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2013年11月

2013年11月29日 (金)

Harvest Moon Live "梵天 & Strange, Beautiful and Loud"

毎度おなじみ孤高のギタリスト、三宅庸介率いるStrange, Beautiful and Loud。

10三宅庸介

20v山本征史

30v金光健司

40v演奏会場は三宅さんのホーム、三軒茶屋のGrapefruit Moon。
すると三宅さんがレギュラーで展開しているシリーズ・コンサート、『Sound Experience』かと思うえば、本稿のタイトルにあるようにさにあらず。

50今日は三宅さんの盟友、チャーリー田中のバンド、「梵天」のコンサートに客演しているのだ。

60vま、主演だろうが客演だろうが、三宅さんにとっては関係ない。MarshallとStratocasterがそこにあって、意思が通じる仲間がいればOK。後は自分の世界を作り出すだけ。

70しかも、今日は背後にフル・スタックが控えていてゴキゲンなのだ!

380v最近富にこのバンドでスゴサを加速させている征史さん。

110もちろんいつものMarshall SUPER BASS 1992を使用。プレイもさることながら、このベース・サウンドが実にシックリくる。

90v素材+プレイ+サウンドで音楽が完結している好例だ。
Marshallのアンプはそうした状況を作り出す名人だと思う。ま、人じゃないけど…。

100vこの人もこのバンドに与える色彩感も必要不可欠なもの。ギターにも造詣が深いKK。三宅さんのとベクトルが同じなのだろう。

120三宅さんから「最近シゲさんはドラムのことばっかり…まさかMarshallのことを忘れてしまったのでは?」と言われてしまった!

イエイエ、私は根っからのギター族。やっぱりギターが大好きよ、Marshallが一番よ。でもドラムもおもしろいな~。
Zappaマニアの私にとっては、ドラムは重要な楽器ですからね。

そして、バンドでギターや他の楽器を活かすも殺すもドラム次第。
ロックバンドならドラムとボーカルがうまければ何とか乗り切れる。ビッグ・バンドならリード・トランペットとくドラムだ。

家ではCDをかけることが禁止されている、「世界最悪のロックンロール・バンド」の誉れ高いThe Shaggsだって、ドラムをVinnie Colaiutaに、ボーカルをRay Whiteに変えたらメッチャかっこいいバンドになっちゃうハズよ。もちろん、それではThe Shaggsの芸術性(私は受け容れられんけどね)は微塵に砕かれて何の意味もなくなっちゃうんだけど…。

それぐらいドラムという楽器はバンド全体の良し悪しを左右するのね。

だから、時にはドラムのサウンドを決定づけるキットのクォリティがいいかどうかは、ドラマーに訊くのはもちろん必要不可欠なことだけど、ドラム以外の楽器の担当者の意見を聞くことも重要だと思う。

その証拠に優れたドラマーほど「バンドやボーカルからのウケがいい」と自分以外のメンバーの感想に多くを言葉を費やすようだ。自分達がクリエイトしている音楽の完成度を第一に考えているのだ。

鬼がいい耳を持っているのかどうかは知らないが、「地獄耳」という言葉があるくらいだからきっと耳がいいのだろう。
その点、三宅庸介のように鬼のような耳を持つ求道者の評価は気になるところだ。しかも、ドラムのサウンドには滅法うるさいときてる。

130v実はStrange, Beautiful & Loudの3人は間もなくニュー・アルバムのレコーディングでスタジオに入る。
三宅さんや金光さんのNATALに対する評価の言葉はまた別の機会に譲ることとするが、そのレコーディングに使用されるドラムのチョイスはまったく迷うことなくNATALだった。
これだけでNATALのパフォーマンスを推して知るべし。

あ、イカン、またドラムの話しになっちまった!

140vNATAL(ナタール)は1965年創業のイギリスのパーカッション・ブランド。現在ではMarshall社の傘下でドラム・キットを中心にビジネスを展開している。Natal_powerペダル類もNATAL。
NATALはハードウェアの開発にも熱心で、その製品への評価もすこぶる高い。
キットはアッシュ。
ギター族にとってはおなじみの材だが、ドラムには珍しいとのこと。Brian Tichyも愛用するアッシュのキットは乾いたサウンドが特長だ。

150今日もワン・アンド・オンリーのSBLサウンドが炸裂!

160壮絶なギター・プレイ!やはりMarshall Full Stackはギタリストを燃やすマジックがある。

170vオープニングの「virtue」から新曲の「murt 'n akush」。「Bloom」、「Stratify」…

180「Petal」や「If」、「Ring」…

190v「Solitary Pat」等、三宅スタンダード8曲を演奏してステージを梵天に譲った。

200v代わって梵天の登場。こちらもギター・トリオのインスト・バンドだ。

210チャーリー田中

220セキタヒロシ

230星山哲也

240「梵天」とはバラモン教から仏教に取り入れられた一柱。ブラフマン。手塚治虫の『ブッダ』にはゴータマ・シッダルタのお師匠さんとして登場する。
神様のことを数える際に使われる単位ってなぜか「柱」なんだよね。それは日本では柱が神様の観念に結びついているかららしい。
長野の諏訪には7年に一度開催される「御柱祭」というのがあるでしょ?これも7年に1度開催される善光寺の「御開帳」という神事も、境内に大きな柱を立てて、そこに本殿からひもを結ぶ。その紐の先は善光寺の御本尊に到達していて、その柱に触れれば御本尊に触ったのと同じご利益があるとされている。

250チャーリーさんは今回Marshall Blog初登場だが、実は前から存知上げていた。

260vあるバンドコンテストの決勝戦にエントリーしたバンドにサポートで参加していたのを拝見したのだ。深めにディレイをかけてギンギンに弾きまくる姿が印象的だった。だから覚えていた。

270使用のMarshallは1987Xのホワイト・カバリング。

280vベースのセキタさんは海外の活動も長いバカテク・ベーシスト。

290v星山さんもKelly SIMONZさんのBlind Faithの時に初めてお会いした。現在はトシヒケタさんと活動を共にしたりされている。

300v「尊敬する三宅さんの後で演奏しにくい…はじめに出ればよかった!」なんてMCで言っていたが…。

310vトンデモナイ!
このバンド、すごいよ。もはやStrange, Beautiful and Loudの曲がポップ・チューンに聴こえて来るぐらいストイックな音楽なのだ。

320vかといって特段フリーだとかノイズだとか、アヴァンギャルド的な要素はまったくない。

330v例えて言うとJohn AbercrombieとかTerje Rypdalのような感じに私の耳には聞こえる。ECMサウンドっぽいというか…。とにかくこちらもかなりワン・アンド・オンリー。

340vリズム隊もかなり強力で、「一体どうやって曲を覚えるんだ?!」というシビアな演奏。

350さすが百戦錬磨のテクニシャンたち…と演奏を聞いて唸ってしまった!

360アンコールはお約束のセッション。
今日はTony Williamsの「Red Alert」。

370実際の動画がアップされているので是非ご覧いただきたい。

オリジナルのギターはAllan Holdsworth。
80v…なんてことはお構いなしに自分のスタイルで表現を積み重ねるふたり!

390vよ~、こんな曲選んで来るわ。そういえば開演前の楽屋で『Emergency!』は果たして名盤か?で盛り上がったんだったっけ!

400v梵天の詳しい情報はコチラ⇒Charlie Tanaka's Website

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange, Beautiful and Loud

410

2013年11月28日 (木)

人間椅子 レコ発ツアー『萬燈籠』~どろろの日

♪ほげたらほげたらほげたらぴん…。
「どろろ」ついては前にも書いたことがあったけど、とにかく「鯖目さま」という名前が印象的だったな。アレに出て来るキャラクターはどれもホントに薄気味が悪くておもしろかった。
妖怪を退治するたびに百鬼丸の身体の一部が変容し、本物の人間に近付いて行くというアイデアも秀逸だった。考えてみりゃ妖怪版ピノキオか…。

人間椅子のニュー・アルバム『萬燈籠』の発売ツアー東京公演の2日目は「どろろの日」。
前日の「おどろの日」に引き続き完全ソールド・アウト!

10_2『萬燈籠』からの曲を中心にプログラムが組まれたが、もちろん前日とは大幅に異なる内容だ。
昨日同様「此岸御詠歌」をSEにメンバーが登場。

20v「どろろの日」、1曲目は「新調きゅらきゅきゅ節」。

30_2和嶋慎治

40v鈴木研一

50vナカジマノブ
メンバーは昨日と同じだ…当たり前だ。

60v2曲目も『萬燈籠』から。前日は演奏されなかった「人生万歳」。

70_2「人生万歳!」の所では大合唱!お客さんがすでに『萬燈籠』をよく聴きこんでいるのがわかる。
そして、今日のお客さんの方が前日より幾分元気がおありのようだ。

80ここで和嶋さんのMC。
「苦節25年…」と町田先生のペット・フレーズのようなことを何度かおっしゃっていたが、まったくスゴイ。人生ナニが起こるかわからない。一寸先にあるのはナニも闇ばかりではない。光もあるんだよナァ。
「人間椅子のコンサートのチケットが即完になったことはいまだかつてなかった」という。
理由やキッカケは色々あろうが、やはりいいロックは不滅ということで片づけてまったく問題ない事象といえるだろう。
「時代が人間椅子に追いついた」なんて陳腐なことを言うつもりも毛頭ない。一部の若い人が「カッコいいロック」の存在に気付いたのだ。

90v_2もう1曲『萬燈籠』から「時間からの影」。
前期と後期のKing Crimsonを混合したようなサウンド。コリャたまらん!
中間部の3/4と9/8のパートがすさまじくカッコいい。
CDではまるでRobert Fripのようなギター・トーンでソロを聴かせてくれた和嶋さん。ライブではそれにワイルドさが加わってますますおどろおどろしい世界が再現された

100その和嶋さんのギター・サウンドを演出するMarshallは1987と1960TV。

80v_2鈴木さんのベースもこれまた存在感の塊のようなサウンドだ。

110v_2続いて「狂気山脈」。

120_2レコーディング中に遭遇した配管の中の猫にヒントを得てテーマを策定した「猫じゃ猫じゃ」。
「♪お月さん」のサビがいい。
210v_2「明烏」まで出て来るのはうれしいね。文楽のオハコだ。
実は「大門」の先にいい飲み屋さんがあるんですよ。
165和嶋さん、MCで落語の話しをされていたけど、「黄金餅」あたりなんかも人間椅子の曲のいい題材になりそう。
餅に包んで飲みこんだお腹の中の小判を頂いちゃおうなんて残酷な話しだからね。
曲間で「下谷の山崎町を出まして…」から始まって、「麻布絶口釜無村の木蓮寺に着いた時にはくたびれた…歌ってるアタシもくたびれたよ~」なんてやったらおもしろいだろうナァ…なんてことをニヤニヤ想像しながら書いてます。(「絶口」の正しい漢字は不明)

150_2つづいて「品川心中」。

130v『萬燈籠』から「十三世紀の花嫁」。
ヘビィなリフに乗った和嶋さんのポエトリー・リーディングが実にクール。

180_2暗くて湿ったPANTAさんの「マーラーズ・パーラー」みたいだ。
こうして言葉を巧みに紡いで独特の世界を作り出す人を尊敬する。これまたロックが英語でなくても十分に通用することを別の方法で証明したかのような作品だ。

155vとにかく立錐の余地もない会場。
満員のお客さんの顔を見てうれしかったのは、オールド・ファンに交じって若い人たちが多かったこと。それも男性だけでなく女性の姿も散見された。
実に素晴らしいことだと思うね。
キッカケがどうあれ若い人がこの手のロックを耳にして気に入ったに他ならない。

160だからいつも言ってるでしょ?世代が違っても普遍的にカッコいいものは若い人たちだってカッコいいと思うハズなんですよ。
「伝承」です「伝承」。
いいモノは努めて次世代につないで行こうじゃないか!
230_2「衛星になった男」。
ギターのアルペジオから静かに始まり、コロコロと場面が変わりゆく『萬燈籠』の最後を飾る曲。

220v重厚で壮大な一編。やはり前期と後期のクリムゾンを同時に聴いたかのような不思議な満足感が残る名作だ。

「衛星になった男」といえば、私はジャミラを連想してしまう。そして「トム少佐」。
ロンドンの地下鉄で若い男の子がBowieの「Space Oddity」を歌っていたのに遭遇した時は驚いたな。さすがイギリスと思った。

170和嶋さんのギターに貼りつけてあるフクロウ。由縁はわからない。

175過去のレパートリーから取り出したるは…

190_3「洗礼」…

195vそして「黒猫」。
「おどろの日」同様、こうして過去のレパートリーも散りばめられた「Very Best of 人間椅子」ともいえるゴージャスなプログラム!

200_2やって来ましたノブさんコーナー!今日も「ダム~!」の呼び声高く、雄たけびを上げるは「蜘蛛の糸」!
ドラム同様にパワフルな歌声は会場を温度を上げまくる!
140さて、ダム。

ノブさんファンの人たちならダムにはいくつかの種類があることはご存知だと思う。アーチ式ダム、重力式ダム、ロック・フィル・ダムとかね…。

私も人間の手による巨大な建造物が好きでしてね。長大な橋やトンネルなんてのもいいけど、やっぱり圧巻はダムだ。

特にダムはもともとあまりにも何もない山の中に立派な道路(取り付け道路)を建設し、バカでかい生コンプラントを建てる等、やることなすことスケールが大きい。そして完成の暁には景色を全く変えてしまう。この豪快さがタマらない。

それでは、もっともコンクリートを多く使用するのはどのタイプのダムでしょうか?
そう。「重力式ダム」が正解。
そもそもコンクリートとは何かわかりますか?セメントに水を加えたものを「セメント・ペースト」。それに砂が加わると「モルタル」、それに砂利を入れたものが「コンクリート」といいます。

黒四や稲核のようなアーチ式ダムも美しく壮大ではあるが、マッシブなコンクリートのかたまりの重力式ダムは頑固な威厳を放ち、何とも言えない男らしさを感じる。
そのサマは完全にMarshallの壁と言ってよかろう。そういえばAキャビって一般的な重力式ダムの躯体にデザインが似てるな。

実はこの「マッシブなコンクリートの塊」というのが重力式ダムの大きな問題点となる。
セメントというものは水と化学反応(水和反応)を起こして固まるワケだが、この反応が起きる時に「水和熱」といってバカにならないほどの高温を発する。
して、この水和熱により打設したコンクリートが膨張し、大きなひび割れを起こしてしまうんだね。アータ、ダムの躯体にひびが入ってごらんなさいよ。大変な問題ですよ。

それで、いかにこの水和熱を下げてやるかということになってくる。水和熱は使用されるセメントが少なければ少ないほど発熱しないことがわかっている。
で、まず発熱しにくくジックリと水和反応が進行する「中庸熱セメント(MC)」というものが普通使われる。これにフライアッシュ(火力発電所で石炭を燃やした時に出る煤))を混ぜた、さらに発熱しにくい「中庸熱フライアッシュセメント(MFC)」というのもあったりする。
ちなみに街中の工事現場で見かける普通のセメントは「普通ポルトランドセメント(PC)」という。硬化したセメントの様子がイギリスのポルトランド岬の石に似ていたからだという。

とにかくダムにはそうした特殊なセメントを使って、かつ極限までセメントの量を減らすワケだ。
ところが、生コンというものはセメントの量が減れば減るほど流動性を失い、施工性が著しく低下してしまう。
そこで開発された工法が「RCD工法」というものだ。「Roller Compacted Dam Method」というものだが、これは普通の土木で使われる生コンにセメントが1㎥あたり270kg程度入っているのに対し、130kgから150kg程度しか入れない。するとどうなるかというと、バッサバサの生コンになってしまう。
このバッサバサの生コンが硬化しないうちにロードローラーで思いっきり踏みつけて締め込んでやるという強引かつ原始的な工法がRCD工法なのね。そして、生コンを打ち終わったら盛大に水をくれてやる。乾燥、発熱、収縮を防ぐためだ。
こうした作業を気が遠くなるほど繰り返し、あの巨大な躯体が出来上がるというワケ。

だからなんだ?ということになるんでしょうな。ま、セメントもまたよろしき哉…ということで。

300v_2早い話し、私はかつてそんなような仕事をしてたのよ。
だから、止水材(水が出ているコンクリートにピタリと貼りつけて止水する秒単位で固まるセメント)の一斗缶をかついで宇奈月のトロッコに乗って、黒部川のダムの堰堤の修繕に行ったこともあった。
水がイッパイになるとダムは門を開いて放水するでしょ?あれを長年やっていると、水打ちと呼ばれる水の通り道が土砂に摩擦されてツルッツルになっちゃうんだゼ。
中に含まれている砂利もろとも(ダムで使われる砂利は80mmといって建設用の25mmや普通土木の40mmよりも大きい)ザラザラだったコンクリートが、長い間こすられてガラスのようにツルツルになっちゃうんだから!

