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2019年10月 7日 (月)

Marshall GALA2の見どころ、楽しみどころ、味わいどころ

Marshallの社長と一緒に鶯谷のキネマ倶楽部にお邪魔して『Marshall GALA2』の日程を決めたのは去年の5月。
「まだまだ大分先のことだから」と思っていたら、いつも言ってるように「1年半」なんてホントにあっと言う間よ。
開催まであと1か月になっちゃった!

27nb…ということで、PR動画をもう1本作ってみた。
それがコレ。
今回も音楽は真壁雄太クンにお願いした。

 

さて、各チームの出し物が出揃って来ましたよ。
コレがもう~、タマらんのよ。とにかくオモシロそう。
そのあたりの情報を含め、改めて出演者のご紹介をさせて頂きましょう。
チケットをご購入頂いた方には『GALA2』を一層楽しむためのガイドとして、まだ迷っていらっしゃる方には「そんなに言うなら行ってみようか…」的キッカケとしてご一読頂ければ幸甚です。
でもあんまり書いちゃうと当日のMCがツマらなくなっちゃうからな…注意、注意。
 
とにかく!
あ~~~~~、こんな内容だったら催す側じゃなくて、観に行く側にまわりたいわ~!
誰か司会やって!イヤ、誰にもやらせん!
この日の私はマイケル・ラングであり、チップ・モンクであり…そう、コレは私の『ウッドストック2』なのだ!
 
さあ誰から行くか…。
やっぱり景気よく若手から行ってみよう!
これより下は当日の出演順とは何の関係もないのであしからず。

8_img_0292

<HELL FREEZES OVER>
この子たち、もしこの世にMarshallがなかったら一体どうしていたんだろう?…そんなバンド。
彼らの音楽には「ありがとう」もなければ「負けるな」もない。
お父さんが日本製鉄の従業員なのか、それとも新日鉄か…彼らの音楽にあるのは徹頭徹尾「メタル」!
そう「鉄は国家なり(by ドイツの宰相ビスマルク)」なのだ。
初めて彼らの実際のステージを観たのは去年の7月のこと。LECHERYというスウェーデンのバンドのイベントだった。
何せその自信に満ちた生意気なステージぶりが気持ちよかった。
その後、LOUDNESSも出演したイベントで彼らを捕らえた。
演奏後、客席から「いいね~」という声がたくさん聞こえて来た時に「Marshall GALA出演」のアイデアが浮かんだ。
この「いいね~」をその後に訪れたライブ会場でもよく耳にした。
そう「いい」のだ。
単純明快、ただただ突っ走るだけ!そして、メンバー5人が目指すところが完全に定まっている。
GALAはイス席のためいつものライブ会場とは雰囲気が異なるであろうが、んなァことは関係ない。
いつも通りの荒々しく、若々しいHFOのメタル・パフォーマンスにゼヒ「Overwhelm(圧倒する)」されて欲しい。Hfo 
<犬神サアカス團>

祝デビュー25周年!
「一度観てみたかった!」という声が多くのGALAの共演者から寄せられた。
それなら普段観に行けばいいのに…25年もやってたんだから、と思わなくもないが、同業者、お客さんの別を問わず、とにかくひとりでも多く「犬神の世界」に接してもらえればそれでよかろう。
この日は新旧の代表曲を取り混ぜて演奏してくれるそうだ。
我々は犬神サアカス團の音楽を言語で楽しめることをラッキーと思うべきだ…なんてことを考えながら音楽と言葉、そしてパフォーマンスの全てを楽しむ。
Photo 
<D_Drive>

祝デビュー10周年!
今年は世界デビュー・アルバム『Maxmum Impact』をMarshall RecordsからリリースしたD_Drive。
そして明日からは中国上海で開催される世界的な楽器展示会「music China」のMarshallブースでのデモンストレーション。
詳細は別の機会に譲るが、さらに年明けにも大きな舞台に立つチャンスがめぐって来た。
あまりにもゴージャスな10周年ではないか!
GALA当日は何がしかのサプライズを用意しているようだ。
あ、それと年が明けて1月にはLOUDNESSの高崎さんと山下さんとも同じステージに立つことが発表された。

