【NAONのYAON 2018】vol.6 : 早見優、中村あゆみ他
「80年代のアイドル」がテーマの今回の『NAONのYAON』。
今度は早見優の登場だ!
赤い衣装に身を包んではつらつとステージに現れた優ちゃん!
まずは「夏色のナンシー」。ココまで何回も「歌謡曲はほとんど聴かなかった」と書いてきたのにはワケがある。
真理ちゃん、百恵ちゃん、淳子ちゃん…昔はアイドルの下敷きってのがあったでしょ?
あるいは「平凡」やら「明星」から切り抜いた好きなアイドルの写真を薄いプラスティックのケースに挟んで下敷き代わりにしている子がクラスにたくさんいたんだよね。
ここのところ、ついぞ「下敷き」なんて言葉を耳にしないけど、まだあるのかな?
それはともかく、私は一そういうことを一切しなかった。
ズッ~とロックバカで、またその前は映画狂だったので、何回も書いてきたように歌謡曲やアイドルに夢中になった経験がない。
40年以上音楽を聴いて来て、盲信的に好きなのはフランク・ザッパぐらいかな?
でも、いくつかの例外はある。
そのひとつが優ちゃんなの。
恐らくテレビで観たんだろうけど、優ちゃんのデビュー曲、「急いで!初恋」を聴いた瞬間にビビビと来ちゃった!
そして、翌日急いでレコードを買いに行った。
1982年のリリースだというから、私が大学生の時の話ね。
もう「♪君の香り深呼吸」のメロディがヤケクソに気に入っちゃったのね。
歌謡曲のレコードを買うなんてこと、「帰って来たヨッパライ」か「黒猫のタンゴ」かモップスの「月光仮面」ぐらいしかなかったんだから。
この曲を書いた小杉保夫さんという方は「お嫁サンバ」を作曲した人。
優ちゃんの初々しい歌い方がすごく可愛らしくて、聞けばハワイ育ちで英語がバッチリっていうじゃない?
優ちゃんの「♪diary」の発音に憧れちゃいましたよ。
私は当時、英文科の学生でありながら英語はカラっきしダメで、今ごろ大きなツケを払っております。
今日、優ちゃん、歌ってくれるかな?
それにしも、そんな私の思い出の人がカメラのファインダーの向こうに立っているんだから感動だってばよ!
しかし、「夏色のナンシー」なんてステキな文句じゃない?
当然「♪恋じゃない」の「Yes」のところは大合唱です。
続けて優ちゃんがバンドのメンバーを紹介。
このセットはSHOW-YA+αが担当した。
ファンにとっては、最後の方に近づくにつれてSHOW-YAの出番が多くなってくるのも『NAONのYAON』大きな楽しみ方だよね。
五十嵐sun-go美貴
この曲もサビのメロディが魅力的ですな。
作曲は中原めいこさんか…あの頃、みんなカラオケで「♪きみたっちキウイ、パッパイヤ」ってやってたな。
私は80年代ってすごく最近に感じるんだけど、もうかなり遠いところへ来たんだね。
なんてったって「30年前」だもんな~。
元ゾンビーズのコリン・ブランストーンに「1年間(One Year)」というソロ・アルバムがあるけど、それの30枚分だもんね。
SHOW-YA+レオナちゃんの伴奏も相まってエキサイティングなシーンとなった。
「では、私も恵子さんと一緒に歌いたいと思います!恵子さ~ん!」
恵子さん、本日4回目のコラボレーション。
今日の恵子さんの衣装は一貫して黒ベース。
優ちゃんの赤と並んでスタンダール状態。
ナニを2人で演るのかと思ったら…ナント、「ローリング・ストーンズ・メドレー」!
「ガスガスガス」と「Jumpin' Jack Flash」からスタート。
もう1曲は「♪アライキ、アライキ」と「It's Only Rock'n'Roll」。
優ちゃんもギンギンのロック・パフォーマンス!
「急いで!初恋」は個人的に残念ながら聴けなかったけど…このアクトも盛り上がったよね~!
