【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。

« 2015年5月 | メイン | 2015年7月 »

2015年6月

2015年6月30日 (火)

LOUD∞OUT FEST 2015 <前編>

LOUDNESSとOUTRAGEが激突したイベントが『LOUD∞OUT FEST 2015』。

10その超へヴィ級スペクタキュラーを体験しようと開場前からたくさんのファンが現場に結集した。
LOUDNESS、OUTRAGEの他にスペシャル・ゲストとしてSADSが登場することが決定し、さらにオープニングアクトとしてHER NAME IN BLOODがラインナップに加わり、世代を超えたメタルの大集会となった!
LOUDNESSの出番は50分。
ソロ・コンサートの半分以下の持ち時間だったが、会場の雰囲気もバツグンで素晴らしいパフォーマンスだった。
せっかくなので、Marshall Blogでは写真満載の2本立てでその様子をお送りしたいと思う。

20楽屋。
高崎さんのギターケースの壁!

30出番を待つ愛器たち。
同じシェイプがキチンと並んで気持ちいい~。

40HER NAME IN BLOOD、OUTRAGE、SADSと続き、LOUDNESSが登場!

50客電が落ちるとともに暴発する歓声、得も言われぬこの雰囲気!
LOUDNESSのステージに接するたびに、子供の頃武道館で観た雲の上の海外アーティストのコンサートを思い出す。
またここのところオープニングSEに使われている「Nourishment of the Mind」が実にいい。
不気味なベースのメロディがジワジワと滋養を蓄えて今にも爆発しそうな緊張感を醸し出す。

60二井原実

70v高崎晃

80v山下昌良

90v鈴木政行

100v高崎さんといつものバックライン。

110世界がうらやむTakasaki Rig。これほど美しくラウドに、そしてヘヴィにギターを鳴らすセットアップは他にあるまい。

120プリアンプがJMP-1。今回は5881を搭載していた時代の100W+100Wステレオ・パワー・アンプ、9200(現EL34 100/100)が鎮座ましましている。
私の経験から言って9200(=EL34 100/100)は全Marshallの商品中もっとも単位体積当たりの重量がかさむ厄介者だ。しかし、押しの強いサウンドとゴールドのゴージャスなルックスは他の追随を許さない。

130v一曲目は昨年発表した『THE SUN WILL RISE AGAIN』から「Got to be Strong」。

140キタキタキタキタキタキタ~!
この音!
全音下げの6弦の響きが実にクリアで気持ちがいい!

150爆発的なパワー

160アクセルレイトしてギター・ソロ!いきなり聴きどころ満載のスーパー・ソロだ!

170v「♪ガットゥビー」の繰り返しがカッコいいのだ!

180v続いては「In the Mirror」。

190v急速調のLOUDNESSスタンダード。

240

会場が十分に温まっているせいもあってか、観る方も演る方もすさまじいまでのノリよう!

170

この日は何かこう、特別な雰囲気が漂っていたような感じがするんだよね。

210それはナニかと問うならば…「愛」だね。
あんまり簡単に「~に愛を感じる」なんてことは言いたくないんだけど(言われるのはうれしい)、この時は会場にいる全員のヘヴィ・メタルへの「愛情」が、最上の素材を得て良い化学反応を起こしたとしか言いようがない。
250v
必殺のギター・ソロ!

220高崎さんの一挙手一投足に「タッカ~ン!」の大きな歓声が上がる!

230高崎さんのアルペジオから導かれるのは『Thunder in the East』から「Heavy Chains」。

L_img_0170 こういう3連のヘヴィなノリがとめどもなくカッコいい。ホント、こういう曲が巷で聴かれなくなって久しい。

260ここでも高崎さん、入魂のソロ。どんなに激しく、荒々しく弾いても出て来るフレーズとサウンドは端正で美しい。
やっぱりスゴイ人ってどんなジャンルのいかなる曲をどう演奏しても絶対に汚く弾かないんだよね。
それがわかりやすいのはこうしたメタルやフリージャズのようなヘヴィな音楽だ。高崎さんがフリージャズを演奏してもきっと美しくギターを奏でるよ。

270鐘の音が鳴り響いて…「The Sun Will Rise Again」。
最近作のタイトル・チューン。ハードでヘヴィな音世界の中のドラマチックな展開が素晴らしい。

285この曲のPVは観てくれた?
まだの方はコチラをご覧頂きたい。
やっ~ぱ高崎さんにはフル・スタックがよく似合うじゃないの~!

290vそれとこの最新のDVD『PRIME CUT』…コレもおもしろいでね。
以前、Marshall Blogでも紹介したけど、ご覧になってない方にはコチラもゼヒおススメなのだ。

10dvd ここまでが前半。
「エ~、もう折り返し~?」と思われるかもしれないが…そうなの。
でもね、コンパクトに詰め込まれてはいるものの、LOUDNESSの魅力が全開のスーパー・ショウだった。
まだ<後編>があるからね!

300つづく

LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS - Official Website

310(一部敬称略 2014年5月2日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2015年6月29日 (月)

BLUES NIGHT~松川純一郎グループ&アカシックレコーズ at Terra

御大B.B Kingもとうとううしなってしまったブルース界。
しかし、もはやロックにブルースの芳香を感じ取れなくなった今、かえって「ブルース」あるいは「ブルース・ロック」といった音楽が目立つようになり、活発になった印象を受ける。
もうこのあたりの音楽を追求している人には押しても引いても動かない猛烈な頑固さを感じる。
恐らく色々な音楽を聴いてきた末にたどり着いた安全地帯ということなのかもしれない。
昔…2作目の『パワフル・サラダ』を出した頃だったから1980年ぐらいかな?ウシャコダのボーカルの藤井さんが屋根裏で、「ロック?イエイエイエイエ、ジャズ?イエイエイエイエ…世の中、色々な音楽がありますが、ブルースに一旦のめり込んでしまうと(当時「ハマる」なんて言葉は使われていなかった)、もう他の音楽は聴けなくなる」と大ゲサに話していらっしゃったのを思い出す。ウシャコダはMuddy Watersのオープニング・アクトを務めたのではなかったか?

そして、そういう音楽をナマで聴くには豪華な「ホール」などではなく、ファミリアな雰囲気が漂う小ぢんまりした「ハコ」がいい。
今日のレポートはそんなライブ。

10平山純枝

20v松川純一郎

30v尾形慶次郎

40v諸藤英太郎

50vまずこの4人によるアカシックレコーズが登場。

70

アカシックレコーズは以前にも登場しているが、「ブルース」というよりは、純枝さんの爆発的なボーカルをフィーチュアしたR&Bのレパートリーをベースにしている。

80

今日みたいなタイプの音楽でも活躍するのがMarshall、NATAL、EDEN!

60

比較的エナジェティックな現場での露出が多いNATALだが、切れ味のよいサウンドはR&Bやブルースの仕事にもベスト・マッチする。

90v フレキシブルな英太郎さんのプレイを完璧にサポートする。

100Stevie Wonderの「You Have Done Nothing」。

140
「Third Stone From the Sun」もなだれ込んでくる!

110v曲は何だったか忘れちゃったが、尾形さんがすさまじいランニング・ベースを披露。思わず耳がベースにくぎ付けになってしまう!

120vEDENの超ヌケヌケのサウンドも最高!尾形さんも実に気持ちよさそうに弾いていた!

130vそのラインにガッチリとからみ合う英太郎さんのフレキシブルなドラミング。
イカ天出身バンド、サイバーニュウニュウへの参加が決定し、夏より本格的な活動を開始する英太郎さん。
そちらでのNATALサウンドがまた楽しみだ!

150vMichael Jacksonの「Never Can Say Good-Bye」。純枝さんにピッタリの曲だ。
よく聴くとこの曲のサビのコード進行、カッコいいナァ。「♪ノノノ」の前、ゾクっとくる。

170アカシックレコーズはそうしたソウルやR&Bの名曲以外にもクラシックなロックの曲もレパートリーに組み込んでおり、それがまたいい。
選曲のセンスが絶妙なのだ。

180v最後は「Superstitions」。ソウル、ロックにまたがる永遠のスタンダード。
考えてみるに、これほどジャンルをまたがって親しまれている曲も他になかろう。

190vセンスのよいレパートリーでこれからも名曲の伝承に一役買って欲しいグループだ。

200続いて登場した松川純一郎のグループ!

210ドラムは岡井大二!

230vNATALプレイヤーの大二さん。
今日は英太郎さんのアッシュのキットをそもまま使い回し。いつもはバーチのグロス・バーガンディのキットを使用している

240vギター&ボーカルに寺田一仁が加わる。
290
こちらはドップリとブルース!
250
松川さんのブルース愛がにじみ出るゴキゲンな演奏。

250v1962 Bluesbreakerがその松川さんのブルース魂を直截的に炸裂させる!

300v
「Ain't Nobody's Business」、「Help the Poor」…続々と飛び出すブルースの名曲。

310v
「ブルースは結婚式に向かない」…そりゃそうでしょ!ルーツがルーツですから。
「女々しいけど本当にリアル。時にあまりにリアルすぎて歌えない!」という松川さん。
ん~、ブルースにハマるとやっぱりみんなこうなっちゃうのね!

260…といいつつ熱唱する松川さん。

260vリズム隊は完璧!
フロント陣とのコンビネーションはまさに「ブルース・マシーン」。

315大二さんと尾形さんの組み合わせもパーフェクトだ。
それにしても尾形さんはどう撮っても絵になるナァ~。

270
ここでもEDEN大活躍。
325v
おお~っとここでスペシャル・ゲスト!

320お客さんとして見にいらしていただけの谷川史郎
史郎さん、本当に遊びに来ていただけなので自分ギターはなし。寺田さんの335を借りての登場だ!

320v寺田さんはボーカルにまわる。

340

オハコの「Got my Mojo Workin'」!Muddy Watersだ。

330当然、松川さんと史郎さんのギター・バトルもタップリ。
失礼かもしれないけど、やっぱ史郎さんウンメェ~な~。音の存在感がスゴイ。

T_img_0190 松川さんの流麗なブルース・フレーズが迎え撃つ!

335最後は大二さんの激烈ドラム・ソロ!

280v

アンコールはB.B. Kingの「I Got a Key to the Highway」。
この約2週間後、Blues Boy KingことRiley B. Kingは天に召された。

360_2

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square ★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年4月28日 西荻窪Terraにて撮影)

2015年6月27日 (土)

【号外!】伝説のロッカーたちの祭典

いよいよ明日!
悪たれジジイたちの最高のロックを一緒に楽しもう!

詳しくはコチラ⇒THE DAY OF THE JAPANESE ROCK~6月28日は『日本のロック』の日!

11075155_874802505945498_33097285_2

 

2015年6月26日 (金)

Marshallだより 2015 <後編>

<後編>の最初の方はもうチョット工場の中のモノを見てみる。後半はMarshallがあるBletchleyの町を紹介する。

10_2コレは気に入った!
ロンドンの地下鉄の路線図を模した会社の業務相関図。

M_img_0366_2 ホンモノはコレね。
Marshallのは大分シンプルということがわかる。会社の組織はシンプルな方が良いにキマってる。

30b_2 この路線図はロンドンの地下鉄の駅に行けばどこでも簡単にゲットできる。
どれぐらいの頻度で更新されるのかは知らないが、結構頻繁に表紙が入れ替わる。
昔はコレが楽しみで、この路線図を集めていた時期もあった。
最近は老眼が進んでしまって、裸眼で駅名をチェックするのがなかなかツライ!そこで今回は小さなルーペを用意していったよ!

40b そして、もう一度工場の路線図を見る。
結構マジで作ってある。
まず、紫のホンモノで言うところのMetropolitan線は「Creative Line」になっていて、始発駅が「Creative」。途中「Artist Relations」とか「Sales」といった駅を通過して「Theatre」駅が終点。
赤のCentral線は「Packing Line」になっていて、「Final Inspection」駅から「Goods Out」駅で終わっている。
他にも緑のDistrict線は「Woodshop Line」、水色のVictoria線は「Engineering Line」となってその工程を示す駅が並んでいる。
それがですね、すごくおもしろいのは、どのMarshallの駅の名前もロンドンの地下鉄に実在しているような感じがするのだ。
「Goods Out」なんてのは「Goodge Street」という駅があるし、「Museum」は「Monument」、「Fabrication」は「Barbican」みたいだし、「Theatre」は何となく「Temple」みたいだ。
「Packing」なんて駅も本当にありそう…。
私、ロンドンの地下鉄大好きなんです。エ、そうは見えない?そりゃMind the Gapだ!!

M_img_0367 こっちは行きつけの浅草の地ビール屋のトイレの壁に貼ってあったポスター。
一見するとロンドンのまんま地下鉄の路線図なんだけど、よく見ると、コレ全部プレミア・リーグの選手の名前になってるの。
フォントも地下鉄のモノと同じでおもしろい!BeckhamとRooneyぐらいしか知らないけど…。

50_2昔と比べて変わったな~、と感じるのは、前編で触れた通り、場内に色々なディスプレイが増えたことだ。
その代表がコレ。

60v_2それぞれの工程が何をやっているかを、わざわざミニチュアを作ってわかりやすく説明しているのだ。
「ここの工程ではカバリングを貼って、こういう状態にしてますよ~」…みたいな。

70vここはバッフル板を作る工程。

80vそばにはフレット・クロスの展示も。
95
丁寧に型番や仕様まで表示している。

120v

130_2
そして、1960Aの「最終工程」にたどり着く…というワケ。
もうちろん工場のスタッフはこれらの工程をよくわかっているので必要なワケがない。
そう、これらのディスプレイは一般の訪問者の工場見学のためのものだ。

90vこのベア・ウッドのようなフル・スタックの抜け殻なんかもそう。
実際、このハダカの三段積みは何年か前からあったにはあったが、もっと以前はこんなことをしていなかった。とてもいいことだと思う。

55v

工場の建屋から離れ、従業員用の駐車場を抜けたところにあるのが「Theatre」。

240_2Jimが晩年使っていた「N1 AMP」(運転はしない。運転していた頃の愛車はフェアレディZだった)。
「ナンバー・ワン・アンプ」という意味だ。

250vエントランスは変わった~!オ、Astoria!

260_2入って左側の壁にはサインが入ったMarshallプレイヤーたちのポートレイトが所狭しと飾ってあったが、全部取っ払ってこうなった!
「Theatre」と呼ばれているこの施設は文字通りの「劇場」で、実際にコンサートの会場になったり、会議室として使用したり、爆音で新商品の試奏をしたりと、ありとあらゆる用途に供されている。
東日本大震災のチャリティ・イベントや、Thin LizzyやElectric Maryのコンサートを開いたこともある。
そういう時の外部からのお客さんに新しいMarshallのイメージをアッピールするために改装したのだろう。
Marshallはウェブサイトを大幅に刷新したりして積極的にイメージをチェンジしているが、コレもその一環。そこに1959を使っているところがうれしい。
「伝統と革新」を重んじたいかにもイギリスの会社らしいふるまいだと思うのだ。

270_2Theatreのトイレ。
この「もれちゃう!」ロゴは最近つけられた。アタシャこのトイレ、もう何百回行ったことか!
…というのは、さっきも書いたようにこのTheatreのホールで会議をよくやるんだけど、何せ火の気がまったくなくて、どの時期に行っても寒い。
夏でも寒い。
会議メンバーでセーターを着ているのはいつも私だけなのだ。
だから冷えちゃって、やたらとトイレが近くなる。

280vこの手のロゴ・サインはロンドンの公衆トイレでよく見かけるよね。

290vこんなゲーム機も!飾りかな?

ホールはナントカっていう若手バンドがリハーサルで使っていたので中に入れなかった。
バーの写真を撮りたかったんだけどネェ。

300v…と、これで工場めぐりは終わり。
家内も大層感激しておりました。

さて、今回は望まれてもいないスペシャル企画!
工場から出て周辺をブラついてみよう。

Marshallの工場があるのはBletchley(ブレッチリ―)という人口34,000人程度の小さな町。
ここは下の標識にあるように「暗号解読者」の町なのだ。
<前編>で触れた今「夢中になっている」というのは実はコレ、すなわち「暗号」のこと。
今ここで徹底的にウンチクを固めまくりたいところなのだが、時期が来るまでガマンすることにする。
イヤ、ガマンしなければならない理由があるのサ。

305「Bletchley Park」という有名な公園もある。有料。コレについても時期が来たら語らせて!
ああ早くウンチク固めたい!

