ライブ・レポート Feed

2016年6月30日 (木)

KRUBERABLINKAニュー・アルバム発売!~先行レコ発Rock Show☆

TAGAWAのニュー・アルバムが発売となったことをレポートしたが、実は昨日、もう一枚重要なアルバムが世に送り出された。
送り主は赤尾和重率いるKRUBERABLINKA。
Marshall Blogには久々の登場となる。
今日のMarshall Blogはそのアルバムの紹介とレコ発ライブのレポートで構成する。

Img_0031

これがそのニュー・アルバム『Conicalify』。
くどいようだが、昨日発売となった出来たてのホヤホヤだ。
あ~、辞書を引いてもダメダメ。
「conicarify」という言葉は世の中にない。
では、ナニか?
よく道路工事の現場に赤い三角のヤツが置いてあるでしょ?
アレ、「コーン」というじゃない?「円錐」という意味。
だから「とんがりコーン」というのは「とうもろこし」と「円錐形」のダブル・ミーニングになってる。
で、coneの形容詞、すなわち「円錐形の」という意味の単語は「conic」。
タイトルは「conicalify」…「-fy」というのは動詞だ。
でも、この単語に「円錐形にする」という動詞はない。
そこで和重さんが「Conicalify」という言葉を作っちゃった。
このバンドは、歌詞はもちろんのこと、『Kaizu』とか『Blanko』とか、言語に対する感覚が独特だ。
今回、メタリックなアルバムにするつもりで、曲が出来る前からこのタイトルを考えていたそうだ。
和重さんにとって「メタル」のイメージは、「コニカル・スタッズ」。革ジャンやらリスト・バンドにひっついてる円錐状の金属の鋲。
今までは、メロン、キウイ、夜光虫、ピエロ…と命のあるものをテーマにすることが多かったが、今作は「円錐」を無機質なモノと捉え、KRUBERABLINKAの新境地を見出だそうとしている。
で、ただの「cone」や「conical」では味気ないので仮想の動詞をクリエイトしたというワケ。
キモは「オラオラ、トンガって行くで~!」ということだ。
そんな和重さんの思惑通り、どの曲にも他では決して聴くことのできないKRUBERABLINKAの創造的な音世界が広がっている。
ベテラン勢のこうしたオリジナル・レパートリーは大歓迎だ。まちがいなくConicalified!

550cd

個人的にうれしいのは裏ジャケとスリーブ内側の写真。
私めが撮ったものをご採用頂いた。NATALもバッチリ写ってる。
写真に関して、いつも和重さんからはもったいないぐらいのお褒めの言葉を頂戴するが、ナンノナンノ!これは完全に被写体がいいからなのです。
信念を持って命をかけて自分の音楽を成就させんと、もがき苦しんでいるようなアーティストは得てしてイイのが撮れるものだのだ。

1_img_0423_2 ここから先は5月に開催されたレコ発ライブのレポート。
実は、今回もがき苦しんだのは私の方でしてね。
何しろ暗かった~!
そのあたり割り引いてこの先読んでね。
会場は四谷三丁目の「ソケーズ。ロック(Sokehs Rock)」。
一体、何年ぶりに来たかな?
私、中学の時に「鼠径ヘルニア」を患ったことがありましてね…この店の名前を耳にするとどうもあの時のこと思い出しちゃうんだな。
「ソケース・ロック」とはミクロネシアのポンペイ島にある玄武岩でできた岩山で、その地区の大水を止めたという伝説が残っているらしい。
もちろん写真で見ただけだが、ビックリものの美しい景観だ。
お店はそこから名付けられたそうだ。

オープナーはセカンド・アルバムのタイトル・チューン「海図」。

20

赤尾和重

30v鈴木広美

40v鎌田 学

60v
泉谷 賢

50vそうか、言われてみると、コレって初の東京でのワンマン・コンサートなんだね。
おめでとうKRUBERABLINKA!

70続けて「Mandarin」という曲。
相変わらずのド迫力なお声と素晴らしい歌いまわし!
そんじょそこらの楽器じゃこのヴォイスをサポートできゃしない…ということで…

80v広美さんはMarshall。

90vJVM210Hと1936。
1960を使わなかったのは店のスペースを考慮してのこと。

100v鎌田さんはEDENの上下。

110WT-800とD410XLTだ。

120vとくれば当然ドラムはNATAL。

130v12"、13"、16"、24"のメイプル。
フィニッシュはシルバー・スパークル。

140「私、Marshall大スキなんですよ!」…と、実際に和重さんがステージでこれらのバックラインを紹介してくれた。

150_zs3曲目は「Zulu Suit」。
「♪ズ~ル~」の響きが耳に残るセカンド・アルバム『Kaizu』収録のノリのいいナンバー。

160v鎌田さんのベース・ソロもフィーチュア!

170v正統的なプレイで存在感満点のベースだ!

175_bsolo


〜MC
⑦Blanko (with solos ver,)

江戸川乱歩のようなタイトルの「夜光虫」は前作『Blanko』に入っている超シットリのバラード。

180_yc鎌田さんはフレットレスに持ち換え。
懐かしいナァ、MODULUS。
私、サウンフランシスコの工場に二度ほど行ったことがあるんよ。
その時の社長とは今でも大の仲良しだ。
初めて行った時、近所の比較的高級なレストランに連れて行ってもらったんだけど、隣のテーブルにDavid Grismanが座っていたっけ。
195
ジ~ックリと歌い込む和重さんも実に味わい深い。
そこら辺の女性シンガーとは重みが違う、重みが!
広美さんのソロも曲に絡み込んで雰囲気バツグン。

185続いては「ピエロの心臓」。
230_tb
コレは5/8拍子かな?

210v_ph

変拍子が何ともいえない重苦しいムードを醸し出している。
Z
奇数拍子がもたらす独特の雰囲気ってスゴイもんなんだな。
いつもMarshall Blogに書いているようにZappa好きな私は変拍子が飛び交うヘンテコりんな音楽ばかり聴いて悦に浸っているのだが、変拍子がこういう仕事をするという感覚はなかった。
メロディや歌詞が変拍子にマッチした好例といえるのではないか?効果バツグンってヤツ。
同じ変拍子でも、こういうのもあれば、Pat Methenyの「First Circle」みたいなのもあって、音楽ってのは面白いね~。Patのは22/8拍子とかいうんだっけ?

220

ここで広美さんのギター・ソロ。

200v

弾くわ弾くわ!
JVMとの相性もゴキゲン!

190そしてそのまま「帳」へ。
コレも『Kaizu』からのチョイス。

240この曲はリズムといい、メロディといい、私の感覚ではすごくKRUBERABLINKAを感じさせる。

260vドへヴィなドライビング・チューン。

270v和重さんの雄叫びが爆発する前半のクライマックス!

280vクライマックスのテンションはそのままに「Blanko」。

300_blkこの曲もアルバム・タイトル曲だけあって「いかにもKRUBERABLINKA」という雰囲気に満ち溢れている。

310v第一部はここまで。
レコ発ライブなのにまだ新作から1曲も演ってない!

320休憩をはさんでステージに上がったのはお召替えした和重さんと広美さんのふたり。
アコースティック・コーナーだ。

330_ac和重さんはマイクを一切使わず地声で熱唱。

340v曲は「Kiwi」。トリの方ね、果物じゃない。でも、果物のキウィはトリのキウィを連想させるから同じ名前になったらしいよ。
私はキウィ食べないナァ。
この曲CDではギターのアレンジが面白かったけど、こうしてギター一本でほのぼの演るのもすごくいいね。

350もう一曲はまた『Kaizu』から「単細胞」。
生Caz…素敵でした!

360vメンバーがステージが上がって演奏したのはあまりにも雰囲気が違う「Ghidoran」。
そう、メタル・タイムなのだ!

370_ghidoややスローでとびっきりへヴィなナンバーだ。
和重さんのはち切れんばかりのヴォイスがスゴイ!1959の声だ!

380vそして、ここでようやく『Conicalify』からの曲が披露された。
まずは「Chamber」。
6弦を全音下げたヘヴィなリフが作りだす正統派ブリティッシュ・ハードロック。

390_cham和重さんの歌が入った瞬間、「KRUBERABLINKAのロック」になる。

400v続けて『Conicalify』から「場所」。

410_bsこの曲も広美さんのエッジ―なリフでスタート。
やっぱりいいね~、こうしたシッカリした「リフ」を持った曲というのは。ロックはこうでなくちゃイカン!
CDを聴く時には大変に凝ったアレンジのギター・パートに注目してもらいたい。

430v
しかし、この声!
まさに肉食系ボーカル。
和重さんの歌を聴くと、この世にハード・ロックがあってヨカッタ!と思う。

S41a0479 和重さんの歌と歌詞、広美さんのギターと曲、そして、それらにエネルギーを注入し、ドラマチック演出する二人の鉄壁のリズム隊。

420それにハードロックの神様のバックアップ…『Conicalify』もそうした要素で出来上がっている。

450

もう一曲『Conicalify』から「Cypress」。
「Cypress」とは「糸杉」のこと。
「糸杉」といえばゴッホ。糸杉を描いた数多くの作品を残しているのはご存知の通り。
メトロポリタン美術館の「糸杉」とか近代美術館の「星月夜」なんてホンモノを見るとスゴイよ。もう絵からパワーやら空気感が出まくってんの。
この曲の歌詞を読む限りゴッホとは関係なさそうだ。
ちなみにゴッホは英語で「ゴッ」と発音する。「ホ」は言わない。

440_cy歌とギターで静かに始まり、リズム隊がバシッと入って来るところなんざトリハダものだ。
『Conicalify』は五曲入りのミニ・アルバムだが、この日その内の三曲を取り上げた。
他にも目の覚めるようなスピード・チューンの「Test tube」、パワフルでエキゾチックな雰囲気が印象的な「Caldera」が収録されている。
従来のファンならニヤリとするような典型的なKRUBERABLINKA節が満載だと思うし、彼女たちの音楽が未経験のブリティッシュ・ハードロック・ファンにとってはこのアルバムは新しい楽しみとの出会いに場になるだろう。
若い人たちにも是非聴いてもらいたい。

450v_gok本編の最後はファースト・アルバム収録の「業火」。

460vファースト・アルバムは衝撃的だったな~。
サウンドは往年のブリティッシュ・ハードながら、懐古主義的なところが微塵もなく、かといってチャラチャラと流行りの要素を取り入れるなんて愚行をまったくせず、「今」のハードロックを演じて見せた。
そして、その衝撃が『Kaizu』、『Blanko』を経て、『Conicalify』に見事つながった。
やっぱり流行りのモノはダメだよ。古くなって消えて行くだけ。

480vアンコールは「Going Down」。
コレは日本ではJeff Beckが広めたことになっているのかな?Freddie Kingかな?
作曲はDon Nixという人。
テネシー出身(田無じゃないよ)のアメリカのミュージシャン兼プロデューサーでLeon RussellのShelter Recordsに参画しているほか、たくさんの有名アーティストをプロデュースした。
ジョージと組んでバングラデシュのコンサートを手掛けたのもこの人。
470

日本のミュージシャンもジャム・セッションなんかでよく取り上げるが、和重さんが歌うとまたひと味もふた味も違うナァ~。

S41a0500 そして、KRUBERABLINKAのキラー・チューン、『Don’t be so mad』。

S41a0451四人が一丸となった素晴らしいパフォーマンスは、初の東京でもワンマン・コンサートを締めくくるにふさわしいものであった!

500v

S41a0425

530v昨日発売された『Conicalify』、ハードロック・ファンはとにかく聴いてみてくだされ!
間違いなく「Conicalified」されるから。
ショウの間、Marshallファミリー・ブランドやMarshall Blogの紹介をして頂いた赤尾和重さんにはこの場をお借りして心から御礼申し上げる次第である。
KRUBERABLINKAの益々のご活躍をお祈り申し上げております!Long live hard rock!

550cd

KRUBERABLINKAの詳しい情報はコチラ⇒KRUBERABLINKA Facebook

540v1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年5月21日 四谷Sokehs Rockにて撮影)


2016年6月27日 (月)

曾我泰久 単独 LIVE TOUR 2016〜春が来た!

今日は羽田空港から。
去年の5月、イギリスに行く際、初めて羽田空港発着の国際線を利用した。
電車に関して言えば、東京に住む人間にとって羽田は成田に比べるとすごく近いようなイメージがあるんだけど、実は起点の場所によっては結構遠いんだよね。
東京のかなり奥まったところにあるイメージで、東の方に住んでいる人にとってはものすごく遠く感じるのではなかろうか。
上野が使いやすいウチなんかは、スカイライナーを使いさえすれば、成田はそう遠く感じないし、混雑している山手線にデカいスーツケースを遠慮しながら乗り込んだり、モノレールに乗り換えをしたりするよりよほど快適なのです。京急もエラク時間かかるし…。
ところで、実は去年より以前、LAから帰ってくる時に羽田を利用する機会があった。
でも失敗した。
フライトの時間を大幅に間違えて当該の飛行機に乗れなかったのだ。
12時間も間違えちゃった!…というのは、チケットにあったフライト時間の表記のせい。
「0:30」とか記してあった。
もちろんチケットには日付も入っていて、ちゃんとそれに合わせてLAXへ行ったワケ。乗り遅れちゃ大変だから。
私、こう見えてもロンドン・ヒースローで2回、フランクフルト・マイと成田で1回ずつページングされているんですわ!(pageとは「大声を出して人を捜し出す」という意味)
つまり館内放送で名前を呼ばれちゃったの。
ま、それぞれ理由があったんだけど、いずれにしても毎回チャンと余裕をもって空港には入っていたんよ。
そんなこともあって気を付けてはいた。
で、初の「LA⇒羽田」の話し。
カウンターで受付すると、どうも様子がおかしい。係の女性が慌てている。
「どうしたんですか?何か問題でも?」と尋ねると…。
「はい、この飛行機はとっくの昔に出ております!」と言うではないの!
「へ?だってまだフライトには3時間近くあるのにナゼ?」
…勘のいい人にはもうおわかりでしょう。
私は昼の0:30と夜中の0:30を取り違えていたのだ。
そうして私の「初羽田国際線」は昨年の5月に延期されたのであった。
ちなみに、ウマい具合にその直後の成田行きに空席がひとつだけあったので、それにネジ込んで頂いた。
一刻も早く日本に帰って納豆が食べたかったのでアセったわ~。
まぁ、旅先ではいろんなことが起こるものです。

10その後、Marshallの社長の送り迎えをするのに何度も羽田の国際線ターミナルには来てるんだけど、それにしてもキレイだわ~。
羽田は世界で4番目に旅客数の多い空港なのだそうだ。

20発着案内板の見てくれも昔と比べてずいぶん変わったナァ。
ハングルの併記が普通になった。
590
この日は5月の中旬。

40ゴールデン・ウィーク明けでガッラガラよ。

502階のショッピング・モールは気合が入ってるよね~。
この日もミニ・コンサートが開かれていた。

1_img_0030 チョット前までは空港の売店なんてどうにもならない感じだったけど、最近は実に気が利いている。
海外へのお土産なんかも、「あ、空港で買えばいいじゃん」なんてことがとてもしやすくなった。

70「日本橋」まで作っちゃって。

80それにしても、こういうのはどういうことを期待してこしらえるんだろうね?

90早くも空港で「日本の心意気」を外国からの観光客に叩き込んでやる…とか?

100でも、このあたりのコーナー、いつ来ても日本人しかみかけないような気も…。

110と、言いつつ結構よろこんでいる私のような人間のために作ってくれたのかしら?

120v_2こんなモノまである。

130「しばらく食べられないからね~」なんて、海外に行く前に牛丼をかき込む気持ちもよくわかる。
でも、よくわからないのがコレ…

140ナゼかライブハウス。
…と最初は不思議に思ったんだけど、別にライブハウスという用途に限っているワケではなくて、空港を利用する人たちのための多目的ホールということなのね…パーティとか、セミナーとか。
「TIAT SKY HALL」という「いかにも」なネーミング。「TIAT」とは「Tokyo International Air Terminal」だって。

150そして、今日の出演者はおなじみ曾我泰久、ヤッチン!

160会場内に入ると、ズラリとスーツケースが!
コレは後で説明する。

170…ということで、そろそろヤッチンの「音楽世界」へ出発だ~!

180すでに梅雨に入ってスッカリ暑くなっちゃったけど、今日レポートする公演は『LIVE TOUR 2016~春が来た!』と銘打って4月10日からスタートしたツアーの千秋楽。
だから「春が来た!」なの。今なら「夏が来た!」だよね。
あ~、夏は来て欲しくなかったのに!暑いの大キライ!はやく冬が来て欲しい!

190_2曾我泰久

Y衛藤浩一

210v宮野和也

230v大坪正

240vこのツアーは本来、ヤッチンの単独弾き語りという企画であったが、この東京での最終公演だけはバンド形態のステージとした。

250さわやか系のオープニングということで選ばれたのは「Go Ahead Again!」。

260v_coもちろんヤッチンは今日もMarshall。

270JVM410Hと1960Aを使用。

280v足元のようす。
今回、ディストーション系のトーンはJVMのODチャンネルを使用するのではなく、エフェクターで作った。

285そういうシステムと来れば、ASTORIAでしょう。
ASTORIAはエフェクターで音を作る人のためのアンプだ。
ヤッチンもしっかりチェックしていくれていて大きな興味を示していた。
近いうちに是非お試し頂きたいと思っている。
それよりヤッチン・ファンのみなさん、どうすかこの色。
ヤッチンの愛器とお揃いになるではあ~りませんか!

287ね、ゼッタイいい。音は最高にして最上。
軽くあいさつをはさんで「Carry on」と「One More Kiss You」と続ける。

290_omky宮野さんが使っているベース・アンプはEDEN。
EDEN(エデン)はMarshall傘下のベース・アンプ・ブランド。

295アンプ・ヘッドはWT-800、スピーカー・キャビネットはD410XSTが2台。
これまたすさまじくクリアでゴージャスなサウンドだ。

296vヤッチンファンの皆さんにもうひとつ。
Marshallはアンプ類だけではなくてドラムも取り扱っています。
1965年創業のイギリスのパーカッション・ブランドで、NATAL(ナタール)という名前です。
アチコチからかなり高い評価を頂戴しております。
ですので、お知り合いの方、親戚の方、誰でもいいです。「バンドを始める」なんて話をお耳にしたら…
「(吹き替え調で…)アラ、バンドやるの?それならアンプはMarshallね!コレはまずキマリ…と。ドラムはNATAL(ナタール)がいいんじゃない?すごく評判がいいわ!NATALを使わなきゃもったいない!ベース・アンプならEDENを選ぶべきよ!」
…とやって頂きたい。
宣伝コーナーおわり。

298「最初のアルバムから2曲おおくりします…」

300_kw「キミガワカラナイ」と…

310_esd「Every Single Day」を。
ギター・ソロもバッチリとキマった!

320v_dmmb20~21歳の時に作った曲だという「Don't Make Me Blue」。
1984年、The Good-Byeのシングル「にくめないのがニクイのサ」のカップリング曲だ。

330v_erこの時はPrinceが亡くなってちょうどひと月ほど経った頃で、ヤッチンからもそのあたりの話があった。
昔、大阪に行った際、The Good-ByeのメンバーでPrinceを見に行ったそうだ。
そしてその翌朝!
ホテルのロビーでボディガードに囲まれた本人に出くわしてしまったという。
ヤッチンがこの話をしようと衛藤さんに振ると「ああ、Princeに会った時の話?」とオチを先にバラしてしまってハラホロヒレハラのシーン!
もうひとつ。
最近、初めて当日券を買いに普通に列に並んだという話。
ま、そうでしょう。業界の人はコンサートのチケットならたいてい何らかのツテで入手できるでしょうからね~。
でもヤッチンは並んだ!
何を観るために?
Brian Wilsonだったそう。
好きだ~、Brian Wilsonというより『Pet Sounds』。
一体何百回聴いたかナァ?私なんか序の口以下で、「何千回聴いた」なんていう人もたくさんいるでしょうけど…。
Hal Blaineがドラムを演奏しているのは有名だけど、ギターがBarney KesselやGlen Campbellが弾いてたり、サックスでPlas Johnson(映画『ピンク・パンサー』のHenry Manciniのテーマ曲のテナー・サックスを吹いた人)が参加しているのがうれしい。
完全に脱線、失礼しました~。
350
The Jokers時代の「イージーライダー」…

340_ls「とびっきりのLove Song」へと続く。
分厚いコーラスも完璧!

400v
前半は曲と曲の間にトークを散りばめた進行であったが中盤に入ってガツンとヒートアップ。
ナント、7曲ぶっ続けに演奏した。
「一期一会」…

360_oneギターを降ろして歌に集中するヤッチン。曲は「春風を誘うから」。

Img_0138_2 アコギに持ち換えて「Another World」。

1_s41a0230 オープン・チューニングを駆使してのアコースティック・ギターのソロが大きくフィーチュアされた。コンサートの見せ場のひとつ!
ヤッチンはこういうアコギのプレイで物語を作るのが実に達者だ!

