【NAONのYAON 2017】 vol.7 : 久宝留理子&小比類巻かほる
2時から始まったコンサートも7時近くになっていよいよ最終コーナーに入った。
台本には「ACT11」と謳ってあるが、実際には12番目の演目となる。
七瀬ちゃんからのコールを受けてステージに上がったのは久宝留理子!
2回目の『NAONのYAON』…27年ぶりの登場だ!
バックを務めるのはSHOW-YAの4人。
『The Last Waltz』のThe Bandみたいでカッコいいな。
五十嵐sun-go美貴
そして、Mary's BloodサポートのYASHIRO…ではなくて、ギタリスト、YASHIRO!
タイトルコールに続いて軽快に飛び出してきたのは「早くしてよ」。
そうか、待ち合わせのタイミングを弄するなんてのも恋人同士ならではだよな~。
私はいつでもpunctualを心がけていました。
この留理子さんの歌で思い出した。
よく外人は「時間にルーズ」というけど、私はそう思わないんだよな。
もちろん相手にもよるんだろうけど、私が付き合ってきた人は概してみんな時間にシビアだった。
ビジネスの付き合いだからかな?
その中で飛びっきりキチっとしているのがウチの社長。
必ず5分前には待ち合わせ場所に来てる。絶対に人を待たせない。
そんなもんだから、一度Marshallの工場の近くで待ち合わせした時、約束の時間になっても姿を現さないことがあって、アレにはかなりビビった。
何かのっぴきならない事件が発生したか、待ち合わせの場所や時間を私が間違えているか、私の時計が狂っているか、このどれかに違いない…。
このことをジョンに伝えると、「ア、ごめん。ちょっと家を出るのが遅れた」ということだったが、絶対に自分のミスだと思った。
「先々の時計となれや小商人」なんていう川柳があるけど、信用ってのは本当に大切だ。
「次の曲はこの人と一緒に演りたいな、と思って!」
と呼び込まれたのは、はるな愛。
「他の人の時に出てきていい?」と言っていた愛ちゃん、さっそくの再登場だ。
「昔からすごく顔が似てるって言われるの。26年ぐらい前の曲をまさか愛ちゃんと一緒に歌うなんてね~」と留理子さん。
「この曲が大スキで、私のテーマソングだと思って歌っています。タイトルも好きだよね~」という愛ちゃんのコメントで演奏したのは…
留理子さんの張りのある声と愛ちゃんのダーク・ブラウン・ヴォイス(この言葉の意味が知りたい人はThe Kinksの「Lola」という曲を聴いてみて!まさにこの場にふさわしい表現!我ながら冴えてるゥ~)が絶妙にミックスされる「♪あいあいあいあい…」のパートで盛り上がりが最高潮に達するよね~。
今度は留理子さんが次のステージを紹介する。
「初登場…小比類巻かほる!」
このステージではYASHIROちゃんが抜けて、ギターにはGacharic SpinからTOMO-ZOがジョイン。
まずはこの曲で会場を沸かす…おなじみの「Hold on me」!
自信に満ちた優雅な所作で歌う姿が何ともカッコいい!
音楽に入り込んで一体になっているのだ。
しかし、『NAONのYAON』初登場だとは…。
かほるさんのステージがコンサートの音楽性の幅をガバっと広げたね。
「次の曲はMary's BloodのEYEちゃんと一緒に歌います!」…と紹介されてEYEちゃん登場。
コレもかほるさんのソウルフルな声とEYEちゃんのパンチーな声がうまく混ざりあって実にいい感じ!
そもそも曲がいいもんね~。
コレとか「Dreamer」とか、クォリティの高い曲が目白押しだ。
バックのSHOW-YAの演奏もこのコーナーではシティ・ポップス・バンドに早変わり。
完璧!
ロック色が濃い『NAONのYAON』のプログラムにあってかほるさんのソフィスティケイトされた熱唱は大きなアクセントとなった。
コンサートが始まってから5時間以上が経過したが、飽きてるヒマなんてゼンゼンないぞ、『NAONのYAON』!
小比類巻かほるの詳しい情報はコチラ⇒Kohhy's Official Website