306この公園の近くにはWilton Hallという施設があって、Syd Barrett在籍時代のPink Floydがそこでコンサートを開いたりしている。
他にもアッと驚くようなビッグなバンドも出てたハズなんだけど忘れた。The Beatlesだったっけかな、Jimiだったかな?
そして、ここはMarshall創立40周年の記念パーティを開いた場所でもあり、Jimのお別れ会が開催された場所でもあるのだ。
今、久しぶりにその時の記事を読み返していて我ながら感動してしまったよ。
未読の方はゼヒ。内容がヨカッタらぜひ「いいね!」押しておいてくださいまし。(言い訳:Marshall Blogは途中でドメイン名を変更しました。それが理由で、旧ドメイン名時代に書いた記事に頂いた「いいね!」はすべてご破算になっちゃっています。古い記事でそういうのを見かけたら是非「いいね!」を押してやってください。ナンカそういうのを見ると記事がかわいそうになっちゃって…一応どの記事も心と愛情を込めて書いておりますもんで…)

記事はコチラ⇒ジム・マーシャルの生涯を祝う会

M_img_5850 そのJimの会に出席してビックリしたのがイギリスを代表するジャズ歌手のDame Cleo Laine。Cleoは1927年の生まれで、4歳年上のJimと幼なじみだったということで同席していたのだ。

日本ではあまりなじみがないかもしれないが、Cleoはジャズ、ポピュラー、クラシックと3部門でグラミーにノミネートされた世界でただ一人の人。ジャズ・ボーカルの世界ではElla、Sarah、Carmenと比肩する存在だ。
と、かく言う私も持っているのは下のアルバムぐらい。
『Shakespeare and All That Jazz』という1964年の作品。
タイトル通りシェイクスピアの言葉にメロディを付けたという、それだけ聞くとイギリス趣味丸出しのややゲテモノ盤のような感じがしなくもない。「それが問題だ」ったりもするがトンデモナイ!
Cleoの野太くもチャーミングな声で軽快にスウィングするサマは圧巻!

M_img_0358 線路だけ国が管理しているイギリスのJR、National RailwayのBletchleyの駅はそのWilton Hallのすぐそばだ。
「Bletchley」の次の駅は大きな駅、「Central Milton Keynes」。
Milton Keynesはいくつかの日系の企業も事業所を構える人口23万人の新興の街だ。
巨大なショッピングセンターがあって、現地の人たちはその中心部を「City」と呼んでいる。
そうだ、ココでハッキリさせたいことがある。
「Milton Keynes」を「ミルトン・ケアンズ」とか「ミルトン・ケインズ」と記してある日本語表記の地図をよく見かける。
コレは断じて間違っていて、向こうの人はハッキリと「キーンズ」と発音している。「ミルトゥン・キーンズ」って。住んでいる人たちが言っているんだから間違いない!

310_2Bletchley駅の改札。
この自動改札、いつもは電源が入っていないんだけど今日は動いてるナ。
電車でMarshallに来た時は、ココでタクシー会社に電話をして迎えに来てもらってホテルへ行くことが多かったんだけど、アレが結構イヤでね。
というのは一度、迎えに来た車の運転手から「夜の誘い」を受けたことがあったんよ。
ま、ホントに親切心だけで言ってくれたのかもしれないけど、「今夜予定がなかったらこれからふたりで夜の街に出かけようよ。僕が案内するから…ネェ、いいでしょう?」みたいな。
翌日、このことをMarshallの連中に話したら「シゲ、お前、それで行ったのか?」って…行くワケねーだろ!
「よかったナ、行かなくて」…だって。
だから行かないってば!でも行っていたらどうなってたんだろう?…夜のブレッチリ―…コワイ。

320_2駅から工場までは歩いて15分ぐらい。
大きな荷物さえなければ平気で歩いて行かれちゃう。
他にも「Fenny Stratford」という駅があって工場への距離はそこからの方が短い。でも、そちらは支線の駅だから使い物にはならないのね。

330_2コレがBletchleyの繁華街。いわゆるHigh Street。
「High Street」というのはイギリスでは大抵どこの街にもあって、一番賑やかな商店街を指すことが多い。
あ、一応「街」と「町」を使い分けています。変換ブレではありません。

340メッチャにぎやか…ウソこけ!

350_2すさまじいまでの「斜陽感」!浅草なんか比じゃない。
年寄りがやたらと多い。

360vどうだろう100mチョットも歩けば通りを突き抜けちゃう。
でもね、このノンビリムードは日本の田舎のさびれた町ともチョット違っていて、なかなかに味わい深い。
もの音ひとつしないんだから!時間の経過が違う感じがするのはツーリストの性か?
電車でちょうど一時間のこの町は完全にロンドンのベッド・タウンになっている。

370_2唯一にぎわっていたのはこの肉屋。
実はコレのハス向かいにももう一軒肉屋があるんだけど、そっちはガラガラだった。
それがどうにも謎で地元の人に尋ねてみた。
理由は簡単。
「売っている商品が違う」のだそうだ。
つまり、こっちのお店は安い商品をたくさん取り扱っているというワケ。「安い商品」といっても単純に値段が安いということではない。
鶏の足とか、ナンカの内蔵とか、「安い部位」を売っているのだそうだ。当然お客さんの層もご想像の通りとなる。
だから「それなりの階層にいる」と考えている人は絶対にこの肉屋には行かないそうだ。
こういう話しを聞くと、いまだに根強いイギリスの階級社会を見たような気がするね。

380_2メインの通りからチョット離れるとこんな感じ。

390_2さ、さびしい…。

400_2コレは「Voong's」というベトナム人が経営している中華料理屋。そんなんだから、味は我々が知っている中華料理とまったく異なる。
エ、「ベトナム料理はウマいハズ」だって?おいしいよねベトナムの料理。でもココは中華料理屋なのね。
だから変な化学反応が起こっちゃって…。
でも、一体何回行ったことか…。13年前に生まれて初めて工場に行った時の最初のランチもここだった。
というのは、この店はJimの大のお気に入りでね。
特にココの甘いスペアリブが大好物だった。そもそも中華料理店でスペアリブっておかしいじゃんね?

410_2コレは2006年にこのお店で撮った写真。アメリカのNickとRyanと…。
ア~、ニック汚ネェ!口から何か出してる!彼はいつもこんなです。すべての写真を犠牲にして笑いと取ろうとしてする姿は立派だ。

M_rimg0427 それでも緑が多くて気持ちがいい。ハラ減った…。

415vまさか中華料理には行くまい…と無難にホットドッグ。
世界中どこへ行っても、ナンガカンダ言ってこういうものが一番ウマい。
ドイツの若いお兄ちゃんがやってた。

420_2ドッグと飲み物で£3.70。今なら800円弱。高い?それとも安い?ウマいことはウマい。
5、6年前なら500円もしなかったのよ。
アノさ~、いつも思うんだけど、頼むからパンを焼いてくれってば!
ナゼかは知らないけど、向こうの人ってトースト以外はパンを焼かないんだよね。何でなんだろう?
♪もしかしてだけど、焼くとウマくなることを知らないんじゃないの?
それとも宗教上の理由か?
イギリスのソーセージはかなり危険だけど、コレはドイツのソーセージ。おいしかった~!

M_img_1937 ブラリブラリと歩きながらホテルへ帰る。コレがまた楽し。

440_2コレは工場の真ん前にある小さなラウンドアバウト。
家内が撮った写真。私だったら絶対撮っていなかった。後ろの青い建物はIKEA。
このラウンドアバウト、気が付かなかったけど「Centurion Roundabout(センチュリオン・ラウンドアバウト)」なんて名前が付いていたんだね。
「Centurion」というのは「ローマの小隊長」という意味。
この道も2000年ぐらい前にはローマ人が通ったんだろうな~。
西暦43年にローマ人がイギリスに入り込み400年もの間、この国を統治していたっていうんだから。

450_2こんなものをMarshallの工場から少し離れたところで発見。
一里塚、Milestoneだね。
「Londonから45マイル、Stony Stratfordまであと6マイル」
ロンドンから72km…ま、そんな感じでしょ。
Stony StradfordというのはMilton Keynesの北西に位置する人口8,000人ほどの小さな町だ。
で、さて、この「ロンドンから45マイル」というのはロンドンのどこから測って45マイルなのか?
ニューヨークならCentral Parkの端っこ、Columbus Circleが起点。
東京なら日本橋の真ん中だ。

460v答えはコレ。
アタシじゃないよ。写真がコレしかなかったの。
ココはTrafalgar Square(トラファルガー広場)のCharring Cross(チヤリング・クロス)。目の前には、1805年、トラファルガーの海戦でフランス&スペインの連合艦隊を破ったネルソン提督の像、そしてその向こう側はNational Galleryというロケーションだ。
この写真の私の向かって右後ろに赤い線で囲ってある像があるでしょう?馬にまたがってるオジちゃん。
この像はイングランド、スコットランド並びにアイルランドの王、Charles I(チャールズ1世:在位1625~1649年)。
ココが起点なんだって。
このチャールズ1世のところから、「ロンドンから●●マイル」と数えるのだそうです。
だからココがロンドンの日本橋なのだ。ああ、「そばよし」の立ち食いソバが恋しい…。
でもこの家内が撮ってくれた写真、何となくミカバンドのロンドンのライブ盤のジャケみたいで気に入ってる。

470vで、ロンドンからはるばる72km離れた場所に来ているというワケなのでした。

480vホテルのとなりの巨大なスーパー。
TESCO、ASDA、Sainsbury'sがスーパー三強だが、いつも熾烈な競争が展開していることは以前にも書いた

490ホテルにはサッカー場がくっついていて…イヤ反対か?…廊下や部屋からピッチが見下ろせるようになっている。
コレ見てると一日中スプリンクラーで水をまいているんだよね。芝生の管理って大変なのね。

500Milton Keynesのフランチャイズ・チームはMK DONS。「DONS」の「DON」は「Wimbledon」の「don」。
昔はMarshallもスポンサーをやっていた。

M_img_0360

M_img_0361チャンスがあれば一回ぐらい試合を見ておけばヨカッタな…。

M_img_0365…ということで今回もとてもいい旅でした。

510おわり。
また次回をお楽しみに。

※後日Shige Blogで『イギリス紀行』を編む予定です。お好きな方は是非ご期待ください!

2015年6月25日 (木)

Marshallだより 2015 <前編>

先月、一年チョットぶりぐらいにMarshallに行ってきた。
最近の工場のようすを二本立てでお届けする。
<後編>はほとんど周辺の「エリアガイド」なんだから!

10一年チョットぐらいでは場内の様子がそう変わることもないだろう。
ところが、今回はコチラ側がいつもと大きく変わっていた。
私はかれこれ30回は工場を訪れているだろうか…今回は初めて家内を帯同したのだ。
もちろん家内はMarshallはおろか、イギリスに来るのも初めてだった。

15誰が呼んだか「Marshall Widow」…。
憧れの地(?)への初めての訪問とあって家内はとても感慨深そうにしていた。
それだけに慣れっこになっている私だったら絶対にシャッターを切らないようなモノにも興味津々。
色んなところを写真に収めていた。
私ならこんなところ絶対に撮らないもんね。工場の横っちょ。
でも、面倒がらずに何でも撮っておくべきですな、写真というものは。こういうどうでもいいところは記憶になくなっていて、後で写真で見るととても新鮮に映る。
…ということで、今回のレポートは家内が撮った写真満載でお送りさせて頂く。ちなみに普通のコンパクトカメラによる撮影だ。

16工場の前の道路、Denbigh Roadから望む正面玄関。
コレは変わらない。

20正面の回転扉の向かって右側に飾ってあるJimとユニオン・ジャック仕様のJVMのフル・スタック。Jimとユニオン・ジャックは、Marshallとは切っても切ることができない2大イメージだ。
NATALのキットにある「50 YEARS」はMarshallの50周年ではない。
NATALの創業は1965年。
つまり、今年はちょうど50周年の年に当たるのだ。
え、Marshallに比べて地味な「50周年だな」だって?
いいの、いいの、昨日レポートしたDOWNLOARDもそうだけど、いつもMarshall Blogに掲載しているように絶賛活動範囲拡大中だから!

30中に入る。
「Reception」と呼んでいる玄関ホール。私も初めてここに来た時は大いに感動したよ。

50この場所には昔、なが~い間JCM900のフル・スタックが2セット飾ってあった。

60v今はPrincess Royal、すわちAnne Elizabeth Alice Louise、つまりHer Royal Highness、わかりやすく言えばアン王女が2012年12月にご来場した際に除幕したJVMのフル・スタックが備え付けられている。
アン王女は今のエリザベス女王、エリザベス2世の長女ね。
このお方、乗馬が得意で、イギリスの代表として1976年のモントリオール・オリンピックに出場しているのだそうだ。

このあたりのことはコチラでレポートしたので未読の方はゼヒご覧頂きたい⇒【英王室アルバム】Her Royal Highnessがお見えになりました!

70タマには自分も一枚。
アタシャ仕事柄、年間10万回近くカメラのシャッターを切っているけど、驚くほど自分の写真がないんよ。特にMarshallの工場で撮った写真がない。
…というんで、いい機会だったので家内に撮ってもらっておいた。
へへへ、またマーブロ出ちゃった!
初めての方、コイツがMarshall Blog書いてるオッサンです。いつも勝手なこと書いてスミマセン!

80レセプションに飾ってあるNATALのドラム・キットとパーカッション。
NATALのカホン、バカ売れなんだって!

90チョーっと、これメッチャかっこよくね?
Marshallのシンボル・カラーのゴールドとブラック。
フロント・ヘッドにExtended Chequeのフレット・クロスが施してある。

100シェルはElephant Grainのカバリング!もう完全にMarshall!大二さんなんかヨロコビそうだ。
実にいいアイデア!

110ちなみにさっき外に向けて飾ってあったホワイトのキットのシェルは、白いLevantのカバリングで出来ている。

115正面の階段の向かって左側にはEDENがディスプレイされている。

120Jimや会社の業績を示す宝物棚。
ココは結構仲のアイテムが入れ替わる。

130こちらはよくMarshallロゴのついたアクセサリーが飾られていたが、今はMarshallが「Lifestyle」と呼んでいるヘッドホンやMP3機器が飾られている。
あ、本やMS-2も入ってるね。

140vまずはボスご夫妻にご挨拶…。
かつてJimの執務室だった、現在はメインの応接間として使用している部屋に入ると、アララ、うれしいことに!
テーブルの上に置いてあるじゃんよ!
真ん中、真ん中!
200
例のマー本
「Shigeが来るっていうんで咄嗟にテーブルの上に出しといたんじゃないの~?!」とボスに訊くと、「イヤイヤ、とても大事にしていて、アソコに置いておいて、いつでも来客が見れるようにしているんだよ」…とのこと。
うれしいです!
皆さん、チャンとあのページ見てくれてるかな?
210v
正面二階のミュージアム。

150パッとみたところでは変わっている雰囲気はない。

160オ!こんな風にしたんだ!いいじゃない。

170v反射して良く見えないけど、上のガラスケースの中には例の「#1」が飾られている。コレは前回通り。
注目して欲しいのはその下の黒いプラーク。

180vこれはコチラでレポートしたロンドンの西、HanwellのMarshall発祥の地にあるプラークのレプリカだ。実は今回コレの実物の写真を撮りにUxbridge Road(アクスブリッジ)に行きたかったのだが、どうにも時間が足りなくて断念した。
社長夫人のEllieの話しによれば、実物のプラークは結構高いところに取り付けてあって見にくいので、こちらの方がゼンゼンよろしいとのこと。
ちなみに、かなり脱線するけど、『Monty Python's Flying Circus』に道路を登山するコントがあったでしょ?
マーブロ愛読者ならご存知の方も多いのでは?と思うのだが、あの道路って実はUxbridge Roadなんだよね。コレ発見した時はメッチャうれしかった…いくつになってもこんなことやってます。
で、今は別のことに夢中になってるんだ~。<後編>でチョットだけ触れます。

このプラーク、そばで見ると案外デカくて重厚な雰囲気。ナンカ蒸気機関車に取り付けられていそうな…。
そういえば1959あたりは存在が何となく蒸気機関車みたいだもんね。

190コレはウチにあるレプリカ。ちっちぇ~!バッジになってるの。

195さっそく家内に工場を見せようとしたら、仲良しのGaryから「シッギ~(シゲのこと。彼らは「ゲ」という音を持っていない)」の呼び声。
レセプションへ降りると可愛い女の子がニコニコしながら私を迎えてくれるでないの!

