手前で寸断されていて、そこだけ内側へ入らなければならない。
そのついでに…と「Borough Market(バラ・マーケット)」へ。

290_21,000年も続く歴史的な食材のマーケット。

300_2こういう所を見て歩くのはすこぶる面白いね。
肉屋には牛や豚だけじゃなくてイノシシやシカ、場合によってはハトやウサギを売っていたりするし、八百屋では日本で見たことのない品種が平気で置いてあったりする。
コレはトマト。
こんなに種類がある。

5_img_4943コレはキノコとハーブ屋かな?
その場でキノコのバター炒めみたいなのを作っていてすごいニオイなの。

5_img_4944もちろん甘いモノもバッチリ扱っている。
当然MD女子会は手を出した!
私もあのキャラメルの親分みたいの何ていうの?ファッジ?
疲れていたせいか、アレがおいしそうに見えて無性に食べたくなったんだけどガマンしたよ。
ダイエット?…そんなんじゃない!
Shige Blogに書いた通り、歯痛がコワくてサ。
海外で歯が痛くなったらもう致命的でしょう?
でも、一応イギリスに来る直前に歯医者に行ったのよ。
そしたら、先生が言うには、「マァ、大丈夫だと思うけど、海外の痛み止めは日本のと違ってメッチャ強力ですから、痛くなったたらジャンジャン飲んじゃえばいいんですよ」って、胃はどうすんのよ!
人のことかと思って!
みんな海外の強い薬で胃をコワしちゃうって言うじゃんね。

305コレが有名なロンドン橋。
なんでこの橋が有名かと言うと、テムズ川にかかった最初の橋だから…だと思ったよ。

315シェイクスピアのグローブ座を通過してルート変更。
本当はウエストミンスターまで歩きたかったんだけど、行ってビッグ・ベンは工事中で目も当てられないし、くたびれたし…ということでテート・モダンの前のミレニアム・ブリッジを渡ってセント・ポールへ向かった。
このテート・モダンもジックリ見ると面白いんだけどね。
まぁ、ベタなところだけでもチャンとロンドンを見て歩くのには何日もかかるわね。

320_2セントポールはいつ見ても立派だね~。
中はもうスゴイからね。

330v本来であれば歩いちゃうんだけど、私のヒザの様子が怪しくなって来たのでバスを使って「Trafalgar Square(トラファルガー広場)」まで行くことにした。
このバスがエラく混んでやがったな。
 
いつ見ても立派な「Admiralty Arch(アドミラルティ・アーチ)」。
数ある有名な建造物が立ち並ぶロンドンにあって、もっとも代表的な存在。
「Grade I」の保存指定建築物なので壊すことはできない。
でも1912年の完成というから、そんなに古いモノではない。335この建物、かつては政府の庁舎だったけど、2012年に125年の借地権付きで民間に払い下げたんだって。
それでウォルドーフ・アストリアが入り込んでホテルになるんだって!
スゴイね~、イギリスのやることは。
「二条城」を売っぱらってAPAホテルにするようなもんだぜ。
土地は売れないので、向こう125年間立ち退きの心配がないように借地権を付けて、営業権を保証したワケでしょ。
ホテルはいいけど、料金高ェだろうな~!
 
名前の「Admiralty」というのは隣が海軍本部があるから。
白地に赤い十字はサッカーでもおなじみ「イングランド」の国旗でしょ。
その左上(写真は裏から撮った格好になっている)にユニオンジャックが入っているこの旗は「White Ensign(ホワイト・エンサイン)」と呼ばれ、海軍の軍艦旗として使われるのだそうだ。
この旗…スタンリー・キューブリックの『バリー・リンドン』の中でもイングランド軍が掲げていたけど、アレはどう見ても陸軍だったぞ。

365The Mallと書いて「ザ・マル」。
いつもはイギリス国旗だけなのに、星条旗が交互に掲揚されている。
コレ、ちょうどこの時トランプが来ていたのです。
女王陛下、イヤだったろうな…あんなのと会うの。

