激突vol.9 Hot Melty Hard Rock~CRIMZON FLARE
第9回目を迎えるNERVOUS BREAKDOWN主催の『激突』の第9回目。
OZMAさんの楽しい前説に続いて…
CRIMZON FLARE登場!
Keiichi(以下「Kちゃん」)
ユキ
Reanne
Shoko
おとは
さて、今日のユキくんのMarshallはナニかいな?
「Vintage Modern 2466」と「1960A」だ。
「真空管のロールスロイス」と言われる「KT66」をパワー回路に搭載したVintage Modernは100Wモデルが「2466」。
50WだとKT66が2本になるので「2266」だ。
2006年当時Marshallに在籍していたエンジニア、「スティーヴ・ドーソン」の作品。
この2つの4ケタ数字のモデル・ナンバーは「1962」や「1959」といった従来の採番のロジックとは縁もゆかりもないが、わかりやすくていいじゃないか。
日本人で最初にこのアンプで音を出したのは…多分私。フランクフルトでのミーティンの時のことだった。
親友が作ったということもあって、私も大好きなモデルだった。
よくスティーヴはこのモデルの特長を「JTM45のサウンドを現代の使い勝手の良さで再現する」と表現していた。
コレは発表に際してイギリスで制作したブロシュア。
こんなモノを後生大事に保管している人なんて世界でほとんどいないのではなかろうか?
今からちょうど20年前のアイテム。
Marshallファンの皆さん、安心してください。私はアンチ断捨離だから!
かなり厚手のテッカテカの光沢紙を使っている。
いかにMarshallが気合を入れていたのかがわかるというモノだ。
やっぱり紙はいいネェ。
結局は紙じゃないと記録は残らないんですよ。
そういう意味では、世界史的に最も文明が早くから栄えていたのは中国だという説がある。
理由は…他の文明に先駆けて「紙を持っていた」から。
下は発売に際して使った広告のひとつ。
連載している『マーシャル・ブログ博物館』で紹介した通り、2006年にMarshallの(当時の)本社で開かれた発表会の時はダグ・アルドリッチがVintage Modernのデモンストレーションを担当した。
その後、来日したポール・ギルバートに2466を貸し出したこともあったっけナァ。
今日はそのVintage Modernを従えてユキくんはバリバリとストラトキャスターを弾きまくってくれた。
ハイトーンやシュレッディング・ギター…OZMAさんが前説で紹介した通りのパフォーマンスがさっそく炸裂し、そのテンションをキープしたまま「Gate of Fate」へ。
疾駆するリズムに乗って耳ざわりのよいメロディを熱唱するKちゃん。
今回初めておとはちゃんのドラムスによるCRIMZON FLAREの演奏を耳にしたがとてもいい感じ!
若さみなぎるドラミング!
ドラムスが替わってもゼンゼン変わらないのがYukiくんの猛進するギター!
Kちゃんとの名コンビネーションで今日もガンガンやってくれている。
何とも楽しそうなこと!
「ありがとうございます。
OZMAさんの前説がオモシロすぎて!
どんなテンションで出て行っていいのかわかりませんでしたがCRIMZON FLAREです。
よろしくお願いします!
このスーパーなメタル・イベントに呼んで頂き本当にありがたく思っております。
ありがとうございます!」
「個人的にはOZMAオズマさんといば『RAJAS』のイメージが強いんですね。
私、別でやっている『SEVEN SEAS』というバンドでそのRAJASのドラムスの福村さんにお世話になっていたんです。
そうした偉大な方々はもう60歳を超えていらっしゃいますが、あのバイタリティですからね。
私はまだ45歳になったばかりなんですけど、あんな偉大な先輩がいたら私もガンバらないといけないと思い知らされます」
「ホントに今日は良い1日になりました。
この後先輩方がお出になられます。
我々CRIMZON FLAREは皆さんを盛り上げるために一生懸命やりますので一緒に楽しんでいきましょう!ガンガン盛り上がる曲を用意してきましたので最後までよろしくお願いします!」
ディープ・パープルの「Mistreated」を弾くユキくん。
そこからそのまま「Fight Forever」のリフへつなげた。
問答無用のドライビング・ナンバー。
Kちゃんの絶叫が冴えわたる!
Reanneさんと…
ユキくんが合わせるユニゾン・フレーズのパートからスリリングな2人のソロ・バトルへ!
その2人を猛然とプッシュするShokoちゃんと…
おとはちゃん!
続けて「Fire Bird」。
この曲は初めて聴いた時に一発で覚えた。
それはShokoちゃんが凛々しいコーラスを添える「♪ファイヤーバ~ド」というくだりがあまりにも印象的だったから。
Shokoちゃんは全編を通してコーラスでも大活躍!
ココでもギターと…
キーボードの掛け合いがエキサイティングに展開する。
みんなで「♪ファイヤーバ~ド」を合唱して大盛り上がり~!
「ありがとうございます。
初めて我々を見たという方もいらっしゃると思うんですが、皆さんも我々と一緒に笑顔で手を上げて、こんなバカみたいな曲にお付き合い頂いてありがとうございます。
こういうわかりやすい、そしてちょっとダサい、でもなんか懐かしい…そういうパワーメタル・バンドが
CRIMZON FLAREでございます。
今後とも、是非ごヒイキのほどよろしくお願いします」
「この後はあの前説の方がご登場されます。
もう抱腹絶倒、そしてカッコいい!
我々はあと2曲…全身全霊を込めていきますが皆さん準備はいいですか!
まだまだイケますかッ?!」
イケます。
お客さんは入場料を払ってくださっています。
だから心配などしなくても最後までイってくださいます。
「オレたちの歌」と紹介したのはその通りのドンズバ、「CRIMZON FLARE」という曲。
ユキくんのギターからスタートだ!
「flare」というのは英単語としては「揺らめく炎」という意味だが、こりゃ「揺らめく」どころじゃないぞ。
大火事だ!
この曲も一発で覚えた。
理由は「FIRE BIRD」と同じ。
「♪ウォ~ウォ~ クリムゾンフレ~ア~」のパートが強烈過ぎるのだ!
Shokoちゃんのソロ!
続いておとはちゃん!
ユキくんのソロから…
Reanneさん!
「We are CRIMZON FIRE!」
ユキくんのギターが再び燃え上がり…
Kちゃんは死ぬほどの大絶叫!
CRIMZON FLAREの出番の最後を飾ったのは「Rising Fire」。
このチームは「fire」だの「flare」だの、「火」関連の曲が多いな。
火の元には十分に気をつけなさいよ!
ということで炎のように燃え上がった5人!
「ありがとうございました~!」
会場の雰囲気を存分に盛り上げてトップ・バッターの重責を見事に果たしたCRIMZON FLARE!
この日の屋台村のようす。
CRIMZON FLAREの詳しい情報はコチラ⇒Official X
<つづく>
(一部敬称略 2026年3月29日 上野音横丁にて撮影)