D 
<THE GUV'NORS>

前回のTHE SHRED MASTERSに続いてMASHAくんに出演をお願いしたMarshallエフェクター名シリーズ・チームの第2弾。
今回はI Don't Like Mondays.のChojiくんとGALA2のトレイラーの音楽を担当してくれた雄太くんとのトリプル・ギター編成。
いつもオサレな音楽を演っているChojiくんは大のGary Mooreファン。
Gary Moore好きにトリプル・ギターか…チャンス到来!
へへへ、前から考えていたあの曲のトリプル・ギター・アレンジを実現する時が来たのだ!…ということで、私のちょっとしたアレンジで1曲リクエストさせて頂いた。
コレは絶対ウケるでしょ~。イヤ、お願いだからウケて!
ハッキリ言って、もう大きな歓声が聞こえるもん。
そして、そして!
何とMASHAくんがこのGALA2のために新曲を書きおろしてくれたのだ!
ウワッ、さっきの歓声が大きくなった!
当然ギター・オリエンテッドなチームになるけど、ただの「ピロピロ合戦」になることはまずなかろう。
早く観たいチームのひとつだ!

Masha

Choji
リズム隊はベースに藍くん。私はまだお会いしたことがない。
実はこのチーム、残念なことが起こって出演者発表の直前にメンバーの交代をせざるを得なかったのだ。ま、雄太くんのご学友ということなので腕に間違いはないだろう。

Yuta_2

135vドラムスは石川達也。
達也くんはKellyさんのチームでもプレイして頂くんだけど、実はこのチームのギターの2人と共にもうひとつお仕事をお願いしちゃった。ナニを演るのかはヒミツ。
そういえば、前回のGALAでも2回登場してもらったんだよね~。
MASHAくんとは2回目となるGALA2。間違いなく2人は息の合ったプレイを聴かせてくれることだろう。未来に向けてガンバレ!

140v 
<GOTWEE3 WITH KAZUE AKAO>
こんなのスゴイにキマってんじゃんね。
誰がこんなことを考えたんだ?…あ、私です。
「GOTWEE」とは「ゴッツイ」のこと。
以前、Marshall Blogの記事でノンちゃん(島紀史)のことをパワーショベル、オガンちゃん(小笠原義弘)をブルドーザー、PONさん(山口昌人)をロードローラーと喩えた。
実にいい表現だ。ゴッツイもんね。
普段はPONさんやノンちゃんの歌でVan HalenやDeep Purpleの曲を演っている3台…じゃない3人なんだけど、GALA2では皆さんには楽器の演奏に集中してもらうことにして、このゴッツイ3人に渡り合うことができるシンガーを加えてひとチーム結成していただくことにした。
でも、誰が歌う?…なんて迷いはなかった。
スッと頭に浮かんだのはKRUBERABLINKAの赤尾和重…。
すぐにGOTWEE3のメンバーに私の考えを伝え承諾を頂き、和重さんにもご出演をご快諾頂いた。
で、当時はナニを演ってもらうか…やっぱり70年代ハード・ロックは不可欠でしょう?
そういうこと。
「和重さんが『この曲』を歌う」というだけで大阪から観に来たがった人がたくさんいらっしゃったようだ…という曲がひとつ。
それとは別に、何年も前に「和重さんがこの曲を演ったらいいのにナァ」と言ったのをご本人が覚えてくだすっていて、ナント、その曲を組み込んでくれた。
つまり1曲は私のリクエストになる。というワケ。
職権乱用でゴメンなさい!でもうれし~!
そしてバックはこのゴツイ3人。
コレを見逃してアータ一体どうするつもりなの?

Caz

Non

Ogan

Pon

 
<KellY SIMONZ CO. with GENKI>

このチームも予想だにしないスゴイ顔ぶれになってしまった。
元々Kellyさんのトリオでの出演が決まっていて、そこにGENKIさんがゲストで加わってくれるという格好になったのだ!
キネマ倶楽部はKellyさんのホーム。
そこでまたひとつ伝説が生まれようとしているのだ。
Kellyさんとスクラムを組むのはBLIND FAITHの盟友、KAZさん。
そして、NATALプレイヤーということで達也くんに共演をお願いした。
まずはKellyさんのギターをタ~ップリ。
そして、ロック・ファンなら誰もが通ったであろう名曲でのGENKIさんと共演。
その名曲をKellyさんのギターがどう料理するのかも見どころのひとつだ。