M_img_1798 彼女はConnie。Garyの下のお嬢ちゃん。
チョット今、ビスケットに夢中になっちゃってるけど…。

230コレは50周年記念コンサートの時だから2012年の9月に撮ったもの。
「人ン家の子は育つのが早い」っていうけど、2年と8か月でこんなに立派なレディになっちゃった!
キャーイーな~。赤ちゃん大好き!

M_img_8097ConnieちゃんをダッコしているのがパパのGary。
かのZakkも赤ちゃんにはデレデレだ!
左はMarshall Blogの『Nick's Photo Gallery』でおなじみのNick Bowcott。

M_img_8100事務所のスタッフに家内を紹介した後、彼女にとって初の工場見学に出発!
ココがかなり家内制手工業ってことにきっと驚くぞ~。

240エレクトロニクス系のセクション。
パーツの供給機とかソルダー・バスとかの設備はなんら変わりがない。

245この写真の右側はコンデンサーやトランスのような大きなパーツを取り付ける部門だったが引っ越しをしたようだ。

250コレは昔から変わらないナァ。
飲み物だけじゃなくて、Marsバーのようなお菓子まで販売していることに家内はビックリしてた。見てると買っていく工員が結構いるよ。

260木材パーツを切り出すための工場で最も大きな機械もそのまま。

270キャビネットの強度を発揮する自慢のコム・ジョイントもちゃんとやってる…当たり前か。

280やはりカバリングの工程はファクトリー・ツアーの見どころのひとつ。

290金曜日なので少しスタッフも少な目だ。

3002555Xの生産も盛ん。
やはり二回目の世界的なヒットになることは間違いないようだ。

310キャビネットのコーナーにRを付ける工程。おなじみのオジちゃんたちが鮮やかな手つきで作業をこなしていく。

315今から10年チョット前、ここにはHandwiredの基板をつくる部隊があった。
Marshall社では70年代の初頭までポイント・トゥ・ポイントで基板を製作していたが、その後プリント基板に移行。
当然、手作りで基板を作る技術者が必要とされなくなった。
それから時代が下り、2004年にHandwiredシリーズの発売をアナウンスすると、それは想像をはるかに上回るヒットとなった。
そこまではよかったのだが、Marshallは、はたと困ってしまった。
ポイント・トゥ・ポイントで基板を製作できる技術者が足りないのだ。
そこでMarshallは、当時から工場に在籍している数少ない経験者に先生になってもらい、若い男女に古式ゆかしい基板の製造方法を仕込む作戦に打って出た。
キャシーという女性をリーダーに、若い男女が…そうだナァ30人近くはいたかナァ…はんだゴテを手に、黙々とシャシに顔を突っ込んで作業をしている姿はなかなかのものだった。
キャシーにも色々教わって、ずいぶんよくしてもらったっけナァ。

316前と変わったナァ…と感じるのは場内のデコレーション。

320こんなスナップ・ショットを貼りつけてみたり…

330商品に関するポスターを張ってみたり…

340v展示会で使用したディスプレイを並べたりしている。

350以前からやっていたことではあるが、その数が増えたような気がする。

360こんなにジミヘンがいる職場は他にそうないだろう。

380

380vコレは何かのパロディなのかナァ?
 ベース:低音を強調する設計になっとります。
 ドラムス:打たれるように設計されています。
 Marshall:11まで行っちゃいます。
ナゼかMarshallだけロゴ・サイン。「11」はもちろん『This Is Spinal Tap』から。スキだナァ。
ってんで、以前書いた『Spinal Tap』関連のマーブロの記事を探したんだけど、アレ消されちゃってるんだネェ。
またいつか書かせてね!

370

これは飾りではござらん。
重いものを持つ時のマジなマニュアルね。

390最終工程のライン。ここもそう変わらない。

400出荷を待つ完成品の倉庫。

410NATALもいっぱい!コレはカホンかな?

420パレットに積まれた荷物をラッピングする装置。下の丸い台がゆっくり回ってラップが巻かれていく。

4302555Xもジャンジャン作ってるよ~!

440日本では夏には発売になる感じ?

450カスタム・ショップのオリジナル・デザインは工場に行くたびにいつも楽しみにしているんだけど、今回あんまり目立ったものはなかった感じ。
その中で目に留まったのはコレ。
「HELP for HEROES(H4H)」というのは、2007年に設立された傷痍軍人のためのチャリティ団体。
2010年にはトゥイッケナムで慈善コンサートが開かれ、Roger Daltrey、Tom Jones、Robbie Williamsらが出演した。

460<前編>はこんなところかな…。

470つづく

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square ★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

2015年6月24日 (水)

Joel Mananの DOWNLOAD FESTIVAL 2015 レポート!

今年も何となく天気がおかしいですな。暑いような暑くないような…。梅雨のような梅雨でないような…。
それにしても、いったん雨が降り出すとなんだってあんなに降るかね~?いつからだ?盛大な雷に竜巻…昔はこんなことは滅多になかったんだけどね。
異常気象はわかっているけど、コレじゃ赤道直下に住んでいるみたいだ(実際にすんだことはまったくありません)。PANTAさんじゃないつーの!

それでもやってくる夏のフェスティバル・シーズン。
オジちゃんはかなり苦手だけど、若い人たちには夏の到来が待ち遠しくてタマらんのだろうね。若いってのは素晴らしい。

さて、去年の今頃も説明したけど、現在のイギリスにおけるロック・フェスティバルには2強が君臨していることはご存知の通り。
ひとつはイングランド中部、レスターシャ―にあるドニントン・パークにて毎年開催されるDownload Festival。
もうひとつはMarshallの工場から30kmほど南東に位置するネブワースでこれまた毎年7月のはじめに開催されるSonisphereだ。
ところがこのSonisphere、今年は開催されないんだって!
理由を調べてみたら、ナント!いい出演者が確保できなかったから。徹底してますナァ。
どこかのフェスとカチ合っちゃったのかしらん?

で、Downloadの方は無事、去る6月12~14日の3日間にわたって開催された。
今年もMarshallのアーティスト担当のJoel Mananが現地で撮った写真を送ってくれたので紹介する。
ちなみに、3日間のヘッドライナーは順に、Slipknot、MUSE、KISSだったそうだ。Dl_logo Marshallの本拠地、ミルトン・キーンズ出身のバンド、Heart Of A Cowardはメイン・ステージ中日のオープニング・アクトとして登場。
ギターのCarlとTimはMarshallを、ベースのVishalはEDENを、そしてドラムのChrisはNATALを使っている。当然だな、Milton Keynesなんだから。いいバンドだ。
そして、バンド名がいいね…「臆病者の心」…オレのことわかってくれているのかい?

10_3Mallory Knoxは2013年デビューのケンブリッジのバンド。デビュー・アルバムの『Signals』はUKヒット・チャートの33位をマークした。
このバンドも優秀。
だって、ギターのJoeとJamesはJCM900と1987X、それにBluesbreakerを使用。そして1960Bを18台ステージに積み上げた。
それだけじゃぁない。
ベースのSamはEDEN、そらむのDaveはNATALだ。
Joel~、やるじゃないか、キミ~!

20シカゴから参加のRise Against。
ギタリストのふたり、TimとZachはJCM600 4100と1960BVを使用。

30_21960BのBaucket Weaveにカッコいいバンド・ロゴを施しているのはレディング出身のSylosis(サイロシス)。
世界中を』ツアーして回っている。Sylosisの出番は12日の初日だった。

40MUSEのMatt BellamyのMarshallが見える。
Mattの今のセット・アップは1959SLPと1960AHW&1960BHWだ。

50場面は変わってMarshallが「Cabin」と呼んでいる試奏小屋。
なんかスッカリ入り込んじゃっているのは、ブライトンのバンド、GNARWOLVES。
GNARWOLVESの出番も初日。

60このトラックに乗っていそうなオジちゃんはBilly Morrison。Billy Idolのバンドのギタリストだ。
ちなみにBilly Idolは20年以来Marshallを愛用している。今はJCM2000 DSL100を使っている。

70_2フロリダのバンド、A DAY TO REMEMBERのギタリスト、Kevin Skaff。
Jubileeを試奏。メッチャ気に入ったそうだ。

80v_2コレがKevinが実際に使用している機材。1959SLPだ。

Dl_a_day2

Rise Againstのギター、Zach Blair。やはりJubileeが滅法気に入ったそう。

902010年にデビューした大人気のアメリカのバンド、Black Veil Brideのギタリスト、Jake Pitts。
エラく感じのよさそうな人だニャ~。
Black Veil Bridesは2日目のセカンド・ステージ(ENCORE STAGE)の準ヘッドライナーを務めた(ヘッドライナーはMARILYN MASON)。

100_2LAのWe Are HarlotからJeff George。Jeffのバンドは最終日に登場した。ステージではJVMを使用している。

110_4Johnny ChowはCAVALERA CONSPIRACYのベーシスト。EDENのエンドーサーだ。
CAVALERA CONSPIRACYはブラジル音楽界で最大級の世界的成功を収めたメタルバンドSepulturaの中心メンバーであったMaxとIgorのCavalera兄弟が、立ち上げたサイド・プロジェクト。
最終日のメイン・ステージに登場した。EDENの新しいフラッグ・シップ・モデル、World Tour Pro 900を指さしてゴキゲン。

120アメリカのバンド、Every Time I DieのAndy Williams。「アンディ・ウィリアムス?」…どっかで聞いた名前だな。今の若い人は知らないだろうけど。
それにしても最近のバンドの名前はスゴイね。文章っぽくて。Bring Me The Horizenとかサ。
ことわざシリーズなんての出て来るんじゃない?
Seeing Is BelievingとかKilling Two Birds With One StoneとかNo Use Crying Over Spilt Milkとか…長ゲエ。

130_2オイオイオイオイオイ、そこのグラサンのアンちゃん!Astoria2をどこへ持って行こうってんだい?!いくら気に入ったからってソイツぁイケねぇ!
でも気持ちはよ~くわかるぜ!Astoria最高だもんね。
初日のメインステージの準ヘッドライナーを務めたFIVE FINGER DEATH PUNCHのJohn Hook。
わかるよ、ウン。

135vヒップホップ界からはIce T。Marshallヘッドフォンを試しているところ。

136vコレはひと目でわかるね。
右下の影はJoelだな?

140_2最終日のメイン・ステージに上がったSLASH。

150v_2今回は2555XとJCM800 2203がお供をしたそうだ。

155あ~あ、また暑くなってイヤだナァ…。

160_2(敬称略 2015年6月12~14日 イギリスDonington Parkにて撮影 ※すべての写真はMarshall社のアーティスト担当、Joel Mananによるものです。All pictures were taken by Joel Manan of Marshall Amplification plc.  Thanks for the lovely photos, Joel!)

2015年6月23日 (火)

ミオヤマザキ~0428 二人の記念日 待ち合わせ場所は渋谷でしょ?

今日登場するバンドはMarshall Blog初お目見えの「ミオヤマザキ」。
女の子の名前みたいだけど、コレがバンド名。Alice Cooperみたいなネーミング?

2013年に東京で結成され、自作曲をテーマに制作されたプロモーション・アプリ「マヂヤミ彼女」ってのがApp Storeのランキングで1位を記録し、累計ダウンロード数が200万を突破したそうだ…と言われてもオジちゃんにはピンとこないのが正直なところ。
ホンじゃ「Seeing is believing」ってんでワンマン・コンサートに行って来た。

10下は昨年のクリスマスにメジャー・レーベルからリリースしたシングル。
不倫をテーマにしたかなりキツイ曲。
聴いてみるとコレがハッキリ言っておもしろい。
私が若い頃にはこんな曲、もちろん演ってるバンドなんかいなかったし、そもそも「不倫」なんて言葉すらなかった。
サウンドは今風のものだが、ハード・ロック魂が根底に流れるマニッシュなものだ。
私がいつも言っている「伝統的なロックのカッコよさを今の若者の感性で料理する」的なひとつの姿を見たような気がした。

20cd…なワケはなくて、実際のステージを紹介しよう。
会場は渋谷のWWW。
満員。
若い人ばっかり!
当日は日本テレビの取材も入る注目度の高さ!

30メンバーは4人。
ボーカルのmio。
ギターはtaka。JVM410Hと1960Aを使用。またベースのShunkichiはEDENのWT800とD410XSTだ。

220v_3
何しろ圧倒的にパワフルなステージ!
160
冒頭に紹介したシングルのタイトルになっている「民法第709条」は「不倫故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」という内容だが、曲の中では正妻と旦那の不倫相手とのバトルが発生している。
210v_2
要するにシアトリカルなのだ。
Paul McCartneyなんかはストーリー性のある歌をよく作ったりするが、日本のロックはまったくダメ。フォークはかなり物語系の歌が多いけどね。
そこへいくとミオヤマザキがやっていることは「がんばれ」、「負けるな」、「ありがとう」全盛の日本の大ロック界の中にあってはかなり異質。
ものすごくいいことだと思う。

110_3…などということは関係なしに破天荒に盛り上がる客席!
これからも独自の世界を守り通して欲しい4人組だ!
290

ミオヤマザキの詳しい情報はコチラ⇒ミオヤマザキOfficial Website 

260_3 (一部敬称略 2015年4月28日 渋谷WWWにて撮影)

【大野祥之の還暦を祝う!】 ROCK AGAIN JAPAN <後編>~ DESTROSE & Mary's Blood

<お詫び>
本稿、機械のトラブルによりオリジナル・データが消滅してしまいました。
読者の皆様ならびにご登場のアーティストの方々にはご迷惑をおかけしますが、内容を変更して再掲しましたことご承知おきくださいませ。

後半の出番はおなじみDESTROSE。

10_2成美

20vmiho

30vRISA☆RISA
60v_2
Miki

40v_2里彩に替わってマイクを握ったIBUKI。

50v_2この日もいつも通りの堂々たるヘヴィなパフォーマンス!

90v_3ところがDESTROSEは7月に予定されているライブ3本で活動を停止してしますという。

100ガール・メタル・バンドをけん引する存在だっただけに残念だ。そして寂しくなる。

105DESTROSEの詳しい情報はコチラ⇒DESTROSE Official Site

110_2トリはゲストで登場したMary's Blood。

130EYE

140vSAKI

150vRIO

160vMARI

170vサポート・ギターの社。

180v_2SAKIちゃんのMarshallはTattooのJVM。

190v_2人気タトゥーアーティスト、Emily Woodの作品。自分の作品が思いもよらないところにディスプレイされるのがとてもうれしいというEmily。
このMarshallの企画も大変よろこんだそうである。

200vそんなアーティストの作品がSAKIちゃんのようなギタリストの手中に収まったのには何か運命的なものを感じはしまいか?

2104人+1人が一丸となって繰り出す爆音、轟音!Mary's Bloodの真骨頂だ!

220v_2

230v

240

250v_2

260vMary7s Bloodを初めて見たのは昨年(2014年)のお正月。

265vアレから前進に前進を重ね、今やガール・メタル・バンドの重鎮となった。

270この日も短い時間の中で存分にそのヘヴィネスを味わわせてくれた。

280v

8月23日に開催される『NAONのYAON 2015~SUMMER~』への出演が決定しているMary's Blood。
それも大いに楽しみだ!

290_2Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

300v最後にはこの日の主役、大野祥之が登場してご挨拶。

310vサプライズのバースデイケーキ!

3201本10歳分のローソク、6本を一気に吹き消した!

325これからもロックの語り部として舌鋒鋭い論評を期待しています!
おめでとうございます!