380v_awまだまだ続く!

S41a0131 「約束の場所で」

410_pp定番の「流されて」。

S41a0079 ここで衛藤さんフィーチュア。
「Please Believe Me」を熱唱!

420_pbm「21st Century」
440_21
そして、お待ちかねの「Yes! Yes!! Yes!!!」。
ハイみなさん、タオルの準備して~!

450_yyy
The Good-Bye時代からの人気曲に会場は大興奮!
いつもコンサートの最後の方で演奏されるということもあるけど、盛り上がっちゃうよね~。

S41a0025_2 この通り!
こうして見るとゼンゼンやってない人もいるのね?

470本編の最後を飾ったのはノリノリのドライビング・チューン「UP BEAT」!

480大坪さんの入魂のソロ!

490vこうして本編17曲、心を込めて演奏したヤッチン。
歌にギターに(with Marshall)トークにと、素晴らしいパフォーマンスだった。

500vすぐさまアンコ―ルに突入。

510_ec「Let's Get Together」と「ハダカノココロ」を取り上げた。

520ヤッチン・ミュージックを濃密な演奏で練り上げた3人の演奏も最高!

530v

430v

550vアンコールの2曲を演奏して完全にプログラムは終了したのだが、ファンの興奮まったく冷めず。
強引にヤッチンを引っ張りだしてもう一曲!
時間は大丈夫なのかッ?!
570
…というのは、説明が後先になったが、実はコンサートの終了後、ヤッチンはファンのみんなとこのまま飛行機に乗って台湾へ行くことになっていたのだ。
だから冒頭で紹介した通り、会場内にスーツケースがズラリと並んでいたというワケ。
何でも、前回ココでコンサートを開いた時に、「このまま飛行機に乗ってどこかへ行きたいネェ~」なんて話が出て、それを本当に実行しちゃったのだ!
さすが有言実行の男、ヤッチン!
ダイエットもちゃんとやったもんね。

560ということで、この後、皆さんご一緒に台湾に旅立つのよ。
私も専属カメラマンということで同行させて頂いた…と言いたいところだが、暑いところが苦手なもんだから、チャッチャと機材を片付けて家に帰りましたとさ…。

580いってらっしゃ~い!

春が来ようが、夏が来ようが、常に前進するヤッチン。これから先もいろんな企画がテンコ盛だ!
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com

600(一部敬称略 2016年5月14日 羽田空港TIAT SKY HALLにて撮影)

2016年6月21日 (火)

MAGIC OF LIFE~Don't Stop Music fes. TOCHIGI 2016

さて『Don't Stop Music fes. TOCHIGI 2016』レポートの<後編>。
今日のレポートは、フェスティバルが開催された栃木市の紹介から入る。
昨日はこの日のことを「最高の一日となった」と記したが、フェスティバルの楽しさに加え、初めて訪れたこの栃木の街の魅力にスッカリ魅了されてしまったのだ。
お目当てのグッドモーニングアメリカとMAGIC OF LIFEの出番が夕方だったので、それまでの間、タップリと街を散策することができた。
東京から2時間弱。昼前に現地に着いて、まず「旧市庁舎別館」という旧跡のとなりの駐車場に車を入れる。
無料…すでにこの時点で感動。

10_2コレがその旧市庁舎別館。
大正10年だから1921年の建造。
Jim Marshallの2つ年上。関東大震災の2年前。
栃木県庁は、明治17年に宇都宮に移る前までは栃木市に所在していた。その場所がココだった。
この建物は国の登録有形文化財に指定されている。

20vちょうど『映蔵』と呼ばれているイベントが開催されていた。
コレは今年で9回を数える『栃木・蔵の街かと映画祭』という市の観光振興課が主催する映画のイベントで、「蔵の街」の特長を活かし、色々なところで古今東西、様々な映画が上映されていた。

30_2古い建物が好きな私としては中に入らずにはいられない。
中では静かに男女のデュオが「When I'm Sixty Four」を日本語で歌っていていい感じ。

40_2手作りのグッズがズラリと並ぶ。

50_2

60_2

70天井が高く、ユッタリとした作り。昔の建造物はいろんな意味で本当に優雅だ。
私は東京の生まれだが、小学校2年生まで校舎はこんな感じだった。

80_2気になったのはコレ。
コレも鴨居っていうのかな?天井間際の仕切りについている切れ込みの入った駒。
ほぼ全部、3つずつ組になって取り付けられている。飾りなのかな?
現地の人に尋ねてみたがわからなかった。

90_2巴波川と書いて「うずまがわ」と読む。

100_2この日は5月8日であったが、まだ鯉のぼりの飾り付けが残っていた。
江戸時代にはこの巴波川を利用した舟運で江戸との交易が盛んに行われていたという。
1617年に徳川家康が日光山に改葬され、朝廷からの勅使が日光東照宮に毎年参上することになった。
その勅使が通った道を「日光例幣使街道(にっこう れいへいしかいどう)」という。
栃木はこの街道の宿場町となり、多くの人やモノが集まって大いに栄えた。
江戸からは日光参りの荷物や塩が、栃木からは木材や農産物がこの巴波川によって運ばれたのだ。
この江戸との交易によって栃木には豪商が多く生まれ、巴波川沿いにたくさんの蔵が作られた。
言わずもがなだが、「蔵がある」ということは、そこに「富がある」ということだ。この街のかつての繁栄ぶりが窺い知れよう。

110その巴波川沿いにある蔵。
ココが今では「横山郷土館」という資料館になっていて、早速入ってみた。
横山定助は元々水戸藩士だったが、武家を嫌い、商人を志し、農産物であった麻を主力にした荒物屋で身を興した。
後に金融業にまで進出して大きな財を成した。
建物の向かって右半分が麻問屋、左半分が銀行になっていた。

120麻問屋の蔵の中。
この梁!

130_2蔵に展示されている古いお雛さま。
江戸時代にこんな立派なもの持っていたなんて生半可なリッチではなかったであろう。

140ここは左半分の銀行エリア。
横山定助の個人銀行は後に「栃木共立銀行」に発展した。
ドデカイ金庫が備え付けてあった。ちなみに金庫のダイヤルは「いろは」だ。
その金庫は、横山家三代目の横山庫造(くらぞう)が、金庫の暗証番号を誰にも伝えずに死んだため誰も開けることが出来ずそのまま放置してあった。
金庫自体も立派なモノで、1,000万円以上の価値があるとされていたが、70年以上も経過し、サビの度合いも進んでいたこともあり、金庫の扉を開けることは相当困難であると言われていた。
それを香川の天才鍵師なる者がテレビの企画で見事に開帳したのだそうだ。
栃木共立銀行は大正3年の創設時に既に3億3000万円の資産を保有していたとされており、金庫の中身に注目が集まった。
ところが、出てきたのは領収証や地図やハンコといった銀行で実際に使用していたモノばかりで、現金は当時の92円だけだった。ジャンジャン!
使用してあると貨幣そのものは骨董として価値が上がらないため、92年はほぼ92円。
結果、金庫自体の方がはるかに価値があった…という結果に終わった。
栃木、おもしれ~!

150_2これはその中庭。立派!

160_3離れの洋館。
コレも大正時代の建造物で、戦時中には有名な歌舞伎役者がここへ疎開していたとか…。

170蔵の中には多くの民具が展示されていておもしろい。
なんじゃコレ?どうやって使うんだ?というものも結構見かけたが目を引いたのはコレ。

180v_3ドイツのElectroacustic GmbHのステレオ。
Electroacusticは今のELAC。ゼンゼン知らないんだけど、そのようだ。
この会社は1926年の創業で、始めは軍需でソナー探知機なんかを作っていたが、終戦と同時に民間向け製品のメーカーに転身し、ミシンやカー用品を作っていたが、1948年にオーディオ分野に進出しレコード・プレイヤーを発売した。
ターンテーブルに乗っているSP盤は、大正期の「日東蓄音機」傘下の関西最大のレコード会社「ニットーレコード」のもの。当時は東京の「日畜」と売り上げを大いに争ったそうだ。
「日畜」とは後の日本コロムビアだ。

190_2テレビがなかった時代、蓄音機はとても高価なもので、これらがすべて横山家のものであったとするなら、やはり大富豪だったということが言える。
昔の人はコレで何を聴いていたかというと、もちろん音楽もそうだが、浪曲、義太夫、浄瑠璃、落語といったモノの音源を楽しむ機会が多かったようだ。

200_2街をブラつく。

210_2戦時中、栃木市は空襲を受けなかったために、いいように昔の建物が残っている。
この家なんか、薄い戸一枚ですぐに完全プライベートな居住空間だからね。
日曜日の午後だったので、近所の人達が集まってイッパイやっていたのか、モノスゴイ騒ぎが中から聞こえて来た。外に筒抜け。

220JR栃木駅に通じる「蔵の街大通り」。ココが何しろ素敵!

230日産化学の販売代理店。
ステキじゃない?この看板の色合い!
副業で漬物屋を営んでいる。
日産化学は富山の速星(はやほし)というところに工場があってね…。
昔私がいた会社で、日本貨物鉄道(当時はまだ日本国有鉄道だった)と北陸本線の鉄道輸送に関する会議があると、よく一緒になった。
私が務めていた会社は、セメントの鉄道輸送への依存度が高く、新潟の工場から「越中大門」、「根上(ねあがり:野球の松井の地元ね)」、「飛騨古川」へ向けて発される貨物量はすこぶる多く、北陸本線を管理する金沢鉄道鉄道管理局内ではダントツの大クライアントだった。コレ、すなわち「時代遅れ」ということなんだけどね。
そのため、私はまだ弱冠22歳だったが会議ではVIP待遇だった。
時代は80年代中盤のバブルの最初期で、山中温泉だか片山津温泉で開催される会議は、終了後、当然無礼講のドンチャン騒ぎになった。
宴会場で差しつ差されつした後は、温泉場のスナックを何軒も回った。
私は親類にサラリーマンがまったくいない環境で育ったせいもあって、そういうのがすごく苦手で、とても辛かったナ。
カラオケもゴルフも大キライだった。一般サラリーマンがよろこぶ種目がことごとく受け容れられなかった。悲劇だよね~、そんなヤツが「日本のサラリーマン」やると。
どんな美酒よりも、名門ゴルフコースよりも、早く下宿へ帰ってギターを弾いたり、ジャズを聴いたり、本を読んだりする方が楽しかった。
でもずいぶんガマンした。ま、何と言っても一番ガマンしてくれて、今もして頂いてるのは家内なんだけどね。
ダメなんだよ、アタシャ、ワガママで。
何が言いたかったのかと言うと…30年チョット前はこのMarshallオジさんもそんなことをしていたのだよ。いきなりMarshallやらNATALなんかじゃないのね…ということ。

250_2ココは甘味処。

260_2着物屋さん。

270_2コレはレストランと『映蔵』の事務所。

280_2観光協会の出店。
290_2
ココも素敵だった。
中に入ると…
380v
見て!この梁!
白川郷でもあるまいし、やたらと作りが頑丈なのだ。
それだけ階上に蓄財していたということだ。

300_2もうこんな木は採れないって。

310家具もスゴイ重厚。
この階段の弾き出しは今も使われている。もちろん階段としても。
従業員の方々は実際にこの階段を使って二階に上がるそうだ。

320外装にかなり手を加えている。
この店の方にお聞きしたのだが、栃木市はこれらの蔵や古い建造物を街の重要な観光資源として活用すべく、こうして徹底的に保存・補強工事を推進しているそうだ。
やっぱり金かけなきゃダメなんだよね。

330観光協会の出店の裏の蔵。
ここも資料館になっている。
お昼は地元の方ご推薦により、この裏の「太郎庵」という日本そば屋でそばとミニかき揚げ天丼のセットを頂く。
かき揚げ丼は普通だったけど、そばはバッチリ!メッチャおいしかった!

340ここも資料館。
何せ見たことないような建物でどこも面白い。

350昔のモノってのは何でもホントによくできてるよね。

360洋館だって雰囲気バツグン。

370vまるで時代劇のセットみたいでしょ?

390こんなの見たことある?

400「善野屋土蔵」、通称「おたすけ蔵」というのだそうだ。
江戸時代、米や大名への質商で財を成した豪商の善野さんが、困窮する人たちに米や金を供出したそうだ。
また、失業者対策としてこの蔵を作らせたという。
ヨーロッパでいうところのNobless Obligeというヤツ。「富める者が不幸なものを助けるのは社会的道義である」と説く。ごく一部を除いて、今の日本には消滅してしまった人間らしい思想。

410蔵は1804~1840年の間に建造されていて、今は栃木市ゆかりの作家の作品を展示する美術館になっている。

420これは喫茶店。

440栃木市は蔵の他に錦鯉も売りものにしている。
いつか、イギリスの地方に住む友人の家で開かれたホームパーティに参加した時、集まっていた近所の人達から「鯉」のことを訊かれて困ったことがあった。
「コーイ、コーイ」と盛んに言うんで、何かと思ったら「Carp」だって。映画だかドラマだか『将軍』で知ったんだって。「Yoko Shimada」なんて名前も出ていた。
さすがの私も「鯉」のことまでは知らんよ。知っているのは「carp」という名詞は単複同形ということぐらい?
この「錦鯉」を世界的に有名にしたのは田中角栄なんだってね。
何かの国際会議の時に決まってもいないので鯉を勝手に「国魚」って紹介しちゃったんだってよ。

450「山本有三ふるさと記念館」。
『路傍の石』の山本有三はここの出身なのだそうだ。

460コレは普通のウチ。
でも素敵。

470この飲み屋も市が指定する建造物になっている。
下はお世辞にもきれいとは言えないけど、2階が蔵の作りになっていてなかなかに味わい深い。

480カッコいい床屋!
「銀巴里」とは銀座にあったシャンソン喫茶と同じ名前。
1963年に録音され、『銀巴里セッション』としてThree Blind Miceからリリースされた、高柳昌行、中牟礼貞則(お二方とも香津美さんのお師匠さんね)、菊池雅章、山下洋輔、日野皓正等による音源は有名。
ただ、「GINPARI」じゃなくて「GIMPARI」だろうナァ。
私の研究によると、日本語をローマ字表記する時、唇をくっつける音の直前の「ん」の発音は「m」で表記する…としている。
わかりやすい例として、「新日本橋駅」。「Shin-Nihombashi」と、日本語では同じ「ん」でもローマ字表記では「n」と「m」を使い分ける。
あ、コレは私がそう思っているだけで、勝手なオリジナル・ルールですから。

490「下野新聞社」だそう。
どの建物も黒っぽくしたのは何か理由があるのだろうか?
夏、暑くてしょうがなかったと思うのだが…。

500見て!こんな洋館も。病院だって。

510ここから先は、栃木駅前の蔵の街大通りから離れた「重要伝統的建造物保存地区」というエリア。

520ココは丸っきり普通の住宅街で、「蔵の街大通り」に並んでいるような大きな蔵のような建物はないが、よく見て歩くとおもしろい。

530

540ガラッと戸を開けて清兵衛や丑寅の親分が出てきそうじゃない?あ、映画『用心棒』の話しね。

550コレは「岡田記念館」という500年以上続く旧家で、資料館になっている。
岡田家の当主である今の嘉右衛門さんは26代目だって!
元は武士だったが、帰農して慶長年間に栃木に移住して、荒地を開墾し、地域発展のために尽力したそうだ。
以後この家の当主は嘉右衛門を襲名していて、この場所、すなわち「嘉右衛門町」という地名にもなっとる。

1_113おお!標識もリアル嘉右衛門!
電話だって一番だもんね。

560嘉右ヱ門町一番地!
皇居みたいじゃん?
この記念館、入りたかったんだけど800円も取るんだよ。パスさせて頂きました。ロンドン塔じゃないんだから。500円だったら入った。

570v

向いの肥料問屋の壁。
そういえば東京ではこういう板壁をまったく見なくなったね。

580ココも肥料問屋。そこらじゅうに点在する肥料屋さん。いかに農業が盛んで肥料が重要だったかということね。
石灰窒素、硫安、尿素、リン酸、カリウム…なつかしいナァ。
私は一切関わったことがないけど、さっきの昔勤めていた会社は石灰化学からスタートしていて、肥料が有力製品のひとつだった。
肥料部門の人たちは何やら特殊な営業をしていたナァ。何しろ「酒豪」でなければとても営業なんぞ務まらない、というような話を聞いたことがある。
そういえば、その肥料部門が開発した製品で、生ゴミを肥料に変える薬っていうのがあって、長野にいた時、その商品がローカルのテレビ番組で紹介されることになった。
SBC放送だから「信越放送」だね。
番組の名前は忘れてしまったが、「夕焼けワイド」みたいな比較的視聴率の高い帯番組だった。
で、何だか知らないけど、業務上はゼンゼン関係ない私のところにその仕事が回されてきた。
要するにその番組に出て、生放送でその商品を説明しろというワケ。
支店長が言うには、「キミが一番おしゃべりだからな。それにキミ、バンドやってんだろう?それじゃキミしかいないじゃないか!」ということだった。バンドは関係ないでしょ!
確かにその頃、私は長野市で一番大きなパブで毎週末ハコバンをやらせて頂いていたし、ま、正直そういう仕事はキライじゃないので引き受けた。
引き受けたのはいいけど、台本が気に食わないってんで、その商品についてにわか勉強をして、台本をあらかた全部書き換えて、一晩で覚えた。大したボリュームじゃないけどね。
商品はなんつったけかな?「ナントカ太郎」だったはずだ。
で、この番組、リハーサルも何にもなしで、本当にブッツケなワケ。
キューが出されると「ハイ。みなさんこんにちは!今日は『ナントカ太郎』のご紹介です!まずこのキャップに『ナントカ太郎』を適量入れまして~」なんて演ったのよ。
もちろん結果はパーフェクト。
あの時の経験が今のMarshallのイベントにつながっているのサ!ウソこけ!

590変でしょ、コレ。
古い建物を壊す時に記念に一部を保存してあるのかと思ったけどどうも違うようだ。
ただのマンホールの飾りだな、コリャ。

600信号も至ってシンプル!
黄色と赤がひと球ずつ。

610天明年間(1781~1789年)に創業した「油伝味噌」。
さっきの金沢鉄道管理局の話しね、その時は富山に下宿していたんだけど、そこの家は特に旧家というワケでもなかったんだけど、ミソも醤油も自分のウチでチャンと大豆から作っていてね、私はそのニオイが苦手だった。
下宿人たちに出す料理はマルコメとかキッコーマンだったようだけど。

620そして、戻ってきました。
結構歩いたけどアッという間だった。
メッチャおもしろかった。おいしかったし!
…というワケで、昨日レポートしたグッドモーニングアメリカの出番に間に合うように「栃フェス」の会場に移動した。

630グドモの後、トリで登場したのが「栃フェス」の主役MAGIC OF LIFE。
昨年11月にリリースしたシングル、「風花ノ雫」でスタート。
首を長くして待っていたファンは大よろこび!

640_2高津戸信幸

650v山下拓実

660v渡辺雄司

670v岡田翔太朗

680v続けて「ジェットモンスター」。
MAGIC OF LIFEは栃木のバンドだ。
栃木市のふるさと大使に就任している。
Marshall Blogでは山口の田川ヒロアキに続いて二人目のふるさと大使。
高津戸さんは宇都宮の出身。栃木に何か恩返しがしたいと思い立ち、もっともフェスティバルの開催に積極的だった栃木市を「Don't Stop Music fes. (栃フェス)」の舞台に定めたそうだ

690そんな心のこもったイベントがこの栃フェスなのだ。
「楽しかったね~!栃フェス、愛があるよね~!熊本募金にご協力ありがとうございます。日本赤十字を通して必ず届けます!
何が起こるかわからない世の中。もっとちゃんと勉強して、自分たちにできることをみんなに届けられるようにしたい」と挨拶。

700vMCの後は続けて「DOUBLE」と「呼吸」。
第2回目の栃フェスはグドモとMAGICのNATALのワンツー・フィニッシュとなった!
やっぱドラムの音がいいとキモチいいね!

710vテレビ他、地元のマスコミがワンサカやって来てプレスピットは大混雑!
「栃フェス」への注目度の高さがうかがえる。

720出番を終えたグドモの幸一ちゃんもステージそでから応援!

730vそして、「弱虫な炎」。
人気の5曲を演奏した。

740翔太朗くんの叩き出すNATALメイプルの歯切れの良い音でバンドは猛チャージ!
この人のダイナミックにしてこざっぱりしたドラミングは大きな快感だ。

760v
トリの出演ということでアンコールを1曲。「箒星の余韻」だ。
こうして全6曲を演奏して出番を締めくくった。

750MAGIC OF LIFEの詳しい情報はコチラ⇒official web site

770最後はお客さんと記念撮影。

780写ってるかな~?

