Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

トピックス Feed

2017年3月 8日 (水)

Marshall Records続報!

「Marshall Records」というレーベルが立ち上がって、最初のアーティストと契約して…なんてレポートしたのはつい先日のことだった。
その後、Marshall Recordsは続々とアーティストを獲得して気炎を吐いている。
今日なそんな話題。

Image001

ロンドンに事務所も構え、引っ越しも終えたそうだ。
場所はロンドン・キングス・クロスから少し北に行ったところにある「Tileyard Studio」というところ。

1_20

スタジオや事務所やチョットしたイベント・スペースが詰まった音楽関連の複合総合施設ってところかな?
朝晩、キングス・クロス駅との間を往復するシャトル・バスが出ているそうだ。
朝は8:30~10:00の間、ダニエルに連絡してくれればキングス・クロス駅まで迎えに来てくれる。夕方はカフェの前から17時以降15分毎に出発だ。
キングス・クロス駅のことはShige Blogの記事に書いておいた。

1_10そして、Marshall Recordsのウェブサイトも立ち上がった。
その内容を紹介しておこう。
まずはスタッフの紹介。
    

St_4ディレクター
Steve Tannett(スティーヴ・タネット)
この道40年の大ベテラン。I.R.S. Records時代に培った経験と隅から隅まで知り尽くしたショウ・ビジネスのノウハウをMarshallのレーベルに注ぎ込んでくれている。
スティーヴのMarshall Recordsに対するヴィジョンは、高度に洗練された音楽とトップ・クラスのパフォーマーを発掘し、音楽ファンに紹介するということ。
   

Rcディレクター/プロデューサー
Rob Cass(ロブ・キャス)
音楽制作のあらゆる場面で活躍した世界的プロデューサー。アビィ・ロード・スタジオでの勤務を経て現在はタイルヤード・スタジオで自分のスタジオを構えている。
業界で超売れっ子のロブはレコーディング、ミキシング、マスタリングのスキルだけでなく陰に陽に様々ノウハウをMarshall Recordsにシェアしてくれる。

 
Marshallから役員として参画するスタッフは…

Bm_2Barry Moon(バリー・ムーン)
バリーは過去20年にわたってMarshall製品の品質管理の業務に専念してきた。その能力がMarshall Records周辺におき得る事象を的確に処理するであろう。
「ムーンさん」なんて変わった苗字でしょう?どこかにそういう名前の有名人がいたでしょ?イトコだそうです。
元々そのことを知っていたんだけど、15年以上前にバリーに初めて会った時、もうそれが気になって気になって…似てるし…ガマンできなくて本当かどうか尋ねてしまったよ。
「そうだよ~」なんてゼンゼン普通に答えてくれた。似ていないのは身長。バリーは2m近い長身なのです。
   

Lg_2Luke Green(ルーク・グリーン)
地元での音楽関係の仕事を経てMarshallに合流。MarshallとEDENの業務に携わってきた。彼の音楽への情熱はプレイヤーやテック、制作者の関わりをスムースかつ有機的に深めてくれるであろう。
ルークに初めて会ったのは2007年のフランクフルトだった。ナゼ正確に覚えているかと言うと、展示会のミーティング・ルームにVintage ModernとJVMは「秘密の新商品」として置いてあったから。その頃からの付き合い。
最近はEDENの仕事で寛大なる協力をしてくれていた。
以前、伊藤広規さんと工場に行った時、広規さんが何色かのiPhoneのストラップをお土産のひとつとして持って来てくださった。「何色でもお好きなヤツをどうぞ」と言うと、ルークはお礼を言いながら、緑のヤツを手にして、彼自慢のバリトン・ヴォイスでこう言った、「Because I'm Green」…カッコいい~。
ちなみに彼の名前はルーク・スカイウォーカーから。ご両親が『スター・ウォーズ』の大ファンだったんだって!
  

Dc_2David Cole(デヴィッド・コール)
2004年よりMarshall社の経理部門の業務に携わり、6年前に役人に就任。彼も音楽への熱意を活かし、Marshall Recordsだけでなく音楽業界全体への発展に力を注いでくれるであろう。
デヴィッドはキーボーズ・プレイヤーだ。ジム・マーシャルの家で開かれたパーティで同じテーブルになり、音楽の話で仲良くなった。まだジムがゼンゼン元気な頃だったのでずいぶん昔の話。なぜかあの時ニコ・マクブレインがパーティの司会みたいなことをしていたっけな。
デヴィッドの息子さんのパートナーの名前がウチの家内と同じで、一昨年、イギリスで家内と一緒になった時、それでエラク盛り上がった。
  
そして、最新のMarshall Recordsと契約しているアーティストの情報をお伝えする。

  
THE DIRTY YOUTH
先日紹介したMarshall Records第1号アーティスト。
2009年結成の南ウェールズのチーム。
シンガーの声がいいね。
女性ボーカルズのバンドは日本にもたくさんいるけど、職業柄か、最近はメタル系が多く、それより緩いこんな感じのバンドがあまりないような気がするな…。
私が知らないだけなんだろうけど。

THE DIRTY YOUTHの詳しい情報はコチラ⇒Official Website(英語版、工事中)

  

Rews
ロンドンとベルファストを拠点に活動する女性2人組。「リューズ」なんて時計みたいだけど、「竜頭」なんて言葉は最近聞かないね。
「ハイ・エナジー・オルタナティヴ・ロック・ポップ・フィメール・デュオ」を標榜しているらしい。
昔、兄妹でギター/ボーカルズとドラムスのデュオってのがあったけど、その女の子がDSL50と1960TVを組み合わせてモノスゴイ音を出していてなかなかイケてた。名前は忘れちゃった。
このバンドも適度にポップで適度にエネルギッシュでいい感じゃん?

Rewsの詳しい情報はコチラ⇒Official Website(英語版)

KING CREATURE
ようやくMarshallっぽいのが出て来た。
セント・アイヴスとかイングランド南西部の先っちょのコーンウォールで2008年に結成されたバンド。
コレは文句ないでしょ。何せボーカルズがいい!チョットBlind Birdを思い出させるな。
何だ、何だ!途中の展開には驚くぞ!
ギター・ソロもトラディショナルでいいね。落ち着くわい。2人ともレス・ポールってのも近頃珍しい。
ベース・アンプがMBだね。このアンプ、すごくよくできてたんだぜ。買った人、ラッキー。
しっかし狭いところで撮影したな。

KING CREATUREの詳しい情報はコチラ⇒Official Website(英語版)

REIGNING DYAS
「reign」っていうのは「統治する」っていう意味。
ん…このバンドはいいぞ。
私がいつも言っている、トラディショナルと新しい感性がミックスしている感じを受ける…と思って他の曲を聴いてみると…お~、なかなかですよ。
チャンとギター・リフがあるもんね。
さっき出たコーンウォールの手前のデヴォン出身の3人組だそうだ。
やっぱりイギリスっていうのはこういうどこかクラシック・ロックの香りがするバンドが出てくるところがいいよナァ。
どんなにロックが変容しようとも、流行りに浮かれているだけではないシッカリした音楽の流れみたいなものを感じさせてくれるバンドがウジャウジャいる…んじゃないの?

REIGNING DYASの詳しい情報はコチラ⇒Official Website(英語版)

 

…と、現在Marshall Recordsと契約が完了している4つのバンドを紹介してみた。
ああ、私もMarshall Blogに出ているようないいバンドを、レーベルを通じて日本から送り出して世界をアッと言わせてみたいナァ。
ガンバラねば!

Marshall Recordsのオフィシャル・ウェブサイトはコチラ

2017年2月21日 (火)

【号外】 ラリー・コリエルのこと

Larry Coryellが逝った。
コレはちょっとショックだナァ。
果たして彼がMarshallを使っていた、あるいは使ったことがあるかどうかサッパリわからないし、かつてSuper400を愛用していたことを知っている以外、どんな機材を使っているのか気にしたこともなかった。
よって、Marshall BlogにLarryの話題を挙げるのはふさわしくないかもしれないが、ジャズ・ロックの全盛期を彩った偉大なギター・イノベーターに公私混同的に一文寄せることをお許し願いたい。
  

ところで、この人何ですか?…「フュージョンのゴッドファーザー」って呼ばれていたんですか?
そんなことゼンゼン知らなかった。
この通り、私は熱心なファンではないのだが、昔は「ラリー・コーイエル」と表記されていたのは覚えている。
特にファンでなくても、ジャズやフュージョンの道を通ると、彼が参加した作品を数多く保有してしまうのは自然のことではなかろうか?
コレは恐らく私だけに起こっている現象ではないだろう。
今、この記事を書くに当たって、LPとCDの棚をサラっとチェックしてもコレだけ出て来た。

1_img_34272 『Standing Ovation』やクラシックものは遠い昔に処分してしまったし、この他にもラリーが参加した作品がゴチョゴチョあるのだが、棚から出すのが面倒だったのでパスさせてもらった。
どんなアルバムかというと…
例えばGary Burtonとの『Dustar』や『Lofty Fake Anagram』、『A Genuine Tomg Funeral(葬送)』…

Gb Steve Marcusとの『Count's Rock Band』『Tomorrow Never Knows』、『The Lord's Prayer』…

Sm
Charles Mingusとの『Three or Four Shades of Blues』や『Me Myself an Eye』…

34 それと、私はPhilip Catherineが大好きだったので、最初の写真にあるように、共演盤を買い込んで来ては聴き入っていた。
こうして書いてみると、イヤ~、ものすごいキャリアだよね。
一応、ジャス史的にはジャズ・ロックの中心人物みたいな扱い、言い換えるとジャズにロックのエキスを注ぎ込んだ人として知られているけど、果たして本当のストレート・アヘッドなジャズができるんかいな?とジャズを聴き出したころ訝しんでいた。
だってなんかフルアコを使って強引にロックを演っている人…というイメージが強かったんだもん。
そこに現れたのが故Emily Remlerとのデュエット盤『Together(1985年)』だった。
この中でLarryはClifford Brownの「Joy Spring」を取り上げ、Emilyとバリバリのジャズを聴かせてくれた。
ウォーキング・ベースのバッキングがすごくカッコよくて「なんだよ、ジャズできるんじゃん!」と驚きつつ感動したことがあった。

Tg 一方、自信のアルバムは私の感覚では粗製乱造というイメージが強くて昔は避けて通っていた感があったな。
その中で名盤の誉高い『Spaces』はアタマひとつ抜けていた。
その2曲目に収録されているのがベルギーのジャズ・ギタリスト、Rene Thomas(ルネ・トーマ)の『Rene's Theme』。John McLaughlinとのギター・デュオだ。
緻密なMcLaughlinと大胆なCoryell、昔はMcLaughlinの方が好きだったが、色んな作品を聴いているウチにLarryの奔放なプレイの方に惹かれるようになった。
四角い部屋を丸く掃いて掃除するような感覚でなんか、乱暴なんだよね。
でも、その丸く掃いた部分の密度がものすごく濃いのだ。
それと髪の毛の量がスゴイ。
うらやましい。
  
考えてみると、一回もステージでチャンと弾くLarry を見たことがなかったな。
一度、NAMMショウで某ギター・メーカーのデモンストレーションをしているのを見たことがあった。
「Oleo」をサラっと弾いた後、「ハイハイ、CDはコッチで売っています。買ってチョーダイ!」みたいな感じでチョット幻滅してしまったのを覚えている。
  
しかしね~、もうこの世にいないとは…74歳だったそうだ。
最後にややヘソ曲がり的に、好きなLarryの演奏を3枚ほどピックアップしたいと思う。
   
まず、コレ。
コレは誰も挙げないでしょう。
Sonny Rollinsの1979年の『Don't Ask』。
大学の頃、上野にあった「イトウ」というジャズ喫茶で初めて聴いた。
たまたまB面をリクエストした人がいて、最後の「And Then My Love I Found You」という曲にヤラれた。
あの時A面がかかっていたらこのアルバムを買うことはなかったと思う。
Rollinsはギター好きと言われていて、全編にわたってかなりLarryのプレイがフィーチュアされている。
今でも時々引っ張り出しては聴いている。

Srフランスのジャズ・ヴァイオリニスト、Stephane Grappelli名義の『Young Django』。
コレはホントに好きだった~。
「Young Django」とは、Charles Mingusがこのアルバムに参加しているPhilip Catherineに向かって言った言葉。
Django Reinhardtの代表曲がベテラン+若手(当時)でフレッシュによみがえるといったところか?
やはりここでもLarryのプレイはダイナミック。
センシティヴなCatherineのギターとの対比がおもしろい。

Sg 最後にLarryのリーダー・アルバムを…。
やっぱコレか…『Spaces』。
今また聴いてるけど…いいナァ。

Lc さようならLarry Coryell…素晴らしい音楽をありがとう。

2017年2月14日 (火)

WeROCK最新号がうれしい! <追補版>

今日はヴァレンタイン・デイか~。
何か、世間は昔ほど騒がなくなった感じがしない?「義理チョコ」なんて言葉も一切聞かなくなった。
クリスマスは別格として、こういう上辺だけの海外憧れ行事で今最も盛んなのはハロウィンかね?
アレもそのうち飽きてしまって誰も騒がなくなるだろう。
何せ宗教的な礎が何もないところで、商魂丸出しでそうした文化の上辺だけをマネするもんだから飽きたらポイだ。
日本人らしくていいわ。
そういうことをやるのもいいけど、「花まつり」だとか「二十四節気」とか、日本古来の文化をキチっと伝承した上でやってもらいたいと思うよな~。
そうそう、「恵方巻」だって昔は東京の人は知らなかったんじゃないかね。
私は子供の頃に聞いた記憶がないんだよナァ。
ま、コレは日本の文化だからまだいいけど、「売らんかな精神」には一種の凄みすら感じるわ。
「財団法人 日本太巻寿司協会」の方々もウマいことやった。(そういう協会があるかそうかは未確認です)
  
とか何とかいっておきながら、へへへ、ヴァレンタイン・デイのプレゼントをもらっちった!
それは本日発売のWeROCK Vol.057。
ナゼなら、「オレ特集」なのだ!…というのはタチの悪い冗談で、大好きなMarshall Familyの皆さんが誌面に勢ぞろいしてるのだ!
しかも私が撮らせて頂いた写真でね、へへへ。
こういうのはいくらやってもうれしいもんです。
それと関係はないにキマっているが、もうすでにamazonや楽天等のウェブサイトの流通分はソールド・アウトになってしまったとか。
でも、心配ご無用!
まだ書店や楽器店への流通分は残っているということなので、見つけた方はゼヒお手に取って頂きたいと思う。
しからば、その内容をマーブロ的に紹介していこう。

10冒頭、いきなりJubileeの20Wシリーズが紹介される。

2525_mini_jubilee2 そして、LOUDNESS!
Marshall Blogで予てよりレポートしている通り、35周年イヤーを終えての高崎さんの総括的インタビューが掲載されている。

20写真は昨年末に六本木で開催された35周年イヤーを締めくくるコンサートで撮ったもの。
こちらのレポートも近々Marshall Blogに掲載する予定にしているので乞うご期待!
 