3301965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

Natal_logo_square_2

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2014年4月13日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2015年6月22日 (月)

曾我泰久ソロ活動25周年ライブ

25年。
5年を5回、10年を2.5回、50年の半分…長いよ~。1/4世紀だからね。
ヤッチンがソロ活動を始めて25周年を迎え、記念コンサートを開催した。

25年間、ずっと自分の音楽世界を作って来た。
最近は「音楽生活25周年」とか「デビュー30周年」といった記念事業をよく見かけるが、とてもめでたいことで、生き馬の目を抜くような業界にあって、「スキじゃなきゃできない」…なんて生やさしいことじゃ済まされない偉業だ。

私もほぼ25年サラリーマンをやった。
みんなやっていることだけど、「サラリーマン」という仕事自体にも向き不向きがあって、職人の家系で親戚にサラリーマンがいない私なんかには結構ツラかったナァ。
業務自体には燃えちゃうんだけど、サラリーマンの仕事はそれ以外にも色々あるからネェ。そっちがすごく苦手だった。
世の中にはやたらと「サラリーマン」が得意なヤツがいるんだよネェ。そういうヤツがうらやましいと思ったこともあったっけ。

…ということで25年、すなわち四半世紀の重みがよ~くわかっている…つもり。
そんな気持ちでヤッチンのソロ活動25周年ライブにお邪魔させていただいた。

10_2芸能生活41周年、ソロ活動25周年の曾我泰久。

20v今回のコンサートはソロ活動25年間の集大成ライヴとして、ファンからリクエストを募り上位25曲を演奏するという企画。

30順位に沿って並べるワケではなく、ヤッチンのアレンジにより順不同でセットリストが組まれた。
ま、「第1位」ぐらいは最後に取っておくでしょうけど…。
MCで言っていたけど、セット・リスト作るのが大変だったそうだ。

40ヤッチンのギターの音色を届けるのは今日もMarshall。

50vヘッドはJVM410H。キャビネットは1960A。

60v今日のオープニングは「Just summer for you」。人気投票では15位の曲。

ところで、今回のヤッチンはバンド・メンバーを一新してのステージだ。

70ベースに宮野和也
宮野さんはDEENや関雅樹グループでMarshall Blogに何度かご登場頂いている売れっ子ベーシスト。

80vキーボードは大坪正
大坪さんはTHE GOOD-BYEのステージでもおなじみ。

90vサックスは鍬田修一

100vドラムに畑中誇太朗という面々。

110vファンキーさんや和佐田さん、ヒロアキくんといった個性が強いメンバーとはまた違ったよさで、ヤッチン・ミュージックを練り上げていた。

120続けて「Carry on」、「up beat」、「Round & Around」。

130「え、もう演っちゃうの?」と思ってしまう「up beat」は人気投票第3位。

140「Jを飛び出して自分ひとりの力でどこまでできるか試してみたい!」と思ったのが25年前。
滑り出しから絶好調!
「みんなも25年前より若いんじゃないの?!」…はヤッチンのリップ・サービス?イヤイヤ、何でも好きなことをしている時は若返るもんです。
私がMarshall Blog書いている時なんてアータ…アレレ、ただの音楽バカのジジイのままだ!いつかファンキーさんも驚いていたけど、ナンダカンダ言ってヤッチンが一番若いわ。コレで自分と同じ学年だからね~。

150v8位の「どれ位…」、17位タイの「向日葵」。

155「Every single day」は16位。次いで「僕の月面計画」。「月面」は24位のブービー。ゴルフ・コンペだったら豪華賞品だよ。
もっと上だと思ってたんだけどナァ。

210
2大バラード・コーナー。同着5位だった「君の歌」と「優しく強く」。双方、作詞が野村さんで作曲がヤッチン。

190v

エレクトリックとアコースティックを持ち替え、あるいはハンド・マイクで歌った中盤のクライマックス・ゾーン。
「お気楽に行こう!」は真ん中あたりの12位。

180v

アコギで「Go Ahead Again!」。コレ、21位なんだって。意外…。

160v
「The Swinhing In The Rain」。先月イギリスに行ったんだけど、ビックリするほどのいい天気!ほとんど雨が降らなかった。
雨が降ったら傘をささない現地の人を見てヤッチンを思い出そうとしたのに!

M_s41a8878 「一期一会」、「~15才~」、「Dear Friend」…と6曲を続けて演奏した。

170v

ここでゲストコーナー。
真琴つばさがステージ上がった。
ま~、ホント、背が高くて、頭が小さくて、手足が長くて…ソバへ行ったら多分自分の胸元ぐらいまで足があるな、真琴さん。
真琴さんが作詞した「ふたり」を熱唱。
大人の事情で写真なし、ゴメンね、ゴメンね~。

102これでコンサートは終盤に差しかかる。

200「Never Say Good-Bye」は第4位の人気曲。
そして、続く「One More Kiss You!」はギリギリ入賞の25位。こうなると26番目になってしまって演奏されなかった曲がかわいそうだね。それを言ったらキリがないけど…。

230そして、最後のセクション。
ヤッチンのコンサートではおなじみの曲が連なる。やはりそれなりのポジションを獲得した曲たちだ。
例えば「愛を育てよう」は第10位。

235v20位の「流されて」、9位となった「Please Believe Me」…

240そして本編の最後は栄えある第1位の「Stand Alone」で締めくくった。

Img_6074 そして、アンコール。
まずは真琴さんを呼び込んで「Your Lies」。
260v
ヤッチンのダイエットを成功してのプレゼント・コーナー。
ヤッチンがダイエットなんてする必要ゼンゼン思うんだけどね…。
後ろを向いてトス!

270まだ続く人気投票結果発表!
「melodies for you」、コレは第2位。そして19位の「45rpm」。
250
最後は「YES!YES!!YES!!!」。

S41a8979 お約束のタオル・トスもキマった!

280全28曲の熱演!

285「昔はどこへ行っても最年少、今はどこへ行っても最年長」なんて言ってたけどコレほんと。
最近の若いバンドになると、ミュージシャンはウチの子より年下だし、そうなりゃ我々はミュージシャンのご両親より年上だ。
「好きな音楽をずっとやり続けていきたい!」とヤッチン。
そう、私はヤッチンみたいに音楽をクリエイトすることはできないけど、音楽に寄り添っていきたいと思った。
改めてそんな気持ちにさせてくれるコンサートだった。

290v…とこれだけじゃ収まらず、もう1曲!

300サックスの鍬田さんとのカラミがエキサイティング!いつもはヒロアキくんや和佐田さんが担当しているシーンだ。サックスもまたよき哉!

310曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com

320v30周年も40周年も50周年もMarshallがお供しますから、ね、ヤッチン!

330v(一部敬称略 2015年4月19日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2015年6月19日 (金)

THE DAY OF THE JAPANESE ROCK~6月28日は『日本のロック』の日!

今日の記事はコンサートの告知。
もううれしくてウキウキしちゃうコンサートだ。
『日本のロック』にドップリ浸かってしまおうという企画。

そう、「日本のロック」である。
イギリス人に「UK Rockといっても通じない。「ハァン?」と言われてしまうのが関の山だ。
イギリス人が自分たちのロックを「British Rock」と呼ぶように、この場合、我々も「ジャパニーズ・ロック」などと言わず「日本のロック」という日本語を使いたい。「日本のロック」なのだから…。

ああ、「日本のロック」!
J-POPやら最近のロックのフリをしているつもりの童謡とは似ても似つかない「悪」の芳香漂う不良の音楽!(飽くまでもイメージです)
いつかも書いたように私は洋楽至上主義で、「日本のロック」に親しみ出したのは70年代の後半、高校1年ぐらいの頃だった。
その頃、ロック、とりわけ「日本のロック」はまだ大人のための音楽で、私にはものすごく危険なイメージがあった。当時、ライブハウスに通う高校生なんてほとんどいなかったからね。
その「危険」というイメージは、パンク・ロックに見られるような「暴力」か「破壊」とかいう物理的なものではなく、「まだ見てはいけない大人の世界」を覗いてしまうような精神的な危険だ。
「日本のロック」にはそんな思い出がいつもつきまっとている。
だから「がんばれ」だの「ごめんね」だの「ありがとう」だのと歌っている最近のバンドさんが演っている音楽が「童謡」に聴こえてしまうのだ。

さて、今日ご案内するのは『伝説のロッカーたちの祭典』というコンサート。
出演は、
★外道
★頭脳警察
★めんたんぴん
★三文役者
★THE 卍
…という面々。
まさに「大人のFUJI ROCK」、あるいは「ジジイのサマソニ」!いいんだよそれで。
今時、こんなコンサートが開催されることにまずはオドロキ…そしてヨロコビ!

まずは、大人のみなさん、6月28日、新宿スペース・ゼロにお集まりください。
この会場は2000年にJim Marshallを迎えて『マーシャル祭り』を開催したゆかりの地。
もし、大人の皆さんにお年頃のお子さんがいらっしゃれば是非連れて来て頂きたい。
日本人が演る「ロック」の本当のカッコよさを教えてあげる絶好のチャンスになると思う…「大きなお世話!」と言われちゃうかも知れないけど。
もちろん、この記事を読んで興味を持ってくれた若者諸君!待っているぞよ!

M_densetsu2 さてさて、とにかくどの出演者も実に楽しみだよね。
先日ROLLYさんにお会いした時に「なんでTHE 卍が『伝説』なんですかネェ?大先輩に混ざって緊張しちゃいますわ~」などとおっしゃっていたが、ROLLYさんももはや伝説!

M_img_0066_2 佐藤研二さん、ロジャー高橋さんとともに伝説の1ページを彩ってくれるに違いない。
(※写真は先日レポートしたROLLYさんが参加しているOrquesta Libreのもの。THE 卍のステージではありません)

M_s41a6697_2 つけめん全盛の今、「めんたんぴん」などと書けば若い人たちには「麺単品」などと勘違いされそうだが、決して替え玉ではない。本物の日本のロック・バンドだ。(←ココしゃれになってます)
1969年に結成した小松出身の日本のGreatful Dead。
30年ぐらい前、小松にはよく行ったナァ。隣の根上(ねあがり:ゴジラ松井の故郷)というところへ何度も仕事で通った時代があったっけ。

さて、実は私は70年代の活動盛んなりし頃にはめんたんぴんを拝見したことがなかった。
そして今から7年前、オガンちゃんに誘われて、日比谷野音で初めてその姿を目の当たりにした。松浦さんがサポートでギターを弾き、オガンちゃんがベースを担当したのだ。
この時も「木こりの歌」とか「One More Saturday Night」とか、メチャクチャかっこよかった。
その後、中心人物のひとり飛田一男さんが亡くなってしまったのは残念至極だが、まだこうして活動をしてくれているのはうれしい限りだ。
今回も松浦善博さんがサポートで参加するというので楽しみ倍増!
しかし、麻雀ってやってる人見かけなくなったナァ。
(野音で撮った写真を掲載しようとしたのだが、どうしても出て来なかった!残念!!)

そして、三文役者。
出演者中、三文役者ほど「伝説」という単語がシックリくるバンドはいまい。
私が大学の時、2年ほどお世話になっていたということで、半ば公私混同で記事を2編掲載したので、詳しいことはソチラをご参照頂きたい。

三文役者なわたし <前編>
三文役者なわたし <後編>

M_img_0519_2 「伝説」のレパートリーもセット・リストに組み込まれているようだ。
哲さんの絶唱ぶりが楽しみでタマらない!

M_img_0425_2頭脳警察は私のロックのルーツのひとつ。
頭脳警察と三文役者がいなければ日本のロックは一切聴いていなかったかもしれないな~。

M_img_2458_2 もちろんPANTAさんは今でも多方面でバリバリご活躍を続けている。
切れ味鋭いカミソリのような言動は健在だ。

M_img_2442_2 そして、当日は盟友トシさんとの化学反応を存分に見せてくれるだろう。
ふたりが結合した時の元素記号は…「ZK」だ!
(※写真は2010年に撮影したもの)

M_img_1552_2 一昨年、結成40周年を迎え、今年『Rocking THE BLUES』というニュー・アルバムをリリースし、ますます血気盛んな外道!
そのレコ発公演のレポートをMarshall Blogに掲載したことは読者の記憶にも新しいだろう。

M_img_0005関係者からお聞きするところによると、今回秀人さんは大変気合が入っているそうであ~る!
新旧レパートリーを取り混ぜたオールタイム・ベストのセットリストで臨む?
いち時代を作った猛者たちの競演だ。秀人さんの激演ぶりが見ものだ。

M_img_0087_2 以上が出演者の顔触れ。
楽しみなことこの上なし!

★     ★     ★     ★     ★     ★
スゴイ写真がでてきたのでオマケ。
1978年か79年の渋谷屋根裏の楽屋。開演まえのスナップショット。
左から三文役者のちぇり~(大竹亨)、ひとり飛んで顔が半分隠れているのが私、そして哲さん。
一番右がPANATAさん!その左隣は先日の三文役者にもゲスト出演した片山さん。
撮影はSANAさん。
なつかしいな~。憧れのPANTAさんがお見えになってメチャクチャうれしかった。
老後のことなどまったく考える必要のないお気楽な時代だった。

M_sp2さぁ、28日お待ちしております!
え、なんでかって?
微力ながらMarshallはこのコンサートサポートさせてもらっているのだ!
とにかくこんなの滅多にないからお見逃し無きよう!
この顔触れ…次はないかもよ!

Densetsu2(一部敬称略)

2015年6月18日 (木)

祝!BARAKA 500回記念コンサート!

以前からココに何度か書いてきたが、日本という国は世界でも指折りのプログレッシブ・ロック大国だと思って差し支えないだろう。
海外ではプログレッシブ・ロックは「Prog Rock」と呼ばれていて、同名の雑誌こそあれど、故郷のイギリスですら最早聴いている人はそう多くないようだ。
私の仲良しのイギリス人なんかは、「生まれてこの方Genesisなんて一回も聴いたことがない」なんて言ってたし…。
世代やジャンルを超えて支持されているPink Floydはチョット別モノね。別の文化がカラんでる。

で、そこへ行くと日本人はKing CrimsonやらYesやらの超メジャー級を筆頭に、Cantaburyから辺境に至るまで、いまだに分厚いリスナー層を確保している。
今どき、MagmaとかArtiとかがやって来る国なんて世界でもマレなのではなかろうか?
実にいい国民である。
このヨーロッパ趣味に横溢した音楽が好まれるのは、その耽美性とかロマン性とか、はたまたドラマ性とか…きっと日本人の気質に合うのだろう。
やはり同じ島国で生まれた音楽だからだ。

しか~し!
これがイザ演奏する方になると、残念ながらやたらと寂しくなると思いませんかね?
なかなか和製のプログレッシブ・ロック・バンドってのが成立しない。
こんなにプログレ・ファンがいるのに不思議な現象だ。もちろん、プログレッシブ・ロックを標榜して頑張っていらっしゃるバンドもおありだろう。
でも、もっと支持されてもいいと思うワケ。
プログレ・ファンとしては寂しい限り。

そんな日本のプログレ事情の中にあって今日登場するBARAKAは、結成18年。世界をまたにかけてジャパニーズ・プログレッシブ・ロックを奏で続けている。
つい先月もスランス、チェコで演奏してきたばかりだ。そして、今回レポートする4月中旬に開催したコンサートは、ちょうど500回目に当たる記念すべきものであった。


BARAKAのステージ。
上手にはMarshall、下手にはEDEN!
10その使い手はギターのISSEI、高見一生。

20vベースのSHIN、依知川伸一。

30v この記念すべき瞬間に立ち会おうと、会場となった吉祥寺のシルバーエレファントは超満員。
家族連れでオーストラリアからやって来たファンもいた!

イヤ~、それにしても久しぶりのシルバーエレファント。
学生時代に例のバンドで何回か出演させてもらったのは、もう30年以上前の話し。
ナゼかMarshall Blogの取材で来る機会もなく、その時以来初めて訪れた。
懐かしい…というよりもうゼンゼン覚えてなくて…。かなり思い違いをしていた自分にビックリしたわ!

40ISSEIさんのMarshall…

501987Xと1960AX…UNIT15。
70年代のスタンダード!王者やね。あの当時、ハード・ロックのライブでコレを見ないことはほぼなかった。
時代を作ったコンビネーションだ。

60v 足元のようす。

70ギターだけでなく、Marshallも自分の身体の一部としているかのようなプレイがうれしい。

80SHINさんは根っからのEDENプレイヤー。

90WT-800とD410XSTが2台の組み合わせ。

100v ヘッドにはまるで元々プリントされた型番のように誇らしげに「BARAKA」のロゴが入っている。
そう、このヘッドがBARAKAの低域をクリエイトしてきたのだ。

110足元のようす。

120SHINさんがMarshall Blogに登場するのはコレが2回目。以前は書道家としてご登場頂いた。
今回は本職!

130vドラムはMAX、平石正樹。

140v 1曲目は「Jupiter」。

150ミディアム・テンポの幻想的なシーンから…

160vアップ・テンポの複雑な変拍子のパターンへ!