366ザ・マルの突き当り…チョット見えているけど、コレがバッキンガム宮殿。
D女子会の2人を連れて行ってあげたかったけど、アソコまで1km以上あるのよ。
とても歩けなかった…というのは私の右ヒザの痛みが極限に達しつつあったのです。
ま、痛くなくてもクタクタで歩けなかったけど。

367そこでトラファルガー広場へ引き返して記念撮影をすることに。

380_2ナショナル・ギャラリーも見せてあげたかったんだけどね~。
もう5時を過ぎていたので断念。
そうなの、公共の施設は大抵9時から5時までしか開いていないので、観光の時間の制約が厳しいのです。
だからロンドンをジックリ見て回るには日数が必要なのです。
私なんか17年もやってるんだから!
それでもまだ見ていないところがたくさんある。

390_2ナショナル・ギャラリーを背にテムズ川方面を見渡す。
真ん中の塔のテッペンのオジさんは、1805年にスペインのトラファルガー沖の海戦でフランス=スペイン連合艦隊をやっつけたネルソン提督。
その根元あたりの向こうの方に小さく見えている塔は改装中のビッグベン。

400_2広場の地面には様々なアートが…。
「あなたの国の旗の上にコインを置いてください」…「日の丸」もあったけどパス。

410_2コレはナニで描いているのかな?
ずいぶん器用な人がいるもんですな。

420_2ストリート・ミュージシャンは日本より少ないんじゃないかな?
でもそのクォリティが違う。
日本のソレみたいにジャンジャカとギターを弾きながら凡庸極まりない歌を歌っていたんじゃ誰ひとり注目してくれない。
みんな自分だけにしかできないことを演って個性を売り込んで来る。
この人なんかスゴかったよ。
中華鍋を2つ向かい合わせに重ねたような自家製のスチール・ドラムのような楽器で超然演奏を見せていた。

434ナショナル・ギャラリーの隣の「ナショナル・ポートレイト・ギャラリー」の柵付いていた広告。
「Pop in」とは「寄っといで!」という意味。
Queenが収まったと思ったら、今度はレジだもんね~。
映画界はもう立ち直ることはできないだろうな。音楽界も同じだけど…。
 
もういい時間だし、ホテルに帰ることにしたんだけど、映画界や音楽界のことをそんな風に思ったバチが当たったのか、もうあまりの激痛で右足に力が入らず歩けなくなって来ちゃた。
家内の肩を借りてとにかく一番近い地下鉄の駅、レスタースクエアまでたどり着き、何とかラッセル・スクエアのホテルまで帰った。

435しばらくベッドで横になって足を休ませたところ、痛みが和らぎ、夜の部にGo!
 
はい、パブパブ~!エールだエール!
ホテルの近くのパブへ繰り出した。
同じパブには入りたくないし…かといって同じ系列のパブもオモシロくない。
どこへ行ってもあの「Greene King」のお店ばかりなのよ。
で、さっきまでヒザの痛みに涙を流していたクセに、「どこかいいパブはないかいな?」とあたりスタスタと一巡。
ないのよ…。
あってもどこの店も満席。
それで仕方なくあきらめて、前日に入った「Museum Tavern」の近くの「Greene King」系列の店に入ることにした。
ホラね!昨日「Museum Tavern」にいたオジちゃんがその店から出て来たじゃん。
「Plough(プロウ)」というお店。
「plough」というのは、畑を耕す時に牛や馬にくっ付けて牽かせる「鋤(すき)」のこと。
それこそエルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road」に「♪I'm going back to my plough」という一節が出て来るので覚えた。
曲の中でこの「plough」がナニを意味しているのかは知りません。

440今日もYukiちゃんとChiikoちゃんのD女子会とのパブ・クロウリング。

465小ぢんまりとした店だったけど空いててユックリできた。

441静かでなかなかヨカッタんじゃないの?

