A面は終始線のついた五線に「I've got the music in me.」のデザイン。 「私の中には音楽がある」って。 ガーシュインの代表作に「リズム・チェンジ」で有名な「I Got Rhythm」ってあるでしょ? アレと同じ。 イギリス人は「~がある」という時、ちゃんと「have got」と言う。 ジョンも「I have got a.....」ってよくやってる。 私もそのマネをするように努めているんだけど、つい「アイガッタ~」とか言ってしまう。 イギリス英語はムズカシイ。
「I've got the music in me」はこのキャンペーンのテーマソング。 1974年のKiki Deeのヒット曲だ…といっても私は知らなかったんだけどね。 こういう曲。
Kiki DeeというとElton Johnと共演したヤツぐらいしか知らなんだ。 「Don't Go Breaking my Heart(恋のデュエット)」ってのが70年代にヒットしていた。 上の曲のプロデューサーがGus Dudgeonだった関係で共演したんだろう。 90年代にはこの2人、「True Love」で再共演してるのね? コレはゼンゼン知らなかった。
もちろんD_Driveは4人で出演するが、ココでの主役はYukiちゃんChiikoちゃん…ということになるだろう。 楽しみだ~! 17日6:30からNAMM会場近くのライブハウス「House of Blues」にて。 コレだけかと思っていたら、もうひとつ演奏の機会が舞い込んで来た。 それはロンドンでもやったんだけど、マスコミ関連の人たちの前で演奏する「Showcase Live」というモノ。 こちらはSHE ROCKSの前日の7:30からハリウッドの「The House of Machines」というところで。 アナハイムからハリウッドまで結構あるんだよね~。 時差ボケの老体にはキツイ仕事になることは間違いないけどカメラを持って頑張って来る!
出演はD_Driveの他にMarshall Liveでもご一緒させて頂いたレーベル・メイトのPress to MECO。 コチラも楽しみだ。
この『SHE ROCKS AWARD』は「The Women’s International Music Network (略称the WiMN)」という文化団体が運営していて、音楽産業の発展に貢献した女性に与えられる賞で今回で8回目を数える。 開催は2020年1月17日。NAMMの会場の近くの「House of Blues Anaheim」。 ヨカッタね近くて。 ハリウッドなんていったら大変だからね。もう移動するだけで眠くなっちゃうよ。 ライブ演奏、感動のスピーチ、スターの登場、オークション等々盛りだくさんの内容になるようだ。 今回の受賞者の中にはスージー・クアトロの名前も見える。
このウェブサイトの中のD_Driveの紹介文がまたいいのいよ! 「This year’s opening performers will be Japanese act D_Drive, hosted by Marshall Amplification. Consisting of Seiji and Yuki on guitar, Toshi on bass and Chiiko on drums, they play high energy, instrumental rock music with a combination of jaw-dropping guitars and a fireball rhythm section delivering a unique sound.」 とある。 チョットやってみようか? 「今回のオープニング・パフォーマーはMarshall Amplificationの招聘によりD_Driveが務めるでしょう。 ギターにSeijiとYuki、ベースにToshi、そしてドラムスにChiiko。開いた口がふさがらないギター・プレイ、そして火の玉のようなリズム・セクションからなるハイ・エナジーなインストルメンタル・ロックでユニークなサウンドをお届けします」
いいね~。 ナゼいいのかと言うと、文中の「開いた口がふさがらないギター・プレイ、そして火の玉のようなリズム・セクション(jaw-dropping guitars and a fireball rhythm section)」というのは私が考えた表現なのだ! ネイティブさんが私ごときの英語をそのまま使ってくれるなんてうれしいじゃんよ!
もうひとつテンション上がったのはGenesis。 仕事柄、私もずいぶんたくさんのイギリス人と付き合っているけど、インタビューにもあるように、「Genesisがスキ」というイギリス人に会ったのはもしかしたらスティーヴが初めてかも知れない。 「Afterglow」のチェスター・トンプソンのフィル(ザッパの「More Trouble Everyday」)の話で盛り上がっちゃったりして! 私が観た1978年の『And Then There Were Three』ツアーの東京公演のプログラムを見せるとスティーヴは大興奮。 その時に撮影したのが下の写真。 納豆以外は何でも大丈夫だそうで、家内の手料理をとても美味しそうに食べてくれた。 ホント、楽しかったナ~。