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

30DVDの付録がウリのWeROCK、この号にはDVDではなくCDが付いている。
タマにそうした回があるとのことで、CD付録号はその充実した内容で毎回大きな人気を呼んでいるのだそう。
コレがその付録CD。

40cd 内容に目を向けてみると…
まず、昨年末に自分たちのレーベル「FSB TURBO DREAMS」を発足し、新体制で再び活動を開始したFEEL SO BAD。
掲載されている写真はそのレーベル発足の記念イベントの時に撮影したもの。
そのイベントのレポートはコチラをご参照願いたい。

50収録されている曲は「DIRECT MAIL」。
先日のそのイベントでも演奏したFSBならではのゴキゲンなナンバー。
MarshallとNATALサウンド炸裂だ!
コレを聴いたらきっともっと聴きたくなるハズ。

60そんな人は3月17日、六本木の「新世界」に集合や!
あイカン、今、オガンちゃんと一緒にいるから関西弁がうつっちゃった。
3月15日にリリースされる川島だりあさんのソロ・アルバム『LIFE=NOW』と…

80cd同日に発売の冬樹さんのソロ、『Tyranosaurus』のレコ発記念ライブが開催されるのだ!

70cd FSB TURBO DREAMSの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
FEEL SO BADの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

  
続いてはTSPことTribal Scream of Phoenix。

90メンバーが入れ替わっても相変わらずのパワーをまき散らしているTSPが送り込んだ曲は「Departure」。
Shuちゃん自慢のMarshallサウンドがタップリ詰め込まれているのだ!
インタビューと合わせてどうぞ。

100しばらくご無沙汰だったTSPだけど、もうすぐ久しぶりにMarshall Blogに登場してくれるのでお楽しみに!

110そして、ピッカピカのニュー・フェイス。
Heaven's TragedyもCDに参加した!

120誌面に採用されているアーティスト写真は私が撮影したものだが、楽しかったな、この時は。
若い人と仕事をすると若返る。
ジイさん臭いこと言っているが、ホントのことだから仕方がない。少なくともバアさんではない。
何しろリーダー/ギターのJienくんはまだ10代だからね!もちろんMarshall。
そんな若き炎が今回CDに収録されている。曲名は「Thears of the Sky」。

130Heaven's Tragedyのライブ・レポートも近日中にMarshall Blogに掲載される予定だ。

140「一流の音作り」というページがまたうれしい。
まず、このタイトルがいいよね。
「プロに聞く、憧れのサウンドに迫る方法」ということで、高崎さんとルークさん他にサウンド・メイキングのコツや信条をお伺いしている。
とにかく、お二人の話をよく聞いてもらいたいな~。
ルークさんのデジタル・アンプに関する見方なんかは全くの同感だし実感!
あ~、色々それについて書きたいんだけどガマン、ガマン…皆さんにはWeROCKをお読みいただくということで…。
やっぱりハイ・クォリティのビンテージ・マーシャルをコレクションしているぐらいの方なので、Marshallをよく理解してくださっている。まさにご慧眼!
高崎さんのお言葉にも思わず「そう!その通り!」と声をあげてしまった。
インタビューされているのは三人のギタリストだが、やはり世代によってMarshallへの認識がゼンゼン異なっているところがまた面白い。
やはり聴いてきた音楽が全く違うということなんだろうね。
ジャズの巨人、デューク・エリントンの名言で「音楽は二種類しかない。良い音楽と悪い音楽だ」ってのがあった。カッコいい~!
ま、私もコレを模して言わせて頂ければ、「ギタリストは二種類しかいない。Marshallを使っているギタリストかそうでないギタリストだ」…ナンチャッテ!
でも、マジでそんな気分なのです。

  
ルーク篁の詳しい情報はコチラ⇒⇒CANTA OFFICIAl WEBSITE

1_img_0108 まだ続く、我がMarshall一家の面々!
D_DriveのYukiちゃんも大フィーチュア。
WeROCKの人気企画「メタル女子」での登場だ。
写真は私の友人の野田さんが撮影したもの…さすが!
D_Driveの音源はCDには収録されていないッス。

150D_Driveもライブ・レポートがいくつか控えているでね~。
ちなみにSeijiさんはもう「ツーマン」という言葉を使っていない。
MCもウェブサイトも「ダブルヘッドライナー」だ!
ね~、Seijiさん?!
そして、今夏にはFEEL SO BAD、TSP、D_Driveが手を組んでの人気シリーズ、「美女と金髪と野獣」が昨年に引き続き開催される予定だ。
このトリプル・ヘッドライナーは見逃せない!
お願いだから「スリーマン」なんて言わないで!世界中の人に笑われる。
ね~、Seijiさん?!

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

160それにEDENの広告もバッチリ載ってる。
広告を宣伝してりゃ世話ないけど、このTERRA NOVAはひとりでも多くのベーシストに知ってもらって、ゼヒお試し頂きたい。
ここ数年で小型のベース・アンプ・ヘッドがスッカリ定着した感があるが、このTERRA NOVAはそういったタイプのヘッドの番長を張れるクォリティを誇っているといえよう。
この値段にしてこの音質とパワー、まさにバツグンのコスト・パフォーマンス。

170このTERRA NOVA、Silexのhibikiくんにもご愛用頂いているんだけどマジでスゴイ音だった。
音にうるさいhibikiくんの相棒を務めているということを考えれば自ずとそのレベルが知れよう。
この写真でhibikiくんの後ろのアンプの上にチョコンと乗っている白い奴がTERRA NOVA。

175vそして、先日犬神サアカス團のジン兄さんにも試して頂いた。
「狗餓身稲荷」の赤い幟に隠れて見えないが…

176vぞの裏はコレ。
TERRA NOVA TN501。
リハの時に試すだけのつもりが、一発で気に入って本番を通して使っちゃった!
ヘヴィな犬神サアカス團の音楽にあって、ジン兄さんが奏でるベース・ラインは大変重要な役割を担っているが、ぶっつけで使って軽々とその重責を果たしたのには驚いた。

177vしかしね~、Marshallもずいぶんベース・アンプを手掛けて来たのよ。
1981年にJCM800と時を同じくしてリリースされた「THE 2000」というシリーズがあった。
ギター・アンプは200Wの2000 Lead。
そして、ベース・アンプは下の写真の2001 Bass。
このヘッドがあきれるほど重い。
触っただけでも魔女の一撃を喰らってしまうかのような超重量級。(ギックリ腰を英語で「witch's shot=魔女の一撃」 という風に聞くが、コレはドイツ語の「Hexenschuss」という言葉を英語に直訳した表現で、英語圏の人にはほとんど通じないらしい。「Hexen」は「魔女」という意味で、「Schuss」が「一撃」という意味。
英語では何というかとうと、そのまま症状を表して「a low back sharp pain」みたいに言うそうだ。英語にしてはつまらない表現だね。
ま、おかげさまで英語で言う機会にはまだ出会っていない。私は「slipped disc」持ちなので日頃より気を付けているおかげかもしれない。「slipped disc」は「椎間板ヘルニア」ね)。
とにかく、冗談抜きに50kgぐらいはあるのではないかと感じる。

1_img_0610 このヘッド、最大出力が375W。
6550が8本も入ってる!
Marshallもヤケクソだったんだろうな。
見て、この電源トランス!
トランスは鉄の塊りだからね、こんなデカイもん載せれば破天荒に重くなるにキマってら!

1_img_0622 それから36年経ったらこれだよ。
しかも出力はこっちのほうがデカイときてら。
人間の欲望ってのはスゴイもんです。
マジでおススメ。

  

Terra_nova_2

  

そして、表4、つまり裏表紙はCODE!
おかげさまで大ヒットでございます!
180

先ごろのNAMMショウのMarshallブースではCODEの100Wヘッド、CODE100Hとキャビネットがフィーチュアされていた。日本ではリリース時期は今のところ未定。
先行発売されているCODE25やCODE50を試したプロ・ギタリストの皆さんがそのクォリティに感心し、「ゼヒ100Wも試したい!」とおっしゃてくれているので発売が楽しみだ。
  
本国Marshallではさっそくウェブサイトにユーザーのプリセットやフォーラムを掲載してCODEワールドの充実を図っているので今後の展開にご期待頂きたい。
  
Marshall英語版ウェブサイト⇒MY MARSHALL>PRESETS
Marshall英語版ウェブサイト⇒MY MARSHALL>FORUM

1_code_0以上、WeROCK Vol.027本日発売!

  
(2001 Bass写真提供:マーシャル・ミュージアム・ジャパン)

2017年2月10日 (金)

カギはMarshallがにぎってる!

口を酸っぱくして言い続けているのは、「ツーマン」という言葉。
いくら和製英語でも恥ずかしいので「ダブル・ヘッドライナー」もしくは「ダブル・ヘッダー」という言葉を使いましょう…というヤツ。
日本人の得意技で「ダブへ」と省略してもいいだろう。
「ツーマン」よりはるかにカッコいい。なぜなら、「ネイティブ・スピーカーが実際に使っている言葉」というチャンとした出自があるからだ。
それで、おかげさまで最近、私の周りからは「ツーマン」という言葉がほぼ消えましたわ。
皆さんご協力ありがとうございます!
やっぱ「ペン」は「変」より強いな。
さて、今日はまず、その「ツーマン」という言葉をお借りする。
ただし「ツーマン」の「ツ」を「キ」に変える。
するとどうなるか…「キーマン」、すなわち「Key man」。
日頃この言葉を使っているかどうかは別にしても、意味はおわかりでしょう。
物事のカギを握っている重要な人物という意味を持つ表現だ。
「ツーマン」のように恥じたりすることは決してないが、私は言葉も和製英語かと思っていた。
よって、英文を書く時に同様の意味を表す言葉を使いたい時は、「Key person」という表現を適用していた。
もちろんこちらの方が自然な英語なのだが、「key man」という言葉もOKらしい。
したがって「ツーマン」はNGだけど、「キーマン」はOKということだ。
  
ちょっとカギにまつわるクイズをひとつ…。
「Aさんが誰にも知られたくないことを記した手紙を箱に入れてBさんに送りたいとします。そこでAさんは箱に錠をとりつけて、カギをかけてBさんに送り出すことにしました。
しかし、Bさんは合いカギを持っていないので箱を受け取っても開けることができません。さて、この先どうすればいいでしょうか?」
もちろんBさんがカギをぶっ壊して開ければよい…とか、別便で合カギをBさんに送ればよい…とかいうのはなしね。
      
答えは簡単。
「Bさんがその箱に二重にカギをかけてAさんに送り返せばよい。」
ハイ、もうみなさんおわかりですね。
釈迦に説法になるのでこのクイズのカギはココには記しません。
念のため巻末に記しておきます。

さて、今日の本題。
「カギを握る」を英語でどういうか…「hold the key」と日本語と同じ。
そして、ギター・サウンドのカギを握っているのは?…そう、Marshall!
本物のカギもMarshallに握らせてはいかが?というのが今日のマーブロ。
  
以前チョット紹介した「鍵掛け」のアクセサリーがイギリスから届いたので、もう一度レポートしちゃう。
商品名は『JACK RACK』。
Marshallのデザイン以外のものも色々と取り揃えている。
ま、Marshallがダントツでカ$コ&いけどね。
ケースにはチャンと「#LIVEFORMUSIC」とMarshallのペット・フレーズが入ってる。
もちろんMarshallで作っているワケでじはないんだけど、ずいぶん気の利いたメーカーさんだ。

05イギリスから送られてきたのはJCM800をモチーフにしたもの(商品名:JCM800 STANDARD)と…

10_21959をモチーフにしたその名もズバリ「1959SLP」。
双方、本物の部材が使われているワケではなくて、フロントパネルを印刷したものが貼られている。それで充分!

20本体の裏ブタの四隅を木ねじで壁に固定して、そこにパコッと本体をかぶせてビスで留める仕組み。

40中を見てみると本物の4pinのジャックが使われていた。
面白いのは、このケース、上下のコンパーチブルになっていて、コンボ・アンプの時は逆さに使用されるのだ。
頭いいな~。

50コレがプラグ形のキー・ホルダー。英語でKey Chain。
4つ入っている。
そうか、この黒いのはケーブルを模しているのか。
30
プラグの「M」の字がうれしいね。

60工場に行くとこんな飾りが施されているんだよ。

1_img_7901 全部ブッ刺したところ。
コレね、実際のジャックより抜き差しがスムースで「カチャリ」っていう手ごたえがチョット快感なの。70他にもECフレットやLCフレット仕様のJCM800がラインナップされている。
実際にはこんなJCM800は特注でもしない限り存在しない。
JCM800シリーズというのは、1959のようなセンター・ウインドウのデザインではなく、フロント・パネルが両端まで伸びたMarshall史上初のモデルなのね。
1981年に発表した時、Marshall信者の衝撃はそりゃ大きいモノだったらしい。
そうだよな、確かに私が大学生になるまで、そういうデザインのMarshallはなかった。
JCM800の後は900、2000、そして今のJVMまでフラッグシップ・シリーズは全部同じデザインだ。
そういう意味で1959とJCM800の2種類に限定した判断は適切だったように思う。

80「Hang your keys like a rockstar」…なんでやねん?
コレ何かのシャレなのかしらん?

詳しい情報は「Marshall」、「Jack Rack」というキーワードで検索してみてくだされ。

90さて、最初のクイズのカギはコレ…。
Bさんが自分のカギをかけてAさんに送り返す。この時点では箱に錠が2個ついている状態だ。
Aさんは箱を受け取り、自分のカギを開けて、錠をハズし、再度Bさんに箱を送り出す。
すると、今度はBさんがかけた錠が付いているので誰かに開けられる心配はない。
そして、箱を受け取ったBさんは自分のところにあるカギで錠をハズし、箱を開けて中の手紙をユックリ読むことができる。
そこに「金返せ!」と書いてあったらBさんの努力は水の泡となる。

 

よい週末をお過ごしください!

2017年2月 7日 (火)

Marshall Records 第1弾アーティスト!

