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2019年7月12日 (金)

D_Driveと歩くロンドン <後編>

 

27nb_46月4日、Marshall Blogですでにレポートしている、「Showcase Live」と称した音楽ライターさんたちをスタジオに招いてのお披露目演奏の日。
この日は朝から雨風が強く、すごく寒かった。
でも演奏は火鍋にタバスコを溶かし込んんだようにアツアツだった。10_2D_Driveの滞在はあと2日残っていたけど、Marshall Recordsの2人とはコレでお別れ。
Marshall Live、カムデン、そしてこのショウケースと熱心に、そして温かくD_Driveの演奏を見守ってくれたタネさんともバイバイ。
次に会えるのは上海かな?420D_Driveの機材の運搬からスタジオやリハ場所の手配、ビデオ撮影等々、ピーターも大変だった。
何事もイヤな顔ひとつせず、お願いしたことに何でもすぐに対応してくれた。
いつか一緒に全英を回れるといいね。
もちろん車の運転はSeijiさんだ!
あ、私もやります。
右ハンドル&左側通行だから…でもラウンドアバウトをうまくこなすには慣れが必要です。

430 朝と昼はあんなに天気が悪かったのに演奏が終わってスタジオを出る頃にはスッカリ青空になった。
朝、昼、晩がまるでお互いに知らん顔をしているように1日の天気がコロコロと変わるのがイギリスの天候。
はじめの頃はあまりの変化に驚いたけど、今ではその変化がだいたいわかるようになってきた。

…ということでスッカリ晴れてしまった同日の夜の部。
大英博物館の前のパブにやって来たよ。
実はこのパブ「Museum Tavern(ミュージアム・タヴァーン)」といって、以前から一度入ってみたかったお店だったのだ。

20_3中はこんな感じ。
やっぱりパブはこうでないと…。
というのは、中には普通の喫茶店みたいなパブもあって、そんなのゼンゼンオモシロくないじゃんね。

30老舗のパブはどこもカウンターが見事。
そして現金と引き換えに品物を出してくれるCOD(キャッシュ・オン・デリバリー)方式もシンプルでうれしい。
でも今はみんなクレジット・カードだね。
もうホントにキャッシュレス。
日本みたいにお店の人にカードを渡して読み取り機に入れてもらってPINコードを入れて…なんてことはしない。
オーダーをすると店員さんがキャッシャーに注文を打ち込むのを見計らってレジにある読み取り機に自分でカードを突っ込んでPINコードを入れて、引っこ抜いて終わり。
お店の人はオツリを渡す必要もないからとてもラクだ。

40この回はChiikoちゃんが代表してカードを突っ込んでくれた。
イギリスの場合、普通ワリカン(Dutch account)はせず、Round方式と言って、誰かが代表して他の人の飲み物も併せて買う。
そして、その代表して買う順番を回していき、全員にその順番が回ったところでお開き。
結果的にワリカンになるんだけど、こんなの10人とかで行ったら10パイント飲まないと帰れないワケで、それはムリな話。
そういう時は次回へ持ち越しするよりしょうがない…というより、そんな大人数でパブへ来ている集団は見た記憶がない。
私も4人で行って3パイントぐらいまでしかやったことがない。
え、それじゃ「1人払わなかったヤツがいるじゃないか?」って?…そう、オレ。
 
この時は「半ラウンド方式」。
代表して買って、都度テーブルでワリカンにしました。
60_2オーダーすると店員さんは「♪コッキコッキ」とこのハンド・パンプでパイントグラスに並々とエールを注いでくれる。
ラガー・ビールの場合はただビール・サーバーでジャ~とグラスに注ぐだけ。
よくイギリスでラガー・ビールなんか飲むな~、と思うんだけど、見てるとイギリスの人はかなりラガー・ビールを好んで飲んでるよね。
そんなの日本でいくらでも飲めるじゃん!っていつも思うんだけど、反対に彼らはいつでもこのおいしいイングリッシュ・エールが飲めるんだもんね。