790

800

810

820

830最後!
高津戸さんからひとことお礼の挨拶があって第2回目の「栃フェス」は幕を降ろした。
蔵の街の見学と絡めて、次回の「栃フェス」に是非ご参加くだされ!

840<オマケ>
帰り道、「石焼らーめん」という看板が気になって店に入ってみた。

845どうなっているのかと思ったら、石焼ピビンバの要領でチンチンに熱くしたドンブリに麺と具が入って出されてくる。

846_2_2 そこへ店員さんがスープを注いでくれるワケ。
当然、ドンブリの中はジョワ~っと瞬時にしてグツグツに煮え上がる。
♪あったかいんだから~。
この店ではこの工程を「噴火」と呼んでいる。家内は「爆発」とか言っていたが…でも、ホントにそんな感じ。
で、ひとしきり噴火が収まったところで激アツのラーメンを頂くという趣向。
私はアツいものが大スキなので、取り皿など使わずそのままハヒハヒ言いながら直接麺を口に入れてやるのだ。ワイルドだろぉ~。
何かドンブリの下に仕掛けでもあるのか、最後の最後までグツグツ煮立ってるんだよね。
このラーメン、とても夏場は食えんだろうから休業にしているのか?と店員さんに尋ねてみると、そうでもないらしく、夏は夏でそれなり荒行を体験しに多くのお客さんが訪れるそうである。
全国9店舗。
東京エリアは平塚に1店舗営業しているそうだ。
当然、後でノドが渇きますな。

847 帰りは羽生のPAでひと休み…と思ったらもう全部閉まってやんの。
ま、こんな光景も風情があっていいか…。

850何しろ充実した楽しい一日だった。
どうもありがとう、MAGIC OF LIFE!

860Don't Dtop Music fes.(栃フェス)の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

8701965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2016年5月8日 栃木市総合体育館にて撮影)

2016年6月20日 (月)

Don't Stop Music fes. TOCHIGI 2016のグッドモーニングアメリカ

はじめて来た!
下野の国、栃木市。
MAGIC OF LIFEが主催する『Don't Stop Music』というフェスティバルが開催され、お邪魔してきた。
イヤ~、コレが実に楽しくてさ~。
ウチから片道約100km、日帰りだったけどガッチリ観光もできて最高の一日になった!

10フェスティバルの会場になったのは栃木市総合体育館。
これなら天候の心配も無用。
写真右側のピンクの長っぽそいのはショウガ。
「岩下の新生姜」でおなじみの岩下産業株式会社は栃木市に本社を構えていて、このフェスティバルのスポンサーのひとつなのだ。

20「栃フェス開催!栃木に熱い感動を再び!」とあるように今回は2回目の開催となった。

40場内はいい感じの盛り上がりよう。これはもうフェスティバルも後半のようす。

30

若い人が多いね。
そう、出演者は若いバンドさんばかりだ。
私は今日も元気に最年長~!

50ステージにはMarshall、NATAL、EDEN。
Marshall Blogのお目当てはまずグッドモーニングアメリカ!

60もちろん栃木に来たってたなしんのオープニング儀式は必須。
今回は黄色い装束に身を固めて客席から登場した。
この黄色何だかわかる?
「レモン牛乳」だって。

Lemon500ml_2

このレモン牛乳、私は飲んだことはないのだが、栃木県民に愛飲され続けている乳製品で、正式名を「関東・栃木レモン」というそうだ。
何だか「秘密のケンミンショー」みたいになってきたな…。
レモン牛乳は戦後まもなく誕生し、宇都宮市の老舗製乳メーカーだった「関東牛乳」が「関東レモン牛乳」という名前で発売していた。まだ甘いものが貴重な時代で、特別な日にしか給食などに出されないゼイタク品だったらしい。
そんな人気のレモン牛乳は関東牛乳の廃業とともに平成16年、姿を消してしまった。
ナンてこった!
県民が愛する味がこの世から消えてしまうのはあまりにも寂しいということで「栃木乳業」という別の会社が製造法を受け継ぎ、めでたく復活を遂げたそうだ。

80いつも通り「グッドモーニングアメリカはじめます!」の掛け声で演奏はスタート!
グドモは今年初めての参加。

90金廣真吾

100渡邊 幸一

110x幸一ちゃんは今日もMarshall JVM210H。

120vたなしん

130アンプは愛用のEDEN WT-800とD410XSTだ。

130vそして、ペギ。

140vこちらも愛用のNATALブビンガ。
10"、12"、16"、22"のコンフィギュレーション。

150今回は珍しく「コピペ」でスタート。

160_2圧倒的なドライブ感が気持ちいい!

170v出番はトリひとつ前…「千両役者登場!」の堂々たる存在感だ!

190

2曲目は「拝啓、ツラツストラ」。

180v「♪あ~あ~あ~あ~」の大合唱!やっぱり盛り上がる!

200時間が25分と短いので、とにかく詰め込んでしまえ!
お客さんもそれを知ってのことか、ノリの鋭さが違った。

205矢継ぎ早にもう1曲演奏し、MC。
そして、火に油を注ぐようにして「キャッチアンドリリース」を持ってきた!

1_img_0185 PAのやぐらに乗り移る幸一ちゃん!ノッてるぞ~!

240v観客は大興奮!

250締めくくりは「未来へのスパイラル」。

210

いつものこととはいえ、この曲の大合唱もスゴかった!
230v
アッという間!
人気の5曲で持ち時間を終了した。

260終演後、楽器を片付けるよりファン・サービスが優先のたなちゃん。

270疲れなどまったく見せず、ファンが差し出すグッズにひとりひとりサインする。

280さすが、たなちゃん、ファン層広し!
ちなみに今日は「レモン牛乳」の姿で登場したたなちゃんだったが、ここ栃木市は「じゃがいも入り焼きそば」というメニューも名物だそうだ。
そういえば楽屋のテーブルに乗ってた。
戦時中、食糧難の時にボリュームを増やすために焼きそばにじゃがいもを加えたのが始まりだそうだ。

290フェスやらイベントやらで大忙し!
進めグッドモーニングアメリカ!

グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒Official Site

300つづく

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年5月8日 栃木市総合体育館にて撮影)

2016年6月17日 (金)

Kelly SIMONZ's BLIND FAITH~ARE YOU READY TO RIDE 2016 <後編>

さて、5月に開催された『Kelly SIMONZ's BLIND FAITH~ARE YOU READY TO RIDE 2016』 のレポートの<後編>。

1_img_0033バラードの「Stay in my Heart」でシットリやった後、ドカンといくかと思いきや、もうひとシットリ。

10v_boe「自慢したくてしょうがない!」というギターを下げて弾き倒すのは「The End of the Beginning」。

20_2「♪やさしすぎたのあなた」とテレサ・テンの歌声が頭をよぎる名旋律。
私はこの曲に猛烈に昭和歌謡に憧憬する。
アータね~、「昭和歌謡」ってのは極上の代物だよ。
才気あふれる作家たちが作った曲を、シッカリ音楽を勉強した編曲家がアレンジを施し、百戦錬磨のスタジオ・ミュージシャンが演奏していたんだから。
今のテレビの歌番組でかかる曲と比べれれば、そのクォリティやステイタスの差は一聴歴然だ。
日本の今の若い人が歌謡曲を通過できなかったのは「文化的災難」だと思っている。
ま、私なりの解釈で恐縮だが、結果的にその世界をギター的に再現しているKellyさんのセンスとアイデアが好き。

30_amバラードでも的確なプレイでKellyさんの心情を表現するリズム隊のふたり。
KAZ

40v_2Yosuke Yamada

50そして満を持して大爆発!
「Aregro Maestoso」だ。
Kellyさんのギターは笑っちゃうほどの弾きまくりだが、コレも「Opus#1」や「Rondo KSV007」同様、スペクタクルなバンド・エクスプレッションを楽しもう!
70_2
「Aregro」は「急速に」、「Maestoso」は「堂々と」という意味。
よって「Aregro Maestoso」で「ヤケクソにブッちぎりまくりやがれ!」という意味…なワケないけど、実際はそういうことになってる!
ところで、「Maestro(マエストロ)」という言葉は「巨匠」みたいな意味だが、指揮者や作曲家に用いられるのが普通。現在では特定して指揮者を呼ぶ場合が多いようだ。
フルトヴェングラー、ベーム、トスカニーニ、ワルター、カラヤン、クライバー、ムンシュ、ショルティ、クナッパーブッシュ、ジュリー二、ハイティンク、マゼール、アバド、メータ…挙げだしたらキリがないが、こういう人達は名前よりも「マエストロ…」と呼ばれる人達。
これでも私は結構クラシック聴いてんだよ。
さて一方、モノスゴイ演奏家には「名手」という意味の別の専門の表現があって、「Virtuoso」という言葉を用いる。
コレ、クラシックの人は「ヴィルトーゾ」と読むが、ジャズでは「ヴァーチュオーゾ」としているようだ。「ヴァーチュオーゾ」は英語読みで、「オ」にアクセントが来る。
ハイその通り、Joe Passよく聴きました。

60v_2Kellyさんのステージでは必ず登場するナイロン・コーナー!
よくもこれだけテンションが異なる楽器に持ち変えて即座に弾きまくれるものだ。

80元はエレクトリックのハード仕様の「Tales of the Viking」をアコースティックに大幅アレンジ。
コレ、「Vikng」ってのはYngwieのこと?
彼、しょっちゅう「'coz I'm a viking」って言うよ。

90vそして、YAMA-Bがジョイン。

200vこの辺りから後半。
Are you ready to ride????!!!!

205_2最近作から「Nobody is the Same」。
このリフ!「これからブッ飛ばすぞ」感満点!

210_nis中間部のキメが黄金時代のハード・ロックの雰囲気を漂わせていて大変よろしい。
285v
CDではすごくいいカウンター・メロディが付いているんだよね。
曲調に合わせたソロ。このサジ加減がニクイ!

220v「Revelation」は前作『Blind Faith』から。

230_revなるほど、「liberate」と「revelation」で頭韻を踏ませているのね。
こういうタイプの曲の歌詞を書くのはホント難しいと思うよね。

240これまたKellyさんのショウケース的ソロ。見ていて大安心!

250vすさまじいハイ・トーンでメタルの真髄を暴露するYAMA-Bさん!
よく血管切れないな~。

255v伝統のMarshallトーンはKellyミュージックを絶対に裏切ることはない。

250_2MCの後、YAMA-Bさんが声高らかに曲名をコールする。

260_nyt人気曲「Now Your Turn」だ!

270v必ず毎回演奏するということもあるのだろうが、歌ものの中でもっともKellyフィールが強い曲。

274恐らくサビのメロディがそうさせるのであろう。
普段、時々口ずさんじゃうんだよね。

275v人気曲だけあって、ココにきて客席の盛り上がり度がさらにアップする。

320_nwo
一段と盛り上がったところでYosukeさんのドラム・ソロ。

290vバッキング・トラックとの共演。
ドラマーはみんなコレやりたいんだね~。

310v
ショウも後半だっていうのに少しも疲れを見せることなくパワフルに叩き切り、スティック投げもバッチリ決めた!

300vつづけて『Blind Faith』のオープナー。「N.W.O」。
お召し換えしたKellyさん、気分も新たに猛シュレッド!

330v再びステージは3人となり、会場は「Stay with me Forever」のKellyさんの歌声に満たされる。

340_swmfコンパクトなソロだがKellyさんが言いたいことはすべて語られた。

350v8分音符15拍分の「♪Stay」は圧巻!
ロマンチックなムードで本編の幕は降ろされた。

360アンコールは、まるで時間をさかのぼるようにしてアルバム『AT THE GATES~』の冒頭に戻る。

370「The Journey to the Gates」から「At the Gates of the New World」へ!
前回のコンサートとは逆の構成!ニクイぞSIMONZ!

380vそして、2回目のアンコールで「Destisy」を演奏して11回目のキネマ倶楽部のステージを締めくくった!

390Marshallをお伴に全国各地をセミナーで奔走するKellyさん。
アノ手、コノ手で前進し続ける。
「おやすみなサイモン」なんてやってるけど、その忙しくしていらっしゃる姿を目にすると本当にいつ寝ているんだ?なんて首をかしげたくもなる。身体もデカいし、丈夫な人だ。
とにかく!丈夫じゃなきゃナニもできない。
で、直近にチョット毛色の変わった催しがあるので要注目だ。
ひとつは今日使用したギターがらみのクリニック。
6月25日(土) 開場/13:30 開演/14:00。 場所は御茶ノ水楽器センター2F イベント・スペース。

もうひとつは、Kellyさん自作自演の『Kelly SIMONZ "46th Birthday Concert"~やりたいことをやるだけさ~』。
日程と会場は7月1日(金)が高田馬場音楽室DX、7月8日(金)が大阪フラミンゴ・ジ・アルーシャ

400Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website

410(一部敬称略 2016年5月4日 東京キネマ倶楽部にて撮影 ※東京キネマ倶楽部はMarshallの壁が設置できる英Marshall公認のオフィシャル・ライブハウスです。詳しくはコチラ

2016年6月16日 (木)

Kelly SIMONZ's BLIND FAITH~ARE YOU READY TO RIDE 2016 <前編>

え~、そんな前だったけ?
トモ藤田さんとの『Guitar Academy』KAMIJOさんやBe Choirとの『もしクワ』があったせいか、それほど久々感がなかったKelly SIMONZの東京キネマ倶楽部。
しかし、BLIND FAITH単位で考えると、前回にステージに上がったのはアルバム『AT THE GATES OF THE NEW WORLD』の発売ライブ以来のことで、あれから早10か月が経過していた!
今回のコンサートは『ARE YOU READY TO RIDE 2016~Tokyo Kinema Club -The 11th-』と冠されたゲストなしのストレートな構成。
ファンにとっては濃いことこの上ない最高のKelly SIMONZショウになったハズだ。

冒頭サブステージから「Prologue」で登場したKellyさん。

10Kelly SIMONZ

30v付属Marshallウォール。
80
KAZ

40vEDEN WT-800とD410XSTを使用。

110v

そして、Yosuke Yamada。

50v オープニングは最近作『AT THE GATES OF THE NEW WORLD』から「Bound for Glory」。

20
サポート・ボーカルのYAMA-B。
今回は最初からステージに立った。

60vBLIND FAITH感満載のスピード・チューン!
激情の一夜にふさわしいオープニングだ!

70中間のバロック・パートを経てKellyさん爆発!

80v2曲目は雰囲気をガラリと変えて「In the Name of love」。

90_bfgこういうメジャーのメタル・ナンバーって好き。

110_inl
しかし、曲は長→短→長とコロコロと姿を変えていく。
120v

その先にはKellyさんのソロ。

100vソロ中、メジャーになったところの開放弦を使ったパートがおもしろい!

1_img_0124 続けて「Toki-No-Kakera」。

140_tokiタイトルから類するに…恋に破れた女性が、忘れることのできない恋人との幸せシアワセだった時間を胸中に北の地を目指すシーンをテーマにした感傷的で静かなバラードのような印象を受ける。

130v

バカ言っちゃイケない!
こちとらKellyよ、SIMONZよ。
誰だ、んなこと言ってんのは?!(…私です)
トンデモナイ!
泣く子もダマるへヴィ・チューン!

150v前作『BLIND FAITH』にも収録されていたナンバー。
BLIND FAITHのステージでは必ずと言っていいほど演奏されるKellyスタンダードのひとつだ。

160vイントロからKellyさんのギターが大炸裂。
派手にブチかますディミニッシュがスリリングだ。
こういう音楽にディミニッシュを持ち込んだのは誰なの?やっぱりYngwieってことになるのかしら?
190

Kellyさんの燃焼にジャンジャン油を注ぐリズム隊の2人。

170vバスドラの音が「♪デコデコデン」と聴く者の胸に突き刺さる!

180ここでYAMA-Bさんはお休み。
「今日は少しMCを減らそうと思っているのですが…」とは言ったものの、途中でそんなこと忘れちゃったみたいだけど…。
サングラスをかけて『AT THE GATES』から「I am Your Judgement Day」。

200v_jd個人的好みでは前アルバムのベスト・ソング。要するに70年代ハードロックの香りがタマらないの。

210続けて「Signs of the End of the World」。

220_sign飛ばしまくるkellyさん!
歌にソロにといつもより気迫がこもっているようだ。

230vMCを挟んで今度はバラード、「Still~時空を超えて~」。

240v_stテク全開のインスト曲、ド派手なヘヴィ・チューンと並んでKellyさんらしさを演出するのがメランコリックなバラードだ。

250場面は一転…台風到来。

270v_cfy

ブリティッシュ・ハード・テイスト満載の「King of the Castle」。

260v_koc完璧にイキの合ったプレイでKellyさんに寄りそうKAZさん。大変だナァ。

275この曲はKellyさんの作品の中でもエキゾチックな雰囲気で異色な感じだねェ。
すごくいい!

280矢継ぎ早に必殺の「Opus#1」。


ミニ知識…「Opus」が付く曲。
★Opus One:Tommy Dorseyの超有名なスタンダード曲。フランク・シナトラはかつてトミー・ドーシー楽団の専属歌手だったんですよ。
★Opus Number Zero:穐吉敏子の『Lomg Yellow Road』収録のスリリングな名曲。一時アメリカでは穐吉敏子のオーケストラとFrank Zappaのバンドに在籍したことがあるミュージシャンはオーディション不要、つまりシード、と言われていたらしい。敏子さんの楽団はそれほど超絶技巧を誇ったジャズ・オーケストラだった。
…Kellyさん、すいません、つい…。

290v_opしかし、毎回見惚れちゃうのはKellyさんの手。特に右手。
赤ちゃんのようにプックラしていて可愛い。
それなのにナンダってあんなに早く正確に動くかネェ。
それは練習しているから。
Kellyさんは「あまり練習しなかった」的なことをおっしゃるが、それは絶対違う。あり得ない。
練習を練習と感じていないだけなのだ。
かの渡辺香津美さんがおっしゃっていた…「『天才ギター少年』とよく言われましたが、冗談じゃありません。毎日10時間以上練習していて『天才』はないものだと思いました」と。
その「練習できる」ということこそ「天才」なのよ。

300この曲はKellyさんのテクと同時にバンド・アンサンブルをジックリ味わうべき。

310組んずほぐれつのバンド・エクスプレッションがこの曲を名Opusの仲間入りさせている。
「Opus」というのはストレートには「音楽作品」という意味だが、同時に「芸術作品」という意味も持っている。

320またしてもガラリと場面を展開させて「Stay in my Heart」を熱唱した。

Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website

330<後編>につづく

(一部敬称略 2016年5月4日 東京キネマ倶楽部にて撮影 ※東京キネマ倶楽部はMarshallの壁が設置できる英Marshall公認のオフィシャル・ライブハウスです。詳しくはコチラ

2016年6月15日 (水)

Mary's Blood~GRAND CROSS TOUR

グランドクロス(Grand Cross)とは何ぞや?
Wikipediaによれば、「西洋占星術におけるグループ・アスペクトの1つで、黄道十二宮上で4つの惑星が十字型に並ぶ配列を指す。占星術上の意味としては、凶座相を意味するとされる。」
何のコッチャ?
とにかく、惑星が十字に4つ並ぶのは不吉なこと…のようだ。
さて、コチラ…勢いよく前列に4つ、後列にひとつ、メタルの金星を配置したステージ。
え、何で「金星」かって?水星でも木星でもいいじゃないかって?
ダメダメ、だって「金星」は英語で「ヴィーナス」でしょ!
Mary's Bloodの『GRAND CROSS TOUR』の千秋楽だ!

103日前に開催した『NAONのYAON 2016』にも出演したMary's Blood。
そのステージではSHOW-YAが所属する事務所に移籍することが正式に発表され、客席から大きな反響を得た。
もはやガール・メタル・バンドの最高峰の仲間入りを果たしたと言っても何ら差し支えのない見事なステージだった。
休日出勤の経産省の連中もさぞかしビックリしたことだったろう。
このあたりのもようは、もちろん後日ユックリとレポートする予定だ。
さて、コチラは渋谷のCLUB QUATTRO。

20スンゲエ久しぶりのQUATTRO。
いつ以来Marshall Blogに出ていないだろう?
その沈黙を破ったのがMary's Bloodでうれしい。
今日はBloody Maryの説明はしません。

30最近作『Bloody Palace』の冒頭の「The Gate of palace」をSEに登場したメンバー。
オープニングは野音でも演奏した「Bite the Bullet」だ!

40EYE

60vSAKI

1_img_0339RIO

80vMARI

90vそして、サポート参加の社-yashiro-。

95v続けて「Crime and Punishment」。

100あたかも「血まみれの宮殿」の重い門扉が開いたかのようなスタート。
前回のツアーでもこうしてオープニングを飾った。

110v3曲目も『Bloody Palace』から「Grayish World」。
目の覚めるような、シャープな正統派ハード・ドライビング・チューン。

120最初のMCでこのツアー企画についての説明があった。
それは後ほど…。
もうひとつ…「ロックがどれだけ素晴らしいかを見せつけるためのツアー」ということなのだ!
実に頼もしい!