それと驚いたのは現場サイトの宿舎だよね。いわゆる飯場ってヤツ。あんな山奥に何年も過ごすなんて…。アタシにゃできないな~。だって黒部の山奥には中古レコード店ないもんなァ。
ここで前回約束した通り「ダイナマイト」の話し…。

290v_2これは年配の先輩社員から聞いた話し。もしかしたら担がれていたのかもしれない。
…というのは、昔はこの飯場では酒を飲む時に夜な夜なダイナマイトを薄切りにして喰ったというのだ。
ご存知の通り基本的にダイナマイトはニトログリセリンと砂を混ぜたものだ。で、このニトログリセリンというのが甘い味がするらしい。それが何とも酒にマッチするとか…。
ダイナマイトはそのニトロの含有量によってグレードが定められていて、最もニトロの量が多い「桜」というグレードのものが一番うまいそうだ。本当かどうか知らないよ。
でも、心臓の悪い人はニトログリセリンを常備してるじゃない?だから喰えないことはないのかも知れないよね。
ま、こんな話しマリオとルイージが聞いたら気を悪くするかもね。(←これがわかる人は結構映画を見てる人)
次回はトンネルの話しにしましょうか。NATM工法とか…。

あ~、ノブさんすいません!ダムにつられてつい!「ダム」というより「セメント」になっちゃいましたね。これがホントのダム話し、いやムダ話し…お後がよろしいようで。ハイ休憩終わり!

310_2アニキの猛烈な盛り上げを経てショウも後半に入る。

240「青森ロック大臣」

250鈴木さん、和嶋さんのこと何回も「津軽のジミヘン!」と紹介していたっけ。「つがる」は「る」と「ン」にアクセントが来ていた。

260ジミヘンとくればMarshall。2日間、実に素晴らしいギター・サウンドだったね~!

270「天国に結ぶ恋」。これも『人間失格』収録の人間椅子クラシック。

280v本編最後は前日同様の「針の山」。

325v両日とも本編15曲。新旧レパートリーを取り交ぜた人間椅子の魅力が爆発した充実のパフォーマンスだった。

330_2アンコールに応える。

340演る方も見る方もヒート・アップする一方だ。

350アンコール1曲目は「りんごの泪」。

360_2代表的人間椅子クラシックに会場も大騒ぎ!

370_2続いてのクラシック・ナンバーは「幸福のねじ」。

390_2スゲェな、人間椅子って…25年もまったくブレずにコレをやってるんだもん。

400_2ダブル・アンコールでは「地獄風景」。
三三七拍子をモチーフにしたドライビング・チューン。

430怒濤の2日間の最後を飾るにふさわしいすさまじい演奏だった!

420大歓声に応える3人。

450

460

470

480この後、人間椅子は今週の土曜日に開催される『樋口宗孝追悼ライブ vol.5 EVERLASTING MUNETAKA HIGUCHI 2013 6th MEMORIAL』でZepp Tokyoに登場する。
前回Marshall Blogでもレポートした、今回で5回目を迎える大イベントだ。

そして年明けの1月18日、『バンド生活二十五年 ~ 猟奇の果 ~』と銘打ってワンマン・コンサートが開催される。会場は渋谷O-EASTだ!

順風満帆の人間椅子。こうなると25年もアッという間の出来ごとだったのではあるまいか?
これからも「日本のロック」をガムシャラに奏で続けて欲しい!Marshallがお供いたします!

485人間椅子の詳しい情報はコチラ⇒人間椅子オフィシャルサイト

500v(一部敬称略 2013年9月30日 渋谷O-WESTにて撮影)

2013年11月27日 (水)

【緊急速報!!】奥田民生のMarshall~『奥田民生2013ツアー SPICE BOYS』から

Marshall Blog久しぶりの登場は奥田民生のMarshall。
民生さんは本日2013年11月27日ニューアルバム『O.T. Come Home』をリリース!
それに時期を合わせ『奥田民生2013ツアー SPICE BOYS』を敢行。
全国16公演。今日明日、東京は中野サンプラザホールでファイナルを迎える。
そして、今回のツアーもMarshallがお供させていただいた。
民生さんのMarshallをのぞいてみよう!

10メインの1974年製の1959と1960B。

50v基本的にこのスタックは常に鳴らされている。
リンクして使用。

60パワー管を2本抜いて出力をダウンさせている。マスター・ボリュームも追加されている。

70今回は常にこの1959スタックを鳴らし、他のアンプの音を混ぜる方式を採用している。どういう風にそれらを使い分けているのかというと…「気分」だそうだ。もちろん大体のことは曲に合わせて決めている。
キャビネットは2系統の信号を受けられるように改造してある。

80こちらは1973製のPA20のスタック。
ヘッドのモデル・ナンバーは1917。その名が示す通りPA用のアンプで、元来このヘッドは細長いコラム・スピーjカーと組み合わせで販売されていた。

このキャビネットは元々18インチのスピーカーが搭載されていたベース用のものとされている。
Marshallのスピーカー・キャビネットの歴史は古く(なにしろ最初はスピーカー・キャビネット屋)、モノスゴイ多くのモデルが過去に存在していたことに加え、確固たる資料が残されていない。
それゆえ過去のモデルの調査をする時に苦労するのはいつもスピーカー・キャビネットに関して。
18インチのスピーカーを搭載していたのは1980と1988というモデルだったようだ。

そして、この民生さんのキャビネットは、18インチのスピーカーを取り払い12インチ・スピーカーを2台搭載している。

20v見た目はHandwiredシリーズで復活を遂げた2061Xと同じ。詳細は拙著『Marshall Chronicle』をご参照あれ。

3020Wとは思えない音圧!

2台とも「コレコレ!」と思わず声を出したくなるような絶妙なMarshallトーンだった。

40やっぱり民生さんにはMarshallが良く似合う。

これが本日発売のニュー・アルバム『O.T. Come Home』。
レコーディングでは上のPA20も大活躍したとのこと。

奥田民生の詳しい情報はコチラ⇒OKUDA TAMIO OFFICIAL WEBSITE

Cd(一部敬称略 2013年11月27日中野サンプラザホールにて撮影)

2013年11月26日 (火)

人間椅子 レコ発ツアー『萬燈籠』~おどろの日

山がつの 垣根のおどろ むぐらのかげに (源氏物語より)

「おどろ」というのは草木が乱れ茂る様を指す言葉…。人間椅子はそんな様子の道を歩んできたのであろう。

10先日レポートしたようにニュー・アルバム『萬燈籠(まんどろ)』を発表した人間椅子。

Mandoro そのレコ発ツアーが敢行され、9月の末、東京でツアー・ファイナルを迎えた。
そういえば、この「レコ発」という表現だけはいまだに「レコード」という言葉を使っているのが解せん。ナゼ「シディ発」と言わないのであろうか?

ツアーは各地で好評を博し、ソールド・アウト続出。

20この東京でのツアー・ファイナルは「おどろの日」と「どろろの日」と銘打って2日に渡って開催された。もちろんソールド・アウトの満員御礼!

30和嶋慎治

40鈴木研一

50ナカジマノブ

60和嶋さんの轟音を演出するのはいつものMarshall。

701987と1960TVキャビネット。

80vSGとのコンビネーションの妙はいつも書いている通り。今回も素晴らしいサウンドだった。

90v今日もオープニングSE「此岸御詠歌」が流れる中登場し、1曲目に演奏されたのは「黒百合日記」。
まさに一発目にもってこいのへヴィ・チューン。全曲へヴィ・チューンだけど。
120続いて鈴木さんの歌うところの「地獄変」。

100v鈴木さんの声がこの地獄のメロディがピッタリはまる!

110vMCをはさんで「桜爛漫」。

130ここまではニュー・アルバム『萬燈籠』の再現。つまりCD収録と同じ曲順で展開する。CDの仕上がりへの大きな自信をうかがわせる

160v「桜の森の満開の下」。1990年発表の人間椅子クラシック。
140v
MCをはさんで「ねぷたのもんどりこ」。
170v口に出して歌ってみるがいい。「♪ね~ぷたのもんどりこッ」って。気持ちいでしょう?
歌ってこういうもんだ。Marshall Blogで度々書いているが、ビートルズの本当のよさは最終的には歌詞の意味がわかって歌ってみなきゃわからない。つまり歌詞とメロディがどうくっついているかということなんだよね。

150で、「日本語が8ビートに乗りにくい」なんてことはもう何十年も言われてきたけど、最近言われなくなったでしょ?
ナゼかというと日本人は「音楽の鎖国令」を布いて、「J-POP」なる辺境の極東の音楽を独自に開発したからだ。
それまでサウンドのカッコよさしか味わえなかった洋楽を完全に葬り去り、何となく洋楽ロックのエキスっぽいところだけを抽出し日本語と合体させた。「ああ~、歌詞の意味が理解できて楽しいナ!」状態。
このあたりは英語を平気に自分の国の言葉として取り入れる感覚に似ているのかもしれない。もちろん英語も世界の言語から単語を借用して成り立っている言葉だが、日本人のやり方はその借用した単語をより日本語にしてしまうところが英語とチョイと違うし、そもそもアルファベットを使わない民族なのにカタカナを駆使して日本語にしてしまう。頭いいんだよね、日本人は。
そのテクニックを歌に巧みに利用したワケだ。

180で、そうしてマンマとロックのエキスを吸収して、「J-POP」なる自分たちの音楽を手に入れたまではよかった。しかし、代償も大きかったことをそろそろ認めるべきではなかろうか…ってなことをいつも言ってる。
それは「歌謡曲」と「日本のロック」をきれいサッパリ失ったことだ。

そんな状況下で人間椅子をはじめMarshall Blogにいつも登場してくれるロックのミュージシャンたちには本当に「日本のロック」の保護、伝承、発展に寄与してくれる真のアーティストたちだと思ってる。

185イケね、イケね、またやっちまった。
で、ナニが言いたいのかというと「ねぷたのもんどりこ」なのだ。
ロックの歌詞というのものは、自然と標準語で書くようになっているような感じがするでしょ?関西弁もたまに見かけるけど。
で、標準語ってのは冷たい感じがしなくもなくて、一番ロック・ビートに乗りにくいのではないかという気がするのだ。研究したワケではないので知ったようなことを言うのも恐縮なんですけどね。
そこで、登場するのが方言ですよ。特に東北弁。
もしくは各地に残っているおもしろい響きや気持ちのよいリズムを持った言葉をロック曲の歌詞に使うのはひとつの方法論だと思っている。

東京生まれ東京育ちの私には即座にいい例が思い浮かばないが、「おっちょこちょい」や「ノンキ者」を愛情を込めて「たーくらたー」と呼ぶ信州の方言がある。
私は長野に比較的長いこと生活していたことがあったのでこの単語を知ったが、ま、一度も街で「この、たーくらたーめが!」なんて誰かが叫んでいるのを聴いたことはない。でも、なんかいいでしょ、「たーくらたー」。言葉にリズムがある。

方言ではないが、「すっとこどっこい」なんてのも言葉がドライブしてる。そういう意味では「ずいずいずっころばし」は最高のロック歌詞だったりして…。

あんまりこういうことばっかりやっていると英語の歌詞よりワケが分からなくなってしまう恐れもあるので要注意だが、「がんばれ」、「まけるな」と歌っているかと思えば、「ゆっくり」だの「気張るな」だのと歌っているそこらへんのJ-POPの歌詞よりは少なくともよっぽどおもしろい。
最近、友川さんが注目を浴びていることも私はうれしく思っているのさ。

で、気がつくと今日も「♪ね~ぷたのもんどりこッ」って歌ってた。
続いて「幽霊列車」。

190
『萬燈籠』から「月のモナリザ」。これも鈴木さん独特の声が曲にピッタリとマッチしたへヴィ・チューン。「霊廟」なんて言葉を歌の中で初めて聴いた。歌詞は和嶋さん。

200ここで少々『萬燈籠』から離れて新旧取り混ぜのコーナー。
「暗い日曜日」、「死神の饗宴」、「相剋の家」。

210vこれはお気に入りの一枚なの。写りはよくないんだけど、「エレクトリック・ギタリスト」をうまく撮ったと思ってる。どうすか?

250vそれにしても「和嶋+Marshall+SG」というのは「人間椅子」という解を求めるための必須の公式ですな~。この三要素のうちのどれかひとつが欠けても「人間椅子」にならないんじゃないんですかね?

255vここでノブさんコーナー。
「アニキって呼んでくれ~!」

260v今日は『萬燈籠』から「蜘蛛の糸」。
280この猛烈にガナリ立てる無茶なシャウトが実に気持ちイイ!

270vやんやの拍手を浴びるアニキ。
中には「ダム~」なんて掛け声も!いくらなんでも「ダム~!」はないでしょ!
…んじゃ、ご希望にお応えして<どろろの日>のレポートではタップリとダムの話しでもしましょかね?覚悟しておいてくださいね。

290vノブさんの歌に続いて同じく『萬燈籠』から「新調きゅらきゅきゅ節」。

300v「男子たるもの」か…。この曲なんて日本語とアップテンポの8ビートがからんだ曲の最高峰ではなかろうか?下手すりゃ「Manish Boy」だぜ!
「ぶんがちゃっちゃ」がまたさっきの「すっとこどっこい」よろしく実に気持ちイイ。

310「恐怖!!ふじつぼ人間」。ク~、これまたグッとくるゼイ!このまま歌詞を適当な英語に置き換えたら完全にイギリス人が得意とするロックになるよ。
でも、そんなことをする必要はまったくない。この歌詞をイジってはならない!
「なめくじだらけの人間が ぬめりを垂らしてやってくる」、「腐臭の町には 鳥のかげさえなく 汚泥の川には畸形の魚浮かぶ」…スゲエ歌詞だ。
加治木剛の「川原の土手に腐った猫が横たわり」も驚いたけど、そんなノリだね。おとぼけキャッツ好きだった~。
タイトルは「仮面ライダー」みたいだけど、歌詞の世界は日野日出志を想起させる。

320「人面瘡」。それこそ「どろろ」に出て来たね。百鬼丸が劇薬で退治したんだっけかな?

330そして本編最後は「針の山」。

340vいかにもブリティッシュ・ハードロック然たるギター・リフが猛烈にエキサイティング!
240v観客はもう完全に興奮のふじつぼ…イヤ、るつぼと化した!

220これだけで大満足の本編。でも当然コレで終わるわけない。

346狂乱のアンコール。

345「愛の言葉を教えよう」

380続いて「ダイナマイト」。次回のレポートではダイナマイトの話しもしましょう。

350v究極のドライビング・チューンでメンバー全員大爆発!

360「津軽のジミヘン」、和嶋さんの至芸が次々と繰り出され観客の大喝采を浴びる!
385最後まで猛烈にプッシュするノブさんのドラミングはまるでダムの水叩きで放水を浴びまくるようだった。

370さらにダブル・アンコールで「どっとはらい」。
いかにも人間らしいへヴィ・チューンで「おどろの日」の幕を閉じ、その興奮はそのまま翌日の「どろろの日」に持ち越されることになった。

390人間椅子の詳しい情報はコチラ⇒人間椅子オフィシャルサイト

400<どろろの日>につづく

400v(一部敬称略 2013年9月29日 渋谷O-WESTにて撮影)

2013年11月25日 (月)

犬神サアカス團単毒公演「祟神」~TOKYO BAKA EXPO2013より

生来、音楽や映画、お笑い、ミュージカル等々、エンターテインメントが大好きなんよね。スポーツとか根性はからっきしダメ。
それよりも、ひとり部屋に閉じこもって音楽を聞いたり、本を読んだり、映画を観たりする方が断然いい。「汗を流して気持ちがいい」という感覚がどうも理解できん。

好きなエンターテインメント数あれど、ナゼか演劇は接する機会がなかくて実に縁遠いものになちゃってる。ミュージカルは大好きなんよ。
だから下北沢にもまったく疎い。

で、今回生まれて初めて下北沢の「楽園」という劇場で、9月30日から10月27日まで一カ月にもわたって開催される『TOKYO BAKA EXPO2013』という演劇のイベントに参加して来た。

Flier純粋なお芝居を取材しにお邪魔したワケではやっぱりござらん。
Marshall Blogあるところにロックあり。(たまにはジャズのあるところもいいんだけどな…)

05今日の主役は犬神サアカス團。
なんか、妙に暗い表情でステージに立っとりますが…。

20実は、演劇のイベントというだけあって、演奏の前にちょっとしたお笑いのお芝居を演ってるところ。
「明るい曲を暗く演奏する」というネタ。

学生の頃、所属していたビッグ・バンドのリサイタルでゲストに今は亡き谷啓さんにお越し頂きご一緒させていただいた。ご自身でアレンジした曲の譜面をご持参されて、それを初見で弾いた。困ったことにギターがメロディを弾くアレンジで、こちとら滅法譜面に弱いときてる。それでも読譜能力のすべてを駆使して完璧に弾いたがどうにも変なメロディで、周りの連中から「そんなんで合ってんの?」と不審がられる始末。
みんなで演奏して初めてわかった。それは谷さんが『「瀬戸の花嫁」を短調で弾いたらどうなるか?』というネタだった…なんてことがあった。
他に、もうあまりにも何回も演奏してすっかり飽きてしまったDeep Purpleの「Burn」を全編メジャーで弾く、ということをされているベテランギタリストもいらっしゃる。目の前で弾いていただいたが、かなり笑えたよ。こういうネタもよろしいのではないでしょうか?