480もう1軒。
さっき満席で入れなかった「The Queens Lardar」という店に空きを発見して入ってみることに。

470Greene Kingの系列ではないので、異なる銘柄のエールが並んでいてうれしい。
ムムム…アサヒがあるということはココはFullers系列なのかな?…あ、いいの、いいの、この話はまた別の回で!
日本に行ったことがあるというマスターもとてもいい感じだった。

475こうしておいしいエールの入ったパイント・グラスを傾けながら4人で楽しくおしゃべりしていたら、ベロンベロンに酔っ払ったアンちゃんが勝手にテーブルの空いているイスに座って来た。
「ボクのね~、ヒック!あのね~、奥さんはね~、あのね~、え~ッとナンダ~?ヒック!日本人なんですよ~」という具合。
もちろん英語。
もう見るからにダメダメの一時廃人状態。
しかもコイツ、店の中にいなかったので、外から我々を見つけて入って来たんじゃないかしら?
面倒なので、我々はグイッとグラスを空けて、ソイツをシカトしてササっとお店を出て来ちゃった。
そういえば隣のテーブルでは、2人のオジさんが顔を真っ赤にして、唾を飛ばしながらBREXITについて激論を交わしていたな。
テッキリ知り合いかと思って聞き耳を立てていると、「で、アナタどこに住んでんの?」なんてやってたからアレ、知らない人同士だったんだよ。
こうしてD_Drive Halfと最後の晩を楽しく過ごしたのでした。
明日でD_Driveはバイバイなのです。

485翌日、仲良しのディアンが8:30にホテルに迎えに来てくれた。
いよいよD_Driveご一行とお別れです。
ディアンにヒースロー空港まで送ってもらって飛行機に乗っちゃえば日本だ!
Seijiさん、何かうれしそうだな~。
ロンドン滞在中、ずっと部屋でギターの練習だったからな~。

490バイバイ~!
お疲れさまでした~!
ディアン、よろしくね~。

その他のロンドン滞在記は、これから制作するマーブロの『ロック名所めぐり』とShige Blogの『イギリス紀行2019』でお楽しみください。

500さて、大好評のD_Driveの世界デビュー・アルバム『MAXIMUM IMPACT』。
もう聴いてくれましたか?
会場限定販売の自家製国内盤もよろしく!

Miそして、11月9日の『Marshall GALA 2』。
このトレイラーも昨日イギリスのMarshallのウェブサイトで公開されて世界デビューしました!
コレね⇒Marshall.com
Marshall LiveのD_Driveがバナーになっているからね!
 
さて、チケットが今日発売となりました!
おかげさまで売れ行きは絶好調。
早い時期にソールドアウトとなることが予想されているようですので、お早めにお求めください。

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site
27nb_3 

200_3 

(2019年6月3日~6日 ロンドンにて撮影)

2019年7月11日 (木)

【号外!】Marshall GALA 2、世界へ!

 

6_marshall_gala_2_logo2 

先ほど、Marshall社の本国のウェブサイトに『Marshall GALA 2』を紹介する記事が掲載されました。
Marshallのイベントなので、ま、当然といえば当然なのですが、実は日本で開催されるMarshallのイベントの情報がこうしてドッカ~ン!と本国のウェブサイトに掲載されるのは史上初めてのことなのです。
『Marshall GALA』が世界に出て行くなんて…ハッキリ言ってうれしいです!
それもこれもGALAをご支援頂くアーティストやスタッフの皆さま、そしてお越し頂けるお客さまのおかげです。
この場をお借りして心から御礼申し上げます。
 
なんて、もうイベントが終わっちゃったみたいだけど、いよいよ明日、7月12日朝10時!
イープラスよりチケットが発売となります。
当日ガラガラだと困っちゃうんでよろしくお願いします!
コレがホントの「マーシャル・ガラ」…なんちゃって!
 