50窓の外には大英博物館が見える。
「Dog and Ducks」という名前でこの店がオープンしたのが1723年。
関東大震災やジム・マーシャルの生まれた年のちょうど200年前!
その頃はこの辺りは完全な湿地帯だったらしい。
1858年、真ん前に大英博物館ができた時に「Museum Tavern」という名称に変更して現在に至っているのだそうだ。
何しろかつてはカール・マルクスや『シャーロック・ホームズ』のアーサー・コナン・ドイルが足繁くこのパブに通ったらしい。
というのは、かつては大英図書館は大英博物館の中にあって、そこへ勉強しに来ていたというのだ。
ね~、やっぱり人間本を読まなきゃダメなの。
マルクスやドイルの時代にインターネットがあったとしても、彼らは電子書籍なんかを読んで勉強したりしなかったハズだよ。
人間の知性は「本」からでしか吸収できないし、「本」というモノは紙に字が印刷されたモノを指すのだ…といつも思っているの。
その割には本を読みだすとすぐに眠くなっちゃうけどよ。

70ところで、様々なパブがあるけど、実はそこで出されているエールはどこも同じようなモノなのよ。
つまりどんなに歴史がある荘厳な出で立ちをしたパブも、喫茶店みたいなパブもみんなどこかの大手のビール会社(ブリュワリー)が運営していて、当然それらの系列店はそのブリュワリーで作った同じ銘柄のエールを出すワケ。
生コン屋のセメントの銘柄がキマっているようなものだ。
「すいません、ウチ、ビールはアサヒになっちゃうんですよ」ってヤツ。
それだけではなくて、料理も同様なの。
例えばこのパブは「Greene King」というブリュワリーの系列で、他の「Greene King」」のお店に行くと全く同じメニューが置いてあるの。
言っちゃ悪いけど、予め出来上がっている料理を温めたり、揚げたりしているだけなんだね。
よく言えば、同じ系列のパブに入れば、どこでも同じ料理が楽しめるというワケ。
この日、テーブルに並んだのは、ステーキ・パイ(ビーフシチューをパイ生地に詰め込んでオーブンで焼いたモノ)、フィッシュ&チップス…

80_2私はロースト・チキンのハーフ。
好きなんです、コレ。
ところがナイフを入れてみると、中がヒヤヒヤ~!
あ~あ、チンの時間がチョット短すぎたね~。
さすがにコレはクレームを付けて返品。
「同じものを温めて持ってきてくれればいいよ」と言ったのだが、一から作り直してくれるという。
ところが、しばらくすると同じウエイトレスがやってきて、「さきのチキンが最後だったので、同じモノをお出しすることができません」という。
「値段はお気にせずに何でもお好きなモノをメニューから選んでください」というので、ま、一応一番高いヤツということで…

90_2このコンビーフが入ったハンバーガーにしてみた。
だってコレが一番おいしいって言うんだもん。
味は、「まんま見た目通り」…と説明するのが一番適切だろう。
こういうお味。
とにかくお腹イッパイ!

100_2夜の大英博物館。ラブリッ!

110_2ロンドン名物の赤い電話ボックスは街中にまだまだたくさん残っている。

120ホテルの帰り道、サウザンプトン・ロウで煌々と明かりをつけていた「SPINK」というナニかのお店。

130_2ナント、看板には創業が1666年と書いてある!
日本では四代将軍、徳川家綱の時代。
古いよ~。
あんまり偉そうに照明をつけていたので調べてみた。
何の会社かというと、オークション業の老舗で、切手とかコインを得意としているようだ。

140_2さて、明けて5日。
この日は最初から空き日だったのでみんなでアビィ・ロードへ。
コレもすでに「名所めぐり」でレポートしているのでココではカット。

150_3バスでシャーロック・ホームズの住まいがあることで有名なベイカー・ストリートへ。
シャーロック・ホームズは架空の人物ですからね~。
ホームズって作品の中ではヘロイン中毒の設定なんだよね…もちろんその当時は違法ではなかった。
私はシャーロック・ホームズをほとんど読んでいないのだよ、ワトソンくん…。

12img_4897いつでも観光客でにぎわっている向かいのマダムタッソーの蝋人形館の前を過ぎる。
今歩いている通りは「Marylebone Road(マリルボーン・ロード)」。

12img_9120こっちサイドには「St. Marylebone Parish Church(聖メリルボン教区教会)」という1817年に創設した教会。
チョット覗かせて頂く…ちゃんとパイプオルガンが設置してあってラブリッ!

