スティーブ・バーニーのNATAL~布袋寅泰『GUITARHYTHM VI TOUR』から
市川市文化会館…ものすごく前に一度来たことがあるような、ないような…。
で、楽屋に荷物を置かせて頂いた時にスッと思い出した。
20年近く前、和田アキ子を観に来たことがあったのだ。
私の親友がアキ子さんのバンドでサックスを吹いていて、当時市川に住んでいたこともあり「近いんだから遊びにおいでよ」と誘われてお邪魔したのだった。
開演までの間、楽屋でその親友とズ~っとおしゃべりしてたので楽屋の様子をハッキリ覚えていたのだ。
今日は布袋寅泰さんの『GUITARHYTHM VI TOUR』にお邪魔している。
会場のロビーはゴージャスな物販コーナーが設置されていてファンの方々で大盛況。
「Welcome 2 "G VI" Tour!!!」と布袋さん直筆のメッセージが入ったタペストリー。みんな記念撮影をしていた。
記念撮影といえばコレ!
「『GUITARHYTN VI』のロゴをバックに布袋さんのギターと写真を撮ろう!」のコーナー。
昔はこういうのハズかしくて絶対にできなかったんだけど、今は見つけたら率先してやっちゃうのです。
カッコいいべ?さて、さてさて、どうして私が布袋さんのコンサートにお邪魔をしているのかというと…実はツアーを通して使用されているドラムスがNATALなのだ!
叩き手はイギリスから出張して来たスティーブ・バーニー(Steve Barney)。
キットはMAPLE ORIGINALS。フィニッシュはホワイト・スパークル。
シェルのコンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。
スネアは14"x8"のアルミニウムと…
このバスドラムを薄切りにしたようなシェルはスティーブが「ゴング・ドラム」と呼んでいるもの。
スティーブはワザワザこれだけイギリスから持って来た。
最初、布袋さんサイドの方と「Gong Drum」ってなんだ?という話になって「ドラのことじゃないですか?」なんて散々悩んだんだけど、結果はコレでした。
効果的に叩いてドラミングにアクセントを付けていた。
コンサートは、よく私も使う表現だけど、「ステージと客席が一体となったような」っていうヤツ。
まさにソレ。
演者と観客の阿吽の呼吸が出来上がっているというか…。
何しろお客さんたちの布袋さんの音楽への入れ込みようが手に取るようにわかるエキサイティングなショウだった。
スティーブはこのNATALで8月24日の神奈川県民ホールでのツアー・ファイナルまで布袋さんをサポートしまくるのだ!
がんばれ!
実は大分前にもスティーブとやり取りをしたことはあったんだけど、実際にお会いするのはコレが初めて。
も~見た通りの気さくなオジちゃんで、私に会うなり「Marshall Liveどうだった?!」なんて言ってくれた。
布袋さんが選んだドラマーだけあって、もちろん腕は第一級!
NATALのいいところをギンギンにプッシュしてくれていた。
まだ、ツアーは8本残っているので、コレから行く予定にしているファンは是非ドラムスにも注目してね!
おかげさまでNATAL、ガンガン広まってます!
(一部敬称略 2019年7月6日 千葉県市川市文化会館にて撮影 ※協力:YUTA TSUNODAさんからスティーブの写真をご提供頂きました)