チケットのお申し込みはコチラ⇒イープラス Marshall GALA 2のチケット情報
 
そして、イギリス本国のウエブサイトは…
コチラ⇒Marshall.com 

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HOMEのページからは、MENU(三)のプルダウンで「Marshall Gala 2」をクリックしてください。

Mwi

D_Driveと歩くロンドン <前編>

 

27nb
さて、D_Driveご一行さま、前日盛り上がりに盛り上がったCamden Rocks Festivalの興奮もようやく冷め、今日は空き日ということでロンドン・タウンに繰り出したよ~。
ロンドンはいいナァ。
本当に魅力的な街だ。
なんたって「ロンドンに飽きた時、それは人生に飽きた時だ」ってなもんだからね。
私はコレでかれこれロンドンは21回目なんだけど、Shige Blogに書いたように、右ヒザの痛みさえなければスキップしちゃうぐらいうれしいのだ。
 
そう、ロンドンって「London Town」っていう言い方をするでしょ?
コレがまたステキだ。
私が自分の街を「Tokyo City」なんて呼んだところでバカ丸出しだ。
「ロンドン・タウン」…The Kinksのヒット曲「Dedicated Follower of Fashion」にも「♪'Round the boutiques in London Town」なんて出て来るわネェ。

Dff ま、極めつけはそのものズバリのポールかな?
このアルバムのタイトル曲、とてもいい曲なんだけど特にロンドンの魅力を歌っているワケではないようだ。
それにしてもこの曲のMV、呆れるほどカッコ悪いな。
ちなみに、ニューヨークのマンハッタンには「Big Apple」っていうニックネームが付いてるでしょ?
ロンドンのアダ名は何ていうか知ってる?
「Big Smoke」っていうんだって。
私が滞在していることを知っていて、たまたまロンドンに用事を足しに出て来たMarshallの仲良しが後にこういうメールをくれた。
「We were in Big Smoke yeasterday!」
私も彼がロンドンに来ていたことを知っていたのでそのメールを見て、てっきりロンドンで大火事でもあったのかと思い、インターネットでニュースを見て調べちゃったよ!
もちろんコレは「霧のロンドン」時代の名残り。
アレ、「霧」っていうのは暖炉の煙ですからね。
実際、ホンの少しロンドンの中心から離れた住宅街に立ち並ぶ無数の煙突を見ると、昔はさぞかしスゴイ煙だったことが容易に想像できる。
『メリー・」ポピンズ』の「Step in Time」みたいなヤツね。
それらの暖炉はもう今では全く使われていないので、私は「霧のロンドン」を見たことがない。
「霧の甲府」なら知ってるけど。
アレは路面の凍結予防に古タイヤかんなんかを燃やした煙だったんだよね?
とにかく「Big Smoke」も知らない私の「ロンドン道」はまだまだ序の口ということよ!

Lt 滞在したホテルがラッセル・スクエア(ビートルズの話はコチラ)だったのでまずは手近な観光ポイントで大英博物館を訪ねた。
アレ?
向かって左のオバさん、D_Driveの新メンバー?…なんて思っちゃイヤよ。
3人なの。
Seijiさんはホテルでギターの練習に勤しんでいた。

20_2先日、日本に来ていたムンク展を開催していた。
40vそれと日本のマンガ展。

30vこんなフライヤーを配っていた。
このユニオン・ジャック柄の傘をししたオジちゃん…。
実はこのオジちゃんのイラストが館内の常設展の「日本コーナー」にも飾ってあって、一体何のマンガのキャラクターなのか気になっていた。
帰国してfacebookでこのフライヤーの写真を添えて知恵を乞うたところ、ご存知の方から情報をお分けして頂いた。
このオジちゃん、星野之宣という人の作品、『宗像教授伝奇考』の主人公「宗像教授」だそう。
チョット調べてみると、教授は「宗像伝記」と書いて「むなかたただくす」とおっしゃるそうで…オイオイ、それじゃ「南方熊楠(みなかたくまくす)」じゃないの!
マンガを読んでいないので、宗像教授がどういう風にイギリス、あるいはロンドンに絡んでいるのかはいまだにわかりません。
ちなみに私は昔、「南方熊楠」に興味があって津本陽の『巨人伝』を読んだんだけど、あまりのツマらなさに絶句しつつ最後まで何とか読みきった苦い思い出がある。
どうも津本作品は苦手だ。
同様に、チョット前にお札で有名になった渋沢栄一の伝記で城山三郎作の『雄気堂々』というのがあるんだけど…コレもツマらなくて泣く泣く上下2冊を最後まで読んだことがあった。
アレからどうも渋沢翁の印象がよくない。
やっぱり私には吉村昭が一番だ。