5_img_9121少し行くと通りの向かいにはエルトン・ジョンの母校、「Royal Academy of Music(王立音楽院)」。
ココの博物館はとても面白いよ。
行くのが面倒な人はMarshall Blogの記事で行った気分になってください⇒【イギリス-ロック名所めぐり】vol.21~メリルボーン周辺

12img_9122もう少し進むとチャールズ・ディケンズが住んでいたという建物に当たる。
ディケンズはそこで代表作となる6つの小説を書いたのだそうだ。
「6つの代表作」といったらナンだ?
『クリスマス・キャロル』『オリバー・ツイスト』、『デヴィッド・コパーフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』…後は出ないな。
その建物には、ディケンズとそれらの作品に出て来るキャラクターを彫り込んだレリーフが飾ってある。
どれが「スクルージ」だ?
お、そういえば皆さんお好きの「Uriah Heep(ユーライア・ヒープ)」ってのは、『デヴィッド・コパーフィールド』の登場人物ですからね…読んでないけど。

Img_9124ひと通り聴いてはいるけど、私はUriah Heepって夢中になったことがありませんでね。
でも、ヘソ曲がりも手伝って、1977年、私が高校の時にリリースされた『Firefly』は結構聴いたかな?
「Do You Know」って曲が好きだった。
2010年にロンドンでUriah Heepを観ましてね…かっこヨカッタです。

Ff そのディケンズの家辺りを右に折れて「Marylebone High Street(メアリルボーン・ハイ・ストリート)」に入る。
するとこんな建物が…

Img_9126コレは学校。
なんとレオポルド・ストコフスキーが通っていたそうだ。
ストコフスキーといえば大変な指揮者ですからね。
ディズニーに詳しい人なら『ファンタジア』なんかでその名前をご存知かも知れない。
ロンドンに生まれてアメリカで活躍した人だけど、世界で初めてステレオのレコーディングをした人。
それだけじゃなくて、マーラーやストラヴィンスキーやショスタコーヴィチらの当時現役だった人たちの作品をアメリカ人に紹介した
マーラーの交響曲第八番「千人の交響曲」の世界初演を指揮したのはストコフスキーで、客席グスタフ・マーラー本人がいたんだって。
「春の祭典」もファリャの「恋は魔術師」もアメリカで初演された際にはストコフスキーが棒を振った。
こういうプラークは地元の人たちが事実に基づいてコミュニティとして勝手に引っ付けているんだけど、こういうのがポコっと出て来るのが大変面白い。
東京もコレをやればいいのにナァ。
タマに立派な石碑やら句碑なんてのを見かけるけど、そんな大層なヤツでなくていい。
現在の住民の許可を取って、例えば「林家彦六がココに住んでいました」と記した板をスコっと壁にかけさせてもらうだけでいい。
そこにはQRコードとかURLが載っていて、スマホでその業績をチェックすることができるワケ。
芸人だって政治家だって普遍性の高い人物ならなんでもいい。

Img_9125 さて、さっきから私は「Marylebone」というこの地区名のカタカナ表記を「マリルボーン」、「メリルボン」、「メアリルボーン」としてきた。
コレは表記ユレをしているワケではなくて、果たしてどの発音が「Marylebone」に一番近いか?ということを問題提起していたのです。
実際日本語のガイドブックの表記がまちまちなのだ。
私は「メリルボーン」派だったんだけど、現地の友人に発音を確認したところ、どうも「マリルボン」が一番近い感じがする。
少なくとも「メリル」ではなかった。
 
