VIVA LA ROCKのグッドモーニングアメリカ
ああ、梅雨はイヤだ。この季節が一年のうちで一番好きなんて人いるのかな?
「イヤ~、オリャ、梅雨に目がなくってサ。天気が悪くてジメジメしてるのが大好きなんよ~」…なんてね。祖先はアマガエルに違いない。
かといってコレが終わればあの夏だもんね。夏は苦手だ~。しばらくツライ季節が続く。
それにしても最近は雨が災害に直結するケースがやたら多くなった。昔はこんなことはなかった。それに加えて竜巻だもんね。一体ココはドコになっちゃったんだ?
これから夏が終わるまでフェスティバル・シーズンとなり、それを待ち望んでいる人も多かろう。
しかし、35年ほど前(コレばっかし…)、これほどフェスティバル・タイプのコンサートが盛んになるとは誰が想像したろうか?
もちろんあるにはあったが、せいぜいどこか大きい会場を借り切って複数のバンドがかわるがわるに登場する程度のものだった。それが今ではテントを張って、泊りがけも珍しくないもんね。隔世の感ありだ。
イギリスなんかではそれが当然で、テントや寝袋を売っている楽器屋なんかもあったりする。イギリスのこうしたフェスは1968年のワイト島が最初なのかな?
とにかくそうしたフェスティバルに付き物なのが雨。「ゲリラ豪雨」ももはや珍しくないもんね。そういう時は屋内の開催がうらやましくもあるだろう。
今日の話題はVIVA LA ROCKというフェスティバルに登場したグッドモーニングアメリカ。
3日間にわたり、さいたまスーパーアリーナで開催された屋内型のイベント。だから雨の心配なし。今年が初めての開催だ。ゴルボン装束で登場したたなしん。
会場となったCAVE STAGEは超満員。グドモには小さすぎる!入場制限がかかってしまい、観れないお客さんが多数出てしまった。
いつも通りの段取りを踏んで幕を開けたグッドモーニングアメリカのステージ!
今日はスタンダードに1959と1960Aのセットだ。ビグズビー付きの335とのコンビネーションでグドモのギター・サウンドを構築する。
2曲目は「空ばかり見ていた」。
続けて「アブラカダブラ」。
フェスティバル特有の高揚感からか、金ちゃん、始まって数曲でギターを降ろして客席へ闖入!
客席前方はもう大騒ぎ!とにかく熱い!雰囲気もそうだけど室内たるや湿度500%のサウナ状態!コレ、エアコン効かないんじゃん?あまりの熱気で!
今日のNATALはウォルナットのキットだ!いつもはバーチのペギちゃん、ウォルナットにもfell in love。
輪郭のはっきりした深い音色が実に心地よい!
この人には室内の温度なんか気にならない。自分が一番熱いからね!
恒例のたなしんコーナー。ぬ、脱げない!引っ掛かっちゃって脱げない!
人気のこのコーナー、お客さんとの息もバッチリだ。この後はこれまたいつも通り…
ひとつ前のシングル「イチ、ニッ、サンでジャンプ」と立て続けに演奏。
そして、最後は「未来へのスパイラル」。
全6曲とコンパクトなステージだったがグドモの魅力が爆発したとてもいい感じのショウだった!こういうのがフェスティバルに潜んでいる魔力の成し得るところなのかな?
現在、『7つの秘宝を探す冒険 2014』と銘打ったワンマンツアーを敢行中のグドモ。「飛ぶ鳥を落とす勢い」というのは、こういうバンドのためにある言葉なのだろう。
益々の活躍を期待せずにはいられない。
たなしんを中心にそれぞれのキャラクターを発揮してお客さんの爆笑を誘う楽しくにぎやかなトーク・ショウでこちらも見応え十分だったよ!
グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルウェブサイト
NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
日本語版は只今準備中です。
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(一部敬称略 2014年5月3日 さいたまスーパーアリーナにて撮影)