130v「Wings」、「Song for You」、「Infinite Love」と続く。
50
見つめ合うふたり…。
「Song for You」のエンディングではサキバウアーもキマった!

415

さっそく…このツアーはスペシャルな先輩たちを迎えて演奏することがテーマになっている。
大阪では相川七瀬、名古屋ではOUTRAGEにご登場頂いたことを報告し、今日は寺田恵子がこの後ステージに上がることが告げられた。
え?もう言っちゃうの?
いいじゃない、いいじゃない、男らしくて!
あ、男じゃなかった…でも、間違いなく草食系男子ロックよりは全然男らしいぞ!

150v_swdさらに野音でも演奏した「Shall We Dance?」。
前回のツアー千秋楽で初めて披露した新曲。

140

そして、『Bloody palace』から「Ready to Go」。
メジャーなメタル・ナンバー。この曲好き。

160「オ~イ、楽しんでるか~?! 寺田だぁ!」とEYEちゃんの予告通り恵子さん登場~!

170v「あこがれの人なんです!」とかなり興奮気味のEYEちゃん!
うれしそ~!しばし、EYEちゃんの興奮トークがあって、恵子さんの曲コール。
恵子さんの「わたしは~?」のコールにお客さんが「あらし~!」とレスポンド!わかってるぅ~!

180おお~、Maryの「嵐」!

190恵子さんとの周波数ピッタリ!

200vん~、sun-goさんばりの正統派ハードロック・ギター・サウンド!
そう、2人ともMarshall。しかも同じモデルなのだ。

210「嵐」ポーズもふたりでシッカリとキメた!

220EYEちゃんの興奮のMCが止まらない!
「まさかウチのイベントに出てくださるなんて!」
「出る、出る~!(客席に向かって)私のこと初めて見る人いる~?決して怒らないから手を上げてごらん~!覚えておくから!」
姐さん節炸裂!
所属事務所が一緒になって、Maryにとってはこれからはホントに「姉さん」だ!

230次はSAKIちゃんのリクエストで「Rolling Planet」。300
SHOW-YAのステージでもあまりかからない曲だという。
そうかな~?よく演っているような気もするけど…それだけ印象の強い曲ということなのだろう。

240vこりゃ盛り上がるにキマってる。
ノラない方がおかしいぐらいの疾走感!

250SAKIちゃんのソロもエキサイティング!

260「こういう若いバンドに入って歌う時は私なりに頑張らなきゃ!と思う訳ですよ。なんか平野レミさんみたいなしゃべり方になっかった!」と恵子さん。
そう、こういうベテランと若手の交流はとてもいいことだ。ロックが生き残るためのひとつの重要な方策のひとつだと思ってる。
ベテランは若手から向こう見ずな活力と感性を吸収し、若手はベテランから経験と知識を盗み取る。その上で自分たちの音楽を作る。
そういう段階に来ているんじゃないかな~?

270「この曲を知らないヤツは出てけ~!」
最後はお待ちかねの「限界LOVERS」。

280_gl「熟女なめんなよ~」の雄叫びもバッチリ!こういう時は「雌叫び」っていうの?

290v誰もがこうなることを想像していただろうが、とにかく絵に書いたような猛烈な盛り上がりだ!

310「アラよっと!」
恵子さんの華麗なジャグリング。サービス満点だ!

320vEYEちゃんも自家薬籠中の曲なのだろう。完璧な歌い回しだった。

330v最後にハグハグ。ホントにうれしそうだね!

340さて、死ぬほど盛り上がったところで終盤に入る。
やっぱり、こういうチャンとした盛り上がり方ってのはいいよね。

350_mnさて、そろそろMarshall Blogの儀式だよ。
いつもとは構成を変えてみた。
そう、ここでMarshallの紹介。

370SAKIちゃんのMarshallはいつものJVM410H。
コレが言いたかった!

380ここからは最後のブロック。
『Countdown to Evolution』と『Bloody Palace』からの曲を織り交ぜてホーム・ストレッチに入った。
余計な話しなんだけど、「Countdown to E」まで打つとどうしても「Ecstasy」とキーを打ちたくなってしまう!
人間が古いもんで…『Countdown to Ecstasy』はSteely Danのセカンド・アルバム。捨て曲皆無の超名盤。
Jeff ’Skunk' Baxterのギター・ソロがあまりにもカッコいい「My Old School」は若い人にも是非聴いてもらいたい。

390v「Sweet Trap」…

400_dead「I'm Dead」…

420

「Bloody Birth Day」…

450

「Promised Land」…と続けて本編を終了。
430

Blimey!全編Bloody lovelyなギター・プレイを聴かせてくれたSAKIちゃん、アッパレ!

410vしかし、何と言っても今日のお妃さまは、憧れの大シンガーとの共演を果たしたEYEちゃんだろう!

460vすぐさま猛烈な呼び戻し(コレは王様風)。
でも、アンコールのコールって何ていうの?「アンコール・コール」?
ちなみに「Encore」はフランス語だからね。

465おそろいのTシャツにお召し換えしての登場。

470『Countdown to Evolution』から「Coronation Day」。
コレは「戴冠の日」という意味だったね。

480お客さんとの一体感も尋常ではなかったな。

500

アンコールのもう1曲は『Bloody Palace』のクローザー「Moebius Loop」。

490vそして、恵子さん再び登場!
会場の空気が引き締まる!

510「今度は恵子さんがウチらの曲を歌ってくれます!」

520v2012年のミニ・アルバム『SCARLET』から「Burning Blaze」。

540パワーみなぎるヘヴィ・チューン。

70v

憧れの大先輩に自分たちの曲を一緒に歌ってもらえるなんてうれしいだろうね!

550「奇跡のような夜でした!」というEYEちゃんの言葉がとても印象的だった。

さて、Mary's Bloodの進撃は続く。
7月日にはNAONのYAON+CLASSIC ROCK JAM PRESENTSとして 『寺田恵子&山本恭司~ふたりのROCK SHOW~』というコンサートに出演。
さらに、その2週間後の17日には『Burning Blood』と銘打ったワンマン・コンサートが控えている。
Marshall Blogでは、次は『NAONのYAON 2016』のレポートでお会いしましょう!

Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

寺田恵子の詳しい情報はコチラ⇒寺田恵子オフィシャルサイト

560(一部敬称略 2016年5月3日 渋谷QUATTROにて撮影)

2016年6月10日 (金)

CONCERTO MOON~BETWEEN LIFE AND DEATH TOUR VOL.2

「生と死のはざま」か…。
私の人生もスッカリ後半戦に入っちゃったナァ。
去年死んだ父と同じく82歳まで生きるとすると、現時点で66%まで来たことになる。生きている時間より、残っている時間の方が短くなる時がこんなに早く来るとは思わなんだ。
「七割未満」なんだからマダマダじゃん?と思うような気もするけど、コレ、野球でいうともう7回だよ。
ワンサイド・ゲームだったら、メチャクチャ混雑する総武線を避けるために、早々と後楽園球場を後にしているところだ…コレは父。
あるいは、高崎線が混んでしまうので、アンコールはおろか、本編が終わる前にさいたまスーパードームから出てきちゃうところ…コレは私。
ところがドッコイ、たとえ7回のオモテだろうが8回のウラだろうが、私は絶好調。
徹底的にMarshall Blogを書き続けるぞ!…だからお願いだから拡散して!
私のライフ・ワークをもっともっと広めて、皆さんに楽しんで頂きたいのだ~。
なんてことを書いたのはもちろんCONCERTO MOONの近作『BETWEEN LIFE AND DEATH 』にちなんでのこと。
20cd
ちょっとおもしろい話しを目にしたので記しておく。
人間が今わの際に取る行動には三つのパターンがあるというのだ。
まず、「許しを請う」という願望…「あの時意地悪しちゃってゴメンね」というヤツ。
次に、「記憶」への願望…「オレのこと忘れないでくれよ!」というヤツね。
最後は「人生の意味を問う」…自分が生きていたことに「意味」があったのか知ろうとする。
なるほど…自分はどうかな?
私の場合、全部しつこくやっちゃいそうだな。
「Marshall Blogは本当におもしろかったのか?」、「写真はカッコよかったか?」、「誰が書いたのか忘れないでくれよ!」、「Marshall Blogをやってヨカッタよね?」…みたいになるな。
ヤダね~。めんどクサいね~。
「迷惑」のかたまりのようなこの人生、死ぬ時ぐらいは人様にご厄介をおかけしないようにしたいものだ。

さて、CONCERTO MOONは昨秋アルバムの発表に合わせてタイトルと同名のツアーを敢行した。
そのうち、名古屋 ell.size公演のもようがオフィシャル・ブートレッグ・シリーズの第三弾としてライヴ会場限定販売のDVDとなった。
タイトルはそのまま『BETWEEN LIFE AND DAETH TOUR 2015』で本編全曲+アンコール二曲を収録収録している。
もちろん今回も一切手直し無しの真剣勝負。コアなファン向けのコレクターズ・アイテムだ。
ん~、スリーヴの写真もいいね~。ナントならば、私が撮ったものだからだ!

Cmdvdそして、CONCERTO MOONは『BETWEEN LIFE AND DEATH』のツアー第二弾を企画。
今日のMarshall Blogはその千秋楽のレポートだ。
会場は古巣の目黒鹿鳴館。
勝手知ったるステージで、冒頭からアクセル全開!
オッリャ~!
10
島紀史

30v久世敦史

40vAki

50v中易繁治

60v河塚篤史

70vオープニングは「Angel of Chaos」。

80全曲ではないにしろ、ほとんど前回のツアーとは異なるセット・リストで臨んだ。

90一曲目をニュー・アルバムから持って来ないところがシブいね。

100v二曲目は「Survive」。
これはニュー・アルバムからのチョイス。

120相変わらず切れ味鋭いノンちゃんのソロ!
口数は多いが、必要なことしか言わない。男のソロだ。

130v二曲続けたところで久世ちゃんのMC。
「vol.2ができてうれしく思います。声が出なくなったらみんなに歌ってもらうから!みんなで大合唱していこうぜ!」って、ヤダよね~?
そもそも普通の人が久世ちゃんみたいに声を張り上げたら血管切れるわ!

140v三曲目も新作から「Struggle to the Death」。
「struggle」とは「もがく」とか「あがく」という自動詞で、私はよく「have been struggling with ~ing」として、現在完了進行形を用いて、「(焦りながら)今メッチャがんばって~に取り組んでいます」という風にイイワケっぽく使っている。
「ストラッグル」っていう音がナンカ頑張ってる感を表現していると思わない?
「奮闘している」みたいな意味では他に「strive」なんて単語もあって、穐吉敏子は「Strive for Jive(スイングに奮闘)」という超カッコいい曲を残している…なんてことはどうでもいいのか。
下のCONCERTO MOONは、まさにStruggling with Metaling!って感じかな?

210

CONCERTO MOONで低音にstruggleしている中易さん。

S41a0680VBA400とVBC412を使用。
VBAシリーズってこぢんまりしたラインナップだったけど、すごくマジメなコンセプトで、とてもいいベース・アンプだった。何よりもサウンドがヨカッタ。
ヘッドもキャビも泣きたいぐらい重くてね~。
海外では今も愛好しているベーシストが多い。

160vグッと旧作に戻って2003年の『Life on the Wire』から「Cheating Fortune Teller」。
ま、たいていはFortune TellerはCheatしてると思うけどね。
CONCERTO MOONの音はCheatingなしの荒行を積んだメタル僧侶の言葉だ。

165vベテランの業務部長もしくは総務部長が、机に向かって真っすぐ、背筋をピンと伸ばし、ひとつのミスも見逃しもなく、適切な判断で、モノスゴイ数の書類にハンコを押しているようなドラミング。
しかも、そのハンコはどれもすべてまっすぐに押されている。
河塚さんのドラミングを見ていると、そんな印象を受けるんだよね。
ニコニコしながら、必要以上に熱くなることなく、オッソロシク冷静に、そして完璧にCONCERTO MOONを律動させる。

170ステージの下手でコツコツとバンドに厚みを加えているAkiちゃん。
いい仕事をしている。

180オラオラオラオラオラオラオラオラ~!
泣く子もダマるノンちゃんサウンドだ!

190vそれはMarshall 1967MAJORがブッ放してる!

200vココのセクションは旧作シリーズ。
1999年の『Rain Forest』から「Lonely Last Journey」と「Fight to the Death」を繰り出した。
しかし、メタルの人達は「death」が好きだナァ。

220さらに曲を続けて中盤のクライマックスに向かう。
「Stand by the Window」だ。

230v前作『Black Flame』からタイトル曲と2004年の『After the Double Cross』から「Find the Key」。

240中盤でのアクセント。
Akiちゃんと…

250v久世ちゃんによる「Holy Child」。
会場の耳は二人のジックリと練り込んだパフォーマンスにクギ付けとなった。

260定番、「Dream Chaser」。

270_dc2003年のアルバム、 『Life on the Fire』からインスト・ナンバーの「Eye for an Eye」。

280_3 そのままノンちゃんのソロ!

290vこれまたお客さんの耳目はステージの動静にクギ付けだ。

310v
浴びも浴びたり「ノンちゃん風呂」!泉質はMarshall。効能はストレス解消!
皆さん、大満足~!

300ギター×ドラムの対決からそのままドラム・ソロへ。
さっきの業務部長とはかけ離れた、第一戦で営業マンに檄を飛ばす猛烈営業部長のようなエキサイトぶり!

320ハナ肇ばりにドラム・セットの前まで出てキットを叩く熱演ぶりだった。

330vそしていよいよタイトル・チューンの「Between Life and Death」!

340_bld「朝まで演りたい!僕が何を言っているかわからない時はテンションが上がってる時です!」と久世ちゃんのMCを経てショウは最終ブロックに突入~!

350_slm「Shining Light of the Moon」…

360v「Surrender」…

370v「Down Fall in Blood」と一気にたたみかけて…

380v全16曲で構成された本編を終了した。

390vアンコールはまず「From Father to Son」から。

400続けて「Take You to the Moon」。

410vもちろんコレでは収まらず、二回目のアンコール!

420自信満々にTシャツを脱ぎすてた久世ちゃんが「It's not Over」を絶叫。

430v最後まで信じられないようなテンションの高さのソロをキメまくったノンちゃん。
このすさまじい集中力にはいつも脱帽だ!

440そして、2012年末のファンの人気投票で見事第一位を獲得した当時の新曲、「Savior Never Cry」でアンコールを締めくくった。

450何たる狂熱のパフォーマンス!
CONCERTO MOONの「生と死の間」にあるものは「情熱」と「Marshall」だと思った。

460CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Website

470(一部敬称略 20164月30日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2016年6月 9日 (木)

TOUR 2016のグッドモーニングアメリカ

八王子市の観光大使も務めるグッドモーニングアメリカの春のツアーの千秋楽。

10立錐の余地がない客席を、いつもの通り割ってステージに上がったのはたなしん。
20

みんな楽しみにしているこの冒頭のセレモニー。
今日の役回りは『アメリカ横断クイズ』の司会者。

15

客席から二人ほどステージに上がってもらいクイズに答えて頂くという趣向。

30そして、母の日が近いということで、会場にお見えになっていたお母様にカーネーションが送られ…

40作文が読み上げられた。
マァ~、大概私も40年はロック・コンサートを観てきてるけど、こういうのは初めてだね。
「ロックとお母さん」か…。
イヤ、昔は「お母さん」という言葉はロック・ミュージシャンには付きものだったんですよ…「mother f%&#er」といってね。
つくづく時代は変わったんだな~。
あ、よいこのグドモ・ファンはこのあたりのことを詳しく調べちゃダメ~!

50v「グッドモーニングアメリカはじめます!」の掛け声で始まったのは「ディスポップサバイバー」。
あのすもうのPVの曲ね。今日は力士は登場しない。
登場しているのは…

1_img_0101金廣信吾

70v渡辺幸一

80vMarshall JVM210H

90Marshall 1959

100

たなしん

120vEDEN WT-800とD410XSTが2台。

130vペギ

140vNATALブビンガ・キット

150

160NATALメイプル8"&10"タムタム
…他。

170ものすごい歓声!

180つづけて代表曲「キャッチアンドリリース」。

190ここで猛烈に盛り上がっちゃう!

200v「境界を超えて」、「アウトサイダー」とたたみかける。

210vMCを挟んでこれも人気の一曲…「コピペ」だ!

230vこのセクションでも「言葉にならない」や「ハローハローハロー」とおなじみのナンバーを披露。

240vもうスゲエの!
観客席は興奮のうず!

250次のセクションでは「雨ニモ風ニモ負ケズ」から「拝啓、ツラツストラ」、「雨の日」を配置。

260v「ツラツストラ」なんかシャッターを切りながら、私も思わず一緒に歌っちゃう!

270v今日も気持ちよくバッシン、バッシンとキメまくるペギちゃん。コーラスでも大活躍だ。

280ショウも中盤に入る。
「ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ」、「ビッグバン」、「ロールプレイングゲーム」。

290もうこの辺になると、ウカウカとプレスピットに入っていられないよ!
後ろからジャンジャン人が降ってくるからね。

1_img_0251 もちろん「ファイヤー!」も欠かせない!

310v
「突破していこう」、「低気圧の夜」、「イチ、ニッ、サンでジャンプ」と新旧取り混ぜてのセットリストが続き、ショウはクライマックスに突入していく。

300そして、「友よ」、「空ばかり見ていた」、「inトーキョーシティ」、「一陽来復」と最後のセクションでもバラエティに富んだナンバーを並べて本編の幕を下ろした。

320vアンコールは「for better, for worse」。

330vこれまでもずいぶんとグドモのステージを拝見してきたが、キャリアを積むにつれて、ますます自分たちの音楽に自信を持って、かつその作品をすごくを大切に扱っているかの印象を受ける。

340vそして、一時も力を抜くことのない真摯なステージ・マナー。
この立派なミュージシャンシップもグドモのステージの見どころのひとつといえよう。
350夏のイベントや7月からスタートする『TOUR 2016』の第二波で大忙しのグッドモーニングアメリカ。ますますの活躍が楽しみだ!
Marshall、NATAL、EDENのトリオがお伴します!

グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE

3601965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年4月24日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2016年6月 8日 (水)

BLIND BIRD~Spicy Sweet Tour Final‼︎

このバンドはマジでカッコいいと思う…BLIND BIRD。
実にいいバンドだ。
こう演ってくれたらいいな…って思うことを全部実現してくれる。
変に新しぶってチャラチャラするワケでもなく、かといってノスタルジックでもなく…彼らの音楽は「ロックの文法」にのっとって書き進められた新しい名著群だと私は思っている。
Img_0059_2
そのBLIND BIRDが4月にニュー・アルバム、『SPICY SWEET』をリリースした。
前作『仮想粒子』もとても立派な出来であったが、今回も期待通り。
まったく前作にに引けを取らない素晴らしい仕上がりになった。
今日はそのリリースに合わせたツアー『Spicy Sweet Tour』の千秋楽のもようをレポートする。

10cd この日、BLIND BIRDの前に二つのバンドが登場。
その内のひとつが慈雨~JIUだ。
「慈雨」というのは「ほどよく物をうるおして育てる雨」とか「日照り続きの後の雨」とかいう意味でいわゆる「恵みの雨」という意味だ。
調べてみると、「慈」という文字が入っているので英語では「Merciful rain」ぐらい言うのかと思ったら、「Gracious rain」という表現になっていた。もちろん「慈悲深い雨」という意味になる。

10ボーカル/ギターのReds☆。

20vギターはYuichiro Szk。

30vドラムはKoREDS★。

50v
ベースに千葉貴俊。

40v何しろ強烈なのがReds☆さんのキャラクター!
最近では絶対的に他に見ることができない独自の雰囲気を漂わせている。

60ギターのYuichiroくんは根っからMarshall。
史上最年少で出演した2015年のCLASSIC ROCk JAMの時が初対面だった。
「いつもMarshall Blogを見てる」とうれしいことを言ってくれたのをよく覚えている。

70v1994年の生まれだからまだ22歳!
世間一般の子であれば、もはやギター・ソロに魅力すら感じていない年代だ。
あるいは「速さ命」のピロピロ系のどちらかになるハズで、YuichiroくんもCLASSIC ROCk JAMの時にはバリバリ弾いていた。
しかし、この慈雨では音をジックリ選ぶ何とも落ち着いたプレイング・スタイルを見せてくれる。
JCM900が好みだそうだ。
この日もギターから4100へ直接つなぐクラシック式で、ミドル・レンジがいいように張りだした独特の音色で実に渋いギターを聴かせてくれた。
ホントに22歳か?

S41a0083 例えていうと「暗黒のFree」といった趣のサウンドで、私なんかには70年代の「日本のロック」の香りを感じ取ってしまう。
この空気感が何とも言えず気持ちいい!