Img_6065 2曲目の「Butterfly」も変拍子が実にスリリング!
隣りにいた家内が即座に「こういうのスキでしょ?」と私に訊いてくる。
「あったりまえじゃ~い!」と答えてもMarshallのヌケヌケのサウンドで声がかき消される!

180v_2 ISSEIさんは実にうまく1987のクリーン・トーンを使う。
そして、ココ一番のエモーショナルなソロでは図太いクランチ・サウンドを炸裂させるのだ!

190v下手ではSHINさんの分厚い重低音!

200v EDENのヌケも天下一品!ステージの上下で盛大にヌケ合戦が展開しているぞ!

2103曲目はナントThe Beatles。
BARAKAはその名もズバリ『THE BARAKA』というThe Beatlesのカバー・アルバムをリリースしているのだ。

225曲は「Norwegian Wood」。
私はこの曲の歌詞の最初の部分がスゴイ好き。「♪I once had a girl or should I say she once had me」…こんな簡単な中学英語でバッチリその世界観を出してしまう。
それに歌ってみると実に単語の連なりが無理なくメロディにからんで気持ちがよい。
ココがThe Beatlesのスゴイところであり、支持を得た理由のひとつだと思ってる。

230vでもBARAKAのノルウェイはインスト。
SHINさんがメロディを奏でる。

240vこのアレンジ、分解度合が高すぎて、途中から聞いたら原曲を当てることはまずできまい。
マァ、原曲を当てる必要なくBARAKAの音楽として楽しめばいい。

255v 続いては「Something」。アレンジはレゲエ。
ん~、Marshallクリーンが美しい!

250v

コレがまた手に汗握るほどの「間」。言葉は悪いが、盛大な「スカスカ感」が緊張を高める。

Img_6146 オリジナル曲に戻って「Sand & Stone」~「Stella Mars」のメドレー。

260「Sand & Stone」はコレ、どうなってんだ?
3連の9/8と4/4が組み合わさってるのかな?

270この手のパターンでメロディがそのまま短三度上昇するのは割と多く用いられる手法。
それが聴き手をハッとさせるのだ。
275v
後半の「Stella Mars」でもメロー気味にギター・ソロがフィーチュアされる。
280v
第一部の最後は10枚目のアルバムに収録されている「19-16」。
300v
コロコロと変わる曲調。
こういうのスキだナァ。
310v
後半の7/4のブギのパートなんてタマらんわ~。

295v実はBARAKAは最初、D_DriveSeijiさんに教えてもらった。
「絶対シゲさん、気に入りますよ!」って。
そして依知川さんをご紹介頂いたのだ。

Img_6117 で、なかなかコンサートにお邪魔するチャンスがなくて依知川さんの書道展の方が先になっちゃった。
そして、今日こうして初めてBARAKAを観たワケ。そしたら、気に入った!
ありがとうSeijiさん。

MCではISSEIさんからMarshallへの大賛辞も頂きましてネェ。私の名前まで出して頂いて…光栄です!

 Img_6144

第二部はアコースティック・セットから。

320「Let Me In」と「Strawberry Wine」には歌も入る。

330v「Let Me In」は4ビートで、中間部に入る「Dig a Pony」っぽいキメが実にクール!

340v 「Strawberry Wine」はボサノヴァ。
400v
アコースティック・ベースに持ち替えても堂に入ったプレイを聴かせてくれるSHINさん。

360v 普段はエレクトリックで演奏するという3曲目の「Atlantic」では足鍵盤が大活躍。

3654曲目は「Waves」、500回記念バージョン。
ISSEIさんのアコースティックはナイロンだ。

350

ISSEiさんにとってギターでありさえすればエレキかアコかは関係ない。そして、同じアコでもナイロンだろうが、鉄弦だろうが、大暴れだ!

410v途中から一転してハードなシャッフルに!こういうメリハリの効いた曲がBARAKAにはピッタリだ。

420v 本編最後は「Bharmad」。

4306/4拍子で攻めたてる曲調は「Lark's Tongues in Aspic」を連想させる。

440v 静かな場面に変わってベースのソロ。

S41a8591 MAXさんのドラム・ソロもタップリとフィーチュアされた。

450

455

大歓声に応えるMAXさん!

460v ISSEIさんの激情ギター・ソロが爆発!Milesの「Jean Pierre」の一節も登場!

470ISSEIさんも自分だけの言葉でギターを弾く人だ。
そういう意味ではStrange, Beautiful & Loudの三宅さんと共通点があるかもしれない。
ハッキリしているのは二人ともMarshallをこよなく愛してくれていることだ。
やはり、真摯にギターや音楽に取り組むアーティストにとってMarshallは必要不可欠な相棒なのだ。

480vSHINさんも同様。
EDENという信頼のおける相棒と最高のサウンドをクリエイトしている。

Img_6161 またまた大暴れのISSEIさん。
このケーブル見て!
長いケーブルの調子が悪くなってしまったので、短いケーブルで代用しているところ。
こんなの初めて見た!

515弾くだけ弾いて~…

500v

ストライ~ク!

510v

アンコールでは想定外のQueen!「Tie Your Mother Down」をプレイ。

520ア・カペラのギター・ソロでは「Little Wing」を弾いたISSEIさん。
それだけでなく「Round Midnight」の一節も!やっぱり色んな音楽を聴いているんだね。

530v最後は一枚目のアルバムからの「Butterfly」。
鉄壁のリズム陣も最高だった!

540v500回記念おめでとうございます!
冒頭では勝手にプログレッシブ・ロック・バンドにカテゴライズしてしまったけど、これからもBARAKAの音楽をトコトン追求していって頂きたい!
楽しみにしてます!

550vBARAKAの詳しい情報はコチラ⇒BARAKA official website

570v(一部敬称略 2015年4月18日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)

2015年6月17日 (水)

【イギリスーロック名所めぐり vol.16】 コッツウォルズにロックの名所なんかあんの?!

コッツウォルズに行ってみた。
「コッツウォルズ」といえば今やイギリスを代表する観光地のひとつ。
そんな所に「ロックの名所」なんかあんのかいな?
それがですね、見つけちゃったんですね~、コッツウォルズ行ってみたさに…。
最初に紹介しちゃうとアッという間に終わってしまうので、最後の最後まで隠しておくことにしますからね。
それまでは完全に観光ガイドか旅の思い出。

10コッツウォルズはイングランドの真ん中へんにある地方の名称。標高300m程度の丘陵地帯。、山の少ないイギリスのこと、かなり高地になる。
ちなみにコッツウォルズというのは「羊小屋のある丘」という意味だそうだ。
そのエリアにいくつかの村落が点在していて、それらの光景が飛びっきり美しいのね。
…ということで、Marshallの社長の奥様のおススメで最初に訪れたのは、Stow-on-the-Woldという村。

20コッツウォルズの村々を美しくしているのは何といってもこの「ライム・ストーン」という石灰石。
「コッツウォルズ・ストーン」とも呼ばれている。
ここら辺の建物がすべてこの石を使って作られているもんだから、「ハチミツ色の村」なんて呼ばれている。
この辺りは19世紀、石炭が採れなかったために鉄道が敷設されず、一種の隔離状態に陥り、昔のままの生活が残ったのだそうだ。
ま、考えてみれば、岐阜県の白川郷みたいなもんよ。

30以前、イギリス大使館のクリスマス・パーティで一緒になったオジちゃんが、兄弟でコッツウォルズ・ストーンを輸入しているとか言ってたな。
まさかストーンを輸入して家を作るワケはないだろうから、ちょっとした家の装飾に部分的に使うんだろう。

40中にはこの真ん中の三角の家のように盛大に傾いちゃってりる建物もあるけど、やっぱりどこもかしこも風情があって美しい。

50いくら歩いても飽きることがない。

60ま、足はヘロヘロになっちゃうけどね。

70こんな家はザラ。

80どこに行っても必ず出くわす古い教会。

90v森の小人が入っていきそうな入口。
高さは170cmにも満たない。
コレは目的があって入り口を小さくしたワケではなくて、昔の人はこの高さで十分な身長だったのだそうだ。

100こういうカビの生えたようは墓石は大抵古い。
16世紀とか17世紀なんてのをよく見かける。

140
その中で見つけたのは「Battle of Stow」の戦没者の慰霊碑。

120「Battle of Stow」というのは1646年に起こったイギリスの内戦のこと。
一晩にして200名の王政主義者がここで殺され、1,500人が捕虜として教会に収監された。

130とにかく村を見て回っていると飽きることがない。

170
商店街も。

160この村はアンティークのお店が有名なのだそうだ。

180v郵便局もライムストーン。

190vロンドンでは街で電線を一切見かけないが、田舎に行くとこうしたものを見かける。

195ものすごくシンプルな配線に見える。こんなんで大丈夫なのかな?
ところで日本の「電線の地中化」ってまだ1%台なんだって?!
地中化が進まない理由は、道路の狭さ、地震の多さ、住民の権利(住民が工事をイヤがるのでやりにくい)に加えて、日本人の景観に対する美的センスの欠落ということになるそうだ。

196肉屋さん。
肉食人種の国の肉屋さんはおもしろいでね。

200ウインドウを覗いてみる。
ま、牛やら豚は当然。
Lamb(子羊)やDuck(アヒル)はどこでもかなりポピュラーだ。

210Guinea fowl(ホロホロ鳥)
Venison(シカ、バンビちゃんね)
Pegion(ハト)
Rabbit(ウサギ)
…なんてのもある。

確かブレッチリ―にあるパブかレストランでJimと会食した時、彼はメニューを見て「ホホウ、ウサギがあるのか…」なんて言っていたのを思い出した。
オーダーはしなかったように記憶している。
ま、「エ~、ウサギ~?」なんて驚くことはゼンゼンなくて、日本も戦時中は食用にウサギを飼うことを政府が推奨したため東京にもたくさんいたっていうからね。

ハトはマズそうだな。胸肉だって。コレがホントの「ハトムネ」ね。
それからWild Boreなんてのも他のマーケットでパイかなんかに使われているのを見かけた。すなわち「イノシシ」。
シカやクマなんかは日本でも飯田の山奥あたりへ入れば山肉料理として普通に食べることができる。アタシャチョットあんまりだったけど…。
でも、この村にこんなにバラエティに富んだ肉の食材があるのには理由があって、このエリアはハンティングの名所なのだそうだ。

「英語圏の肉食人種の国の肉屋に行って、難なく買い物ができれば英語はマスターしたも同然」…と昔よく聞いた。こういうのを見ると、ホントそう思うね。
肉の種類だけじゃなくて、部位、切り方、度量衡の違い…肉屋で買い物ができるのは、言葉だけではなくてその国の文化をマスターしたということを表わすというワケ。

220オーガニックの八百屋&総菜屋さん。ホラ、「牛とシカの赤ワイン煮のパイ」なんて売ってる。「馬と鹿」じゃなくてヨカッタね。

230そういえば、村を歩いてやたらと目についたのは不動産屋。
観光人気に当て込んだ商売が盛んなのかな?
Pimg_2127

下のお屋敷950,000GBP。約2億円。安いんじゃない?電車通ってないけど。

Pimg_2119商店街の端にあった建物。教会の一部かな?

240ドワッ!フリー・メイソン!

250「Public Conveniences」とは「トイレ」のこと。
「バス・シェルター」なんてのもスゴイ。

260「男女共用」のトイレで「Unisex」なんて言葉を使っているのを初めて見た。
有料。20p(40円ぐらい)。
ホントにイギリスの人が集まるところの公衆トイレはアッという間に有料になったね。ロンドンの駅のトイレは昔は全部無料だったのよ。

270vこれは警察。
警察もライムストーン。

280自転車もビンテージ!
モノクロにしてみた。

Pimg_2150さて、Stow-on-the-Woldはコレぐらいにして次の目的地へ…。

290Bourton-on-the-Waterという村。

300ココはスゴイ。
三社祭か年末の明治神宮か…オーバーか。とにかくものスゴイ観光客の数!
何しろ日本人ばかりなんだってサ。
日本では1990年代の初めごろから人気が出だして、今ではもっとも人気の高いイギリスの観光地になっているんだそうだ。
340
確かに、イギリス観光の関連のウェブサイトをちょっと見ただけで「コッツウォルズ、コッツウォルズ、コッツウォルズ、コッツウォルズコッツウォルズ、コッツウォルズ」ってやたら盛んだもんね。
その中でも一番人気があるのがこのBourton-on-the-Water。

330コレだもん。ああ、ベンリだな~。日本語メニューでラ~クラク。
365
でも最近は、中国人とロシア人の観光客がモノスゴイ勢いで増えているのだそうだ。
どこも一緒よ。
でも、さすがにこの物価じゃ「爆買い」はキツいだろうね。
360
少なくとも日本人観光客には地獄だよ。だって、コレ!
もう1ポンド217円だもん。
今回、渡英する直前に換金した時はまだ190円台だった。
もちろんこれはコッツウォルズの両替屋なのでちょっと割安ではあろうけど、今ではもっと安くなっているでしょう。
でも、コレ、15年ぐらい前はこうだったんよ。その後、アレよアレよと円が高騰して、1ポンド120円代ぐらいまで上がった。
あの時はヨカッタよ~。
今はCDも本もバカバカしくて買えんわ。
笑っちゃったのが、ロンドンに日本人が経営しているラーメンの専門店があるんだけど、ラーメン、餃子、ソフト・ドリンクで5,000円以上だってよ!もちろんひとつずつでの値段だよ。
もちろん私はそんなのパス。

370

「クリーム・ティー」が800円チョット。スコーン2個にイチゴジャムとコテージ・クリーム、それに紅茶でこの値段。
高いと思うか、安いと思うかはあなた次第…。

366v

コッツウォルズ地方で一番人気の観光地だけあって、どこを見ても確かにきれいだわ~。

350お年寄りはこんな電動の車で移動している。何台か見かけたけど、やたらタテ長。スッゲェノロノロなの!
もうこっちは足がボロボロで…コレに乗ってるおバアちゃんがうらやましかった!

380イギリスに来て毎回思うのは、特にロンドンがそうなんだけど、街中の標識や地図。日本に比べて圧倒的に多い。
「アレ、ここはどこかいな?」と迷いそうになった時、必ず標識か地図がそばで見つかる。
コレもそう。
で、また、この標識が絵になるんだよね~。

上から三番目の「Heart of England Way」というのが気になって調べてみた。
これはミルフォード・コモンというところを起点にしてこのボウトン・オン・ザ・ウォーターで終点になるイングランド中央部を貫く全長160kmの道。日本の「街道」みたいなものか。

390あたりには土産物屋や喫茶店がゾロゾロと居並んでいる。
320
何にも買わなかったけど…

310

この店にはビックリ!
な、なんでこんなところでMarshallのバッグ売ってんだよ!
誰か買う人いるのかナァ?

400さて、今日の本題。
コッツウォルズのエリアのひとつ、Chipping Norton(チッピング・ノートン)というところ。

410ココにですね、スゴイものがあるんですよ。いいや、正確には「あった」んですよ。

420それはこの建物。
440

今では一階には歯医者さんが入っている。

430実はこの建物、元々は学校だったんだけど、1971~1999年までかつては「Chipping Norton Recording Studio」という有名なスタジオだったのだ。

450Bay City Rollersの「Bye Bye Baby」やKajagoogooの「Too Shy」などのヒット曲がここでレコーディングされた。
Jeff Beck、Status Quo、Judas Priest等もこのスタジオを使っていた。あるいは使ったことがあるという。

460他にも、Barclay James Harvest、Dr. Feelgood、Duran Duran、Fairport Convention、Freddie King、Go West、Jack Bruce、Jimmy Witherspoon、Level 42、Lindisfarn、Marianne Faithful、Mike Oldfield、Noel Gallagher、Pentangle、Radiohead、Richard Thompson、Shakatak、XTC…等、そうそうたるクライアントが名を連ねている。
Focusもそのうちのひとつということで、持っているLPを全部引っ張り出して調べたところ、どうやら『Ship of Memories』のリミックスをこのスタジオでやったらしい。

480そういったアーティストがここらに来ていたとは…。
ココを通って何百、何千というMarshallが運び込まれたのであろう。
ああ、こういう古代のロマンっていいナァ。

490最後に…コッツウォルズに連れて行ってくれた大好きなDeanne(ディアン)とパチリ!
Deanne, thank you very much for your great lift!  We had a lovely time with you!

