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2013年4月12日 (金)

D_Driveの六弦心~Live in 代官山

日本を代表するギタリストが集まって美しい日本のメロディを奏でるコンピレーション・アルバム『六弦心』の第二弾が3月20日にリリースされ大きな反響を呼んでいる。

やはりこうした良質のギター・アルバムというのはいつの世も人気が集まるものだ。

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発売に合わせて東京代官山の蔦屋書店で『六弦心 vol.2』展を開催していたことはマーブロでもレポートした通り。

おお!今ちょうどテレビのニュースに蔦屋さんが出てる!あッ、店長もギンギンに映っちゃってるゾ!何の騒ぎかというと、村上春樹の新作が今日の午前0時に発売になるんだそうだ。スゴイね~。終電がなくなるのに大勢の人が列を作っている。発売前に3回増刷で史上最高の初版数50万部をマークしたそう。CD業界もこれぐらい盛り上がるといいね~。

電子書籍じゃないんだね。最初に紙媒体でひと儲け…はじめに「紙」じゃトイレと反対か…。な~んて、私は紙の本(こんなの当たり前にワザワザ書籍をこういう表現で呼ばなきゃならないのが呪わしい)を死ぬまで支持しますね。活字なんて紙で読むもんだよ。「考え方が古い」なんて言いなさんな。「本は紙でできている」もんだ。

だからこうして紙の本を大体的に売ろうという企画は大賛成だ。もとより内容がいいからみんなこうしてフィジカル・プロダクツを買うんじゃないの?CDだって内容が優れたものが出てくれば少しはこれに近づくんじゃないかと思いたくもなる。

ところで、私は村上さんの本ってのは恥ずかしながら読んだことがない。例外として読んだのは『さよならバードランド(From Birdland to Broadway)』という白人ジャズ・ベーシスト、ビル・クロウが著した本だ。腰を患い入院した時にジャズ・ミュージシャンの親友がお見舞いに持ってきてくれた。この本の巻末には村上春樹のおススメのジャズのレコードが紹介してあって、そのマニアに驚いた。

きっと村上さんも電子書籍や音楽配信を反対していると思うよ。イヤ、村上さんがこの辺りの問題にどんな論陣を張っているかもわからないし、これだけ自分の本が売れているんなら紙だろうが、電気だろうが興味ないかもしれない。詳しいことはわからないので、そう「思いたい」。

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そして去る4月7日、同じ蔦屋書店の2階で『六弦心 vol.2』の発売記念ライブ・イベントが開かれた。

この2階スペースはCD売り場になっていて、こうしたイベントが時折開催される。ちょっとした楽器も販売していて、間0社るのMS-2なんかが店頭に並んでいる音楽に非常に熱心なお店なのだ。

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出演はD_DriveのSeijiとYuki。

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イベントに合わせてCDだけでなく2人の教則DVDやD_DriveのライブDVDも取り揃えられて、会場は「六弦心」とD_Drive一色となった。この場合二色っていうのかな?

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D_DriveとくればもちろんMarshall!

1時間程度のミニ・ライブとはいえ音にこだわる二人のこと、手を抜くことなくいつも使っているマーシャルがセットされた。

SeijiさんはDSL100ECと1960AC、YukiちゃんはTSL100 と1960Aだ。

マーシャルの背後に青空…やや珍しい光景じゃない?

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そして夕刻、いよいよ開演時間となった。

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本屋さんとは思えないゴージャスな空間!

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会場はもちろん満員。

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大きな拍手に迎えられていよいよスタート!

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いつもライブでプレイしているD_Driveのレパートリーが次々と飛び出す。

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そしてYuki。

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いつもライブ・ハウスで大騒ぎしているお客さんと異なり、キチンと椅子に座っているお客さんの前では演りづらいかな?なんかいつもと目線が違うような…。

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さすがにライブハウスと違っていつもの爆音というワケにはいかない。

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でもうまい具合にボリュームを調整して実にバランスのよいプレイを披露してくれた。こういうイベントにつきもののオケのトラブルもなし!

ま、それでも偶然そこに居合わせた子供たちは両耳を押さえてたけどね。ま、10年もすればライブ会場の最前列で大騒ぎしていることでしょう。

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いつも書いているようにMCも楽しいのがD_Drive。

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楽器のことや「六弦心」参加のエピソードが語られる。

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D_Driveの『六弦心 vol.2』でのお題は「どこかで春が」。Seijiさん、この歌を知らなかったとのこと。

「ムズカシイ~」とちょうどNAMMで一緒になった時も言っていたが、確かに音数の少ないこの曲、料理するのが大変だったことだろう。音楽は時としてシンプルであればあるほど演奏が難しくなる。

なるほど~、そう言われてみればそうなのだが、この曲って、4/4拍子2小節の後、2/4拍子がくっついてるのね。

子供も歌って案外そういうとことがあって、昔発見したのは『おかあさんといっしょ』の挿入歌で「透明人間」という歌があった。車の中で子供のためにかけていて気付いたのだが、これも変拍子だった。作曲者のクレジットを見ると、ハハンなるほど…渋谷毅さんだった!どうりでカッコいいと思った。

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さて、いよいよ「どこかで春が」を演奏する!

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おお~っと!トラブル発生!オケのトラブルではない!

しかし、トラブルなんてモノともせず心を込めた演奏が展開された。いい曲だニャ~。

Seijiさんの真剣な表情!

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Yukiちゃんも!

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そして最後は自分たちの曲を激しく演奏して終了。かなり中身の濃いイベントだったね~。

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終演後のサイン会も長蛇の列だった。

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D_Driveのリズム隊、しまたろChiikoも会場で応援!

この後、YukiちゃんとChiikoちゃんは4月29日に日比谷野外音楽堂で開催されるSHOW-YAのビッグイベント、『NAONのYAON』に出演する。

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ホンマ、D_Driveの勢いは誰にも止められへんわ~!

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内容だけでなく、ジャケット写真もカッコいいD_Drive東京発のワンマン・コンサートをつぶさにとらえたライブDVD『Live in Tokyo』もよろしくね!

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それにしても、昔の曲ってよくできてるよね~。今、偶然テレビでフランス映画の『冒険者たち(Les Aventuriers)』をやっているけど、40年近くぶりに観てる。この映画、リノ・バンチュラもアラン・ドロンも魅力的だが、とりわけジョアンナ・シムカス(シドニー・ポワチエの奥さん)の美しさ、可愛さったらこの上ない。小学生の時にこの映画を初めて観て、一発で彼女の名前を覚えてしまった(シムカスなんて名前はギリシャ系かな?)。特に潜水服を着せて海の底に彼女の骸を沈めるシーンはあまりにも印象的だ。

もうひとつ一発で覚えてしまったものがあった。それはこの映画の主題歌だ。ピアノと低音部を使ったスリリングな音列に続いて口笛でかなえられる対照的な物悲しいメロディ。10歳かそこらで一回聴いて覚えた曲が40年も頭に残っているのはもちろんメロディが素晴らしいから。

もう人類はこうした素晴らしいメロディを生産することができなくなっているのではなかろうか?テレビを見たり巷間の音楽を聴いていると真剣にそう思ってしまう。

『六弦心』を聴こう。そして、美しいメロディを思い出そう。SeijiさんとYukiちゃんが心を込めて弾いてくれているから…。

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Offiial Web Site

六弦心の詳しい情報はコチラ⇒六弦心Official Website

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(一部敬称略 2013年4月7日 代官山 蔦屋書店にて撮影)