2人ともとても楽しそうだ!
この雰囲気を深呼吸!
早見優の詳しい情報はコチラ⇒早見優Official Website
このイントロ!
もはや「NAONのYAONのスタンダード・ナンバー」の感もある「翼の折れたエンジェル」。
あゆみさんがバンドのメンバーを紹介する。
このセットはおもしろくて、全パートがダブル・キャストになってるの。
ドラムスが富田京子と…
仙波さとみ。
この写真はタンバリンをブンブン振り回してるけど。
「皆さん、こんばんは!さぁ、ココからはステージと客席がひとつになるロック・ステージになります!」
お客さんと一緒に歌おうということ。
「『Come on! come on!』…これだけ。サビは♪ララララ」とMCで説明しておいてイザ本番。ハイ、ここ!
「♪Come on! Come on!」…大合唱!
やっぱりお客さん参加ナンバーは盛り上がるね~!
スッカリ日も落ちて、雰囲気も満点!
この曲を作曲したのは鎌田ジョージさんなんだね。
鎌田さんはあゆみさんのサポートをされていたのか…。
大分前に鎌田さんが福山雅治さんのサポートをしている時にご本人とご一緒させて頂いたことがあったんだけど、アタシャ驚いたよ。
楽屋でズ~~~~~~っとギターの練習してるの。息をするのと同じようにズ~っと。
その雰囲気が尋常じゃなくて、ま、実際には見たことがないけど、武士が剣の修行をしているような感じ?
コワくて近寄りがたいものがあった。そうまるで『七人の侍』の宮口精二扮する「久蔵」みたいな雰囲気。
それでもMarshallのSERIES9000の話で「お近づき」というか「お近寄り」させて頂くと、勉強不足で恐縮ではあったが、鎌田さんが「ZERO」の方だったことを知った。
ZEROって昔、「毒蛾」っていうバンドだったんだよね。
近田春夫が司会をやっていた『ロックおもしロック』というテレビ番組のバンド・コンテストに毒蛾が出場して「うわ~、ウマい人がいるもんだな~」と、高校生の私はひどく驚いたことがあって覚えている。
どなたかからだったかまでは覚えていないが、番組の中で「演奏は最高。でもバンド名は変えた方がいいんじゃない?」みたいな寸評があって、次に毒蛾を見た時にはZEROというバンド名に変わっていた。
「ああ、あの時のアドバイスを実行したんだナァ」と感心した。
まぁ、40年も前の話だからして、違っていたらゴメンなさい。
デビュー当時は歌番組でよく一緒になったという京子さんとのやり取り。
学校も同じだったとか。
「今日はキョンちゃんと一緒ということで、『キョンキョン』の歌にチャレンジしようかと思います。その前に一緒に歌ってくれる若い人を呼ばなくちゃ!」
…と、登場したのは LoVendoЯの岡田万里奈。
本日2回目の登板。
コレも絶対盛り上がるヤツじゃん!…イヤ、それでいいんだけど。
この曲も流行ったよね~。
1985年のヒット曲だそうです。
ドワ!33年も前の歌なのかッ?!あゆみさんのおっしゃる通り、ギンギンのロック・ステージ!
ダブル・キャストのバックバンドも見ごたえタップリのド迫力のセットだった!
中村あゆみの詳しい情報はコチラ⇒中村あゆみオフィシャルサイト
続いても常連さん。
相川七瀬ちゃんの出番。
これまた「NAONのYAONスタンダード」の「夢見る少女じゃいられない」でまずは大盛り上がり!
続いて自身が大好きな曲だと言う「恋心」を熱唱。
バンドのメンバーはSAKIちゃん。
そして、3曲目ではSTARMARIEの5人を迎えてナント百恵ちゃんの「ロックンロール・ウィドウ」を演奏した。
まだまだ盛り上がる『NAONのYAON 2018』!
※Instagramのフォローもよろしくね!Marshall Blogに未掲載の写真もチラホラ!⇒marshallamps_shige