30さて、犬神サアカス團。
1994年に活動を開始した説明不要のベテラン・バンドだ。
先月、10月16日には『不確実性原理の悪夢』なるニュー・アルバムをリリースした。

「不確定性原理」って量子のアレのことでしょ?つまり、コレ…

Fg3


なつかしいな~。漁師には、イヤ、量子には苦労したよ~。(ウソこけ!)とにかく物理のヤツですな。

10cd…と、タイトルは「物理」かもしれないけど、内容はストレートはへヴィ・ロック。私はこういうの好きなんですよ。何たってAlice Cooperはいまでもよく聴くけんね。
しかも、このバンドは冒頭の寸劇じゃないけどシアトリカルな曲の傾向が強く実にいい感じ!

50「唄」の犬神凶子。

60「六弦」は犬神情次2号。

70v情次兄さんはMarshall。新しいJCM800 2203と古めの1960Aの組み合わせのサウンドが大変よろしい。

80v「四弦」は犬神ジン。

90vキャビネットにEDENの4×10"、D410XSTを使ってもらった。

100vハイ・クォリティなベース・サウンドをクリエイトするEDENはMarshall傘下のベース・アンプ・ブランドね。

Index「毒鼓」は犬神明。

110vキットはメイプルのNATAL。ツインペダルもNATALだ。

120vNATAL(ナタール)は1965年創業のイギリスのパーカッション・ブランド。現在ではMarshall社の傘下でドラム・キットを中心にビジネスを展開している。

Natal_power犬神サアカス團、実はMarshall Blogには意外にも初登場なのだ。
なんかとっくにご登場いただいていてもいい感じなのだが、これがはじめて。大分前にちょっと接点があったんだけど、そのまま立ち消えてしまいましてな。
でも、縁ある者はこうして結局結ばれるのだ!

130人間椅子の鈴木研一さんのリアルな青森弁のナレーションによって暗く悲しい、そして貧しく憐れなお百姓さんの物語が綴られる。これがオープニングSE。エキサイトするどころか、メッチャ滅入るわ~!
1曲目は「嘔気」。
170vスゲエ歌詞だ。
しかし、サウンドは実にソリッドなハード・ロック。Marshallのギターサウンドがピッタリだ。

150v2曲目に「浅草心中」。しかしよ~やるわ。
「♪アンタと暮らせるのであれば あたい毎日はたらくわ」…演歌ならまだわかるけど、こんなロックでネェ。黒岩重吾の世界?

180そんなこととは関係なしにバシバシとリフやらソロやらを放りこんでくる情次兄さん!

160縦横無尽にベース・ラインを展開するジン兄さん。

200vMarshall Blogは昔からキャビネットの重要性を説いてきたけど、今でも論旨はまったくブレることはない。
このベース・キャビは一体なんだ?あんまりヌケ過ぎでしょう?!
キャビネット重視の理由は単純。「それが音を出しているから」…だ。

190犬神ワールドをプッシュするクリスピーな明兄さんのドラミング!
ドラムもカッコいいんだけど、このバンドの曲はほとんど明兄さんによるもの。あのナイスガイの塊のような明さんが一体どういうつもりこれらの曲を書いているのか?その胸の内を訊きたいところだが、もうコワくて訊けない!

210vいいように鳴りまくるNATALメイプルの魅力に明兄さんもご満悦!ホント、ここのメイプル・キットは派手に鳴りますな~。それも、やはりブリティッシュの鳴りなんだな。Zeppelinの、Purpleの、Thin Lizzyらのドラムの香りだ。
290今回はPro SeriesのDouble Bass Drum Pedalを踏んでもらったが、こちらも大好評だった。
恐るべしNATAL(ナタール)!
やっぱり単純にブリティッシュ・ロック派の私としてはもっとNATALでロックが聴きたいな~。

230v暗い…それにしても暗い。って会場がね。撮影に苦労したわ~。一番明るいレンズで明るい時に撮ってこうですからね。
でも、雰囲気出てるかな?

250vニュー・アルバム『不確定性原理の悪夢』からは「ねむり姫」と「冒涜と呵責」が演奏された。
280v絶望的にそしてスリリングに展開する「冒涜と呵責」は目下私の一番のお気に入り。前半の不吉な盛り上がりと対比されるかのようなサビの悲しいメロディが実に印象的だ。
260お客さんは大人しく見てるかと思ったら大狂乱よ!広くないスペースにみんな立って観てるもんだからすさまじい圧迫感よ!ま、これも芝居用の小屋ならではの雰囲気ということで…。

240気持ちはあっても、心付けは出せませんが、凶子ねえさんのラ行は素晴らしかった。

320「鬱病の道化師」、「光と影のトッカータ」…。

310vMCが少なめという今日のコンサート。アンコールを含めて全12曲が演奏された。おもしろかった!

300犬神サアカス團は現在『「不確定性原理の悪夢」発売記念巡業』と銘打ったツアーの真っ最中。
ツアー・ファイナル、イヤ、巡業千秋楽は12月8日の渋谷O-WESTだ。お見逃しなく!
255犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

40(一部敬称略 2013年10月23日 下北沢 楽園にて撮影)

2013年11月22日 (金)

田川ヒロアキの『嵐にしやがれ』!

10月下旬の雨のお茶の水…。
まぁ、間断なくよ~降るわ~。スゲエ寒いし…。

お茶の水といえば、「楽器」ではなくて、「いもや」でしょうな。
お茶ノ水を中心に展開していたトンカツか天ぷらのチェーン店。
私はもっぱらトンカツ(=いもカツ)の方だったけど、学生時代何回食べたかわからない。
定食に付いているお味噌汁の具がしじみでね。学生の時(約30年前!)は豚カツ定食が確か550円だった。

レッチリのチャド・スミスっているでしょう?ドラムの。
チャドの実兄のブラッド・スミスがトンカツが好きで、「いもや」に連れて行ったことがあった。
いもやはどこの店もカウンターしかなくて、複数の人数で行っても空いた席から順番で座らなければならないシステムだった。
つまり、連れがいてもバラバラに座るのが普通だった。我々の時も一緒に座ることができず、順番を待つ時のブラッドの不安そうな表情が忘れられない。
ブラッドは少し日本語を勉強していたが、せいぜい「コニチハ」や「アリガト」程度が関の山で、オーダーすることも、箸をうまく持つことも心配なワケ。
そこで、順番を待っている間に徹底的に「と・ん・か・つ・く・だ・さ・い」を繰り返し口に出させて練習させた。(メニューはふたつ。後はヒレカツしかない)
ほどなくして我々の順番が回ってきた。
案の定、ブラッドは私と離れて座らなければならず、先に空席に向かう私を見つめるブラッドの不安の表情が増幅した。
そして、すぐにもうひとつ空席ができ、ブラッドが私から離れた席に着く。
さて、彼がオーダーをうまく言えるか興味津々で耳をそばだてていると、ブラッドはカウンターの中の店員に向かってこう言った…。

「ト、ト、ト、トンキャチュ ク、クラサイ!」

やった!言えた!注文を受けた店員は「トンカツいっちょ!」と注文を確認しながら何事もなかったように肉にパン粉をまぶしていた。
この時のトンカツがよほどおいしかったらしく、10年以上経った今でもブラッドと会うとこの話しになる。あの時いもやでブラッドが撮ってくれた写真が今でもどっかにあるはずだ。

その後、「いもや」もどんどん閉店し、今ではほとんど見かけなくなってしまった。もう廃業しちゃったのかな?
これが私のお茶の水…。

…と何やら人だかりが…。

10あ~あ~、こんな土砂降りの中でギターなんか弾いちゃって…。
でも、どっかで聞き覚えのある音だな…近付いてみよう。

20って、ステージ上がっているのは田川ヒロアキでないの!

30vというのは冗談で、「お茶の水熱烈楽器際」という野外イベントに出演するというので遊びに行ってみた。

40ま~、ホント嵐寸前のスゴイ雨でサ。

50v他の出演者の何組かはキャンセルしたというのに、このギター・バカ…あ失礼、例によって褒め言葉です…は豪雨などモロともせずギンギンに弾きまくっていた。
それでも、あまりの雨に出演しようかしまいか迷ったらしいが、「エエイ!雨がナンボのもんじゃい!どうせ降るなら嵐にしやがれ!」と覚悟を決めたのであった。(実際の田川さんはとても温厚な人で、こんなコワイ感じではありませんから安心してくださいね)

60「Seascape」に始まり、「My Eternal Dream」や「Fly Away」などの田川スタンダードを演奏。

80バッキング・トラックを使った約30分のステージ。

90靖国通りから少し入れば日曜日の駿河台も静かだ。その静かな雨のビルの谷間にこだまする「Ave Maria」のメロディの美しいことといったら!
ま、正直言ってですね、「アヴェ・マリア」なんて曲はガラじゃなかったけど、これだけヒロアキ君の名演奏を聴いているとさすがに好きになって来るね。知らない間に「♪あ~べ~」とかいって歌ってる時あるもんね。

100vもちろんその美しいサウンドは愛機Marshall JMD501から。やっぱり「田川&JMDサウンド」は美しいな。
これがさ~、何でなの?JMDは製造を終了したんだけど、今頃になってやたら現場で「JMDってもう手に入らないんですか?」って訊かれるのですよ。いつもそう。製造が終わると欲しくなっちゃう。ゲットした人、良かったね

105こんな雨の中なので、はじめは人影もまばらだったが、演奏が始まると爆音に誘われて徐々にお客さんが増え始め、最後には結構なにぎわいとなった。

110このイベントも楽器と触れあう機会を作って、器楽演奏の楽しさを一般の方々に知ってもらって、楽器の普及を図ろうというものなのだろう。
他にもハーモニカ講座やパーカッションの展示等も盛んに行われていた。とても素晴らしいことだと思う。

120vしかし、ことエレキギターやドラムのようなことロック楽器に関しては、いくら楽器を触ったりできる機会を増やしてもなかなか効果が表れないのが現状ではなかろうか?
先ごろ深夜番組で「ギターの販売数量が絶好調」であるようなことを言っていたが、果たしてこれを実感している楽器業界の人はいるんだろうか?まさか情報操作しているのではあるまいな?
誰がどう見てもギターが流行っているようには見えないだろう。

楽器不振という感じ方が正しいとするならば、その原因がゲームや携帯など他の娯楽があまりにも強力であるということは事実だろう。

しかし、一番の原因は音楽にあると思う。CDの販売不振と原因は同じだ。
楽器をやってみたくなるようなカッコいい音楽がないから誰もギターなんか手に取りたがらにことは明らかだろう。
例えば、我々は「Smoke on the Water」を聴けば、あるいは「Black Night」を聴けば、誰しもギターをやってみたいと思ったハズだ。
また、楽器の売り上げが好調だった時には必ずブームがあった。ベンチャーズ、ビートルズ…。でも、これは楽器のブームではなくて、「音楽のブーム」だったことを忘れてはならないと思う。
イカ天のころからこの様相は変わって来たような気がするな。
というのは、アレは「バンド・ブーム」であって「音楽」のブームではなかった。「バンド」が「ファッション」扱いされていただけとでも言えばよかろうか。その証拠にイカ天発信で現在まで歌い継がれている曲ってないんじゃない?
反対に人間椅子はイカ天でこの世に現れたけど、しっかりした自分達の思想で、自分達のロックを奏で続けてきた結果、生き残り、今爆発的な人気を得ている。奇抜な格好して出てきたが、ちゃんと自分達の音楽を確立していたからこその結果だと思うんですよ。「音楽が先にありき」なのだ。

ちょっと前には「けいおん!」ってのがあった。楽器が忠実にイラスト化されている!なんてよろこんでいる人達もいたようだが、あれも「アニメ」のブームであって、「音楽」のブームではない。だから音楽や楽器の歴史には何も残らないのは必至の結果だ。(影響が小さいということね)

で、結論。みんなでいいロックを育てましょうよ。いい曲(楽曲ではない)が、そして、いいミュージシャン(アーティストではない)がたくさん出てくればすべてうまくいくって。

130と、いつも通り自分の持ち時間を完璧に使って十分に自分をアッピールしたヒロアキ君だった。彼のpunctualityというのはスゴイよ。プロのなせるワザだと思う。

140vま~、今年もずいぶんバラエティに富んだ仕事をこなしたヒロアキくんだったけど、年内まだ活躍が続くんよ。
12月7日が車イスダンス世界大会、8日は岡山国際サーキットで開催される日本最大のマツダの祭典『MAZDA FAN FESTA 2013 in OKAYAMA』に出演する予定だ。

◆車イスダンス世界大会の情報はコチラ⇒日本車いすダンススポーツ連盟公式ウェブサイト
※田川ヒロアキの出演は16:00から約10分だが、より多くの方々にその魅力をアッピールするよい機会となるであろう。場所は「駒沢体育館」。
何しろ2020年のパラリンピックの開閉会式で演奏するの狙ってるけんね!
マーブロ読者の方で関係者の方がいらっしゃったら是非よろしくお願いします。あ、その時はMarshallの壁をお願いします、ハイ。

◆12月8日マツダファンフェスタの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

150終演後のサイン会。

160おなじみの『Ave Maria』だけでなく、最新アルバム『ようこそ田川Nightへ』も大好評で…

Cd田川ニンマリ…。

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒Fretpiano

170v(一部敬称略 2013年10月20日 お茶の水小川広場にて撮影)

2013年11月21日 (木)

2014年もSHOW-YAとともに!

いや~、本当に早いものであと1ケ月とちょっとで2013年も終わりだよ。わかっちゃいるけど早い!
今年もSHOW-YA様には大変お世話になりました…って村人みたいなことを言っておりますが…。
オフィシャル・フォトグラファーとして東京で開催されたコンサートをすべて撮影させていただき、かつ毎回Marshall Blogにご登場いただいた。
日本一の女性ロック・バンドだかんね、やっぱり光栄の極みと言ってよかろう。
さらにうれしいのは。、昨年に引き続き今年も来年のカレンダーが制作されたこと。今年一年撮り溜めた私の写真を散りばめた月めくりの卓上カレンダーだ。

Sc_img_8318この後、12月28日にZepp Dyber Cityで『V.S. MYSELF~熟女なめんなよ!歳忘れ暴れ倒しGIG~』と題された大コンサートが残っているが、そのレポートは当然来年になってしまうので、ここで2013年のSHOW-YAを振り返ってみると、実にアクティブな一年であったと言えるだろう。

4月29日に5年ぶりに開催された『NAONのYAON』。
マーブロの記事を見た人も見てない人も、ハイ、下をクリック。
【NAONのYAON 2013】 vol.1 : SCANDAL、Cyntia、DESTROSE登場!
【NAONのYAON 2013】 vol.2 :LoVendoЯ、平野綾、星屑スキャット、Yuki&Chiiko登場
【NAONのYAON 2013】 vol.3 : シシドカフカ、土屋アンナ、夏木マリ、矢沢洋子、杏子登場!
NAONのYAON 2013】 vol.4 : 中川翔子、相川七瀬登場!
【NAONのYAON 2013】 vol.5(最終回) : SHOW-YA登場、そしてフィナーレ!