9024"バスのNATALがサウンドをへヴィに演出するんだな~。ハラに来る図太いサウンドだ。

100v1994年生まれでKISSに影響を受けてギターを始めた…なんてYuichiroくんみたいなパターンは珍しいとしても、この慈雨みたいに若いミュージシャンとベテランのミュージシャンがガンガン交流を図ってお互いに刺激を与え合えばいいナァと思ってる。
若者は今より断然素晴らしかった昔のロックをベテランから教わるべきだし、ベテランはコピー・バンドから脱却して若手の感性を吸収するべきだ。

110慈雨~JIUの詳しい情報はコチラ⇒一緒にTogether

120そして、いよいよBLIND BIRDの登場。
オープニングはアルバム通りのタイトル曲、「Spicy Sweet」。

130小松優也のシンプルだが分厚いリフで曲は始まる。

140vそこへ山口PON昌人のドラムと…
170v

河野充生のベースがドッシリとのしかかってくる。

160vそしてこの声!
桐嶋直志の声がBLIND BIRDの声だ!

150v

二曲目は「LOSER」。
優也くんの16のカッティングが珍しい?
Marshallは今日もJCM800 2203と1960Aだ。
180_ls

ファンクがかったBLIND BIRDもまたよき哉。

190この河野さんのベース!
なんじゃ、コリャ?あんまりカッコいい!
まるでMilesの『On the Corner』のMichael Hendersonのようだ。

200ドッカン、ドッカンとへヴィにファンクするPONさん!

210v今日は10"、12"、16"、24"というコンフィギュレーション。
しかし、スゴイ音だにゃ~。

Img_0075 そして爆発する優也くんのソロ。
ん~、これまたいい音!
Vintage Modern時代も最高のロック・トーンを聴かせてくれていたが、JCM800もいいね~。

220vこれまたゴキゲン!へヴィなシャッフル「Keep the Tension」。

230_tenこういう派手なナンバーにはPONさんのドラムがベスト・マッチするね。

S41a0315 ワウを使ったソロが印象的。
個性的なメンバーによってインスパイアされるのか、このバンドでの優也くんのプレイはバッキングもソロも薄皮どころか本皮(?)が剥けたかのようなシャープなプレイを聴かせてくれる。

250v「♪Keep the tension, keep the tenshion!」のリフレインがちょ~気持ちいい!
コレは直志さんの声じゃなきゃサマにならんね。

260四曲目はアルバムの曲順通りの「Bala-Bala」。
もうお気づきのことと思うが、ここまでアルバムの内容をそのまま実演しているのだ。

270_baここはジックリと、しかし熱っぽく直志さんが歌い込む。
曲名は「Bala-Bala」だが、このバンドのアンサンブルの妙は目を見張るものがある。

280v四人が四人ともバラバラというか別々のことをやっているのだが、ひとたび合体するとすさまじくレンジの広いアンサンブルを生みだす。
まるでジャズ・コンボのカルテットのようなのだ。
やっぱりアレンジってのはホントに大切だ。

290半分近くの曲でギターを弾く直志さんもMarshallだ。
優也くんと同じJCM800 2203。

300vイントロは3-3-3-2の11/8拍子。

330v

D-Daug-Bm-D7というコード進行がいかにもBLIND BIRDらしいんだよな~。
そして序破急の展開が、本来ロックが持つスリリングな要素を存分に味あわせてくれる。

310vこのギター・ソロのメロディがいいよ。
ホントに優也くんはいい仕事しとる。
あなたが東京に出てきて沼袋で初めて会った時のことを思い出すよ。

320vバラード、「君なしに」。
「慈しみ 軋み 悲しみ 儚い世界に 君なしに 君なしに」という「し」で韻を踏んだ歌詞がおもしろい。

340_kn曲は次第に激しさを増していく。

Img_0110

優也くんがドラム・スティックを使って激しいソロをキメる!

Img_0109

そして、直志さんの猛シャウト!

350v

こんな曲を演ってるバンドなんて最近他にないでしょ?
優也くんのソロも含めて、この曲はBLIND BIRDのステージの新しい「ハイライト」になりそうだ。

Img_0114

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ~!
最後は怒涛のドライビング・チューン「絶叫スパイラル」。
PONさんのバスドラがドコドコ絶叫してる!

360v上へ下へスケールの大きなラインでバンドにドライブ感を注ぎ込む河野さん。
間違いなく河野さんのベースはこのバンドの要だ。
いいバンドには必ずいいベーシストがいる…というのは私の名言だ(自分で言ってりゃ世話ぁない)。

370とにかく突っ走る、突っ走る!究極の疾駆ナンバー。
気分爽快、ロックの醍醐味満点の一曲!

380vBメロのバッキングのギターのメロディがカッコいい!
そして、急速の曲調に合わせて若干ピロピロ系のソロを聴かせる優也くん。

390v文字通り、全員が燃え尽きんばかりの激演だ!

400結局、全七曲、『SPICY SWEET』をそのまま丸ごとアルバム通り演奏してくれた。
Van Halenの初来日公演を思い出したわい!

410v「Hi-Lite」他、ニ曲のアンコールを披露してBLIND BIRDはステージから降りた。

430vPONさんお疲れさま~!
最高のNATALサウンドだった!

440もっかい。
コレがBLIND BIRDの最新作『SPICY SWEET』。
タイトルは撞着だね。
とにかくおススメ!
このバンドって、もちろんライブもいいんだけど、スタジオ音源の出来もすこぶる素晴らしいと思うんだよね。
作り込み加減がすごく自然というか、とにかく聴いていて気持ちがいい。
早くも次作が楽しみだったりして!

10cd
BLIND BIRDの詳しい情報はコチラ⇒BLIND BIRD official web site

4501965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年4月22日 高円寺SHOW BOATにて撮影)

2016年6月 7日 (火)

三文役者 in クロコダイル

トラディショナルな「日本のロック」サウンドを奏で続ける三文役者。
渋谷屋根裏のメモリアル・イベントに出演するなど、パワフルに悪あがき爆走中だ。

10花之木哲

20vちぇり~(大竹亨)

30v石井正夫

40vさとっちょ

50vもちろんオープニングは「三文役者」。
会場は一気に70年代の空気で満たされる。

60定番の曲順で「あやつり人形」が続く。 

80
大竹さんのソロがいい。
Hawkwind好きな人から出て来るフレーズとは思えない。
大竹さんはFaustとか変なのをよく聴いていたナァ。

70v「Dream Crush」を続けて三文役者のハードな面をフィーチュアする。
100v

ここで重苦しいバラードの「魂」。
哲さんはこの曲を歌うとヘロヘロになってしまうという。体力的な問題ではない。「魂」で歌うからだ。

90vコンテンポラリーなレパートリーで「Oh Oh Yeah」。

95第一部ではこの「Oh Oh Yeah」だけが新し目のナンバーとなった。
歴史のあるバンドだけが成せるセットリストだ。

120v真剣にギターをかき鳴らす哲さん!

130そして名曲「コルト'65」。

140響き渡るNATALサウンド!
きょうもさとっちょのドラミングが三文役者を激しくドライブさせる。

150v最後は「Red Sugar」で第一部の幕を閉じた。

160第二部にはコンテンポラリーなナンバーを中心に構成。
あ、何がコンテンポラリーかっていうのは、私が20歳まで三文役者に関わっていた時分までのナンバーが「クラシック」で、それ以降の活動で演奏している曲が「コンテンポラリー」なのね。
だから、一般的な定義では全くありませ~ん。
一曲目はコーラスが印象的な「Hold on my Way」。

170リズムの変化がカッコいい「To-Night」。
260v

そして、「メモアール」。

200v

この曲は元は「風」という名前だった。1980年に10インチ・シングル「怒雨降り」のカップリング曲としてリリースされた。
当時、10インチ(25cm)シングルという体裁がとても珍しくてビックリしたのを覚えている。このあとサンハウスも10インチ・シングルを出したのかな?チョット覚えていないな。
この曲はキーがDmなんだけど、オリジナルのバージョンでは、片山さんがBbのトライアドを引っ掛けて入ってくる。そこが高校生の私にとって、ものすごく新鮮だった。
レゲエ調というのも当時はまだ珍しかった。
何よりも曲がいい。
歌詞と曲が実にうまく絡み合っている「哲ミュージック」のひとつの完成形ではなかろうか?
このように三文役者は非常によい曲が揃ってるのだ。

1_img_2182_2 「Like a Rolling Stone」…

250v「Hello Dear Friend」とコンテンポラリー・ナンバー。

190v

ロッカ・バラードの名曲「聖羅」。
こういう曲って絶滅したよね。
若い人達がこの曲を聴いたら何て言うだろう。

270vそして、「My Blues」。
1991年、『Live On』収録の一曲。

290そして、「怒雨降り」。こうしたやや泥臭い軽快なロックンロールも三文役者の魅力のひとつ。
こういう曲もメッキリ巷間では聴かれなくなったナァ。

310ハーモニクスもスラップも無縁な正夫さん。しかしステディに低音を刻むことこそが正夫さんの仕事だ。
昔は正夫さんも1992SUPER BASSを愛用していたんよ。

280v
コーラスでも大活躍のさとっちょ。
パワフルなドラミングはステージの終盤になってもまったく変わらない。

300v
第二部は、哲さんが暴れまわる「回転木馬」で終了させた。320そしてアンコール。
正夫さんの誕生日がちかいことで「♪ハッピーバースデイ」…。

230
頭脳警察、友川かずきを支えた名ベーシスト。
しっかし、正夫さんって35年ぐらい前とゼンゼン変わらない!
昔はね、パタパタパタパタと走る黄色いビートルがトレード・マークだったんよ。
ご一緒させて頂いていた時は「音が大きい!」と怒られたこともあたし、「ウッシーは食い物の好き嫌いがある割には性格がいいな~」なんて注意されているんだか、ホメられているんだかわかないようなこともいわれたっけ。思い出は尽きないな~。
もう過ぎてしまったけど…正夫さん、お誕生日おめでとうございます!

240v

アンコールには「Home Again」と…

330v

「Love Game」が選ばれた。

1_s41a0306 三文役者の詳しい情報はコチラ⇒三文役者 Official Site

340<特報!>かつてMarshall Blogでレポートした『伝説のロッカーたちの祭典』がDVD化された!
発売は7月20日。
もちろん三文役者も登場する!
レポートはコチラ ↓   ↓   ↓
伝説のロッカーたちの祭典 <第1部>~めんたんぴん&THE 卍

伝説のロッカーたちの祭典 <第2部>~頭脳警察&三文役者

伝説のロッカーたちの祭典 <第3部>~外道&合同


<オマケ>
正夫さんが使っていたベース・アンプ。
3540というヘッドと1520というキャビネット。

350v3540は「Integrated Bass System」と名付けられた400Wヘッド。

3604 x12"キャビ2台tの組み合わせということもあろうが、クリアで芯の太い音が実に素晴らしい。

3701965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年4月20日 原宿CROCODILEにて撮影)

2016年6月 3日 (金)

NAKED MACHINE登場!【追補版】

「naked」という単語は「裸の」を意味する形容詞だけど、何となく単語と意味がかみ合っていないような感じが昔からするんだよね。
つまり「naked」という言葉を見たり聞いたりしても、「裸の」という意味が出て来るまでに、何となく頭の中でワンクッション入る感じがする。
普段から英文を書いていて使うことがほとんどない言葉なのでなじみが薄い…というのがその理由なんだと思うけど、これからはなじみの単語となりそうだ。
ナゼならこのNAKED MACHINEというバンドへの期待が大きいからだ。

ちなみに他にも「bare」とか「nude」とか、「裸の」という意味を表す英単語がある。当然それぞれ使い方が違う。
「bare」は部分的に裸になっている状態を指す。だから「素足」は「barefoot」だし、「素手」は「bareknuckle」だ。
一方、「nude」は服があるのに着ていない状態、何かの目的で裸になっている状態を指す。
「NAKED」でヨカッタ。
「NUDE MACHINE」だったらヤバそうだもんね。すぐにおまわりさんに連れて行かれそうだ。

さて、前から一度観たいと思っていたNAKED MACHINE、いよいよMarshall Blogにご登場頂いた!

10里村源多朗

20v杉浦智和

30峯村武憲

40石川達也

50そして、サポートで参加のKAN。

60源多朗さんは他のバンドで何度かMarshall Blogにご登場頂いている。

70vもちろん生粋のMarshallプレイヤーだ。

80実はお付き合いも結構古く、VintageModernのデモンストレーションをお手伝い頂いたのが最初になる。
写真は2007年に配布されたJVMとVintageModernの宣伝用デモンストレーションDVD。
チョット名前は出せないが、豪華なメンバーが出演している。
その中でも源多朗さんはハードロック・ギターのエキスを吸いつくしたかのような華麗なプレイを見せてくれている。
普段から仲よくお付き合い頂いている人、今では世界で活躍する人、ご無沙汰になっている人、残念ながら消滅してしまったバンド…久しぶりに観たけど、破天荒に濃い内容で驚いちゃった。
昔はずいぶんいろんなことをやったな~。何でも夢中で一生懸命やった。今はその時以上だ!

90dvd杉浦さんもMarshall。

100そして、Marshall GALAではTHE SHRED MASTERSルーク篁さんのチームで大活躍してくれた達也くんはNATAL。
達也くんが加入したこともあってNAKED MACHINEのステージを楽しみにしていた。

110vしかも、サポート参加とはいえ、KANちゃんが歌うのだから楽しみは増すばかりだ。

1_s41a0281 この日、複数のバンドが登場したが、NAKED MACHINEの出番になると場内はスシ詰め。
お客さんはノッケから興奮状態で、「待ってたぞ~!」感がハンパではなかった。

120_op 一曲目は「Evil Eyes」。

140

何たる純粋なハード・ロック・サウンド!
まさにMarshallがなければこの世に生まれて来なかった音楽。
そして、Marshallでなければならないロック!

130v_eeこういうロックを聴くとホッとするわ~。
1_img_0031

二曲目は「To the Top」。
KANちゃんの激唱ぶりがすさまじい!

160v_tttそして、冴えわたる源多朗さんのソロ!

210v

その二人をガッチリとバックアップする面々の仕事も見事だ。

170v

180v

190v

イヤイヤ~、達也くん、こうしたメタル・ドラミングはバッチリだね~。
ただでさえラウドでヌケの良い24"のバスドラを豪快に踏みながらNATALを鳴らし切ってくれた。

1_s41a0227「今までコーラスだったけど、昇進した」というKANちゃんのMCをはさんで…
240
「Oh my God」。

230_omgどこまでもメロディアスにソロを紡ぐ源多朗さん。
すさまじいシュレッドぶりだが一音一音の粒立ちがものすごくハッキリしている。

250昇進を果たしたKANちゃんの活躍ぶりも実に見事だった。

260前任のシンガーは男性だったが、まったくそんなことを気にさせない完璧なハマりよう。
恐るべし、KANちゃん!
しかし、いくら以前からコーラスを担当していたとはいえ、キーの問題は大丈夫だったのかね?

270v源多朗さんのソロのたびに大きな歓声が上がる!

280熱狂のステージはまだ続く…「Eternal Moon」。

300変わらぬテンションで整ったフレーズをとめどもなく繰り出す源多朗さん。

310v達也くんのドライブぶりも豪快そのものだ!

320vそして、最後の曲、「Fight to Survive」。

330v_fts正統派メタルむき出しのドライビング・チューン!

340v胸のすくような疾走感。

350vロックの醍醐味とはこういうことなのだ!

360v今回はイベントということで六曲と短いステージではあったが、ハードロックあるいはへヴィメタルの健在ぶりを見せつけてくれるような充実したパフォーマンスであった。
そして傍らにはMarshallとNATAL。
今後の活動がとても楽しみだ!

370vNAKED MACHINEの詳しい情報はコチラ⇒NAKED MACHINE OFFICIALWEBSITE

380この日、トリで登場したのはKNOCK'EM DEAD。
楽屋にお邪魔したら「お~!」なんて声をかけられた。

390誰かと思ったらバーニー!
うれしいね~。
開演前にBAD SCENEやら、シゲさんやら、楽器に関する昔話でスッカリ盛り上がってしまった。
…というのも、バーニーは10月に「野獣」に参加することになっているのだ

1_s41a0346 当然この日もMarshall。
カスタムショップで作った白い1987Xを使用。

400vいつも通り、絵にかいたような王道ギターをバッチリとキメて大きな歓声を浴びまくっていた。
ホント、「ロック・ギターの権化」のような人だ。

410vKNOCK'EM DEADのギタリストとのギター・バトルは最高の見せ場だった!
ありがとうバーニー!

420

【追補】
この記事を掲載した翌日、ビッグ・ニュースが転がり込んで来た。
記事内で「サポート参加」として触れているKANちゃんがNAKED MACHINEに正式加入したのだ!

1_s41a0248 おめでとうKANちゃん!
ますますのご活躍をお祈り申し上げております。
NAKED MACHINEのオリジナル曲で源多朗さんと一緒にジャンジャン日本の正統派HR/HMシーンを盛り上げてくだされ!

1_s41a01281965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年4月16日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2016年6月 1日 (水)

田川ヒロアキ~春のOver Drive Tour

意外だったな~。
もうとっくの昔に済ませていたのかと思ったのは田川ヒロアキのソロ形態でのツアー。
手数セッションやTAGAWAで何度も全国を回っているので完全に混同していたようだ。
田川ヒロアキ、アルバム『Over Drive』を引っ提げてのソロ・ツアーの千秋楽。

10 冒頭はヒロアキくんのステージではおなじみのオープニング曲「Seascape」。
バッキング・トラックで奏でるソロ・ギター曲だ。

20v初ソロ・ツアーのお伴も当然Marshall。
JVM210Hと1936Vだ。

30v足元のようす。
歪みはすべてJVMによる。
空間系のコンパクト・マルチ・エフェクターはセンド&リターンに接続。
フットコント―ラーの1~3に3種類のチャンネルを割り当て、4にはループのオン/オフをアサインしている。
チャンネルはOD/REDを多用しており、ギターのボリュームをコマメに変えて音色を変えている。

40田川ヒロアキ
「Seascape」の後、ヒロアキくんが車に乗るシーンの短い動画が上映された。
そう、ヒロアキくんといっしょに音楽のドライブに出かけよう!…といういかにもヒロアキくんらしい演出。

50v今回のツアーは、東京以外の公演ではバッキング・トラックを使った、文字通り「ソロ」でによるパフォーマンスを展開してきたが、この千秋楽の東京公演はバンド形態でのステージとなった。

60キーボードは石黒彰

70vベースに仮谷克之

80v仮谷さんはEDEN。
WT-800とD410XSTの組み合わせ。

90vドラムはヒロアキくんのバンド初登場の川口千里

100vバンドが入ってからの1曲目は「Straightforward」。

110_sfアップテンポのインスト曲。
ドライブのスタートにふさわしい、まるで高速道路を爽快に突っ走る感じ!

120vMCでツアーついての説明がなされた後、「Landscape」を披露。

130_ls気心知れた盟友、仮谷さんと…

140v石黒さんの安心のサポート。

150vそして千里ちゃんのスーパー・ドラミングで田川「ワールド」の魅力が増幅される。

160vまさに果てしない音の景色(Landscape)が広がる!

170v最初のボーカル曲は「Journey in my Heart」。
昔からレパートリーに顔を見せるおなじみの曲。

180v_jimコレもドライブのひとコマで、「傷心の車のひとり旅」のイメージなのだそうだ。

190v続けて「Keep Flying」。
2010年にリリースした二井原実、ファンキー末吉の両氏の共同プロデュースによるシングルCD曲。

200_kfここで年齢順にメンバー紹介。
ギタリスト大スキ!の石黒さん。実際スーパー・ギタリストとの共演は日常茶飯事だ。
最近Bill Evansのいい音源をゲットしたとか…。
石黒さんもヤタラメッタラとあらゆるジャンルの音楽に詳しいでネェ。音楽についての話しをしていて最も楽しいお方のひとり。
もちろん中心となる話題はいつもジャズとかヘンテコリンな音楽ばかり。

350v
「顔で弾くベーシスト!」と紹介された仮谷さん。
機動力に富んだ仮谷さんのベースがスキ!EDENをアグレッシブに思い切り鳴らしてくれるしね。

360v

「師匠から赤ちゃんって呼ばれています」と千里ちゃん。
こんなにスゴイ赤ちゃんはいませんから!
師匠には「Marshall祭り」のハウス・ドラマーを2回もお願いしたんですぜ。

370v

ここでゲストが加わる。
コーラスのLILIY BABIES。

210ヒロアキくんは「海岸通り」を熱唱。
もちろん『Over Drive』収録の一作。
ヒロアキくんのポップな面が目いっぱいプッシュされた曲。
「カセットテープに入れて来たベスト・ソング」ってとこが泣かせるね。アナタもそんな世代なのね?
でも今、またカセットテープが見直されてるんだってねッ?!
230
しかし、コーラスの力ってスゴイな。イヤ、「人の声の力」というべきか?
曲の雰囲気がガラっと変わるもんね。

220「つくばサーキット」のイベントでいっしょになってからのお付き合いだという。
LILY BABIESをフィーチュアしてもう一曲、「Ain't no Mountain High Enough」。
1967年のMarvin GayeとTammi Terrellのヒット・シングル。1970年にはDiana Rossがカバーしてまたしてもヒット。Diana初のビルボード・チャートNo.1に輝いて…なんてことは私が知っているワケがないので調べてみたら、そういうこと。
240_anmLILY BABIESは9人編成のバンド(他にひとり育休中)だが、この3人のボーカリストが参加してくれた。

Sasammy
尊敬する人が「Sammy Davis Jr.とセーラームーン」ってどういう組み合わせよ!
Sammyはホンモノ見たよ、ラスヴェガスで!最高だった!

