【NAONのYAON 2019】vol.3 : World Guitar Girls Collection とSAKI YAONスペシャルバンド
ガラリと様子が変わってビックリしちゃったんだけど、3番手のGacharic Spinの後は『NAONのYAON』名物と言っても差し支えないでしょう、World Guitar Girls Collection。
今回のラインナップは…
5人のギタリストでかためたフロント陣をガッチリバックアップするのは…
ドラムスはむらたたむ。前回まではオジさん垂涎の歴史的ロック・スタンダード曲で構成した大メドレーだった。
今回は趣向を変えてコアな日本のロック・ナンバーをつなげたメドレーとなった。
まずは「MORE」/EARTHSHAKER。
続いてLOUDNESSの「LOUDNESS」。
私がロックを聴き始めた45年ぐらい前は「ロックといえば洋楽」だったので、私のロック人生は95%ぐらい洋楽だった。
おまけにGuitar Girlsが奏でている曲が流行していた時代は完全にロックの世界から遠ざかっていたので、こういう「あの頃のベスト・ヒット・ジャパニーズ・ロック」みたいな企画はものすごく興味があるんですよ。
だからシャッターを切りながら「次はナニかな?」とジックリ聴いてしまったよ。
「え、ナンで?」の銃爪(ひきがね)。
高校の時、林間教室かなんかに向かうバスの中で、生徒たちが「歌を歌ってください!」とイヤがる若い先生にしくこくリクエストして、その先生が歌った曲が「宿なし」だった。
コレが印象的でね。
ものスゴイ流行ったからね。
あの頃はカラオケなんてなかったからね。完全無伴奏のア・カペラよ。
よくあんなことをやってたよな~。アレのどこが楽しかったんだろう?
その先生は今、その私が通っていた学校の(LOUDNESSの高崎さんや犬神サアカス團の犬神情次2号さん、ANTHEMの清水さん、TSPのSHUちゃんはみんな同窓生)校長先生になってたわ。
そして、2000年に開催した『Marshall祭り』というイベントのトリを飾って頂いたのが世良公則さんだった。
メッチャどうでもいい話でしたね。
「じゅうづめ」でつい思い出してしまいました。
メドレーはドンドン続く~!
「1090〜Thousand Dreams〜」は松本孝弘。
HOUND DOGの「f f」。
リズム隊もコレだけ長いメドレーを頭に叩き込むのは大変だ。
BOOWYの「マリオネット」。
先日、布袋さんを拝見して来たよ。
ドラマーのスティーブ・バーニーがNATALのプレイヤーなのよ。
ゴキゲンなステージだった。
最後にSAKIちゃんが「紅だ~!」とキメて大メドレーが完了した。
おつかれさまでした~。
恵子さんから…「今年のネタは邦楽だったけど。まだまだ演ってもらいたいから来年もよろしくね!」
「SAKIは今、ソロプロジェクトがあるんだよね?Dragon Forceのメンバーと一緒でやっていて紅一点なんだよね」
「フレッド(Frédéric Leclercq)と一緒にアルバムを作ってるんですよ。秋に発売する予定です」
「そのバンドはSAKI以外男性でNAONのYAONはムリだから今回はSAKI YAONスペシャル・バンドやります!」
「♪The sky is re~d」…マリナちゃんが絶唱しているのはおなじみ「Burn」。
「Burn」に出て来るあのカッコいいリフの回数は全部で20回。
その長さたるや時間にして120秒、すなわち2分。
総尺6分数秒の曲の1/3があのリフでできているのがこの曲。
このリフは4小節のパターンなので、そのリフの全長は80小節。
一方、ボーカルズを調べてみると、リード・シンガーのデヴィッド・カヴァーデイルが完全に単独で歌っているパートは8小節+6小節が3回。つまり52小節。
この曲って、リード・ボーカルズ・パート単体よりギターリフ単体の方がはるかに長いのだ。
ってなことなんかまったく感じさせない存在感のマリナちゃん。
そして、SAKIちゃんと大盛り上がり!
SAKIバウアーもバッチリとキメてSALO YAONスペシャルバンドはステージを後にした。
<つづく>