410昨年22年ぶりに発表されたアルバム『GENUINE DIAMOND』に続いて23年ぶりにシングル盤をリリースした。それがこの『V.S. MYSELF』。そのレコ発ライブが渋谷のTOWER RECORDSで開かれた。
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SHOW-YA~LIVE at TOWER

Vsm

7月には、『V.S. MYSELF』のリリース記念と恵子さんの50回目のお誕生日をフィーチュアしたコンサートが開催された。

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SHOW-YA~QUEENS BIRTHDAY <前編>
SHOW-YA~QUEENS BIRTHDAY <後編>

218
まだまだ他にもSHOW-YAのパワーみなぎるコンサートやイベントが当然あったが、とにかく最後は『V.S. MYSELF~熟女なめんなよ!歳忘れ暴れ倒しGIG~』というほとんどケンカ腰のすさまじいタイトルのコンサートで2013年を終了するワケだ。
充実した一年だった。

どこの会場も超満員だったが、そうした光景を見るにつけ、いかに多くの人がSHOW-YAの奏でるような骨のあるロックを希求していることがよくわかる。
コンサート直後、会場のロビーや駅への帰途、コンサートを観たたくさんのファンの皆さんが「カッコよかったね~」とか「やっぱりSHOW-YA」は最高だ!とか「早くまた観たいな!」とかいう風に話しているのを耳にすると。うれしいばかりではなく、やっぱりみんな本当にカッコいいを聴きたいんだ…ということを実感する。

もうひとつうれしく感じているのは、この1年ずいぶんたくさんの若手バンドを見て来たが、若いガール・バンドたちがガッツあふれるハードなロックでSHOW-WAの魂を引き継いでいてくれることだ。SHOW-YAの子供たちは間違いなく成長している。

お、ちなみに恵子さんとmittanは昨日リハーサル風景をレポートした『CLASSIC ROCK JAM』にもタップリ出演するのでそちらもお見逃しなく!


これがカレンダーの中身。メンバーの誕生日も記載されていて、誕生月には該当するメンバーの写真がフィーチュアされている。
しかし、よ~撮ったな~。楽しかったな~。どの写真も思い出があるわ~。

Sc_img_8321で、11月にフィーチュアされているメンバーはsun-goさん。そう、ナント、sun-goさん、今日が誕生日なのだ!関係ないっちゃないけど、昨日が私の誕生日だったのよ!
sun-goさん、お誕生日おめでとう!

sun-goさんは12月14日『EARTHSHAKER PARK』なるEARTHSHAKERの結成30周年を総決算する一大イベントにmintmintsで出演するのでそちらも楽しみだ。

Sc_img_8325カレンダーをいつも見えるところに置いて、2014年もSHOW-YAとお過ごしくださいね!
SHOW-YAとともにMarshallも!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Website

2013年11月20日 (水)

CLASSIC ROCK JAMを楽しもう!

日本にもロックに関するイベントは数多くあれど、1994年に第1回目が開催され、不定期ながら開催され続けている『CLASSIC ROCK JAM』はまさに日本を代表する名イベントだ。

その一大イベントが『CLASSIC ROCK JAM 2013スペシャル―王道回帰―』題して昨年に引き続き今年も今週末に盛大に開催される。

10今回の『CLASSIC ROCK JAM』は児童虐待防止運動『Child Aid Live』とのコラボレーションとなる。その目的を『Child Aid Live』の公式ウェブサイトから引く。
「近年、子ども虐待の事件は、テレビや新聞で毎週のように報道され、目を覆いたくなるような光景が伝えられています。
このような現状にある子どもを虐待から救い、子育てに悩む親のSOSを社会全体で受け止めることのできる社会へと変容させることを目指し、子どもに関わる関係団体とエンターテイメント業界が協働してChild Aidプロジェクトは企画されました。

Child Aidロゴ そしてエンターテイメントの側面から、自らが企画したライブコンサート「Child Aid」を通じて、児童虐待防止に向けた強いメッセージを社会に発信することにより、地域における子育て支援を充実させ、より多くの方々へ『児童虐待』の実態と理解を深めることを目的にしています。

なお、同イベントは厚生労働省が毎年11月に行っている児童虐待防止推進月間の時期を合わせて行うものです。」
…ということ。この伝統のロック・イベントが当該の運動の大きな援助となることは間違いないだろう。でも、そのためにはロック・ファンの皆様のご協力が必要だ。
この週末は是非赤坂へ足を運んで頂きたい。

20_2私は、といえば昨年に引き続きオフィシャル・フォトグラファーの大役を仰せつかりスッカリ張り切っちゃってる。
…ってんで、昨日リハーサルにお邪魔して様子をのぞいて来た。

何しろこの大イベントにスタッフとして一枚かませていただく僥倖もさることながら、出演者、ローディ、スタッフ…古くから存知上げている方が圧倒的に多く、このホーム感が何ともうれしい。ホント、自分の居場所に帰って来たような…。

30今回のCRJは2日間の開催となる。
第1日目の22日は『アメリカン・ロック・ナイト』、23日は『ブリティッシュ・ロック・ナイト』というプログラムで英米のロックの名曲が人気ミュージシャンたちの至芸によって再現されるワケよ。

すでに両日ともセット・リストを拝見させて頂いたが、これがまたいい。このイベントって、誰もが知ってる超有名耳タコ曲をズラリと並べないところがうれしいんだよね。「♪フランク・ザッパアンダマーザー」もチョット食傷気味でしょう。

Marshall Blogではいつも若い世代に黄金時代のロックを伝承すべきと口やかましく主張しているけど、さすがに「♪ジャッジャッジャ~」ばかりじゃ、若い人たちにも「古いロックのステレオタイプ」とバカにされてしまう。

そういう意味で過去に素晴らしいシーンがあった。アレは決して忘れることができない………いつのことだっけナァ~…って忘れとるやないケ!…でおなじみの二井原さんのこと。
名演が多いCRJのこと、いつかは忘れちゃったけど、あの演奏は忘れられない。
Sladeの「Cum on Feel the Noiz」をプレイしたのだ。
まさか、これが出て来るなんて期待していないことも手伝って、二井原さん、完全にNoddy Holderよりカッコよかった!あの声だからね。あんなの歌える日本人そう多くはあるまい。

そういう楽しみがCRJにはある。

40今回もスゴ腕たちがゾロリと登場するからね。
SHARAさんもタップリ登場するよ。他にも我が原田の喧ちゃんや白田Rudy一秀さんらのおなじみのMarshallプレイヤーが素晴らしいギターを聴かせてくれることになっとる!

50おもしろいのは、今回使用されるMarshallがすべてJVMなのよ!
これはもうおなじみのSHARAさんのラック。JVM410H。

60vキャビは愛用のMF280B。もはや不動のゴールデン・コンビネーション。

70これは喧ちゃんのJVM410H。喧ちゃんもいつもMFキャビなんだけど今回は1960Bを弾く。

90vそして、これはRudyさんのJVM。Joe Satriani Signatureだ。

80vギッチョのSHARAさん。
みんな付き合いの長い仲間たちだけにリハーサルも和気あいあい、かつ順調に進む。ナニを演るかは当日のお・た・の・し・み、お楽しみ~!

100オールド・ファンが昔なつかしの曲を楽しむもよし、若いファンが知らない名曲とめぐり合うもよし、義ター・キッズが最高のプレイヤーの演奏にヨダレをたらすもよし、楽しみ方色々、見どころ満載のゴージャスなイベントをどうかお見逃しなく!

<アメリカン・ロック・ナイト>     2013年11月22日(金) 18:30開場  19:00開演
<ブリティッシュ・ロック・ナイト>  2013年11月23日(土) 16:30開場  17:00開演

ともに会場は赤坂BLITZ。

110vCLASSIC ROCk JAMの詳しい情報はコチラ⇒Child Aid Liveオフィシャル・ウェブサイト

120(一部敬称略 2013年11月19日 都内某スタジオにて撮影)

※Marshall Blog明日の更新は午後6時頃となります。

2013年11月19日 (火)

Jeff BeckとDSL

昨日のBEPPに引き続いてJeff Beckの話題をば…。

Pete TownshendやBig Jim Sullivan、Ritchie BlackmoreのようにJTM45の開発に携わったとか、Eric ClaptonみたいにHanewellのJimの店によく遊びに来ていたとかいうMarshall黎明期のエピソードにJ登場こそしないが、Jeff Beckは長年Marshallアンプを愛用し、その発展に寄与してきたギタリストであることは間違いない。

かたくなにMarshallだけを使用して来たワケでもないし、現在も他社のアンプと行ったり来たりしていることもMarshall Blog読者の皆さんならご存知だと思う。
でも、Marshallのギタリストと呼ぶことに反対する人はいまい。

下は2009年来日時の時のJeffのMarshall。さいたまスーパーアリーナでEric Claptonと共演した時のステージだ。

Jb_jb2_2この時は「あるモデル」を持参し、ツアーの前半ではそれを使っていたが、途中で気が変わり、急遽1987Xに変更となった。
何の変哲もない普通の売り物と同じ1987Xだ。

それ以前にはJCM2000 DSL50を使用していた。
Jeffのギターテクを務めるSteveとは以前からの知り合いで、来日するたびに色んな話しを聴かせてもらうのだが、彼の一番重要な仕事はJeffの頭の中にあるギター・サウンドをいかに正確に実現させるか…ということ。
Jeffが「あーでもない」、「こーでもない」と言葉で表現する理想のギター・サウンドが実現できるような機材を当てはめ、音づくりを実践するのだ。

世界のトップ・ギタリストから全幅の信頼を置かれ、サウンド・メイキングを任されるなどといえば聞こえはいいが、なかなか大変なことらしい。

Jb_jb1_2いずれにしても、JCM2000、VintageModern、1987Xとほぼ毎回Jeffのステージに配置されるギター・アンプがMarshallであることは実に喜ばしく、いかにJeffの頭の中にあるギター・サウンドがMarshallに根ざしているかということがうかがい知れる。

そして、今年のアメリカ公演。またDSLを使っている。
しかし、もうJCM2000は製造していない。そう、昨年発表されたDSL100Hを弾いているのだ。
動画の中のDSLの上に置かれているのは2061X。
アメリカのMarshallのNick(『50 Years of Loud Live』に出演している元Grim Reaperのギタリスト)によれば、Jeffは2061Xが大好きらしい。
また、Nickからの情報によれば、Jeff Hannemanの後任でSlayerに加入したGary HoltもDSL100Hを使っているそうだ。

恐るべしDSL100H!

さて、DSL100Hを弾くこのJeffの動画をご覧になって気がついた?結構大きな変革が起こってる…。
そう、Jeff Beckは基本的に50ワッターだったのに、ここへ来て100Wヘッドを導入したということ。それとも。あんまりワッテージは関係なかったのかな?

2013年11月18日 (月)

BEPP~結成15周年コンサート

Jeff BeckとLed Zeppelinの音楽をそのまんま肩張らずに再現するバンド、BEPP。
結成15周年のコンサートがBlues Alley Japanで開催された。
ハイレベルな演奏を楽しもうとするお客さんでBEPPのコンサートはいつも大盛況だ。

10大槻啓之

20vMISUMI

30v友成好宏

40v山内薫

50v河村カースケ

60vオープニングは「Going Down」~「Morning Dew」とBBAで固めて来た。

70いつの頃からかは知らないけど、「コピー・バンド」という言葉を使わなくなったね。きっと「コピー」という言葉がネガティブな印象を与えるからだろう。
そこで、「トリビュート・バンド」なんて呼び方が定着したようだが、かえってインチキくさい。「コピー・バンド」は「コピー・バンド」でもいいんじゃないかと思う。
ただし!そのコピーの仕方は厳密であるべきで、完璧に複写されていなければならないことは言うまでもない。
日本にいくつJeff Beckの音楽を演奏しているギタリストやバンドがいるのかは知らないが、やはりBEPPの演奏はその最高峰に位置することはまず疑いの余地がないであろう。
これぞ究極のコピーといえよう。

80v「なんか自然と似ちゃうんだよね~」というのは大槻さんの名言。大槻さんのスゴイところは、自然に似てしまうせいか、演奏法にしても機材にしてもガツガツしたところがまったくないところがカッコいい。ホントその名言通り、「あれ?またJeff Beckになってる?」みたいな。
でも絶対に外せないポイントもあって、そのひとつはMarshallだ。
120v第2期jeff Beck Groupのレパートリーから「Ice Cream Cakes」。これ聴くとそうる透さんを思い出しちゃうんだよな~。東京おとぼけキャッツのものまねコーナーでよくこのイントロを演奏されていた。
そういえば大槻さんは透さんのご紹介でお近づきにさせて頂いたのです。

90で、第1部は「オレンジ」特集と呼んでもいいような選曲で9曲のうち4曲がアルバム『Jeff Beck Group』から。

110v「Tonight I'l be Stayin' Here with You」「I got to Have a Song」、「I can't Give Back the Love I Feel for you」等が演奏された。

115ここで「Jeff's Boogie」。
以外にも大槻さん、今回初めてチャンとこの曲をコピーしたとか…。さんざん弾き尽くしていたものかと思っていた。

100

最後のチェット・アトキンス奏法(「ギャロッピング」って言うの?昔は「チェット・アトキンス奏法」って呼んでた)も完璧!とにかく安心して見ていられる!

130v第1部の締めくくりは『Rough and Ready』から…

140v「Got the Feeling」。
この第2期Jeff Beck Groupってのはモノすごい人気だね。Jeff Beckの歴史はすべてが重要で人気があるけれど、この時期は特に根強いね。

150vMISUMIさんがMCで「それでは2枚目のアルバムから…あ!…って言っても私たちのアルバムじゃなかったんだ!」と観客爆笑を誘っていたが、イエイエ、なかなかどうして、さすがに15年も演奏し続けているだけにどの曲も完全に自家薬籠中のものとなっていて、借り物という感じがしませんよ。「継続」というものはこうしたところでも力を発揮するものだ。

160休憩をはさんで第2部がスタート。
まずは「Where Were You」から「Stratus」で怒濤のインスト大会!

180「The Pump」…

200vして、「Goodbye Prok Pie Hat」。

210大槻さんの鬼気迫るプレイ!ものスゴイ集中力!
260vそれを完璧にサポートするバック陣も入魂の演奏だ!

220全編を通じて友成さんの華麗なピアノ・ソロも随所でフィーチュアされた。

230カースケさんのいぶし銀のプレイも十分に堪能できた!淡々とリズムを刻み続けるサマが何ともカッコいい!

240インスト・コーナーの最後は「A Day in the Life」。
もう完全に大槻さんがJeffに見えるわい!
280ここでMISUMIさんが登場して「ツェッペリン・コ~ナ~!」。このケロッとした豹変ぶりがまたBEPPの魅力だ。

170ここからはBEPPのメンバー全員がLed Zeppelinのメンバーと化す。

250_2曲は「Custard Pie」。

190v「The Wanton Song」。『Phisycal Graffiti』からの選曲はうれしいな。

270さらに「Black Dog」から~、オッと「Rock my Primsoul」!
310Robert PlantとRod Stewartというイギリスを代表するシンガーの持ち歌をメドレーで楽しみました。

300『Rough and Ready』から「New Ways Train Train」。

290ハードに、そしてソウルフルに本編の幕を閉じたのであった。

320アンコールは「People Get Ready」。

330vあの有名なギターのメロディが大槻さんの手によって、イヤ、もはやJeff Beckの手によって朗々と奏でられたのでありました!(聖子ちゃんの「赤いスイートピー」を聴いてこの曲を思い出すのは私だけでがあるまい)

340BEPPの詳しい情報はコチラ⇒BEPP Official Website

345v「結成30周年目指します!」と宣言!

350(一部敬称略 2013年10月9日 目黒Blues Alley Japanにて撮影)

2013年11月15日 (金)

THE VIRGINMARYS LIVE IN JAPAN

「コレ、Marshallのバンドなんですけど、シゲさんにはどうかな~」…と仲良しのレコード会社の担当者の一言でしばらく聴くのをためらっていた。素直だから、オレ。
で、ナンカの拍子に車の中で聴いてみた。

なんじゃ、コレ?好みも好みじゃないも、ヤケクソにカッコいいじゃん!ってんでそのまま3回聴いた。こんなの珍しいよ。Aちゃん、ありがとう!

バンドの名前はTHE VIRGINMARYS。マンチェスター出身のトリオ・バンドだ。

そのTHE VIRGINMARYSが来日するという。しかも東京で一回だけの公演。喜び勇んでカメラかついで行って来たよ!

