【NAONのYAON 2014】 vol.5 (最終回): SHOW-YAとグランドフィナーレ!<追捕版>
4回にわたってお送りして来た『NAONのYAON 2014』レポート、今日で最終回!
トリを飾るのはもちろんSHOW-YA!
赤い衣装を身にまとい、堂々とステージの中央に君臨する恵子さん。ホント、赤と黒が良く似合う。スタンダール?!
1曲目は「奪いとれ」。
堰を切ったようにドバ~っと飛び出すいつものSHOW-YAサウンド!
「熟女ナメんなよ!」…はい!ま、このサウンドに圧倒されて熟女をナメてる場合ではない!
もうお気づきだとは思うが今日sun-goさんが弾いていたダブルカッタウェイの黒いギターはおニュー。「Fairy」という。黒いトップに青緑の妖精のイラストが映える!
アンプはレポートの第2回目で紹介したようにJVM410Hと1960BDM。いつもと同じ。これらのコンビネーションがあの分厚いギター・サウンドのサポートをしている。
コンサートでもハイライトとなる曲だけど野音で聞くと一層よろしいな。
♪ズゲゲゲゴゲゴガゴ…さとさんのベースのピック・アップ!カッチョいい~!
これが最後の曲!「限界LOVERS」では七瀬ちゃんとしょこたんがジョイン!
この七瀬ちゃんとしょこたんが着ているTシャツ見といてね。
昨年は時間が足りなくなってしまい、曲の構成を変えたりして巻きを入れたりしたが、今年は時の番人のおかげでそんな必要もなく、3曲と短いながらもジックリとした演奏で最後を締めくくった。
ファンの人はこの展開を予めわかっているだろうけど、ここで初めてSHOW-YAを見た人やSHOW-YA歴が短い人はもっと見たくなったに違いない。
そういう人は是非SHOW-YAのコンサートに来て頂きたい。この5人が待ってるからね!次は東京は7月ね。
そして、SHOW-YAのギターサウンドはMarshallですから!
こうして本編が終了。
最後は去年と同じく全員参加の「ああ無情」。
この光景は野音ならでは。このキャノンが発射される瞬間は緊張するんだよ~。撮り逃せないからね!
実際に数えた人の情報では、出演者は総勢85人に上ったらしい。転換の時間にイライラすることもないし、趣向を凝らした出し物の連続で、5時間近い長尺ながら一時も飽きることがない、緻密な構成に基づいた素晴らしいイベントだった。
「『NAONのYAON』に出るのが夢」というガール・ミュージシャンもたくさんいることだろう。ドンドン新しい才能が出て来て、これからもこのイベントを盛り上げていって欲しいと思う。
観客も総立ち!これで『NAONのYAON 2014』も最後だ。
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAL SITE
(一部敬称略 2014年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影 協力:株式会社マスターワークス ※転用・転載は固くお断りします)
<P.S.コーナー>
*その1*
撮影機材を片づけて、みなさんにご挨拶をし、野音の地下の駐車場へ移動して…地上に出たらナント雨!本降りよ!
昨日書いたように天気の神様が、「あ、『NAONのYAON』終わったね。んじゃ予定通り雨イキま~す」と雨のスイッチをオンにしたとしか思えない!
*その2*
今回のイベントTシャツ。ま、スタッフのユニフォームですな。
これは背中。「NAON CREW」カッコいい!訳して「女一団」!これが前面。
気にしていなかったんだけど、ある人の指摘で気が付いた。
コレ、土偶?土偶にV。
SHOW-YAのTシャツっていつかの「シャイニング」の猫ちゃんとかガイコツとか鳥とか、いつも楽しみにしているのよ。
今回、なんで土偶?
考えた。かなり考えてみた。
土偶、どぐう、ドグー、それにV…ナンカのシャレかな~?
Dogu…Doug Ardrich?
「どぐう」って何回か口にしていると「グッド」に聴こえるな。
ん!…とようやく思いついたのは、確か土偶って一般的には女性なんだよね。男性の土偶は珍しいというか、ほとんどないとかいう話しを思い出した。つまり「土偶=女」か…。
ハハン、それにFlying Vで「女性の勝利」みたいなことを表してるんだな…。
違うかな?
お後が「土偶」だったようで…あ、「グッド」だった。
<追捕>
主催者より情報を寄せていただきました。助け舟。この土偶は1989年、山形県の西ノ前遺跡から出土したもので、「縄文のビーナス」と呼ばれているそうだ。
だから「VENUS ROCK」。2012年に国宝に指定された。
考えすぎでした。イヤ~、音楽と映画ならナントカいけるけどさすがに土偶まではカバーできませんって!勉強不足ですみません。
『NAONのYAON』も世界に稀なる「女性のロックの祭典」としてその内国宝に指定されるかも?!
がんばれSHOW-YA!!