Marshall Blogが『Marshallがレコード・レーベル始めました!』と題して、新事業に乗り出したことを報じたのは昨年の7月のこと。
そのレーベルの第1弾アーティストが決定した。

Image001

2009年に結成された女性ボーカルを擁する南ウェールズ出身の5人組、The Dirty Youth(ザ・ダーティ・ユース)。
現在までに2枚のアルバムをリリースしている。
プロデューサーのスティーヴ・タネット曰く、「バンドのものすごいエネルギーが気に入った」とか。
バンド・マネージャーのロブ・ファーガソンによれば、「今までいくつものメジャー・レーベルと接触したが、昔とは違ってみんなリスクを恐れ、契約内容がとても窮屈なものだった。
ところがMarshallのアプローチはチョット違っていた。
Marshallは世界的なブランドゆえ、その活動範囲も世界的だ。バンドにとっては最高にエキサイティングな取引になったよ」
バンドはすでにAbbey Roadスタジオでレコーディングに取り掛かっており、今年の末までにはアルバムを出す予定だ。
Marshall Recordsのもう一人のプロデューサー、ロブ・キャスは言う…「私はここ6年にわたってAbbey Roadスタジオを拠点に活動しているのだが、プロデューサーとしての経験が役立っている。
Marshall Recordsを通じて高いクォリティのレコードを制作したいと思っている。時の流れに耐えるようなレコードを作っていた頃に戻りたいんだ」

Art 今年の後半から『Marshall Classics - Live From The Factory』と題して、Marshallの工場にある劇場(Theatre)で録音された数々のバンドのライブ音源をシリーリリースしていくという。

以上が記事の内容。
先週、このタネットさんと連絡を取り合うことになっていたが、彼の都合で延期。
なるほど、タネットさん、アビィ・ロード・スタジオにこもっていたのね?
で、早速このThe Dirty Youthというバンドの動画を見てみた。
ん~、ま、正直私のガラではないが、なかなかイケるナァ。
やっぱりプロの目は鋭いと言えそうかな?
ただ、驚いたことにその動画の中ではウチの楽器を使ってないんだよね~。
ま、アッという間にMarshall、NATAL、EDENに替わるでしょう。
  
ああ、私も早くこういう仕事がしたいな~。
日本でも「Marshall、NATAL、EDENを使っているこんなにかっこいいバンドがいるんだぞ!」と世界中を驚かせたいのだ!
人生これからよ!

   
The Dirty Youthのウェブサイトはコチラ
  
で、下はMarshall工場にあるその「Theatre」と呼ばれている設備。

Img_8313 中はこんな感じ。
この時は、それこそ今復活レポートを展開している『HIGH VOLTAGE』のリハーサルでZakkが使っていたのでこんなルックス。
私が知っているだけでもThin LizzyとかElectric Maryとか、イギリスの数々の若手のバンドが舞台に上がっている。

1_img_0039 Marshall Records、今後の展開をお楽しみに!

(本日2回更新したので金曜日はお休みします…多分。チョット他にも片付けなきゃならないことが山積なのよ!)

2017年2月 4日 (土)

【号外】 星牧人さんのこと

また訃報だ。
ジャズ・ピアニストの星牧人さんが2月1日、虚血性心不全のためこの世を去った。
まだ44歳の若さだった。
星さんのお名前はロック・ファンの方にはなじみが薄いことであろうが、Marshall Blogには杉本篤彦さんの記事で数回ご登場頂いていた。
星さんは国立音楽大学を卒業後、ピアニスト、キーボード・プレイヤーとして和田アキ子、平井堅、ダイヤモンドユカイ等のサポートを務めるかたわら作編曲家として活躍していた。
多数の杉本さんのアルバムに参加し、まさに「片腕ピアニスト」的存在だった。
  
私が初めて星さんにお会いしたのは、2015年の『真夏のJazz葉山』に二回目にお邪魔した時のことだ。

160

真夏のイベントゆえ、外はうだるような暑さ。
ところが、この会場の楽屋は携帯電話の電波が入らないため、用を足すにはいちいち熱暑の屋外へ出ねばならない。
この時、星さんとはその出入りでスレ違う程度で、最初のご挨拶の時以外はほとんどおしゃべりをする機会がなかった。
何しろスゴイ暑さだった。
ミュージシャンの皆さんもオフ・ステージではラフな格好をしていて、星さんも例外ではなかった。
確か白いジャージを来ていらっしゃったような気がする。
そして、杉本グループの出番になった。
ステージ上のメンバーを見てビックリした。
さっきまでのラフなジャージ姿はどこへやら、ビシッと黒いスーツに身を包み、中折れ帽をかぶった星さんがピアノの前に座っていたのだ。

140v

身幅は異なるにしろ、その姿は私の大好きなピアニスト、ウィントン・ケリーを思わせた。
終演後に「ウィントン・ケリーみたいでしたよ!」と伝えるとニコッとしてくれた。

9_wyntonkellybw もちろん颯爽としたプレイもウィントン・ケリーのようで、杉本グループの演奏の大きな見どころのひとつだった。
330v

その次にお会いしたのは杉本さんの公開レコーディングの時のことだ。

20 コレがその時の杉本さんのアルバム、『Tomorrow Land』。
星さんはこのアルバム以外に『Magic』、『Cheer!』、『Black & Blue』、『Blue Moment』といった杉本さんのアルバムに参加している。
星さんはまさに杉本さんの相棒の鍵盤奏者だったのだ。
10cd
実はこの時、はじめて星さんと言葉を交わし、すぐにfacebookで友達の申請をしてくれた。
私は、星さんとお近づきになりジャズ・ピアノの話をする機会を楽しみにしていた。
Marshallの仕事だと、ジャズ・ピアニストと接する機会なんか滅多にないからね。

140v_2
そして、昨年の夏。
また葉山の季節がやって来た。

150 この時、星さんはピアノだけではなく、「今日はコレも使うんですよ!」と赤い小さなキーボードを見せてくれた。
その姿がとても印象的だった。
この時もリーダーの杉本さんの音楽を完全に咀嚼したプレイで、ソロにコンピングにと素晴らしい演奏を聞かせてくれた。

330

この時、あいにく私は日比谷野音でもうひとつ仕事が入ってしまい、トップ・バッターの杉本さんのグループの演奏が終わった後、挨拶もソコソコに葉山を後にしなければならず、星さんとおしゃべりする時間など全くなかった。
つまり、星さんとジャズの話をする機会を永久に失ってしまったのだ。
そして、あのピアノがもう聴けないことがとても寂しい。
今年もごく普通に葉山でご一緒できると思っていたのに…。
  
才能あふれる若きピアニストのご逝去に際し、心より哀悼の意を表します。

240v2

<星さん関連の記事>
● 15th 真夏のJazz葉山 <前編>
● 杉本篤彦のニューアルバムはJVM!~公開レコーディングの現場から
● 16th 真夏のJazz葉山~杉本篤彦グループ

  

(一部敬称略)

 

2017年1月29日 (日)

【号外!】 四人囃子『錯』、桜咲く!サクサクとサクセス!!

岡井大二さんのロング・インタビューを交えて紹介した四人囃子の新譜『錯』が去る25日にリリースされ、大好評を頂戴しているそうです!

9_ 過去のバンドの古い音源で編まれたアルバムとして異例の売れ行きだとか。
Marshall Blogをご覧になってお買い求め頂きましたお客様には心から御礼申し上げます。
ご存知の方にはなつかしく、初めての方には新鮮にこの日本のロックの最高峰のサウンドをお楽しみ頂いていることと存じます。
これを機に…というほど甘いものではないことはわかっていますが、流行や話題以外のいい音楽が復権できることを願って止みません。
ありがとう四人囃子!

Img_01042 <岡井大二さんのインタビューはコチラ>
Vol.1
Vol.2
Vol.3
Vol.4

おかげさまで大二さんのインタビューは毎回ものすごい件数のアクセスを頂戴しました。
やはり、いい音楽を求めている人がたくさんいらっしゃることを確信した次第です。
末筆ながら、すでにご覧頂きました皆様にこの場をお借りして併せて厚く御礼申し上げます。

2017年1月 6日 (金)

こんにちは2017、今年もよろしくお願いします!

明けましておめでとうございます
   
Marshallファミリーの皆様におかれましては、良いお年をお迎えになられましたこととお慶び申し上げます。
本日より2017年のMarshall Blogをスタートします。
今年も毎日更新を励行する所存ですので相変わらずのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
内容にさしたる変化はないでしょう。まったくの「相変わらず」で…コレしかできないんです。
ムリして抱負めいたことを言うのであれば、開店休業中となっている英語版に手をつけていきたいと思ってることぐらいかな…おかげさまで海外の読者も増えてきているようですので。
「毎日の更新だけでもヘロヘロになっているのに英語版なんかできっこないだろ!」って?
私もそう思いますわ。
「それなら言うんじゃない!」って?
ダイジョブ、ダイジョブ…英語でマーブロを読むような人は今コレを読んでないから!
とにかく今年もワガママなコンテンツにどうでもいい脱線話をタップリとブチ込んで元気よくやるつもりです!  
さて、今日はウォーミング・アップということで脱線で固めることにするよ。
   
2017年は平成29年。
「2」と「9」をひっくり返すと昭和になる。
つまり、今年は「昭和92年」…私なんか昭和37年生まれだからね。ずいぶん遠いところまで来たよ。あと8年すると「昭和100年」!
そして、年末にチョット触れた干支。
今年の干支はなんじゃんろな?
2017年は、十干の4番目の「丁」、十二支の10番目の「酉」を組み合わせた『丁酉』。
コレで「ひのととり」と読む。

さて、この「丁酉」、陰陽五行説では「相克(そうこく)」の関係になる。
人間椅子に「相剋の家(「克」にりっとうがついていても意味・読みが同じ)」という曲があったけど、「相克」とは、対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うことで、決して穏やかな状態ではない。
反対の「相生(そうじょう)」はすべてがうまくいっちゃう。「相性がいい」の「相性」という言葉はコレからきている。
今年は残念ながら「相克」だ。
また、コレも年末の記事で触れたことだが、「酉」は革命の年で、世の中に大きな変化が現れると太古の昔から言われている。
政治の局面では思い当たる節が色々と「あるある」じゃない?
おお~っと、コレ以上は言わねぇぜ!麻風呂では政治の話はご法度でい!
とにかく何がしかの変化があるにしても、いい方に転んでもらいたいものだ。
  
…と、今年の雰囲気がわかったところで次の脱線。
ア、今日は最初に書いた通り全部脱線ですから。
この記事を書くに当たって、「2017年か…。二度とやってこないからな…干支の話題以外にナンカないかな…2017、2017」…と考えているウチにフト気が付いた。
「2017」は素数じゃないの?…と思ったら大当たり!306番目の素数。
最近で素数の年といえば2011年があった。
そして、この2017年が来て、次は2027年まで間が空く。
だから何だ?といわれれば、何でもありません。
この他にも三角数とか巡回数とか「2017」という数にまつわる興味深い数学的な話題があるんだけど、長くなるし、ヘタな説明でボロが出てもナンなので触れないでおくことにした。
    
最後に音楽的な話題で2017年のMarshall Blog1回目を締めくくることにしよう。
10年前にどんな音楽、あるいはロックがもてはやされていたかを調べてみた。
2007年、つい最近だ。
売り上げということで活躍していた国内のトップ3は倖田來未、浜崎あゆみ、Mr.Childrenだって。
洋楽ではArctic Monkeys、My Chemical Romance、Norah Jonesが活躍していたようだ。
映画では『ノーカントリー』という作品がアカデミー作品賞を獲っているようだけど、聞いたことないわ。
この年のオリコンの年間チャート第一はコレだったそうな。
王様のモノマネがおもしろかったな。

2007_2  

もう10年さかのぼって1997年。
同じ調子でいくと、御三家はGLAY、globe、Mr.Childrenとなる。
ミスチルってのはスゴイね。10年持ちこたえたんだ。今も人気あるもんね。こんな人気の続いているバンド形態の歌手は珍しいんじゃない?後はサザンがいるか。
洋楽では、Mariah Carey、Boys II Men、OASIS、Jon Bon Jovi、U2、Mr.Big、Jamiroquai、なんて名前が散見される。
アカデミー作品賞は『タイタニック』。
同じようにこの年のオリコンの年間チャートをチェックすると安室ちゃんがNo.1だった。
この長っ細いCDシングルのジャケットも懐かしいんじゃないの?
ちなみに世界で最初のCDシングルはFrank Zappaの「Peaches en Regalia」とされている。

1997   

さらに10年さかのぼって1987年。
私が今のMarshall Blogのアシスタントと結婚した年。今年で結婚30周年だよ!真珠婚式か…30年なんて本当にアッという間だった。
さて、この頃になるとだいぶ身近な名前が出てくる。
中森明菜、安全地帯、荻野目洋子だもん。
特筆すべきはオリコンの年間チャートの第1位は瀬川瑛子の「命くれない」、そして3位が吉幾三の「雪國」ということ。
演歌が盛んだった時代に戻るには30年もさかのぼらなければならない!
この頃はスーツ着てネクタイ絞めて普通のサラリーマンをやっていた。
まだまだ景気が良い時代で、一杯飲みに出ると必ず何軒かスナックを梯子をしてカラオケ。
コレが苦痛でしてネェ。
当時はまだ麻雀がサラリーマンの必須科目だった。私はまったくやらなかったけど。
「どうせコイツは麻雀よりギターの方がいいんだよ」なんて言われたこともあったけど、そんなの当たり前じゃねーか!
洋楽ではThe Bangles、Heart、Whitney Houston、Whitesnake、Bon Joviらの鼻息が荒かった。
私はまったく興味なかったな…やっぱり80年代はどこを切っても私には「暗黒時代」なのだ…それ以降もずっと「暗黒」だけど。
アカデミー作品賞は『ラスト・エンペラー』。
いいナァ~、ドーナツ盤。CDが普及しだしてまだ3年かそこらの時代。
あれほど「音がいい!」とCDを崇め奉っていたヤツら…まさか今のレコード・ブームに加担しているんじゃねーだろーな!許さんぞ!(私は昔から両刀使いです)

1987  

まだ行くよ!
1977年だ~!
さすがに40年もさかのぼると実にいい感じだ。
ピンクレディーに清水健太郎に百恵ちゃんだもん。日本レコード大賞はジュリーの「勝手にしやがれ」だからね。まだ「レコード大賞」にも意味があった時代だ。
洋楽では何といってもFleetwood Macの『Rumours』でしょうナァ。Eaglesの『Hotel California』、Stevie Wonderの『Songs in the Key of Life』がリリースされ、Bostonがデビューした。
Bostonはスゴかったナァ。秋葉原の石丸電気のレコード館2階の洋楽売り場があの円盤だらけになってた。あの頃は洋楽のPRに経費を突っ込んでも十分に元が取れたんだろうね。
『噂』ねぇ。コレはいくらヘソ曲がりな私でも「名盤」と言わざるを得ないだろうナァ。イヤ、大好きです。捨て曲なしの超名盤!私はChristine McVieの声がとても好きなのです。
もっともコレが出たときはハードロックに狂ってて全く聴かなかったけどね。
アカデミー作品賞は『アニー・ホール』だって。アタシャ、ウディ・アレンが苦手なもんでいまだに観たことないわ。
この年のNo.1は「渚のシンドバッド」。名曲だ。そもそもタイトルからして素晴らしい。
またこの頃みたいにキチンと音楽を勉強した職業作曲家が流行歌を作る時代に戻るといいと思っているのは今年も同じ。
ところでコレ、B面は「パパイヤ軍団」っていう曲だったの?どんな?