150v

160v

170v 
<THE CORAL CANDIES>

JVMを長年愛用して頂いているsun-goさん。
第1回目のGALAにお誘いしたのだがスケジュールの都合で断念。
そして、今回いよいよGALAのステージに立って頂けることになった…それも濃い~メンバーの皆さんと!
ボーカルズの大山まきちゃんはもはや説明不要の若手No.1女性ロック・シンガーじゃん。

Sungo_2

Makiキーボーズはベーシストのご主人と『池尻家』というチームをやっている池尻喜子さん。
前回のGALAで大好評を博したNEO-ZONK(当時)の長崎祥子ちゃんからのご紹介。
超ド級のハードなプレイにご注目。sun-goさんのギターとのバトルもあるかもよ!…なんて言うとSHOW-YAファンには一発で曲がわかってしまうので、ココは後でカットしておいてください。
あ、ちなみに喜子さんの「超ド級」の「ド」は「ドレッドノート(Dreadnaught)」の「ド」ではなくて「ドリーム・シアター(Dream Theatre)」の「ド」です…そういうお方。
ベースはAzuちゃん。
LAZY GUNS BRISKYが出て来た時からの古い付き合いなんだ~。
その後CYNTIAを経て、また今LBRISKYで頑張ってる。
『NAONのYAON』にも何度も出演している実力派。
旧友を迎えることが出来てうれしい。

Photo_3

Azu_2ドラムスは「日本で一番ラウドなガール・ドラマー」の呼び声も高いMAYO。
「まよオジさん」なんて呼ばれているので果たして「ガール」かどうかは定かでない。
ウン、ドラミングも「ガール」ではない。
今回のsun-goさんとの共演をとても喜んでくれましてね~。
尊敬するsun-goさんの後でMAYOちゃんが炸裂させるNATALサウンドもこのチームの楽しみのひとつ。

Mayo 

<SPIN OFF 四人囃子 #1>
もうコレは言っても構わないでしょう。
トリです。
前回も同じメンバーで「稲葉囃子」としてご登場頂いた。
コレは岡井大二さんからの指示だったんだけど、今回はチーム名に「四人囃子」の名前を入れて頂いた。
日本のロック史の1ページを堂々と飾るバンドがMarshallのイベントにその名を刻む。
ああ、何てシアワセなことだろう!
メンバーが同じでも前回と状況が大きく変わっているのはそのチーム名だけではない。

3152019年の今年は、四人囃子の必殺の名盤『一触即発』がリリースされた1974年から45年目に当たる。
それを記念してビクターエンタテインメントが記念プロジェクトを発足した。
第1弾は10月23日にリリースされる『一触即発~デラックス・エディション』。
発掘された『一触即発』のオリジナル・アナログ・マスターテープからマスタリングした音源他、貴重な音源がUHQ-CD3枚組に収録された。
私はこのアルバムのオリジナル盤を持っているんだけど、『ゴールデン・ピクニックス』の方が聴いた回数は多いし、「リマスタリングがどうのこうの」ということにあまり興味がない。
でも、コレはスゴイよ。
またまた職権乱用で皆さんよりひと足先に大二さんから聴かせてもらったんだけど、今までのモノとは別モンです。
ガンコな私もデジタル技術に感謝しちゃうかも。
でも一番スゴイのはね、やっぱり音楽ですよ。
「今聴いても新鮮」なんて陳腐な惹句を並べるのはヤメて頂きたい。
「新鮮」どころじゃない。
これだけロックがツマらなくなってしまった今、「これからのロック」という印象さえ受ける。
「ありがとロック」を「ロック」だと勘違いしている気の毒な若い人にも是非聴いてもらいたい…けどこのブログを読んじゃいないからダメだ。『一触即発』を聴かずして一生を終えるしかない。
だからMarshall Blogは読まなきゃダメなんだ。
最近書く時間がなくて更新が滞っているけど…。
ちなみにこのアルバムがリリースされた時、大二さんは21歳だった!
 
