【緊急速報!!】奥田民生のMarshall~『奥田民生2013ツアー SPICE BOYS』から
Marshall Blog久しぶりの登場は奥田民生のMarshall。
民生さんは本日2013年11月27日ニューアルバム『O.T. Come Home』をリリース!
それに時期を合わせ『奥田民生2013ツアー SPICE BOYS』を敢行。
全国16公演。今日明日、東京は中野サンプラザホールでファイナルを迎える。
そして、今回のツアーもMarshallがお供させていただいた。
民生さんのMarshallをのぞいてみよう!
パワー管を2本抜いて出力をダウンさせている。マスター・ボリュームも追加されている。
今回は常にこの1959スタックを鳴らし、他のアンプの音を混ぜる方式を採用している。どういう風にそれらを使い分けているのかというと…「気分」だそうだ。もちろん大体のことは曲に合わせて決めている。
キャビネットは2系統の信号を受けられるように改造してある。
こちらは1973製のPA20のスタック。
ヘッドのモデル・ナンバーは1917。その名が示す通りPA用のアンプで、元来このヘッドは細長いコラム・スピーjカーと組み合わせで販売されていた。
このキャビネットは元々18インチのスピーカーが搭載されていたベース用のものとされている。
Marshallのスピーカー・キャビネットの歴史は古く(なにしろ最初はスピーカー・キャビネット屋)、モノスゴイ多くのモデルが過去に存在していたことに加え、確固たる資料が残されていない。
それゆえ過去のモデルの調査をする時に苦労するのはいつもスピーカー・キャビネットに関して。
18インチのスピーカーを搭載していたのは1980と1988というモデルだったようだ。
そして、この民生さんのキャビネットは、18インチのスピーカーを取り払い12インチ・スピーカーを2台搭載している。
見た目はHandwiredシリーズで復活を遂げた2061Xと同じ。詳細は拙著『Marshall Chronicle』をご参照あれ。
20Wとは思えない音圧!
2台とも「コレコレ!」と思わず声を出したくなるような絶妙なMarshallトーンだった。
やっぱり民生さんにはMarshallが良く似合う。
これが本日発売のニュー・アルバム『O.T. Come Home』。
レコーディングでは上のPA20も大活躍したとのこと。
奥田民生の詳しい情報はコチラ⇒OKUDA TAMIO OFFICIAL WEBSITE