1977   
まだまだ行くぞ~、1967年。
私は幼稚園生だったけど、レコード大賞を獲得した「ブルー・シャトウ」が大流行していたのがわかったな。「♪森トンカツ、泉ニンニク、か~コンニャク、まれ天丼」のせいかな?誰だ。こんなの考えたの?今は流行歌がないので、こんな替え歌もでてこないね。
せいぜい「アッポーペン」をアレンジするぐらいか?
この時代は裕次郎だとか水原弘、伊東ゆかりの時代ね。
そして、日本のロックの礎の一部ともいえるGSの人気がすごかった。「失神ショー」なんてね。
そんな日本の音楽界を尻目に海外では何が起こっていたのかというと…ビートルズが『サージェント・ペパーズ』を発表。
大二さんのお話によると、コレですべてが変わってしまったという。
この時期のロックの創造力たるやモノスゴくて、1967年は『サージェント・ペパーズ』を筆頭に、後に名盤と呼ばれるアルバムが続々と登場している。
ツラっと挙げてみると…
Are You Experienced? / Jimi Hendrix
Axis:Bold as Love / Jimi Hendrix
Surerealistic Pillow / Jefferson Airplane
Disraeli Gears / Cream(このアルバムのタイトルの意味はかつてどこかに書いたね)
Vanilla Fudge / Vanilla Fudge
Mr. Fantasy / Traffic
The Velvet Underground / Velvet Underground & Nico
Groovin' / Rascals
The Satanic Majesties The Rolling Stones
私的には、We're Only in it for the Money / The Mothers of Inventionも入れてしまえ!
そして、この翌年の1968年には『Led Zepplin I』やJeff Beck Groupの『Truth』が出て一気にハードロックが力をつけてくる。
まさにこのあたりを境にロックが思いっきり自己表現の場を広げていったんだね~。
Marshallがそのムーブメントに大活躍したことはココに書くまでもないでしょう。
今から50年も前のお話。
このあたりのことは実際にこの時代を体験されている岡井大二さんにお話を伺った。
近々そのインタビューを掲載する予定にしているのでお楽しみに!
この年のアカデミー作品賞は『夜の大捜査線』か…ロッド・スタイガー、メッチャよかったよね~。ちなみにこの映画の音楽はQuincy Jonesだ。
コレ、原題が『In the Heat of the Night』といってね、全然関係ない邦題をつけるもんだから、アメリカ人と話をした時に通じなくてエライ苦労したんだぜ。
ちなみにこのブルー・コメッツの方々はジャズメンなんだよね、確か?

1967  

さて、これで最後。
60年さかのぼってみよう。私は生まれていないし、MarshallもJTM45を発表する5年も前の話だ。
ラーメンが40円だったって。
コレも昨年書いたけど、ラーメンってのは昔は生活が苦しい時の食べ物だったんだよ。
「月末でお金がないから今日もラーメンで我慢するか…」みたいな。だからこそいつもラーメンを食べている小池さんが奇異に映るワケ。
今、毎日ラーメンを食べている人なんて幸せ者扱いじゃん?
ラーメンはもはやグルメ・メニューだもんね。
そして、この50~60年で最も社会的地位が上がったモノは「ラーメン」かも知れないよ。
1957年…ロックに関して言えば、プレスリーが「監獄ロック」のヒットを飛ばした年だって。
ともなるとロックもまだジュラ紀みたいなものなので、書いてもおもしろくないので個人的趣味でジャズの世界を見ておこう。
こういう時はMiles Davisの動向をみるとわかりやすい。
57年はPrestigeで『Walkin'』、Columbiaで『'Round Midnight』と『Miles Ahead』をリリースしたMiles激動の年だ。モード・ジャズ前夜。
この後、有名なマラソン・セッションの四部作がチマチマとリリースされたワケね。
ColtraneはPrestigeから初めてのリーダー・アルバムを出して、Blue Noteからは『Blue Train』を発表した。
一方Sonny Rollinsを見てみると、Blue Noteから『vol.1』と『vol.2』に『Newks Time』…ということはBlue Noteの型番が1500番台から4000番台になった年ということか。さらにContemporaryから『Way Our West』を発表してギンギンだった時代だ。
ちょっと個人的な趣味でMingusに目をやると『The Clown』を出している。このアルバムに収録されている「Haitian Fighting Siong」なんてのはハードロックの祖先だよ。
ジャズもいい時代だったんだな~。
もっともこの頃がアメリカの一番いい時代だったんだろうね。華々しい白人社会の裏では黒人に対して壮絶な人種差別をやっていた。
アカデミー作品賞は『戦場にかける橋』が受賞した。
歌謡曲では島倉千代子の「逢いたいなァあの人に」という曲だそうです。「知らないなァこの曲は」。

1957 せっかく名前が出たところで(自分で出したんだけど…)、上記のジャズの名盤のカッコいいジャケットを掲載して今日は終わり。

Md

Jc

Sr

Cm


  
さて、2017年の音楽界はどうなる?

今年もMarshall、NATAL、EDEN、そしてMarshall Blogをお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
  

Marshall_logo_square

9_natal_square

9_eden_square

2016年12月29日 (木)

さよなら2016、今年のMarshall Blogを振り返る!

今年もMarshall Blogをご支援頂きましてありがとうございました。
制作にご協力いただきましたミュージシャンや音楽業界関係者の皆様、そして、ご愛読頂きました皆様に心から御礼申し上げます。
今年の締めくくりに、いつも通りこの一年をチラリと振り返って2016年にお別れすることにします。
   
【更新】
例によって挫折しそうになったことも多々ありましたものの、今年も何とか限りなく毎日の更新を継続することが出来ました。
記事を更新しない土日は翌週の更新に備えて写真の整理に時間を割くことが多いのですが、その土日が忙殺されると月曜日の更新が何しろツラくて、ツラくて…とか言いつつ、今年は235本の記事を書き上げました。
【Music Jacket Gallery】と【イギリス-ロック名所めぐり】の更新が停滞してしまったことが悔やまれますが、どうにも時間がなかった!
大した内容ではありませんが、あれらの記事を一本仕立てるのには膨大が時間がかかってしまうのです。
英語版もしかり。facebookを通じてせっかく海外のお友達が増えたというのに!
さらに、どうしても作業が進まず、途中で筆が止まっている記事が何本かあるのです。何としてでもこの休み中に仕上げたいと思っています。
  
【Marshall GALA】
今年最大のトピックスは何といってもMarshall GALAを企画、実行したことでしょう。
よって、それに関する記事もたくさん掲載致しました。
あの開催から9か月を経た現在でも、ビックリするほど好意的な感想を頂戴し続けています。また、「次回開催を待ち望んでいる」とのうれしいお言葉を頂戴することも珍しくありません。
先日は街中で「Marshall GALAの人!」とお声をかけて頂きました。
大変な仕事でしたが、本当にやってヨカッタと思っています。
開催に当たってご協力を賜りました皆様には、この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。
もう『Marshall GALA 2』の開催は避けられません。
可能であれば再来年の春ごろには実現させたいと考えておりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

9_shige1 ★Marshall GALAのレポートはコチラからいろいろ。
    
【更新1000回】
10月の下旬に1000回目の更新を迎えました。
イヤ~、コレはうれしかった!
そして、ご関係者の皆さんからたくさんのメッセージを頂戴できたことはもっとうれしかった!
記念記事内にも書きましたが、以前のMarshall Blogは1000回を目前に脱稿せざるを得なかったので、今回はまさに悲願達成!
また気分を新たに健筆を奮う決心をしたのであります!
ところで、その以前のMarshall Blogを合わせると、来月には通算2000回更新を達成することになるのね。
「新旧マーブロ合計2000本」なんて、「日米合計安打記録」のイチロー気分になっていたら、あっちは4000本以上なのね!負けた!
イヤ、「Marshallジジイ」の名のもと、Marshall Blog5000回更新目指すぞ!
待てよ…5000回っていうとアタシャいくつになるかな?
このまま毎日更新したとして…4年で1000回。あと3000回として12年。
なんだ、今のミック・ジャガーよりゼンゼン若いじゃん!
ガンバルるぞ!
  
★1000回達成関連の記事はコチラにゾロゾロ。
   
【墓碑銘】
今年の音楽界も本当に多くの才能を失った。
Marshall Blogでも無念ながら何度か訃報を掲載させて頂いたが、ロック界のプリンスやデヴィッド・ボウイだけでなく、各ジャンルの大物が相次いで物故を重ねてしまった。

故人を偲ぶつもりで名前を並べてみると…
<ポップス>
プリンス
デヴィッド・ボウイ
レナード・コーエン
グレン・フライ
キース・エマーソン
スコティ・ムーア
レオン・ラッセル
グレッグ・レイク
モーリス・ホワイト
パパ・ウェンバ
ジョージ・マイケル
リック・パーフィット
りりィ
黒沢健一

<ジャズ>
モーズ・アリソン
ガトー・バルビエリ
ポール・ブレイ(知らなかった!)
ボビー・ハッチャーソン
トゥーツ・シールマンス
ナナ・バスコンセロス
ルディ・ヴァン・ゲルダ―(録音技師)
宮間利之

<クラシック>
ピエール・ブーレーズ
富田勲
中村紘子
ジョージ・マーチン
(以上、敬称略)


まだまだ今年お亡くなりになった重要な方々がいらっしゃったはずだが、自分が存じ上げない故人は偲びようがないので割愛させて頂いた。
それにしもELPのうちの2人がなくなって、「P」だけになってしまったのはビックリした。
こうなるとどうしても言いたくなるのが「いつ観た」とかいうヤツ。
ELPが全盛期の頃は私はまだ子供だったので伝説の後楽園を観るチャンスはなかったが、2010年に「HIGH VOLTAGE」で一度だけ再結成したロンドンの公演を観ることができた。
それとすごく印象に残っているのが超絶ジャズ・ヴァイブ奏者のボビー・ハッチャーソン。
31年前にソニー・ロリンズのコンボで来日した時、今はなき新宿厚生年金で観たことがあった。
終始ニコニコしながら、ちょっとコミカルに、そして軽やかにマレットを操る姿がメチャクチャかっこよかった。

9_2img_3171 故人の皆様におかれましてはこの場をお借りして心からご冥福をお祈り申し上げます
それにしても、これだけ多くの才人をたった一年の間になくしたなんて考えられないね。
実は、昨年末もこうして最後のご挨拶を申し上げた後、レミーが逝った。
こんな調子が続いたら音楽界は一体どうなっちゃうんだろう?
クラシックは歴史が長いく、すでに中身が何回も入れ替わっているので心配はないだろう。教育システムが確立されているので新しい才能も生まれやすい。ジャズも同様。ジャズの場合はオリジネイターが続々と鬼籍に入っていくが、担い手が育っているのと音楽のコアがシッカリしているので細々ながら生きながらえていくだろう。
心配なのはロックだ。これからどうなっていくんだろう?
演る方の間にも、聴く方の間にも、まったく伝統が継承されていないことは「大惨事」と考えていいのではなかろうか…Confusion will be rock's epitaph.
  
【脱線】
今年もたくさん脱線させて頂きました。
辛抱強くお付き合い頂きました皆さん、ありがとうございました!
コレはもうお礼しかない!
さて、それでは今年最後の大脱線をさせて頂きます。
年末ということで、「年」に関するお話。

   
今、天皇陛下の生前退位でモメてますわナァ。
ご存知の通り、現在元号は天皇陛下が崩御すると変わる仕組みになってるでしょ?
でも、時代小説なんかを読んでいると、「天明」だの、「万延」だの、「享保」だの、すんごいコロコロ変わっていることがわかりますよね?
コレがどういう仕組みになっているか知りたかった。
どう考えても、その都度天皇が変わっているワケはない。
  
話は飛んで…日本人の生活には「干支」というものが深く浸透しているよね。
来年は「酉年」だ。
コレ、干支というものは、詳しくは十干と十二支の組み合わせでできているのね。
「ねーうしとらうー」の十二支はおなじみ。
よくわからないのは十干ね。
コレのメンバーは、甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)で構成されている。
そして、この十干と十二支を組み合わせるのが干支。
一番バッター同士がくっつくと、「甲」と「ねずみ」だから「甲子」…「きのえね」あるいは「こうし」と読む。
甲子園球場が完成したのが大正13年で、「甲子」の年に当たっていたことからその名前が付けられた。
そして、この干支は年だけでなく、月ごと(月干支)、日ごと(日干支)に決まっていてそれぞれが順繰りに回っているのね。
2016年12月29日の今日、年干支は「丙申(ひのえさる)」、月干支は「辛丑(かのとのうし)」、日干支は「乙酉(きのとのとり)」…という具合。
ところで、十干と十二支を組み合わせていけば10×12で120通りの組み合わせがきる…と考えるは早計で、これは60通りしかない。
それぞれ甲と子から始めて順に組み合わせていくと、5回十干を繰り返したところで「甲子」に戻ってしまう。
西洋式の組み合わせの計算は成り立たず、永遠にめぐってこない組み合わせもあるワケ。
それで、この干支を5回繰り返すには当然60年を要するでしょ?それが還暦。「暦が還る」ということ。おもしろいね~。

さて、この60通りの組み合わせには、縁起の良いものと悪いものがある。
予想通りの展開だ。
特に最初の「甲子」、54番目の「戌午」、そして57番目の「辛酉」の3つの年は「三革」といって世の中が改まる年とされているのだそうだ。
天変地異等、何かよくないことが起こるかもしれない。
特に「辛酉」の年はヤバいとされていて、悪いことが起きる前に元号を変えて先回りしちゃえ!ということになっていた。
だから天皇が変わらなくても昔はガンガン元号を変えていたのですよ。
元号を変えたのはコレだけが理由ではないようだが、八世紀からかなりの確率でコレを理由に元号が改められてきたそうだ。
来年は「酉」だけどそのヤバい「辛酉」には当たらず「丁酉(ていゆう)の年」になるそうだ
良い年になってもらいたいものだ。

来年もよろしくお願いします。
新年の初更新は6日を予定しています。
よいお年をお迎えください。

Marshallblogtext_2

2016年12月 9日 (金)

