Kelly SIMONZ~クリニックと映像作品のご紹介
教則DVDの紹介記事はあったものの、しばらくマーブロとご無沙汰だったKelly SIMONZ。
もちろんその間、家でゴロゴロしていたワケではなく、ライブや商品制作の合間を縫って猛烈に過密なスケジュールでクリニックをして回っているのだ。
もちろんお供はMarshall。
その行動範囲が全国津々浦々、広範囲過ぎてでなかなかキャッチできなかったが、ようやくここ川崎で捕まえた!
昔はずいぶん盛んにMarshall Roadshowをやった。
Kellyさんとも何度かお手合わせして頂いたような気がしたが、どうもたった1回だけのことだったらしい。
Kellyさんの記憶によれば、「演奏よりもおしゃべり!」という雰囲気で進行したらしい。ゴメンね、しゃべりだすと止まんなくなっちゃうもんだから…。
でも、Marshallやギターに関するおしゃべりはクリニックみたいな機会じゃないと聞けないからね。
久しぶりに接したKellyさんのクリニックはもう「弾き倒し」もいいとこだった。ま、「市中弾き回しのうえゴキゲン」みたいな…うまい言葉がみつからなかった。
1時間半の予定が2時間を過ぎ…。演奏を削るどころか、メタル・コーナー、泣きコーナー、クラシック・コーナー…「アレも、コレも」と曲が増えてっちゃうんだから!
このサービス精神はもはやすさまじい!まさにひとりだけカードを裏返しにしてババ抜きやっているかのように何でも見せてしまう!
とにかくギターを弾くことが好きじゃなきゃできんわ。
この赤ちゃんのようなプッくらした手から出るわ出るわ必殺フレーズの数々。
そういえば「根を詰めてギターの練習をしたことがない」…とおっしゃっていたが、コレはウソ…でもありホントでもあるといったところか…。
相当脳味噌と筋肉の伝達能力を鍛えなきゃこんな芸当はできないワケで、それは一朝一夕に体得できるものではないハズ。膨大な時間がかかって当然なのだ。
つまり、こういう人はどんなにキツイ練習でも、キツイことをしているのに気がつかないだけなのだと思う。
鍛錬に耐える能力が才能。何度でも平気で同じことができるのがプロフェッショナル。鍛錬がキライでなんでもすぐに飽きてしまうのがワ・タ・シ。Kellyさんの超絶テクを至近距離で見れるクリニックもいいけど、是非、ライブ会場に足を運んでバンドで演奏するKellyさんの真価を堪能してもらいたい。
それまではライブDVDや教則DVDで予習してもらうことにして…と。充実の物販類。
これは2012年12月16日の東京キネマ倶楽部でのBAD TRIBE名義のライブDVD。
さらに、これが最近発売されたライブDVD。
2013年4月27日のBAD TRIBEの映像だ。会場はこちらも東京キネマ倶楽部。収録された全12曲がKelly SIMONZの魅力を存分に伝えている。
もちろんベースのTim Miller、ドラムのYosuke Yamadaのプレイもタップリとフィーチュアされている。
…と、これらスリーブに使われている写真、すべて私が撮影させていただいた。撮っていてとても楽しかった!
終演後、愛用のギターうちわを手に、これまた私が撮った写真を加工して制作したポスターの前で記念撮影。いつもありがとうございます。
次のワンマンも楽しみにしておりやす。
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website