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2015年5月

2015年5月15日 (金)

ブリトラブリッツブリブリ祭り2015~ブリブリNATAL!

あ~、おもしろかった。
どれだけ笑ったかわからんわ…ブリーフ&トランクス。
2年ぶりにして7枚目のアルバム『ブリトラ道中膝栗毛』の発売を記念した4月のはじめのコンサート。

10ゴージャスにステージに登場したブリトラのふたり。

20伊藤多賀之

30v細根誠

40vこのふたりによるフォーク・デュオがブリーフ&トランクス。

504人編成のバンドを従えてのパフォーマンス。

60ギターは梶原健生。

210v ベースは伊藤千明。

80vキーボード、高山和芽。

90vドラムは松田翔。

100ドラム・キットはNATAL。「ナタル」ではござんせん…「ナタール」ね。「ナール」と「タ」アクセントを置いて呼んでやってください。「イヨ!ナール!」って。

110ールは1965年創業のイギリスの老舗パーカッション・ブランド。
当時、日本では完全になじみがなかったが、イギリスではT.Rex、The Rolling Stones、Fleetwood Mac、Led Zeppelin、Deep Purple等々に愛用された、60~70年代のブリティッシュ・ロックには欠かすことのできないブランドなのだ。
現在はMarshall傘下に入り、こうしてドラム・キットを中心にビジネスを展開して世界各地で高い評価を得ている。120翔さんはMarshall Blogにはマテ・カマラス以来の登場。
相変わらずタイトでクリスピーなドラミングが素晴らしい。

130v実は…勉強不足ではなはだ失礼なのだが、私はこのデュオ・チームを存じ上げなかった。
それで、翔さんがドラムを担当するということでお邪魔させて頂いたワケ。
これがもうおもしろくて、おもしろくて!

140次から次へと繰り出されるのは、基本的には日常の「あるある」をテーマにしたコミック・ソングたち。
160v
コレがどこまでもシリアスで、どれもよく練り上げられている…だからおもしろい。
170v

もちろんトークも秀逸。
この日はDVDの収録が入った。「イントロが聞えたら大ゲサに歓声を上げてください!」って!

150

ホラ、カメラ・クルーもこんな感じだもん。

180知らない人がいきなり見たら「ウワ!翔くん危ない!後ろにスクリーム!」ってビックリしちゃうよ!

S41a6382 レコ発ライブなのに頭3曲は旧作から。普通はこんなことしない。
マジメなんだかフザけてるんだか…こういうところがいい。

1904曲目にして「発泡スチロール」、「下痢気味」、「洗濯機」とニュー・アルバムからの曲を披露した。
バンド・メンバーの「♪ゲリギミ~」というコーラスもバッチリきまった!

200v伊藤さんが「不謹慎で怒られそう」と何回かおっしゃっていたが、私が最も気に入ったのが葬式をテーマにした「ろうそく」。
伊藤さんもMCで木魚の打ち方について触れていたが、私も経験がある。
お経と言うのは8ビートでしょ。「♪ポクポクポクポク」と拍の頭というか、経を読むのと同時に木魚を打つ。
で、数年前、母方のおじの奥さんが亡くなられた。
その葬式の読経の時、お坊さんが木魚をウラで叩いたのだ…「♪はん(ポッ)にゃー(ポッ)はー(ポッ)らー(ポッ)みー(ポッ)たー(ポッ)」みたいに。
するとどうなるか…お経のリズムは4ビートと化し、お坊さんはオスカー・ピーターソンのように猛然とスウイングするのだ!
これにはまったく音楽の素養のない父も「オイ、コレなんか変じゃないか?」と私に耳打ちする始末。
ま、私は葬式で笑いが止まらなかったことが特段あったワケではないが、これにはかなり驚いたし、その後参列した葬式でもコレに出くわしたことはない。
それにしても、いくつになってもお焼香の時は緊張するよね。

S41a6185 梶ちゃんはホントに久しぶりのMarshall Blog。
以前は越路姉妹の越路和子さんでご登場頂いた。

S41a6499 ビックリが多いコンサートだったけど、千明さんのベースにもビックリ!
え、レフティだからかって?
チヤウチヤウ、彼女の弾くベースのことよ。タイム感が独特でものすごく重い。
ベース・ラインを聴いていて何回もトリハダが立っちゃったよ!

220v中盤では外タレ、サイモンガー&ファンクルも登場。
「スカボロー・フェア」と「不協和音」の2曲を演奏。
「不協和音」はタイトル通り、不協に展開する歌いっぷりが絶妙だったね。

230ショウは後半に入る。

240翔さんのドラミングが出過ぎず引っ込み過ぎず、絶妙のサポートぶりを見せてくれる。
260
ニュー・アルバムからは「マザーコンピューター」、「ズッキーニ」をプレイ。
伊藤さんのお母さんの話しもメチャクチャおもしろかったナァ。
それがね、真剣に聴いているせいか、案外お客さんがおとなしいんだよね。私ひとりでバカみたいに笑い狂っちゃって周りの人に変な目で見られちゃったよ。
「あのカメラマン、笑いすぎじゃない?」って。
いいじゃない、おもしろいんだもん!

250とかなんとかいっても、終盤は大盛り上がり!

270そして、アンコール。

280サングラスをかけてロックンローラーに早変わり。
曲は『ブリトラ道中膝栗毛』から「水族館」。

290v全員サングラス着用!

300

310v

320v

330v

340v伊藤さんがステージから客席に向かってボールを打ちっぱなす!

350ダブル・アンコールで「ペチャパイ」と「クラブ」を演奏してショウは終了した。
イヤ~、ホントおもしろかった!また観たい!

ブリーフ&トランクスの詳しい情報はコチラ⇒ブリーフ&トランクス オフィシャルサイト
360あらゆる現場で活躍するNATAL。
今日もいい音聴かせてもらっちゃったい!

S41a6207 ★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

取材で日本を離れるため、来週からしばらくの間、Marshall Blogの更新が不定期となりますことお知らせ申し上げます。

(一部敬称略 2015年4月2日 赤坂BLITZにて撮影)

2015年5月14日 (木)

岩下の新生姜プレゼンツ『晴海REVENGE編』其ノ弐~Orquesta Libre + ROLLY 

谷中生姜は大好物のひとつだ。味噌と一緒に酒のアテで出てくればいくらでも食べることができる。
それから、チョット変わったところでは根生姜をすりおろして熱い紅茶の中に入れて飲むのが好き。
生姜はいい。
…と思っていたら加工生姜のメーカーさんがイキなコンサートを企画したってんでお邪魔してきた。

お目当ては2番目に登場したドラマーの芳垣安洋率いるOrquesta Libre。
メンバーが変わることもあるのかも知れないが、今日はテンテットでのご登場。

10芳垣安洋

20vトロンボーンの青木タイセイ。
この写真、Curtis Fullerの『The Opener』にソックリでしょ?狙って撮った。うまくいった!

30vソプラノ・サックスで塩谷博之

40vテナー・サックスに藤原大輔

50vトランペット、渡辺隆雄。

60vギデオン・ジュークスのチューバが加わる。チューバかっこいい!
Ray Draperというチューバでジャズを演る人もいたが、Rahsaan Roland Kirkの『The Retuen of the 5000 Lb. Man』に入っている「Giant Steps」を聴いてもらいたい。Rahsaanのテナーと一緒にColtraneのソロをナゾるHoward Johnsonのチューバがすこぶるカッコいい。
この『The Retuen of the 5000 Lb. Man』は泣けるアルバムだ。「Loving You」や「Goddbye Pork Pie hat」なんかも入っていて聴きやすいく、ロック・ファンにも超おススメのジャズの一枚。

70vヴィブラフォンは高良久美子。

80vベースの鈴木正人。

90vさらにパーカッションに岡部洋一。

100vこの布陣に加わったのが…

100ROLLY!