SHOW-YAカレンダー2017できました! <オマケつき:最後まで見てね>

「Time flies like an arrow」は学校で習う英語のことわざの代表だよね。
ご存知の通り、「光陰矢の如し」と教わる。
「もうアレから10年も経ったのか!」なんて、洋の東西を問わず外人にとっても時の流れというものは速いモノらしくて、彼らもよく「光陰矢の如し」を口にする。
でも、「Time flies like an arrow!」なんて言わない。どう言うかというのと…
「Time flies!!」
コレだけ。
「たいむふらいずらいくあんあろう」なんてチンタラ言っているより、確かに「タイムフライズッ!」ってやった方がはるかに時が速く流れた感じがする。
ついでに…と、「time」のことわざにどんなものがあるか調べてみた。
他にやらなければならないことが山積みなんだけど、一旦興味が出ちゃうともう収まらない!
出典はロンドンのハマースミスにある新古本屋で買った£2.99(VAT込み、新品だと£7.99)の「dictionary of proverbs and their origins」ということわざ辞典。
●A stitch in time saves nine
●Take time by forelock
●There's a time for everything
●There's no time like the present
●Time and tide wait no man
●Time is a great healer
…などなど。
意味はインターネットで簡単に調べることができるのでココには記さないが、一言でいえば、どれも「時間を大切にしなさい」ということか…。
そしてトドメは「Time is money」。
なんか西欧人の「時」の感覚は結局何でもコレに帰結するように見えるな。
ま、日本も同じか…。
  
さて、2016年のSHOW-YAのライブ活動も今月4日の『メタロッポン~METALLIC ROPPONGI~』を持って店じまいした。
今年もバツグンにカッコいいところを見せてくれたね~!
チョット振り返ってみようか…
  
昨年の12月末には東京フォーラムでデビュー30周年イヤーをまとめる大コンサートがあった。その次は野音までライブなし…という状態でファンの皆さんも首を長くして半年ガマンした。
Time flies!!
その6月もアッという間にやってきて『NAONのYAON 2016』がいつも通り盛大に開かれて…

10そのひと月後の7月。
「初対バン」が意外だったEARTHSHAKERとのダブル・ヘッドライナーの『SHOW-YA×EARTHSHAKER~初対決! KING vs. QUEEN』があった。
この撮影はキツかった!
でも会場となった渋谷のREXはSHOW-YAが杮落しをしたんだってばよ。
恵子さんが「『杮』と『柿』という字は違うんだよ」と、MCで触れていたのをよく覚えている。私もそれを言いたかったから。

20Time flies!!
あの灼熱の地獄から早や1年!
今年も2日にわたり、5人は目黒の鹿鳴館の舞台に立った。それが『メタメイカン~METALLIC 鹿鳴館』。
身動きひとつできないのは昨年と同じだったが、今年は昨年より20℃ぐらい室温も下がって快適に、そして間近でSHOW-YAのロック・ショウを楽しみことができた。

30もう1ケ月なんか鼻クソほじってる間にすぎちゃうよ。
9月…Gacharic Spinとのダブル・ヘッドライナーで『Different Colors ~ SHOW-YA x Gacharic Spin 』。
ガチャピンとの共同作業による「5人のサオ回し」は圧巻でしたな。
アレにはビビったぜ。撮り逃がしたらヤバいもんね。

40_2昨年の鹿鳴館のようすを収録したDVDがリリースされ…

50dvd30周年イヤーの活動を総括したCD&DVDのボックス・セットも発売されてファンを喜ばせてくれた。
コレは私もホントにうれしかったよ~。
どうしてそんなにうれしいのかはコチラ

60dvdTime Flies!!!
そして、冒頭で触れた通り六本木のコンサートで今年のライブは終了。
アッという間だった。
こうして見ると、SHOW-YAの単独コンサートって『鹿鳴館』とこの『メタロッポン』だけだったんだね。
ナンカもっとあったような気もするけど…だからスゴイ存在感だ。

65sun-goさんのMarshallもよく働いた!

9_img_0016すべてのステージで素晴らしいギター・サウンドを出してくれたイイ子ちゃんたちだ。

9_img_0017 そして、ここからが今日の本題。
今年もやってきました!!
SHOW-YAカレンダー発売になったよ~!
70ありがたいことに、私が心を込めて撮影した5人のステージの姿がふんだんに盛り込まれております!

80しかし、よ~撮ったな~。
やっぱり気心の知れたアーティストを撮るのはとても楽しいね。
SHOW-YAの皆さん、そしていつも私の写真をご愛顧頂いている株式会社マスターワークスさんにこの場を借りて心から御礼申し上げる次第でございます。
そして、そして!
いつもコンサート会場で私にお声をかけてくださる大勢の「シゲ・ファン」と「Marshall Blogファン」の皆さん…ウソウソ!SHOW-YAファンの皆さん!
皆さんの「いつもカッコいい写真ありがとうございます!」とか「写真楽しみにしてます!」とか「Marshall Blog待ってます!」等のお言葉はいつでも大きな励みであり、私の創作活動の原動力になっています。
来年もやさしい言葉で気合を入れてやってくださいね!
2017年もSHOW-YAとTime flies!

SHOW-YA 2017年カレンダーのご用命はコチラ⇒SHOW-YA Official Web Shop

90さて、今日のMarshall Blogはここからもスゴイ。
…というのは、マスターワークスさんからご許可を頂戴して、どこよりも早く『メタロッポン』のようすをお届けしちゃおう!という趣向。
よかったね~、最後まで見て。
以下の写真はすべて12月4日に私が撮影したオフィシャル写真です。会場はEX TEATERね。

100寺田恵子

110五十嵐sun-go美貴

120v中村美紀

130v仙波さとみ

140v角田mittan美喜

9_s41a0734 ココのシーンはおもしろかったね~。
シャッター切りながらゲラゲラ笑っちゃったよ!

155こんなシーンも…

160vこんなシーンも…詳しくはMarshall Blogで!

170SHOW-YAの次回のステージは4月29日の『NAONのYAON』だからね。
それまでの間、SHOW-YAカレンダーとお過ごしくだされ!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

180Marshall Blogは、年内は28日まで更新する予定です。

2016年12月 8日 (木)

【訃報】 黒沢健一さんのこと

「アレ?大二さんだ」とつぶやきながら、携帯電話のディスプレイの「通話」ボタンを押す。
「あ、ウシさん……」と切り出した大二さんの語気にまったく張りがない。会話を始めた途端、いつもとは違うことがすぐにわかった。
用向きは年明けにリリースされる四人囃子の未発表音源CDと、あるレコーディングにお使い頂くNATALに関することだった。
双方結構なお話で、それらに関して大二さんが元気をなくすなどという理由は見当たらない。
ホンの少し間をおいて、「それと…」と切り出した話を耳にして合点がいった。
「黒沢くんが脳腫瘍で亡くなったんですよ…」
驚いた…黒沢健一が亡くなった?
もう二年もお会いしていないが、お元気な印象しかない。
そして、「またか…」とハラが立った。
どうして神様はこうもワザワザ才能ある人を選って天に迎え入れてしまうのだろう。
260v

Marshall Blogにいつも書いているように、私は子供の頃から巷間に流布している音楽を自らすすんで聴くことはまったくなくて、常に「普通の人なら知らないようなモノ」、「周囲の人が聴かないモノ」を探してひとり悦に浸って来た。要するに天邪鬼なのだ。もしくは卑怯者か?
だから、「L⇔R」並びに黒沢さんについては失礼ながら何の知識も持ち合わせていなかった。
「四人囃子の岡井大二」がプロデュースをされているということぐらいは認識していたが、音楽に接する機会がなかった。
ところがある時、状況が一転した。
大二さんにNATALをお使い頂くようになり、Marshall Blogで黒沢健一さんのコンサートの取材をさせて頂くことになったのだ。
そして、まずはリハーサルをやっていた目黒のスタジオにお邪魔した。
大二さんにご紹介して頂き、この時初めて黒沢さんにお目にかかった。
始終ニコニコされていて、とてもキチっとした感じで、やはりどこか才気にあふれている印象だった。
「黒沢くんは大瀧さん、達郎くんの系譜を継ぐ『ポップスおたく』なんだよ」という、自身も「大ポップス狂」である大二さんの言葉も効いたのかもしれない。
このリハーサルは2013年年末の大久保の「東京グローブ座」で開催されたソロ・コンサートのためのモノだった。
大舞台でのNATALということもあって、当然取材を楽しみにしていたのだが、この日はあいにくと先約がガッチリと入っており、どうしても本番を拝見することができなかった。
仕方なく、本番前のリハーサルを取材させて頂きレポートを掲載した。
  
黒沢健一 Live 2013~Rock'n Roll Band without Electricity~

40

それから早や一年。
翌年も同じ場所でコンサートが開催されると聞いて「チャンス到来!」。今度は慎重にスケジュールを調整して本番に臨んだ。
110v

詳しい内容はかつて掲載したMarshall Blogに譲るが、それは本当に素晴らしいコンサートで、演奏される曲のクォリティがどれも高く、かつ味わい深いもので、まさに「音楽のカタマリ」ともいうべき空間がそこに広がっていた。
曲の良さもさることながら、黒沢さんの声にも大きな感動を覚えた。
静かな曲でジックリと聴かせるシーンはもちろんだが、後半のロックンロールのパートではカッコよすぎてトリハダが立った。
ビックリしちゃったんだね、あんな声でいきなりゴキゲンなロックを演奏したから。
大ゲサな話ではなくて、この時の黒沢さんのシャウトを今でも思い出すことがあるのだ。
  
この時、黒沢さんとは本当にご挨拶程度だったが、とてもお元気そうで、ちょうど二年後にこんなことになるなって一体誰が予想できたであろうか? 
この時私が撮った写真をマネージャーがご覧になり、お褒めの言葉をたくさん頂戴した。だからまた撮影させて頂く機会を楽しみにしていたのに…。

  

黒沢健一 Live at the Globe vol.VI~大二 Plays NATAL

250また、日本の音楽は大きな才能を失った…このセリフを一体何回吐いたことだろう。
音楽の伝統を背負った黒沢さんのような才能ある人の物故が音楽シーンに与えるダメージが想像以上に大きいことをもっと我々は認識すべきなのではなかろうか?
  
黒沢健一さん 享年48歳
心よりご冥福をお祈り申し上げます

2_img_0103
(一部継承略)

2016年10月31日 (月)

お待ちどうさまでした!ついにCODE発売!

おかげさまで『Marshall Blog 1000回達成週間』を無事終了させて頂きました。
膨大な数のアクセス並びに激励のお言葉を頂戴し誠にありがとうございました。
ミュージシャンの方々も一般読者の方々も、記事の細かいところまでご覧頂いていることを知り、「コリャ、ヘタなこと書けんな~」と改めて気が引き締まる思いです。
本日から通常通りのMarshall Blogに戻ります。
これからもご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
  
さて、通常復帰後の第一弾記事はめでたい新商品発売のお知らせ。
…といってもNAMMショウで発表してから10か月も経っちゃった。
そう、CODEシリーズのこと。
お楽しみにされていたお客様にはお待たせしてご迷惑をおかけしました。

C10「Code」とは英語で「暗号」のこと。
Marshallの工場があるイギリスのブレッチリーは、第二次世界大戦中に当時解読不可能と言われたドイツ軍の暗号「エニグマ」の攻略チームが置かれたところ。
アラン・チューリングという天才数学者が発明した「Bomb」という機械を用いて「エニグマ」の解読に成功し、連合軍を勝利に導いた。
「Bomb」はその後、現在のコンピュータへと発展し、アップル社はアラン・チューリングの逸話から会社のロゴ・マークをあの一口かじったリンゴにした。
こういうことはまさにどうでもいいことなんだけど、知らないより知っていた方が人生がはるかに豊かになる。
Marshal Blogはそんな「脱線」を目指しています。
 
そのあたりのCODEの詳しい情報はコチラ⇒BREAK THE CODE!~その暗号を解け!<前編>

C80

さて、私は職権濫用で昨年の5月に工場に行った時、ひと足先に25Wコンボのプロトタイプを試させてもらった。コレがものすごくヨカッタ!

C90

そして、今年の3月。
日本においては、CODEはMarshall GALAで初めてその姿を現した。
その時デモンストレーションをしてくださったのはルークさん。
結果、日本ではルークさんが公衆の面前で初めてCODEを弾いたギタリストということになった。

C20vそして、いよいよ先週発売となったのが~;
CODE25
CODE50
の二種類のコンボ。

C10_2

C35こんな感じのハコに入っているの。

C50

C36コントロール・パネルはモデルによって異なるよ。

9_img_0628 ノブの数が多い分、CODE50の方が操作がラクかな?

C60でも、そんなのカンケーねぇ!
…というのは例のCODEをコントロールするソフト、Marshall GATEWAY。
GATEWAYをスマホにダウンロードして操作すれば、モデルの別を問わずカ~ンタン!
自分だけのオリジナルMarshallサウンドがアッという間に作れちゃう!
「gateway」というのは「出入り口」っていう意味ね。

C70別売りのフットスイッチはこんな感じ。
エ?説明しろって?
ゴメンちゃい、まだイジったことないの。

C75さて、これまでお試し頂いた方々のご感想はというと…
ルークさんも…

C100SAKiちゃんも…

C110

C120vSeijiさんも…

C130Yukiちゃんも

C140

C150vMASHAくんも…

C160v守くんも…

C170vそして御大も…

C180v皆さんから大好評を頂いております!
  
