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2013年2月15日 (金)

【50 YEARS OF LOUD LIVE】vol.5~Zakk Wylde

前半戦の最後に登場したのはZakk Wylde!

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まずはステージに残ったKerryと1曲。

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Black Sabbathの「Fairies Wear Boots」だ。
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もちろんボーカルもザック自身。

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まるでオジーが乗り移ったかのような演奏。あたかもザックのオリジナル曲のようだ。
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ケリーも極自然にバンドの演奏に溶け込んでいる!
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ケリー流ソロを思いっきりブッ込む!!

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受けて立つザック。

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まるでボクシングのへヴィ級のタイトル・マッチを目の前で見ているようなド迫力!やっぱ外人はスゴイよ。

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一心不乱にギターに入り込むザック。
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ドラムはおなじみブライアン・ティッシー。

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2曲目もブラック・サバスの「Into the Void」。

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元々重苦しい曲だが、ザックが弾くとその重みは極限にまで達する。

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これらの選曲はやはりオジーへのリスペクトということなのであろう。

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ザックとはオフ・ステージでも何回も会っているが、普段から迫力というか、圧迫感というか、ケリーとはまたどこか違った近寄りがたい雰囲気がある。

それでも、このコンサートの数日前に、私に見せるためにマーシャルの友達が生後数か月の女の赤ちゃんを工場に連れてきた。ちょうどザックがそこに通りかかった。ザックはその赤ちゃんを見てニッコリ…さすがに「ピーカブー」とかはやらなかったが、そのザックの顔が至極かわいく魅力的であったのを私は見逃さなかった。そういうところがまた、この人の魅力なんだよね。

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それにしてもスゴイ爆音!

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Nick Bowcottがバンドに加わる。

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ナンダカンダいってニックも何度も登場して大活躍なのだ!

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ニックはNew Wave of British Heavy Metal時代に活躍したへヴィ・メタル・バンド、Grim Reaperの創設者でありギタリストだ。

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ニックは新しいDSL、DSL100Hを使用していた。

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さすが、今日はBlack Label Societyのシャツを着てる!

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ザックの持ち時間最後の曲はBlack Label Societyの「Stillborn」。

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いかにもザックらしいへヴィ・チューン・昨日のリハでも最後に演奏していた。

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しかし、素晴らしいトーンだ。
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延々と続く凄まじいカデンツァ。
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ザックの今回のバックライン。

もちろんアンプは2203ZW。

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足元のようす。

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キャビネットはメタルグリルのBキャビ。スピーカーの種類は不明。以前はECフレットのキャビネットを積んでいたが、2年前のHigh Voltageの時にはすでにこのメタルグリル仕様のものを使っていた。

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確かに音はバカでかい。しかし、トコトン美しい。一音一音がクリアで図太い。どんなに早く弾こうが、ロングトーンをかまそうが、ゆったりしていて、音のひとつひとつがひどく音楽的なのだ。こういう感覚のギターを弾く人ってなかなか日本にはいない。

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何人も侵害することのできない確固たる自分だけのスタイル!

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根っからのマーシャルリスト、ザック・ワイルドのステージ完結!

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再び司会のアル・マレイが登場して紹介されたのは…

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Jesse Hughes(ジェシ・ヒューズ)。
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この人はカリフォルニアをベースに活動をするEagles of Death Metalというバンドのフロント・マンだ。

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これにて前半終了。後半に入る前に休憩がはさまれた。

つづく

(一部敬称略 2012年9月22日 London Wembley Arenaにて撮影)