【NAONのYAON 2013】 vol.1 : SCANDAL、Cyntia、DESTROSE登場!
お待たせしました!だいぶ遅くなっちゃったけど、4月29日に開催された『NAONのYAON』のレポート、怒涛です。
お待たせしちゃった分、ドップリとマーブロらしいレポートをお送りします。行った人はあの興奮をもう一度、行かれなかった人は行ったつもりで興奮していただけるとうれしいなったらうれしいな!
さて、この『NAONのYAON』、第一回目は1987年に開催している。カルメン・マキや石川秀美、美保純などが出演している。「番外編」を除けば過去6回開催されており、最後が2008年の開催であった。
だから、今回は5年ぶりの開催となる。このイベントは①出演者が女性、②開催は野音、というタイトル通りの条件を満たさないと、『NAONのYAON』とならない。
当然と言えば当然だが、なかなか大変よ。今はガール・バンドがメッチャ増えたけど、1987年なんてまだまだ少数派だったに違いない。そんな中、回数を重ねてきたからこそ『NAONのYAON』は日本を代表する名イベントのひとつになっているのだ。
過去6回の記録を見ると、かわいそうに、雨やら曇りの開催が多かったようだ。
野音の雨はキツイからね~。傘が禁止だからカッパを着るでしょ、するとこれが蒸れて蒸れて。春先なんかはまだ結構寒い日があるからね、風邪ひきそうでコワイ。ま、一方では雨も野音の名物みたいなところもあるか…。
野音は今年で90年を迎える。1923年(大正12年)の開業だからJim Marshallと同じ年だ。現在の大音楽堂は3代目の設備だそうだ。1983年に改装をしているというのだから、今のヤツももう30年も経っているのか…。ついこないだ改装したような感じがするけどな~。
今日は晴天の極み!5年ぶりの『NAONのYAON』と野音の90周年を祝福してくれているかのような好天だ!
ステージはチョット違うのもあるけど、Marshallだらけ!
舞台下手もこの通り!こりゃちょっとしたMarshall祭りだワイ!やっぱり大舞台にはMarshallがシックリ来るね~!
キャプテンの機材も紹介しておこう。
これはsun-goさんのセット。使い慣れたJVM410H。
キャビネットはステージ向かって一番右の1960BDMだ。もっかい見てみようか。
リハーサル中のmittan。ドラム台の上から見下ろす客席は絶景だ。すかさずパチリ!
5年ぶりの大イベントの復活を祝う生花もドッサリ!
リハーサルも無事終了。後は開場を待つだけ…。
そして開場。満員御礼~!
開演を今か今かと待ちわびる観客の前にまず登場したのは、先に開催された『<NAONのYAON>への道~CUTE GIRL LIVE』の出場者たち…「白いんげん豆」、「dolls」、「稚菜」、「Su凸ko D凹koi」の面々。
そして、恵子さんが登場して同コンテストで優勝した「HICCUP PANTHER」を紹介した。さすが、優勝バンドたけあって大いに雰囲気を盛り上げ、オープニング・アクトの重責を見事にこなして見せたのだった。
これにsてオープニング・アクトの部が終了。ここからが本編。再度登場した恵子さんが声高らかに紹介するトップ・バッターは…
SCANDAL! え、もう出ちゃうの?!
ますは「LOVE SURVIVOR」…
HARUNA
MAMI
TOMOMI
RINA
ファインダー越しに何回も観ているSCANDALだが、野外は初めて。
太陽の下のSCANDALもまたよき哉。
…と思ったら、曲は「太陽スキャンダラス」!
もっと観たいSCANDALだけど、次の曲で最後。
曲は「DOLL」。恵子さんがジョインした~!
SCANDALは全員楽器持ってるからね、恵子さんも…って、それ~?!サメか?ま、ご本人は「コレがホントのエア・ギター!」とか言ってたけど…。
恵子さんのSCANDALもいいナァ~。
HARUNAちゃんと掛け合いで歌うのだ。
恵子さんが歌ってもこうしてシックリくるというのはSCANDALの音楽が正真正銘のロックだからなんだゼ。
もうノッケからこんなお祭りムードだかんね~。今日は最高にハッピーな一日になりそうだ!
最後は観客にサメ・ギターを飛ばす!
次に恵子さんが紹介して登場したのは…
ギターのYUIちゃんは前のバンドの時からのお付き合い。Marshall可愛がってるの。ちっちゃな身体から図太いトーンをバンバンひねり出す!
ボーカルのSAKI。
ベースのAZU。
キーボードはAYANO。ドラムはKANOKOの5人組ガール・メタル・バンドだ。
各人のシッカリしたテクニックで極上のメタル・サウンドをクリエイトする。
『<NAONのYAON>への道~CUTE GIRL LIVE』にもゲストで出演してくれた。
AZUちゃんも前のバンドの時からの付き合いで、Marshallのベースキャビネット、VBC410を普段は愛用してくれている。ものすごい激しいアクションは相変わらずだ!
Cyntiaは「Rum to the Future」と「Through the Fire and the Desire」の2曲を演奏。
「嬢メタル」なんて言葉が一時よlく使われたけど、もう意味ないね。この迫力!…もはや「嬢」も「旦那」もありゃせんわね。
短い時間ながらも存在感を十二分にアッピールしたステージだった。
続いての登場はこれまた正統派ガール・メタル、DESTROSE。
上手ギターのMina隊長を中心に結成され、2012年に今のメンバー初のシングルを発表した。
ボーカルはMarina。
そうだ!DESTROSEは数年前に来日したIron Maidenのトリビュート・バンド、The Iron Maidensの前座を務めていたんだっけ。アレも我ながらいいレポートだったんだけどナァ。
DESTROSEは「Fenixx - to revive」と「Sword of Avenger」の2曲を演奏した。
つづく
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(一部敬称略 2013年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)