さて、最後にトーン・マッド・サイエンティスト…もとい、稀代のトーン・マスターにしてMarshallソーサラー、Strange, Beautiful and Loudの三宅庸介さんが早速ジックリとCODEを試してくださったので、そのご感想をお聞きすることにしよう。

  

Marshall CODEを弾いてみて
  

MarshallからリリースされたCODE。
マーシャル初のフル・デジタル・モデリングアンプということで、いつもとは違う興味も含め触れています。
Marshallのサウンド・イメージというのは唯一で独特の存在です。
過去に他社から沢山のモデリングアンプが発売されてますが、必ず1959やJCM800、果ては80年代に流行した改造マーシャル、さらにそれを模造した他社ブランド… そういった「マーシャルのつもり」の粗悪なプリセットが 「ブラウン・サウンド」等の似ても似つかぬネーミングで含まれていることを目の当たりにしてきました。
それらは「マーシャルごっこ」としては楽しいでしょうが、当然のことながら決して「本物」であり得ることはできません。

5_img_0037

さて、CODEでは歴代マーシャルのスタンダード・モデル+αが再現されていますが、現在ではそうしたモノの「良い状態の個体」を入手することやプレイすることが困難なケースがありますよね?…特に古いモデルは良い状態の個体が極少ですから。
そういったモデルのサウンドをMarshall社の認識としてどう定義し、提示してるのか?という点に大きな興味がありましたが、実際に試してみると「なるほどね!」と唸るものばかり。

5_img_0050どのモデルもピッキングのダイナミクスと手元のボリュームへの追従性は十分で、真空管の特徴がよく再現されてますが、いくつか僕が試して印象的だったのは、JTM45や1959Plexiの見事なクリーン〜クランチサウンドと、フル・クランチの時の粘りと低域の飽和感の素晴らしさでした。
また、JCM800の素晴らしく音楽的な美しいロックサウンド、これは誰に対してもオススメしたい。
それから、Marshall Blogでよくレポートして頂いている通り、僕はJVM210Hを日常的に使用しています。最も新しいモデルという理由からか、JVM系は相当なレベルで本物に近いサウンドが再現されてるように思います。

5_s41a0004

その他、実機では不可能なプリアンプ・セクションとパワーアンプ・セクションの組み合わせや、様々なサイズ・タイプのキャビネットの選択など、楽しみのオプションも豊富です。
エフェクト・ペダル・モデリングも非常にクオリティが高く、音楽的な効果を最大限に加えることができるものばかりでした。
すなわち、遊び優先のものや音楽的でない不必要なサウンドが一切ないのです。
これは、あくまで「No.1 アンプ・ブランド Marshall」の姿勢を崩さない、素晴らしい事です。

5_img_0046

少しホメすぎましたかね?
ひとつ申し上げておきたいのは、こうしたデジタル・ディヴァイスが決して真空管アンプにとって代わるものではないということです。
真空管のアンプは確かに前時代的なものですが、いくつもの前例が示しているようにどんな近代的な技術を持ってしても簡単に駆逐できるほど軟弱なものではありません。
何しろロックの歴史の一部を作った「楽器」のひとつなのですから!
すなわち、CODEのようなデジタル・ディヴァイスとは住み分けが明確になっているということを認識しておくべきだと僕は思います。
その状況をまず飲み込んでおいてください。
そして、Marshall自らが納得できるテクノロジーで自社の歴史的サウンドの数々を再現し、いつでもギタリストの側にそれらを置いてくれる魔法の小箱があるとしたら?
そんなうれしいことはないと思いませんか?
この価格でそれを実現したCODEはギタリストにとって「魅力的」以外の何物でもない…と思っています。

9_ymcd 僕の試してみていくつか気がついたことを…あくまで僕の意見ですよ!
●プリセットはどれも音のイメージが強調されたものになっていますね。
●それゆえ… まずノイズゲートを一度OFFにして、ギターのボリュームを下げた時にゲートがかかるギリギリの感度に設定し直すとアンプとして自然にプレイできると思います。
(筆者はノイズゲートのかかりがあまりにもよく無音だったので、スイッチが入っていることを忘れて一晩つけっぱなしにしたことがあるので皆さんは要注意ね!)
●どのアンプ・タイプでもプレゼンス/レゾナンスはどちらも3〜4で、ミドルは7〜10まで上げた方がマーシャルらしい。
●キャビネットで4×12"タイプを選択する時は、ひとまず「1960」とするのがよいでしょう。
●一般的にクローズド・バックのコンボ・アンプはモニタリングする位置で音が変わって聞こえる特徴があります。
一度アンプを正面、また、顔に向けて真正面に置いた時の音を聴いてみてからアンプのセッティングをするのが大切でしょう。
  
CODEにはまだまだたくさんの発見と楽しみがありそうです。
でもひとまず、こんなところかな?
早速お買い上げ頂いたマーシャリスト、またご購入を検討中のギタリストのご参考になればうれしいです。


三宅庸介 
  

…と、人百倍トーンにうるさいギタリストからありがたいご評価を頂戴してしまったが、本当なのかしらん?…と思うでしょ?
イヤ、ホントなんスけど、疑問に思う人もいらっしゃるかもしれない。
そんな諸兄に三宅さんが実際にCODEを弾いて証明してくれる機会があるのです。
それはもうすぐ開催される「楽器フェア」でのこと。
  
ゼヒお出かけ頂いてCODEの素晴らしさを体感してくだされ!
  
★三宅さんのCODEデモンストレーションは;
11月6日(日) ①11:15  ②15:00
  

そして、前日にはKelly SIMONZさんがCODEのデモンストレーションを担当する!
こちらも見逃せない!
11月5日(土) ①14:15  ②15:45
 
いずれもヤマハ・エレキギター・ブースにて。
  

楽器フェア2016の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

C190

CODEに関する詳しい情報はコチラ⇒BREAK THE CODE!~その暗号を解け!<後編>

※100Wのヘッド並びにコンボにつきまして発売が遅れておりますことお詫び申し上げます。
皆様のご期待に沿えるようなCODEを発表致しますので、もうしばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

2016年10月11日 (火)

FATE GEARのMV完成!

世の中ってのは、ホントにいろいろと変わりゆくもんですな~。
私がロックに夢中になりだした1975年頃、歌謡曲以外にも「女性歌手」というのはゴロゴロいたけど、「女性バンド」というのは私が知っていた限り皆無だった。
当時スージー・クアトロが大人気だったけど、ガール・バンドではなかったし。
私はファンではなかったけど、今聞くと「Can the Can」とか「The Wild One」とかヤケクソにカッコいいね。
ま、Mike ChapmanとNicky Chinという一流のヒット・メーカーが曲を提供していたからね。
そんな人気の中「洗濯機」と結婚することになって、その後急激に人気が衰えたイメージがあるけど果たしてそうだったのだろうか?
その後、1977年、颯爽と現れたのがThe Runawaysだった。
「女の子だけのロック・バンドだってよ~!」と学校でもずいぶん話題となり、多くの生徒が「チチチチチチチチ」ってやってたな。
男性雑誌のGOROにまで出ちゃって。
このThe Runawaysムーブメントの後、楽器屋さんが運営する街のバンド・コンテストでもタマに女の子だけのバンドを見かけるようになったが、それでもかなりマイノリティだった。
そのころの女の子のバンドって、たいてい歌とコーラスは問題なくても、何せドラムとリード・ギターがボロボロだった。
あれから40年近くの時間がアッという間に経過して…今はどうだ?!
あの当時、誰がこんなんなると想像したろうか?
どんなに著名な音楽評論家でも「将来女性のバンドが活躍する」などとは予見できなかったのではないか?
ノストラダムスだって予言できなかった。
さらに驚いてしまうのは、もはやガール・バンドが珍しくなくなってから久しく、最近ではその淘汰が始まっているではないか!
学校や教材の普及、音楽の画一化が進み、どのガール・バンドも演奏技術のレベルが格段にアップして、「上手くて当たり前」となった現在、勝負どころはその音楽。
いかに魅力的な曲を作って刺激的に聴かせるか…。
ガール・バンドは、まさに男性のバンドと同じ命題を抱え、音楽の将来を背負うところまで来たのだ。
今日、登場するのはすでにMarshall Blogに何度か登場してくれているFATE GEAR。
「運命の歯車」は音楽の将来を背負うべくしてまた回転を進めた。

10…というのはFATE GEARが最新のMVを公開したのだ。
その撮影現場に潜入してきた。
そういえばコレ、「PV」って呼んでたヤツがいつのまにか「MV」って言葉に置き換わったね。

20撮影は都内の某所。
ロケーションに選ばれた現場は繁華街のど真ん中。
「エ~、中はこんなんなってんの~?」
ヘンリー八世のハンプトン・コート宮殿の中かと見紛うような豪華な内装にビックリ仰天!

30やってる、やってる!
何という絶景!

40撮影に採用された楽器たち。
ドラムはNATAL。
24"のツーバス・キット。

50ベースアンプはEDENのWT-800とD410XSTが2台。

60vそして、Mina隊長は当然Marshall!
JVM410Hと1960Aだ。

70vやっぱりロックの背景はこうでなくてはイカンね。
Marshallのある風景こそが「ロック」なのだ。
110
各シーンとも撮影は順調に進んだ。

90メンバー全員、大熱演で広い現場なのに熱気でムンムンだった。

100vそして出来上がったのがコレ。
曲は「Scars in my Life」。
いかにもFATE GEARらしいメロディとスピード感に満ち溢れた一曲。
各パートのそれぞれの魅力がフィーチュアされていて、ギターとキーボードの掛け合いのパートなんざ実にカッコいいね。
とにかく見てみて!

この映像はMVのフル・バージョンと15分超のメイキング映像収録し、DVDとしてリリースされる。
発売開始は10月23日渋谷La.mama公演より。価格2000円だ。
80

その渋谷La.mama公演は『熱キ音ノ響キ』vol.2と題したイベント。
最新のFATE GEARが皆の前に登場する!


FATE GEARの詳しい情報はコチラ⇒FATE GEAR OFFICIAl SITE

120v

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

2016年9月29日 (木)

天国の悲劇~Heaven's Tragedy登場!

Heaven's Tragedy…「天国の悲劇」か。いい名前だ。

私はこれでも大学では英米文学を専攻しましてね…担任の先生がシェイクスピアの専門家で、英文学の授業で朗々と原文を読み上げていたのを思い出す。発音はヒドかったけど…。
『ハムレット』、『オセロー』、『リア王』、『マクベス』…とくれば、シェイクスピアの四大悲劇。
よく「三大悲劇」が挙げられるが、上の四つをもって「四大」とするのが正しいそうだ。
なんか『怒り新党』みたいだな…。
さて、この「悲劇」、英語では「tragedy(トラジェディ)」といいますな。
私はこの「トラジェディ」という言葉には「悲劇」というイメージがどうにも浮かんでこないと思っていた。
今回良い機会だったので語源を調べてみた。
元はギリシャ語で「悲劇」を意味する「tragōidia 」で、この言葉は「tragos(ヤギ)」と「aeidein(歌う)」という言葉から成り立っている。
ヤギ?
歌う?
ナンだってそれが「悲劇」になったか…というと、ギリシャ悲劇で、上半身が人間、下半身がヤギの姿をした精霊「サテュロス」に扮して歌う俳優がヤギの皮を着ていたため…と言われているのだそうだ。
芝居からか…どうりでイメージが沸かないワケだ。
もうひとつ、せっかくだから「heaven」も調べてみよう。
コレについてはおもしろいことを知った。
「heaven」の語源は、「神様の居所」を意味するドイツ語の「himmel」を元とする「heofon」という言葉。
このドイツ語の「himmel」は、「天」と「空」の両方の意味を持つ言葉として現在も使われている。かつては英語もコレがその両方の意味を表していたが、13世紀に古ノルド語(昔のノルマン人の言葉)で「雲」を意味する「sky」という言葉が輸入され、それが転じて「空」を表すようになった。
だから特殊な状況においては、今でも英語では「sky」は「雲」を表すことがあるそうだ。
おもしろいのはココから。
ドイツ語、オランダ語、デンマーク語、ノルウェイ語、アイスランド語等、英語のお母さんであるゲルマン語系の言語では、「himmel」等のひとつの単語で「天」と「空」の両方を表すのに対し、英語だけが「heaven」と「sky」の二つの単語を使い分けているというのね。
驚いたことにフランス語やイタリア語等のラテン語系言語チームも「ciel」とか「cielo」のように「天」と「空」をひとつの単語で済ませているというのだ!
ほぼ英語だけが「天」と「空」をしっかり区別しているということ。
面白くない?
オジちゃん、林先生じゃないけど、こういう話が大好きなのよ。

その二つの言葉を組み合わせた名前を持つ新進気鋭のへヴィ・メタル・バンドがHeaven's Tragedyなのだ!

10_2Heaven's Tragedyは以前から活動していたが、今回メンバーを一新して再スタートを切った。
その活動の第一弾がまだ発売日は決定していないが、『non Linear Metak Dynamix - Super Compilation Vol.2』という若手メタル・バンドの音源を集めたショウケース・アルバムへの参加だ。

20cd メンバーはリーダー/ギターのJien Takahashi。

30vサポート参加のボーカル、YOSH。

40vキーボードのMissu。

60v
こちらもサポート参加のベースでhama。

50vドラムはRyuya。

70v見た通りヤケクソに若い。
ナニせJienくんとRyuyaくんはまだ17歳だからね~!
「南沙織かッ?!」と誰もいない海で叫んでみても、メンバーは南沙織のカケラも知らないぐらい若い。
来年の今頃は「アリス・クーパーかッ?!」って言ってるよ。
今回、ご覧のアーティスト写真を撮らせてもらったんだけど、いいね~、若い人は!
いくら若くてもサウンドは超ド級の正統派へヴィメタル。
「Tears of the Sky」という曲をひと足先に聴かせてもらったが、かなりいい出来!
Yoshさんのハイトーン・ボーカル、Ryuyaくんの高速バスドラムとhamaくんの図太い低域のコンビが織りなす迫力のリズム隊。さらに、Misuuちゃんのキーボードがバンド・サウンドを華やかに彩る。

90

そして、思いすべてを六本の弦に詰め込んだかのようなドラマチックなJienくんのギター。
もちろんその激情サウンドはMarshallから発される。
Heaven's TragedyはJienくんのギターをフィーチュアしていることは間違いないのだが、この曲に関しては、やたらめったらピロピロと弾きまくることを避け、曲全体のまとまりを深慮した、キチっと作り込んだ美しいギターを聞かせてくれる。
もはや枯淡の域。

先日ついにデビューを果たしたSilexのMashaくん、Marshall GALAで大活躍してくれたFury of Fearの西村守くん、TORNADO-GRENADEのカズマくんに雄太くん。そして、Jienくん…こうした優秀な若いギタリストたちが、今巷で流行の万能アンプに目もくれず、Marshallのピュアなヴァルヴ・サウンドを重用してくれているのはとても心強い。
やっぱり、ロックのギターはこういう音を出さないと話にならないね~。
彼らの成長と活躍がすごく楽しみだ!

80vHeaven's Tragedyは『RYUMEI Presents nonLinear Metal DynamiX 2016
GRAND FINAL!』というイベントに出演が決定している。
先に紹介したコンピレーション・アルバムのライブ・バージョンだ。
日程は12月11日。場所は吉祥寺のCRESCENDO。

Heaven's Tragedyの詳しい情報はコチラ⇒Heaven's Tragedy facebook

他のメタル・バンドが出さないサウンドを目指して前進し続けてくれることを期待している。

100_2

(一部敬称略)

2016年9月16日 (金)

飛べ!Silex!

先日、Mashaの新しいプロジェクトSilex(サイレックス)が発足したことをご報告した。

14317532_1022915974495922_908913561

人気のある注目株のギタリストだけに、今月25日のお披露目ライブを待ち望んでいる人も多いようだ。

14322203_1001678076596401_773945547 その25日に発売を予定しているのがこの3曲入りCD。
ん~、まずジャケットがいいね。
ドッシリしていて高級感が漂っている。

5_silex_cd さらに、このCDのプロモーション動画も公開された。

25日が楽しみだ!…おわり。
コレで終わってはMarshall Blogの名がすたる…ってんで、Silexのリハーサルに押しかけて、Mashaくんにインタビューしてきた!
SilexやCD、ライブに寄せるMashaくんの煮えたぎる思いを感じ取ってから25日にお出かけ頂くと尚一層ライブが楽しめることと思う。
何せToo hot to handle!
インタビューの後半にはゲストも登場するよん!
では!