そのマリルボン・ハイ・ストリートにある「Daunt Books(ダント・ブックス)」という本屋さん。
ロンドンにいくつか店舗を持っているが、このフラッグ・シップ店は1912年の開業。
世界で最初の自家製の本屋なのだそうだ。
ホント、いつ来てもカッコいい。
でも本は買ったことがない。
洋書は「読むぞ!」と意気込んで買ったところでどうせ読まずに本棚の肥やしになるだけだから。
イヤ、ウチはもう本棚もイッパイで、段ボールに入れて倉庫に積んであるんだけど、コレはダメだね。
よく作家の書斎や学者先生の仕事場にドバ―って本が飾ってあるでしょ?
アレ、見せびらかしているワケではなく、本は「1回読んで終わり」というモノでもなくて、ああしていつも表に出しておいて、調べごとで必要になった時にすぐに取り出せないと困るんだな。
こんなツマらん文章を書いて喜んでいる私ですらそう思う。
「だったら、電子書籍にすれば検索が容易ですよ」というデジタル派諸兄のオススメもあるかも知れない。
もちろんエライ先生方もインターネットも活用しているだろうけど、基本は絶対に「紙」ですよ。
まず「紙」でできた本を読まないとアタマに入らないと思う。

160_2え?…ビックリした!
店頭でフィーチュアされている新作のタイトル…「SHIGE」かと思った!
正しくはマイケル・ウォルフというジャーナリストの『SIEGE:Trump Under Fire』。
「トランプ集中砲火」みたいな…トランプ大統領の批判本だ。
前作の『炎と怒り:トランプ政権の内幕』はニューヨークタイムズによって「第1位のベストセラー」と報じられた。
トランプ・ビジネス絶好調!
我々も必ず来週選挙に行きましょうね!ロック・ファンの皆さん、よろしくお願いします!

170_2みんなでやって来たのはこのフィッシュ&チップス屋。
4年前に来てすごく美味しかったのでD_Driveの皆さんをお連れした。
看板も直してキレイになった。
 
前回来た時、地下のトイレのカギが壊れていて、閉じ込められちゃったのね。
トイレの中から「Somebody help me out!」と大声を出したところ、誰かが外からドアを開けてくれたの。
ドアが開いた時、開けてくれた人にお礼を言おうと思ったのに誰もいなかった。
アレは幽霊が助けてくれたのかも知れない。

 
…なんて話をウエイトレスにしたら、「そうよ!私もアソコに閉じ込められたことがあるんだけど、誰かが開けてくれたの」だって!
案外コエ~んだよ、ココ。
180_2ココはイタリア人がやっているようなんだけど、不思議なのは「フィッシュ&チップス」ではなくて、「フィッシュだけ」&「チップスだけ」なの。
つまり、別々にオーダーするシステム。
どこに行っても付いて回るジャガイモのフライにはもうウンザリ!…という人にはありがたいよね。
写真では油が滴り落ちているけど、外サクサク&中シットリでまったく脂っこくなくておいしい。
我々がこんなシンプルな料理を見ると、素材の魚と油が新鮮なら誰が作ってもおいしく出来る…なんて思いがちでしょ?
でも、現地の人に言わせると、揚げる人の「腕」なんだって。
そうかナァ~。
にわかには信じられないけどそういうことにしておこう。
私のコレはcod(タラ)。

190このお店で扱っている魚の種類は2つ。
Codと…

5_codHaddock。
違いがわからん。
Hodはタラなのは知ってる。
Haddock調べてみると「コダラ」だって。
なんじゃい両方タラかい!

Haddock

魚の種類を注文するとサイズを訊いてくる。
コレがわからん。
一体どれがラージでどれがスモールなんだ?という感じ。
でもおいしいわ。

200_2おいしいフィッシュ&チップスを食べた後は、自由行動。
Seijiさんはホテルに帰ってギターの練習。
Toshiくんは行方不明。
D女子会はウチ私夫婦と合流してココへ。
前回初めて見た家内が息を飲んだ光景がコレ。
地下鉄サークル線、あるいはディストリクト線の「Tower Hill駅」を降りて改札を出たところ。
ロンドン塔、「Tower of London」ね。
昔は王族のお城だったんだけど、しまいには処刑場になっちゃった。
当時、「お前、いっぺんロンドン塔へ行ってみっか?」というのは「死刑」を意味した。
今でも霊感の強い人は具合が悪くなってしまって、とても入れないらしい。
それにしても、駅の改札を出るとこの光景って…。
江戸城があればナァ…九段下駅やら二重橋前駅で地上に出ると天守閣がド~ンと見えんねん。