10cdショウはドラの音とともにスタート。

15何の飾り気もないステージ。もうこれだけでこのバンドのストレートさがあふれ出ている。

20_2メンバーは;
ボーカル&ギターのAlly Dicaty。

30vベース&バッキング・ボーカルのMatt Rose。

40vドラムはDanny Dolanだ。

50vAllyはドップリとMarshall。

60vオリジナルのJCM800 2203と1960Aを使用。

70Allyの足元のようす。
うれしいことに入ってるじゃないの!VibratremとReflector!!
Vibratremはビブラート、Reflrectorはデジタル・リバーブだ。

80Mattのベース・アンプもMarshall。

80vおなじみVBA400とVBC810。

90vショウはノッケから圧倒的なパワーで、まさに何かの硬い殻から飛びだして来たかのような勢いだ。

100レパートリーはアルバム『King of Flict』全曲と既存の曲に合わせ新曲も披露された。アルバム全曲演っちゃうなんて初来日の時のVan Halenを思い出す。バンドの勢いにアルバムのリリースが追い付かないみたいな…。

110vボーカルにギターにとAllyの個性が前面に出てはいるが、なかなかどうして、3人のパッションがいい具合に釣り合ってバンド内の強力な化学反応を感じる。

120vもくもくとベースラインを刻むMatt。物腰は静かだが、ベース・ラインは情熱的だ。

130「オイオイオイオイ!ドラム壊す気かよ!」ってなぐらい力いっぱいのドラミングで観客の目を惹くDanny。

140vやっぱりいいバンドはこうしてメンバーのキャラクターがしっかりしていることは洋の東西を問わないね。THE VIRGINMARYSもいい例のひとつに挙げられよう。

150vそれにしてもAllyの声!
観ている方の喉が痛くなってきそうだ。しかし、これがロックでは美声なのだ。決して怒鳴ったり、がなったりしているワケではない。だからうるさくない。

180vギターもガッツが入ってるよ~。

160vリハーサルの時、彼のギターを聴いて瞬時にして彼がどんな音楽を聴いてきたがわかった。
そして、このバンドがいいサウンドを出している理由が自動的に理解できた。
結果、CDが楽しめた理由もわかった。
このことは、別の機会に彼の言葉で説明してもらうことにしよう。

170v2203というチョイスもいい。Marshallがわかっている男だ。
またReflectorの使い方がイカしてる!このエフェクター、こんな風に使えばいいのね?なんて今頃納得したりして…。

185弾き手の良さがモノを言っていることはよくわkっているが、やっぱいいな~VBA。

190vMattも「大好き」と言っていたが、このストレートでパワフルなバンドにはもってこいのベース・サウンドだった。4×12"キャビ(VBC412)でのサウンドも聴いてみたかったような気もするな…。

200要所要所で練られたベース・ラインを繰り出してくるところが何とも味わい深い。

210vこのリズム隊はホント、いい仕事をしているね。2人で演奏しているとは思えないような音の厚みだった。

220残念だったのはNATALが間に合わなくて…。彼が叩いたらスゴいだろうな…。Ashのキットがよさそうだ。次回は絶対にDannyに叩いてもらおう。

230vはじめはきれいに分けていた髪の毛も最後にはもう完全に風呂上がり状態。ちょっと独特な雰囲気を持っているDanny。その変化のしようもカッコよかった。

240v今回は東京で一回だけのお披露目だったが、次回は各地を回ってひとりでも多くのロック・ファンに観てもらいたいと熱望する。

250v特に若い人に観てもらいたい。そして、Allyがステージでやることに注目してもらいたい。私がこのバンドを支持する理由のカギはやはりAllyが握っている。

260vTHE VIRGINMARYSは私がいつもMarshall Blogで主張していることを実践してくれていると感じている。
すなわち、先達の偉業を研究し、そのエッセンスと自分達の世代の感性を実にうまくブレンドしていることが見て取れるのだ。

270vやはりロックは若い人のもので、若い人が作るべきだと私は思っている。しかし、若い人たちは「ロックが何たるか」を教えられていない。
古い考えかも知れないが、ロックのカギは「ブルース」にある。今の巷間のロックはあまりにもブルースと遠いところに来てしまって、戻り道を隠されてしまっているかのようだ。

もちろん、THE VIRGINMARYSの音楽からRobert JohnsonやB.B. Kingの香りを嗅ぎ取ることはできないし、期待もしてはいない。しかし、ブルースのフィーリングは持ち合わせていることは感じられる。これでいいのだ。そして、これがいいのだ。

日本からはなかなかこういうバンドが出て来ないな~。
このあたりがBluesbreakersやYardbirdsやFleetwood MacやChicken ScackやSavoy Brownを生み出した国との土壌のちがいなんだろうな。
あ、念のため言っておきますが、THE VIRGINMARYSはブルースのバンドではまったくござらんよ。音楽のルーツの話しをしているのです。

日本は音楽鎖国を1日も早く解いた方がいいよ。
他方ではこのバンドやThe Rival Sons、Big Elf等の骨のあるロックを日本に紹介し続けているHYDRANT MUSICには賞賛の声を送りたい。開国運動応援します!

280vTHE VIRGINMARYSの詳しい情報はコチラ⇒HYDRANT MUSIC Official Website

300開演前にCDにサインしてもらっちった!

310コンサートの翌日、3人はMarshall Blogのインタビューに応じてくれた。とっても感じのいい子たちなのよ~。アタシャ、すっかりファンになってしまったぞ!

320(一部敬称略 2013年10月3日 shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2013年11月14日 (木)

フィル・ウェルズ・インタビュー~その5

改造について

P:改造や変更に関しては、よくメールなどで問い合わせが届きます。高音や低音のレスポンスを変えるとか。それは出来ないとアドバイスするのですが…。

Pw_img_7776_2特に新しいアンプが出ると、変な質問がよく届きます。新しいAFTのおかげで、EL34や6550等、自分の好きな真空管に入れ替えることが出来るようになりました。ボタンを押すとバイアスが調整されるワケです。
すると、「1959でもこれは出来るんですか?」と訊いてくるわけです。AFTをこの回路から取り外して、JTM45や1959や2203に入れれば、もうバイアス調整をしなくてもいいんじゃないかと思うらしいのです。
S:(笑)私も大分年を取りました。ギターを弾き始めた35年ぐらい前はそういった真空管の違いなど世の中ではそう問題にしていなかったように記憶しています。今すごく強く思うことは、良い音を出したいなら、真空管の違いを気にする前にもっとギターの練習すればよい…ということ。
P:まったく同感ですね。
S:でも、現在は技術的情報があふれていますよね?そういった環境はあなた方のお仕事の妨げになるものですか?
P:問題の一部は、「興味」ということだと思います。みんな1959をはじめとした好みのアンプを手に入れます。そしてインターネットで検索して、フォーラムか何かで「私はバイアス調整をして42mAから45mAに変えました。すると音がより温かみを増すようになりました」というような書き込みを読むわけです。
「これのパワー管をKT66に変えられませんか」とか。「もしEL34を外してEL84を入れたら、100Wが40Wのアンプになりますか?」とか訊かれることもあります。「どうやるんですか?」とね。
S:(笑)イギリスでもそうなんですか?

インターネットの落とし穴

P:はい。そういうこと事は出来ないんだというと、ビックリされるんです。インターネットを読んだだけで何でもできると思われてしまうんですね。
そこは現代のサービスに関する問題のひとつですね。インターネットで見聞きしたものが事実だと思われる傾向にある。本当のことももちろんたくさん書かれてはいますよ。

Pw_img_7788S:情報の選択が重要ですよね。
P:30~35年前なら…あなたがギターをプレイし始めた頃は、真空管アンプがあればパワー管をここにチェックしに来て終わりでした。
今は何と言うか、超高級スポーツカーみたいになっています。昔の車なら、買って乗ったらおしまいでした。手入れをせずに怠けていた故障は簡単に直せますが、最近はそれは簡単にいかないんです。
かなりちゃんと手を入れなければなりません。これまでよりもいろいろなことが製造の段階で関わってきていますから。
ですから、少なくとも現代のアンプはちゃんと今のモデルにマッチする真空管を使うべきです。
古い真空管をJVM に入れたりしたらアンプを損傷してしまうかもしれません。だから使う前にバイアス調整が必要なんです。
そこが以前と変わった所で、インターネットでは「マーシャルにはどんな真空管も搭載出来る。自動バイアスになったから」とか言われるんですよ。そこまで凄いアンプではありません。
まあ、サイズ的に搭載はできますが、バイアスが自動で変更出来る製品はごくわずかです。今後は増えるかもしれません。
しかし、それでも完璧にそういった機能が証明されたわけではありません。そこで、少なくともマッチしている真空管を買うことをお勧めします。
でも、長年かけて集めた4つの真空管があって、「初期のEL34なら良いでしょ?」と言う人は必ずいます。でも、上手く行かないと思います。
S:きっとお金持ちのお客さんなんですね?!
P:はい。私は固定観念をよしとしませんが、こういうことをしたがる人は大抵真空管にお金をつぎ込めるような余裕のある人です。でも、彼らはネットで情報を仕入れてきます。
S:RCAとかテレフンケンとか?
P:そうです。GECとか。「こっちの方が音が良い」と。最近のアンプは昔と比べてかなり構造が複雑になりました。 JTM45は30個ぐらいのパーツから出来ていましたが、JVM 410には500ものパーツが使われています。先ほども話しましたが、4台のアンプが中に入っているわけですからね。真空管以外にも重要な要素がいろいろ詰まって複雑なんです。

アーティストの機材

S:あなたが担当された特定のアーティストはいらっしゃいますか?
P:いえ。そういう形で働いてはいません。今でも工場にやってくるバンドはあります。例えばアイアン・メイデン。彼らはメンバーがそれぞれ異なったマーシャルのモデルを使っています。マーシャル用のテクニシャンがいて、その人が担当します。ステージの袖には、400Wのパワー・アンプを入れたフラ

Pw_img_7797イト・ケースがおいてあて、JMP-1とJFX-1が4台ずつ設置され、すべてプラグ・インされています。これらは予備の機材なので、ショウの途中で誰かの機材が壊れたら、即座につなぎ変えられます。そういうセッティングは私達で行ないます。
バンド関連でよくありがちなのは、2年ぐらい間そのバンドの姿を見なくなってツアーに出ること事が決まったとする。すると機材のすべてが工場にやってきます。ここで全部をチェックしたりします。
AC/DCが前回のツアーに出た時、彼らは新しく14台のキャビネットを購入しました。別にすべてを同時に鳴らす訳ではありません。いくつかは使い、いくつかは保管しておきます。彼らには専属のテクニシャンがいましたが、ツアーに出るとなると点検の為に多くが送り返されてきました。
長年見ている中で確実に変わってきた点があるのですが、最近は、スタジオやリハーサル・ルームからアンプが持ち込まれることが多いです。定期的に点検を行なっている所も数件あります。ある男性も定期的にやってくるのですが、レコーディングやリハーサル・ルームに35台のマーシャルを所有していて、それらを交代でチェックしたい。そこで、2~3ヵ月に1度、数台ずつ持って来て、点検を依頼します。それで数日後にまた引き取りに来るのなどということをしています。
S:緊急事態なんてことも?
P:バンドの機材の場合は緊急事態の事が多いです。地元のバンドだったり…国際的には知られていませんが、ここイギリスやヨーロッパでは名前のあるバンドなどが、ツアーに出る前にアンプの調子が悪くなった時に出来るだけマーシャルに近い場所を介して、よくやってきます。こういう事は結構多いです。バンドがアンプを山ほど積み込んだバンやツアー・バスでやってきます。そしてそのアンプをチェックして問題を解決します。よくありますよ。

Marshallを育てたのは誰?

S:マーシャルが1962年に“JTM45”を発表したのはセンセーショナルでした。それからマーシャルは世界的に有名な会社になりましたが、その成功に繋がった人物は誰だと思いますか? ジミ・ヘン

Pw_img_7802ドリックス? エリック・クラプトン? ジェフ・ベックやジミー・ペイジなど、いろいろいますが…。
P:そうやってワクを限定するよりも物事を大きく見た方がいいと思います。ジムが私に聞かせてくれたところでは、店の奥でジムはヘンドリックスやクラプトンなど、お店にやって来た人とお茶を飲みながら、彼らが探し求めている音を出せずに苦心しているという話を聞いていました。
そこで、そうした話をもとにしてジムが「彼らが求めている音を出すアンプを作らなくては」と奮い立ち、あのモデルが出来たことはあなたならよくご存じでしょう?
S:もちろんですとも!
P:ヘンドリックスも使っている、クラプトンも使っている、ザ・フーも使っている。バンドというバンドがみんな使っていて、その機材から彼らの欲かった音が出ていた。
他のバンドも彼らと同じような音を欲しがりました。みんな古いアンプではそういう音が出せないということに気づいた時、マーシャルを使うバンドが増え始めたワケです。
S:もう社会的な現象だったワケですね?
P:そうとも言えるでしょう。
もうひとつは、信頼性が高い事でした。ライブハウスに行くとクラプトンがその何かの箱を使ってギターを弾いているのが見えます。あなたはその音がとても気に入ったとします。でもあなたはホワイトスネイクのようなバンドを始める。そしてショップにやってきて、「素晴らしいアンプです。でも、低音は十分出てるんでしょうか?」と尋ねる。
最初の2~3年はそうした要求に合わせて製品をカスタマイズしていたようなものでした。先程も触れましたが…。そういったことも効果的だったと言えましょう。
S:お客さんの要望に細かく応えるということですね?
P:そういうことです。
しかし、一番大きかったのは結局は「口コミ」でしょう。
あなたがバンドでプレイしていたら、「いいなあ、どうやってそんな音をギターから出してるんだ?」

Pw_img_7793「マーシャルだよ」「マーシャルって何? 聞いた事ないよ」。
そうすると「ハンウェルで買ったんだ、あそこはスゴイよ。自分の好きなようにカスタマイズしてくれる」とバンドの間で広めてくれる。
そこでショップに行き、1台購入する。
多分成功のポイントは、ジムが顧客に欲しい物を欲しいタイミングで提供していたという事もありました。
始まった時は商業的な成功などは全く考えておらず、ちょっとした小遣い稼ぎになればいいな、という程度のものでした。それに、ジムはお金よりも友情をとるタイプの人でした。
だから、アンプを買いに来るからミュージシャン達と仲良くしていたのではなく、友達だから仲良くしていたのです。
1960年代、ロンドン市内には大きな音楽シーンがありました。ですから、お金を作ろうとして「こうした方がいいな」と思う事ができる下地があったのも良かったんです。
結果、ローズ・モーリスと契約したのは良い事でした。
S:一般的にはローズ・モーリスとの契約はジムの最大の失敗と認識されていますよね?
P:はい。しかし、ローズ・モーリスの力が会社に発展をもたらしました。彼らの方が規模が大きかったからです。
S:ああ、そういう見かたも出来るんですね?
P:ご存知の通り、最初は本当にショップの裏にあるガレージで製品を組み立てていました。
そこから現在のミルトン・キーンズに移りました。アンプを作るスペースが十分になかったし、顧客からの要求に応えられなくなってきたからです。
だからジムはローズ・モーリスと契約し、ここに大きな工場を購入し、ブレッチリーに移り住みました。当時はロンドンから移り住むと報奨金が出たんです。
S:え~?! 「出て行け奨励金(Kicked Out Reward)ですか?」
P:ハハハ!そこからイモヅル式にマーシャルは成長していきました。

つづく

(一部敬称略 2012年9月 英Marshall社にて撮影・収録 ※協力:ヤングギター編集部、平井毅さん&蔵重友紀さん)

2013年11月13日 (水)

Women's power Rockmaykan special <exist trace & FullMoon編>

昨日お届けした『鹿鳴館伝説III』の「Women's power Rockmaykan special」のDESTROSEの出番に先駆けてステージに上がったのがこのバンド。

10_4FullMoonだ!
「フル・ムーン」なんていうから「Half Moon」に引っかけたJanis Joplinのトリビュート・バンドかなんかかと思ったらゼンゼン違う。コリャどう見てもジャニスじゃない。
そう、アキバ系美少女バンドなのだ!