   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

★Marshall GALA★
S(Shige、すなわち私、以下「S」):だいぶ時間が経ちましたが、まずはMarshall GALA、どうもありがとうございました。その後どうでした?
M(Masha、以下「M」):ありがとうございました。もうたくさんの人に言われました。大好評でした。
GALAに来なかった、あるいは来れなかった業界の先輩方からも注目をされていたようです。
S:それはヨカッタ!
実際、すごい歓声だったもんね。「なんだMASHAくんってこんなに人気があるのか!」と失礼ながら驚きました。
M:イヤ~、本当に楽しいイベントでした。
S:どうもありがとう。
M:こちらこそ!

5_s41a0073
★Silex結成と初CD★
S:さてと…ところで、Crying Machineが終わってどれだけ経ちましたか?
M:一年半ぐらいです。
S:で、今度のSilexにかける意気込みはどんなもんでしょう?
M:そうですね~、実は一年前ぐらいから構想があって、ベースのhibikiと何か一緒にやろうと言っていたんです。
それとは別にドラムのYosukeくんとも一緒にやろうという話をしていたんです。
S:一年も前から?
M:そうなんです。長かったといえば長かった。だから「やっと」という感じはあります。
S:そうか~、「やっと」か~。で、今回出すCD、ズバリ聴きどころということになるとどうなりますか?
M:サウンド的にはかなり激しい曲なんですが、Marshallの歯切れの良い音がうまく活かせたと思っています。
S:それはヨカッタ!
でも、演奏を聴くとあんまりギターばっかりという感じがしないですよね?
ともすればありがちな、ギタリストの「オレが、オレが」とか「前へ、前へ」というのがないように聞える。ギターがアンサンブルの中にきれいに収まっている感じです。
M:はい。ありがとうございます。
5_img_0022

★作曲について★
S:以前もアイリッシュのテイストを入れた曲があったりして、MASHAくんの書く曲は同世代の同ジャンルの人たちとチョット違うように聞えるんですが、やっぱり「他の連中とは違うものを作りたい!」という努力をしている?
M:はい。
自分の好みだけでやっちゃうとどうしても金太郎アメになっちゃうんです。
そこで、ギターかボーカルか、あるいはリズム・パターンか、毎回曲によって違う要素を入れるようにはしているつもりです。
S:やっぱり。
M:はい、今までにはなかったものを曲に入れて、それを「フック」にしたいんです。
ウ~ン、それがフックに「なる」というよりも、フックに「したい」と思っています。
S:何かロック以外に自分からすすんで聴いている音楽ってありますか?
M:並行してではありませんが、二十歳ぐらいの時からボサノバが好きで聴いています。
S:あらま。
M:ギターを始めてからはずっとヘビメタばっかり聴いていたんですが、田舎でバンドを解散した時にボサノバが好きになって、その時、ボサノバのコード進行とかを歪んだギターの音楽に取り入れたりできないか…なんてことを考えていました。
ジャズまではいかなかった。
S:でも、ボサノバはサンバのリズムを思いっきりテンポ・ダウンして、それにジャズのコード進行を乗せた音楽ですから。
M:はい。
5_img_0032
S:曲作る時にトラディショナルなロックを意識している部分ってありますか?
M:ボクはドラムとベースも割と考えたい方なんですが、それらに関してはトラディショナルなものを取り入れようとしています。
今回の曲はチョット違いますけど。
S:ツーバス、ドコドコだもんね。我々の世代のロックにああいうものはない。
M:ハハハ!アレはちょっとフラッシーなものにしたかったんです。
S:え、ナニッシー?
M:フラッシー、「ふなっしー」じゃないですよ!
(註:私は有名になるかなり前からふなっしーに一目置いていて、 「コリャ絶対当たる」とニラんでいた。それでCrying MachineのキーボードYOSISIさんのあまりにも破天荒な素早い動きを見て、「ふなっしーのようだ」とMarshall Blogに書いたことがあった。当時みんなふなっしーのことを知らず、「それは一体なんだ?」ということになり、YOSISIさんは「『ふなっしー』とか いうヤツを見るのがコワイ!」と言っていたワケ。その時のことに絡めたMASHAくんの発言)
キックとかタムのパターンなんかはそういうところから学ぶことが多いですね。
S:例えば誰とか?
M:月並みですけどディープ・パープルとか…。
S:イアン・ペイスってこと?
M:そうです。あとコージー・パウエルのダサかっこいいフレーズとか。
S:それじゃ今回のレコーディングでもドラムのおかずとかも指示しているワケ?
M:指示していますね~。そこにYosukeくんのセンスを入れてもらうんです。

5_img_0013

★ギター・プレイについて★
S:音源を聴くと、すごくギターを重ねていますよね?
ああいうアレンジはライブの時のことを考えてやっているんですか?
M:ギター一本で弾いても使えるっていうのかな?
音階の上から下まで、元となるメロディに音域の幅を持たせているんですね。それに、ハモリを重ねているんです。
ツイン・ギターというと比較的コンパクトなメロディになりがちなんですけど、そうしてメロディの幅を大きくしてやると、ライブで一人で弾いてもイケるんじゃないかと考えているんです。
S:やっぱりそういうメロディとかハモリは相当時間をかけて考えているんですか?
M;はい。考えます。
S:ギター・ソロについては何か自分のモットーみたいなものはありますか?こだわっていること。
M:ギター・ソロは最後の最後に作ることが多いんです。
まず曲の進行を作っていって、本当にある程度だけど、どこにギター・パートを入れるかを決めておくんですね。
それで最後の最後に「自分へのご褒美」で、気持ちよく弾いたものをその残しておいたセクションに組み入れるんです。
5_img_0036
S:ハハハ!「自分へのご褒美」?! わかるような気はしますな。「お楽しみ」ね!
M:ここだけで何時間もかけちゃうことが多いんですけどね。
S:見せ場だもん、そりゃ納得いくまでやらなきゃ!
M:はい!
で、ソロの内容に関しては、曲のメロディであったりとか、全体の進行を凝縮したような感じにしたいと思っているんです。
S:それはとてもいいアイデアですね。イメージとしてはミュージカルの「序曲」ですね?
アレは作品全体のダイジェストを聴かせるワケですから。
M:ありがとうございます。そういうイメージです。

5_img_0025
★マーシャルについて★
S:それでは、マーシャルの話し。今回はJCM800 2203と70年代のキャビ。いわゆる1960BXで録音したとか…。
M:そうです。
(写真は実際にレコーディングで使用したマーシャル)

5_img_2014_2 S:2203は現行のリイシューだよね?あのキャビは?
M:レコーディング・スタジオで借りました。
S:MASHAくんはいつも1960Bを使っていたでしょ?
M:はい。ライブではもちろん1960でバッチリなんですが、今回はレコーディングに適したキャビということで、VキャビかXキャビにしたかったんです。
S:…というと?
M:音のふくらみとか、ちょうどいいコンプ感みたいのが得やすいんです。
S:そのギターの音に関して「ココを聴いてくれ!」みたいな部分ってありますか?
M:そうですね~。バッキングはすべてトレブルとプレゼンスがゼロなんですよ。ソロの時はプレゼンスをチョット上げてバッキングとは違うサウンドになるようにしました。
5_img_0021

S:歪み系のエフェクターは?
M:オーバードライブだけですね。
S:1987はゼンゼン使わなかった?
M:ええ。今回の曲には2203が最適でしたので。
S:マーシャルの魅力って?
M:ええ~、改めて訊かれると困りますね!
王道中の王道で、コレ以外には考えられないです。溺愛しているので「ココがいい!」なんてことは言えないですね。
もし、ノイズが出たとしても、マーシャルじゃないと出ないノイズだと思ってよろこんで受け入れちゃいます。
S:エライ!
M:何しろ音が速い。へヴィメタルやハードロックにはやっぱり欠かせない…ココじゃないですかね!
S:ありがとうございます!

5_img_0018

★ジャケットについて★
S:ところで今後のアルバムのリリースの予定は?
M:フル・アルバムになるかミニ・アルバムになるかはわかりませんが、来年の春には何か出したいと思っています。
S:楽しみですね!そうそうロゴとかジャケットもいいなと思ったんだけど、制作に当たっては相当気を使いました?
M:デザインとかはYosukeくんが上手なのでずいぶんアイデアを出してもらいました。
で、レザーの羽のアイデアはピートが出してくれました。
S:見た瞬間、あのレザーはマーシャルのカバリングかな?と思ったんだけど…。
M:そうなんです!それとヘビメタのイメージといえば「革」ですから。
S:エ~、鋼鉄とかガイコツじゃないの?
M:それもそうですけど、革も重要なアイコンなんですよ!

5_img_1992_copy2
★初ステージに向けて★
S:それでは25日のデビュー・ライブについて…楽しみですね!
M:非常に楽しみです!
自分が率いるバンドでライブをするのは一年半ぶりのことですし、自分のマーシャルを思いっきり鳴らして自分の「城」を披露するワケですから。
本当に素晴らしいメンバーに囲まれてプレイする喜びを皆さんにご覧頂きたいと思います。
曲のクォリティも自分で納得いくようなものに仕上がっていますので、一年半分弾きまくりますよ!
S:おお~!
今回のCDで聴けるのは二曲だけだけど、もちろん当日は将来のアルバムに先駆けて他の曲もタップリと聴かせてもらえるんですよね?
M:はい、もちろん!

 S:それも楽しみだ!
そしてその後は11月の三宅さんだね?
M:はい。
S:それも楽しみだわ~!Marshall GALAつながりだしね!
M:その通りです!

★ゲスト登場★
「ゲスト」とは25日のデビュー・ライブでサポート・ギタリストとして参加するTORNADO-GRENADEの真壁雄太だ。

5_img_0038 S:TORNADO-GRENADEも25日出ればいいのにね。
Y(Yuta、以下「Y」):はい。
一番最初に声をかけて頂いたんですけど、メンバーの予定がどうしても合わなかったんですよ。死ぬほど出たかったんスけど!
S:それは残念!
で、今回雄太くんがサポート・ギタリストで参加することになったワケなんだけど、どうですか?
どんな感じ?
Y:イヤもう、光栄です!
本人の前で言うのも、恥ずかしいんですけど…ずっと前からCrying Machineの存在を知っていて、以前対バンした時に「ウワ!ヨカッタな~!」って帰ったんですよ。TORNADOのメンバーの中でも自分が一番テンション高かったんです。
そんな憧れの先輩と一緒にできる機会なんて一生来ないと思っていたんです。
それが実現しましたッ!
だから今回は信じられないぐらい幸せですよ!

5_img_0047 M:イヤイヤイヤイヤ…。
S:ナニ言ってんだよ!二人で仲良く熱海とか行っちゃうクセに!
Y:イヤ、沼津です!(一同爆笑)
S:あ、失礼!
Y:昔からのMASHAさんファンからしたら自分はゼンゼン後発で、最後のアルバムからさかのぼっていく感じだったんですね。でも、MASHAさんのギター・ソロを口ずさめるぐらい聴いてるんですよ!
ですから、「いちMASHAさんファン」としてもものすごい光栄なんです!

5_img_0059 S:本当にヨカッタね~!
全曲で弾くんですよね?
M:全曲です。
S:私としてはふたりともマーシャルでうれしいな~!
もちろん雄太くんは自慢のシルバー・ジュビリーで?
Y:はい、もちろんです!
S:と、いうこ~と~は~、JCM800対決ですな!
かたや2203、かたや2555!
M&Y:おお~!

5_img_0062 M:対決しちゃいます?
Y:負けちゃう!
M:リハーサルで実際試しているんですが、音の傾向が似ているのでとってもやりやすい。
Y:いろいろとマーシャルの使い方を教えてもらっているんですよ!
S:じゃ、握手。

5_img_0067 リハーサルは絶好調!

5_img_0087Mashaくん、本当にうれしそうだ。

5_img_0102ボーカルはピート・クラッセン。

5_img_0126ベースはhibiki。

5_img_0127ドラムはYosuke Yamada。

5_img_0131そして、今回サポート参加の真壁雄太。

5_img_0098ツイン・ギターもパーフェクト!

5_img_0094 もうリハからノリノリで25日が待ちきれない感じよ!

5_img_0075ギター・チームのMarshall対決も楽しみだね~。

Silexの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

5_img_0121_3☆☆☆特報!☆☆☆
インタビュー中でも触れているが、SilexとStrange, Beautiful and Loudのダブル・ヘッド・ライナー・ショウが決まっている。
いつもMarshall Blogで大騒ぎしているStrange, Beautiful and LoudをSilexとともに体験できるチャンス到来!
是非お出かけくだされ。

日時 : 2016年11月23日 19:00開演
場所 : 高円寺ショーボート

5_img_0042 (一部敬称略 2016年9月13日 都内某スタジオにて撮影)

2016年9月14日 (水)

はたらくASTORIA~Inaba Plays ASTORIA

 「出来の悪い子供ほど可愛い」…コレはウチのセガレの話し。
世の中を見回すと、一方では「どこに出しても恥ずかしくない子」というのもいるもんだ。
イヤ、ウチのセガレをどこかに出すのが恥ずかしいということでは決してないんですよ~!やさしくて明るくてとてもいい子たちなのです。
マーシャル家はどうか…。
もちろん、どれもどこへ出しても恥ずかしくない子供たちなのだが、やはりとりわけASTORIA三兄弟の出来の良さは抜きに出ていると言えよう。

Ast_logo

Marshall Blogで何回も試奏レポートを掲載してきたが、ホントみなさん、恐縮しちゃうぐらいおホメの言葉を頂戴しちゃう。
私が設計したワケでも、作っているワケでもないんだけど、実にうれしいもんです。

55

今日は長年第一線で活躍し続けている大名手、稲葉雅裕の話題。

10すでにレポートした通り、稲葉さんにはもうスッカリASTORIAを弾いて頂いている。
Player誌のレスポールに関するイベントだ。

20v今、ご覧頂いているシーンはそれに先立つこと一週間弱。
甲斐バンドの日比谷野音公演のリハーサルの時のもようだ。

40

稲葉さんが甲斐バンドのサポートで参加することになり、ASTORIAをお試しいただいたワケ。
「クリーンのモデルがいい」ということでアッサリCLASSICに決定…というより、この話しが持ち上がった瞬間からCLASSICしか私の頭にはなかった。

60_2

足元のようす。
ただし、お邪魔したのがリハーサルの初日だったので、コレのボードは暫定版。

30アンプの生音、エフェクター使用の音、念入りにチェックする稲葉さん。

50v_2バッチリ!
ありがとうございます!

70そして、8月7日の日比谷野外大音楽堂。
甲斐バンドの大コンサートの当日だ。
このコンサートは一夜限りの企画で、タイトルは「THE BIG GIG」。
1983年の同日、新宿高層ビル群に囲まれた「都有5号地(現在東京都庁が立つ場所)」に3万人を超える観衆を集めて行なわれた伝説の野外ライブと同じ名称なのだ。
すなわち、33年ぶりに復活を遂げた一大コンサートというワケ。
そんなコンサートの舞台に~…

80あるある、ウチの子、Marshall ASTORIA CLASSIC!
可愛い!愛おしい!
こんな記念すべき公演のお手伝いができるのはアンプ冥利(そんなのあるのか?!)に尽きるというものです。
開発した甲斐があったというものです。
稲葉さん、ありがとうございました!

