Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

« Happy Birthday Mr. MARS!! | メイン | mintmints vs D_Drive <後編> »

2015年5月 7日 (木)

mintmints vs. D_Drive <前編>

みなさん、今年のゴールデン・ウィークはいかがおすごしになりましたか?
関東地方は天気もよく、レジャーにはもってこいのGWでしたな。
さぁ、今日から仕事、仕事!
Marshall Blogも通常更新に戻ります。

チョットその前に!
そういえば、ウィリアム王子とキャサリン妃の間にまためでたく赤ちゃんが生まれましたな。
イギリスも政情が不安定になってきている中、大変に明るい話題となったワケだけど、今日の総選挙はどうなることやら…。
スコットランド問題に続いてEU脱退の可能性…一難去ってまた一難、イギリスも大変だ。
さて…
アラゴンのキャサリン
アン・ブーリン
ジェーン・シーモア
クレーブスのアン
キャサリン・ハワード
キャサリン・パー
…とは何のことがご存知か?
イギリスでは学校で必ず習う6人の女性の名前。日本でもRick Wakemanファンにはおなじみの名前。
そう、ヘンリー8世の6人の奥さん、つまりお妃の名前。このうち「アン・ブーリン」と「キャサリン。ハワード」は処刑された。アン・ブーリンなんかは全く無実だったっていうからね…ヒデェ話しよ、昔は。
で、6人中3人が「キャサリン」で、今のウィリアム王子の奥さんも「キャサリン」。
何でこんなに「キャサリン」が多いのかね?…とちょっと気になっただけの話し。
連休明け一発目の「脱線」でした~!

さて、連休明けの一発目の記事のタイトルは実にシンプル。何の説明もいらない…ってヤツ。
人気インスト・バンドのダブル・ヘッドライナーだ。

mintmintsとD_Driveとくれば最高のギター・サウンド。
すなわちMarshallのオンパレード。
MarshallとEDENがステージを覆い尽くした。

10まずはD_Driveのステージ。

40

SeijiさんのMarshall。ヘッドはJCM2000 DSL100EC。
30v
JCM2000 TSL100を乗せているのはYukiちゃんのMarshall。

20vShimaちゃんはEDEN。ヘッドはWT-800。キャビネットはD410XSTが2台だ。

35vSeiji

50vYuki

60Shimataro

70Chiiko

80オープニングは「Huper Driving High」。
ノッケから大ノリだ。

90客席の盛り上がり具合を目の当たりにした時、以前から見守ってきたつもりの私としては、このD_Driveの躍進ぶりにニンマリしてしまうのだ。

100v

S41a5187 2曲目は「Drive in the Starry Night」。

135vリズム隊も絶好調!

150v
D_Driveを楽しむことは、このリズム隊を楽しむことでもある。

160v

続いて、ゲロンゲロンと印象的なベースのフレーズ。
210
そして、フロント3人がお立ち台に上がる。
「M16」だ。

140この曲、イントロぼギター・フレーズもそうなのだが…

170vテーマのメロディが実にD_Driveっぽいというか、コレがSeijiさんのテイストなのか、とにかくD_Drive感に満ちていると思う。
S41a5084

Seiji vs. Yukiのスリリングな掛け合い!このあたりの仕掛けもいかにもD_Driveなのだ。
130

密かに「D_Driveの『Highway Star』」もしくは「D_driveの『Inca Roads』」なんて思ってるのよ。

190mintmintsとのダブル・ヘッドライナーのツアーはコレが初めてではないのだが、「(mintmintsとのツアーは)メッチャうれしいけど、緊張も大きいです!」とYukiちゃんのMC。
ゼンゼン緊張しているようには見えませんが…。完全に堂々とされてます、ハイ。
260v
続けて「Mr. Rat Boots」。
この曲のギター・リフはカッコいいね。

 180v

ふたりのグリッサンドの掛け合いが印象的。うまくやるナァといつも感心している。

220vここでドバーっとShimaちゃんのソロ。
290v
攻める、攻める!
ありったけの音をブッ込む会心のソロ!
330
それにこのトーン!さすがEDENと言わずにはいられないだろう。
何しろ音の抜け方がケタ違いに素晴らしい。Shimaちゃんのテクニックとエモーションを余すとことなく音にして会場の空気を振動させた。

S41a5053 「Advance & Attack」から…
S41a5179
おなじみのハード・ワルツ、「Lost Block」。
250v
YukiちゃんとChiikoちゃんが出演するSHOW-YAの『NAONのYAON』の告知もあったりしたけど、もう終わっちゃったもんね~。
ホント、月日の経つのが早くて、早くて…。
「今年で3回目。全く緊張しかしない!」とか言ってたけど、YukiちゃんChiikoちゃんも最高にカッコよかったよん。
またMarshall Blogでレポートする予定なのでD_Driveファンはどうぞお楽しみに

240v

ここでSeijiさんがギターを持ち替え。

230v新曲の「Attraction 4D」。セットリストでは「Attraction for D」になっていたけど、どっちが正しいのかしら?

Img_0205_2 「Escape from ...」からコレまたおなじみの「Cassis Orange」へ。

S41a5269 いつも十分に激しいD_Drive。今回の東京地区公演は翌日の厚木と2回興行になっていて、それぞれテーマが決められていた。
この日の下北沢は『赤い律動(百恵ちゃんか?!)』と銘打ってリズムを強調した、激しい曲がセレクトされた。
ちなみに厚木でのコンサートは『青の旋律(ラウラ・アントネッリか?!←コレを見てすぐにピンと来た人は間違いない私と同世代ですな)』と名付けられ、タイトル通りメロディアスな曲を中心に展開した。

270vここでいよいよ最終コーナー。
SeijiさんはVに、YukiちゃんはLes Paulに持ち替えた。

275v『赤い律動』にふさわしく最後まで激しい曲が続く!

300v「1,000,000hp」。

310vこのYukiちゃんのポーズでおなじみ「Russian Roulette」。

320v

コレもD_Driveのレパートリーの中では特に激しい部類の曲だな。タイトルにふさわしい曲調だ…と思うでしょ?
でも「ロシアン・ルーレット」というのは、発祥はロシアらしいんだけど、ほとんどフィクションの世界らしく、実際にコレをやっていたという確証がないらしい。
映画『ディア・ハンター』のあの有名な「マオ!」のシーンですらフィクションですらフィクションのようだ。イヤ~、そうかな~

370v

「Russian Roulette」はこのハンドクラップで興奮の頂点を迎える。

360「Screw Driver」。
コレもD_Drive感に満ち溢れた曲。D_Driveだけの音楽だ。
350v
ベースのピック・アップに続くギターの「ケンケンケン」というハーモニクスがまたいいんだ~。

330v
『赤い律動』ということでChiikoちゃんのドライブ感溢れるドラミングが堪能できたショウでもあった!

375vクロージングは「Over REV」。

380vテクニック、エモーション、そしてMarshall&EDENに満ち満ちた最高のロック・ステージ。
いつものことながら見事なお手前!
この興奮がそのままmintmintsのステージに引き継がれた。

390D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

400<後編>につづく

(一部敬称略 2015年3月27日 下北沢GARDENにて撮影)