270v

Hamazoo
マイケル・J・フォックスが尊敬する人だそう。芸名の元になっているマイケル・J・ポラードも名優ですぜ。

250vそして、東京生まれで西伊豆育ちのSuzuyo。
「伊豆の育ち」ってナンカいいナァ。気候は温暖、いかにも美味しいものを食べて育った…みたいな。


この三人、終始ニコニコで見ていて最高に気持ちがいいわ!
楽屋が隣だったので、部屋で練習している三人の歌声が聞こえてきたんだけど、スゲエの!三人ともメッチャ歌がうまくて、絶妙なアンサンブルがカイカンでした!
ごめんね、盗み聞きしちゃって!

さて、前曲に引き続いてメドレーで演奏したのは「天使にラブソングを」。
そういえば、ウーピー・ゴールドバーグ主演の同名の映画があったでしょ?アレの冒頭に「Heatwave」~「My Guy」~「I'll Follow You」からなる「Lounge Medley」と銘打ったR&Bのメドレーがあるんだけど、コレがすごく好きだった。ナニが好きって、ベース・ラインがメッチャかっこよくて、長野でハコバンをやっていた時に採譜したことがある。結局、演らなかったけど。
え、R&Bもイケるじゃないか?って?イエイエ、ベラ・バルトークの方が全然好きです。

260v…と、楽しく過ごしてきた田川ヒロアキ『春のOver Drive Tour』の第一部もコレで終了。

280休憩を挟んで第二部もヒロアキくんがソロで登場。

290v相変わらずの美しいギター・サウンド!
クリアでハード、それでいて深みのあるトーンを聴かせてくれるヒロアキくんのプレイはJVMの力量を見せてくれるひとつの完璧なショウケースだ。
1936Vとのコンビネーションもバッチリ以上!

300vアコギに持ち変えて石黒さんとのデュオ。

310曲は「たんぽぽと風」。
ヒロアキくんがソフトに歌い奏でるさまは、まるで優しい風にたんぽぽの花や綿帽子が揺れているようだ。
ユーミンの歌でよく知られるようになったけど、「たんぽぽ」って英語で「dandelion」っていうでしょ?
「lion」はあのライオンね。なんであんな可愛い花に「ライオン」なんて言葉が入っているか知ってる?
「dandelion」の語源はフランス語で「dent-de-lion」という。「dent」は「歯」という意味。たんぽぽの葉っぱってギザギザしてるでしょ?アレがライオンの歯なんだって。
昔の人のセンスはスゴイね。
しかし、「デンターライオン」とは何の関係もない。
…なんてことを考えながらヒロアキくんは歌っていないハズだ。
ちなみに綿帽子は「blowball」という。「blow」は「吹き飛ばす」ってこと。

320v続いて石黒さんのソロ。
Keith Emersonを偲んで、ココはFriedrich Guldaの「Prelude and Fugue」が来るかと思ったら、「アレを引くには半年の鍛錬が必要!」ということで今回はパス。
S41a0030

代わってとても美しいシンフォニックなソロで観客を魅了したのであった。

330v『Over Drive』からその名もズバリ「Driving Jam」。

380vこの曲ではメンバー各々のソロがフィーチュアされた。

390v仮谷さんのソロはいつだってダイナミック。
あれよあれよという間にギンギンに盛り上がっていく!

400vそして、千里ちゃんの圧巻のソロ!

420v

目も覚めるようなテクニックと歯切れの良いトーンが心地よい!

410vスティック・トリックもバッチリとキマってニッコニコ!

430v何をやっているかわからない人のためにもう一枚。
我ながらウマく撮れたお気に入りの一枚でもある。

そうそう千里ちゃん、10月には中野のシゲさんやバーニーと「野獣」演るんだって!絶対観なきゃ!

S41a0469 エキサイティングなナンバーの後は心温まる「切手のないおくりもの」。
ヒロアキくんはたま~にこの曲を選ぶが、こうしたホンワカ・ムードも彼の魅力のひとつ。

440続いてはヒロアキくんの平和賛歌、「平和の風」。
450_hkこの日の「Ave Maria」はマジでスゴかったナァ。
彼が石黒さんのアレンジで最初にレパートリーに加えた時から相当な回数を聴いてきたが、これほど感動的な「Ave Maria」は今までなかったのではないか?
トコトン美しいギターのトーンと感動的な歌いまわし。
本人も弾いていて感無量であったのだろう。少し涙ぐんでいた。
イヤ、これは涙するに値するパフォーマンスだったよ。
ヒロアキくんの演奏あっての話なのは百も二百承知しているけど、私も改めてJVMのすごさを知り、改めて真空管アンプの魅力を再発見した気がした。
もう、面倒だからハッキリいうけど、デジタル・プロダクツでは絶対にこうはいかないよ!
木でできたギターの音色の魅力を本当に引き出すことができるのは「0と1の世界」ではなくて、カソードやらグリッドやら前時代の産物、「真空管」だけだ。
MarshallはこれからCODEというモデリング・アンプをやるが、それはそれ。
どんな時代が来てもMarshallにはこの素晴らしいギター・サウンドを守り抜く姿勢を崩さないでいて欲しい。
なんか、そんなことまでを瞬時に考えさせられちゃう美しい演奏だった。

450v第二部でもLILY BABIESが登場。

460_kn『Over Drive』のリード・チューン、「キミ乗せて」だ。

470vコーラスも加わってグレードアップしたサビはゴージャスそのもの!
Marshall GALAでも演奏してくれた私にとってがおなじみの曲だけに、結構普段から無意識にこのサビのメロディを口ずさんじゃうことがあるんだよね。
いい曲とはそういうもんだ。

480そしてお揃いの「FRETPIANO」シャツに着替えて登場したアンコールは「Drive my Car」。

490ドライブづくしの全23曲!
本当の運転と違って、腰が痛くなることも、目が疲れることも、ETCカードを入れ忘れてあわてることもない実にドライブだったぜ!

500vこうしてヒロアキくんの丹精込めて企画&演出した初のソロ・ツアーの千秋楽は大成功に終わったのであった~!

510最後に…。
これがそのアルバム、『Over Drive』。
内ジャケにはつくばサーキットで撮った私の写真が使用されているので見てね!
220cd

最後はみんなで記念撮影。
楽しかったね~!

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

520(一部敬称略 2016年4月15日 二子玉川Kiwaにて撮影)

2016年5月31日 (火)

CHIMERA GAMES TOKYO Vol.1

ヤダよ~!ヤダヤダヤダ~!
今年の夏は史上最高の暑さになるっていうじゃんね。
何も「夏も涼しくしろ」とは言わん。エル・ニーニョだかエル・ガウチョだか知らんが、冬はいっくら寒くてもいいから、夏は普通でいて欲しい。
あ、ちなみに「エル・ガウチョ」とは『Adam's Apple』に収録されているWayne Shorterの名曲ね。
で、インドはさっそく大変なことになってるっていうもんね。
TORNADO-GRENADEの雄太くんに教えてもらった、白山にある行きつけのインド料理店「SURAJI(スーラジ)」に日曜日に行った時、その話になったんだけど、インドはもう摂氏50℃だっていうからね。やっぱり史上最高気温になっているそうだ。
50℃!
そうなると、どうなるか…息も吸えないらしいよ。内臓が焼けてしまうほど空気がアツアツなのだそうだ。
暑くて何もできないので、少しでも涼しいところでジッとしているしか成すスベがない。ヤダね~。
反対にシカゴに住んだことがある友人からは、「マイナス50℃」っていう寒波の話も聞いたことがある。こちらはこちらで、息を吸うと内臓が凍り付いてしまうので外出できないらしい。
私もマイナス50℃っていうマグロの冷凍庫に入ったことがあるけど、入って数秒でまつ毛がパリパリ…簡単な防寒着を着ていたけど1分とガマンできなかった。
50度とマイナス50度…あなたならどちらを選ぶ?

で、今日は残念ながら悪天候に重なり、4月の上旬にしてはエラク寒い日に開催されたイベントのレポートだ。
ここは台場、ゆりかもめの青海駅からの眺望。

10『CHIMERA GAMES TOKYO』というイベント。
「Chimera」は「キメラ」あるいは「キマイラ」と読む。このイベントは「キメラ」だ。
「キマイラ」はギリシア神話に登場する怪物で頭がライオン、胴体がヤギ、それに毒蛇の尻尾がついているというてんでバラバラのフュージョン状態。
そこから転じて、最近では「由来が異なる複数の部分から構成されている」という意味の例えに使われるらしい。
サブタイトルに「EXTREME & STREET & Rock FES」とある。
エクストリーム・スポーツとストリート・パフォーマンス、そしてロックの融合という意味。
要するに「キマイラ」状態のテンコ盛りイベントなのだ。

20開催は4月2日と3日の二日間。
お邪魔したのは3日の方。
前日は天気がヨカッタそうだ。

25「Rock FES」はまだしも、「EXTREME」と「STREET」はどうかな~…オジちゃん、大丈夫かな~。とやや心配しつつ会場へ。

30場内にはさまざまな出店でにぎわっている。

40ヤング(今は「ヤング」なんて言わないか?)向けのグッズから…

50キュートなアクセサリー類…

60キッズ向けのコーナーも設置されている。

70そして、ステージ!

90JVM210Hと1960A。

110vEDEN WT-800とD410XST。

120vNATALのバーチ・キット。

130写真左のコンボはJVM205Cだ。

100

CHIMERA GAMES、2日目のステージに最初に上がったのはI Don't Like Mondays.。

140ボーカル/ギターの悠。

150vギターの兆志。

160vベースは謙二。

170ドラムに秋気。

175vいよいよ日本にも現れた本格的文章系バンド名グループ、I Don't Like Mondays.!
「.」までがバンド名だ。

180オシャレな女の子を踊らせるために2012 年、表参道でバンドを結成されたという。
190vこういうのを「シティ・ポップス」というのかしらん?
いかにも都会的でソフィスティケイトされたサウンドにファンクっぽさが加わる。

200vバンド名通り、「月曜日が苦手」ということで、月曜日はバンドの定休日となっているそうだ。
もし、月曜日が祝日の場合は翌日に振り替えとなる。
週に一度しか休まない働き者バンドだ!

210v後で聴いて驚いたんだけど、この手の音楽を演っているにもかかわらず、兆志さんはナント大のGary Mooreファンなのだそうだ。

220道理でギター・ソロになると俄然ガッツむき出しになると思った!
260v
NATALのバーサティリティにはまったく恐れ入る。
秋気さんのプレイに忠実に従いI Don't Like Mondays.のリズムをドラマチックに演出する。
バスドラのキレが素晴らしい!

230アダルトなサウンドからノリノリの曲まで多彩なレパートリーが大きな魅力。
それに、こういう音楽を演るバンドには必ずと言っていいほどキーボードがいるのにこのバンドにはいない。
そうなると、なんとなく男らしさを見出だしてしまうから不思議だ。

240v後半ではダンサブルな曲を固めて寒さをブッ飛ばす!
そして、キメラ・ガールズも舞台に上がり、ゴージャスにステージを締めくくった。

270I Don't Like Mondays.の詳しい情報はコチラ⇒Official Site

250

ステージは2日とも3バンドずつ、計6バンドがエキサイティングなパフォーマンスを展開した。

1_img_0009 さて、CHIMERA GAMESのメインのひとつ、エクストリーム・スポーツ。
私はそういうの、全く無縁の人生でしてね~。
この日、もうひとつ取材があって先を急ぐ必要があったのだが、どうしても見たくなっちゃって、しばらく居座らせて頂いた。
単車がピョーンと飛ぶヤツ!

280場内はエクストリーム・スポーツにちなんだ数々のアトラクションが設置されている。

290当然スケート・ボードも!

310v

320vさてさて、準備が整ったようだぞ!

330ひとりひとりライダーがステージに登場して紹介される。

340そしてジャンプ台に向かう。

350vブルンブルンブルン、バリバリバリバリ、ブォブォブォブォ…何て表現していいのかわからないけど、やっぱ音がスゴイね!
コレ、無音だったらおもしろくもなんともないゼ!
カーレースの類も何度か見せてもらったけど、目の前だけにこっちの迫力も負けちゃいない!
ク~、オレの「バイク野郎」の血が騒ぐゼ~!←どこがじゃ!

360始まった…モノスゴイ加速!

370オリャ~!

390vもう後は説明不要ですな。

380v

空中での妙技をしばしご覧あれ!

410v天気が惜しい!

420

430v

500v

480

440v

450v

470v

160

490v…とこういう感じ。
テレビで見るのとは全く違うド迫力のパフォーマンスで思わず感動してしまった!

510さて、このCHIMERA GAMES、早くもvol.2が決定している。
開催は10月29&30日。
場所は今回の会場のすぐ近くだが、規模は何倍にもなるのだ!
Marshall Blogでおなじみのバンドがステージに登場するといいね!

CHIMERA GAMESの詳しい情報はコチラ⇒Official Site

5201965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2016年4月3日 お台場特設会場にて撮影)

2016年5月27日 (金)

激突!歌舞伎町のMarshall対決~Strange,Beautiful and Loud x D_Drive

ロンドンの地下鉄ディストリクト線の西の終点(West Bound)にはふたつの駅がある。
ひとつはテニスでおなじみの「ウィンブルドン」。
有名な植物園、キュー・ガーデンの隣がもうひとつの終着駅で、「リッチモンド」という。
ここはそのうちに『名所めぐり』で取り上げるつもりなので、今日は詳しくは触れないが、1962年に開業したCrawdaddy Clubのある場所がココだ。
開店の翌年、1963年にはThe Rolling Stonesがレギュラーで登場するようになり、The Yardbirds、Paul Jones、Long John Baldley、The Kinks以前のRay Davis等がこのハコでキャリアを積んだ。
代はスッカリ変わったが、現在でも同じ名前で営業している。
リッチモンドには私も何回か行っているのだが、Crawdaddy Clubに関する取材はしていない。

10そして、新宿のCrawdaddy Club。
Marshallのフルスタックがステージに鎮座し、「70's Good Music Bar」を標榜するありがたくもうれしいお店だ!
ここでMarshallづくしのライブが開催された。
出演は、Strange,Beautiful and Loudと…

20D_Drive!
このちょうど二週間前にはMarshall GALAが開催され、双方同じステージに立ったばかり…。
今回はダブル・ヘッドライナーでゴキゲンなパフォーマンスを見せてくれた。

400

先行はStrange,Beautiful and Loud。

X 三宅庸介

30v山本征史

40v金光健司

50v今回はステージのスペースの関係上、バックラインがおもしろいことになった。
もちろん三宅さんはMarshallだ。

60上段が三宅さんが使っているJVM210H。
そして、それをD_DriveのSeijiさん所有の1960Aで鳴らしたのだ。
だから今日の三宅さんのギター・サウンドはStrange,Beautiful,Loud and Driveだ。

70v足元のようす。

80以前はこんな感じだった。
若干シンプルになったことがわかる。ナニをどうしたからどうなった…ということは敢えて書かない。皆さんご存知でしょうから。

240_5 征史さんもいつものMarshallでいつものMarshallサウンド。

90v1992SUPER BASSのハーフスタック。
Marshall GALAの時からロゴがひっついて凛々しくなった。
このスクリプト・ロゴの力はスゴイな~。
見た目がMarshallそっくりのコピーの商品が後を絶たないが、皆さんこのスクリプト・ロゴだけはマネしないね、サスガに。
コフィン・ロゴはやられちゃってる。
ついでに書くけど、アレ、本家Marshallが作るMarshallが気にいらない、あるいはもっとよくしてやろう、とかいうことで自作するワケでしょ?
そんな自慢のオリジナル商品なのにどうして見た目はコピーしちゃうんだろうな~。
私だったら絶対にそんなことしたくないナ。
ルックスもオリジナルにするのが「筋」とか「根性」とかいうもんだと思うんだけど…。
ま、理由や気持ちはわかるけど、これこそ「画竜点睛を欠く」じゃない?
良きにつけ悪しきにつけ、イメージというものは本当に力を持っていることを思い知らされる。

100v今日のオープニングは「bloom」。

110三宅ワールド全開のワルツ・チューン。
後半に進むにしたがって三宅さんがジックリと弾き込もうとしているのが伝わってくる。

130続いてもワルツで「mani」。

140v三宅さんのヘヴィでダークなリフを征史さんが並走する。
テーマのバックで征史さんがグリッサンド

して何度もブチ込む「E」の音がメッチャ印象に残る。

150vこの曲はライブでのワイルドなパフォーマンスとは別に、オーバーダブを多用して細部まで作り込まれたスタジオ・バージョンも素晴らしい。
セカンド・アルバム、『Orchestral Supreme』を未聴の方は是非そちらもお試し頂きたい。
そういえば、このアルバムに入っている「hymn」ってライブでは取り上げられないナァ…カッコいい曲なのに。
あ、それと、「Fantasia」も最近全然出て来ないな…。

160vMarshall GALAで試して以来スッカリ気に入ってしまったハンドマイクでのMCも披露。

210
もう新曲を仕込んだのかもしれないが、かなり新しい部類に入る「devil」が三曲目。
この曲に関しては「ピアソラの影響が強い」という三宅さんだが、私のような一般人にはこういう人の物事の捉え方がサッパリわからん。

180

続いて金光さんのパワフルなスネア6発!
190v

一段と三人の統一感を見せるSBLのテーマ的な曲「if」。
「テーマ・ソング」とは私の勝手な表現。

170

でも「テーマ・ソング」と思っているのは私だけではないと思うんだよね。
…というのも三宅さんが弾く印象的なサビのフレーズになると、お客さんが演奏に合わせて小さく頭を振ってるんだな。

B_s41a0092 三宅さんの曲の中ではそれぐらい親しみやすい曲なワケで、このバンドのひとつのイメージに仕上がっていると感じる。すなわち「テーマ・ソング」に近いと思うのだ。
親しみやすいが、実に作りが凝っている曲だ。

B_img_0020 特に後半の征史さんと奏でるリフが出て来るところは何とも言えない快感を覚える。

200vジトっと「Petal」。
三宅さんの曲のタイトルは英単語ひとつのモノが多い。コレはご自身でもこだわっているそうだ。
しかも一音節の単語が多いんだよね。
でもわからないことがひとつある。
それは、ナゼかイニシャルが大文字のものと小文字のものが混在してるんだよね。
今度ワケを訊いてみよう。
ミスプリントだったりして。
それにしても重いナァ、「Petal」は。これもいかにもSBLらしい。
230v

SBLのステージを締めくくるのは「Virtue」。

220今のレパートリーの中では「bloom」とともに最も古い曲。
三宅さんがチャイコフスキーとマディ・ウォーターズをよく聴いていた時期に作ったそうだ…♪なんでだろう。

240v中間の長いインプロヴィゼーションのパートを経てクライマックスへ向かう。

250vそこで三宅さんは燃え尽きるのだ。
今晩も薄皮を何枚も剥いだに違いない。

260vさて、来る5月31日、Strange,Beautiful and Loudがシリーズで展開している『SOUND EXPERIENCE』が開催される。
場所は三宅さんの東京のホーム、三軒茶屋のGRAPEFRUIT MOON。いつものとこだ。
家内曰く、ここのモヒートがすごくおいしいらしい。私はいつも車なので飲んだことがない。
で、いつも対バンを招いての企画なのだが、いよいよ三宅さんと対バンをする度胸のあるバンドがいないくなってしまった…というのはもちろん冗談だが、今回の相手は人間ではない。
その相手とはMarshall ASTORIA!
三宅さんが今話題のASTORIAをプレイすることが決定した。
全編ではないが、どんな音を出すのかすごく楽しみだ!
実は三宅さんとASTORIAの関係は結構古くてございましてナ。
そのあたりの話がでるかどうかわからないが、是非皆さんにも「ASTORIA EXPERIENCE」して頂きたい!

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Strange,Beautiful and Loud

270続いてD_Driveがステージに上がる。

280Seiji

290vYuki

300vShimataro

310vChiiko

320vSeijiさんとYukiちゃんは昨日のCODEの試奏レポートに続いてのご登場!