110vROLLYさん、1966年のブロードウェイ・ミュージカル『Cabaret』のオープニング曲「Wilkommen」で登場した。「Willkommen」とはドイツ語の「welcome」だ。

120ROLLYさんは2000年に開催された『Marshall祭り』にご登場頂いたことがあった。
それからというもの、シャンソンやクラシック、色々なパフォーマンスを拝見させて頂いているが、色んなジャンルのいい音楽に、日本語にこだわった自分なりの魂を吹き込んで高い娯楽性を追求している姿勢にいつも大きな共感を覚える。
今回、リハーサル後にMarshallの新製品がらみの話しでThe Sensational Alex Harvey Bandの名前に触れたところ、急に大層よろこばれて、本番前と言うのにふたりきりで長々と音楽の話しをさせて頂いた。
本当に色んな音楽を深く聴いておられて、話しをしていてものすごく楽しかった。
もちろん、話題はこの「Willkommen」にも及び、ドイツつながりでクルト・ワイルも登場した。

130v_2さて、このミュージカル、1972年にボブ・フォッシーの手によって映画化もされた。
下の写真の向かって右はそのサントラ盤。
もちろん「Willkommen」が冒頭に収録されているが、最も有名で人気のある曲はタイトル・チューンの「Cabaret」だろう。「♪Life is a cabaret, old chum」のところは誰しも聴いたことがあるハズだ。
この「chum」っていう言葉が気になって昔調べたことがあった。
「友達」とか「仲間」とかいうような意味のようだったが、西洋人はよく呼びかけに「友達」という言葉を口にする。
日本語では考えられないよ。何かしてくれた友人に「どうもありがとう、私の友達!」なんて言ったことないでしょ?
向こうの人はやたら「my friend」を言う。「my huge friend」なんてのも言われたことがある。
そして「友達」は「friend」だけとは限らない。
イギリスの連中は「friend」の代わりに「mate(ほぼ「マイト」と発音する)」とか「pal(こちらはほとんど「ペァウ」に聴こえる)」なんて言い方もする。はじめはナンノコッチャである。

この「cabaret」のサビに「♪Come taste the wine, come hear the band」という歌詞が出て来るんだけど、Deep Purpleの『Come Taste the Band』はココから取ったのかね?歌詞を交錯させた?ジャケットはシャンパン・グラスだしね。
昔、大阪にこの曲をオープニングSEに使った「キャバレー」というバンドもいた。
ちなみにこのミュージカルの中に「Tomorrow Belongs to Me」という曲が入っているが、The Sensational Alex Harvey Bandの1975年の同名アルバムはこれが出自らしい。

ついでに並べたのは「Cabaret」で主役を演じたライザ・ミネリのライブ・アルバム。
私はライザが子供の頃からチョット苦手なんだけど、この1972年のライブ・アルバムはすごくいい。

140映画『キャバレー』は、作品賞こそ『ゴッドファーザー』に譲ったが、第45回(1972年)のアカデミー賞を8部門も獲得した。
ライザは主演女優賞、ボブ・フォッシーは監督賞をゲットしてめでたしめでたしなんだけど、どうも私はボブ・フォッシーがシックリこない。
この人は元々ダンサーで、振付師として活躍していた人。
下の『キス・ミー・ケイト』では役者として出演している。脱線の幅を広げて恐縮だが、1953年に映画化されたこのミュージカルには「So in Love」、「Too Darn Hot」、「From This Moment on」といったジャズでよく取り上げられる曲が収録されている。Cole Prterだから当然か。
で、どうもフォッシーの印象がよくないのは、この人が監督した『レニー』という作品が気に入らなかったからかもしれない。
Lenny Bruceのことは後になって知ったが、当時の私(13歳)はダスティン・ホフマンが好きだったので、余計にガッカリしてフォッシーに悪印象を覚えたのかもしれない。
また脱線になるが、英語の勉強をしている以上、Lenny Bruceの品の悪い英語が聞き取れればうれしいな…と思い、ライブ盤を買って聴いてみたけどサッパリわからなかった。

ところがこのフォッシー、ダンサーとしては超一流で、『星の王子さま』という映画で久しぶりに「ヘビ」の役どころでダンスを披露した。コレはメチャクチャかっこよかった。
ま、オスカー獲ったんだから監督としても超一流か…。
『All That Jazz』はフォッシーの自伝的映画だ。ロイ・シャイダーも死んじゃったもんナァ。

150話しをLizaに戻して…と。
私はLizaよりもお母さんのJudy Garlandの方がゼンゼンいい。声がメッチャ好きなのだ。
天才少女として世に出たJudy、日本ではミッキー・ルーニーとのコンビや「Over the Rainbow」の『オズの魔法使い』ばかりが有名だが、ジャズ歌手としても超一流だ。

彼女の有名な主演映画に『スタア誕生』がある。この中でジャズ・コンボをバックに「The Man Got Away」という曲を歌うシーンなんぞカッコよすぎてチビっちゃうつーの。
一方、『Cabaret』の中に「Maybe This Time」というLizaが歌うナンバーがあるが、この2曲、ゼンゼン違うメロディなのだが、ものすごく雰囲気が似ていて、娘の母への思慕と尊敬の念すら感じてしまう。
Lizaのお父さん、すなわちJudyのダンナさんはヴィンセント・ミネリという映画監督。スンゲェ芸能一家なのだ。
見つけてはチョコチョコと買い求めているJudy Garlandの音源も結構集まってきちゃった。

160もうチョット…。
『アニーよ銃をとれ(Annie Get Your Gun)』という映画をご覧になったことある?
コレはアメリカ西部開拓時代に実在した「カラミティ・ジェーン」という女性ガンマンを題材にしたミュージカルで、もっとも有名な挿入歌は「There's No Business Like Show Business(ショウほど素敵な商売はない)」だろう。
音楽がIrving Berlinだけあって、他にも「Doin' What Comes Naturally」や比較級の勉強に持って来いの「Anything You Can Do」なんて素敵な曲が入っとる。
主役のアニーはベティ・ハットンという古い女優さんが演じているが、元々はJudy Garlandが演ずる予定だった。
ところが、Judyの健康がすぐれず、実現しなかった。
それで、このDVDにはボーナス映像としてカメラ・テストで「Doin' What Comes Naturally」を歌うJudyの姿が収められている。コレがもうヤケクソにいい!
このベティ・ハットンも悪くはないのだが、Judyだったら作品がガラっと変わって格が上がっただろうな~。
何年か前に亡くなったMarshallのSteveとこの映画の話しになった時、彼が「Anything You Can Do」をスラスラ歌ったのにはビックリした。やっぱり知ってるんですよ。
ちなみに写真のCDは、今となってはなつかしいピカデリー・サーカスのTOWER RECORDSで買ったもの。
あの頃はまだHMVの大きな店もピカデリー・サーカスにあった。

170…とあまりにもMarshallと関係のない話しをしておりますが…。
一体このコンサートのどこがMarshallかというと、この人。
Qrquesta Libreのギタリスト、椎谷求

180v1962Bluesbreakerなのだ!

190vロックのステージではついぞ見かけない楽器たちに混ざっている姿がなかなか異彩を放っている。

200さて、ステージ。シアトリカルなオープニングで観客の心をわしづかみにした。

210ギターを手にして始めた曲はナントFocusの「Sylvia」!