20_4青い月、ねねはボーカル。

30v_2ピンクの月はギターの、えれん

40v_2山吹の月は、みつの。キーボード。

50v_2ベースのさかえは緑の月。

60v_2赤い月は、えどがわるる
100_4どうでもいいことなんだけど思い出した。
ウチの子が小さい時、セーラームーンを見て、あの歌(アレはHank Mobleyの「Recard Bossa Nova(またの名を「The Gift」)」を想起させるなかなかにイイ曲だ)の最後の「♪ミラクル・ロマンス」というところを「ミラクルのマウス」と歌っていたっけな~。どうもそう聞こていたらしい。あの頃は可愛かったな~。
ついでに、幼稚園で習って教わってきた「カゴメ、カゴメ」の「♪いついつでやる」のところを「いついつJR」と歌っていた。子供ってスゴイ。

モノスゴイ盛り上がりよう。ま、そんな予感はしていたんだけど。

80_4ステージのメンバーの動きにあわせて客席が動き、踊るサマは圧巻だ!
145それがですね、このような出で立ちをしているが、音は芯のあるハード&メタル・サウンド。
180_4とりわけドラムのるるチャンが叩きだすへヴィでパワフルなビートが小気味よい。

70vもちろん他のメンバーもしっかりしたド迫力の演奏で観る者を圧倒する。

120v_2昨日も書いたのでもうしつこくは触れないが、甲高い声を出して「愛だ、恋だ」と騒いでるそこらへんの男子バンドより全然迫力があるってもんだ。

130_4ご覧の通り女性のファンもこんなにノッちゃってら!

140こうした、骨のあるバンドに不可欠なのはMarshallのギター・サウンドだね。
90_3また、このボーカルのねねちゃんがすこぶる芸達者で、声をいくつも使い分けたりする。加えてステージ運びが実にスムースで次から次へと色んなことを押し込んで観ている方も楽しいことこの上ない。

150v_3それとね、ビックリしちゃったのはお客さんのフォーメーション?客席がモーゼの十戒みたいに真っ二つに割れてみたり、飛んでみたり…「音楽はウップン晴らしではない」といつもは暴れる客席のことをよく書かないMarshall Blogだが、今回は見ていてああいうコトができる人達が少しうらやましかったりして…。というノリよう。

160_311月30日にはFullMooN主催で「汚ピンク直前!!今日という日の無料ライブに乾杯!!」という無料イベントが開催される。
◆日程 2013年11月30日(土)
◆会場 渋谷CLUB CRAWL
◆開場/開演 18:00/18:30
また、12月6日にもFullMooN主催イベントがよていされている。

是非この機会にFullMoonを体験されるとよかろう。

190_4Fullmoonの詳しい情報はコチラ⇒FullMoon official website

200_3実際のイベントではFullMoonに続いてDESTROSEが出演した。

そして、トリで登場したのが…

10_3EXIST TRACE。
ちとムズカシイ名前…「存在の軌跡」ってとこか?Marshall Blog初登場。

20_3ボーカルのジョウ
90vギター&ボーカルのmiko
40vギターの乙魅

50vベースは猶人

60vドラムはMally。

70_3このバンドのウリは何と言っても…

80_3ジョウとmikoのツイン・ボーカルだろう。

100_3ワン・ステージのうちで1曲だけボーカルではないメンバーが歌うというのはよくあること。
しかし、ガッツリ、いやガップリ四つに組んで2人のシンガーが歌い分けているバンドというのはなかなかないものだ。

165しかも、ふたりの声が実にマッチしていてアレンジも完璧だ。

exist traceのステージにはシアトリカルな要素はないが、このツイン・ボーカルの利点を使い。シアトリカルにステージを展開したのは何と言っても1970年代初頭のFrank Zappaだ。
Mark VolmanとHoward KaylanからなるFlo & Eddieという芸達者をフロントに迎え、「Billy the Mountain」の名演や『Fillmore East, June 1971』の名盤を生み出した。
トリプル・ボーカルのThree Dog Nightは有名だろう。

110mikoちゃんのバックラインはMarshall。JVM410Hだ。
何でも彼女のギター・ヒーローに倣ってJVMを選んだとか…だ~れだ?

120Mallyちゃんのドラムがこれまたカッコいい!
彼女とはある雑誌の撮影で一度ご一緒させていただいたことがあった。その時は演奏を見たことがない時分だったのだが、今回初めて見て感動!カッコいいわ。

130_3そして、そのドラムと完璧なコンビネーションでバンドをドライブさせる猶人。

140v_2主にギター・ソロは乙魅が担当している。

150v_2そうそう、ボーカルの2人のルックスの対比もおもしろい。
いかにもロック・シンガー然としたジョウ。

160vかたやギターなんか弾きそうにない感じのmikoちゃんがバリバリとギタをかき鳴らしてパワフルに歌ってしまう。

170vこれまたいつもいていることだが、いいバンドというものはメンバーひとりひとりの役割がハッキリしていて、個性的であるのが常だ。

180_3適度にハードで適度にポップで…exist traceサウンドも確立している。

190_3先日もD_DriveとCrying Machineのダブル・ヘッドライナー・ツアーにゲスト参加したexist traceも抜群の仕上がりだった。近々レポートするのでお楽しみに!

200vアッという間に全曲演奏しきってしまった。
もちろん会場もおお盛り上がりだ!
来年1月には東名阪のワンマン・ツアーも決定している。

210_3昨日に引き続いて少しだけ書かせてもらえば、個性豊かなラインナップが揃っているのもガール・バンドの特徴とはいえまいか?
それもあの手、この手と苦しみながらナニかを生み出そうとしているのではなく、自然発生的にバラエティ豊かなものになっているような気がするのである。
215_3Marshallの社長の奥さんEllieが、パーティに集まったガール・ミュージシャンに会って驚きながらうれしそうにこう言った。「日本はスゴイわ!こんなにちゃんと楽器を弾けるガールがいるんだもの!イギリスには女の子の歌手はたくさんいるけど、楽器を弾けるガールはいないのよ。これが日本のガール・パワーね!」
女性ミュージシャンだけが集まって「マーシャル祭り」が開かれる日のももう間近か?!しかも2days?!

220vexist traceの詳しい情報はコチラ⇒exist trace official website

230(一部敬称略 2013年10月13日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2013年11月12日 (火)

Women's power Rockmaykan special <DESTROSE編>

目黒の老舗ライブハウス、鹿鳴館がシリーズで企画しているスペシャル・イベント『鹿鳴館伝説III』 。
私が高校の頃、「鹿鳴館」はもう無くなっていて、「鹿鳴館の伝説」といえばサンハウスだった。昔は今みたいにバンドが日本全国をグルグルとツアーしてまわるなんてことはなく、そういう活動ができるのはレコードをリリースしている人気バンドだけだった。ネット配信はおろか、「インディーズ」なんて言葉もなかったころの話しだよ。だから地方のバンドを東京で観ることなんて極マレで、ライブハウスのスケジュール表や看板には必ず、「○○バンド from 戸隠」なんて出身地が明記されるのが普通だった。
ある時、いくつか年上の先輩がこう言った。「サンハウスが東京に来た時、鹿鳴館と○×△(どこかは忘れた)で演奏して帰って行ったんだよ。スゲエかっこよかった!」って。それがうらやましくて…。
私にとっての「鹿鳴館伝説」はまさにそれなのだ。
その鹿鳴館も復活して久しく、盛んにロック環境を演出していることはうれしい限りだ。

今日レポートする『鹿鳴館伝説』は「Women's power Rockmaykan special」と題するガール・バンド特集。
『Woman's Power』も女性のバンドがまだまだマイノリティだった時代から良質のガール・バンドを輩出し続けて来た伝統あるイベントだ。
今日の登場バンドはDESTROSE。

10DESTROSEは今年春のSHOW-YAの『NAONのYAON』にも出演し、Marshall Blogにも登場してもらった。

20実は、明日2013年11月13日にニュー・シングル『霖Rin/MAZE』となる。それに合わせて、その翌日14日には渋谷O-WESTでワンマン・コンサートが開かれる。
ノリにノッているのだ、DESTROSE。

30cdボーカルのMarina。

Rm_img_5955ギターはMina隊長と…

50成美

60ベースはmiho

70_2ドラムがHaruna。

Rm_img_6249この日はオープニングアクトも含めて4バンドが出演した。DESTROSEは3番目の登場。
すさまじいまでの熱気が伝わるだろうか?!

90_2ガール・バンドが登場する度に書いているのは重々承知しているが、それにしても女性陣の活躍ぶりたるや隔世の感がある。
255女性のバンドといえば、ヤンチャなことをしない分、比較的リズムがしっかりしていて、そこに歌のウマイ女の子が入ってバンドらしきものをやっていた…というのが30年前ぐらいの様相だろう。

110vそのレベルは「女の子だから…」という枕詞がついて、彼女たちが楽しく演奏しているのをほほえましく傍観しいるのが関の山だった。
130_2バンドとしての演奏は何とかこなせたにしても、リード・ギターという最後の難関が待ち受けていて、それを克服するのに随分と時間がかかったが、今ではとうとうバリバリとソロを弾きまくるガール・ギタリストもそう珍しくなくなって来た。
120vだから「女の子だから…」という枕詞も今では使い方が異なるようになり、「女の子のバンドだから男らしい」みたいな妙な逆転現象が起きてしまっていることはかえってほほえましいことではなかとうか。
しっかりしろ、男!

140v私も職業柄、ずいぶんとたくさんのガール・バンドを目にするが、不思議なことに女性陣の方がガッツのあるハードなロックを好む傾向があるように見受けられる。
たとえ、ヒラヒラの御姫様のようなメルヘンチックな格好をしているグループでも音はしっかりハード…なのは当たり前で、「女心を切々と」などということとは無縁なところがまたたのもしくもうれしいではないか。

Rm_img_6243今は演奏者の性別でカテゴライズされている「ガール・ロック」が、これをこのまま推し進めて行くと、「女性がクリエイトするロック」という風に定義が変わって行くような気すらしている。

160_2そして、DESTROSEはその先鞭を切っているのだと思う。ステージを観ているとそんな気がするのだ。

Rm_img_5780そして、やはりこうしたガッツィなロックのギター・サウンドとくればMarshallを背負う以外に選択肢はあるまい。

180_2もちろんMina隊長も成美ちゃんもMarshallだ。

190_2Marshallがなくては作ることのできなかったハード・ロックの魂が、こうして地球の裏側で美しい女性ギタリスト達にも受け継がれているなんてことは50年前のJim Marshallには想像できなかったろうな~。

210_270年代のMarshallの広告にはイメージ・キャラクターによく女性が使われていたが、そう、Marshallと女性は相性がいいのよん。

220_2

それにしてもハードでタフなパフォーマンス!

215_2超満員の会場でステージはほぼ酸欠状態!

230v新曲も披露されて盛り上がりがピークに達する!

240_2歌にアクションにと大暴れのMarinaちゃん。
100_2ゴリンゴリンと容赦のない重低音でバンドを引っ張ったmihoちゃん。

250_2やっぱりいいバンドというものは、こうしてメンバーひとりひとりが個性的で生き生きとしているものだ。

260ワンマン・コンサートは明後日。渋谷O-WESTだ。どうかお見逃しなきよう!

270さて、明日発売のシングル『霖Rin/MAZE』はハードでメロディアスなDESTROSEの魅力がふんだんに盛り込まれた力作だ。

30cdこれはそのレコーディング風景。

290実は、このレコーディングはMarshall Blogが避けて通れないポイントがある。それはHarunaちゃんのドラム。

300NATALが採用されたのだ。

310Traditional Customというキット。22"Bass、12"Tom、14"&16"Floor、14"x5.5"Snareという構成。材質はメイプル。写真のキットのカラーはグロス・ブラック。
ナンカいいんですよ。イギリスっぽくて!

320NATALは1965年創業のイギリスのパーカッション・ブランド。現在ではMarshall社の参加でドラム・キットを中心にビジネスを展開している。

NATAL Drumsの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums(英語版ウェブサイト)

330kHarunaちゃんとの相性もいいのだろう、素晴らしいサウンド。エンジニアの方からも大絶賛を頂戴した。

340v真剣な成美ちゃんに…

350vmihoちゃん。

360vMarinaちゃんは別ブースで歌入れ。感情を思いっきり注入した熱唱!

Dr_img_0723抜群に音抜けする粒立ちのよいドラム・サウンドに…Harunaちゃん、ニンマリ。
Mina隊長とは時間が合わなくてこの日は行き会えず。残念!

380vDESTROSEの詳しい情報はコチラ⇒DESTROSE official website

400(一部敬称略 2013年10月13日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2013年11月11日 (月)

八王子.....白崎映美との一夜

久しぶりにやってまいりました。ここは八王子。いつも楽しいLive Bar X.Y.Z.→A。
オ!店内にはmintmintsのポスター。うれしいね~。この写真を撮らせていただいた時も楽しかったナ。

10さて、今日のレポートは上々颱風の白崎映美のステージ。
私は勉強不足にして上々颱風を通過していないのだが、バックのメンバーに惹かれてお邪魔したのが正直なところ…。

20ファンキー末吉

30v仮谷克之

40vホッピー神山

50v田川ヒロアキ

60vところが…だ。
完膚なきまでにヤラれてしまったのである。

65白崎映見に!

70v昨日ちょっと数えてみたんだけど、今年は取材や写真撮影でこれまで2.8日に1回の頻度でホールやライブハウスに足を運んで生の演奏に立ち会ってきた。
90どれもみな力演ぞろいで素晴らしい演奏だったことはここに記すまでもないのだが、今回の映美さんのステージは2013年のベスト・パフォーマンスの上位に軽く喰い込むあまりにも素晴らしいものだった。

80v皆さんがご覧頂いているのはMarshallのブログ。しかも、イギリスのMarshall直営のオフィシャル・ブログで、Marshallを前面に押し出すのが基本的な使命なワケだが、今日はちょっと違う。
ハイ、ギターは田川ヒロアキ。アンプはJVM215C…音よかった…以上…みたいな。

100vなんとならば、ナンと言っても圧倒的に映美さんが魅力的だったからなのだ。

110vこの衣装。カラフルなエルメート・パスコアールのよう。

120_2着付をするだけでも結構な時間を要するという。

130くつもカッコいい!

140とにもかくにも映美さんの一挙手一投足がどうにも魅力的で写真を撮るのに夢中になっていると耳がおろそかになってしまう。

150vオープニングから数曲はドンドコドンドコと「和」のビートとテイストを大胆に取り入れた曲を披露…というより民謡だな。

155「皆様の人生にファンファーを」
190v「あったりまえだ節」

160「夢の果てには」

170vとうほぐは、寒くて暗い。暗い、暗い…♪くら~いベイベ~~!
185vってコレ、ジャニスでおなじみの「Cry Baby」!(オリジナルのレコーディングは1963年のGarnet Mimms and the Enchanters)

180映美さんは山形は酒田のご出身だそう。それでこんな曲を。

200ちなみにステージのご本人はまったく暗くありません。楽しい一方。

210MCがまたケッサクだ。

220vこれはどんな衣装を着ているかを説明するためにヒロアキ君に触らせているところ。

230楽しそうでしょ?

240George Dukeでおなじみのフィンガー・シンバルをつけて歌う映美さん。

260顔の表情が豊かで至極演劇的だ。特に目の動きにこちらの目が行ってしまう。

270v

280v

290これだけの人選。もちろんバックのパフォーマンスも最高だ。
音楽王、ホッピーさん。

315ホッピーさんとは伊藤広規&青山純の奇盤『A*I』のお仕事でごいっしょして以来。
250誠に勝手ながら私的にホッピーさんを「音楽の師匠」と仰いでいる。師匠、Tシャツありがとうございます。
もう大分前のことになるが、鬼怒無月さんらとMike Keneallyとの演奏を撮影できていればよかった…。もっともあの頃はカメラすら持っていなかったが…後悔している。

330v第2部の冒頭にはホッピーさんのソロ・コーナーが設けられた。
ホッピーさんのソロ・ピアノいいんだよな~。

340v当然のごとく大きな拍手が送られたソロ・コーナー。

350着実なプレイでバンド・サウンドを下支えする仮谷さん。

360v仮谷さんのベース・ソロ好きなんだよね。・

370vでも、今回はバックに徹してソロはオアズケ。残念。

380vファンキーさんはいつも通り。

390v得意の本番中ケータイ!

395v今回のショウの前半はナント、8ビートなし!「和」のビートでバンドをグルーブさせた。でもね、お経は8ビートだよ。

400vひとたびロック・ビートになるとそこはもう脱兎のごとくドライブしまくるホレボレするようなドラミングだ。

410vコレ、本番中。
ここで一番ウマそうにジョッキを空にしたのはヒロアキ君。
実はこの当時、新しいCDの制作にかかりきりでビールを飲む時間もなかったとか…。

420これが発売になったそのCD『ようこそ田川Nightへ』。『Ave Maria』とはエライ違いだな。
これはレギュラーで開催している田川ヒロアキのショウ『田川Night』の雰囲気を詰め込んだCDで、なかなか本物を見に来れないような人たちにも田川Nightの楽しさを伝えようとした作品。詳しくはまた別の機会にね。

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒Fretpiano

Rc_img_6298 一番前に座っていたノリのいいお客さんと…ってコレMarshall Blogのバナーでおなじみの下町のヒプノシス、梅村昇史さんじゃないの!

