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2020年7月 2日 (木)

Marshallのジュークボックス

  
昨年の6月にMarshallの本社/工場に行った時のこと。

10その前に行った時と変わらない正面玄関。

20エントランスに展示されているアイテムはチョコチョコ変わる。
昔は日本から送った浅草の職人が作ったMarshallのロゴが入った小さな凧が飾ってあった。
その後、「マー凧」はジムの家に移って行ったが、それからアレはどうなったであろう?30そのエントランスで見かけないものが!
コレは誰がどう見てもMarshall印のジュークボックス。

40v今の若い人は「ジュークボックス」というモノは知っていてもが実際にそれが活躍しているのを見たことがないのではなかろうか?
ウーリッツァーのように半ば飾りとしての役割ではなく、「音楽の自動販売機」としてのジュークボックスね。
私が子供の頃…ウソ、結構大きくなってからもよく見かけたジュークボックスは下の写真のタイプだった。
最後にこういうのを見たのは、以前勤めていた会社の新潟の山の中にあった保養所だったろうか?
大浴場の横の娯楽室のピンポン台の横にあった。
その保養所も平成7年の姫川の大水害で流失してしまったので、あのジュークボックスも日本海の藻屑と化してしまった。
ジュークボックスってのは、昔はどこにでもあったんよ。
音楽がタダでなかった時代。
一流の作編曲家が丹精込めて曲を作り、腕の立つ演奏家がそれを吹き込む「歌謡曲」が存在した時代。
それを「1曲いくら」と売っていたワケ。
でも、「1曲いくら」なんてやっていたことを考えると今の配信と変わらないような気もするな。
イヤ、支払いのシステムは似通っていても、ジュークボックスは公の場を盛り上げるのが一番の仕事だったんだね。
ヒット曲は何回もかかっちゃっったりしてね。
「チッ、またこの曲かよ!誰がリクエストしたんだ?」なんてね…テメエは一銭も出さないクセに文句を言ったりなんかして。
ちなみにゲームの「セガ」とか「タイトー」っていうのはジュークボックスの輸入商社が前身だったんだぜ。
それぐらい盛んだった。
でもジュークボックスはイギリスではなく、アメリカ発祥のモノ。
調べてみると「juke」というのはサウスカロライナやジョージアあたりのアフリカ系アメリカ人のクレオール語(部族間だけで独自に発展を遂げるオリジナルの言葉)で「騒々しい」とかいう意味があるらしい。

80MarshallのジュークボックスはもちろんMarshall仕様だった。

50カッコいい!

60そして今!
このMarshallジュークボックスが正式に販売することが昨日の午後2時、本国で発表された。

90まずはそのビデオ。


もうナニでもかんでも、ナニはなくても、ナニはともあれ、とにかく世の中ビデオですな。
ナゼが横文字化せず、かたくなに「動画」と呼び親しんでいるところがオモシロイね。
「携帯」みたいだ。
「ムービング・ピクチャー」って言わないと現東京都知事はヘソを曲げるぞ…それじゃ「活動写真」か!
イヤ、「東京アラート」よりは明らかにカッコいいじゃないか。
 
ま、Marshall感満載でとにかくいい感じ。

110_2Marshallのパーツがふんだんに採用されている。
ロッカー・スイッチにゴールド・トップ/ブラック・ボディのノブ。

120スクリプトロゴにレヴァントのカバリング。

135ECフレット・クロスにホワイト・パイピング。

150しかし、このブラック/ゴールドのコーディネーションは無敵だね。
マネッコしてるアンプ・メーカーがゴチョゴチョあるけど、Marshallがやらないと意味も風格も出て来ない。

130細部もゴージャスな作り。
しかし、フト思ったんだけど、ジムはこのブラック/ゴールドの組み合わせのアイデアをロンドンのパブから借用したのではなかろうか?

140vジュークボックスって、真空管やメロトロンみたいに前時代的な雰囲気が色濃くてカッコいいんだよね。

160シングル盤を70枚収納。

170そのA/B面を再生するので140曲をストックすることができる。

190アンプ回路はD4で出力はステレオ各60W。
スピーカーは3ウェイ。
マイクロフォン端子つき…まさかカラオケ用か?
Bluetoothつき。
サイズは1410x780v700mm、重量は120kg。
メーカー希望小売価格は9,495ポンドだから今の為替レートでザッと130万円。
感覚的に高いんだか安いんだかよくわからないが…安いらしい。
ただし、この金額には輸送料は含まれていないので要注意。
ウチの事務所にも1台欲しいけど、完全に置き場所がないので諦めざるを得ない。

100v_2Marshallとタッグを組んだのは1978年創立のリーズのジュークボックス・メーカー「Sound Leisure(サウンド・レジャー)」。
これまでに10万台以上のジュークボックスを製造/販売してきた、今ではイギリスのハンドメイド魂を代表するブランドのひとつになっている。

95_27月1日からヴィクトリア・ゲート・ショッピング・センターでSound Leisureのポップアップ・ストアが開設されるので、実際のルックスやサウンドはそこで体験して頂きたい…リーズだけど。
 
Marshallジュークボックスのお求めは⇒Sound Leisure公式ウェブサイト
VgscThe Whoファンはゼヒ!Lal

 

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