220曲は椎谷さんのカッティングから。
椎谷さんが弾くと1962がまた何とも言えない音を出すんだな。

230高校の文化祭でこの曲を弾いたというROLLYさん。
水を得た魚のよう!まるでギターで歌っているようだ。

240それもそのハズ、作曲者のThijs Van Leerによれば、この曲は元々歌詞がついたラブ・ソングだったそうだ。

250vホーンのアレンジもバッチリとキマっていて最高なゴキゲンな「Sylvia」だった。

R_img_0055 芳垣さんのメンバー紹介&MCでは、このグループ結成のいきさつが語られた。

270vこのグループは『Tommy』の全曲演奏をすることもあるそうだ。今日は時間の都合でそのダイジェスト版。

260

まずは「Acid Queen」。
MCでおっしゃっていたが、ROLLYさん、映画の『トミー』をご覧になったのは『ウッドストック』と『永遠の歌』との三本立てだったとか…。それは荒行である。尻がタマらん。
私はROLLYさんよりひとつだけ少し年齢が上ゆえ、この映画はロードショウ公開で日比谷のスカラ座で観た。中学1年の時分で、すでに何度か触れているが、例の「クインタフォニック・サウンド・システム」というヤツだ。
この時の印象があまりにも強いせいか、『Tommy』はオリジナルのThe Whoバージョンより、このケン・ラッセルの映画バージョンの方が好きなんだナァ~。
なんといってもゴージャス。
アン・マーグレットもオリバー・リードも絶妙なキャスティングだったし。(オリバー・リード主演の1971年の『さらば荒野(The Hunting Party)』という映画はメッチャおもしろいよ)
で、映画版ではこの曲をTina Turnerが歌った。

280ROLLYさんも解説されていたが、ショック療法よろしく、「見えない、聴こえない、しゃべれない」の三重苦から解放しようと、両親が怪しげな連中にトミーを任せる場面だ。
ゲストが登場するこの映画のハイライト・シーンのひとつ。
Eric Claptonはマリリン・モンローを崇拝する新興宗教の教祖を演じ、Tinaは麻薬の女王を演じた。

290ROLLYさんもTinaに勝るとも劣らない激烈パフォーマンス!

295v続いてもこのシーンから「Fiddle About」。
映画ではKeith Moonが演じた変態の「アーニーおじさん」が歌う。
『Tommy』の曲はすべてPete Townshendが書いているように思われがちだが、この曲と「Cousin Kevin」はJohn Entwistleの作品。そういえば何となく「Boris the Spider」あたりに似ていなくもない。
Peteがどうしてもこのシーンの曲を作ることができず、イメージを伝え、Johnが作曲した。たちまち書いてしまったらしい。
それもあって『Tommy』の最初のツアーではJohnがこの曲のボーカルを担当した。
女性の下着を頭につけた変態の役柄はまさにKeith向けだったワケだが、ホンモノのKeithはこんな趣味はなく至ってまともで、生前はあのキャラクターを演じ続けていたらしい。
KeithのいとこがMarshallにいることは何回か記した。「Cousin Barry」だ。
325
私は『Tommy』の中で「Cousin Kevin」と「Sally Simpson」という曲が大好きだった。
奇しくも「Cousin Kevin」はJohnが書いたもうひとつの曲。
映画でこの「いとこのケヴィン」を演じた人はPaul Nicholasという歌手/俳優。日本では無名の人だがイギリスではかなり手広い活動をしている。
調べてみると、お父さんは有名なイギリスの情報機関MI6(ジェイムス・ボンドが勤務している先ね)を退職した後、The Rolling StonesやYes、ショーン・コネリーやリチャード・ハリスの顧問弁護士をしていたらしい。そのクライアントのひとつがThe Whoだった。

300持ち時間の少ないところでこの曲を選ぶところがスゴイ。
「Acid Queen」から「変態オジサン」に早変わりして熱演は見ものだった。

310ちなみに「Fiddle Anout」というのは「バカなことをして無駄に時間を過ごす」こと、あるいは「必要のないことをする」ことだそうだ。

315vバックは分厚い演奏で申し分なし。

320vこうした素晴らしい演奏で名曲の数々を味わう。
シアワセの極致。

330vココのところ何となくヴィブラフォンついている。好きな楽器なのでとてもうれしい。
このオーケストラにはピアノがいない。
その分、ヴァイブが活躍するワケだが、やっぱりこの楽器の存在感たるや尋常じゃない。
MJQだのBobby Hutchersonあたりのコンボ・ジャズを聴いている時はまったくわからないが、こういう大アンサンブルの中に混ざると信じられないぐらいの破壊力を発揮する。音ヌケの良さがバツグンなのだ。
もちろん雰囲気もグンとやわらかく、そしてゴージャスになる。

296
やはりこれはハズせない「ピンボール」。Elton Johnのオハコ?
ROLLYさんは日本語で歌ってくれたが、原曲の「Deaf, damn and blind kid」というところが最高にカッコいいんだよね。公共の電波では放送はできないんだろうナァ。

350vあらためてサントラ盤を聴いていると、歌といいアレンジといい、この曲が『Goddbyr Yellow Brick Road』に入っていても何ら違和感を感じないような気がする。
このキャスティング、一体誰が考えたんだろう?
その反対にRegiのトリビュート番ではThe Whoが「Saturday」を演奏しているが、これまたRogerの声が曲にピッタリで、まるでThe Whoの曲のように聴こえる。

360ROLLYさんの熱演がつづく。
「シアトリカルなものが好き」とおっしゃっていたが、まさにその芯を喰った演奏だ。

370そして最後は「See me, Feel me/Listen to You」。

380v椎谷さんとのギター・バトルも!

390椎谷さんは正式にジャズの教育を受けている人で、ロックとジャズの境目がかなりうすいプレイをする。そして時々変態。実にわたし好みのギターを聴かせてくれるのだ!
オガンちゃんのカルテットでご紹介した通り。

400v当然、Peteバリのウインドミル奏法も!

410出ベソでの激演!

420See me!

430vFeel me!

440vそしてこっちは素晴らしい演奏の数々にすっかりhealされてしまった!次回は谷中生姜とビールを携えてフル尺でタップリ観たい!

450Orquestra Libreの詳しい情報はコチラ⇒yoshigaki.com
ROLLYの詳しい情報はコチラ⇒ROLLY OFFICIAl SITE

460(一部敬称略 2015年4月6日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2015年5月13日 (水)

Sound Experience 15 <後編>~Strange, Beautiful and Loudとセッション

『Sound Experience 15』も3番目のグループに移る。アッいう間に後半。
Strange, Beautiful and Loudの登場だ。

10_2三宅庸介

20v山本征史

30v金光健司

40vStrange, beautiful and Loud…「自らの音楽道を突き進む鉄壁のトリオ」の同義語と呼んで何ら差し支えないであろう。

50Marshallとストラトキャスターの化身が織り成す異次元の音世界。

60今回のMarshallはJVM210Hと1960BV。

70v_2征史さんもいつもの1992 SUPER BASSのハーフ・スタック。

80v_2そして、金光さんはNATALのメイプル。
もはや、この金光さんが叩き出すエモーショナルなNATALのドラム・サウンドはStrange, Beautiful and Loudの重要な要素のひとつと考えてよいだろう。

90今回は珍しいことに新曲を冒頭に持ってきた。

100v_2「Devil」という曲。
いつかSHARAさんが「三宅君の音楽は悪魔的やネェ」と評していたことがあったが、そこから来たのかな?
ムムム、コレはよい!三宅ワールド全開のミディアム・ハード・ナンバー。
「オッ?」と思わせる一般受けしそうなメロディも出て来るが、そこは三宅さんのこと、ググイとヒネって自分流に料理しちゃう。
三宅さんがこの曲をどう育てるか…「murt'n akush」に続く新しいキラー・チューンになりそうだ。

110続けてKKのスネアの強打で導かれるおなじみの「If」。

120v三宅スタンダードだけあって堂々たるパフォーマンス!
130

征史さんのベースがグイグイ三宅さんのギターを押し出していく!