0r4a0003イギリスの博物館や美術館にはたくさんの子供が訪れる。
上野の科学博物館のハナクソのような「月の石」とココのロゼッタストーンの違いは大きいよ。
世界中からブン盗って来た、あるいはチャンと交易をして集めた宝物を子供の時から当たり前に見ているんだからね、向こうの連中は。
それをチャンと学校の先生が引率して見せて、興味を湧かせて、子供たちの個性や知性を育てているんだからタマったもんじゃない。
考えてみて!
我々は歴史の教科書に出ている白黒の写真でロゼッタストーンで勉強したけど、連中はナポレオン・ボナパルト一行が発掘したホンモノを見るんですよ!
しかも無料だからね。
ロゼッタストーンだけじゃない、ゴッホもモネ、ピカソもホルバインも全部タダ。
ニューヨークより全然スゴイ。
加えてどこへ行ってもギューギューでゆっくり展示を観ることができない日本の美術館とは鑑賞する環境が天と地ほど違う。
この不公平さは何だろうね?
ああ、ロンドンなんて知らないままでいればヨカッタ!…イヤ、知ってヨカッタ!
ロゼッタストーンは後日Shige Blogの「ブレッチリー・パーク」の時にで少し取り扱う予定です。
50v館内はいつもと変わらなかった。
この「Great Hall」というエントランスにある丸い巨大な施設。
コレ、中は図書館なんだけど、今は許可なく中には入れないのかな?
昔は開放していたんだよね。
丸い壁面一杯に収蔵された本が圧巻なの。
そういえば、今は入館するのに厳重なセキュリティを経なければならないけど、ニューヨークのテロの前は何もなかったんだよ。
正面からスイスイと自由に館内に入ることができた。

60ちょっと「マンガ展」の入り口だけ覗いてみた。
コレは特別展ゆえ別料金。
私は手塚治虫と『浦安鉄筋家族』以外のマンガに興味がないので入りはしない。

70vしかし、日本のマンガはスゴイね。
今「マンガばっかり読んでるとバカになっちゃうよ!」なんていうセリフを聞かなくなった。

80大きな物販のコーナーも設けられていて、『ドラゴンボール』やら『ワンピース』やらのコーナーが設置されていた。
マンガに詳しいYukiちゃんによると、日本から持って来ているグッズばかりなので希少性は高くないらしい。
しかし、そうした人気漫画のコーナーに混ざって「ウナギイヌ」コーナーってのがあったのにはビックリした。
でもね、赤塚不二夫ってかなり高度な芸術性を持っていたと思うんだよね。
音楽で言うと、オーネット・コールマンとかアルノルト・シェーンベルクとかに匹敵するような…。
すさまじいまでのオリジナリティと作品のパワーを生み出していたんだナァ…と今頃感心している。

90その後、まずはデンマーク・ストリートへ。
ミュージシャンのお供だからね。
デンマーク・ストリートは東京で言う御茶ノ水ね。
本来は楽器街ではなくて、音楽出版社が立ち並ぶ通りだった。
だから「ロンドンのティンパンアレイ」と言われている。
コレは裏から入って来たところ。

100この辺りも店舗の入れ替わりが激しいところだけど、このアコースティック楽器専門店の「HANKS」は昔からあるな。
この「HANK」はHank Marvinでもなく、Hank Jonesでもなく、Hank Mobleyでもなく、どうしたってHank Williamsだろうナァ。
今時「Hank Williams」を知っている日本の若者なんてLuther Smoke Dookeysのジョニーくんぐらいじゃないかしらん?
余談だけど、ジョニーくん、すごい評判だね~。
D_Driveもそうだけど、やっぱり人がやらないことをやるってのは強いよ。
ちなみに「Hank」は「Henry」の愛称(diminutive)だ。

Img_4773こういう古いビルにはエアコンが付いていないのが当たり前で、いつか夏に来た時に店員もお客さんも汗ダクになっているのを見て一目散に出て来ちゃったことがあった。
裏通りにはスタジオなんかもあったけど、もうキレイサッパリ無くなっていた。

110何か面白いモノはあるかな?
ないでしょ?