210_2ジュリアス・シーザー。
ロンドンの東のエリアにはローマ時代の遺跡がチョコチョコ残っているからね。
ちなみにシーザーも暗号をやっていたんだよ。
「カエサル・シフト」という単純な文字の入れ替えだけど。
そういうのは同じ暗号でも「code」ではなく「cipher」という。

220_2ロンドン塔の横丁をチョイと曲がるとこの景色ときたもんだ。

12img_4937タワー・ブリッジを渡るD女子会メンバー。
Chiikoちゃんはナニを叫んでる?
「早くパブに行きた~い!」だな。

240_3タワー・ブリッジの真ん中あたりからロンドン塔の方を眺める。
相変わらずスゲエ人だな。
みんなナニを見に来てるんだ?…というと、恐らく「Crown Jewels」と呼ばれる王室の宝物でしょう。
普通に入れば入場料は3,600円ぐらいするんよ。
それにしても後ろの高層ビル!
私が初めて来た時はほとんどかったんよ。
景色がゼンゼン変わっちゃった!

230_210年前でコレ。

5_img_1059タワー・ブリッジを渡って今人気のスポット、「Butler's Wharf(バトラーズ・ウォーフ)」へ。
「wharf」は「波止場」ね。
かつては、テムズ川を使って船で運ばれて来た荷物を保管しておく倉庫街だった。
それが近年、おしゃれなレストランやブティックがテナントで入って来ておしゃれなスポットになってきた。
横浜の赤レンガ倉庫みたいなモノね。
ホントはココでD_Driveのメンバー4人のアー写を撮影したかったんだけどね…天気も悪かったので仕方ない。

250v_2タワー・ブリッジをバックに河口側から。
ホントに天気が悪くて残念だ!
この後、しばらくすると晴れるんだよ。

260_2天気がいいとこんな感じになる。

5_img_0806 反対に上流側から。

270_2さて、ココからしばらくテムズ川の南岸を歩きます。
280_2川べりの散歩道はロンドン・ブリッジの手前で寸断されていて、そこだけ内側へ入らなければならない。
そのついでに…と「Borough Market(バラ・マーケット)」へ。

290_21,000年も続く歴史的な食材のマーケット。

300_2こういう所を見て歩くのはすこぶる面白いね。
肉屋には牛や豚だけじゃなくてイノシシやシカ、場合によってはハトやウサギを売っていたりするし、八百屋では日本で見たことのない品種が平気で置いてあったりする。
コレはトマト。
こんなに種類がある。

5_img_4943コレはキノコとハーブ屋かな?
その場でキノコのバター炒めみたいなのを作っていてすごいニオイなの。

5_img_4944もちろん甘いモノもバッチリ扱っている。
当然MD女子会は手を出した!
私もあのキャラメルの親分みたいの何ていうの?ファッジ?
疲れていたせいか、アレがおいしそうに見えて無性に食べたくなったんだけどガマンしたよ。
ダイエット?…そんなんじゃない!
Shige Blogに書いた通り、歯痛がコワくてサ。
海外で歯が痛くなったらもう致命的でしょう?
でも、一応イギリスに来る直前に歯医者に行ったのよ。
そしたら、先生が言うには、「マァ、大丈夫だと思うけど、海外の痛み止めは日本のと違ってメッチャ強力ですから、痛くなったたらジャンジャン飲んじゃえばいいんですよ」って、胃はどうすんのよ!
人のことかと思って!
みんな海外の強い薬で胃をコワしちゃうって言うじゃんね。

305コレが有名なロンドン橋。
なんでこの橋が有名かと言うと、テムズ川にかかった最初の橋だから…だと思ったよ。

315シェイクスピアのグローブ座を通過してルート変更。
本当はウエストミンスターまで歩きたかったんだけど、行ってビッグ・ベンは工事中で目も当てられないし、くたびれたし…ということでテート・モダンの前のミレニアム・ブリッジを渡ってセント・ポールへ向かった。
このテート・モダンもジックリ見ると面白いんだけどね。
まぁ、ベタなところだけでもチャンとロンドンを見て歩くのには何日もかかるわね。

320_2セントポールはいつ見ても立派だね~。
中はもうスゴイからね。

330v本来であれば歩いちゃうんだけど、私のヒザの様子が怪しくなって来たのでバスを使って「Trafalgar Square(トラファルガー広場)」まで行くことにした。
このバスがエラく混んでやがったな。
 