140v3曲目はさっきチョット触れた「murt'n akush」。

150この曲も初めて聴いた時からカッコいいと思ったが、案の定このグループの重要な一曲に育った。

160v_2そういえばこの曲もドラム始まりだ。KKの5拍分のフィルが緊張を一気に高める。

170そして、エキゾチックなテーマへなだれ込む。いつ聴いてもカイカンだ。

175ファースト・アルバムから「Bloom」と「Stratify」。
125v

双方ともよくSBLのステージで演奏される曲だが、毎回新鮮に響く。

190v三人のインタープレイが、演奏する度に異なった化学反応を生じさせるからだ。

180v_2

三宅さんのお気に入り、「Petal」。

200_2そして、最後は「Virtue」。

230v_2

これまたSBLのステージに欠かせないハード・ワルツ。「Virtue」よりも「Vice」に聴こえてしまうのは私の心が邪なせいなのか?

210ロックは「美徳」よりも「悪徳」の方がカッコいいにキマってる。
Strange, Beautiful and Loudが演奏しているのは世界にふたつとないオリジナルのロックなのだ。

220v_2今日も三人とも命の薄皮を剥ぐような鬼気迫る演奏だった。

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange Beautiful & Loud

240そしてお待ちかねのセッション・コーナー!
これだけのメンツだからね、何かド派手なドライビング・チューンが飛び出すのかと思っていたら、ナント、Scorpionsの「Yellow Raven」。バラード。

250_2イントロのツイン・リードは今井さんと…

280
ノンちゃん。
みんな好きなのね、スコピ。バッチリすぎるぐらいバッチリ!
ScorpionsというよりUliだね。この曲はUliのペンによるものだ。

310v

ふたりのツイン・リードを聴いてCazさん「シ・ア・ワ・セ」…とつぶやいて歌い出した。
その歌いっぷりはKlaus Meine。

260もちろんギター・ソロもタップリ。

290v_2三宅さん⇒今井さん…

275
⇒ノンちゃんの順番で回された。
この写真はStandでも使えますな!

295そして、Cazさんの絶唱に次ぐ絶唱!

300v_2今回の『Sound experience』も『Sound Experience』ならではの「経験」をさせてもらった。
次回も楽しみだ!

350★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
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詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年3月30日 三軒茶屋Grapefruit Moonにて撮影)

2015年5月12日 (火)

Sound Experience 15 <前編>~DAMIEN♡REGANとVoodoo Butterfly

三宅庸介のStrange, Beautiful & Loudが、毎回対バンやゲストを迎えてシリーズで展開している企画『Sound Experience』。
今回の対バンは、記事のタイトルにあるDAMIEN♡REGANとVoodoo Butterfly。
常々Marshall Blogはこのシリーズのもようをレポートしてきたが、その15回目はとてもゴージャスなものになった。
チョット開演前の楽屋をのぞいてみよう…。
20
赤尾和重、今井芳継…キラ星のごとく集まった超ベテラン&腕利きの顔触れ。でも、かなりのリラックス・ムード…。
コレはいいコンサートになりそうだ!
会場は満員!
あ、ちなみに「キラ星のごとく」は「キラボシ」じゃないからね。「キ」にアクセントをつけて「キラ  星のごとく」と「キラ」と「星」の間に間を入れて読んでくださいね。
10
トップバッターはYoshitsugu Imai's Voodoo Butterfly。
今回もア・カペラのギター・ソロで演奏は始まった。
ギターは今井芳継。
30

Voodoo Butterflyは2013年7月の『Sound Experience 8』以来の登場だ。

40今回のベースは関“ANI-Katsu”勝美岡垣さんのプロジェクトでMarshall Blogには何度もご登場頂いている。

50vキーボードはMAMI。

70vドラムはSHOWという布陣。

80v冒頭から壮絶なソロで観客の目と耳を惹きつける今井さん。

90vちょっと機材のトラブルに見舞われてしまったが、そういう時こそプロの真価が発揮される。
平然と弾き続けた挙句、うまく次へつなげたあたりはさすが!

S41a5668 今井さんももちろんMarshallプレイヤー。
今回はJVM410Hと1960Aを使用した。

100vサウンドは前回同様、変拍子を多用した今井ワールド!

120独自の言葉を持つ今井さんのギターをタップリとフィーチュアした、ワン&オンリーのインスト・ロックだ。

130vその今井ミュージックをガッチリと支えるリズム隊。でも、前回と大分音の雰囲気が異なる。
ベースが替わったからだ。
これほどサウンドが変わるとは!昨日も書いたけど、ベースがバンドに果たす役割たるや甚大なものなのだ。
ココはさすが百戦錬磨のANI-Katsuさん。実にうまく曲を料理していた。

140控えめながら緻密なプレイでバンドのサウンドを分厚くするMAMIさん。

150v名手SHOWさんのダイナミックにして抒情的なドラミングがまたこのバンドにベストマッチする!

160v技術や精神力を高め、「楽器を演奏する」ことで自分を表現するインスト・ロックってのはやっぱりいいナァ。

最近、富みに巷間の音楽の幅が狭まっているように感じる。
音楽もビジネスだから、「売れる」、「売れない」を基準にすることは一向に構わないのだが、以前は「売れない」あるいは「売れそうにない」、もっと言えば「売れるワケがない」ようなタイプの音楽にもスポットライトが当てられていたような雰囲気があった。
最近はジャンルを問わず、どこをどう切っても同じものしか出て来ないような状況に陥っているように見える。それぞれぜ~んぶ同じ。
コレはもっぱら作る側の仕業のように今まで思っていたが、最近ではむしろ聴き手側の「音楽を聴く」能力があまりにも衰退してしまったことが原因でそうなっているように思えてきた。
もちろん作る側が面白いものを与えないということもあるので、結局は「コロンブスの卵」なのだが。
政治もそうだけど、与えられる側がもっと勉強しないと…。
この日の出し物は、このVoodoo Butterflyをはじめ、もっと多くの一般の人に興味を持ってもらいたい音楽の見本市だった。