120vまた別の機会にやるつもりだけど、ロンドンもそこら中ようすが変わっちゃって…。
このデンマーク・ストリートも「虫の息」って感じだね。
昔はもっともっとゼンゼンにぎやかだったんだよ。
今回、70年代プログレッシブ・ロック・ファンにとって面白いであろうネタをデンマーク・ストリートで仕入れて来たので後日「名所めぐり」で紹介します。

130チャリングクロス・ロードを下る。
「すしマニア」だって。
そうなの、ホントにビックリするぐらい日本料理を食べさせる店が増えたのですわ。
寿司、ラーメン、弁当…甘味処なんてのもあった。
でも私は前回の渡航から「滞在中、絶対に日本のモノは食べない」という約束を自分とかわしているので、全部スキップ。
中華はOKね。

140「ICHIBUNS」…「一番ズ」?
コレなんかチャイナタウンだよ。
「エサ」だの「湯」だの…「ミツワプロペラ―」なんて看板どこで見つけて来たんだ?
…と思って調べてみると、このミツワプロペラ―は現在の「ナカシマプロペラ株式会社」というプロペラ業界の名門の前身だそうだ。
「ナカシマ⇒プロペラ」というのでゼロ戦のエンジンを作っていた群馬の「中島飛行機」と関係があるのかと思ったらそうではないらしい。
150中華街で昼食。
どこでもヨカッタんだけど、私が以前よく来たお店に入ることにした。
ラーメンが食べたかったの。
中華料理屋と言っても、麺類は焼きそばしか置いていないところが結構あって、ココはいつもワンタンメンを食べていたので安心。
ワンタンのひとつひとつにプリップリのエビが入っていておいしいの。
でも、5人全員がワンタンメンを注文したので、店員さんもビックリ。
それとアレなんて言うの?…ゴハンの上に鶏肉が乗っかってるヤツ…下の写真の右奥のヤツね。
ココへ来るといつも現地の中国人がみんなおいしそうに食べているのね。
注文すればいいんだけど、でもラーメンも食べたいじゃない?
2つはとても食べ切れないのでいつも我慢していた。
そして、チャンス到来!
大人数で来ればシェアできるからね。
皆さんの了解を得て、さっそく注文を取りに来た中国人のウエイトレスに伝えた。
「名前はわからないんだけど、あのゴハンの上に鶏肉が乗っかってるヤツください」と言うと…
「ハァァァ?????? トリィィィィ????? ナニそれ? ナンのこと言ってんの? トリが乗ってるだぁ????? フン、アレ、アヒルなんですけど!」
若干盛ってますが、ほぼこんな感じ。
知るか!トリでもアヒルでもとっとと持って来い!
で、食べた。おいしかった。
しかし!そんなには食えん。
時差ボケが残っていて、体内時計が狂ってあまり空腹にならないのだ。
ところが「棄てる神あれば拾う神あり」後述の通りフードファイターとしてその名をイギリスで確立したベースのToshiくんが、みんなの残したこのデカいワンタンを全て平らげてくれた。
その数、20個近かったとか…。
久しぶりの「炭水化物の祭典」に大満足だったけど、当然チップは思いっきり絞ってやった。

