Joel Mananの DOWNLOAD FESTIVAL 2015 レポート!
今年も何となく天気がおかしいですな。暑いような暑くないような…。梅雨のような梅雨でないような…。
それにしても、いったん雨が降り出すとなんだってあんなに降るかね~?いつからだ?盛大な雷に竜巻…昔はこんなことは滅多になかったんだけどね。
異常気象はわかっているけど、コレじゃ赤道直下に住んでいるみたいだ(実際にすんだことはまったくありません)。PANTAさんじゃないつーの!
それでもやってくる夏のフェスティバル・シーズン。
オジちゃんはかなり苦手だけど、若い人たちには夏の到来が待ち遠しくてタマらんのだろうね。若いってのは素晴らしい。
さて、去年の今頃も説明したけど、現在のイギリスにおけるロック・フェスティバルには2強が君臨していることはご存知の通り。
ひとつはイングランド中部、レスターシャ―にあるドニントン・パークにて毎年開催されるDownload Festival。
もうひとつはMarshallの工場から30kmほど南東に位置するネブワースでこれまた毎年7月のはじめに開催されるSonisphereだ。
ところがこのSonisphere、今年は開催されないんだって!
理由を調べてみたら、ナント!いい出演者が確保できなかったから。徹底してますナァ。
どこかのフェスとカチ合っちゃったのかしらん?
で、Downloadの方は無事、去る6月12~14日の3日間にわたって開催された。
今年もMarshallのアーティスト担当のJoel Mananが現地で撮った写真を送ってくれたので紹介する。
ちなみに、3日間のヘッドライナーは順に、Slipknot、MUSE、KISSだったそうだ。 Marshallの本拠地、ミルトン・キーンズ出身のバンド、Heart Of A Cowardはメイン・ステージ中日のオープニング・アクトとして登場。
ギターのCarlとTimはMarshallを、ベースのVishalはEDENを、そしてドラムのChrisはNATALを使っている。当然だな、Milton Keynesなんだから。いいバンドだ。
そして、バンド名がいいね…「臆病者の心」…オレのことわかってくれているのかい?
Mallory Knoxは2013年デビューのケンブリッジのバンド。デビュー・アルバムの『Signals』はUKヒット・チャートの33位をマークした。
このバンドも優秀。
だって、ギターのJoeとJamesはJCM900と1987X、それにBluesbreakerを使用。そして1960Bを18台ステージに積み上げた。
それだけじゃぁない。
ベースのSamはEDEN、そらむのDaveはNATALだ。
Joel~、やるじゃないか、キミ~!
シカゴから参加のRise Against。
ギタリストのふたり、TimとZachはJCM600 4100と1960BVを使用。
1960BのBaucket Weaveにカッコいいバンド・ロゴを施しているのはレディング出身のSylosis(サイロシス)。
世界中を』ツアーして回っている。Sylosisの出番は12日の初日だった。
MUSEのMatt BellamyのMarshallが見える。
Mattの今のセット・アップは1959SLPと1960AHW&1960BHWだ。
場面は変わってMarshallが「Cabin」と呼んでいる試奏小屋。
なんかスッカリ入り込んじゃっているのは、ブライトンのバンド、GNARWOLVES。
GNARWOLVESの出番も初日。
このトラックに乗っていそうなオジちゃんはBilly Morrison。Billy Idolのバンドのギタリストだ。
ちなみにBilly Idolは20年以来Marshallを愛用している。今はJCM2000 DSL100を使っている。
フロリダのバンド、A DAY TO REMEMBERのギタリスト、Kevin Skaff。
Jubileeを試奏。メッチャ気に入ったそうだ。
コレがKevinが実際に使用している機材。1959SLPだ。
Rise Againstのギター、Zach Blair。やはりJubileeが滅法気に入ったそう。
2010年にデビューした大人気のアメリカのバンド、Black Veil Brideのギタリスト、Jake Pitts。
エラく感じのよさそうな人だニャ~。
Black Veil Bridesは2日目のセカンド・ステージ(ENCORE STAGE)の準ヘッドライナーを務めた(ヘッドライナーはMARILYN MASON)。
LAのWe Are HarlotからJeff George。Jeffのバンドは最終日に登場した。ステージではJVMを使用している。
Johnny ChowはCAVALERA CONSPIRACYのベーシスト。EDENのエンドーサーだ。
CAVALERA CONSPIRACYはブラジル音楽界で最大級の世界的成功を収めたメタルバンドSepulturaの中心メンバーであったMaxとIgorのCavalera兄弟が、立ち上げたサイド・プロジェクト。
最終日のメイン・ステージに登場した。EDENの新しいフラッグ・シップ・モデル、World Tour Pro 900を指さしてゴキゲン。
アメリカのバンド、Every Time I DieのAndy Williams。「アンディ・ウィリアムス?」…どっかで聞いた名前だな。今の若い人は知らないだろうけど。
それにしても最近のバンドの名前はスゴイね。文章っぽくて。Bring Me The Horizenとかサ。
ことわざシリーズなんての出て来るんじゃない?
Seeing Is BelievingとかKilling Two Birds With One StoneとかNo Use Crying Over Spilt Milkとか…長ゲエ。
オイオイオイオイオイ、そこのグラサンのアンちゃん!Astoria2をどこへ持って行こうってんだい?!いくら気に入ったからってソイツぁイケねぇ!
でも気持ちはよ~くわかるぜ!Astoria最高だもんね。
初日のメインステージの準ヘッドライナーを務めたFIVE FINGER DEATH PUNCHのJohn Hook。
わかるよ、ウン。
ヒップホップ界からはIce T。Marshallヘッドフォンを試しているところ。
今回は2555XとJCM800 2203がお供をしたそうだ。
(敬称略 2015年6月12~14日 イギリスDonington Parkにて撮影 ※すべての写真はMarshall社のアーティスト担当、Joel Mananによるものです。All pictures were taken by Joel Manan of Marshall Amplification plc. Thanks for the lovely photos, Joel!)