170v

今井芳継Voodoo Butterflyの詳しい情報はコチラ⇒Voodoo Butterfly

180v

向かって左が今井さんが使っていたJVMのハーフ・スタック。
次のバンドももちろんMarshall。今度は向かって右側のMarshallの持ち主が登場する。

190ステージに上がったのはDAMIEN♡REGAN…「ダミアン・リーガン」と読む。
「Damian」は『オーメン』のあの僕ちゃん。
「Regan(リーガン)」は映画『エクソシスト』でリンダ・ブレアが演じた主人公の名前。Regan Theresa MacNeilという役どころだ。
いかにもCazさんらしいバンド名。
せっかくだから「リーガン」を肴に少し脱線。
この『エクソシスト』、日本では1974年の公開された。私が小学6年生の時かな?
テレビや新聞で「失神の観客続出!」なんて大騒ぎしていた。
私は公開から1年後ぐらいに観たけど何てことなかったな…。あのコックリさんのところはチョット気持ち悪かったけど。
でも、子供ながらにリンダ・ブレアってスゴイ演技をするな…とは思った。よくある話だが、リンダ・ブレアはリーガンのイメージが強すぎたのかどうか、後にお色気路線に移行して、『チェーン・ヒート』なるB級女囚映画に出ていたが、きれいにフェイド・アウトしたな…イヤ、私が知っている限りね。
で、このリーガンの役、ナント、プロデューサーがジェイミー・リー・カーティスにオーディションを受けるように申し入れたらしい。
ジェイミーはシュワルツネッガーの奥さんの役で『トゥルー・ライズ』に主演した女優さん。簡単に言えばトニー・カーティスのお嬢さん。
マーブロ的に言えば、Spinal Tapのナイジェル・タフネル(Christopher Guest)の奥さん。
1958年の生まれというから、撮影時には持って来いの年齢だったのだろう。残念ながらお母さんがキッパリと断った。
さらに、当時7~8歳だったブルック・シールズにも白羽の矢を立てたが、監督のウィリアム・フリードキンが若すぎるとして却下。
スゴイのになると、キャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズもセットでレーガン母娘の役を狙っていたとか…。
キャリー・フィッシャーは『スター・ウォーズ』のレーア姫。
マーブロ的に言えば『ブルース・ブラザーズ』で機関銃を持ってジョン・ベルーシを追いかけまわす謎の元恋人を演じた人。
デビー・レイノルズはその実母で、映画『雨に唄えば』でキャシーの役を演じた人。有名な「♪グ~ッドモーニン、グッモーニン」の人ね。

…ということとは無関係にDAMIEN♡REGANのすさまじい演奏が始まった!

200赤尾和重、Caz。

210v高橋竜

230v下田武男

240vそして、ギターは島紀史

220v

コレはヤケクソにすごい&おもしろい組み合わせ!

250もちろん大分前からこの顔合わせでステージに上がるということを聞いていたのだが、ナニを演奏するのかは知らなかった。
イヤ、ワザ訊かないで楽しみに取っておいた。

260vCazさんとノンちゃんの組み合わせだから問答無用にRaibowがらみの曲でも並べて来るのかと思ったらさにあらず!

270vNuovo Immigratoのリズム隊に、ギターがノンちゃんのKruberablinkaといった風情。
コレがまたよき哉…ってんでオープニングは「海図」。
Kruberablinkaのセカンド・アルバムのタイトル・チューンだ。

280v予想&期待通りにコレがまた素晴らしいアンサンブル!

300v

ク~、またノンちゃんのMAJORの音がタマらんのう!

330

ナンの、ナンの、Cazさんの声もMarshallだからね~。
常識を超えた音圧感!
Marshallプレイヤーがふたりいるも同然。
415v
…なんてものではなく、竜さんも根っからのMarshallプレイヤーだからね。素晴らしいMarshallプレイヤーが三人よ。

290vドラムはNuovo Immigratoの盟友、下田さんだからね、もうツーカーもいいところ!

3102曲目は最近作『BLANKO』から「サイコロ」。

320ヘヴィなスロー・シャッフル。
ブっ速い曲ばかりでなく、ノンちゃんのギターはこういう曲に実にうまくマッチする。

Img_0117 続いてファースト・アルバムからジットリと「砂山」。

335vここでもノンちゃんの入魂のプレイが光る。
CONCERTO MOON以外の場で聴くノンちゃんのギターも大きな楽しみのひとつだ。プレイの雰囲気は変わってもMarshallサウンドだけは変わらんよ!それでいいのだ!

375v

しかし、目の前の空間に声を練り込んでいくようなCazさんの歌がスゴイ!

340vフト気が付くと、身じろぎもせずにCazさんの声にもたれかかっている自分がいるのだ。
370v
つづいてもバラード。セカンド・アルバムのクロージングだった「野ばら達へ」。
385v
バラードでは抜群の深みを発揮する縦横無尽なリズム隊。

350v

Img_0260 ディミニッシュの使い方のドッキリと「♪宇宙はOK」という意外な歌詞でやられてしまう。

355vエモーショナルまノンちゃんのソロ!CONCERTO MOONには今ない曲調だからね。コレは聴きものだったよ!

360vCazさんの歌が最高にPunchyな「火の玉が海を渡りきる」。

400v

この声!「ソウル歌手」を気取って黒人の猿マネをしているそんじょそこらのカボソイ歌い手よりもよっぽどソウルフルだ。何せCazさんのノドには1959のフル・スタックが入ってるんだから。

S41a5711 ノドにはMarshallが収まってる…で、さっきから左手に収まっているものといえば…そう籐のお財布。やっぱり貴重品は身につけてないと!

S41a5737 …なワケはなくて、コレは「カシシ」というブラジルの打楽器(和重さん情報)。
この小さな籠の中に大豆だかなんだかの豆を入れて振って奏でる一種のシェイカーとかマラカスのようなものだ。
NATALでも作ってるんだよ(和重さん情報)。

390vそして、曲はブラジルつながりでMilton Nascimentoの「Courage」。
こういう曲を選ぶところがCazさんらしい。
いつかカッワーリーにも挑戦して頂きたい。

S41a5794 そして、最後は『BLANKO』から「スゴイダンス」というスゴイ演奏!

440

Kruberablinkaは大阪を根城にしているだけになかなか東京に来てくれないからね。
「衛星クルベラ」としてこのメンツで時折Cazさんの声を聴かせてくれればうれしんだけどな…。

S41a5832

410v

420v

430v…と気合の入りまくった演奏で悪魔祓いを終えたDAMIEN♡REGANなのであった。

赤尾和重の詳しい情報はコチラ⇒Kazue Akao.com

450v★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年3月30日 三軒茶屋Grapefruit Moonにて撮影)

2015年5月11日 (月)

『inトーキョーシティツアー 2014-2015』のグッドモーニングアメリカ

いよいよビッグ・ネームの地位を確立した感の強いグッドモーニングアメリカ。
すさまじい勢いでスターへの階段を上っていく姿を目の当たりにしている。
その根底に見えるの「熱意」。触ればたちまちのうちにヤケドをしてしまいそうな情熱を感じざるを得ないのだ。
そのグドモが3月末に2日間にわたってZepp東京に登場した。
完全満員御礼の会場に集まったファンは、たなしんがこの大会場にどうやって現れるのかの期待を胸に開演時間を待った。

そして、開演。

10この日のたなしんはナント、ワイヤー・アクション!

20真っ赤なピンスポの中、忍者「田中新左エ門」に扮して軽業を披露!

30そして無事着地!

40「ここは江戸でななくて東京!」…つまり「inトーキョーシティ」!!

50「グッドモーニングアメリカはじめます!」

60…はじまったZeppの2Days。
オープニングは『inトーキョーシティ』。昨年10月にリリースしたメジャー・セカンド・アルバムのタイトル・チューンだ。

70金廣 真悟

80渡邊 幸一

90幸一ちゃんは今回のツアーではJVM410Hを使用!

100たなしん

110たなちゃんも機材を変更。

120EDENのWT-800とD410XSTのフルスタックだ。

130恐ろしいまでの音ヌケのよさに、たなちゃんも弾いてて気持ちよさそう?