500vさて、その帰り道、花屋を経営している友人にプレゼントを届けるので付き合ってくれとDeanneが言うので行ってみた。
トイレを借りちゃおう!という魂胆もあったもんで…。

510行ってみてビックリ!
その花屋さん、「eden flowers」という名前だった!

520充実した一日だった!
熱心なコッツウォルズ・ファンの方々に言わせれば、この地方の村々が本当に神秘的で美しくなるのは明け方と夕暮れなのだそうだ。
いつかまた見てみたい。でも、やっぱり私はロンドンの方がいいかな?
あ~あ、イギリス行きてぇな~。

Cimg_0696(敬称略 2015年5月23日 イギリス コッツウォルズにて撮影 ※写真協力:ウチのカミさん)

2015年6月15日 (月)

【大野祥之の還暦を祝う!】 ROCK AGAIN JAPAN <前編>~ JEKYLL★RONOVE & TORNADO-GRENADE登場!

大野さんも還暦なのね?!…おめでとうございます!

Marshall Blogではこれまで広規さん森園さん大二さんたちの還暦祝いのイベントのようすをレポートしてきた。
日本のロックの黎明期~揺籃期~成長期を支えた偉大な先輩たちも齢を重ね干支を5回迎えても尚、元気に第一線で活躍されていることは実にうれしくもありがたいことだ。
最近ののロック界を見回して、「これじゃイカン!」とノンビリ隠居もしていられないのだろう。
というのも、私より5~10歳ぐらいの人たちって、ラッキーにもロックの一番ヨカッタ時代を生で体験してるんだよ。
私がマーブロで「黄金時代のロックがどうのこうの」と騒いだところで、チト時遅しで、タッチの差でほとんど後追いなワケ。
だから少し年上の方々がうらやましくてね~。


音楽評論家の大野祥之さんもそのうちのひとりだ。
初代Led Zeppelinのファン・クラブの会長を務め、16歳の時にインタビューをされているのだからスゴイ。
筋金入りのロックのご意見番だ。
私も昔のロックのことでわからないことがあると、時折電話をかけてご指南を頂戴したりしている。

その大野さんの還暦をお祝いするイベントが開催された。
…といっても大野さんはミュージシャンではないので、ステージでギターを演奏する…とかいった類の内容ではない。
どういうことになったかというと、『ROCk AGAIN JAPAN』と題し、大野さんが最近気に入っている、あるいは注目している若手バンドを集めたコンサートを開催したのだ。
出演したのは4バンド。
「ロックのご意見番」がチョイスしたバンドたちだけあって、見ごたえも聴きごたえも満点の充実したコンサートとなった!

さてさて、開演だよ!
冒頭に二階席から影の声であいさつをする大野さん。ステージに上がればいいのに…テレちゃって!

10トップ・バッターはJEKYLL★RONOVE。

20ボーカルのJekyllをフィーチュアした5人組。

30vN★OTO

40vジェイク

50vSEI

60vキャプテン★いえっち

70vJEKYLL★RENOVEはMarshall Blog初登場。「コレ、何て読むの?」と人も多いかも知れない。

80v「Jekyll」は「ジキル」。スティーヴンソンのアレ。
「Dr. Jekyll」というMiles Davisの演奏で有名なJackie McLeanの名曲もある(『Milestones』収録)。

90問題は「Ronove」の方。「ロノベ」?
私も知らなかったんだけど「ロノウェ」と読むそうです。
「ロノウェ」というのは悪魔のひとり、ひとつって言うのかな?
「悪魔学」によれば地獄の侯爵にして大伯爵。修辞学を修めているそうだ。
ま、私は会ったことないけど、文章とかうるさそうだな…。

100v「ジキル博士」に「悪魔」…なんていうとBlack Sabbathあたりのオドロオドロしいヘヴィなサウンドを想像しがちだがさにあらず…。

Img_0002_3 ソリッドなギター・リフに乗せた気の利いた歌のメロディが実にイカしている!

150

「お金大好き!」とマイク片手にあでやかにステージを彩るJEKYLL。

110大野さんは「峰不二子」なんておっしゃっていたが、ルックスはご覧の通り雰囲気満点!
それだけじゃない、この人、どんなに暴れようが何をしようが、音程が実にしっかりしていていらしゃる。

170v

そして、ちょっとハスキーで野太い声が曲にピッタリとマッチしているのだ。
やっぱり「ロックの声」はこうでなくちゃイケねぇ。
イヤ、こういう声で演奏する音楽のことを「ロック」と呼ぶのだ。

160
もちろんギター・ソロもタップリ!
130v
スリリングなツイン・リード・パートもふんだんに盛り込まれている!
190
グイグイとフロント陣を押しまくるリズム隊もバツグンのコンビネーション。

140v

NATALのメイプル・キットの歯切れのよいクリスピーなサウンドがエネルギッシュなバンド・サウンドを演出するのだ!

120アクションもハデハデなえいっち。コレまたNATALのサウンドにシックリ?

180「若さ」と「伝統」が実にいい具合にミックスしていて、ヘヴィなロックが健在であることを確認した瞬間だった。

200JEKYLL★RENOVEの詳しい情報はコチラ⇒ official site

210v続いての出番は、TORNADO-GRENADE。

220「grenade」とは「手りゅう弾」のこと。
この言葉は元々は中世のプランス語で、「ザクロ」という意味。手りゅう弾の形状がザクロににていることからこの名前がついた。
今、フランス語では「ザクロ」のことを「grenadier(グレナディエ)」という。
一方、英語では「pomgranate」。
「pomme」はフランス語で「リンゴ」だ。だから、英語の「ザクロ」はフランス語を組み合わせて出来ていることがわかる…ような気がする~。
昔、「ザクロは人の肉の味がする」なんてことをよく言っていたが、そんな馬鹿な…。
あ、このバンド、ザクロとは何にも関係ないの。
でも、今にも人を食べちゃいそうな爆発的なエネルギーを持ち合わせていることは間違いない!

230Sex、Spice、Rock'n Roll!の塚本"JOE"旭。

240Mr. Little Heartの松浦カズマ。

260v

ハイテンションエクスタシーの真壁雄太。

250カーニバルフィンガーの寺沢リョータ。

270vジャパメタ界のキューティーハニー、ドラゴンシャドウ村田。

280vてらちんの息子さんのリョータくんは「CLASSIC ROCK JAM」他のイベントで何度かMarshall Blogに登場してもらっていることもあって、TORNADO-GRENADEのことは知っていた。
でも、観るのは今回が初めて。

380
コレがまたいい!

290vこちらもハード・ロックの伝統に則した若さあふれるサウンド。平均年齢22歳!

300こんなこともやっちゃって!

310vしばらくこういうの見なかったもんね~。

320スッカリうれしくなっちゃったよ!

330v最初から最後まで見せ場がタップリ。
そして、笑わせる。
MCではメンバー各自が身も凍るような「悪行」を語ったりと観る者を飽きさせない。
コレでいいのだ。
「笑い」はエンタテインメントの「母」なのだ。
360
笑わせるばかりじゃない。
こちらも70年代のハード・ロックのおいしいところをタップリとブチ込んだしっかりしたロックを聴かせてくれる。

340v何曲目かは忘れちゃったけど、ヤケクソにカッコいいリフの曲があったナァ。
終演後、そのことをメンバーに伝えると、「あ、ソレ、僕です!僕が作ったんです!」なんて教えてくれた。可愛いね、22歳だもん…ってウチの下の子より若いわ。

370v

こちらもNATALサウンドが炸裂!
こういう音楽の場合、NATALメイプルの驚異的な鳴りは圧倒的に有利だよね。
特にバス・ドラム。
気持ちいいわ~。
私みたいなギター族からするとこう思うワケ….みんなスネア・ドラムを持参するけど、叩く回数はフィルやゴースト・ノートを除けば、バス・ドラムの方が多いワケじゃん?
4/4のエイト・ビートだったらスネアは2&4拍目の2回。もちろんパターンにもよるけど、バスドラは3回以上踏むでしょ、たいてい。
だからバスドラの音ってのは大切なんだな~と。
NATALの評判がいいのもよくわかる。
でも、このあたりのことを言うとハイハットやライド・シンバルの方がよっぽど叩く回数は上なんだけど…。

350Marshall Blogではよく「若い人たちは昔の『ロックがロックだった時代』のロックをよく聴いて勉強すべし。そして、若い感性を溶け込ませて自分たちの音楽を作るべし」…なんて意味合いのことを書いている。
本当にそう思っているからだ。
コレね、不思議なことに、若いバンドが昔のロックを昔風に演奏しているのを聴いても案外面白くないのね。あんなに恋しかった昔のロックなのに…だ。
最近それに気づいた。
だって、それならば昔の音源を聴いていればいいだけの話しだもん。
ジジイも少しは進化するらしい。

そういう意味では、今日紹介した2バンドはマーブロ的欲求を十分に満たしてくれていたように思う。
実に楽しかったし、素直にカッコいいと思った。
さすが大野チョイス!

390明日もよろしくです。

400TORNADO-GRENADEの詳しい情報はコチラ⇒official site

410

つづく


1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

Natal_logo_square_2

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2015年4月13日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2015年6月12日 (金)

『シーナの日』 #1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~ <後編>

コンサートは後半に入る。
鮎川さんコーナーだ…「PINUP BABY BLUES」。
10_2
そして、あのイントロ。偉大なるHank Marvin。
「VIRUS CAPSULE」!
Hank Marvinはメガネ姿。鮎川さんもサングラスやメガネをかけていらっしゃるけど、そのメガネ姿についていえば、Roy OrbisonやBuddy Hollyがお気に入りとのこと。
ちなみにRoy Orbisonはアメリカで最初にMarshallを弾いたプロ・ミュージシャンとされている。
モデルは1962、Bluesbreakerだ。
ロンドンで演奏した時、音楽家組合かなんかの規則で国産(つまりイギリス製)のアンプを使わなければならず、用意された1962を弾いたところスッカリ気に入り、買ってアメリカにもって帰ったとか…。

この曲では事前の告知なくCharさんが合流した。会場はそりゃもう大騒ぎ!
20v_2

そして、もちろん「♪ノーテンを叩き割れ」のところは大合唱ね!
「I Love You」も演って欲しかったナァ。

30v続いてはCharさんとの「White Room」。
鮎川さんはCreamにも大きな衝撃を受けたと語っている。Cream時代のClaptonもMarshallだ。
もちろんココはCharさんとのスリリングなギター・バトルが聴きもの!

40_2ココで雰囲気がガラっと変わって仲井戸“CHABO”麗市と「雨上がりの夜空に」。
もちろんココでも皆さん大合唱。
私も高校の時、渋谷の屋根裏で声を張り上げて一緒に歌ったもんです。CHABOさんってあの時とまったく変わらない!

45v永井“ホトケ”隆がステージに上がってJB。「I Feel Good」!
わかっちゃいるけどホトケさんの声がこの上なく素晴らしい!カッコいいの一言!こっちの方こそ「I feel good!!」

50さて、いよいよ『シーナに捧げるロックンロールの夜』も終盤に差し掛かる。
本稿<前編>の最後でも触れたが、ショウは驚異的にスムーズな進行で、アッという間すぎるアッという間に終わりに近づいてシマッタ。

アタシャ、天皇陛下がかつては参加されるぐらい大きな国がらみの公のイベントで、「3時間半押し」っての知ってるからね。
そこへ行くとこのコンサートの段取りは完璧だ。もっとも内容が素晴らしいのでアッとういう間に感じたんだろうけどね。

60v_2待ってました!

70柴山俊之!

Cs41a7494サンハウス、ホントに好きでね~。
チョット世代が違うもんだから現役時代のサンハウスを観ることはできなかった。再結成した数年前のFUJI ROCKのステージで初めて観た。
その時以来の菊さん。

90_2ツワ~、このリフ!「キングスネーク・ブルース」!
郡山美術館の楽屋で鮎川さんにあの黒いレスポールを渡されて、本人の目の前で弾いたのはこの曲。
タ、タマらんぜ~!

100SHEENA & THE ROKKETSの「DREAM+REVOLT」。柴山さんと鮎川さんの合作だ。

105そして、皆さんお待ちかねの…

110v「LEMON TEA」~!

Cs41a7531コレは盛り上がらない方がウソ。150
間違いなくこの日のハイライトのひとつ。

160_2

世代を超えて歌い継がれるロックの名曲。さっきの「雨あがり」もそうだが、こういう曲はもう出て来ないだろうナァ。
140v
そして、会場にいたお客さんはこの光景を一生忘れないであろう。

130いよいよ最後のゲスト。

170_2鮎川さんが呼び込んだのは…

180_2金子マリ!

190_2LUCYさんも加わって歌ったのは「YOU MAY DREAM」。

200また泣いてしまったワタシ…。
だって、だってサ、この前の日、マリさんに偶然お会いしたのですよ。
それで「明日、楽しみにしてます!マリさんは何をお歌いになるんですか?」と尋ねると、「それは観てのお楽しみ!」なんておっしゃらないでこうおっしゃった。
「『YOU MAY DREAM』を歌うの。でも、あの英語のセリフのところが覚えられなくて困ってるんですよ~!」
「天下のマリさんがナニをナニを!」…なんてことがあったのね。
220
そして当日、あの英語のセリフのパートになって…。
マリさんがどうこなすか耳をそばだてていたら、英語の詞をすべて取っ払って、日本語でやさしくシーナさんに語り掛けたワケ。
「ネェ、シーナ…」って。
その瞬間、こっちは涙ドバ~ッよ!
年とっていくら涙腺が緩んできているといったって、コレに感動しないヤツはいないでしょ?
涙流すのはいいんだけど、グッとこらえるもんだからアタマ痛くなっちゃって!

210_2まさか最後の最後にこんな感動が待っていようとは!

230_2最上の素材と最高のパフォーマンス。
ホント、ロックっていいもんだ。

240_2アンコールではオール・キャストに、ギターの内藤幸也、ドラムに武田“chappy”治を迎えて「Johnny B. Goode」と「Got My Mojo Working」を演奏した。
最後にロックンロールとブルースの代表曲を並べるところもまた鮎川さん…イヤ、シーナさんかな?…イヤイヤ、いかにも「ふたり」らしい感動のフィナーレとなった。
250もうこの姿をステージで観ることはできないが、シーナさんがロック・ファンの間で永遠に生き続けることを確信した夜だった。
「シーナの日」…来年の4月7日のスケジュールはこれで決まった。

270そして、今後の鮎川さんたちの活動もとても楽しみだ。
Marshallは鮎川ロックにどこまでもついて行きますぜ!

275SHEENA & THE ROKKETSの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEBSITE

280v_2(一部敬称略 2015年4月7日 下北沢GARDENにて撮影)

2015年6月11日 (木)

『シーナの日』 #1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~ <前編>

『ロックンロールの夜』…まさにそんな夜だった。

2015年2月14日に天に召された「The Queen of Rock'n'Roll Heart」、シーナさんの追悼コンサート。
開催は去る4月7日、そう、「シーナ」さんの日だ。

会場となった下北沢のGARDENは立錐の余地がまったくないスシ詰め状態。
オイオイ、これじゃまったく写真が撮れんゾ…と、傍らの20cmほどの壁の出っ張りに強引によじ登り視界を確保。折箱のヘリにひっ付いたガリのようだ。
コレが何ともシンドイ姿勢。こ、腰が…!
かといって下に降りれば写真がほとんど撮れない。「最後までもつかいな」という心配をよそに開演を待った。
開演前にはシーナさんやロケッツの思い出の写真が投影された。

10そして、ショウがスタート!
オープニングは「BATMAN THEME」。

40野音ではこの曲でシーナさんがステージに登場したんだっけ」…なんていうことを思い出してグッと来てしまった。
20v
今日ステージに上がっているのは…

鮎川誠

50v奈良敏博

60v川嶋一秀

70vそして、サポートで参加したキーボードの中山努。

80こうして写真を並べると以前と何も変わらないロケッツに見えるが、シーナさんはステージには上がらない。
イヤ、きっとシーナさんはステージにいた。
満員のお客さんもそれを感じたに違いない。そうとしか思えないような盛り上がりようだった。

90「ロックンロール!」のひと声。
鮎川さんにはこの言葉が本当にピタリとハマる。
「歩くロックンロール」、イヤ、「生きるロックンロール」だからね。

110

鮎川さんのボーカルでソロ・アルバム、『COOL SOLO』から「DEAD GUITAR」。

100vこの日は、ゆかりのあるミュージシャンが数えきれないほどゲストとして登場し、シーナさんを偲んだ。

120そのトップで登場したのがLUCY MIRROR

130v曲は『ROKKET RIDE』からタイトル・チューン。

140『ROKKET RIDE』は2014年7月にリリースしたSHEENA & THE ROKKETSの35周年を記念した6年3か月ぶりとなったオリジナル・アルバム。
野音の記念コンサートの時はこのアルバムからのレパートリーが中心となった。

30cd

LUCYさんは鮎川さんの愛娘のうちのおひとり。お母さん譲りのダイナマイトな歌声でコンサートの冒頭に大輪を咲かせた。

150v鮎川さんもノリノリ!