いつ見ても立派な「Admiralty Arch(アドミラルティ・アーチ)」。
数ある有名な建造物が立ち並ぶロンドンにあって、もっとも代表的な存在。
「Grade I」の保存指定建築物なので壊すことはできない。
でも1912年の完成というから、そんなに古いモノではない。335この建物、かつては政府の庁舎だったけど、2012年に125年の借地権付きで民間に払い下げたんだって。
それでウォルドーフ・アストリアが入り込んでホテルになるんだって!
スゴイね~、イギリスのやることは。
「二条城」を売っぱらってAPAホテルにするようなもんだぜ。
土地は売れないので、向こう125年間立ち退きの心配がないように借地権を付けて、営業権を保証したワケでしょ。
ホテルはいいけど、料金高ェだろうな~!
 
名前の「Admiralty」というのは隣が海軍本部があるから。
白地に赤い十字はサッカーでもおなじみ「イングランド」の国旗でしょ。
その左上(写真は裏から撮った格好になっている)にユニオンジャックが入っているこの旗は「White Ensign(ホワイト・エンサイン)」と呼ばれ、海軍の軍艦旗として使われるのだそうだ。
この旗…スタンリー・キューブリックの『バリー・リンドン』の中でもイングランド軍が掲げていたけど、アレはどう見ても陸軍だったぞ。

365The Mallと書いて「ザ・マル」。
いつもはイギリス国旗だけなのに、星条旗が交互に掲揚されている。
コレ、ちょうどこの時トランプが来ていたのです。
女王陛下、イヤだったろうな…あんなのと会うの。

366ザ・マルの突き当り…チョット見えているけど、コレがバッキンガム宮殿。
D女子会の2人を連れて行ってあげたかったけど、アソコまで1km以上あるのよ。
とても歩けなかった…というのは私の右ヒザの痛みが極限に達しつつあったのです。
ま、痛くなくてもクタクタで歩けなかったけど。

367そこでトラファルガー広場へ引き返して記念撮影をすることに。

380_2ナショナル・ギャラリーも見せてあげたかったんだけどね~。
もう5時を過ぎていたので断念。
そうなの、公共の施設は大抵9時から5時までしか開いていないので、観光の時間の制約が厳しいのです。
だからロンドンをジックリ見て回るには日数が必要なのです。
私なんか17年もやってるんだから!
それでもまだ見ていないところがたくさんある。

390_2ナショナル・ギャラリーを背にテムズ川方面を見渡す。
真ん中の塔のテッペンのオジさんは、1805年にスペインのトラファルガー沖の海戦でフランス=スペイン連合艦隊をやっつけたネルソン提督。
その根元あたりの向こうの方に小さく見えている塔は改装中のビッグベン。

400_2広場の地面には様々なアートが…。
「あなたの国の旗の上にコインを置いてください」…「日の丸」もあったけどパス。

410_2コレはナニで描いているのかな?
ずいぶん器用な人がいるもんですな。

420_2ストリート・ミュージシャンは日本より少ないんじゃないかな?
でもそのクォリティが違う。
日本のソレみたいにジャンジャカとギターを弾きながら凡庸極まりない歌を歌っていたんじゃ誰ひとり注目してくれない。
みんな自分だけにしかできないことを演って個性を売り込んで来る。
この人なんかスゴかったよ。
中華鍋を2つ向かい合わせに重ねたような自家製のスチール・ドラムのような楽器で超然演奏を見せていた。

434ナショナル・ギャラリーの隣の「ナショナル・ポートレイト・ギャラリー」の柵付いていた広告。
「Pop in」とは「寄っといで!」という意味。
Queenが収まったと思ったら、今度はレジだもんね~。
映画界はもう立ち直ることはできないだろうな。音楽界も同じだけど…。
 
もういい時間だし、ホテルに帰ることにしたんだけど、映画界や音楽界のことをそんな風に思ったバチが当たったのか、もうあまりの激痛で右足に力が入らず歩けなくなって来ちゃた。
家内の肩を借りてとにかく一番近い地下鉄の駅、レスタースクエアまでたどり着き、何とかラッセル・スクエアのホテルまで帰った。

435しばらくベッドで横になって足を休ませたところ、痛みが和らぎ、夜の部にGo!
 