135ペギ

140NATALのアッシュ。10"、12"、16"、22"というコンフィギュレーション。

150ペダル、ハードウェアもすべてNATALだ。

160しばらくの間、スネアはブラスを使っていたが、今回はメイプルのステイヴ。フィニッシュはアンバーだ。

1652曲目は「アブラカタブラ」。

170「何とかなるでしょう」から「STOP THE TIME」…

1754曲目までアルバム『inトーキョーシティ』とまったく同じ展開で固めてきた!

180マァ、何せすごい熱気よ!
G_img_0130
グドモもお客さんのパワーに負けない気合の入った演奏だ。
200
アクションもカッコいいペギちゃん!

210

『inトーキョーシティ』から離れて2010年のアルバム『空ばかり見ていた』から「言葉にならない」。

190バンドも客席も熱狂のうちにショウが進む。
270
『inトーキョーシティ』から「2014年6月25日我思ふ」。すごいタイトルだな…こんなの初めて見た。
金ちゃん、デカルトの影響か?

220旧作から「光となって」。
この辺りからうまい具合に新旧のレパートリーを取り混ぜてセットリストが構成されている。

230こういう作り込みというか、キメの細かさがグドモのいいところ。

250

とにかく「お客さんを喜ばせよう!」という濃厚なエンターテインメント精神が伝わって来る。

240ま、会場そんなことおかまいなしにエキサイトする一方!ステージも同様だ!

260「ワンダーフルワールド」、「キャッチアンドリリース」、「ファイティングポーズ」と人気曲が続く。

215

「春が迎えに来るまで」でチョット冷静に…。

280_2しかし、ベースってのはスゴイ楽器だよね。地道に低い音を並べているだけと思ったら大間違い。ベースがバンドの音をガラリと変わってしまうから不思議だ。
だから、いいバンドには必ずいいベース弾きがいるもんだ。レッチリのフリーしかり、山下達郎の伊藤広規しかり…。
で、今回アンプをEDENに換えたたなちゃん。やっぱりバンドの音が変わったね。低音部がクリアになってより一層バンドのドライブ感が増したように聴こえた。

290幸一ちゃんも今までは1959だったからね。1966年に発売されたMarshallの中でも長い歴史を持つモデルから2007年に発表された最もコンテンポラリーなモデルに移ったワケだけど、幸一ちゃんサウンドはそのままだった。アッパレ、幸一ちゃん!

310
そして、ペギちゃんのNATAL。過去、バーチやウォルナットのキットを使ってきたが、今はこのアッシュがバッチリ。
このクリスピー感は快感そのもの!
アッシュはNATAL自慢の商品。価格も手ごろで音や操作性は他に類を見ない。
ペギちゃんに限らずパワー・ヒッターからはアッシュのオーダーが多い。
雷電湯澤さんいよれば、「音が大きい割にはものすごくコントロールしやすくて自由自在に使える」とのこと。

320

いよいよショウは最終コーナーに突入する!

300ニュー・アルバムから「コールアップ」を披露した後も新旧の人気ナンバーをリストアップ。

G_s41a4866 「だけど不安です」、「イチ、ニッ、サンでジャンプ」、「スクランブル交差点」…

G_img_0203 「未来へのスパイラル」では大合唱!
330
そして、「少年」から…

340さらにニュー・アルバムからの「STAY WITh ME」で本編の幕を下ろした。Rod Stewartもビックリの大盛り上がり!

350グドモのトレードマーク。お客様への感謝を表す長いおじぎ。ステージ・マナーも一流だ!

G_img_0187

アンコールでは金ちゃんがひとりで登場して弾き語りを披露。
385
曲は「餞の詩」。
380再びバンドが加わって「雨の日」と…

420

「拝啓、ツラツストラ」でまた盛り上がっちゃった!

480

当然これでは収まるハズもなく、ダブル・アンコールとなったワケだが、演奏の前にこれまた凝ったつくりのVTRが上映された。
題して「まとめのVTR」。要するに告知ね。

390向かうところ敵なしのグドモ。
6月13日には『挑戦 㐧六夜』と題して、地元八王子はキャパ2000人のオリンパス・ホールに出演。
そして…

400…に!

410やったね!
オジちゃんも自分のことのようにうれしいわ~。

がんばれグッドモーニングアメリカ!

440

450

460

470グッドモーニングアメリカの詳し情報はコチラ⇒Official Site

360

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年3月22日 Zepp Tokyoにて撮影)

2015年5月 8日 (金)

mintmints vs D_Drive <後編>

『mintmints vs D_Drive』の後半はmintmintsの登場だ。
人気インスト・グループの激突となるこのイベント、The BeatlesとThe Rolling Stonesが競演するようなもんだからね…その熱気たるや尋常ではない。
それをガッチリと支えるのがMarshallだ!

10_2mintmintsのMarshallも安定の顔触れ。
SHARAさんのJVM410Hと…

30MF400B。

40vsun-goさんもJVM410H。
スピーカー・キャビネットは1960BDM。

50v_2これらのMarshallがmintmintsの魅惑のギター・サウンドをムリエイトする。
20
石原"SHARA"愼一郎

60v五十嵐"sun-go"美貴

70v寺沢功一

80v向山テツ

90vオープニングは「Ghost」。

100mintmintsのファースト・アルバム『whitemints』のオープナー。mintmintsはココから始まった!

140v
コレは2009年4月に野音で録った写真。
「うっし~、できたで~!聴いてみて~!」と自信たっぷりに私に渡してくれたCDが『whitemints』。
その1曲目が「Ghost」だ。
アレから丸6年…は、早い!

2_img_0941_2 一方、コチラは昨年リリースしたmintmintsの最新作『HELL TRAIN』。いかにもmintmintsらしい曲がギッシリ詰まっている人気盤だ。ジャケットのJVM2もバッチリ。
普通であれば最新アルバムの作品をガツン!とかますところだが、今日は違う。

110cd昨日レポートしたD_Driveのように、翌日のコンサートとガラリと内容を変えて、2日間とも観に来てくれるお客さんに十分楽しんでもらっちゃおう!という企画。

Img_0259 で、初日の今日は、4枚あるmintmintsのアルバムのうち、はじめの2枚からの曲を中心にプログラムが組まれた。
だから「Ghost」がオープニングを飾ったというワケ。

130_2ウチの社長もそうなんだけど、私も『HELL TRAIN』が好きで、その中の曲も聴きたかったような気もするが…。
翌日は厚木に行かれなかったので今回はガマンやね。
でも、初期のmintmintsもこの「Ghost」のように名曲が目白押しだでね、ハッピー、ハッピー。
160
ってんで、2曲目も『whitemints』から「MH」。
170v_2
今日もいいように炸裂するふたりのギターの轟音、そしてまた轟音!

150v_2MCは持ち回り。
sun-goさんは「今年は可愛く行くのでヨロシク!」という宣言あり。
そうそう、意外だったんだけど、今回が今年初のmintmintsだったんだって!
そういえば前回(かな?)11月の時はシンドかったっけナ~。

180v_23曲目はセカンド・アルバム『SPLASH』から「Coral」。
旅行会社のCMに使われそうなちょっとエキゾチックな曲。サビのメロディの展開の仕方がすこぶるカッコいい!

190vどんな曲調であろうと「らしさ」が貫かれているのはmintmints流。そのキーワードは「hard」だと思う。

200mintmints「らしい」けど、mintmints「ぶらず」にいるものmints流ということを付け加えておこう。そう、八代目桂文楽だ。

210vmints流ロッカ・バラード「Moon」。

Img_0333

「秋の連休の予定は立っていますか?秋にはCDを出してツアーをやります」とシレっと重大発表をしたのがSHARAさんのMC!
「久しぶりに『829』を演ります」
235v
続けて「Travelling」。
この曲も『whitemints』から。
280v
巨大な蒸気機関のようにバンドをプッシュするテツさんのドラミングはいつ聴いても気分爽快!
もちろん「テツだよ~ん」で始めるMCは爆笑の渦!

