【NAONのYAON 2016】 vol.3:Mary's Blood、Zwei & Charisma.com登場!
SAKIちゃん、転換中のステージ上からのコルナ。
勝手ながら前回よりルーティンのつもりで撮らせて頂いております。
SAKIちゃん、ありがとう。
背後にはSAKIちゃんのトレード・マーク、JVM410Hと1960AのTattooシリーズ。
「若手トップ・メタル・ガール・バンド」の呼び声も高いMary's Bloodだけあって、このシーンを楽しみにして野音に来たお客さんも多い。
1曲目は最近作『Bloody Palace』のリード・チューン「Bite the Bullet」。
今日のギターはこっち、「墓石」。
ダメダメ!ギターに爪を立てちゃ!
前回に引き続いての登場。
何倍もビッグになって帰ってきた!
Maryファンだけでなく、野音にいるお客さん全員を揺さぶるド迫力のパフォーマンス。
2曲目は「Shall We Dance?」。
比較的新しい曲を持ってきた。
通常のライブでも人気のある曲だ。
NAONのYAONの持ち時間は2~3曲が目イッパイ。
当然、各バンドともイチオシの曲を持ってくる。
自分たちの音楽をアッピールする最高の機会だからね。
よって、仕上がりも最高になるというワケ。
自信作を気合の入った演奏で聴かせてくれる。そんな場所が「NAONのYAON」なのだ。
SAKIちゃんの鬼気迫るシュレッディング。
ウラ若い女性に「鬼気」なんて形容は失礼かも知れないが、それしか言いようがない!
Marshallがサポートしているのだ。
見慣れている人には「バッチリ」、初めての人には「ビックリ」の超へヴィ級のパフォーマンスを見せてくれた!
トーク・コーナーでは、Mary's BloodがSHOW-YAと同じマネージメント・オフィス、マスターワークスに異動したことが発表された。
ホンマもんのSHOW-YAの妹バンドだ。
マァ、やられるだろうな…と思ってたけどヤッパリ。
「アレ?今回SAKIは泣かないの?」と恵子さんに突っ込まれてしまった!
SAKIちゃんはギタリストとして以前からNAONのYAONのステージに立っていたが、前回Mary's Bloodとして初めてステージに立った。
その時、感極まってトーク・コーナーで泣いてしまったのだ!
「泣きませんよ~!」とSAKIちゃん。
涙が引っ込んだ代わりに貫禄が出てきたということよ!
「ハイハイハイハイ!」とステージ下手から現れたのは時の番人たち。
トーク半ば、EYEちゃんを軽々と持ち上げて連れ去ってしまった!
Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site
ZweiはMeguと…
Ayumuのデュオ・チーム。
「Zwei」だからね、「2」だ。
Meguさんはベーシストとして何回かこのステージに立っているが…
Zweiとしての登場はこれが2回目となる。
今回も爆発的なパワーでイキのいいパフォーマンスを見せてくれた。
とにかくAYUMUさんのパワーに圧倒される。見た目通りの重機感!
ローリング・タワー上の熱唱なんて久しぶりに見たぞ!
昔はこういう高いところに上る施設があると、たいてい誰かよじ登ったものだ。
着地に失敗して足を骨折するつわものもいた。
タワーに上らなくても。ヒールが高すぎて足の骨を折ったThe Tubesなんていうサンフランシスコのバンドもいたね。
2曲目が「恋ガレヨ」というナンバー。
コレがロックロックしてて実に気持ちのいい曲!
ベース・ラインがメッチャかっこいいな~。
超重量級な音の連なりがなんともゴキゲン!
有希ちゃんのギターもバッチリ!
これはウルサ方の往年のロック・ファンもシビれちゃうに違いない。
最後まで暴れまくりのAyumuさん。
大ジャンプで出番を締めくくった。
「Meguのベースの弾き方が大好きなんだよ!」と恵子さん。
前回より格段に印象の強いパフォーマンス見せてくれた。
Zweiの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
6番目の出演はCharisma.comという初登場のチーム。
1曲目は「HATE~お局ロック」。
こういうのはヒップホップっていうの?ラップか?
ふたりとも現役のOLさんなのだそうだ。
誰が選んだのか知らないけど、こういうのが出て来るのがまたNAONのYAONのおもしろいところじゃないの!
この手の音楽は私は全くの門外漢だけど、NAONのYAON 2016の大きなアクセントになった。
2曲目は「サブリミナル・ダイエット」。
脚立に乗って歌うItsukaちゃんがキマってる~。
SHOW-YAのメンバーも合流。
ラップとは縁もゆかりもなさそうなSHOW-YAのヒップホップ・ダンス?
ナンカ皆さん楽しそうだな~。
みんなお揃いの特製のウチワを持っているんだけど、ナゼかsun-goさんだけジュリ扇!
誰が考えるんだか…メッチャおもしろい!
黙って従うsun-goさんもsun-goさんだけど!
もしかしたら2016年のNAONのYAONの最大の発見はこのシーンだったかも?
さとさんがケタはずれにノリノリなのだ!
ラップ好きなのかナァ?
さとみさんだけじゃなく、野音全体がラップのリズムで盛り上がった!
イヤ~、NAONのYAONで今までに見たことのない展開でおもしろかった!
SHOW-YAの皆さんが持っていたウチワには「腰掛」、「お局」なんて書かれていたが…
NAONのYAONにある種新しい風を吹き込んでくれたCharisma.comなのであった。
なんか、チーム名はJethro Tullを思い出すね。
ちなみに美容師かなんかで有名になった「カリスマ」という言葉、このままでは英語圏の人には通じません。
「キャリーズマ」と発音します。
カリスマ美容師ならいいけど、カリマス美容師は危険だよ。お客さんのリクエストを受け付けないで何でも刈っちゃうの。(コレはギタリスト稲葉雅裕さんの受け売り)
Charisma.comの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
それにしても、さとみさん、ウチワを持って何であんなにハッスルしてたんだろう…。本当に楽しそうだった。
(一部敬称略 2016年6月12日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)