ヨーロッパのD_Drive
「ヨーロッパ」といえば「哀愁」?
イヤイヤ、やっぱり「ソースカツ丼」でしょ。さもなくば「パリ丼」。
前にも書いたことがあったけど、コレは洋食屋さんの「ヨーロッパ軒」の話。
昔勤めていた会社で富山に赴任していた時、福井や敦賀に出張するたびによく食べに行った、ということを以前書いた。
イヤイヤ…。
今「ヨーロッパ」といえば、サンタナでもカツ丼でもなくて、D_Driveですよ。
世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』が5月31日に発売され、D_Drive一行がイギリスに渡り、『Marshall Live』や『Camden Rocks Festival』で演奏してイギリスの音楽ファンの度肝を抜いたことはすでにMarshall Blogでレポートした。
この世界デビューに際し、ヨーロッパ各国の様々なメディアにバンドやアルバムが紹介された。
今日はそんなお話。
同じ海外がらみでも、イベントやフェスで演奏して帰って来る…というケースとは大きく異なり、Marshall Recordsのレコーディング・アーティストのひとりとして社運をかけて音源を制作し、フィジカル・プロダクツをリリースしたとなると、プロモーションの熱の入れようが違うのだ。
まずはベルギーの『ROCK TRIBUNE』というメタルやオルタナティブにスポットを当てる雑誌の185号。
ベネルクスで流通しているそう。
ハイ、「ベネルクス」の3つの国はどこでしたっけ?
そう、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグね。
184号にはサンプラーCDがオマケで付いていて、『Maximum Impact』からシングルカットされた「Attraction 4D」が収録されたようだ。
そしてCD評。
コレはオランダ語か?まったく読めませ~ん!
ボカシがかかっているのは一応著作権保護ということで…。
オランダ語がご堪能の方もいらっしゃるからね、ね~、パトラッシュ!
ちなみに『フランダースの犬』のベルギーが舞台なんだけど、作者はイギリス人なんだよ。
それとオランダ語!
北欧とかドイツの人は英語がうまいってよく言うけど、私の経験ではオランダ人がダントツでウマい気がするナァ。
まぁ、言語のルーツは同じだし、個人さも大きいんだろうけど、私が知っているや電話で話したオランダ人はヤケクソに英語がウマかった。
もちろん、オランダ語でアルバムをホメてもらっているようなんだけど、「Seiji」とか「Yuki」とかが文中に出て来て何やら不思議な気分。
10点満点の8.5点!
ワケのわからん日本のインストゥルメンタル・バンドのデビュー作にしては超上出来なんじゃないの?そして、もうひとつROCK TRIBUNE。
フルページ、フルカラーでD_Driveを紹介してくれている!
うれしいね!
チョコはベルギー、チューリップはオランダ…我々もPRしておきます。
コレはフランスの『METAL OBS'』というフリーペーパー。
先方のご指名でYukiちゃんのインタビューが掲載された。
Yukiちゃん、フランス語ベラベラです。「ジュマペール、ユキ」ってか?
この頃はやることが山積みで、そこに完全にこの締め切り厳守のインタビューの仕事が上乗せになっちゃったもんだから大変だったんだわ~。
英語で質問が来て、和訳してSeijiさんやYukiちゃん、あるいはメンバー全員に日本語で答えてもらって、それを英訳してイギリスに送り返す。
Marshall Recordsのピーターが私の英文を添削、またはAnglicize(この単語は今回のD_Driveの仕事で初めて知った。「イギリスっぽくする」とか「西洋風にする」とかいう動詞)してくれて、それを各国の出版社に送ってもらった。
要するに「ブリッジ通訳」ってヤツね。
これが一つや二つじゃなくて、ジャンジャン送られて来てね~、似たような質問ばっか!
ま、とてもいい英語の訓練になりました。
次はオーストリア。
この『SLAM』という雑誌はドイツ全土にも流通しているそう。
ドイツ語で全然読めませ~ん!
ボカシがかかっているのは一応著作権保護ということで…。
ドイツ語がご堪能の方もいらっしゃるからね、ね~、クララ!
広告にも登場した。
黄色いところ、THE BOTTOM LINEというのもMarshall Recordsのバンド。
D_Driveのレーベル・メイト。イギリスだとレーベル・マイト。
さっきからこのオジちゃんスゴイね。
ヨーロッパの犬神サアカス團か?