160続いては奈良さんのボーカルで「Baby Love」。この曲も『ROKKET RIDE』から。

170この後、続々とゲストを交えて様々な曲が演奏された。
もちろん、あの壁の出っ張りにへばりつきながらすべてのシーンを撮影したが、色々な事情ですべてを公開することができない。
…ということで、「鮎川さんの『シーナの日のロックンロール・アルバム』」という趣きでこの先の写真をご覧頂きたい。

まずは、LA-PPISCHのMAGUMIによる「You Really Goy Me」。
この曲を聴くと鮎川さんと対談した時のことを思い出す。

180赤と黒の岩口タカ とギターの本間章浩で「おまえがほしい」。
ものすごいエネルギッシュなパフォーマンス!

190名作ロックンロール「SUGAREE」はギター&ボーカルの澄田健とベースの穴井仁吉が加わった演奏。穴井さんはザ・ロッカーズのオリジナル・メンバーだ。

200vそこに加わった次のゲストは中山加奈子。曲は「SWEET INSPIRATION」。加奈子さんはギターなしのボーカルでの参加。
ここも盛り上がった!

210ところで、さっきからチラリチラリとMarshallのJCM900が鮎川さんの後ろに写りこんでいるが、鮎川さんが使っているのはもちろん愛器、1975年製の1987だ。
これと69年の黒いレスポール・カスタムがないと始まらない!

220vルースターズ、ROCK’N’ROLL GYPSIESのドラマー池畑潤二がドラム・スローンに座る。曲は「Happy House」。
Siouxsie and the Bansheesに同名のアルバムがあるが、ROKKETS版の「Happy House」はホントにハッピー!
250v
ボーカルはKeicot。
ちょっとTake2になっちゃったけど、全然ハッピー!
ちなみに元Siouxsie and the Bansheesのドラマー、BudgieはNATALプレイヤーだかんね。

230一際歓声が大きくなって登場したのは花田裕之。
シレっと出て来てバシっとキメたのはルースターズの「DO THE BOOGIE」。
ホントに最近はこういうロックがなくなったね~。

240石橋凌がマイクを握る。
Louis Armstrongでおなじみの「What a Wonderful World」のJoey Ramone版。
石橋さんの歌声を生で聴いたのは80年代はじめ頃の野音のARBのステージ以来。『BAD NEWS』を出した後ぐらいかだったな?
何のイベントだったのかは覚えていないけど、HOUND DOGも出ていて大友さんが石橋さんのモノマネをしていたのがすごく印象に残ってる。
石橋さんはあの時と同じ声だった。カッコよかった
290
ああ、Themの「Gloria」。鮎川さんが「名曲中の名曲」と評する名曲。やっぱり名曲だ~。
Van Morrison、私も結構好きなんよ。
歌うはROMEL AMADO。
ROMELさんはファニー・カンパニーに在籍したギタリストだ。

Cs41a6848
鮎川さんのボーカルで『ROKKET RIDE』から「ロックンロールの夜」。例の阿久悠作詞のナンバー。
ギターはROMELさん。
270v
「I'M FLASH "Consolation Prize"(ホラ吹きイナズマ)」ではチバユウスケとドラムに中村達也が加わった。

Cs41a6944 矢継ぎ早に浅井健一が登場。「LAZY CRAZY BLUES」。
高校の時、『真空パック』がリリースされてすぐに買って聴いてとても印象に残った曲。
浅井さんの演奏も曲の特質を生かしつつ自分だけの世界を作り出した素晴らしいモノだった。

Cs41a6885 開催前にスタッフのひとりから聞いた話では、このイベント、どう交通整理していいのやら…という程のものすごい数の出演希望者だったらしい。
そりゃそうでしょ。ロックを演っている人間なら誰だって出たいし、写真撮ってる人なら誰だって撮りたいよ。
最高に気のいい鮎川さんのことだから、「よかよか、みんなで盛り上がればいいっちゃないと!」…ぐらいのことになっていたことは想像にかたくない。
それで、進行がチョイと心配だったようだ。
ところが!
始まってみると何のコタァない。ここまでサクサクとショウは進み、一か所のよどみもなかった。
もちろんスタッフの皆さんは大変だったと思うが、コレも何か目に見えない絶大なパワーによってショウが潤滑に押し進められているような雰囲気があった。
その絶大なパワーとは、言うまでもなくこのシーナさんを偲ぶ出演者の思いであり、ステージにいたであろうシーナさん自身によるものだったに違いない。

SHEENA & THE ROKKETSの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEBSITE

Bs41a7643つづく

(一部敬称略 2015年4月7日 下北沢GARDENにて撮影 ※方言指導:英太郎氏)

2015年6月10日 (水)

【ルーク篁2Days】 Luke Will Rock You!!

先月の後半、ロンドンに行って来た。
渡英するのはかれこれ30回ほどになるが、今回ほど雨が少なく、天気が良い旅は初めてで、かえって気候の変動が心配になってくるぐらい。
あれほど天気のよいロンドンは怪しい…ま、天気が良い分には文句は言うまい。
この旅の様子をまたMarshall BlogやShige Blogでつづろうと思っているので、お好きな方や興味をお持ちの方は楽しみにしていて頂きたいと思う。
今日はその中からひとつ切り出してお送りする。

今回投宿したのはウエスト・エンドにほど近いアールズ・コート。

10_2この街はすでにMarshall Blogで紹介しているので、コチラをご参照願いたい。
⇒【イギリス - ロック名所めぐり vol.11】 Earl's Court(アールズ・コート)の見どころ

帰国後、ヒョンなことからこの辺りにまだすごいロックの名所があるのを知った。
あ~、もっと早く知っていれば取材したのに!
現在盛大に臍を噛んでいるところ。またいつか行こう。

20_2おなじみのエキシビジョン・センター。
前回は花柄、今回は工事中でクローズしていた。

24Led Zeppelinの『Presence』。
ここを舞台にした1975年のコンサートは有名だが、1976年にリリースされたこのアルバムのジャケットも大いにエキシビジョン・センターに関係がある。
ジャケットの写真は合成されていて、後ろに見えるのは、アールズ・コート・エキシビジョン・センターで毎年開催されていたボートの展示会に設けられた人口の水溜りの写真なのだ。
コンサートの成功に感謝してJimmy PageがHipgnosisに「エキシビジョン・センターの写真を使え」と言ったかどうかは定かではない。

Presence 第二次世界大戦後、オーストリアやニュージーランドからの多くの移民が住んだ地域。フラットを改装した簡易なホテルがそこら中に見受けられる。

40一方では、ヨーロッパ屈指の高級住宅街としても知られるサウス・ケンジントン地区に隣接していて、贅沢なたたずまいを見せる。

50_224時間営業のTESCO。
TESCO、ASDA、Sainsbury'sがイギリスのスーパーご三家。
物価の高いイギリスでは、こうした市民のためのスーパーは絶えず熾烈な競争を強いられ、勢力図が簡単に書き換えられるということだ。日本でも同じか…。
このTESCOにはヒドイ目に遇った…といってもこのTESCOが悪いワケではゼンゼンないんだけどね。
ちなみに、イギリスにはセブンイレブンもローソンもampmもないの知ってた?イヤ、あるのかもしれないけど、まず見かけることはあり得ない。
タネ明かしとTESCOでのヒドイ話しはまた別の機会に…。

60_2ローガン・プレイスという通りに入る。これだけ大きな標識なら「老眼」にもラ~クラク!
80_2
日本のつまらん風景に囲まれていると、ロンドンの街はどこもかしこも高級住宅街に見える。
ここはそれほどでもない感じ…。
いつか紹介したし、さっきも出たJimmy Pageの家があるサウス・ケンジントンあたりは誰が見ても高級ということがわかるけど。

70そう、この通りの端は「Garden Lodge」と呼ばれるFreddie Mercuryの家がある。
1991年11月にFreddieが亡くなるまで済んだ終の棲家だ。Marshall Blog二回目の登場。

90バイ・セクシュアルで知られるFreddieだが、この家はFreddieの遺志によりガール・フレンドだったMary Austinに贈られた。
その価値ナント2千万ポンド。今のレートなら42億円といったところか…。
地震がまったくないこの国の家は、ご存知の通り石やレンガで出来ていて、日本の家とは比べものにならないぐらい耐用年数が長い。
反対にイギリスの家を日本に建てるとすぐダメになってしまうらしい。頑丈な作りが地面の揺れを吸収できないからだ。
それに、極寒に対抗するあの密封性の高さは、とても日本の高湿度をさばききれまい。

一般的なイギリス人は、その耐用年数の長さを利用して、貯金をせずに家の手入れにお金をジャンジャンつぎ込む。
そうすることによって、中身や機能はいつでも最新の状態に保たれつつ、建物の歴史的価値が上がるため、買ったときよりも格段に良い値段で転売することができる。
日本のウワモノとは正反対だ。
そして、転売して生じるその差益を老後の生活費、すなわち老人ホームでの生活の資金に充てる…ということをするらしい。
聞くところによれば、老人ホームのシステムもしっかりしていて、税金さえシッカリ払っていれば末期の生活の心配もそうないということだ。
どこかの国と違って、税金を取るだけ取ってやりっぱなしなどということはない。世界の一等国として「ゆりかごから墓場まで」のポリシーは堅持されているのだ。

ま、このGarden Lodgeはそんな俗世のこととかけ離れた億万長者のすみかだけどね。
また、Maryは同時に9百万ポンドの遺産を受け取ったそうだ。
2千万ポンドに比べれば9百万ポンドなんて大したことなさそうだが、アータ、20億円近いからね。
こちとら昨今の円安で9ポンド使うのにも冷や汗タラタラだったんだから!
それにしてもロンドンの物価の高さは殺人的だよ!

ところがよくある話しで、この遺産相続のおかげでMaryは骨肉の争いに巻き込まれることになり、残されたQueenのメンバーとも疎遠になってしまい、塗炭の苦しみを味わうことになってしまった。

100壁にはアクリルの板が取り付けてあって、世界中から訪れるファンがメッセージを残していく。
Freddieの死後、ここはロンドンで最大の「Rock'n'Roll Shrine」と呼ばれている。すなわち、不世出のロックンローラー、Freddie Mercuryを祀った「ロックンロール神社」。
でも、誰かアクリル板を汚しやがったな?以前はもっときれいだったのに!

120_2コレはロシアのファンからだね。
そういえば、ロンドンやコッツウォルズのようなイギリスの有名な観光地は中国とロシアの観光客が爆発的に増えたと聞いた。
150
日本人のメッセージらしきものはなかったな。
このお屋敷の庭には日本の桜の木が2本植わっているそうだ。
最初に日本で人気を博したQueenだけに、Freddieの感謝の気持ちがそうさせたのであろうか?

140ところで、イギリスはいまだに火葬と土葬が選べるそうで、Freddieは火葬を選んだそうだ。
コレもFreddieの遺志で、彼は生前、熱狂的なファンに墓を掘り返されることをひどく心配していたらしい。
そこで、荼毘に付してもらい、その灰をMaryが預かった。Maryはしばらくの間その灰の入ったツボをGarden Lodgeに安置し、ごくごく秘密裡に持ち出してどこかへ納めた。
その場所はFreddieの両親すら知らないとのことだ。
130
庭への入り口。ドアには一輪のバラが…。
アレ?

160_2アレレ?
ドアの右…。

170_2コ、コレは!

180そう、「We Will Rock You」を歌うルークさんなのだ!
ルークさんの思いをロンドンに届けたというワケ。
CGではありません。
Freddieの魂は日本で受け継がれているのだ!
Luke Will Rock You with Marshall!!

190_2CANTAの詳しい情報はコチラ⇒CANTA OFFICIAl WEBSITE

200_2(一部敬称略 2015年5月19日 London Earl's Courtにて撮影)

2015年6月 9日 (火)

【ルーク篁2Days】150412 春CANTA'15 NEW FRONTIERS~新世界へのロックンロール

5月16日、大成功のうちに終了したCANTAの春のツアー『150412 春CANTA'15 NEW FRONTIERS~新世界へのロックンロール』。
今回のツアーは千秋楽が札幌だったので初日の赤坂BLITZにお邪魔してきた。

10ルーク篁

20MASAKI

30雷電湯澤
247

5/4拍子のヘヴィなインストゥルメンタルでショウは幕を開ける。
三人のハードな部分がガッチリとかみ合った切れ味鋭いパフォーマンスはさすが!

50今回もルークさんは1959RRをメインに使用。

60スピーカー・キャビネットは愛用のMODE FOURキャビ。
この組み合わせがルークさんの生々しいMarshallトーンをクリエイトする。

70v一曲目は「1400km/h」。続けて「108」と数字シリーズで固める。

80MCを挟んで『My Generator』から「Happy End」。

90v四曲目にして早速新曲を披露。「Everybody Needs Somebody」という作品。
ルークさん曰く「前向きな歌」。
とてもよいお客さんの反応にうれしそうにされていましたな。
本当はもう一曲新しい作品が用意されていたが、時期尚早としてお披露目は次回に見送った。
さすが完璧主義!生焼けのモノは出さないよ!
ってんで続けて「Always」と「Good Morning, Wild Times!」。

110前回はツアーを通してNATAL(ナタール)を使ってくれた雷電さん。
今回は残念ながらNATALではないけど…

40v

「NATALはイギリス紳士っぽい音がする」と、雷電さんのMC中にワザワザお褒めの言葉を頂戴した。
うれしい!雷電さん、ありがとうございます!
150v
中盤ではルークさんはVに持ち替えての熱演!

120「YEARS」、「金木犀」、「あなたに」、「Everyday」…。

130vそして、もう本編の最終コーナー!
楽しい時は時間の経過が早い!
170
「SHINE」…

140v「Remember Flame」。
やはりサービス満点、ファースト・アルバムから最近作まで幅広いレパートリーでファンを魅了する。
100v

本編最後は「HEAVEN'S WAITING」。当然の大盛り上がりだッ!

160そして、アンコール。
珍しいルークさんのアコギ弾き語り。
多分Marshall Blogでルークさんの弾き語りのシーンを紹介するの初めてだろう。
曲は「MIRACLE」。

180v一転してコール&レスポンスで大騒ぎ!気分は「Brighton Rock」のBrian May。
どんどん複雑になっていくルークさんのコールにピッタリとつけてくるお客さんのレスポンスが素晴らしい!

260

2009年の『Green Horn』から「So Alive」。

190緩急自在にバンドをプッシュするMASAKIさんと…

C_s41a8060…雷電さん。
その躍動ぶりは留まるところを知らない!

210vアンコール最後は「春の嵐」。
思う存分タオルを振り回してCANTAを味わう!

215もちろんコレで収まるはずもなく、ダブル・アンコール。
お、今回もFreddie Luke登場!
もちろん曲は「We Will Rock You」。
Lukeさんが完璧に歌う歌詞が気持ちいい!

220vこの日はスペシャルゲストにデーモン閣下が登場。CANTAの13歳の誕生日を祝った。
さらに、聖飢魔Ⅱの再結成を示唆するトークで盛り上る!
そして「地獄のなめこのうた」をプレイ。

230…ということで最後は「Happy Birthday To You!」

C_img_0295 泣いても笑ってもコレが最後の曲なんだけど、CANTAはここからがまたスゴイ!

245
タライも快調に会場をかけめぐる!
246
定番のミキサー卓での演奏!
いつもながらのすさまじい盛り上がりよう。

240雷電さんの風船のパフォーマンス。

248電光石火のごとくすべての風船を仕留めた!