160Marshall Recordsの親分のタネさんね、D_Driveのメンバーとミルトン・キーンズのピザ屋で会食をした時、Toshiくんのことを「Food Fighter」と紹介したらゲラゲラ笑ってた。
そして、会食がお開きに近づき、テーブルの上のお皿に残っていたピザをToshiくんがペロリと全部平らげるのを目の当たりにした時、いつもニコニコのタネさんから笑顔が消えた。
そして、つぶやくようにしてタネさんが口にしたセリフが私の耳に入って来た…「oh my god…」。
この時、タネさんは「Food Fighter」の真の意味を理解したようだった。
下がその後の写真。
見てはいけないモノを見てしまった恐怖心もようやく消え失せ、タネさんはいつもの笑顔に戻っている。
Yukiちゃんの隣がそのMarshall Recordsの親分、スティーブ・タネット。
我々は尊敬と親しみの念を込めて「Tane-san!」と呼ばせて頂いている。

5_2img_4511さて、D_Driveご一行様はロンドン一番の繁華街ウエスト・エンドの「渋谷のスクランブル交差点」、ピカデリー・サーカスへ!

170ウエスト・エンドのシンボル「エロスの像」。
アレ?知ってる人がいる!
さて、どこでしょう?
(この写真はその「知ってる人」のリクエストにより撮影しました)
後の右は「Lilywhite」というスポーツ用品店。

180ハイ、記念撮影。

190vビートルズのApple本社があったサヴィル・ロウからカーナビ―・ストリートへ。
サヴィル・ロウのあたりはすでに「【イギリス-ロック名所めぐり】vol.35~The Beatles was here! <前編>名所めぐり」でやったので今回は割愛。

200モッズの故郷、マリー・クワント発祥の地…60年代は世界のファッションの最先端だったカーナビー・ストリートも今ではいつもガラガラよ。

210いつも気になる「Shakespeare's Head」というパブ。

230シェイクスピアのカッコいいヘア・スタイルが他人とは思えない。
お互い文豪どうしだし…チガウカ。

240_2ハイ、「カーナビ―も行ったよ!」…と。
いつかやったけど、ココは裏道が面白いんだよ。
今回、カーナビーにある(あった)ライブハウスに関して驚くべきことをMarshallの友達から耳にした。
近いうちに「名所めぐり」でやります。
右に「PRET」が写ってるね。
こんなところにあったなんて気がつかなかった。
「PRET A MANGE」については後日Shige Blogで。

220狂気の高級百貨店「Liberty」。

250ナニが「狂気」って、売っているモノの値段ね。
あ、私が言っているんじゃありませんよ!
イギリス人の友達がその値段を指して「Crazy!」と連呼しておりました。
イヤ、実際「一体誰が買ってんのよ!」と不思議に思わざるを得ない程のいいお値段揃いでございます。
ゴージャスな内装を拝見するだけで満足。

260ポッタリアンのToshiくんを喜ばせようと一路東へ。

270「ザ・シティ」と呼ばれるロンドンのビジネス街。
ウォール街にその座を奪われるまで世界の経済の中心となった街。
しかし、晴れたり曇ったり、天気がメチャクチャだな。

280やって来たのは映画『ハリー・ポッター』のロケ地になったという「Leadenhall Market(レドンホール・マーケット)」。
以前にも紹介しているけど…「Leaden」の「lead」は「鉛」ね。
1445年の建設で、その昔屋根が「鉛」の板、ようするにトタンで覆われていたことよりこの名前が付いたとか…。

290ココは何度来ても素晴らしい。
初めて来た時はこの壮麗な光景に息を飲んだわ。

3104年前に来た時より何だかキレイになったな。

320…と思ったら、確かに一部改装工事をしていた。

300しかし…同じ「商店街」でも新小岩のルミエールとはエライ違いだ。
ココは「マーケット」になっているけど、イギリスで「アーケード」という名前が付いているところは押しなべて魅力的なところが多いので覗いてみるべし。
そういうところはこのレドンホールのように長い歴史を持つところが多く、そういうところはどこにでもあるチェーン店ではなく大抵老舗が立ち並んでいる。
靴屋、帽子屋、カバン屋、レース屋、万年筆屋等々…とても買い物ができるような値段ではないことはわかっているが、見るだけでもとても楽しい。
ちなみにこのレドンホールにはチェーンのお店がいくつか入っています。

330隅々まで行き届いた装飾や意匠は見ていて飽きが来ない。

350チーズ屋、肉屋、文房具屋…コレはイベリコ豚屋かな?

