Sound Experience 15 <後編>~Strange, Beautiful and Loudとセッション
『Sound Experience 15』も3番目のグループに移る。アッいう間に後半。
Strange, Beautiful and Loudの登場だ。
Strange, beautiful and Loud…「自らの音楽道を突き進む鉄壁のトリオ」の同義語と呼んで何ら差し支えないであろう。
Marshallとストラトキャスターの化身が織り成す異次元の音世界。
征史さんもいつもの1992 SUPER BASSのハーフ・スタック。
そして、金光さんはNATALのメイプル。
もはや、この金光さんが叩き出すエモーショナルなNATALのドラム・サウンドはStrange, Beautiful and Loudの重要な要素のひとつと考えてよいだろう。
「Devil」という曲。
いつかSHARAさんが「三宅君の音楽は悪魔的やネェ」と評していたことがあったが、そこから来たのかな?
ムムム、コレはよい!三宅ワールド全開のミディアム・ハード・ナンバー。
「オッ?」と思わせる一般受けしそうなメロディも出て来るが、そこは三宅さんのこと、ググイとヒネって自分流に料理しちゃう。
三宅さんがこの曲をどう育てるか…「murt'n akush」に続く新しいキラー・チューンになりそうだ。
征史さんのベースがグイグイ三宅さんのギターを押し出していく!
この曲も初めて聴いた時からカッコいいと思ったが、案の定このグループの重要な一曲に育った。
そういえばこの曲もドラム始まりだ。KKの5拍分のフィルが緊張を一気に高める。
そして、エキゾチックなテーマへなだれ込む。いつ聴いてもカイカンだ。
ファースト・アルバムから「Bloom」と「Stratify」。
双方ともよくSBLのステージで演奏される曲だが、毎回新鮮に響く。
三人のインタープレイが、演奏する度に異なった化学反応を生じさせるからだ。
三宅さんのお気に入り、「Petal」。
これまたSBLのステージに欠かせないハード・ワルツ。「Virtue」よりも「Vice」に聴こえてしまうのは私の心が邪なせいなのか?
ロックは「美徳」よりも「悪徳」の方がカッコいいにキマってる。
Strange, Beautiful and Loudが演奏しているのは世界にふたつとないオリジナルのロックなのだ。
今日も三人とも命の薄皮を剥ぐような鬼気迫る演奏だった。
三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange Beautiful & Loud
そしてお待ちかねのセッション・コーナー!
これだけのメンツだからね、何かド派手なドライビング・チューンが飛び出すのかと思っていたら、ナント、Scorpionsの「Yellow Raven」。バラード。
イントロのツイン・リードは今井さんと…
ノンちゃん。
みんな好きなのね、スコピ。バッチリすぎるぐらいバッチリ!
ScorpionsというよりUliだね。この曲はUliのペンによるものだ。
ふたりのツイン・リードを聴いてCazさん「シ・ア・ワ・セ」…とつぶやいて歌い出した。
その歌いっぷりはKlaus Meine。
⇒ノンちゃんの順番で回された。
この写真はStandでも使えますな!
今回の『Sound experience』も『Sound Experience』ならではの「経験」をさせてもらった。
次回も楽しみだ!
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版制作中!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2015年3月30日 三軒茶屋Grapefruit Moonにて撮影)