mintmints vs. D_Drive <前編>
みなさん、今年のゴールデン・ウィークはいかがおすごしになりましたか?
関東地方は天気もよく、レジャーにはもってこいのGWでしたな。
さぁ、今日から仕事、仕事!
Marshall Blogも通常更新に戻ります。
チョットその前に!
そういえば、ウィリアム王子とキャサリン妃の間にまためでたく赤ちゃんが生まれましたな。
イギリスも政情が不安定になってきている中、大変に明るい話題となったワケだけど、今日の総選挙はどうなることやら…。
スコットランド問題に続いてEU脱退の可能性…一難去ってまた一難、イギリスも大変だ。
さて…
アラゴンのキャサリン
アン・ブーリン
ジェーン・シーモア
クレーブスのアン
キャサリン・ハワード
キャサリン・パー
…とは何のことがご存知か?
イギリスでは学校で必ず習う6人の女性の名前。日本でもRick Wakemanファンにはおなじみの名前。
そう、ヘンリー8世の6人の奥さん、つまりお妃の名前。このうち「アン・ブーリン」と「キャサリン。ハワード」は処刑された。アン・ブーリンなんかは全く無実だったっていうからね…ヒデェ話しよ、昔は。
で、6人中3人が「キャサリン」で、今のウィリアム王子の奥さんも「キャサリン」。
何でこんなに「キャサリン」が多いのかね?…とちょっと気になっただけの話し。
連休明け一発目の「脱線」でした~!
さて、連休明けの一発目の記事のタイトルは実にシンプル。何の説明もいらない…ってヤツ。
人気インスト・バンドのダブル・ヘッドライナーだ。
mintmintsとD_Driveとくれば最高のギター・サウンド。
すなわちMarshallのオンパレード。
MarshallとEDENがステージを覆い尽くした。
SeijiさんのMarshall。ヘッドはJCM2000 DSL100EC。
JCM2000 TSL100を乗せているのはYukiちゃんのMarshall。
ShimaちゃんはEDEN。ヘッドはWT-800。キャビネットはD410XSTが2台だ。
オープニングは「Huper Driving High」。
ノッケから大ノリだ。
客席の盛り上がり具合を目の当たりにした時、以前から見守ってきたつもりの私としては、このD_Driveの躍進ぶりにニンマリしてしまうのだ。
2曲目は「Drive in the Starry Night」。
リズム隊も絶好調!
D_Driveを楽しむことは、このリズム隊を楽しむことでもある。
続いて、ゲロンゲロンと印象的なベースのフレーズ。
そして、フロント3人がお立ち台に上がる。
「M16」だ。
テーマのメロディが実にD_Driveっぽいというか、コレがSeijiさんのテイストなのか、とにかくD_Drive感に満ちていると思う。
Seiji vs. Yukiのスリリングな掛け合い!このあたりの仕掛けもいかにもD_Driveなのだ。
密かに「D_Driveの『Highway Star』」もしくは「D_driveの『Inca Roads』」なんて思ってるのよ。
mintmintsとのダブル・ヘッドライナーのツアーはコレが初めてではないのだが、「(mintmintsとのツアーは)メッチャうれしいけど、緊張も大きいです!」とYukiちゃんのMC。
ゼンゼン緊張しているようには見えませんが…。完全に堂々とされてます、ハイ。
続けて「Mr. Rat Boots」。
この曲のギター・リフはカッコいいね。
ふたりのグリッサンドの掛け合いが印象的。うまくやるナァといつも感心している。
ここでドバーっとShimaちゃんのソロ。
攻める、攻める!
ありったけの音をブッ込む会心のソロ!
それにこのトーン!さすがEDENと言わずにはいられないだろう。
何しろ音の抜け方がケタ違いに素晴らしい。Shimaちゃんのテクニックとエモーションを余すとことなく音にして会場の空気を振動させた。
「Advance & Attack」から…
おなじみのハード・ワルツ、「Lost Block」。
YukiちゃんとChiikoちゃんが出演するSHOW-YAの『NAONのYAON』の告知もあったりしたけど、もう終わっちゃったもんね~。
ホント、月日の経つのが早くて、早くて…。
「今年で3回目。全く緊張しかしない!」とか言ってたけど、YukiちゃんChiikoちゃんも最高にカッコよかったよん。
またMarshall Blogでレポートする予定なのでD_Driveファンはどうぞお楽しみに
ここでSeijiさんがギターを持ち替え。
新曲の「Attraction 4D」。セットリストでは「Attraction for D」になっていたけど、どっちが正しいのかしら?
「Escape from ...」からコレまたおなじみの「Cassis Orange」へ。
いつも十分に激しいD_Drive。今回の東京地区公演は翌日の厚木と2回興行になっていて、それぞれテーマが決められていた。
この日の下北沢は『赤い律動(百恵ちゃんか?!)』と銘打ってリズムを強調した、激しい曲がセレクトされた。
ちなみに厚木でのコンサートは『青の旋律(ラウラ・アントネッリか?!←コレを見てすぐにピンと来た人は間違いない私と同世代ですな)』と名付けられ、タイトル通りメロディアスな曲を中心に展開した。
ここでいよいよ最終コーナー。
SeijiさんはVに、YukiちゃんはLes Paulに持ち替えた。
このYukiちゃんのポーズでおなじみ「Russian Roulette」。
コレもD_Driveのレパートリーの中では特に激しい部類の曲だな。タイトルにふさわしい曲調だ…と思うでしょ?
でも「ロシアン・ルーレット」というのは、発祥はロシアらしいんだけど、ほとんどフィクションの世界らしく、実際にコレをやっていたという確証がないらしい。
映画『ディア・ハンター』のあの有名な「マオ!」のシーンですらフィクションですらフィクションのようだ。イヤ~、そうかな~
「Russian Roulette」はこのハンドクラップで興奮の頂点を迎える。
「Screw Driver」。
コレもD_Drive感に満ち溢れた曲。D_Driveだけの音楽だ。
ベースのピック・アップに続くギターの「ケンケンケン」というハーモニクスがまたいいんだ~。
『赤い律動』ということでChiikoちゃんのドライブ感溢れるドラミングが堪能できたショウでもあった!
テクニック、エモーション、そしてMarshall&EDENに満ち満ちた最高のロック・ステージ。
いつものことながら見事なお手前!
この興奮がそのままmintmintsのステージに引き継がれた。
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site