330vSeijiさんの愛機、DSL100ECの姿が見えないと思ったら…安心してください!奥にありますよ。
この「安心してください!」っというのももう誰も言わなくなったね。
Marshall Blogでは積極的に流行りの言葉を引用するようにしている。時代を映すことができるからね。
今なら「第三者の厳しい目」だろう。
後半に強力な流行語が出なかったら今年の流行語大賞は固いだろう。受賞して賞金が必要ならわずかで申し訳ないが、オレの都民税を使えよ。
アレさ、元検事とか言う人ふたりを「第三者」に選んだでしょ?
その人の苗字が「第三者」さんだったら絶対大ウケするよ。
…と思って調べてみると、さすがに「第三者」さんはいないみたいだけど、ナント!
「台」さんと「三者」さんという苗字の方がいらっしゃるらしい。
「だいさん」は、「台」さんや「代」さんと結構多く、「中」さんがいるんだから「大」さんもいて当然。
一方、「三者」さんはさすがに珍しい。長野の姓で、推定人口10人だとか。
この二人が組んでですよ、
「元検事の『台』です。」
「私も元検事の『三者』です。」
そして、知事が言う…「だから隠していたワケじゃなくて『だいさんしゃ』さんって苗字だったんですよ。」…ってやったら最高だったのによ!
名前も「健二」さんでお願いしたいところだ。
ああ、どうでもいいことで思いっきり脱線してしまった。
でも、Seijiさんをプライベートで知る人にはこの部分、おもしろかったのではないでしょうか?

340知事といえば大阪でも色々ありましたな~。
ということでYukiちゃん。もちろんMarshall。

350v三宅さんのJVMの下敷きになっているのがYukiちゃんのTSL100。
キャビは三宅さん同様、Seijiさんの1960Aを拝借。

360v足元が大混雑~!

370そして、見落としてはならないのがShimaちゃんのベース・アンプ。

380vMarshallの後ろで見えないけど、愛機EDEN WT-800!

390「Hyper Driving High」でステージはスタート。

410vニュー・アルバム『R』から「Drive in the Srarry Night」へとつなげる。

420そして、Marshall GALAでも取り上げられた「M16」

480

「なんで私たちの出番が後なんでしょうね~。順番おかしくないですか~?」とYukiちゃん。
「今日はいろんなアルバムから演りますよ~」

500v

…と、YukiちゃんのMC。
何かこの日は特に演奏に集中している感じがしたな。
「徹底的に弾いてまうで!」みたいな…。

440v…ということで「Lost Block」から

450v「Peach Fizz」…

460v「Unkind Rain」と立て続けに演奏した。

470v今日はチョイと変則的なバックラインだけど、そんなことはお構いなしに新旧のDチューンをブチかました!
「R」のリストバンドだよ~。

B_s41a0226 楽しい時間はアッという間に過ぎますな…早くも最後のセクション⇒エエ~!

430

『R』から「Now or Never」と「Attraction 4D」。

490vチョットこのあたり、曲の変更があったんだけど覚えてないな…。
あと「Cassis Orange」は演った。

510今回は初めての会場ということがあったのかも知れないが、何しろ「大人のD_Drive」という感じがした。
あ、いつもは「子供のD_Drive」ということでは当然ないよ。

520vD_DriveはD_Driveだし、イイとかワルイとかいうことはゼンゼンなしに雰囲気が全然違うように私には感じられた。
だからおもしろいね。
「音楽が生き物」ということだ。だから「live」なのだ。

525vここのところASTORIAやCODEの試奏で大活躍して頂いたギター・チーム。

530v今日も素晴らしいMarshallサウンドだった!

B_s41a0235_2 こうして、今日の出演したギタリストの皆さんのように、Marshallを爆音で鳴らしてこそクリエイトできる音楽の価値がますます上がって来たって気がするね。

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Offiical Web Site

550(一部敬称略 2016年3月20日 新宿Crawdaddy Clubにて撮影)

2016年5月25日 (水)

日本の歌もASTORIA~ノブ&フッキー結成25周年コンサート

久しぶりのハリウッド。
グローマンズ・チャイニーズ・シアターの前は相変わらず大勢の観光客でゴッタ返している。

05たくさんのみやげ物屋が立ち並ぶ、前を走るハリウッド・ブールヴァード。
アレレ、様子が違うぞ!

05_2…と思ったら浅草公会堂!
ああ、アメリカより日本、カリフォルニアより東京、ハリウッドより浅草…こっちの方が全然好きだわ…。

06お隣さんは浅草寺の本坊、伝法院(でんぼういん)。「本坊」とは住職が住むところ。
平成23年に国の名勝に指定されたが、一般への公開は基本的にしていない。
時々、開放しているので、いつか中を見たいと思っている。

07伝法院の前の通りはその名も「伝法院通り」。
演芸の町らしくズラリと並んだステージ衣装店。赤、青、黄、金、銀…あらゆる色のタキシードが取り揃えられている。
私の友人のジャズ・ミュージシャンもココでタキを買ったと言っていた。
そういえば、この並びにビッグ・ダディが整骨院みたいのを開業したんよ。
それを知らずにタマタマ通りかかったらあの声が聞こえて、見たらホンモノの「ビッグ・ダディ」!
アタシャ、驚いちゃった。コレがホントの「ビックリ・ダディ」…ナンチャッテ。

08公会堂の前の通り、「オレンジ通り」のキャラクター、「オレンテくん」。
ズッと「オレンジくん」かと思っていたんだけど、「オレンテくん」なんだってよ!
それにしてもこんなところにもゆるキャラがあるんだもんね~。
Marshall Blogも作っちゃおうかな…「マーブ郎」っていうの。

09それにしても、なんだ「オレンテ」の「テ」って?と不思議に思っていたらこういうことなのだそうだ。
要するに最初の写真のスターの手形から来てるワケ。
コイツ、天才肌らしい。

10そもそも何でココが「オレンジ通り」って言うのかと思っていたんだけど、道路がオレンジ色なのね?
何百回通っていてもゼンゼン気がつかなかったわ。
…と思ったらさにあらず。
名前が先に決まって、それにちなんで後から道路の表面をオレンジ色に塗装したんだって。
「オレンジ」はイメージで採用しただけで、さしたる意味はないようだ。

11vみんなが気にする、角の呉服屋さん屋根の上のねずみ小僧。

12v上から見るとこうなってる。

20さて、今日の浅草公会堂はものまね界の重鎮チーム、ノブ&フッキーの結成25周年を記念するコンサートだ。

40スゲエ、祝い花の数!

50ロックの世界ではさすがにこんなの見たことない!
やっぱ芸能界はケタが違うな。

60開演までまだ大分時間があるというのにたくさんの人が着席して開演を待つ。
チケットは完全ソールドアウトだ。

75そしていよいよ開演。
華々しくステージに登場するふたり。
オープニング・ナンバーはナット・キング・コールの「L-O-V-E」。

80ノブ

S41a0290
そして、フッキー。

S41a0288ところで、なんだってノブ&フッキーがMarshall Blogに出ているのかというと…この人。

90vおなじみ関雅樹がギターを弾いているのだ。

100もちろんアンプはMarshall。

110今回はASTORIA CLASSICをメインに使用。
先日レポートした通り、関ちゃんにはいち早くASTORIAを試奏してもらっていて、早速こうして大舞台の実戦で使ってもらったというワケ。
向かって右は以前から愛用している1974X。
イスは見ての通りNATAL!

120_2そしてベースは山田直子

130vEDENを使用。

140vヘッドはWT-800、キャビネットはD410XSTだ。

150ショウの方はコンサートのサブタイトルにあるように、「ものまねで綴る日本の歌」ということで、誰もが知っているおなじみの名曲の連発。

180v

大木凡人さんの進行で矢継ぎ早に次々とものまねが披露されるのだ。

185v
ルックス、歌ともに25年のキャリアがモノをいう完璧な芸だ。

160ジャンジャン出て来る!
谷村新司

170v千昌夫

186関雅樹…あ、コレは本人だ。
With Marshallね。

190こちらも本人。
直子さんの着実な低音が演奏を引き締める!

200美空ひばり

220谷村新司&堀内孝雄

230安岡力也。ホタテね。

240vロック・フレイバーあふれるこのコーナーでは関ちゃんのギター・ソロもフィーチュア。
ん~、いい音だな~。

250直子さんも猛ドライブ!
それにしてもEDENの音ってのはよーヌケる!

255そして…
S41a0144

裕也さんのクダリではステージ前方に歩み出て…

270大ノリ!

S41a0131 バック陣もダイナミックな演奏でこのロック・パートを盛り上げる。

ここで第一部終了。

280休憩をはさんでスタートした第二部でもジャンジャン飛び出すネタの嵐!
「ものまねジェットコースター」の名に恥じない、まだまだいくらでも出て来る豪華ものまねパフォーマンス!
美輪明宏

290v矢沢永吉

300v達郎さんまで!

310vコレはスゴイよな~。
ノブさん(お兄さんの方)が特にスゴイ。
ココに挙げなかったネタもドッサリ!一体何人分を演じたのだろう?

320青空球児・好児、ビートきよし、コロッケ、テツandトモ…写真は掲載していないが、25周年を祝うために多くの先輩や仲間が駆けつけてくれた。
生ゲロゲーロ、生なんでだろう等で大盛り上がり!テツandトモは大きなハシゴを使ったアクロバットまで披露してくれた。
そして、最後はノブ&フッキーのオリジナル曲、「素顔でいいのさ」を熱唱。

330v関ちゃんはエレガットも披露した。このギター、弾きやすいんだぜ~。

34025周年の感謝の気持ちを込めた歌に会場は感動一色!

350イヤ~、内容テンコ盛の一大爆笑スペクタクルでした!
ASTORIAも大活躍!
ところで…今日歌われた曲はタイトル通りまさに「日本の歌」、すなわち代表的な「歌謡曲」ばかりで、私世代ぐらいだと全曲知っている。歌詞は正確でないにしてもラクラク一緒に歌うことができる。
どうだろう、「真っ赤な太陽」あたりが最も古い曲だろうか?昭和42年のヒット曲だから約50年前の曲だ。
その曲が今でもこうして親しまれているのは、「歌い継がれている」からだ。
コレがあと30年位経ったらどうなるだろう?
今、テレビ等で流れる若い人たちが演っている曲は果たして残っているのだろうか?マァ、ホンの少しは残るかもしれないが、昭和歌謡のように長生きすることはま不可能だろう。
しからば、ものまねネタはどうなるのか?その時、誰のものまねをしているんだろう?
そもそも音楽なんて聴かれているのだろうか?
今日これだけたくさんの「日本のスタンダード曲」を耳にしてそんなことを思ってしまった。
落語と漫才同様、ものまねも日本独特のエンタテインメントだ。
海外でももちろん「ミミック・ショウ」というのは存在するが、せいぜい何の芸もないソックリさんが出て来るのが関の山だ。
コレほどまで高度な技術を持ってして人様のマネで爆笑をクリエイトするエンタテインメントは、日本人の根底に流れるマジメさ勤勉さが育てたモノで、言葉やものまねの対象を別にしても、日本人にしかこのおもしろさは通用しないのではないだろうか?
ノブ&フッキーがいる国に生まれてヨカッタ!

1_s41a0319 そしてフィナーレ!

何はともあれ、25周年おめでとうございます!
ノブ&フッキーの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルHP

360次にASTORIAを弾くのはキミだ!

370関ちゃんは『Arm Up Guitar School』というギター教室も開設している。
詳しい情報はコチラ⇒The website of Masaki Seki

ASTORIAの詳しい情報はコチラ⇒【Marshall Blog】 いよいよASTORIAが出るよ!

(一部敬称略 2016年3月12日 浅草公会堂 大ホールにて撮影)

2016年5月21日 (土)

LOUDNESS~35th Anniversary Year Special Live "SHOCKING DEVIL'S LAND"

35周年を激走中のLOUDNESS。
10
LOUDNESSのコロンビア期のリマスター盤がリリースされたことを記念したコンサートが東京と大阪で開催された。
『誕生前夜』、『魔界典章』、『撃剣霊化』からの収録曲を中心据えたセットリストに満員の観客はケタ違いの熱狂と感動に包まれた。
今日のMarshall Blogは3月31日のその東京公演のもようをレポートする。

Sign オープニングでいきなり爆発的なインストを披露。
音が出た瞬間からLOUDNESSの世界の真っただ中に突入だ!

20最初の曲は「LOUDNESS」。
LOUDNESSの記念すべき最初のアルバム『誕生前夜』、の最初に収められている曲…と「最初」づくしで固めてきた。

30二井原実

40v高崎晃

50v山下昌良

60v鈴木政行

70v続けて「ROCK SHOCK」…『誕生前夜』の曲が並ぶ。

80『誕生前夜』の発表は1981年。
35周年だからして、デビュー・アルバムのリリースが35年前なのは当然至極なのだが、コレが四半世紀を10年も上回る過去の曲とは思えない。

90ステージの上下(かみしも)に備え付けられた巨大な十字架。
高崎さんの鬼気迫るプレイにとてもよくマッチしている。

100v1982年のシングル、「BURNING LOVE」。まだEPの時代。CDが一般的に普及し出したのがこの年の後半と言われている。
その頃からバリバリに激走し続けているのだ。
ちなみに、最近は音楽配信の隆盛でスッカリ見かけなくなったが、1987年、世界で最初に8cm(3インチ)シングルをリリースしたのはFrank Zappaで曲は「Peaches en Regalia」だった。
さらに「STREET WOMAN」、「TO BE DEMON」と続けて演奏し、『誕生前夜』のセクションを終了。

110そして、「IN THE MIRROR」。
現在も演奏される機会の多いLOUDNESSスタンダードの一作。

120vここから『魔界典章』セクションに入る。

130近作であれ、旧作であれ、何ともすさまじいまでの高崎さんの存在感。
もはやロック・ギターの権化にして真髄。ギターがギターが弾いているような感覚さえ受ける!

135続けての曲は「BLACK WALL」。

140vそのままドラム・ソロへと突入した。

150ドラム・ソロって昔からナゼかコンサートの後半に持ってくる傾向があるでしょ?
この点もLOUDNESSは違う。
中盤前に持ってくる。

160vそれだけにお客さんのドラムに向ける集中力も高い。

S41a0844 パワフルで粒立ちのよいダブル・バス・プレイをふんだんに盛り込んだ強力なソロで観客の喝采を一身に浴びた。

170まだ続く『魔界典章』のセクション。
1983年のシングル「ROAD RACER」だ。

180問答無用にストレートなメタル・チューンが実に気持ちよろしいな。
いつもMarshall Blogに書いているように、「音楽は曲だ」…を証明してくれるようなクォリティの高い曲が続く。
『THUNDER IN THE EAST』の萌芽はとっくの昔に始まっていたのだ。

190そして、その佳曲をドラマチックかつスリリングに演出する完璧な器楽テクニック。
不滅のロック・スタイルがココにあったし、当然今も健在だ!

195v1987年の『HURRICANE EYES』から「ROCK'N ROLL GYPSY」。
独自のグルーヴでステージ下手から重低音を遠慮なくブッ放す山下さん!

200v人気曲「CRAZY DOCTOR」…ここから『撃剣霊化』のセクション。

210vその前に、待ってました!の高崎さんのギター・ソロだ!

230ロック・ギターのすべてのエッセンスを含んだ素晴らしいプレイ!
お客さんの高崎さんへの凝視がハンパじゃない!

240vこれほど激しく、獰猛に、しかし、美しく、繊細にギターを弾く人は世界でもそうはいまい。驚異的なテクニックのすべてが「音楽」をクリエイトするために注ぎ込まれている点が素晴らしいのだ。

250ショウは後半に入り『撃剣霊化』の曲を連ねる。

260「BUTTERFLY」から「SATISFACTION GURANTEED」。
310v

時折ドラムのライザーに上がってはあんぱんさんをインスパイアする二井原さん。

275高崎さんと山下さんのカラミも見逃せない!

280『魔界典章』から「THE LAW OF DEVIL'S LAND」を経て、名バラード「So Lonly」へ。
今日も序破急取り混ぜた鉄壁のラインナップで客席のファンを狂喜させた4人!

320

290v

300

330v以上で本編は終了。
全14曲。劇的なメタル・ショウだった!

340そして、アンコール。

350一曲目は最新作のタイトル・チューン、「THE SUN WILL RISE AGAIN」。

360デビュー作から最新作までを一気に俯瞰しても少しもブレることがないところがスゴイ。
すべてがLOUDNESSミュージックだからだ。

380vアンコールのもう一曲は定番「CRAZY NIGHT」。

370ホント、LOUDNESSのコンサートは「ロックを観た!」という感激に浸らせてくれる。
今年も世界のフェスティバルでの活躍を期待している。

LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

390ここでLOUDNESS情報!
コレは昨年末に開催されたEARTHSHAKERとのダブル・ヘッドライナー・ショウの模様を収めたライブ・アルバムが1月にリリースされている。

395また、樋口さんのシグネチャー・スティックもリリースされた。
会場にて販売されたが、当日分がアッという間にソールド・アウトとなった人気アイテム。

400最後に!
ファンの人気投票による選曲で構成されるベスト・アルバム『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』。
中間発表では「CRAZY DOCTOR」が第一位だそうだ。
発売は7月6日を予定しているが、この人気投票の締め切りの5月24日まであと数日だ。
まだ、投票していないファンはお忘れなく!

詳しい情報はコチラ⇒特設サイト

Samsara

※5月23日のMarshall Blogの更新はありません。代休。

(一部敬称略 2016年3月31日 EX THEATER ROPPONGIにて撮影)

2016年5月20日 (金)

TWIN PEAKS~二番、Deep Purple編:SMOOTH DANCER

ある日、Marshall Blogの原稿書きだったか、写真の現像作業だったかに疲れてしまい、ソファで横になりながらジックリとハナクソをほじっていた。大きいのがスポッとキレイに取れた!とよろこんでいたら傍らの電話が鳴った。
電話はDYNAGONのキーボード、加藤剛からだった。
「他にはない本格的な大人のDeep Purpleのトリビュート・バンドをやろうと思っているんですよ。で、ギターは島くんにお願いしようと思っているですわ」…と新しいバンドの構想を私にいち早く知らせてくれるための連絡だった。
若手ロックの草食性に変化が見えない一方、ベテランはベテランで、コピー・バンドで気勢を上げるという状態が続いていて、正直「またか」という印象もないではなかった。
それにしてもこのトリビュート・バンドって増えたよ~。
ジミヘンのBand of Shigeo Rolloverとか、ストーンズのBeggarsとか、ツェッペリンのシナモン…私は詳しくはないが、それらのグループが相当昔からあったのは知っている。Bad Sceneのコピー・バンドっていうのもいた。そう、昔はコピー・バンドって呼んでいた。
今はスゴイね。何から何まで揃ってる。
さて、剛さん…あれほどのJon LordないしはDeep Purple愛の強い人だし、ギターはノンちゃんということもあってその仕上がりを楽しみしていた。
…と、話は飛んで、アッという間に本番の日。
会場に足を運ぶと剛さんたちのバンド名が「SMOOTH DANCER」となっていてまずはニヤリ。
「Smooth Dancer」は1973年リリースのDeep Purpleの7枚目のアルバム『Who Do We Think We Are?』の収録曲のひとつ。
私はこのアルバムを14、15歳の時に中古で買ったのだが(オマケでロゴ・ステッカーが付いていた)、熱心なファンでもなかった私は「My Woman From Tokyo」ぐらいしか聴かず、すぐに手放してしまった。したがって、このアルバムの内容についてはほとんど記憶がなかった。
そして、ココでノンちゃんが登場する。ハッキリ言って最近の話よ。
「あのアルバムは『My Woman From Tokyo』以外の曲が全部いいんですよ。」と言うノンちゃん。
「ナヌ?」と不審に思った私は、このアルバムをまた買って聴き直してみた。
すると、すると~!アータ、なにコレ?「アッとおどろくタメゴロー」じゃないの!
殺人的にカッコいい!しかも全曲(「My Wonan~」含む)!
中でも気に入ったのが「Mary Long」という曲。
このサビがいいんだ。一発で気に入った(といっても昔聴いてるハズなんだけどね)
「♪How did you lose your virginity, Mary Long?」と「♪When will you lose your stupidity, Mary Long?」というところ。
「How」 と「What」の疑問詞の組み合わせ。そして、「Virginity」と「Stupidity」の脚韻を踏んだ意味の対比がタマらない。
日本にも似た曲があるよね。
もちろん「Super Trouper」も「Rat Bat Blue」も「Place in Line」も「Our Lady」もみんないい。イケね、全部挙がっちまった。
その中で「Mary Long」に次いで好きな曲が「Smooth Dancer」なの。「Blood Sucker」でも「Fireball」でもない、「Smooth Dancer」をバンド名にしてくれたのがチョットうれしかったというワケ。
ちなみにノンちゃん曰く、アルバム『Fireball』の場合も表題曲「Fireball」以外がおススメだとか…。
でもね、「Deep Purpleの最高傑作は『Who Do We Think We Are?』と『Fireball』だ」と本場イギリスの友人も言っていた。
前書きおわり。

10_3SMOOTH DANCERのメンバーは…
Ray

20v_2島 紀史

30v_2加藤 剛

40v_2臼井"OZMA"孝文

50v加藤剛志
スゴイ、剛さんの名前がフルでスッポリ入ってる!