はい、パブパブ~!エールだエール!
ホテルの近くのパブへ繰り出した。
同じパブには入りたくないし…かといって同じ系列のパブもオモシロくない。
どこへ行ってもあの「Greene King」のお店ばかりなのよ。
で、さっきまでヒザの痛みに涙を流していたクセに、「どこかいいパブはないかいな?」とあたりスタスタと一巡。
ないのよ…。
あってもどこの店も満席。
それで仕方なくあきらめて、前日に入った「Museum Tavern」の近くの「Greene King」系列の店に入ることにした。
ホラね!昨日「Museum Tavern」にいたオジちゃんがその店から出て来たじゃん。
「Plough(プロウ)」というお店。
「plough」というのは、畑を耕す時に牛や馬にくっ付けて牽かせる「鋤(すき)」のこと。
それこそエルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road」に「♪I'm going back to my plough」という一節が出て来るので覚えた。
曲の中でこの「plough」がナニを意味しているのかは知りません。

440今日もYukiちゃんとChiikoちゃんのD女子会とのパブ・クロウリング。

465小ぢんまりとした店だったけど空いててユックリできた。

441静かでなかなかヨカッタんじゃないの?

480もう1軒。
さっき満席で入れなかった「The Queens Lardar」という店に空きを発見して入ってみることに。

470Greene Kingの系列ではないので、異なる銘柄のエールが並んでいてうれしい。
ムムム…アサヒがあるということはココはFullers系列なのかな?…あ、いいの、いいの、この話はまた別の回で!
日本に行ったことがあるというマスターもとてもいい感じだった。

475こうしておいしいエールの入ったパイント・グラスを傾けながら4人で楽しくおしゃべりしていたら、ベロンベロンに酔っ払ったアンちゃんが勝手にテーブルの空いているイスに座って来た。
「ボクのね~、ヒック!あのね~、奥さんはね~、あのね~、え~ッとナンダ~?ヒック!日本人なんですよ~」という具合。
もちろん英語。
もう見るからにダメダメの一時廃人状態。
しかもコイツ、店の中にいなかったので、外から我々を見つけて入って来たんじゃないかしら?
面倒なので、我々はグイッとグラスを空けて、ソイツをシカトしてササっとお店を出て来ちゃった。
そういえば隣のテーブルでは、2人のオジさんが顔を真っ赤にして、唾を飛ばしながらBREXITについて激論を交わしていたな。
テッキリ知り合いかと思って聞き耳を立てていると、「で、アナタどこに住んでんの?」なんてやってたからアレ、知らない人同士だったんだよ。
こうしてD_Drive Halfと最後の晩を楽しく過ごしたのでした。
明日でD_Driveはバイバイなのです。

485翌日、仲良しのディアンが8:30にホテルに迎えに来てくれた。
いよいよD_Driveご一行とお別れです。
ディアンにヒースロー空港まで送ってもらって飛行機に乗っちゃえば日本だ!
Seijiさん、何かうれしそうだな~。
ロンドン滞在中、ずっと部屋でギターの練習だったからな~。

490バイバイ~!
お疲れさまでした~!
ディアン、よろしくね~。

その他のロンドン滞在記は、これから制作するマーブロの『ロック名所めぐり』とShige Blogの『イギリス紀行2019』でお楽しみください。

500さて、大好評のD_Driveの世界デビュー・アルバム『MAXIMUM IMPACT』。
もう聴いてくれましたか?
会場限定販売の自家製国内盤もよろしく!

Miそして、11月9日の『Marshall GALA 2』。
このトレイラーも昨日イギリスのMarshallのウェブサイトで公開されて世界デビューしました!
コレね⇒Marshall.com
Marshall LiveのD_Driveがバナーになっているからね!
 
さて、チケットが今日発売となりました!
おかげさまで売れ行きは絶好調。
早い時期にソールドアウトとなることが予想されているようですので、お早めにお求めください。

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site
27nb_3 

200_3 

(2019年6月3日~6日 ロンドンにて撮影)