【NAONのYAON 2018】vol.5 : World Guitar Girls Collection、椿鬼奴&金星ダイヤモンド
10分間の休憩。
恵子さん、「ビールは水じゃねーぞ!」なんて言ってたけど、この時期はまだいいよね。
もう少し暑くなってくると、飲み過ぎて後ろの方でブッ倒れているヤツが必ず出て来るんだよね。
しかし、この日比谷公園、江戸時代の頃まではこの辺りまで海だったんだからね~。
神取チームが舞台に現れた。
「間もなく後半のステージが始まります。お席を離れている皆さ~ん!ソロソロお席にお戻りくださ~い!」…と時の番人の担当職務をこなした。
そして、恵子さん登場。
「みんな、後半戦の準備はできてる?
後半の一発目は、去年の『NAONのYAON』から始まったギタリストを集めたWorld Guitar Girls Collection(以下、「WGGC」)です。今年もやって来ました!
世界にたったひとつしかないコーナーです!」
と、ステージに上がったガール・ギタリストたちを紹介してこう言い放った。
「SAKI!後はよろしく!」
これまで幾度となく開催されて都度話題を呼んできたWGGCだが、恵子さんが説明したように、コトの起こりは昨年の『NAONのYAON』。
まさにこの舞台でスタートしたのだ。
今回、初めて参加したHAL-CAちゃんはASTERISMという平均年齢17歳の若~~~いバンドで活躍中。
もう顔で弾いてる。
HAL-Caちゃんは…出たよ、2002年生まれ!Marshallが40歳の時のご生誕。
いいですか~、今日、皆さんが演奏しているロックの名曲の多くは、Marshallがなければ生まれて来なかったかも知れない曲なんですよ~。
だからロック・ギターを弾く時はMarshallなのです。
今のウチにシッカリ頭の中に入れておいてもらわないと…。
AZUちゃんもソロで参加するのは初めてかな?
エライ、エライ、以前言った通り、今回は前髪を上げてくれたので写真が撮りやすいぞ!
たむちゃんは2回目かな?
売れっ子ドラマーとしてバリバリに活躍中!
茉凛ちゃんもWGGCには欠かせないギタリスト。
今回もガンガン弾いてくれた!
「背が高いだけでバンド・マスターに選ばれました」…なんていつか言ってたSAKIちゃんだけど、イエイエ、もうプレイも存在感も超バンマス級ですから。
名門ギターブランドが倒産して、「ギター冬の時代」なんて言われているでしょ?
理由は「ギター・ヒーローの不在」とされているけど、果たしてそうかな?
私はそうは観ていなくて、「ギター・ヒーローを作り出す『音楽』の不在」と理解している。
ベンチャーズは「エレキ・ギターのブーム」というよりも、最終的には「ギターを主役にした『音楽』のブーム」だったと思ってる。
見てごらん、今日WGGCが演奏した不滅のロック・スタンダードを…。
なぜこうした曲が時代や聴く人の世代を超えて生き永らえているのかというと、「ギターのカッコよさ」よりも、「ギターを使った『曲』のカッコよさ」が際立っているからなのよ。
音楽は「曲」がすべてなの。
残念ながらこのままではギター・ブームの再来はないでしょう。それどころかギターを使わない『ヒップホップ』ってのはすぐそこまで来ちゃってる!
カッコいい曲なくしてギター人気を再燃させようなんてことは、クラッチを切らずにクランクを通過しようとするようなものだ。(←例えが古くてヘタすぎるか…?ただ「不可能」って言いたいだけです)
ま、ヘリクツと思わば思え。
いつもフザけて書いているけど、Marshall屋としてはこの状況がマジで心配なんですよ。
そんな環境にWGGCは熱湯を注いでくれていると思うのサ。
若い人たちにも積極的に見てもらいたいと願っている。
…なんてオッサンのボヤキとは全く関係ないトークでにぎやかに出番を終了したWGGCの皆さんでした~!
次は初参加の椿鬼奴&金星ダイヤモンド。
鬼奴さん、Adamas風ウクレレを手にしての登場!
「『NAONのYAON』の話を聞いて、マネージャーの返事よりも先に自分で『はい、お願いします!』と言ってしまいました」
そりゃ、出たいよね~!
「実は私もバンドを組んでいます!金星ダイヤモンドの曲を聴いてください!」
「♪月曜日 太陽の下 土を掘る」、「♪ディグダグ ディグダグ やり直し」…ん~、いいな~。
でも、ふきのとうは苦手です。苦いんだもん。
ちなみに「Dig」というビバップ期の有名なジャズのスタンダート曲とアルバムがございます。作者はマイルス・デイヴィス。
オッとイカン!『NAONのYAON』のレポートは極力脱線をしないようにしてるのだ!
「私もコラボしていいですか?」
お客さん「イエ~イ!」
「SHOW-YAの皆さん、お願いします!」
ステージ中央に歩み出た恵子さん、「一緒に演る?コラボが見たいんじゃないのか~?」
お客さん「イエ~イ!」ズラリ揃ったSHOW-YAの面々。
『NAONのYAON』の主だからして、やっぱ迫力が違うね。
曲はボンジョビの「You Give Love a Bad Name」。
やっぱコレだよね。
…と、言っても、この手のロックに馴染みが薄い私は、実は…ホンモノよりも奴さんバージョンの方を多く耳にしているかもしれない。
そんな奴さんの持ち歌(?)だけあって、大観衆を前にして堂々たる歌いっぷりを見せてくれる。
「じゃあ、80年代のアイドルの曲を演りますかッ?この曲はモノマネしてるよね…酒焼けの声で」
「お互い、声がかすれてますよね…」
「(かすれた声で)暗いアイドルの歌といったらこの人しかいない…」とお揃いのモノマネから入ったのは…
2人とも、と~てもいい感じ!
そして、バッキングはギンギンなロック・テイスト!
SHOW-YAだからね!
「楽しかったね~!また演りたいね!」なんて言いながら80年代アイドルの話や活動の告知をしていたら…。
カンカンカンカンカンカンカンとゴングの音~。
「ハイハイ、時間!時間ですよ!アラよっと」
本日2人目の強制退場!
神取さん、EYEちゃんの時に比べると大分重そうな感じだナァ。
「チョット!ナニするの?!ワタシ、女優よ!」
椿鬼奴の詳しい情報はコチラ⇒公式Twitter
※Instagramのフォローもよろしくね!Marshall Blogに未掲載の写真もチラホラ!⇒marshallamps_shige