430「もう一度会いたい」

450「マラムレシュの夢」

460「この胸のときめきを」

470vオリジナル・ソングだけでなく、こうして時折出て来るスタンダードがまた楽しい。
300第2部でに思いがけない1曲はツェッペリンの「Rock'n'Roll」!
440ナニを歌っているのかと思ったらこれが「有り金くんろくんろ、ろくんろーる」のお金チョーダイ・ソング!
これは思いつかなかったな~!

480vこの日はサイドマンに徹した田川ヒロアキ。ま、サイドに回った時も最高の仕事をするのがヒロアキ君だ。

490最後にはドバッと超絶ソロをかましてくれた。
310もちろんMarshallから繰り出されるそのサウンドは非の打ちどころのない美しいものだ。

500v「月夜のらくだは泣いているだろうか」~「ココロはいつか」と映美ワールドを炸裂させて本編を終了した。

505vそして、アンコール。

510髪飾りをhずしてステージに立つ映美さんもまたチャーミング。

520もうとにかく最初から最後まで映美さんと映美さんの音楽の魅力に満ち溢れた素晴らしいショウだった。
もう3回観たい!

白崎映美の詳しい情報はコチラ⇒白崎映美facebook

530vやっぱ最後は乾杯!

540(一部敬称略 2013年10月2日 八王子Live Bar X.Y.Z.→Aにて撮影)

2013年11月 8日 (金)

LIVE ROKUGENSHIN~CROSSOVER DAY <後編>

『ROCK DAY』に引き続いて今日も中盤でお楽しみコーナー、出演者のサイン入りパネル・プレゼント~!
MCは音楽評論家の大野祥之。

05vアシスタントは会場に遊びに来ていたRie a.k.a.Suzakuちゃん。

10_2サイン入りパネルと打ち上げ参加の権利がゲットできるクジ引き大会。世界で1枚しかないレア・グッズが当たるとだけあって、クジをひく恭司さんやRieちゃんの手にお客さんの視線が注がれたのでした。

20_3そして『CROSSOVER DAY』もいよいよ後半。
恭司さん、天野さん、小沼さんの3人がステージに立つ。

30_2恭司さんのボーカルで「Little Wing」。今日はじめての歌モノだ。

35vもちろん三人三様のソロもタップリとフィーチュアされた。

40_3前回「Spain」のところで触れたが、この「Little Wing」も時を経つにつれて成長している曲とは言えまいか?
もちろんClaptonの「Rainbow Concert」など昔からカバーの絶えない曲ではあるが、ここへ来ていよいよ名曲の度合いが高まってきているように感じる。
46年前の曲ですよ!
ああ、幼稚園で一生懸命泥団子作ってる頃だわ。あの時分からジミヘン聴いてりゃ今頃な~。

どんなにテクノロジーが進歩してもいまだに誰もJimi Hendrixを超えることはできない…どころか、ますますHendrixの偉業が手の届かないところに上りつめてしまっている。それは今の音楽がブルース等のロックのルーツからドンドン離れて行ってしまっているからではなかろうか。

50張り裂けそうな魂の高まりを表現する恭司さんのギター。これはもうもはや「歌」だ。

60v小沼さんは他のギタリストとは一線を画すフレージングで「小さな翼」を「ようすけ色」に染めた。
そういえば、昔クリニックで小沼さんのバッキングをさせていただいたことがあった。あ~あ、あんなことしなきゃヨカッタな~。小沼さん、あの時はゴメンなさい、ヘタで…。

70v_2ジャズ、フラメンコ…天野さんのギターの懐は深い。そのバーサティリティを活かしたソロは聴きごたえ満点!

80v_3野呂一生もアコギを手に登場する。

90v_2天野さんとのデュエットで「浜辺の歌」。

100_3これも殺人的にいい曲ですな。

110_2ふたりの繊細なプレイがこの美しく深いメロディを際立たせる。

120v_2「六弦心」のおかげで忘れていたたくさんの童謡や唱歌を思い出したが、こうした曲というものは「海」のものが多いのか「山」のものが多いのか…。どっちだと思う?
この天野さんと野呂さんの奏でた曲はもちろん「海」の歌だ…「浜辺」だから。茂さんと恭司さんの「紅葉」は「山」じゃん?

さぁ、どっちだ?

130…と考えている間に安藤正容

140v安藤さんの「六弦心」今日は「海」。今日3曲目の「海」曲。CROSSOVER系の人は海好きが多いのかな?

150v_2Marshallではござらんが、実にいいサウンド。

160安藤さんは私の学校の先輩でもあられるが、昔あるジャズ雑誌で読んだのは、大学時代にあるジャズ・コンテストに出場した際、審査員の方から「キミ、学校辞めても明日からプロで喰っていけるよ」と言われたとか。さすが…。そのスタイルはまるでJim Hallだったとか…。
そんな安藤さんのストレート・アヘッド・ジャズを聴いてみたいのは私だけではあるまい。

170v_2そして野呂さんが再び加わって『CROSSOVER DAY』のクライマックスが訪れる。
それは珠玉の名曲メドレー。

180_2まずは「ASAYAKE」。

190v_2こぶしを挙げて会場と一体化!盛り上がるね~、コレは。

学生の頃、今の家内と神奈川県民ホールへカシオペアを観に行って帰り道にケンカしちゃったんだよな~…なんてことを瞬時に思い出させるから音楽の力ってスゴイ。
音楽って「ニオイ」まで思い出させることができるんですよ。

220さらに拍車をかけたのが「Truth」。

230_2疾駆するレーシング・カーのイメージをダブらせてこのクライマックスを楽しんだお客さんも多かったことだろう。
200v_2『CROSSOVER DAY』本編を飾るにふさわしい興奮のエンディングだった。

240v_2そして全員参加のアンコール。

250アンコールに用意されていたのはSteppen Wolfの「Born to be Wild」。

260恭司さんのリードで次々とソロが回される!

270もうみんなメッチャ楽しそうでしょ?

280_2木村さん、「ワイルドで行こう」なんて演奏するのこれが最初で最後だろうな~。

285v_2小沼さんのソロではバックが4ビートに!トリハダ!

290_2ICCOUさんも丸っきりワイルドに行ってみた!

300v_2日本のメロディとロックのスタンダード…

310_2素晴らしい音楽に満ち溢れた最上のコンサート、そしてマーシャル祭りだった。

320本番2日間、リハーサルと合わせて4日間、弾きっぱなしのバック陣!
石黒彰

330二家本亮介

340vそして山本真央樹
本当にお疲れさまでした!

350_2感動のフィナーレ!

360これも日本のロック界の至宝、山本恭司あってこそ実現したことを忘れてはなるまい。

370_2総立ちの客席に別れを告げる六弦心プレイヤーたち。

380_2この一大ギター・イベントの最後の最後を飾ったのは恭司さんの「蛍の光」。まさに感動の一瞬だった!

390_22日間、スリリングなセッションに挟まれて、日本のメロディの素晴らしさを存分に堪能した。本当に素晴らしい名曲たちだ。比べるのはあまりにも酷なのは百も承知だが、それに引き換え現れては一瞬で消え去っていく昨今のテレビから流れて来る曲のナント滋味に乏しいことよ…。
『LIVE ROKUGENSHIN』はギターの魅力とともに、そんな日本の旋律の楽しみをナマで再認識させてくれた。
ギター好き、音楽好き、そしてMarshall好きにはタマらない、本当に充実した2日間だった。   

400_2ところで、「山の歌」か?「海の歌」か?の結論。数えたワケではない。家内との家族会議の結果だが、私が達した結論は「山」。
理由は、いくら四方を海に囲まれていようとも、日本には美しい四季があるから。海にももちろん四季は訪れるが、その移ろいがハッキリ目に映りにくい。
緑、赤、白と季節が変わるたびに衣装替えをする美しい野や山にこそ多くの日本人はロマンティックな感情を抱き、思いを歌に注いで来たのではなかろうか?

日本は本当に美しい国なのだ。

60_2<ROCK DAY>やリハーサルの様子もお見逃しなく!
LIVE ROKUGENSHIN~ROCK DAY <前編>
LIVE ROKUGENSHIN~ROCK DAY <中編>
LIVE ROKUGENSHIN~ROCK DAY <後編>
Let's Go to キネマ!~Live Rokugenshinリハーサル・レポート<CROSSOVER編>

Let's Go to キネマ!~『LIVE ROKUGENSHIN』リハーサル・レポート<ROCK編>

(一部敬称略 2013年9月22日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2013年11月 7日 (木)

LIVE ROKUGENSHIN~CROSSOVER DAY <前編>

すさまじいまでのギターの洪水、『ROCK DAY』に続いての『LIVE ROKUGENSHIN』はクロスオーバー系(この言葉を使っているところが何ともうれしい!)のスター・ギタリストが結集した。

『ROCK DAY』同様、ロビーに飾られた出演者たちの愛器。

10『CROSSOVER DAY』のオープニングも山本恭司の「君が代」。

20_2恭司さんは両日ともJVM410Hのパワー・アンプと1960Aを使用。
Marshall伝統のパワーステージと1960Aが織りなすギター・サウンドは天空に上る白竜のように美しい(見たことないけど…)。

30「君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて 苔のむすまで…」。この2日間のイベントは音楽に対してまさにこの歌詞がピッタリだ。「君が代」を「Crossover」に替えても、「Rock」に替えても、「Guitar」に替えてもよい。要するに「Long live music」なのだ。

40_2続いてオリジナル曲の「Generation」。

50v_2今日もMCは音楽評論家の大野祥之。

60_2大野さんもMC、インタビューとリハーサルも含めて大忙しの4日間だ。

70今日最初の「六弦心」ギタリストは鈴木茂
茂さん、ナントMarshall。JVMの50W、1×12”コンボ、JVM215Cをプレイ。
グッド・サウンド!ま、結局は「茂さんサウンド」なんだけどね~。

80v_2恭司さんとデュエットの「紅葉」。
100_2これまたホンワカ、茂さんらしい秋のメロディにうっとり。
100vオハコのボトルネックが何とも味わい深いのよ!あぁ、「砂の女」も聴きたいな~。

90コリャ、恭司さんとのコンビネーションもバッチリだわ!

110vフラメンコ・ギタリストのICCOU登場。

120vICCOUさん、まさかのストラトキャスターでみんなからヤンヤヤンヤ。
150vもうステージに正面を向けてセットするスペースがなかったのでICCOUさんのアンプは上手の一番端におかれた。VintageModern2466と425Aのセット。

130v茂さん、恭司さん、ICCOUさんというものスゴイ取り合わせで演奏されたのは、Billy Cobhamの「Stratus」。
それにしてもこの曲は有名になったもんだ。チョット前までは誰も演ってなかったハズなのに…恐ろしやジェフ、ベック先生(ダディ竹千代風に)。

140変わった組み合わせだけあって、やはりおもしろい結果が出たといえよう。

170音数は決して多くないが、深みのある渋いプレイの茂さん。
180我が意を得たりと縦横無尽にロック・フレーズを宙に放つ恭司さん。

170vガシガシとバッキングに集中する茂さんもステキ。

160vでも一番衝撃的だったのは歪み系のエフェクターまで持参して、マクラフリンのように速弾きで空間を埋め尽くしたICCOUさんのプレイであったことに異存はあるまい。
後ほどまた本職でご登場いただく。

185vさて、『ROCK DAY』に続いてのホスト・バンドは…

キーボード、石黒彰

190vベース、二家本亮介

200vドラム、山本真央樹

210vおもちゃ箱のように次から次へと宝物が出て来る。
続いては小沼ようすけ

220v小沼さんとは昔よくお仕事をご一緒させていただいたんよ。1974Xを使っていただいていたこともあったしね。
感動したのは今日のこのナイロン・ギター。これはその当時に使い始めたギターで、それを今でも大切に使ってくれている。メチャクチャうれしかったな。

225v小沼さんは「われは海の子」をプレイ。サーファーだからね!

230いくら事前に許可を頂いたとはいえ、ク~、静かすぎてシャッター切りにくい!でも久しぶりの小沼さんだからお言葉に甘えて撮らせてもらっちゃう。
でもこの静謐さがタマらん。よく弾けるな~。見てるだけでドキドキしてくる。
小沼ヴォイシングが快感のソロ・プレイなのでした!

240v恭司さんもアコギで登場。

250v_4曲はPaul Desmondの「Take Five」。

260vこれまたスリリングなデュオでマイった。
ソロもさることながら、あの有名なサビのメロディに小沼さんが付けるハーモニーのエグイこと!

280「ギターが2本集まると何かが起こる」…的な発言をしたのはLarry CoryellだったかJohn McLaughlinだったか。
まさにそれを実証するかのような奥行きの深い演奏…。観客の誰もが固唾をのんだハズだ。
270v「Take Five」は「乱調五番」というタイトルで、ある日本の覆面バンドが壮絶な演奏を残している。そのギター・ソロが筆舌しがたいほど素晴らしい。
個人的にはそのソロを香津美さんの「Manhattan Flu Dance」と並んで日本のインスト曲における最上のギター・ソロのひとつに挙げたい。
残念なのは覆面バンドだったので誰がそれを弾いているかがわからないのだ。
でも、今日の恭司さんはその人にまったく引けを取らないぐらい素晴らしい!

285vあ~、もっと観たい、聴きたい~!でも握手して終わり。

290今度はクラシック界から木村大

300vここはICCOUさんとのアコースティック・デュオだよ。曲は「さくらさくら」。

310このセットもあまりにも静かで見ている方が緊張してしまいそう…。

320vさすがにとてもじゃないけどステージ下からの至近距離で撮影はできなかった。私のカメラのシャッター音なんかでこの演奏の邪魔はしたくないからね。
私もギタリストなのでそれぐらいのエチケットはわきまえてる…「誰がギタリストなのよ?」って家内が横で笑ってら!ふたりにシャッター音が聴こえないようにステージから離れ、客席の後ろとサイドから撮った。

Rc_img_2647 2人が心を込めて奏でる一音一音が会場内を静かに舞っているかのようだ。

340やはりこのあたりのアコギ・セクションは「CROSSOVER DAY」のひとつのハイライト地帯となった。この後もそう。

Rc_img_2657 で、アコギを片手に登場したのが天野清継

360vアコースティック・ギターが3人。

370「Spain」でしょうね~。ここは。
しかし、この曲も驚くべき浸透度だよね。人生で一体何回耳にすることだろう。昔はこんなにみんな演ってなかったよ。
『Light as a Feather』が1973年の発表。もう40年も前の曲だ。名曲ってのは育つもんだネェ。
「La Fiesta」だの「Almando」だの「Got a Match?」だの「Sicily」だの、Chickにはもっと頭角を現しそうなの名曲があるけど、やっぱりみんな「Spain」がいいだね~。
頭の「アランフェス」がまたグッとくるんだろうね。「アランフェス」というとキマって第2楽章だけど、実は第1楽章がメチャクチャかっこいいんだぜ。

380今夜もコレ、名演でしょ。
最高の名手が最上の素材を料理。今日もおいしいものがたくさん食卓に並んどります。

390今度は恭司と木村さんのアコースティック&エレクトリック混合デュオ。
恭司さんのE-Bowを使ったソロが幻想的だ。

400今日はCD『六弦心 vol.2』収録の「竹田の子守唄」。
ここにも他ではきっと見ることのできないであろう極上のギター・ミュージックが展開したのであった。

410六弦心の詳しい情報はコチラ⇒六弦心Official Website

420<CROSSOVER DAY後編>につづく

(一部敬称略 2013年9月22日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2013年11月 6日 (水)

Kelly SIMONZ~クリニックと映像作品のご紹介

教則DVDの紹介記事はあったものの、しばらくマーブロとご無沙汰だったKelly SIMONZ。

10vもちろんその間、家でゴロゴロしていたワケではなく、ライブや商品制作の合間を縫って猛烈に過密なスケジュールでクリニックをして回っているのだ。
もちろんお供はMarshall。

20その行動範囲が全国津々浦々、広範囲過ぎてでなかなかキャッチできなかったが、ようやくここ川崎で捕まえた!

