【NAONのYAON 2018】vol.3 : DOLL$BOXX、Mary's Blood
おかまりん&稚菜のホンワカしたムードから一転…黒、黒、黒!
DOLL$BOXXの登場だ!
2012年にアナタのハートをハコ詰め。
そして、昨年2月に復活。
『NAONのYAON』へはコレが初めての出演となる。
黒づくめの衣装がまさにピッタリのダークでハードなパフォーマンス。
そのハードなテイストの中にポップな要素が実にいい頃合いに混ぜ合わさっているところが小気味よい。
「今日は本当に晴れてヨカッタ!ありがとう!」
2曲目は昨年1月にリリースしたミニアルバム『high $pec』から「世界はきっと愛を知ってるんだ」。
DOLL$BOXXの詳しい情報はコチラ⇒DOOL$BOXX Official Web Site
「黒い集団ってコワいよね」
…恵子さんもスッカリ黒だけど。
「みんな笑わないんだよね…」
「そうです…(キッ)」
でもTOMO-ZOちゃん、結局ニコニコ。
FUKIちゃんも危うし。
やっぱり人前で笑顔を全く見せないというのもなかなか大変ことですナァ。
来る7月のワンマン・コンサートの告知をして、演奏とは正反対に物静かにステージを去った。
イチロクサンマル時…午後4時半。
野音は時期にもよるけど、3時を過ぎると下手側の客席がが大分日陰になるんだよね。
昔は楽屋が古い木造の建物だったんだよ。
ハード&ダークなアクトはまだまだ続くよ~。
Mary's Blood!
ハーフスタックのMarshallをズラリと背後に従えたSAKIちゃん。
SAKIちゃんのMarshallはおなじみのJVM410Hと1960AのTattooシリーズ。
目立つ!
グワ~!
ノッケからMaryサウンド全開!
曲は「World's End」。
続いては「ツキヨミ」。
一般的には「ツクヨミ」とされる日本神話の「月の神様」。伊勢神宮では「ツキヨミ」としている。
フ~ン、天照大神の弟なのか…。
やっぱり日本神話は一度シッカリ勉強しておかねばなるまい。
これもハードやな~。
しかし、メロディは耳ザワリがよろしい。
コレがMaryの魅力のひとつだろう。
MARIちゃんのバスドラムがスゴいんだ!
ギターに比べると、ドラムスの奏法は目立った革命があまりなかった。モーラーとか細かい技術の導入は別よ。
で、恐らくドラムスの奏法史上、最も大きな変革は1940年代のケニー・クラークが編み出したとされるモダン・ジャズ・ドラミングだろう。
それまでバス・ドラムがキープしていた4分のリズムを右手に移植して、ライド・シンバルやソック・シンバル(今のハイハット)がバス・ドラムの役割を担うようになった。
もうひとつは、ここ最近のバスドラムスの連打ではなかろうか?
従前はアクセントを付ける役割だったバス・ドラムがリズム・キープのツールになった。
大ゲサに言うと70年以上前のドラム奏法に「先祖返り」したということか?その凄まじいドラミングと完璧なコンビネーションで低音をひねり出すRIOちゃんのベース。
以前、ショウの初めにリズム隊2人だけのパフォーマンスを披露したことがあったが、誠にカッコよろしかったっけな。
事務所の後輩を見守る恵子さん。
エライな~。
恵子さんはこの日は全く休む時間がない。
今回は大丈夫だけど、雨が心配な時は楽屋で「日照り乞い」をしている。
しかし、この曲の歌詞スゲエな。
「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき」…あ、コレは藤村か。
「飄々と騒めく白菊は 散り急ぐように 終演を秒読み映して」…コレはEYEちゃん。
文豪の香りがするな。
そのたびに大きな歓声があがった。
ステージの下手では寡黙にギターを弾き、誠実なコーラスでMaryサウンドをサポートするYASHIROちゃんにもたくさんの呼び声がかけられた。
YASHIROちゃんはまだこの後別のアクトでも大活躍するからね。
「次の曲は皆さん、全員参加です!手を振って遊んでください!」
Mary's Blood、最後の曲!
…というのはMaryのステージは先ごろリリースしたアルバム『Revenant』のアタマ3曲をそのまま演奏したことになったこと。
はじめっからそういう作戦だったのか、選曲が面倒だったのか…ナニはともあれノリノリのナンバーでIt's alright!
Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood's Official Site
「楽しい~!今年も『NAONのYAON』を楽しみにしていました!ついこの間までレコーディングをしていまして、11日前に発売されました。そして今日はその新譜の曲だけを演りました!」
なるほど!つまりその新作『Revenant』はスゴイ自信作ということだ。
「アレ?SAKIは今年泣かないの?」と恵子さん。
「泣いたのは2年ぐらい前だと思います。今年は大丈夫です…」
それじゃ、2年前の様子を見てみようか?
Maryはオープニング・アクトとして『NAONのYAON』に出演していて、2016年に初めて本編に登場した。
SAKIちゃんはその感激が抑えきれず泣いちゃったんだよね。
そして、その後インタビューが長引いてゴング!
神取さんが出てきてEYEちゃんを担いで行っちゃった。
そして、今年…。
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