そして、11月20日にはプロジェクトの第2弾としてアナログ復刻盤が発売されることも決定しているそうだ。
 
さて、この記念プロジェクトの最初のアイテムのリリースが10月23日。
GALA2はそれからたったの約2週間後。
そう、私の心の中では『Marshall GALA2』は『一触即発~デラックス・エディション』のレコ発記念ライブと捉えているのだ!
Sokuhatsu前回のGALAで他のバンドをお目当てに来てくれた20歳の女の子がいましてね。
GALAの数か月後、その彼女のお目当てのバンドのライブに取材で訪れた時、私を見つけて声をかけてくれた。
「先日のMarshall GALAの司会の方ですよね?もう最高に楽しかったです!」
とてもうれしかった。参考までにどのチームがヨカッタのか尋ねてみた。
そしてそのキッパリとした返答を聞いてもっとうれしくなった。
「最後に出た『稲葉囃子』です。あんな音楽がこの世にあるなんて知りませんでした。本当に素晴らしかった!」と言ってくれたのだ。
やっぱり「本当にいいモノ」は世代を問わず人の心を震わせるモノなんですよ。
今回もこのチームだけは他より持ち時間を長くさせて頂きます。
1曲が長いから!…ということはあの曲をまた演ってくれるのね?
何たるグッド・タイミング!
大好きな稲葉さんのギターと歌、山崎さんの完璧なペース、そしてホンモノの坂下さん…タマりません。
Daiji滅多に見れないモノとしての「見どころ」はMarshallの社長、ジョナサン・エラリー。
今回もイギリスからはるばるやって来てくれる。
この『Marshall GALA』の名付け親でもある社長は、「GALA」の活動に理解を示し、今回も全面的にバックアップしてくれた。
6月にイギリスでGALAの打ち合わせをした時のこと。
「シゲ、前回はいつやったんだっけ?」と尋ねて来た。
「2016年の3月ですから3年前ですね」と答えると「ブライミー!アレからもう3年かよ!え~、3年?」と腰を抜かしていらっしゃいました。
「Blimey(ブライミー)」はイギリス独特の表現で「♪アッと驚くタメゴ~ロ~~」という意味。
そして、今から3年後、Marshall社は還暦を迎える。
ブライミー!Marahallは私と同じ年齢なんだよ!

8_jonさらに私のレアな司会で皆さんを苦しめます。
今回の衣装はまだ黒です。赤ではありません。

Shige休憩なしの4時間半。アッという間だと思うけど、お腹も空くことでしょう。
前回同様、スナックを用意します。
ビールを片手にボリボリ、バリバリと最高の演奏楽しんでください。
そして、行きたくなったら私のトークの時にドンドンお手洗いに行っちゃって!

Dsc_5130_2前回大好評だった「Marshall GALA2 Tシャツ」も販売します。 
コンサート会場に行くと前回の時のTシャツを着ている方をチラホラお見受けするんだけど、アレはうれしいね~。

Galat_aデザインは前回と同じ。
ただし、今回はMarshallが指定しているフォントを採用しました。
数に限りがありますこと予めご了承ください。
だって、余らせてしまったら大変なことになるからね。
サイズはS、M、L、XL。
XLはほんのチョットしかありません。

Galat_b 

そして今回はトート・バッグも作りました!
カッコいいべ?
Tシャツもトート・バッグもGALA2の会場でしか手に入りません。

8_2gala_tote_2公演の詳細は以下の通り;
 

1. 公演タイトル: Marshall GALA 2 
2. 公演日 : 2019年11月9日(土)
3. 時 間 : 開場16:00  開演 17:00
4. 会 場 : 東京キネマ倶楽部 (JR山手線鶯谷駅から徒歩2分、東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩6分)
5. 入場料 : 前売り 4,000円 当日 4,500円 自由席 立ち見なし (ドリンク代別)
6.入場順  : チケットに採番されている番号順となります。
7. .出 演 (敬称略、順不同):
①SPIN OFF 四人囃子#1 (岡井大二、坂下秀実、稲葉政裕。山崎洋)
②THE CORAL CANDIES(五十嵐sun-go美貴、大山まき、Azu、池尻喜子、MAYO)
③犬神サアカス團
④D_Drive
⑤Gotwee3 with 赤尾和重 (島紀史、小笠原義弘、山口昌人、赤尾和重)
⑥Kelly SIMONZ(Kelly SIMONZ、KAZ、石川達也)
⑦THE GUV’NORS(CHOJI、MASHA、真壁雄太、笠原藍、石川達也)
⑧HELL FREEZES OVER
⑨Marshall ジョナサン・エラリー社長
⑩Marshall 牛澤滋由貴(司会)

8_img_0058おかげさまでチケットが残り少なくなりました!
 
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11月9日、東京キネマ倶楽部でお待ちしております!

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