220さらに『SPLASH』のオープナー「Kotetsu」。名前シリーズやね。

250v_2SHARAさんが奏でるメロディの音色がタマらんね~。Marshallの真骨頂を見ている(=聴いている)気になるわ。
続けて同じく『SPLASH』から「Love & Peace」。
いなたいメロディとロック感丸出しのフレーズの対比が素晴らしい!

260v_2てらちんのMC。
セットリストには曲順の他にMCの順番も記してあって、どんな感じの話しにするかが書いてある。
例えばSHARAさんの場合は「なんとなく」とか、テツさんの場合は「ゆる~く」とか…。
で、スゴかったのがてらちんのMCのイメージ。
マジなのかシャレなのか、「エロ&テロ・トークで皆殺し!」と書いてある。
こんなこと書かれて、いきなり「エロ&テロ・トーク」で皆殺しする人見てみたいわ!
「エロ・トーク」ならまだしも「テロ・トーク」って…しかも「皆殺し」だからね。死ぬほど笑ったわ!
Img_0367

でも、そこはさすが「低音暴力団」。プレイでは竿1本、弦4本でお客さんを皆殺しにしてた!
270v_2

 …ということで曲は「Rare Temple」。か~ら~の「Cube」。
ディレイ・トリックで皆殺し!この疾走感が快感。
230
『SPLASHA』から「Kiminomotohe」。

Img_0420 そして、本編最後。
ここでまたてらちんのMCなんだけど、セットリストにまた「エロ&テロ・トークで皆殺し!」と書いてある!
てらちんも大変だ。
Img_0370

最後はテツさんの疾駆するドラミングに乗って「Bakuon」でガッチリと締めくくった。

300そしてアンコール。
まずは「Kouyano Honey」。

S41a5625 次の曲に行く前にセットされたのはsun-goさん用のお立ち台。
貴くん、ごくろうさま。

310お待ちかねの「Hell Dance」!

320v_2しかし、sun-goさんたのしそうだニャ~。スッカリ板についちゃって…。

330_2もちろん客席の皆さんも持参のジュリ扇片手に踊り狂ってるワケね。

340v_2この曲、いつもsun-goさんの暴れっぷりに目を奪われて、つい耳がおろそかになりがちなんだけど、味わい深い曲なんだぜ。
このロシア系メロディというかスラブ系メロディというか、一旦入り込むと知らない間にメロディを口ずさんでいたりしてね。恐るべしmintmints!

350mintmintsの詳しい情報はコチラ⇒mintmintsオフィシャルホームページ

360vここでD_Driveがステージに上がる。D_mintsかはたまたmintdriveか…。
そういえば、mintmintsのコピーをしているバンドさんで「ハッカハッカ」っていうのを見かけたけど、実にうまいネーミングだよね。「ニッキニッキ」っていうのも出てきそうだ。

370曲はLenny Kravitzの「♪ティ~ラララッタタッタ~」。コレ「Are You Gonna Go My Way」って曲名だったのね?
我々は日常の普通の文章で「gonna」なんて使っちゃイケませんよ。「ain't」もダメ…とネイティブさんから教わってます。
400_2

シンプルな曲だけにノリはバツグン!

390_2各人のソロもタップリとフィーチュアされた。

380
みんなみんなMarshallだからね~。素晴らしい!

410vやっぱりロック・ギターのサウンドはこうでなくちゃ!

430vアンコール2曲目は「Hush」。
ナンカ最近コレ流行ってるね。Deep Purpleの曲ではありませんからね~。Joe Southというアメリカのシンガーソングライターの作品ね。

420

最後はドラムバトルも!

440

450v

460mintmints vs. D_Drive…やっぱり黄金のカードだね。
どこをどう切っても楽しめる。
どっからどう見てもカッコいい。
そして端から端までMarshallだ~!
満足、満足!
秋のニュー・アルバムが待ち遠しい!

470vD_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

(一部敬称略 2015年3月27日 下北沢GARDENにて撮影)

2015年5月 7日 (木)

mintmints vs. D_Drive <前編>

みなさん、今年のゴールデン・ウィークはいかがおすごしになりましたか?
関東地方は天気もよく、レジャーにはもってこいのGWでしたな。
さぁ、今日から仕事、仕事!
Marshall Blogも通常更新に戻ります。

チョットその前に!
そういえば、ウィリアム王子とキャサリン妃の間にまためでたく赤ちゃんが生まれましたな。
イギリスも政情が不安定になってきている中、大変に明るい話題となったワケだけど、今日の総選挙はどうなることやら…。
スコットランド問題に続いてEU脱退の可能性…一難去ってまた一難、イギリスも大変だ。
さて…
アラゴンのキャサリン
アン・ブーリン
ジェーン・シーモア
クレーブスのアン
キャサリン・ハワード
キャサリン・パー
…とは何のことがご存知か?
イギリスでは学校で必ず習う6人の女性の名前。日本でもRick Wakemanファンにはおなじみの名前。
そう、ヘンリー8世の6人の奥さん、つまりお妃の名前。このうち「アン・ブーリン」と「キャサリン。ハワード」は処刑された。アン・ブーリンなんかは全く無実だったっていうからね…ヒデェ話しよ、昔は。
で、6人中3人が「キャサリン」で、今のウィリアム王子の奥さんも「キャサリン」。
何でこんなに「キャサリン」が多いのかね?…とちょっと気になっただけの話し。
連休明け一発目の「脱線」でした~!

さて、連休明けの一発目の記事のタイトルは実にシンプル。何の説明もいらない…ってヤツ。
人気インスト・バンドのダブル・ヘッドライナーだ。

mintmintsとD_Driveとくれば最高のギター・サウンド。
すなわちMarshallのオンパレード。
MarshallとEDENがステージを覆い尽くした。

10まずはD_Driveのステージ。

40

SeijiさんのMarshall。ヘッドはJCM2000 DSL100EC。
30v
JCM2000 TSL100を乗せているのはYukiちゃんのMarshall。

20vShimaちゃんはEDEN。ヘッドはWT-800。キャビネットはD410XSTが2台だ。

35vSeiji

50vYuki

60Shimataro

70Chiiko

80オープニングは「Huper Driving High」。
ノッケから大ノリだ。

90客席の盛り上がり具合を目の当たりにした時、以前から見守ってきたつもりの私としては、このD_Driveの躍進ぶりにニンマリしてしまうのだ。

100v

S41a5187 2曲目は「Drive in the Starry Night」。

135vリズム隊も絶好調!