60v一曲目は「Burn」。

70_2水を得た魚のような剛さんのオルガン・プレイ!

80v_mightカバーデイルをしっかりカバーするRayさん!
昔は誰も易々と「Burn」なんか演奏できなかった…なんて話をDead Eyed Spiderの千田さんと以前話したことがあった。
少なくとも私が高校ぐらいの時はDavid Coverdaleと同じように歌える人なんていなかった…というか見たことなかった。
コレも食や生活の西洋化にともなう肉体的進化なのであろうか?
陸上の100m走の記録がドンドン塗り替えられていくのと同じ現象なのか?
ところがその西洋が「Baby化」してるのだから皮肉なものだ。

90_2続いて、コレはあまり取り上げられないんじゃない?
『Burn』の二曲目「Might Just Take Your Life」。

100v_mtこういう他のバンドが演りそうにない曲を取り上げるのがSMOOTH DANCERのいいところ。
こういうことをジャンジャンやるべき。

110v_2ところで、今日のノンちゃん…もちろんMarshall。

120v愛用のMAJOR 1967と1960Bのセットだ。

130v_2三曲目は「Mistreated」。
MKⅢを代表する曲のひとつですな。
昔は「ミステリー・テッド」かと思っていた。「ミス・トリ―テッド」だということに気が付いたのはかなり後になってのことだった。
「ニュー・ジーランド」みたいなもんです。
以前にも書いたけど、子供の頃はかったるい曲だな~、と思っていた。今になってみると実にいい曲だ。
ノンちゃんも思い入れタップリにあのリフを鳴らす。
そして、「チゴイネルワイゼン」にも似た演歌調のあのソロ!「♪タリララ~」のとこね。

300v_2

Rayさんの情感豊かな歌いっぷりも印象的だった。
Marshallの50周年コンサートではGlennとYngwieがこの曲で共演した。

詳しくはコチラ⇒【50 YEARS OF LOUD LIVE】vol.8~Glenn Hughes & Andy Fraser

しっかし、Andy Fraserも亡くなっちゃったもんね~。

220_2
「Stormbringer」が続く。
「Stormbringer」というのはマイケル・ムーアコックという人の小説に出て来る魔法の黒い剣の名前だが、Coverdaleはレコーディング時にはこのことを知らなかったと関係を否定しているそうだ。
アルバムでは歌の始まりの前に奇妙な低い叫び声が聞こえるが、これはCoverdaleが映画『エクソシスト』のリンダ・ブレアのセリフを逆読みしたものだとか…。

140sb念願のパープル・バンドが実現して剛さんも楽しそうだ!
290_2
OZMAさんはいつも通りの鬼気迫る全力投球!

160v_2ノンちゃんはジックリとRitchie役に徹している感じ?

170再結成ものから「Perfect Strangers」。
グバ~!ッと剛さんのオルガンが鳴り響く!
200v_lz
私としては、「Perfect Stranger」の方が得意なんだけど、この曲もカッコいいね。
なるほど、真ん中は4/4と5/4のコンビネーションになってるのね。

180_2そして、「Lazy」。
ノンちゃんガッシリとハマっとる!

210v_2私の場合、Deep Purpleというと、Ian GillanのMKIIなんだよね。
でも、どうも見てると、圧倒的に「Burn」をはじめとしてMKIIIの曲の演奏を耳にすることが多い。
剛さんにワケを尋ねてみると、Ian Gillanを歌える方が少ないんだとか…。
チョット気になって本国イギリスの事情を調べてみた…ったって、友達ひとりに訊いただけだけど。
イギリスにもゴマンとDeep Purpleをコピーしているバンドがいるそうだ。ま、そうでしょう。
で、彼らのはレパートリーはやっぱりMKIIとMKIIIのチャンポンで、MKIIばかりやってるバンドというのは見かけないそうだ。
そして、Ian GillanとDavid Coverdaleのボーカルを両方完璧にこなす歌い手は皆無なのだそうだ。
そりゃそうでしょうね。ブリティッシュ・ハード・ロック界の二大個性だもんね。
日本ではどうなの?
Whitesnakeの影響も大きいせいか、Coverdale派の方が断然多いような印象なんだけど…。
その点、Big IanはIan Gillan Bandで貧乏クジを引いたな。
Ian Gillan Band、今聴いてもすごくいいんだけどね。武道館へ観に行っといてヨカッタ~。
このバンドもスター・ギター・プレイヤーがいたらもっと人気が上がってたのではないかと私はニラんでいる。
Rayさんは10穴ハーモニカもバッチリこなす熱演ぶり!(「ブルースハープ」は登録商標です)

215vさて、本編の最後は「このドラムのパターンとくればコレ!」の「Space Truckin'」。

230v_stここではタップリと名人たちのインプロヴィゼイションを披露。

240v最近はこうした即興パートをフィーチュアしたロックがホントになくなっちゃったからね~。

250剛さんとノンちゃんの対決。

280

遠慮なく鋭いフレーズを放り込むノンちゃん。

260v_2

それを真っ向から受けて反撃する剛さん!

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「♪Conme on, Come on, let's go space truckin'!」…コレも問答無用でカッコいい曲だよね。実はスッゲエ久しぶりに聴いた。
本編はここまで。

270_2

アンコールは「Speed King」。
320
「♪スピ~~~~ドキンッ!」…これまたド迫力の演奏で会場は盛り上がる!

310さらにはシゲさんが加わっての「Little Wing」。

330ジックリとソロを弾き合うふたり。
ノンちゃんのジミヘンもまたよき哉。

335こんどはDeep Purpleのレパートリー。

350「♪デデデデデデ、デデデデデデ、デデデデデデ、デデデデデデ」のイントロはあまりにも有名ね。
曲名は敢えて記すのをよそう。

360…と充実の演奏を見せてくれた6人!
今度はバンド名にちなんで、『Who Do We Think We Are?』全曲演奏会をやって欲しいナ~。
ノンちゃんによれば、本家もライブでやってないとのこと。
トリビュート企画全盛の昨今、Led Zeppagainのように、そうした本家もやらなかったような曲を聴かせることもそうしたイベントの楽しみであり、醍醐味だと私は思うのだがいかがなものだろう?しばらく「Burn」は休ませてやりましょうよ。

V 

340v

370

380v

390vシゲさんは徹底的にGoing my wayでお願いします!

400お疲れさま~!

DYNAGONの詳しい情報はコチラ⇒Facebook

410<おまけ>
せっかくのDeep Purpleネタなので…。
紙焼きの写真を整理していて見つけた一枚。
2002年ぐらいかな?
フェスで有名なネブワースにほど近いヒッチンという小さい町にある楽器店。
Puepleファンにとってはタマらない店名でしょ?
ちゃんと紫になってる。
向かって右の人がオーナーなんだけど、尋ねるとやっぱり大のDeep Purpleファンだって言ってた。
それだけにMarshallの品揃えもバッチリだった。
しかし、ナンダって俺、ネクタイなんか締めてんだ?

1_502(一部敬称略 2016年2月28日 巣鴨獅子王にて撮影)

2016年5月19日 (木)

TWIN PEAKS <前編>~一番、Jimi Hendrixの部:中野重夫&東京エクスペリエンス

シゲさん、久しぶりのご登場!
「TWIN PEAKS~Jimi Hendrix vs. Deep Purple」なるイベントに出演した際の「中野重夫 & 東京エクスペリエンス」のステージのもようをレポートする。

10中野重夫

20v犬ケン

30vMitch Akimoty

40v直近でシゲさんにご登場頂いたのはDYNAGONだったか、Jimi Bruce Bandだったか…。
ジミヘンでのMarshall Blogは本当に久しぶりなのではなかろうか?
やっぱりこの姿がシックリくるね。
16年前に吉祥寺で最初にで会った時には「ウワッ!ジミヘンだ!」と思わず息をのんだものだ。
下は2000年に開催された一回目の「マーシャル祭り」の打ち上げの時に撮影した写真。
二人でジムを挟んで「イギリスで演奏させてください!」なんて直訴したっけ。
私は最近のコピー・バンド・ブームを「これでいいのか?」と思うクチのひとりだが、シゲさんぐらいになるとワケが違う。
Band of Shigeo Rolloverとして、1988年から28年もの長きにわたって真摯にJimi Hendrixの音楽とギターを追及し続けているんだから。
シゲさんは今年還暦をお迎えになるが、かれこれ人生の半分はジミヘンをやってるんだね~。

1_47 シゲさんとのお付き合いもこうして長くなって、今では父の墓参りにまでお越し頂くような緊密な関係になった。
すると、私にとってシゲさんは、もはや完全に「シゲさん」でしかなくなっちゃった。
一時はシゲさんにサンタナや渡辺貞夫も見出だしたが、やっぱり私には「中野重夫」だ。当たり前なんだけど…。

50その私よりもケタ違いにシゲさんと付き合いの長いのがMarshall。
ご存知の通りいつもはJimi Hendrix Singature SUPER100JHを愛用しているが、今日は現地のJVM210Hと1960Aを使用。

60一曲目は「Fire」。
100

シゲさんのジミヘン・ステージでは何回もオープニング飾った曲。

S41a0002

おなじみのソロ・フレーズ!
しかし、ジミヘンのオリジナル曲ってのはいいよね~。深いわ。

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「♪Let me stand next to your fire」と気の合ったメンバーとのイキもピッタリ。
しかし、「東京エクスペリエンス」なんてうまいこと付けたもんだ。

290

そういえばシゲさん、かつて「ピック一枚持って出かけて、日本国中のジミヘン仲間とジャムろう!」なんて企画をやっていたな。青森エクスペリエンスとか…。
昔はShieo RolloverとMarshallのクリニックをよくやったものだった。札幌から福岡まで色々行ったっけ。
クリニックの後半で「ハイ、リアル・カラオケ!Rolloverと一緒に演奏したい人!」とお客さんからジミヘン役を募ると、福岡ではたくさんの希望者が出てきちゃって「Voodoo Chile」なんかをお客さんと一緒に演奏して頂いた。
それを見て「ジミヘン業界」は将来も明るいな…」と思ったが、実際は最近どうなのだろう?

120
続いて「Sunshine of Your Love」。
コレは比較的珍しい選曲。

110v

「Hey Joe」…「おい、ジョー、銃を片手にどこへいくんだよ?」と不誠実な奥さんを撃ってメキシコへ逃げる男の歌。
こんな歌詞は日本ではありえないよね~。
Billy Robertsというアメリカのフォークシンガーの作品ということになっているが、コレも著作権でモメているらしいね。
最近もRandy Californiaの「Stairway to Heaven事件」をブリ返していたけど、海外では有名曲、ヒット曲にはこういう盗作騒ぎがつきものだネェ。全部モメてんじゃん。
こんなことやってたらDeep Puepleなんてニッチもサッチもいかんよ。
この期に及んでは、「出来のいい改作は目をつぶれ」というのが私の意見。ただのコピーよりはゼンゼンいい。そもそもロックはブルースのエキスを吸収して育ったんだから。

140

「Manic Depression」も必ず選曲に入る重要な曲。

180

しかし、繰り返しになるが『Are You Experienced?』ってのはすごいアルバムだね。
Andy Aledortというアメリカのシゲさんみたいな人がいて、収録曲すべてのJimiのギタープレイを解説する教則ビデオがあった。
その字幕用の翻訳の監修の仕事をしたのだが、「なるほど、なるほど」とJimiの偉業に逐一関心したものだった。

190v

そして、Jimiのプレイもさることながら、やっぱりどれも曲がいいもん。
「不滅」どころか年々その価値が上がってる。
いかに音楽というものが、曲によってステイタスを左右されるのかがわかる。
どんなにすごいテクニックで離れ業をやって見せても、曲が凡庸であれば価値がなくなってしまう…それが音楽だ。音楽は曲だ。

210v

哀愁の「Vilanova Junction」。

200

ここはジックリと弾き込む。
コレっていい曲だよナァ。
いつ聴いても映画『ウッドストック』の最後でこの曲をバックに、落ちているスイカの食べカス(赤い部分少しあり)を拾って口にする若者を思い出す。
あのスイカの若者も、もう70歳ぐらいになっていることだろう。

80v

シゲさんはこの日、いつものMarshallでないせいか、かなり慎重な感じで演奏していた。
これまでいろんなタイプのシゲさんを見てきたが、もしかしたら今までで一番大人しいシゲさんだったかもしれない。

240
ガラリと代わって「Ezy Rider」。

260v

映画『イージーライダー』に使われたとかいうワケではなく、Jimiがタイトルに触発されて作った曲。
『イージーライダー』についてはコチラに書いておいたので未読の方は是非ご覧あれ。
  ↓   ↓   ↓
【Music Jacket Gallery】サウンドトラック盤ジャケット特集<前編>

シゲさん、ちょっと失礼。
実はですね、この『Music Jacket Gallery』と『イギリス-ロック名所めぐり』の回はMarshall Blogへのアクセス数がガクっと落ちるんですよ。
どうも本当にいつもご覧になってくださっている方々しか見てくれないみたい。
でもね、そういうのに限って記事を書くのが滅法大変なんですわ。
ひとつ書くのにモノスッゴイ時間がかかる。
取材して、写真を整えて、ストーリーを考えて、情報を注ぎ込む。イイ加減なことは書きたくないので、かなり時間をかけてひとつのことを調べ上げる。
文献は大抵が英語なので、読むにも日本語よりは時間がかかる。
さらに、初見でわかる、すなわち二度読みさせない文章を書くように心がけているので、自分で読んで「?」の時は何度も文章を書き直すことも少なくない。それでも結構誤植は出て来るけどね。
ま、やっていてツライけど楽しい。
楽しいのは、知らなかったことを知るよろこびなのね。「みんな知ってるかな~?知ったらビックリするぞ~!」なんてニヤニヤしながら書いてる。
ところが…だ。
アクセス数はガクッ!よ、ガクッ!記事の下の「いいね!」の数を見ればわかるでしょ?
ハッキリ言ってこの「いいね!」と実際のアクセス数は比例しないことが多いんだけど、それでもひとつの張り合いになっていることは間違いない。
やっぱ、つまんないのかな?
我ながらこのふたつはMarshall Blogの中で最も価値のあるカテゴリーだと思ってんだよね。
誰かに頼まれてやっているワケじゃないのでボヤくわけにもいかない。
早い話し、みなさん読んでください…ってことですわ!で、読んでみておもしろい!と思ったら是非拡散してやってくださいませ。
もうこうなりゃ肉弾戦ですわ!ご支援よろしくお願いします。
はい、シゲさん、お待たせしました。

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小気味よいエイト・ビートに乗ってギター・ソロがバシっとキマる!

230v

ここで「Red House」。

220

実はですね、私、シゲさんの弾くブルース好きなんですわ。
元来ブルースを好んで聴いたりはしないことをいつも書いているけど、いいブルースはいいと素直に思う。
シゲさんのブルースは、ただただブルースペンタを行ったり来たりするだけではなくて、妙に不安定なメジャー感があるんだよね。
で、どこからそういうテイストを引っ張ってきたのか訊いてみた…当然Jimi Hendrixからの影響だと思ってサ。
そしたら答えはFrank Marinoだって!驚いたわ!
シゲさん、Frank Marinoが好きで、1978年の来日時、中野サンプラザまでワザワザ観に来たそうだ。(シゲさんは中京地区在住)
私はその前日かなんかに後楽園ホールで観た。
ま、Frank MarinoはJimiの完全フォロワーなので「直伝」ということなのね?

170v「All Along the Watchtower」…コレも重要なレパートリー。
実際、Bob Dylan自身のコンサートでもこの曲が最多演奏回数を誇っているとのこと。
次いで「Like a Rolling Stone」、「Highway 61 Revisited」、「Tangled Up in Blue」、「Blowin' in the Wind」なのだそうだ。
「ブルーにこんがらがって」ってのは、けだし名訳だと思う。

90

「The Star-Spangled Banner」…シゲさんのステージのハイライトのひとつ。ご存知「アメリカ国家」。
昔、Jim Marshallが来日した時、イギリス大使館でのパーティで呼ばれたシゲさんはコレを披露しようと思ったという…いくらJimi Hendrixでもそれはダメでしょ。
このダイナミックさがシゲさんなのだ!
ところで「spangle」って何だか知ってる?私は知らなかったんだけど「スパンコール」のことなんだってね。イヤ、「スパンコール」を英語で言うと「spangle」になる。動詞としては「ピカピカ光る」という意味。
「The Star-spangled Banner」とは「お星さま輝く旗」という意味。
アメリカ一体どうなるんだろね?

150v

ここからグイグイとクライマックスに向かっていく。

S41a0222

いつもと音は違うけど迫力は十分!

130v

ココからつなげて…今となってはJacoの愛奏曲としてもおなじみの「Third Stone from the Sun」。
「太陽から三番目の石」…すなわち地球のことだ。「Straneg beautiful gree of grass」ね、over。

250v
そして、〆は居酒屋の後のラーメンより定番の「Purple Haze」。

70

ナニせ、本人より演奏回数が多いというオハコ中のオハコ…

160v
当然こうするし…

300vこうもする。

久しぶりのシゲさんのジミヘン、タップリと楽しませて頂きました!

310vさて、こんなのがある…『SHIGEO HENDRIX 60th ANNIVERSARY』なるシゲさん祭りだ!
還暦、おめでとうございます!
場所は地元の松阪。
シゲさんが関わる現役のバンドのほとんどが出演するシゲさんづくしの一大イベント。
現在力を入れているJimi Bruce Bandも出演…私と家内はベースのYoko Leeの大ファンだでね!
行っちゃおうかな?
とにかくシゲさんもまた前歯を折らない程度に思う存分暴れて欲しい!

1_sg さてさて、世の中思いがけないことが起こるもんでございますが~、シゲさんネタでもうひとつ!
それは野獣の再結成なのだ!
「野獣」を知らない若い人たちのために一応記しておくが、「野獣」は「のけもの」と読む。
かくいう私も最初は「やじゅう」かと思ったら、現三文役者の大竹さんに「アレ、『のけもの』って読むんだぜ」と教わった。
下はデビュー・アルバムの『地獄の叫び』。
1979年6月の「ミュージック・マガジン」で中村とうようさんがディスク・レビューを書いている。
で、今回の再結成では、ギターにバーニー、すなわち日下部正則、さらにドラムに川口千里ちゃんが参加するという。
一体ナニ考えてんだか!楽しみじゃねーか!
ということで、中野重夫の詳しい情報はコチラ⇒facebook

Shigeo Rolloverの詳しい情報はコチラ⇒Crying Guitar

Nmlp つづく

(一部敬称略 2016年2月28日 巣鴨獅子王にて撮影)

2016年5月18日 (水)

MEJIBRAY情報!~未公開写真つき

順調に快進撃を続けるMEJIBRAY。
昨年末には『NEXT MAJORITY VENOMOS』と銘打ったワンマン・ツアーを敢行。
東京はEX THEATER ROPPONGIで千秋楽を迎えた。

10当然、ステージにはMarshallの壁!

20「猛毒」のSEでスタートした狂熱のステージ。

30

40MiA

50背後にはMarshallウォール!

60愛用のJVM410Hはステージそでにセットされている。

70恋一

80メト

90vオープニングの「枷と知能」から猛然とブッ飛ばし続ける。

100v「SECRET No.03」や「パラダイム・パラドックス」、「NENOMS」といった人気曲が次から次へと飛び出し観客をたたみ込む!

110vトーチやレーザーなどステージの演出もゴージャス!

120ひと際大きく響く「MiA~!」の歓声!

130メンバー渾身のパフォーマンスは見ごたえ十分だった!

140ほとんどMCがないのはMEJIBRAYのスタイル。
この日も演奏に集中した18曲で本編を終わらせた。

150アンコールは、3月にリリースされたシングル曲「Agitato GRIMOIRE」だった。

160v「Agitato GRIMOIRE」に続き、4月に二ケ月連続でシングルをリリース。
17枚目のシングルは「THE END」。

170cd_4今回も3種類のスリーブで登場だ。

180cdこれが通常盤。

190cdさらに!
MEJIBRAYは「THE END」を引っ提げてデビュー5周年を記念した全国ツアー『THE END to be or not to be』の真っただ中。
千秋楽は6月10&11日、赤坂BLITZの2Days。
快進撃のMEJIBRAYなのだ!

MEJIBRAYの詳しい情報はコチラ⇒MEJIBRAY Official Web Site

200(一部敬称略 2015年12月18日 EX THEATER ROPPONGIにて撮影)