30v昔はずいぶん盛んにMarshall Roadshowをやった。
Kellyさんとも何度かお手合わせして頂いたような気がしたが、どうもたった1回だけのことだったらしい。

40Kellyさんの記憶によれば、「演奏よりもおしゃべり!」という雰囲気で進行したらしい。ゴメンね、しゃべりだすと止まんなくなっちゃうもんだから…。
でも、Marshallやギターに関するおしゃべりはクリニックみたいな機会じゃないと聞けないからね。

50v久しぶりに接したKellyさんのクリニックはもう「弾き倒し」もいいとこだった。ま、「市中弾き回しのうえゴキゲン」みたいな…うまい言葉がみつからなかった。

601時間半の予定が2時間を過ぎ…。演奏を削るどころか、メタル・コーナー、泣きコーナー、クラシック・コーナー…「アレも、コレも」と曲が増えてっちゃうんだから!

70vこのサービス精神はもはやすさまじい!まさにひとりだけカードを裏返しにしてババ抜きやっているかのように何でも見せてしまう!
とにかくギターを弾くことが好きじゃなきゃできんわ。

80vこの赤ちゃんのようなプッくらした手から出るわ出るわ必殺フレーズの数々。
そういえば「根を詰めてギターの練習をしたことがない」…とおっしゃっていたが、コレはウソ…でもありホントでもあるといったところか…。
相当脳味噌と筋肉の伝達能力を鍛えなきゃこんな芸当はできないワケで、それは一朝一夕に体得できるものではないハズ。膨大な時間がかかって当然なのだ。
つまり、こういう人はどんなにキツイ練習でも、キツイことをしているのに気がつかないだけなのだと思う。

鍛錬に耐える能力が才能。何度でも平気で同じことができるのがプロフェッショナル。鍛錬がキライでなんでもすぐに飽きてしまうのがワ・タ・シ。

75Kellyさんの超絶テクを至近距離で見れるクリニックもいいけど、是非、ライブ会場に足を運んでバンドで演奏するKellyさんの真価を堪能してもらいたい。

90vそれまではライブDVDや教則DVDで予習してもらうことにして…と。充実の物販類。

100これは2012年12月16日の東京キネマ倶楽部でのBAD TRIBE名義のライブDVD。

Ks_img_8163そしてこれは先日紹介したブルースについて学ぶ教則DVD。

Ks_img_8171さらに、これが最近発売されたライブDVD。
2013年4月27日のBAD TRIBEの映像だ。会場はこちらも東京キネマ倶楽部。収録された全12曲がKelly SIMONZの魅力を存分に伝えている。

Ks_img_8160もちろんベースのTim Miller、ドラムのYosuke Yamadaのプレイもタップリとフィーチュアされている。
…と、これらスリーブに使われている写真、すべて私が撮影させていただいた。撮っていてとても楽しかった!

Ks_img_8169終演後、愛用のギターうちわを手に、これまた私が撮った写真を加工して制作したポスターの前で記念撮影。いつもありがとうございます。
次のワンマンも楽しみにしておりやす。

Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website

110(一部敬称略 2013年10月26日 川崎市内某楽器店にて撮影)

2013年11月 5日 (火)

LIVE ROKUGENSHIN~ROCK DAY <後編>

いよいよ『LIVE ROKUGENSHIN~ROCK DAY』のレポートも最終巻に突入する。
「Black Night」でにぎやかに盛り上がった後は…

10_2ゲスト・ギタリストの田川ヒロアキと…

20v山本恭司によるダブル「Ave Maria」。

30v_2ヒロアキ君は今年、その名も『Ave Maria』なるアルバムを発表しているのはいつもMarshall Blogをご覧になっていらっしゃる皆さんにはご存知の通り。

40v_2恭司さんも以前に『Mind Arc』という作品でこの曲を取り上げている。いかにも恭司さんのギターにピッタリくる曲だとは思わないかい?
190v_2ヒロアキ君は今日唯一のコンボ・プレイヤー。愛用のJMD501だ。他のスタックに負けないパワフルな音圧と「Ave Maria」を繊細に奏で出すこのバーサティリティが素晴らしい。いいアンプだったのに…。ヒロアキ君はおそらく世界一のJ「MDコンボ使い」だろう。

53vク~、この静謐な空間!さっきまでこの同じ舞台でピロピロと激しいギター合戦が繰り広げられていたとはにわかには信じがたい!

55vしかし、このシロタマだらけの平坦なメロディをシングル・ノートで弾くこの勇気。
ギターに込めた情熱を一気に解き放つかのような華麗な恭司さんのプレイに対し、たおやかに流れるリズムの森でポツンポツンと音を置きながら散歩しているようなヒロアキ君の「うた」。ヒロアキのギターの音色がもっとも美しく響く瞬間だ。

60_2壮絶な速弾きで技術を競い合うのもにぎやかで楽しいものだが、こうしたバラードでフィーリングをぶつけ合うのもスリリングなものだ。「油絵の勝負」と「墨絵の勝負」とでも例えようか…。

70_3観客全員が一音も聴き逃すまいとステージに集中する。咳ひとつ出ない、まるでクラシックのコンサートのよう。

80_2続いて恭司さんの独奏で「仰げば尊し」。

83はちきれんばかりの感情を投入した情熱的なプレイ!

85v驚異のダイナミクスと美しいビブラート、恭司さんの魅力が満タンに詰まった超絶プレイ。何も速弾きだけが超絶技巧ではないということを知るべし。

90_2それにしてもイイ曲だ。でもね、ひとつ気になっているのはこの曲の呼び方。「仰げば尊し」での「あ・お・げ・ば・と・う・と」とアクセントをつけないで最後の「し」で下げるでしょ。コレおかしい。
「仰げば」の「お」と「尊し」の「う」にアクセントが来るべきなんですよ。こんな変なイントネーションを受け入れちゃうところがまた日本語の偉大なところなんだけどね。

100v_4梶原順がステージに立つ。

110v_2「本当はCROSSOVER DAYに出るべき人」とされながらも昔取った杵柄のロック魂こもった演奏を聴かせてくれた。

120v_2まずは六弦心曲の「夏は来ぬ」。この曲を聴くと必ず石鹸のコマーシャルを思い出す。「夏は絹」ってヤツ。ウチの父がこの曲を使ったテレビCMを見て「フフン、『夏は絹』か…うまいこと考えたな…」と言ったのが忘れられないのだ。
これもメッチャいい曲だよね。ビートルズ的には「P.S. I Love You」か?意味はないけど、なんかそういう感じを受ける。あまり人の口には上らないけど、スゲェ名曲ってこと。

125リハーサルの時は「夏」ということでGershwinの「Summer Time」をそのままクォーテーションしていた。カッコいい!

130v_2計算された素晴らしく抑揚の効いたプレイがショウ全体のいいアクセントになった。梶原さんのプレイもさることながらこのあたりの演出の妙は見事と言わざるを得まい。

140v_2そして最後のギタリスト、斎藤光浩が登場。

150vまずはブルースでコテ調べ。Freddie King~Eric Claptonで有名な「Have you ever Loved a Woman」。作者はFreddieでもClaptonでもなくBilly Mylesという人。
200v_3
エモーショナルなギターバトル!やっぱりギターにブルースは欠かせない!
180_3ところでこの光浩さんの音!素晴らしすぎる!
実際、リハーサルの時もみんな「なんじゃコリャ?」と注目を浴びたのが後ろに見えている2203KK。そうJCM800のKerry Kingモデル。そうなんですよ。名器だったんですよ。さんざんクリニックをやったっけな~。
別にKerryのような凶暴な音を出さなくても何ら問題はないワケで…。問題どころか名器の誉れ高いJCM800 2203のパワー・アンプにKT88を搭載したモデルなんだから音が悪いワケがない。コレさんざんクリニックで言ったんだけどな~。
それをこうして名手が使いこなすのだからタマらない!

170v_2「身内すぎるゲスト」なんて恭司さんおっしゃってたけど、やっぱりシックリくるね。クドイようだけど、私がこのおふたりをはじめて拝見したのはエアロスミスの初来日の時の武道館だった。
あれから35年以上経って…武道館のテッペンからBow Wowを見て感動した少年には色んなことがあって、今こうしてMarshallから直々にMarshallの仕事をさせていただいて、恭司さんともお仕事でごいっしょさせていただいて…メッチャ不思議。
その間、このおふたりはあれからもズーっと第一線で音楽をされて来たことに畏敬の念を抱く。

220_4そこに梶原さんがジョインする。

230_2曲は「Silver Lightning」。ブリティッシュ風味テンコ盛りのへヴィ・チューン!
160v_2そして、本編最後の曲に突入する。
「Signal Fire」だ!

240_2日本のロックを代表する不滅のハード・ロック・ナンバー!210リハーサルの時、思わず「気持ちイイ!」と楽しそうに快哉の声を上げた恭司さん。

260_2本番はもっと気持ちよさそうだった!
270_2そして本編を終了。

280_2ここまでリハを入れて3日間、弾きっぱなしの石黒彰

290_2こちらも弾きっぱなしの二家本亮介

300_3叩きっぱなしの山本真央樹
素晴らしいプレイだった!

310アンコール。今日の出演者がズラリと勢ぞろい。

320_2イヤ~、これだけの大ギタリスト…

330_2そしてズラリを並んだMarshall。

340_2この仕事をしていてヨカッタ!と思わずにはいられない!

350_2曲はこの一大ギター絵巻の閉幕にふさわしい六弦聖の「Purple Haze」。

360_3当然、全員にソロが回される。

370_2みんなとても楽しそうだ!

380ギュワワワ~ン!ヒロアキ君のスライド・ウォッチに恭司さんもビックリ!

385完璧なバッキングを提供した3人も大フィーチュア。

390vやはりこのテクニックがなければこんなイベントのバックは務まらんわな~。

400v_2でも、この3人は翌日の<CROSSOVER DAY>が待ってるでね~。ホント、すごい人たちです。

410_3熱のこもったソロ合戦を固唾をのんで見守る観客!

420_2そしてエンディング!
やはりこうしたジャム・セッションはこの手のイベントの華だ。運動会でいえばクラス対抗リレーだ。「赤勝て、白勝て!」…しかし、今日のコンサートに勝者はいない。強いていえば出演者も観客もノックアウトしてしまったロックとギターが勝者ということか。

430_3台風一過。まだ『LIVE ROKUGENSHIN』は終わらない。

440熱くなった気持ちをクールダウンさせるがごとく、恭司さんの美しい独奏による「蛍の光」が用意されていた。

450_2ギタリストとして、そしてホストとして感動的な仕事ぶりを発揮してくれた恭司さん、やっぱり日本のロック界の宝モノだ!

460終演後記念にパチリ。
恭司さん、大野さん、バックのお三方はまた明日!

470打ち上げのようす。

480<ROCK DAY>、お疲れさまでした!

490六弦心の詳しい情報はコチラ⇒六弦心Official Website

500『LIVE ROKUGENSHIN~CROSSOVER DAY』につづく

(一部敬称略 2013年9月21日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2013年11月 1日 (金)

LIVE ROKUGENSHIN~ROCK DAY <中編>

続いての六弦心プレイヤーは横関敦

10vD_DriveのSeijiさんと組んでCozy Powellの「The Blister」。Wes Montgomeryの「Unit Seven」みたいなAABAのサビつき変則ブルーなのね?

20_2「Jet Finger」の異名をとる横関さん。この曲がピッタルやね。

30v対するSeijiさん。「胸を借りるつもり」なんて言ってたけど、トンデモナイ!思う存分の弾き倒し&弾き倒しっぷりで一歩を引けをとらないっての!

40v横関さんはVintageModernが発売された時、YOUNG GUITAR誌の付録DVDで2466を弾いてくれた。
あの時もギター・バトルだったナァ。

50_2他を寄せ付けない、見るからにバトル向きのギタリストだ。

60vイヤもう、2人とも弾くわ弾くわ…。

65様々なテクニックを臨機応変に繰り出して応戦するSeijiさん。

70_2指の回り具合もスゴイが、ヌケのよい音がまた素晴らしい!

80v後ろに見えるのがそのギター・サウンドをクリエイトしているSeijiさんの相棒DSL100EC。

90vスカっと会心のソロを弾き上げたSeijiさん。
ギターの凶暴な一面を見たド迫力のセットだった!

95さて、この超高速ブギを完璧にバックアップしたバック陣を今日も紹介しておこう。

キーボード、石黒彰

101vベース、二家本亮介

102vそしてドラムは山本真央樹

103vセッション曲の後は横関さんの「六弦心」曲、「ずいずいずっころばし」。

110vここは山本恭司さんも加わって、横関さんまたぞろバトル状態!

120さすが恭司さん、激しくもメロディックに切り込んでくる!

130vここもスゴイバトルになっちゃってるにゃ~。でも音楽を重視した華麗なテクニックのぶつかり合いはいくら見てても飽きない。

140そこへ原田喧太さんが合流!オイオイ、「火に油を注ぎ込む」とはこのこっちゃないのかい?!

160…と、ここは意外にも歌モノ。おなじみT-Rexの「20 Century Boy」。
3人で一斉に♪ジョコジョーンとかますイントロがすごい!
150_2喧ちゃんの歌もフィーチュアされてうれしいなっと!

210v_2ところでみなさん、T.RexっていうとMark Bolanのばっかり名前が出て来るけど、このグループはボーカル&ギターのBolanとMicky Finnというパーカッショニストふたりのユニットなんよ(元々はSteve Tookという人がパーカッションを担当していた)。ま、頭脳警察みたいなスタイルだね。その後、ベースとドラムが加入して4人編成のバンドになった。

で、このMicky Finnが使っていたパーカッションのブランドがNATAL(ナタール)。Deep Purpleの『Made in Japan』のジャケットに写っているIan GillanのコンガもNATAL製だ。

Natal_power こんな感じ。
そのNATALはドラム・メーカーとして今ではMarshallの傘下に入っている。
すみませんが、NATAL、覚えておいていただけますか?これからしょっちゅう出て来ますんで…。

NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Official Website(英語版でゴメンね)

Kit 観客をあおる喧ちゃん。一気に盛り上がる!

170これだけ濃い3人のギタリストが同時にステージに立てば自然にバリバリ弾いちゃうのが人情ってもん。

200v_2もちろんお客さんも大喜びだ。みんなギター聴きに来てるんだし!それにバッチリと応えてくれる3人の至芸!

190「もっと!」と横関さんを焚きつける恭司さん!

220_2それに応える横関さん。ここも見逃せない前半の重要なシーンのひとつとなった。

180_2前半を終了して、休憩的にはさまれた抽選会コーナー。

230今日の出演者のサイン入りのパネルをプレゼントしちゃうというもの。そして、当選者は打ち上げにも参加できるという特典付き。

240クジを引く恭司さん。

245vYukiちゃんも。
ちなみにSeijiさんとYukiちゃんのパネルの写真はワタクシメが撮影したものです。あ、サイン入れ忘れちゃった!要らないね、ハイ。

250…と、なごやかな雰囲気で抽選会を終了。
コンサートは後半へと突入する。

260後半のトップバッターは青木秀一

280vまずは背比べ。
ES335がこんなに小さく見える人も珍しい。
昔、Night Hawksのツアーで地方のライブハウスで演奏した時、頭が天井につかえて、青木さんが入りきらずステージを取っ払って演奏したとか…。

285v「体は音を表す」
スケールの大きなギター・サウンドで六弦心CD収録の「おぼろ月夜」をプレイ。

290v渾身のプレイで名曲に命を吹き込む。

300_2青木さんに「おぼろ月夜」という組み合わせの妙を楽しむ場面。

310v_2六弦心レパートリーの演奏はどれが素晴らしい演奏で、プレイヤーの個性を味わう格好の材料となったね。

320ここで田川ヒロアキが登場。

330vヒロアキくんはC残念ながらまだCDには参加していないので、「ゲスト・ギタリスト」という位置づけで出演してくれた。

340v恭司さん、青木さんに交じって演奏したのは「Black Night」。

350日本人離れした青木さんのボーカル!これも楽しみにしていた。

360_2このシーンだけサポートで参加してくれた河村さん。

380v_2股間に見えるのは愛用のJMD501。
考えてみると今日唯一のMarshallコンボだわ。
420vスタックに負けないパワフルなプレイで切り込んでくるヒロアキ君!

385vそれにしても素晴らしい青木さんのボーカル。声がもうMarshall!

390_2当然ここでもソロ回しだよ。

370正統派フレーズでガッチリと六する青木さん。

400あ、弾き方がおかしいぞ!左手が反対になってる。あなたそれじゃダメでしょうよ!
ヒロアキ君はキテレツなフレーズで応戦。こういうところが彼のおもしろいところだ。

410_2物販も大盛況!

430_2六弦心の詳しい情報はコチラ⇒六弦心Official Website

連休明けの<ROCK DAY後編>につづく


(一部敬称略 2013年9月21日 東京キネマ倶楽部にて撮影)