150v
D_Driveを楽しむことは、このリズム隊を楽しむことでもある。

160v

続いて、ゲロンゲロンと印象的なベースのフレーズ。
210
そして、フロント3人がお立ち台に上がる。
「M16」だ。

140この曲、イントロぼギター・フレーズもそうなのだが…

170vテーマのメロディが実にD_Driveっぽいというか、コレがSeijiさんのテイストなのか、とにかくD_Drive感に満ちていると思う。
S41a5084

Seiji vs. Yukiのスリリングな掛け合い!このあたりの仕掛けもいかにもD_Driveなのだ。
130

密かに「D_Driveの『Highway Star』」もしくは「D_driveの『Inca Roads』」なんて思ってるのよ。

190mintmintsとのダブル・ヘッドライナーのツアーはコレが初めてではないのだが、「(mintmintsとのツアーは)メッチャうれしいけど、緊張も大きいです!」とYukiちゃんのMC。
ゼンゼン緊張しているようには見えませんが…。完全に堂々とされてます、ハイ。
260v
続けて「Mr. Rat Boots」。
この曲のギター・リフはカッコいいね。

 180v

ふたりのグリッサンドの掛け合いが印象的。うまくやるナァといつも感心している。

220vここでドバーっとShimaちゃんのソロ。
290v
攻める、攻める!
ありったけの音をブッ込む会心のソロ!
330
それにこのトーン!さすがEDENと言わずにはいられないだろう。
何しろ音の抜け方がケタ違いに素晴らしい。Shimaちゃんのテクニックとエモーションを余すとことなく音にして会場の空気を振動させた。

S41a5053 「Advance & Attack」から…
S41a5179
おなじみのハード・ワルツ、「Lost Block」。
250v
YukiちゃんとChiikoちゃんが出演するSHOW-YAの『NAONのYAON』の告知もあったりしたけど、もう終わっちゃったもんね~。
ホント、月日の経つのが早くて、早くて…。
「今年で3回目。全く緊張しかしない!」とか言ってたけど、YukiちゃんChiikoちゃんも最高にカッコよかったよん。
またMarshall Blogでレポートする予定なのでD_Driveファンはどうぞお楽しみに

240v

ここでSeijiさんがギターを持ち替え。

230v新曲の「Attraction 4D」。セットリストでは「Attraction for D」になっていたけど、どっちが正しいのかしら?

Img_0205_2 「Escape from ...」からコレまたおなじみの「Cassis Orange」へ。

S41a5269 いつも十分に激しいD_Drive。今回の東京地区公演は翌日の厚木と2回興行になっていて、それぞれテーマが決められていた。
この日の下北沢は『赤い律動(百恵ちゃんか?!)』と銘打ってリズムを強調した、激しい曲がセレクトされた。
ちなみに厚木でのコンサートは『青の旋律(ラウラ・アントネッリか?!←コレを見てすぐにピンと来た人は間違いない私と同世代ですな)』と名付けられ、タイトル通りメロディアスな曲を中心に展開した。

270vここでいよいよ最終コーナー。
SeijiさんはVに、YukiちゃんはLes Paulに持ち替えた。

275v『赤い律動』にふさわしく最後まで激しい曲が続く!

300v「1,000,000hp」。

310vこのYukiちゃんのポーズでおなじみ「Russian Roulette」。

320v

コレもD_Driveのレパートリーの中では特に激しい部類の曲だな。タイトルにふさわしい曲調だ…と思うでしょ?
でも「ロシアン・ルーレット」というのは、発祥はロシアらしいんだけど、ほとんどフィクションの世界らしく、実際にコレをやっていたという確証がないらしい。
映画『ディア・ハンター』のあの有名な「マオ!」のシーンですらフィクションですらフィクションのようだ。イヤ~、そうかな~

370v

「Russian Roulette」はこのハンドクラップで興奮の頂点を迎える。

360「Screw Driver」。
コレもD_Drive感に満ち溢れた曲。D_Driveだけの音楽だ。
350v
ベースのピック・アップに続くギターの「ケンケンケン」というハーモニクスがまたいいんだ~。

330v
『赤い律動』ということでChiikoちゃんのドライブ感溢れるドラミングが堪能できたショウでもあった!

375vクロージングは「Over REV」。

380vテクニック、エモーション、そしてMarshall&EDENに満ち満ちた最高のロック・ステージ。
いつものことながら見事なお手前!
この興奮がそのままmintmintsのステージに引き継がれた。

390D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

400<後編>につづく

(一部敬称略 2015年3月27日 下北沢GARDENにて撮影)

2015年5月 6日 (水)

Happy Birthday Mr. MARS!!

MICk MARS!
今日(5月4日)は64回目の誕生日だ。Mickは一緒にいて充実した時間を過ごすことができる、ナイスでとても控えめな大スターであるだけでなく、世間一般に、(私がどう控えめに言ったとしても)犯罪的なまでに過小評価されているハード・ロック・ギタリストである。
Mickはまた、勇敢なギタリストのひとりでもある。
彼は脊髄に大きな悩み(脊髄炎)を抱え、苦しんでいるにもかかわらず、ステージで演奏し続けているのだ。大抵の男なら、もう何年も前に止めていたことは想像に難くない。
Crueと同じステージ立ったギタリストはみな口をそろえて言う。Mickのステージの音(中音)がバカデカイと…。
幸運にも私もサウンド・チェックに立ち会ったことがあるが、彼のギターの音は、聴く者を文字通り包み込んでしまうかのようだった。それは音の大きさによるものでは決してなく、音の「深さ」と「幅」によるものだった。
Mr. Marsは、ステージでは6から12台のスピーカー・キャビネットを背後に据えるのだが、それはルックスだけが目的ではない…何しろ全部鳴らすのだから!
Motley Crueを好むと好まないとにかかわらず、彼らは何百万の人を楽しませる「制度」そのものである。
また、絶対に再び開催されることのない『さよならツアー』を100%合法的にやり遂げたことも尊敬に値する。(いわゆる「解散ツアー」を二度やらないという契約が完璧に成立している)
たくさんのバンドが「解散ツアー」を謳い、何年も経ってから「コレでホントに最後ツアー」を敢行して自分たちのファンをカモにする行為は恥ずべきペテンだ。

誕生日おめでとうMick。あなたは最高だ!

D_mm2_3 (Marshall Nick BowcottからMick Marsへのバースデイ・メッセージ)

 

2015年5月 1日 (金)

【追補】 実録!GRANRODEO LIVE TOUR 2015 カルマとラビリンス

ゴールデン・ウィークでお休みを頂いているMarshall Blogだけど…アップしちゃった!
お、ちなみにこの「ゴールデン・ウィーク」というのは映画業界が作り出した日本語で、外人にはまず通じないので要注意。
でも、頻繁に日本に来るような外人には大分なじみの深い言葉のようで、実際に「『ゴールデン・ウィーク』なんてウマい表現だな…」なんて言われたこともある。

ということで、Marshall Blog読者の皆様も楽しいゴールデン・ウィークをお過ごしのことと存じます。
先日の『実録!GRANRODEO LIVE TOUR 2015 カルマとラビリンス』の<前編>と<後編>いかがでしたでしょうか?

Gr_img_0378実は、記事に掲載しようと思っていたのだが、あまりの量の多さに翻弄されてつい乗せるのを忘れてしまった写真が一枚ある。
それを皆さんに見てもらいたくて、休みとはいえこうして一本仕立てちゃったのよ!

Gr_s41a3826それは、2月22日のe-ZUKAさんのお誕生日の一枚のスナップ…

Gr_s41a3601コレ!
バースデイ・ケーキがMarshllになってる!
ヘッドはDSLだね。
ギター・ケーブルまでささっちゃって良く出来てますな~!
この写真は許可を得て、もちろんイギリスのMarshall本社にも送られている。「おいしそうなケーキ!」という反応があった。なにせMarshallのケーキだからね!

e-ZUKAさん、遅くなっちゃったけど、お誕生日おめでとうございます!

Marshall_cake_2 そして、いよいよ5月5日は『GRANRODEO LIVE TOUR 2015 カルマとラビリンス』の千秋楽。
場所はe-ZUKAさんの故郷、新潟県だ!
ギター殺人者の凱旋だぞ!あったかいゾ~!
場所は長岡市立劇場。
お見逃しなく!

GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

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(協力 : 株式会社ランティス)