【NAONのYAON 2018】vol.2 : 神取チーム、Gacharic Spin、GIRLFRIEND、おかまりん&稚菜
キャプテンの絶叫で締めくくったSHOW-YAメンバーの挨拶。
そこへ切り込んで来たのが乾いたゴングの音。
♪カンカンカンカンカンカンカンカンカン…「あ~、NAONのYAONへ来たな~!」って感じ?
パブロフよろしく、どこにいてもこのゴングの音を耳にすると自動的に「NAONのYAONの始まりだ~!」って思っちゃう。
神取チームの入場です!
もちろん任務はショウがスムーズに進行させるための「時の番人」。
「今年もビシビシ仕切っていくのでよろしく!」
「イヤ~、頼もしいわ~」と恵子さん。
ホント、頼もしい。
今年は犠牲者がどれくらい出るかな~?
「じゃ、さっそく行ってみよう!ま~ず~は~、Gacharic Spinだ~!」
NAONのYAONの常連、Gacharic Spinが早くも登場!
「毎年、毎年、出演できることをうれしく思います!最後まで楽しんでいってくださ~い!」とFチョッパーKOGAの挨拶で始まった!
まるで野音に熱風がふきすさび出したような猛烈なパフォーマンス。
曲はおなじみ「赤裸ライアー」。
続いては4月11日にリリースされたニューアルバム『G-litter』のオープナー、「Redline」。
歌うははなちゃん。
「litter」か…イギリス英語ですな?
イギリスに行くと「Litter」と書かれた箱状のモノがそこら中に設置してある。
今日のレオナちゃんはハンバーガーか~!
厚切りのトマトがうれしいね。
でも、動くの大変そう!
まいちゃんは0.001秒も止まることがない!
楽器同様、音が聞こえて来そうなパフォーマンス。
ソロにバッキングに大活躍のTOMO-ZOちゃん。
今日のギターはアイスクリームじゃないのね?
でも衣装がパフェみたい!
今度、浅草のひさご通りにあるフルーツ・パーラーに行ってごらん。
「次の曲はこの方と一緒に演りたいと思います!」とKOGAちゃんのアナウンスで呼び込まれたのは…
恵子さん!
「次の曲は…テラダリック・スピン…行きます!」
「ガチャリック・ケイコ」とはならない。
恵子さんの歌声と4人の演奏が曲にマッチしてスゴイことになった!
2016年にも『Different Colors』というタイトルの下、SHOW-YAとGacharic Spinのダブルヘッドライナー企画があったが、あの時はバンド単位での共演だった。
今日は完全に恵子さんがGacharic Spinに入り込む形でのパフォーマンス。
「流星少女」は、この世に出て来た時から知っている私の思い出の曲でしてね。
これまで何回耳にしたかわからないけど、今日の演奏がまた新鮮に響く。
「ガチャと演るためにニコチンを6mgから1mgに減らしました!」という恵子さん。
それでもアタマがクラクラしちゃってるそうです。
じゃ、ついてにもう1mg減らしてみましょう!
7月には「テラダリック・スピン」でのワンマンも決定!
また「NAONのYAON」に端を発する伝説がひとつ増えそうだ。
Gacharic Spinの詳しい情報はコチラ⇒Gacharic Spin Official Web Site
ルックスの印象よりはるかにハードなギターリフで始まるドライビング・ナンバー。
「こんにちは~!メチャメチャ楽しいです!」…と大観衆を前にして堂々たるパフォーマンス。
「次の曲で皆さんジャンプしてくれますか!」
2曲目はその名も「JUMP」。
メンバーそれぞれが曲を作るのだそうだ。
ギターのNAGISAちゃんは「2001年」生まれだって!
「2001年」って一体いつだ?
キューブリックもビックリしてら!
「初めて見た時カッコいい!と思ったんだけど、平均年齢を聞いて腰を抜かしたよ!私がSHOW-YAに入った時が17歳なんだけど、人前でこんなに演奏できたかな~?でもしゃべると普通の女の子だね!」と恵子さん。
「リハーサルの時、緊張したけど恵子さんがいてくれたので安心しました!」
ココでインタビューは若い人の間に浸透している略語の話題に…。
「JK」は「女子高生」の頭文字なんでしょ?
NAGISAちゃんは「LJK」だと言う。
恵子さんが「LJK」ってのは何の略かと尋ねると、「ラスト・女子・高校生」という返答。
なるほどネェ。
よせばいいのに恵子さん、「じゃあさ、『還暦前』はナンていうの?」と訊いちゃった。
「KRM(KanRekiMae)」とか「RBS(Right Before Sixties)」とかになると思ったんじゃない?
するとNAGISAちゃんの答えは「LNJ」と来た。
NAGISAさんの気転がスゴイ。
「LNJ」…そのココロは「ラストの人生」だって!
恵子さんガックシ…。
GIRLFRIENDの詳しい情報はコチラ⇒GIRLFRIEND OFFICIAl WEB SITE
さ、気を取りなおして…ステージに上がったのは「おかまりん&稚菜」。
同じく宮澤茉凜。
この2人で「おかまりん」。カワイイ名前だな。
シットリした歌と演奏でコレまでとはステージの雰囲気がガラリ変わる。
カメラのクルーさん、大変です。
ま、私も同じようなもんなんだけど、日がな一日レールの上を上下に行ったり来たり。
そんな我々を慰めてくれるような静かな万里奈ちゃんの歌声…。
「今年のテーマは80年代のアイドルです」
「必ず皆さんが口ずさめる曲」と紹介された2曲目は稚菜ちゃんの歌で「赤いスイートピー」。
稚菜ちゃんの歌とピアノをフンワリと包みあげる茉凜ちゃんのギター。
いい曲だな~。
聖子ちゃんの1982年のヒット曲。
ヒップホップなんてのがなかった時代の歌…ホッとするね~。
1982年ってスゴイことが起こってるんだよ。
それは、5月にヨハネ・パウロ2世がイギリスを訪問し、カソリック教会とエリザベス2世女王を宗主とするイギリス国教会が450年ぶりに仲直りをしたんだ。
コレはスゴイことですよ。
ヘンリー八世の時、すなわち16世紀初頭から続くゴタゴタだからね。
そのゴタゴタが原因で起こった悲劇をバンド名にしたのが明日登場するMary's Bloodだから。
ヘンリー八世の記事も続編を早く書きたいんだけど時間がない!
「ステキ、ステキ!でも『紅いスイートピー』なんて世代じゃないでしょ?みんな趣味は何なの?」
万里奈ちゃん「釣りが大スキなんです。釣りばっかりやってます」
茉凜ちゃん「アニメ、ゲーム、競馬ですね」
恵子さん「アンタたちアイドルじゃないの?」
稚菜ちゃん「趣味は読書です…根暗なんです」
釣りの魅力を語る万里奈ちゃんの気合いがスゴかったね!
<つづく>
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(一部敬称略 2018年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)