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2020年6月29日 (月)

Brooks BrothersとMarshall

 
時折Marshall Blogに書いているように、私は「清潔にしていたい」とは思うけど、「オシャレをしていたい」とはほとんど思わないんだよね。
「シャレっかまわない」ってヤツ。
家にいるときはとにかくラクな格好がいいし、外に出る時は「Marshall」のロゴが入ったポロシャツにジーパンがあればもうそれで満足。
だいたい「ジーンズ」なんて言わないもんね…いまだに「ジーパン」。
コレで私のオシャレ度が計り知れるでしょう?
 
話は34年前にさかのぼって、新婚旅行で家内とアメリカの西海岸に行った時のこと。
パック・ツアーだよ、パック。
新婚さんが何組か集まって行動するヤツね。
今にして思うと、「よくあんなので行ったナァ」と自分でも笑っちゃうゼ。
それでも生まれて初めてのアメリカだったのでメチャクチャうれしかったナァ。
で、サンフランシスコの自由時間に家内と2人で街をブラブラしていて「ブルックス・ブラザーズ」に出くわした。
当時はまだネクタイを締めなければならない仕事に就いていたので、「オシャレ」ということではなく「コチラのビジネスマンはどんなモノを着ているんかいな?」と思い、エレベーターに乗って4階あたりのスーツ売り場に行ってみた。
4階に着いてエレベーターの扉が開き、中にいる私たちを見つけた店員がエレベーターを降りようとしている私たちのところに駆け寄って来た。
そしてナニを言うのかと思ったら「失礼ですが、ココはアナタ方が来るようなところではありません。下の階へ行ってください」…当時英語はサッパリできなかったが、言っていることは間違いなくわかった。
とても紳士的な口ぶりでイヤな感じは全くしなかったが、とても印象に残る出来事だった。
もしかしたらビスポーク専門のフロアで、一見して旅行者とわかる我々とは無縁だと思ったのだろうか?
イヤ、きっと「コイツぁ、オシャレじゃないな」ってひと目でバレちゃんたんだね。
それにしても見るぐらいいいじゃんね~。
あのハゲた年配の店員さんの顔、今でも覚えてるわ。
下はインターネットから拝借したそのサンフランシスコのお店。
コレは全く覚えていない。
夕方、日が落ちて暗くなって来ると、通りから白人の姿が消え失せ、街の雰囲気が一変したのには驚いた。

20コチラは表参道の「ブルックス・ブラザーズ」さん。
建物を取り壊すことになり、現店舗は8月末までの営業になると聞いた。
失礼ながら、洋服でお世話になったことはないんだけど、Marshallでお世話になったことがあるのだ。

30クリスマスの季節にお店をロックっぽく飾りたい⇒ロックの雰囲気と言えばMarshall…ということでお声をかけて頂いたのだ。
コレは上の写真の中のショウウインドウのひとつ。
いつのことだったかは記憶にないが、1959のハンドワイアードのフルスタックが飾られているところを見ると2005年以降のことだったのだろう。

40s コレも表のショウウインドウの中のディスプレイ。

50s コレは店内。
ナント、MODE FOURのフルスタックが飾られている。
なつかしいな。
 
そういえば今でも生産しているHANDWIREDシリーズの発表会は明治通り沿いのアストロ・ホールで開催した。
FUZZY CONTROLに演奏をお願いしたんだよ。
そのアストロ・ホールも何年か前になくなっちゃった。
こうして少しずつ思い出の場所が無くなっていくのは寂しいモノだ。60 

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