90ASTORIAシリーズの詳しい情報はコチラ⇒【Marshall Blog】いよいよASTORIAが出るよ!

50_2

(一部敬称略 2016年7月27日都内某スタジオ並びに8月7日に日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2016年9月 7日 (水)

『SHOW-YA BIG30 -THE BOX-』が出た!

デビュー30年を迎え、2014~2015年にかけて様々な催しを開いたSHOW-YA。
その熱狂を締めくくる昨年末の東京フォーラムのコンサートが終わり、しばらくライブからはご無沙汰だったが、今年も『NAONのYAON』を大成功に収めた。

10その後、堰を切ったかのようにバラエティに富んだ企画が催され、ファンを狂喜させている。
二日にわたって開催されたEARTHSHAKERとのダブル・ヘッドライナー・ショウ。

20また鹿鳴館へ凱旋!

30Gacharic Spinとのダブル・ヘッドライナー・コンサート。
バリバリである。
アレ?
気が付いてみると、恵子さん最近アレ叫ばないナァ…。
「熟女組合」の人に注意でもされたのかな…?
代わりに私が…。
「熟女ナメんなよ~!」
…ということです。

40ホラホラ、ちょっとナメてる間にスゴイのが出ちゃった!
それは、SHOW-YAの30周年期間中の数々の名演を記録した豪華ボックスセット。
『SHOW-YA BIG 30 -THE BOX-』だ。
タイトルはシンプルだけど内容はグレート!
パッケージ真正面の様子はこんな感じ。
「丸に三十」がいいね。まるで家紋だ!

50cd横から見るとこんな感じ。
DVDのパッケージとCDのパッケージ、それとブックレットが仲よく並んで収まっている。

60cd中から出して並べるとこうだ。

70まずはCDのパッケージを広げる。
ドヒャ~、カッコいい!
写真がいいね~。東京国際フォーラムの時に撮ったヤツ。

100
DVD、CDともに四枚組。
内容は;
① 『「GLAMOROUS SHOW」 SELECTED』 @日本橋三井ホール(2014年11月30日)
② 『「GLAMOROUS SHOW 追加公演」 SELECTED』 @AiiA Theater Tokyo(2014年12月29日)    
③ 『SHOW-YA BIG 30』 @国際フォーラム ホールA  DISC1(2015年12月27日)  
④ 『SHOW-YA BIG 30』 DISC2 (同上)

110

方やDVDチーム。
ク~、こっちもイイね~!コレは「Fairy」のルーティンだね。

80内容は:
①『「GLAMOROUS SHOW」 SELECTED』@日本橋三井ホール(2014年11月30日)
&『「GLAMOROUS SHOW 追加公演」 SELECTED』@AiiA Theater Tokyo(2014年12月29日)    
② 『SHOW-YA BIG 30』@国際フォーラム ホールA  DISC1(2015年12月27日) 
③ 『SHOW-YA BIG 30』 DISC2 (同上)
④特典DVD:『SHOW-YA30周年5人楽屋トーク&寺田恵子のぶらり大阪姐さんぽ ~THE BOX EDIT~』

90『Return to ROCKMAYKAN』のライブ映像は入っていないからね。
それは既発のコチラのDVDでカバー。

140dvdボックスも鹿鳴館のDVDもsun-goさんのMarshallサウンド炸裂!

S41a0007 SHOW-YAの名曲の数々で活躍することができてMarshallも大変よろこんでおります、ハイ。

S41a0019 THE BOXに戻って…。


うれしいのがブックレット。
収録されているコンサートの曲目と、ステージ写真がタ~ップリ掲載されているのだ!
言い換えれば、私が撮った写真で構成された「SHOW-YAステージ写真集」。
うれしいなったらうれしいな~。
カッコいいなったらカッコいいな!
かれこれもう長いことSHOW-YAさんのライブのオフィシャル・フォトグラファーの大役を仰せつかっているのはとても光栄なことだ。
しかし、マァ、あんな私の写真をよくもこう見栄えよく使って頂けるもんだ。
…といいつつ自分では悦に浸っておりまする。だって素直にカッコいいと思うんだも~ん!
感謝感激です!
もちろん被写体がいいからにキマってるんだけどサ。

120本当は皆さんに全部ココでお見せしたいぐらいだけど、まさかそれはできません。

驚いたのは、ある一枚の写真。
三井ホールの時、開演前で時間がなかったので急いで撮った五人の写真。
それがものすごく素敵に使われているのよ。
ストーリーが語られているというか、何というか…。
これでも私だって撮る時は一枚一枚、心を込めて、頭を使ってシャッターを切っているもんでね。
こういう風に使われるとすごくうれしいのだ。
それがどの写真かはココでは見せられないのが残念!
是非ゲットして、CD、DVD、写真集と三段跳びでお楽しみ頂きたい。
ところで…DVDを見ていて赤面してしまったんだけど、絶対に「シゲ探し」をしないように。
ああ、私ってこの年にもなってどうしてあんなにも落ち着きがないのかしら?
見ててホント恥ずかしいわ。鼻クソはホジっていません。
130恵子さんのソロ・アルバム・リリースやツアー、年末の『メタロッポン』と三十周年を経た今もSHOW-YAの快進撃は続く!

SHOW-YAや『THE BOX』の詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Web Site

150

2016年9月 2日 (金)

【号外】 大好評のIRODORISAI!

先日、伊勢丹で開催されているMarshall HEASPHONESとMarshall EYEWEARの特別展示をMarshall Blogで紹介したところ、モノスゴイ反響を頂戴した。
5_img_0599

Marshall Blogをご覧になってたくさんの方が新宿に足を運んでくれたのだ。

皆さん、どうもありがとうございました!

5_img_0607 見に行って頂けるだけでもうれしいのに、多くの方にヘッドホンやBluetoothスピーカー…

30サングラスやメガネフレームをご購入頂いた。

40 皆さん、本当にありがとうございました!!
展示は9月6日まで。
明日&明後日が最後の週末になりまする。
新宿におでかけの際にはゼヒ覗いてやってくださいまし。
伊勢丹本館の5階です。
いらっしゃった時に「Marshall Blogを見て来ました!」と係の方に申し出てもオマケは付きませんが、私の鼻が高くなります!

50既出の記事にも書いてあるけど、Marshall HEADPHONES関連商品は9月1日から値下げして一層お求め安くなったござる!(展示会場では開催初日から先行値下げ販売を実施)

5_img_0629
ヘッドホン類…

60 Bluetoothスピーカー類…

70そしてメガネ類…ごゆるりとお試しあれ!

80ディスプレイが大好評なのもうれしいが、正直、こんなにMarshall Blogが影響力を持っているとは思わなんだ。
コリャ、ますますヘタなこと書けなくなってきたな…。

既出の記事はコチラ⇒Marshall in 2016 IRODORISAI

…といいつつ、せっかく【号外】をご覧になって頂いた方々を手ブラでお帰しするワケにもいかないので、ふたつほどためになるお話しを…ご存知だったらゴメンなさい。

<その1:ヘッドホンという言葉について>
Marshallのヘッドホン等を取り扱っている部門は「Marshall HEADPHONES」といいます。
英語に「ヘッドホン」という言葉はない…イヤ、あるのかもしれないけど、普通は使わない。
「scissors(ハサミ)」、「glasses(メガネ)」、「trausers(ズボン)」と同様に、この言葉はいつでも「headphones(ヘッドホンズ)」と語尾に「-s」を付けて複数形で使う。
組みになっているからね。
では複数形、「ヘッドホンふたつ」の時はどう表現するか…アレ?これ以前書いたか!
エエイ、もう一回書いちゃえ!
複数形にするときは「XXX pair of headphones」という。
例えば「ヘッドホン三つ」は「three pair of headpnones」になる。この場合、「pair」でも「pairs」でもよいが、今では「pair」の方が自然らしい。
ひとつの場合も正しくは「a pair of headphones」と表現する。

90 <その2:伊勢丹について>
今、Marshall Blogではシリーズで中野重夫さんの還暦記念コンサートのレポートをしているでしょ?
ドップリ伊勢や松阪の観光案内も併載させてもらっている。
それで気がついた!
アレ?「伊勢丹」?
「もしかして『伊勢丹』って伊勢のナントカ丹治さんが始めたのかしらん?」という疑問が猛烈に沸き上がった!
こうしちゃいられないと、早速調べてみると…。
残念!
深川生まれの小菅丹治(「丹治」は合ってた!」)なる人が、明治十九年に神田の旅籠町(今の外神田)に開業した「伊勢屋丹治呉服店」が元になっているそうだ。
しかし、今日の記事に記したように、江戸時代は「「江戸名物、伊勢屋、稲荷に犬のクソ」。
しかも丹治のとことも呉服屋。
コレは何かの符合に間違いない。
でも、伊勢丹は今は三越とくっついちゃったんで、結局は「伊勢」がらみになってしまった。
三越の前身、「越後屋」は松阪出身の三井高利が興した木綿問屋が元になっていることも今日の記事に書いた。

20_3

2016年8月25日 (木)

Marshall in 2016 IRODORISAI

薄暮の新宿。
伊勢丹の本館では8月24日より『2016 ISETAN IRODORISAI 彩り祭』という特別展がスタートした。
その会場に…

10おなじみのMarshallスクリプト・ロゴ!

20そう、Marshall HEADPHONESが展示に参加しているのだ。

30カチッと並べられたヘッドホンやBluetoothスピーカーの代表機種たち。
Marshall系のアイテムがこうして並ぶと、たとえそれがフル・スタックの壁でなくても、やっぱりそれなりの雰囲気を作りだすから不思議だ。

40Marshall Eyewearもディスプレイされている。

50こちらもメガネ(Optical)と…

60サングラス(Sunglasses)に人気モデルがズラリ。

75v

ジックリ見て選べるようになっている。

Marshall Eyewearの詳しい情報はコチラ⇒【Marshall Blog】マーシャルのメガネとサングラス

70そして、Marshall HEADPHONES系のアイテム。

90Marshallアンプの創業は1962年。
1960年はジムがドラムショップをオープンした年だ。
100今回の展示ではヘッドホン、「MAJORのSteel Series(スチール・シリーズ)」がお目見えした。

110vコレがそのモデル。

120「Steel」の名にふさわしく、金属の部分が銀色になっている。

130内側に施されているLRを示すプレートまでスチールになっている。
ここにもJubileeのテイストが及んでいる?

140その他の既存品もバッチリ展示されているが、実はスゴイ秘密が隠されている。

150…というのは、2016年9月から大幅に定価がダウンするのだ!

160今回は先行して新価格にて販売中。

170人気のSTOCKWELLも当然新価格となる。

180このSTOCKWELL専用のケース(別売り)、始めて見た。
レヴァントを模した装丁は高級感バツグン。
しかもMarshallのプラークつきだ!

190WOBURN…

200ACTON…

210KILBURN…
おもしろい話しを聞いた。
コレらのBluetoothスピーカーの商品名にはワンワードのイギリスの地名が充てられていることは以前の記事で解説した
「HANWELL」はジム・マーシャルが楽器店をオープンした場所の名前なので別になるが、それぞれの商品に付けられた地名は、私が知る限りMarshall自体とは縁のないところだ。
強いて言えば「WOBURN」。
コレはMarshallの本社&工場があるBletchleyという街のとなりだからだ。
でも、どうしてドンズバで「BLETCHLEY」という名前がつかないのか?それがすごく不思議でウチの社長に尋ねたところ、答えはごくシンプルなものだった。
欧米の人たちが発音しにくいのだそうだ。
「Bletchley=ブレッチリー」…何でもなさそうんなんだけどね~。
ブレッチリー…ウン、特に問題ない。

220こういうものも展示されている。

2309月6日までの開催!
新宿にお出かけの際にはゼヒ除いてみてください!

Marshall HEADPHONESの詳しい情報はコチラ⇒ZOUND INDUSTRIES TOKYO公式ウェブサイト

240v(2016年8月24日 新宿伊勢丹本館にて撮影)

2016年8月 6日 (土)

Marshall ROCK STAR VISION

久しぶりにお邪魔した代官山蔦屋書店さん。
相変わらず、ポッシュな割にオープンな雰囲気が素敵だ。

10こちらの2階でD_Driveのイベントを開催したのは2013年の春のこと。

01 Marshallのハーフ・スタックを2セット持ち込んでのSeijiさんとYukiちゃんの演奏。

1_img_9106 3年前。
Seijiさんは変わらないけど、Yukiちゃんはずいぶんお嬢ちゃんだったんナァ。
02

ギターにおしゃべりにととても楽しいイベントだった。

03v こちらのお店では、従前よりMS-2なんかを販売して頂いていたんだけど、この度、Marshallがドッカと代官山蔦屋書店に戻って来たのだ!
それは、エスカレーターを上がったCD売り場の入り口のディスプレイのこと。

20まずは目に入るのが、見慣れた我が家の家紋。
40_2
そこには、Marshall Eyewearと…

30Bluetoothスピーカー等のMarshallブランドの音響商品が展示されているのだ。

508月1日からスタートし、大きな注目を浴びている。
今回のEyewearは時節柄サングラスのみの展示だが、これだけのモデルが一挙に並ぶと壮観!
これだけの量がいっぺんに展示されることは滅多にないので、興味のある人は是非お出かけ願いたい。
もちろん試着OK!

60しばらく様子を見ていたのだが、かなり多くの人が「お!マーシャルだ!」と言って試着していく。
うれしいね!
「かわいい!」なんて言ってた人もいたけど、コレ、かわいいのか?

70私のEyewearは、サウングラスはJOHNNY、中近両用のメガネはJAMES。
メチャクチャ愛用している。
最近は中野のシゲさんもサングラスをゲットした。
もちろんモデルはJIMIにキマってる

80vディスプレイには1959も登場。

90vやっぱりこういう時には1959が一番シックリくるね。

110アレレ、私の写真の教科書が!
Jim Marshallの作品集『PROOF』。
ハハン、きっとMarshall Blogの愛読者の仕業だな?
さもなければJim Marshall違い?
この本は正直Marshallには何の関係もないが、Marshall Blogには大きな影響を与えているのね。
ココに行ったら是非手に取ってご覧になることをオススメする。

100

ヘッドホンやイヤホン…

120ホームスピーカーもバッチリ展示されている。

130お~、うれしい~!『アンプ大名鑑 [Marshall編]』まで!
本屋さんだからね。

140展示は9月末まで。

代官山蔦屋書店の詳しい情報はコチラ⇒DAIKANYAMA T-SITE

Marshall Eyewearの商品に関する記事はコチラ

Marshall HEADPHONESに関する記事はコチラ

150v※月曜日は代休を頂きます。

(2016年8月3日 代官山蔦屋書店にて撮影)