340「ALES & STOUTS」…いいな~、飲みたいな~!
入り口のところにあるパブ「New Moon」。
「New Moon」といえばSteve Grossmanのマイナー・ワルツ…なんてことをこの店の人は誰も知るまい。
中は超満員!
店内のテレビでイングランド対パキスタンのクリケットの試合を放映していたのだ。
ものすごく盛り上がっていたんだけど、試合が終わったらサササ~とみんな帰っちゃった。
お店に残っていたネクタイを締めたオジちゃんに試合結果を尋ねてみた。
あんなに盛り上がっていたので、てっきりイングランドが勝っているのかと思ったら「ダメだよ。イングランドの負けさ!」だって!。
そしてテレビの画面を指して「見てごらん、4ランだもん」…って、ゼンゼンわかりませんから、クリケット。
試合中はお店の中がイッパイで入れないので、「MD女子会(Marshall-D_Drive女子会)」は外で楽しくエールやワインを頂いたとさ…。

360しかし、この辺りの景色もスゴイよな~。
左の下はスターバックスだよ。

370ついでに「Monument(モニュメント)」も見学。
1666年に起きた「ロンドン大火」の被害と復興を記念して造られた石造りの塔。
4日間に渡ってロンドンの広範囲を焼き尽くした火事だったが、死者はほとんど出なかったという。
それどころか、それまで大流行していたペストの菌が死滅して感染者が減ったという。
有料だけど上まで階段で上がれるようになっているけど、トライしたことはない。
すぐ向こう側はテムズ川とそこにかかるロンドン・ブリッジで、眼下の景色は素晴らしいにキマっている。
とにかく今回はヒザが痛くてとてもそんな気にはなれないんです。

380vトッテナム・コートロードまで戻って来たところ。
以前、伊藤広規さんと入ったこの「The Flying Horse」というパブがステキだったので、ホテルに帰る前に家内と寄ることに…すると「D女子」も付き合ってくれることになった。
Toshiくんとはココで別れ。

390ココは「Nicholson's」の系列か…。
「The Flying Horse」という名前でたどると歴史は1790年までさかのぼることができるらしい。
「オックスフォード・ストリートに残っている唯一のパブ」っていうんだけど…そう言われてみると、確かに他にはないかも知れない。

400右の壁に絵がかかってるでしょう?

410_3 こういうヤツ。
コレは音楽ホール装飾のトップ・アーティストだった「Felix de Jong」という人の作品で、このお店には他にもう1枚飾ってあるのだそうだ。
スミマセン、こんなこと予め知っているワケがなくて、帰ってきてから調べました。
こうやって歴史のある場所を訪ねるはホントに面白い!
おいしいエールを頂く以外の「Pub Crawling(パブめぐり)」のもうひとつの大きな大きな楽しみだ。
東京は関東大震災と東京大空襲で古いモノがナニもなくなっちゃったからね。

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Fh2jpg_2 「おいシゲ!おかわり!」…ココでもMD女子会は絶好調!

420さて、大好評のD_Driveの世界デビュー・アルバム『MAXIMUM IMPACT』。
もう聴いてくれましたか?
会場限定販売の自家製国内盤もよろしく!

Miそして、11月9日の『Marshall GALA 2』。
Marshall RecordsアーティストとしてD_Driveも出演しますからね!
Marshallの社長が見ている下でのパフォーマンス。
昭和天皇の前でホームランを打った長嶋茂雄みたいな演奏になること間違いない。
例えが古いか…1959年だって。私が生まれる前の話ですわ。
 
Marshall GALA 2のトレイラーです。
チケットは明日10:00からの発売です。
ゼヒお早めにお求めください!

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site
27nb_3<後編>につづく

200_3 

(2019年6月3日~6日 ロンドンにて撮影)