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2014年6月 9日 (月)

TOTAL OBJECTION TOUR 2014 「Monoral」レコ発ライブ

4月下旬、閉館まで約ひと月の渋谷AXにカラフルなサイリウムの花が咲く。
こんな書き出しからいきなり無粋なことを記すが、この「サイリウム」というのはコレを開発したアメリカのオムニグロー・コーポレーションの登録商標なのだそうだ。
固有名詞が一般名詞になってしまうというパターン。「ホチキス」とか「セメダイン」とか「バンドエイド」みたいなヤツね。かつては「エレベーター」も登録商標だったらしい。「写メール」もそうなんだって。
このサイリウム、一般名詞としては「ケミカル・ライト」という。
「ケミカル・ライト」…長いね。日本人お得意の省略を使って「ケミ・ライ」、「ケミラ」…どうも座りが悪い。「サイリウム」…やっぱりコレが言いやすい。音楽同様、言葉もはいつの時代でも口にしやすいものが生き残る。

それで、いつも不思議に思っていたのだが、この客席のケミカル・ライトの色、みんな一斉に変わるでしょ?
プレス・ピットに入った際、どうなってるのか最前列の女の子に訊いてみた。
「メンバーによって色がキマってるんです~!」
と実にうれしそうに教えてくれた。つまり、バンドのメンバーには予め割り当てられた色があって、その時ステージ上でフィーチュアされているメンバーの色に合わせて都度手元で切り替えるのだそうだ。
つまりギターの人が赤だとすると、ギター・ソロのシーンではお客さんのケミカル・ライト(ガンコでしょ?サイリウムとは言わない)の色が一斉に「赤」に変わるという仕組み。
あ、我々のころは声援と拍手でだけでしたから…。紙テープがあったな。アレも考えてみれば危なうわな。そのせいか、いつの間にかなくなっちゃったね。

10さて、今日はMarshall Blog初登場のバンド、TOTAL OBJECTION。

20ファースト・ミニ・アルバムの発売記念ライブだ。会場は超満員!

30ボーカルはけったろ。

40vギター、鬼丸PP。

50vもうひとりのギターは須賀勇介。

60v鍵盤はyuna。

70v以上がTOTAL OBJECTIONのメンバー。
そしてサポートとして参加しているのが…ベースはNOHHY(ノッヒー)。

80vマニピュレーターは青木繁男。

90ドラムはショボン。

100これがそのTOTAL OBJECTIONのファースト・ミニ・アルバム『MONORAL』。4月28日、つまりこのコンサート当日に発売された!

115cd作曲や演奏等で色々な方面でフレキシブルに活動しているメンバーがバンドとしてまとまったのがTOTAL OBJECTIONであり、その反対にTOTAL OBJECTIONのメンバーがソロ活動を積極的に展開しているというフレキシブルな集合体。
110ギターの鬼丸が、ボーカルのけったろのソロCDの制作に参加したキッカケで2012年12月にTOTALOBJECTIONとしての活動をスタートさせた。ニコニコ動画への曲のアップがキッカケで注目を浴びる。
170vその後、yunaと…
160須賀勇介が加わり現在の形となった。

165vたたみかけるようなヘヴィなサウンド。

120ニコ動がらみということもあり、若い女性の観客が多いが、こんなドヘヴィなサウンドもヘッチャラだ。
昔話なかりで恐縮だが、10年ぐらい前なら「ワタシ、ロックは好きですけど、ハードなのはチョット…」ってな感じだったけどね…隔世の感があるねェ。

だからこそそういう若い子に70年代のハード・ロックを聴かせてみないな~。(ちなみに今、コレを書きながら聴いているのはThe Sensational Alex Harvey Band。ああ~、いつ聴いても、いくつになっても、Alexの声とZalにギター興奮するわ。
あ、ちなみに…最近ピエロの格好したメンバーのいるバンドをテレビでよく見かけるが、珍しがることは何もない。こんなのもう40年前もにやってるんだよ。それがThe Sensational Alex Harvey Bandだ)

130そんなドヘヴィなサウンドをクリエイトするための重要なパートは鬼丸のギター。

140vもちろんMarshall。Jeff Beckも愛用のDSL100を使用していた。

150ショウの半ばではダンサーも登場!

180曲に合わせたアグレッシブな舞いで大喝采を浴びていた。

190ドラムのショボン。

200激愛用のNATALはバーチのUS FUSION Xというキット。

205v10"x6.5"タム、12"x7"タム、16"x14"フロア、22"x18"バスというコンフィギュレーション。フィニッシュはサンバースト・フェイド。

210スネア今注目のアッシュのPURE STAVE。ショボンによれば「もうコレなしではいられない」という。

220ダイナミックにしてパワフル、かつ繊細な彼のプレイにはまさしくもってこいの楽器のようだ。

230vもう会場は上へ下への大騒ぎ。
ステージ上のメンバーの一挙手一投足に合わせて歓声が巻き起こる!もちろん暗闇の映えるサイリウム(あ、言っちゃった!)の色もコロコロ変わって美しいことこの上ない。

240こういう現場に来ると若返った気になるね。汗ダクでステージを縦横無尽に動き回るメンバーの姿と演奏に果てしないエネルギーを感じる。

245時代が変われば人心も変わる。コレはやむを得ないことだ。今の日本の若者の音楽シーンからアニメ、ゲーム、そしてニコ動を取ったらほとんどナニも残らないのではないか?
とにかく「いい音楽」を楽しんでもらいたい。
既成の概念にとらわれないTOTAL OBJECTIONの今後の活動に期待したい。

250TOTAL OBJECTIONの詳しい情報はコチラ⇒TOTAL OBJECTION OFFICIAL WEB SITE

260NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
日本語版は只今準備中です。

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(一部敬称略 2014年4月28日 渋谷AXにて撮影)