249三人の轟音がフィナーレを劇的に演出する。

C_s41a8292 コレでおしまい!
今回も熱気に満ち溢れた素晴らしいショウを見せてくれたCANTA。
夏にはワンマンライブ2daysが新宿BLAZEで開催される。

250vそれと!
このBLITZ公演の日、昨年の秋ツアーの千秋楽のもようを収録したDVDが発売された。
コチラもお忘れなく!
141116cantadvd2
雷電さんのドラムはNATALだよ。うれしいなったらうれしいな!

この時のレポートはコチラ⇒秋CANTA '14 秋の少食健康習慣TOUR~千秋楽 at 新宿BLAZE

120v CANTAの詳しい情報はコチラ⇒CANTA OFFICIAl WEBSITE

270

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

Natal_logo_square_2 ★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2015年4月12日 赤坂BLITZにて撮影)

2015年6月 8日 (月)

【NAONのYAON 2015】 vol.6 : SHOW-YAが〆てグランド・フィナーレ!

『NAONのYAON 2015』もいよいよクライマックス!
SHOW-YAで〆る!

10寺田恵子

20v五十嵐sun-go美貴

30v仙波さとみ

40v中村美紀

50v角田mittan美喜

60v今回もスケールの大きなプレイと轟音とで数々の名シーンを作り出したsun-goさん。

65もちろんお供はMarshall!
ヘッドはJVM410H。

80

キャビネットは右下に見える1960BDM。Dave Mustineのシグネチャー4x12"。
そういえばKiko LoureiroってMegadeth入ったんだってネェ~。

70v一曲は「私は嵐」。

90考えてみるとこの曲も「雨」関連だったね…「嵐」だから。

130v
でもこんな「嵐」なら大歓迎!
それこそ堰を切ったようなすさまじい音圧が気持ちいい!

110vさとさんのベース・ソロが日比谷の夜にコダマする!

120「嵐」ポーズもバッチリとキメる。

140v恵子さんの衣装、去年は赤のレザーだった。
今年は黒で統一。やっぱりスタンダール?

100
二曲目に入る前にニュー・アルバムに触れる恵子さん。

150v5月27日にリリースした30周年を記念したニュー・アルバムが『Glamorous Show II』。
大好評だった前作同様、今回も日本のロックの名曲を取り上げたカバー・アルバムだ。
160cd二曲目はその中から「勝手にしやがれ」。
sun-goさんのギターが意表をつく印象的なイントロ。

170v私なんぞはドップリこの曲の世代。
ヒットした時、中学3年生だった。

180また書くけど、当時歌謡曲にまったく興味がなかった。でもこれもほぼ全部歌える。そして、一生忘れないだろう。昔の名曲は本当にスゴイ。
200v
そして、SHOW-YAの名演によってよみがえり、新たな聴き手を生み出すことだろう。

190誰もが知るこの名曲を極めて新しいアレンジで自家薬籠中のモノにし切って歌う恵子さんがアッパレ!

210v「あと一曲」ということを知っているのであろう観客席の盛り上がりがまたすさまじい。
期待する最後の曲は…
195
「限界LOVERS」!

220vアンナちゃんとYU-KIさんが加わるスペシャル・バージョン!

230バンドも一層力が入る!

240

250v

260v

270sun-goさん渾身のソロ~ッ!

280「♪限界まで、あきらめない」…って、まだまだ限界なんか一生来そうにない有り余るパワー!

290色々なシチュエーションでこの曲に接しているが、やっぱり『NAONのYAON』での「限界」は格別だね。

295v三曲が十曲ぐらいに聴こえるヘヴィなパフォーマンスだった!

300SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

310vそして、全員登場の感動のフィナーレ。

320今年の2月15日に天に召されたSHEENAさんに哀悼をささげて…

「レモン・ティー!」

330vコレには感動しちゃったよ~!
SHEENAさんの最後のステージを見たのもココ野音だったからね。
あの時のことを思い出してちょっとホロッときちゃった!

340興奮のソロ回し!
Yukiちゃん!

350Sakiちゃん!

360未唯さんの時にも大活躍したホーン陣。ソプラノ・サックスに才恵加さん、トランペットに古屋さん、そしてトロンボーンは舛谷さん。
カメラ目線ありがとう!

370そして、sun-goさん!

380Yukiちゃんもまだまだ大暴れ!楽しそうだにゃ~。

390ヘヴィなプレイと音色でsun-goさんがギター・チームのソロをまとめ上げた!
400

イヤ~、興奮したね~。
ステージには恵子さんがひとり残ってのご挨拶。

410そして、『NAONのYAON』が夏にも開催されることが正式に告げられた。
『NAONのYAON』、まさかの二毛作!
観客の歓声がひときわ大きかったことは言うまでもなかろう。

『NAONのYAON 2015~SUMMER~』と題されたそのイベントは8月23日の開催だ。
その他、30周年を迎えたSHOW-YA周りには、レコ発ツアー等たくさんの企画が用意されているのでオフィシャル・ウェブサイトをチェックしてもらいたい。
もっかいリンクね…
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

420「どうもありがとう!」

430「今度は夏ね!」

440おわり

(一部敬称略 2015年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年6月 5日 (金)

【NAONのYAON 2015】 vol.5 : 山下久美子、シークレット・ゲスト、YU-KI、杏子登場!

『NAONのYAON 2015』もいよいよ終盤に差し掛かる。

10山下久美子の登場だ。

20vサックスは才恵加。

30vギターは久美さん。

50v

リズム隊は敦子さんのベースと…

40富田京子さんのプリプリ組。
プラス、ドラムにGRACEさん、パーカッションがはたけやまさん、キーボードはAyanoちゃんという顔ぶれ。
要するにあゆみさんのセットに才恵加ちゃんが加わった格好だ。

S41a1205 そこに恵子さんが合流する。

60v一曲目は「So Young」。

70恵子さん、この日歌うのは意外にもまだ二曲目。

80才恵加ちゃんの豪快なブロウっぷりがタマらない!
こんなにテナーがシックリくる女子も珍しい。
100v
続いて「バスルームから愛を込めて」。
ああ、この曲を聴くと吉沢さん思い出すナァ。吉沢さんとはだいぶ前に務めていた会社の先輩。お堅い仕事でしてね…私もスーツを来て、毎日ネクタイを締めていた時代があったんよ。
サラリーマン・カラオケ全盛期でサ。
ものすごくまじめな吉沢先輩は、カラオケに行くとキマってこの曲を選び、どういうワケだか「♪お~と~こ~なんてシャボンだま~」といつもガナリ立てていた。
あゆみさんのところでも書いたけど、歌ってスゴイよね。
言葉にメロディがついただけのモノなのに、その時代の出来事を抱え込んでしまい、脳ミソのメモリーにデータを書き込んでくれる。そして、それをいつでも引き出してくれる。
名曲だけがなせるワザだ。

90v三曲目は「Lovin' You」。
ベテランの貫録を存分に発揮した充実の三曲だった。

山下久美子の詳しい情報はコチラ⇒山下久美子Live Club

110さぁて、恵子さんを先頭にステージ後方から歩み出て来るのは、『NAONのYAON』名物、シークレット・ゲスト!

110v今宵のシークレット・ゲストは未唯mie!
150v

それにピンク・レディ装束で加わるのはあゆみさん。

130vそして、恵子さん。ステージ上手には七瀬ちゃんが合流した。

140vツワ~、MIEさん、カッチョええ~!

120v

バックを務めるのはSHOW-YAの4人。

160一曲目は「UFO」。

170vピンクレディ、最大のヒット曲!

180vSHOW-YAがサポートしているからといってドヘヴィなアレンジというワケではなく、ピンクレディの世界を忠実に再現していた。

190そして、メドレー。
ピンクレディ旋風が吹き荒れた時、私はまだ中学生で、Deep PurpleやらToddやらYesやらに夢中になっていて、歌謡曲を自らすすんで聴くなんてことはあり得なかった。
でもね、「ペッパー警部」から「サウスポー」までの曲は、完全ではないにしろほとんど歌えるわ。

200ピンクレディはそれほどの影響力を持っていた。
何しろ曲がヤケクソに素晴らしい。
長野のパブでハコバンやっていた時、「渚のシンドバッド」をよく演奏していた。
阿久悠と都倉俊一の鉄壁のコンビネーション。レノン=マッカートニー級だ。
それに、超一流の腕を持ったスタジオ・ミュージシャンがその最上の素材を料理するのだから悪いものができるワケがない。
後で知ったことだが、「カルメン'77」なんかはChuck Raineyが弾いたとか…。なるほど今聴いてみると「Kid Charlemagne」とか「I Got News」みたいだもんね。
こんな魅力的なチームは永久に出て来ないだろう。でも、永久に歌い継がれる名曲たちだ。
あんな曲、もう二度と作れないでしょうね。

210v恵子さん、振り付けもバッチリ!
女の子たちはみんな振り付けをコピーしてたもんね。
土居甫のコレオグラフがまたヨカッタ!
Img_0118

「♪私の胸のカギを~、コワして逃げてい~った」。
「ウォンテッド」ね。
この曲も完璧。

230それにしても未唯さんのカッコよさったらないぞ!
そういえば、クラスでも「ミーちゃん派」か「ケイちゃん派」が論争が起こってたな…私は「ミーちゃん派」だった。

240今は「ケイコちゃん派」です。

220v

「♪スキよ、スキよ、こんなにスキよ~」。
言うまでもなく、歌いながら写真を選びました。

260また曲の話しに戻るけど、どの曲もイントロが殺人的にいいんだよね。
The Kinksの「You Really Got Me」やThe Whoの「My Generation」のプロデューサー、Shel Talmyが「イントロの重要性」を説いていたことが、ピンクレディのヒット曲にピタリと当てはまる。

270vあゆみさんも楽しそう!

280vやっぱりこのコーナーは盛り上がるな~。
今年は「雨」の心配もなかったし。
日本の音楽史に永久に名を刻む名曲の数々をナマで聴けてマジでうれしかったわ。
未唯さん、SHOW-YAありがとう!

300未唯mieの詳しい情報はコチラ⇒未唯mieオフィシャルサイト

310vまだまだ続く『NAONのYAON 2015』…今度はTRFのYU-KI!

320v曲は「イエローマン」。

460v
二曲目の「JOY」では恵子さんと…

360直美さんが合流。

370ココでまた換えたケイコさんの衣装がシックでステキ。

390v

クールなワルツ。
400

まさに大爆発寸前のトランキライザー。

Img_1377_2 そして爆発!
「EZ Do Dance」だァ~!

380バックを務めるSHOW-YAも猛然とラッシュ!

330v

340v

350

Img_0026

会場は「♪イージードゥダン、イージードゥダン、」の大合唱。
スゲエな、コリャまだまだいくらでも盛り上がるワイ!

YU-KIの詳しい情報はコチラ⇒YU-KI WEB(現在メンテ中)

470v杏子さんがステージに上がる。
一曲目は「星のかけらを探しに行こうAgain」。

480v二曲目は「女ぎつね on the run」。
KONTAさん役は山下久美子さんが務めた。
才恵加ちゃんは当然ソプラノに持ち替え。

490v三曲目は「有罪判決」という曲。
ヴァイオリンに末延麻裕子が加わる。

500vこのヴァイオリン、カッコいい!グラファイトなのね!

『NAONのYAON』の重鎮らしい素晴らしい三曲だった。

杏子の詳しい情報はコチラ⇒KYOKO OFFICIAl WEB SITE

510vところで、このメガネは演出で、ステージ上のプレイヤー全員が着用した。
ここではSHOW-YAの二人のメガネ姿を紹介しちゃおう!

7_s41a1758

さとさんもmittanもお似合いでっせ~!

Img_0275

オラオラオラオラオラオラオラオラ~、SHOW-YAの写真が徐々に多くなってきてるんじゃないの~!?
…ということは、ソロソロ出番なんじゃないの~!?
でも、今日は金曜日。
明日はマーブロお休みなのね~。
だから月曜日まで待っててね!
「月曜日はいよいよSHOW-YAだって!」と、土日で全国のSHOW-YAファンに拡散しつつ、よい週末をお過ごしくださいまし!
また来週!

520v最終回につづく

(一部敬称略 2015年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年6月 4日 (木)

【NAONのYAON 2015】 vol.4 : シシド・カフカ、土屋アンナ、中村あゆみ登場!

前半の最後に神取忍が遠藤美月を伴って登場。
楽しいもんだから、どうしても長くなってしまいがちなMCの時間を監督する、「時の番人」という神取さんの役どころは昨年と同じ。

10_2昨年も持ち時間がオーバーする度に「カンカン」とゴングを盛大に鳴らし、上演時間を厳しく監視していた。

20_2 アレ?でも今年は様子が違う!神取さん、恵子さんに謝ってるゾ!

20_2そう、実は今回、時間を取り締まるはずの「時の番人」自体が遅刻してしまったのだ!

30_2こんなハプニングも「大爆笑」にしてしまう絶妙なコンビネーションのふたり。

50_2
で、直美さんも加わって、おしゃべりが止まらないと思ったら…

40_2直美さん、担がれて強制退場!神取さん、さっそくひと仕事。

神取忍の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルブログ

60_2ここで前半が終了して10分間の休憩が入る。
その間、客席の皆さんには恵子さんが用意した風船で遊んでもらう。

70v休憩中。

80_2さて、いよいよ暗くなってきた!
後半最初の出演は…

90_2シシド・カフカ!

100_2ギターにFLiPのYukoちゃん。

110vキーボードにはGacharic Spinのレオナちゃん。
ベースはPIGGY BANKSのakkoさんが担当した。

115vカフカちゃんのセットでは短めの曲が三つ用意された。

150v_2

「負けないゲーム」、「リンダリンダ」、「歩いて帰ろう」の三曲だ。

120_2カフカちゃんは3年連続の出演。
140v_2
もうそれだけに勝手知ったるところ。
「カフカちゃんvs.満員のお客さん」の一騎打ちのような図式。
160_2

10分にも満たない持ち時間で野音の温度をググイと上げてしまった!
130v

シシドカフカの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

S41a0775 続いてステージ現れたのはアンナちゃん!

180v_2今回、土屋アンナを支えるのは…

190v_2安達久美

200v_2MEGU

210v_2GRACE
GRACEさん超久しぶり。むか~し、大阪のあるベースのクリニックでご一緒させて頂いて以来。

220v_2力石理江

230vはたけやま裕…という面々。

235強力にうねるバンドを背にアンナちゃんが妖艶に歌い込むのは「lucifer」。

240v「lucifer」というのは「魔王」という意味。まさにそんな雰囲気を醸し出している?!カッチョいい~!

250vジャケットをヒラリと脱いでの二曲目、「brave vibration」。

260vこれまたステージ狭しと暴れまくるギンギンのアンナちゃんペースで、会場を大いに沸かせた。

270_2土屋アンナの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE

280vさっきの雰囲気はどこへやら、MCでは別人のようなくだけっぷり。筋肉をフィーチュアしてトレーニングの成果を披露しているところ。
この落差がまたアンナちゃんのカッコいいところなのだ!

290_211番目にステージ上がったのは中村あゆみ。

300バックも入れ替わり、リズム隊はベースに渡辺敦子とドラムに富田京子のプリプリ組。加えてはたけやまさんのパーカッション。

310vこのセットはツイン・ドラムで、もうひとりはGRACE

320ギターは久美さんが残る。

330v_2キーボードにはCyntiaからAyanoさん。

340まずは「翼の折れたエンジェル」。

350v_2誰もが知っているスタンダード曲だけに、一緒に歌う人あり、ジックリ聴き込む人あり…。

360v_2みんなそれぞれの思いを胸にあゆみさんの歌声に聴きほれた。
名曲っていうのはそういうものだ。みんなの思い出をパックしてしまう底知れぬパワーを持っているのだ。
七瀬ちゃんも合流。

365二曲目は玉置浩二のペンによる、あゆみさん自らの名前を冠した曲、「あゆみ」をシットリと歌い上げる。
『NAONのYAON』でのバラードもまたいいもんだ。

370v_2三曲目は「ワーキングウーマン」。
ズラリと後ろに並んだのはオープニング・アクトを務めた後輩たち。

380_2颯爽とジャケットを脱ぎ捨てる!
女性ボーカルの魅力をタップリ詰め込んだ密度の濃いステージだった!

390v_2中村あゆみの詳しい情報はコチラ⇒中村あゆみオフィシャルサイト

400つづく

(一部敬称略 2015年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)