この『Rock Hard』は2つの国で流通しているロック雑誌。
2つの国とはチェコ共和国とスロヴァキア共和国。
昔はひとつだった。
『Rock Hard』はウェブサイトのバージョンも展開していて、スゴイ人気らしい。
ココもインタビューをやってくれたの。
この辺の作業をしていてSeijiさんと驚いたんだけど、みんなスゲエ勉強しているの。
要するにD_Driveのことをよく知ってるんだわ~。
インタビューをするとなれば、音源を聴き込んで来ることぐらいはエチケットなんだろうけど、ライブDVDを見ていてくれて、冠さんの名前まで出て来たこともあったぐらい。
そういう姿勢だったらコッチもしっかり対応しちゃうよね。
私も丁寧に翻訳しますよ。ま、その英文もピーターの検閲で直されちゃうんだけど。
コレは『Rock Hard』のアルバム評。
Seiji & Yuki(gitara)、Toshi(basgitara)、Chiiko(bicle)だって。
フーン、チェコ語で日本のことは「Japonsko」っていうのか…。
チェコといえば、ミロスラフ・ヴィトウスだよね。
プラハってのは一度行ってみたい…イギリス以外で唯一行ってみたいと思う海外の土地。
後はもういいや。日本が一番いい。
評価は4/5…上出来だ!
もうひとつチェコ。
チェコ最大のメタル関連雑誌『Spark』。
ナント!満点頂きました!
ますますチェコへ行きたくなったぜ!
「アホイ!」と「デコイ!」は覚えたぜ!(「こんにちは」と「ありがとう」)
「ユメノイッサ、シゲ!」もイケる(「私はシゲです」)。
何かココからはまたインタビューが来るらしい。
そういえば、時間がなくてロンドンのホテルのロビーでインタビューの答えを作成したこともあったな。
基本的にリーダーであるSeijiさんに答えてもらっているんだけど、Seijiさんの答えはブレないし、私があんまり言うもんだから、だんだん英訳しやすい日本語で答えるようになって助かっている。
先週はスペインとオランダのインタビューが終わったところ。
以上がヨーロッパの雑誌関連。
次にウェブサイト。
コレがまたスゴイ。
リンクを貼っておくので、是非チェックしてみてチョーダイ。
<イギリス>
おなじみ!
★METAL TALK
Seijiさんインタビュー
アルバムリリース情報
<フランス>
★DISTROLUTION
シングル盤紹介
アルバムリリース情報
<ドイツ>
★JaME WORLD
<ベルギー>
★GRIMM GENT
Marshall Recordsとの契約
シングル盤紹介
★FRONTVIEW MAGAZINE
<国籍不明>
★ROCK YOUR LYRICS
フランスやドイツのラジオでも「Attractoion 4D」がオンエアされた。
コレはそのウチのひとつ。
★RADIO PULSAR 95.9FN
もちろん日本の媒体でもバッチリ取り扱って頂きました。
Playerさんはいち早く6月売り号でナント6ページの大特集!
見逃した人、ゴメンね、もう売り切れでバックナンバー在庫のないの!
でも8月1日売り号にはD_Driveのポスト・カードが付いてるから要チェック!
7月売り号から大幅に誌面に変更を変えたPlayer誌。
その目玉のひとつであるポストカードに早くもD_Driveをご起用頂けるとは光栄な話。
どんな図柄かは見てのお楽しみ!
WeROCKさんはCANATAが表紙のVol.071で。
コチラも大きく紙幅を割いて頂きバッチリとPRして頂きました!
そしてYOUNG GUITARさん。
インタビュー+譜面+ビデオで『Maximum Impact』の奏法を徹底分析しちゃおう!という大立体企画。
イギリス本国のMarshall Recordsではもうどの誌面もおおよろこび!
しかし、スゴイと思わない?
ゼロとは言わないけど、アルバムを出す前は極々限られた人しかヨーロッパでD_Driveの名前を知る人がいなかったのに、こうして今では何ヶ国もの音楽ファンにその名前を知られるところになったんだから。
信じられないぐらいの前進だよね。
そして、チャンスさえあればこれぐらいのことが瞬時にできしまう。
その分、アーティストにとっては競争が激しくなり、消費者にとっては選択肢が増える。
つまり、いかに人と違った、自分たちにしかできないことをやるかにかかってくる。
ま、ロックってのは元々そういうモノだから。
D_Driveはとにかくコレからもカッチョいい曲をたくさん作って世界を驚かせて欲しいと思う。
さて、既報の通り11月9日に東京キネマ倶楽部で開催されるMarshallのイベント『Marshall GALA 2』にD_Driveが出演します!
前回に引き続いての出演。
今回はMArshall Recordsレコーディング・アーティストとしての登場だからね。
シッカリ頼んますよ~!
MarshallやNATALやEDENを使った音楽をジックリ楽しんで頂こう、とイス席なのね。立ち見ナシ。
まだチケットが残っているようですので、ソールドアウトしないウチにお求めください!
詳しくはコチラ⇒Marshall GALA 2の詳細を発表します! <マーガラ情報 vol.1>